12
[超音波破砕機] ・組換えタンパク質発現大腸菌の可溶化 ・ゲノムDNAのランダム断片化 ・試料の均一化や乳化 ジルコニアビーズ ステンレスビーズ ガラスビーズ 操作中は熱が発生する ため、氷上にてなるべく 短時間で処理する。 ・熱変性や分解に弱いRNAやタンパク質の抽出 ・ゴムなどの常温で破砕困難な非生物試料 [ビーズ破砕] [凍結破砕] ・DNAやタンパク質の抽出 ・植物種子の品質検査 ・農業用土壌の調査(線虫相など) 破砕する試料によって使用するビーズ の材質や大きさを変えると効果的。タ イテック・オ ン ラ イン やbugcrasher. comにアップされている実験データに はビーズの種類や大きさも明記されて いるので、参考になるわね!! 凍結することで、熱や分解に弱 いRNA・タンパク質等の収率 が上がったり、試料の脆化に よって破砕しやすくなります。 ビーズ破砕機について マイクロチューブで手軽に試料をビーズ破砕できる装置です。タイテックの ビーズ破砕機は容器を横に振ることで強力な破砕力を発揮。動物や植物 の組織、毛髪、爪程度ならば十分に破砕できます。マイクロチューブ1本用 と12本用があります。特に12本用は5mlチューブも使用でき、価格が他社 同等品の半分程度というハイコストパフォーマンスなビーズ破砕機です。 電動破砕機(凍結破砕用)について 液体窒素凍結により試料を脆化させて破砕する方法に対応した破砕機で す。通常ではなかなか破砕できない動物の歯や骨の他、ゴムやプラスチッ ク等の非生物試料も破砕可能です。 超音波破砕機について 超音波によって発生するキャビテーションを利用して破砕します。原理 上、水分を含む試料にのみ用いることができます。組換えタンパク質を発 現させた大腸菌のペレットを少量のバッファーに再懸濁させて超音波式 ホモジナイザーで破砕し、そのまま電気泳動へ供する操作は組換えタンパ ク質発現の簡便な確認法としてよく行われています。 ●機種選定ガイド…………………………………………………………………082 ●ビーズ破砕機(マイクロチューブ1本用) ビーズクラッシャーµT-01………………………………………………………084 ●ビーズ破砕機(マイクロチューブ12本用) ビーズクラッシャーµT-12………………………………………………………085 ●ビーズ破砕対応多目的スピンダウンミキサー バグクラッシャー GM-01………………………………………………………088 ●電動破砕機(凍結破砕用) サンプルクラッシャー TK-AM5………………………………………………089 ●超音波破砕機 超音波式ホモジナイザー VP-050N…………………………………………090 超音波式ホモジナイザー VP-300N…………………………………………091 抽出した物質にゲノム DNAが 多 量 に 混 入 し ていて粘性を持つ場合 は、酢酸マグネシウムや ヌクレアーゼを添加する とよい。

超音波破砕機 ビズ破砕機 - TAITEC-OnLine · 凍結することで、熱や分解に弱 いrna・タンパク質等の収率 が上がったり、試料の脆化に よって破砕しやすくなります。

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Page 1: 超音波破砕機 ビズ破砕機 - TAITEC-OnLine · 凍結することで、熱や分解に弱 いrna・タンパク質等の収率 が上がったり、試料の脆化に よって破砕しやすくなります。

ビーズ破砕機

超音波破砕機

[超音波破砕機]・組換えタンパク質発現大腸菌の可溶化・ゲノムDNAのランダム断片化・試料の均一化や乳化

ジルコニアビーズ

ステンレスビーズ

ガラスビーズ

操作中は熱が発生するため、氷上にてなるべく短時間で処理する。

・熱変性や分解に弱いRNAやタンパク質の抽出・ゴムなどの常温で破砕困難な非生物試料

[ビーズ破砕]

[凍結破砕]

・DNAやタンパク質の抽出・植物種子の品質検査・農業用土壌の調査(線虫相など)

破砕する試料によって使用するビーズの材質や大きさを変えると効果的。タイテック・オンラインやbugcrasher.comにアップされている実験データにはビーズの種類や大きさも明記されているので、参考になるわね!!

凍結することで、熱や分解に弱いRNA・タンパク質等の収率が上がったり、試料の脆化によって破砕しやすくなります。

ビーズ破砕機についてマイクロチューブで手軽に試料をビーズ破砕できる装置です。タイテックのビーズ破砕機は容器を横に振ることで強力な破砕力を発揮。動物や植物の組織、毛髪、爪程度ならば十分に破砕できます。マイクロチューブ1本用と12本用があります。特に12本用は5mlチューブも使用でき、価格が他社同等品の半分程度というハイコストパフォーマンスなビーズ破砕機です。

電動破砕機(凍結破砕用)について液体窒素凍結により試料を脆化させて破砕する方法に対応した破砕機です。通常ではなかなか破砕できない動物の歯や骨の他、ゴムやプラスチック等の非生物試料も破砕可能です。

超音波破砕機について超音波によって発生するキャビテーションを利用して破砕します。原理上、水分を含む試料にのみ用いることができます。組換えタンパク質を発現させた大腸菌のペレットを少量のバッファーに再懸濁させて超音波式ホモジナイザーで破砕し、そのまま電気泳動へ供する操作は組換えタンパク質発現の簡便な確認法としてよく行われています。

●機種選定ガイド…………………………………………………………………082●ビーズ破砕機(マイクロチューブ1本用) ビーズクラッシャーµT-01………………………………………………………084●ビーズ破砕機(マイクロチューブ12本用) ビーズクラッシャーµT-12………………………………………………………085●ビーズ破砕対応多目的スピンダウンミキサー バグクラッシャーGM-01………………………………………………………088●電動破砕機(凍結破砕用) サンプルクラッシャー TK-AM5………………………………………………089●超音波破砕機 超音波式ホモジナイザー VP-050N…………………………………………090 超音波式ホモジナイザー VP-300N…………………………………………091

抽出した物質にゲノムDNAが多量に混入していて粘性を持つ場合は、酢酸マグネシウムやヌクレアーゼを添加するとよい。

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学術と産業に貢献します ●外形寸法は突起部を含みません。 ●写真の容器は付属しません。 ●表示価格は消費税を含みません。[オフライン総合カタログ2016-2017]

