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プボンド・ タフバインダ 工法 R R コンクリート躯体とタイル張りモルタル層の 界面はく落を防止するはく落防止工法 ※ループボンド、タフバインダーおよびアミランは東和織物株式会社の登録商標です。 昨今の外壁タイルはく落事故の大多数は、コンクリート躯体とタイル張りモルタル層との界面ではく離し、タイル 張りモルタル層とタイルが一体となったはく落です。 このタイル張りモルタル層のはく落防止をはかる手段として、ナイロン樹脂製緊結材「スーパーループボンド ® 「ループボンド ® 」と高機能ナイロン繊維「タフバインダー ® 」を混入したモルタルを使用します。この画期的なは く落防止工法は東レ、工学院大学の難波名誉教授、大林組、鹿島建設とが共同開発しました。 (財)日本建築センターの「建築物等の施工技 術及び保全技術・建設技術審査証明書」が示 す高い信頼性 (東レ、難波建築研究室、大林組、鹿島建設の 4 社で取得) 工法試算シート タフバインダー混入下地調整塗材およびタイル張付材の性能 施工に使用する予定の製品の   部に必要事項を記入してください。 ナイロン製緊結材 スーパーループボンド × × ÷ = = 施工面積 内容量 500 ㎡当たりセパレート数 4 必要数 単価 140,000 材料設計価格 ループボンド × × ÷ = = 施工面積 内容量 1,000 ㎡当たりセパレート数 4 必要数 単価 150,000 材料設計価格 下地調整塗材 NS ポリマーミックス#40 × × ÷ = = 塗厚 練上がり量 20 面積 必要袋数 単価 3,500 材料設計価格 NS ポリマーミックス#300 × × ÷ = = 塗厚 練上がり量 19 面積 必要袋数 単価 3,900 材料設計価格 タイル張付材 NS ダブルワン P-1/P-2TB × × ÷ = = 塗厚 練上がり量 15 面積 必要袋数 単価 3,900 材料設計価格 NS タイルセメント T-2/T-3TB × × ÷ = = 塗厚 練上がり量 15 面積 必要袋数 単価 2,900 材料設計価格 使用上の注意 ■気温が 3℃以下になる場合は、施工を避けてください。 ■本品は既調合品です。指定材料以外の他の材料の混入は避けてください。 ■練混ぜに使用する水は、水道水等の清水を使用してください。 ■使用後の器具は速やかに水で洗浄してください。 ■製品は製造年月日を確認し、下地調整塗材・タイル張付材は3ヶ月以内を目安に使用してください。 本カタログに記載された内容 ( データ・仕様・施工法等 ) は、作成時点で入手できた情報・データに基づいており、実際の現 場での結果を確実に保証するものではありません。また、本カタログの内容は、断りなく変更することがありますので、ご 了承ください。ご使用に際しては、適切な使用方法と安全対策に注意し、お取り扱いください。 ループボンドタフバインダー工法 想定するはく離界面 タイル張付材 外装タイル コンクリート躯体 一度、はく離すると はく落の危険性が高い モルタルの 接着力のみに依存 タイル張付材 想定するはく離界面 外装タイル 補強繊維(タフバインダー) スーパーループボンド コンクリート躯体 セパレーター 追従変形性を有する ループが、タイル張り モルタル層を保持する タフバインダーが ひび割れ部分を連結し、 タイル張りモルタル層を 板面として維持する 従来工法 従来工法とループボンド・タフバインダー工法の比較 1-1108.U1000 性能 ①ループボンドおよびスーパーループボンドは、多数のループ状の突起物を有し、コンクリート躯体と下地調整 塗材またはタイル張付材相互間を機械的に連結します。 ②アミラン ® タフバインダー (ATB) を混入した下地調整塗材およびタイル張付材を使用することにより、繊維の つなぎ効果を上げ、モルタル自体の面の連結性を向上させ ( モルタル層を面でもたせ )、はく落を防止します。 LT(ループボンド ® ・タフバインダー ® )工法の概要

性能 ループボンド・ループボンド・ タフバインダ ー工法R R コンクリート躯体とタイル張りモルタル層の 界面はく落を防止するはく落防止工法

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Page 1: 性能 ループボンド・ループボンド・ タフバインダ ー工法R R コンクリート躯体とタイル張りモルタル層の 界面はく落を防止するはく落防止工法

