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試薬を通して最新研究をサポート試薬を通して最新研究をサポート
NAD(P)+/NAD(P)Hをマーカーとした研究論文数
データ参照元:Google Scholar
各キットの詳細NEXT
NAD+/NADH
NAD/NADHミトコンドリア
:“NAD/NADH”:“NAD/NADH” mitochondria
:“NADP/NADPH”:“NADP/NADPH” mitochondria
NADP/NADPHミトコンドリア
がん肥満
:“NAD/NADH” cancer:“NAD/NADH“ obesity
がん酸化ストレス
:“NADP/NADPH” cancer:“NADP/NADPH“ “oxidative stress”
2500
2000
1500
1000
500
02005 2007 2009 2011 2013 2015
論文数
発行年
肥満
がん
ミトコンドリアNAD/NADH
細胞内のNAD(P)+とNAD(P)Hの量は、薬剤投与や遺伝子組み換え等により影響を受けたがん細胞やミトコンドリア機能を理解する際の重要な代謝マーカーとして評価されています。特に米国を中心に論文数の増加が見られており、細胞内代謝の評価は細胞の状態を理解するうえで重要視されています。
細胞内の代謝システムである、解糖系やTCA回路、電子伝達系の解析は、細胞状態を理解する上で重要であり、グルコースや乳酸、NAD(P)/NAD(P)Hなどのエネルギーおよび代謝産物を指標に評価されています。
細胞内代謝で理解する細胞状態
NADP+/NADPH
0
200
400
600
800
1000
2000 2002 2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016
論文数
発行年
NADP/NADPH
ミトコンドリア
がん
酸化ストレス
<検索ワード> <検索ワード>
TCA回路
解糖系
Glucose Assay Kit-WST製品コード:G259
Lactate Assay Kit-WST製品コード:L256
NADP/NADPH Assay Kit-WST製品コード:N510
NAD/NADH Assay Kit-WST製品コード:N509
NAD+
NADHピルビン酸
G6P
乳酸
Ribose-5P
NAD+ NADH
NADP+ NADPHグルコース
検索細胞内代謝 同仁
NAD/NADH Assay Kit-WST 細胞内代謝測定キット
NADP/NADPH Assay Kit-WST
これからはじめるこれからはじめる
細胞内代謝測定細胞内代謝測定
0
0.4
0.8
1.2
1.6
0.5 1.0 1.5 2.0
Abso
rban
ce (4
50 n
m)
NAD+濃度 (μmol/l)
本キット同梱の標準液を同時に測定することで、0.03~2 μmol/lの総NAD+/NADHとNADHの定量解析が行えます。なお、サンプル中の総NAD+/NADH量が2 μmol/lより濃い濃度の場合は、サンプルを希釈することで評価できます。また、本キット(NAD/NADH Assay Kit-WST)は、NADPおよびNADPHとは反応しないことを確認しております。(右図)
NAD(P)+, NAD(P)H濃度 (μmol/l)0
0.5
1.0
1.5
2.0
0.5 1.0 1.5 2.0
Abso
rban
ce (4
50 n
m)
検量線 NAD+/NADHの選択性NAD+
NADHNADP+
NADPH
NAD/NADH Assay Kit-WSTNAD/NADH測定キット 試薬を通して最新研究をサポート
メーカーコードコード希望納入価格容 量品 名
100 tests N509347-09321NAD/NADH Assay Kit-WST
NAD+とNADHの測り分け
細胞の溶解および
除タンパク*
培養細胞
NAD+とNADHの測り分け操作
測定原理
Ethanol
Ethanal
EnzymeEnzyme ElectronmediatorElectronmediator
NAD+
NADH
WST formazan
WST
NAD+NAD+NADHNADH
NAD+NAD+NADHNADH
NAD+NAD+××NADHNADH
NAD+NAD+
NADHNADH 処理なし
加熱処理あり
0
2
4
6
8
10
12
14
Control 2-DG
NAD/NADH
0
1
2
3
4
56
7
8
Control 2-DG
乳酸濃度
(mm
ol/l)
減少
乳酸量の変化
増加
細胞を用いた測定例 (解糖系阻害剤 2-DGの添加 )
¥54,000-
NAD/NADH Assay Kit-WST は、細胞内の総 NAD+/NADH 量、NADH 量および NAD+ 量の定量、さらに NAD+ と NADH の比率を測定することができるキットです。本キットに含まれる抽出バッファーと、除タンパク質用チューブを用いて簡便に培養細胞から細胞ライセートを調製できます。また細胞ライセートを加熱処理することで、細胞内 NADH 量のみを定量することができ、別途測定した総 NAD+/NADH 量から NADH
量を差し引くことで、細胞内 NAD+ 量を求めることができます。
