158
、γ JNC TJ74202002-026 雨水・河川水の採取・ 分析 (平成13年度) (核燃料サイクル開発機構契約業務報告書) 2002年3月 株式会社地球科学研究所

雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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、γ

JNC TJ74202002-026

    雨水・河川水の採取・ 分析

          (平成13年度)

      (核燃料サイクル開発機構契約業務報告書)

   2002年3月

株式会社地球科学研究所

Page 2: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

 本文の全部または一部を複写・複製・転載する場合は、下記にお間い合わせ ドさ

いo

〒319-1184 茨城県那珂郡東海村村松4番地49

       核燃料サイクル開発機構

           技術展開部技術協力課

 111quiries about copyright an〔l reproduction sh()uld be addressed to;

Tech nical Cooperati oll Sectio11,

TechnologyManagementDivision

    Japan Nuclear Cycle Development Institute

4・49Muramatsu,圧bkai-mur&,Naka-gun,Ibarakj319-ll84

  Japan

、辱ノ

◎核燃料サイクル開発機構

(Japan Nuclear(1ycle l)evebpmellt hlslltute)

多oσ」レ

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JNC TJ74202002-026

     雨水・河川水の採取・分析

         (平成13年度)

     (核燃料サイクル開発機構契約業務報告書〉

          2002年3月

      株式会社地球科学研究所

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JNC TJ74202002-026       2002年・3刀

雨水・河川水の採取・分析(平成13年度)

浅井和見*

要 旨

 超深地層研究所用地内を対象に、地球化学的な上部境界条件とその条件幅を設定する

ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分

析を行った。その結果、以下の知見が得られた。

1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

 与の大きいことが明らかとなった。

2)雨水の化学成分・同位体比は、経時変化が大きい・この変動は、気団や降雨強度など

 の気象条件に依存している。特に、δi8Q・δD値は、降水をもたらす気団によって大きく変

 化する

3)正馬川の水質組成は、Ca〔HCO3〉2型である。そして、河川水質の経時変化は小さく、雨

 水が地下で混合して流出していることが示唆された.

4)正馬川の河川水は、還元状態ににあった地下水(基底地下水)と酸化環境下にあった

 地下水(降雨表層地下水)とが混合して流出している可能性が示唆された。

5〉 正馬川に顕著な人為的汚染は認められなかった.

本報告書は、株式会社地球科学研究所が核燃料サイクル開発機構との契約により実施した

業務成果に関するものである。

契約番号:機構担当部課室及び担当者1東濃地科学センター地質環境特性研究グループ武田精悦

*株式会社地球科学研究所(代表取締役)

1一

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JNC TJ74202002-026           March,2002

SampUngandanalysisoftherainwatersandstreamwaters(2001fiscalyear)

           申Kazumi ASAI

Abstract

   The pu甲ose of this work is to set a geochemical upper boundary condition and its

vahation in Mizunami Undeτground Research Laboratory(MIU)site.

   For this purpose,一且inwaters at Shobasama and stream wateτs at Shoba-River were

collectedandanalyzedfomAugust,2001throughMarch,2〔)02.

   The results obtained are summahzod as follows.

1) The r乱inw捷ter of this research肛ea is acid rain pH Iess than5.6through the

  observation pedod.The sulfur sub航ance of the continental ohgin contributes to

  『ainwat巳rs.

2) The chronological varla“on of isotopic and chemical composition〔}f minwater is

  iarge.This variation depends on the metτ010gical condition,such as an air mass and

  rain intensity,Especially,δ】BO,δD is greatly changed by the air mass which c乱uses

  the precipitation・

3) The water quality ch¢mical composition of Sh(}ba-Rlver is Ca(HCO3)2type、The

  minwater flows after out being mixed in underground.

4) The river water component of Shoba-River is presumed to be a mixture of

  9・・undwaterin吐hereducti・nz・ne(basegr・undwater)andgf・undwaterinthe

  ・xidizingz・ne(shall・wgr・undwater)・

5) Anthropogenic pollution was not admitted in Shoba-River.

Thisw・rkperfQ皿edbyGe・一ScieaceLab・rat・UCQ・・Ltd・underc・ntractwithJap鋤

Nuclear Cycie Development Institute、

JNC Lia量son=Seietsu TAKEDA,Geoscience Research Group,Tono Geoscience Center.

*Geo-Science Labora【ory Co.,Ltd.(Repfesentative Director)

一il

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1,はじめに....,...,_...,....,.

 1.1目的,,,,_,,,,,,._

 1.2業務内容__,,臼,,,,,,,,,,_、。

 1.3業務場所.._,_

 1,4実施期間_、_,_,_、...

 1.5工程._...._...

 1,6業務機関._.._、_,_.

 1.7貸与物件_.._,_..

2,雨水・河川水の採取・分析方法.....

 2.1採取位置.,.........

 2.2 採取期間,,,,。

 2.3採取方法._._.

 2.4分析項目および分析方法…..

 2,5定量下限値および測定誤差..

 2.6品質管理方法_,.

3.分析結果.,_._,

 3.1分析結果の検定,_

 3.2雨水分析結果、._,.

 3.3河川水分析結果_,

4,考察,...,_、,_...

 4.1雨水の特徴と起源,,臼,_

 4,2河川水の特徴と起源_、_,

5.おわりに,.『。.,_._._,..

参考文献

巻末資料

 分析方法

 分析結果

 気象状況(天気図,降雨量等)

目 次

ii卜

..1

.1

,1

..2

甲,.2

.2

.2

,,4

..5

.,5

..7

..9

,10

.13

.16

.18

.18

.20

.28

..36

.36

.47

...57

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図表目次

r図」

図1 1調査地域位置図._、._,_,_.                 ,、3

図1-2業務の作業・解析手順フロー_,_,                ,.3

図2 1雨水・河川水採取地点位置図..                 ..5

図2-2雨水採取期間中の降雨量の経時変化...._._....         .7

図2-3河川水採水時期と降雨量の経時変化_、_,_,,,,.         、8

図2-4雨水採取装置_,_.                      、9

図3-1全陽イオン肖量値〔Σcations)と全陰イオン当量値(Σanlons)との関係. .19

図3 2計算電気伝導度〔EC。,1〉と実測電気伝導度(ECm。、,)との関係_,    .19

図3 3全陽イオン当量値(Σcalions)/全陰イオン当量値(Σanions)比と

     計算電気伝導度(EC。、1)/実測電気伝導度(巳Cm,、、,)比との関係,._  919

図3 4雨水の経時変化図_._                    ,盟

図3-5(1)~(3)雨水の濃度相関図_.._.             35~27

図3-6正馬川の経時変化図_,..                   32

図3 7(D~(3〉正馬川の濃度相関図.一..             ,.33~35

図4一・1雨水のイオン組成(加重平均値)._                .36

図4-2雨水のイオン当量値・当量比率および降下量の経時変化.__     ,.38

図4-3雨水のNa÷濃度とKl,C欲,Mg2←,CI ,SO42 各濃度との関係_     .40

図4-4雨水の非海塩起源(n∬)の

     硫黄同位体比(ポ4S)と硫酸イオン(SO42 )濃度の経時変化__  ,43

図4-5雨水の酸素(δ1℃)・水素(δD)同位体比の経時変化とその関係._   ,46

図4 6河川水のイオン組成(平均値〉_                 .47

図4-7正馬川のイオン当量値と当量比率の経時変化………         ・49

図杢8正馬川のヘキサダイヤグラムとキーダイヤグラム甲甲          ,50

図4-9正馬川,雨水の     硫黄同位体比(δ三4S)と硫酸イオン(SO42 )濃度の経時変化_一  .52

図4彗0正馬川,雨水の     酸素(δユ90〉・水素(δD)同位体比の経時変化._        .54

図4 L1正馬川,雨水の      酸素同位体比(δIao)と水素同位体比(δD)との関係__    .55

図4 12正馬川,雨水のトリチウム濃度の経時変化__           .56

一iv一

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r表』

表2-1雨水・河川水採取地点位置,,,,,,,_、_._,,,

表2-2雨水の採取期間.........

表2-3河川水の採水時期,.._.

表2-4分析項目および分析方法_,..

表2-5定量下限値と測定誤差._._.....

表2-6イオン当量と極限当量電気伝導度(λi〉.__

表3 1雨水の分析結果 一覧..._...

表3 2雨水の分析結果統計値_、.

表3 3雨水の濃度相関マトリックス_

表3-4正馬川の分析結果一覧_.

表3-5正馬川の分析結果統計値..........._

表3 6正馬川の濃度相関マトリックス.......

表4-1雨水イオン成分の     非海塩起源(n面濃度とその割合および濃縮係数(E功........

表乎2雨水の非海塩起源(齪5)の

     硫黄同位体比(δ34S)と硫酸イオン(SO42)濃度____

表4 3発生源別の硫黄同位体比(δ34S),_

表4-4雨水の酸素(δ1℃)・水素(δD)同位体比_

表4-5正馬川,雨水の硫黄同位体比(δ」4S)と硫酸イオン(SQ42目)濃度.、

表4-6東濃鉱山周辺の堆積岩の黄鉄鉱の硫黄同位体比(δ34S)_

表4-7正馬川,雨水の酸素(δ180)・水素(δD)同位体比._.

表4-8正馬川,雨水のトリチウム濃度…・,

,5

.7

.8

.11

,15

.16

.21

.22

.23

,29

.30

.31

.41

.42

,44

.45

,51

.52

.53

.56

r写真』

写真2-1雨水採取地点(正馬様気象観測所)、

写真2-2正馬川採水地点(SPD)。.

写真2-3現地測定状況(正馬川)_,

.,.6

.6

.10

一V一

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1.はじめに

1.1目的

 超深地層研究所における研究の第1段階では、研究領域を対象として地表から地

下深部までの地下水理特性,地下水の地球化学的特性などを調査・評価する手法の

開発を目的としている。この目的を果たすために、地下水の起源となる雨水・河川水に

ついて、降雨量や河川流量などの表層水理観測データを基に上部境界条件(地下水

酒養量〉を設定することがまず必要である。これまでの研究では、主として表層水理観

測データを基に、地下水酒養量を算定していたが、その妥当性を確認するためには、

表層水質観測データと組み合わせる必要があると考えられる。

 本業務は、超深地層研究所用地内を対象に、

D雨水・河川水の採取および分析を行い、地下水水質形成機構およぴ地下水の滞

 留時間推定を行うためのヒ部境界条件を設定する.

2)雨水中の水素・酸素同位体組成の季節変動を把握し、上記の条件の幅を設定す

 る。

また、超深地層研究所用地内では正馬川の河川水を試錐掘削用水として利用して

いるため、

3)掘削用水の化学組成,同位体組成の季節変動を杷握し、試錐孔から地ド水採

 取・分析時のデータ品質管理のための基礎情報とする。

ことを目的としている。

1.2業務内容

(1)雨水の採取・分析

 ①採取:1地点尉同/月X7ヶ月

 ②測定・分析

    物理化学パラメータ,主要化学成分

    酸素・水素安定同位体

    硫黄安定同位体

    トリチウム

7試料7試料7試料7試料

(2)河川水の採取・分析

 ①採取正馬川ll回/月×8ヶ月

 ②測定・分析

    物理化学パラメータ,主要化学成分 9試料

1一

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     酸素・水素安定同位体       :9試料

     硫黄安定同位体          =8試料

     トリチウム            17試料

     塩素・炭素同位体         :3試料

 (3)考察

   雨水の起源、河川水の起源・人為的汚染にっいての考察

1.3業務場所

  岐阜県瑞浪市明世町正馬様地区(図1-1参照)

1.4実施期間

  自1平成13年8月1日  至:平成14年3月15目

1.5工程

  本業務の作業・検討の手順は図1-2に示すとおりである。

1,6業務機関

  計画機関:核燃料サイクル開発機構

       東濃地科学センター地質環境特性研究グループ

  実施機関=株式会社地球科学研究所

       名古屋市天白区植田本町1 608 Te1.052-8020703

        担当 1加藤勇治

一2一

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上娠田

勲知野↓ 須賀 入百津町

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杣沼

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 聞■合

町望謝8雨水・正馴採取地点 豊楓・亡 己(超深地層研究所計画研究領域)

斌磯~齪膳㍗』唖二〆已隔ヲ 小田で産, 

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注1地形図は国土地理院「数値地図200000飯田豊橋」を使用

           図1-1 調査地域位置図

計画・準備

雨水・正馬川の採取(現地測定・報告)

主要化学成分・同位体の分析    (報告)

(1回/月)

測定・分析結果の整理

降雨量・流量等データ(サイクル機構提供)

         考察雨水の起源,河川水の起源・人為的汚染についての考察

報告書作成

図1-2 業務の作業・解析手順フロー

一3一

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1.7貸与物件

サイクル機構からの貸与物件は以下のとおりである。

a)雨水・河川水の採取・分析(平成12年度):JNC TJ74402001-017,(200L3〉

b)表層水理データ等を保存したFD,MO:1式

4

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2.雨水・河川水の採取・分析方法

2,1採取位置

   雨水・河川水の採取位置を表2-1およぴ図2-1に示す。

   雨水の採取は、正馬様気象観測所において採取した。河川水の採水は、正馬川の

  表層水理(流量)観測地点下流側で行った。

   雨水・河川水の採水地点を写真2-1,2-2に示す。

表2-1 雨水・河川水採取地点位置

地点 位置 標高(m〉

雨水 正馬様気象観測所 213.4

正馬川 流量観測地点(SPD)下流 222.4

潔ド糞瞳潔㌧獣1鞠1㌔雪1蝦収

,1、.玉 謂、耳プ vド梅;揚謡燭ノ塵.,㍗械

注)地形図は国士地理院「数値地図25000飯田」を使用

          図2一1 雨水・河川水採取地点位置図

一5一

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写真21 雨水採取地点(正馬様気象観測所)

写真2-2 正馬川採水地点(SPD)

一6・

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2,2採取期間

2,2,1雨水

 通常期の雨水採取期問を表㍗2に示す。

 通常期の雨水採取は、平成13年7月310~平成14年3月4日までの間に、約

一ヶ月間の雨水を計7回採取した。

 採取期間中の降雨量の経時変化は図2-2に示すとおりである。雨水採取期問中の

月別の気象概況,天気図等は巻末資料にまとめた,

表2-2 雨水の採取期間

回 採取期間採取日数

期間降雨量「t)(日平均降雨量)  m【皿

1 平成13年7月31目 ~8月28日280 227.5(8.1)

2 平成13年8月28日 ~9月28日 3L日 189.5(6.1)

3 平成13年9月28日 ~10月31日 33日 132.5(4.O)

4 平成13年10月28R ~12月3日 33口 65.5(2.0)

5 平成13年12月3日 ~12月26口 23目 36.Q(L6)

6 平成13年12月26日      ~平成14年1月30日35日 125 (3.6)*

7 平成14年1月30日 ~3月4日 33目 3Q (0.9)*

注)降雨量は.正,鵯様気象観測所または多治見アメダス(*)での観測値

400

書E 300)コ團

匿 200

匝姦 100

7月1日 8月1日 9月1日 10月1日 11月1日 12月1日 1月1日 2月1日 3月1日平成13年                         平成榊年

 注)降雨量は正,鴨様気象観測所または多治見アメダスでの観測値

      図2 2 雨水採取期間中の降雨量の経時変化

1

227 5

匿欝「

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7一

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2.2、2河川水

 河川水の採水時期を表㍗3に示す。

 河川水の採取は、平成13年7月~平成L4年3月までの問に、約一ヶ月に一回,

計8回採取した。炭素・塩素同位体の採水は、平成13年8月28日,10月31目,12

月26日の3回行った。

 採水は、降雨の河川水への直接の影響を避けるため、原則として降雨があった目か

ら最低2日以上(48時間)経過後に採水を行った。なお、降雨による影響をみるため、

平成13年9月28目に降雨終了したのち3時間後の河川水を採水した。

 採水時期と河川流量・降雨量の経時変化を図2-3に示すとおりである。

表2 3 河川水の採水時期

回 採取年月目先行日降雨量濁〔mm〉

1日前 2目前 』3日目rl

4日前 5日前0 平成13年7月31目 0 0 00

了0.0 19.0

(1) 平成13年8月28日 0 6.5 0 0

2 平成13布lo月4目 0 0 26.5 23.00

(3〉 平成13年10月310 0 〔} 7.5 0 0

4 平成13年12月3目0 0 9.00 11.5 0

(5) 平成13年12月26目 0 O 0 5.5

6 平成14年1月30目 1 O    l112 0

7 平成M年3月4日0 0    1

12 0

2『 平成13年9月28口 降雨終r(14mm)後3時問

注)8,128,IO!:31,12/26(回カッコ表示)は炭素・塩素同位体分析の採水

 先行日降雨量は、正馬様気象観測所および多治見アメダスでの観測値

80

皿  60\E巳

レ  40旺囲

匿曲一  20田

07月1日 8月1日 9月1日 10月1日 11月1日12月1日 1月1日 2月1日 3月1日平成13年                         平成14年

 注)降雨量は正馬様気象観測所または多治見アメダスでの観測値

,侃

4 -  L ▲lIll

1口

 1

,乱1,

  「

▲     ▲     lh ▲1,1』

▲採神

   づ ▲  1   』        

            1』』,

16

図2一一3 河川水採水時期と降雨量の経時変化

一8

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2.3採取方法

2.3.1雨水

 雨水は、常時開放型の雨水採取装置を用いて、約1ヶ月間の雨水を採取した。雨水

採取装置は、図2 4に示すように、前処理(洗浄)を施した貯水用ポリエチレン製容器

(ポリ容器=20L),ポリエチレン製ロート(φ30~40cm)などの器具を用い、さらに採取し

た雨水の蒸発および変質を極力防ぐため、ピ

                          φ3D-40cmンポン玉で降雨が流入するときに雨水により

開閉するような栓をするとともに、貯水用ポリ

容器を断熱材で覆い断熱し、光をさえぎる構    ’                              _,ビンポン玉造とした〔写真2ヨ参照)。

 また、分析に必要な量を確保するため、月

平均降雨量を勘案して採取期問ごとに採取   62・m        断紺                               (発旭スチ ローノレ)

装置およぴロートを複数個設渣した。

 採取した雨水は、現地測定を行った後、分            ←一木枠

析用の洗浄済ポリ容器に分取するとともに、   、

雨水貯水用ポリ容器を室内(実験室〉に持ち

帰った。採取後は、ロート,ピンポン玉等を精    図24雨水採取装置

製水で洗浄し、貯水用ポリ容器は新規に洗

浄済ポリ容器を設置した.

   甲        、        ド\端

 \一

 ‘‘ ‘\ 断(賢←し鼎rT

/   \、  201、ポリ簿器    一

睡’       声P 弾海 燕

2.3.2シ可川水

 河川水の採水は、洗浄済ポリ容器を試料水(河川水〉で数回共洗い後、河川流量計

小パーシャル吐出口から河川水を直接ポリ容器に採取した。

 ただし、DO(溶存酸素)は、小パーシャル部より気泡が生じないように溶存酸素ビン

に静かに試料を流し込み、現地測定を行った.

 また、炭素同位体分析用試料水は、採取時に大気からのCO2の混入を防ぐため・採

水地点にロート付きのテフロンチューブを挿入し、チューブ出口側を採水容器の底に

入れ、静かに流し込み、満杯まで満たし、少しあふれさせた後・静かにチューブを抜き

上げ、ポリ容器を密栓した。

 (河川流量計吐出口および小パーシャル部位置は写真2-3参照)

一9一

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2.4分析項目および分析方法

 分析項目および分析方法を表2-4に示す。各分析方法における前処理方法,使用

した試薬,分析(計測)機器,品質管理方法等は巻末資料にまとめた。

 物理化学パラメータは、校正済みの計測機器を用いて、原則として現地にて計測し

た。現地測定状況を写真2弓に示す。

 主要化学成分、酸素・水素・硫黄安定同位体,トリチウム,塩素・炭素同位体は、室

内(実験室)において分析した。分析試料は、通常冷暗所に保管し分析の都度必要量

を分取した。

 主要化学成分については、採取後2週間以内に分析を行った。

写真2-3 現地測定状況(正馬川)

一10一

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表2-4 分析項日および分析方法

分類 分析項目 分析方法

物理化学パラメータ

pH    水素イオン濃度 電極法         

EC    電気伝導度〔導電率〉 電極法

DO    溶存酸素 電極法

 主要化学成分

Na+    ナトリウムイ オン 原子吸光法

K+    カリウムイオン 原子吸光法

Ca2+    カルシウムイオン 原子吸光法

Mgz+   マグネシウムイオン 原子吸光法

Sr㍗    ストロンチウムイオン 原子吸光法

     F    フッ素イオン イオンクロマトグラフ法

α      塩素イオン イオンクロマトグラフ法

   N叫   硝酸イオン イオンクロマトグラフ法

SQ42   硫酸イオン イオンクロマトグラフ法

PO許    リン酸イオン イオンクロマトグラフ法

      P宙、8アルカリ度4.8Alk      (P田.8酸消費量〉

滴定法

T-Fe   全鉄 原子・吸光法

Al    アルミニウム 原子吸光法

T-Si    全ケイ素 吸光光度法

同位体組成

δ1℃(1℃/160) 酸素安定同位体 質量分析法

δD(2H刀H)  水素安定同位体 質量分析法

δ34S(34S/32S) 硫黄安定同位体 質量分析法

     トリチウム3H     (放射性水素同位体)液体シンチレーション計数法

1紀/12C   放射性炭素同位体 加速器質量分析法

35Cl〆Cl   放射性塩素同位体 加速器質量分析法

n一

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備考)濃度表現

1)酸素・水素・硫黄・炭素安定同位体

  酸素・水素・硫黄・炭素安定同位体比は、世界共通の標準試料の同位体比からの

 千分偏差(脇1パーミル〉として、δ180,δD(またはδ2H),δ34S,δ13Cとして表し

 た。

2〉トリチウム(放射性水素同位体)

  トリチウム濃度は、水素原子(IH〉101唇個中のトリチウム原子(3HIT)数を表すT.U.

 (Tritum units:トリチウム単位)で表した。(1T.∪.≒0.L2Bq/kg〉

3)炭素放射性同位体

  炭素放射性同位体比は、測定試料の1℃濃度(1℃/12C)と標準物質の1℃濃度

 (1℃/12C〉との地を百分率(%〉として、14C pMc(percenL Modem carbon)として表し

 た。

  また、炭素の同位体分別効果の補正には、平均的木材のδ13C値(一25.0%・〉と1℃

 pMcを用い、補正14C濃度(∠]!4C pMc)として表した。

の塩素放射性同位体

  放射性塩素同位体比は、測定試料の塩化物の放射性核種(3℃1)と安定同位体

 核種(3℃1+」℃Dとの比を、3℃レc1として表した。

12一

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2.5定量下限値およぴ測定誤差

2.5.1定量下限値

 各分析項目の定量下限値を測定誤差とともに表2-5に示す。

 電極法(pH,EC,DO)による各項目は、計測機器の測定下限値を定量下限値とし

た。

 原子吸光法〔Na1,Kト,Ca2卜,Mg2“,Sr2+,T-Fe,AD、イオンクロマトグラフ法(F一,Cr,

NO3r,SO42-,Pq3-)、吸光光度法(T-S置)による各項目は、r上水試験方法」1)に準じて、

空試験液および広い濃度範囲の各濃度段階の標準液ごとに、それぞれの試験方法の

操作に従って5回以上の併行試験を行い、試験結果から濃度と変動係数(CV)の関係

式を作成し、この関係式から変動係数(CV)が約IO%となる濃度を定量下限値とした。

変動係数(CV)は以下の式により求めた。

平均値瓦≦Σx、

      n n:測定回数 Xi=濃度

標準偏差・・際tl騨

        変動係数CV=一x100 (%)      え

 滴定法(4.8Alk;pH4.8アルカリ度〉による項目は、ビュレットの最小読み取り量

(0.05ml〉に相当する濃度を定量下限値とした。

 液体シンチレーション計数法(3比トリチウム)による項目は、「トリチウム分析法」z)に準

じて次式により検出限界計数率を求め、試料の計数率が検山限界計数率以下の場合

にはトリチウムは検出されなかったものとして、検出限界計数率に相当する濃度を定量

下限値とした。

トリチウム検出限界計数率

ここで、NL

    K

   Ts   Tb    Nb

:検出限界計数率(cpm)

:標準偏差の幅

:測定試料水の測定時間(分)

:バックグラウンド水の測定時間(分〉

:バヅクグラウンド水の計数率(cpm)

13

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 加速器質量分析法(1℃/12C,3℃1/Cl)による項目は、計測定試料とバックグラウンド

の測定値が近接する場合には、バックグラウンド値+誤差を定量下限値とした。すなわ

ち、

     R試料一σ試料< RβG十σBG

       ここで、R試料,RBG;測定試料,バックグラウンドの濃度

          σ裾},〔狛G:測定試料とバックグラウンドの誤差(標準偏差〉

となった場合、安全側にみて、RBG+σBGを定量下限値とした。

2,5,2測定誤差

 各分析項目の測定誤差は表2遍に示したとおりである。

 電極法(pH,EC,DO)による各項目は、計測機器の計器再現性を測定誤差とした。

 原子吸光法(Nガ,K+,Ca2占,Mg2テ,Sr2+,T-Fe,AD、イオンクロマトグラフ法(F,Cr,

NO、 ,SO、2 ,PO、3 )、吸光光度法(T-Si)による各項日は、r上水試験方法押に準じて、

併行試験結果の濃度と変動係数(CV〉の関係式から、測定値に対する変動係数を測定

誤差とした.

 滴定法(4.8Alk:pH4.8アルカリ度)による項目は、ビュレットの1回の滴「量(1滴:

0.03~0.04ml)に相当する濃度を測定誤差とした.

 質量分析法(δ1包0,δD,摂庄S)による各項日は、繰り返し試験結果における標準偏

差を測定誤差とした。加速器質量分析法(14C/12C,a6Cl/Cl〉による項目は、繰り返し測

定における標準偏差(σ)を誤差とした。

 液体シンチレーション計数法(BH:トリチウム)による項目は、「トリチウム分析法」巳)に準

じて次式により、測定試料水およびバックグラウンド水の計数率と計数時間から求めた

標準偏差に相当する濃度を測定誤差とした。

トリチウム測定誤差

標 一F嘉

ここで、N,;測定試料水の計数率(opm)

    Nb lバックグラウンド水の計数率(cpm)

    T,:測定試料水の計数時問(分)

    Tb:バックグラウンド水の計数時間(分)

14

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表2 5 定量下限値と測定誤差

分類 分析項目 定量下限値 測定誤差

物理化学パラメータ

pH 0 ±O.02       、    

巳C O mS/m ±O.Ol mS/m

  DO O mg/L ±0.01mg/L

 主要化学成分

Na+ 0,02mg〆L

CV±10%以内m

K O.02mg、/L

Ca2+ 0.07mg/L

M目2+ 0.01mg/L

Sr2+ 0.05m9/L

F 0.02mg/L

Cl o.05mg/L

NO3一 0.1mg/L

SO420.07mg/L

PO43o.1mg/L

T-Fe o.l mg/L

Al0.4mg/L

T-Sl 0.2m琶/L

4,8Alk 0.01meq/L ±0.01meq/1一

同位体

δユ℃ 一 ±o.1輪

δD 一 ±1%o

δ34S ±0.2%D

3H 約0.5T.U.由 1σ 由

14C/12C 約0.4%酌 1σ 沈)

36Cl〆q 約5×10 15注) 1σ 注1

注)定量下限値・測定誤差は、測定時の条件により変動する。

一15一

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2.6品質管理方法

2.6.1分析結果の検定方法

(1)イオンバランスによる方法

  中性付近の水(pH5~9〉は、当量単位〔meq/L)で表された陽イオンの合計〔Σ

 cadons)と陰イオンの合計(Σaobns)が一致していなければならない。すなわち、Σ

 cationsとΣanionsとの比が1に近い値となる。しかし、分析値の誤差等によって、この

 合計値のバランスが崩れることがある。そのため、Σcati・11sとΣanionsとの比が±20%

 5)を超えた場合には再分析などにより分析値の確認を行った。

  なお、分析値の当量値は、分析値を表2 6に示すイオン当量で除して求めた。

(2)電気伝導度バランスによる方法

  電気伝導度は、溶存する各イオンの電気伝導度の総和として分析値から算出するこ

 とができる。すなわち、各イオンの当量値(meq/L)にそれぞれの当量電気伝導度を乗

 じ、得られた値の合計を計算電気伝導度(EC。.1)とし、実測した電気伝導度(ECm,、,)と

 の比は1に近い値となる。そのため、EC。.1とEC..,,との比が±20%31・61を超えた場合に

 は再分析などにより分析値σ)確認を行った。

  なお、当量電気伝導度は成分濃度によって変化するが、本調査の試料水は降水を

 含め低濃度であるため、計算電気伝導度(EC。、し)の算出に際しては極限(無限希釈)当

 量電気伝導度を用い、以下の式により計算電気伝導度を算出した。

  極限イオン当量電気伝導度は表2-6に示す値を用いた。

計算電気伝導度(EC。、1)=Σλi Cl

    ここで、λi:イオンiの極限当量電気伝導度(μS/cm/meq/L)

        CI lイオンiの当量値(meq/L)

表2 6イオン当量41と極限当量電気伝導度(λi)5)

陽イオンλ、四〔25℃)

当量 陰イオンλ.u’〔25℃)

当量μSlc皿!皿e配L μS!om/meq〆L

日ト 349.81 1,008 F 55.4 19.00

Nゴ      50.10 22.99Cl

76.35 35.45

K+ 73.50    39,10 NOユ 71.46 62.OO

Ca2幸 59.5 20.04SO42

80.02 48.03

Mg2+ 53.05 12.L5 PO‘3 69.0 3L.66

  s【・2聖 59.45 43.81 1[COゴ 44.5    61,02

16一

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2.6.2試薬・器具類P-7)

・分析に使用する試薬は、目本工業標準試薬規格(JIS)の特級試薬,容量分析用標準

試薬または認証制度に基づく特級試薬等を用いた.

・試薬は直接日光が当たらない薬品棚またはデシケーターあるいは冷暗所で保管し

た。

・試薬びんから一度取り出した試薬は、再び試薬びんに戻さないようにした。

・試薬,標準試薬および標準液は、保証期限内のものを使用した。

・分析に使用する水は、JIS K O557に準じてイオン交換法と蒸留法を組み合わせた方

法によって精製した水(精製水)を使用した。

・分析に用いる器具・容器類は、それぞれJISに規定する種類,材料,構造および性能

に合致するもの、またはこれに準ずるものを用いた。

2.6.3器具類の洗浄IL7〉

 採水・分析に使用する容器・器具類は、原則として以下の方法により洗浄したものを

使用した。

①水道水(温水)で洗う。

②実験用洗剤,合成洗剤等をスポンジやブラシにつけ、まず内側を、次いで外側

 を洗う。

③水道水(温水)ですすぎ洗った後、6M程度の硝酸または塩酸に少時浸す。

④酸に浸した後、その後に酸が残らないように十分すすぐ.

⑤精製水でよく洗う、、

⑥ほこりの入らないところに保管し、乾燥する。

 ただし、ポリエチレン容器を使用する場合は、ブラシでこすると器壁に傷がつき、微量

成分が吸着するおそれがあるため、②を省略し、③硝酸(1+10)または塩酸(1+10〉程度

に1日以上浸した後、④~⑥の洗浄を行った。

17

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3.分析結果

3.1分析結果の検定

 雨水,河川水(正馬川)の全陽イオン当量値(Σcations)と全陰イオン当量値(Σ

anions)との関係、計算電気伝導度(EC。、1)と実測電気伝導度(ECm.聞)との関係を図

3-1,3-2,3-3に示す。また、各試料の当量値,イオンバランスおよび電気伝導度バラ

ンス値は巻末資料にまとめた。

 なお、分析結果の検定に際しては、4.8Alk(pH4・8アルカリ度)は、重炭酸イオン

(HCO3 )に相当するものとした。また、雨水にっいては、pHが低く水素イオン(H+)濃度

の影響が大きいため、Hトをイオンバランスおよび電気伝導度バランスの計算に加えた。

 雨水については、電気伝導度バランスは許容範囲内である、しかし、・部の試料で

イオンバランスが許容範囲外となっている。イオンバランスを崩している雨水の分析値は、

陰イオンが過多となっている。一般に雨水には、アンモニウムイオン(NH4一)を0.015~

0.017m閃1L程度(名占屋,犬山の5年間加重平均値)自1含んでいる。本調査ではNHf

は未測定のため、イオンバランスの許容範囲をはずれたものと考えられる。雨水の分析

値に ヒ記のNH4+濃度を加えてイオンバランスを検討すると、許容範囲内となる。

 正馬川は、イオンバランス,電気伝導度バランスとも許容範囲内であった。

 以上の結果、本調査での分析結果は妥当であると判断した。

一18一

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0.8

 0.6」Nコロ5の o.4

呂E邸

 O2

D.0

 0.0 O.2      0.4      0.6

 Σcaゼons(meq/L)

O.B

 △ 雨水 ㊧  正馬川

L二二二’士鐙隆第嗣

図3-1 全陽イオン当量値(Σca“・ns)と全陰イオン当量値(Σanions)との関係

8

6

E

5 4而

o山

2

0 

 !’ 4!

i F

o 2     4     6

 EGm巴器(mS/m)

△ 雨水

⑲ 正馬川

・一一±20%範囲

8

図3 2 計算電気伝導度(EC.融)と実測電気伝導度(EC皿。凹)との関係

1.8

1.6

 1.4のに9曙 1.2邸

バ訪 1、0

唇焉 o.80

囚D.6

0.4

    …    1

   一 一 ■ 一 - - - ■ 響■ 「 一 ■

  1…一鐸  i..-.1曾甲り一... 1

奮瓢ロ

ー一一±20%範囲

       02

        D2 0.4 0.6 0 B l 0 1.2 1.4 1.6 1.8

             EC『al〆ECm8a.

