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1 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
EMC DISK LIBRARY
FOR MAINFRAME
さまざまなメインフレーム・テープ要件に対応する包括的なソリューション・スイート
2 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
メインフレーム・テープの一般的な課題
• テープ・アプリケーションのパフォーマンス
• SLA(Service Level Agreement)
• バッチ・ウィンドウとバックアップ・ウィンドウ
• CPU消費
• 災害復旧のコンプライアンスへの100%遵守
• テープの紛失または盗難
• 運用コスト(テープ、電力など)
• データ消失(複数のテープ)
• 担当者の非効率性
3 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
RPO/RTOの最小化
データの
整合性
自動リカバリ
お客様のリカバリ目標 テープに対して新たなニーズが発生
4 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
EMC Disk Library for Mainframe
メインフレーム操作に対して透過的
異機種混在ストレージの柔軟性 – プライマリ・ストレージ
– 重複排除ストレージ
– プライマリ・ストレージと重複排除ストレージを同時にサポート
z/OSコンソールからの管理
RTO(目標復旧時間)およびRPO(目標復旧時点)への柔軟な対応
拡張可能なパフォーマンスと容量
災害復旧テスト、保守、アップグレード時にテープ処理の中断が発生しない
13 TBから 5.7 PBまで論理ストレージ容量を拡張可能
IBM メインフレーム
EMC Disk Library for Mainframe
5 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm6000の機能
VNX7500および/またはDD890ストレージ・システムと統合
– 管理しやすい単一のプラットフォーム
パフォーマンスの向上
– 最大2 GB/秒のスループット
拡張性の向上
– 40 TBから5.7 PBまで論理容量を拡張可能
z/OSコンソールのサポート
– Disk Library for Mainframeの運用をz/OSコンソールに一元化
選択的なレプリケーション
– ファイル・システム・レベルでのレプリケーションの設定
RSA Data Protection Managerのサポート
WORM(Write Once/Read Many) テープ
– Enterprise
– Compliance
保証されたレプリケーション機能の強化
– ファイル・データがターゲット・サイトにレプリケートされるまでファイルのマウントを保持
6 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm2000の機能
VNXストレージ・システムを統合
パフォーマンスの向上
– 最大680 MB/秒のスループット
拡張性の向上
– 有効容量を13 TBから143 TBに拡張
z/OSコンソールのサポート
– Disk Library for Mainframeの運用をz/OSコンソールに一元化
選択的なレプリケーション
– ファイル・システム・レベルでのレプリケーションの設定
WORM(Write Once/Read Many) テープ
– Enterprise
– Compliance
保証されたレプリケーション機能の強化
– ファイル・データがターゲット・サイトにレプリケートされるまでファイルのマウントを保持
7 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm1000の機能
2つのモデルで使用可能
– シングルFICONと32台のドライブを備えたDLm1010
– デュアルFICONと128台のドライブを備えたDLm1020
– 個々のお客様の要件を満たすことのできる柔軟性を確保
Data Domainストレージ・システムとの統合
– DD630、DD640、DD670、DD860、DD880、DD890
Data Domainストレージ・システムを、IBM iなどのオープン・システム・サーバと共有可能
z/OSコンソールのサポート
– Disk Library for Mainframeの運用をz/OSコンソールに一元化
重複排除によりストレージ・コストとレプリケーション・コストを削減
RPOとRTOに柔軟に対応
z/OSオペレーティング・システムをサポート
8 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
メインフレームでのテープの一般的な用途
• 3390 DASDボリュームのダンプ
– 固定サイズ・ボリューム
– 3 GB、9 GB、
27 GB、54 GB
• z/OSの主要なバック
アップ・アプリケーション
– FDR:Innovation
Data Processing
– DSS:IBM
• 異なるストレージ・クラス間のデータ移行
• DASD使用量の
削減
• CPUサイクルの有効利用
• フィックス・コンテンツ・データ
– 小切手画像など
– 可変データ
• z/OSの主要なアー
カイブ・アプリケーション
– ASG-ViewDirect
– IBM ImagePlus
• 短い保持期間:一時テープ
• 高度な読み取り/書き込み要件
