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アクシス耐震スリット施工マニュアル
アクシス株式会社
耐火 仕様
CONTENTS
●製品規格 1 ~ 3
●施工手順 4 ~ 10
垂直スリット … 1
水平スリット … 2
推奨副資材 … 3
垂直スリット … 4 ~ 7
水平スリット … 8 ~ 9
標準施工例 … 10
内型枠
(柱) (壁)
商品記号
厚み
壁厚
定尺
※上記以外の壁厚に関しましては、
ご相談下さい。
商品名・寸法
25・30・35
40・50
W110~250
L-2,025(M)
L-2,250(L)
- 1 -
30
20
外型枠
垂直スリット 製品規格
25 25
20
25
30
25
3020
15
台座 全ネジ (2.5分)
推奨目地棒(現場調達)
R金具
長さ:L-100,L-150,L-200
L-250,L-300,L-350
※上記以外の全ネジは現場調達
クリップ
H
ポリスチレンフォーム
セラミックファイバー
厚み 25 厚み 25・30・35 厚み 40・50
NX(G)
(大)H-170 W195以上用(小)H-110 W190以下用
型式 品種・寸法(mm)
厚み 製品幅
L-2,025(M)
左記以外の厚み、または製品幅を
ご希望の場合はご相談下さい。80~500
- 2 -
水平スリット 製品規格
15・20・25・30
35・40・45・50
目地棒25×20×20
絶縁カバー
振れ止め筋
SGタイプ(ポリエチレン独立気泡発泡体)
■完全水平スリット
絶縁カバー
振れ止め筋
(ポリエチレン独立気泡発泡体)SGタイプ
(SGの製品幅)=(躯体厚)-(目地深)
アクシスレベラー
(SGの製品幅)=(躯体厚)-(70mm)
■妻側完全水平スリット(アクシスレベラー)
定尺
D10・D13兼用 L-250 (200ヶ/袋)
規格サイズ
絶縁カバー
振れ止めキャップ
250
63
550
推 奨 副 資 材
規格サイズ
材質
- 3 -
583
振れ止めバー
面外変形時、スリットは圧縮され柱に応力を伝えないのですが、振れ止め筋
自体は収縮しない為、柱に応力を伝えてしまいます。
「振れ止めバー」は面外変形時、先端の中空キャップの空間部分に鉄筋が入
り込み、鉄筋自体に動くスペースが生じる為、二次壁の応力を柱に伝えない
効果があります。
キャップ部:ポリプロピレン成形品
絶縁カバー部:ポリエチレン成形品
水平スリット上の壁配筋が自重や取り付け時の動き
により下がり、スリット材の破損や壁配筋自体の腐
形状 規格サイズ 材質
D10・D13兼用(200ヶ/袋) ポリプロピレン
納まり図
ドブめっき異形鉄筋
【振れ止めバー 構成材料】
鉄筋部:異形鉄筋(ドブめっき塗装)
商品名
振れ止めバーの特性
34
3419.5
24
17.5
64
D10用 L-550 (50本入)
D13用 L-550 (30本入)
D10用 L-550 (100本入)
D13用 L-550 (60本入)
D10用(200ヶ/袋)
D13用(200ヶ/袋)
食につながる恐れがあります。壁筋保護キャップは
それらの影響を軽減させます。
壁筋保護キャップ
力骨材(枠材)の寸法に合った
下から150mmに1箇所、そこ
壁の配筋を行う(柱及び壁のかぶり厚さを確保する)
釘の打ち始めは
150
200
200
200 200450
600
600
から450mmピッチで1箇所、
ます。以降600mmピッチで取り付け
型枠に目地棒・セパレーターを取り付ける
セパレーター
セパレーターはスリット本体から200mm以内の位置で、
スリット本体を目地棒に差し込むように取り付ける
釘は長めの丸釘を使用し、最下部
以降200mmピッチ以内で目地棒側から打ち込みます。
ものを使用して下さい。
- 4 -
目地棒は木製を使用し、
から100mm以内に釘を打ち始め、
100mm以内
垂直スリット NX(G)タイプ
セパレーターに金具を固定する
クリップのハネ出しがない側を必ずスリット側にし、「カチッ」と音がする迄
返しの型枠を返す
釘は長めの丸釘を使用し、最下部
以降200mmピッチ以内で目地棒側から打ち込みます。
力骨材(枠材)の寸法に合ったものを使用して下さい。
600
600
450
150
200
200
200
200
はめ込んで下さい。
- 5 -
100
から100mm以内に釘を打ち始め、
目地棒は木製を使用し、
腰壁
壁
腰壁の補強金具要領
- 6 -
300
300
150
W190~W210
W185以内コンクリート高さは、1.2m以下で交互に打設して下さい。
コンクリート高さは、1m以下で交互に
壁高さ 2.25m以内
打設して下さい。
①
柱
壁
③
コンクリート打設時の注意事項
- 7 -
して下さい。・ スリットの位置が作業者に分かるようにスラブ上に掲示
・ コンクリート打設は、補強金具が無い方から片押しに
・ 打設速度<20m/hr.・ コンクリート打設時に使用するバイブレーターは、 スリット材に当てないようにして下さい。
②
【打設順序】
ならないよう均等に打設して下さい。(①~③の順)
外部側
振れ止め筋が位置する箇所に切り込みを
内部側
入れて下さい。
振れ止め筋
上階の型枠を設置します。
壁厚マイナス70mmした水平スリットを設置して下さい。
振れ止め筋は、設計図書通りに取り付けて下さい。
R-1にR-2を差し込みます。
R-1
無頭釘L-58
R-2
200
200
100
勘合部分
R-2
R-1
※納品時、目地棒・R-1・無頭釘はセットされています。
目地棒とアクシスレベラー・R-1を無頭釘で100以降200ピッチ程度で、型枠に固定して下さい。
端部から100ピッチ以内で型枠に固定して下さい。
振れ止め筋
コンクリートを打設し、
型枠を解体する際
無頭釘と目地棒を外して下さい。
≪コンクリート打設時の注意≫
また、端部で上記のピッチ数が確保できない場合は、
際、その衝撃によりアクシスレベラーが浮き上がるジャンカを防ぐ為、外部側からハンマーで型枠を打つ
危険性があります。型枠を打った後は、必ずご確認下さい。
- 8 -
妻側完全水平スリット 段差タイプ(アクシスレベラー)の場合
外部側 内部側
振れ止め筋
屋外側型枠に目地棒を
振れ止め筋は、設計図書通りに取り付けて下さい。
振れ止め筋が
位置する箇所に
切り込みを
入れて下さい。します。水平スリット施工面の躯体精度を確認
取り付けて下さい。
完全水平スリット
耐火材が連続するように施工して下さい。
スリットをジョイントする場合は、
- 9 -
● 標準施工例 ●
- 10 -
壁配筋の過重により、水平スリットの端部
が反り上がってしまわない様、コンクリートに釘で固定して下さい。
水平スリットの上に必ず垂直スリットを
耐火材が不連続になる場合は、水平スリ
ットを斜めにカットし、耐火材を連結させて下さい。
セットして下さい。