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発行 2013.08(第1版)
■作成部署・お問い合わせ先九州電力株式会社 地域共生本部 総務計画・CSRグループ〒810-8720 福岡市中央区渡辺通2-1-82TEL:092-726-1596 FAX:092-711-0357 E-mail:[email protected]
九州電力データブック2013
当社概要目次 CONTENTS
■会社概要設 立 年 月 日資 本 金株 主 数供 給 地 域
売 上 高総 資 産 額従 業 員 数お 客 さ ま 数電 灯電 力
1951年5月1日 2,373億円 174,293名
14,488億円42,017億円 13,102名 770万口 93万口
福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
1 当社概要会社概要、供給設備
2
7 当社の経営状況と経営効率化の取組み 197-17-27-37-47-57-67-77-8
収支データ(当社単体)財務データ(当社単体)電気料金(販売単価)の推移と他社比較ご家庭の電気料金の他社比較設備投資額の推移修繕費の推移諸経費の推移従業員数と従業員一人あたりの販売電力量の推移
5 当社の電力需要の状況 115-15-25-35-45-55-65-75-8
販売電力量の推移と見通し用途別の販売電力量の推移大口産業用需要の業種別構成比の推移販売電力量に占める自由化対象お客さまの推移最大電力の推移2012年度の月別時間最大電力(発電端)一日の電気の使われ方(夏季と冬季の違い)2012年夏の電力需要実績(2010年度と比較した節電効果)
3 日本のエネルギー情勢(諸外国との比較) 53-13-23-33-4
主要国のエネルギー自給率(2010年)主要国の発電電力量に占める電源別の割合(2010年)主要国の発電電力量の推移(伸び率)電気料金(住宅用)の国際比較(為替レート換算)
4 日本の電力需給の状況 74-14-24-34-44-54-64-74-8
一次エネルギーの国内供給量に占める電力の割合(電力化率)一世帯あたりの電力消費量の推移日本の発電電力量の推移日本の発電設備構成の推移と各エネルギー資源の特徴原油輸入価格の推移電気料金と他の公共料金等の推移電源別の発電コストの比較電源別のライフサイクルCO2排出量(送電端)の比較
2 世界のエネルギー情勢 32-12-22-32-4
世界のエネルギー消費量の推移(地域別、一次エネルギー)世界のエネルギー消費量の推移(エネルギー源別、一次エネルギー)エネルギー資源の確認可採埋蔵量世界の発電設備構成と発電電力量(2010年)
合 計 863万口
水力発電所(5万kW 以上)揚水発電所火力発電所原子力発電所地熱発電所内燃力発電所風力発電所太陽光発電所主要変電所、開閉所50万V送電線22万V送電線他社設備発電所の数値は出力(kW)を示す
■▲
凡 例
▲
▲
▲
▲▲
新小倉1,800,000
至中国電力対馬
壱岐
種子島
屋久島
■
■■■
■
■
■■
■■
■
■
■
■
■
■
■
山川30,000
硫黄島300口永良部島400
新種子島24,000
黒島240
種子島第一16,500
竹島190
岩屋戸51,100
大平500,000
小丸川1,200,000
上椎葉93,200
塚原63,050諸塚50,000
川内1,000,000
川内原子力1,780,000
大霧30,000大淀川第二71,300
苓北1,400,000
甑島第一14,250
大淀川第一55,500
一ツ瀬180,000
豊玉42,000
小呂島290
新壱岐24,000
唐津875,000玄海原子力3,478,000
新有川60,000
相浦875,000
天山600,000
大牟田3,000
松浦700,000
佐須奈5,100
福江第二21,000
宇久3,000
芦辺16,500
厳原8,600
新大分2,295,000
大岳12,500
735,000
豊前1,000,000豊前ディーゼル3,600
松原50,600
柳又63,800
八丁原110,000八丁原バイナリー2,000
滝上27,500
苅田
甑島250
野間岬3,000
(2013年 3月末現在)
奄美大島
喜界島
徳之島
沖永良部島
与論島
トカラ列島
奄美群島
■
■
■
■■■■
■■
■
■
■
■■
■
■
■■
宝島200
喜界2,100
平土野2,000
新知名19,100
与論2,210新与論5,600
竜郷60,000名瀬21,000
新喜界12,600
古仁屋4,750
新徳之島21,000
亀津7,500
悪石島110
平島110
口之島150
中之島200
諏訪之瀬島160
小宝島110
6 当社の電力供給の状況 156-16-26-36-46-56-66-76-8
当社の発電電力量の推移(他社受電分を含む)当社の発電設備構成の推移と各電源の位置づけ原子力発電所の設備利用率の推移化石燃料の消費量と燃料費の推移太陽光・風力の設備導入量の推移と見通し地熱発電の設備容量[電気事業者合計に占める当社の割合](2012年度)CO2排出量と販売電力量あたりのCO2排出量当社の離島発電所の出力[9電力会社合計(沖縄除く)に占める当社の割合](2012年度)
■供給設備
21 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
目次 CONTENTS
当社概要目次 CONTENTS
■会社概要設 立 年 月 日資 本 金株 主 数供 給 地 域
売 上 高総 資 産 額従 業 員 数お 客 さ ま 数電 灯電 力
1951年5月1日 2,373億円 174,293名
14,488億円42,017億円 13,102名 770万口 93万口
福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県
1 当社概要会社概要、供給設備
2
7 当社の経営状況と経営効率化の取組み 197-17-27-37-47-57-67-77-8
収支データ(当社単体)財務データ(当社単体)電気料金(販売単価)の推移と他社比較ご家庭の電気料金の他社比較設備投資額の推移修繕費の推移諸経費の推移従業員数と従業員一人あたりの販売電力量の推移
5 当社の電力需要の状況 115-15-25-35-45-55-65-75-8
販売電力量の推移と見通し用途別の販売電力量の推移大口産業用需要の業種別構成比の推移販売電力量に占める自由化対象お客さまの推移最大電力の推移2012年度の月別時間最大電力(発電端)一日の電気の使われ方(夏季と冬季の違い)2012年夏の電力需要実績(2010年度と比較した節電効果)
3 日本のエネルギー情勢(諸外国との比較) 53-13-23-33-4
主要国のエネルギー自給率(2010年)主要国の発電電力量に占める電源別の割合(2010年)主要国の発電電力量の推移(伸び率)電気料金(住宅用)の国際比較(為替レート換算)
4 日本の電力需給の状況 74-14-24-34-44-54-64-74-8
一次エネルギーの国内供給量に占める電力の割合(電力化率)一世帯あたりの電力消費量の推移日本の発電電力量の推移日本の発電設備構成の推移と各エネルギー資源の特徴原油輸入価格の推移電気料金と他の公共料金等の推移電源別の発電コストの比較電源別のライフサイクルCO2排出量(送電端)の比較
2 世界のエネルギー情勢 32-12-22-32-4
世界のエネルギー消費量の推移(地域別、一次エネルギー)世界のエネルギー消費量の推移(エネルギー源別、一次エネルギー)エネルギー資源の確認可採埋蔵量世界の発電設備構成と発電電力量(2010年)
合 計 863万口
水 力 発 電火 力 発 電地 熱 発 電内 燃 力 発 電原 子 力 発 電風 力 発 電太 陽 光 発 電
358.2万kW1,068.0万kW21.2万kW39.9万kW525.8万kW0.3万kW0.3万kW
発電設備合計変 電 所送 電 線 路配 電 線 路
2,313.2万kW7,050.5万kVA
̶589か所
10,646km137,965km
水力発電所(5万kW 以上)揚水発電所火力発電所原子力発電所地熱発電所内燃力発電所風力発電所太陽光発電所主要変電所、開閉所50万V送電線22万V送電線他社設備発電所の数値は出力(kW)を示す
■▲
凡 例
▲
▲
▲
▲▲
新小倉1,800,000
至中国電力対馬
壱岐
種子島
屋久島
■
■■■
■
■
■■
■■
■
■
■
■
■
■
■
山川30,000
硫黄島300口永良部島400
新種子島24,000
黒島240
種子島第一16,500
竹島190
岩屋戸51,100
大平500,000
小丸川1,200,000
上椎葉93,200
塚原63,050諸塚50,000
川内1,000,000
川内原子力1,780,000
大霧30,000大淀川第二71,300
苓北1,400,000
甑島第一14,250
大淀川第一55,500
一ツ瀬180,000
豊玉42,000
小呂島290
新壱岐24,000
唐津875,000玄海原子力3,478,000
新有川60,000
相浦875,000
天山600,000
大牟田3,000
松浦700,000
佐須奈5,100
福江第二21,000
宇久3,000
芦辺16,500
厳原8,600
新大分2,295,000
大岳12,500
735,000
豊前1,000,000豊前ディーゼル3,600
松原50,600
柳又63,800
八丁原110,000八丁原バイナリー2,000
滝上27,500
苅田
甑島250
野間岬3,000
(2013年 3月末現在)
奄美大島
喜界島
徳之島
沖永良部島
与論島
トカラ列島
奄美群島
■
■
■
■■■■
■■
■
■
■
■■
■
■
■■
宝島200
喜界2,100
平土野2,000
新知名19,100
与論2,210新与論5,600
竜郷60,000名瀬21,000
新喜界12,600
古仁屋4,750
新徳之島21,000
亀津7,500
悪石島110
平島110
口之島150
中之島200
諏訪之瀬島160
小宝島110
(注)供給設備の数値については、四捨五入のため合計値が合わないことがある。
142か所9か所6か所34か所2か所2か所1か所
6 当社の電力供給の状況 156-16-26-36-46-56-66-76-8
当社の発電電力量の推移(他社受電分を含む)当社の発電設備構成の推移と各電源の位置づけ原子力発電所の設備利用率の推移化石燃料の消費量と燃料費の推移太陽光・風力の設備導入量の推移と見通し地熱発電の設備容量[電気事業者合計に占める当社の割合](2012年度)CO2排出量と販売電力量あたりのCO2排出量当社の離島発電所の出力[9電力会社合計(沖縄除く)に占める当社の割合](2012年度)
