18
平成28年の合計特殊出生率(確定数)は1.44で前年比0.01ポイント下降、平成29年の 出生数 (推計数)は過去最低の941,000人で、前年比約36,000人減少した。 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5 0 50 100 150 200 250 300 昭和22 30 40 50 60 平成2 7 12 17 22 27 出生数 合計特殊出生率 1次ベビーブーム (昭和2224年) 4.32 昭和41ひのえうま 1,360,974合計特殊出生率 1.58 1.58 2.14 1.57 1.26 2次ベビーブーム (昭和4649年) 昭和482,091,983平成元年 合計特殊出生率1.57 平成17最低の合計特殊出生率 1.26 平成28最低の出生数(確定数) 976,978資料:厚生労働省「人口動態統計」 (万人) (年) 1.44 平成29出生数(推計数) 941,000最高の出生数 昭和242,696,638参考資料 1 出生数、合計特殊出生率の推移

参考資料 出生数、合計特殊出生率の推移 - Cabinet …昭和22 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 平成2 7 12 17 22 27 合 計 特 殊 出 生 率 出 生 数 出生数 合計特殊出生率

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Page 1: 参考資料 出生数、合計特殊出生率の推移 - Cabinet …昭和22 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 平成2 7 12 17 22 27 合 計 特 殊 出 生 率 出 生 数 出生数 合計特殊出生率

平成28年の合計特殊出生率(確定数)は1.44で前年比0.01ポイント下降、平成29年の出生数(推計数)は過去最低の94万1,000人で、前年比約36,000人減少した。

0

0.5

1

1.5

2

2.5

3

3.5

4

4.5

5

0

50

100

150

200

250

300

昭和22 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 平成2 7 12 17 22 27

合計特殊出生率

出生数

合計特殊出生率第1次ベビーブーム(昭和22~24年)

4.32

昭和41年ひのえうま1,360,974人

合計特殊出生率1.58

1.582.14

1.571.26

第2次ベビーブーム(昭和46~49年)昭和48年 2,091,983人

平成元年合計特殊出生率1.57

平成17年最低の合計特殊出生率

1.26

平成28年最低の出生数(確定数)

976,978人

資料:厚生労働省「人口動態統計」

(万人)

(年)

1.44

平成29年出生数(推計数)

941,000人

最高の出生数昭和24年 2,696,638人

参考資料

1

出生数、合計特殊出生率の推移

Page 2: 参考資料 出生数、合計特殊出生率の推移 - Cabinet …昭和22 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 平成2 7 12 17 22 27 合 計 特 殊 出 生 率 出 生 数 出生数 合計特殊出生率

○ 平成72(2060)年には約2.6人に1人が65歳以上、約4人に1人が75歳以上の社会へ

資料:2015 年までは総務省「国勢調査」、2016 年は総務省「人口推計」(平成28 年10 月1 日確定値)、2020 年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成29年推計)」の出生中位・死亡中位仮定による推計結果(注)2016年以降の年齢階級別人口は、総務省統計局「平成27 年国勢調査 年齢・国籍不詳をあん分した人口(参考表)」による年齢不詳をあん分した人口に基づいて算出されていることから、年齢不詳は存在しない。なお、1950年~2015年の高齢化率の算出には分母から年齢不詳を除いている。

2

日本の人口構造

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都道府県別合計特殊出生率(2016年)

資料:厚生労働省「人口動態統計」(2016年)

0.00

0.50

1.00

1.50

2.00

鹿

3

Page 4: 参考資料 出生数、合計特殊出生率の推移 - Cabinet …昭和22 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 平成2 7 12 17 22 27 合 計 特 殊 出 生 率 出 生 数 出生数 合計特殊出生率

諸外国の合計特殊出生率の動き(欧米)

資料:1959 年までUnited Nations “Demographic Yearbook” 等、1960 年以降はOECD Family database(2017年5月更新版)及び厚生労働省「人口動態統計」を基に内閣府作成。

4

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諸外国・地域の合計特殊出生率の動き(アジア)

資料:United Nations “Demographic Yearbook” 、WHO”World Health Statistics”、各国統計日本は厚生労働省「人口動態統計」を基に内閣府作成

注:台湾の1970年は1971年、1975年は1976年、1980年は1981年の数値 5

Page 6: 参考資料 出生数、合計特殊出生率の推移 - Cabinet …昭和22 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 平成2 7 12 17 22 27 合 計 特 殊 出 生 率 出 生 数 出生数 合計特殊出生率