図3 3全陽イオン当量値(Σcations)/全陰イオン当量値(Σanions)比

    と計算電気伝導度(EC。d)/実測電気伝導度(ECm。雌)比との関係

19

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3.2雨水分析結果

 雨水分析結果一覧を表3-1に示す。各試料の分析値,当量値,測定誤差,分析デ

ータ等にっいては巻末資料にまとめた、

 また、分析結果の平均値等の統計結果を平成12年度の調査結果貸与・)とともに表

3-2に示す。

 なお、降雨量の重み付き平均値(加重平均値)は次式により求めた。

加 直一Σ(降叢膿度)

         Σ(師量・H濃度)pH加重平均値=一b9            Σ降雨量

 雨水の分析結果の経時変化を、図3 4に、主な項目の濃度相関マトリック、スを表3-3、

項目間の相関図を図3-5に示す。経時変化,濃度相関には平成12年度の調査結果

も併せて示してある。

 分析結果のうち、Sr2“,Pq3 ,4.8Alk,T-Fe,Al,T Siは定量下限未満、F一は定量下

限付近の低い値であった。

 各項目の経時変化は大きく、変動係数は全体に高い。特に、Nざ,Ca2+の変動係数

は高く、次いでMg21,Cr,の変動係数が大きくなっている。平成12年度調査結果と比

較すると、値を異にしている時期もみられるが、全体として変化傾向は類似している。雨

水の化学組成の経時変化は、毎年同様な傾向を示しているものと考えられる。

 各項目間の相関は、試料数が少なく必ずしも明確ではないが、降雨量と化学成分と

の間で負の相関傾向がみられる。そしてNa+,Mg盆+,Crの各成分問には1Eの相関傾向

がみられる。このことは、雨水の化学成分は降水の過程で、蒸発・濃縮されていることを

示唆している。δ1℃とδD間には正の相関関係がみられ、この両者は降水過程で同一

の挙動をしていることを示唆している.平成12年度調査結果と比較すると、ほぼ同様の

相関関係がみられる。

一20

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表3-1 雨水の分析結果一覧

項目 単位

平成13年               平成14年了月31目  18月28日 8月28目  19月28目 9月28日  F10月31日 LO刀31日  112月3日 12月3日  

l2月26日

⊥2月26目  IL月30日 1月30日  13月4日

降雨量阻 mm(mm/旧)227.5(8.工) 189.5(6.1) B2,5(4.0) 65.5(2.0) 36.0(1.6) 125(3.6〉 30(0.9)

水温灘 ℃ 23.8 19.1 L3.3 4.7 2.1 1.1 2.3

  注2P日

4.46 4.13 4.67 4.64 4.47 4.59 4.95  注2EC

mS/m L,99 3.97 1.46 L.64 2.56 1.75 2.11

DO注zmg/L 7.47 8.67 9.8L

LL17 12.02 11.8488.6 L⊥.6189.7

% 92.8 99.1 99.5 92.0 92.嘆

 十Na mg1L0.IO 0.07 0.26 0.23

LOO0.38 0.68

 卜K

mg/L 0.07 O.03 0.D8 0.08 0.11 0.Ll 0.06 2+Ca

mg、/L 0.IL 0.07 O.止2 0.26 0.30 0.L6 0.69 2+Mg

mg/L O.02 O.02 O.04 0.03 0.13 0.05 o.ll 2-Sr

mg/L く0.05 く0.05 〈O.05 く0,05 く0.05 く0.05 く0.05

F mg/L O.02 0.02 O.02 0.03 0.03 0.02 0.05

C1 mg/L o.22 0.39 0.48 O,4L 1.86 0.75 0.99

NO3 mg〆L L.4 L,4 0.6 1.L 1.2 0.9 2.些

  2-SO4

mg/L 1.68 3.94 1.56 1.41 2.27 1.38 2.49

  3-PO4

mg!L 〈0.1 く0,1 くO,L く0.1 く0.1 くO.⊥ <0,1

4.8Alk meq/L <0,Dl く0.Ol <0.OL く0,01 く0,01 くO.01 〈0.01

T-Femg1L く0.1 <o,1 〈o.1 <0.1 く0,1 く0.1 <0.1

Alm琴1L くO.4 く0,4 く0.4 〈o,4 く0.4 く0。4 (0.4

T Simg/L く0.2 く0,2 く0.2 く0.2 く0.2 く0.2 く0.2

δIBo %o 9,4 一7.1 一8.7 一7.6 一8.1 H.2 一9,7

δD 輪 一68.7 一47.4 一6⊥,9 一44.7 一44.L 70,8 59.4

 34δ S脇 +2.4 +9.3 卜4.5 +4.8 →一3.3 +4.3 +4.0

2HT.U. 2.1 2.7 2.0 3.1 3.9 4.1 6.8

注1正馬様気象観測所または多治見アメダスでの観測値

注2現地測定結果。pH,DOは現地測定水温時の値。EC l25℃換算値・ D(1):%値は飽和度

一21一

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表3・一2 雨水の分析結果統計値

項目 単位平成13年度 平成12年度注)

加重平均値

最小値 最大値変動係数  % 加重平均値

最小値 最大値変動係数  %

降雨量 ㎜806.0 30.0 227.5 65.9 1040.0 61.5 358.5 79.1

水温 ℃ 14.1 1.1 23.8 97.3 14.4 0.5 28.9 96.1

pH 4.41 4.13 4.95 5.5 4.59 4.26 5.48 8.9

EC mS/m 2.33 1.46 3.97 38.6 1.67 0.65 3.42 51.4

DO mg/L 9.47 7.47 12.02 17.0 9.02 7.28 L2.63 21.6

 }H [ng/L O.04 O.01 0.07 63.2 0.03 0.00 O.05 66.7

 十Na

mg〆L 0.24 D.07 1.oo 87.0 0.22 0.06 1.05 103.1

 十K

mg/L D.07 D.03 0.11 36.4 O.09 O.04 0.23 52.O

Ca2+ 皿9/L 0.15 0.07 O.69 87.3 0.22 く0,07 0.69 72.3

  2昏Mg 皿9,/L 0.04 0.02 0.13 78.1 D.04 く0,0L 0.13 75.3

 2+Sr

mg/L (O.05 〈0.D5 く0,05 く0.05 く0,05 (O.05 一

F冒 mg〆L o.02 0.02 0.05 41.0 く0.02 く0.02 0.04 =

C「 mg〆L 0.50 O.22 1.86 76.9 0.55 0.20 2.06 83.1

NO3 mg/し 1.19 0.6 2.窪 42.3 1.04 0.2 4.7 94.3

SO4zmg/L 2.18 L.38 3.94 43.5 1.62 D.62 2.77 42.6

  3PO4皿9/L く0.民 くO,1 く0.1 くO.1 く0.正 くO.1 一

4.8Alk 皿閃1L く0.01 くO.01 <0,01 く0.Ol くO.Ol 0.01 一

T-Fe mg〆し 〈0.1 く0.1 く0.1 く0.1 く0,1 く0,1 一

AImg1し く0.4 く0.4 〈0.4 く0,4 <0.4 く0.4 一

T Sim9/L 〈0.2 く0.2 くD.2 <0.2 く0.2 0.2

δし80 %u 8.8 11.2 7,1 15.9 9,9 L6.5 一5.6 32.6

δD %D 一59,5 70.8 一44,1 19.9 一66,2 ll6.9 25.0 43.4

δ3荏S %o +5.0 +2.4 +9.3 47.3 卜4.3 1,4 +6.2 85.3

3HT.しL 2.9 2.0 6.8 46.9 2.6 1.3 4.8 37.5

注〉平成IZ年度はr雨’水・河川水の採取・分析(平成12年度)1構a〕Lり作成

一22

Page 31: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

l

表3-3 雨水の濃度相関マトリックス

降雨量 pH EC DO NaτKT   ?十Ga一   ■戸テM9一

C「NO5    2SO4 δ190 δD δ34S

3H

降雨量 L 一 一 一 一 一

** * * * 一

pH 0,203 1 ** 一* ** * 一

〇,625 一* 一 一 一

EC D.499 〇.862 1 一一 一一 一一 * ** 『一一

**0,251 一〇.740

DO 〇,327 0,126 O,138 1 一* * 一 一 一

一 一1).go1 D,530 一D.289 一

N己『〇.410 一D.231 o,468 0,59L 1 * ** *寧 一

** 一

D.805 0,390 〇.〔}70 0,749 一 **

K+

〇.654 o.招i 0,506 D,162 0,760 1 『 * 一 一

一 一〇.408 〔}.3〔}5 一〇.604 D,614 0,545

  〇.646 0,116 0,329 D,7D9 0,485 0,198 1 * 一 一 一 絆

* **〇,164 0,571 0,630 0.0〔}8一〇.764 D,758 一

  ,rMg冒〇,599 一〇.253 0,584 0,740 D,931 〔},667 0,731

〇,725

1 ** 一 一

一 一一〇.799 0,44i 〇,023 0,707 D,985 0.・418 ** 一

cr〇.426 〇.34窪 0,545 O,550 0,983 D.802 0,393 0,909 1 一 一

〇.715 〔).172 0,085 0,701 0,972 0,543 0,461 0,9呂6 一

NO3〔》.482 D.470 D,730 D,171 0,132 0,218 0,436 O,Z86 0,1350,上63 1  一

*一

*〇,276 D,321 0,306 0,064 0,275 G,468 D,783 0,416

   2-s〔)些 一D,529 〇.8D8 0,957 0,278 O,421 0,404 し).451 0,605 0,479 O,6540,460 1 一一*

0,146 O.545 0,955 O,253 〇,034 〇.725 0,03i 0,055 0,073

δ180〇.143 〇,851 D,606 0,157 D,291 O,596 D,32毒 0,184 0,41D 0,184 0.・177 1 ** 一

一〇.136 O.477 〇.2D6 1).146 一〇.037 0,070 0,520 *〇.o〔〕2 D.501 D,53D 〇.252

δD〇,204 一D.824 0,621 D,035 0,434 0,664 一〇.226 0,338 0,553 0,096 0,518 0,976 1

一〇.437 〇.296 0,470 D.236 O,275 一〇.176 0,105 0.2窪5 D,360 0,053 0,450 0,864

δ24S0,565 0,070 〇.248 0,391 0,304 〇.147 一〇.333 0,056 D,244 〇.740 一〇.231 〔}.D86 D,210 1 一

一〇.290 0.D1窪 0,535 0,4190,241 一G.582 0,750 一〇,203 〇.414 〇.667 一〇.292 〇.375 D,764

3H 一〇.578 o,031 0,354 0,562 0,338 0,D86 o,933 0,606 o,239 〔).465 O,529 〇.365

0,380

〇,291 〇.420 1O,717 0,505 o,764 D.124 0,000 〇.151

〇.704 O,528 一〇.025 ひ,661 D,631 O,067 0,921

注)1.定量下眼未満の分析値は0として相関係数を算出してある・

 Z.上段:平.成12年度貸嗣,下段1平成13年度  3.と下半分1相関係数 ,右ヒ半分=相関係数の検定結果(t分布による無相関の検定〉。 *5%有意 林1%有意

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30

oし  20

首  10

水温

日恰年度

H12年度

+平成13年度一ロー平成12年度

7.0

5.0

五  5.0

4.o

3.0

pH

日惚年度

H12年度 +平成13年度卜’

+平成12年度

8.0

 6.OE\のE 4.O

o] 2.O

o.o

EG

団3年度

・‡輩震1舞割

H12年度

14 o

  12.0

為 10 oδ

0  8.Qo

  6.0

4、0

H恰年度H1ユ年度

一〇一平成13年度

一ロー平成犯年度

1.2

o.9

ヨ㍉き 0、6

↑邸

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0.0

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一●一平成13年度

+平成12年度H13年度

H12年

o4

  O.3

’商

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  o.1

O0

 やK

一◆一平成13年度

+平成12年度Hm年度

H13年度

7月1日 8月旧 9月1日10月1日11月1目12月1日1月1目 2月旧3月1日

0、8

  0.δ(

紬Ev  O 4

の0

  02

0.O

 27Ca

+平成13年度1+平成盧2年度閣 H12年度

印3年度

0.20

  0.15コ

のE- 0.10

のΣ  0.05

O00

lMg匹

+平成13年度一ロー平成12年度

H13年度

H12年度

2.O

1.5

」\切E)  1.D

I}o

o、5

O.0

α

一〇一平成協年度

一ロー平成促年度

H13年度

田2年度

5.0

40

コ\・ 3.0㎎E

 η

0  2.OZ

10

Q.0

NO]

H12年度

H 13年度

+平成恰年度+平成12年度

4.Q

  3.0

」\.uE)  2.Q

oの

  1.0

0.0

  2SO4

ゆ3年度

H12年度

1+平成13年劇1十平成12年度

フ月1日 8月1日 9月1日10月1日11月1日12月1日1月1日 2月1日3月1日

5o

一7 ①

(  一9.oつ

 一㌔1.Oo雪

り 一13.0

一15.0

一17.O

誘「30

H13年度

+平成13年度1一ロー平成12年度ト

H12年度

ドヘ

oり

o

一20

一40

i口

一80

100

一120

δD

H13年慶

1+平廊鞭+平成12年度

H12年度

+10.0

+8.0

(  +6.0

  +4.0!ハ

リ  +2.0

刊〕.0

一2.0

10 訂H

一●一平成13年度

一ロー平成12年度

a

コ   6ヒ

エ   4

2

0

1+平成13年度1

1+平成12年度団3年度

H12年度

7月1日 8月旧 9月1日10月旧“月1日12月1日 1月1日 2月1日3月1日

注)L平成12年度はr雨水・河川水の採取・分析(平成12年度)二皆脚より作成

  2採取期間内の中間日にプロットしてある。

  3.定量下限未満の場合は、Oにプロットしてある。

図3-4 雨水の経時変化図

一24

Page 33: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

降雨量

pH

K

 2+Ca

 2+Mg

  口:

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     優

  ,●       口

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    口 ●  o     ●●

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     ●ロ

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    口  ●

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Nl 回箒誌ゴ

乳1繋s

銑呈 寄

         、尼卯

        □巫成12年度

        ●亜成13年度

注)

乙.平成12年度は「雨水・河ヌr水の採取・分析1平成12年

度)」賞馳1より作成

2,定量下限未満の揚合は、Oにプロットしてある.

図3-5(1)雨水の濃度相関図

一25一

Page 34: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

降雨量

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NO3

SO42一

δ180

δD

δ34S

3H

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●  ロ

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         /尼助F

       □ 平成12年度

       ●平成ユ3年童

注)

L半成12年度は雨水・河川水の採取・分析(平成工2年

度)』冑与巳1より作成

2.定量下限未満の場合は,Dにプロットしてある。

図3-5(2)雨水の濃度相関図

一26一

Page 35: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

α

NO3

  2-SO4

δ180

δD

δ34S

3H

 2+Mg

 □  ●

 □ ●o■

 □o

口●

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         況弼

        ロ 平成12年度

        ●平成13年度

注)

1.平成12年度は「雨水・河l水の採取・分析受ヱ成12年

度〉」費与留より作成

2,定量下限未満の場合は、0にプロットしてある。

図3 5(3) 雨水の濃度相関図

一27一

Page 36: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

3.3河川水分析結果

 正馬川の分析結果一覧を表3-4に示す。各試料の分析値,当量値,測定誤差,分

析データ等にっいては巻末資料にまとめた。

 また、分析結果の平均値等の統計結果を平成12年度の調査結果貸与・)とともに表

3-5に示す。

 正馬川の分析結果の経時変化を、図㍗6に、宅な項目の濃度相関マトリックスを表

3-6、項目間¢)相関図を図3-7に示す。経時変化,濃度相関には平成12年度の調査

結果も併せて示してある。

 分析結果のうち、Sr2+,PO43,Alは、定量下限未満または定量下限付近の低い値で

あった。また、F ,T Feも低い値であった.その他の各項目の経時変化は比較的小さく、

定量下限付近の項目およびNO5 ,δ3唾Sを除き、変動係数は約15%以下である。平成

12年度調査結果と比較すると、変化傾向・濃度は類似している。IE馬川の化学組成の

経時変化および濃度は、毎年同様な傾向を示しているものと考えられる.

 各項目間の相関については、試料数が少なくその相関性を議論することは困難であ

る。しかし、NO3 と4,8AIk,T-Siとの間には負の高い相関、4.8AikとT-Siとの問には止

の高い相関がみられる。そして、δ1巳0とδDとは正の相関を示し、両者は地下水中で

も同一の挙動をしていることを示唆している.

 また、降雨後の分析結果をみると、降雨の浸透により濃度が増加する成分(K+,Ca2+,

Mg2卜,cl,sO42 )と濃度が減少する成分(4.8Alk,T si〉に分かれ、平水時と異なる流

出経路を取っていることが示唆される.

28

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表3-4 正馬川の分析結果

項目 単位平成13年 平成14年

7月31日 8月28目 10月4日 10月31日 12月3口 12月26日 1月30日 3月4口

水温由 ℃ 一 21.3 17.0 13.5 6.8 3.8 3.4 6.8

  注IpH

7.07 6.98 7.22 7.05 7.15 6.92 6.74 7.21  注1巳c

mS〆m 5.94 5.43 5.29 5.62 5.83 5.93 5.30 5.61

  注 mg/L 7.45 8.71 10.11 10.96 12.工1 12.1997.2 工1.911D3.7

0//0

88.7 95.6 103.1 95.4 97.5

 ←Na

mg/L 4.54 4.1了 4.09 4.75 4.32 4.81 4.23 4.75

 ヤK

mg〆L 2.22 1.85 1.75 1.70 1.43 1.48 1,4窪 1.44

 2やCa

mg/L 4.79 4.08 4.63 5.10 4.37 4.76 3.88 5.06

  2』Mg

mg/L O.84 0.71 0.75 Q.78 Q.79 0.92 0.76 0.85 2←Sr

mg/L く0,05 (0,05 く0,D5 (0、05 0.06 〈0.05 くO.05

F m鰐/L 0.08 O.07 o.06 0.05 0.06 D.06 0.05 0.05

C1 皿呂/L 2.13 2.28 2.29 2.47 2.2i 2.28 2.27 2.10

  -NO3 mg/L 1.1 1.5 1.7 1.9 1.5 1.7 2.8 1.7

  zSO寺 m匿〆L 7.04 6.5D 5.90 7.33 了.63 8.59 8.08 7.84

  5PO4 mg〆】, く0.1 く0.1 〈D.1 (0,1 くQ.1 〈o.1 く0.1 〈0.1

4.8Alk m閃/し O.32 0.26 D.24 0.27 0.28 o.27 Q.18 0.26

T Femg!L 0.3 0.1 o.2 D.2 o.2 0.1 0.1 0.1

A1 mg1L一 <o,4 〈〔}.4 くo.4 (0,4 くQ.4 〈0,4 く0.4

T Si m琶〆L 12.7 12.3 12.0 12.1 12.5 12.0 10.4 11.3

δ1b 臨 一8,3 一8.3 8.2 8.0 7.9 一了.9 一8,3 7.9

δD ㌔ 57.0 55.8 56,9 一54.9 53.9 53.D 54,8 53,0

δ04s 知 一1.2 一1,6 1.3 1.8 2,4 一2.6 一2.3

コH T,U. 一 4.0 4.0 3.7 4.正 4.4 3.4 4.1

14 CρMc % 101.5 一 102.1 103.3 一 〕

∠」1℃ρMc % 10Q.蔭 100.7 』 104.4

δ13C 翫 20.4 一18.Z 1Q.5 一

3℃1〆C1 ×10[5

4〔〉4 一395 405

注L

注2

現地測定結果.pH,DOは現地測定水温時の値。EC:25℃換算値。

9月Z8日採水は、降爾終了したのち、3時間後の採取試料

po:%値は飽和度

平成13年

9月28日醜

18.5

6,95

了.21

8、48

95,9

3,95

3.59

6.了Q

1.09

D.05

D.10

5.03

4.7

9.00

1.2

0,19

0.2

ぐO.4

8,7

6.6

一39,4

+o.9

29一

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表3-5 正馬川の分析結果統計値

項目 単位平成13年度m 平成12年度囲

平均値 最小値 最大値変動係数  %

平均値 最小値 最大値変動係数  %

水温 ℃ 10.37 3.40 21.30 67.1 12.26 正.60 27.10 80.6

pH7.04 6.74 7.22 2.3 7.13 6.78 7.66 4.0

ECmS〆m 5.62 5.29 5.94 喋,7 5.46 5.20 6.21 6.6

DQ mg/L 10.49 7.45 13.19 17.5 10.06 8.02 12.38 1ら.1

 十Na

mg/L 4.46 4.09 4.81 6.5 4.B9 3.97 5.09 8.7

 ←K

mg/L L.66 1.43 2.22 L6,7 1.63 1.34 2.22 19.1

Ca呂+ mg/L 4.58 3.88 5.LO 9.6 4.60 3.92 6.03 14.9

 2←Mg

mg/L 0.80 O.71 0.92 8.3 0.77 0.67 0.92 10.6

 2+Sr

mg〆L く0.D5 く0.05 0.06 (0.05 く0.05 0.D6 『

F- m9〆L 0.D6 0.05 O.08 16.2 O.05 O.04 0.08 28.0

q m暫〆し 2.25 2.10 2.47 5.0 2.31 1.96 2.57 7.5

NO3 Ing〆L 1.76 1.1 2.8 28.o 1.65 くO.1 2.7 54.2

  2SO4 mg/L 7.49 6.5〔} 8.59 9.1 7.26 4.38 9.78 22.5

  3-PO4

mgll、 <o.1 く0.1 くO.1 〈O.1 く0.1 〈0.1

4.8Alk meq〆L D,26 0.18 O.32 15.2 D.26 0,乞0 0.34 19.4

T-Fe mg、/L 0.2 0.11 O.29 36.2 o.1 〈o.1 0.30 65.7

A1mg〆L <o.4 (O.4 く0.4 く0.4 〈0.4 〈0.4

T Simg/L 11.9 10.4 12.7 6.2 ll.6 10.5 12.8 7.4

δL80 %o 一8.1 8.3 7.9 2.4 一8,0 8,3 7.6 3.1

δD %D 一54.9 57.0 53,0 2.9 54,2 56.9 52.4 2.8

δ3崔S %1) 一1,9 2.6 L.2 29.4 2.4 4,1 +0.O 61.8

3HT.u, 4.o 3.4 4.4 8.1 4.5 4.0 5.4 t2.2

注1平成1 3年度は、降雨後の試料〔9!28)を除く。

注2平成12年度はr雨水・河川水の採取・分析(平成12年度)」貸矧より作成

30

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i

ωド 

表3 6 正馬川の濃度相関マトリックス

pH EC DO   INa  学K  ラトcガ   う十M9一

C1冒 NO3     》

SO4曽 4.8A且k T-Si L8δ 0 δD  34δ S ユH

pH 1 * 一*『 准 * ** *寧 ** ** 一

* *

一一 一

EC 〇.41b 1*一 *串 一

* 一*O,140

DO 〇.784 D,218 1 〕** 一

* ** * *

** * ** 一一〇.2B8 0,440 一 **

  ヤNa0,638 0,1040,655 〇.317 1

一*

一*一 *

0,052 σ.567 *

 十KG,726 O,122 一〇.898 0,53〔) L 一

* 一*一 ** 一 一

** **

串o,149 O,159 〇.941 〇,134

  蟄Ca〇.731 0,762 0,611 一〇.218 0,394 1 ** 一 * 一 一

        一   〇.5e6 0,461 0,178 O,765 0,13D

  F♪やM9一〔).647 0,874 o,362 〇.198 〔).109 0,936 1 * * 一 一

0,032 0,759 O,729 D.BO喧 〇,165 o,563 *   一

Cr 〇.772 o,5D1 o,229 O,671 〇.191 0,6D4 0,732 1 寧

=O,277 一〇、291 〇.325 一〇,OO5 0.076 0,011 0,342

N〔)3

〇.927 0,1270,7580.45・1 一〇,625 G.766 O,473 0,375 0,6440,342 1

*一 **** 串串 一 半*

*累 一 *〔).668 〇,603 〇.178 〇.574 G,460 〇.228

   ワ

SO4曽

0940 0,599 0,665 〇.636 0,57D O.77r1

O,753 0.81じ D,795 1 * 一 * *

 * *

  〇、384 0,330 O,953 D,544 〇,705 0,100 O,715 〇.088 0,450

4,8AlkD,843 0,068 〇.657 O,808 D,800 〇.280 〇.1?1 一Q,590 〇.928 〇.738 1 ** 一 * **

〇.931 〇,265 審* 一O,52D 0,799 〔〉.21〔〉 O,[124 0,562 0,575 o,399 一〇、250

T-SiO,835 D.じ39 〇.864 O,585 0,9100,588 〇.357 〇,正69 〇.38b 一〇.939 0,690

0,495

o,922 1 * **

0,320 0,004 〇.904 O,882〇,505 0,577 一〇.556 0,061 0,067

δ出O0,364 0,340 一〇.150 0,669 O,289 0,260 o,上99 〇,37上 O,588 一〇.321 o,694 〔}.568 1 * 一

〇.151 0,577 D,213 O,DgO *

0,372 0,485 〔}、532 O.6・18 O,632 0,563 0,588 0,000

δD一〇.083 G,279 o,369 D,458 一〇.184 o,439

D,2640,550 〇.185 一〇,072 〇.058 D,257 0,D38 O,747 L 一

』〇.096 0,232 O,792 o,126 〇.335 D,817G.109 O,31D 0,799 0,587 一D.826 O,181

δ34s0,752 一〇,179 〇.了45 o,738 D,798 〇.45十 〇.300 一〇, i18 0,673 一〇.790 o,79i 0,776 0,415 0,141 1 *半

〇、556 D.871 0,725 〇.211 一〇.612o,399 D、161 〇.883 〇.272 0,850 0,107 Q,611 D,517 0,477

}H0,820 0,007 〇,783 o,779 0,852 〇.426 〇ウ73 〇.486 一D,861 〔〉.757 0,895 0,915 O,626 O,218 O,878

0,394 O,596 〔).370 一〇.799 D,148 (1.743 0,613 O,601 〔}.388 O,0130,ri68 0,672 〇、Ol9 0,336 〇.058

注)L定量下限.乗満¢)分析値は0として相関係数を算出してある

  2,上段1平成12年度貸刷,下段:平成口年度(ただL、降内後の9!28採取分は除く)

  3.左下半分1相関係数 ,右上半分=相関係数の検定結果(t分布による無相関の検定』 *5%有,誉 林1%有意

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9.o

8、0

エ  フ.o“

6.0

5,0

pH

+平成雷3年度刊}一平成箆年度

H12年’ロ 一▲

H13年度

8.0

  ア 口

E』\

oq

E  6.O

o田

  5.O

4.0

EC

H13年度

12年度

一●一平成13年度

一{コー平成12年度

14

  、2

E  lo

oo   8

6

暦6

H13年度H12年度

一〇』平成i3寧度

一ロー平成筐年度1      一

邑.o

コ  5.0}画

5ゆ昭

z  4 0

3.G

Na中

H13年度

H廿2年度 匪搬塾

4.Q

〔  3.〇

一、、

x  2.O

1O

iCa聾

一●一平成13年度

→コー平成12年度

7o

  6.0

GO

∈一  5 0&

呵G

  4.o

3.0

幽 +平成13年度一ロー平成12年度

H13年度

HI2年度

7月1日 3月1日 9月1日IO月1日U月1日12月1日 1月旧 2月旧3月1日

!.2

サ 1.o聾5

望 o、8

o.6

 2+Mg

H13年度

匪璃盤

H12年度

5.o

  4.D

ヨ勘

δ 3,0

_0  2.0

1.o

CI

‡羅灘卜

H量2年度

H13年康

50

4.0

萄 3.0、5

。  乞OoZ

1O

0.0

一iNO3 ▲

H13年度

一〇一平成13年度

+平成犯年度

用2年度

10、0

9、0

ニ s.o’函

…)  7.〇

∴dの  5.0

5.O

4.o

  z-SO4

H13年度,’

H12年度+平成恰年度  

+平成12年度

o、4

コ\  0.3罫5壬く⑳  o.2

o.1

4.8AIk

剛3年度

+平成13年度→コー平成12年度

圏 H松年度

14

」  、2萄

δ

1  、0卜

T-Si

田3年度

H12年度

一〇一平成13年度

一ロー平成12年度

7月1日8月1日 9月1日10月1日11月1日12月1日1月旧 2月1日3月1日

30

oし  20

唄者  10

o

水温

H12年度

一●一平成13年度

+平成12年度

3累

o雪

6.O

一7.0

一8.o

一9.0

一、0.0

 

δ180A +平成13年度

→}一平成12年度

日12年度

H13年度

な寧

oり

一30

一40

一50

一◎o

一70

1δD

+平成13年度+平成12年度

Hヨ3年度 H12年度

+3、0

+1 〇

宕評

  一1.0∫

3.〇

5、口

一δ34S

H13年度

H12年度

‡鍛劃

二朝

8,0

6.0

40

2.O

oo

HI2年度

H13年度

一●一平成13年度

l+呈成12年度

フ月1日 8月1目 9月1日10月1目U月1日12月1目1月旧 2月1日3月1日

注)L平成12俵度はr雨水・河川水の採取・分析!平成12年度)ゴ貸制より作成

  3,▲印(平成〕 3年9月28目採水):

      降雨(14mm=正馬様)が終わって3時間後の採取試料

  3,定量下限未満の湯合は、Oにプロットしてある。

図3-6正馬川の経時変化図

一32

Page 41: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

pH EC DO

EC

 ●日

 ’ o

ロ ●▲

 ■ ●

  oo      口

鼻’

 十Na 十K  2+Ca  2+Mg CI

 2+Ca

 2+Mg

CI

o●

■ o

9

ロ■

 一6鵡ロ o

曝   口

NO3 ■ロ

。8

“ Oロロ

 口 ■百畜

’‘オ■一

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g oロ   ■

  口

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 qロ〇    一吟働。

      口 ●

     o P

ロ o o’ oO   口 □      o

  □ o  o...口

r莇 o口■

    口

覗}   口

最「・I Eしロ毛

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♂兎

’曇~.

 o

  口ロ

  ロ      コ   騨ロ8o●口

  騨 口

 臼ロ

  ロ  O.喝 邑・口

  ● 口

注)

1,平成12年度は「雨水・河川水の採取・分析藍平成12羊度11

貸袖より作成

2,▲印(平成13年9月28日採水1降雨(14皿肛正馬様)が終

わって3時間後の採取試料

3,定量ド限未満の場合は、0にプロットしてある,

図3 7(1)正馬川の濃度相関図

一33一

Page 42: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

  2-SO4

4、8Alk

T-Si

δ180

δD

δ34S

3H

pH EG

 δ

講  ”ロ「

  ロ・

,. o

【も .■d「『

。讐

呈●

ロ コ 

旦 度

田轟、。

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ロ 亀賦晴

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 o ●、’ ■

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DO  十Na 十K

      」..

   o.♂   ロ   ロ

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口        P”

 口▲口    o

ぽ  ほ 『o叩 ■

   口

   ●●

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ロ 

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 口    日  Oロ O □   ● .ロコO■■   【「

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畠乱.

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  口

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 ロら昏o

ロ ロ

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》旦

口 ロ

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 2←Ca

ロ【b■■

  ⇔』9ロ 馬O

     口  ロー

 2+Mg CI

   口      ▲  口  ■

   

   らロ・’.

o 口

∴薯 -  1 1 ■ 1 コo : コロ 「

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口 口  ,

…『口

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 児卯ロ 平成12年度

● 平成13年度

注)

1.平成1Z年度は「幽水・河川水の採取・分析(平成12年度)」

貸恥より作成

2,▲印(正成13年9月認目採水1降雨く14m皿:正馬様)が終

わって3時間後の採取試料

3.丘凧下限未満の腸合は、Dにプロットしてある。

図3-7(2)正馬川の濃度相関図

一3窪一

Page 43: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

  2SO4

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口 平成12年度

●平成13年度

注)

【,平成12年度は「雨,肛・~Fr∫川水の採取・分析1平成12年度1.

貸掴より作成

2.▲印(平成13年9月認日採水♪降雨(Hmm二正,高様)が終

わって3時間後の採取試料

3.定量ド限未満の場合は、明こプロットしてある.