082

ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

ビーズ破砕機・超音波破砕機 機種選定ガイド

ボルテックスと簡易遠心をこの1台で。ビーズ破砕にも対応するスピンダウンミキサー。

マイクロチューブで様々な生物試料を凍結せずに強力ビーズ破砕。処理数違いで2機種。

ゴムや骨も破砕!! 凍結破砕用の電動破砕機。

タンパク発現した菌体の可溶化や試料の乳化に。

バグクラッシャー GM-01

サンプルクラッシャー TK-AM5

特 長•ビーズや金属クラッシャーによる破砕用•ゆるい円弧を描く横振りで強力な破砕力を発揮•01は2mlマイクロチューブ1本架、12は12本架(5mlチューブも使用可能)用途例

•大腸菌や酵母、クロレラ等の微生物や昆虫の破砕•動植物の組織や器官、毛髪、錠剤、粘性が低い樹脂ペレットの破砕•DNAやタンパク質、残留成分の抽出に向く(破砕時フェノール非推奨)

特 長•撹拌(ボルテックス)とスピンダウン(遠心)の機能を両立•比較的やわらかい試料のビーズや金属クラッシャーによる破砕も可能•1.5/2mlマイクロチューブ×12本架用途例

•ビーズ破砕によるラン藻等からのタンパク質抽出•金属クラッシャー+凍結破砕による植物組織からのDNA/RNA抽出•破砕するものが決まっていて、破砕力より使い勝手重視の場合に向く

特 長•液体窒素で凍結した試料を金属クラッシャーで強力に破砕•2mlマイクロチューブや専用の金属容器を高速で縦振り•2mlマイクロチューブは最大48本架用途例

•カビ、酵母、動植物の組織、骨、歯、小動物の手足の破砕•アスベスト、電線被服、樹脂の破砕•常温では破砕困難な試料や収量を重視したRNA抽出に向く

特 長•050Nは少量に向くハンディタイプ、300Nは高出力スタンド使用タイプ•ボタン一発で完了するチューニングとカンタン操作•300Nは非接触処理を可能にするカップホーン等のオプションが豊富用途例

•タンパク質発現大腸菌等の破砕および可溶化•DNAのランダム断片化、試料の均一化や乳化•液状試料(菌体や粒子の懸濁液等)で、数ml〜数百mlの場合に向く

掲載➡P.088

掲載➡P.089

掲載➡P.090~091

掲載➡P.084~085

ビーズ破砕機

スピンダウンミキサー

電動破砕機(凍結破砕用)

超音波破砕機

ビーズクラッシャー µT-01/µT-12

超音波式ホモジナイザー VP-050N/ VP-300N

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学術と産業に貢献します●外形寸法は突起部を含みません。 ●写真の容器は付属しません。 ●表示価格は消費税を含みません。 [オフライン総合カタログ2016-2017]

083

ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

ビーズ破砕機・超音波破砕機 機種選定ガイド

型名 適するサンプル形状および処理量 破砕&抽出の例 破砕方式 撹拌力および遠心力 掲載ページ

GM-01 固形(バッファーあり)0.1~0.2g/2mlマイクロチューブ×12本

大腸菌(DNA)酵母(RNA)

シロイヌナズナの葉(RNA)ブロッコリーの花蕾(DNA)クロレラ(タンパク)

シアノバクテリア(タンパク)

高速反転撹拌により試料とビーズを激しく混ぜ合わせることで破砕。金属クラッシャーの場合はすり潰し効果。凍結破砕も可能

撹拌力:10段階(ミキサーの2600r/min相当)遠心:500~4500r/min(最大遠心力1300×g)

➡P.088

型名 適するサンプル形状および処理量 破砕サンプル例 破砕方式 振とう速度 掲載ページ

TK-AM5

固形(液体窒素凍結)0.1~0.2g/2mlマイクロチューブ×最大48本または1~2g/ステンレス製強力破砕容器×4

カビ、酵母、動植物の組織アスベスト、電線被服、樹脂骨、歯、小動物の手足

縦振とうにより凍結サンプルに金属クラッシャーを衝突させて破砕

0~2100r/min ➡P.089

型名 適するサンプル形状および処理量 破砕サンプル例 破砕方式 振動子常用出力および発振周波数

掲載ページ

VP-050N 液状(懸濁液)、0.1~10ml

タンパク質発現大腸菌ゲノムDNA

振動子(チップ先端)を液状サンプルに浸漬することで発生するキャビテーションによって破砕または均一化

10~40W、19.5~20.5kHz ➡P.090

VP-300N液状(懸濁液)

10~250ml(標準)0.1~500ml(オプション使用)

50~200W、19~21kHz ➡P.091

型名 適するサンプル形状および処理量 破砕サンプル例 破砕方式 振とう速度および振幅 掲載ページ

µT-01 固形(バッファーあり/なし)0.1~0.2g/2mlマイクロチューブ×1本

大腸菌、酵母、クロレラ植物の葉・根・種子

動物の内蔵・筋肉・軟骨・爪・皮膚・毛髪・血管昆虫、錠剤、乾物

ゆるい円弧を描く横振りにより試料とビーズまたは金属クラッシャーを激しく衝突させることで破砕(凍結やフェノールは非推奨)

2500~4600r/min(6段階)振幅:小 ➡P.084

µT-12固形(バッファーあり/なし)

0.1~0.2g/2mlマイクロチューブ×12本または0.2~1g/5mlチューブ×2本

1800~3200r/min(8段階)振幅:大 ➡P.085

破砕機には、破砕するサンプルや抽出物の種類により向き・不向きがあります。ご購入の前にご検討ください。

[GM-01によるビーズ破砕]ビーズや金属クラッシャーとサンプルをチューブに入れて本製品で撹拌すると、これらが擦れ合うことですり潰し(または内容物の押し出し)効果が生じます。固いサンプルには向きませんが、植物組織からの核酸抽出では逆に不純物が混じり難いという特性があります。本製品による破砕はマイルドですが、凍結した葉などは粉末状に破砕することができます。

[µTシリーズによるビーズ破砕]振とうによってビーズや金属クラッシャーが衝突することにより、サンプルが破砕されます。破砕効率は衝突の強さと回数によります(適した大きさのビーズを使うことも重要)。µTシリーズはいずれも下図のように横振りですが、どちらかというと01は振とう速度を速めにすることで衝突回数を、12では振幅を大きくとることで衝突の強さを高めています。敢えて言えば前者は微生物に向き、後者は組織片に向いています。後者の場合、摩擦による発熱が比較的少ないという利点もあります(保冷性が高いチューブホルダーもあります)。なお本シリーズは破砕力が強いため、チューブが破損する危険性を考慮し、凍結破砕やサンプルにフェノールを加えて破砕することをお勧めしておりません。