自 社 計他 社 計
2,013.7万kW299.6万kW
196か所̶
(バイナリー含む)
(ガスタービン含む)
■供給設備
21 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
世界のエネルギー情勢 世界のエネルギー情勢
(注)toeはtonne of oil equivalentの略であり原油換算トンを示す(注)1984年まではロシアには「その他旧ソ連邦諸国」を含む出典:BP「Statistical Review of World Energy 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
◆ エネルギー消費量の増大に伴い、特に化石燃料(石炭・石油・天然ガス)の消費量が拡大している
(注)toeはtonne of oil equivalentの略であり原油換算トンを示す出典:IEA「Energy Balance 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
2-1 世界のエネルギー消費量の推移 (地域別、一次エネルギー)
2-2 世界のエネルギー消費量の推移 (エネルギー源別、一次エネルギー)
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
01965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010
(%)(100万 toe)
アジア大洋州のシェア11.6%(1965年)
アジア大洋州のシェア39.1%(2011年)
OECDシェア(右軸)
可燃性再生可能エネルギー他
可燃性再生可能エネルギー他10%
新エネルギー
新エネルギー1%
水力 原子力 ガス 石油 石炭
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
(100万 toe)
水力 2%
1971 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010
ガス 21%
石油 32%
石炭 27%
原子力 6%
アジア大洋州 アフリカ 中東 その他旧ソ連邦諸国 ロシア 欧州 中南米 北米
◆ 経済発展や人口増加等に伴い、新興国を中心にエネルギー消費量が増加している (45年間で3倍にまで増加)
(注)可採年数=確認可採埋蔵量/年間生産量(注)ウランの確認可採埋蔵量は費用130ドル/kg未満出典:BP「Statistical Review of World Energy 2012」、IAEA「Uranium 2011」、電気事業連合会「FEPC INFOBASE」をもとに作成
出典:IEA「World Energy Outlook 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
◆ エネルギー資源には限りがあり、将来枯渇する可能性がある◆ 石油・天然ガスについては、中東等の政情が不安定な地域に偏在しているため、調達先の多様化が必要である
2-3 エネルギー資源の確認可採埋蔵量
ヨーロッパ・ユーラシア アジア・オセアニア 北米 中東・アフリカ 中南米
140
120
100
80
60
40
20
0石炭
(2011年末)ウラン
(2011年1月)天然ガス
(2011年末)石油
(2011年末)
31.9 5.2
10.7
4.3
18.6
1.4
1.7
11.8
28.9
7.2
39.624.3 24.0
4.6
34.6
33.1
5.13.3
2.3
30.4
可採年数112年埋蔵量8,609億t
可採年数93年埋蔵量533万t
可採年数63.6年埋蔵量208兆m3 可採年数54.2年
埋蔵量1兆6,526億バーレル
(年)
◆ 石炭火力やガス火力が主力電源となっている◆ 原子力発電も発電電力量では、約13%と一定のシェアを占めている
2-4 世界の発電設備構成と発電電力量(2010年)
40.6 22.2 12.9
31.8 26.1 7.6
3.64.7
6.28.4
16.0
19.9
石炭 石油 ガス 原子力 水力 その他
発電電力量
発電設備構成
21.4 兆 kWh21.4 兆 kWh
51.8 億 kW51.8 億 kW
0 20 40 60 80 100(%)
OECD諸国のシェアは低下(1965年70.0%→2011年45.0%)
中東・アフリカのシェア天然ガス:45.4%石 油:56.1%
43 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
世界のエネルギー情勢 世界のエネルギー情勢
(注)toeはtonne of oil equivalentの略であり原油換算トンを示す(注)1984年まではロシアには「その他旧ソ連邦諸国」を含む出典:BP「Statistical Review of World Energy 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
◆ エネルギー消費量の増大に伴い、特に化石燃料(石炭・石油・天然ガス)の消費量が拡大している
(注)toeはtonne of oil equivalentの略であり原油換算トンを示す出典:IEA「Energy Balance 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
2-1 世界のエネルギー消費量の推移 (地域別、一次エネルギー)
2-2 世界のエネルギー消費量の推移 (エネルギー源別、一次エネルギー)
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
01965 1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010
(%)(100万 toe)
アジア大洋州のシェア11.6%(1965年)
アジア大洋州のシェア39.1%(2011年)
OECDシェア(右軸)
可燃性再生可能エネルギー他
可燃性再生可能エネルギー他10%
新エネルギー
新エネルギー1%
水力 原子力 ガス 石油 石炭
14,000
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
(100万 toe)
水力 2%
1971 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2010
ガス 21%
石油 32%
石炭 27%
原子力 6%
アジア大洋州 アフリカ 中東 その他旧ソ連邦諸国 ロシア 欧州 中南米 北米
◆ 経済発展や人口増加等に伴い、新興国を中心にエネルギー消費量が増加している (45年間で3倍にまで増加)
(注)可採年数=確認可採埋蔵量/年間生産量(注)ウランの確認可採埋蔵量は費用130ドル/kg未満出典:BP「Statistical Review of World Energy 2012」、IAEA「Uranium 2011」、電気事業連合会「FEPC INFOBASE」をもとに作成
出典:IEA「World Energy Outlook 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
◆ エネルギー資源には限りがあり、将来枯渇する可能性がある◆ 石油・天然ガスについては、中東等の政情が不安定な地域に偏在しているため、調達先の多様化が必要である
2-3 エネルギー資源の確認可採埋蔵量
ヨーロッパ・ユーラシア アジア・オセアニア 北米 中東・アフリカ 中南米
140
120
100
80
60
40
20
0石炭
(2011年末)ウラン
(2011年1月)天然ガス
(2011年末)石油
(2011年末)
31.9 5.2
10.7
4.3
18.6
1.4
1.7
11.8
28.9
7.2
39.624.3 24.0
4.6
34.6
33.1
5.13.3
2.3
30.4
可採年数112年埋蔵量8,609億t
可採年数93年埋蔵量533万t
可採年数63.6年埋蔵量208兆m3 可採年数54.2年
埋蔵量1兆6,526億バーレル
(年)
◆ 石炭火力やガス火力が主力電源となっている◆ 原子力発電も発電電力量では、約13%と一定のシェアを占めている
2-4 世界の発電設備構成と発電電力量(2010年)
40.6 22.2 12.9
31.8 26.1 7.6
3.64.7
6.28.4
16.0
19.9
石炭 石油 ガス 原子力 水力 その他
発電電力量
発電設備構成
21.4 兆 kWh21.4 兆 kWh
51.8 億 kW51.8 億 kW
0 20 40 60 80 100(%)
OECD諸国のシェアは低下(1965年70.0%→2011年45.0%)
中東・アフリカのシェア天然ガス:45.4%石 油:56.1%
43 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
日本のエネルギー情勢(諸外国との比較) 日本のエネルギー情勢(諸外国との比較)
出典:IEA「Energy Balances of OECD Countries 2012」「Energy Balances of Non-OECD Countries 2012」をもとに作成
◆ 日本の自給率は、原子力を除くと4%となっており、先進国の中で極めて低い水準になっている
3-1 主要国のエネルギー自給率(2010年)
エネルギー自給率(原子力を含む) エネルギー自給率(原子力を除く)
2000年 2009年
(%)
イタリア 韓国 日本 ドイツ フランス インド アメリカ イギリス 中国 ブラジル カナダ ロシア0
50
100
150
200
17 17 18
2
19
4
4029
52
9
75 7478
687365
91 909391
158149
184178
◆ 日本は、石炭・ガス・原子力がほぼ同じ水準でバランスがとれた構成になっている◆ 各国は、保有する国内資源や隣国との電力取引等の状況を反映した構成になっている
出典:BP「Statistical Review of World Energy 2012」、電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
3-2 主要国の発電電力量に占める電源別の割合(2010年)
3-3 主要国の発電電力量の推移(伸び率)
800
700
600
500
400
300
200
100
019901990 19951995 20002000 20052005 20112011
中国
韓国
インド
ブラジル
日本
世界平均世界平均
ドイツロシア
フランスアメリカ
