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2008年12月1日発行 <学会事務局> 〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内1-24-1 電話・FAX: 03(5941)5270 <学会ホームページ> http://www.soc.nii.ac.jp/jsbse/ 日時:平成20年10月18日(土)9:45~16:00 場所:いわて県民情報交流センター 「アイーナ」(盛岡市) ACS事例:「帰宅願望が強い方が安心してグルー プホームで生活するためには」 講演:「認知症への心理的アプローチ」 講師・ACSコメンテーター: 井上勝也 駿河台大学教授 参加者:55名 10月18日 岩手支部でACSと講演会が開催されました 時:2009年2月15日(日) 場:明治学院大学白金キャンパス ※詳細・申込等につきましては決定次第発表致します。 総会のご案内 やすく、明日からの介護に早速 活かせる内容だったので、勉強 になった」 「また、井上先生のお話を伺う機会を 設けて欲しい」 など井上勝也先生の講演は大好評でし 時:2008年12月20日 15:00~17:30 場:神奈川県社会福祉会館 テーマ:「介護の悩みを共有しよう」 ※詳細・お申込みにつきましては、別紙「ACSのご案内」をご覧ください。 本部・神奈川支部共催シンポジウム(198回ACS)のご案内 論文投稿を促進するため、投稿要項・締切等について「お知らせ」等に随時掲載することと しました。また、査読のスピードを速め、原則2ヶ月で投稿者に返却することとします。 さらに、適切な論文投稿のためのチェックシートなどの作成を計画しています。 投稿の便宜を向上するため、メール等による投稿も検討中です。 広告についてはこれまでの金額と枠の大きさを見直し、新たに1ページ4万円、半ページ2 万円、4分の1ページ1万円とすることにしました。 学会誌編集委員会 学会誌掲載の論文については、掲載が決定した論文の研究代表者に対し、著作権に関する許 諾書を送付し、研究者全員に署名・捺印をしていただくこととしました。 その他のものについては該当案件について個別に協議することと致しました。 著作権の取り扱いについて これまでの学会活動について、15周年記念誌としてまとめることとしました。 今までの学会の歩みについて、写真等を入れて作成する予定です。 いつ、どのように刊行するかについてはこれから検討していきます。 詳細がまとまり次第学会員の皆様にもご案内申し上げます。 記録事業

会議・催事のご案内 - Coocanotoyama.la.coocan.jp/jsbse/info/i08120601.pdf講演プログラム:第1部「熟年のかしこい栄養学(間違い探しの栄養と健康知識)」

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2008年12月1日発行

<学会事務局>

〒166-0013 東京都杉並区堀ノ内1-24-1

電話・FAX: 03(5941)5270<学会ホームページ>

http://www.soc.nii.ac.jp/jsbse/

日時:平成20年10月18日(土)9:45~16:00場所:いわて県民情報交流センター

「アイーナ」(盛岡市)

ACS事例:「帰宅願望が強い方が安心してグループホームで生活するためには」

講演:「認知症への心理的アプローチ」

講師・ACSコメンテーター:

井上勝也 駿河台大学教授

参加者:55名

10月18日 岩手支部でACSと講演会が開催されました

日 時:2009年2月15日(日)

