農山漁村地域ビジネス創出人材育成プログラム

市場環境分析４C分析、SWOT分析

テキスト：事業戦略 B-3

ワセダアグローカルスクール / 2016年

アジェンダ

• 環境分析の復習

• 外部環境と内部環境

• ４C分析

• SWOT分析

• 別展開のSWOT分析

2

3

商品・サービス名

事業の要約・概要

基本理念（ビジョン）

現状分析（市場・顧客ニーズほか）・自社分析・顧客分析・競合分析

SWOT分析

内部環境

強み（S) 弱み（W)

外部環境

機会（O) 脅威（T)

ターゲットとする市場製品・市場マトリクス

売上・コスト・収支計画

バリューチェーン開発・生産・品質・物流

実施体制・組織づくり・事業スケジュール誰と連携するのか

資金調達・資金計画どこから資金を調達するか

ポジショニングマップ他社との差別化新規性、独自性、ノウハウ

マーケティング製品、価格、流通、プロモーション

ビジネスプラン 全体図

④

①

② ⑤ ⑥

③

⑦ ⑧

⑧ ⑨ ⑩ ⑬

⑨ ⑪ ⑫ ⑯

⑭ ⑮ ⑯

⑰ ⑲ ⑳⑱

⑪ ⑫

⑬⑬

⑪ ⑬

環境分析体系図

我が国食を取巻く周辺状況（マクロ環境分析）

出典：連携による食をとおした地域活性社団法人 食品需給研究センター

課題：マクロ分析

自社製品について、どのようなマクロ環境にあるのかを調査してください。その環境は、自社にとってチャンスなのか、ピンチなのか検討してください。

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マクロ環境 詳細チャンスピンチ

例）法律

法改正により、他業界からの参入が容易になった ピンチ

政治

経済

文化、社会

技術

法律

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内部環境と外部環境

連携による食をとおした地域活性化～SWOT分析等を活用した地域戦略の構築～

（社団法人 食品需給研究センター）を参考に筆者作成

内部環境 外部環境

・農商工連携や地域内連携の可能性・生産能力、供給能力・製造加工能力・官学の技術共有の可能性・地域内支援体制・地域内観光、商業施設、産業・人脈（ネットワーク）・情報収集力、発信力

【マクロ環境】・風土、歴史、文化・地域を取り巻く環境・政治、経済、社会的背景

【ミクロ環境】・市場（顧客）・競合・対象商品のブーム性

４C分析

課題：4C分析（自社分析、チャネル分析）

• 自社製品の売上、収益性、技術力、販売力、品質管理、体制、流通チャンネル、協力者について、検討し挙げてください。

• 自社にとって強みとなるポイント、弱みとなるポイントに分けて整理してください。

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課題：4C分析（競合分析）

• 自社製品の競合となる商品やサービスにはどのようなものがあるのか、検討し挙げてください。

• 競合製品としては、類似品だけではなく、代替品（代わりになりそうな商品）などもあれば、挙げてください。（例えば、ゲーム機に変わる携帯電話など）

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課題：４C分析（顧客分析）

• 自社商品の顧客として、どのような客層が考えられますか。また、その顧客は、どのようなニーズがあるのでしょうか。

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４C分析

プラスに働く要因 マイナスに働く要因

自社分析チャネル分析

競合分析

顧客分析

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今までの分析をもとに４C分析シートを埋めてください

発表

• 各チームごとに４C分析について発表してください。

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戦略の方向性を決める（SWOT分析）

強みStrengths

弱み

Weaknesses

機会

Opportunities

脅威

Threats

内部環境自社分析

外部環境競合分析顧客分析マクロ分析

課題：SWOT分析作成

• ４C分析を踏まえ、SWOTに落とし込んでください。

• 各チームごとに発表してください

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SWOT分析シート

強み 弱み

機会 脅威

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別展開のSWOT分析への質問

以下の4つの質問に答えてください• 自社にとって強みとなり、チャンスとなることは何ですか？– 例）ユニークな健康商品で、健康志向が更に強くなっている

• 自社にとって弱みとなり、ピンチとなることは何ですか？– 例）価格競争に弱い商品だったが、円安の影響で更に競争力が低くなった

• 自社にとって強みとなり、ピンチとなることは何ですか？– 例）高価格商品であるが、類似品の廉価版が大量にできはじめた

• 自社にとって弱みとなり、チャンスとなることは何ですか？– 例）販売力の弱い企業だったが、他社と連携することで販売力が強化された

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課題

• 前述の４つの質問を元に、別展開のSWOT分析を実施してください。

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別展開のSWOT分析

外部環境

機会（O) 脅威（T)

内部環境

強み（S)

攻める

強気で攻める成長戦略

守る

現状の強みを維持しつつ、守りながら利益を確保する

弱み（W)

参入 OR 傍観

市場の状況により参入あるいは、傍観

捨てる

新規投資はせず、撤退もひとつのオプションとして考える

別展開のSWOT分析シート

外部環境

機会（O) 脅威（T)

内部環境

強み（S)

弱み（W)