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Copyright 2014 Fujitsu Systems West Limited
院内がん登録/地域がん登録システム
病歴大将がん登録V2 ご紹介資料 ~V1からの機能強化点を中心に~
株式会社富士通システムズ・ウエスト
1 Copyright 2014 Fujitsu Systems West Limited
V1からの変更・機能強化概要
※ 製品仕様については、予告なく、変更になることがあります。
院内がん登録/地域がん登録の届出に主眼をおいたシステムに改版 登録項目の見直しを行いました。V1にあった治療歴を廃止するとともに、腫瘍歴についても届出に必要のない項目を削除しました。
見直し後も、「がん診療拠点病院 院内がん登録 標準登録様式 登録項目とその定義2006年度版 修正版」で必要とされている項目に対応しています。
操作性の改善 治療歴の廃止や登録画面の再配置により、登録作業の効率化を実現しました。 国や都道府県への届出に必要なデータ作成や届出票印刷は、届出対象となる腫瘍を検索処理で自由に絞り込み、選択できるようになりました。
検索処理の中に統計のための条件設定画面を設け、統計対象の腫瘍の絞り込みを容易にしました。
がん患者見つけ出しの支援機能を新規搭載 登録すべき腫瘍候補の見つけ出しから登録対象の確定までを支援します。判定情報としてがん関連情報(病名、処方、病理等)を取り込み、判定処理(内容の確認、確定)が行えます。
判定情報は入院・外来に関係なく取り込みができるため、V1では難しかった外来患者の登録漏れ防止にも効果があります。
連携機能の充実 判定情報連携は、お客様のご要望に対応すべく、いろいろな情報種別の取り込みが可能です。 大将連携では大将情報を判定情報のひとつとして取り込みます。取り込み後、他の判定情報とともに判定処理を行い、腫瘍情報として確定する、という流れになります。
新たにDPC様式1の情報も判定情報のひとつとして取り込みが可能になりました。 医師が電子カルテ上でがん登録を行った場合には、腫瘍情報として取り込みが可能です。
2
届出に主眼を置いた製品へ 登録項目の見直し、再配置 治療歴を廃止しました。これにより、登録、検索、統計等がわかりやすくなりました。 麻酔・輸血有無・剖検番号等、届出に必要のない項目を廃止し登録作業の効率化を図りました。ただし、ご要望が多い病名情報と手術情報は残しています。また、病院様独自で管理される項目も最大48項目まで登録が可能です。
登録画面の再配置を行うとともに、カーソル位置の項目について、説明を画面下に表示しました。 地域がん登録用の画面を搭載し、院内がん登録の情報から自動登録させるとともに、必要により内容の修正等ができるようになりました。(標準の地域がん登録項目に対応)
登録中の腫瘍一覧を表示し、選択後、登録業務に入ることができるようになりました。
※「がん診療連携拠点病院 院内がん登録 標準登録様式 登録項目とその定義2006年度版 修正版」に準拠
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他システム(医事会計、病理、DWHなど) 病名
【がん登録DB】
大将連携
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ケースファインディング支援機能の搭載
病理 処方
がん登録V2
・・・
【判定情報DB】
病歴大将診療情報管理
判定処理
多様な判定情報の取り込み 病歴大将情報も判定情報扱い いろいろながん関連情報(病名、病理、処方等)を、判定情報として取り込み可能です。 病歴大将診療情報管理からは、がん病名を抽出し判定情報として取り込みます。 DPC様式1情報も、判定情報として取り込み可能です。 入院・外来に関係なく取り込みができるため、外来患者の登録漏れ防止に効果があります。
:標準機能
:オプション機能
DPC様式1
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ケースファインディング支援機能の搭載 判定処理から腫瘍追加へ 取り込まれた情報(判定情報)を確認し、判定処理を行うことができます。新たな腫瘍として登録する(要登録)、または登録しない(登録対象外)、と判断することにより、その判定結果を残すことができます。
取り込まれた情報は、腫瘍登録時に活用されるため、登録業務の効率化が図れます。 患者単位で最も古い判定情報の発生日が把握できるため、情報発生から一定期間経過した患者の絞り込みに便利です。
一度判定した後に新たに発生した情報の取り込みもできます。判定処理は何度でも可能であり、重複がんの登録にも対応できます。*重複がんの自動判定機能はありません。
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判定待ち一覧 判定処理
腫瘍追加
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豊富なシステム連携機能
「病歴大将診療情報管理」からの判定情報連携 *標準機能
ICD10コード等の抽出条件を指定し、「病歴大将診療情報管理」に登録されている入院患者のデータを判定処理画面に取り込むことができます。内容を確認後、登録対象として確定できます。判断の元になった情報は、腫瘍情報の登録に必要なもの(基本情報、病名・手術情報等)を入力負荷軽減のために有効活用します。また、退院時死亡等の情報も、予後情報として取り込みが可能です。
DWHや他システムからの判定情報連携 *オプション機能
入院外来に関係なく、DWHにあるがん病名や病理システムにある病理診断情報等、がん関連情報を判定処理画面に取り込むことができ、登録対象の確定や腫瘍登録作業の負荷軽減に活用できます。また、外来患者の登録漏れを軽減します。
電子カルテからの腫瘍情報連携 *オプション機能
電子カルテのがん登録用テンプレートから医師が入力する運用の場合には、登録した情報をDWH経由で抽出し、「病歴大将がん登録」へ連携できます。