(%)
1990年=100とした伸び率
※韓国の電気料金は、国の補填により政策的に低く抑えられている出典:IEA「Energy prices and taxes 2010」をもとに作成
◆ 日本の電気料金は、主要6カ国と比較し、2000年には最も割高だったものの、2009年にはドイツ、イタリアに 次ぐ水準となり、他国との差は縮小している◆ 各国の電気料金は保有する資源や電源構成により異なっている
3-4 電気料金(住宅用)の国際比較(為替レート換算)
100
80
60
40
20
0
(%) (億 kWh)
1.3
0.6
0.7
1.0
1.3
0.32.0
1.7
1.41.0
51.1
45.8
77.6
27.4
8.8
44.0
4.7
4.2
44.1
28.8
14.9
23.4
27.4
14.8
75.946.3
19.326.0
14.0
7.3
17.1
6.0 7.4
3.3
11.0
20.8
16.4
9.64.4
17.0
42,46643,544 11,108 6,221 5,643 4,967 3,780 2,9883.0
22.6
3.2
29.9
6.2
1.1
アメリカ 中国 日本 ドイツ フランス 韓国 イタリアイギリス
3.8
石炭 石油 ガス 原子力 水力 その他
◆ 日本を含めた先進国は、緩やかに増加している◆ 中国等の新興国の伸びが著しい
0
5
10
15
20
25
30
35
日本
(米セント /kWh)
アメリカ
8.37
13.55
10.1712.06
10.67
8.20
-8.1%
+109.7%
+56.5%
+6.2%
21.43
7.69
28.42
15.92
29.87
20.61
11.55
22.76
イギリス ドイツ フランス イタリア 韓国
+40.9%
+147.7%
+93.2%
日本の自給率は原子力を除くと4%
出典:IEA「Energy Balances of OECD Countries 2012」「Energy Balances of Non-OECD Countries 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
65 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
日本のエネルギー情勢(諸外国との比較) 日本のエネルギー情勢(諸外国との比較)
出典:IEA「Energy Balances of OECD Countries 2012」「Energy Balances of Non-OECD Countries 2012」をもとに作成
◆ 日本の自給率は、原子力を除くと4%となっており、先進国の中で極めて低い水準になっている
3-1 主要国のエネルギー自給率(2010年)
エネルギー自給率(原子力を含む) エネルギー自給率(原子力を除く)
2000年 2009年
(%)
イタリア 韓国 日本 ドイツ フランス インド アメリカ イギリス 中国 ブラジル カナダ ロシア0
50
100
150
200
17 17 18
2
19
4
4029
52
9
75 7478
687365
91 909391
158149
184178
◆ 日本は、石炭・ガス・原子力がほぼ同じ水準でバランスがとれた構成になっている◆ 各国は、保有する国内資源や隣国との電力取引等の状況を反映した構成になっている
出典:BP「Statistical Review of World Energy 2012」、電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
3-2 主要国の発電電力量に占める電源別の割合(2010年)
3-3 主要国の発電電力量の推移(伸び率)
800
700
600
500
400
300
200
100
019901990 19951995 20002000 20052005 20112011
中国
韓国
インド
ブラジル
日本
世界平均世界平均
ドイツロシア
フランスアメリカ
(%)
1990年=100とした伸び率
※韓国の電気料金は、国の補填により政策的に低く抑えられている出典:IEA「Energy prices and taxes 2010」をもとに作成
◆ 日本の電気料金は、主要6カ国と比較し、2000年には最も割高だったものの、2009年にはドイツ、イタリアに 次ぐ水準となり、他国との差は縮小している◆ 各国の電気料金は保有する資源や電源構成により異なっている
3-4 電気料金(住宅用)の国際比較(為替レート換算)
100
80
60
40
20
0
(%) (億 kWh)
1.3
0.6
0.7
1.0
1.3
0.32.0
1.7
1.41.0
51.1
45.8
77.6
27.4
8.8
44.0
4.7
4.2
44.1
28.8
14.9
23.4
27.4
14.8
75.946.3
19.326.0
14.0
7.3
17.1
6.0 7.4
3.3
11.0
20.8
16.4
9.64.4
17.0
42,46643,544 11,108 6,221 5,643 4,967 3,780 2,9883.0
22.6
3.2
29.9
6.2
1.1
アメリカ 中国 日本 ドイツ フランス 韓国 イタリアイギリス
3.8
石炭 石油 ガス 原子力 水力 その他
◆ 日本を含めた先進国は、緩やかに増加している◆ 中国等の新興国の伸びが著しい
0
5
10
15
20
25
30
35
日本
(米セント /kWh)
アメリカ
8.37
13.55
10.1712.06
10.67
8.20
-8.1%
+109.7%
+56.5%
+6.2%
21.43
7.69
28.42
15.92
29.87
20.61
11.55
22.76
イギリス ドイツ フランス イタリア 韓国
+40.9%
+147.7%
+93.2%
日本の自給率は原子力を除くと4%
出典:IEA「Energy Balances of OECD Countries 2012」「Energy Balances of Non-OECD Countries 2012」、資源エネルギー庁「エネルギー白書2013」をもとに作成
65 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
(PJ) (%) 12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
(億kWh)
1952
1955
1960
1965
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
日本の電力需給の状況 日本の電力需給の状況
(注)数値は9電力会社平均値出典:電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
(注)1971年度までは、9電力会社計出典:資源エネルギー庁「電力開発の概要」「電力供給計画の概要」「エネルギー白書2013」をもとに作成
4-2 一世帯あたりの電力消費量の推移
4-3 日本の発電電力量の推移
(注)電力化率とは、一次エネルギーの総供給量の中で、発電に使用されるエネルギーの割合(注)1PJ(=1015J)は原油約25,800klの熱量に相当(PJ:ペタジュール)出典:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」、電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
350
300
250
200
150
100
50
0
(kWh/ 口)
1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2011
1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2006 2007 2008 2009 2010
1ケ月あたりの平均電力消費量
1次エネルギーの国内供給量
302.2
282.6
304.7303.1291.2
252.4
212.7185.0
168.4
118.8
◆ 家電製品の普及に伴い、家庭での電力消費量は増加傾向にある(この40年で電力消費量が2倍以上増加)◆ ここ数年は省エネ意識の浸透や、一人暮らし世帯の増加等に伴い、ほぼ同じ水準で推移している
4-1 一次エネルギーの国内供給量に占める電力の割合(電力化率)◆ 日本の一次エネルギーに占める電力の割合は、一貫して増加している(現在4割以上を占める) ◆ 発電の主力となる電源が、1960年代に水力から石油にシフトし、石油危機以降は石油から原子力・LNG・石炭にシフトしてきた
◆ 2011年度は、原子力発電所の停止に伴い、LNG・石油が増加している
0
5000
10000
15000
20000
25000
20
30
40
50
26
29
33
37
4041 41
42 4243 43 43
44
13,383
15,33016,627 16,967
19,657
22,00122,761 22,757 22,881 23,022
21,85320,893
22,091
他のエネルギー電力 電力化率(右軸)
1978年 第2次石油危機
1973年 第1次石油危機
揚水0.9%
新エネ等1.4%
石油等14.4%
LNG39.5%
石炭25.0%
原子力10.7%
新エネ等 揚水 石油等 LNG一般水力 石炭 原子力
一般水力8.1%
4-4 日本の発電設備構成の推移と各エネルギー資源の特徴◆ 石油危機以降は、燃料調達の安定性や発電コスト、地球環境への影響などの観点から、原子力・LNG・石炭の 設備容量が増加し、バランスがとれた電源構成となっている
石油火力のシェアがピーク
出典:資源エネルギー庁「電力開発の概要」、「電力供給計画の概要」、「エネルギー白書2013」をもとに作成
新エネ等 揚水 石油等 LNG一般水力 石炭 原子力
0
20
40
60
80
100(%)
1952 1960 1970 1974 1980 1990 2000 2011
31.5
67.6
0.5
41.0
56.7
19.3
43.3
27.1
5.9
4.45.93.5
60.8
18.6
6.7
12.4
4.1
15.9
44.7
14.2
8.6
18.3
7.1
22.3
31.1
11.2
9.9
19.6
12.8
25.0
22.9
8.8
10.8
20.0
15.8
25.9
19.0
8.5
10.70.5 0.1 0.2 0.20.1
0.4
水力[エネルギー資源の特徴]・再生可能な国産エネルギー・今後、大規模な開発は困難
石油 ・埋蔵量が少なく、政情が不安定な中東に偏在・価格が高騰しやすい