4.27 3.50 3.60

2.83 2.65 2.20 2.19 2.23 2.19 2.21 2.21 2.23 2.09 1.96 1.94

0.00

0.50

1.00

1.50

2.00

2.50

3.00

3.50

4.00

4.50

1940 1952 1957 1962 1967 1972 1977 1982 1987 1992 1997 2002 2005 2010 2015

(人)

未婚率と夫婦の子供数の状況

○ 合計特殊出生率は、有配偶率と有配偶者出生率に分解できる。(☆)

○ 50歳時の未婚割合(生涯未婚率)は、1980年に男性2.60%、女性4.45%であったが、直近の2015年には

男性23.37%、女性14.06%に上昇している。この傾向が続けば、いずれ、男性で3割近く、女性で2割近くに

なると推計されている。

○ 夫婦の完結出生児数は、1970年代から2002年まで2.2人前後で安定的に推移していたが、2005年から

減少傾向となり、直近の2015年には過去最低である1.94人になった。

⇒ 「結婚の希望の実現」と「希望どおりの人数の出産・子育ての実現」に向けた対策が必要

☆ 合計特殊出生率の算定式(その年における15~49歳の女性について年齢ごとの出生率を積み上げたもの)

= �𝑛𝑛=15

49

出生率(母親𝑛𝑛歳) = �𝑛𝑛=15

49生まれた子供数(母親𝑛𝑛歳)

女性人口(𝑛𝑛歳)合計特殊出生率

①有配偶率 ②有配偶者出生率

↓ ↓

= �𝑛𝑛=15

49有配偶者女性人口(𝑛𝑛歳)女性人口(𝑛𝑛歳)

×生まれた子供数(母親𝑛𝑛歳)有配偶者女性人口(𝑛𝑛歳)

調査年次(年)

資料:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2015年)注:対象は結婚持続期間15~19年の初婚どうしの夫婦(出生子供数不詳を除く)。各調査の年は調査を

実施した年である。

○50歳時の未婚割合(生涯未婚率)の推移 ○夫婦の完結出生児数

0

5

10

15

20

25

1950 60 70 80 90 2000 05 10 15

男性 女性 2015(平成27)年男性:23.37

1980(昭和55)年女性:4.45

1980(昭和55)年男性:2.60

2015(平成27)年女性:14.06

(%)

(年)

資料:国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料集2017」。注:45~49歳と50~54歳未婚率の平均値。50歳時の未婚割合は生涯未婚率とも呼ばれる。

6

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○ 平均初婚年齢は、上昇傾向が続いており、晩婚化が進行。○ 第1子出生時の母の平均年齢は、1980年に26.4歳であったが、2011年には30歳を超え、

2016年には、30.7歳となっている。

平均初婚年齢と出生順位別出生時の母の平均年齢の年次推移

24.7 25.2 25.5 25.9 26.3

27.0 28.0 28.2 28.3 28.5 28.6 28.8 29.0 29.2 29.3 29.4 29.4 29.4

27.0 27.8 28.2

28.4 28.5

28.8

29.8 30.0 30.1 30.2 30.4 30.5 30.7 30.8 30.9 31.1

31.1

31.1

25.7

26.4 26.7 27.0

27.5

28.0

29.1 29.2 29.4 29.5 29.7 29.9 30.1 30.3 30.4 30.6 30.730.7

28.0

28.7 29.1

29.5 29.8

30.4

31.0 31.2 31.4 31.6 31.7 31.8 32.0 32.1 32.3 32.4 32.5 32.6

30.3 30.6

31.4 31.8 32.0

32.3 32.6 32.8 32.9 33.0 33.1 33.2 33.2 33.3 33.4 33.4 33.5 33.6

22

24

26

28

30

32

34

36

1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016

年齢(歳)平均初婚年齢 (妻) 平均初婚年齢 (夫)

平均出生時

年齢

平均初婚

年齢

第2子出生時の

母の平均年齢

第3子出生時の母の平均年齢

(年)

第1子出生時の

母の平均年齢

資料:厚生労働省「人口動態統計」

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資料出所:国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」

○未婚者(18歳~34歳)の結婚意思は、男女とも9割程度で推移

未婚者のうち「いずれ結婚するつもり」と答えた者の割合

※18~34歳対象、設問「自分の一生を通じて考えた場合、あなたの結婚に対するお考えは、次のうちどちらですか」(1.いずれ結婚するつもり、2.一生結婚するつもりはない)について、1を回答した割合

