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1 国立教育政策研究所広報 第 175 号 第 175 号 平成 25 年(2013 年) 4 月発行 ISSN 1346-7735 国立教育政策研究所 広報 NIER NEW S Contents No. 1 7 5 National Institute for Educational Policy Research NEWS 業務日誌、今後の主な主催事業、人事異動 事業報告 9 平成 25 年度実施予定の行事等一覧 行事一覧 10 事業報告 7 「キャリア教育・進路指導に関する総合的 実態調査第一次報告書」を公表 プロジェクト研究報告 5 中学校・高等学校における理系進路選択に 関する研究【平成 22 ~ 24 年度】 学級規模の大小による教室内における 教師の声の伝わり方の違い 特定の課題に関する調査(論理的な思考) 結果の概要 調査研究報告 2 発達障害の児童生徒への対応に起因する 教員の負担に関する一考察 調査研究報告 8 平成 25 年度プロジェクト研究課題について プロジェクト研究紹介 1 プロジェクト研究紹介 平成 25 年度プロジェクト研究課題について 本研究所では、特定の研究課題について研究所内外の研究者等による プロジェクトチームを設けて 2 年程度の期間で取り組む「プロジェクト 研究」を、毎年度実施している。平成 25 年度から新たに実施するプロジェ クト研究については、本研究所が大学など他の研究機関とは異なる文部 科学省直轄の中央政策研究所であるという認識の下、現下の政策課題を 踏まえ、所内からの提案や本省関係部局等との意見交換などを基に検討 し、下表のような研究課題を設定した。24 年度末をもって 10 件の研究 課題が終了したが、新たに取り組む研究課題は大括りのテーマを中心に 絞り、新規課題は 7 件にとどめた。 また、本研究所における従来の外部研究者活用制度を見直し、新たに 「フェロー」の区分を設けるなど、本省職員を含む所外の方の知見をよ り一層活用し得る制度を本年 4 月から導入した。さらに、文部科学省が 実施している統計の調査票情報について、所内から直接アクセスできる 環境を整え、同じく 4 月から利用に供している。 こうした新たな仕組みも活用しながら、より一層教育政策に資する調 査研究を実施するとともに、研究成果のさらなる発信に努めてまいりたい。 (研究企画開発部長 萬谷宏之) 【平成 25 年度のプロジェクト研究課題】 ※ 網掛け部分が今年度から新たに実施する研究課題 研究分野 研究課題 教育行財政 少人数指導・少人数学級の効果に関する調査研究 「地域とともにある学校」の推進に向けた教育行政の在り方に関する 調査研究 人口減少社会における学校制度の設計と教育形態の開発のための総 合的研究 初等中等教育 教育課程の編成に関する基礎的研究 子どもたちの論理的な思考力の育成にかかる調査研究 社会科教育における思考力・判断力・表現力の評価方法の開発【公 募型研究】 学力の規定要因分析【公募型研究】 高等学校政策全般の検証に基づく高等学校に関する総合的研究 外国人児童生徒の教育等に関する国際比較研究 教職員 教員養成等の改善に関する調査研究 高等教育 大学生の学習実態に関する調査研究 生涯学習 実践的専門性の形成にかかる評価・認証の制度化に関する調査研究

広報第175号(平成25年4月発行)|国立教育政策研究所 … · 2013. 5. 14. · 国立教育政策研究所広報 第175号 1 第175号 平成25年(2013年) 4月発行

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  • 1国立教育政策研究所広報 第 175 号

    第 175 号 平成 25 年(2013 年) 4 月発行

    ISSN 1346-7735

    国立教育政策研究所 広報

    NIERNEWS

    Contents

    No. 1 7 5

    N a t i o n a l I n s t i t u t e f o r E d u c a t i o n a l P o l i c y R e s e a r c h N E W S