図3-7(3)正馬川の濃度相関図

35

Page 44: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

4.考察

4.1雨水の特徴と起源

4,1,1雨水のイオン組成の特徴

 雨水の本調査結果(平成13年度)と平成12年度調査結果鮪θおよぴ近傍地域(名

古屋1都市地域,犬山1田園地域)での調査結果を比較検討した。その結果を図杢1

に示す.同図中の平成13年度およびト成12年度は採取期間中の加重平均値、また、

名古屋,犬山,全国はr第3次酸性雨対策調査」(環境庁)8)による年間加重平均値で

ある。

 本調査のイオン成分濃度および水質組成は、名古屋, 犬山およぴ平成12年度調査

結果と比べてH←,SO42がやや高い傾向にあるが、大きな違いはみられない。しかし、全

国平均と比較すると、H+が高く、Na+,Mg2+,Crの海塩に由来する成分が1/6~1/8程

度の低い値となっている。

一 』 『  ~

一盆国

pH 4.8

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全国 犬山

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14.o

名占屋

窪,9

14.D

平成13年度

平成12年度

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犬山

名古屋

注)NH1+は未測定

□II

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ロCa

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響廓 c臼 1蘭 麺襲、、一1

平成13年度

平成12年度

  犬山

名古屋

全国              …琴2疵

  000   002   0.04   0 06   008   0.LO   O 12   0、14

注)犬IU,名古屋,全国:r第3次酸性雨対策調査」日1より作成

    平成7年~平成9年度までの5年間の年間加重平均値(降水時開放型〕

 平成12年度=「雨水・河川水の採取・分析〔平成12年度,』節a}より作成

     平成12年7月~平成13午3月までの加重平均値1常時開放型〉

 平成ロ年度r平成B年B月~平成13年2月までの加重平均値(常時開放型)

啄i

日NO3畷SO4一 

単イ立:皿閃1L

0.16

図4-1 雨水のイオン組成(加重平均値)

一36

Page 45: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

 雨水と大気中に存在する二酸化炭素(CO2,約350ppmV)が平衡状態に達するとpH

約5,6を示す。したがって、一般にpH5.6以下の雨を酸性雨と定義されている91。本調

査結果のpHは4,B~4.95の値を示し、その加重平均値は4.41となり、本調査地域の

降水は酸性雨であることを示している。なお、名古屋,犬山や平成12年度調査結果と

比べると、本調査結果のpHはやや低い傾向にある、

 本調査での雨水のイオン濃度の当量値とその降下量伽を算出し、その経時変化を

図4-2に示す。同図には電気伝導度(EC)とpHも併せて示した,,

 イオン濃度および濃度比率は経時的に変化し、その変動幅も大きい。加重平均値で

みると陽イオンはH+》Na+・Ca2暑〉Mg2㌧K+、陰イオンはSq2一》NO3、C1 》F の関係に

ある。降下量にっいても同様の傾向が認められる。

 降雨量と各イオン成分との関係は、…般に溶存成分は大気エアロゾルを洗浄してき

たものであるため、降雨量が多いときの雨水の成分濃度は小さいといわれている9)。本

調査結果では、Na+,Ca2“,Mg3+に負の関係がみられるが、顕著ではない。また、pr{とイ

オン成分との関係も顕著な関係がみられない。

 季節変化は、口本海側では冬季にNa匠,CI ,SO42 などのイオン成分が増加すること

が報告101されているが、本調査ではCa2 が冬季にやや増力LIする傾向を示すほかは、顕

著な季節変化は認められない。

注1降下量  単位時問,単位面積当たりの雨水成分の地表への沈着量(湿性沈着量)・

  雨水濃度x降雨量として求ダ)る。

37一

Page 46: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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 8月1日

 平成13年

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9月1日  †0月1日 11月1日  12月1日

注) 1 雨水採取期問内の中間日にプロットしてある。ス

1月1日

平成14年

2月1日  3月1日

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2 定量下限宋満の場膏は,0にプロットしてあ

8月1日  9月1目  10月1日平成13年

11月1日  12月1目 1月1日  2月1日平成14年

3月1日

0.00

図4-2 雨水のイオン当量値・当量比率およぴ降下量の経時変化

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4,1.2雨水のイオン成分の起源

 わが国は、周囲を海に囲まれていることから、雨水中には海水飛沫が雨水に溶け込

んだ結果として海塩起源成分が多く含まれている。Na一濃度と各イオン濃度との関係

(図4-3)をみると、Na+とCr,Mg2←との濃度比は海水中の濃度比に近いことから、大部

分が海塩起源であると考えられる。さらに、Mg2トとCIとの関係も海水比に近いことからも

海塩起源と判断される。

 一方、Na申とK撃,Ca2+,SQ42 との各濃度比は海水中の濃度比よりも高く、海塩以外の

供給源があることを示している。そこで、海塩以外の濃度およびその割合を、Na+濃度を

基準槻にして次式により各成分の非海塩起源(non sea saltlnss)濃度と海水濃度に対

する各成分の比(濃縮係数)を求めた.その結果を表4-1に示す。

[月s5X]=[X]雨水 [Na}]雨水×〔[X]/[Na+])海,団

濃縮係数(EF)」[x]/[Na垢

       [X]/[Na+]侮,k

ここで、[1】舘X]:成分Xの非海塩起源濃度(mg,〆L)

   [X]雨水:成分Xの雨水中の濃度(mg/L)

   ([X]/[Nパ])雨水:成分Xの雨水中の濃度比(mg/L比)

   ([X]/[Na+]〉海水:成分Xの海水中の濃度比(mg/L比)

 表4-1によると、Cl ,Mg2は非海塩起源濃度の割合も小さく、かつ濃縮係数も1に近

いことから、海塩起源であることが確認できる。しかし、8・9 月期は非海塩起源の割合も

高く、濃縮係数も高いことから、海塩以外の発生源からの影響を受けていることが認め

られる。Crの発生源としては、ゴミ焼却炉や火山からの塩化水素(HC1〉などが考えられ

る。このことは、9月期のpHが低い〔4.L3)ことと整合している。

  一方、K+,Ca2卜,SO崔2 は非海塩起源濃度の割合が90%以ヒと高く・大部分が非海

塩起源であることがわかる。

 そして、Kl,Ca2+,SO、2 は、海塩期限と非海塩起源の両者によって構成されているも

のと判断される。

潟Nゴ基準   Na・を海塩起源成分の指標として用いるのは、Cl’は海塩以外σ)発生源の影響が大きい場合が

  あること、また酸性ガスとの反応で塩化水素(HCL)ガスに変換される場合があること・M琶2+は濃度

  が低く分析誤差の影響が大きいことなどのためであるm。

一39

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海水比

0.00 O.02   0.04

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O.D6 0.08

図4 3雨水のNa+濃度とK+,Ca2+,Mg2{,C1 ,S〔)4z』各濃度との関係

一40一

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表4-1雨水イオン成分の非海塩起源(n調濃度とその割合および濃縮係数(E助

項目 単位

平成13年         /平成14年加重平均値

7月31日  し8月28日 8月28日  19月28日 9月28日  110月31日 10月31目  卜12月3日 12月3日  レ12月26日 12月26日  11月30日 1月30目  13月4目

 }K

μeq/L 1.8 0.8 2.0 2.0 2.8 2.8 1.50.9 1.8

   佳η3sK μeq!L 1.7 0.7 1.8 1.8 1.9 2.5 1.6

% 94.9 91.5 88.3 89.7 67.3 8了.6 59.2 88.9

   十EFK 19.4 11.9 8.5 9.7 3.1 8.0 2.5 12.0

Ca2丁 μeq/L 5.5 3.5 6.0 13.0 15.0 8.0 34.4 7.6

ns3CaZ手 μeq/L 5.396.6 3.4 5.5 12.5 13.1 7.3 33.1 7.2

% 96.2 91.8 96.6 87.4 91.0 96.3 94.4

    2』EFCa

29.D 26.4 12.2 29.8 7.9 11.1 26.8 21.9

 2+Mg μeq〆Lμeq/L 1.6 1.6 3.3 2.5 10.7 4.1 9.1 3.0

   2一η5sMg0.7 1.0 0.了 0.2 0.8 0.3 2.3 0.7

% 39.71.7 57.8 21.7 761.1 7.3 8.4 25.51.3   31.6

    2卜εFMg 2.4 1.3L1 1.1 1.6

q μeq1L6.21.1 11甲0 13.5 11.6 52.5 21.2 27.9 14.2

月s5q

   一EFCI

μeq〆L 7.5 0.4〇.1-0.9 1.7 1.9 6,6 2.2

0/〆o

18.3 67.7 2.6 3.3 8.9 一23.5 22.1

1.2 3.1 1.O 1.O 1.0 1.1 0.8 1.6

  2so4 μoq〆L 35.0 82.0 32.5 29.4 47.342.0 28.7 51.8   45.窪

  44.248.3    2n55s()4μeq/し%

34.5 81.7 31.1 28.2 26.7

98.5 99.6 95.8 95.9 88.9 93.1 93.1 96.6

碁FSO42 66.9 224.3 23.9 24.4 9.0 1’1.5 14.6 80.7

注)鵬;非海塩起源濃度,EF;濃縮係数  n∬%表示は雨水中濃度に占める非海塩起源濃度の割合

4i一

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4.1.3雨水中の硫酸イオ’ンの起源の推定

 硫黄は種々の発生源から供給され、起源により特有の硫黄同位体比(δ3農S)をもっ

ている。発生源を大きく分けると以下のとおりとなるm。

 ①海塩粒子起源1海水表面での気泡の破裂に伴い発生する海水組成を保持し

         た粒子(硫酸塩〉.海水δ34S=20,3%。(全世界でほぼ一定)

 ②生物起源=陸上で好気的有機物分解あるいは海水中や陸上における嫌気的

       条件下での硫酸イオンのバクテリアによる分解で発生するガス状硫

       黄化合物〔DMS,硫化水素H2S,COS,CS2,MSAなど)

 ③火山起源:火山ガスとして放出される無機硫黄化合物(二酸化硫黄SO2,

       境S)、および火山灰中に含まれる硫酸塩

 ④人為起源:化石燃料の燃焼や金属精錬により発生するガス状硫黄酸化物

        (SO2,三酸化硫黄SO3)、ばいじんに含まれる硫酸塩

 以上の発生源のうち、海塩以外に由来する硫黄同位体比(n謂δ34S〉を前項での

Sqz罰から偲謡042 を求めたのと同様に、Na占を基準として次式により求めた・その結果を

表4 2に、経時変化を図4 4に示す。

n8sδ34S(臨)一δ34S試料 δ34S伽瓢×(1 e)

e

ここで、η∬δ34S:非海塩起源の硫黄同位体比(%Q)

   e INaヤを基準とした非海塩起源寄与率(表少1参照〉

   δB4S耐:20.3輪

表4老雨水の非海塩起源(月曲の       硫黄同位体比(δ34S〉と硫酸イオン(SO42)濃度

項目 単位

平成13年         /平成14年加重平均値

7月31日  

8月28日

8月28日  

9月28日

9月28日  

10月31日

10月31日  

12月3日 2月26日

12月26日  

L月30目

1月30日  13月4日

δ34S % ÷2.4 ÷9.3 +4.5 q.8 +3.3 +4.3 +4.0 +5.O

η35δ」哩s 臨 +2.1 +9.3 +3.8 +4.1 +1.2 +3.1 +2.8 +4.4

  2SO4 μeq/L 35.D 82.0 32.5 29.4 47.3 28.7 51.8 45.窪

    2n∬SO弓μ←q!L 34.5 81.7 31.1 28.2 42.D 25.7 48.3 44.2

%注1 98.5 99.6 95.8 95.9 88.9 93.1 93.1 96.6

注)n諮%表示は雨水中濃度に占める非海塩起源濃度の割合

一42一

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一一●一SO4

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■網

B月1目  9月1日  10月1日  11月1日 12月1日

平成13年

 注)雨水採取期間内の中間日にプロットしてある。

1月1日  2月1日 3月1日

 平成14年

図全4雨水の非海塩起源(n識の     硫黄同位体比(δ3准s)と硫酸イオン(s()42一)濃度の経.時変化

一43一

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 発生源別の硫黄同位体比(δ鞠)を表4-3に示す。

 9月期を除く本調査での朋sδ34S値は+L2~+4.1%Dで、人工汚染〔大気汚染〉の値よ

りも高く、陸上生物起源や火山ガス,および石炭燃焼や黄砂の大陸起源の硫黄のδ

34S値の範囲に含まれている。8月期は、NO3 濃度がやや高く、非海塩起源のns面1濃

度の割合もやや高いこと、そして主風向は南西~西方向であることから、大陸起源の硫

黄の影響はなく、生物起源および人工汚染による影響が大きいものと考えられる。10月

期以降は、海塩起源のNa},Cl が高く、主風向が西~北西方向であることから、火山ガ

スの影響は小さく、目本海上空を通過し長距離輸送されたアジア大陸からの入為起源

硫黄(中国炭の燃焼ガス)による影響が大きいものと考えられる。

 一方、9月期のnssδ34S値は+9.3%・の高い値を示している。この値は、生物起源の

DMSや一部の中国炭・火山ガスおよび黄砂のδ34S値に近い。DMSは大きなδ54S値を

もっているが、その発生量が9月期に比べ大きく増加することは考えられない。田中2P

は、降水のもととなる雲の粒子である氷晶核濃度は、春に最大,夏に最小となり、秋に

極大,冬に極小が現れ、氷晶核が主として大陸で発生した砂塵粒子であり・気流に乗

って運ばれたものであるとしている.この氷晶核の季節変化は、木調査結果の変化と類

似しており、黄砂は高いδ34S値をもっている.このことから、長距離輸送された黄砂粒

子や燃焼ガスを含む風成塵が寄与していることが考えられる・また、SO42 濃度も高く・

そして非海塩起源のnssq 濃度の割合が高くなっていることから、SO2ガスとともにHC1

ガスも放山されていることが考えられる火山ガスが影響している可能性も考えられる。

表4 3発生源別の硫黄同位体比(δ34S)

種別 δ」4S値 地域・発生源

海塩粒子  +20.3臨 海水

一2.6%o 岸の浅瀬での海水SO古のバクテリア

による還元で生じた硫化水素〔H2S)

文献

生物起源

火山ガス

12)

+6.0臨

陸上での植物腐敗にともない発生する

硫化水素(H.S)

+15.6ニヒ3,1愉 洋の硫化ジメチル〔DMS)

大気汚染

桜島の火山ガス(噴気孔より3km)

薩摩硫黄島の火山ガス(直接採取)

御嶽11」

三宅島のSO3ガス〔山麓)

4.0%”(一D.3~ 5,5匡散,) ・名古屋工業地帯の大気SO2

2.7%D〔一8,Z~+7.2%・)

石炭

+6.9輪

+8,8%u(+0.5~+28,6%D)

+4.5臨(一2,5~+9.4翫)

新潟県工場排ガス

中国炭の燃焼ガス

中国炭の燃焼性硫黄

_」亟の燃焼性堕3.9~n1.2%。(揚子江北川)

一14.O~ O.7臨(揚子江南側)

12)

13)

⊥4)

14〉

15)

16)

L2)

大陸起源 +2~+L29面

17}

17)

18)

工8)

中国の石炭中硫黄(全硫黄)191

黄砂(水溶性SQ手z〉 20)

44一

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4.1.4酸素・水素同位体による水蒸気起源の推定

 一般に、世界各地の降水および地表水の酸素(δ18Q)・水素(δD〉同位体比には、

天水線〔MeteDric Water Line=MWL)と呼ばれる次のような直線関係を示すことが知ら

れている剛.

δD;8δ田0+10

 天水線の傾き8は、同位体平衡状態での水の蒸発・凝縮における酸素と水素の同

位体分別係数の比として一定の値を示す。

 一方、切片10は海水などが蒸発する時の蒸発速度に依存し、一定ではなく地域に

よって異なることが見出されており23)、現在d値(d parameter)として表されている・この

d値は、蒸発速度が速いほど大きい。そのため、太平洋上を移動する蒸発速度の遅い

太平洋気団を主体とする夏の降雨のd値は小さく、大陸の乾燥地帯を移動してくる蒸

発速度の速いシベリア気団を主体とする冬の降雨、降雪などは大きな値を示すことにな

る。早稲田・中井囲によれば、中部日本と東北口本では、太平洋側と口本海側の気団

のでき方がd値の差を生むことを明らかにし、

   d値<10:太平洋気団(主に小笠原気団〉がもたらした水蒸気起源の降雨

   d値>201大陸性気団(主にシベリア気団)がもたらした水蒸気起源の降雨

としている。

 本調査の雨水の酸素同位体比(δ1呂O),水素同位体比(δD〉およびd値を表44

に、経時変化とδ1℃値とδD値の関係を図4-5に示す。

 雨水のδL呂0,δD値は、それぞれ 11.2~一7,1%。, 70,8~一44、1%・と変動が大きく、

季節変化がうかがわれる。また、d値は6.5~20.7%・の範囲で変動し、夏季に低く,冬季

に高くなる顕著な季節変化がみられる。〔1値の変化から、夏季〔d値<10)は小笠原気

団による降雨、冬季(20<d値)はシベリア気団による降雨であり、秋季はその移行期で

あることを示している。

表4-4雨水の酸素(δBO)・水素(δD)同位体比

単位1㌔

項目

平成13年            平成14年加重平均値

7月31日  

8月28日

8月28口  

9月28日

9月28日  

10月31日

10月31日  旨12月3目 12月3日  ll2月26口 12月26日  11月30日 1月30日  

3月4日

δ田0 一9.4 7.1 8.了 7,6 一8.1 11.2 9.7 8.8

δD 68.了 47.4 61.9 一44.7 44.1 70.8 一59,4 59,5

d値 6.5 9.4 7.7 16.1 20.7 18.8 18.2 11.1

      し 注〉dイ直=δD-8δ 0

一45

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  400

nl- 300匿…一

“∈脇E200匝)罠  100

0

「降雨量

擁   擶馬

  ず   [

rr期間降雨量

■日降雨量

ざ 、 コNヨ

i

80

・60  皿剛苗  隆\40 世∈

  阻。星20

0

一δ

o巴

一6.0

一7 0

一B 〇

9D

一10.〇

一“.0・

12.0

δ180,δD

 グ口

■   、、

δ180

    ’δα 、コ

一●一一δBO-司一 δD

 げ口

β

30

40

一50

  垂一60 )

  o  り一70

80

d値(-δD-Bδ1Bo)

90

25

20

宕承  15

四一   10刀

5

8月1日  9月1日  10月1日 11月1日 12月1日平成13年

 注)雨水採取期間内の中間日にプロットしてある。

1月1日  2月旧  3月1日

平成14年

          δ1Bo(施)

一12.0    -l l O    -IO.0      9.0      80

一7 0 一6.0

■  ●

』\δD二8δ1巳〇+10

 Crai騒

30

40

一50

  蜜60 )

  o  ゆ

一70

一80

一90

図4 5雨水の酸素(δ180)・水素(δD)同位体比の経時変化とその関係

46一

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4.2河川水の特徴と起源

4,2.1河川水のイオン組成の特徴

 正馬川の本調査結果(平成13年度〉と平成12年度調査結果貸与a)および中部地方,

全国の調査結果を比較検討した。その結果を図4-6に示す。同図中の平成13年度お

よび平成/2年度は採取期間中の平均値、中部地方,全国は年間平均値を示したもの

である。

 正馬川の水質組成は、中部地方および全国平均とほぼ同じCa(日CO3)z型である・

正馬川のイオン成分濃度は、中部地方,全国平均に比べ総イオン量で約60%であり、

K+濃度が高く、M♂,Cr,HCO,-濃度が低い。平成12年度と比べると、水質組成,成

分濃度に違いはみられない。

meq/L

O.6  0,4

平成13年度

平成12年度

中部地方〔42)

全国(225)

         meq〆LO.2    0    0.2    0.4    0.6

I   I  I I   I  I      l  ト 1

CINa+K

\度 Ca    HCO3/

M琶     SO4+NO3(NO3)

\度/

/一〔42)

注)L平成13年度は、降雨後の9〆28採取分を除く

 2.平成12年度=’雨水・河川水の採取・分析(平戊12年度)」貸馳)より作成

 3.巾部地方,全国=1改訂地下水ハンドブック』5ぽり作成(年平均値)

図4-6河川水のイオン組成(平均値)

一47一

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 正馬川のイオン当量値と当量比率の経時変化を図4-7に、ヘキサダイヤグラムとキ

ーダイヤグラムを図4 8に示す。

 正馬川のイオン組成は、Ca(HCO3)2型を示し、そのイオン濃度は、陽イオンCa2+>

Na寺》Mg2+>即、陰イオン4.8Alk>SO42 >Cl >NO露 》F の関係を示している。

 各化学成分間の関係をみると、Cl ,NO3一を除いて、全体として正の相関関係を示し、

主要な成分は岩石・土壌からの溶出が主体であることを示している。

 また、地下水の陽イオン成分は粘土鉱物に吸着する.その吸着の強さは、1価より2

価イオンの方が強く、主要な陽イオンではCa2}>Mg2》K+>Na幽の関係にある。そのた

め吸着力の弱いNaトはCa2トおよびMg2+とイオン交換し、Na+はその乖離により増加し、

Ca2+,Mg2テは土壌や岩石などよりの溶山と吸着とが相殺し減少する.本調査でのNa+と

Ca2卜,Mg2+濃度との関係は正の相関傾向を示し、陽イオン交換反応の生じた地下水は

流出していないことを示している。

 地下水の酸素が欠乏した還元状態ではSO42 ,NO3一は還元され減少する。一方、

HCO,はその反応によりさらに増加する.その結果、地下水の還元状態下ではSO42,

NO3とHCO3濃度との間には負の相関を示すこととなる。本調査でのこれら成分問の

関係は、4.8AlkとSO、2-,NO3との関係は負の相関関係,SO生2’とNO3 は正の相関関係

を示しており、還元状態にあった地下水が流出している可能性を示唆している。このこ

とは、正馬川周辺の堆積岩の深度60m付近からは硫化水素イオン〔HS-)が検出され、

深度数10mで強還元状態となっていると推測されている25)ことと整合している。

 さらに、T-Siと4,8Alk濃度との間には高い正の相関関係が見られる。T-Siや4・8Alk

は降水にはほとんど含まれず、±壌への吸着や植物による影響を受けないため、化学

的風化によって溶出したものがほぼそのまま河川水中へ流出してくるものと考えられる・

したがって、河川水中のT-S1や4.8Alk濃度は、採水時における流域の平均的な滞留

時間を相対的に示しているものと考えられる。

 なお、正馬川上流域にはゴルフ場が存在し、ゴルフ場南側には人工的な集水孔が

設置され、正馬川支沢最上部に排水されていることが確認されている2肱ゴルフ場では

肥料や農薬が使用されるため、正馬川への影響が懸念される。ゴルフ場での施肥は・

一般に冬季を除く期間に行われ、特に春秋の目土・芝更新作業時によく行われる2%

 肥料の主な成分は、窒素(N),リン(P),カリウム(K)や硫酸(SO4)などであるが・正

馬川のP〔)、呂 濃度はすべて定量下限未満であり、K+,NO3濃度は秋季から冬季にかけ

てブ)大きな変動はみられない.さらにN〔)さ一,SO42 の変動は後述するように他の要因の

影響が大きい可能性が考えられることから、ゴルフ場からの顕著な影響はないものと考

えられる。

48一

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皿\E5酬

匪誼

80

60

40

20

0

B,0

6,Q

4,0

2.0

r日降雨量1

L

▲値L

1 hll I

▲      ム▲     ▲      ▲    ▲          Il,l II[II』1,, ▲      ▲lII_1

EC,pH’

■自降雨皇

杢採杢月

E\のE

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.・◇

EC

・{ジ

pH

O.40

 0.30コ\σの

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朴ヤ唖

O,10

0.00

0.40

9.0

8・O   一→一EC

 工  邑_±些7.0

6.o

(降雨後)

 φκ

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一}’

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   「 ’/1翼吐〆

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冒 一       一  

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1

 溶σθ

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       P

唖[一           1     一     } 甲

1

〔降雨後)

100路

    口臨8眺

    ロM幽  鮒 鳳コNa鑑60%哉

 咽 〔Ca冨  ¶  ハ  十Ca  杓     40覧ヤ       闘 一●一Na            中Mg

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O.30

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          E          l    l              …    1

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 F 1  i  日一』←一一一」一←一』己一→・ 0%

  lF器

目肝

r JSO4器

一4.8Alk覧

“○一4.8AIk

十SO4十CI

中NO3  F

7月1日  8月1日  9月1日  10月1日 11月1日 12月1日  1月1日  2月1日 3月1日平成13年                             平成14年

許〕中抜く印・破線は降雨後の採取試料(9〆28)を示す。

      図4-7 正馬川のイオン当量値と当量比率の経時変化図

                  一49一

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O IoI

meq/L

O.4    D.2 0 me q/L

O、2    D,4

平成13年    Na+K

フ月31日   Ca

     Mg

8月28日

伯月4日

10月31日

12月3日

12月26日

平成14年

1月30日

3月4日

平成13年

9月28日〔降雨後1

α

HCO3(;4.8AIk}

SO4+NO3

70

80

90

100%

go

(NO3)

50

60

80

ア,剛丁細贈塩[暇・翫泉水,化石水]

70

60

50

   CI 40  ナ SO4 30 +  2DNO3

  10

 D

  l o

   20 Na  +   30

   K

      40

ア 一レ洲頬離塩L淡水,不圧地卜水]

      o

40

岬間聖            Ga

          3D   + O g/2飢 雨復)

           20 Mg

 ●            10

     ア’レカリ非炭酸塩             0      [海氷など」

            1G

           20

          30 HCO3中聞型♪

50

40

50

6D

70

 71レ方リ 炭酸厘L訣水、破ユ也下水【停掃性月

80

図4 8 正馬川のヘキサダイヤグラムとキーダイヤグラム

90

100%

90

80

70

60

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4.2.2硫黄同位体による硫黄成分の起源

 正馬川の硫黄同位体比(δ3堰S)と硫酸イオン(Sq2)濃度を表4-5に、経時変化を図

4 9に示す。同表図には、雨水の結果も併せて示してある.

 調査期間での無降雨時におけるIE馬川のδ34S値は、 2.6~一1.2%・の変動幅を示し、

本調査での雨水の濃度範囲(+2.4~+9.3%。)と大きく値を異にしている。このことは、正

馬川のSO非の起源は雨水が主でないことを示している。

 河川水中のSO42 の起源は、お吏)に海塩〔降雨〉,硫酸塩堆積物,硫化物の酸化など

である9)。このうち、海水のδ34S値は+20,3%・の高い値を示し、石膏(CaSO4・H20)や硬

石膏(C巳SO4)も海水を起源としているため、海水に近い高い値を示すz8)。また、東濃鉱

山周辺での堆積岩のδ34S値は、表4略に示すように海成層:遭~ M輪,湖成層1+m

~+43〔κK渕で、海成層のδヨ4S値は負の低い値を示している。そして、正馬川のδ34S値

は、雨水のδ34S値と堆積岩の海成層の黄鉄鉱のδ34s値の中間的な値を示している。

 以上のことより、正馬川のSO許は、雨水と堆積岩の海成層の硫化物を起源とし、両

者が混合して流出しているものと考えられる.

 δ」違S値とSO壬2 濃度との関係をみると高い負の相関関係がみられ、δ34S値とNQ3

濃度との間にも負の関係がみられる。このことは、河川水中のS〔)虐,NO3一濃度が低くな

ると、そのδ34S値は高くなることを示している。一方、正馬川のδ34S値とT-SI,4,8Alk

濃度との関係をみると、正の相関傾向がみられる.このことは、河川水巾のT-Si,

4.8Alk濃度が低い場合には、そのδ34S値はノトさくなることを示している。すなわち、河

川水中のSO42 ,NO3と,T Si,4.8Alkとは異なる水質形成機構を有していることを示唆

している。

表4 5 正馬川,雨水の硫黄同位体比(δ34S)と硫酸イオン(SO42一)濃度

地点 項目 単位平成13年 平成14年

平均値8月2s目 9月28日 10月4日 Io月31目 L2月3日 12月26日 1月30目 3月窪目

正馬川δ34S 臨 1.2 一〇.9 一1.6 1,3 1.8 一2.4 2,6 2.3 一1.9

  2-SO4

μeq1L 135.3 1呂7.4 M3.7 152.6 158.9 178.8 L68,2 L63,2 155.9

雨水δ3弓s 臨 +2.4 卜9.3 一 +4.5 +4.8 ←3.3 +4.3 卜4.o +5.Q

  2SQ4 μeq!1, 35.0 82.0 32.5 29.4 47.3 28.7 51.8 45.4

注)雨水は加重平均値。正馬川の平均値は降雨後試料(9〆28)を除く。

一51

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口\Eεコ剛

暖童

80

60

40

20

D

日降雨量

▲ △ ▲ ▲

■目降雨量「

▲標水日

▲ ▲ ▲ ▲

+10・0   δ34S

+7.0

。  +4,0琶

!ち +1,0

一2,0

一5.〇

 爾水

▲、、,.

一一●一一正馬川

 ・▲一雨水

ハー\㌔

σΦE)ト

困噂ooり

0.20

0.15・

0.10

O.05

0.00

SO42-

▲’   、

o

正馬川

雨水

、・一一一▲・一,▲、

1=←並馬川

-唾一雨水

も▲一一 戸

一▲

8月1日  9月1日  10月1日  11月1日 12月1日  1月1日平成13年                       平成14年

注1 雨水は、採取期間内の中間目にプロットしてある.

  正馬川の巾抜く印・破線は降雨後の採取試料(9128)を示す.

2月1日  3月1日

図4 9正馬川,雨水の      硫黄同位体比(δ34S)と硫酸イオン(SO42-)濃度の経時変化

表4 6東濃鉱山周辺の堆積岩の黄鉄鉱の硫黄同位体比(δ34S)291

、 、、、 、 、 、 -  、  、  -  』  -   、   、   N

、-、 -

海成層 湖成層

δ」4S 8~一14%D +10~占43%D

地層

・生俵累層・明匿累層・土岐爽炭累層上部層 ・土岐爽炭累層 F部層

52一

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4.2,3河川水の酸素(δ180)・水素(δD)同位体比

 正馬川の酸素同位体比〔δ180),水素同位体比(δD)およぴd値(d=δD-8δ180〉

を表47に、経時変化とδ1巳0値とδD値の関係を図4-10に示す。同表図には、雨水

の結果も併せて示してある。

 調査期間での無降雨時における正馬川のδ1℃,δD値の経時変化は極めて小さく・

その平均はδL80:一8.1±0.2%・,δDl-54.9±L6%・で、雨水の変動幅の範囲内であ

る。

 δ180値とδD値との関係は、天水線とほぼ 致しており、目本の地表水・浅層地下

水(δD=8・δ180+8~24)301や中部口本の地表水(δD=8・δ180+9~22)囲の変動幅

の範囲内である。そして、d値の経時変化も極めて小さく、本調査での雨水の夏季のd

値に近い値である。

 以 Eの結果は、正馬川は天水を起源とするもので、雨水が混合され流出しており・そ

の酒養は夏季の降水が支配的であることを示唆しているものと考えられる。しかし、年問

を通した調査ではないため断定することはできない。

表4-7正馬川,雨水の酸素(δ]BO)・水素(δD)同位体比

単位1険

地点 項目平成13年 平成辺年

平均値7月31日 8月28日 9月28日 10月4日 10月駐日 12月30 12月26日 1月附日 3月ぺ日

正馬川

 ヒRδ 0 8、3 B,3 一6.6 8,2 一8.O 7.9 7,9 一8.3 7,9    8,1

δD 57.O 55,8 一39.4 56.9 一54.9 53.9 53,0 一54、8 53,0 54.9

d値 9.4 工o.6 13.4 8.7 9.1 9.」 10.2 ll、6 1σ.2 9.9

雨水

 博δ o 7.5 一9.4 7.1 一 8,了 7、6 一8.1 1L.2 9.7 一8,8

δD ・51,1 一68、7 47窪 一 6L.9 44,7 一44.1 70、8 59、4 59.5

d値 8.9 6.5 9.4 7.7 16.1 とけ.7 18.8 18.2 11.1

Dd{直=δD 8δBO 雨水は加重平均値。  IE馬川の平均値は降雨後試料(9!28)を除く。

一53

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田\ピ

δコ1国

陵童皿

 80

 60

 40

 20

 0

-6.O

一フ.D

-8.0

一9.0

-10、0

-11.0・

一12,0

-30

-40

-50

 一60

 -70

 -80

 -90

 25

 20

 15

 10-

  5

  0

盲日降雨量1 ■日降雨量▲採水日

▲     

ll...1

▲濾

1』1

1 lI lI I■

▲     △▲    ▲     ▲    ▲           

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         lIl口. Il1    1

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δIBo    o  ▲一置 ・  一      、- , 、

 ’    、  1‘く  、鱗

,▲r 正馬川

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     ■ ’雨水 一、      ’

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  雨水声一唱一▲

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 雨水  ,一

 ▲ 階.”     陶 石 ▲一 ・一▲

▲一一

一 オ 正馬川 「蒲川「

フ月1日

平成13年

 注)

8月1日 9月旧  10月1日 11月1日 IZ月1日

雨水は、採取期問内の中間日にプロットしてある。

正馬川σ)中抜く印・破線は降雨後の採取試料(9128)を示す。

1月1日

平成14年

2月1日 3月1日

図4-10 正馬川,雨水の酸素(δ1駐0)・水素(δD)同位体比の経時変化

一54

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          δ180(%)

一12.0     -11,0     -10,0     -9.0      -8.0 一7.0 一6.0

國国

1劃

δD=8δ190+9~22

早稲田・中井囲 

△  △

△       ’

    △

     Craig躍)

O

30

一40

一50

  ’葛  承  )一60

  0  り

一70

一80

90

図4 11 正馬川,雨水の酸素同位体比(δ’℃)と水素同位体比(δD)との関係

一55一

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4,2、4河川水のトリチウム(3H)

  正馬川のトリチウム濃度を表4-8に示す。同表には、雨水の結果も併せて示してある。

 また、経時変化を東京での雨水のトリチウム濃度の月別変化とともに図4-12に示す。

  正馬川のトリチウム濃度は、4.0±0,3T.U.(調査期間の平均値)で、経時変化は小さ

 く、顕著な季節変化はみとめられない。一方、雨水は2,9±1、7T.U.(調査期間の加重

 平均値〉である。

  一方、近年の東京の雨水のトリチウム濃度の経時変化(図牛12参照)は、おおむね

 3~6T.U.程度で推移し、3月~5月に高くなる傾向がみられる。そして、その年間平均

 は4.3T,U,程度で、正馬川のトリチウム濃度の平均値に近い値である。すなわち、正馬

 川では、比較的最近の降水が地下で混合し流出していることを示唆している。

表4-8正馬川,雨水のトリチウム濃度

単{立=T U.

地点平成13年 平成14年

平均値8月28日 9月28目 10月4目 10月31日 12月3日 12月26目 1月30目 3月4目

正馬川 4.O 『 4.O 3.7 4 1 4 4 3.4 斗.1 4.O

雨水 2 1 2.7 一 2.0 3.1 39 4.1 6.8 2.9

注)雨水は加重平均値

 10、O

 B.O

a6.oじ

評 4.0

 2.0

 0.O

a・

 ・ゆ・・東奈雨水

一●一一・本調査雨水(H13年度)

畳一一正馬川(H13年度)雨水

    つ、             P㎏.