91.8 90.085.9 87.0 87.0 86.3 85.7

92.990.2 89.1 88.3 90.0 89.4 89.3

50556065707580859095

100

第9回調査

(1987薞)第10回調査

(1992薞)第11回調査

(1997薞)第12回調査

(2002薞)第13回調査

(2005薞)第14回調査

(2010薞)第15回調査

(2015薞)

男 性 女 性

8

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各理由を選択した未婚者の割合(%)

○ 25~34歳の未婚者に独身でいる理由を尋ねると、男女とも、「適当な相手にめぐりあわない」が最も多い。

○ 次いで、男性については、「まだ必要性を感じない」「結婚資金が足りない」が多く、女性については、「自由さや気楽さを失いたくない」「まだ必要性を感じない」が多い。

【男性】 【女性】

出典:国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」(独身者調査)注:対象は、25~34歳の未婚者。未婚者のうち何%の人が各項目を独身にとどまっている理由(3つまで選択可)としてあげているかを示す。グラフ上の数値は第15回

調査の結果。

3.8

29.5

17.919.4

28.5

45.3

14.3

29.1

7.22.7

0

10

20

30

40

50

60

2.4

23.9

1…20.4

31.2

51.2

15.817.8

5.1 4.8

0

10

20

30

40

50

60 第10回調査

(1992年)第11回調査

(1997年)第12回調査

(2002年)第13回調査

(2005年)第14回調査

(2010年)第15回調査

(2015年)

まだ若すぎる

まだ必要性を

感じない

仕事(学業)に

打ち込みたい

趣味や娯楽を

楽しみたい

自由さや気楽さを

失いたくない

適当な相手に

めぐりあわない

異性とうまく

つきあえない

結婚資金が

足りない

親や周囲が

同意しない

住居のめどが

立たない

まだ若すぎる

まだ必要性を

感じない

仕事(学業)に

打ち込みたい

趣味や娯楽を

楽しみたい

自由さや気楽さを

失いたくない

適当な相手に

めぐりあわない

異性とうまく

つきあえない

結婚資金が

足りない

親や周囲が

同意しない

住居のめどが

立たない

若者が結婚しない理由

9

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○ 婚活支援について6割の方が行政が「積極的に」又は「ある程度」取り組むべきとの回答。若い世代(15~39歳)では更にその期待は高い。

○ 公的な婚活支援の取組のうち最も必要・重要と思うものは、「出会いの機会・場の提供」が最も多い。

24.0%

19.6%

40.3%

40.0%

20.6%

23.6%

15.2%

16.8%

0% 50% 100%

15~39

全世代

公的な婚活支援の取組につ

いてどのように思いますか

積極的に取り組むべき

ある程度は取り組むべき

最低限必要な範囲にとどめるべき

公的な支援に取り組む必要はない

47.5%

11.5%

6.0%

25.8%

9.1%

44.5%

9.6%

7.4%

29.7%

9.0%

0% 20% 40% 60%

出会いの機会・場の提供

出会い、交際、結婚生活など結婚に関

する相談・支援や支援者の育成

結婚生活・ライフデザインや、異性との

コミュニケーションに関する講座・啓発

結婚資金や住居に関する支援(貸付制

度など)

その他

取組のうち最も必要・重要と思うもの

(単一回答)

全体

15~39歳

公的な婚活支援の取組みに対する期待

※ともに厚生労働省「人口減少社会に関する意識調査」(2015年)による

10

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妻の年齢別にみた、理想の子供数を持たない理由

資料:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2015年)注:対象は予定子ども数が理想子ども数を下回る初婚どうしの夫婦。予定子ども数が理想子ども数を下回る夫婦の割合は30.3%。

56.3

15.2 11.3

39.8

23.5 16.4 17.6

10.0 7.3 8.1 6.0 5.9

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

子育てや教育に

お金がかかりすぎるから

自分の仕事

(勤めや家業)

に差し支えるから

家が狭いから

高年齢で生むのは

いやだから

欲しいけれども

できないから

健康上の理由から

これ以上、育児の心理的、

肉体的負担に

耐えられないから

夫の家事・育児への

協力が得られないから

一番末の子が

夫の定年退職までに

成人してほしいから

夫が望まないから

子どもがのびのび育つ

社会環境ではないから

自分や夫婦の生活を

大切にしたいから

(%)

30歳未満 30~34歳 35~39歳 40~49歳 総 数

11

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資料:財団法人こども未来財団「子育て中の親の外出等に関するアンケート調査」(2011年)