[TK-AM5による凍結破砕]金属クラッシャーとサンプルをチューブに入れてホルダーごと液体窒素で凍結し、本製品にセットして解ける前に速やかに破砕します。µTシリーズとは異なり、静寂性と本体の振動をやや犠牲にした垂直縦振とうによる破砕力と凍結によるサンプルの脆化により歯や骨のほかゴムなどの非生物サンプルも破砕可能です(これらの硬いサンプルを破砕する場合は専用の金属容器のご使用をお勧めしております)。凍結破砕は摩擦熱によるサンプルの分解や変性の抑制にも有効です。

[VPシリーズによる超音波破砕]液中でチップ先端が振動すると、この振動が液中を圧力の高低差の繰り返しによる疎密波の状態で伝わっていき、そこに気体や粒子を核とする気泡が無数に発生します。この気泡は圧力が低い状態で発生し、高い状態で崩壊します(キャビテーションと呼ばれます)が、崩壊に際して周囲の粒子にあらゆる方向から衝撃を与えて破砕します。このキャビテーションを効率的に発生させ、破砕等に使用しているのが超音波式ホモジナイザーです。超音波破砕はその原理上、液相中または水分を介して存在する対象にしか使用できません。

チップ先端

振幅

泡の発生と消滅(キャビテーション)

µT-01

µT-12

GM-01における容器ホルダー部および金属クラッシャーの動き

⬆液体窒素凍結した葉

⬆ブロッコリーの花蕾はジルコニアビーズでは完全破砕に至りませんでしたが、少なくとも色素は抽出されていました。

保冷性の高いホルダーごと、液体窒素で凍結させます。

いずれの破砕法でも核酸は断片化されるためゲノムDNAの抽出には適しません。

カップホーン(上図右)の場合、キャビテーションによって発生した衝撃波がサンプル容器の内部に伝わることで破砕されます。チップを直接接触させる場合よりも破砕力が落ちますが、非接触的に破砕できるのが利点です。

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学術と産業に貢献します ●外形寸法は突起部を含みません。 ●写真の容器は付属しません。 ●表示価格は消費税を含みません。[オフライン総合カタログ2016-2017]

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ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

高速横振りによる強力破砕と高い安定性を備えたビーズ破砕機です。品質・実績・情報サポートの3拍子が揃ったビーズ破砕機は、タイテックだけ!!

おもな特長

●手軽な2mマイクロチューブ1本用(処理量0.2g)

●ステンレスビーズや金属クラッシャーも使用可能

●4600r/minの高速振とうでも圧倒的な安定性

●動植物の細胞、組織、器官の破砕

●錠剤や樹脂ペレット(粘度の低いもの)の破砕

●微生物(細菌や酵母等)や昆虫の破砕

おもな用途

ビーズ破砕機(マイクロチューブ1本用)

ビーズクラッシャー µT-01

型名 µT-01破砕方式 横向き傘型振とう式によるビーズ破砕振とう速度 2500〜4600r/min(6段階設定)(*1)

適用容器と架数 1.5/2.0mlネジ口マイクロチューブ×1本(*2)

適用ビーズ 非金属ビーズ全般、ステンレスビーズ金属クラッシャー(*1)(*3)

使用環境温度範囲 +5℃〜+35℃(低温室内で使用可能、ただし結露なきこと)(*4)

タイマー 6段階設定(5、10、15、30、45、60秒)(*1)

安全器/安全機能 運転中フタ開時ブレーキ作動、停止中フタ開時モーター停止、過電流保護安全器

外形寸法/本体質量 175×280×160H㎜、約5kg

電源 AC100V・0.5A

価格 ¥200,000(*1)金属クラッシャー使用時は4000r/min以下、15秒以内でご使用ください。(*2)チューブ胴部の外径が一般的な11mm以下のもの)ならば使用可能です。推奨マイクロチューブについては、86ページをご覧ください。(*3)ステンレスビーズおよび金属クラッシャーは、別売でご用意しております。ガラスおよびジルコニアのビーズは、市販品をお使いください。(*4)使用環境温度範囲内においても、負荷によっては実際の振とう速度が設定よりも遅くなる場合があります。

品名/型名 備考 価格

ステンレスビーズ2mm φ2mm、約70g(約2100個)入 ¥10,000

ステンレスビーズ3mm φ3mm、約150g(約1300個)入 ¥8,000

ステンレスビーズ4mm φ4mm、約150g(約560個)入 ¥6,000

ステンレスビーズ5mm φ5mm、約150g(約280個)入 ¥6,000

ステンレスビーズ ミックス φ2/3/4/5mm、各20/40/40/50g入 ¥10,000

金属クラッシャー 2mlマイクロチューブ(コニカル底)用、6個入 ¥5,000●ステンレスビーズおよび金属クラッシャーはSUS304製です。

■オプション:ステンレスビーズ・金属クラッシャー

金属クラッシャー

2mm 3mm 4mm 5mm

ステンレスビーズ

外 形 図

160

175 280

下記はほんの一例です。Webで詳細をご覧いただけます。

[ブタ肝臓][ブタ心筋] [錠剤][乾燥フカヒレ][クロレラ]■ビーズ破砕法について■破砕例ビーズ破砕法は、おもに生物試料や環境試料からの核酸やタンパク質、残留物質等の抽出に用いられます。核酸は断片化されてしまうことが多いため、基本的にPCRテンプレート用になり、ゲノム抽出には適しません。ヒトDNA鑑定、ヒト毛髪からの薬毒物検査、種子の品質検査、BSEやヨーネ病等の検査、土壌の微生物叢の調査等に活用されています。生物以外の試料としては、樹脂の分光分析用試料調製等があります。

『ビーズクラッシャー』は破砕力が強いため、色々な生物試料を粉砕可能です。デモ機がございますので、その威力をお試しください。

●ビーズ破砕に用いるマイクロチューブについて➡P.086

横向き傘型振とう

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ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

横振りによる強力破砕と多検体を両立。5mlチューブも使用可能。分子生物学的用途に必要十分な使い勝手と破砕力。摩擦による発熱も低減しています。

おもな特長

●2mlマイクロチューブ最大12本、5mlも使用可能

●処理量は0.2g/2mlチューブ、1g/5mlチューブ

●最大3200r/minの速度と大振幅で強力破砕

●動植物の細胞、組織、器官の破砕

●分析目的での毛髪の破砕、錠剤等の破砕

●微生物(細菌や酵母等)や昆虫の破砕

おもな用途

ビーズ破砕機(マイクロチューブ12本用)