LNG ・石油や石炭と比較すると二酸化炭素の排出量が少ない・調達価格が石油と連動
石炭 ・石油に比べ埋蔵量が多く、世界各地に広く分布・価格も比較的安価で安定的・大気汚染や地球温暖化への対策が必要
ウラン(原子力)
・政情の安定した国を中心に世界各地に幅広く分布・調達価格が比較的安価・徹底的な安全対策や放射性廃棄物の適切な処理が必要
1.8
2.3
2.1
87 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
(PJ) (%) 12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
(億kWh)
1952
1955
1960
1965
1970
1971
1972
1973
1974
1975
1976
1977
1978
1979
1980
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
日本の電力需給の状況 日本の電力需給の状況
(注)数値は9電力会社平均値出典:電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
(注)1971年度までは、9電力会社計出典:資源エネルギー庁「電力開発の概要」「電力供給計画の概要」「エネルギー白書2013」をもとに作成
4-2 一世帯あたりの電力消費量の推移
4-3 日本の発電電力量の推移
(注)電力化率とは、一次エネルギーの総供給量の中で、発電に使用されるエネルギーの割合(注)1PJ(=1015J)は原油約25,800klの熱量に相当(PJ:ペタジュール)出典:資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」、電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
350
300
250
200
150
100
50
0
(kWh/ 口)
1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2011
1970 1975 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2006 2007 2008 2009 2010
1ケ月あたりの平均電力消費量
1次エネルギーの国内供給量
302.2
282.6
304.7303.1291.2
252.4
212.7185.0
168.4
118.8
◆ 家電製品の普及に伴い、家庭での電力消費量は増加傾向にある(この40年で電力消費量が2倍以上増加)◆ ここ数年は省エネ意識の浸透や、一人暮らし世帯の増加等に伴い、ほぼ同じ水準で推移している
4-1 一次エネルギーの国内供給量に占める電力の割合(電力化率)◆ 日本の一次エネルギーに占める電力の割合は、一貫して増加している(現在4割以上を占める) ◆ 発電の主力となる電源が、1960年代に水力から石油にシフトし、石油危機以降は石油から原子力・LNG・石炭にシフトしてきた
◆ 2011年度は、原子力発電所の停止に伴い、LNG・石油が増加している
0
5000
10000
15000
20000
25000
20
30
40
50
26
29
33
37
4041 41
42 4243 43 43
44
13,383
15,33016,627 16,967
19,657
22,00122,761 22,757 22,881 23,022
21,85320,893
22,091
他のエネルギー電力 電力化率(右軸)
1978年 第2次石油危機
1973年 第1次石油危機
揚水0.9%
新エネ等1.4%
石油等14.4%
LNG39.5%
石炭25.0%
原子力10.7%
新エネ等 揚水 石油等 LNG一般水力 石炭 原子力
一般水力8.1%
4-4 日本の発電設備構成の推移と各エネルギー資源の特徴◆ 石油危機以降は、燃料調達の安定性や発電コスト、地球環境への影響などの観点から、原子力・LNG・石炭の 設備容量が増加し、バランスがとれた電源構成となっている
石油火力のシェアがピーク
出典:資源エネルギー庁「電力開発の概要」、「電力供給計画の概要」、「エネルギー白書2013」をもとに作成
新エネ等 揚水 石油等 LNG一般水力 石炭 原子力
0
20
40
60
80
100(%)
1952 1960 1970 1974 1980 1990 2000 2011
31.5
67.6
0.5
41.0
56.7
19.3
43.3
27.1
5.9
4.45.93.5
60.8
18.6
6.7
12.4
4.1
15.9
44.7
14.2
8.6
18.3
7.1
22.3
31.1
11.2
9.9
19.6
12.8
25.0
22.9
8.8
10.8
20.0
15.8
25.9
19.0
8.5
10.70.5 0.1 0.2 0.20.1
0.4
水力[エネルギー資源の特徴]・再生可能な国産エネルギー・今後、大規模な開発は困難
石油 ・埋蔵量が少なく、政情が不安定な中東に偏在・価格が高騰しやすい
LNG ・石油や石炭と比較すると二酸化炭素の排出量が少ない・調達価格が石油と連動
石炭 ・石油に比べ埋蔵量が多く、世界各地に広く分布・価格も比較的安価で安定的・大気汚染や地球温暖化への対策が必要
ウラン(原子力)
・政情の安定した国を中心に世界各地に幅広く分布・調達価格が比較的安価・徹底的な安全対策や放射性廃棄物の適切な処理が必要
1.8
2.3
2.1
87 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
日本の電力需給の状況 日本の電力需給の状況
石炭火力
石油火力
LNG火力
太陽光
風力
原子力
地熱
水力
コンバインド
LNG
(kg-CO2/kWh)1.2
0.4
0.2
0.8
0.6
1.0
0.0
発電燃料燃焼設備・運用
◯発電燃料の燃焼に加え、原料の採掘から諸設備の建設・燃料輸送・精製・運用・保守等のために消費される全てのエネルギーを対象としてCO2排出量を算出。◯原子力については、現在計画中の使用済み燃料国内再処理・プルサーマル利用(1回リサイクルを前提)・高レベル放射性廃棄物処分等を含めて算出したBWR(0.019kg-CO2/kWh)とPWR(0.021kg-CO2/kWh)の結果を設備容量に基づき平均。
0.079
0.864
0.943
0.043
0.695
0.738
0.123
0.476
0.599
0.098
0.376
0.474
0.038 0.025 0.020 0.013 0.011
4-8 電源別のライフサイクルCO2排出量(送電端※)の比較
◆ 火力発電(特に石炭・石油)は、大量のCO2を排出する◆ 原子力や再生可能エネルギーは、CO2をほとんど排出しない
原子力
40年
70%
石炭火力 LNG火力
風力(陸上)
風力(洋上・着床式)
地熱 小水力 バイオマス(木質専焼)
石油火力 太陽光(住宅用)
(円/kWh)
40
20
10
30
0
9.5 10.7
上限17.3
~
下限9.9
上限23.1
~
下限9.4
上限11.6
~
下限9.2
上限22.0
~
下限19.1
上限32.2
~
下限17.4
上限36.0
~
下限22.1
上限38.3
~
下限33.4
【コスト試算のポイント】○モデルプラント形式(最近7年間の稼働開始プラント、最近3年間の補助実績等を基に設定)○CO2対策費用、原子力の事故リスク対応費用、政策経費等の社会的費用も加算。○燃料費・CO2対策費の上昇、技術革新等による価格低減を見込んで試算。
40年
80%
40年
80%
20年
20%
20年
30%
40年
80%
40年
60%
40年
80%
40年
50%・10%
20年
12%
稼働年数
設備利用率
下限
8.9 ~
◆ 原子力は、石炭火力やLNG火力などと比べても経済性に遜色はない◆ 再生可能エネルギー(地熱を除く)や石油火力は、原子力・石炭火力・LNG火力と比較すると高コストとなっている
4-7 電源別の発電コストの比較
120
110
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
(ドル/バーレル)
19751972 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2011
原油輸入価格
90.52
114.18
84.16
69.39(2009年度)
55.81
12.76
23.84
28.37
11.53 13.81
4.85(1973年度)
23.37(1979年度)
22.76(1990年度)
36.89
第一次石油危機
第二次石油危機
湾岸戦争
リーマンショックによる世界同時不況
◆ 1990年代に20ドル台で推移した原油輸入価格は、中国などの新興国の経済発展による需要の増加等の影響 を受け、ここ10年で約4倍まで高騰している
◆ この30年で、多くの公共料金が値上がりする中、電力会社は、発電コストの低い電源の開発や経営効率化により、 電気料金を約3割値下げしてきた
4-5 原油輸入価格の推移
4-6 電気料金と他の公共料金等の推移
約4倍
※送電端:発電設備から送電線等の電力系統に送り出される時点でのCO2排出量
出典:石油連盟統計資料、電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
出典:総務省統計局「平成22年基準 消費者物価指数 全国(品目別価格指数)」をもとに作成
出典:エネルギー・環境会議 コスト等検証委員会報告書(2011年12月)
出典:電力中央研究所報告書
1980年を100とした物価指数
50
100
150
200水道料
一般路線バス代
新聞代
鉄道運賃(JR)
航空運賃
都市ガス代ガソリン
電気代
固定電話通信料
1980 1990 20001985 1995 2005 2010
109 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
日本の電力需給の状況 日本の電力需給の状況
石炭火力
石油火力
LNG火力
太陽光
風力
原子力
地熱
水力
コンバインド
LNG
(kg-CO2/kWh)1.2
0.4
0.2
0.8
0.6
1.0
0.0
発電燃料燃焼設備・運用
◯発電燃料の燃焼に加え、原料の採掘から諸設備の建設・燃料輸送・精製・運用・保守等のために消費される全てのエネルギーを対象としてCO2排出量を算出。◯原子力については、現在計画中の使用済み燃料国内再処理・プルサーマル利用(1回リサイクルを前提)・高レベル放射性廃棄物処分等を含めて算出したBWR(0.019kg-CO2/kWh)とPWR(0.021kg-CO2/kWh)の結果を設備容量に基づき平均。
0.079
0.864