、 ・  駿、      !  、・◇.  .・F・o、’・・o『ヅ顧ヂ’へ・~、\.サ:爺〆壱一・一ブ奪一、一グ噌述                ・、   ,・        正馬川           イ■        』 、  『

00年度

98年度

99年度

4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月  1月  2月  3月

注)東京雨水は”東京都立産業技術研究所’測定資料〔月単仕〉より作成

    図4 L2 正馬川,雨水のトリチウム濃度の経時変化

一56一

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5.おわりに

 超深地層研究所用地内を対象に、地球化学的な上部境界条件とその条件幅を設

定することを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の

採取および分析を行った。その結果、以下の知見が得られた。

1)地域の雨水のイオン組成は、名古屋,犬山と同程度であり、観測期間を通してp

 H5,6以下の酸性雨である。そして、大陸起源(中国炭の燃焼ガス,黄砂)による硫黄

 の寄与が大きいことが明らかとなった。

2)雨水の化学成分・同位体比は、採取期間ごとに大きく変動する。この変動は、気団

 や降雨強度などの気象条件に依存している。特に、δ1℃・δDは、降水をもたらす

 気団によって大きく変化する。

3)正馬川の水質組成は、Ca(HCO3)2型である。そして、河川水質の経時変化は小さ

 く、雨水が地下で混合して流出していることが示唆された。

4)正馬川の河川水は、還元状態ににあった地下水(基底地下水)と酸化環境下にあ

 った地下水(降雨表層地下水)とが混合して流出している可能性が示唆された。

5)正馬川には顕著な人為的汚染は認められなかった。

以上の知見は、年間を通した調査ではないため断定することは困難である。今後・長

期間の観測,少なくとも通年を通して観測することにより河川流域での地下水の酒養,

流出機構についての解明が期待できる。

一5了一

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参考文献

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2)科学技術庁;r放射能測定シリーズトリチウム分析法」,日本分析センター,(1996)

3)環境庁大気保全局大気規制課監修,酸性雨調査法研究会編:r酸性雨調査法」,

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4)文部省国立天文台編l r理科年表平成13年」,丸善,(2000)

5)日本化学会編:「化学便覧基礎編」,改訂4版,丸善,(L993)

6)改訂地下水ハンドブック編集委員会編集二r改訂地下水ハンドブック」,化学同人,

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7)日本分析化学会北海道支部編:r水の分析」,第4版,化学同人,建設産業調査会,

   (1998)

8)環境庁:r第3次酸性雨対策調査データ集〔大気系調査分冊)」,(1999)

9〉半谷高久,小倉紀雄:r水質調査法」,第3版、丸善,(1995)

10)原宏:目本の降水の化学,日本化学会誌,1997,p.733-748,(1997)

11)佐竹研一編:r酸性雨研究と環境試料分析」,愛智出版,(2000)

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13〉Calhoun,」.,Baしes,T.S.and Charlson,R.」.:SulfUr Isotope Measur巳ments Df

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   Le亡仁18.PP.187H880,(1991)

14)等作欣r實成隆志,向井人志,村野健太郎:桜島および薩摩硫黄島における火

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15)小坂丈予,小沢竹二郎,酒井均,平林順一;木曾御岳山1979年噴火後の活動状

   況と地球化学的研究,火山第2集,28(1),p,59-74,〔1983〉

16〉大場武,平林順…,野上健治1三宅島火山2000年噴火で大気に拡散した硫黄

   成分の濃度と同位体比,地球惑星科学関連学会合同大会予稿集(CD-ROM)・

   VO-030,(2001〉

17)大泉毅,福崎紀夫,森山登,漆山佳雄,目下部実:硫黄同位体比から見た大

   気降下物中硫黄の供給源一新潟県の場合一,日本化学会誌,199L p.675-681,

   (1991)

18)村野健太郎(代表研究者):東アジアにおける酸性、酸化性物質の動態解明に関

   する研究,環境庁地球環境研究総合推進費,C L p・3 15,〔1995)

L9) Rong,Y,,Zhu,Y.,Zhang,H.,Piao,H、,Jiang,H.,Zeng,Y,andしiu,G,

   C。mP。siti。nalcharacteristics。fc・ali・ChinaandFracti。nati・n。fs曲r

   isotopes during coal-buming process,Devebpment in GeochemistryJnsしitute of

   Geochemlstry,Chinese Academy of Science,Seismobgical Press,pp.241-250,

   (1992)

一58

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20)金森悟,金森陽子,酉川推高,溝口次夫:黄砂の化学像,名古屋大学水圏科   学研究所編「大気水圏の科学一黄砂」,古今書院,P.124-156,(199D

21)田中豊顕=降水と黄砂,名古屋大学水圏科学研究所編r大気水圏の科学一黄砂」,

   古今書院,p.200-215,〔L991)

22)Craig,H.:isotope variations in meteoric waters.5cゴence,133,p正).1702 1703,

   (1961)

23)Dansgaard,W.:Stable isotopes in precipitation,Tellus,16,pp.436 468,(1964〉

24)早稲田周,巾井信之:中部日本・東北目本における天然水の同位体組成,地球   化学,17,p.83-91,(1983〉

25)核燃料サイクル開発機構:rわが国における高レベル放射性廃棄物地層処分の技

   術的信頼性一地層処分研究開発第2次取りまとめ一分冊1わが国の地質環境」,

   JNC TN140099-021,(1999)

26)核燃料サイクル開発機構:r東濃鉱山及び正馬川・柄石川流域の湧水点踏査確認

   業務」,JNC TJ74402000-011,(2000)

27)rゴルフ場管理と農薬の手引」,化学工業日報社,(1992)

28)酒井均,松久幸敬:r安定同位体地球化学」,東京大学出版会,(1996)

29〉 Shikazono,N.and Utada,M, :Stabie isotope geochemistry and di廿genetio

   minera1亘zation associated wiしh the TONO sandstone一しype uranium deposit in

   Japan,M加eralf・mDep・5甑32,PP.596-606,(1997)

30〉Mizota,C.and Kusakabe,M,l Spatial distribution ofδD一δ190values ofsurface

   and shallow groundwaters from japan,south Korea and east China.Geochemfca1

   /oロrηa1,28,PP.387-410,(1994)

一59

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巻末資料目次

分析方法

  電極法

  滴定法

原子吸光法

イオンクロマトグラフ法

吸光光度法

質量分析法

液体シンチレーション計数法

 加速器質量分析法

分析結果

  雨水の分析結果

 正馬川の分析結果

気象状況

付1-1

付1 3

付1-5

付1-7

付1 8

付1-10

付1 13

付1 15

月別気象概況

月別天気図

(「岐阜県の気象概況」平成13年7月~平成13年12月,

岐阜地方気象台)

付2-1

付2 8

付3-1

付3-43

  〔r気象」2001年9月号~2002年3月号,気象庁監修,日本気象協会)

月別および雨水採取期間中の風配図〔多治見アメダス〉一一一一一一一 一一付3-50

  (気象庁観測資料)

目降雨量データ 付3-52

正馬様気象観測所(サイクル機構提供資料〉

多治見アメダス(気象庁観測資料)

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分析方法

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電極法

(1)分析項目

 pH(水素イオン濃度)

 EC(電気伝導度〉

 DO(溶存酸素)

(2)分析手法

 pH l JISKO10212.1及び」[SK8802に定めるガラス電極法

 EC=JIS KO10213に定める電気伝導度計による方法

 DO:JIS KOlO232.3に定める隔膜電極法

(3)測定計器

 pH計二

EC計

DO計

堀場製作所D-25(電極9620 10D)ガラス電極法

 表示範囲:pH・2.00~16.00 分解能=0.OlpH

 検定有効期限;本体平成18年6月,電極平成14年6月

堀場製作所巨S-14(電極3582 10D)交流2電極法

 表示範囲:0~19.99S/m 分解能:0.05%FS

堀場製作所D-25(電極9520 10D)隔膜式カルバニ電池法

 表示範囲10.00~19,99[ng,!L 分解能:0.01mg/L

(4)分析方法

  各計器の電極を精製水で洗い、次いで試料水で洗浄後、ポリ容器に採取した試料水

 に電極を浸し、撹枠し、指示値が安定した後、その指示値を読み取った。同時に水温も

 読み取った。

  ただし、DOの測定は、試料水を入れた溶存酸素ビンに電極を静かに入れ、マグネット

 スターラーにより所定の流速で縄搾しながら測定を行った。

(5)濃度表現

 水温:℃

 pH :pH値(無単位)

     水素イオン(H■〉=10PH (pH=一lo9[Hト])

 ビC =mS/m(=LOμS/cm)。25℃換算値で表示(温度換算係数2%/℃)

 DO  ;mgO/L

     酸素飽和度(%〉一…試料水中の実際の洛存酸素量とその状態での酸素の飽

             和溶解量との比(百分率)を、次式により求めた。

         D酸素飽和度(%)=     刈00       DtxB/760

付1 1

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ここで、 D:試料中の溶存酸素量〔mg/L)

D、:試料水と同温度における純水中の飽和酸素量

 (mg/L)

B:試料採取時の気圧(mmHg)

  (採水地点の標高から推定)

(6)試薬

 ・ホウ酸塩pH標準液(pH測定用標準液)

 ・中性りん酸塩pH標準液(pH測定用標準液)

 ・フタル酸pH標準液(pH測定用標準液)

  ・0.Olmol/L塩化カリウム〔KC1)溶液

  ・亜硫酸ナトリウム(Na2SO5)溶液(5w/v%)

(7)品質管理

 ・各計器の電極が乾燥しないように注意した。

 ・pH計は計量法に基づく検定済みのものを用いた。

 ・各計器は、使用の前にマニュアルに定められた方法で、測定前に校正を行った。

 ・pH標準液は有効期限内のものを用い、pH4,7,9の3点校正を行った。

 ・[)0計は、ゼロ値と飽和酸素値の2点校正を行い、試料水測定時とスパン調整時は同じ

  撮枠条件で行い、測定時の温度差はできるだけ少なくなるようにした。

  ・EC計は、標準液でセル定数が正しく設定されていることを確認した。

  ・各計器の電極に気泡がっいていないことを確認して測定した。

  ・指示値が安定するまで、十分時間を置いて測定した。

付1-2

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原子吸光法

(1)分析項目

  N己+ (ナトリウムイオン〉

  K“ (カリウムイオン)

  Sr2+ (ストロンチウムイオン)

  Ca2+(カルシウムイオン)

  Mg2+(マグネシウムイオン)

  T-Fe(全鉄)

  A1 (アルミニウム)

(2)分析手法

  Na+ :JIS KO10248,2に定める原子吸光法

  K+ l JIS KO10249,2に定める原子吸光法

  Al :JIS KO10258.2に定める原子吸光法

  SrZ+ :JIS KOlO248.2に準ずる原子吸光法

  Ca2“,Mg2←,T-Fe l JIS KO10258,2に準ずる原子吸光法

(3)分析機器

  原子吸光分析装置;日本ジャーレルアッシュ社AA 782型

(4)前処理方法

  ・Na+,K+,Sr2卜

     試料水(必要に応じろ過)に塩酸(HC1)を加え1%塩酸酸性にしたものを検液とし

    た。

  ・Ca2+,Mg2+

     試料水(必要に応じろ過)に塩酸(HCl)を加え1%塩酸酸性にした後、さらに試料

    水50mlに対し塩化カリウム(KC1)溶液(100g/L)を2m1の割合で加えたものを検液と

    した.

  唾丁 Fe,Al

     試料水(必要に応じろ過)100mlに対し塩酸(HCl)(ただし、T-Feの場合は硝酸

    (HNO3))1mlの割合で加えて、沸騰しない程度に加熱し、冷後精製水で定量フラス

    コに定容とする。定容にした試料水50mlに対し塩化カリウム(KCl)溶液(LOOg/L)を2

    m1の割合で加えたものを検液とした。

付1-3

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(5)分析方法

  Na+,K+,Ca2÷,Mg2+,Sr2ト,T Fe,Alの各元素の標準原液を段階的に分取し、試料検

 液と同じ酸濃度となるように調整した標準溶液を、原子吸光光度計のフレーム中に順次

 噴霧し、各元素の測定波長で吸光度を測定し、検量線を作成した。

  次いで、前処理で得られた試料検液を、検量線作成時と同じ条件でフレーム中に噴

 霧し、各元素の吸光度を測定し、検量線から各元素の濃度を算出した。

(6)分析条件

  ・測定波長

   Na+:589,0nm, K+

   Sr2+:460.7nm, T-Fe:

  ・フレーム

   Na+,K?,Sr止

   Ca21,Mg2 ,T-Fe,Al:

766.5nm, Ca2←  422.7nm, Mg2+  285.2nm

248.3nm, Ai   309,3nm

空気一アセチレンフレーム

アセチレンー亜酸化窒素フレーム

(7)濃度表現

 Nal,K佳,Ca2+,Mg2},Sr2+,T-Fe,Al mg/L

           ぐ(8)試薬

  ・Na+,K“,Ca2+,Mg2←,T-Fe,Al,Sr2ひ各標準液〔原子吸光分析用)

  ・塩酸(HCl)

  ・硝酸(HNO3)

  ・塩化カリウム(KCl)溶液(100g〆L)

(9)品質管理

  ・原子吸光分析装置は、JISKO/21に準拠して操作を行った.

  ・測定元素の測定波長に、中空陰極ランプの波長を正確に合わせた。

  ・噴射器やバーナーの汚染や目詰まりがないことを確認した。

  ・光源からの光の中心がバーナーのスリットの真上にあることを確認し、バーナーが測定

  に最適な位置にあることを確認した。

  ・可燃性ガス及び支燃性ガスの圧力と流量を測定元素に合わせて正しく調整した。

  ・中空陰極ランプ(ホローカソードランプ)が安定するまで十分に時間を置いて測定した。

  ・試料水測定後に標準溶液を1点以上再測定して再現性を確認した。

付1 4

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イオンクロマトグラフ法

(1)分析項目

 F一 (フッ素イオン〉

  α  〔塩素イオン)

  NQ3 (硝酸イオン)

  SO42 〔硫酸イオン)

  PO非(リン酸イオン〉

(2)分析手法

 イオンクロマトグラフによる一斉分析法

  F  1ヒ水試験法IV-21、2に定めるイオンクロマグラフ法

  CL  l JIS KOlO235、3に定めるイオンクロマトグラフ法

  NO3 :JIS KO10243.2に定めるイオンクロマトグラフ法

  Sq2 :JIS KO1024L3に定めるイオンクロマトグラフ法

  PO請 1 ヒ水試験法IV-27,3に定めるイオンクロマグラフ法

  L水試験法IV-21.2に定める陰イオン類(イオンクロマトグラフによる一斉分析法〉

(3)分析機器

 イオンクロマトグラフ Dionex社2010i型

(4)前処理及び分析方法

   混合標準原液(Cr,NO3 ,Sq2-,PO43またはF ,Cl )を段階的に分取し調整した標

  準溶液を、イオンクロマトグラフに順次注入し、分離カラムによって分離された各陰イオン

  の保持時間に相当する電気伝導度のピーク値を読み取り、各元素の検量線を作成し

  た。

   次いで、0.25μmメンブランフィルターでろ過した試料水を、検量線作成時と同じ条件

  でイオンクロマトグラフに注入し、各陰イオンの保持時間に相当する電気伝導度のピーク

  値を読み取り、検量線から各元素濃度を算出した。

(5)分析条件

  検出器  電気伝導度

  溶離液  C1『,NO3 ,SO42 ,PO非

           2,25mM炭酸ナトリウム(Na2CO3)

           2,8mM炭酸水素ナトリウム〔NaHCO3)溶液

       F ,cr lmM炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)溶液

  再生液  1N硫酸(H2SO4)溶液

付1 5

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(6)濃度表現

 F『,Cl,NO3,SO42 ,PO43  mg/L

(7〉試薬

  ・F ,Cl 混合標準液(イオンクロマトグラフ用)

  ・Cl ,NO3,SO42 ,PO43一混合標準液(イオンクロマトグラフ用〉

  ・2.25mM炭酸ナトリウム(Na2CO3)溶液

  ・2,8mMおよびlmM炭酸水素ナトリウム(NaHCO3)溶液

  ・1N硫酸(H2SO4〉溶液

(8)品質管理

  ・イオンクロマトグラフは、JIS K Ol27に準拠して操作を行った。

  ・溶離液,再生液は測定の都度調整した。

  ・溶離液,再生液の調整に使用した精製水は、電気伝導度1μS/cm以下のものを使用

  した.

  ・ガス圧起動バルブ用の空気圧及び空気漏れ、液漏れ、流量を確認した.

  ・シリンジ及びサンプルループは検液で十分洗浄後、検液を注入し測定した、

  ・電気伝導度検出器が安定するまで十分時間を置いて測定した。

  ・試料水測定後に標準溶液を1点以上再測定して再現性を確認した。

付1 6

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滴定法

(1)分析項目

 4.8Alk(pH4,8アルカリ度又はpH4.8酸消費量)

(2)分析手法

 JISKOIO215,1に定める滴定法

(3〉分析方法

  試料水(必要に応じろ過)をビーカーに秤とり、指示薬としてメチルレッドーブロモクレゾ

  ールグリーン混合液(MR混合指示薬)を3~5滴加え、10mm・1/L硫酸(H2SO4)溶液で試

  料水の色が青から灰紫になるまで滴定して、滴定量より濃度を算出した.

(4)濃度表現

  測定試料水の滴定量から次式によりmg当量/L(meq/L)として表示。

              1000        A(meq!L);a×   x O,02ピ               V

            ここで、A二4.8Aik(pH4,8アルカリ度)(meq/L)

               a:滴定に要した10mmol/L硫酸(HzSO生)(mL)

               f:10mmol/L硫酸〔H2SO4)のファクター

               V:試水量(ml)

(5)分析器具

  ビュレット1容量25m1,最小目盛0.10ml,体積許容量±0.03ml

(6)試薬

  ・メチルレッドーブロモクレゾールグリーン混合液(MR混合指示薬)

  ・10mmol/L硫酸(H2SO4)溶液

(7)品質管理

  ・滴定標準液(10mmol/L硫酸溶液)は有効期限内のものを用いた。

  ・MR混合指示薬は有効期限内(一ヶ月)のものを使用した。

  ゼーカーの下には白紙を敷き、変色を見やすくした。

  ・終点の判定誤差を防ぐため、指示薬のみを入れた比較対照水を近傍におき、見比べ

  ながら滴定した。

  ・当量点の直前では数秒程度休み、ビーカーの液をよく混ぜ、化学反応が十分平衡に

  達する時間を与えるとともに、ビュレットの内側のぬれの下降を落ち着かせた。

  ・ビュレットの読み取りは、液面と同じ高さに目をおき、ビュレットの後側に自紙を当て読み

   取りやすくして目盛りを読み取った。

付1-7

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吸光光度法

(1)分析項目

 丁一St(全ケイ素〉

(2)分析手法

 JiS KO10144.3に定める吸光光度法

(3)分析機器

  分光光度計:(株)島津製作所UV-160型

(4)前処理方法

  試料水に炭酸ナトリウム(Na2CO3)を加え、四フッ化エチレン製(テフロン〉ビrカー、次

  いで白金るつぼを用いて蒸発乾固し、溶融シリカをイオン状とする。白金るっぽ内に精製

  水を加え加温して溶融物を溶かし、冷後塩酸(HCl)(1+1)を加えpH約5にして全量フラ

  スコに移し、定容としたものを検液とした。

(5)分析方法

   ケイ素〔Si)標準原液を段階的に分取し調整した標準溶液に、塩酸(1+1)及びモリブデ

  ン酸アンモニウム((NH、)6Mo,0,、)溶液を加え、放置後・溶液の ・部を吸収セルに移して・

  波長410nmの吸光度を測定し、検量線を作成した。

   次いで、試料検液の適量を分取して、検量線作成時と同じ操作を行って吸光度を測

  定し、検量線からT-S1濃度を算出した。

(6)濃度表現

  丁一Si:mg/1』

(7)試薬

  ・炭酸ナトリウム(Na2CO3)

  ・塩酸(HCl〉(1+1)

  ・モリブデン酸アンモニウム((NH4)5Mo702、)

  ・ケイ素(Si)標準液

(8)品質管理

  ・分光光度計は、JISKO115に準拠して操作を行った。

  ・器具や試料水が空気で汚染されないように注意した。

  ・測定波長は吸収スペクトルが最大となる波長で測定した。

  ・使用する器具は、ガラス容器の器壁からケイ酸が溶出するため、ポリエチレンものを使

  用した。

  ・試薬類は、ポリエチレン容器に保存してあったものを使用した。

付1-8

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・決められた試薬量,液温。放置時間を厳守した。

・汚れやキズがっかないよう、セルの取り扱いには十分注意した。

・分光光度計が安定するまで十分時間を置いた。

・試料列に標準溶液を1点以上入れ、再現性を確認した。

付1 9

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質量分析法

(1)分析項目

  δ1日0(酸素同位体比)

  δD (水素同位体比)

  δ34S (硫黄同位体比)

(2)分析手法

  δ180 水・二酸化炭素交換法

  δD  金属亜鉛還元法

  δ34S  乾式還元法(グラファイト還元法)及び酸化銅(1)法

(3)分析機器

 質量分析計二δ180 Nuclide Associates社6 60型

        δD VG社MM602C型

        δ34S VG社MMl202型

(4)前処理方法

  ・δ180

    ポリプロピレン製シリンジに試料水と炭酸ガス(CO2)をとり、シリコンゴム栓をして、

   系を閉じる。シリンジを25℃の恒温、水槽中でト分振とう(3時問以上)して試料水(H2

   0)とCO、の間で同位体交換平衡の状態にする。シリンジ内のCO2のみを真空精製

   装置内に導入して、液体窒素・寒剤を用いてCO2中の水蒸気を除去し、この精製し

   たCO2ガスを測定試料とした.

  ・δD

    真空装置に接続した反応容器に粒状亜鉛を入れて、容器内を窒素(N2)ガスで置

   換した後、試料水をすばやく反応容器内に入れる。反応容器を冷却し試料水を氷

   化した後、すばやく反応容器内を真空状態にして密封する。密封した反応容器を高

   温(500℃)の炉内に入れ約30分間加熱し、氷化した試料水(H20)を還元して100%

   水素ガス(H2)にする。この発生したH2ガスを測定試料とした。

  ・δ34s

     ろ過した試料水に塩酸(HCl)を加えpH4以下とした後、10%塩化バリウム(BaCl2)

    溶液を加えて、硫酸バリウム(BaSO4)の沈殿を生成させ、BaSO、の沈殿を洗浄・乾燥

    する。

     BaSO生とその倍量のグラファイト(石墨)をよく混合して、その混合物を石英ボード

    に人れて、窒素(N,〉気流中で1000℃,15分間還元して硫化バリウム(BaS)にする・

    BaSを精製水で溶出し、ろ過した後、ろ液に5%硝酸銀(AgNO3)溶液を加え・硫化銀

付1-10

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(Ag2S)の沈殿を生成させ、洗浄後、Ag2Sを乾燥する。

 Ag2Sとその倍量の亜酸化銅(Cu20)をよく混合して反応管に入れ、真空装置内で

反応管の温度を800℃にヒげ、約10分間燃焼して、二酸化硫黄(SO、)を生成させ捕

集する。発生したSO2ガスを液体窒素・寒剤を用いてSQ2巾の水蒸気を除去し、この

精製したSO2ガスを測定試料とした。

(5)分析方法

  測定試料とした各ガス(CO2,H2,SO2)と標準試料を交互に質量分析計に導入して、

 各同位体比(180/160,2H/IH,34S/52S)を各々測定した。

(6〉濃度表現

  酸素・水素・硫黄同位体比は、世界共通の標準試料の同位体比からの千分偏差(%・1

 パーミル)として、下記に示す式によりそれぞれδ1℃,δD(またはδ2H),δ34Sとして表

 した。

  標準試料は、酸素・水素同位体比に関しては、標準平均海水(Standard Mean Ocean

 Water:SM〔)W.現在はIAEA(国際原子力機関)作成の標準平均海水を使用IV-SMQW

  と略す)、硫黄同位体比に関してはCanyon Diablo Tromte(阻鉄中のトロイライト

 (FeS):CDTと略す)を用いた、

伽D,δ穐)一〔養1 1〕×1…

    ここで、Rx二測定試料の同位体比(1sO/1℃,2H/1H,:34s/32s)

       Rsl標準試料の同位体比(1BO/160,2H/1H,3吐S/32S)〉

(7)試薬

  ・炭酸(CO2)ガス(ガスクロマトグラフ用)

  ・粒状亜鉛

  ・塩酸(HCl)

  ・塩化バリウム溶液(10%)

  ・グラファイト(粉末)

  ・硝酸銀溶液(5%)

  ・亜酸化銅(Cu20〉

(8)品質管理

  ・試料水の蒸発にはト分注意した.

  ・使用する器具は、他の水で汚染されていないものを用いた。

  ・同位体交換平衡に達するまで十分に振とうした。

  ・恒温槽の淵.度に十分注意した。

  ・真空装置内の真空度に十分注意した。

付1 11

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・測定ガスに水蒸気が残らないように、十分精製を行った。

・質量分析計が十分安定した後に試料を導入した。

付1 12

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液体シンチレーション計数法

(1)分析項目

 3H(トリチゥム,放射性水素同位体)

(2)分析手法

 アルカリ水溶液電解法

  「トリチウム分析法」(科学技術庁,1996)に準ずる方法

(3)分析機器

 液体シンチレーションカウンター1アロカ社LSC-LBH

(4)前処理方法

  試料水(必要に応じろ過)を乾固するまで蒸留した後、蒸留水の一部に電解質として過

  酸化ナトリウム(Na,O,)を加え、さらに触媒として二酸化マンガン(MnQ,)を加え、先の蒸留

 水に合わせる。試料水溶液を電解セル(Fe-Ni電極)に入れ、約4℃の冷却水槽に浸し

  て、電解密度が70mA/cm2となるように電流恒を制御しながら電解濃縮を行う.

   電解濃縮終了後、濃縮水中に炭酸ガス(CO・)を約15分間吹き込んで中和した後、再

  度蒸留する。

   留出液と液体シンチレーターを低拡散ポリエチレンバイアルに入れ、十分に振り混ぜ

  均 一にして測定試料とした。

   対照セル(濃度既知の標準トリチウム水)にっいても同様の操作を行った。

(5)分析方法

   測定試料を冷暗所に 一昼夜放置後、低バックグラウンド液体シンチレーションカウンタ

  ーによりβ線を計測した。

(6)分析条件

  計数効率補正 :外部標準チャンネル法

  測定時間   :20分間×50回

(7)濃度表現

   トリチウム濃度は、水素原子(1H)1018個中のトリチウム原子(3H:T)数を表すT,U、

  (Tritum unitSlトリチウム単位)用い、次式により算出した。

              1  N  1000        A(Bq!kg)一一×  x xf。xf己             60  (E/100)  Vs

        l T.U.=3H/IH×101B

        l T、U.≒0.12Bq/kg

付1 13

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ここで、 A l測定試料水のトリチウム濃度(Bq/kg〉

N:測定試料水の正味計数率(叩m)

E:計数効率(%〉

V,:測定試料水の供試量(mL)

fc:電解濃縮率

fd:減衰補正値

(8)試薬

  ・過酸化ナトリウム(Na202)

  ・二酸化マンガン〔MnO2)

  ・液体シンチレーター(パッカード社ピコフロートLLT)

(9)品質管理

  ・対照セル(標準トリチウム水)作成室と試料水の蒸留場所は別にして、高濃度のトリチウ

  ムによる汚染を防いだ。

  ・濃縮装置,セルは洗浄し十分乾燥させておいた。

  ・電解密度が一定になるように十分注意した。

  ・冷却水槽の温度に十分注意し、電解による蒸発を極力少なくした。

  ・液体シンチレーターと試料水が分離しないように、十分に振り混ぜた,

  ・液体シンチレーションカウンターが十分に安定した後の計数値を採用した。

付1-14

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加速器質量分析法

(1)分析項目

  L℃/12C (放射性炭素同位体)

  3℃ソCl (放射性塩素同位体)

(2)分析項目

  1℃/12C ニグラファイトターゲットを用いる 方法

  36Cl/Cl :AgC1ターゲットを用いる方法

(3)分析機器

  加速器質量分析計

(4)前処理方法

  ・14C/l2C

     試料水に、ストロンチウム(Sr2+)・アルカリ溶液を加え、沈殿(炭酸ストロンチウム=

    SrCO,)を生成させ、二酸化炭素(CO、)を除いた雰囲気の中で・洗浄・乾燥しSrCO呂

    を分離する.

     分離したSrCO,沈殿を、真空装置内でリン酸(H3PO4)と反応させCO2を発生させ、

    寒斉Ij(ドライアイス+アセトン等)及び液体窒素でCO2中の水蒸気を除去し精製する。この

    精製したCO2を炭素安定同位体(1℃/12C〉用測定試料とした。

     放射性炭素(1℃/12C)測定用試料は、精製したCO2を、高真空装置内で一定の

    水素ガス分圧下でコバルト(Co〉触媒とともに600℃に加熱し、加速器質量分析用の

    炭素ターゲット(グラファイト・ターゲット〉を調製した。

  ・35CI/Cl

      試料水を陽イオン樹脂カラムに通し、塩化物(C1)をカラムに捕集する。カラムに

    0.15N硝酸(HNO,〉を流し、塩素を溶出させ、溶出液に硝酸銀(AgNO3)を加え・塩

     化銀〔AgCDの沈殿を生成させる。AgClの沈殿を遠心分離で分離し・洗浄した後・

     アンモニア水に再度溶解する.

      この溶液を再度陽イオンカラムに通し、同様にAgClの生成,分離,洗浄を行っ

     た後、70℃(36時間)で乾燥させ、加速器質量分析用のAgClターゲットを調製し

     た。

(5)分析方法

   調整したターゲット(グラファイト・ターゲット,AgClターゲット〉を加速器質量分析計

  (AMS)にセットし、各同位体〔1℃・12C,36C1・37C1・呂5Cl)を測定した。

   また、CO、ガスを質量分析計に導入して、1℃/12C比を測定した。

付1-15

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(6)濃度表現

  ・1℃/12C

    放射性炭素同位体比は、測定試料の1℃濃度(【4C/12C)と標準物質(NISTシュウ

   酸標準試料(SRM4990)old)のL℃濃度(L℃/i2C〉との比を百分率として、下記に示

   す式により、L℃pMc(percent Modem carbDn}として表した。

鷲C灘)一[,1騰謝1・・

 さらに、炭素の同位体分別効果の補正には、平均的木材のδ1℃値(一25.0%・)と

上記1℃pMcを用い、下記の式によって補正14C濃度(∠14CpMc)を求めた。

               14Cμ4‘    ∠]14CpMc(%)一           1+(δ日C一(一25))x2〆1000

 なお、炭素同位体比(13C/12C)は、世界共通の標準物質である米国南カロライナ

州ピーディー層産箭石化石(CaCO3)(Pl)Bと略す〉の同位体比からの千分偏差(%。1

パーミル)として下記に示す式により、δ1℃として表した。

鞠(愉)一「,鵯鳳一1i・1…

  ・3℃1/C1

    放射性塩素同位体比は、測定試料の塩化物の放射性核種(」6Cl)と安定同位体

   核種(35Cl+37CDとの比を、36Cl/CIとして表した。

(7)試薬

  ・塩化ストロンチウム・6水和物(SrCO2・6H20)

  ・アンモニア水

  ・リン酸(H3PO4)

  ・0.15N硝酸(HNO3)

  ・硝酸銀(AgNO3)

(8)品質管理

  ・使用する器具は、他の水で汚染されていないものを用いた。

  ・前処理や試料調整の操作中に、現代炭素・塩素による汚染には十分注意した。

  ・試料は可能な限り清浄な実験室で行い、さらに試薬の選別を行って汚染の防止に努め

  た。

付1-16

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・真空装置内の真空度に十分注意した.

・加速器質量分析計が十分安定した後に試料を測定した。

付1-17

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分析結果

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雨水分析結果(1/7)

試料名 雨水一1 採取期間 平成13年7月31目~8月28日

項目 分析値 測定誤差当量値(meq〆L)  

イオン   渉3バランス

 計算電気伝導度 電気伝導度パラ7スL4

水温 23.8℃ ±0.2℃

  注1 pH

   吐1 EC

4.46 ±0.02

】.99mS/m ±0.Ol皿S〆m

 注lDO

7.47mg/L ±0.01mg/L

  予注2 H

  十 Na

0.03mg〆L ±0.002mg〆L O,034 1,203

0.ωmg/し ±4.6% 0,004 0,022

K 一 0,07皿9!L ±些,2% 0,002 0.O l3

 2←Ca

O.11mg/L ±7.6% 0,005   0,033

  〇.009 2+Mg D,02m暫/L ±6.6% 0,002

(0.05rng/し 『   一

0.D2mg/L ±8,7% 0,0010,006 0,006

0.22mg〆L ±4.4% 0,047

NO3 L4m5/L ±3.4% 0,022 0,157

 2SO4 L68mg/L 土2.2% 0,035 0,280

 呂PO4 く0,1mg/L 一    

4.8Alk 〈0.01meq/L

T-Fe く0.1mg/L 一

Al 〈O.4m君/L

一T Si く0,2皿9〆L

δ!80 一9.4 %o ±0.1%o

 δD 68.7 %o 士19らo

δ34s +2.4 %D ±0.2鰯

3H2.l T.U. ±O.2T.U.

注1現地測定結果。pH,DOは現地測定水温時の値。ECl25℃換算値。

注2pH値より算出(pH;一b9[H+])

注3Σcations:全陽イオン当量値, Σaniorls=全陰イオン当量値  〔単位二meq/L)

注4EC,温ll計算電気伝導度,EC...,=実測電気伝導度(単位二mS〆m)

                           以下同じ

付野1

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雨水分析結果(2/7)

試料名 雨水一2 採取期間 平成13年8月28日~9月28目

項目 分析値 測定誤差当量値(meq〆L)  イオンバランス湘  計算電気伝導度 電気伝導度バランス幽

水温 19,1℃ ±0,2℃

 注1pH

4.13 上0.02

 注lEC

3.97mS/m ±0,0㎞S〆皿

 注1DO

8.67mg/L ±D.Olmgん

0,07mg/L ±0.oo3mg/L O,074 2,573

Na+ 0.07mg!L ±5.5% 0,003  0.015

 0.OO6K+ 0.03mg1L ±6.5% 0,001

 2+Ca

0.07m琶1L ±10.0% 0,003

〇,002

  0.021

 2卜Mg

O,02m臼〆L 士6.6% 0,009

 2+Sr

〈0.05mg/L

F醒 O.02mg/L ±8.7%

  一〇,OOl

〇.OU

  0,006

  〇.084C「 0.39皿9/L ±3.3%

NO3 L4Iug/L ±3.3% 0,023 0,164

 2SO4 3.94mg!L ±1.6% 0,082 0,656

 3PO4 く0.l mg〆L 一 =  

4.8Alk 〈0.01meq/L 一

T Fe 〈D.i皿9!L 一

 阻 く0.4mg/し 一

T-Si く0.2mg〆L 一

δ180 7,1%o ±0.1%o

δD 一47.4 %o ±1%o

δ34S +9.3 臨 ±D.2%o

3H0.7T.U. ±0.2T,し,

付2-2

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雨水分析結果(3/7)

試料名 雨水一3 採取期間 平成13年9月28日~10月31日

項目 分析値 測定誤差当量値(meq/L)  イオンバランス肋  計算電気伝導度 電気伝導度バランス飼

水温 注1pH

13,3℃ ±0.2℃

4.67 ±0.02

 注1EC

L46mS/m ±0.OlmS〆m

   注1 DO  9.81mg/L ±0.01mg〆L

0.02m琶/L ±0.001mg/L O,021 O,742

o.26mg/L ±2.9% O,Ol1   0.057

0.08mg1L ±3.9% 0,OO2 0,015

 2」Ca

O.12mg〆L ±7.3% 0,006 0,036

0,0170.04mg/L 上4.8% 0,OO3

〈0.05mg〆L   一

0.02mg/〆L ±8.7% 0,001 0,006

Cl 0.を8mg/L ±3.0% 0,0L4 0,103

NO3 0.6【ng/L ±4.5% O,OlO 0,074

 3SO4 L56mgん ±2.3% 0,032 0,260

 3PO4 く0.l mg〆L    

一4.8Alk 〈0,01皿的/L 一

T-Fe 〈0,l mg/L =

A1 〈0.4mg/L

 T-Si く0.2mg1’し

δ180 一8.了%q ±0.1%o

δD 61,9%D ±1%Q

 δ34S

 3H

+4.5 愉 ±O.2㌔

2.O T,U, ±D.2T.U,

付2弓

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雨水分析結果(4/7)

試料名 雨水 4 採取期間 平成13年10月31日~12月3日

項目 分析値 測定誤差当量値(meq〆L)  イオンバランス朔  計算電気伝導度

電気伝導度    注4バランス

水温 注f

pH

4.7℃ ±0.2℃

4.64 ±0.02

 EC注1 1.64mS!m ±O.01mS/m

DO注t U.17mg/L 上0.01mg/L

0.02mg/L ±0.001m琴〆L 0,023 O,7950,050

Na+ 0.23Ing/L ±3.1% 0.O lO

K+ 0.08mg/L ±3.9% O,002

0,013

0,015

0,077

〇,Ol3

  言← Ca

0.26mg1L ±4.6%

 2+Mg

0.03mg/L ±5.5% 0,002

 2」Sr

〈0.05皿91L 一

F O,G31n9/L ±6.9% 0,OO2 0,009

α 0.4王m琶!L ±3.2% 0,Ol2 0,088

NO3 1,1mg/L ±3.7% 0,017

〇,029

O,123

0,235 2SO4 L41mg〆L ±2.3%

  a-PO4〈0.1 mg/し   =

4.8Alk 〈O.Ol meq1L

T-Fe く0,l mg〆L =

A1 く0.’1mg1L

T Si 〈0.2皿創L  

δ180 一7.6論 ±0.1%o

δD 44.7%Q ±1%o

δ34S +4,8%D 士0.2『㎞

3H3.l T.し, ±0.2T.U.

