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MICRO TECHNOLOGY OF DISPLAY & SEMICONDUCTOR定時株主総会 配当金受領株主確定日 公告掲載URL 株主名簿管理人 同事務取扱場所 郵便物送付先 4月1日~翌年3月31日 毎年6月 毎年3月31日 その他必要あるときは、あらかじめ公告して 臨時に基準日を定めます。 期末配当金 ── 3月31日 中間配当金 ── 9月30日 (中間配当を行う場合) 100株 http://www.tclab.co.jp (ただし、電子公告によることができない事故、その他のやむを得 ない事由が生じたときには、日本経済新聞に掲載いたします。) 〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120-232-711 (フリーダイヤル) 三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店 野村證券株式会社 全国本支店 配当金のお受け取りは便利な口座振込で (『ゆうちょ銀行貯金口座振込』も可能です) 当社の配当金のお受け取りは、口座振込が便利です。 銀行等預金口座およびゆうちょ銀行貯金口座への振込は、 ■確実・・・お受け取りのお忘れがありません。 ■安全・・・ご指定の口座に振り込みます。 ■迅速・・・支払開始日に口座から引き出しができます。 なお、手続き方法につきましては、 三菱UFJ信託銀行証券代行部までお問い合わせください。 お問い合わせは当社IR室、 03-3962-3468 までお願いいたします。 株主メモ ご案内 URL http://www.tclab.co.jp 株主のみなさまへ 大事なお知らせ 株券電子化の準備はもうお済みですか! 当社および上場会社の株券は、平成21年6月までの一定の日 (政令で指定する日)に一斉に電子化され、お手元の株券は無効と なります。(平成16年6月9日公布の株券等決済合理化法による) 当社の株券をまだお手元にお持ちの株主様は、以下の内容をご 確認のうえ、お早めにお手続きくださいますようお願いいたします。 他人名義の株券をお持ちの場合 ご本人名義の株券をお持ちの場合 株券電子化後に、株主様と しての権利を失う可能性が あります!! お早めにご本人名義への名 義書換手続きおよび株式会 社 証 券 保 管 振 替 機 構(通 称:ほふり)への預託手続き をお願いいたします。 詳しくは、証券会社または 当社株主名簿管理人 までお問い合わせください。 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 TEL0120-232-711 ) 詳しくは、証券会社に お問い合わせください。 株券電子化後は、株主様と しての権利は特別口座に確 保されますが、特別口座では、 株式の売却はできません! お手元の株券をお早めに証 券会社の口座に移管される ことおよび、株式会社証券保 管振替機構(通称:ほふり) へ預託手続きされることを お勧めいたします。 ●株券電子化に関するお問い合わせ・情報は 日本証券業協会 証券決済制度改革推進センター TEL. 03-3667- 4500 (平日9:00~17:00) ホームページ http://www.kessaicenter.com/ TCL AUTUMN 2008 2008年度 第1四半期 決算のご報告 2008.4.1ー 2008.6.30 TOKYO CATHODE LABORATORY 通信 証券コード:6868 【 紅 葉 】-kouyou- 美しい紅葉も、植物にとっては寒い冬を迎えるための準備。気温が下がり始めると葉の付け根に離層と呼ばれる「フタ」 ができ、光合成で作られた糖は行き場を失って葉に残ります。やがて葉緑素が分解され、糖はアントシアニンという赤い 色素に変わるためカエデなどは鮮やかに赤く色づきます。一方イチョウなどは離層ができる前に糖をすべて幹に送って しまうため、葉緑素が分解されても赤くならず、もともと葉に含まれるカロチノイドの黄色が目立つようになるのです。

証券コード:6868 TCL - IR Pocketpdf.irpocket.com/C6868/ydRw/QCh3/X22o.pdf証券コード:6868 【紅葉】-kouyou-美しい紅葉も、植物にとっては寒い冬を迎えるための準備。気温が下がり始めると葉の付け根に離層と呼ばれる「フタ」

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Page 1: 証券コード:6868 TCL - IR Pocketpdf.irpocket.com/C6868/ydRw/QCh3/X22o.pdf証券コード:6868 【紅葉】-kouyou-美しい紅葉も、植物にとっては寒い冬を迎えるための準備。気温が下がり始めると葉の付け根に離層と呼ばれる「フタ」

“MICRO TECHNOLOGY OF DISPLAY & SEMICONDUCTOR”