会 場:明治学院大学白金キャンパス ※詳細・申込等につきましては決定次第発表致します。

総会のご案内

「井上先生の講演が大変分かりやすく、明日からの介護に早速活かせる内容だったので、勉強

になった」「また、井上先生のお話を伺う機会を設けて欲しい」など井上勝也先生の講演は大好評でし

参加者

の声

会議・催事のご案内

日 時:2008年12月20日 15:00~17:30会 場:神奈川県社会福祉会館テーマ:「介護の悩みを共有しよう」

※詳細・お申込みにつきましては、別紙「ACSのご案内」をご覧ください。

本部・神奈川支部共催シンポジウム(第198回ACS)のご案内

各種事業の活動報告

論文投稿を促進するため、投稿要項・締切等について「お知らせ」等に随時掲載することと

しました。また、査読のスピードを速め、原則2ヶ月で投稿者に返却することとします。

さらに、適切な論文投稿のためのチェックシートなどの作成を計画しています。

投稿の便宜を向上するため、メール等による投稿も検討中です。

広告についてはこれまでの金額と枠の大きさを見直し、新たに1ページ4万円、半ページ2

万円、4分の1ページ1万円とすることにしました。

学会誌編集委員会

学会誌掲載の論文については、掲載が決定した論文の研究代表者に対し、著作権に関する許

諾書を送付し、研究者全員に署名・捺印をしていただくこととしました。

その他のものについては該当案件について個別に協議することと致しました。

著作権の取り扱いについて

これまでの学会活動について、15周年記念誌としてまとめることとしました。

今までの学会の歩みについて、写真等を入れて作成する予定です。

いつ、どのように刊行するかについてはこれから検討していきます。

詳細がまとまり次第学会員の皆様にもご案内申し上げます。

記録事業

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㈱マルエツの顧客普及活動の一環として開催している講座を本学会が企画立案し後援するこ

とになりました。2回シリーズで、第1回は下記のように決定いたしました。

日時:2009年1月26日(月)

会場:第一ホテル両国

主催:株式会社マルエツ(主に首都圏をマーケットにする食品流通業企業)

後援:日本老年行動科学会

講演プログラム:第1部「熟年のかしこい栄養学(間違い探しの栄養と健康知識)」

講師 大木和子 昭和女子大学准教授、本会理事

第2部「誰でもいつでも、どこでもできるかんたん健康体操」

講師 山﨑律子 ㈱余暇問題研究所代表取締役、本会常任理事

第2回は3月または4月開催予定で介護予防と介護の実践知識について開催予定です。

今回、学術団体である日本老年行動科学会が一般企業にイベントを後援する意義として、本

会の会則にある「高齢者福祉の実践に寄与する」という目的に沿った高齢者・認知症について

の知識普及の一環として捉えております。

今後もこのような一般に対する普及活動の支援、あるいは後援を進めていきたいと考えてお

ります。

※本企画はマルエツ顧客対象講座のため、本学会では募集等は行っておりません。

学会後援企画「健康と栄養講座(ハッピー・エイジングに向けて)」

本年度の老年行動科学講座は12月6日(土)に最終回を迎えます。

これまで3年間は「基礎編」として原則として同じ講座を毎年行っていましたが、来年度からは内容を一新し、新たな講師も迎えて「行動科学」により比重を置いた「中級編」とします。

基礎編からの連続性はありますが、初めての方でも問題なくご参加いただける内容です。

ただし全6回を通じて全体の習得を目指すため、できるだけ通年(月1回、6回)のご参加

をお願い致します。

内容は現在企画中ですが、3月には受付を開始する予定です。

老年行動科学講座

広報活動の一環として、学会に興味をもたれた方に学会の魅力や活動内容を簡単にわかりや

すく説明するチラシをただいま作成中です。

「日本老年行動科学会ってどんなところ?」「入会したらどんないいことがあるの?」そんな

疑問に答えます。

現在鋭意作成中ですので、完成いたしましたら改めてご案内申し上げます。

活動案内のチラシを作成中です

鳩ヶ谷市では「元気いっぱい介護予防事業」として65歳以上の鳩ヶ谷市市民およびその家族

等を対象に「認知症予防教室」を開催しています。平成20年度は10回のシリーズが予定されましたが、そのうちの2回について本学会の常任理事が担当させていただくこととなりました。

10月16日には「認知症のケア」として米山淑子 NPO法人生き生き介護の会理事長が

講座を担当し好評を博しました。また、12月18日には「高齢者のこころを知る」として、

山本哲也 つくば国際大学准教授が講座を担当予定です。

※本企画は鳩ヶ谷市民対象講座のため、本学会では募集等は行っておりません。

埼玉県鳩ヶ谷市の「認知症予防教室】への講師派遣

学会の協力企画等

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会員の皆様、初めまして、事務局次長の永沢です。学会本部事務局にはさまざまな仕事がありますが、私が現在主に担当しているのは毎月皆様のお

