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Copyright by CANPAN × Facebookの使い分け 日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay 20142月東京

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Copyright by CANPAN

× Facebookの使い分け

日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter:@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay

2014年2月東京

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× プロフィール

山田泰久(やまだやすひさ)

・日本財団経営支援グループ 情報コミュニケーションチーム

(CANPAN、NPO情報発信、社内システム、公式サイト担当)

1973年群馬県高崎市生まれ。

1996 年日本財団に入会し、国際協力、総務部門を経て、2005 年から4 年間、福祉の助成担当に。2009 年6 月より現職となり、公益コミュニティサイト「CANPAN」の企画・開発、普及・利用促進から、日本財団のWeb 担当、NPO の情報発信支援に取り組んでいる。

全国各地でのNPO情報発信セミナーの講師や、東京で月に1回NPO支援のセミナー「日本財団CANPAN・NPOフォーラム」を企画・開催している。

twitter:@canpan2009 Facebook→http://www.facebook.com/yamadamay

ブログ:CANPAN講座 http://blog.canpan.info/koza/

Shop人にやさしく http://blog.canpan.info/p-shop/

CANPAN・NPOフォーラム http://blog.canpan.info/cpforum/

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× 日本財団とは?

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•1962年設立の民間の助成財団

•2011年4月に財団法人日本船舶振興会から、公益

財団法人日本財団に

•ボートレース(競艇)の売上金(2.5%)と一

般・企業からの寄付金をもとに活動

•国(官)ではできないことや、施策が行き届かな

い問題の解決のために、「公の心」をもちながら

「民の視点」で取組んでいます。

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× 日本財団とは?

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ボートレース場:24ヶ所 場外売り場:42ヶ所

全国のボートレース場

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×

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CANPANについて http://fields.canpan.info/

公益団体のための情報発信サイト

★「団体情報」と「ブログ」で情報発信事例を学ぶ

★「助成制度」と「事業成果物」を事業の参考に

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×

「共感」「信頼」で活動実績を重ね、応援へつなげる活動応援サイクル

活動応援 サイクル

オンライン決済ソリューション

<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>

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×

Facebookの話しの前に NPOの情報発信について

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×

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NPOの情報発信について

義務のための「情報発信」から

チャンスのための「情報発信」

人が集まるところに「旗を立てる」

やらなければいけないことなら、その機会を利用して、活動発展(つまり社会課題の解決)のチャンスに!

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×

従来の情報発信から、「つながる」ための情報発信

見てもらうための情報発信から、参加してもらうための情報発信

そのために、インターネット、特にソーシャルメディアを活用する

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NPOの情報発信について

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×

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質問です。

みなさんはソーシャルメディアやFacebookを使っていますか?

どんな風に使っていますか?

★3、4人一組になって、みなさんの状況を共有します

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×

実は、NPOの活用の仕方は特殊!

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Facebookの活用について

個人 企業 NPO

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×

①個人と団体の使い分け

②メディアとして、ツールとしての使い分け

③Facebookページとブログの使い分け

④Facebookページ、Facebookイベント、Facebookグループの使い分け

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Facebookの使い分け

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×

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NPOの情報発信の整理

人はどこから来る?どこに来る?どうなる?

ツール 変化 入り口

検索サイト

ニュースサイト、ポータルサイト、他の人のブログで紹介

自団体メディア(HP、ブログ、Twitter、Facebookページ、メルマガ、パンフ・会報誌) Facebookでのシェアや検索TwitterでのRTや検索

ネット広告

ホームページ

ブログ

Facebookページ

Twitter

YouTube

理解促進

関係構築

イベント参加

寄付

ボランティア

サービス利用

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×

検索サイト

・名前検索、キーワード検索 ・検索より詮索(by IIHOE 川北秀人さん)

ポータルサイト

・数多くの中から選びたい人

ソーシャルメディア ・知人の知人

ネット広告

・Yahoo! Links for Good、Google Ad Grants、Facebook広告

★最初に来たサイト・ツールから、他のサイト・ツールに回遊させる

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NPOがネットで見つけてもらう方法

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×

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ブログとFacebookページ

人はどこから来るのか?