NAD+/NADH 比の変化
細胞
グルコース
ヘキソキナーゼ
ピルビン酸
乳酸
阻害NAD+
NADH
グルコース 6-リン酸
2-DG-6-リン酸
2-DG
HeLa 細胞(1×106 cells) に 2-Deoxy-D-glucose (2-DG)を最終濃度 6 mmol/lになるよう添加し、24 時間培養後に乳酸量およびNAD+/NADH比を確認しました。乳酸測定は、培養上清を用いて Lactate Assay Kit-WST(製品コード:L256)にて評価し、培養上清除去後の細胞を用いて本キットにて NAD+/NADH 比を評価しました。
結果、 2-Deoxy-D-glucose 添加により細胞内の解糖系が阻害されたことで乳酸量は減少し、NAD+/NADH 比は増加する結果が得られました。
プレートアッセイで確かなデータ
同仁化学だけ * 簡便に除タンパクできるチューブを同梱
NAD
+ /NAD
H R
atio
細胞ライセート
TCA回路
NAD+ NADH
NADP+濃度 (μmol/l)
0.4
0.8
1.2
1.6
2.0
0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0
本キット同梱の標準液を同時に測定することで、0.01~1 μmol/lの総NADP+/NADPHとNADPHの定量解析が行えます。なお、サンプル中の総NADP+/NADPH量が1 μmol/lより濃い濃度の場合は、サンプルを希釈することで評価できます。また本キット(NADP/NADPH Assay Kit-WST)は、NAD+およびNADHとは反応しないことを確認しております。(右図)
0
0.4
0.8
1.2
1.6
2.0
0.5 1.0 1.5 2.0 2.5
NAD(P)+, NAD(P)H濃度 (μmol/l)
NAD+
NADHNADP+
NADPH
Abso
rban
ce (4
50 n
m)
Abso
rban
ce (4
50 n
m)
NADP+/NADPHの選択性検量線
細胞を用いた測定例 (抗がん剤 Doxorubicinの添加 )
測定原理NADP+と NADPHの測り分け操作
NADP+と NADPHの測り分け
培養細胞
NADP+NADP+NADPHNADPH
NADP+NADP+××NADPHNADPH
NADP+NADP+
NADPHNADPH 処理なし
加熱処理あり
NADP/NADPH Assay Kit-WSTNADP/NADPH測定キット 試薬を通して最新研究をサポート
メーカーコードコード希望納入価格容 量品 名
100 tests N510NADP/NADPH Assay Kit-WST
0
10
20
30
40
50
60
Control DOX0
0.050.100.150.200.250.300.350.400.45
Control DOX
NADP+NADP+NADPHNADPH
NADP/NADPH Assay Kit-WST は、細胞内の総 NADP+/NADPH 量、NADPH 量 およびNADP+ 量の定量、さらに NADP+ と NADPH の比率を測定することができるキットです。本キットに含まれる抽出バッファーと、除タンパク質用チューブを用いて簡便に培養細胞から細胞ライセートを調製できます。また細胞ライセートを加熱処理することで、細胞内
NADPH量 のみを定量することができ、別途測定した総 NADP+/NADPH 量か ら NADPH
量を差し引くことで、細胞内 NADP+ 量を求めることができます。
GSH/GSSG 比の変化
関連製品のご紹介NEXT
Jurkat細胞(3×106 cells) にDoxorubicin (Dox)を最終濃度500 nmol/lになるよう添加し、24 時間培養後にNADP+/NADPH比および還元型/酸化型のグルタチオン比(GSH/GSSG)を確認しました。何れの測定もPBS洗浄後の細胞を用い、本キットにてNADP+/NADPH比を、GSSG/GSH Quantification Kit(製品コード:G257)にてグルタチオン比を評価しました。
DOX(doxorubicin)を細胞に添加すると酵素反応によりDOXラジカルと共にNADP+が生成される。DOXラジカルは活性酸素種(ROS)を生成し、DNAダメージやアポトーシスを誘導する。その一方で発生したROSを消去するため、還元型グルタチオン(GSH)が消費され酸化型グルタチオン(GSSG)が増加する。また、GSSGをGSHに還元するためにNADPHが用いられ、NADP+が増加する。今回得られたデータは、上記のような機構に基づくものと考えられます。
減少上昇
プレートアッセイで確かなデータ
NADP+/NADPH 比の変化
Glucose-6-phosphate
EnzymeEnzyme ElectronmediatorElectronmediator
NADP+
NADPH
WST formazan
WST6-Phospho-gluconolactone
細胞の溶解および
除タンパク*
同仁化学だけ * 簡便に除タンパクできるチューブを同梱
NAD
P+ /NAD
PH R
atio
GSH
/GSS
G R
atio
細胞ライセート
344-09331
DNA damage
ApoptosisNecrosisetc.