    業務日誌、今後の主な主催事業、人事異動

    事業報告9

    平成25年度実施予定の行事等一覧

    行事一覧10

    事業報告7

    「キャリア教育・進路指導に関する総合的実態調査第一次報告書」を公表

    プロジェクト研究報告5

    中学校・高等学校における理系進路選択に関する研究【平成22~24年度】

    学級規模の大小による教室内における教師の声の伝わり方の違い

    特定の課題に関する調査(論理的な思考)結果の概要

    調査研究報告2

    発達障害の児童生徒への対応に起因する教員の負担に関する一考察

    調査研究報告8

    平成25年度プロジェクト研究課題について

    プロジェクト研究紹介1

    プロジェクト研究紹介

    平成 25年度プロジェクト研究課題について

     本研究所では、特定の研究課題について研究所内外の研究者等によるプロジェクトチームを設けて 2年程度の期間で取り組む「プロジェクト研究」を、毎年度実施している。平成25年度から新たに実施するプロジェクト研究については、本研究所が大学など他の研究機関とは異なる文部科学省直轄の中央政策研究所であるという認識の下、現下の政策課題を踏まえ、所内からの提案や本省関係部局等との意見交換などを基に検討し、下表のような研究課題を設定した。24 年度末をもって 10 件の研究課題が終了したが、新たに取り組む研究課題は大括りのテーマを中心に絞り、新規課題は 7件にとどめた。 また、本研究所における従来の外部研究者活用制度を見直し、新たに「フェロー」の区分を設けるなど、本省職員を含む所外の方の知見をより一層活用し得る制度を本年 4月から導入した。さらに、文部科学省が実施している統計の調査票情報について、所内から直接アクセスできる環境を整え、同じく 4月から利用に供している。 こうした新たな仕組みも活用しながら、より一層教育政策に資する調査研究を実施するとともに、研究成果のさらなる発信に努めてまいりたい。

    (研究企画開発部長 萬谷宏之)

    【平成 25 年度のプロジェクト研究課題】 ※網掛け部分が今年度から新たに実施する研究課題研究分野 研究課題

    教育行財政

    少人数指導・少人数学級の効果に関する調査研究「地域とともにある学校」の推進に向けた教育行政の在り方に関する調査研究人口減少社会における学校制度の設計と教育形態の開発のための総合的研究

    初等中等教育

    教育課程の編成に関する基礎的研究子どもたちの論理的な思考力の育成にかかる調査研究社会科教育における思考力・判断力・表現力の評価方法の開発【公募型研究】学力の規定要因分析【公募型研究】高等学校政策全般の検証に基づく高等学校に関する総合的研究外国人児童生徒の教育等に関する国際比較研究

    教職員 教員養成等の改善に関する調査研究高等教育 大学生の学習実態に関する調査研究生涯学習 実践的専門性の形成にかかる評価・認証の制度化に関する調査研究

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    N a t i o n a l I n s t i t u t e f o r E d u c a t i o n a l P o l i c y R e s e a r c h N E W S

    1. 調査の概要

    (1)調査の目的 特定の課題に関する調査は、中央教育審議会からの提言を踏まえ平成 16 年度から実施しているものであり、従来実施してきた「教育課程実施状況調査」の枠組みでは把握が難しい内容や能力について調査を行い、今後の教育課程や学校における指導の改善に資するものである。今回の調査は、我が国のグローバル化の進展を踏まえ、また、学習指導要領においても思考力・判断力・表現力を育むことが重要とされる中で、高校生の論理的に思考する力の状況を把握・分析し、今後の高等学校教育等の改善充実に役立てるために実施した(国立教育政策研究所として初めて実施)。

    (2)調査の内容  「特定の課題に関する調査(論理的な思考)」として、次のとおり実施した。①調査実施日・対象○�実施日:平成 24 年 2 月 1 日〜2月 10 日○�対象学年:高等学校及び中等教育学校(後期課程) 第 2学年○�実施学校数、生徒数:160 校、

    約 5,500 人(全国の国公私立学校から無作為抽出)