ブログ

検索ページ

Facebook内

Facebook ページ

団体の

他のツール

【目的】

・コミュニケーション

・周知啓発や情報提供

・信頼性の向上

・アクション(参加、寄付、支援、採用)のお願い

・サービス紹介

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×

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NPOのWeb系発信ツール

ストック情報

フロー情報

個人 団体

HP

団体 ブログ

facebook ページ

twitter 公式アカウント

代表者 ブログ

TWスタッフ アカウント

TW代表者 アカウント

facebook 個人

検索& 知名度

ソーシャルネットワーク

◇ストック情報をフローへ

◇公式サイトから

ソーシャルメディアへ

◇団体の情報を個人のネットワークへ

スタッフ ブログ

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×

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ブログとFacebook

個人ならFacebook

団体ならブログを更新→Facebookページで拡散

普通の代表者ならFacebook

世間に訴えていきたい代表者ならブログを更新→Facebookで拡散

★ブログを更新→Facebookで拡散について

ブログに記事を蓄積し、その記事をFacebookで流し、拡散させる

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×

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ブログとFacebookページ

ブログは物語、Facebookページは雰囲気

ブログは活動、Facebookページは様子

ブログはシリーズ写真、Facebookページはスナップショット

ブログはじっくり、Facebookページはすぐに

ブログはストック情報、Facebookページはフロー情報

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×

Facebookについて

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×

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Facebookの活用

①個人としてのネットワーク

②個人としての情報収集(発信ではなく)

③便利なIT・コミュニケーションツール

④団体としての情報発信(Facebook上のネットワークが十分にある前提で)

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×

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Facebookの各機能

Facebookページ

個人で開設し、複数の管理者

Facebookイベント

招待、追加情報、コミュニティ

Facebookグループ

公開・非公開・秘密

★実際に画面をお見せしながら紹介します

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×

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既にFacebookをやっている人用

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×

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Facebookの公式ナビ

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NPOのFacebookに関する新基準

Facebookは「団体と個人」「メディアとツール」のマトリックスで考える 団体 メディア ■Facebookページ ◇オリジナルコンテンツ(他のサイトに掲載されていないFB独自の内容) ◇二次使用コンテンツ(HPやブログへのリンク) ◇コミュニケーションコンテンツ(質問などFB上でコミュニケーションするもの) ◇告知コンテンツ(イベントや寄付などの告知) ツール ■Facebookイベント(※)アプリ使用 ■団体スタッフの個人アカウントによるFacebookイベント →告知・出欠管理・事前情報・報告・コミュニケーション ■団体スタッフの個人アカウントによるFacebook投稿 →情報拡散 ■団体スタッフの個人アカウントによるFacebookページの投稿シェア →情報拡散・FBページの周知 (続く)

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×

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NPOのFacebookに関する新基準

団体 ツールの続き ■団体スタッフの個人アカウントによるFacebookグループ開設 ◇組織内部・ボランティア用 →情報共有・ディスカッション ◇支援者・ファン用 →ネットワーク・コミュニケーション ■Facebook広告 →Facebookページの告知・自サイトやイベントの告知 ■公式サイトの「いいね!」ボタン設置 →情報拡散 ■Facebookアプリ →キャンペーン 【参考情報】 ソーシャル・カンパニー(市川裕康さん) Facebookの投稿がますます表示されにくくなっている?問題を克服する方法 http://www.socialcompany.org/2013/12/09/facebook_organicreach_decline/

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×

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NPOのFacebookに関する新基準

個人 メディア ■Facebookウォール →自己ブランディング ツール ■Facebookウォール ◇プライベート投稿 →コミュニケーション・ネットワーク ◇仕事に関する投稿 →団体広報 ◇閲覧 →情報収集 (続く)

