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1.性暴力・配偶者暴力 被害者等支援交付金 ※本交付金の事業の一つとして実施 交 付 先 : 都道府県・政令指定都市、市町村(特別区含む) 対象経費 : 都道府県等が負担した、民間シェルター等の先進的な取組を促進するための経費(以下①~③) ①受け入れ体制整備に要する経費 (母子一体で受け入れるための改修経費、メール・SNS等相談のための人件費・システム整備費、 安全性確保のための防犯設備にかかる経費 等) ②専門的・個別的支援に要する経費 (心理的ケアや同伴児童の進学等の専門的な相談支援を行う専門職配置に要する人件費、 児童相談所等関係機関とのネットワーク構築・連携に要する人件費、専門性向上に係る研修経費 等) ③切れ目ない総合的支援に要する経費 (自立に向けたプログラム実施経費、関係機関への同行支援に係る交通費、 退所者へのアウトリーチ支援に要する人件費 等) ※上記①~③の事業実施のための付随的経費 交付率等 : 国10/10 (交付上限:1民間団体当たり、一つの都道府県・政令市の管内で1,000万円) そ の 他 : 他の国庫補助制度を適用可能な場合は、他制度優先 2.民間シェルター等におけるパイロット事業の効果検証及び事例調査 DV被害者等セーフティネット強化支援パイロット事業 ○多様な困難に直面するDV(配偶者からの暴力)被害者等への支援において、民間シェルターは、先駆 性、柔軟性、地域性、専門性等の強みを有し、地域社会における不可欠な社会資源として、重要な役割 を担っているが、財政面、人的基盤とも厳しい状況にあり、今後、その存続が困難になるとの指摘もある。 予算スキーム 内閣府 都道府県等 民間シェルター等における以下の事業 受け入れ体制整備事業 専門的・個別支援事業 切れ目ない総合的支援事業 上記①~③の事業実施のための付随的経費 委託費等 交付金 令和2年度予算案 250百万円 民間シェルター等 ・NPO法人 ・社会福祉法人 等 10/10 業務請負 事業者(民間調査会社等) 民間シェルター等におけるパイロット事業の効果検証及び事例調査 年度 H27 H28 H29 H30 団体数 125 115 108 107 DV被害者等に対して、漏れなく、安全な居場所を一時的に確保しつつ、専門的・ニーズに沿った支援を、切れ目なく実施し、もって、地域において DV被害者等が自立し、安心・安全に過ごせるよう、民間シェルターの取組促進を通じて、地域社会におけるセーフティネット機能を強化する。 民間シェルターの運営団体数の推移

被害者等セーフティネット強化支援パイロット事業DV 被害者等に対して、漏れなく、安全な居場所を一時的に確保しつつ、専門的・ニーズに沿った支援を、切れ目なく実施し、もって、地域において

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  • 1.性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金 ※本交付金の事業の一つとして実施

    交 付 先 : 都道府県・政令指定都市、市町村(特別区含む) 対象経費 : 都道府県等が負担した、民間シェルター等の先進的な取組を促進するための経費(以下①~③)

    ①受け入れ体制整備に要する経費 (母子一体で受け入れるための改修経費、メール・SNS等相談のための人件費・システム整備費、安全性確保のための防犯設備にかかる経費 等)

    ②専門的・個別的支援に要する経費 (心理的ケアや同伴児童の進学等の専門的な相談支援を行う専門職配置に要する人件費、児童相談所等関係機関とのネットワーク構築・連携に要する人件費、専門性向上に係る研修経費 等)

    ③切れ目ない総合的支援に要する経費 (自立に向けたプログラム実施経費、関係機関への同行支援に係る交通費、退所者へのアウトリーチ支援に要する人件費 等)

    ※上記①~③の事業実施のための付随的経費

    交付率等 : 国10/10 (交付上限:1民間団体当たり、一つの都道府県・政令市の管内で1,000万円) そ の 他 : 他の国庫補助制度を適用可能な場合は、他制度優先2.民間シェルター等におけるパイロット事業の効果検証及び事例調査

    DV被害者等セーフティネット強化支援パイロット事業

    目 的○多様な困難に直面するDV(配偶者からの暴力)被害者等への支援において、民間シェルターは、先駆性、柔軟性、地域性、専門性等の強みを有し、地域社会における不可欠な社会資源として、重要な役割を担っているが、財政面、人的基盤とも厳しい状況にあり、今後、その存続が困難になるとの指摘もある。

    予算スキーム

    内閣府

    都道府県等民間シェルター等における以下の事業① 受け入れ体制整備事業② 専門的・個別支援事業③ 切れ目ない総合的支援事業※ 上記①~③の事業実施のための付随的経費

    概 要

    委託費等交付金

    令和2年度予算案 250百万円

    民間シェルター等

    ・NPO法人・社会福祉法人 等

    10/10

    業務請負 事業者(民間調査会社等)民間シェルター等におけるパイロット事業の効果検証及び事例調査

    年度 H27 H28 H29 H30

    団体数 125 115 108 107

    ○DV被害者等に対して、漏れなく、安全な居場所を一時的に確保しつつ、専門的・ニーズに沿った支援を、切れ目なく実施し、もって、地域においてDV被害者等が自立し、安心・安全に過ごせるよう、民間シェルターの取組促進を通じて、地域社会におけるセーフティネット機能を強化する。

    民間シェルターの運営団体数の推移

  • 性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    事業 事業を活用した取組例

    (1)受入体制整備事業被害者等を幅広く把握し、支援するために必要な相談窓口の拡充、利便性や安全性に配慮した受け入れ施設の改善や居住場所の確保等の環境整備を行う事業

    ア 被害者等の状況に応じた柔軟な相談の実施①若年被害者を対象としたメール・SNSを活用した相談・支援②被害の早期発見及び相談者の居住場所に応じた出張相談 等

    イ 多様な被害者等を受け入れるために要する経費①母子一体で受け入れるための施設の改修及び他の適切な居住施設の確保②高齢者や障害者を受け入れるための施設のバリアフリー化 等

    ウ 安全な相談・支援体制の確保①施設の安全性を確保するための防犯設備・体制の充実 等

    (2)専門的・個別的支援事業被害者等に対する専門的・個別的支援を実施するため、専門職の雇用または派遣、及び支援員への研修等の実施により対応力の強化を行う事業

    ア 被害者等の特性や課題に応じた専門的・個別的支援の実施①公認心理士や臨床心理士等による被害に対する心理的なケア②同伴児童に対する保育士による保育支援、教員免許取得者による教育支援③医師、看護師及び介護福祉士等による高齢者、障害者及び疾病を抱える者に対するケア④弁護士等による保護命令申請、離婚や婚姻費用の支払い請求等の法的支援 等