0.943
0.043
0.695
0.738
0.123
0.476
0.599
0.098
0.376
0.474
0.038 0.025 0.020 0.013 0.011
4-8 電源別のライフサイクルCO2排出量(送電端※)の比較
◆ 火力発電(特に石炭・石油)は、大量のCO2を排出する◆ 原子力や再生可能エネルギーは、CO2をほとんど排出しない
原子力
40年
70%
石炭火力 LNG火力
風力(陸上)
風力(洋上・着床式)
地熱 小水力 バイオマス(木質専焼)
石油火力 太陽光(住宅用)
(円/kWh)
40
20
10
30
0
9.5 10.7
上限17.3
~
下限9.9
上限23.1
~
下限9.4
上限11.6
~
下限9.2
上限22.0
~
下限19.1
上限32.2
~
下限17.4
上限36.0
~
下限22.1
上限38.3
~
下限33.4
【コスト試算のポイント】○モデルプラント形式(最近7年間の稼働開始プラント、最近3年間の補助実績等を基に設定)○CO2対策費用、原子力の事故リスク対応費用、政策経費等の社会的費用も加算。○燃料費・CO2対策費の上昇、技術革新等による価格低減を見込んで試算。
40年
80%
40年
80%
20年
20%
20年
30%
40年
80%
40年
60%
40年
80%
40年
50%・10%
20年
12%
稼働年数
設備利用率
下限
8.9 ~
◆ 原子力は、石炭火力やLNG火力などと比べても経済性に遜色はない◆ 再生可能エネルギー(地熱を除く)や石油火力は、原子力・石炭火力・LNG火力と比較すると高コストとなっている
4-7 電源別の発電コストの比較
120
110
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
(ドル/バーレル)
19751972 1980 1985 1990 1995 2000 2005 2011
原油輸入価格
90.52
114.18
84.16
69.39(2009年度)
55.81
12.76
23.84
28.37
11.53 13.81
4.85(1973年度)
23.37(1979年度)
22.76(1990年度)
36.89
第一次石油危機
第二次石油危機
湾岸戦争
リーマンショックによる世界同時不況
◆ 1990年代に20ドル台で推移した原油輸入価格は、中国などの新興国の経済発展による需要の増加等の影響 を受け、ここ10年で約4倍まで高騰している
◆ この30年で、多くの公共料金が値上がりする中、電力会社は、発電コストの低い電源の開発や経営効率化により、 電気料金を約3割値下げしてきた
4-5 原油輸入価格の推移
4-6 電気料金と他の公共料金等の推移
約4倍
※送電端:発電設備から送電線等の電力系統に送り出される時点でのCO2排出量
出典:石油連盟統計資料、電気事業連合会「原子力・エネルギー図面集」をもとに作成
出典:総務省統計局「平成22年基準 消費者物価指数 全国(品目別価格指数)」をもとに作成
出典:エネルギー・環境会議 コスト等検証委員会報告書(2011年12月)
出典:電力中央研究所報告書
1980年を100とした物価指数
50
100
150
200水道料
一般路線バス代
新聞代
鉄道運賃(JR)
航空運賃
都市ガス代ガソリン
電気代
固定電話通信料
1980 1990 20001985 1995 2005 2010
109 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の電力需要の状況 当社の電力需要の状況
5-1 販売電力量の推移と見通し◆ 2000年代は、リーマンショックの影響などで前年を下回った年があったものの、概ね堅調に推移した◆ 2011~2012年度は、原子力発電所停止による厳しい電力需給状況の中、お客さまの節電へのご協力等により、 2年連続で減少している◆ 中長期的には省エネや節電等の低下要因はあるものの、景気拡大や電化の進展により、安定的な増加を見込んでいる
1,000
900
800
700
0
773838
実績 想定
847
901
2004 2007 2010 2013 2016 2019 2022
販売電力量
(億kWh)
非特定規模需要(自由化対象ではないお客さま)特定規模需要(自由化対象のお客さま)
5-4 販売電力量に占める自由化対象お客さまの推移
(億kWh)
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
◆ 2000年度より、電力小売の自由化が実施されており、現在、販売電力量の約6割を特定規模需要 (自由化対象のお客さま)が占めている
5-2 用途別の販売電力量の推移
◆ 一般需要(一般家庭、オフィス、商業施設、ホテル等)は全体の7割(そのうち、電灯※が約半分)を占めており、 気温や景気による影響はあるが、お客さま数の増加等により、緩やかな増加傾向となっている◆ 大口産業用需要(大規模な工場等)は、全体の3割を占めており、景気等の影響により、2008年度・2009年度は 減少したが、2010年度以降はほぼ横ばいで推移している (大口産業用需要は、企業による生産活動等に伴い変動するため、景気動向をみる指標の一つになっている)(億kWh)
0
200
400
600
800
1,000
263
304
206
773
315
275
212
802
325
283
222
830
333
296
252
881
326
293
240
859
318
292
224
834
325
312
238
875
315
300
239
854
295
307
236 大口産業用需要28.2%
838
325
282
237
844
※電灯とは、主に一般家庭の契約のこと一般需要(電灯以外) 大口産業用需要一般需要(電灯)
一般需要(電灯以外)36.6%
一般需要(電灯)35.2%
753
2000 2004 2005 20120
200
400
600
800
1000
168(22.3%)
585(77.7%)
802
272(33.9%)
530(66.1%)
830
482(58.1%)
348(41.9%)
838
491(58.6%)
347(41.4%)
[電力小売自由化の対象範囲]2000年度~電 圧契約電力
20,0002,000
VkW以上以上
電 圧契約電力
6,000500
VkW以上以上
電 圧契約電力
6,00050VkW以上以上
2004年度~ 2005年度~
5-3 大口産業用需要の業種別構成比の推移
◆ 大口産業用需要の構成比の推移は、産業構造の変化を示しており、九州の主要産業は、素材型産業(鉄鋼、化学、窯業等)から、加工組立型産業(機械)及び生活関連型産業(食料品、繊維等)にシフトしてきた
◆ 近年は、半導体産業の集積や自動車産業の進出等により、機械の構成比が最も高くなっている
化学鉄鋼 窯業・土石機械
石油・石炭・ゴム繊維 鉱業食料品紙・パルプ 非鉄金属
その他(鉄道業他)その他製造業
リーマンショックによる景気後退の影響
素材型産業(38.4%) 加工組立型産業等(61.6%)
素材型産業(70.3%) 加工組立型産業等(29.7%)
1975年度
(%) (億kWh)
1985年度
1995年度
2005年度
2012年度
125
154
192
222
236
2.2
1.42.5 1.6
2.3
0.61.9 2.6 0.7
0.71.8 1.2
9.7
7.5
7.0
5.4
3.6
2.7 5.7
2.7
4.8
4.4
11.3
9.5
9.3
16.9
27.0
2.8
2.9
3.1
3.8
4.2
5.3
9.2
15.4
15.9
10.5
11.5
14.3
14.0
16.7
7.8
4.6
3.3
4.7
4.0
28.0
32.9
27.5
13.6
4.9
7.4
7.4
7.6
4.8
14.6
15.3
13.4
11.4
9.9
1211 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の電力需要の状況 当社の電力需要の状況
5-1 販売電力量の推移と見通し◆ 2000年代は、リーマンショックの影響などで前年を下回った年があったものの、概ね堅調に推移した◆ 2011~2012年度は、原子力発電所停止による厳しい電力需給状況の中、お客さまの節電へのご協力等により、 2年連続で減少している◆ 中長期的には省エネや節電等の低下要因はあるものの、景気拡大や電化の進展により、安定的な増加を見込んでいる
1,000
900
800
700
0
773838
実績 想定
847
901
2004 2007 2010 2013 2016 2019 2022
販売電力量
(億kWh)
非特定規模需要(自由化対象ではないお客さま)特定規模需要(自由化対象のお客さま)
5-4 販売電力量に占める自由化対象お客さまの推移
(億kWh)
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
◆ 2000年度より、電力小売の自由化が実施されており、現在、販売電力量の約6割を特定規模需要 (自由化対象のお客さま)が占めている
5-2 用途別の販売電力量の推移
◆ 一般需要(一般家庭、オフィス、商業施設、ホテル等)は全体の7割(そのうち、電灯※が約半分)を占めており、 気温や景気による影響はあるが、お客さま数の増加等により、緩やかな増加傾向となっている◆ 大口産業用需要(大規模な工場等)は、全体の3割を占めており、景気等の影響により、2008年度・2009年度は 減少したが、2010年度以降はほぼ横ばいで推移している (大口産業用需要は、企業による生産活動等に伴い変動するため、景気動向をみる指標の一つになっている)(億kWh)
0
200
400
600
800
1,000
263
304
206
773
315
275
212
802
325
283
222
830
333
296
252
881
326
293
240
859
318
292
224
834
325
312
238
875
315
300
239
854
295
307
236 大口産業用需要28.2%
838
325
282
237
844
※電灯とは、主に一般家庭の契約のこと一般需要(電灯以外) 大口産業用需要一般需要(電灯)
一般需要(電灯以外)36.6%
一般需要(電灯)35.2%
753
2000 2004 2005 20120
200
400
600
800
1000
168(22.3%)
585(77.7%)
802
272(33.9%)
530(66.1%)
830
482(58.1%)
348(41.9%)
838
491(58.6%)
347(41.4%)
[電力小売自由化の対象範囲]2000年度~電 圧契約電力