ビーズクラッシャー µT-12

別売の容器ホルダー使用例

品名/型名 備考 価格

ステンレスビーズ2mm φ2mm、約70g(約2100個)入 ¥10,000ステンレスビーズ3mm φ3mm、約150g(約1300個)入 ¥8,000ステンレスビーズ4mm φ4mm、約150g(約560個)入 ¥6,000ステンレスビーズ5mm φ5mm、約150g(約280個)入 ¥6,000ステンレスビーズ ミックス φ2/3/4/5mm、各20/40/40/50g入 ¥10,000ステンレスビーズ10mm φ10mm、約150g(約36個)入(*) ¥6,000金属クラッシャー 2mlマイクロチューブ(コニカル底)用、6個入 ¥5,000

型名 µT-12破砕方式 横向き傘型振とう式によるビーズ破砕振とう速度 1800〜3200r/min(8段階設定)(*1)

適用容器と架数 1.5/2.0mlネジ口マイクロチューブ:最大12本(*2)5.0mlネジ口チューブ:最大2本(*3)

適用ビーズ 非金属ビーズ全般、ステンレスビーズ金属クラッシャー(*4)

使用環境温度範囲 +5℃〜+35℃(低温室内で使用可能、ただし結露なきこと)タイマー/メモリー 1~300秒(1秒単位設定、速度とワンセットで2つまで記憶可)安全器/安全機能 フタ開時振とう停止、過電流保護安全器外形寸法/本体質量 310×400×200Hmm、約15kg

電源 AC100V・4A

本体価格 ¥398,000(容器ホルダーは別売)(*1)金属クラッシャーや5mlチューブを使う場合は2500r/min以下、30秒以内でご使用ください。破砕力は十分に得られます。(*2)推奨マイクロチューブについては、86ページをご覧ください。金属クラッシャー使用時は6本以下にしてください。(*3)ワトソン『5ml 自立型メイリングチューブ』(2332-105)をお薦めしております。(*4)ステンレスビーズおよび金属クラッシャーは、別売でご用意しております。ガラスおよびジルコニアのビーズは、市販品をお使いください。

型名 品名/備考 価格(2個入)

TH-0206 1.5/2.0mlネジ口マイクロチューブ6本架ホルダー ¥60,000

TH-0203

1.5/2.0mlネジ口マイクロチューブ保冷用3本架ホルダー冷蔵庫で冷やしておくことでサンプルの保冷性を高めることができます(-20℃以下で冷やすとネジが緩くなる場合があります。また、使用するマイクロチューブは0℃以下で直接冷やさないでください)

¥60,000

TH-05015.0mlネジ口チューブ1本架ホルダー5mlチューブは、ワトソン『5ml 自立型メイリングチューブ』(品番2332-105)をお薦めしております

¥60,000

(*)5mlチューブ用です。●ステンレスビーズおよび金属クラッシャーはSUS304製です。

■別売部品:容器ホルダー

■オプション:ステンレスビーズ・金属クラッシャー

2mm 3mm 4mm 5mm 10mm

TH-0206 TH-0203 TH-0501

ステンレスビーズ

外 形 図

[マウス皮膚][ブタ心筋] [ヒト頭髪] [ヒト爪][大腸菌]下記はほんの一例です。Webで詳細をご覧いただけます。■破砕例

310 400

200

●ビーズ破砕に用いるマイクロチューブについて➡P.086 ●本製品によるビーズ破砕時の試料の温度に関するデータ➡P.087

横向き傘型振とう

金属クラッシャー

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学術と産業に貢献します ●外形寸法は突起部を含みません。 ●写真の容器は付属しません。 ●表示価格は消費税を含みません。[オフライン総合カタログ2016-2017]

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ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

ビーズ破砕機(参考資料)

ビーズ破砕に用いるマイクロチューブについて■大径ビーズおよび金属クラッシャー使用時の推奨マイクロチューブの変更

■SSI社製対衝撃性チューブ(フナコシ2641-0B)の強度試験の詳細

(SSI社製対衝撃性チューブの強度試験)

(SSI社製対衝撃性チューブの強度試験)

µT-01

µT-12

■ワトソン1392-200チューブにおける制限事項について

ビーズクラッシャーµT-01/µT-12用の2mlネジ口マイクロチューブとして推奨していた深江化成(ブランド名:ワトソン)の1392-200ですが、2014年に若干の仕様変更があったことが分かりました。小径ビーズを使用する場合(細菌や酵母の破砕)には問題ありませんが、φ4~5mmの大径ビーズや金属クラッシャーを使用する場合(動物組織などの破砕)にチューブの破損が見られるようになりましたので、下記のとおり推奨品に関する情報を変更致します。

溶媒なしでもφ5mmステンレスビーズ1~5個、最高速度の振とうでも破損することはありませんでした。φ5mmステンレスビーズを5個入れた場合は振とう後にチューブ蓋が緩んでいたことがありましたが(ゆえに△)、これは最大負荷を想定した条件です。実際のご使用においては、φ5mmステンレスビーズを5個以上入れることは必要性がないため、避けてください。なお、金属クラッシャーを使用した場合も、従来の金属クラッシャー使用時の制限「4000r/min、15秒」の条件で使用可能でした。

φ5mmステンレスビーズ、振とう速度4600r/min、60秒、溶媒なしの条件で、各5本以上を試験しました。

φ5mmステンレスビーズ×1個、振とう速度3200r/min、60秒、溶媒なしの条件で各10本以上を試験しました。また、金属クラッシャー、振とう速度2500r/min、30秒、溶媒なしの条件で同様に試験しました。いずれにおいても、破損は見られませんでした。

❶φ3mm以下のビーズの場合(細菌や酵母の破砕)➡従来通りワトソン1392-200を推奨。

ワトソン1392-200では、φ4~5mmのステンレス/ジルコニアビーズや金属クラッシャーを使用する際にビーズの個数と速度の制限が生じます。ご注意ください。制限下でも鳥肉程度の動物組織なら十分に破砕可能でした。中身が確認しにくい対衝撃性チューブよりも透明なチューブをご希望の場合は、お手数ですが右のページに示す事項に注意してワトソン1392-200をお使いください。

❷φ4~5mmビーズや金属クラッシャーの場合(動植物の組織や固い試料の破砕)➡下記のフナコシ2641-0B(米SSI社製)を推奨。(ただし速度制限の上でワトソン1392-200も使用可能な場合あり、詳細は下記)

[ビーズ式破砕装置に使用可能な耐衝撃性チューブ]Shatter Resistant 2.0 ml Tube & Cap米国のサイエンティフィックスペシャリティーズ(SSI)社製、フナコシ取り扱い