手元に郵送される、この「学会からのお知らせ」の作成です。「お知らせ」では毎月のACS予定のお知らせのほか、各支部の紹介、学会での行事報告や皆さまへのお願いなどを掲載させていただいています。また、読みものとして、佐藤眞一会長や井上勝也前会長のお仕事の中から短いエッセイを再掲させていただいています。今後、特別会員の先生からのお便りなども紹介していく予定です。この「お知らせ」は学会ホームページでも閲覧することができます。お手元に届く紙は予算の関

係上白黒印刷とさせていただいておりますが、ウェブ上ではカラー版を掲載しておりますので、よろしければ是非ご覧下さい。

できるだけ読みやすく楽しい紙面をと心がけておりますが、まだまだ試行錯誤中です。ご意見・ご感想などございましたら、学会事務局([email protected] )までお寄せ下さい。よろしくお願い致します。

※永沢の「ショート・レター」はメール配信サービス11月増刊号に掲載されたものを加筆修正のうえ再掲しています。メール配信サービスでは学会の情報等をいち早く会員の皆様にお伝えしています。

学会ホームページより簡単に登録できますので、ぜひご登録下さい。

「お知らせ」をよろしくお願いします永沢 史子(本学会事務局次長)

11月の最後の土曜日に学会長の明治学院大学心理学部教授、佐藤眞一先生の研究室で本学会が

企画と講師選考で関わる食品流通企業、マルエツ主催のシニア向け講座「栄養と健康講座」(本号

の学会活動の欄で紹介)の打合せが行われました。

出席者は、佐藤先生(心理学)の他に、昭和女子大学大学院准教授の大木和子先生(栄養学)と

事務局の私(受講者の代弁者)。

講座の受講者は、マルエツの顧客の応募者から選ばれる50歳代後半と60歳代が中心の熟年カッ

プル100組、200名。

話があまり専門的になりすぎると興味が薄れて、なかには居眠りする人も出てきかねない。

シニア年代にとって大きな関心事を縦糸に、そして栄養学における最近の研究成果など専門家な

らではの話を横糸に話を織り込んで進めようということになりました。

で、お腹の脂肪が気になる私としては、まず、世間で何かと話題のメタボリック症候群を取り上

げるのが常道と、強ぉ~く提案。

大学のオープンカレッジで「メタボリックシンドロームと性格特性に応じた食事戦略」という講

座を掲げた大木先生、「メタボ」は夜つくられるなどなど大変興味深い話がポンポン飛び出してき

ました。

受講者の多くが子どもの育児や養育から開放されているシニア世代の夫婦ということで、そんな

世代にとって大事なのは、食生活の担い手である妻(一般的に)が夫の栄養面からの健康管理を正

しくしていくこと。

育児(いくじ)ならぬ育爺(いくじぃ)であると。

この「育爺」こそが介護予防や高齢者の低栄養と身体虚弱を解決する道筋のひとつになるのではと

のご説に、栄養学音痴の私はわが身を振り返り、冷や汗三斗。

ただただ感心して「ウゥ~ン」と唸るばかり。

江戸、明治時代の人たちの多くが栄養失調や低栄養だったこと、最近の研究で解明されつつある

コレステロールの「真実」などにふれて、最後に佐藤先生の一日の食生活を題材にして、最近の栄

養学で注目を集める時間栄養学やテーラーメード栄養学を紹介して約1時間の講演を締めくくるこ

とになりました。

ほんの1時間ほどの打合せでしたが、「栄養学、侮りがたし」、そして「大木先生、恐るべし」

を肝に銘じたことでした。

「育児ならぬ育爺」田中 義夫(本学会事務局長)

事務局からのショート・レター

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人のもっとも古い記憶は、何歳頃の出来事で

しょうか?