    イ 関係機関とのネットワーク構築・連携強化による総合的・包括的支援の実施①社会福祉士や精神保健福祉士等による生活環境等の相談支援や必要な社会資源のコーディネート②高度な専門知識及び技能を有する支援員(スーパーバイザー)による支援の充実及び体系的な支援の構築 等

    ウ 支援員の相談支援業務の対応力向上や専門性向上①地域の基幹的な団体が中心となって行う支援員の技能向上のための研修 等

    (3)切れ目ない総合的支援事業施設退所後においても、支援の切れ目が生じないよう、自立に向けたプログラムの実施、同行や家事育児に係る支援など総合的かつ中長期的な支援を行う事業

    ア 被害者等に対する自立に向けた支援の実施①被害者等の状況に応じた効果的な心身回復及び自立支援プログラムの導入②地域で自立に向けた生活再建を図るステップハウスでの支援③退所した被害者等が生活上の各種相談や心理的な安定を確保するための居場所・交流会等の運営 等

    イ 退所した被害者等に対する継続的なアウトリーチ支援の実施①退所後に必要な各種相談・手続に係る行政機関等の関係機関への同行支援②退所した被害者等に対する家庭訪問による家族への一体的な相談支援 等

  • 府 共 第 2 2 5 号 令和2年4月1日

    都道府県知事 指定都市市長

    内 閣 府 事 務 次 官 ( 公 印 省 略 )

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    の交付について 標記の交付金については、別紙「性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者

    暴力被害者等支援調査研究事業)交付要綱」により行うこととされ、令和2年4月1

    日から適用することとされたので通知する。

    各 殿

  • 性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    交付要綱

    (通則)

    第1 性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金のうち、配偶者暴力被害者等支援調査研究事

    業に係る交付金(以下「交付金」という。)の交付については、補助金等に係る予算の執

    行の適正化に関する法律(昭和 30 年法律第 179 号)、補助金等に係る予算の執行の適正

    化に関する法律施行令(昭和 30 年政令第 255 号)に定めるもののほか、この要綱に定め

    るところによる。

    (交付の目的)

    第2 この交付金は、都道府県、指定都市及び市町村(特別区を含む。以下同じ。)(以下

    「地方公共団体」という。)が、配偶者からの暴力被害者等を支援する民間シェルター等

    の先進的な取組を促進する事業に要した経費に充てるために交付することにより、地域に

    おける官民が連携した配偶者暴力被害者等支援の充実を図ることを目的とする。

    (交付の対象及び交付率)

    第3 内閣総理大臣(以下「大臣」という。)は、都道府県及び指定都市(以下「都道府県

    等」という。)が行う次の各号に掲げる事業(以下「交付対象事業」という。)を実施す

    るために必要な経費のうち、交付金交付の対象として大臣が認める経費(以下「補助対象

    経費」という。)について、予算の範囲内で交付金を交付するものとする。

    (1)内閣府男女共同参画局長が別に定める「性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶

    者暴力被害者等支援調査研究事業)実施要領」(以下「実施要領」という。)に基づき都

    道府県等が行う事業(以下「都道府県等事業」という。)

    (2) 実施要領に基づき市町村が行う事業に対し都道府県が交付金を交付する事業(以下

    「市町村事業」という。)

    2 補助対象経費の種目、基準額、対象経費及び補助率は別表のとおりとする。

    3 この交付金の交付額は、次により算出するものとする。

    (1)都道府県等事業に対する交付金は、次により算出するものとする。

    別表の第1欄に定める種目について、第2欄に定める基準額と第3欄に定める対象経

    費の実支出額から寄付金その他の収入額を控除した額とを比較して、いずれか少ない額

    に第4欄に定める補助率を乗じて得た額を交付額とする。ただし、算定された額に 1,000

    円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てるものとする。

    (2)市町村事業に対する交付金は、次により算出するものとする。

    ア 別表の第1欄に定める種目について、第2欄に定める基準額と第3欄に定める対象

    経費の実支出額から寄付金その他の収入額を控除した額とを比較して、いずれか少な

    い額に第4欄に定める補助率を乗じて得た額を交付額とする。ただし、算定された額

    に 1,000 円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てるものとする。

    イ アによる市町村ごとの交付額を合算する。

    (3) (1)及び(2)の金額については、別表に定める基準額を踏まえ、都道府県と管内市町村

    において調整した上で、算出するものとする。

    4 前項(1)及び(2)アで定める算定方法により算出された交付金の交付額が、別表の第2欄

    に定める下限額に満たない場合には、交付決定を行わないものとする。

  • 5 交付対象事業は公募により実施するものとし、公募に関して必要な細目は、内閣府男女

    共同参画局長が別に定める公募要領によるものとする。

    (申請手続)

    第4 都道府県知事又は指定都市市長(以下「都道府県知事等」という。)は、交付金の交

    付を受けようとするときは、別記様式第1号による交付申請書を内閣府男女共同参画局長

    が別に定める日までに大臣に提出しなければならない。

    2 前項の規定による交付の申請に当たって、当該交付金に係る消費税及び地方消費税に係

    る仕入控除税額(補助対象経費に含まれる消費税及び地方消費税相当額のうち、消費税法

    (昭和 63 年法律第 108 号)の規定により仕入れに係る消費税額として控除できる部分の

    金額及び当該金額に地方税法(昭和 25 年法律第 226 号)の規定による地方消費税の税率

    を乗じて得た金額の合計額に補助率を乗じて得た金額をいう。(以下「消費税等仕入控除

    税額」という。))を減額して交付申請しなければならない。ただし、申請時において消

    費税等控除仕入税額が明らかでないものについては、この限りでない。

    (交付決定の通知)

    第5 大臣は、第4第1項の規定による交付申請書の提出があったときは、審査の上、交付

    金を交付すべきものと認めたときは速やかに交付決定を行い、都道府県知事等に交付決定

    の通知を行うものとする。

    (交付申請の取下げ)

    第6 都道府県知事等は、交付決定の内容又はこれに付された条件に対して不服があること

    により、交付金交付の申請を取り下げようとするときは、交付決定の通知を受けた日から

    15 日以内にその旨を記載した書面を大臣に提出しなければならない。

    (計画変更、中止又は廃止の承認)