ループボンド・タフバインダー工法

R

R

コンクリート躯体とタイル張りモルタル層の界面はく落を防止するはく落防止工法

※ループボンド、タフバインダーおよびアミランは東和織物株式会社の登録商標です。

昨今の外壁タイルはく落事故の大多数は、コンクリート躯体とタイル張りモルタル層との界面ではく離し、タイル張りモルタル層とタイルが一体となったはく落です。このタイル張りモルタル層のはく落防止をはかる手段として、ナイロン樹脂製緊結材「スーパーループボンド®」

「ループボンド®」と高機能ナイロン繊維「タフバインダー®」を混入したモルタルを使用します。この画期的なはく落防止工法は東レ、工学院大学の難波名誉教授、大林組、鹿島建設とが共同開発しました。

(財) 日本建築センターの「建築物等の施工技術及び保全技術・建設技術審査証明書」が示す高い信頼性(東レ、難波建築研究室、大林組、鹿島建設の 4 社で取得)

工法試算シート

タフバインダー混入下地調整塗材およびタイル張付材の性能

施工に使用する予定の製品の   部に必要事項を記入してください。

ナイ ロ ン 製 緊 結 材

スーパーループボンド

× ×÷ = =

施 工 面 積

内 容 量

500 個

㎡当たりセパレート数

4 個

必 要 数

単 価

140,000 円

材 料 設 計 価 格

ループボンド

× ×÷ = =

施 工 面 積

内 容 量

1,000 個

㎡当たりセパレート数

4 個

必 要 数

単 価

150,000 円

材 料 設 計 価 格

下 地 調 整 塗 材

NS ポリマーミックス#40

× ×÷ = =

塗 厚

練 上 が り 量

20 ℓ

面積

必 要 袋 数

単 価

3,500 円

材 料 設 計 価 格

NS ポリマーミックス#300

× ×÷ = =

塗 厚

練 上 が り 量

19 ℓ

面積

必 要 袋 数

単 価

3,900 円

材 料 設 計 価 格

タイル 張 付 材

NS ダブルワン P-1/P-2TB

× ×÷ = =

塗 厚

練 上 が り 量

15 ℓ

面積

必 要 袋 数

単 価

3,900 円

材 料 設 計 価 格

NS タイルセメント T-2/T-3TB

× ×÷ = =

塗 厚

練 上 が り 量

15 ℓ

面積

必 要 袋 数

単 価

2,900 円

材 料 設 計 価 格

使用上の注意

■気温が 3℃以下になる場合は、施工を避けてください。■本品は既調合品です。指定材料以外の他の材料の混入は避けてください。■練混ぜに使用する水は、水道水等の清水を使用してください。■使用後の器具は速やかに水で洗浄してください。■製品は製造年月日を確認し、下地調整塗材・タイル張付材は3ヶ月以内を目安に使用してください。

本カタログに記載された内容 ( データ・仕様・施工法等 ) は、作成時点で入手できた情報・データに基づいており、実際の現場での結果を確実に保証するものではありません。また、本カタログの内容は、断りなく変更することがありますので、ご了承ください。ご使用に際しては、適切な使用方法と安全対策に注意し、お取り扱いください。

● ループボンドタフバインダー工法想定するはく離界面

タイル張付材

外装タイル

コンクリート躯体

一度、はく離するとはく落の危険性が高い

モルタルの接着力のみに依存

タイル張付材

想定するはく離界面

外装タイル

補強繊維(タフバインダー)スーパーループボンドコンクリート躯体

セパレーター

追従変形性を有するループが、タイル張りモルタル層を保持する

タフバインダーがひび割れ部分を連結し、タイル張りモルタル層を板面として維持する

● 従来工法

従 来 工 法 と ル ープ ボ ンド・タ フバイン ダー工 法 の 比 較

改訂クリーンエネルギーマーク(2001.12.17~)