事 業 年 度

定 時 株 主 総 会

上 記 基 準 日

配当金受領株主確定日

単 元 株 式 数

公 告 掲 載 U R L

株主名簿管理人

同事務取扱場所

連 絡 先郵便物送付先

同 取 次 所

4月1日~翌年3月31日

毎年6月

毎年3月31日その他必要あるときは、あらかじめ公告して臨時に基準日を定めます。

期末配当金──3月31日中間配当金──9月30日(中間配当を行う場合)

100株

http://www.tclab.co.jp(ただし、電子公告によることができない事故、その他のやむを得

ない事由が生じたときには、日本経済新聞に掲載いたします。)

〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社

〒100-8212 東京都千代田区丸の内一丁目4番5号三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部

〒137-8081 東京都江東区東砂七丁目10番11号三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部電話 0120-232-711(フリーダイヤル)

三菱UFJ信託銀行株式会社 全国各支店野村證券株式会社 全国本支店

配当金のお受け取りは便利な口座振込で(『ゆうちょ銀行貯金口座振込』も可能です)

当社の配当金のお受け取りは、口座振込が便利です。

銀行等預金口座およびゆうちょ銀行貯金口座への振込は、

■確実・・・お受け取りのお忘れがありません。

■安全・・・ご指定の口座に振り込みます。

■迅速・・・支払開始日に口座から引き出しができます。

なお、手続き方法につきましては、

三菱UFJ信託銀行証券代行部までお問い合わせください。

お問い合わせは当社IR室、03-3962-3468 までお願いいたします。

( )

株主メモ

ご 案 内

URL http://www.tclab.co. jp

株主のみなさまへ大事なお知らせ

株券電子化の準備はもうお済みですか!

当社および上場会社の株券は、平成21年6月までの一定の日

(政令で指定する日)に一斉に電子化され、お手元の株券は無効と

なります。(平成16年6月9日公布の株券等決済合理化法による)

当社の株券をまだお手元にお持ちの株主様は、以下の内容をご

確認のうえ、お早めにお手続きくださいますようお願いいたします。

「他人名義」の株券をお持ちの場合

「ご本人名義」の株券をお持ちの場合

株券電子化後に、株主様と

しての権利を失う可能性が

あります!!

お早めにご本人名義への名

義書換手続きおよび株式会

社証券保管振替機構(通

称:ほふり)への預託手続き

をお願いいたします。

詳しくは、証券会社または当社株主名簿管理人

までお問い合わせください。

三菱UFJ信託銀行株式会社証券代行部

TEL0120-232-711( ) 詳しくは、証券会社にお問い合わせください。

株券電子化後は、株主様と

しての権利は特別口座に確

保されますが、特別口座では、

株式の売却はできません!

お手元の株券をお早めに証

券会社の口座に移管される

ことおよび、株式会社証券保

管振替機構(通称:ほふり)

へ預託手続きされることを

お勧めいたします。

●株券電子化に関するお問い合わせ・情報は

日本証券業協会 証券決済制度改革推進センター

TEL. 03-3667-4500(平日9:00~17:00)ホームページ http://www.kessaicenter.com/

TCLAUTUMN 20082008年度 第1四半期決算のご報告2008.4.1ー 2008.6.30

TOKYO CATHODE LABORATORY

通信

証券コード:6868

【 紅 葉 】-kouyou-

美しい紅葉も、植物にとっては寒い冬を迎えるための準備。気温が下がり始めると葉の付け根に離層と呼ばれる「フタ」

ができ、光合成で作られた糖は行き場を失って葉に残ります。やがて葉緑素が分解され、糖はアントシアニンという赤い

色素に変わるためカエデなどは鮮やかに赤く色づきます。一方イチョウなどは離層ができる前に糖をすべて幹に送って

しまうため、葉緑素が分解されても赤くならず、もともと葉に含まれるカロチノイドの黄色が目立つようになるのです。

Page 2: 証券コード:6868 TCL - IR Pocketpdf.irpocket.com/C6868/ydRw/QCh3/X22o.pdf証券コード:6868 【紅葉】-kouyou-美しい紅葉も、植物にとっては寒い冬を迎えるための準備。気温が下がり始めると葉の付け根に離層と呼ばれる「フタ」