• 例: Syncsortワーク・ファイル
• トランザクション・ログ・ファイル
• SMFデータ・ファイル
データ
アーカイブ
HSM
移行 バックアップ
作業
テープ
9 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm使用例: バックアップ
高パフォーマンスによるバックアップ・ウィンドウの短縮
重複排除によるデータ占有領域の最小化
データ量の減少によるストレージ・コストと転送コストの最小化
IPレプリケーションによる災害復旧サイトへのデータ移管の保証
災害復旧およびビジネス継続性の強化
– 合理化された災害復旧テスト(テープ処理の中断を伴わない)
ビジネス要件に基づくRTO/RPO
バックアップ
10 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm使用例: HSM(階層型ストレージ管理)データ移行:
L0からML2へのデータの直接移行
L0からML1への圧縮に必要なメインフレームCPUサイクルの削減
– 圧縮の負荷をDLmにオフロード
ML1データ用の階層1ストレージ要件の削減
– Disk Library for Mainframeのストレージを使用
ディスク速度でのリコール応答性の維持
ボリューム・リサイクル時のドライブ競合の排除
– ディスク速度でのリサイクル実施
HSM
移行
11 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm使用例: データ・アーカイブ
Disk Library for Mainframeで迅速にテープのフィックス・コンテンツ・データにアクセス
– 通常、1秒未満
1,500台を超えるドライブによる競合の排除
階層1ストレージの量の削減
転送コストの削減
ディスク速度での応答の維持
データ
アーカイブ
12 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm使用例: 作業テープ
高パフォーマンスによるバッチ・ウィンドウの短縮
– マウント・レスポンスが高速なロボットやステージングではパフォーマンスは大幅には向上しない
多数のドライブによる競合の排除
高いバッチ読み取りおよび書き込み要件
– 次のジョブ・ステップへの1回のテープ・フィード
短期保持サイクル/一時ファイル
制限のないキャッシュにより機能の制約を排除
– 全体的なシステム・パフォーマンスの向上
作業
テープ
13 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
一般的なメインフレーム・テープ・ソリューション
IBM z/OSメインフレーム
バックアップ HSM
移行
データ
アーカイブ
作業
テープ
物理テープ 仮想テープ 重複排除機能
あらゆる用途のニーズを満たすには、2~3種類のテープ・プラットフォーム
(およびコード・ベース)が必要
EMCは、単一の管理しやすい
ソリューションであらゆる用途のニーズを満たします
IBM z/OSメインフレーム
EMC Disk Library for Mainframe
14 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
EMCのメインフレーム仮想テープ・ソリューション EMC Disk Library for Mainframe
エンタープライズ・ソリューション(DLm6000):
– 拡張性と柔軟性を提供
– 重複排除と非重複排除の両方のストレージをサポート
コマーシャル・ソリューション(DLm2000):
– エンタープライズ・レベルのパフォーマンス
– プライマリ・ストレージのみ
ゲートウェイ・ソリューション(DLm1000):
– Data Domainストレージをメインフレームに接続
– 共有メインフレーム/オープン・システム
IBMメインフレーム EMC DLm6000/2000
EMC DLm1000
DLm1000
15 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
Disk Library for Mainframeのコンポーネント
VTEC(仮想テープ・エミュレーション・コントローラ)
– IBM 3480/3490/3590テープ・ドライブのエミュレート
▪ VTE 1基あたり256台のテープ・ドライブ(DLm2000およびDLm6000)
– FICON接続
– 最大16 TBの仮想カートリッジに対応
– ディスク消費量はデータ書き込み量に依存
– 重複排除またはハードウェア圧縮、あるいはその両方をサポート
バックエンド・ストレージ
– プライマリNFSストレージをサポート
– 重複排除ストレージをサポート
– プライマリ・ストレージと重複排除ストレージを同時にサポート(DLm6000のみ)
– すべてのテープ・イメージをファイルとして保存
– 全VTE間ですべてのテープ・ボリュームを共有
VTE
VTE
VTE
VTE
VTE
VTE
EMC Disk Library
for Mainframe
VTEC
バックエンド
ストレージ
17 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
EMCのメインフレーム向け仮想テープが選ばれる理由
従来のテープ処理に関連するあらゆる問題を排除
– 手作業による介入、テープ・カートリッジへの物理的移動、ロボット関連の問題、単一障害点などを排除
既存のアプリケーションとシームレスに連携
– JCL(ジョブ制御言語)の変更が不要であり、既存のテープ管理システムで動作
パフォーマンスが大幅に向上