    ②調査方法 調査は表 1のような方法で実施した。○調査問題による調査【論理的な思考を 6つの活動に分けて出題】 論理的な思考の過程を次の 6つの活動に分け、それぞれに係る問題を出題した。・�規則、定義、条件等を理解し適用する。 �(資料から読み取ることができる規則や定義等を理解し、それを具体的に適用する。)・�必要な情報を抽出し、分析する。 �(多くの資料や条件から推論に必要な情報を抽出し、それに基づいて分析する。)・�趣旨や主張を把握し、評価する。 �(資料は、全体としてどのような内容を述べているのかを的確にとらえ、それについて評価する。)・�事象の関係性について洞察する。 �(資料に提示されている事象が、論理的にどのような関係に

    あるのかを見極める。)・仮説を立て、検証する。 �(前提となる資料から仮説を立て、他の資料などを用いて仮説を検証する。)・議論や論証の構造を判断する。 �(議論や論争の論点・争点について、前提となる暗黙の了解や根拠、また、推論の構造などを明らかにするとともに、その適否を判断する。)

    【表現形式別に出題】 日常生活全般に係る表現形式によるものを「一般的な表現形式(調査Ⅰ)」、数式や図形などの表現形式によるものを「数学的な表現形式(調査Ⅱ)」とし、さらに調査Ⅰ、調査Ⅱの各問題内で内容A、内容Bの 2種類に分けて実施。調査実施学校の調査対象クラスでの出席番号が奇数の生徒は内容Aの調査Ⅰ及び調査Ⅱ、偶数の生徒は内容 Bの調査Ⅰ及び調査Ⅱの問題を解答した。○質問紙による調査 調査対象生徒の問題を解いた時の状況や日頃の学習活動の状況、それらの生徒を指導する国語、数学の教師や学校の指導の状況等を把握するために質問紙調査を行った。

    調査研究報告

    特定の課題に関する調査(論理的な思考)結果の概要

    対象 調査の種類

    生徒

    調査Ⅰ(45 分間)(一般的な表現形式)

    調査Ⅱ(30 分間)(数学的な表現形式) 質問紙調査(15 分間)

    内容 A 調査Ⅰ A(13 問) 調査Ⅱ A(5 問) 生徒質問紙 A内容 B 調査Ⅰ B(9 問) 調査Ⅱ B(5 問) 生徒質問紙 B

    教師教師質問紙(国語)教師質問紙(数学)

    学校 学校質問紙

    表 1 調査方法

  • 3国立教育政策研究所広報 第 175 号

    2. 調査結果の概要

    (1)「事象の関係性について洞察する」など平均通過率を上回った問題 論理的な思考の過程を 6つの活動に分け、それぞれに係る問題を出題したところ、「事象の関係性について洞察する」(平均通過率 67.9%)、「規則、定義、条件等を理解し適用する」(平均通過率60.1%)、「仮説を立て、検証する」(平均通過率 59.1%)に係る問題の通過率は、全問題の平均通過率(53.5%)を上回った。 なお、この調査では、個々の問題について想定する通過率を設定したり、問題間で難易度を調整したりしていないため、それぞれの活動の力の有無を調査結果を持って単純に比較することはできないことに留意する必要がある(以下同じ)。

    (2)「必要な情報を抽出し、分析する」など平均通過率を下回った問題 「必要な情報を抽出し、分析する」(平均通過率 30.3%)、「趣旨や主張を把握し、評価する」(平均通過率 43.3%)、「議論や論証の構造を判断する」(平均通過率 52.2%)に係る問題の通過率は、全問題の平均通過率(53.5%)を下回った。

    (3)数学的な表現形式による問題の通過状況と一般的な表現形式による問題の通過状況との間にみられる傾向 調査Ⅱ(数学的な表現形式)の通過問題数が多いほど、当該生徒の調査Ⅰ(一般的な表現形式)の

    平均通過率は高かった。例えば、調査ⅡA(5 問)で、3 問以上通過している生徒の、調査ⅠAの平均通過率は 8割以上であった。中でも調査ⅡA(5問)を全問通過した生徒の調査ⅠAの平均通過率は 88.5%であった。

