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◇ 就農のご相談は普及センターまで ◇ 普及センターだより 令和 2 年 1 月 6 日発行 第 46 号(4) 退退退

茨城県県北農林事務所 TEL . 0295-53-0116 FAX. …...(大子駐在)〒319-3361 茨城県久慈郡大子町頃藤6690-1 TEL . 0295-74-0461 FAX. 0295-74-0769 ホームページ

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Page 1: 茨城県県北農林事務所 TEL . 0295-53-0116 FAX. …...(大子駐在)〒319-3361 茨城県久慈郡大子町頃藤6690-1 TEL . 0295-74-0461 FAX. 0295-74-0769 ホームページ

◇ 無理のない作業計画で農作業事故を防止しましょう ◇ ◇ 就農のご相談は普及センターまで ◇

第46号令和2年1月6日発行

茨城県県北農林事務所常陸大宮地域農業改良普及センター

〒319-2255 茨城県常陸大宮市野中町3083-2T E L . 0295-53-0116 F A X. 0295-53-1077(大子駐在)〒319-3361 茨城県久慈郡大子町頃藤6690-1T E L . 0295-74-0461 F A X. 0295-74-0769ホームページ 『常陸大宮地域農業改良普及センター』

普及センターだより

普及センターだより令和 2年 1月 6日発行 第 46号(4)

 茨城県では、地域農業の振興や担い

手育成にご活躍いただく、優れた農業

者を農業三士として県知事が認定して

います。令和元年度は、管内から農業

経営士一名、青年農業士二名が新たに

認定され、農業経営士一名・女性農業

士一名が退任されました。

 佐川氏は、大子町において、観光り

んご園を経営し、贈答用「ふじ」等、

多品種の高品質リンゴ生産に取り組ん

でいます。地元高校生等の農業体験受

け入れなど地域農業活性化に尽力さ

れ、JAりんご青年部会長として若手

農業者をけん引する活躍をされていま

す。 仲

野氏は、大子町において、観光り

んご園の後継者として、三〇品種以上

 JA常陸奥久慈枝物部会は、常陸大

宮市、大子町及び常陸太田市の生産者

からなる広域の切り枝生産部会です。

主力品目のハナモモをはじめ、約二五

〇品目の枝物を周年で出荷していま

す。平成三〇年の販売金額は、一億一

千万円超となり、昨年七月には、『奥

久慈の切り枝産地』として、県広域銘

柄産地の指定を受けました。

 これらの功績を記念して、令和元年

一〇月二五日に「奥久慈の枝物販売額

一億円達成及び茨城県花き銘柄産地指

定記念式典」が、枝物部会員及び市場・

行政・JA等から、約九〇名が出席し、

常陸大宮市ロゼホールにて、盛大に開

催されました。舘野久夫部会長からは、

今後の更なる発展に向けた抱負が述べ

られ、また産地発展に寄与した部会員

に対し、部会表彰が行われました。式

典では大田花き株式会社執行役常務よ

り、「花市場の現状と今後」と題した

記念講演が行われました。また、普及

センターからは、「中山間地域で取組

む多品目枝物産地づくり」と題し、銘

柄産地指定までの経過や産地の課題等

について発表を行いました。

 銘柄産地『奥久慈の切り枝産地』で

は、今後も市場のニーズに応えられる

多品目枝物産地として、関係機関と連

携した取り組みを継続していきます。

 令和元年一〇月一一日に、常陸大宮

市認定農業者連絡協議会主催の「農作

業安全講習会」が、くりえ〜とセンタ

ーにて開催され、農業者・関係機関等

から三八名が出席しました。

 近年、農作業事故多発の傾向があり、

今回、農研機構安全工学研究領域、安

全技術ユニット長である積栄氏を講師

に招き、農作業安全について講演して

頂きました。

 講演の中で、農作業死亡事故は高齢

者が多いが、ケガについては四〇歳未

満の若い方に多いこと、農作業におけ

る死亡確率(一〇万人当たり)は、癌

に続いて多く、交通事故での死亡より

も確率が高くなっており、「声かけ」

だけでは事故は防げない、現場での改

善活動が必要であ

ること、安全を確

保しないと人材確

保まで影響する事

などの話がありま

した。

 参加者からは、

日々の農作業に直

結する内容であ

り、参考になった

との声が聞かれま

した。

 令和元年九月二四日に、大子町こん

にゃく生産協会主催のこんにゃく立ち

毛共進会審査が行われ、二年生ほ場九

カ所、一年生ほ場六カ所について、審

査を行いました。昨年は植付期の乾燥

や、生育期の長梅雨により、地上部の

生育が緩慢で、一部で腐敗病が発生す

るなど栽培が難しい年になりました

が、出品ほ場はいずれも素晴らしい生

育でした。慎重な審査の結果、二年生

の部は大金淳一氏が、一年生の部は小

室伸治氏が、最優秀賞を受賞しました。

 また、町内産こんにゃくの消費拡大

を目的に、昨年一〇月に生産者・加工

業者・町公社で設立された「奥久慈大

子こんにゃくの会」では、こんにゃく

を原料としたパン(写真)・スイーツ

等の商品開発を

行っており、今

後の販売等が期

待されています。

【常陸大宮市】

 農作業安全講習会開催

のリンゴ栽培に取り組むほか、リンゴ

ジャムづくり体験受け入れなど、特色

ある観光農園経営に取り組んでいま

す。JAりんご青年部に所属し、地域

農業の担い手として活躍されていま

す。 萩

谷氏は、常陸大宮市において、普

通作と露地野菜の複合経営を行ってお

り、自家製の堆肥を活用した土づくり

等による品質向上に取り組んでいま

す。農業後継者の仲間とともに、地域

農産物のPRを積極的に行うなど、若

手農業者の中心として活躍されていま

す。

新任

 農業経営士

大子町

 佐川

 明宏氏

【観光りんご園経営】

 さ

がわ

  あきひろ

新任

 青年農業士

大子町

 仲野

 允人氏

【観光りんご園

   +水稲経営】

なか

  

まさ

【大子町】

特産品のこんにゃくを振興

【大子町】

特産品のこんにゃくを振興

 以下の皆さんが退任されまし

た。長きに渡る農業三士として

のご活躍に感謝いたします。

 農業経営士

  大子町

 小室

 伸治

 女性農業士

  大子町

 齋藤美枝子

ありがとう

ございました

農業三士の紹介(新任・退任)

『奥久慈の枝物』販売一億円達成

県花き銘柄産地に指定―

新任

 青年農業士

常陸大宮市

 萩谷

 龍司氏

【普通作+

 露地野菜経営】

はぎ

  

りゅう