この対衝撃性チューブは試験の結果、µT-01/µT-12でφ5mmステンレスビーズおよび金属クラッシャーを入れて振とうしても破損しないことが確認できました(下記「SSI社製マイクロチューブ(フナコシ2641-0B)強度試験の詳細」を参照)。しかしながら強度が高い一方、同チューブは白色半透明で中が見えにくく、うまく破砕できているか判別しにくいという欠点があります。透明で中がよく見えるチューブの方が好ましい場合は、速度制限があることをご留意頂いた上でワトソン1392-200をご使用ください(下記「ワトソン1392-200チューブにおける制限事項について」を参照)。固い組織や植物種子等の破砕をご希望の場合は、この対衝撃性チューブを推奨致します。

[SSI社製対衝撃性チューブ:鶏ムネ肉100mgの破砕例] φ5mmステンレスビーズ×1、溶媒を半分程度、

4600r/min、30秒破砕

[SSI社製対衝撃性チューブ:オクラ種子1個の破砕例] 金属クラッシャー、溶媒なし、

4000r/min、15秒破砕

φ5mmステンレスビーズ 5個 4個 3個 2個 1個溶媒なし、4600r/min、60秒振とう △ ○ ○ ○ ○

φ5mmステンレスビーズ 1個溶媒なし、3200r/min、60秒振とう 10本とも○

金属クラッシャー 1個溶媒なし、2500r/min、30秒振とう 10本とも○

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学術と産業に貢献します●外形寸法は突起部を含みません。 ●写真の容器は付属しません。 ●表示価格は消費税を含みません。 [オフライン総合カタログ2016-2017]

087

ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

ビーズ破砕機(参考資料)

破砕時の試料の温度に関するデータ

容器 ビーズの種類と振とう条件 振とう前の容器内温度 ホルダータイプ毎の振とう後の容器内温度

2.0mlネジ口マイクロチューブ

φ3mmジルコニア×15個水0.5ml3200r/minで60秒振とう

+23.5℃6本架ホルダー +27.8℃保冷用3本架ホルダー(+4℃で予冷) +22.5℃保冷用3本架ホルダー(-10℃で予冷) +16.3℃

φ3mmステンレス×15個水0.5ml3200r/minで60秒振とう

+23.5℃6本架ホルダー +25.8℃保冷用3本架ホルダー(+4℃で予冷) +23.2℃保冷用3本架ホルダー(-10℃で予冷) +17.0℃

φ5mmステンレス×2個水0.5ml3200r/minで60秒振とう

+23.0℃6本架ホルダー +25.1℃保冷用3本架ホルダー(+4℃で予冷) +22.9℃保冷用3本架ホルダー(-10℃で予冷) +17.5℃

金属クラッシャー×1個溶媒なし2500r/minで30秒振とう

+23.3℃6本架ホルダー +29.3℃保冷用3本架ホルダー(+4℃で予冷) +24.3℃保冷用3本架ホルダー(-10℃で予冷) +19.2℃

5.0mlネジ口チューブφ5mmステンレス×15個水2.0ml2500r/minで60秒振とう

+23.3℃ +25.4℃

●各条件において、振とうの前と後の試料温度を熱電対で測定しました。●振とう後は、試料温度がステンレスビーズで2℃ほど、ジルコニアビーズと金属クラッシャーは高めで各々4℃、6℃ほど上がりました。●保冷用3本架ホルダーを冷蔵庫(+4℃)で十分に予冷して使用したところ、試料温度は振とうの前と後でほぼ一定でした。●保冷用3本架ホルダーを冷凍庫(-10℃)で十分に予冷して使用したところ、試料温度は振とうの前よりも平均して5℃ほど下がりました。●保冷用3本架ホルダーは、-20℃以下の温度では冷却しないでください。金属の収縮により、ネジによる固定が緩くなる場合があります。●マイナスの温度で直に冷却したチューブは使用しないでください。チューブが破損しやすくなります。

µT-12によるビーズ破砕では、室温の試料を破砕しても試料温度の上昇が大きくないことが分かりました。試料をあらかじめ冷しておくことでさらに発熱を低減できるほか、保冷用ホルダー(TH-0203)を使用すれば破砕後も試料を室温以下に保つことが可能です。

µT-12における金属クラッシャー使用においては、仕様変更後のワトソン1392-200を100本試験したところ、従来の推奨条件2500r/min以下・30秒以内において5本が首のところで破損しました(ゆえに△)。よって推奨の振とう速度を2200r/min以下とし、可能であれば溶媒を入れることをお薦め致します。また、特に硬い試料(植物の種子等)を破砕した場合、チューブの底が割れる可能性が高いことが分かりました。このような試料では対衝撃性チューブ(フナコシ2641-0B)をお使いください。

■µT-12による破砕時の試料の発熱に関するデータ

(ワトソン1392-200チューブにおける制限事項) (ワトソン1392-200チューブにおける制限事項)µT-01 µT-12

[ワトソン1392-200:鶏ムネ肉100mgの破砕例] φ5mmステンレスビーズ×1

溶媒を半分程度、4200r/min、30秒破砕

[φ5mmステンレスビーズ×1、60秒]r/min 4600 4200 3600 3000 2500

溶媒なし × × × ○ ○溶媒1/2量 × ○ ○溶媒満タン ○ [φ5mmステンレスビーズ×1、60秒]

r/min 3200 3000 2800 2600溶媒なし × ○ ○ ○溶媒1/2量 ○ ○溶媒満タン ○

[φ5mmジルコニアビーズ×1、60秒]r/min 4600 4200 3600 3000 2500

溶媒なし × × × ○ ○溶媒1/2量 ○溶媒満タン ○

[金属クラッシャー、15秒]r/min 4600 4200 3600 3000 2500

溶媒なし × × × ○ ○溶媒1/2量 ○溶媒満タン ○

[金属クラッシャー、30秒]r/min 2500

溶媒なし △

●φ4~5mmのステンレス/ジルコニアビーズを使う際には1個まで(溶媒なしで2個以上入れるとチューブが破損します)。●溶媒なしのときは3000r/min以下で破砕してください。●溶媒をチューブの容積いっぱいまで入れた場合は、最高速度の4600r/minまで問題ありません。

●φ4~5mmのステンレス/ジルコニアビーズを使う際には1個まで(溶媒なしで2個以上入れるとチューブが破損します)。●溶媒なしのときは3000r/min以下で破砕してください。●溶媒をチューブ容積の半分以上入れた場合は、最高速度の3200r/minまで問題ありません。●金属クラッシャーでは2200r/min以下にするか溶媒を入れてください。●種子や乾物等の硬い試料は、対衝撃性チューブをお使いください。