    第7 都道府県知事等は、次の各号の一に該当するときは、あらかじめ別記様式第2号によ

    る変更承認申請書又は別記様式第3号による事業中止(廃止)承認申請書を大臣に提出し、

    その承認を受けなければならない。

    (1) 総事業費の 20%を超える増減

    (2) 交付対象事業の内容を変更しようとするとき。ただし、次に掲げる場合を除く。

    ア 交付目的に変更をもたらすものではなく、かつ交付対象事業を実施する地方公共

    団体の自由な創意により、より効果的に交付目的の達成に資するものと考えられる

    とき。

    イ 目的及び事業効果に直接関わりがない事業計画の細部の変更であるとき。

    (3) 交付対象事業を中止し、又は廃止しようとするとき。

    2 大臣は、前項に基づく変更承認申請書を受理したときは、これを審査し、当該申請に係

    る変更の内容が適正であると認め、これを承認したときは、その旨を当該都道府県知事等

    に通知するものとする。

    3 大臣は、前項の承認をする場合において、必要に応じ交付決定の内容を変更し、又は条

    件を付することができる。

    (事業に関する事故等の届出)

    第8 都道府県知事等は、交付対象事業に係る民間シェルター等の活動状況を把握し、本交

    付金の適切な運用を図るとともに、民間シェルター等における不適切な事業実施があった

  • 場合、交付対象事業の遂行が困難となった場合、又は交付対象事業が予定の期間内に完了

    することができないと見込まれる場合においては、速やかに別記様式第4号による事故報

    告書を大臣に提出し、その指示を受けなければならない。

    (状況報告)

    第9 都道府県知事等は、交付対象事業の遂行及び支出状況について大臣の要求があったと

    きは、速やかに別記様式第5号による遂行状況報告書を大臣に提出しなければならない。

    (実績報告)

    第 10 都道府県知事等は、交付対象事業を完了したとき(第7の規定に基づく交付対象事業

    の中止又は廃止の承認を受けたときを含む。)は、その日から起算して 30 日以内又は翌

    年度の4月 10 日のいずれか早い日までに、別記様式第6号による実績報告書を大臣に提

    出しなければならない。

    2 第4第2項ただし書により交付の申請をした都道府県知事等は、前項の報告書を提出

    するに当たって、当該交付金に係る消費税等仕入控除税額が明らかになった場合は、これ

    を交付金額から減額して報告しなければならない。

    (交付金の額の確定)

    第 11 大臣は、第 10 第1項の規定による報告を受けた場合には、報告書等の書類の審査及

    び必要に応じて現地調査等を行い、その報告に係る交付対象事業の実施結果が交付決定の

    内容及びこれに付した条件に適合すると認めたときは、交付すべき交付金の額を確定し、

    都道府県知事等に通知するものとする。

    2 大臣は、都道府県知事等に交付すべき交付金の額を確定した場合において、既にその額

    を超える交付金が交付されているときは、その超える部分の交付金の返還を命ずるものと

    する。

    3 前項の交付金の返還期限は、当該命令のなされた日から 20 日(当該地方公共団体が当

    該交付金の返還のための予算措置について議会の承認を必要とする場合で、かつ、この期

    限により難い場合は 90 日)以内とし、期限内に納付がない場合は、未納に係る金額に対

    して、その未納に係る期間に応じて年利 10.95 パーセントの割合で計算した延滞金を徴す

    るものとする。

    (消費税等仕入控除税額の確定に伴う交付金の返還)

    第 12 都道府県知事等は、第 11 第1項の規定に基づく交付金の額の確定後に、消費税及び

    地方消費税の申告により交付金に係る消費税等仕入控除税額が確定した場合には、別記様

    式第7号により速やかに大臣に報告しなければならない。

    2 大臣は、前項の報告があった場合には、当該消費税等仕入控除税額の全部又は一部の返

    還を命ずるものとする。

    3 前項の返還については、第 11 第3項の規定を準用する。

    (交付金の支払)

    第 13 交付金は、第 11 の規定により交付すべき交付金の額を確定した後に支払うものとす

    る。ただし、真に必要があると認められる経費については、概算払をすることができる。

    2 都道府県知事等は、前項の規定により交付金の概算払を受けようとするときは、別記様

    式第8号による概算払請求書を大臣に提出しなければならない。

    なお、概算払の請求は、予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号)第 58 条ただし

  • 書に基づく、財務大臣との協議が調った日以降とする。

    (交付決定の取消し等)

    第 14 大臣は、第7の交付対象事業の中止又は廃止の申請があった場合及び次の各号に掲げ

    る場合には、第5の交付決定の全部若しくは一部を取り消し又は変更することができる。

    (1) 都道府県知事等が、法令、本要綱又は法令若しくは本要綱に基づく大臣の処分若し

    くは指示に違反した場合 (2) 都道府県知事等が、交付金を本事業以外の用途に使用した場合 (3) 都道府県知事等が、交付対象事業に関して、不正、事務手続の遅延その他不適当な

    行為をした場合 (4) 交付の決定後生じた事情の変更等により、交付対象事業の全部又は一部を継続する

    必要がなくなった場合 2 大臣は、前項の取消しをした場合において、既に当該取消しに係る部分に対する交付金

    が交付されているときは、期限を付して当該交付金の全部又は一部の返還を命ずるものと

    する。

    3 大臣は、第1項(1)から(3)までの場合による取消しをした場合において、前項の返還

    を命ずるときは、その命令に係る交付金の受領の日から納付の日までの期間に応じ

    て、年利 10.95 パーセントの割合で計算した加算金の納付を併せて命ずるものとする。

    4 第2項に基づく交付金の返還及び前項の加算金の納付については、第 11 第3項の規定

    を準用する。

    (財産の管理等)

    第 15 都道府県知事等は、補助対象経費(交付対象事業を他の団体に実施させた場合におけ

    る対応経費を含む。)により取得し、又は効用の増加した財産(以下「取得財産等」とい

    う。)については、交付対象事業の完了後においても、善良な管理者の注意をもって管理

    し、交付金交付の目的に従って、その効率的運用を図らなければならない。

    2 交付対象事業により取得し、効用の増加した価格が単価 50 万円以上の機械、器具及び

    その他の財産については、適正化法施行令第 14 条第2項の規定により大臣が別に定める

    期間を経過するまで、大臣の承認を受けないでこの交付金の交付目的に反して使用し、譲

    渡し、交換し、貸し付け、担保に供し、又は廃棄してはならない。

    3 取得財産等を処分することにより、収入があり、又はあると見込まれるときは、その収

    入の全部又は一部を国に納付させることがある。

    (交付金の経理)