DOX・
DOX
NADPH
NADP+
O2
ROS
GSH
GSSG
NADP+
NADPH
DOX
細胞
・C. Henninger and G. Fritz, “Statins in anthracycline-induced cardiotoxicity: Rac and Rho, and the heartbreakers.” , Cell Death Dis. 2017, 8(1), e2564. ・S. Mandziuk, R. Gieroba, A. Korga, W. Matysiak, B. Jodlowska-Jedrych, F. Burdan, E. Poleszak, M. Kowalczyk, L. Grzycka-Kowalczyk, E. Korobowicz, A. Jozefczyk and
J. Dudka, “The differential effects of green tea on dose-dependent doxorubicin toxicity.” , Food Nutr Res., 2015, 59, 29754.
<参考文献>
¥54,000-
:0120 - 052099Free Dial:ffwk.fujifilm.co.jpURL :0120 - 052806Free Fax
:www.dojindo.com:[email protected]
30 W Gude Dr. Suite 260, Rockville, MD 20850, USAURLE-mail
:03-3578-9651(代表)Tel
製造委託元・国内問合せ先 開発元
国内販売元 取扱店
Ⓒ 2018 Dojindo Laboratories. All Right Reserved.
:www.dojindo.co.jp:0120 - 489548 受付時間 9:00 -17:00(土日祝日を除く)
URLFree Dial
:[email protected]:096-286-1515(代表)
E-mailTel
検索詳細はコチラ GSH 同仁
メーカーコード和光コード希望納入価格容 量品 名
200 tests G257342-09011¥53,200-GSSG/GSH Quantification Kit
Lactate Assay Kit-WST 200 tests L256349-09283¥68,000-50 tests 343-09281¥29,000-
検索詳細はコチラ 乳酸 同仁
Lactate Assay Kit-WST
乳酸測定キット
グルタチオン測定キット
グルタチオンは通常、生体内で還元型(GSH)として存在していますが、酸化ストレスなどの刺激によって還元型(GSH)から酸化型(GSSG) に変換されるため、GSH と GSSG の比率が酸化ストレスの指標として評価されています。本キットに含まれる GSH のマスキング剤により、GSH を隠蔽することで GSSG のみを定量でき、別途測定した総グルタチオン量からGSSG 量を差し引くことで、GSH 量を求めることが可能です。
GSSG
2 GSH
NADPH
NADP+
GPx
H2O2 R-OOHL-OOH
H2O ROHLOH
手軽にはじめる乳酸測定手軽にはじめる乳酸測定
各ウェルに標準液とサンプルを添加
Working solutionを各ウェルに添加
37℃で 30分間インキュベート
吸光度を測定
培養上清または細胞の破砕液をプレートに添加し、試薬を加えてインキュベートするだけの簡単操作です。
解糖系の代謝産物である乳酸を定量 ( 下限値 : 0.02 mmol/l ) することができます。96 ウェルマイクロプレートに対応しているため多検体測定が可能です。乳酸の定量は、細胞内代謝経路の変化をモニタリングするためのマーカーの 1 つとしてがん研究分野では広く使われていますが、最近では幹細胞の分化や糖尿病研究においても乳酸を指標とした評価の報告が増えています。
酸化ストレスの確かな指標酸化ストレスの確かな指標
酸化ストレス因子
無毒化
試薬を通して最新研究をサポート
関連製品の紹介
GSSG/GSH Quantification Kit
GR
GPx: Glutathione peroxidaseGR : Glutathione reductase