EPMツールの紹介と実証プロジェクト募集案内 · で開発されたソフトウェア開発データの自動収集・分析環境 EPML (Empirical Project Monitor

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ＥＰＭツールの紹介と

実証プロジェクト募集案内

２００７年５月１８日（金）１３：０５～１３：２５

独立行政法人

情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センター

SECSoftware Engineeringfor Mo･No･Zu･Ku･Ri

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ソフトウェア開発プロジェクト可視化ツール（EPM ツール）

EASE (Empirical Approach to Software Engineering)プロジェクト※で開発されたソフトウェア開発データの自動収集・分析環境

EPML (Empirical Project Monitor License) に基づいて

評価版（β版）が公開されているhttp://www.empirical.jp/research/epm.html

IPA/SEC が先進ソフトウェア開発プロジェクトにおいてEASEとの共同研究を実施

ソフトウェア・エンジニアリング・プラットフォームとして機能強化し普及を推進

EASE（Empirical Approach to Software Engineering）プロジェクトは、文部科学省「リーディングプロジェクト：e-Society 基盤ソフトウェアの総合開発：

データ収集に基づくソフトウェア開発支援システム」の下で、奈良先端科学技術大学院大学、大阪大学が中心となって実施しています

EPM（Empirical Project Monitor）



EPMツールの開発

２００６年２００７年２００８年

EPM 0.94βを基に第１次開発

EPMツールV1.0 の検証

検証結果による機能強化

☆EPMツールV1.1(?) の公開

・EPMLに準拠した開発

・２００８年にソースを公開し、SEC Web サイトから

ダウンロード可能に

検証参加企業

に配布

先進ソフトウェア開発プロジェクトでの適用結果を反映



ＥＰＭツールの主要機能

エンピリカルデータの収集

構成管理ツール

開発者になるべく負担をかけずに、ソフトウェア開発環境を構成するツールからデータを収集

CVS、Subversion

障害追跡ツール

電子メール

Bugzilla、GNATS、影舞

EPM ツール

Linux サーバ

データの収集、蓄積、分析

収集・分析指示、分析結果の表示

Windows クライアント



・累積・未解決障害件数及び平均滞留時間・ソースコードの規模推移・メール投稿数推移・パレート図・クロス分析・ロジカルカップリング

ＥＰＭツールの主要機能

エンピリカルデータの分析

様々な視点からの分析を支援



同梱ツール１

産業技術総合研究所の神谷年洋氏が開発したコードクローン検出ツールで、神谷年洋氏のご承認の下で同梱。

2007年9月までの利用ライセンス付き。

http://www.ccfinder.net/ccfinderx-j.html

CCFinderX

コードクローン＝

ソースコード中の類似部分

コードクローンが多いと、コードクローン部分に不具合があった場合、修正に手間がかかり、修正漏れが発生する可能性が高くなる



コードクローン分析

a b c a b c a d e c

a b c a b c a d e c

a, b, c, ... : tokens : matched position

ソースコード中の類似部分を検出する

出典：EASEプロジェクト

共通化の可能性

複数個所に同じコード→

不具合が検出された場合

複数個所を修正する必要がある

→

共通化することで保守性を向上

（保守コストの削減）

安易なコピー＆ペーストの抑止

初級者は真似から

→

最適なコードを目指すことで品質を向上



同梱ツール２

EASE プロジェクトで開発された協調フィルタリング分析ツールで、EASE プロジェクトの了解の下で

Trial Edition を同梱。

ツール起動時に利用ライセンスの取得手続きが可。

http://se.naist.jp/magi/

1.00

3.00

4.00

2.00 2.00

3.00

(4.00)

(2.00) (2.00)

(3.00)見積値

2.84(3.00)

0

1

1

2

2

3

3

4

4

5

実績値（補正値）

0%

10%

20%

30%

40%

50%

60%

70%

80%

90%

類似度

Magi

蓄積されたデータから類似するものを抽出

類似データを利用して求めたい値を類推



協調フィルタリング（EASE CF法）

出典：EASEプロジェクト

10

22

18

20

製造工数

10

（欠損値）

45

50

設計工数

305（欠損値）過去プロジェクト

C

44113過去プロジェクト

B

36（欠損値）2過去プロジェクト

A

予測対象103現行プロジェクト

X

試験工数詳細設計欠陥数

基本設計欠陥数

似てる

似てる

似てない

類推する

40.25

書籍のオンライン販売等における推薦書籍の選定などに使われている技術

データの欠損があっても高い精度が得られるのが特徴



同時検証ツール１

『ITプロジェクトの「見える化」』に記載されているチェックシートを実際の

プロジェクトに適用プロジェクト・マネージャ自身による自己評価と専門家チーム（ＰＭＯ等）によるヒアリングでプロジェクト状況の把握

チェックシートによる見える化

自己評価とヒアリング評価のスコアの乖離

-4

-3

-2

-1

0

1

2

3

4

統合

ス

コープ

タイ

ム

コスト

品質

人的資源

コミ

ュニケー

シ

ョン

リ

スク

調達

顧客

技術

組織

基本動作

モチ

ベー

シ

ョン

課題管理

ヒアリング評価-自己評価

P

M

が

悲観

的

P

Mが

楽

観

的

自己評価とヒアリングレーダチャート

0

1

2

3

4

5統合

スコープ

タイム

コスト

品質

人的資源コミュニケーショ

ンリスク調達顧客

技術

組織

基本動作

モチベーション

課題管理

自己評価

ヒアリング評価



自己評価シート

チェックシートは

SEC Web サイトからダウンロード可能

プロジェクト・マネージャ自身がチェックして再確認



ヒアリングシート

チェックシートは

SEC Web サイトからダウンロード可能

専門家チームによる客観的診断



同時検証ツール２

ITスキル標準に基づいたスキル診断をプロジェクトメンバ全員に適用

チームとしてのスキル充足度を把握

スキル診断によるチームスキルの把握

-1

0

1

2

3

4

5

6

7

スキル不足の可能性あり

プロジェクトの遂行に必要なスキルが不足している場合

・スキルを保有している要員の投入

⇒

品質・生産性の確保

・既存メンバのスキル習得



スキル診断

：

・プロジェクトメンバ個人ごとにスキル診断を実施・専門分野ごと、スキル別にスキルレベルの

平均、最大、最小を表示

個人ごとのスキル診断チームとしてのスキル判断



EPMツールの検証プロジェクトの参加条件

実際のプロジェクトでエンピリカルデータを収集・分析

後日実施するアンケートにご回答いただく

EPM ツールの使い勝手が悪い部分や機能として不足している点をご指摘いただく

アンケート実施時期：６月下旬に第１回目を実施予定それまでに EPM ツールを導入し、利用を開始してください

アンケートでご回答いただいた内容について、後日ヒアリングを実施させていただくことがあります

プロジェクト終了時に再度アンケートを実施予定

コードクローン分析、強調フィルタリング、チェックシート、スキル診断は適応可能なものを選択

ご案内中：http://sec.ipa.go.jp/tool/epm.php



EPMツール検証プロジェクト募集

EPM ツール

検証プロジェクト募集に関する説明会を開催

IPAブース内でデモ実施中

日時：

５月２５日（金）

１０：００～１１：３０場所：

文京グリーンコート

センターオフィス

詳細・申込みは SEC Web サイトへ https://sec.ipa.go.jp/

※

申込みには SEC Web サイトの利用者登録が必要です。

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