2TCL1 TCL

株主のみなさまへ

モリブデン電極を中心とした電子部品事業が好調に

推移した結果、第1四半期の売上高は計画を上回り

ましたが、プローブカード事業は厳しい状況が続き、

グループ全体の利益を圧迫しました。

株主のみなさまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げ

ます。平素は格別のお引き立てをいただきまして、厚く御礼申し上げます。

2009年3月期第1四半期が終了いたしましたので、ここに「TCL通信

2008年秋号」をお届けいたします。

当第1四半期の連結業績につきましては、売上高4,263百万円、営業利

益183百万円、経常利益116百万円、四半期純利益30百万円となりま

した。今後とも株主のみなさまのご期待に沿えるよう、経営陣とともに全

力を尽くしてまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

社長インタビュー

厳しい状況の中、電子部品事業とプローブカード事業の明暗が分かれました。

専門特化することでATE事業とOVIS事業を効率的に進めます。

採用計画および社員教育に力を注ぎ、企業価値の向上に努めてまいります。

厳しいコストダウンの要求、市場の先行きの

不透明感など、ともに厳しい状況の中で2事

業の明暗が分かれました。電子部品事業で

は、競争激化による価格低下が著しいパネル

メーカーからの、モリブデン電極および溶接品

に対する厳しいコストダウン要求が続きました

が、一方で大画面薄型テレビの底堅い需要

に支えられ、売上高を堅調に伸ばすことがで

きました。コストダウンについてはメーカーとも相

談しながら、共存の道を探っていきたいと考え

ております。今後は台湾での新規顧客開拓を

さらに進め、国内・韓国・台湾のバランスの取

れた販売体制を構築してまいります。プロセス

部品では利益率の改善が見られましたが、今

後は12インチウェハへの対応を積極的に進

め、売上に貢献できるよう努力してまいります。

またすでに発表されておりますとおり、高熱伝

導性カーボン素材「PYROID HT」の取り

扱いを開始しました。当社独自の加工技術に

より付加価値を加えた製品として、すでに活

発な引き合いを受けており、来期以降の売上

に貢献してくれるものと期待しております。(P4

TCL newsを参照ください)

一方でプローブカード事業は、市場の成長

鈍化や半導体の狭ピッチ化や多チャンネル

装置事業から分割した2事業は、それぞ

れの事業部の役割が非常に明確になった

ことで、営業部員が自分の責任範囲に集

中できるようになり、意思の疎通も密にス

ピーディな動きができるようになりました。新

しい商談に対してもすばやく対応すること

ができ、このことが受注の増大につながる

ものと期待しております。ATE事業では装

置事業時代に培った基礎を下地に計画通

りの受注を獲得することができました。

今後は韓国、日本国内での高いシェアを

維持しつつ、現在20~30%の台湾でのシェ

アを50%程度に引き上げることが課題で

す。OVIS事業はゼロからの立ち上げとなり

ましたが、当社の製品コンセプトが今まで

にない新しいものであったことなどが影響

し、引き合いは強いものの受注に至るまで

にはやや苦戦をしております。今後はさらな

る付加価値を付けユーザーの要望を満足

させるラインナップを取り揃え、今期中の受

注獲得の実現に注力してまいります。

前回もお話ししました主体的な社員を養

成するための教育研修については計画通

り進めてまいります。今期はハードスキルの部

分からソフトスキルの部分にも踏み込み、全

社員を対象に主体性の醸成に努めてまい

ります。また企業の成長のベースを決めると

言っても過言でない採用についても新たな

取り組みを開始し、教育とともに車の両輪と

して株主のみなさまのご期待に応えられる

ような企業作りに邁進してまいります。

今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜り

ますようよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長

大久保 尚武

化などの影響に加え、液晶ドライバーの生産

拠点そのものが海外へとシフトしていく流れ

の中で、大きな影響を受けることとなりました。

今後は海外の生産拠点へのシフトを進め

コストダウンを実現することで巻き返しを図る

と同時に、生産量の減少という状況の中で

も一定の利益を上げられる体質への転換が

急務と考えております。AC、OCの両プローブ

についてはマーケットの高い評価を武器に引

き続き積極的な拡販を進めてまいります。ま

たMEMS技術を使った新製品については、

他社が同様の技術で参入している領域以

外の領域を念頭に、当第3四半期~第4四

半期をめどにサンプル出荷を開始、2009年

度以降には売上に貢献できるように育てて

いきたいと考えております。

Page 3: 証券コード:6868 TCL - IR Pocketpdf.irpocket.com/C6868/ydRw/QCh3/X22o.pdf証券コード:6868 【紅葉】-kouyou-美しい紅葉も、植物にとっては寒い冬を迎えるための準備。気温が下がり始めると葉の付け根に離層と呼ばれる「フタ」