    第 16 都道府県知事等は、交付対象事業についての帳簿を備え、他の経理と区分して交付対

    象事業の収入及び支出を記載し、交付金の使途を明らかにしておかなければならない。

    2 都道府県知事等は、前項の収入及び支出について、その支出内容の証拠書類又は証拠物

    を整備して前項の帳簿とともに交付対象事業の完了の日の属する年度の翌年度から起算

    して5年間整備保管しなければならない。ただし、交付対象事業により取得し、効用の増

    加した価格が単価 50 万円以上の財産がある場合は、前記の期間を経過後、当該財産の財

    産処分が完了する日、又は適正化法施行令第 14 条第1項第2号の規定により大臣が別に

    定める期間を経過する日のいずれか遅い日まで保管しておかなければならない。

    (間接補助に対して付すべき条件)

    第 17 都道府県知事等は市町村の長に交付金を交付するときは、本要綱第7から第 16 まで

  • (第 13を除く。)の規定に準ずる条件を付さなければならない。

    (その他)

    第 18 この要綱に定めるもののほか、その他必要な事項は、内閣府男女共同参画局長が別に

    定めるものとする。

    附 則

    この要綱は、令和2年4月1日から施行する。

  • (別表)

    補助対象経費の種目及び補助率

    1 種目 2 基準額 3 対象経費 4 補助率

    (1) 都道府県等事業

    次の事業を行う場合

    ①受入体制整備事業

    ②専門的・個別的支援事業

    ③切れ目ない総合的支援事業

    民間シェルター等1か所当た

    り、年額 1,000 万円

    ※1 上記金額には、事業管

    理経費として、①、②及び③

    に係る事業費の 10%以内の金

    額を含むことができる。

    ※2 同一の民間シェルター

    等が、(1)及び(2)の両事業の

    対象となっている場合は、(1)

    及び(2)の合算額について上記

    金額を適用する。

    ※3 年額 20 万円(事業管理

    経費を含む。)を下限とす

    る。

    事業実施に必要な報酬、

    給料、職員手当等、報償

    費、謝金、共済費、旅

    費、需用費、役務費、委

    託料、使用料及び賃借

    料、備品購入費、改修

    費、設備整備費 等

    10/10

    (2) 市町村事業 同上 同上 同上

  • 別記様式第1号(第4関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金

    (配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)交付申請書

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)交付

    要綱第4第1項の規定に基づき、配偶者暴力被害者等支援調査研究事業に係る交付金の交

    付について、下記のとおり申請する。

    1 事業の目的及び内容

    別紙 所要額調(様式1)及び実施計画書(様式2)のとおり

    2 交付金交付申請額 円

    内訳 都道府県等事業 円

    市町村事業 円

    3 事業完了予定年月日 令和 年 月 日

    4 添付書類

    (1)歳入歳出予算書(見込書)抄

    (2)その他交付申請書に記載した内容を補完するために必要な関係書類

    (注1)用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    (注2)都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 別記様式第2号(第7関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金

    (配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)変更承認申請書

    令和 年 月 日付け 第 号をもって交付決定を受けた標記交付金につ

    いては、下記のとおり計画を変更し[金 円の追加交付(減額承認)を受け]たい

    ので、性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    交付要綱第7第1項の規定に基づき申請する。

    1 変更の理由

    2 変更計画の内容

    別紙 所要額調(様式1)及び実施計画書(様式2)のとおり

    3 交付金変更申請額 円

    内訳 都道府県等事業 円

    市町村事業 円

    4 事業完了予定年月日 令和 年 月 日

    (注)

    1 用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    2 金額の変更のない場合は[ ]の部分を除くこと。

    3 交付対象事業を中止、又は廃止しようとする場合にあっては、「変更承認申請書

    」を「事業中止(廃止)承認申請書」と、「変更」を「中止(廃止)」と置き換え

    る。

    4 変更前後が対照比較できるように、変更に係る部分の変更前を上段に( )書き

    、変更後を下段に記入すること。

    5 事業計画書に変更がある場合は、変更に係る部分の変更前を上段に( )書き、

    変更後を下段に記入し、その旨を書類中に明記すること。また、事前に提出してい

    る添付書類等に変更がある場合は、従前との違いが分かるように記載し、提出する

    こと。

    6 都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 別記様式第3号(第7関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金

    (配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)中止(廃止)承認申請書

    令和 年 月 日付け 第 号で交付決定を受けた標記交付金事業を中止

    (廃止)したいので、性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援

    調査研究事業)交付要綱第7第1項の規定に基づき、下記のとおり申請する。

    1 中止(廃止)する事業内容

    2 事業を中止(廃止)する理由

    3 交付決定額

    金 円

    4 事業の再開の見通し(事業を中止する場合のみ)

    (1)中止期間 令和 年 月 日 ~ 令和 年 月 日

    (2)完了予定日 令和 年 月 日

    5 添付書類

    (1)交付決定通知書の写し

    (2)廃止に係る事業について、既実施部分と未実施部分の事業内容及び支出内訳が分

    かる資料

    (注1)用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    (注2)都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 別記様式第4号(第8関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金

    (配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)事業事故報告書

    令和 年 月 日付け 第 号で交付決定を受けた標記交付金事業につい

    て、下記の事故が発生したので、性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被

    害者等支援調査研究事業)交付要綱第8の規定により、下記のとおり報告する。

    1 事故の内容及びその原因

    2 交付金事業の現在の進捗状況

    3 現在までに要した経費

    4 事故に対してとった措置

    5 交付金事業の遂行及び完了の予定

    6 添付書類

    事故に係る事業について上記の各項目が分かる資料

    (注1)用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    (注2)都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 別記様式第5号(第9関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金

    (配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)遂行状況報告書

    令和 年 月 日付け 第 号をもって報告を求められた標記交付金の遂

    行状況について、交付要綱第9の規定に基づき、下記のとおり報告する。

    1 事業遂行状況(令和 年 月 日現在)

    (実施計画)

    交付金所要額

    (A)

    (報告時点出来高)

    交付金所要額

    (B)

    進捗率

    (B/A)

    金額(円) 円

    都道府県

    等事業

    市町村等

    事業

    2 事業着手年月日 令和 年 月 日

    3 事業完了予定年月日 令和 年 月 日

    4 添付書類

    (1)支給実績内訳書(円単位、任意様式)