20,0002,000
VkW以上以上
電 圧契約電力
6,000500
VkW以上以上
電 圧契約電力
6,00050VkW以上以上
2004年度~ 2005年度~
5-3 大口産業用需要の業種別構成比の推移
◆ 大口産業用需要の構成比の推移は、産業構造の変化を示しており、九州の主要産業は、素材型産業(鉄鋼、化学、窯業等)から、加工組立型産業(機械)及び生活関連型産業(食料品、繊維等)にシフトしてきた
◆ 近年は、半導体産業の集積や自動車産業の進出等により、機械の構成比が最も高くなっている
化学鉄鋼 窯業・土石機械
石油・石炭・ゴム繊維 鉱業食料品紙・パルプ 非鉄金属
その他(鉄道業他)その他製造業
リーマンショックによる景気後退の影響
素材型産業(38.4%) 加工組立型産業等(61.6%)
素材型産業(70.3%) 加工組立型産業等(29.7%)
1975年度
(%) (億kWh)
1985年度
1995年度
2005年度
2012年度
125
154
192
222
236
2.2
1.42.5 1.6
2.3
0.61.9 2.6 0.7
0.71.8 1.2
9.7
7.5
7.0
5.4
3.6
2.7 5.7
2.7
4.8
4.4
11.3
9.5
9.3
16.9
27.0
2.8
2.9
3.1
3.8
4.2
5.3
9.2
15.4
15.9
10.5
11.5
14.3
14.0
16.7
7.8
4.6
3.3
4.7
4.0
28.0
32.9
27.5
13.6
4.9
7.4
7.4
7.6
4.8
14.6
15.3
13.4
11.4
9.9
1211 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の電力需要の状況 当社の電力需要の状況
◆ お客さまの節電へのご協力等により、2010年度比で▲10%(▲150万kW)程度の節電効果があった◆ 夏の電力需要の特徴として、最高気温が1℃上がると最大電力が約50万kW上昇する
夏季(3-4時)987万kW
冬季(0-1時)1,029万kW 冬季過去最大(H24年2月2日)(18-19時)1,538万kW
冬
夏季過去最大(H20年8月1日)(14-15時)1,771万kW
夏
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
800
024(時)
23222120191817161514131211109876543210
(万kW)
◆ 夏季は、昼間と夜間の電力ピークの差が大きい(昼間は深夜の2倍)◆ 冬季は、朝と夜に電力ピークが発生する
5-7 一日の電気の使われ方(夏季と冬季の違い)
(注)時間最大電力を記入
1,154
1,123
1,191
1,521 1,516
1,106
1,3751,396
1,265
1,414
1,423
1,217
1,800
1,700
1,600
1,500
1,400
1,300
1,200
1,100
1,000
900
0
(万kW)
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3(月)
5-6 2012年度の月別時間最大電力(発電端)◆ 夏季と比較して、冬季は約9割程度、春秋季は約7~8割程度の需要となっている
5-8 2012年夏の電力需要実績(2010年度と比較した節電効果)
当日最高気温(九州7県平均)
【最大電力と最高気温の相関関係】
1,1002726 2928 30 3231 33 35 36
(℃)34
1,200
1,300
1,400
1,500
1,600
1,700
1,800(万kW)
時間最大電力(発電端)
5-5 最大電力の推移◆ 最大電力は、夏季の気温の高い日に発生しており、気温との相関関係がある◆ 2011~2012年度は、原子力発電所停止による厳しい電力需給状況の中、お客さまの節電への ご協力等により、2年連続で減少している
※発電端(電力):発電機で発電される電力(=送電端電力+発電所内の消費電力)
2012年2010年
期間平均(平日)で2010年比▲10%(▲150万kW)程度の節電
1,100
1,200
1,300
1,400
1,500
1,600
1,700
1,800
1,900
32
(万kW)
時間最大電力
最高気温
1,521
1,544
1,750
1,665
1,7711,7621,754
1,6491,671
1,629
2012201120102009200820072006200520042003
最大電力発生日の最高気温
2010年
2012年
時間最大電力(発電端※)
33
34
35
36(℃)
33.533.3
34.8
34.334.434.1
35.134.6
34.2
33.1
1413 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の電力需要の状況 当社の電力需要の状況
◆ お客さまの節電へのご協力等により、2010年度比で▲10%(▲150万kW)程度の節電効果があった◆ 夏の電力需要の特徴として、最高気温が1℃上がると最大電力が約50万kW上昇する
夏季(3-4時)987万kW
冬季(0-1時)1,029万kW 冬季過去最大(H24年2月2日)(18-19時)1,538万kW
冬
夏季過去最大(H20年8月1日)(14-15時)1,771万kW
夏
1,800
1,600
1,400
1,200
1,000
800
024(時)
23222120191817161514131211109876543210
(万kW)
◆ 夏季は、昼間と夜間の電力ピークの差が大きい(昼間は深夜の2倍)◆ 冬季は、朝と夜に電力ピークが発生する
5-7 一日の電気の使われ方(夏季と冬季の違い)
(注)時間最大電力を記入
1,154
1,123
1,191
1,521 1,516
1,106
1,3751,396
1,265
1,414
1,423
1,217
1,800
1,700
1,600
1,500
1,400
1,300
1,200
1,100
1,000
900
0
(万kW)
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3(月)
5-6 2012年度の月別時間最大電力(発電端)◆ 夏季と比較して、冬季は約9割程度、春秋季は約7~8割程度の需要となっている
5-8 2012年夏の電力需要実績(2010年度と比較した節電効果)
当日最高気温(九州7県平均)
【最大電力と最高気温の相関関係】
1,1002726 2928 30 3231 33 35 36
(℃)34
1,200
1,300
1,400
1,500
1,600
1,700
1,800(万kW)
時間最大電力(発電端)
5-5 最大電力の推移◆ 最大電力は、夏季の気温の高い日に発生しており、気温との相関関係がある◆ 2011~2012年度は、原子力発電所停止による厳しい電力需給状況の中、お客さまの節電への ご協力等により、2年連続で減少している
※発電端(電力):発電機で発電される電力(=送電端電力+発電所内の消費電力)
2012年2010年
期間平均(平日)で2010年比▲10%(▲150万kW)程度の節電
1,100
1,200
1,300
1,400
1,500
1,600
1,700
1,800
1,900
32
(万kW)
時間最大電力
最高気温
1,521
1,544
1,750
1,665
1,7711,7621,754
1,6491,671
1,629
2012201120102009200820072006200520042003
最大電力発生日の最高気温
2010年
2012年
時間最大電力(発電端※)
33
34
35
36(℃)
33.533.3
34.8
34.334.434.1
35.134.6
34.2
33.1
1413 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
1978年 第2次石油危機
1973年 第1次石油危機
1950 1960 1970 1980 1990 2000 20100
200
400
600
800
1,000
1,200(億 kWh)
1951年水力58%石炭42%
1973年石油等79%
1997年原子力48%
2010年原子力39%
地熱・新エネルギー 一般水力 石油等 LNG 石炭 原子力
地熱・新エネルギー4%
一般水力 8%
石油等 21%
LNG 36%
石炭 31%
原子力 0%
当社の電力供給の状況 当社の電力供給の状況
6-3 原子力発電所の設備利用率の推移6-1 当社の発電電力量の推移(他社受電分を含む)
6-4 化石燃料の消費量と燃料費の推移
0
20
40
60
80
100(%)
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
全国
当社
◆ 東日本大震災前までは、発電所の故障や事故が少なく、全国平均を大幅に上回る安定した利用率を維持してきた
◆ 2011~2012年度は、原子力発電所の停止に伴い、化石燃料(重油・原油、LNG)の消費量が増加している◆ 化石燃料の消費量増加や、燃料価格の高騰に伴い、燃料費が急増している
◆ 発電の主力となる電源が、1960年代後半に水力・石炭から石油にシフトし、石油危機以降は原子力・石炭・LNG にシフトしている◆ 2011年度以降は原子力発電所の停止に伴い、LNG・石油が増加している
877
59.7
88.986.2
68.971.9
86.882.1
69.9
85.8
60.7 60.0
84.6 84.8
65.7
81.1
67.3
31.4
23.7
3.90.0
870
620
422
217
106
53
6-2 当社の発電設備構成の推移と各電源の位置づけ
◆ 石油危機以降は、燃料調達の安定性や発電コスト、地球環境への影響などの観点から、多様な電源を組み合わせた 電源ベストミックスを目指してきた
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
(万t・万kl) (億円)
石炭(万t) 重油・原油(万kl) LNG(万t) 燃料費(億円)(右軸)
0
100
200
300
400
500
600
700
1000
0
2000
3000
4000
5000
6000
7000
8000
1,265 1,4321,797
2,113
2,799 3,056
2,130
2,848
5,202
6,797
404
41
218
383
230
57
463
228
61 74
240
530
117
238 241
57
556579
245
48
96
276
562
610
404
216
555
383
457
533