4TCL3 TCL

2008年度第1四半期の概況

当第1四半期におけるわが国経済は、昨年来のサブプライム問題に起因する金融市場の混

乱、原油・原材料高騰などにより、先行きが不透明で企業の投資が控えられる中、食料価

格の上昇により消費マインドも落ち込み、景況感が悪化し、減速している状況にあります。電

気・電子業界におきましては、牽引役である薄型テレビの販売台数は堅調に推移するも競

争激化により価格下落が著しく、コストダウンの要求が非常に厳しい状況にあります。

このような状況のもと、当社グループは、売上拡大のための新規製品の開拓を進めてまいりま

した。また、取引先のコストダウンの要求に対応するため、原価低減を実行し、利益を確保

するために取り組んでまいりましたが、プローブカード事業の売上が減少したため、グループ全

体の利益が圧迫される形となりました。この結果、当第1四半期における当社グループの経

営成績につきましては、売上高は4,263百万円、営業利益は183百万円、経常利益は116百

万円、四半期純利益は30百万円となりました。

売上高

経常利益

当期純利益

(単位:百万円)

通期の見込み(連結)

TV・パソコン用ブラウン管

ディスプレイ 半導体

LCD・EL PDP FED

電子部品

ATE・OVIS

その他製品・商品

プローブカード

●高品位カソード/特殊型カソード ●電子銃用パーツ ●ヒーター ●ヒータータブ溶接機 ●ファーストコイルマシーン

●LCDプローバ非接触OS検査装置  LTPS用低ノイズ対応アレイ検査装置

●プラズママップモニター ●マニュアルプローバ ●セミオートプローバ

●イオンソースヘッド ●エッチャー用電極

●LCDセル自動点灯検査装置 ●LCD用各種部材用自動欠陥検査装置

●液晶バックライト用モリブデン電極

●LCD用プローブカード ●PDP用  プローブカード

●ウエハー用  プローブカード

●カソード・  エミッション・  プロファイラ-  (C・E・P)

●PDPプローバ ●PDP点灯  検査装置

(光学フィルム、バックライトユニット等)

●事業領域

売上高 (単位:百万円)

(第1四半期)

2005/3

11,58312,751

14,56015,155

16,200(通期見込)

2006/3 2007/3 2008/3 2009/3

4,263

(第1四半期)

経常利益 (単位:百万円)

2005/3 2006/3 2007/3 2008/3 2009/3

116

734

518

1,019

793

1,070(通期見込)

(第1四半期)

当期純利益 (単位:百万円)

2005/3 2006/3 2007/3 2008/3 2009/3

346

238

459

165

30

550(通期見込)

当社電子部品事業部は、米国ミンテッ

クインターナショナル社(MINTEQ

INTERNATIONAL INC. 本社:ペンシルバニア)の開発した次世代の高熱

伝導性カーボン素材『PYROID HT』の、日本および東アジア地区(韓国・台湾・

中国)における加工・販売に関して業務提携をいたしました。

高熱伝導性カーボン素材

『PYROID HT』の取り扱いを開始

驚異の熱伝導率1,700W/mK

『PYROID HT』は、2,000℃以上の高温をか

けて化学処理によって作られた高熱伝導性カー

ボン素材(グラファイト)です。パソコンのCPUの

放熱などに使われている通常のグラファイトシー

トや銅などの熱伝導率が400W/mK、アルミで

200W/mK程度であるのに対し、『PYROID

HT』は1,700W/mKという高い熱伝導性能を

有しています。このためモーターや照明などの制

御や電力の変換を行うパワー半導体の放熱に大

きな威力を発揮すると期待され、すでに自動車

メーカーやパワー半導体メーカー、電子部品の

パッケージメーカーなどから多くの問合せ、引き

合いをいただいております。

当社独自技術による付加価値をプラス

当社ではこの『PYROID HT』の持つ優れた性

能に独自の技術をプラスすることで、シート状以

外の熱交換に優れた構造の開発や、グラファイ

トの表面に金属を付加することで加工性を良く

すると同時に熱伝導を高めた製品、それらを溶

接することでさらに性能の高い製品など、高付

加価値製品を開発してまいります。また、半導体

とグラファイトシートを接着する樹脂に、粉末状

にした『PYROID HT』を混ぜることにより現状

の4~5倍の熱伝導性能が得られると予想され

ることから、粉末化した製品や樹脂との混合製

品の開発にも着手しています。

●他のグラファイト系材料に比べ高耐久性

●高い熱発散・熱拡散性

●安定した品質と性能

●厚さ0.25mmのシート状から300mm×300mm

の大面積まで対応

●任意の方向に熱伝導を制御可能(異方性)

『PYROID HT』の特長素材別熱伝導率例

PYROID HT

高密度 ファイバー

銅 アルミニウム

熱伝導率 (W/mk)