付2 一4

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雨水分析結果(5/7)

試料名 雨水一5 採取期間 平成13年12月3目~12月26日

項目 分析値 測定誤差当量値〔願1eq/L)  イオンバランス温   計算電気伝導度

電気伝導度 “一   注4ノ、フン/、ス

 水温

   注1 pH

2.1℃ ±0,2℃

4.47 ±0.02

  注1巳C

2.56nlS〆m ±0.01mSlm

    f l  DO

12.02mg/L ±O,OLmg〆L

  +注2 H

   十 Na

  十 K

0.03mg/L ±0,002mg/L 0,034

0,043

〇,003

   1,176

   0.218

   〇.02i

1.00mg〆L ±L5%

O,11mg〆し ±3.3%

 2卜Ca

0,30mg〆L ±4.2% 0.Dl5 0,089

 2『Mg 0.13m言/L ±2.9% 0,Oll 0,057

 2+Sr

〈0.D5mg/L 一 一

F 0.03mg!L ±6.9% 0,002 0,009

   『 α

 NO3

1.86mg!L ±L5% 0,052 0,401

1,2mg/L ±3.6% 0,Ol9 0.B6

  2SO4 2.27mg!L ±2,0% 0,047 0,378  一

  3PO4 く0.1mg!L

一吐.8Alk 〈0,01meq〆し 一

丁一Fe (0,l mg1L =

Al 〈0.4mg/L

T-Si く0.2mg〆L 一

δ180 一8.1%o ±0.1%o

δD 一4復.1%o ±1%o

δ34S +3.3臨 ±0.2%o

31i3.9 T.∪, ±0.2T.U,

付2遍

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雨水分析結果(6/7)

試料名 雨水喝 採取期間 平成13年12月26日~平成14年1月31日

項目 分析値 測定誤差当量値(meq/L)  イオンバランス醐   計算電気伝導度

電気伝導度 “一   注4ノ、フンス

水温 Ll℃ ±0,2℃

  江1pll

4.59 ±0.02

  沈lEC

1.751nS/m ±0.01mS/m

  涯.lD〔)

lL84mg/L ±0.Olmg〆L

 +注2H

0,03mg/し ±0.DOlmg/L D,026

〇,017

0,892

0,D83 十NaK+

O,38mg〆し ±2.4%

O,021O.ll mg/し 上3,3% 0,OO3

 2 0.16mg、/L ±6,1% 0,008

〇,004

0,048

o,022 2+M9 0,05m呂/L ±4.4%

 2-Sr

く0.05mg/L   一

F 0.02mg1L ±呂.7% 0,OO1 0,006

Cl 0.75mg〆L ±2.4% 0,021

0,015

0,162

0,土07NO3 O.9mg/L ±3.9%

  2SO4 L38m9/L ±2.4% 0,029 0,230

  3PO4 〈0.1 mg/L =

婆.8Alk く0.01meq/L 一 = 一

T-Fe く0.1mg/L

 Al

〈0.4mg/L

T-Sl くO.2mg/L 一 -

δ1巳0 一11.2 翫 ±0.1%o

δD 一70,8% ±1%G

δ34s +4.3%o よ0.2%o

3H4,1T.U. ヒO,2T.∪.

付2-6

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雨水分析結果(7/7)

試料名 雨水一7 採取期間 平成14年1月31日~3月4日

項目 分析値 測定誤差当量値(meq/L)  イオンバランス由  計算電気伝導度 電気伝導度バランス函

水温 2.3℃ ±0.2℃

 沈lpl正

4.95 ±0.02

 注1巳c

2.11mS/m ±0.OlmS/m

 注LDO

11.61mg/L ±0.01mg/L

0,01m呂/L ±0.001mg/L 0,O11 0,389

Na一 0.68mg/L ±1,8% 0,030 0,148

K+ 0.06mg/L ±4,5% 0,Ol1O,002

〇,034  0.205

 0.048

 2+Ca

0.69mg/L ±2.6%

 2+Mg

O,11mg/L ±3.1% 0,009

SrZ← く0,05mg/L   『 一

F D.05mg!L 上5,1% 0,003 0,Ol5

D.213C「 0.99m91L ±2.1% 0,028

NO3 2.4mg/L ±2.7% 0,038 0,271

 2SO4 2,49m客ん ±1.9% 0,052 0,415

 3PO窪4.8Alk くO,l m創L =    

くo.Ol rneq/L  

「PFe くD.1mg几

湘 く0.4mg〆L 一

T-Si ①,2m郵L 一

δ田o 一9.7 臨 ±0.1㌔

 δD 一59.4愉 ±1脇

δ3αs +4.0 鴨o ±0.2%G

 3H 6.8T,U. 士0.2T.∪.

付2-7

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正馬川の分析結果(1/9)

試料名 正馬川一〇 採水日 平成13年7月3旧

項目 分析値 測定誤差当量値(meq/L〉  イオンバランス亡竺2  計算電気伝導度

電気伝導度   荘コバランス

水温 注1pH

一℃ ±0.2℃

7.07 ±0,02

 注IEC

5.94mS/m ±O.OlmS/m

 泊DQ一mg/L 士0,01mg〆L

Na+ 4.54皿9/L 士O,7% 0,197 0,989

  十 K

  2← Ca

  2+ Mg

2.22mg/L ±0.7% 0,057 0,417

4.79mg/L ±0.8% 0,239

0,069

L.422

  0.3670.84mg/L 上1.3%

 ?+Sゼ

一mg/L

F O.08mg/L ±3.8%

0,0230,0040,060

  0.4592.13mg/L 土L4% 一CI  冒NO3

LI mg/L ±3.6% 0,Ol8   Q,131

  1,173 2-Sq

7.04m菖/L ±L3% 0,147

 3PO4 〈0.l mg〆L =

4,8Alk 0.32meq!L ±O,01meq/L 0.32 1,424

T-Fe O,3m9/L ±5.1%

Al 一mg/L 一

 丁Si

12.7mg/L 上L1%

δ180 8.3%o ±0.1%o

δD 57.0 %o 上1%o

δ34S 一 %o

3H一丁,u. 一

注1現地測定結果。pH,DOは現地測定水温時の値。EC;25℃換算値。

注2ΣcatioロS l全陽イオン当量値, Σanlons=全陰イオン当量値  (単位lmeq/L)

注3EC。、し:計算電気伝導度,ECm。、,=実測電気伝導度 (単位二mS〆m)

                            以下同じ

付2 8

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正馬川の分析結果(2/9)

試料名 正馬川己 採水日 平成13年8月28日

項目 分析値 測定誤差当量値(mεq/L〉  イオン!バランス齪  計算電気伝導度 電気伝導度バランス由

水温 2L.3℃ ±Q.2℃

  注1 pH  注1 EC

   注l DO

6.98 ±0.02

5.43mS/m ±0.01mS/m

7.45mg/L 上O,Olm9/し

 トNa

4.17mg1L ±0.8% 0,181 0,909

L85mg/L ±0.8% 0,047 0,348

  ワ十 Ca曽

  ~+ Mg

4.08mg/L ±0.9% 0,204 1,211

0.71mg1L ±1,4% 0,058 0,310

 2+Sr

く0.05皿9/L  

0,020F 0,07皿9/L ±4.2% 〇,004

〇,064D,025

2.28mg/L ±1.4% O,491C「 -NO巳

1,5rng/[イ ±3.2% 0,175

 2SO4 6.50mg/L ±L3% 0,135 1,Q83

 3PO4 く0.l mg/L

4.8Alk 0、26meq/L 土0.01meq〆L 0.26

 ご   

1,157

T Fe 0.L mg/L ±8,6%

AI くO,4m創L 一

T-Sl 12.3mg〆L ±L1%

δ180 8,3脇 ±0.1臨

 δD 一55.8%o ±1%o

δ34s 一1.2 臨 ±0,2臨

3H4.O T.U, ±0.2T.U.

14C pMσ 1D1,5% ±0.4%

δ13c 20.4 騙 ±0.2%o

36Cl/Cl 些04刈O15

    

付2 9

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正馬川の分析結果(3/9)

試料名 正馬川ぞ 採水日 平成13年10月4日

項目 分析値 測定誤差当量値〔meq/L)  イオンバランス配  計算電気伝導度

電気伝導度   温3バランス

水温 17.0℃ 工0,2℃

 注1PH

7.22 ±0.02

 注1巳C

5.29mS/m 上o.01皿S/皿

 注lDO

8.71mg1L 上0,01mg几

 佳Na     ず4.091ng/L ±O.8% 0,178 0,891

1.75皿9/L ±0.8% 0,045 0,329

Ca2+ 4.63mg/L ±0,8% 0,231  1,375

0.75m言/L 土1.3% O,062 0,327  一

〈0.05mg1L  

F 0.06mg/L ±4.6% 0,0030,065 0,017

C「 2.29mg/L ±1.4%  0.493

NO3 1.7mg〆L ±3.1% 0,028

〇.生44

O,198

1,150SO4巳一 6,90mg/L 士1.3%

PO43一 〈0.1n19!L = 一  』

4.8Alk 0.24meq/L ±0,01【neq/L 0.24 1,068

T Fe D.2mg1L ±6.5%

Al <0.4mg/L

T-Si 12.O mg/し ±L1%

δ且90 8,2%Q ±0.1%o

δD 56.9%o ±1臨

 δ34S 一1,6 %o ±0.2%o

儲H 4.O T,し「, ±D.2T.U.

付2 10

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正馬川の分析結果(4/9)

試料名 正馬川一3 採水目 平成13年m月31日

項目 分析値 測定誤差当量値(meq/L)  イオン   滋バランス  計算電気伝導度 電気伝導度バランス由

水温 13,5℃ ±0,2℃

 注lpl【

7.05 ±0.02

 注lEC

5.62mS〆rn ±0.01㎜S〆m

 注亘DO

10.11mg〆L ±0,01mg/L

Na卜 4.75mg/L ±0.7% 0,207 1,035

K7 1.70mg〆L ±0,8% 0,043 0,320

 2邑Ca

5.10mg/L ±O,8% 0,255 1,514

 2+Mg

0.78m9/L ±L3% 0,064 D,340

 ワ骨Sビ

<0,05皿9/L 一       一

  〇.Ol7■F 0.06mg/L ±4,6% 0,003

Cl 2.47【ng/L ±L3% 0,070 0,532

NO3 1.9mg/L ±3,0% O,030 0,217

 2SO4 7.33mg〆L ±1.3% 0,153

  一

1,221

  1,202PO43

く0,l m5〆L 一

4.8Alk 0.27mgq/L キ0・Olmeq/L 0.27

T-FeA1 0.2皿g/L ±7.2%

くO.4mg1L

T-Si 12.1mg〆L ±L1%

δ180 一9.0 %o ±0.1愉

δD 一54.9 伽 ±1%Q

δ34S 一1.3%o ±0,2%o

3H3,7T.∪, ±D.2T.U.

14C pMc 102.1% ±0.5%

一1 8.2 愉 ±0.2%o  δユ3C

 36CレC1 395×1015

    

付2 l l

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正馬川の分析結果(5/9)

試料名 正馬川 4 採水日 平成13年12月3日

項目 分析値 測定誤差当量値(皿eq!/L)  イオンバランス洩  計算電気伝導度

電気伝導度バラン・

ス湘

水温 6.8℃ ±0,2℃

 由pH

7.15 ±0,02

 注1巳C

5.83mS/m ±0.01mS/m

 注1DO

10.96mg/L ±0.01mg1L

Na+ 4.32皿91L ±0.7% 0,188 0,941

K昏

L43mg〆L ±o.9% 0,0370,218 0,269

Ca2+ 4,37mダし ±0.9% 1,298

 巳+M目Sr2も

0,79mg1L ±L3% 0,065   0.345

〈0.05mg/L 一 一  一  

F 0.06mg/L ±4,6% 0,003 0,017

 C1

   一 NO3

2,21m9/L ±1.4% 0,062 0,476

0,174L5mg/L ±3.2% O,024

 2SO生 7.63mg/L ±L2% 0,159 1,271

 3PO4 くo.1m9/L   

〇.28

 

1,2464.8A】k 0.28meq/L ±0.Olmoq!L

T-Fe 0.2mg/L ±7.2%

現 く0.4mg/L  

丁・一Si 12.5mg/L ±1,1%

 δi80

 δD

一7,9 輸 ±0.1臨

一53.9愉 ±1隔

δ34s 一1.8 臨 ±0.2輪

斥1i 4.1T.しL ±0.2T.U,

付2-12

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正馬川の分析結果(6/9)

試料名 正馬川一5 採水日 平成13年12月26目

項目 分析値 測定誤差当量値(meq〆L)  イオンバランス湘   計算電気伝導度

電気伝導度 “一   注3ノ、フンス

水温 3,8℃ ±0.2℃

  注1pH

6.92 ±0.02

  注1EC

5.93mS〆m 士0,0工mS〆m

  注1DO

12.U mg/L ±0.Olrng1L

 セNa 4.81mg/L ±0,7% 0,209 1,048

  十 K

L48mg〆L ±0.8% 0,038 0,278

 2+Ca

4,76mg/L ±0.8% 0,238 1,413

 2やMg

O,92m琴/L ±1.2% 0,076 0,402

 2+Sr

o.06mg/L ±7,2% 0,001 0,008

0.06mg1L ±4.6% O,003 0,017F

α 2.28mg/L 土1,1% D,064

〇,028

0,491

   0.199

   1.431

  一NO匝 1.7mg/L 士3,1%

  2SO4 8.59mg〆L ±1.2% 0,179

    s PO4く0,1m5/L 一  

4.8Alk       ’0,2了meq/L ±0.01皿eq/L 0.27 1,202

T-Fe 0.H mg/L ±9,0%

 AI

 丁一Si

く0,4皿9/L

12.O mg!L ±1、1%

δ180 7.9聯 ±0.1臨

δD 一53,0%o ±1臨δ3昌S 一2.4 %o ±0.2%D

3H4.4T.U. ±0.2T,1 L

14 CρMc 103.3% ±0.5%

δ13C 一10,5輪 士0,2煽

36Cl〆Cl 405×10[5      

付2-13

Page 102: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

正馬川の分析結果(7/9)

試料名 正馬川喝 採水日 平成14年1月31日

項目 分析値 測定誤差当量値(meψL〉  イオンバラZス湘  計算電気伝導度 電気伝導度バランス湘

水温 3.4℃±0.2℃±0.02

 注lpH

 柱lEC

6.745.30mS〆m

±0.DlmS/皿

 注lDO

12.19mg/L ±0.Olmg1L

Naト 4.23mg/L ±0.8% 0,184 0,922

K+ 1.44[ng!L ±0.9% 0,037 0,271

 2+Ca

3.88mg/L ±0.9% 0,194 1,1520,332

 2+M目Sr2一

0.76mg/L ±1.3% 0,063

くO.05mg/L  

F   0.05mg死 ±5.1% 0,OO3 0,Ol5

α 2.27mg/し ±1.4%士2,5% 0,064

0,046

0,499

NO3 2.8mg/L O,327

SO42- 3

PO4

8,08mg/L ±1.2% (}.168 1,346

く0.1mg/L  

4.SAlk 0.18meq!L ±0.01meq/L 0.18   0,801

T-Fe O.hng/L

A】T-Si くO.4【n91L

10,4mg/L ±1,2%

δ田0δD

8.3%o ±0,1%o

一54.8 %o ±1%o

δ34s 一2,6 %o ±0,2『㎞

aH3,4 T.U. ±0,2T.U.

付2-14

Page 103: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

正馬川の分析結果(8/9)

試料名 正馬川 7 採水日 平成14年3月4日

項目 分析値 測定誤差当量値(meq〆L)  イオンバランスヒ…乙2   計算電気伝導度 電気伝導

水温

  汁1pH

   6,8℃

  7.21

±0,2℃±0.02

EC江1 5.61mSlm ±D.01mS〆[n

DO注1 11.91mg〆L ±0.01mg/L

 十Na

 ←K

4.75mg〆L

1,44mg/L

±0.7% 0,207 1,035

±0.9% O,037 0,271

  5,06mg!L ±0.8% 0,253 1,502 2+Ca 2+Mg

O.85mg、/Lく0,05mg/L ±L3% 0,070 0,371

  2+ Sr

一  

F 0,05mg/し ±5.t% 0,003    O,Ql5

   O,452Cl 2.10mg/L ±i.4% 0,0590,027

N〔)3  

2SO4

L71ng!L ±3.1% D,195

  7,8ヰn1呂〆L 土L2%0,163  -0.26 1,306

  3PO喋 〈o.l mg/L =

4.8Alk 0,26moq/L πヒO,OI皿eΨ’L 1,157

T Fe 0.t4m臼/L ±7.8%

Al く0.4mg/L 一

T Si1L3mg/L ±1.1%

δ田0 一7,9臨 ±0.1%o

δD 一53,0 愉 ±1〔勧

δ34s 一2.3 隔 ±0.21緬

3H4,l T,∪. ±0.2T.U.

付2 15

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正馬川の分析結果(9/9)

試料名 正馬川2F

採水日 平成13年9月28日(降雨後)

項目 分析値 測定誤差当量値(meq/L)  イオン   注2バランス  計算電気伝導度 電気伝導度バランス湘

水温 L8.5℃ ±0.2℃

 注lpH

6.95 ±0.D2

 注lEC

7.21mS/m 上0.01mSIln

 注lDO

8、48mg!L ±0,01皿g/L

Na← 3,951ng〆L ±0.呂% 0,172 0,861

0,675K「 3,59mg/L ±0.5% 0,092

 2←Ca

6.70皿9/L ±0.7% 0,334 1,989

 2+MgSr2+F

LO9皿創L ±1.1% O,090 0,476

0.05mg/L ±8,0% 0,0010,OO5 0,007

o.10mg/L ±3.4% 0,029

 一q 冒NO3 2

Sq

5.D3mg/L ±0.9% 0,1420,0760,187 1,083

4,7m区/L ±2.1% 0,545

9.OO m隊/L 上L2%   1.499

  0.255 sPO4L2mg/L ±3.8% 0,037

4.8Alk 0,19meq/L ±0.Olmeq1L 0.19 0,846

T Fe 0.2mg/L ±6.1%

Aj 〈0.4mg/L 一

T Si8.7mg/L ±1、3%

δ180 6,6%Q ±0,1㌔o

δD 一39.4 %o ±19自D

δ34s o,9隔 ±0.2%D

 3H 一丁.U. =

付2-16

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気象状況

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平成13年 7月 (2001年)

目 次

○解説・旬別気象表

○天気概況

O気象経過図

○気象分布図

○注・警報発表状況一覧○累年極値更新・生物季節現象・気象災害一一一100岐阜県とその周辺の地震活動        11

12368

岐 阜 地 方 気 象 台

付3 1

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解 説

 この気象概況は、岐阜県内の気象官署および地域気象観測所における気象観測結果や、岐阜県とその周辺の地震活動等をまとめたものです。

1.旬別気象表について要素 単位 解説

気温 。C

旬および月の、日平均値の平均値。欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は 『1)1甲を付し、20%を超える場合は ”X” とする。

降水量 ㎜

旬および月の、日合計値の合計値。欠測日数が旬および月の日数の10%以下の場合は ”)IIを付し、10%を超える場合は ”X” とする。

日照時間 h旬および月の、日合計値の合計値。欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は 『’)堕1を付し、20%を超える場合は 1,X” とする。

階級区分 :1高(多) い」、 1平年並」、 1低(少な)い」の上限および下限は、1971年~2000年の30年間において、各階級の出現率がそれぞれ、1/3となるように決めてある。なお、出現率の上方および下方10%範囲については、階級区分の後に” (かなり)”を付加する。

2.岐阜県とその周辺の地震活動について 震源要素は速報値のため後日の詳細調査により変更されることがある。 震度の観測地点名で、地点名のみは気象庁の震度観測点。地点名に*印のついている地点点名は地方公共団体の観測点。

3,その他 気象経過図および気象分布図に付加してある値は速報値のため、後日修正される場合がある。

         7月旬別気象表要素名 気温(。C) 降水量(mm) 日照時間(h)

地点名 岐阜 高山 岐阜 高山 岐阜 高山

上旬

本 年 28.1 24.4 1.5 5.5 91.1 76.1

平 年 24.9 21.6 101.8 76.1 51.0 44.8

璃碑差比 +3.2  +2.8 1% 7騰’ 1ア9鴨 懐 17騰階級区分量 慧〔 富“ゐなり)

富“カなの 》なし価な脚 ふなL〔がなり1 多L(めなり)

晦多いくカな」

中旬

本 年 28.2 24.7 100.5 29.0 49.4 46.3

平 年 26.0 22.3 101.8 100.5 48.0425

警差比 ヤ22 +24 99髄 2蝋一 奮醗       ■P     、  

 鴇騙階級区分 高い 融(冷ノ嚇 平年並 少な粛

“平年董 平年並

下旬

本 年 29.6 26.0 10.5 2.0 86.5 95.3

平 年 27.6 24.0 69.8 49.6 71.7 65.O

平年差旗 +20 +20 据% 4監 一 12編 147%

階級麓分 、離ぐか壌夢}

’翫し痛な恥 遭燃灘ノ ノ♪危ピ伽なり1 蜘年並 凸ぞ多い〔鯉り}

月 

本 年 28.6 25.O 112.5 36.5 227.0 217.7

平 年 26.2 22.7 273.4 226.2 170.6 152.0

平年差毘- +2.4 +23 尋税 16% 葉3錫 143飴

階級区分 菖い(かな り 簡し㌔カな嚇 少ない ♪ノも働毎レナ 多い 多し(激fり)

岐阜県の気象概況 平成13年 フ月

付3 2

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               7月の天気概況

 上旬は、高気里こ覆わ型晴れて真夏目となった日が多かったが、5日夜遅くから6日にかけて雨が降った。

 中旬は・梅雨目1』線や南海上から湿った空気が入った影響により、大気が不安定となって雨が降った日が多

く、局地的に雷を伴った激しい雨が降った日もあった.

 名古屋地方気象台は・14日にr東海地方は・7月14日ころ、梅雨明けしたと見られる」と発表した。(梅

雨明け 平年;7月20日ころ 昨年:7月16日ころ) 下旬は、局地的に強い雨が降った目もあったが、高気圧に覆われて晴れ、最高気温が35。Cを越えた日が多かった。

1日 梅雨前線の影響により・全墾に朝のうちまで弱い雨が降ったが・その後、高気圧に覆われて概ね晴れた。

2日日本の南海上に中心をも?局気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、大気の状態が不安定となった影響により、飛騨地方ではタ方かb宵のうちにかけて弱い雨が降った。

3日 太平洋高気圧に覆われて全般に概ね晴れた。4日 太平洋高気圧に覆われて全般に晴れた。

5日 翻醸羅讐盤醗駿籍己譲麟臨勘繋こより・全般に夜遅くから雨6日 日本海沿岸にあった梅雨前線が太平洋沿岸まで南下した影響により、全般にタ方まで雨が降った。7日 日本海に中心をもつ高気圧に覆われて全般に概ね晴れた。8日 日本海に中心をもつ高気圧に覆われて全般に晴れた。9日

10日 暑奎罐栽犠畿鞭鑛製藤1雛粥騨:嶽多鯖舞誉』11日 高気圧に覆われたが気圧の谷の影響により全般に雲が多く、朝のうちと夜遅くに弱い雨が降った。

12日梅陣線が日本海に停滞し・南海上から湿った空気が入った影響により、全般に雲が多く、昼前までとタ方かb夜遅くに雷を伴った雨が降った。

13日梅雨煎線が日本海に停滞し、南海上から湿った空気が入った影響により、全般に雲が多く、昼前までとタ方かb宵のうちを中心に雷を伴った雨が降った。

14目

15日

16日 梅雨前線がゆっくり南下し、南海上から湿った空気が入った影響により、全般に宵のうちまで雨が降った。

17日梅雨前線が日本海沿岸から南下した影響により、全般にタ方から宵のうちに雷を伴った雨が降った。美濃地方では、タ方に強い風が吹き、岐阜で最大瞬間風速33,6m/sを記録した。

18日

梅雨前線が本州付近に停滞したが、前線の活動が弱かった影響により、全般に晴れ又は曇となり、弱い雨が降った所もあった。

19日高気圧に覆われて全般に概ね晴れた献南海上から暖かく湿った空気が入った影響により、昼過ぎから宵のうちに雷を伴った雨が降った。

20日 高気圧に覆われて全般に晴れたが、美濃地方の一部でタ方に雨が降った。

21日 高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、美濃地方の一部で宵のうちから夜遅くにかけて弱い雨が降った。

22日高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、岐阜・西濃では明け方まで1時問に5~2㎞のやや強い雨が降り、飛騨北部では宵のうちに弱い雨が降った。

23日 高気圧に覆われて全般に晴れた。美濃地方の平野部では36~38。Cの最高気温を記録した。

24日 高気圧に覆われて全般に晴れた。全般に36~38℃の最高気温を記録した所が多かった.

25日 高気圧に覆われて全般に晴れた。美濃地方を中心に36~38。C最高気温を記録した。

26日 高気圧の勢力が弱まった影響により、全般にタ方まで晴れたが、タ方から夜遅くに雨が降った。

27日高気圧に覆われて全般に晴れたが、大気の状態が不安定となった影響により、東濃では明け方までと宵のうちから夜遅くにかけて、飛騨南部ではタ方から夜遅くにかけて雨が降った。

28日

高気圧に覆われて飛騨地方では概ね晴れたが、気圧の谷の影響により、美濃地方では雲が多く、朝のうちまで雨が降った。

29日高気圧に覆われて飛騨地方では概ね晴れたが、気圧の谷の影響により、美濃地方では雲が多く、朝のうちまで弱い雨が降った所があった。

30日高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、飛騨南部と美濃地方では、大気の状態が不安定となった影響により、朝のうちまでと夜遅くに雨が降った。

31目高気圧に覆われて全般に晴れたが、大気の状態が不安定となった影響により、明け方までと宵のうちに弱い雨が降った所があった。

岐阜県の気象概況 平成13年 7月付3-3

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へ4ω

2001年 7月 気象経過図 岐阜地方気象台

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最匠気湯 器5 22D 24 8 25∈

25弓 24.5 22.8

23ヒ 2z.0 型5

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zz 5 ㍑.了 24. 生 25.8 25.8 25.727 2 26.9 26.9

35 「

35.B23 臼 2屯 25

弓 駈 4最低気温

日降水量 o.5 05 u.b一 =

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目昭時間 1(} 7 H u 6 り1z 7 Il3 o 1 R 6 10 3 72 ll.生 32 2.O 2.1

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日降雪昼 一 一 一 一 一 一 ヨ 、

一   一 一 一 一 一 一 一 日降需量

最深積雪 一 一 皿 一 皿 → 一 一 一 一 皿最深碩雪

天気概況 〔昼)

情 滑 曇f鋼珊 』骨後≡与奪曇 義時勾羽

博曇 清 盤 匡晴 曇 曇 』膚轡尋々1占

1驚 糞崔晴 婿埼時々曇

騨事惰1鳶 清 1胃 時鳴 覇髪

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量而篠塘雪 竹尉々  曇 情

人気概祝 〔昼1

人気環況 1伐)清 清後曇 靖後

騒1百 卵芹々曇,雷を伴う 量後時々晴 蟹 1青『 曇 曇 曇つ 晴 晴 覇頂 出¢件う

面停清時々曇看寺f 雷を伴う

清後曇曇 時時両而

膚鼻一時澗 盾一時講 1酋 靖 1再 曇→窪而 昌酉 曇 曇 曇後晴 1青

天気概況 〔夜)

目 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 1 1 12 13 14 15 16 17 181 9 2〔) 2 1 22 23 24 25 26 27 28 29 30 3 1 日

岐阜県の気象概況 平成13年 7月

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2001年7月気象経過図日最高気温

日平均気温

日最低気混一

  白川CC}

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40

35

30

25

20

15

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30

20

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八幡

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5 10 15 20 25 30(日)

付3-5岐阜県の気象概況  平成13年7月

Page 111: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

‡甲①

凡 例

 地点名

  ●実況値(。C)

[平年差】(℃〕

樽見■252

[・H]

 揖斐川  ●  28.0 [∠、 刈        岐阜関ケ原大垣   ●    ■ とd.6● 26.8 [ご、口 [~・51

白川●

 24.2

レト21

長滝●

 24.5 [一 2]

河合 ●

23.9[2]

六厩●219

1 別

八幡 ●25.8

[=1]

美濃 ●273「矩

2861{

神岡 ●248[ ]

高山 ●

25.O[∠.3〕

     宮之前      ●     219萩原   [・~司

 ●

25,4[1

2・]

金山 0

26、0[一

1美濃加茂 ●   27.8   「+丁㌧1]

    多治見    ● 28,2     〔2、o]

宮地 0

25、O卜,.2]

黒川■

24.3

 栃尾 ●z2.7

[ o]

  中津川   ● 27.z恵那  [♂田 ●2b Z

[+

15]

2001年07月 月平均気温分布図

凡 例

  地点名

   ●

実況値(mπシ

t平年比1(%)

    樽見     馬6  小津[」3〕166 ●[411

  揖斐川   ●   監20   「3/日

 関ケ原大垣     ● 118 ●  71  [25〕 [44]

土石津 84 ●  [3u

平井●

201

[541

臼川●

 73 [27]

御母衣 ● 123t3臼

 蛭ケ野

 ●17置

長滝[4明

.139 [31]

蕪山●

19り

[461

美濃●

iり7

[30〕

岐阜   112●

  1柑

八幡●154

[44]

清見■80

1簿21

六厩●109

[341

河合●57

【測

神岡●54

[23]

高山●37

[L6]

船山●83

E23]

萩原●144

[3后]

金山●

137

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宮地●230

「刷

     栃尾     ●     55丹生川 ●  [1司

 91  乗鞍[副

黒川●196

       伽藍        ●美濃加茂    139 ●     [47]   2罰  柄石峠   [8gl  ●         16【   多治見  [64」    ●  85      136」

宮之前 ● 92

[31 ]

131

[24〕

付知●132[3了]

  中津川   ● 1~4恵那   [4田

1四  三森山146〕  ●

   229   [了1]

2001年07月 月降水量分布図

岐阜県の気象概況 平成13年 7月

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‡甲刈

凡 例

 地点名

  ●実況値(h)

[平年比1(%〉

   樽見   ●   1≧0.7   [1姻

 揖斐川 17豊4

関ケ原大垣     ハヱドの    ヨ ら [16〔ll 〔151]

白川●

 1793 「“]

    六厩    0    1了9.3    [L

長滝●

 1499 [14唾]

  八幡   ●  182.O  〔14司

美濃●

19日91 ,』

岐阜22了.0

● [以

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195.6

[1朗

神岡●

218、7〔三司

高山●

2177

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萩原●

177.2

宮地●

176,6[1り]

宮之前 ●1354

金山●

15g olb8〕   黒川

    ●    199、2

美濃加茂 ● 】77.ヨ

  [ 1司

   多治見   ● 178、1    [14]

栃尾 ■172,51孟奎‘」

  中津川      ぺ 恵那   [.7

199,9[1.]

2001年07月 月日照時間分布図

                      神岡                         凡 例             河合    Nw

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     ・図撃厘]曲轡灘辱,配曲稗轡 醐・

2001年07月 月最多風向・最大風速分布図

岐阜県の気象概況 平成13年 7月

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平成13年 8月 (2001年)

目 次

○解説・旬別気象表

O天気概況O気象経過図O気象分布図

○注・警報発表状況一覧

○累年極値更新・生物季節現象・気象災害一一110岐阜県とその周辺の地震活動一    一一12

12368

岐阜地方気象台

付3 8

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解 説

 この気象概況は、岐阜県内の気象官署および地域気象観測所における気象観測結果や、岐阜県とその周辺の地震活動等をまとめたものです。

1,旬別気象表について要素 単位 解説

旬および月の、日平均値の平均値。着こ日ヌL’皿 。C 欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は ”〉” を付し、

20%を超える場合は ”X” とする。

旬および月の、日合計値の合計値。降水量 mm 欠測日数が旬および月の日数の10%以下の場合は ”)” を付し、

10%を超える場合は 一lX” とする。旬および月の、日合計値の合計値。

日照時間 h 欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は ”)” を付し、20%を超える場合は ”X” とする。

階級区分: r高(多) い」、 「平年並」、 1低(少な)い」の上限および下限は、1971年~2000年の30年間において、各階級の出現率がそれぞれ、1/3となるように決めてある。なお、出現率の上方および下方10%範囲については、階級区分の後に” (かなり)”を付加する。

2.岐阜県とその周辺の地震活動について 震源要素は速報値のため後日の詳細調査により変更されることがある。 震度の観測地点名で、地点名のみは気象庁の震度観測点、地点名に*印のついている地点点名は地方公共団体の観測点。

3.その他 気象経過図および気象分布図に付加してある値は速報値のため、後日修正される場合がある。

         8月旬別気象表要素名 気温(℃) 降水量(mm) 日照時間(h)

地点名 岐阜 高山 岐阜 高山 岐阜 高山

上旬

本 年 28.7 25.4 40.0 17.5 59.8 54.8

平 年 27.9 24.0 36.1 43.5 70.3 60.5

平年差・比 +0.8 +1.4 111% 40% 85% 91%

階級区分 平年並 高い 平年並 平年並 少ない  隼年並

中旬

本 年 28.1 25.1 25.0 45.5 55.7 57.4

平 年 27.7 23.9 55.5 54.5 62.5 56.0

平年差・比 +O.4 +1.2 45略 83% 89騰 102脇

階級区分 平年並 高い  平年並 平年並 平年並 平年並

下旬

本 年 26.6 22.2 211.0 56.5 74.1 53.6

平 年 27.1 23.2 80.4 71.1 67.0 60.4

平年差・比 一〇』5 一1.o 262% 79% 111脇 89%

階級区分 平年並 低い 多い1かなリ) 平年並 平年並 平年並

本 年 27.8 24.2 276.0 119.5 189.6 165.8

平 年 27.5 23.7 172.0 169.1 199.8 176.9

平年差・比 +0.3 +0.5 160% 7幌 95% 94%

階級区分 平年並 高い 多い 平年並 平年並 平年並

岐阜県の気象概況 平成13年 8月

付3 9

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8月の天気概況 上旬の前半は、太平洋高気圧に覆われて概ね晴れて最高気温が35。Cを越えた日が多く、旬の後半は、気圧

の谷や前線の影響により、くずついた天気となった。1日には、岐阜で39.7℃、多治見で39.9℃、中津川で

38、6℃の最高気温を記録し、これまでの極値を更新した。

 中旬は、高気圧に覆われて概ね晴れた日が多かったが、南海上から湿った空気が入った影響により、連日、

昼過ぎから夜遅くにかけて局地的な雨が降った。

 下旬は、旬の初め、台風第11号の影響により、美濃地方を中心に大雨となり21日から22日にかけて総

降水量は、美濃地方の多い所200~375㎜であった.旬の中頃と終わりに気圧の谷や停滞前線の影響により、

雨が降った。その他の日は、高気圧に覆われて全般に晴れた。

1日

2日

3日

4日

5日

6日

太平洋高気圧に覆われて全般に晴れた。

  雲が多く、タ方から夜遅く1二かけて雨が降った。7日

8日

   中心に昼前までと夜遅くに弱い雨が降った.9日

   うちまで、美濃地方でタ方まで雨が降った。1σ日

11日,2日 南海上から湿った空気が入った影響により、全般に雨が降った.12百 1天年洋高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、南海上から湿った空気が入った影響により、美濃地方ど

   飛騨北部では明け方までとタ方から宵のうちにかけて雨が降った。

晴れたが、美濃地方の一部では宵のうち雨が降った。旺ね晴れたが、美濃地方と飛騨南部を中心にタ方から夜遅くにかけて雷~55㎜の激しい雨が降った所もあった。

概ね晴れたが、美濃地方では宵のうちに雨が降った,ーでは晴れたが、飛騨地方では昼過ぎから夜遅くにかけて雨が降った。晴れた。

騨北部では晴れたが、美濃地方と飛騨南部では気圧の谷の影響により、ナて雨が降った。

接近した影響により、全般に宵のうちまで雨が降った。軽上から湿った空気が入った影響により、全般に雲が多く、美濃地方を雨が降った.