地熱・新エネルギー 揚水 石油等 LNG一般水力 石炭 原子力
(%)
1951 1960 1970 1974 1980 1990 2000 20120
20
40
60
80
100
44.9 40.833.1
21.6
67.6
9.9 9.9
4.4
17.5
49.7
13.1
4.9 7.3
10.3
32.6
19.4
11.4
18.324.1
15.2
22.0
24.7
7.7
5.39.9
7.5
21.2
19.4
18.1
22.7
21.6
43.8
56.454.8
石油火力のシェアがピーク
0.2
2.2 1.20.3
0.7 0.6 0.8 1.0 1.30.2
0.5
[各電源の位置づけ]
・起動停止が迅速なため、電力ピーク時や緊急時に活用
揚水式水力
・発電コストが高く、CO2排出量が多い・需要変動に柔軟に対応できるため、電力ピーク時や緊急時に活用
石油火力
・石油や石炭と比べ、環境性に優れ、出力調整が容易・発電コストも安く、ミドル電源として活用
LNG火力
・燃料調達の安定性や経済性に優れる・環境保全に配慮し、ベース電源として活用
石炭火力
・燃料調達の安定性や経済性、環境保全の面で総合的に優れる・安全性を最優先に、主力ベース電源として活用
原子力
1615 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
1978年 第2次石油危機
1973年 第1次石油危機
1950 1960 1970 1980 1990 2000 20100
200
400
600
800
1,000
1,200(億 kWh)
1951年水力58%石炭42%
1973年石油等79%
1997年原子力48%
2010年原子力39%
地熱・新エネルギー 一般水力 石油等 LNG 石炭 原子力
地熱・新エネルギー4%
一般水力 8%
石油等 21%
LNG 36%
石炭 31%
原子力 0%
当社の電力供給の状況 当社の電力供給の状況
6-3 原子力発電所の設備利用率の推移6-1 当社の発電電力量の推移(他社受電分を含む)
6-4 化石燃料の消費量と燃料費の推移
0
20
40
60
80
100(%)
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
全国
当社
◆ 東日本大震災前までは、発電所の故障や事故が少なく、全国平均を大幅に上回る安定した利用率を維持してきた
◆ 2011~2012年度は、原子力発電所の停止に伴い、化石燃料(重油・原油、LNG)の消費量が増加している◆ 化石燃料の消費量増加や、燃料価格の高騰に伴い、燃料費が急増している
◆ 発電の主力となる電源が、1960年代後半に水力・石炭から石油にシフトし、石油危機以降は原子力・石炭・LNG にシフトしている◆ 2011年度以降は原子力発電所の停止に伴い、LNG・石油が増加している
877
59.7
88.986.2
68.971.9
86.882.1
69.9
85.8
60.7 60.0
84.6 84.8
65.7
81.1
67.3
31.4
23.7
3.90.0
870
620
422
217
106
53
6-2 当社の発電設備構成の推移と各電源の位置づけ
◆ 石油危機以降は、燃料調達の安定性や発電コスト、地球環境への影響などの観点から、多様な電源を組み合わせた 電源ベストミックスを目指してきた
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
(万t・万kl) (億円)
石炭(万t) 重油・原油(万kl) LNG(万t) 燃料費(億円)(右軸)
0
100
200
300
400
500
600
700
1000
0
2000
3000
4000
5000
6000
7000
8000
1,265 1,4321,797
2,113
2,799 3,056
2,130
2,848
5,202
6,797
404
41
218
383
230
57
463
228
61 74
240
530
117
238 241
57
556579
245
48
96
276
562
610
404
216
555
383
457
533
地熱・新エネルギー 揚水 石油等 LNG一般水力 石炭 原子力
(%)
1951 1960 1970 1974 1980 1990 2000 20120
20
40
60
80
100
44.9 40.833.1
21.6
67.6
9.9 9.9
4.4
17.5
49.7
13.1
4.9 7.3
10.3
32.6
19.4
11.4
18.324.1
15.2
22.0
24.7
7.7
5.39.9
7.5
21.2
19.4
18.1
22.7
21.6
43.8
56.454.8
石油火力のシェアがピーク
0.2
2.2 1.20.3
0.7 0.6 0.8 1.0 1.30.2
0.5
[各電源の位置づけ]
・起動停止が迅速なため、電力ピーク時や緊急時に活用
揚水式水力
・発電コストが高く、CO2排出量が多い・需要変動に柔軟に対応できるため、電力ピーク時や緊急時に活用
石油火力
・石油や石炭と比べ、環境性に優れ、出力調整が容易・発電コストも安く、ミドル電源として活用
LNG火力
・燃料調達の安定性や経済性に優れる・環境保全に配慮し、ベース電源として活用
石炭火力
・燃料調達の安定性や経済性、環境保全の面で総合的に優れる・安全性を最優先に、主力ベース電源として活用
原子力
1615 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の電力供給の状況 当社の電力供給の状況
300
400
500
600
700
200
100
2008 2009 2010 2011 20200
(万kW)
3033
3541
40
56
41
74
43
112
700
155
1159676
63
2012(見通し)
100
600
導入量が大幅に増加する見通し
原子力発電所の停止等に伴う増加
合 計1,288万kW
九州 22%
四国 5%
沖縄 1%
中国 10%
近畿 10%
東北 5%
北海道 10%
関東 27%
中部 10%
(注)国が定めた「事業者別排出係数の算定方法」により算定。
(注)海底ケーブル連系の離島を除く
2010 2008~2012平均
875
[3,370][3,370]
3,0503,050
1990 2009
[3,080][3,080]
558 2,4302,430 834 2,9102,910
0.436
0.3480.348
[0.369][0.374]
0.348
2008
[3,210][3,210]
859 2,9902,990
2011 2012
854
[4,480][4,480]
[5,130][5,130]
4,3004,300 5,0205,020838
0.5030.503
[0.525][0.525] 0.5990.599
[0.612][0.612]
[0.385][0.385]
[ ]内はCO2排出クレジットを反映する前の値
1990年度比で▲20%程度
販売電力量(億kWh) CO2排出量(万トン-CO2)販売電力量あたりのCO2排出量(kg-CO2/kWh)
◆ 2010年度までは目標を達成していたが、2011年度以降は原子力発電所の停止等に伴い大幅に増加している
太陽光 風力
◆ 全国の4割以上を当社が占めており、九州に豊富に存在する貴重な地熱資源を積極的に有効活用している◆ 日本最大規模の八丁原発電所(112千kW)を保有している
◆ 固定価格買取制度※の開始により、太陽光発電設備の導入量が急速に増加している◆ 今後も増加し続け、2020年度には700万kWまで拡大する見通しとなっている◆ 固定価格買取制度による設備認定状況は、全国の22%を占めており、九州の経済規模(約10%)と比較して進 んでいる
6-5 太陽光・風力の設備導入量の推移と見通し
〔参考1〕固定価格買取制度による地域別の設備認定状況
(太陽光・風力)[2013年2月末時点]
6-7 CO2排出量と販売電力量あたりのCO2排出量
4割以上を当社が占めている
当社以外56%267千kW
当社44%212千kW
◆ 全国の約6割を当社が占めている◆ 離島は需要密度が低く、また、離島での発電に使用する重油の燃料費や燃料輸送費が割高になることから、 離島以外と比較して約2倍のコストがかかっている
全国(沖縄除く)の約6割を当社が占めている※沖縄を含めても約5割近くを当社が占める
当社以外38%193千kW 当社
62%315千kW
※「固定価格買取制度」とは、再生可能エネルギーで発電された電気を、電力会社が国の定める価格で一定期間買取り、 その費用を電気のご使用量に応じて、お客さまにご負担いただく制度
出典:資源エネルギー庁「電力調査統計」をもとに作成
6-6 地熱発電の設備容量[電気事業者合計に占める当社の割合](2012年度)6-8 当社の離島発電所の出力[9電力会社合計(沖縄除く)に占める当社の割合](2012年度)
27,500110,0002,00012,50030,00030,000
212,000kW
設備容量(kW)
1996年11月1977年 6 月2006年 4 月1967年 8 月1996年 3 月1995年 3 月
運転開始年月
大分県玖珠郡九重町大分県玖珠郡九重町大分県玖珠郡九重町大分県玖珠郡九重町霧島市牧園町指宿市山川-
所在地
滝 上八丁原
八丁原バイナリー大 岳大 霧山 川
設備容量 合計
設備容量(kW)
対馬市上県町対馬市豊玉町対馬市厳原町壱岐市芦辺町壱岐市芦辺町薩摩川内市上甑町西之表市西之表鹿児島県熊毛郡南種子町鹿児島県大島郡喜界町鹿児島県大島郡龍郷町奄美市名瀬小浜町鹿児島県大島郡天城町鹿児島県大島郡徳之島町鹿児島県大島郡知名町鹿児島県大島郡与輪町
1923年12月1978年 6 月1930年 6 月1914年 8 月1983年 6 月1930年11月1913年 3 月1981年 6 月1977年 9 月1980年 6 月1972年 9 月1980年 9 月1971年 5 月1976年 6 月1976年 6 月
5,10042,0008,60016,50024,00014,25016,50024,00012,60060,00021,00021,0007,50019,1005,600
離島の主な内燃力発電所(設備容量5,000kW以上)
地熱発電所佐 須 奈豊 玉厳 原芦 辺新 壱 岐甑 島 第 一種 子 島 第 一新 種 子 島新 喜 界竜 郷名 瀬新 徳 之 島亀 津新 知 名新 与 論
発電所名
所在地運転開始年月発電所名
目 標
0.348程度(2008~2012平均)
目標値
0.429(2008~2012平均)
実績値
1817 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の電力供給の状況 当社の電力供給の状況