    (4)論理的に思考する力の育成についての生徒及び教師の関心の状況、教師及び学校の取組や授業の工夫・改善 調査Ⅰのような問題を解く力が社会で必要であると肯定的に回答した生徒の割合が約 7 割であった。国語教師、数学教師も、ともに約 7割の教師が必要であると肯定的に回答した。 日頃の授業等の指導で「論理的な文章を読んで、書き手の考えやその展開の仕方などについて意見を書く」を肯定的に回答した国語教師の割合が約 6割であった。 学校が重視している取組として「各教科で論理的・科学的な思考力が必要な場面を設ける」と回答した学校は約 7割であった。

    (5)調査問題の通過状況が比較的良好な生徒の論理的に思考する力に対する認識、日頃の授業、学習、生活の中での取組 調査問題の通過状況が比較的良好な生徒は、「日頃の学習や生活で、物事を筋道立てて考えようとする」等に対する肯定的回答の割合が全体生徒での割合に比べて高かった。

    (6)調査問題の通過状況が比較的良好な生徒を教えている教師、学校における取組や授業の工夫・

    改善 調査問題の通過状況が比較的良好な生徒を教えている教師、学校については、「自分の考えや意見を述べるときは、根拠が適切かどうか確かめさせる」(数学教師)、「講義中心の授業から問題解決中心の授業に転換を図る」(学校が重視する取組)等に対する肯定的回答の割合が教師又は学校全体での割合に比べて高かった。

    (7)課題研究等を行っている学校の生徒の調査問題の通過状況 約 9割の学校が、在学中に全て又は一部の生徒に課題研究等(生徒に課題を与え、それについて必要な資料を集めて、整理・分析したり、実験・観察等を行ってその結果について考察したりしたことを、報告書や論文にまとめたり、発表したりする取組)を行わせていると回答した。 課題研究等を行っている学校の生徒の平均通過問題数(内容A:10.6 問(18問中)、内容B:5.7 問(12問中))は、行っていない学校の生徒の平均通過問題数(内容A:7.5 問(18 問中)、内容B:4.1 問(12問中))を上回った。

     なお、本調査で把握できたものは、あくまで生徒の論理的に思考する力の一部の状況であることに留意する必要がある。

    国立教育政策研究所ホームページに詳細を掲載http://www.nier.go.jp/kaihatsu/tokutei_ronri/index.html

    (教育課程研究センター研究開発部)

  • 4

    N a t i o n a l I n s t i t u t e f o r E d u c a t i o n a l P o l i c y R e s e a r c h N E W S

    一般的な表現形式(調査Ⅰ)の例

    数学的な表現形式(調査Ⅱ)の例

  • 5国立教育政策研究所広報 第 175 号

     プロジェクト研究「中学校・高等学校における理系進路選択に関する研究」は、全国意識調査、学校訪問調査と結果に基づく公開研究会を研究の柱として進めた。ここでは、それぞれの概要を示す。

    ①全国意識調査

     中学校と高等学校の段階の生徒が、各教科の学習にどの程度の意義や有用性を感じて進路を選択したり理系や文系を選択したりしているのか、また、学校や学校外での教育的活動や様々な環境要因がどの程度関係しているのか等の実態を全国規模の意識調査によって把握し、理系文系進路選択に関わる課題を明らかにすることとした。平成 23 年9 月に全国の中学校 485 校、高等学校 488 校を対象に、生徒に対する質問紙調査及び学校に対する質問紙調査を行った。 全国意識調査結果の一例として、「理系・文系のコース分けについては、高校の 66%は、コース分けを実施している。コースを選択させる時期は、第 1 学年の10 〜 12 月が最も多い。コースに分かれる時期は、大半が第 2学年の 4 月からである。」等が明らかになった。 全国意識調査の結果の詳細については、別途、報告書を作成し、本研究所のホームページに掲載して い る(http://www.nier.go.jp/kaihatsu/pdf/zokuseichi-report.pdf)。

