都心部における新たな都市機能誘導施策（案）に …...2 施策概要指定容積率の変更と地区計画の決定による新たな都市機能誘導施策を推進

都心部における新たな都市機能誘導施策（案）

について

令和２年２月

名古屋市住宅都市局都市計画部都市計画課

1

１背景・目的

２施策概要

３区域

４緩和要件

５他の容積率緩和制度との関係性

６関連する都市計画の変更など

７素案の縦覧・意見書の受付

８今後の手続き

目次 2

１背景・目的

リニア中央新幹線の開業▼スーパー・メガリージョンの形成三大都市圏最大の２時間圏域人口▼ストロー現象による東京一極集中の懸念

3

１背景・目的

リニア開業という絶好の機会の活用激化する都市間競争への対応▼

「にぎわい」と「イノベーション」を生み出す都市づくり▼

本市都心部が、名古屋大都市圏スーパー・メガリージョンのセンターとしての役割を果たす

4

２施策概要

指定容積率の変更と地区計画の決定による新たな都市機能誘導施策を推進▼

容積率をインセンティブとして圏域の魅力向上や国際競争力の強化に資する施設、来訪者のための市街地環境の整備を誘導

5

指定容積率・建築物の延べ面積（各階の床面積の合計）の敷地面積に対する割合の上限で、用途地域の都市計画

において定めるもの。

（図の場合）

容積率＝―――×100％

＝300％

A：1階あたりの床面積＝500㎡S：敷地面積＝1,000㎡

1階

2階

3階

4階

5階

6階

２施策概要 6

A×6

S

地区計画・建築物の用途や規模など地区ごとのまちづくりの

ルールを都市計画において定めるもの。

２施策概要

容積率の制限

7

２施策概要

緩和容積率緩和容積率

変更後

▼指定容積率

都市機能の

導入等なし

変更前

▼指定容積率

都市機能の

導入等あり

さらなる

都市機能の

導入等あり

指定容積率を変更するとともに地区計画を定め、都市機能の導入などに応じて容積率を緩和

認定認定

8

３区域

変更前の指定容積率

名古屋駅

栄駅伏見駅

9

容積率(％) 1,000 800 600 500 400 300 200

３区域 10

変更後の指定容積率

名古屋駅

栄駅伏見駅

容積率(％) 1,300 1,100 1,000 900 800 700 600 500 400 300 200

３区域

地区計画区域

名古屋駅

栄駅伏見駅

牛島南地区計画

錦二丁目７番地区計画

名古屋駅・伏見・栄都市機能誘導地区計画

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４緩和要件

▽＋100％

▽＋200％

▽＋300％

▼変更前指定容積率

要件なし

▼

緩和なし

要件Ａ

に適合

▼

＋100％まで緩和

要件Ｂ

に適合

▼


要件Ｃ

に適合

▼


段階的な要件の設定

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①

４緩和要件

Ａ緩和容積率100％以下の要件

①敷地面積500㎡以上建築面積200㎡以上

②誘導用途の整備（緩和容積率の2/3以上）

③良好な景観形成（景観計画への適合）

④歩行者空間の整備（歩道と合わせて2m以上）

⑤低層階店舗の整備（広小路通、大津通、久屋大通沿道）

⑥緑化率12％以上の確保

②⑤

誘導用途分

②

⑥

2/3 1/3

④

③良好な景観形成

緩和

容積率変更前指定容積率▼

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４緩和要件

誘導用途○文化交流施設劇場、映画館、観覧場、演芸場、

多目的ホール、博物館、美術館、図書館など

○国際・産業交流施設MICE施設、イノベーション施設、

ハイグレードホテル、高品質オフィスなど

○拠点的な医療施設一般病床200床以上の病院

○まちの魅力や利便性の向上に資する施設低層階店舗（1階）、エンターテイメント施設、

地域コミュニティの拠点施設など

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４緩和要件

景観計画・良好な景観形成を図るため、

大規模建築物と都市景観形成地区内の建築物など

を対象とした行為の制限を設定（届出）

大規模建築物・高さ31m超または延べ面積10,000㎡超の建築物など・制限内容：圧迫感の軽減や景観形成上効果的な緑化など

都市景観形成地区（特に良好な景観を形成する地区）・名古屋駅地区、広小路・大津通地区、久屋大通地区

・制限内容：沿道における壁面後退や賑わいの形成など

➡対象建築物においては上記制限への適合を要件化

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①

４緩和要件

Ｂ緩和容積率100％～200％以下の要件


②誘導用途の整備


④歩行者空間の整備

⑤低層階店舗の整備

⑥緑化率15％以上の確保（又はNICE GREEN計画認定☆☆以上）

⑦退避施設の整備（敷地面積の5％以上）

⑧公共貢献2項目以上※※点数化も検討

②⑤

誘導用途分

②

⑥

④


誘導用途分

⑧公共貢献2項目以上

⑦

緩和


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４緩和要件

NICE GREEN なごや・建築物の敷地内などで

整備される緑化施設を

一定の基準に基づき

評価しランクを認定。