私の一番古い記憶は、幼稚園の入園式の時のも

のです。幼稚園の先生が入園する園児の名前を

順に読み上げ、ついに私の順番になりました。

私は、大きな声で返事をしようと身構えていた

のでしょう。ところが、先生は私の名前を間違

えたのです。「佐藤眞子さん」とよばれた私は、し ん こ

大慌てで隣に座っていた母にしがみついたそう

です。

私には確かにその時の記憶があるような気が

しますが、その時の慌て振りがおかしかったと、

後に何度も母や家族にからかわれたことによっ

て、その時の記憶があるような気になっている

のかもしれません。

しかし、入園後の幼稚園でのさまざまな記憶

は、確実によみがえります。毎朝一緒に通った

友達のこと。厳しかった大先生と優しかった若

先生。合奏の指揮者に選ばれたのに、うまくで

きなくて悔しい思いをしたこと……等々。とこ

ろが、幼稚園入園前の記憶は曖昧です。そのよ

うな個人的な経験からいっても、また、いろい

ろな記憶研究からみても、人のもっとも古い記

憶は、おそらく3歳前後以降の体験であろうと

考えられます。

脳の発達

私たちは、生まれた直後は人の話を理解する

ことも、話すこともできません。生後1年近く

たって、まず人の話が理解できるようになり、

そして、発話が可能になります。これは、脳の

言語野といわれる、通常は脳の左半球の側頭葉

から後頭葉に位置する部位が、生後約1年かけ

て発達していくためだと考えられます。

記憶に関連する脳の

部位も、これと同じよ

うに、出生直後からそ

のすべてが機能してい

るというわけではなく、

徐々に発達していくと

いうことがわかってき

ました。

作動記憶――前頭前皮質

視覚、聴覚などの感覚器から入力された情報

は、感覚貯蔵庫を経て短期記憶、次いで長期記

憶へ送られるということは前回述べましたが、

脳と記憶の関係を調べていくうちに、感覚とし

て得られた情報をどのように記憶しようかとい

う戦略がまず練られて、その後にそれが短期記

憶に送られるということが明らかになってきま

した。わずか数秒間しか保つことのできない記

憶が存在し、それが大脳の前頭葉(前頭前皮質)

で働いていることがわかったのです。これが、

作動記憶(ワーキングメモリー)とよばれるも

のです。

作動記憶は、記憶の操作や作業に関連してい

ます。たとえば、アドレス帳を見て憶えた電話

番号も、電話をかけてしまえば忘れてしまいま

す。文章を読む時に1つの文を読み終え、次の

文に移った時には、すでに前の文を完全に再生

することはできません。このように、わずか数

秒間の作業に必要な記憶なのです。

ちなみに、子どもを対象に行われた実験では、

生後8か月までは作動記憶も十分に働いていな

いことがわかっています。生後18か月を過ぎる

と、かなり正確になってくるようです。

佐藤会長の記憶講座(3)

脳の発達と記憶

「認知症」の主な症状のひとつに記憶障害があります。でも普通の人でも「もの忘れ」はよくあります。「忘れること」にはプラスの効果もあります。事故や事件のつらい記憶が鮮やかによみがえってくるために日常生活がまともにできなくなってしまう人にとっては「忘れることができない」ことが問題です。認知症の記憶障害と、もの忘れはどう違うのでしょう。そもそも「記憶」とはどんなものなのでしょうか。高齢者研究の第一人者で本学会会長でもある、佐藤眞一先生にその謎を解き明かしていただきます。