300
400
500
600
700
200
100
2008 2009 2010 2011 20200
(万kW)
3033
3541
40
56
41
74
43
112
700
155
1159676
63
2012(見通し)
100
600
導入量が大幅に増加する見通し
原子力発電所の停止等に伴う増加
合 計1,288万kW
九州 22%
四国 5%
沖縄 1%
中国 10%
近畿 10%
東北 5%
北海道 10%
関東 27%
中部 10%
(注)国が定めた「事業者別排出係数の算定方法」により算定。
(注)海底ケーブル連系の離島を除く
2010 2008~2012平均
875
[3,370][3,370]
3,0503,050
1990 2009
[3,080][3,080]
558 2,4302,430 834 2,9102,910
0.436
0.3480.348
[0.369][0.374]
0.348
2008
[3,210][3,210]
859 2,9902,990
2011 2012
854
[4,480][4,480]
[5,130][5,130]
4,3004,300 5,0205,020838
0.5030.503
[0.525][0.525] 0.5990.599
[0.612][0.612]
[0.385][0.385]
[ ]内はCO2排出クレジットを反映する前の値
1990年度比で▲20%程度
販売電力量(億kWh) CO2排出量(万トン-CO2)販売電力量あたりのCO2排出量(kg-CO2/kWh)
◆ 2010年度までは目標を達成していたが、2011年度以降は原子力発電所の停止等に伴い大幅に増加している
太陽光 風力
◆ 全国の4割以上を当社が占めており、九州に豊富に存在する貴重な地熱資源を積極的に有効活用している◆ 日本最大規模の八丁原発電所(112千kW)を保有している
◆ 固定価格買取制度※の開始により、太陽光発電設備の導入量が急速に増加している◆ 今後も増加し続け、2020年度には700万kWまで拡大する見通しとなっている◆ 固定価格買取制度による設備認定状況は、全国の22%を占めており、九州の経済規模(約10%)と比較して進 んでいる
6-5 太陽光・風力の設備導入量の推移と見通し
〔参考1〕固定価格買取制度による地域別の設備認定状況
(太陽光・風力)[2013年2月末時点]
6-7 CO2排出量と販売電力量あたりのCO2排出量
4割以上を当社が占めている
当社以外56%267千kW
当社44%212千kW
◆ 全国の約6割を当社が占めている◆ 離島は需要密度が低く、また、離島での発電に使用する重油の燃料費や燃料輸送費が割高になることから、 離島以外と比較して約2倍のコストがかかっている
全国(沖縄除く)の約6割を当社が占めている※沖縄を含めても約5割近くを当社が占める
当社以外38%193千kW 当社
62%315千kW
※「固定価格買取制度」とは、再生可能エネルギーで発電された電気を、電力会社が国の定める価格で一定期間買取り、 その費用を電気のご使用量に応じて、お客さまにご負担いただく制度
出典:資源エネルギー庁「電力調査統計」をもとに作成
6-6 地熱発電の設備容量[電気事業者合計に占める当社の割合](2012年度)6-8 当社の離島発電所の出力[9電力会社合計(沖縄除く)に占める当社の割合](2012年度)
27,500110,0002,00012,50030,00030,000
212,000kW
設備容量(kW)
1996年11月1977年 6 月2006年 4 月1967年 8 月1996年 3 月1995年 3 月
運転開始年月
大分県玖珠郡九重町大分県玖珠郡九重町大分県玖珠郡九重町大分県玖珠郡九重町霧島市牧園町指宿市山川-
所在地
滝 上八丁原
八丁原バイナリー大 岳大 霧山 川
設備容量 合計
設備容量(kW)
対馬市上県町対馬市豊玉町対馬市厳原町壱岐市芦辺町壱岐市芦辺町薩摩川内市上甑町西之表市西之表鹿児島県熊毛郡南種子町鹿児島県大島郡喜界町鹿児島県大島郡龍郷町奄美市名瀬小浜町鹿児島県大島郡天城町鹿児島県大島郡徳之島町鹿児島県大島郡知名町鹿児島県大島郡与輪町
1923年12月1978年 6 月1930年 6 月1914年 8 月1983年 6 月1930年11月1913年 3 月1981年 6 月1977年 9 月1980年 6 月1972年 9 月1980年 9 月1971年 5 月1976年 6 月1976年 6 月
5,10042,0008,60016,50024,00014,25016,50024,00012,60060,00021,00021,0007,50019,1005,600
離島の主な内燃力発電所(設備容量5,000kW以上)
地熱発電所佐 須 奈豊 玉厳 原芦 辺新 壱 岐甑 島 第 一種 子 島 第 一新 種 子 島新 喜 界竜 郷名 瀬新 徳 之 島亀 津新 知 名新 与 論
発電所名
所在地運転開始年月発電所名
目 標
0.348程度(2008~2012平均)
目標値
0.429(2008~2012平均)
実績値
1817 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の経営状況と経営効率化の取組み当社の経営状況と経営効率化の取組み
※2012年7~9月の貿易統計価格に基づく燃料費調整額、消費税等相当額、再生可能エネルギー発電促進賦課金及び太陽光発電促進付加金を含む※関西・九州は認可料金、北海道・東北・四国は申請料金(2013年7月末現在)※東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州については、口座振替割引を含む
契約電流:30A、使用電力量:300kWhとして算定
6,888
(円/月)
北陸 当社 中部 中国 関西 四国 沖縄 東京 東北 北海道
8,200
7,800
7,400
7,000
6,600
6,200
5,800
10社平均
料金値上げ後でも全国で2番目に低い
◆ 2013年5月に実施した電気料金値上げ後においても、全国で2番目に低い料金水準を維持している
◆ 当社の電気料金は、1995年度時点では電力会社9社中(沖縄除く)3番目に高かった◆ しかし、継続的な経営効率化による7回の値下げを実施し、2008年度以降、9社中2番目に安い水準になっている
◆ 2011~2012年度は、原子力発電所の停止の影響に伴う火力燃料費の増加等により大幅な赤字となった
◆ 2011~2012年度は、有利子負債の増加や純資産の減少により、自己資本比率が大幅に低下した
7-3 電気料金(販売単価※)の推移と他社比較
7-4 ご家庭の電気料金の他社比較
7-1 収支データ(当社単体)
0
5,000
10,000
15,000
20,000
13,384 13.339 13,39514,014 14,373
13,472 13,97014,144 14,575
13,214
▲4,000
▲2,000
0
2,000
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
(億円) (億円)
9,910
2,224 2,487
9,368
2,929
9,268
3,239
9,098
4,032
9,382 9,430
4,555 3,266
9,702
4,219
12,134 11,855 12,197 12,33713,414 13,985
12,968 13,429
9,210
7,263
16,429
9,166
9,493
17,975
8,482
1,0791,529
1,141 1,057600 387 503 541
▲2.285
▲3,399
2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012
(億円) (%)
総資産 純資産有利子負債残高 自己資本比率(右軸)
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
0
10
20
30
22.3
38,590
21,833
24.4
38,065
19,991
25.8
38,573
19,751
26.9
37,901
19,123
26.4
37,847
19,159
25.6
38,341
19,896
26.1
37,765
18,944
24.9
38,908
19.681
18.741,109
23,601
10.2
42,107
27,890
8,619 9,2939,956 10,188 9,996 9,815 9,841 9,675
7,667
4,292
7-2 財務データ(当社単体)
経常損益(右軸)経常費用(燃料費等※) 経常費用(燃料費等以外)経常収益
※燃料費等とは、燃料費及び他社・他の電力会社等から受電した購入電力料
1995 2000 2005 20102008
燃料価格高騰
(円/kWh)21
20
19
18
17
16
15
九州
電力会社9社平均
安い方から数えた当社の順位
※販売単価:電灯電力料÷販売電力量出典:電気事業連合会「電力統計情報」をもとに作成
▼電源調達入札制度の導入(1995年~)
▼電力小売自由化の開始(2000年~)
24
6
7
2019 九州電力データブック 2013九州電力データブック 2013
当社の経営状況と経営効率化の取組み当社の経営状況と経営効率化の取組み
※2012年7~9月の貿易統計価格に基づく燃料費調整額、消費税等相当額、再生可能エネルギー発電促進賦課金及び太陽光発電促進付加金を含む※関西・九州は認可料金、北海道・東北・四国は申請料金(2013年7月末現在)※東京・中部・北陸・関西・中国・四国・九州については、口座振替割引を含む
契約電流:30A、使用電力量:300kWhとして算定
6,888
(円/月)
北陸 当社 中部 中国 関西 四国 沖縄 東京 東北 北海道
8,200
7,800
7,400
7,000
6,600
6,200
5,800
10社平均
料金値上げ後でも全国で2番目に低い
◆ 2013年5月に実施した電気料金値上げ後においても、全国で2番目に低い料金水準を維持している
◆ 当社の電気料金は、1995年度時点では電力会社9社中(沖縄除く)3番目に高かった◆ しかし、継続的な経営効率化による7回の値下げを実施し、2008年度以降、9社中2番目に安い水準になっている
◆ 2011~2012年度は、原子力発電所の停止の影響に伴う火力燃料費の増加等により大幅な赤字となった
◆ 2011~2012年度は、有利子負債の増加や純資産の減少により、自己資本比率が大幅に低下した
7-3 電気料金(販売単価※)の推移と他社比較
7-4 ご家庭の電気料金の他社比較
7-1 収支デ