– すべてのデータをディスクに再割り当てし、優れたI/Oバッファリングを利用することで、バッチ処理時間の大幅な短縮が実現
災害復旧機能をテープ・ワークロードの領域にまで拡張
– IP経由のアレイ・ベース・レプリケーション・プロセスを利用して、テープをオフサイトにシームレスに移動
暗号化とRSA Data Protection Managerによりデータ保護を強化
– 処理中でないデータや転送中のデータが対象
ワークロードの増大に応じた容易な拡張
– 必要に応じたスループット・パフォーマンスの向上やストレージ容量の追加
18 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
以降のオプションのスライドでは、技術面に関する詳細について説明します。
技術的な特徴
19 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
WORMテープ
Enterprise
ファイルごとに保存期間を指定
優れたビジネス・プラクティスへの準拠が可能
– 改ざん防止クロック
– アクティビティ・ログ
Compliance
SEC規則17a-4(f)コンプライアンス要件に準拠
– ロック状態のファイルを含むファイル・システムの削除を防止
– デフォルトの保存期間を「厳格」に設定
– データ検証によってコミットされたコンテンツを検証
保存期間は変更できない
保存期間が終了したファイル・システムのみを削除可能
サード・パーティによるコンプライアンス確認書
20 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
RSA鍵管理機能
VTEは常にRSAクライアントを搭載
RSA Data Protection Managerでは個別ライセンスのRSAサーバが必要
個別ドライブの暗号化を設定(現在の状況を維持)
暗号化が設定されたドライブに新しいテープが書き込まれると、RSA Data Protection Managerの呼び出しが発生
Data Protection Managerは2つのキー (クリア・キーと暗号化キー)を返す
RSAクライアントは暗号化キーを使用して、クリア・キーをボリュームに格納
VNX7500ストレージを使用するDLm6000のみをサポート
RSA
キー・サーバ
VTE
Access
Control Point
社内ネットワーク
ソフトウェアにより暗号化されたRSAクライアント
ソフトウェアにより暗号化されたRSAクライアント
ソフトウェアにより暗号化されたRSAクライアント
ソフトウェアにより暗号化されたRSAクライアント
21 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
Disk Library for Mainframeファミリ
• エンド・ツー・エンドのファミリ製品
• 拡張性の高いパフォーマンス
• 一元化されたインタフェースおよび管理
• 任意のボリュームへのピア・ツー・ピア・アクセス
• 優れた災害復旧機能
• ワークロードの混在に対応するコスト・パフォーマンス・セグメント
• 製品セグメント内でのアップグレード性
統合、信頼性、可用性、保守性
拡張性とパフォーマンス
DLm1000
DLm2000
DLm6000
22 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
保証されたレプリケーション
巻き戻し/アンロード・コマンドが発行される前に、識別されたVOLSERをセカンダリ・サイトへレプリケート
インテリジェントなキュー・スタッキング機能により、識別されたファイル・システム内のVOLSERをすべて同時にレプリケート
転送トラフィックを最小化
23 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
DLm6000からメインフレーム・ホストへの マッピング方法
メインフレーム・ホストはDisk Library for
Mainframeをテープ・ドライブとして認識
さまざまな用途のデータは適切なストレージ・タイプに格納される
ドライブはSMS(System Managed Storage)下のMTL(メインフレーム・テープ・ライブラリ)として管理される
テープ管理者が特定範囲のテープ・ドライブを特定のVTEにマップ
各VTEはライブラリ内のテープ・データセットにアクセス可能
各テープのVOLSERはディスク上にファイルとして保存される
– メディアの無駄な消費が発生しない
IBM z/OS
メインフレーム
EMC DLm6000
VNXストレージ
バッチ
HSM
フィックス・コンテンツ
Data Domainストレージ
バックアップ
アーカイブ
24 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
Disk Library for Mainframe
物理テープ
バッチ処理
Disk Library for Mainframe のパフォーマンスと テープ
Disk Library for Mainframe
マウント シーク 段階
TTFB(先頭バイトを受信するまでの経過時間): 13秒
5秒 3秒 5秒
ジョブ完了
ディスク速度でのバッチ処理
マウント
ジョブ完了
メリット
TTFB(先頭バイトを受信するまでに経過した時間)の短縮
– 平均マウント時間が1秒
バッチ処理の高速化
– VTE 1基あたり300 MB/秒以上
– 最大6基のVTE
25 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
• テープ・マーク位置
• 5 MBブロック境界
AWSTAPE