○:試験に供した10本以上全てに破損な見られず ×:10本中1本でも破損が見られた場合

○:試験に供した10本以上全てに破損な見られず×:10本中1本でも破損が見られた場合△:下記参照

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088

ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

ビーズ破砕対応多目的スピンダウンミキサー

植物組織の破砕(すり潰し)によるDNA/RNA抽出に

●本製品のビーズ破砕における破砕力はマイルドです。動物組織の破砕には向きません。動物組織の破砕が目的の場合は、84~85ページに掲載の『ビーズクラッシャー』シリーズをお薦め致します。●破砕用ビーズの入手先等については、bugcrusher.comをご覧ください。 ●金属クラッシャーのはSUS304製、サイズはφ7.5×23mmです。

型名 GM-01撹拌方式 高速反転方式

撹拌力調節 10段階(レベル1〜A)(Aは試験管ミキサーの2600r/minに相当する撹拌効果)

遠心回転数 500〜4500r/min(設定単位は500r/mim)遠心力 最大1300×g使用環境温度範囲 0℃〜+40℃

運転モード 撹拌と遠心を切換それぞれ連続/タイマー/フラッシュが可能

適用容器と架数 1.5/2.0mlマイクロチューブ(自立やネジ口タイプも可)×12本※金属クラッシャー使用時は6本まで

タイマー 0~50秒/ 1分~99時間50分(フタ開時はポーズ)デジタル表示 撹拌レベル/回転数および時間/遠心力安全器/安全機能 運転中フタ開時ブレーキ作動、停止中フタ開時モーター停止外形寸法/質量 210×268×176Hmm、約3.5kg

電源 AC100~125V・0.5A

価格 ¥220,000

電気泳動の写真は通常遠心機とのエタ沈の比較結果(詳細はWebへ)

大腸菌や酵母、藍藻等を破砕してDNAやタンパク質を抽出する場合は、ガラスやジルコニアのビーズを試料と混ぜて撹拌します。破砕後はそのままスピンダウンが行えます。RNAの場合は試料の凍結が有効です。

比較的柔らかい植物の葉などの組織は、ジルコニアビーズや別売の金属クラッシャーで破砕可能です。RNA抽出の場合は凍結が有効です。破砕実績についてはbugcrusher.comでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

乳鉢で破砕するよりも同時処理数と効率で勝ることも本製品のメリットです。1.5/2.0mlマイクロチューブ12本を載せることができ(金属クラッシャー使用時は質量の関係で6本まで)、撹拌とスピンダウンの両方を行うことができます。スピンダウン機能は最大1300×gではあるものの、核酸のエタノール沈殿も可能です。

写真は藍藻の蛍光顕微鏡像(詳細はWebへ)実験データ提供:東京薬科大学 生命科学部 青木元秀 助教(当時)

写真はトルコギキョウの葉の凍結破砕(詳細はWebへ)実験データ提供:秋田県立大学 生物資源科学部 藤晋一 准教授(当時)

破砕前

破砕後

バグクラッシャー GM-01

ボルテックスとスピンダウン、1台2役。ビーズや金属クラッシャーを用いた破砕にも活用可能。硬さが分かっている試料に対してはとてもリーズナブルです。

おもな特長

●1.5/2mlマイクロチューブ×12本架

●大腸菌や柔らかい試料のビーズ破砕が可能

●撹拌とスピンダウンをこなす1台2役の卓上機器

●植物の乾燥または凍結した葉や花弁の破砕

●DNAのエタノール沈殿におけるスピンダウン

●微生物(大腸菌や藍藻と同等の硬さのもの)の破砕

おもな用途

■オプション:金属クラッシャー

外 形 図

品名 備考 価格

金属クラッシャー 2mlマイクロチューブ(コニカル底)用、6個入 ¥5,000

210 268

(28

8)

176

268(320)

高速反転&スピンダウン

■植物組織の破砕について■微生物の破砕について

■スピンダウン機能によるエタノール沈殿について

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ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

凍結破砕用電動破砕機

別売容器ホルダー使用例

生のコメを1200r/min・30秒で破砕

❶ ❷ ❸

往復振とう(縦)

サンプルクラッシャー TK-AM5

液体窒素で凍結させた菌体や組織片や、ゴム等の一部の非生物試料でも破砕可能。複数の試料を同時処理できる、凍結破砕専用の破砕機です。

おもな特長

●2mlマイクロチューブまたは専用金属容器を使用

●処理量0.2g~2g(容器による)

●液体窒素で容器ごと凍結した試料を破砕

●骨・歯・小動物の手足の破砕

●電線被覆や樹脂、アスベスト試料等の破砕

●酵母・カビ・動植物の組織片等の破砕

おもな用途

型名 TK-AM5破砕方式 垂直往復振とう式による金属クラッシャー破砕振とう速度/振幅 0〜2100r/min(*1)、16mm

適用容器と架数 2.0mlマイクロチューブ:最大48本(*2)(*3)ステンレス製強力破砕容器:最大4本(*3)

破砕マテリアル 金属クラッシャー(*3)

タイマー 1~60秒安全器/安全機能 緊急停止ボタン外形寸法 280×390×320Hmm

本体質量 約15.5kg

電源 AC100V・2A

本体価格 ¥590,000(容器ホルダーと金属クラッシャーは別売)(*1)最高速度では騒音と震動が相応のものになります。実際は1200r/min程度で十分な破砕力が得られます。(*2)エッペンドルフ社『セイフロックチューブ 2.0ml』(カタログNo:0030120094)をお薦めします。(*3)チューブホルダー、ステンレス製強力破砕容器、金属クラッシャーは別売です。チューブは前述の市販品をお使いください。

品名/備考 価格

❶2ml丸底マイクロチューブ3本用ホルダー +金属クラッシャー2ml丸底マイクロチューブ(*2)が3本収まる、保冷性の高いホルダーとクラッシャー 24個のセットです。TK-AM5に4個まで取り付け可能です。処理量は0.1~0.2mg/本です。

¥81,200

❷2ml丸底マイクロチューブ48本用ホルダー +金属クラッシャー2ml丸底マイクロチューブ(*2)が48本収まるホルダーとクラッシャー 100個のセットです。TK-AM5に1個取り付け可能です。処理量は0.1~0.2g/本です。

¥150,000

❸ステンレス製強力破砕容器+専用クラッシャー骨や樹脂等の固い試料に使用する、TK-AM5専用の金属容器とその容器専用のクラッシャー各4個のセット。TK-AM5に4個まで直接取り付けて使用します。処理量は1~2g/本です。