    ②学校訪問調査および公開研究会

     全国意識調査結果に基づき、よりよい進路選択のためには学習に対する高い意欲や態度が必要であるとの仮定のもと、調査項目「勉強が好き」「将来に役立つ」について調査結果が良好であった学校への訪問調査(中学校 7校、高等学校 12 校)を行い、訪問調査から得られた知見について、公開研究会(平成 25 年 1 月 12 日実施)等でまとめ、優れた取組から共通する事項を抽出した。共通する事項として挙げられた概要は以下のとおりである。【汎用的能力をはぐくむ取組】

    ○ことばを大切にしている学校が多い。

    ○論理構成能力を全ての教科科目で意識的に育てて活用しようとしている。

    【きめの細かいわかる授業に向けての取組】

    ○生徒一人一人の理解を把握し、わかる授業を意識した丁寧な指導がなされている。

    ○教員間の関係が良好であることも見逃せない。 

    【学ぶ意義を実感できるような体験を重視した取組】

    ○学ぶ意義を実感できるような体験活動を重視し、主体的な学びを尊重しながら、他者と関わる取組(協働的な取組)を多く取り入れている。

    ③今後の予定

     今後は、さらに調査結果の 2次分析および、検討を進めていく予定である。

    (教育課程研究センター基礎研究部 総括研究官/後藤顕一)

    プロジェクト研究報告

    中学校・高等学校における理系進路選択に関する研究【平成22~24年度】

    平成 25 年 1月 12 日 公開研究会

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    学校数

    【【【【2222】】】】文系・理系のコース選択の時期文系・理系のコース選択の時期文系・理系のコース選択の時期文系・理系のコース選択の時期―高等学校高等学校高等学校高等学校 (N=267)

    文系・理系コースを選ばせる時期 文系・理系コースに分かれる時期

    文系・理系のコース分け文系・理系のコース分け文系・理系のコース分け文系・理系のコース分け

    高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。

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    学校数

    【【【【2222】】】】文系・理系のコース選択の時期文系・理系のコース選択の時期文系・理系のコース選択の時期文系・理系のコース選択の時期―高等学校高等学校高等学校高等学校 (N=267)

    文系・理系コースを選ばせる時期 文系・理系コースに分かれる時期

    文系・理系のコース分け文系・理系のコース分け文系・理系のコース分け文系・理系のコース分け

    高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。

    文系・理系のコース選択の時期―高等学校(N=267)

    高校2年から理系・文系に分けている学校が多いのが実態である。

  • 6

    N a t i o n a l I n s t i t u t e f o r E d u c a t i o n a l P o l i c y R e s e a r c h N E W S

     プロジェクト研究「学級規模の及ぼす教育効果に関する研究」(平成23〜 24 年度)の学習成果班では、学級編制と少人数指導形態が児童の学力に与える影響に関する調査等に取り組んだ。本稿では、学級規模の大小による教室内における教師の声の伝わり方の違いについての実験的研究の結果を紹介する。

    問題と目的

     学級規模の大小は、教師の声の伝わりやすさにも影響を与えると考えられる。これは、人体や室内の什器によって音のエネルギーが吸収(吸音)されるとともに、人体の吸音率は著しく高いためである。したがって、ある児童生徒の着席位置が教師との距離が遠く、かつ教室にいる児童生徒数が多いほど、その児童生徒にとっての教師の声の聞き取りやすさが減じると考えられる。 聞き取りやすさに影響する要素にはさまざまなものがあるが、そのひとつとして SN比(信号雑音比:signal�to�noise�ratio)がある。SN比とは、聞き取ろうとする音の音圧レベルとその他の音(暗騒音)の音圧レベルとの差であり、その値が大きいほど、聞き取ろうとする音が聞き取りやすいといえる(図1)。 そこで本研究では、SN比に着目