ファイル名 = テープのVOLSER
ディスク上のテープ・イメージ
レスポンス・タイムの向上
迅速な特定によってパフォーマンスをさらに向上
– レスポンス・タイムが15~40秒から平均1秒未満に短縮
– SLA(Service Level Agreement)の向上
– 以下のようなフィックス・コンテンツ・アプリケーションに多大なメリットを即座に提供
▪ IBM ImagePlus
▪ ASG-ViewDirect
Disk Library for Mainframeはテープへの書き込み時に、迅速な特定を可能にするインデックスを構築
– インデックスはボリュームのディスク・ファイルの末尾に保存される
– 次の項目に対するポインタを格納: ▪ 各テープ・マークの位置
▪ 各5 MBブロック境界
– 読み取り時にVTEは任意のテープ・マークに直接移動できる
インデックス
26 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
単一障害点なし
すべてのVTEがすべてのテープ・ボリュームを認識可能
VTEで障害が発生した場合:
– テープ・エラーによりジョブが失敗(通常のテープと同じ)
– テープ・ボリュームは別のVTEを通じて利用可能
– VTEにはメタデータが格納されない
ディスク・ドライブはRAID 6によって保護されている
– 8 + 2の保護: 最良の保護
– 複数のホット・スペア・ドライブ
パリティ ホット スペア
各VTEはライブラリ内の任意のテープ・ボリュームにアクセス可能
IBM メインフレーム
EMC Disk Library for Mainframe
27 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
テープ・ドライブの共有
最大1,536台のテープ・ドライブをエミュレート
自動テープ・デバイス共有ソフトウェアの使用が不要
VTEが複数イメージを完全にサポート
– 最大64個の接続先LPARへのパスをデバイスが動的に学習
自動切り替え機能をサポート
ダイレクタのカスケード接続をサポート
Disk Library for Mainframeが LPAR間で個々のテープを割り当て
LPAR間のテープ共有に 必要な外部ソフトウェア
28 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
HSM CPUサイクル数の削減
DFHSM ML1の削減/排除
– L0からML2に直接移動
–メインフレームのCPU圧縮サイクル数の削減
–ML2の情報は圧縮後、DLmのディスク上に保存
–ディスク速度でのリコール
DFHSMリサイクル・タイムの最適化
–DFHSMはテープのリサイクルを継続
▪ ディスク速度でのリサイクル
▪ ユーザーが設定可能な仮想カートリッジ・サイズ
▪ テープ・ドライブの競合が発生しない
–数時間単位の節約が可能
本番環境用DASD Disk Library
for Mainframe
仮想テープを ディスク上で 再利用
ML0 ML2
29 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
リモート・レプリケーション
重複排除によるデータ量の削減
– レプリケーションに必要な帯域幅の減少
現在のテープRPO/RTOの短縮
– 数日から数時間または数分に
メインフレーム・ホストのパフォーマンスが劣化しない
バックエンド・ストレージIPレプリケーション
– 変更のみ複製
柔軟なレプリケーション構成
– レプリケーション対象データの優先順位づけ
– 1つまたは2つのサイトに複製
複数のリモート・サイト
ソース
ターゲット1
ターゲット2
単一のリモート・サイト
ソース ターゲット
WAN/IP
双方向 レプリケーション
30 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
保証されたレプリケーション
DLmレプリケーションの開始(RPOに基づく)
バックアップ・ジョブの開始
– 100 GBのデータセットのバックアップ(30 GBのテープが作成される)
次のDLmレプリケーション・サイクルの開始(RPOに基づく)
– バックアップ・テープが複製される
– テープの先頭25 GB部分が複製される
バックアップ・ジョブの終了 – DLmに「Rewind unload」コマンドが送信される
– DLmがレプリケーションを強制的に実行
– バックアップ・テープの残り5 GB部分が複製される
レプリケーションの完了 – 制御がメインフレーム・ホストに戻り、バックアップ・ジョブが終了
午前2時00分 午前2時12分 午前2時30分 午前2時35分 午前2時40分
リモート・サイト 本番サイト
31 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
低帯域幅双方向レプリケーション
EMC
DD890
ターゲット
IBMメインフレーム
EMC
VNX7500
WAN/IP
WAN/IP
EMC
DD890
ソース
IBMメインフレーム
EMC
VNX7500
32 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
IBM z/OS メインフレーム
Disk Library for Mainframe
本番サイト
テスト中にリモート・レプリケーションは中断されない
本番データのコピーを使用して災害復旧テスト を行うための2つの方法
IBM z/OS メインフレーム
リモート・サイト
WAN/IP
双方向 レプリケーション
Disk Library for Mainframe
R/O R/W