    (注)添付書類については、補助による事業の場合は補助金の交付要綱等の写し、事

    業を委託して実施した場合は委託契約書の写し、当該事業の実施により策定した

    計画の写し、取組を実施したことを説明し得る関係書類(パンフレット、チラシ

    等)を添付すること。また、このほか、交付申請書等の添付資料に変更があった

    場合は、当該資料を添付すること。

    5 その他参考となる事項

    (注1)用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    (注2)都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 別記様式第6号(第 10 関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金

    (配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)実績報告書

    令和 年 月 日付け 第 号をもって交付決定を受けた標記交付金につ

    いては、交付対象事業が完了したので、交付要綱第 10 第1項の規定に基づき、下記のとお

    り関係書類を添えて報告する。

    1 事業実施内容

    別紙 精算書(様式3)及び実績報告書(様式4)のとおり

    2 交付金精算額 円

    内訳 都道府県等事業 円

    市町村事業 円

    3 事業完了年月日 令和 年 月 日

    4 添付書類

    (1)歳入歳出決算書(見込)抄本

    (内訳として、支給実績内訳書(円単位、任意様式)等を添付すること。)

    (注)

    1 用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    2 添付書類については、補助による事業の場合は補助金の交付要綱等の写し、事

    業を委託して実施した場合は委託契約書の写し、当該事業の実施により策定した

    計画の写し、取組を実施したことを説明し得る関係書類(パンフレット、チラシ

    等)を添付すること。また、このほか、交付申請書等の添付資料に変更があった

    場合は、当該資料を添付すること。

    3 都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 別記様式第7号(第 12 関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金

    (配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)に係る消費税等仕入控除税額報告書

    令和 年 月 日付け 第 号をもって交付決定を受けた標記交付金につ

    いて、性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    交付要綱第 12 第1項の規定に基づき、下記のとおり報告する。

    1 性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)交

    付要綱第11第1項の規定による交付金の額の確定額

    (令和 年 月 日付け 第 号による額の確定通知額)

    金 円

    2 交付金の確定時に減額した仕入れに係る消費税等相当額 金 円

    3 消費税の申告により確定した消費税等仕入控除税額 金 円

    4 交付金返還相当額(3の金額から2の金額を減じて得た額) 金 円

    (注)

    1 用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    2 事業実施主体ごとの内訳資料その他参考となる資料を添付すること。

    3 都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 別記様式第8号(第 13関係)

    番 号

    年 月 日

    内閣総理大臣 殿

    支出官内閣府大臣官房会計課長 殿

    都道府県知事 ㊞

    指定都市市長

    令和 年度第 四半期概算払請求書(性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業))

    令和 年 月 日付け 第 号をもって交付金の交付決定通知を受けた標記交付金について、下記により金 円

    を概算払によって交付を受けるため、性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)交付要綱第 13第2項の

    規定により、下記のとおり請求する。

    令和 年 月 日

    交付決定額

    (A)

    既受領額

    (B)

    今回請求額

    (C)

    残高

    (A-(B+C))

    事業完了予定日

    年 月 日

    金額(円)

    (注1)用紙の大きさは日本産業規格A列4番によるものとする。

    (注2)都道府県は、市町村分もとりまとめた上で、提出すること。

  • 様式1

    (単位:円)

    交付対象事業に要する経費

    (A)

    寄付金その他の収入額

    (B)

    差引額(C=A-B)

    基準額(D)

    交付金算定基礎額(E)

    交付金所要額(F)

    備  考

    1 都道府県等事業 0 0

    2 市町村事業 0 0 0 0 0 0

    (1)(市町村名) 0 0

    (2)(市町村名) 0 0

    (3)(市町村名) 0 0

    (4)(市町村名) 0 0

    (5)(市町村名) 0 0

    0 0 0 0 0 0

    (注) 1 A欄には、交付要綱第3にいう対象経費の実支出額を記入すること。

    2 B欄には、交付要綱第3にいう寄付金その他の収入額を記入すること。

    3 D欄には、交付要綱第3に定める基準額を記入すること。

    4 E欄には、C欄及びD欄を比較して最も少ない金額を記入すること。5 F欄には、E欄の金額に補助率を乗じた額を記入すること。ただし、1,000円未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとする。

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業) 所要額調

    種目

    合   計(1+2)

  • 様式2-1

    (※複数ある場合は、行を増やして記載ください。)

    既存事業①

    既存事業②

    ① ② ③

    実施事業①

    実施事業②

    注)添付文書として、対象事業の交付要綱や実施要領等を添付すること。

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業) 実施計画書

    地方公共団体名:              

    1.実施期間 令和 年 月 日 ~ 令和 年 月 日

    2.地域の実情と課題

    (※地方公共団体における公的な取組、地域の社会資源、配偶者暴力の被害者等の状況を踏まえた現状把握、分析による、現在の実情と認識している課題について記載してください。これに対し、これまで取り組んできた内容についても記載してください。)

    3.既存の取組(※現在、取り組んでいる事業について記載してください。)

    事業名 事業概要他の国庫補助等

    (※他の国庫補助等を受けている場合に記載(特別交付税措置含む))

    (※複数ある場合は、行を増やして記載ください。)

    事業名

    事業種別(※①~③で該当するもの

    に「〇」)事業概要

    新規性・事業効果(※「3」で挙げた既存事業との比較による新規性及びこれにより見込まれる効果について、公募要領第10の3の項目(①効果の発現性、②先進性・新規性、③環境

    整備、④波及性)を踏まえ記載)

    4.対象事業(※「地域の実情と課題」及び「既存の取組」を踏まえ、地方公共団体においてどのような事業を実施しようとしているのか分かるように記載してください。)

    所要額合計(円)

    (※数字のみ記載)

    連携先(※連携先の民間シェルター等が決まっている場合に団体名を記載。)

    (例1)NPO法人A(例2)民間シェルター3団体程度に交付する予定。なお、管轄区域内では、NPO法人A、社会福祉法人B、一般社団法人Cなどが活動している。

    6.所属、担当者名、連絡先 電話: e-mail:

    5.所要額・実施工程 様式2-2に記載

  • (単位:円)

    (団体ごと)

    注) 1 「事業番号」、「事業名」、「連携先」、「所要額」は、様式2-1の「4.対象事業」と対応させてください。2 連携先の民間シェルター等が決まっていない場合は、「未定」とし、全体事業に係る内容を記載。3 行が足りない場合は、適宜、行を追加してください。

    様式2-2

    事業所要額・実施工程

    事業番号 事業名

    連携先(※連携先の民間シェルターの団体名

    を記載)

    地方公共団体名

    取組内容(※各団体における取組内容について、新規性や見込まれる効果を

    含め記載)

    取組期間(※「R2.●.●~R3.●.