医事システムからの予後情報連携 *オプション機能
医事システムから最終来院日データ(予後情報:生存)を連携することにより、予後を把握するとともに、入力負荷を軽減できます。
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病歴大将診療情報管理
病歴大将がん登録
電子カルテシステム 医師が、がん登録用テンプレートに入力したものを連携する。
医事システム 最終来院日を予後(生存)情報として反映する。
【がん登録DB】
大将連携
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※「病歴大将がん登録」への取り込みは、手動によるバッチ処理になります。
豊富なシステム連携機能(概念図)
【判定情報DB】
他システム(医事会計、病理、DWHなど)
病名 病理 処方 ・・・
DPC様式1
各種がん関連情報を、判定情報として連携する。
病歴大将に登録されているがん病名を判定情報として連携する。
がん関連の様式1情報を判定情報として連携する。
:標準機能
:オプション機能
院内がん登録と地域がん登録の届出に対応
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国と都道府県への届出対応
提出対象患者検索
地域がん登録 届出票紙出力
登録機能 検索機能
CSV
院内がん登録 (国立がんセンター)
CSV
地域がん登録用 提出データ出力
地域がん登録 (都道府県)
品質管理ツール
検索結果出力機能にて、 院内がん登録用届出データの出力、 地域がん登録用届出データの出力、 地域がん登録用届出票の印刷が可能です。
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院内がん登録用 提出データ出力
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汎用性の高い検索処理
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柔軟で汎用性の高い検索機能を提供 いろいろな項目を組み合わせての検索が可能です。 AND/OR/NOTの複合検索も行えます。 検索結果は、紙、EXCEL、ファイル出力が可能です。CSVファイルの出力時には、必要な項目を
自由に選択できます。届出に必要なデータや届出票の出力も可能です。 検索結果から登録処理や統計処理に遷移できます。
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統計機能の汎用性と操作性の向上 統計対象データの容易な絞り込みの実現 検索処理で統計対象とする腫瘍を絞り込み、統計処理に遷移します。 絞り込みが容易にできるように、条件設定としてよく使われる項目を集めた統計専用の条件設定画面を搭載しました。また、特殊な条件で対象を絞り込む場合でも、専用画面での検索結果に対してAND、OR等の複合検索を行うことで対応が可能です。
検索結果の中から、統計から除く腫瘍を個別選択できるようになりました。検索結果一覧画面でチェックをはずすことで対応が可能です。
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さまざまな統計情報の出力 生存率統計
• 生存率の計算方法として、直接法およびKaplan-Meier法に対応しています。 • 実測生存率と相対生存率を求めることができます。
腫瘍数統計 • 縦軸、横軸の入れ替えが可能です。
【Kaplan-Meier法】
【腫瘍数統計】
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がん登録V1のサポートについて 病歴大将がん登録V1の販売/サポートについて
「病歴大将がん登録V1」の新規販売を2012年9月30日をもちまして終了させていただきました。
今後のサポートサービスにつきましては導入ユーザ様向けレポートやホームページでご案内させていただいています通り、当面の間は継続させていただきます。ただし、2013年4月以降の標準登録様式の仕様変更につきましては、「病歴大将がん登録V2」でのみ対応を継続いたしますので、是非最新バージョンへのバージョンアップをご検討願います。
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今後の製品サポートに関するFAQ Q 今後の2013年4月以後の仕様変更への対応とは?
A 今後、がん登録の法制化などで、登録様式(登録項目)が見直される可能性もあります。様式の改定によりシステムの機能改修が必要なるような場合は、申し訳ございませんが病歴大将V2のみでの対応とさせていただきます。 ただし、システムの改修を伴わない現在の登録様式での登録情報からの提出形式(出力項目の増減)の変更や都道府県の届出票のフォーマット変更に関しては、対応を継続させていただきます。
Q 病歴大将がん登録V1からV2への乗り換えについて、登録済みの過去の症例をV2に移行することは可能ですか?
A 可能です。但し、がん登録V2ではV1時の腫瘍歴/治療歴といった概念がなく、基本的には腫瘍情報(腫瘍歴)を登録管理提出する形になりますので、腫瘍歴の情報を移行いただく形になります。その他、細かい制限事項がございますので、お問合せいただきましたら資料をご提供させていただきます。
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お問い合わせ
病歴大将に関する最新情報 「病歴大将」に関する最新情報、動作条件及び注意事項等に関しましては 以下のホームページをご確認ください。
製品に関するお問い合わせ
http://jp.fujitsu.com/fwest/byoureki/
株式会社富士通システムズ・ウエスト TEL : 087-812-8220 E-Mail: [email protected]
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