・ら湿った空気が入った影響により、全般に雲が多く、飛騨地方で宵の雨が降った。

般に昼過ぎから夜遅くにかけて雷を伴った雨が降った。より、東濃と飛騨北部を中心に昼過ぎから夜遅くにかけて雨が降った。

14日 太平洋高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、南海上から湿った空気が入った影響により、岐阜・茜濃と飛騨地方では朝のっちまでとタ方から宵のっちにかけて雨が降った。            一    

15日 太平洋高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、南海上から湿った空気が入った影響により、全般に昼過ぎから宵のうちにかけて雷を伴った雨が降った。中濃では、1時間に25~50㎜の激しい雨が降った。

16日太平洋高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、南海上から湿った空気が入った影響により、岐阜・西濃と東濃で宵のうちから夜遅くにかけて雨が降った。

17日オホーツク海高気圧に覆われて全般に午前中晴れたが、南海上から湿った空気が入った影響により、午後に曇となった。東濃の一部では、夜遅くに雨が降った。

18日北に偏って覆われたオホーツク海高気圧の影響により、飛騨地方では概ね晴れたが、美濃地方では曇って東濃の一部で昼過ぎから宵のうちにかけて雨が降った。

19日 オホーツク海高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、南海上から湿った空気がが入った影響により、飛騨北部ではタ方から夜遅くにかけて雨が降った。1時間に50㎜の激しい雨が降った所もレあ?たρ

20日一 

21日

台風第11号の影響により、全般に曇となり、美濃地方では夜遅くに弱い雨が降った所があった。  一   置      一    

22日 台風第11号が関東地方から東北地方の沿岸を北上した影響により、夜遅くまで雨が降った。

23日 高気圧に覆われて全般に晴れた。

24日 高気圧に覆われて全般に晴れた。

25日 高気圧に覆われて全般に晴れたが、気圧の谷が接近した影響により、全般に夜には曇となった。

26日気圧の谷め影響により、全般に雲が多く、飛騨地方では昼前から宵のうちにかけて、美濃地方では昼過ぎからダ方にかけで雨が隆った

なった。

22日23日24日

高気圧に覆われて全般に晴れた。高気圧に覆われて全般に晴れた。

25日26日

ぎからタ方にかけて雨が降った。2フ日 気圧の谷の影響により、美濃地方では晴れたが、飛騨地芳宅は昼過ぎがぢダ汚にかけて弱い雨が降った、

28日 大陸に中心をもつ高気圧に覆われて全瞬に概ね晴れた・                _」

29日 大陸に中心をもつ高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、気圧の谷が接近した影響により、全般に夜に

   は曇となった。中濃の一部では夜遅くに雨が降った。コ0.旦…。.東ンチ海か ら中国木陸⊆延びた停滞前線が接近した影響により、全般に昼過ぎから雨が降った。

31日 日本の南海上に延びた停滞前線の影響により、全般に昼前まで雨が降ったが、その後は晴れた。

岐阜県の気象概況 平成13年 8月

付3 10

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2001年 8月 気象経過図 岐 阜地方 気 象 台

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岐阜県の気象概況 平成13年 8月

Page 117: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

(℃}

35

2001年8月気象経過図

白川

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     岐阜県の気象概況イ寸3-12

30(目〉

平成13年8月

Page 118: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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2001年08月 月平均気温分布図

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2001年08月 月降水量分布図

岐阜県の気象概況 平成13年 8月

Page 119: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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 地点名

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2001年08月 月日照時間分布図

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2001年08月 月最多風向・最大風速分布図

岐阜県の気象概況 平成13年 8月

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平成13年9月 (2001年)

目次○解説・旬別気象表

O天気概況○気象経過図

○気象分布図

O注・警報発表状況一覧○累年極値更新・生物季節現象・気象災害

○岐阜県とその周辺の地震活動

1236810

12

岐阜地方気象台

付3-15

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解 説

 この気象概況は、岐阜県内の気象官署およぴ地域気象観測所における気象観測結果や、岐阜県とその周辺の地震活動等をまとめたものです。

1.旬別気象表について要素 単位 解説

旬および月の、日平均値の平均値。気温 ℃ 欠測日数が旬およぴ月の日数の20%以下の場合は つ11を付し、

20%を超える場合は ”X” とする.

旬および月の、日合計値の合計値。降水量 mm 欠測日数が旬および月の日数の10%以下の場合は ・)・ を付し、

10%を超える場合は ”X” とする。旬および月の、日合計値の合計値。

日照時間 h 欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は 11)” を付し、20%を超える場合は 『『X”とする。

階級区分二 1高(多) い」、 r平年並」、 1低(少な)い」の上限および下限は、1971年~2000年の30年間において、各階級の出現率がそれぞれ、1/3となるように決めてある。なお、出現率の上方および下方1.0%範囲については、階級区分の後に” (かなり)”を付加する。

2.岐阜県とその周辺の地震活動について 震源要素は速報値のため後日の詳細調査により変更されることがある。 震度の観測地点名で、地点名のみは気象庁の震度観測点。地点名に*印のついている地点点名は地方公共団体の観測点。

3.その他 気象経過図およ び気象分布図に付加してある値は速報値のため、後日修正される場合がある。

         9月旬別気象表要素名 気温(。C) 降水量(mm) 日照時問(h)

地点名 岐阜 高山 岐阜 高山 岐阜 高山

上旬

本 年 24.8 21.0 112.5 45.0 44.6 31.1

平 年 ・25.6 21.2 86.2 79.5 55.8 45.6

平年差・比 一〇.8 一〇.2131

%    57% 80% 68%

階級区分 低い ド 平年並 多い 平年並 少ない 少ない

中旬

本 年 25.8 21.6 37.5 82.0 76.9 48.3

平 年 23.5 19.1 105.4 91.4 51.0 38.8

平年差・比 +2、3 +2.5 36% go脆 151% 124%

階級区分 高い(かなの 高い1かなり) 少ない 平年並 多い1かな切 多い

下旬

本 年 20.9 15.0 26.5 26.O 76.3 58.4

平 年 21.5 16.9 77.4 86.8 45.0 35.2

平年差士ヒ 一〇.6 一1.9 34% 30% 170% 166%

階級区分 平年並 低い 少ない 少ない 多い(かなり) 多い〔かなり)

本 年 23.8 19.2 176.5 153.0 197.8 137.8

平 年 23.5 19.1 269.0 257.8 151.6 119.5

平年差・比 ÷0.3 +O.1 66% 59% 130% 115%

階級区分 平年並 平年並 少ない 少ない 多い1かなり} 多い

岐阜県の気象概況 平成13年 9月

付3一一16

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9月の天気概況 上旬は、停滞前線や台風第15号の影響により、雨が降った日が多かった。 中旬は、旬の前半、台風や停滞前線の影響により、雨が降った日が多かった。旬の後半、高気圧に覆われて晴れ、最高気温が平年より3~6℃高い日が続いた。 下旬は、旬の終わりに寒冷前線や停滞前線の影響により、ややまとまった雨が降ったが、その他の日は、

移動性高気圧に覆われて晴れた日が多かった。1日 大陸に中心を持つ高気圧に覆われて全般に晴れた。2日 東シナ海にあった停滞前線が北上した影響により、雲が多く、宵のうちから雨が降ったところがあった。3日

停滞前線上の低気圧が南岸を東北東進した影響により、全般に雨となり、夜遅くには雷を伴ったやや強い雨が降った。

4日全般に朝のうちまで雨が降ったが、停滞前線は弱まって南下したため、美濃地方では概ね晴れた。飛騨地方と東濃の一部では寒気を伴った気圧の谷が通過した影響により、タ方から夜遅くにかけて雨が降った。2日から4日にかけての総降水量ぱ、飛騨地方で15~30mm(多い所50~55mm)、美濃地方で10-30mm〔多い所35~40mm)であった。

5日南海上から湿った空気が入った影響により、全般に雲が多く、飛騨地方、中濃、岐阜・西濃σ)一部で朝のうちまで弱い雨が降った。

6日東シナ海に延びた停滞前線上に低気圧が発生し、日本海を北東進した影響により二杢殻に雲が多く、美濃地方を中心に夕方から雨が降った。

7日前線を伴った低気圧が日本海を北東進した影響によげコ至般仁終日雨が降った。岐阜・西濃では、昼過ぎからタ方にかけてやや強い雨(1時間に15~20mm〉が降った。6日から7日にかけての総降水量は、

飛騨地方で5~40mm、美濃地方で10~40mm(多い所50~130mm)であった。          8日 大陸に中心をもつ高気圧に覆われて全般に概ね晴れた。                 9日10日 オホーツク海に中心をもつ高気圧に覆われて全般に概ね晴れた献岐阜・西濃の一部では宵のうちに雷1

を伴った雨が降った。                                  

台風第15号が北上して東海道沖を北東進した影響により、全般に終日雨が降った。日降水量は、全般にlO~40m恥であった。                                     111日台風第15号が、関東地方から東北地方の太平洋沿岸を北上した影響により、飛騨地方では宵のうちまで、美濃地方では昼前まで雨が降った。

口2日 大陸に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。13日 本州上の弱い気圧の谷の影響により、全般に雲が多く、飛騨地方を中心に朝のうちまで弱い雨が降った。

14日本州付近に前線が停滞し、南海上から暖かく湿った空気が入った影響により、全般に終日、雨1綱薩っ翻岐阜・西濃の一部では、夜遅くに1時間40㎜の激しい雨が降った。

15日

16日停滞前線の影響により、昼前まで雨が降ったが、その後、西から高気圧に覆われて全般に晴れた。14日から16日にかけての総降水量は、飛騨地方で25~60r皿(多い所70~12α㎜)、美濃地方で10~5αnη(多い所BO~155㎜〉であった。

17日 高気圧に覆われて全般に晴れた。

18日 高気圧に覆われて全般に晴れた。

19日 盲気圧に覆われて全般に晴れた。20日      『  r台風第17号が伊豆諸島を北上したが、ほとんど影響はなく、高気圧1こ覆われて全般に概ね晴れた。

22日

21日

23日 日本付近に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

24日 日本付近に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。          

25日 移動匪高気圧に覆われて全般に晴れたが、気圧の谷が通過した影響により、夜遅く匡弱い雨が降った。

26日 朝鮮半島に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた.

27日 気圧の谷が接近した影響により、美濃地方では日中を中心に晴れた爪飛騨地方では終日、墨となった。

28日                                      一  

29日日本海に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、東シナ海から四国沖に延びる停滞前   線が北上した影響により、美濃地方を中心に夜遅くに雨が降った.                         

飛騨地方では昼過ぎから、美濃地方では昼前から雨が降った。

岐阜県の気象概況 平成13年 9月

付3 17

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2001年 9月 気象経過図 岐阜地方 気象台

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岐阜県の気象概況 平成13年 9月

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2001年9月気象経過図

  白川〔℃}

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5 田 15 20 25 30〔目)岐阜県の気象概況 平成13年 9月

付翫19

Page 125: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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凡例

 地点名

  ●実況値(℃)

1平年差](℃)

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2001年09月 月平均気温分布図

1

凡例

 地点名

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2001年09月 月降水量分布図

岐阜県の気象概況 平成13年 9月

Page 126: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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 地点名

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2001年09月 月日照時間分布図

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2001年09月 月最多風向・最大風速分布図

岐阜県の気象概況 平成13年 9月

Page 127: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

平成13年10月 (2001年)

目 次

○解説・旬別気象表

O天気概況O気象経過図

O気象分布図

○注・警報発表状況一覧

○累年極値更新・生物季節現象・気象災害一一一9

0岐阜県とその周辺の地震活動        10

12368

岐阜 地 方 気 象 台

付3 22

Page 128: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

                解 説

 この気象概況は・岐阜県内の気象官署および地域気象観測所における気象観測結果や、岐阜県とその周辺の地震活動等をまとめたものです。

1.旬別気象表について要素 単位 解説

旬および月の、日平均値の平均値。僧こ日ヌ乱’皿 OC

欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は ”)” を付し、

20%を超える場合は けX『『とする。

旬および月の、日合計値の合計値。降水量 mm 欠測日数が旬および月の日数の10・%以下の場合は 1’)” を付し、

10%を超える場合は ”X” とする。

旬および月の、日合計値の合計値。日照時間 h 欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は つ・ を付し、

20%を超える場合は ”X” とする。階級区分1

い」・ i平年並」、 1低(少な)い」の上限および下限は、1971仕          ←日日    ふ            b  トト

    年72000年の30年間において、各階級の出現率がそれぞれ、1/3となる     よっに決めてあ蜀。なお、出現率の上方および下方10%範囲については、    階級区分の後に  (かなり) を付加する。

2.岐阜県とその周辺の地震活動について 震源要素は速報値のため後日の詳細調査により変更されることがある。 震度の観測地点名で、地点名のみは気象庁の震度観測点。地点名に*印のついている地点点名は地方公共団体の観測点。

3.その他 気象経過図および気象分布図に付加してある値は速報値のため、後日修正される場合がある。

         10月旬別気象表要素名 気温(℃) 降水量(㎜) 日照時間〔h)

地点名 岐阜 高山 岐阜 高山 岐阜 高山

上旬

本 年 20.7 15.9 83.5 70.5 38.3 37.9

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階級区分    {   局い

高い   多い    多い 少ない  平年並

中旬

本 年 17.9 12.6 50.5 42.5 63.3 38.6

平 年 17.9 12.7 40.3 .  40.O 53.2 37.8

平年差・比 ±0.0 一〇、1 125船    106%   119弘』 102%

階級区分 平年並 平年並 多い 多い 多い 平年並

下旬

本 年 16.7 11.4 48.O 48.0 68.7 49.1

平 年 15.6 9.9 36.6 39.0 67.6 45.4

平年差・比 +1.1 +1.5 13税 123% 102% 108%

階級区分 高い 高い 多い 平年並 平年並 多い

本 年 18.4 13.2 182.0 161.0 170.3 125.6

平 年 17.7 12.3 124.1 126.7 173.5 122.1

平年差・比 +0.7 +o.9 147% 127鴨 98% 103%

階級区分 高い 高い 多い 多い 平年並 平年並

岐阜県の気象概況 平成13年10月

付3 23

Page 129: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

10月の天気概況 上旬は、前線を伴った低気圧や気圧の谷が通過した影響により、周期的に雨が降った。

 中旬は、台風第21号と停滞前線の影響により、16日から18日にかけてまとまった雨が降ったが、その他の日は、高気圧に覆われて晴れた日が多かった。

 下旬は、前線を伴った低気圧が通過した影響により、22日と28日を中心に雨が降った。その他の日は、移動性高気圧に覆われて晴れた日が多かった。

1日 前線を伴った低気圧が北陸地方の沿岸を北東進した影響により、全般に宵のうちまで雨が降った。日降水量は、飛騨地方で20~40r㎜(多い所6㈲、美濃地方で30~㎞(多い所9(㎞)であった。

2日高気圧に覆われて美濃地方の平野部では概ね晴れた鼠一時的に弱い冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方で昼過ぎまで、美濃地方の山間部で明け方まで雨が降った。

3日 日本海西部に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。4日

5日 気圧の谷が通過した影響により、全般に昼前まで雨が降った。6日 中国大陸に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に概ね晴れた。7日

沿海州付近に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般にコ既ね晴れたが、飛騨北部と棄濃の一部では夕方から宵のうちにかけて雨が降った。

8日

9日 前線を伴った低気圧桝妾近した影響により、全般に雲が多く、宵のうちから雨が降った。

10日 前線を伴った低気圧が日本海西部を北北東進した影響により、全般にタ方までと夜遅くに雨が降った。9日から10目にかけての総降水量は、全般に20~55㎜(多い所60~80r㎜)であった。

11日大陸に中心を持つ高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、上空に入った寒気の影響により、山間部を中心に朝のうちまで弱い雨が降った。

12日大陸に中心を持つ高気圧に覆われて美濃地方では晴れたが、上空に入った寒気の影響により、飛騨地方では雲が多く昼過ぎからタ方にかけて弱い雨が降った.

13日 大陸に中心を持つ高気圧に覆われて美濃地方では晴れたが、上空に入った寒気の影響により、飛騨地方では昼過ぎまで雲が多く、朝のうちから昼前にかけて弱い雨が降ったところがあった。

14日 沿海州に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

15日 日本海に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた.

16日 台風第21号の北東進に伴って停滞前線が北上した影響により、全般に雲が多く、タ方から雨が降った。

17日台風第21号が九州の南海上まで北東進し、九州から関東の南海上まで延びた停滞前線の影響により、全般に終日、雨が降った。

18日 台風第21号が東海地方の南海上を東北東進した影響により、全般に昼前まで雨が降った。16日から18日にかけての総降水量は、飛騨地方で35m卜70mm、美濃地方で50mm~85mmであった.

19日 朝鮮半島に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた.

20日 目本海に中心を持つ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

21日三隆中に中心をもつ移動性高気圧に覆われたが、気圧の谷が接近した影響により、全般に雲が多く、昼過ぎに弱い雨が降った。

22日 対馬海峡付近に発生した低気圧が北東進した影響により、全般に朝のうちから雨が降った。

23日関東の東海上と三陸沖に達した低気圧の影響により、飛騨地方で朝のうちまで、美濃地方で午前3時頃まで雨が降った。その後は、大陸に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。22日から23日にかけての総降水量は、飛騨地方で30~5鳳美濃地方で25~7〔㎞であった。

24日 黄海に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に概ね晴れた。

25日 大陸に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

26日 飛騨地方では、朝のうちまで雲が多かったが北日本に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた.

27日 三陸沖に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

28日前線を伴った低気圧が山陰沖を北東進した影響によリ、飛騨地方で昼前から終日、美濃地方で昼過ぎから夜遅くにかけて雨が降った.

29日前線を伴った低気圧が通過した後、一時的に弱い冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方で朝のうちまで雨が降った。その後、大陸に中心を持つ高気圧に覆われて飛騨地方で昼過ぎから、美濃地方で終日晴れた。28日から29日にかけての総降水量は、飛騨北部の多い所で30~醍㎞であった。

30日 北日本に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

31日 飛騨地方では、朝のうちまで雲が多かったが西日本に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた・

岐阜県の気象概況 平成13年10月

付3 盟

Page 130: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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2001年10メ1 気象経.過図 岐阜地方気象台

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岐阜県の気象概況 平成13年10月

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〔℃)

2001年10月気象経過図

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岐阜県の気象概況 平成13年10月

付3-26

Page 132: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

諌甲鴇

                        神岡                        じ                  河合     B,5 凡 例            白川    ・    「 ・〕             .     125          栃尾 士也、庶享I               B 3     〔iくコ 1                ・

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     2001年10月 月平均気温分布図

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      2001年10月 月降水量分布図

岐阜県の気象概況 平成13年10月

Page 133: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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2001年10月 月日照時間分布図

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2001年10月 月最多風向・最大風速分布図

岐阜県の気象概況 平成13年10月

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平成13年11月 (2001年)

目 次

○解説・旬別気象表

○天気概況

○気象経過図

○気象分布図

○注・警報発表状況一覧「

O累年極値更新・生物季節現象・気象災害

O岐阜県とその周辺の地震活動一

12368910

付3 29

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解 説

 この気象概況は、岐阜県内の気象官署および地域気象観測所における気象観測結果や、岐阜県とその周辺の地震活動等をまとめたものです。

1.旬別気象表について要素 単位 解説

気温OC

旬および月の、日平均値の平均値。欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は 「『)” を付し、20%を超える場合は 『『X” とする。

降水量 mm

旬および月の、日合計値の合計値。欠測日数が旬および月の日数の10%以下の場合は ”)”『を付し、10%を超える場合は ”X” とする。

日照時間 h旬および月の、日合計値の合計値。欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は ”)” を付し、20%を超える場合は 1’X「1とする。

階級区分 :1高(多) い」、 r平年並」、 1低(少な)い」の上限および下限は、1971年~2000年の30年間において、各階級の出現率がそれぞれ、1/3となるように決めてある。なお、出現率の上方および下方10%範囲については、階級区分の後に汁 (かなり)”を付加する。

2,岐阜県とその周辺の地震活動について 震源要素は速報値のため後日の詳細調査により変更されることがある。 震度の観測地点名で、地点名のみは気象庁の震度観測点。地点名に*印のついている地点点名は地方公共団体の観測点。

3.その他 気象経過図および気象分布図に付加してある値は速報値のため、後日修正される場合がある。

         11月旬別気象表要素名 気温(℃) 降水量(㎜) 日照時間(h)

地点名 岐阜 高山 岐阜 高山 岐阜 高山

上旬

本 年 14.0 8.2 27.0 57.0 48.3 29.3

平 年 14.1 8.5 30.5 29.4 53.1 37.3

平年差』比 一〇.1 一〇.3 89% 194%91

%    79%

階級区分 平年並 平年並 平年並 多い 平年並 』.少ない

中旬

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階級区分 平年並 低い 少ない(かなり 1 少ない〔かな嚇  多い(かなり)  多い(かナカ

下旬

本 年 10.1 4.3 21.5 12.5 68.0 49.6

平 年 9.7 4.1 29.8 32.5 53.3 29.8

平年差・比 +0.4 +O.2 72% 38% 128% 166飴

階級区分 高い 平年並 平年並 』 少ない  多い1かなり〕 多い〔かなり)

本 年 11.7 5.9 49.0 70.5 135.9 128.2

平 年 11.9 6.3 94.6 98.5 157.1 96.7

平年差・比 一〇.2 一〇.4 52% 72% 118% 133%

階級区分 平年並 平年並 少ない 少ない 多い1かなり} 多い〔かなり1

岐阜県の気象概況 平成13年11月

付3 30

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11月の天気概況上旬は、前線を伴った低気圧や気圧の谷が短い周期で通過した影響により、雨又は曇となった日が多かった。

中旬は、冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方を中心に弱い雨が降った日が多かった、15日、19日

及び20日には、六厩で最低気温が一6~8℃となり、東濃の一部でも最低気温が氷点下となった。下旬の前半は、帯状高気圧に覆われて晴れた日が多かった。連日、最低気温が平年より1~4。C低く、最高気温が平年より3~9。C高くなり、寒暖の差が大きかった。旬の後半は、冬型の気圧配置や前線を伴った低気圧の影響により、雨又は雪となった日が多かった。

1日

沿海州付近の低気圧から延びた寒冷前線が日本海を南下した影響により、全般に雲が多く、宵のうちから夜遅くにかけて弱い雨が降った。

2日日本海に中心をもつ移動性高気圧に覆われて美濃地方では概ね晴れたが、飛騨地方では上空の気圧の谷が通過した影響により、雲が多く、明け方から昼前にかけて雨が降った。

3日

南海上の停滞前線上に低気圧が発生し、太平洋沿岸を東北東進した影響により、全般に昼前から夜遅くにかけて雨が降った。

4日

大陸に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に概ね晴れたが、一時的に弱い冬型の気圧配置となった影響により、飛騨北部では朝のうちまで弱い雨が降った。

5日前線を伴った低気圧が日本海を北東進した影響により、全般に昼前から雨力警った。高山では、初霜(平年;10月27日 昨年;11月19日)、初氷(平年二11月2日 昨年:11月19日)を観測した。

6日日本海北部の低気圧から延びた寒冷前線の南下と、その後のやや強い冬型の気圧配置の影響により、全般に雲が多く、夜遅くまで雨が降った。飛騨北部では、雪が降った所もあった。

7日

8日 弱い気圧の谷の影響により、全般に曇となった。9日 四国沖の低気圧が南海上を東進した影響により、全般に曇となった。

10日弱い冬型の気圧配置と上空の寒気が通過した影響により、全般に昼前まで弱い雨力警った。その後、大陸に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に概ね晴れた

11日 大陸に中心を移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

12日全般に概ね晴れたが、東海道沖を通過した低気庄と冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方ではタ方から夜遅くにかけて、美濃地方では明け方から朝のうちにかけて弱い雨が降った。

招日上空の気圧の谷と冬型の気圧配置となった影響により、美濃地方では概ね晴れたが、飛騨地方では雲が多く、明け方から朝のうちと夜遅くに弱い雨が降った。

14日

上空の気圧の谷と冬型の気圧配置となった影響により、全般に明け方から朝のうちにかけて弱い雨力韓ったが、昼過ぎから全般に晴れた。

15日

東日本に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。岐阜では、初霜(平年111月16日 昨年:11月29日〉を観測した。

16日

全般に概ね晴れたが、弱い冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方と美濃地方の山間部では、明け方に弱い雨が降った.

17日弱い冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方では朝のうちと昼過ぎから夜遅くにかけて弱い雨が降った。美濃地方では概ね晴れたが、昼前から夕方にかけて弱い雨が降った。

19日 大陸に中心をもつ高気圧に覆われて全般に概ね晴れた。

19日

大陸に中心をもつ高気圧に覆われて全般に晴れた。岐阜では、初氷(平年:11月29日 昨年:12月5日)を観測した。

20日 東日本に中心をもつ移動性高気圧に覆われて全般に晴れた。

21日       』 

帯状高気圧に覆われて全般に晴れた。

22日 帯状高気圧に覆われて全般に晴れた。最高気温が20Dcを越え、10月下旬の陽気の所があった。

23日 帯状高気圧に覆われて全般に晴れた。

24日 帯状高気圧に覆われて全般に晴れた。最高気温が20℃を越えた所もあった。

25日

帯状高気圧に覆われて全般に晴れた斌タ方に北日本を寒冷前線が通過して冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方でぱ夜遅くに弱い雨が降った。

26日冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方と美濃地方の山間部を中心に雨が降った。最高気温は、全般に平年より4~8℃低くなり、美濃地方の平野部でも10。C以下となった。

27日

28日

東シナ海に中心をもつ高気圧に覆われて美濃地方では概ね晴れた爪飛騨地方と中濃の山間部では朝のうちまで雪が降った。

29日 前線を伴った低気圧が山陰沖を東北東進した影響により、全般に昼前までとタ方以降に雨が降った。

30日前線を伴った低気圧が三陸沖へぬ1ナ、次第に冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方と美濃地方の山間部では雲が多く、終日、弱い雨が降った。美濃地方の平野部では概ね晴れた。

岐阜県の気象概況 平成13年11月

付3 31

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200 1年11月 気象経過図 岐阜地方気象台一

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岐阜県の気象概況 平成13年11月

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2001年11月気象経過図

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岐阜県の気象概況 平成13年11月イ寸3-33

Page 139: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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2001年11月 月平均気温分布図

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 地点名

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河合●102

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神岡■89

1別

 高山  ■  η  [731

 船山  ●  101

萩原●68

[・17]

金山●60

[宴司

宮地●65

[4司

丹害川

黒川●72

       伽藍       コ菊農加茂  62 ・ 罰  柄石峠   〔〕   .         其   多治見    0  62     171]

[ll]

宮之前 ■ 89171」

付知●75

15了]

栃尾 ●100

1周

乗鞍

x

  中津川   ●  74恵那   1呂1月

76  三森山[写4]   ●

    X

2001年11月 月降水量分布図

岐阜県の気象概況 平成13年11月

Page 140: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

‡甲ω㎝

凡 例

 地点名

  ●実況値(h)

1平年比l l%)

  樽見   ■   55旦   囲」

 揖斐川  ● [b∠1 [11関ケ原大垣     エコ   ロらマド 

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白川●

 L O3.3

    六厩    o    l J3,5    〔 1

長滝●

 田2.4)

 〔1』5〕

  ノk幡   ●  1246

美濃■

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岐鞭、9

河合●

94.8[ 」

神岡■

1256

1 〕

高山●

1器∠b ]

    宮之前    ●    1311萩原   D u

143、9

[ 」

宮地●

146.5L l〕

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美濃加茂

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   多治見   ● 1787

栃尾 ■1136

 中津川  ● 167,7恵那   II・

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2001年11月 月日照時間分布図

                     引岡

  凡例   白III 撃  N聞

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                                   八幡          1増

2001年11月 月最多風向・最大風速分布図

岐阜県の気象概況 平成13年11月

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平成13年12月 (2001年)

目 次

O解説・旬別気象表0天気概況O気象経過図

○気象分布図

○注・警報発表状況一覧○累年極値更新・生物季節現象・気象災害一一一90岐阜県とその周辺の地震活動        10

12368

岐 阜 地 方 気 象 台

付3-36

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解 説

 この気象概況は、岐阜県内の気象官署および地域気象観測所における気象観測結果や、岐阜県とその周辺の地震活動等をまとめたものです。

1,旬別気象表について要素 単位 解説

気温 ℃

旬および月の、日平均値の平均値。欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は ”〉11を付し、20%を超える場合は.”X” とする。

降水量 ㎜

旬および月の、日合計値の合計値。欠測日数が旬および月の日数の10%以下の場合は つ” を付し、10%を超える場合は ”X” とする。

日照時間 h旬および月の、日合計値の合計値。欠測日数が旬および月の日数の20%以下の場合は ”)” を付し、20%を超える場合は ”X” とする。

階級区分 :1高(多) い」、 1平年並」、 1低(少な)い」の上限および下限は、1971年~2000年の30年間において、各階級の出現率がそれぞれ、1/3となるように決めてある。なお、出現率の上方および下方10%範囲については、階級区分の後にF’(かなり)”を付加する。

2,岐阜県とその周辺の地震活動について 震源要素は速報値のため後日の詳細調査により変更されることがある。 震度の観測地点名で、地点名のみは気象庁の震度観測点。地点名に*印のついている地点点名は地方公共団体の観測点。

3.その他 気象経過図および気象分布図に付加してある値は速報値のため、後日修正される場合がある。

         12月旬別気象表要素名 気温(。C) 降水量(㎜) 日照時間(h〉

地点名 岐阜 高山 岐阜 高山 岐阜 高山

上旬

本 年 9.2 3.2 9.5 14.5 53.4 27.2

平 年 7.9 2.3 15.3 24.8 53.7 30.7

平年差』批 +1.3 +0.9 62%   58% 99脆 ■   89弘

階級区分 高い 高い 平年並 平年並 』平年並  少ない

中旬

本 年 6.1    0.0 32.0 40.0 X 23.5

平 年 6.6 1.0 13.4 24.3 52.5 28.1

平年差・辻 一〇,5 一1.O 』239% 165% 一84%

階級区分 平年並   低い 多い 多い 一 少ない

下旬

本 年 4.7 一〇.7 11.5 30.0 53.1 29.4

平 年 5.6 一〇,2 18.6 30.2 56.9 33.1

平年差・比 一〇.9 一〇,5 62% 99%   93%  89%

階級区分 低い  平年並 平年並 平年並 、平年並 平年並

本 年 6.6 0.8 53.0 84.5 146.1 80.1

平 年 6.6 1.0 47.3 79.3 163.1 91.7

平年差・比 ±0 一〇.2 ll2% lO7% 90% 87魅

階級区分 平年並 平年並 平年並 平年並 少ない 少ない

岐阜県の気象概況 平成13年12月

付3 37

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               12月の天気概況

 上旬は、前線を伴った低気圧や気圧の谷が短い周期で通過した影響と冬型の気圧配置となった影響により、雨又は雪が降った日が多かった。 中旬は、冬型の気圧配置となった影響により、雨又は雪が降った日が多かった。旬の中頃には、

縄織韓熱繹盤欝奎雪が降・た日が多か・拙  中国大1に中心  つ移動局魚圧に’  て 曼に ね晴れたが、 北地 から  地 に延びた~2日  冷前線が通過した影響により、飛騨地方では朝のうちから昼過ぎにかけて弱い雨が降った。

  日    進した低気圧  シナ1に延びた前吊上に発 した低兄圧が 近した影日により、 一曼に雲3日

4日

5日

6日

7日

8日

9日

10日11日

12日

13日

14日15日

16日

17日

18日

19日

20日

21日

22日23日

24日

25日

26日

2フ日28日29日

30日

31日

欝論’難羅灘鵜塾諜羨裂曹き遅鶴響講驕畿その・、大、に中,ひ

もつ高気圧に覆われて全般に晴れた。大区に 心を つ昌気圧に   て 濃地 では昼目1!まで日 たが、気圧の谷が 近した影目により、

全般に雲が多く、宵のうちから弱い雨が降った。日 海と 海1を低気圧が’■した影日により、 几に のうちまで雨が った.低気圧の通過ノにこ型の気圧配置となった影響により、飛騨地方を中心にタ方から再び雨が降った。

蒙畿轟齢鶉、1…爵耀灘襲離蕩5『翻ち劣ミ灘聚勇・縷轟が降った。冬型の気圧配置となった影 により、 辰地 では  たが、飛騨地 では雲が多く、昼剛 で弱い雨が降り、夜遅くに弱い雪が降った。冬型の気圧配置となった影臼により、平野量重は ね晴れたが、飛騨地   心に1聖一日雪がヰった。冬型の気圧配置となった影響により、飛騨勉労では雲が多く、宵のうちまで弱い雪が降った。美濃地方では概ね晴れたが午前1時過ぎに弱い雪が降った。岐阜では、初雪(平年:12月11日 昨年:12月25日)を観測した。日 海中鄙に中心を つ移動1局気圧に・  て  に晴れたが、気圧の谷力 近した影日により、には曇となった。目II線を伴った低気圧が、平1沿厚を東進した影百と日 海北部の低兄圧から延びた寒冷前ワが通過した

灘縦黙鞠聾翻藩1考罐騰・職晶又は雪が降った。冬型の気圧配置となった影 により、山間部では収日=が り、平マ部では のうち でとタ から夜

華1霧臨禦甥職纒灘。雛鞭雲が多・ 脚冬型の気圧配置とまった影 により、飛騨地 では昼過 まで弱い雪がヰったが、その後晴 た。 濃

麺灘糖一島1多く昼,、,まで弱い雪が降り、濃地ではね晴れた。弱い冬型の気圧配置となった影響により、飛騨地方では昼前まで雪が降ったが・その後晴れた。美濃地

方では明け方に雨が降ったが、その後晴れた。日 海と癖洋沿犀 低ス圧が通過した影目により、月のうちから・遅くにかけて山間・では雪・平野

部では雨が降った。冬型の気圧配旦となった影 により、山間。では当が降り、平野部では ね日 た。弱い冬型の気庄i配置となった影響によドリ、飛騨地方では昼過ぎまで弱い雪が降ったが、その後は晴れた。