¥120,000

■別売部品:容器ホルダー・専用金属容器

■凍結破砕の手順

❷ ❸ ❹ ❻

規定量(下記)のサンプルと金属クラッシャーを容器に入れます。

液体窒素に発泡が収まるまで浸して凍結させます。

カバーを閉めて時間と振とう速度を確認し、破砕を開始します。

破砕後はクラッシャーを取り出して次の工程に進んでください。

手早く本体のラックに取り付けます。

ホルダーが必要な容器の場合は、ホルダーにセットします。

❶ ❺

RNA・タンパク質等の変性や分解に弱い物質を抽出する場合に便利ですね。

写真では試料を液体窒素で凍結させる際に軍手を着用しておりますが、実際には液体窒素の取り扱いに適した手袋を着用してください。

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学術と産業に貢献します ●外形寸法は突起部を含みません。 ●写真の容器は付属しません。 ●表示価格は消費税を含みません。[オフライン総合カタログ2016~]

090

ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

﹇チラー﹈

酸素センサー

BOD測定機

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

おもな特長

●5秒ほどで完了する簡単チューニング

●使用中に自動で出力調節するオートパワー運転

●少量用のハンディタイプ、処理量0.1~10ml

●ゲノムDNAのランダム断片化

●試料の均一化や乳化

●タンパク質を発現させた大腸菌等の破砕や可溶化

おもな用途

超音波破砕機

ステップ型マイクロチップ(別売)使用例

使用前のチューニングはボタンを押すだけで通常、5秒程度で完了します。タイマー運転やプログラムインターバル運転も可能です。また、試料の粘性変化等に応じて出力を自動調節するPWM運転モードや、試料の粘性や温度ぼ変化が小さい場合に安定した発振を行うPOW運転モードも備えています。

超音波式ホモジナイザー VP-050N

オートチューニングと簡単操作、試料の状態に応じた各種運転モード。少量の試料に向く小型手持ちタイプです。タンパク質を発現させた大腸菌等の破砕に。

■別売部品・オプション

品名/型名 備考 価格

φ2mmステップ型マイクロチップ VP-MS02 処理量0.1~10ml ¥94,000φ3mmステップ型マイクロチップ VP-MS03 処理量0.25~10ml ¥66,000φ6mmステップ型マイクロチップ VP-MS06 処理量2~10ml ¥66,000フットスイッチ VP-FS01 VP-300N用と同型 ¥10,000(*)マイクロチューブ(0.5/1.5/2.0ml)で使用できるのは、φ2mmとφ3mmです。●各チップの材質はチタンです。チップは使用により消耗しますので、必要に応じて交換してください。

型名 VP-050N高周波出力 最大50W振動子常用出力 10~40W発振周波数範囲 19.5~20.5kHzチューニング オートチューニング

運転モード

PWM運転:試料の粘性変化等に応じて出力を自動調節POW運転:粘性や温度の変化が小さい場合に安定した発振タイマー運転(1秒~ 120分)プログラムインターバル運転(ON:3~60秒、OFF:1~60秒)

表示 出力現在値%、出力設定%、発振開始時出力%、発振周波数装置構成 本体、コンバーター(ホーン一体型、発振スイッチ付)発振スイッチ 本体およびコンバーターにあり本体外形寸法 122×288×283Hmm本体質量 約4.5kg電源 AC100V・1A本体価格 ¥418,000(ステップ型マイクロチップは別売)●ご使用には、別売のステップ型マイクロチップ(旧製品VP-050用と同型。右記参照)が必要です。●旧製品VP-5S用のチップを使用することはできません。VP-5Sに本製品用のチップを使用することは可能です。●旧製品VP-5に本製品用のチップを使用することはできません。●RS-232C通信によるモニター出力も可能です。詳細はお問い合わせください。●本製品は出力50W以下のため、高周波利用設備の申請は不要です。

VP-MS03

VP-MS03 135

45φ3

φ6

VP-MS02 119

29φ2.2

φ3.2

VP-MS06

66

111φ6

■超音波破砕について■チューニングと運転モードについてチップ先端の振動によって液中に無数の泡が発生消滅(キャビテーション)することで対象が破砕されます。均質に破砕できるメリットがある一方で試料が発熱する場合がありますので、間欠運転や試料の氷冷をお薦めします。

外 形 図

大腸菌1mlの破砕(VP-MS03使用)

0min 4min

8min 12min振幅

チップ先端

キャビテーション

φ16288122

5121.

512

0

283

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ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

﹇チラー﹈

酸素センサー

BOD測定機

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

おもな特長

●5秒ほどで完了する簡単チューニング

●使用チップに応じた発振機能と多彩なモード

●スタンド使用の高出力型、標準処理量10~250ml

●ゲノムDNAのランダム断片化、試料の乳化

●カップホーン[オプション]による非接触処理

●タンパク質を発現させた大腸菌等の破砕や可溶化

おもな用途

超音波破砕機

別売スタンド使用例

超音波式ホモジナイザー VP-300N

簡単な操作はそのままに、多めの試料に向く高出力・スタンド使用タイプです。非接触処理を可能にするカップホーン等のオプションも豊富。

■オプション

■発振と運転モードについて

外 形 図

0min 4min 8min 16min 型名 VP-300N(標準ホーンセット)高周波出力 最大300W振動子常用出力 50~200W(連続可変)発振周波数範囲 19~21kHzチューニング オートチューニング

運転モード

PWM運転:試料の粘性変化等に応じて出力を自動調節POW運転:粘性や温度の変化が小さい場合に安定した発振SEN運転:内部の発振センサー値が一定になるよう出力調整タイマー運転(1秒~120分)プログラムインターバル運転(ON:3~60秒、OFF:1~60秒)

表示 出力現在値%、出力設定%発振周波数、使用チップ、運転モード

装置構成 本体、コンバーター、φ12mm標準ホーン(チップ取付済)発振スイッチ 本体にあり(別売のフットスイッチも使用可能)本体外形寸法/本体質量 143×360×283Hmm、約6.7kg標準付属品 標準ホーン(φ12mm:VP-HN12)、チップ(φ12mm:VP-ET12)電源 AC100V・5A価格 ¥825,000●旧製品VP-15S/30S用のチップを使用することはできません。VP-15S/30Sに本製品用のチップを使用することは可能です(カプラー、ステップ型マイクロチップ除く)。●本製品の高周波出力は300Wですが、高周波利用設備の型名認定を取得していますので、ごお客様による申請は不要です。