1,8001,6001,4001,2001,000

800600400200

0

A 方向

B 方向

C 方向

Page 4: 証券コード:6868 TCL - IR Pocketpdf.irpocket.com/C6868/ydRw/QCh3/X22o.pdf証券コード:6868 【紅葉】-kouyou-美しい紅葉も、植物にとっては寒い冬を迎えるための準備。気温が下がり始めると葉の付け根に離層と呼ばれる「フタ」

6TCL5 TCL

電子部品事業

モリブデン電極は

概ね計画を達成しましたが、

プロセス部品は厳しい状況でした。

モリブデン電極および溶接品に対する厳しい値下げ

要求が続きましたが、一方で大画面薄型テレビの需

要は底堅く、売上を堅調に伸ばすことができました。

またプロセス部品では、利益率の改善が見られ売上

に貢献することができました。しかしながら、メーカー

の生産調整や一部減産の動きは続いており、北京オ

リンピック以降の動向については不透明な部分も多

く、不安定な状態が続くものと見ています。

当第1四半期の状況

厳しいコストダウン要求の中、

大画面薄型テレビの底堅い需要

に支えられ、売上は堅調に推移

しました。この結果、売上高は

1,804百万円、営業利益は266

百万円となりました。

プローブカード事業

市場の落ち込みや

価格低迷の影響を受け売上が減少、

利益を確保できませんでした。

半導体市場の成長鈍化や価格低迷による顧客の値下

げ要求が強まると同時に、半導体の狭ピッチ化、多個

取りへの要求の高まりにより、従来のカンチレバー型プ

ローブカードでは対応しきれない領域が増えてきたため

に、受注が伸びず売上が減少、利益を確保することが

できませんでした。またコブラプローブについても、ゲー

ム機関係や携帯電話用フラッシュメモリなどの落ち込み

の影響を受け、計画通りの業績には至りませんでした。

当第1四半期の状況

狭ピッチ化、多個取りの流れの

中、カンチレバー型プローブ

カードの売上が減少、利益確保

ができませんでした。この結果、

売上高は1,307百万円、営業利

益は58百万円となりました。

ATE事業

海外顧客向け

非接触型OSテスターが順調に推移、

通期では大きな伸長が予想されます。

今期より装置事業はATE事業とOVIS事業の2事業に

分割され、それぞれに特化した業務を推進することと

なりました。ATE事業では、海外顧客向けのLCD用非

接触型OSテスターが順調に推移し、計画通りの受注

量となりました。シェアも韓国ではほぼ100%、日本国

内で50%、台湾で20~30%を誇っておりますが、受注

済み装置製品の納期が下期に集中するため、当第1四

半期の利益として計上することはできませんでした。

当第1四半期の状況

今期の受注は日本国内のG10

世代、韓国・台湾のG8世代を中

心に順調に推移しております

が、受注済み装置製品の売上は

下期に集中するため、売上高は

471百万円、営業損失は5百万

円となりました。

OVIS事業

強い引き合いを、

今期の受注に結びつけることが

できるかどうかが課題です。

OVIS事業部としては、ゼロからの立ち上げとなりました。

ビジョン関連の新偏光板貼り合わせシステムやROLL

偏光板切断貼り合わせシステムを主力製品に営業して

まいりましたが、新しいコンセプトの当社製品は、新し

さ故に導入までに時間を要するケースもあり、やや苦戦

しています。しかしながら、新たな付加価値を備えた

製品ラインナップを取り揃えていくことで、強い引き合い

を確実に受注へ結びつけていきたいと考えています。

当第1四半期の状況

ビジョンシステムと部品加工

システムの一体化システムへ

の対応を進め、積極的に営業活

動を展開した結果、売上高は

680百万円、営業利益は66百

万円となりました。

注:当第1四半期より従来の装置事業を、

FPD用O/S検査機、プローバー製品

を中心としたATE(Advanced Test

Equipments)事業と、各種画像処理

関連装置を中心としたOVIS(Optical

Vision Inspection System)事業と

に分割いたしました。

売上高 (単位:百万円)

(第1四半期) 2005/3 2006/3 2007/3

3,8183,286

2008/3

6,169

2,832

2009/3

1,804

売上高 (単位:百万円)

(第1四半期) 2005/3 2006/3

5,948

2007/3

7,034

2008/3

6,837

5,571

2009/3

1,307

売上高 (単位:百万円)

(第1四半期)

ATE事業 OVIS事業

2,984

4,240

3,180

2005/3 2006/3 2007/3

2,148

2008/3

471

680

2009/3