8.0%

9.5%

7.2%

28.3%

24.3%

19.0%

0% 10% 20% 30% 40% 50%

非常にそう思う

まあそう思う

社会全体が妊娠や

子育てに無関心・冷

たい

社会から隔絶され、

自分が孤立している

ように感じる

不安や悩みを打ち明

けたり、相談する相

手がいない

妊娠中又は3歳未満の子どもを育てている母親の周囲や世間の人々に対する意識

資料:㈱UFJ総合研究所「子育て支援策等に関する調査研究」(厚生労働省委託)(2003年)三菱UFJリサーチ&コンサルティング「子育て支援策等に関する調査2014」(2014年)

地域の中での子どもを通じたつきあい

子育ての悩みを

相談できる人が

いる

子どもを預けられ

る人がいる

子どもをしかって

くれる人がいる

子育てをとりまく状況

73.8%

57.1%

46.6%

43.8%

27.8%

20.2%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80%

2003年

2014年

12

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資料:厚生労働省「第14回21世紀成年者縦断調査」(2015)

87.1

79.7

59.2

32.8

10.0

出生あり 60.4

12.9

20.3

40.8

67.2

90.0

出生なし 39.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

6時間以上

4時間以上6時間未満

2時間以上4時間未満

2時間未満

家事・育児時間なし

総数

注:1)集計対象は、①または②に該当し、かつ③に該当する同居夫婦である。ただし、妻の「出生前データ」が得られていない夫婦は除く。①第1回調査から第14回調査まで双方から回答を得られている夫婦②第1回調査時に独身で第13回調査までの間に結婚し、結婚後第14回調査まで双方から回答を得られている夫婦③出生前調査時に子ども1人以上ありの夫婦

2)家事・育児時間は、「出生あり」は出生前調査時の、「出生なし」は第13回調査時の状況である。3)13年間で2人以上出生ありの場合は、末子について計上している。4)総数には、家事・育児時間不詳を含む。 13

夫の休日の家事・育児時間別にみた第2子以降の出生の状況

○ 夫の休日の家事・育児時間が長いほど、第2子以降の出生割合が高い。

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6歳未満の子供を持つ夫婦の家事・育児関連時間(1日当たり・国際比較)

資料:1.Eurostat “How Europeans Spend Their Time Everyday Life of Women and Men”(2004)、Bureau of Labor Statistics of the U.S.“American Time Use Survey”(2016)及び総務省「社会生活基本調査」(2016(平成28)年)より 作成。

2.日本の数値は、「夫婦と子供の世帯」に限定した夫と妻の1 日当たりの「家事」、「介護・看護」、「育児」及び「買い物」の合計時間(週全体)である。

○ 我が国の男性が子育てや家事に費やす時間は1日当たり83分となっており、世界的にみても最低の水準。

1:23

3:10

2:46

2:30

3:00

3:21

3:12

0:49

1:20

1:00

0:40

0:59

1:07

1:13

0:00 1:00 2:00 3:00 4:00 (時間)

(夫)

日本

アメリカ

イギリス

フランス

ドイツ

スウェーデン

ノルウェー

7:34

5:40

6:09

5:49

6:11

5:29

5:26

3:45

2:18

2:22

1:57

2:18

2:10

2:17

0:001:002:003:004:005:006:007:008:00

(妻)

家事・育児関連時間 うち育児の時間

14

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(資料出所)三菱UFJリサーチ&コンサルティング「平成27年度仕事と家庭の両立支援に関する実態把握のための調査研究事業報告書」

【妊娠・出産前後に退職した理由】

29.0%

12.4%

9.5%25.2%

15.7%

5.7%

8.6%

11.4%

家事・育児に専念するため自発的にやめた

結婚、出産、育児を機に辞めたが、理由は結婚、出産等に直接関係ない

夫の勤務地や夫の転勤の問題で仕事を続けるのが難しかった

仕事を続けたかったが、仕事と育児の両立の難しさでやめた

解雇された、退職勧奨された

子を持つ前と仕事の内容や責任等が変わり、やりがいを感じられなくなった(なりそうだった)

その他

特にない

①勤務時間があいそうもなかった(あわなかった) (56.6%)

②自分の体力がもたなそうだった(もたなかった) (39.6%)

③職場に両立を支援する雰囲気がなかった (34.0%)

④子どもの病気等で度々休まざるを得なかった (26.4%)

⑤つわりや産後の不調など妊娠・出産にともなう体調不良のため (20.8%)

⑥育児休業を取れそうもなかった(取れなかった) (17.0%)

⑦保育園等に子どもを預けられそうもなかった(預けられなかった)(17.0%)