品名/型名 処理量/備考 価格

φ12mm標準ホーン VP-HN12 ※本体に付属 10~250ml(*)、VP-ET12付属 ¥132,000φ20mm標準ホーン VP-HN20 25~500ml(*)、VP-ET20付属 ¥154,000φ12mmチップ VP-ET12 消耗時の交換用 ¥13,000φ20mmチップ VP-ET20 消耗時の交換用 ¥14,000φ12mmエクステンダー VP-EX12 VP-ET12の長さ100mm版 ¥99,000φ20mmエクステンダー VP-EX20 VP-ET20の長さ100mm版 ¥110,000φ3mmテーパー型マイクロチップ VP-MT03 1~10ml、先端径φ3.5mm ¥66,000φ5mmテーパー型マイクロチップ VP-MT05 2~10ml、先端径φ5mm ¥72,000φ6mmテーパー型マイクロチップ VP-MT06 3~10ml、先端径φ6.6mm ¥72,000カプラー VP-CP01 ステップ型マイクロチップ取付用 ¥77,000φ2mmステップ型マイクロチップ VP-MS02 0.1~10ml、先端径φ2.2mm ¥94,000φ3mmステップ型マイクロチップ VP-MS03 0.25~10ml、先端径φ3mm ¥66,000φ6mmステップ型マイクロチップ VP-MS06 2~10ml、先端径φ6mm ¥66,000φ38mmカップホーン VP-CH38 非接触で処理可能 ¥242,000φ51mmカップホーン VP-CH51 非接触で処理可能 ¥308,000連続破砕セル(φ12mm用) VP-CC05 フロースルー処理可能(約19L/h) ¥242,000連続破砕セル(φ20mm用) VP-CC06 フロースルー処理可能(約19L/h) ¥264,000専用スタンド VP-ST30 VP-300Nではほぼ必須 ¥99,000消音箱 VP-SB01 使用時はスタンド不要 ¥132,000フットスイッチ VP-FS01 足で踏むスイッチ ¥10,000(*)大腸菌の場合、効率を考えると処理量は記載の中央値あたりが理想です。最大量になると処理に時間を要します(φ12㎜では90%以上の破砕に35mlで約15分、250mlで約40分)。

組み合わせ方が決まっています。次ページを必ずご覧ください。

画面で使用チップを設定することで、最適な発振を行います。また、試料の粘性変化等に応じて出力を自動調節するPWM運転モード、粘性や温度の変化が小さい場合に安定した発振ができるPOW運転モード、内部に装備された発振センサーの値が一定になるように出力調整を行うSEN運転モード(連続破砕セルオプションで長時間処理する際に有効)といった機能があります。

大腸菌35mlの破砕(50ml遠沈管、φ12mm標準ホーン使用)

φ16

φ35

360143

283

5818

910

8.5

●本製品用のオプションの詳細➡P.092

Page 12: 超音波破砕機 ビズ破砕機 - TAITEC-OnLine · 凍結することで、熱や分解に弱 いrna・タンパク質等の収率 が上がったり、試料の脆化に よって破砕しやすくなります。

学術と産業に貢献します ●外形寸法は突起部を含みません。 ●写真の容器は付属しません。 ●表示価格は消費税を含みません。[オフライン総合カタログ2016-2017]

092

ブロック恒温槽

恒温水槽

振とう恒温槽

投込み式冷却器

恒温振とう培養機

ODモニター

振とう機

ミキサー

ローテーター

スターラー

ビーズ破砕機

超音波破砕機

遠心式濃縮機

低温トラップ

凍結乾燥機

ハイブリダイゼーション

インキュベーター

恒温庫

巻末資料

索引

恒温水循環装置

[チラー]

酸素センサー

電気培養装置

電気泳動関連

細胞培養

バイオ医薬品開発

超音波破砕機

超音波式ホモジナイザー VP-300N オプションの詳細

標準ホーンVP-HN12/20

(下記のいずれかを取付け)

連続破砕セルVP-CC05/06

(チップを取付けた上に被せる)

チップVP-ET12/20(標準ホーンに付属)

エクステンダーVP-EX12/20

テーパー型マイクロチップVP-MT03/05/06

(VP-HN12のみ取付け可能)

ステップ型マイクロチップVP-MS02/03/06

消音箱 VP-SB01

【消音箱の外形図】

専用スタンド VP-ST30

カプラーVP-CP01

(標準ホーンをはずして取付け)

カップホーンVP-CH38/51

関連製品:クールウィズCW-50Pペルチェ加熱冷却方式の小型循環装置です。カップホーンへの循環に使用できます。連続破砕セルへの循環には、密閉回路用オプションを使用します(詳細は、178ページをご覧ください)。

コンバーターを天面に固定して内部で破砕処理を行うことで、超音波発振時の耳障りな共鳴音を軽減します。※連続破砕セルやカップホーンでは使用できません。

コンバーターを固定するために使用します(VP-300Nはスタンドか消音箱が必要です)。試料容器を載せる伸縮台などは、必要に応じてご用意ください。

VP-300Nには、試料や容器に応じて選べるオプションが豊富に用意されています。

φ60㎜350㎜

350㎜

500㎜

145㎜ 専用スタンドにコンバーター(φ12mm標準ホーン取付済)

を固定した状態

VP-050N用のステップ型マイクロチップは、カプラーを介してVP-300Nのコンバーターに取り付けることができます。テーパー型マイクロチップよりも細いチップが必要な場合に使用します。使用により徐々に消耗します。

連続破砕セルは、チップを取付けた標準ホーンに被せるように取り付け、中の間隙に試料を流しながら連続的に処理するためのオプションです。セル自体は二重構造になっており、冷却水を流して温度上昇を防ぐことができます。※試料を流すためのポンプや上記のような冷却水循環装置が必要です。

標準ホーンの先端部は使用により徐々に消耗するため、チップとして交換できるようになっています(チップは標準ホーンに付属)。

エクステンダーは、標準ホーン/チップでは届かない深い容器(分液ロートなど)で試料を処理する場合に使用します。標準ホーンに取付けます。使用により徐々に消耗します。※液中に深く浸漬することはできません。浸漬可能な部分は先端2~3cmまでとなります(全長10cm)。

テーパー型マイクロチップは、標準ホーン/チップでは入らない細くて深い容器で試料を処理する場合に使用します。標準ホーンに取付けます。使用により徐々に消耗します。

カップホーンは、逆さにしたコンバーターに取り付け、カップ内に水を循環させながら容器を浮かべてサンプルを間接的に(非接触で)処理するためのオプションです。カップホーンの大きさで二種あります(接続径は関係ありません)。使用により徐々に消耗します。※上記のような循環装置が必要です。

VP-300Nには、標準ホーンを介して組み合わせるチップ/カップ/セル各種と、カプラーを介して組み合わせるステップ型マイクロチップ(VP-050N用と同型)があります。これらはひとつ前の型(VP-300)のものと同型です。なお、旧製品VP-15S/30Sをお使いの場合、現在販売しているVP-300N用のチップを使用することは可能です(カプラーおよびステップ型マイクロチップを除く)。

VP-300N本体/コンバーター