    し、学級規模の大小による教師の声の伝わり方の違いを検討することとした。そのために、学級規模が30人と40人の場合を取り上げ、児童が教室にいない状態において教師が絵本を読み上げた場合と、児童が教室に 30人および 40人いる状態で教師が絵本を読み聞かせした場合についての、教室内の異なる位置におけるSN比を算出し、位置間のSN比の変化を比較した。

    方法

     香川大学教育学部附属高松小学校第 5 学年の 3 学級を対象に実験を実施した。教室内 9 地点に騒音計を設置し、各学級ともに教室内の児童数を30人および 40人とする2 つの条件を設定した。条件ごとに児童と教師が在室しかつ静粛を保った状態の音圧レベル(暗騒音)と、児童が静粛を保った状態で教師が絵本を読み聞かせした際の音圧レベルを測定し、地点ごとの SN比を求めた。

    結果

     児童が静粛を保った状態で教師が絵本を読み聞かせした際の、教師の直前の位置を基準(0)とした教室内各地点における SN比の差を、児童数 30 人、40 人の条件ごとに示すと図 2の通りだった。図 2では 1学級の結果を示しているが、実験を行った他の 2学級においても同様の傾向が見られた。

    考察

     本研究の結果、30 人、40 人条件のいずれにおいても、教師から遠い地点ほど SN比が小さいことが示された。さらに、教師と受音点との距離の遠さにともなう SN比の減衰状況は、40 人条件の方がその傾向がより著しいことが示された。したがって、学級規模が大きいほど教師の声が聞き取りにくい児童の割合が高いことが示唆されたといえよう。

    (初等中等教育研究部総括研究官/山森光陽)

    プロジェクト研究報告

    学級規模の大小による教室内における教師の声の伝わり方の違い

    図 1 SN 比の説明 図2 実験の様子と前方中央(教師の直前)のSN比を基準(0)とした教室の各位置におけるSN比の差

    音圧

    レベル

    暗騒音

    教師の声

    SN比

    この値が大きいほど聞き取ろうとする音が

    聞き取りやすいとされている

    おばけのてんぷら

    教師も児童も静粛の状態

    教師が絵本を読み上げ

    児童は静粛の状態

    図1 SN比の説明

    教師の直前の位置(教室前方中央) 教師の直前の位置(教室前方中央)

    実験

    (読

    み聞か

    せ)

    の様子

    30人条件 40人条件

    前方中央

    後方

    -8

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    -4

    -2

    0

    窓側 中央 廊下側

    前方中央

    後方

    -8

    -6

    -4

    -2

    0

    窓側 中央 廊下側

    前方

    中央

    (教

    師の

    直前

    )と

    比較

    した

    SN

    比の

    図2 実験の様子と前方中央(教師の直前)のSN比を基準(0)

    とした教室の各位置におけるSN比の差

  • 7国立教育政策研究所広報 第 175 号

    事業報告

    「キャリア教育・進路指導に関する総合的実態調査第一次報告書」を公表

     本調査は、キャリア教育や進路指導に関する実態を把握するとともに、それらに関する在校生及び卒業者の意識等も明らかにし、前回までの調査との変容と、今後の各学校におけるキャリア教育・進路指導の改善・充実を図るための基礎資料を得ることを目的として、7年に 1度、実施している。 前回調査は、中学校・高等学校を対象として平成 17�年に実施した。近年、児童生徒の社会的・職業的自立に向け、小学校段階から発達段階に応じたキャリア教育の推進・充実が強く求められている状況を踏まえ、今回新たに小学校を調査対象に加えた。また、キャリア教育の取組の実態を浮き彫りにすることを主眼とする新規項目を多く設定するなど、キャリア教育の現状と課題に焦点をあてて調査を実施した。

    調査の概要

    調査の種類:学校調査、学級担任調査、児童生徒調査、保護者調査、卒業者調査(中学校・高等学校のみ実施)実施時期:平成 24 年 10 月上旬〜11 月中旬調査方法:都道府県・政令指定都市教育委員会等を経由して配布・回収した。ただし、卒業者調査のみ調査回答後、直接国立教育政策研究所あてに返送を求めた。