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×

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NPOのFacebookに関する新基準

個人 ツールの続き ■Facebookイベント ◇プライベートのイベント主催 →コミュニケーション・ネットワーク ◇イベント参加 →ネットワーク・情報収集 ■Facebookグループ開設 →自己ブランディング・ネットワーク・団体広報 ■Faccebookグループ参加 →情報収集・ネットワーク・団体広報 ■Facebookメッセージ ◇業務用メール ◇団体に関する個別依頼 ◇プライベート用メール

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×

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Facebookページの活用

• Facebookページは以前「ファンページ」だった。ブランドや企業などのファンの交流の場として、ファンが勝手に立ち上げたコミュニティだった。

• Facebookページに集まる人を考える

①その組織やブランドのファン(支援者)→コミュニティサイト

②○○の情報を知りたい人→メディア

• NPOのFacebookページの場合、ターゲットは誰か?

ー受益者向けか、支援者向けか?

-国際協力などの場合、支援者向けということで運用しやすい。

• Facebookページにどう来てもらうかの導線を考える

• 個人としての使用感がないと、Facebookページは運用できない。

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×

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Facebookページの活用

企業 地域のお店 NPO

ターゲット層 生活者 地域住民 一般市民

「いい!」している人のコア層

ブランドのファン お店のお客さん スタッフの友達 支援者 イベント参加者

「いいね!」獲得の手法

ホームページ経由 キャンペーン

Facebook広告 ホームページ経由 店舗チラシ・ポスター

ホームページ経由 スタッフの投稿 口コミ イベント参加

投稿の内容 お得な情報 ここだけの情報 面白い情報 コミュニケーション

お得な情報 お店からのお知らせ

親近感を持ってもらえるような情報 参考になる情報

共感を呼ぶ情報

親近感を抱かせる情報

社会課題を伝える情報

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×

Facebookの実践例 ~団体編~

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日本財団CANPAN

クラウド時代のドナー前方後円墳 寄付者、参加者のSNS上の知り合いにどうリーチするか?

寄 付者

参加者

潜在層

寄 付 者

参加者

潜在層

SNS上 の知人

クラウドファンディング

Readyforを見てみましょう!

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×

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ネット上のファンドレイジングの新基準

オンラインでも、 『誰かにお金をくださいと頼むこと』、そして『ありがとうと伝えること』というゴールデンルールが大事

⇒明確に「お願い」しないとシェアが生まれない

⇒「お願い」「お礼」の他に、「中間報告」

キャンペーンやイベント化しないと口コミがうまれにくい

⇒話題にしやすいきっかけを意識的に作る

ワクワク感や一生懸命さはネット上でも伝わる

⇒その上で、お願いすることが効果的

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×

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ネット上のファンドレイジングの新基準

オープンな投稿と、個別のお願い

⇒特にお願いしたい人には個別メッセージ

⇒但し、選択肢を提供(寄付やイベント参加、拡散など)

団体としてのお願い、個人としてのお願い

⇒公式には団体として出し、個別には個人としてお願いする

(手紙の手書きメッセージと同じ感覚)

マドレボニータ、エイズ孤児支援PLASから学ぶ

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×

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新基準の実行するために・・・

ネット上の声を聞いて、反応する

(Twitterの検索、Yahoo!のリアルタイム検索)

情報発信は漢方薬である

ソーシャルメディアの「土台」を作っておく

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×

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ネット上の「土台」づくり

O2O「オンラインとオフラインの融合」

⇒ソーシャルメディアとスマートフォンの進化

デジタルからリアルへ or リアルからソーシャルメディアへ

⇒流れをつくることで関係が強化される

マルチ戦略

⇒普段はソーシャルメディア、たまにメルマガやイベント

⇒一人ではなく複数のスタッフが支援者と知り合いになる

団体のファンづくり、個人のネットワーク作り

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×

CANPANについて (ご参考>

発信から

情報収集ツールへ

★「団体情報」と「ブログ」で情報発信事例を学ぶ

★「助成制度」と「事業成果物」を事業の参考に

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×

「共感」「信頼」で活動実績を重ね、応援へつなげる活動応援サイクル

活動応援 サイクル

オンライン決済ソリューション

<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>

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×

NPOが活用できる、全国規模の助成制度を最新情報をもとに毎月掲載

1年間で約300の助成プログラムを掲載予定

リアルタイムの検索型の助成制度データベースはCANPANのみ(たぶん)