スナップショット
• ディスク・アレイを使用して「読み取り/書き込み可能」なスナップショットを作成
• 災害復旧サイトのオペレーションを確認
• ストレージ容量の追加が必要
読み取り専用マウント
• ディスク・アレイを使用して「読み取り専用」のインスタント・コピーを作成
• テープをマウントできること、すべての必要なデータにアクセスできることを確認
• ストレージ容量の追加は不要
33 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
管理レポート作成
メインフレーム・ホストからDisk
Library for Mainframeを簡単に管理
以下の情報を取得可能:
– スペース
– 圧縮
– 構成
– パス
– パスの割り当て
– チャネル・アダプタ
– 拒否されたパス
– パフォーマンス情報
– 低速なマウント
//COMMAND EXEC PGM=DLMCMD
//STEPLIB DD DISP=SHR,DSN=user.apf.loadlib
//DLMCTRL DD UNIT=/xxxx,DISP=SHR,LABEL=(,SL),
// DSN=DLM.CMDPASS.EXAMPLE,VOL=(,RETAIN,SER=zzzzzz)
//SYSUDUMP DD SYSOUT=*
//DLMLOG DD SYSOUT=*
//DLMCMD DD *
RUNWAIT (600) 501 'DLm command' 'output destination path' 'output file'
/*
34 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
リモート・サイト ローカル・サイト
テープ・ステータス管理
Disk Library for Mainframeは内部ログを管理し、テープ・ボリュームのステータスを履歴管理 – 各ログには特定範囲のVOLSERのステータスを記録
– VOLSERが変更されると(マウント /アンマウント)、Disk
Library for Mainframeは関連するログ・ファイルにレコードを書き込み、特定のVOLSERについて変更があったことを示す
– VOLSERに対する変更は任意のVTEから実行可能
ログはDisk Library for Mainframeのストレージ内で管理される
これらのログ・ファイルはテープ・ボリュームとともにリモート・サイトに複製される
ローカル / リモートの両方の Disk Library for
Mainframeシステムについて、内部のすべてのテープ・ボリュームに関する任意の時点のステータスを提供 – 災害復旧オペレーションで使用可能
午前2時00分 午前2時14分
N1ログ
N2ログ
N3ログ
N4ログ
VTE2
VTE1 N1ログ
N2ログ
N3ログ
N4ログ
/EE
EE00188マウント
EE00188アンマウント
/EE
EE00188マウント
35 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
計画と導入
綿密な情報収集方式
–テープ評価
–必要なスループット、ストレージ、チャネル、ネットワーク容量
–複数年にわたるソリューションの設計
–今後のレプリケーションと災害復旧に対する位置づけ
詳細な要件に関するドキュメントを作成
– FICON接続、ネットワーク接続、環境
導入とプロジェクト計画
–移行分析
運用プロセスの策定
テストと検収プラン
継続的なキャパシティ・プランニング
36 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
SNMPとリモート・ログイン
SNMPのサポート
– SNMP管理コンソールへ操作メッセージを送信
– テープ・システムを既存の管理フレームワークに統合して監視
リモート管理
– ACP(Access Control Point)からDLmへログイン
– DLmをリモートで管理
– アクセスの制御
SNMPトラップがDisk Library for Mainframe
イベントをシステム・コンソールに通知
IPネットワーク
37 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
Disk Library for Mainframeのサポート EMCセキュア・リモート・サービスとConnectEMC
EMC内部 EMC インターネット
お客様 お客様内部
データベース (プライマリ)
データベース (バックアップ)
エンタープライズ・サイト1
エンタープライズ・サイト2
エンタープライズ・サイト3
エンタープライズ・サイト4
エンタープライズ・サイト5
将来的な
アクセス・サーバ・アイランド
エンタープライズ サーバ
サポート アナリスト Webサイト
EMC サポート
アクセス・サーバ
Webサーバ
アクセス・サーバ
Webサーバ
製品登録 権限
製品登録 権限
EMC Disk Library for Mainframe
EMC Disk Library for Mainframe
ゲートウェイ1
ゲートウェイ2
ポリシー マネージャ
エンタープライズ サーバ
38 © Copyright 2012 EMC Corporation. All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)
株式会社シー・エル・シー 企画部 電話 :03-3344-2211(代表) URL :https://www.clc.co.jp/inquiry/index.php
EMC Disk Library for Mainframe に関するお問い合わせ先