    ●」のように記載)

    経費内訳(※事業管理経費10%分含む)

    0

    所要額合計(※事業管理経費10%

    分含む)

    ② 0

    ③ 0

  • 様式3

    (単位:円)交付対象事業に要す

    る経費(A)

    寄付金その他の収入額

    (B)

    差引額(C=A-B)

    基準額(D)

    交付金算定基礎額(E)

    交付金所要額(F)

    交付金交付決定額

    (G)

    交付金受入済額

    (H)

    交付金額(I)

    精算額(J=I-H) 備  考

    1 都道府県等事業 0 0

    2 市町村事業 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

    (1)(市町村名) 0 0

    (2)(市町村名) 0 0

    (3)(市町村名) 0 0

    (4)(市町村名) 0 0

    (5)(市町村名) 0 0

    0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

    (注) 1 A欄には、交付要綱第3にいう対象経費の実支出額を記入すること。

    2 B欄には、交付要綱第3にいう寄付金その他の収入額を記入すること。

    3 D欄には、交付要綱第3に定める基準額を記入すること。

    4 E欄には、C欄及びD欄を比較して最も少ない金額を記入すること。

    5 F欄には、E欄の金額に補助率を乗じた額を記入すること。ただし、1,000円未満の端数が生じた場合は、これを切り捨てるものとする。6 I欄には、F欄及びG欄を比較して少ない金額を記入すること。7 色付きのセル以外は、計算用の関数が入力されています。

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業) 精算書

    種目

    合   計(1+2)

  • 様式4-1

    ① ② ③

    実施事業①

    実施事業②

    注)添付文書として、対象事業の交付要綱や実施要領等を添付すること(実施計画時に提出済みの場合は省略可)。

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業) 実績報告書

    地方公共団体名:              

    1.実施期間 令和 年 月 日 ~ 令和 年 月 日

    2.地域の実情と課題  (※事業実施前)

    (※「実施計画書」において記載した内容を記載してください。)

    3.対象事業

    (※複数ある場合は、行を増やして記載ください。)

    事業名

    事業種別(※①~③で該当するもの

    に「〇」)事業概要

    事業効果(※事業実施により現れた効果について具体的に記

    載)

    所要額合計(円)

    (※数字のみ記載)

    連携先(※連携先の民間シェルター等を記

    載)

    4.所要額・実施工程 様式4-2に記載

    7.所属、担当者名、連絡先 電話: e-mail:

    5.地域全体の効果・影響

    (※上記の事業の実施により、事業実施前の状況(「2.地域の実情と課題」が、どのように改善されたのか等、地域全体における効果・影響について記載してください。)

    6.今後の課題

    (※地方公共団体における公的な取組、地域の社会資源、配偶者暴力の被害者等の状況を踏まえた現状把握、分析による、事業実施を踏まえた課題について記載してください。)

  • (単位:円)

    (団体ごと)

    注) 1 「事業番号」、「事業名」、「連携先」、「所要額」は、様式4-1の「3.対象事業」と対応させてください。2 行が足りない場合は、適宜、行を追加してください。

    様式4-2

    事業所要額・実施工程

    地方公共団体名

    事業番号 事業名

    連携先(※連携先の民間シェルターの団体名

    を記載)

    取組内容(※各団体における取組内容を記

    載)

    取組期間(※「R2.●.●~R3.●.

    ●」のように記載)

    所要額合計(※事業管理経費10%

    分含む)

    経費内訳(※事業管理経費10%分含む)

    ③ 0

    ① 0

    ② 0

  • 府共第226号

    令和2年4月1日

    都道府県知事

    指定都市市長

    内閣府男女共同参画局長

    (公 印 省 略)