美濃地方では晴れた。関東の 1上に中心を つ局気圧に’ て 几に晴たが、日 西pに った低気圧力 進した影

響罷蓬飛難方麗離轟轟熱・った気圧の谷瀬羊半島付近から下した影響により、

タ方から曇となった.冬型の気庄配置となった影響により 、山間部でぼタ方まで雪が降った。平野。では朝のうちに弱い雨が

箋鱗欝髭.尉.醜語難灘・轟謂雑轟墨関東地方に中心  つ局気圧に   て全1几に  たが、前辛を伴った氏気圧が日 海を 一 連した

影響により、飛騨地方では夜遅くから雪が降った。北海道行近の低気圧から延ひた、冷前辛,が通過し、 い冬型の気圧配置と3った影響により・山間部では終日雪が降った.平野部では朝のうちまで雨が降り、昼過ぎから夜遅くにかけて雪が降った・岐阜で

は、初積雪(平年:統計なし 昨年112月25日〉を観測した。弱い冬型の気圧配置と3った影日により、山間鄙では昼過 までと 遅くに雪が降った。平 部では雲

が多く、朝のうちまで雪が降った。

岐阜県の気象概況 平成13年12月

付3 38

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‡㌣ωo

200 】年12月 気象経過図 岐阜地方気象台ム )  )  』 「一      ノ」

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1均風速 17 lb 1、= a5 L ε9 15 ビ,7 3∈ 5 z 2 「 47 { し と 2 19 2.1 L.9 l」 1噛 2.E 2.⊂ 3 c 2 L 4.3 12 且 旦.z 3 l lピ 平均風魂

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    『  54w卜八v  JJWNW  7B畠阻ヤ  執bNトハV 5.2w 6.窪Nw  δ⊆wsw 8  昌  6.2WMW b.1WNW ■了wsw 5

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最傑蹟雪 一 一 一   一 』 =! 〔 最傑積雪

λ気概配 1昼1

清後尋曇1青一済曇 量時々清

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雨墨

時量みぞれを伴つ

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大気概況 喧)

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雪後読天気概況 僚1

天気概況 〔夜’

曇靴セ薄 ぞれ

日 1 2 3 4 5 『り 7 8 9 10 1 1 12 1 3 14 15 16 工 7 18 19 20 2 1 2 2 23 24 25 26 27 28 29 30 3 1 日

岐阜県の気象概況 平成13年12月

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(℃)

2001年12月気象経過図

白川

15 

l o

5

0

一5

一10

〔h)

 ハ’冒旨 /1}『》冒 1矯.、  〈、き..,.㎞、4購懲

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       輝穿ザ 亨

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日平均気温

日最低気温

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15

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5

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岐阜県の気象概況 平成13年12月イ寸3 40

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諌㌣畦

凡 例

地点名

実5兄1直 (。C)

[平年差1(℃)

白川●

 L、2 「 〇.2]

長滝●

 L.6 [o

9〕

河合

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六厩● 

3.窪

〔 1、o]

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ノk幡 ■と3

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美1農 ●4.81u.も]

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1.2

1071

高山 ■08匹5]

             

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萩原   〔 1d ■

2,1

[」3〕

  宮地   ●   1.6  [’9」

金山 ●

3.弓

[〇.2〕  黒川

     ●     1.6

4.ビ

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多治見O  F l

  l ]

 栃尾 ●

〇cl 1し]

  中津川   ● 3.2恵那   1 o,5

 ■20[一〇.,〕]

2001年12月 月平均気温分布図

凡 例

 地点名

  ●実況値(mπP

l平年比】〔%)

         ?25

 小津囮x  ●

平井●

x

  揖斐川   ●   117  〔隻 ]

 関ケ原 大垣        れ    しロ  E ]  19呂]

上石津  師

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白川●

 207 「由 ]

御母衣 ●

 1761】叱〕

蛭ケ野 ●  157

長滝口(朝

●142 〔 ]

蕪山●

 x

  河合   ■  183  1 }清見

 0 15L〔951

六厩●

l o8

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ノk幡●130

1 ~〕

美1農●74

1三 ]

呼53

神岡0160

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 高山  ●  84

 船山  ■  53

萩原●68

金山●

82

[三“〕

美濃加茂 ●  48   [〔]

   多治見    ●  47      [

伽藍●50

丹生川 ■ 87〔田1

宮地●82

[1≧i〕

黒川■7呂

柄石峠 ●

  x

宮之前 ● 73[距1

栃尾 ■86

[朗

乗鞍

x

付知0

 79[1? 1

  中津川   ●  54恵那   Ll Lr5

甜  三森山1 ]   ●    x

2001年12月 月降水量分布図

岐阜県の気象概況 平成13年12月

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へ4ω1“悼

 凡 例

 地点名

実況1直 (h)

[平年比1(%)

  樽見   ●   118   』Il

 揖斐川  ● 且1、5 1s 封

関ケ原大垣     ロアう  ユしユドせ

 「綱  [タ〕

白川■

 45、1 [11b」

長滝●

 69.9 し呂111]

六厩●

73,61制

八幡●744

〔」、]

美濃●

1354[9F

岐阜円6、D● 脚

河合■

3’6一』,1]

神岡●

70、5〔㌧i]

高山●

80.1「餌]

萩原●

田8図]

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美濃加茂 ● 14E1  「〕   多治見   ● L56,    [田]

宮地●

1ワI o

[▲Lム]

宮之前●

68、2

黒川●

151.8

匠」

栃尾 ●58.8[朗

 中津川  ● 1・17,6恵那   [m・

139.O〔1111]

2001年12月 月日照時間分布図

                     甲

  凡例       河合  陥w

                    

注鱗観  軌囚宮之げ          長滝囚萩一二漏

          肉 暴.

2001年12月 月最多風向・最大風速分布図

岐阜県の気象概況 平成13年12月

Page 148: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

17398 “気象γ45 9 20〔)1年9月 17、ヲ99

Np、548 坂井 一樹

20(〕1年7月

記録的な暑さ

・特に梅雨明けが早か一 1た関東では猛暑経’ 月平均気温は平年

 を3℃前後も上回る

・束京では熱中庁で救r搬送され た人が2S日までに500人右超え θ 、二れは昨一同,引の約3.Zlウ

・台風8号が古薦を直撃.東部や 中部を中心に上砂災害 死者・

 行方不明名即O名以上の外電.

 (天気図や資料は速報値です)

3口(火)東北南部以西 貞夏目

梅ローFは日本海1ヒ“T IL海ユ亘←』⊥う

通り道で所々て● 東北南部から九

州rかレナ夏¢)ロ身「 1畠 〕つ牙   関

東では醍谷な 内陸L風弱くもて以上で光化学ス1』ッグ発土

1日(日){葉で37.」℃

本川1・』近の梅巾Fはi肖滅.太平畢β岨

はΦて昇猛 関 束は巾租IIll岳越えの

7こ一ノて昇温・乾燥丁葉は7月と

しτ最高の許.1℃ 束 の最小廿度

29% 山陰や東北は●

2日1月)雨なしの半夏生梅中Fヒ士1肖滅し目本け症はllに覆わ

眉る.北口華う天気寸L腹し全国的

ro更些口永はレ、夏日. 鹿児島

35rc,大双福岡甜 s℃.台纂4号

が7イリビンの東で発生.

4日(水)天竜で35,1℃

関烹から西は真夏の氏 湯斤々で35

℃を翅え,レ4か所で37℃以卜静岡県

天竜而では》1℃梅雨Fは日本海から萸北r■部に1滞.た一1舌動は弱

く束北の●は峠越免る.

5日(木I 岐阜で38,2℃岐阜1よ3呂.2℃r〔7月とL『一旨智II望:

1」 昆ヌ■弛南曲σ)風か吹 1!越

の7エーンぐ なったため最少冒度は

2酵6 東4目『『岨でII 1形33.2℃,肯森

31 1℃と具夏の薯さ

6日!金)九州で激しい雨

梅『Fに向かって畦湿満へり長幅や佐賀声rγプLり悟ゴヒデ耶で激1、」、●.[而

軍よ目lfh OI}mmを超た他,佐賀

や熊不.r、内でも1~llmmを超える 関

東や沖縄を除き猛暑収窯る

7日(⊥’大南 九州南部へ南からの暖湿流貌, 九州南部で激し

い■鹿兄 噛県枕崎ではll)時娼m

梅巾B‡南下するが本州付近の括劫

は弱 .・.max東侮・関東)内陸以外は

3e℃未満 百,東京29.6℃

8日(目)北海道東部 低温

L萸隼に伴い1し海道t●根ヨ三な・ビ太

辛洋側は冷ナい海風吹いて目中m℃前後.梅巾王・1 ハ本州の南に離れ淳滞

東オヒカ・「九ン嗣iま〔D.大阪31 0℃,5て邦監

33.G℃と近畿昇温.

、一欝

1し》‘一  ド 11総凄一一『!

1激1麟1蟻藏薩乙塞1L

9日(月I 全国的に晴れLは北海  車へ臼本付班はHl瀞われ北日本の大気も回復八国自.1

①て昇温.東北から九州1一かけ 、

夏の暑さ 九州の上空に寒気が入り,

佐賀19時㈹mmの●.

71巌一

m日(火)東京 空気乾燥

膚国的にHセ 覆われの.中東の最小

湿度き士279話と7ず目とし 最も乾燥

九州上空呪)寒気が中国・四国に移り

西H本」■々てにわか0や雷● 沖

織の南で台第5号が発生.

㌶鰍’・晒塾攣二劉

U日〔水)関東甲信 梅雨明け

南源トに伸びていた梅丁『Rう東海1

L l肖滅平年比9日早い梅 「月け 沖

縄・亀美に次いで今季3屠目σ」梅1

明け西日本でt.人陸から再び撫「F

Fか1申びて来て●に

12日(木)西R衣 巾続く九I {1に1;暖湿贋、入り早朝 長崎県諌

早71mm能本県蘇Z、姫印5m【ナ ヨト常をこ激L 1,、● 日 il螢ヒよ福岡県

ア【牟出や諌早で200mmを超える.関

東は猛暑  丁予市で39.ll℃

13日〔 金〉前線と暖雌流で雨

梅 わFきよ日本海 ・ら1東司ヒiこ停滞 こ

[ため川形や新潟など日木海側で大

●九州北部や四国,紀伊半島は暖湿

流 O影響X炉時問に非常に鼠1 、

い●.関束暑く熊臼珀 51し

14日(+)東海・近畿 梅雨明け

生紐は.平中比G臼,∬畿は5口甲く

晦酊明け と4}に梅r竹箕月間の巾量iま

平牛び)半分極度で穿海白気味.東京

Ini【エ29.2℃こ’月とし.て 一番暑い朝

でma瓦は35、ICの猛暑継続.

】5日(H)北陸 梅雨明け

北陸付近の梅雨Fは北上し,平年比

7一早い梅而朋市 ノ1.州北部や四国

き‡●で時 昌1「早1よ福岡県礫栗

58m田、高知県南国56mmの非常に激L、い● max聞東束北で糊昇温.

鴛隔羅、 薯嘱影、照獄聾篠

17円(火)広い範囲で雷雨

西日本のト空に寒気流入し,地壷口

近には南から蛯湿流入る力州から

雷互『発土し東進.夜は関東でも激

、い●徳島県徳島は【1時嗣m旧,楠

太県卑磯で20財b5rnr【1な

16日〔月)近畿一四国 大而

梅/1Fに向かい,太平洋Hグ)縁から暖

湿翫 入る近畿から四団で大●和歌

山県本=叫よS時訓mmの激L.い●

日而量も相歌 IIやh如 ql川mn1を翻 Pる.ソワノレも大爾怖疽

18口(水)東京で久しぶりに小雨

都・r,一信2昨O.5【1Lmと久しぶワの小

●束1、天mm劉.,℃と 週間ぶリド

2]℃をド回る栃木県五十里1因与

嗣mII1,束京都練 疇22時53mmの雷』西j本の●IEみ,午後から◎.

銃講ノ ー し.イ

  猟嵩讐㌶2肇穿訪鬼-感鰻、ゴ

雲キ透    「〆/ 1イ     l}_  旧’1 L一/へ一 IP回.一

!㌧詞さ⊆融輩墨目鱗

19日(木)西日本 梅雨明け

梅巾Fは南下し内っ・ 肖滅 九川と

中国,四図で悔 ↑丁明け二の方面の悔

1籾期間は, 「年ザ而ム■を L 1る 回峙

静岡県■プ団4呂mmの雨、警報朝の内にi 仁峠f一越え解ナ

20日(金)東北南部 梅雨明け

ユド年より3日甲冒梅〒盲明9ナ.東1ヒ北

部はイ1前中●丁後はrナ{第に①.北海

道は上空め寒乱〕影響で◎や● 東

日本や西目仁はq). l51Z頃関東北部

を中心に池辰,栃木な、レ匹㌧

21口(十)東京 暑い夜戻る東珪(1【Lir侶7.O℃と・1『、∋=りに卸帯』夜

復渉日中は,ほぱ全国的にql.酉目

本や関吏・束北『Fは.所々で雷雲も発

牛太平洋H張η七し,東1L」し部も平

年比Or早い晦山明げに.

22日(日)本州内陸で雷雨索1ヒからカ,州 1〆中縄にカ』け冒、重空が

1へ,弊る 日中の気温も30℃を超え関

巣や北陸から西は篇℃前後に冒温

事鄙宮で博時53mm,奈良県大台ケ

原でh時15mmの激L いタ止

詔日(月)鯨の尾型

全岡的に高温になりやすい気圧配

置mi■は広島28.2℃,福岡と東京は

r I℃日中も関束から九州では距

〔を超 る 青森31 3℃と東」ヒも貞

臭日.北毎迫は午前中●.

27日1」プ台風第6号それる台し1号1よ!\丈島frノェ『〔束『 〕…こ入筐路

』耳  る  ;の忙臥ら伊〆讐で1窒束 よ

1L平血糸 、薫ホHli【lz37℃、」」鳴

「弔つに焦巾夜解F 之司的に入体〔D T kは召て 咽 る

24日〔火1前橋 最高『温和 O℃

全[の 郵自r署て40℃‘赴記, 2

πれ  4回日 束、∫、は11【1 2℃と

暑い朝目中 侶1℃、「1  ブ躍 I史上1r )同即ア 発1.1者11で1洲叫ommし致 .い●

25日(水1束兄積浜 雷雨F南  関棄に強1}界雷完⊥L、♪時 氣京」7mn1.L 』にぽ1。、

44皿m 少番1、 る軍車イ通や一羽IF

でに飛 廉)1時間渥れも.曲r ム

暑く,ノ阪』1血23 C.高弘1コax33.:貰』

26日ll木)オホーッ!海高強まる

北口雇は1ホ ツグ轟Hに覆 れ

T r    y Lf 道力・ら索 ヒび)太平

羊側は肌寒く,関紅は北除1風一喫い

て◎や弱い●簑融以曲l I艮崎や

広島等 max〕、,じを酬える.

2呂日1土)東一本にr県風

関更かろ.悔坦,太∫「並例よオゴ・

ツク庇Hの誌響で低品.了眈虫京m直xむ呂℃一△月の最氏甲吟器 o

℃レ鮎日、ら;り吐真「日か解消福岡

:も4 ZC渥曲回 仁てFよ名_彩 く.

29日(印参院選没票←  とOi1回より低産曲口本

はq 猛昌,北H本はオで一、・ク澁

H[ハ 講てTマ 比 3℃  まイ1ψ

く束北7』戸 r洋qlこ氏魍、丁 晦集

宗,li「←読31) し未講L以曳L㎜

顎日「月)東京4日ぶり真夏日

劇F 羊H強臣 和北南部から九月

豆全f炉1、‘ 、で[nax37.3℃,米予

37ノ(』索ノ ワゆ℃と1 1.~ノ1の

1要H 二豚邑ぬ刺ヒ北澗 鴨■で,毛 臨,旭川i;ZIlr後

31日(火)近畿 夕立

大陸からF伸びて軒北北部は■.頁北

南泓、o一九州 沖縄は,太『z羊Hに揮

わrL,LL rF~「/前優L・り暑キ名rll、糸

阻ax!l7買 京都府苑育峠は健時

Oommζ、_, 試で激

天気図(200!年7月)

付3 43

Page 149: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

17446 “気象”45 10 2001年10月 17447

図o.549 坂井 一樹

2001年8月  北冷西暑

・オホ ソク海高気圧の影響で北

海道から関束は涼しく、低温に関する情報なども発表される

・西口本は酷暑続キ熊本は6ヒま で35C超の酔暑日16日間連続,’米全二}こ執仮襲来 特に東部で

 は39一 ・41)しと猛弄「1な暑さ.

・2年.“りに台風か上陸L、ゆ フ

 くりと東海うら東北沖を北上.

 (天気図や資料は速報値です)

徴/、鮪▽・σで讐\冊凶

r,廷』盤亟

      語

灘顛,嘉3日(金)北海道 冷涼

北海道にL近づき広範囲二●.気温も

ヒがらず釧路maxlう.1℃こm月中旬

の気置 東北南部から九川塚夏生 福

岡県1{木:18.1℃松本では,干ぱ’

高温の対簾本部設置.

1口(水)多治見市で39.9℃

閲衷から西は太!洋Hに覆 れΦ

東海で昇温し暫並み39℃膏岐串h多許見3り弛 呂古屋{30 貰 九州

電力では2~3峙び)時間1肖費電力の

記録更新 東北はFで大●.

2口(木)暑さが酉進

上空のH洒へ移動Lψ たダ)暑い地

域も西遭近畿で最も昇1肌.大阪罵、4℃,

京蔀憾2仁 関東から北海遭はオ71ド ツク海1iに覆われ/ 東京max29 3Uは前日比 7 c.

4日(上)浜松史卜1位の暑さ

ぺ海以西は1温継続凸訟甜 JCは観担史上1位.関東も暑-戻り東京

阿、4し北目木は寒く展至訓O月わ旬 り13“;.関痢北部は106)mm拓う

雷●で,水不足少し解消

5目(目)暑さ続かず

関東は雲の争い大気にな1り【naxも

3uて届かず暑さ一休唖 束京27δ℃

と9月巾旬の気  束海以西は偉碍

以上の暑 で申島37.9℃.台風9弓1よ1《夜弓、笠疎イす近を1ヒト.

6日〔月)ヤマセ続く

;1ヒ日本1よ一’ 著瓶 4’t ノ7短Hlこ覆われる 北日本太平洋側は特に凧

嵌トがら『4』,{山台m≡IK21. ℃とli,’日

下旬の気温の中,仙台七夕祭1開f崔.

今夏2度目σ)上用丑の目.

7口〔火)関東で取水ll,r』限

「東 炉訂了に閏す7管報O月,,・ら

 雨鼠が平せトの11196台渡良瀬川や

テ歓半島中丙雁)小櫃川水系て 年

掌つの取水制限開虫 関束は北東の

原風吹さ,東京25.』〔、

     葦、   一トも一

のq

紅8日(水)対照的な晴れ区城西n本太平洋側と東・北ロ市の目餐

海側艮よ① 凸口本口本侮但肘よ日本海

ト生んだTDから臭わったしのため

◎や■,関東から北σ)太平洋側はオ

ホーツク1伍Hの影響で@.

4

  〆 ,8『

雪 屯望   ℃

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汚・4呼←  〆〔〃.

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㌦ ・ρ  イ/・∠  1   ど‘『調

9日’木)沖縄 観測史上1位

那曝は111得錫bてと史上1位7〕気

温硯側  弔洋lU『覆われ概1q) 関

東は千前中霧●、i礎は薄目射し30℃前伊豪で昇温1、ムノムノ和歌

山栗栖川〔1時1哩mm己)猛烈な●

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10目(金)給水・取水制限

亭良で10%の給水ホIl限関勇下も恥

大の利恨川水糸で5年.>1に取水巾l限始まる.巨本海をし中豊 山陰など目イ』海但r はFの影響て●}時島根県大田『、 4Gnlm巧♪激しい●.

U日(土)局地的嶺用

Fi二南ウ・F暖湿流入り東 西L」小 、

雷雲発生 千葉県大多喜町で9時

711mm愛知県鳳来町14時,静岡県浜

松市1ト時に60mm)井常に激しい●.東海道新幹線連転見合わせ

12一(日)名古屋で災害対策本部

上空に寒気硫入し.所々で雷雪発生

竿前中は東海,夜は関東や九州で大

● 愛知  〔はJRや地下鉄力・ 時乳

ト ブ 東侮道新幹線も雨旦が規制f直を超え  時運転巾止.

13目〔月〉宮崎 夏日に

宮崎は海かちの東 風力次き● 日中29

7℃と真夏11が34nで途切れる.

関束から東北のFは束へ離れ,関薫

は北東風弱まつ大気回復 束京

3L.0℃と30ぶりの真夏日、

14日〔火)関東の取水個限援和

‘II根川⊥源1よ気週.へからにわか●や

宙● 貯水率好転し9時から堰水制限解巨?太十洋Hが日本f・1近を覆い

争国的に夏兜北日本も昇岨L盛岡5皿薗{32.1℃,却1川 Z9.3℃

15口〔水)奈良の給水制限強化

汗丁足の奈良で夕方から給水制限30〆り1こ オ、海i邑太平洋倶咽う』ら関束1よ

海からの湿っ、北東風の影響で低い

眠広かる.臼本海側と束海から西は

Φて昇温.大阪でm皿35.9℃

16日(木)li日川 真夏日

北目本σ)太平甘側以外は全国的1、D

て昇福1、尭川max30 7℃,雄式3D.3℃ 北海道の官署でao℃超えは

約Lか月 ぢり 西 1本は10か所で35℃超、』る 隔岡県甘木37.1℃.

17目(金)台風11号 発達

台U号は発辛し強 風域,最大、軋原帆

増え走昼大型で強い勢りとなる.動さ

は遅く西寄『}に.北海道や束北の太

平洋側は⑰関東から九州北部はΦ.

札幌など一部で2学期.

18口(土)変わりやすいア気

超人型の台ほ号が小笠鼠11正を北上

巾,F本付近に湿うた暖気流れ込む.

この影響で全国的にTI『F定で,顧々

にわか●、東京ma2り Cオ たか,

湿度が高く罎し暑。 目.

19日!日〉東京即℃下回る

’「ゼ 釦  8月魏9時

20日(月,1大型台風 北上中

四国の南を北上西 「本の太準洋側

は‘)や強●.宮崎県油津で1350卜

:1 ’m捻,高知県宰戸岬でmOOと

四釦に舗、Om!「)最大瞬間風速 』~

、風は時速廊km、一h前後と遅い動き

東京minゆ.6℃と暫)か月ぶつに2q℃をド回る気湿.宮古9 9C,大船

渡博.2℃と5月の最底気温更新.東

北口本の口本海側はq),フェ ノも

加わって昇温.新昌55 0〔.

21口(火)台風第11号 上陸

台風11号は田時過ぎに和歌山県南部

に上瞳室戸岬e550に最人瞬間,邑速

附.5m畑.紀伊半島南部ではO時か

ら時間30一・5emmの激Lい● 日巾

量は祭良県H出岳789mmなど

22口(水)台風 関東へ

台1L号1よ束i毎1中を進み,タナ頃,1更尽

湾を通過.夜は三陸中を北1関更北

部は干前,東北や北海道は十髭から

●強まπ台が通り過ぎた津や名古屋は,台風 『過で回煙

23日(木)温帯低気圧化

台は北海道南部キ北1 呂時負にH高中部「4度目の上陸,9断ド湿低化 北組迫東部は●.束北口本海側も

海から湿った臥吹いて弱●.東北南詔}カ}らノL,1督よΦ『(昇温.

;》泌論齢!工

   一珪轟 〆〆て

24目〔金)2つの高衝圧日木骨近は北 レ西r)2つの高’旺rこ

留われセ国的L、Dtた間或は境目にあ,  雲感、㌃るlq』縄レ名要 1

時23mRの強●「[)他は 一部c弱■虚

岨一〔都  4てカ ,rl最昌

25日(土〕暑し土曜ロ申」 ・らずh、州で頁曼1大阪14 (

よ、西日本で厳しい残君 L幌も器2℃、レ平1†t月て 各地L7π群販小榛呂[ てど膿†qmmの1卜常に

激Lい●ど21頃,大津有岱「.

26日(日)西日本の暑さ和らぐ

Lの東進に伴い禺庄・Dた婁域が目本

付近へ犬分2日FII島22 4て 冒.

しい 月関蓑や九州北部では 蔓U卜 令コ 〆、ド◎や●てF前中曲r]卒,

T 麦吏「1聖『磁1‘ い●

27円(月)北日本 雨

Lがヒ日本通過 壮煙週は●更1h関東も丁後にわか●占審●青称県

新郷村て 5mm 砺木 県鹿1・召1て

附mm等而n島眼19臼=,高知21= 6し』札幌lll9℃小り低温.

28日(火1関東北部でωemm

束・4r:日本,_窒に爽気,地去は湿つ

た嵯気 入り不安定関束は朝晩● 群

馬}擁アILで21峙IIMπLm,劉時艀旧lu 』1 常に激L.い●求7L ・r,.隅はススキ開花り1ψ1.

29口「水)口木海ヒ空の寒とし

 受雇 Ωoor【1に 15℃の動苦の遅

い痩  薫侮融ら西はΦ I f穿1温一量

知目伸来山弾mm,静岡県三倉ゴ 5mm

なと  ノ∫になるレ申毎て’猷しいO

屋 冒r恩脚に前著脊生

30口(木)秋雨前線

天控から’,州σ)南へ 杓k臼F伸ぴ■

ノL州レ』 朝”・ら,11」国・2ヨ国璽〕 改第

に● 大1搬など近畿も夜士●で,束海

では1時r日∫ムトlmmmの強● 北H仁は1二空巽 の影甘懇目◎ ■

31rヨ(金、西がら回復

索副1 空び)冥 、レ暖湿『のため明

トサ 」●ゴ〔,静1劃県掛』1「4時37Ln【Bσ)

激 ・●秋雨FI 〕Lが南岸沖キ車

荘このため両が 犬侃圃復’ 州西

岸や山陰からご欠第に J)

天気図(2001年8月)

付3-44

Page 150: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

17494 ’~気象”45 11 91)(11年ll月 ゐ495

No 550 坂井 一一樹

2001年9月

関東に台風上陸

・上旬に台風2つ 台風第b乃は

関東へ上陸.台風第16号は1陣

付赴をL〔旧全η¥走.

・台湾rJ台,風第田号の疑響て詫

 幹1名,行力不明者9名 外亀・東海から九州 「がけて太平蒔側

 は中句頃㌧潮位が局い状能続

・中句にアメリカで同時多発手ロ.

 5千人を超える膨大な死翰者. (天気図や資料は速報値てす)

1団〔土)八丈島 雨

』ヒ海道〕東のLから{申びるFカ・目本

の南1停滞.この影響で八丈島世∫

先な 』妻一~か噸り明1ナ方に涛問

1、4mmの非帽「1融しい●.その1也は

はば①.鵡度此く爽やかな 「『

2日r日)種子島・屋久島で大111

Fが稟ノナ’い・ qI口甘11へ伸び弄

」のため種f盈 屋久島で大●1r寺

屋久島て1けhn[n,1s時樽ヂ而、巴5m田σ エ’ 旦な● 全 司的に気温上

がらず、西]本でも馳℃以ト

3日「月1夏団 途切れる北『本ヒよ移期H 覆われ(D.そグ)他

は南,羊ぴ)停滞Fσ…レ響で◎や●.有二7晦

・机1西日衣,午後は束日本で●名古

庁 京都など東 西日本の,所々で.

max’〔り下~なる.

11日伏)台風上陸台砺号は動寺が遅く伊豆半戸でかす

め関更へ 1931唄鎌會巾f・1近に上1墜、

閏東に最”に1陸 たのは12年ぶ

り昼田に都心な通迫 、更京で最大

瞬問風史顎 lm!キ観測.

4日(火)富士山 初雪Lが「司東の南を粟∫地冷気[乎び込み,

盲士山で夕万雪平ヰ1m日早い初

 関東から素「Lは冷たい●西 「本

や北短道はΦ.幅滞F 。/響で鹿、L島

馬触界島19時77mm.

9臼(口)口本海側昇温台15弓二り接  伴い〔本悔伺はフ

 ーノ新潟県三条舗.1℃rつ1也,岐阜

県高lllで34 4℃と9月とL[Fは観測

兇1一号立関東から捉伊半島は台風

 外側の去で断概的な●、

1(旧(月)ゆっくり北上

 )の台風 動 力近い台応号は

強 .塾力を保ったまま時速mkm前

後て北卜関束は台風ザ外側の雨実

で砺木県日光や埼玉L秩父で,降り

始めから51”lmmを超、ぐ る1而景.

5日(水)雨と秋晴れ

秋1]F/ jきプLH1南1『二は一日● 位r

は九州北部もOr長崎髪r、位世保で

22時62mm,2呂時bLlmm北からHに覆われた∫畿かジ ヒ悔道は秋の空

気澄んで過ごし易い 一目.

8日(土)台風 動き止る

台ll石1ま押曲付近でほとんとト,滞

台風/卜俸の活発な祠_㌔断航田に沖

縄付近の島にかかる 那覇で1飯κ

瞬間風速417m〆Sを観刑11名占 屋や

大阪は口中 、】て認℃ 起へ∂.

6日(木)台風笥L6号

,駐に「デ占烏け左〔∫  秋臣「』Fレよ

rl・国・四国ま 1申び,台10号の影響を

’呪け活動活発化土佐 水や宿毛で

rrr川氾濫台15号〔南鳥島fl近にあ 〕て発達しながら北上

7日(金)台風第lbけ 沖縄へ

台正6号は沖縄の西から東へ.動き遅

く潤・縄本廓 奨風雨続く.那禰で茸ξ

大瞬問風避=14[m/s.秋南Fカ・刺t激

され.午前中は四国中・「、一に西口本で,

午後は東・北目本で大●

12日〔、ずぐ久米島 579mm

台博「、び ド響で『縄でi三大● ス米

、昇のlr] I量57昌mmと観ご1凹走Ll

位5時には久米∬,で最人描間風速

調.呂m、匁台風一過ヴ勲1(はmax

32.G℃とL週問ぶりの真皇目

13目〔木)久米島で1,000mm

台L6卜 影響で久米島は聞 り出しか

らの巾 1,DI)Ommを超‘ろ一畑沖

1こL,本月南岸に歓雨Fて≦』園的1 く1

ず つき模様 瞑鳳の利根ヌ11では水位

がげ  洪水注意報解除.

M日(金)太平洋側で大旧II

陰からF南丁これに向  『『南

ヵ・ら防湿臨入る 西日本の太十洋側

e■ 月rナ方iこ1萬釘1弐き宮崎『〔1晦間

50mm 超オ 」卜常←・傲しい●、目

中も徳島同知で激 、い●続弘

15日〔上)秋雨前線 活発化

秋r・rは日峯毎からゆ くり南下 F上にはr/’あ・フて束北沿岸へ.全国

的に◎や● 中国砲万は時間附皿mを超舜ろ激しい●.関東以西は:勧℃前

後て湿度も高く蒸L暑い.

L6口(日)奉し暑 ・関東

西東r本はΦ関喰は弓 き紅 濤温

持㎡,侮‘霜L 3℃,干都山引2℃と真

夏F  紅京の日lll)湿,変1よ彩〕70%と

弛」暑1,・.与那LI島、二7 島は台L5

りの影響で大荒才L.

L7目(月)高松でススキ

高松で平ケ比L口遅・ススキ門花.

ク古屋や』取o・-,はヤ  ギ「井1花

国日から辻司れ いた秋の便h/~届

く 大陸のHに1翼われ西 東口本

はΦ.北紐芭はCF通過て●

18日 l火〉厳しい残暑

Hに宙われ西 束日本 (D 界温1、て

R月卜旬の暑器岐. 隼治見で33.3℃.北海芭‡CF通越で午 lr

巾●.ll424頃.閏れぐ地震,丁葉県 著

諦と神祭川県虫邦で呼

19日(水〕大雪山で初雪

大F」イII 系里岳か 勿雪び)健り秋rF■)影響 e」ヒ日本や」L陣;よ丁南』q」弓『

々で■ その他は目本侮の移勧HP『

胃臼れΦ.大「仮3Z 〔R 名占屋al.b℃

でカラッとし.ノこ暑さ

27口 木)曲泌ら下り坂

台19写 の束にγ群な申■仲繍1よ朝

から強●ノし州や四国O疋十『ト側’

次夢 ●氣 北日衣は人咋o「ヨ本海f 』はEi南下 夜になると次窮に■

 「難り出 ψ

  メ、幽艶 覆、

雛i

,塞工2D口(木)台風ギ17号

台17 ’は八丈島付迩葛酢て関虹の

更海Lへ、3時唄に暴風域に入・〕た

八丈島で版大瞬賜風速411mノ台風・ 〕還・1ヒ面道や西H4・は①.旭

I Pら初冠 ら曳 1史7

21口(金)寒気 通過

コLl毎遣ヒ∠警を初冬並の舞≡乱力通過.

}1尻1 』や羊晦II で平年比II日早い初

誼一輪島上空「1卿1加もIl℃:ヒでト

かり白、馬岳で初雪 閨東は冷●で,束

京2L.7℃と10ず目匹1】旬〔7)ス覧F屋

麗目(土)冬の便りも

上空レこ強』興気流入し全国的に冷え

込み,前日比「、田℃も低い寒 。朝

盛岡m  噛レ前日朝より11℃低く r 甲 函飾てづよ平i 士t25日早》・朽フ

霜扁士山や妙高山で初冠雪

23一(日)放射冷却

上空の寒気は残り,朝の気温は袋国

的に前目 上りさらにトがる.関東か

ら内て面nl3℃月1儀と即月下匂)気

温 1知欠や帯広,軒井沢ては初霜観

測 目中は冤温上がる.