例えば…・緑化面積：10点・屋上・壁面緑化：10点・維持管理努力：30点

合計50点

➡ ☆☆（良好な緑化）

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４緩和要件

公共貢献○環境緑化率20％以上の確保、地域冷暖房の整備、

CASBEE名古屋Sランクの取得など

○防災帰宅困難者対策、雨水流出抑制など

○交通自転車駐車場の整備、地下街等のバリアフリー化、

フリンジ駐車場の整備など

○魅力空地の整備、歴史的建造物の保全・修復・活用、

敷地の集約化など

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４緩和要件

CASBEE名古屋・建築物の環境品質・性能（Q）と環境負荷（L）を総合的に評価するもの

・Q／L＝BEEの値で5段階評価（S、A、B+、B-、C）

フリンジ駐車場・都心部への自動車の集中を緩和するため、

都心外縁に設け、附置義務駐車場※の隔地集約化

を図るもの。

※条例により一定規模以上の建築物の建築の際に設置を義務付けるもの

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①

４緩和要件

Ｃ緩和容積率200％～300％以下の要件


②誘導用途の整備


④歩行者空間の整備

⑤低層階店舗の整備

⑥緑化率15％以上の確保

⑦退避施設の整備

⑧公共貢献4項目以上※※点数化も検討

②⑤

誘導用途分

②

⑥

④

誘導用途分

誘導用途分

②


⑧公共貢献4項目以上

⑦

緩和


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４緩和要件

▽900％（＋100％）

▽1,000％（＋200％）

▼800％

要件なし

▼

緩和なし

要件Ａ

に適合

▼


要件Ｂ

に適合

▼


要件Ｃ

に適合

▼

＋200％まで

800％➡1,000％の区域

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５他の容積率緩和制度との関係性

緩和容積率緩和容積率

変更後

▼指定容積率

変更前

▼指定容積率

地区計画の

要件に適合

各制度の

要件に適合

認定許可または

都市計画等

選択可能

今回の緩和制度他の緩和制度

今回の緩和制度か、他の緩和制度か、選択可能後者の場合、地区計画の要件は適用除外

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変更区域

防火地域

準防火地域

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防火地域及び準防火地域

名古屋駅

栄駅伏見駅


変更(削除)区域

中高層階住居専用地区

24

中高層階住居専用地区

名古屋駅

栄駅伏見駅


変更(追加)区域

特定用途誘導地区

名古屋駅

栄駅伏見駅

金山駅

25

特定用途誘導地区


変更(追加・削除)区域

第52条第8項の適用対象区域

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名古屋駅

栄駅伏見駅

金山駅

建築基準法第52条第8項の適用対象区域


道路斜線制限の適用距離

20 30 40 50(ｍ)3525 45

1.5

1

0

容積率適用距離

400％以下 20m400％超え 600％以下 25m600％超え 800％以下 30m800％超え 1000％以下 35m1000％超え 1100％以下 40m1100％超え 1200％以下 45m

1200％超え 50m建築基準法別表第3（商業地域抜粋）

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７素案の縦覧・意見書の受付

縦覧期間・令和２年２月７日（金）～２０日（木）

縦覧場所・住宅都市局都市計画課（市役所西庁舎４階）

・市公式ウェブサイト

意見書の受付期間・令和２年２月７日（金）～２７日（木）

意見書の提出方法・提出日、住所、氏名、意見を記載した書面を

持参、郵送、ファックス又は電子メールにて

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８今後の手続き

都市計画の素案の

縦覧・意見書受付令和２年２月７～２７日

▼

都市計画の案の

縦覧・意見書受付令和２年５月頃※

▼令和２年８月頃傍聴：審議会の2週間前までに

市公式ウェブサイトにてご案内

都市計画審議会

▼

都市計画決定

地区計画条例改正令和２年内※

※広報なごや、市公式ウェブサイトにてご案内

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お問合せ・意見書のご提出先名古屋市住宅都市局都市計画部都市計画課

〒460-8508 名古屋市中区三の丸三丁目1番1号FAX：052-972-4164 TEL：052-972-2713電子メール：[email protected]

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都心部における 新たな都市機能誘導施策（案） に …...2 施策概要 指定容積率の変更と地区計画の決定による 新たな都市機能誘導施策を推進

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