1-1108.U1000

性能

①ループボンドおよびスーパーループボンドは、多数のループ状の突起物を有し、コンクリート躯体と下地調整塗材またはタイル張付材相互間を機械的に連結します。

②アミラン®タフバインダー (ATB) を混入した下地調整塗材およびタイル張付材を使用することにより、繊維のつなぎ効果を上げ、モルタル自体の面の連結性を向上させ ( モルタル層を面でもたせ )、はく落を防止します。

LT(ループボンド®・タフバインダー®)工法の概要

Page 2: 性能 ループボンド・ループボンド・ タフバインダ ー工法R R コンクリート躯体とタイル張りモルタル層の 界面はく落を防止するはく落防止工法

施工図

一材型ポリマーセメント系下地調整塗材でタイル下地の調整が可能

一材型ポリマーセメント系下地調整塗材でタイル張付材も兼用

一材型ポリマーセメント系下地調整塗材でタイル下地の調整および厚塗り補修が可能

セメント・硬質天然骨材・混和材を適正配合したタイル張付け用モルタル

施工フローチャート

下地調整塗材

タイル張付材

ループがモルタル下地層やタイル張りモルタル層を保持し、変位にも変形追従性を有します。

特長1. ループがコンクリート躯体面より出ないため、下地モルタルを

必要としない(または薄い)タイル直張りに最適。2. Pコン兼用の省施工躯体打ち込みタイプ。

特長1. Pコン跡穴を利用して、後施工が可能です。2. タイル下地を設けた場合に適しています。

工法使用材料

(単位:mm)

※ホームタイ締め込みにより25 となります。標準梱包は 500 個/ 箱、約16kgです。

品  名 品 番 寸  法 ネジ径A B C Dスーパーループボンド T-1 36.5 26 25 38.5 W5/16

(単位:mm)

標準梱包は1000 個/ 箱、約10kgです。

品  名 品 番 寸  法 ネジ径A B C Dループボンド T-2 27.5 25 22 16 W5/16

ナイロン製緊結材の特長

スーパーループボンド/ SUPER-LOOPBOND(Pコン兼用タイプ)

ループボンド/ LOOPBOND(Pコン穴処理栓タイプ)

下地調整材塗りNS ポリマーミックス# 40 orNS ポリマーミックス# 300

タイル張付材塗りNS タイルセメント T-2 TB・T-3 TB or

NS ダブルワン P-1 TB・P-2 TB

タイル張付材塗りNS ダブルワン P-1 TB・P-2 TB

下地調整材塗りNS ポリマーミックス# 40 orNS ポリマーミックス# 300

タイル張付材塗りNS タイルセメント T-2 TB・T-3 TB or

NS ダブルワン P-1 TB・P-2 TB

(直張りの場合) (下地調整 + タイル張りの場合) (下地調整 + タイル張りの場合)

タイル下地調整

スーパーループボンドの場合 ループボンドの場合

型枠工事

スーパーループボンドの取付け

スーパーループボンドの補修

軸足の取外し

プラスチック・コーンの使用

プラスチック・コーンネジ穴部の防水処理

プラスチック・コーンの除去

ループボンドの取付け

コンクリート工事

型枠解体

コンクリート下地処理

タイル張付け

NS ハイフレックス HF-1000 5 倍希釈液塗布

NS ハイフレックス HF-1000 5 倍希釈液塗布

※詳しい施工方法については施工マニュアルでご確認ください。

外装タイル

コンクリート躯体

スーパーループボンド

セパレーター2mm以上 NSダブルワン

  P-1 TB・P-2 TB

外装タイル

NSポリマーミックス#40、NSポリマーミックス#300

コンクリート躯体

ループボンド

セパレーターNSタイルセメント  T-2 TB・T-3 TBNSダブルワン  P-1 TB・P-2 TB

● タイル直張り工法の場合 ● 下地調整塗材を設けた場合

NSポリマーミックス

#40

一材型ポリマーセメント系下地調整塗材でタイル張付材も兼用

NSダブルワン P-1

TB

一材型ポリマーセメント系下地調整塗材でタイル張付材も兼用

NSダブルワン P-2

TB

セメント・硬質天然骨材・混和材を適正配合したタイル張付け用モルタル

NSタイルセメント

T-2 TB

セメント・硬質天然骨材・混和材を適正配合したタイル張付け用モルタル

NSタイルセメント

T-3 TB

NSポリマーミックス

#300