24円L『I 軽井沢 初氷〔〕ザ Fで冷  んで平年比野目早

 卜1∫ト響目Iフ  蝦呈、早い記録FII

 )1し粧道「ヒ台虹一)杉響で寛1=沖

♂f .貼 k  I曳、L昇し関蓑か

レ〕 虫はL5じ上の曳日

25口(火)沖縄て雨

勅きの遅1’・台19号〔〆湯堵 ,10時に

那覇55‘【IHL,糸数4:垂Hl【ILの, 需1激し

い● 秋雨Fl 日本,り・らH啄晦≧南

 日本海側かレト窩は● 太L』rll1

}よk[) 曳 さ やゐな 場べ㌧

26日(水)午前中雨午後晴ヲ、ス曳「司 ヒて1肖  こ1次 刊Fσ一戸ウπ紅.匿,

から北陸を面愚このた 、些わはrlを晦側をL、・Lに●調r,県粟,告て

7仁1鳳mr7〕強●・ 倭」各抽D先

島諸島は台風θ 湿闇 .●

28日ぐ金)2つの前砿

秋1調1・η・東西 ヨ 隼 倖1卜  の影響

て 前中●虫た のFrーすく 北

コヒウ・レイ匠IIひ  〔F」U過 彩ry よ通晒 I

ゲq I田mm⇒激 い● 西口本

日本ll臣Ot Iは聖前かレ・Jン

29日( 1二I 北・東日本寒い

寒気残)北海直一・ら関夷は気温低

め山1粛 』でma瓦 )一G℃レ ll刀1ド

旬り気β西 ヨ本目 脳ぐ昇馳叶仁

3u3c「_貞頁H 1胤った長1凪一 尋

『、l  Uや紀fノ判∫中郡は ●

30日(一1雨域 関束へ杁1πFの北ド西日卜丁、●は 娼痕へ

韓1の内F概聖一1い種1 、

ナ開40”1m

を廷 鼠1● 内東U枳よidII

「切y月比㌧娠温O lrl,札幌は

m 21 7てC,1ほ“年並

2001年・

9〆2

9,幅σ、一一L9

翌〆26

9!り9ノ.け

秋の便り訊スその開花I

1京

乎年比 昨年比

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5早  1遅10早  2早

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15早  l I早  ’遅[6早  27

 1H  9早7産

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天気図(2001年9月)

付3-45

Page 151: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

17542 “気象”4512

ND 55L 坂井 一樹

2001年10月太平洋側で大雨

・月初め,紀伊半島や四国で人巾

台風並みグ11量と強風を観羽1

・田[1,匡鷲で朝の8時間に5DOr田n赴』るr1 東早も田月の日r『1旦として『1、t第2位Lの皆己婁

.西日本の太平拝側や1中縄付辿Lは

 異常潮立続き,高潮の被害

・811,毘シ吻尉“水にツル葭茄 19鮒年に次ぐ〒 い記録、

 (天気図や資料は速報値です)

,郎a 詩一イ論昌1話L∬雲一 ず』一 円月2日脚

1日(月)三重で大雨被害

L東蓮1こf†い全国的に●.二重では先

月29 ヨか ’ 〕而ゴしt4[lllm【nIII礎11県

内では土妙崩れのため3地域5701り∫

帯が孤立JR新勢線も運転見脅わナ音竃道兇も速度現制

.野

2日(火)静岡 真夏日

幽高申低の気、監配  等,上線込みあ

1.・函館で最大麟間風速298m隠.ま

だ暖かい塑気は目本付近に残ワ,東

ヨ本の太平洋側は北からの山越え

アエーンで昇温 静岡milx3[1.9℃.

 1

 

♪、

-〆

一一1

3ロ(水)立山 冬支度

氷占トまで命え込んた立山で務ホ

冬ごもりσ)作業、始まる 北海道は

発匙L’二Lの ’響 で●.北見峠つ三国

峠は雪で交通障害関東から西は乾

燥1東京最少湿、焚23%

8日1月)九州で大而

台20号が父島の曲を北上 ノ 七島は

台風の雨云  ・かりIOOm職肛い●

九州の太牲τ側海・レ 』湿・ρた風が

吹きつけ宮崎県H南も日雨員ieOmm赴』る、関東は冷ノ.い●

9日(火)根室で紅葉

{fマモミジ紅葉 1η三年ヒり、目与Lく

Ψ埴. に加号は匹時に慢博「)更で

品L化翻岡1目石廊崎で最大瞬間風

速27’m/画からP IのL近‘ぎ凱庇

傾1皇ノ急1よっプ  め

m日(水)尾鷲 大雨

日本晦←L.二れから伸びるFが本1』1 iを束進.明け方四国で大●朝になる

と,紀伊半島南部に移る F市県尾鷲でS時田2mm猛列な●.卿一も口而量i36【nmを闘己録

7「-

U日〔木)東日本 大気回復四口から「廻東に大●キ降らせたLlよ

関東の史、 東目本グ天気も回復し

関東以西と東北日本毎側はΦ.各地

で日中肝℃前後まゲ昇温口本海の寒冷Lの影響で;1ヒ加幻直1よ●

16日〔火)宮埼県で大函の被害

台21号か 燈罷流カヘリ,秋南卜)

活動か盾発化 宮蜷鼻青島の日雨量

529mm叶D月の新」]録. 司県北涌町

では河川か氾濫1.床上 床下漫水.閲

束や北侮道は日中¢.

17日〔水)高潮の被害

異常潮位が続・ている幽日本で,台

、臥の影響ら加わり高潮の破害.厳島

神社で 部床上浸水.台阻号は九州

の南な束住名醐の最大瞬間風速45.2【5はle月の覇記録.

18日(木)台風21号 南岸通過

台7号は目本の南を東進し,東海や

関東は● 八丈島では5~呂時に

回8mm1530セr八丈島イ岐大瞬間風

庄澱5m,一「s そ/旭はΦ ~甲出山で

平一1 kり2日遅い初冠雪

19日(金)北目本 冷え込む

購日本を中心に寒気流入.全閥的に

朝からΦて放射冷却 控え込む北海適では平野部でも水点下 目中才

北「1本で平年よ『どて前後低くなる

が,西・東日本は平年並に

〆復./z !ぢ  〆・ 「

         雛

          I い』ρ‘

= o月2旧9噂

24臼1水,東北も秋色に染まる

福自、でイチ]ウ時彙,平1ヒ日日早

く衣州 「署じは鮫列.西憂口本は

大陸がらのH 潭)れ精尺北日紅は雲 塾 学;い●が降_ 帯』湘,

カ」.丁浩奪 ,室一間近ア

25目(木)旭川で初雪

北lr本 初消け肝rれ1しξ,1トII申は

北1毎百P・ら北陸1- rて■ 北見r1

差  旭川[‘ 士占ノ〕才『 人こ「洋側1は朝か

らコ) ]・rlは硝 南邪つ』しHて1}

てζ超 ,ぽほ平年並.

26日(金1北海道 冷え込む」1晦、巳)mmは「はとノ〆の所で氷

  卜室一,幌やf蘭で初霜,函館や倶知

宏な は菅  日rセは全「司的ドΦて

閏 勲酉は21』レ ・おCと過ご 湯い気候/L月  1ノ、「かノ)

27日(上)紅葉 関東山沿いへ

幣1葉は1装1中)山沿い1,㈹Om前観

南トし冒光㍉.・ろは坂uで見 頁 近畿

の 甲』 1なども色づき始める.日餐

1,、肛は/口的ドT Lの労近に伴い

ノ1.月・はr久癌に隻η、虫が■

20m年12月17543

ζ瘍〆り諮~_二運髪     一      1、6〆

プ』

4日 l木〕畷湿流 入る目本灘西部に低気厘が声って,虜が

ら暖湿流入る.三重}卿浜では9-

H時に解mHLの強● 昨年よUO口早く汀~県鵠吐湖をこ白戸飛来、マリフ「

づ諸島迩海で台2e号発工

  ’醒  :従.

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o月5日9時

5口(金)彦1線通過

ロ本海 耳.東倖. 北海、豊 Fの雲ウヒま 養列!,,7』睡邑午前中は束日本,午

後は北目本【● Fに近い北海迫では

時強●も.西目本は福岡など日本

海側カノ次第Lq)

〃イ1一 一≠♂’

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副聡},婿郵γ1

6日〔上)まずまずの連休初日

しは北海苞7)褻’ ノ 寧から乾いた

移動H接証 皇司的に人,桶)たか,北

11本の一部で◎や0関束から凸は夏irで,高知器、【1℃ 関東の2,t)il 〕m

級のIIIで紅葉始まる.

7日〔口)近畿から雨

全[内に稗動Hl覆われ『 前中

i+q).たた南の杁甫Fの影響で関東か

 一liび)太ヨ乙拝伊匹よ1失第『こ◎.辛 伊半

島南郭、は午筏になって●降リ出

す.気温は全圓的に半年並、

r

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蒙纂ヨ犠葬葎塗,漏・1鐘襲12日(金I太平庄側 晴れる

目本毎に婁苫LL 動き遅  』ヒ海道や

ロト海側1)や●北海道南部や東部レ朝の内やや強い●太平洋側は

乾燥。、た空気1癒ナ1込琳Φ.2賢を

超え,カラッとE た暑し

13日(⊥)北日本 冷たい雨

北U本o)上窒 501}【H付近に一2[℃

σ’寒気が流れ込み,日本海側はしぐ

れo 関東 ㌧西1大摩から張り出

すHσ)影響1マ5朝ハら青唄.各地とも

昇温し、東京{15、島なル夏日

14日(日)北海道と沖縄で雨

北海道は西高東低の 時げま冬刑

北部やオホーッ7侮側を童しに、ず

ついた天ハ 沖縄をよFの彰響  ◎

や●更北から九州は行楽日和.中諏丁〔午イ麦薄婁F か、るカ㌔●トよなし、、

15日(月〕中部L1西 冷ノ込む

スτ な移勃Hド潭わマr放身1冷却強r皇

 西日本中Lに冷え込む.平年より

6臼,昨年より4口共に早く陰本で

初霜 全国的1・秋Φ、ロ中は昇温[鰻

本2日 5℃,福1岡Z7.5C.

一一幽辱一1

、、な、…_ヱ

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〆『 l  l/〆[

20日(土)長野 初霜

長賢はmin3.2〔まで Fがn初霜警醒や松匡も今季初めてloC~卜回る.『1的に大きな移勅Hに澄われ

Φ、日中の気温は平{卜並.静岡県楓野

市で人⊥ スキー場オープン

O月21日9町

2L目(日〕雨域はゆ一)くり東へ

大きな移動Hは東へ 九州で目 I日から降り出しノ、●底はケ万には近畿へ

杜、カ㌔る.屋矢島て■]雨量亘OUmmを鰹

え7東・北目準r『 前中①たが,午

後は次粥に雲多くなる.

22日(月)時代祭り雨で姐期

L含む気FFグ〕谷が近づき雨域は〕,ノ虫

に東北ま〔仏がる 5〔都も朝力蓬レ●

  痔代祭りが2u年ぶりr延朔.関東

甲rは昼過ぎから●.瀧 島県加壁

田 、lj時41mlnの激しい●.

23日(火)東京 夏目Lき士目本レ)東’\ 天気きよ山力・ら1日Ifr

曳京m猟Z,.〔1℃と11)日ぶりの夏目

鹿児島で字+,犀4い口に・  史1

の●は北海道へ移Ψ東北北部(、噺

時闘1・・15H旧1σ、)強■.

28口(日)全国♂」に雨

L,う目本御沿岸を有筐し,内が野■

九トi〕●は午前巾←一東口不へ広ρ

、伊阻縣南牛田では4時bgmmの

非「肴L激’L●北  目  IIげDL・

「さ 久戸に●レ潤 り出 r

30目(火)札幌 初氷

平年よ14目「1悔で1 。Lり目日月哩い初水恨 上初相 1【皇国的 丁

たか,Hのr1Lが.七へ編、て才 〕,関

東は 比兼r1冷たい風が吹いて◎ 沖

縄』H 織で◎.

29日(月〕気汗σ)谷 残る

T、やFは衷へ抜け, ゆ上空)凧十)

谷が残,争匡的にΦるものの雲多

め 関渠〔1艮  』部を中しにO

干彙、1、船橋㌦ 口月_mm 敷一

い●相根  嬬L「丑民1アm皿.

31日(水〕洗濯口和

北海直,ウ・らハ州は移動Hに覆われ,

束北r㌔H仁海欄や新で雲力劉1邑

は友俳D双温も垂■円か少し向ノ

関組ノ凸は鋤 4て. εご 易い丑

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脊むr.イタ計ウ出

天気図(2001年10月)

付3-46

Page 152: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

1『59θ い気象”萄・し

吋し・に駈可Dcn1^超ヒ 1μ甲b ∫ぽ日1,声目瞳宇イ.P靖ノに小葎日   1 寒イ、

 rLへL,卜川L『K“∫一㌧・肴1号によリフ・ lピン t多数♪L茜・行与不明  :~トビ.

(天気図や資岩は速報値です)

1「1〔木1北レ南かド)雨

Hぱ11裏・)虫へ「角し【占L{卜海を

F暫ド上たノ=} ,メ1 「占』か 、・ウ11

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2002年1月 1ア591

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天気図(2001年U月)

付3 47

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176、38 “気象”46 2 ⑳D2年2月 1ア639

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2001年12月北海道 低温

・今月の;ヒ侮道は,日中の気潟か、

ほば毎 I平年を下回る低猛・網疋で観側以来取七早い匹 L/k初

 日 北風う日が多いのご海水温 か平;年よりし℃{fL1、・ことが7■琶

・第姶双観測隊ご乗幽 rしらせ」

 が,3日に景川を曳航.

・中句,三 ロリバ南可に寒気屑

座るギリンヤや1ルコ で暴風.

 (天気図や資料は速報値です)

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12月2日9晴

3目1月)宮古 初雪’

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1よ甚,東」ヒ pら1月』‘よ鯉r桑●『〔

諦憩.関東と東海ではΦ

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2日(日、日本海側でも青空

Lか三陸沖へ抜け目本海汀暇 旦犬

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まてしく・重r.紅葉は東団本の麓吏で

笛.2201頃,一宮威県占 月1市㌦Vオ旨

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4日〔火〉関東 久、ぶりの陶

本川17》南一をL東』= ノ角日本はノ

内,東口本は旨頃に・けて久々の●

関栗は約3週間ぷりの●τ千葉12.5m  榛名Irで平年よ『』ユ目 I

い初冠店北日本は全般にQ鼻.

1口1 上)北海道で大雪

北海邑1 ∠、.31Klmに一33℃の異風

,,弔入北海とは置、 日愚 人丁の㌶囲

 卑祁かト?1]陸へ樗〒『田1の冒」

は,上川+卜,白威予府b翫UL.亨1 幌

21cm.太「洋側はα)て乾燥

5日1水)再び低気圧Ll∫r・中声 ヨ国中をLプ’・東、匡Φはへじ‘紐

道σ)血平『羊ll I~L通過↑麦‘’,ノ1州・『中

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も.瞠レ「己耳もてカエラ=f[蘂 約2カ・月『C

鮫南覇に到達

 〆岬!

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6日(木)全国的に巾・雪

南岸しは関東凍へ抜けるが日五海にL残る.{ 「コ的に震に覆わわ 北日

本をrll心に冷たい●や融 福島では

ド年より8口産い初夢更海かリ西は午隆から①れ間が覗く

       にいセ[フ7日(金)寒い「大雪」

冬マ 駈り寒強襲釆 q片に荘 」

空約5,ひoσmは 妃侶 屓本侮側は』ヒ1をを覧に  『蔭曽,西で● 熊、本と融

原で初氷.太平1竿側はΦるが,日中の

無醍は低く寒㌧ 口

(1~ン払疏

11日(火)北海道 大雪続く

寒気居嘩り北海走の口本海側を中心

に⑭ 新千歳空庖劇97靖残測以来最高の橿雷51C肛除雪が間に台わ

ずほぼ 口閉鐘更 貫で初氷.ノ【平洋

側は.Φて日中セよ10 13℃.

8日(土)北海道積31m以⊥

寒気のビーグは過ぎた 北「]本 日

本侮閲的21 噂債名 ■知支后爪築鱒

内llドmヱ森県酢㌔、易即8cm金’1し

余ヱ実で神』水 姫匠各で切霜 太∫「『芋側猛ま

平年並の 温rl1梨県[野泉町v弱.

9日「日)季節風強まる」ヒ団本十し后7ヌー型 」ヒ 氏日#臣よ季節

風強く 口本紐:n』、E  受 喪    oのf山

台25、7mたの最人団舜間風運関藁も

iF均7閣一 肘優て芙い ].1)5鱒頃.

鹿児,職7、閣一用寸V強,名瀬 fIV明

10目(月、1札幌降雪56cm

北 「木口入侮側は的系一き,札幌で口

』1?mの降雪でし2,FIのL Uでの股大

降雪量を。己録.申北や閏頃では冷え

入み,IIII台mln [〕7℃と初の冬日、

TT都’訂も一l c埴下がる

毘目(水)雪は小止みに

、FL海娘7)卸は山1 ヴ越え  守前1舶駒

の所も次第「1・1復西口軒朝IF』冷

え込み,岡山、山口などひ一初稲初

氷,大阪も平年よつ13目遅い初霜 東

北雨部か 九州は〔D.

13日(木主国的に雨口本海’躯月 レつ荊1ギをLか弊幸し

がら顎進西日本の●は午後1⊥上.u

カ~東日本1よ’F併本毒り砕こ.南隔借v・

で畑く御前崎U7時31 5mmの激し.

し、● すL毎5直疏}●}よ夜きこ1よ⑳.

M日(金)瀬戸内でも初雪

北灘道のト空5,け1漸【ロで一脚℃りr

の集県団力瀧入.松江や,駐取ノ ロ

本海側、レ広島,字和島など瀬戸内で

も初当季節歴も強く痛河で35.9m!s

び)突風中京最小廿阿田%

15日(土)1信越 大雪東北南部疲卜[械の山沿いを中心に

大ロ∫P~劃時ウ)降当量は福島県桧

岐岐!】9・m,群置県藤原65cm.IIIl台も

15時1翫.mの磧貿.風も強く,秋田

3D.呂m〆sσ)岐大瞬間風連

戸ガ、一  』  F

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12月19日9噂

19日(水)積雪200cm

弱いぼがレ1北日本 中心に冬型;1ヒ1」本び)国本海但嚇,⑯,!ヒ器中1よ● 程

雪は山形県肘折で4時2」(lcm.2塒

青蘇県酢ヶ湯183cm,青森72cmなど 太平汗側はΦて,空気乾燥.

16日(日)関東 冷え込む

東京mi祀 肌横浜て鮎水曲日本4命え込み強く,広島伽岡鹿児島

で初焔初起F ワはmln-U1℃で初の冬口 士箔』峙を越ハ たヂ北rI

本のn木海側は“己品

20日(木)ダイヤモノドダ¶卜

北晦道は強い冷え込み.士勝支rr陸

汚費よ一23.9℃ま『〔 「カ 1ダィ ヤ「モノ

1『ダス1 を観、測.口中も平↑に、属い

ず磁しv窪さ.東 西日本は穏やかに

Φれて, 暖かい 日

17日(月〕西日本 天気崩れる

ノLl lにL』[♪く 九州や四「1{は目}1

冷たい● 帝口本も’「1蓋◎  ・,Lが

南へ離れ 由り,煮1F洋側は、崩れな

し1」海直1』本海型』や東」ヒは憩1L

海道7〕太平に側はo

18日’火)津波注窟、報 発表

13り2頃,与那国島班海でM73の旭[宮占・八市 1地方に津彼1這茸報.

与那臨伝1-U~最入10cmの第 直観

測、冬ヲE戻『; 口本海側斡,虻1z洋側

Φ沖魂はFの影響て●.

21日’金)東京 初雪

II∫陰沖と四国沖にL発牛 凸日本や

東侮は朝から●」←に束へ進み東日

本の太平洋例でも昼噴から曽や■.

関末4、齢で薫篶よ半年より【r,甲

冊は4日共に早い初』

飽目(土)北陸 大荒れ

Lは_陸ぞ中’ 等』王線が髭み,各地7ぐ

強い季節風荒れる 相川や酒田,羽咋

など東北から北陸で17m〆s嗣後わ突

風金訳は 2q~m、冠の最大瞬間凪速

を 記録 神Fコ 長崎初 ゴ

23一(目)明け万冷え込む

Lか東へ去り冬型拶♂ 宇国的に放

身1冷却強まり明け力冷.し込む.札幌

 Lqr{ 虻阪1.6℃など許 い空

気に覆われ,日中グ)気温もり四的に

マ称r以下 和歌山で初雪

24口(月I札隈 真冬一解滴

北口本 厚1よ 江ゴ切れるIL目仁」気1濡1前「1比㌧  、ICに青

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十洋101は穏べ な晴ア

25口(火)西日本.友荒れ11

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 斤   l琶へ突風閲乗も’iズに

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26U〔水)明‘1『方強い風

幽口 輯 大荒れの丁 をもたら こ

穽冷Lは関頂の東へ明け方頃、鍵托与93m、・一s, 「光一  〕m、s 昌大瞬I l風逮 松1は直径mmmの降1、 熊本

ては単甘、け〕・1目犀い初一

27目1木)網走 流氷初日

串年より賜目甲く観測開始L来,最

同日本{・1辿は弱い冬刊寒穿 関γ

原を抜け,西風で房総沖まで吼七 込

む 4の寒鳳の影響で干底恥賄山て

平甘より園「i早い初雪.

28日(金)強い冬型

北海已1 亦5、1的 ㌧40uての賀鳳 日本毎}艀鈷の要はκ嘩か

ー,、・や離れたひ,日本ト、江には書雲

㌦r月ア野雅 川一 5cu1越のll間

部は1二〇㌔30Clnず /II二り 等1

29日(⊥ノ束の間の晴れ

本州11近は移動Hに覆才穿1,北1 φ

れ北の11木1毎側 も訂空IIIる 金沢

卜ma幻O bC  へ  ∫一日 タガ以降「出「1木lfEL  幣[ ,,北陣1翠一

1「暗風・、漁温 警報発表

30目(日!強い寒気

Lは発漉L.ながら,日中、い』ノ.1∫に

か1⊂,北海道を通過 北目雇やr陸

は 雪で,風㌧強1る 杜比で捻段尺

樋問脚,達」】m!sと丘った他 1柑HLS

ゆ招えた地、も多数.

31日〔月〉太平洋側はすっき1清

凸からH ,梅動L.,西 束日本を岡

う束京m吼.9℃ンμ』F段1束や 一[、州

沖縄で今冬  番の冷才込み.「珀乗力・

ろ酉 り†平汀側はすrキ陀 Φ 亀f

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天気図(2001年12月)

付3 48

Page 154: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

17()86 凪気象4菊 3 20腿年3月17687

温し,樹氷が、崩れ始』める.

・尾鷲で2且日に大爾.225.5mm と1月として観測史上2位

・トルコでは月初めに15年ぶりの

大雪

・ウラノオストクも5日大雪の外電 [日で2か月分0)雪と,

 (天気図や資料は速報値です)

1日(火)関東や束北は暖か目本海Lに南から1暖気直入、関東や

東北の太下洋側で日中昇温.東庫

max艮.3℃,仙台田.2℃.3月中から

下旬の陽気.午後にはLが東北北部

を通過しCFが本州を南下.

2目〔水)鹿.児島  初雪

Lか北海道の東へ抜け,日へ1近は

冬型の気1L配置.口本海の上空約

5、0011mに一招℃の寒気.太平津側に

も寒気柊流の筋状の雲がみられ千葉

や大阪,鹿児島などで初一■

3口〔木)名古屋 積雪17cm

冬型か祝く名占屋は前日から.札当

となり臼時の漬雪17c田、1月みして

は観測史上~付の記録.目本海から

関ヶ,原を抜ける雪霊が原因、東凪

minO.4てと冷え込む

レ/メー!

4日(金)関東南部 冬一

関東は風弱く,放射冷却侮良され,冷

え込’東京miro.:梶,千蘂一〇.8℃

と今季初の冬日 日中東京は平年並

の12℃まて上がる石垣島て半年比

n日早くヒカンザクラ開花.

5目(土)冬型へ

Lが秋田沖から三睦沖にかけて数珠

繋ぎ.午後には日本の東へ按けて冬

型の気圧配置.夜には本田上窒約

5,0DQmに 切℃の寒気.目本侮側で

人ゴ暴風.柑川で33.2m鳶.

6日(日)大阪 山火事鎮火阪府岬町て発生した山火111よ1)930頃

に鎮此湿度?0%台と空気乾燥六一

つの原囚.新潟県の山沿いで前24時

間に2U・一30⊂mの柏雪寒気は東へ抜

け大雪も峠を越える.

7日「月)天気 崩れる

午前はHに覆桝1関東や東ゴ1パ命え

込み盛岡ml【1 10.2C、目中は日本

海にLが入DCFが本州を横断 昼

前ゲ九州で●降り出す、関東は日

中団)れたが,夜には■に.

9一(水)北陸も雪に

前日●, ,た北陸も建9.オホ ツク

海でL発達し目本付近の等圧線の間

隔は狭まる 全国的に西風が強重り

[本紐側は所々で吹雪田ヶ原など

東海も時問5cm前後の積雪.

10日(木)西から冬型緩む

Ll士オホーツク海で発達し,北菌}道

には寒東流入.束北南部から九州 沖

寵にかけてHに覆才}れ風弱まる.関

東は13℃前後まで昇温 水戸で平年

比23日早くツパキ開花、

11目(金)北海道に寒気

北語道の上空約5,1)1)1}mには 幡℃

の寒気流入しqeとなるが,格疏は長

統きせず降雪量 少なめ東北や北陸はミゾレや●.閏東以西は昇温 横

浜博、6 Cと4月上旬なみ

8目〔火)北海道東部 大雪日本海に1、 西から寒気流ノ、 ,II 陰

では朝から船.北睦や東北の日本亜

側貼●後憩帯広など北海道東部も

明け方から葡で,昼前までに積雪

50cm増 太平洋側は大体Φ.

12日(上)北海道は平年並

西 東団本は綿動Hに覆われ穏やか

な天ハ鹿児島皿力xL『9℃,福岡16.4℃

と4月1 旬の暖かし北口本は◎や

趙套気抜けず札幌max 0 4Cで平年並の寒い一臥

一丁7

し3目(目)菜の化 開花

北海道の日ホ海側㌦蔚 九州函部で

●の池は大rホΦ朝)冷 込み弱く

東京7、6 C.日中も東北南部から九州

て 一4月の陽気鹿児島で平年よ.

つ1か月早く莱の花開花

M日(月)穏やかな成人の日

移動Hがホ,ltけ近を潰う.北海道か

ら哲畿は風弱く穏や,がな晴天.北日

本は平年並り寒さ,東西同本は3月

中旬から4月 巳旬の暖力 ・ 石垣島

はmax25.3 Cと今季初更目

15日(火)一春の花 咲く

全国的に暖かな一一東北でも願でiよな(●.那覇max2,‘.呂℃でヒカノ

ザ7ラ開花.東京m腿18.1℃で平年

比14日早くウメが開花.水戸では平

年比認口早くスイセンが開蒋

響纏雛羅概湘城!ゴ       1

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編瀦巡纏衿 一  

         〇、 ’   7に1望 一、7ド  ▽誕猟零

19日(土)岩木山で雪崩

前日人封とプ た青森県岩木 llで雪

崩発十北海道でピ夢,九州の 部で●

の他はΦ.風は弱いが令国的に穿い

一円.関東は口中8℃前後.Oても田C

に届かず寒い 口.

16口(水)雨で気温高め

日本列島を挟むようにLが一本海レ

太平洋沖を東進西口4・は朝から●,

東月本も午後降 出す 日本付近に

は暖気刀・流入L巣・西」本は4月の

気置.岐阜・長野で雪崩

17口(木)流氷接岸初日

網走で流氷接岸初日、昨年永の流氷

初日から2L日目.昨年比9日遅く,平

年比ユ5日早い.日本の南にF帯残る.

日本海側1よ鐙.太半洋側は天気回復

するが関東は●後◎.

18日(金)弱い冬型

オホーック海にLがあるものの日本

付近は弱い冬型北目本には寒気が

流れ込み,留明支庁幌陳で明け力か

ら⑳で40cmの降雪 、大陸からまと

ま フた雲か近  九州では●に

2〔)目(目)氷点下31)℃

Φて放射冷却強まる 上川r[丹別

一斜 9℃,旭川 ZI.昌℃まて下がろ

北 東日木は移動Hに覆hれΦ 福詐

1よ3月下旬¢〕mlxl2、9て、 ノ【,月廿よ昼

から,中国四同,夜は●.

21口1月)東面・関東で荒れる

菓海は朝から●止午過ぎ突夙,豊僑

わ等で民家跡棟の屋根瓦が癌びビ

ニーレ、ウス33棟{到壊.成田空港で

は引等厨のため着陸見台わせ,飛行

機は羽田や関西空1巷へ

22口(火)人浦海岸にグジラ

カ「1感覚を失 たク ー7記薩摩』惇島

人蒲海岸へ拍ち上げられる.強風と

高波で救出作業遅れる、西日本に寒

気流人中口山地で大雪.広島県高野

は器時間 、積雪巳テm増

〆 『

23日(水)室戸岬 初雪

西日本は引き続キ輿く晃戸岬で』ド年

比15日凝い初雪東北目本にも寒気

が流人し平年並)双潟北倖や萸北

の■も㊧に夏わる 石川県鳥越は訓

時間で積雪4牝mの増.

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丁一一丁   、   、     警

24口(木1関東は穏やか北目本を中 1’,Lに冬型窯蔑.の人n貼

北陸かり栗北’日本匙側は績宙を1†った所も よ車[倶1はΦ男束は日

中m-11℃、ヒ平ヰより少レ高㌧μ⊃鵬頃,℃取県目u町な ビでト㌧

25目(金)南西諸島 雨

四から冬津緩 太平洋側は穏やかな

晴大.II ∫▲ i畿北部は●北陸 う

北は茜.タ方以降に●や∈9の廊囲 減

少南酉諸島は●で与那国島は 向

量100-nn1を起える

26日(土)東シナ海に低気圧

九州申部にL近づく 鹿児島県屋久

島イビ巾量131mm 西ヨ本は日

中●,東日本も夜は●や奪に 関束は

口中7℃前後と気温がヒがらず夕、与

力・ら●7‘ 時ミゾレ

27日(日)強雨域 束日本へ

Lの東進に伴い,強雨域も東へ 7時

に干葉県嶋, Il42mm,同県勝藷39mm

と関束沿岸部でまとまる.9時の債

一は栃木県口光蔦mm,前橋ILcm.

石巻で最大瞬間風速35.2m!5、

28日1月)爆弾低気圧

本州 )弱岸  亘巨亘匡_たLl士,更に発

蔚し.なが「北L 東北北部は大雪岩

手県葛巷て9時までの24瞬 司に

92cm,同、r、二、口て73cmの甘雪楓室

『庵最大瞬問鼠郵6.Om、’

29日(火〕西n本 冷え込む東北上エ,lli闘lmを一媚℃ 窒気通

過.讐月東力・らU』陰も 3n℃2寒‘ミい

包まね  亟寄リワ)風が1へ 西日本

を中、しに冷瓦込む 取1.9℃,松一.

3.呂℃と最高気温ヒカ 」ず.

3〔)日〔水)放射冷却

討本付近は弊_線の間隔力i l冬

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洋側を中、し1『謄射冷却強まる 甲府

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31口(木)日中も寒い

Lは粟北キ通過し太平洋側へ 団本

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空1,llmに一6℃以{の集ハカウ 』

入 妻r1的に目中 爽い.

天気図(2002年1月)

付3-49

Page 155: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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      S平成13年7月31日~8月28日

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      S平成13年9月28日~10月31日

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      S平成13年12月3日~12月26目

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      S平成14年1月30日~3月4日

注)1.多治見アメダスの風向データより作成

 2.CALM=静穏率〔風速0皿/s時)

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 平成13年8月28日~9月28日

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平成13年10月31日~12月3日

        

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平成13年12月26日~平成14年1月30日

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     全論

平成13年7月31日~平成14年3月4日

実マ元E

雨水採取期間別の風配図

付3-50

Page 156: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

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平成13年8月

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平成13年9月

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 平成13年10月

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平成13年11月

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平成13年12月

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平成14年1月

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注)1.多治見アメダスの風向デ…タより作成  2.CA[.M=静穏率(風速O m!s時)

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平成14年2月

月別の風配図

付3 51

Page 157: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

降雨量(正馬様気象観測所)

単位:mm/目

平成B年(2001年〉 平成14年〔2002年)

7.月 8月 9.月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

1目 L.0 11.0 0.0 26.5 0.0 0.0 * ***

2目 0.0 0.0 O.0 0.0 0.0 0.0 * *

3目 0.0 O.0 11.0 0.0 17.O 0.0 * * *

4日 0.0 O.0 1.0 0.5 0.0 * * *

5日 0.0 0.0 0.0 2.00.0 14.0

6.00.O

* * **

6日 2.0 0.019.0 0.0 12.0 4.0 ** **

7日 0.0 6.5 0.0 0.0 0.0 *

8日 0.D   0.0

 16.5

0.O 0.O O.0 0.0 ** * *

9目 O.0 0.0 O.524.5 o.o 0.O ** **

10日 0.0 23.5 45.50.00.0 o.o *

11日 0.0 13.5 走0,0 O.5 O.0 * **

    *

12日

13目

15.Ol9.5 3.51.O 0.0 O.0 2.0 0.018.5 * *

0.0 O.0 0.0 * ****

1.5 * *14目 0.0 0.0 24.0 0.0 〇.0

0.5 ** *15日 0.0 7.5 0.O 0.0 〇.0

16日8.OL9.0 2.0 10.5 2.O

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0.0 * *

17日 0.0 O.0 41.5 0.O ** * *

18日 0.0 0.00.0 o.o 0.0 0.0 0.0 * *

19目 8.0 D.0 0.O 0.O 0.0 ** ***

20目 1.5 0.0 O.0 0.O 0.0 O.O     *

21日 0.0 48.075.5 0.5 0.0 0.00.0 5.5 * *

22目 0.0 0.00.04.00.0 0.0 * **

  *

23目 0.0 0.0 0.0 0.0 O.0 ***

 24目 O.0 0.0 0.〔) 0.0 O.0 * *

25目 0.D 0.0 0.0 O.0 0.0 0.0 ** * *

26日 19.0 6.5 0.0 0.0 0.00.0 0.0 ***

27日 70.0 0.0 0.0 O.07.5 0.O * **

28目 0.0 O.0 14.0 0.0 0.0 * *

 29日

 30目

0.0 0.0 0.0 0.00.0 ll.5 0.0 **

一 *

O.0 44.5 23.0 9.0 o.00.O *

31目 o.o 22.0 0.0 一* 一 *

計 L63.0 294.0 146.0 LO9.5 65.5 36.0 一 一 一

付3 52

Page 158: 雨水・河川水の採取・ことを目的に、2001年8月~2002年3月までの間、雨水と河川水(正馬川)の採取および分 析を行った。その結果、以下の知見が得られた。1)本地域の雨水は、観測期間を通してpH5.6以下の酸性雨で、大陸起源による硫黄の寄

降雨量(多治見アメダス)

単位:mm/目

平成13年(2001年) 平成14年(2002年)

7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月

  1日

 2目

OD 4 370 o 0 02 0 L

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3日 0 0 7 0 15 0 14 8 0

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 0

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6目 3 0 0 0 L2 5 0 1 **

7目 0 18 6 10 00 00 3 o

8目 o 0 0 0 o  *

 半9日 0 7 0  L26 0 0 1 o

10日 0 4L 42 0 0 0 0 *

11目 1 4 L1 0 02 00 1 2 *

12日

13日

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0 0 L 1 *

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    *

14日 o 0 L20 0 o *

15日 2 0 0 0 4 3 0 **

16日12 3 1L 2 00 00 17 0

17日18目 22

o 0 48 o 2 **

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19目20「1i9 00 0 0 0 0 **

0 0 0 05 052 o

21目 0 44 Oo o 0 Q *

22目 0 19 28 Oo 000〔) 1 *

23日 0 0 o 3 00 0 *

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26日27目 184 2 o 0  〇

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28目29目00 00 10 7 0 00 OL 12

0 00 L3一

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30日 L 1 26 7 1 0

31日 0 0一

0 o 0一 *

計 85 L87 L29 170 62 47 125 29 1

付3-53