※なお、本連載は中央法規出版の許可を得て、「りんくる」誌に連載されたものを再掲させていただいています。

佐藤 眞一 会長

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短期記憶――側頭葉内側部

「認知症の記憶の異常は、脳の海馬の障害に関

係している」というのを、多くの方が耳にした

ことがあるのではないでしょうか。

前頭前皮質の作動記憶で記憶内容が「何か」

ということと「どこ」にあるかという情報が処

理されると、次に側頭葉内側部といわれる場所

に送られます。この場所にある「海馬」という

タツノオトシゴ型の部位とその周辺領域は、短

期記憶の座ということがわかっています。

ある側頭葉てんかんの患者の症状を緩和する

ために、大脳左右両半球の海馬の除去手術が行

われたことがあります。手術の後、その患者は、

直前に体験したことを思い出すことができなく

なっていました。ところが、手術前の記憶は残っ

ていたのです。このことから、海馬とその周辺

領域は、記憶を長期記憶に受け渡す場所である

と考えられるようになりました。

認知症の場合、いったん長期記憶に貯蔵され

た記憶は、作動記憶や短期記憶に比べて、認知

症が重度になるまでは保たれる傾向にあります。

したがって、記憶の戦略を練るのに必要な作動

記憶と、情報を長期記憶に受け渡す役割の短期

記憶が障害を受けていることがわかります。

長期記憶の座は?

では、短期記憶から受け渡された記憶は、最

終的に脳のどこに貯蔵されるのでしょうか?

かつて有名な心理学者が、脳のどこに記憶の

貯蔵庫があるのかを、ネズミの脳を使って懸命

に探しました。しかし、脳のどの場所にも記憶

痕跡を見つけ出すことはできませんでした。

現在では、側頭葉内側部を通過した記憶情報

は、その内容にしたがって脳のさまざまな部位

に運ばれていくことがわかっています。つまり

記憶は、まず前頭前皮質(作動記憶)、次いで

側頭葉内側部(短期記憶)、そして脳内各所に

伝達され保存されます。この一連の機能が整う

までに、生後の3年間が必要らしいのです。

「佐藤会長の記憶講座」は

隔月掲載の予定です。

いつも学会をご支援いただきありがとうございます。

2009年度の年会費につきましては、年明け早々に郵便払込票をお届けする予定です。

年の初めのお忙しい中とは存じますが、お早目のご納入をよろしくお願い申し上げます。

なお、2008年度分の年会費、あるいは2007年度以前の年会費が未納の会員の方には

2009年度年会費と併せて郵便払込票を同封させていただきます。

ご承知のとおり、学会の運営と活動は会員のみな様の年会費で維持されております。

会員みな様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

事務局からのお知らせとお願い ~2009年度の年会費お振込みについて~

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支部紹介 Vol.7

支部の概要

■設立年月日:平成9年3月7日

■支部長・支部理事:雨宮 洋子(総合ケアセンター泰生の里 理事長)

■事務局長:坂本 美保子(総合ケアセンター泰生の里 副施設長)

主な活動内容

「行動科学という手法を応用し、介護現場で働くケアスタッフと大学

や研究機関の研究者とが一緒になって、高齢者の、あるいは認知症高

齢者のケアに科学性を求めていこうという老年行動科学研究会(当時)

の理念」に共感した雨宮克彦総長(当時)が推進役となって平成9年

3月に別府で「痴呆への科学性あるケアを求めて」をテーマに老年行

動科学研究会第4回大会を開催し、同時に支部を設立いたしました。

以来、現職の雨宮洋子理事長が中心になり、年に6回、総合ケアセ

ンター泰生の里において主に県内の施設・事業所の介護職を対象とし

た事例研究会「大分認知症ケア研究会」を実施しています。

また、毎年、講演会を5~6回開催しております。

「一つ一つの事例の積み重ねから共通の法則性を見つけ出し、介護の科学性、専門性を追求していくこと」が事例研究会の大きな目的として、昭和62年以来、事例研究会を定例で開催してきました。

「認知症高齢者の行動特性に応じた専門性のあるケア」を目指して事例研究会に取り組んでいます。大分県、そして九州の会員の皆様、是非、ご参加ください。大歓迎いたします!!

メッセージ

【問い合わせ先】(事務局所在地)

〒874-0843 大分県別府市大字鶴見字中山田1068番地

別府総合ケアセンター泰生の里 内

日本老年行動科学会 大分支部

担当:坂本美保子(事務局長)

TEL:0977-66-9988(代) Email:[email protected]

大分県は山あり、海あり、温泉あり、風光明媚な良い所です。

特に別府は“21世紀に残したい日本の風景”第2位に選ばれました。

学会員の皆様のお越しをお待ち申し上げております。

雨宮支部長