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助成制度データベース

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× CANPAN団体情報の項目 CANPAN団体情報は、主要な助成プログラムの申請書で求められる情報と、国の定める標準開示フォーマットの項目で構成されています。

助成プログラム の申請書

標準開示フォーマット

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× 資金提供者が知りたい情報

※IIHOE「2009年助成申請書の団体

基礎情報に関する、地域規模・全国規模助成の比較調査報告書」

91機関・133の助成プログラム(計338億円)の申請書・報告書の「申請団体に関する情報」の項目を集計・分析

• これを元に、常に約5

割以上聞かれている項目を中心に作成したのがCANPAN団体情報

団体概要(団体名、連絡先)

運営体制・財務状況

設立の目的・活動実績

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× 行政が求める情報

新しい公共支援事業/標準開示フォーマット

• 「新しい公共」の自立的な発展の促進の ための環境整備」を進めることとされ、平成22年度補正予算87.5億円

• 小さな政府の流れの元に、行政の業務をNPOに移管していく動き

• 財務状況を含めた透明性が求められ情報開示が重要視されている

• そこで定められたのが標準開示フォーマット

• CANPAN団体情報はリニューアルでこれに対応

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× 団体の信頼性をアピールする方法①

情報開示レベル

•入力量に応じて自動的に★が増えます

※最低限の情報を記入している→★1

必要な情報をほぼすべて記入している→★5

・★5がCANPANメンバーズの要件

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×

• この登録項目は国内助成プログラム約130の申請書フォームを元に、共通する約8割の項目を中心に構成されています。

• 登録した情報量に応じて情報開示度レベルを示す★マークや信頼性を示す認証マークがつきます。

• 団体情報は以下の構成になります。

▽基礎情報・活動概要・活動実績

▽財政・収支報告書・貸借対照表

→3年分の財務情報 →NPO会計基準書式

▽組織運営・行政提出情報

→新しい公共支援事業「標準開示フォーマット」

▽添付資料

• 代表者氏名が「姓」と「名」にわけて入力する形になりました。

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あらためてCANPANの団体情報

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×

• 決算報告書やパンフレットなどを添付資料として登録(アップロード)します。

定款、会則、最新役員名簿、パンフレット、入会申込書、退会申込書、

会員情報変更届、研究費・助成金申請書

(年度別添付資料:計3年分)

事業報告書と事業計画書、予算書類

• 書類種別で「画像」としてアップロードした場合は団体詳細ページに画像が表示されます。

• 添付可能なファイル拡張子

・画像・・・GIF、JPEG、JPG、PNG (書類種別で画像を選択してください)

・音楽・・・MP3、MID、WMA

・ドキュメント・・・PDF、TXT、CSV、DOC、DOCX、XLS、XLSX、PPT、PPTX

※1ファイル10MBまで登録可能です。

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団体情報の添付書類

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× これからの情報発信 樹木は育成することのない

無数の芽を生み、 根をはり、枝や葉を拡げて

個体と種の保存にはあまりあるほどの 養分を吸収する。

樹木は、この溢れんばかりのの過剰を 使うことも、享受することもなく自然に還すが

動物はこの溢れる養分を、自由で 嬉々としたみずからの運動に使用する。

このように自然は、その初源からの生命の 無限の展開にむけての秩序を奏でている。

物質としての束縛を少しずつ断ちきり、

やがて自らの姿を自由に変えていくのである。

“デンマーク王子アウグステンブルク公にあてた

美学的なことに関する書簡第27号より一部を抜粋“

フリードリヒ・フォン・シラー

横浜/ランドマークタワー

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