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    の実施について

    配偶者からの暴力被害者等を支援する民間シェルター等の先進的な取組を促進する

    ことにより、地域における官民が連携した配偶者暴力被害者等支援の充実及び多様なニ

    ーズに応じた支援の枠組みを構築するため、今般、別紙のとおり、実施要領を定め、令

    和2年4月1日から適用することとしたので通知する。

    各 殿

  • 性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    実施要領

    第1 目的

    性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)(以

    下「本事業」という。)は、配偶者からの暴力被害者等を支援する民間シェルター等の

    先進的な取組を促進することにより、地域における官民が連携した配偶者暴力被害者等

    支援の充実及び多様なニーズに応じた支援の枠組みの構築に資することを目的とする。

    第2 実施主体

    実施主体は、都道府県、指定都市及び市町村(特別区を含む。以下同じ。)(以下「地

    方公共団体」という。)とする。

    第3 定義

    本事業における用語の定義は、それぞれ次に定めるところによる

    (1)「配偶者暴力の被害者等」とは、配偶者暴力(以下「DV」という。)の被害者

    に加え、家庭関係の破綻、生活の困窮等正常な生活を営む上で困難な問題を有して

    おり、現に保護・援助を必要とする状態にあると認められる者、その他ストーカー

    被害者、人身取引被害者等を指す。

    (2)「地方公共団体が行う事業」(モデル事業による調査研究を含む。)とは、官民

    連携しての民間シェルター等によるDV被害者等の支援を行う事業であり、実施形

    態は、民間シェルター等への委託か補助(一部の委託・補助とすることも可)かは

    問わない。

    (3)「民間シェルター等」とは、民間団体によって運営されている暴力を受けた被害

    者が緊急一時的に避難できる施設であり、DV被害者等に対する保護を行う場(部

    屋)を有する団体(ただし、政治活動を主たる目的とする団体、暴力団又は暴力団

    員の統制の下にある団体を除く。)を指す。また、単にDV被害者等の避難・保護

    のみではなく、居場所のない若年女性への居住場所の提供、及びDVからの避難後

    に支援を受けながら地域で自立に向けた生活再建を図るための施設(ステップハウ

    ス)も含む。

    (4)「先進的な取組」とは、民間シェルターの基本的な取組(電話・面接による事前

    の相談支援、保護及び保護中の支援員による一般的な相談・支援)に加えて行うも

    のであって、その取組を実施することにより、DV被害者等に対する支援の充実が

    認められる取組を指す。

    第4 事業内容

    地域におけるDV被害者等支援の充実に資する地方公共団体が行う事業であり、民間

    シェルター等が行う先進的な取組を促進する、次に掲げる事業のいずれかを実施するも

    のとする。

    (1)受入体制整備事業

    被害者等を幅広く把握し、支援するために必要な相談窓口の拡充、利便性や安全

    性に配慮した受け入れ施設の改善や居住場所の確保等の環境整備を行う事業

    (2)専門的・個別的支援事業

    被害者等に対する専門的・個別的支援を実施するため、専門職の雇用または派遣、

    及び支援員への研修等の実施により対応力の強化を行う事業

  • (3)切れ目ない総合的支援事業

    施設退所後においても、支援の切れ目が生じないよう、自立に向けたプログラム

    の実施、同行や家事育児に係る支援など総合的かつ中長期的な支援を行う事業

    第5 事業実施に当たっての留意点

    1 DV被害者等に対する支援の充実に資する、実効性のある先進的な取組を実施するた

    め、地方公共団体は、以下の要件を満たす事業を実施するものとする。

    (1)過去3年度において、民間シェルター等への委託・補助等を行っていない範囲の事

    業(新規事業)であること。

    (2)他の国庫補助金等の補助を受けて既に実施している又は実施することとしている事

    業内容ではないこと。

    2 DV被害者等に対する支援の充実に資する、実効性のある先進的な取組を実施する

    ため、地方公共団体と連携する民間シェルター等は、以下の要件を満たす事業を実施

    するものとする。

    (1)過去に実施していない取組(新規事業)であること。ただし、既存の取組であっ

    ても、全国的に見て特に先進的な取組の充実を図るものであれば対象とすることが

    できる。

    (2)既存の取組の単純な拡充を内容とするものではないこと。なお、先進的な新規事業

    の実施に伴い、一体的に実施する必要がある追加的な部分については一定の範囲内で

    対象とすることができる。

    (3)他の国庫補助金等の補助を受けて既に実施している又は実施することとしている事

    業内容ではないこと。

    3 本事業の対象となる民間シェルター等は、法人格を有する団体を原則とするが、法人

    格を有しない団体であっても、以下を満たし、地方公共団体が適当と認める場合には、

    対象団体として認められるものとする。

    (1)事業実施時点で3年以上運営されている団体であること。

    (2)団体責任者、プログラム責任者、会計責任者などの執行部・責任者の体制が明確で

    あり、会計帳簿が適切に作成されていること。

    (3)事務所所在地やシェルター施設の存在を、支援事業を実施する地方公共団体が確認

    できていること。

    (4)政治活動を主たる目的とする団体、暴力団又は暴力団員の統制のもとにある団体で

    ないこと。

    (5)過去3年間で国、地方公共団体、独立行政法人からプログラムや保護の委託等を受

    けて適切に完遂した実績があること。

    4 地方公共団体は、民間シェルター等と密接に連携を図り、別添の事業管理表により事

    業の実施状況の把握を行い、より効果的な事業となるよう取り組むとともに、事業の執

    行及び管理について、責任をもって実施すること。また、民間シェルター等の取組が、

    行政による取組とあいまって、DV被害者等支援のさらなる充実につながるよう、関係

    施策等の充実や関係行政機関との連携の推進を図ること。

    5 地方公共団体及び民間シェルター等は、国が本事業に係る実証的な調査研究を行うに

    当たって必要な調査・報告等について協力することとする。その際、4により作成した

    事業管理表の提出を求めることがある。

    6 都道府県は、本事業の実施の検討に当たっては、地域におけるDV被害者等支援の充

    実・強化を図る観点から、本事業の対象団体であるかどうかにかかわらず、域内の民間

    シェルター等に係る情報(事業管理表の基本情報部分)を把握し、官民の連携体制の構

    築及び効果的な取組について検討することが望ましい。

  • 第6 経費の補助

    (1)国は、予算の範囲内において、地方公共団体が本事業のために支出した経費につい

    て、交付要綱に基づき補助するものとする。

    (2)地方公共団体は、本事業の実施について国の補助を受けようとする時は、交付要綱

    に基づき申請し、承認を受けるものとする。

    (3)地方公共団体は、本事業の対象経費と重複して、他の国庫補助金等の補助を受けて

    はならない。

    第7 事業の検査等

    (1)大臣は、事業の適正を期するため必要があるときは、地方公共団体に報告を求め、

    又は内閣府職員に事業場に立ち入り、帳簿書類等その他の物件を検査させ、若しくは関

    係者に質問させることができるものとする。

    (2)大臣は、(1)の調査により、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律、

    補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律施行令、交付要綱又は本要領の内容に

    適合しない事実が明らかになった場合には、地方公共団体に対して、事業の中止、若し

    くは変更又は交付要綱若しくは本要領の内容に適合させるための措置を取ることを命

    ずることができる。

    附 則

    この要領は、令和2年4月1日から施行する。

  • 別添

    【基本情報】

    合計 0 人

    常勤スタッフ 人

    非常勤スタッフ 人

    ボランティア 人

    その他 人

    人 世帯

    室 (※シェルターとして利用する居室のみ)

    事業管理表(記入日:令和 年 月 日)

    対象期間:令和 年 月 日 ~ 令和 年 月 日

    3.スタッフ数

    4.定員(人数又は世帯数)

    5.居室数

    6.支援対象者

    1.施設名称

    2.活動年数

    7.活動内容

  • 【実施状況】

    (延べ人数) (延べ人数)

    合計 0 人 合計 0 人

    女性 人 女性 人

    男性 人 男性 人

    同伴児童 人 同伴児童 人

    (2) 上記取組による効果(※事業ごと(①受入体制整備事業、②専門的・個別的支援事業、③切れ目ない総合的支援事業)に、定量的な効果(受入れ人数の変化等)及び定性的な効果(支援の充実等)を整理して記載)

    (定性的)

    (定量的)

    9.退所者

    10.平均滞在日数

    12.「配偶者暴力被害者等支援調査研究事業」による取組内容

    8.利用者(入所者)

    11.既存の取組

    (1)新規の取組部分(※既存の取組と関連する場合は、事業ごと(①受入体制整備事業、②専門的・個別的支援事業、③切れ目ない総合的支援事業)にその切り分けがわかるよう記載)