両立が難しかった具体的理由

○ 約5割の女性が出産・育児により退職している。 ○妊娠・出産を機に退職した理由を見ると、「自発的に辞めた」が29%、「両立が難しかったので辞めた」が約25%

【第1子出生年別にみた、第1子出産前後の妻の就業変化】

仕事と家庭の両立をめぐる現状

15

資料:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2015年)注:対象は第1 子が1歳以上15歳未満の初婚どうしの夫婦の妻(年齢50歳未満)。

図中の( )内の数値は出産前に就業していた妻に対する割合。

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資料:内閣府「平成27年度少子化社会に関する国際意識調査」(平成28年3月公表)注:調査対象国:日本、フランス、スウェーデン、イギリスの4か国

調査対象者:20歳から49歳までの男女調査時期:平成27(2015)年10月~12月

11.415.6

30.0

57.8

0

10

20

30

40

50

60

70

日本 フランス イギリス スウェーデン

(%)

諸外国との意識の比較①(子育てのしやすさ)

自分の国は、子供を生み育てやすい国だと思うかという問いに対して「そう思う」と答えた者の割合

自分の国が子供を生み育てやすい国だと思う理由のうち「子供を産み育てることに社会全体がやさしく理解がある」と答えた者の割合

84.0

31.1

22.1

8.0

13.9

39.2

48.5

38.6

1.3

16.3

21.4

39.9

0.1

7.5

3.6

12.1

0.7

5.8

4.3

1.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

スウェーデン

イギリス

フランス

日本

とてもそう思う どちらかといえばそう思う

どちらかといえばそうは思わない 全くそう思わない

わからない

16

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諸外国との意識の比較②(ワークライフコンフリクト)

自分の仕事と家庭生活のバランスについて、「仕事で疲れ切ってしまって、しなければならない家事や育児ができなくなっていると感じる」に対して「そう思う」と答えた者の割合

自分の仕事と家庭生活のバランスについて、「仕事に充てる時間が長すぎるために、家事や育児を果たすことが難しくなっていると感じる」に対して「そう思う」と答えた者の割合

資料:内閣府「平成27年度少子化社会に関する国際意識調査」(平成28年3月公表)注:調査対象国:日本、フランス、スウェーデン、イギリスの4か国

調査対象者:20歳から49歳までの男女のうち仕事をしている方調査時期:平成27(2015)年10月~12月

5.4

11.9

13.5

17.1

21.3

37.3

26.2

24.2

15.6

7.6

15.2

22.0

25.1

24.8

14.1

16.3

29.3

16.5

27.0

17.4

3.3

2.0

4.0

3.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

フランス

スウェーデン

イギリス

日本

そう思う どちらかといえばそう思う

どちらともいえない どちらかといえばそう思わない

そう思わない わからない

4.7

8.6

9.1

18.7

21.0

26.6

21.5

22.0

14.5

10.7

17.5

16.8

25.3

29.0

18.3

17.7

30.9

23.6

29.5

21.7

3.6

1.5

4.2

3.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

フランス

スウェーデン

イギリス

日本

そう思う どちらかといえばそう思う

どちらともいえない どちらかといえばそう思わない

そう思わない わからない

17

Page 18: 参考資料 出生数、合計特殊出生率の推移 - Cabinet …昭和22 30 ・ 40 ・ 50 ・ 60 平成2 7 12 17 22 27 合 計 特 殊 出 生 率 出 生 数 出生数 合計特殊出生率

0.6

1.9

17.7

9.8

4.7

35.4

31.4

57.2

93.9

61.9

50.1

30.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

スウェーデン

イギリス

フランス

日本

もっぱら妻が行う 主に妻が行うが夫も手伝う 妻も夫も同じように行う

主に夫が行うが妻も手伝う もっぱら夫が行う わからない

【女性】 【男性】

0

3.4

9.9

6.8

5.3

27.1

35.4

52.4

93.9

67.5

51.2

36.6

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

スウェーデン

イギリス

フランス

日本

もっぱら妻が行う 主に妻が行うが夫も手伝う 妻も夫も同じように行う

主に夫が行うが妻も手伝う もっぱら夫が行う わからない

諸外国との意識の比較③(性別役割分業観)

「小学校入学前の子供の育児における夫・妻の役割について」

資料:内閣府「平成27年度少子化社会に関する国際意識調査」(平成28年3月公表)注:調査対象国:日本、フランス、スウェーデン、イギリスの4か国

調査対象者:20歳から49歳までの男女調査時期:平成27(2015)年10月~12月

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