    第1 性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金のうち、配偶者暴力被害者等支援調査研究事業に係る交付金(以下「交付金」という。)の交付については、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律(昭和30年法律第179号)、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律施行令(昭和30年政令第255号)に定めるもののほか、この要綱に定めるところによる。(交付の目的)第2 この交付金は、都道府県、指定都市及び市町村(特別区を含む。以下同じ。)(以下「地方公共団体」という。)が、配偶者からの暴力被害者等を支援する民間シェルター等の先進的な取組を促進する事業に要した経費に充てるために交付することにより、地域における官民が連携した配偶者暴力被害者等支援の充実を図ることを目的とする。(交付の対象及び交付率)第3 内閣総理大臣(以下「大臣」という。)は、都道府県及び指定都市(以下「都道府県等」という。)が行う次の各号に掲げる事業(以下「交付対象事業」という。)を実施するために必要な経費のうち、交付金交付の対象として大臣が認める経費(以下「補助対象経費」という。)について、予算の範囲内で交付金を交付するものとする。(1)内閣府男女共同参画局長が別に定める「性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)実施要領」(以下「実施要領」という。)に基づき都道府県等が行う事業(以下「都道府県等事業」という。)(2) 実施要領に基づき市町村が行う事業に対し都道府県が交付金を交付する事業(以下「市町村事業」という。)2 補助対象経費の種目、基準額、対象経費及び補助率は別表のとおりとする。3 この交付金の交付額は、次により算出するものとする。(1)都道府県等事業に対する交付金は、次により算出するものとする。別表の第1欄に定める種目について、第2欄に定める基準額と第3欄に定める対象経費の実支出額から寄付金その他の収入額を控除した額とを比較して、いずれか少ない額に第4欄に定める補助率を乗じて得た額を交付額とする。ただし、算定された額に1,000円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てるものとする。(2)市町村事業に対する交付金は、次により算出するものとする。ア 別表の第1欄に定める種目について、第2欄に定める基準額と第3欄に定める対象経費の実支出額から寄付金その他の収入額を控除した額とを比較して、いずれか少ない額に第4欄に定める補助率を乗じて得た額を交付額とする。ただし、算定された額に1,000円未満の端数が生じた場合には、これを切り捨てるものとする。イ アによる市町村ごとの交付額を合算する。(3) (1)及び(2)の金額については、別表に定める基準額を踏まえ、都道府県と管内市町村において調整した上で、算出するものとする。4 前項(1)及び(2)アで定める算定方法により算出された交付金の交付額が、別表の第2欄に定める下限額に満たない場合には、交付決定を行わないものとする。5 交付対象事業は公募により実施するものとし、公募に関して必要な細目は、内閣府男女共同参画局長が別に定める公募要領によるものとする。

    様式1 所要額調【関数あり】様式2-1 計画書様式2-2 実施工程様式3 清算書【関数あり】様式4-1 報告書様式4-2 実施工程

    ①パイロット事業概要(+取組例) DV被害者等セーフティネット強化支援パイロット事業 性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)

    第1 目的性暴力・配偶者暴力被害者等支援交付金(配偶者暴力被害者等支援調査研究事業)(以下「本事業」という。)は、配偶者からの暴力被害者等を支援する民間シェルター等の先進的な取組を促進することにより、地域における官民が連携した配偶者暴力被害者等支援の充実及び多様なニーズに応じた支援の枠組みの構築に資することを目的とする。第2 実施主体実施主体は、都道府県、指定都市及び市町村(特別区を含む。以下同じ。)(以下「地方公共団体」という。)とする。本事業における用語の定義は、それぞれ次に定めるところによる(1)「配偶者暴力の被害者等」とは、配偶者暴力(以下「DV」という。)の被害者に加え、家庭関係の破綻、生活の困窮等正常な生活を営む上で困難な問題を有しており、現に保護・援助を必要とする状態にあると認められる者、その他ストーカー被害者、人身取引被害者等を指す。(2)「地方公共団体が行う事業」(モデル事業による調査研究を含む。)とは、官民連携しての民間シェルター等によるDV被害者等の支援を行う事業であり、実施形態は、民間シェルター等への委託か補助(一部の委託・補助とすることも可)かは問わない。(3)「民間シェルター等」とは、民間団体によって運営されている暴力を受けた被害者が緊急一時的に避難できる施設であり、DV被害者等に対する保護を行う場(部屋)を有する団体(ただし、政治活動を主たる目的とする団体、暴力団又は暴力団員の統制の下にある団体を除く。)を指す。また、単にDV被害者等の避難・保護のみではなく、居場所のない若年女性への居住場所の提供、及びDVからの避難後に支援を受けながら地域で自立に向けた生活再建を図るための施設(ステップハウス)も含む。(4)「先進的な取組」とは、民間シェルターの基本的な取組(電話・面接による事前の相談支援、保護及び保護中の支援員による一般的な相談・支援)に加えて行うものであって、その取組を実施することにより、DV被害者等に対する支援の充実が認められる取組を指す。第4 事業内容地域におけるDV被害者等支援の充実に資する地方公共団体が行う事業であり、民間シェルター等が行う先進的な取組を促進する、次に掲げる事業のいずれかを実施するものとする。(1)受入体制整備事業被害者等を幅広く把握し、支援するために必要な相談窓口の拡充、利便性や安全性に配慮した受け入れ施設の改善や居住場所の確保等の環境整備を行う事業(2)専門的・個別的支援事業被害者等に対する専門的・個別的支援を実施するため、専門職の雇用または派遣、及び支援員への研修等の実施により対応力の強化を行う事業(3)切れ目ない総合的支援事業施設退所後においても、支援の切れ目が生じないよう、自立に向けたプログラムの実施、同行や家事育児に係る支援など総合的かつ中長期的な支援を行う事業1 DV被害者等に対する支援の充実に資する、実効性のある先進的な取組を実施するため、地方公共団体は、以下の要件を満たす事業を実施するものとする。4 地方公共団体は、民間シェルター等と密接に連携を図り、別添の事業管理表により事業の実施状況の把握を行い、より効果的な事業となるよう取り組むとともに、事業の執行及び管理について、責任をもって実施すること。また、民間シェルター等の取組が、行政による取組とあいまって、DV被害者等支援のさらなる充実につながるよう、関係施策等の充実や関係行政機関との連携の推進を図ること。5 地方公共団体及び民間シェルター等は、国が本事業に係る実証的な調査研究を行うに当たって必要な調査・報告等について協力することとする。その際、4により作成した事業管理表の提出を求めることがある。6 都道府県は、本事業の実施の検討に当たっては、地域におけるDV被害者等支援の充実・強化を図る観点から、本事業の対象団体であるかどうかにかかわらず、域内の民間シェルター等に係る情報(事業管理表の基本情報部分)を把握し、官民の連携体制の構築及び効果的な取組について検討することが望ましい。

    事業管理表