    調査結果の概要

    ・キャリア教育の推進が求められていることに関する学級担任の認識は、小・中・高とも 97%を超え、前回調査(中 35.0%、高 40.0%)と比べ飛躍的に上昇している。一方、キャリア教育を通じて育成する具体的な能力についての教員の理解は不十分であり、キャリア教育に関する校内研修に参加したことがない割合も高い。・キャリア教育に関する校内体制については、小・中・高とも多くの学校がキャリア教育の担当者を配置し、指導計画を作成しているなど着実に推進されているが、小学校での取組率は中・高より若干低い。・キャリア教育の内容については、中学校ではほとんどの学校で職場体験活動が実施されているのに対し、高等学校での就業体験の実施は各学年共通して「0日」が最多であり、中学校に比べ低調である。・一方、中・高とも卒業者・保護者は、職場体験活動・就業体験を高く評価しており、また、多くの生徒・卒業者が将来の生き方や進路を考える上で、それらの体験活動はもとより日々の授業が役立つと回答している。また、高等学校の生徒・卒業者ともに、多くが就職後の離職・失業など将来起こりうる人生上の諸リスクへの対応に

    ついて「もっと指導してほしかった」と回答している。・小・中・高ともキャリア教育に関する充実した計画の作成や職場体験活動の充実(中学校)などの実践が、児童生徒の学習意欲を向上させる可能性があることが示唆された。(この点については、今後詳細な分析を行っていく予定である。)

    今後の予定

     今後、前回までの調査では実施していないクロス集計や多変量解析等の詳細な整理・分析を行い、今秋を目途に第二次報告書を取りまとめて公表する計画である。 なお、第一次報告書の全文はホームページに掲載しており、調査結果(設問ごとの調査結果を示したグラフと分析)や参考資料(調査票様式、調査結果集計表)も掲載している。

    【ホームページURL】�http://www.nier.go.jp/shido/centerhp/career_jittaityousa/career-report.htm

    (生徒指導・進路指導研究センター)

    区分 小学校 中学校 高等学校学校調査 995 500 993

    学級担任調査 1,681 950 1,978児童生徒調査 4,179 4,235 4,660保護者調査 4,008 3,931 4,259卒業者調査 − 1,503 1,169

    回収数

  • 8

    N a t i o n a l I n s t i t u t e f o r E d u c a t i o n a l P o l i c y R e s e a r c h N E W S

    調査研究報告

    発達障害の児童生徒への対応に起因する教員の負担に関する一考察

    はじめに

     近年学校の現場では、学習障害(LD)、注意欠陥/多動性障害(ADHD)等いわゆる発達障害を有する児童生徒への対応が大きな課題となっているが、このような児童生徒への対応が教員にとって、実際どの程度負担になっているかについては、これまで定量的な把握がほとんど行われていないのが実情である。 そこで、著者が国立教育政策研究所教育課程研究センター長であった昨年 2月、発達障害を有する児童生徒への対応に教員はどの程度の時間を費やしているかについて、試行的な調査を実施した。極めて限られたデータではあるが、これらの回答の集計結果を紹介したい。 なお、データの集計・分析に協力いただいた山崎聡子教育課程調査官(当時)、調査に協力いただいた関係者に、この場を借りて御礼を申し上げたい。

    1 調査の方法

    (1)調査項目Q1(1)対象児童生徒の学年Q1�(2)対象児童生徒の障害等の種類

    Q2�対象児童生徒の状況と対応の概要(学期ごと)

    Q3�対象児童等への対応に費やしたおおよその時間数(月ごと、内容別)

    Q4�その他対象児童生徒への対応で工夫・配慮した点

    (2)調査時期 平成 24 年 2 月

    (3)調査対象・手順 東日本及び西日本の各 1県(以下、「α県」、「β県」と称する)の教育センターから県内の小中学校の教員に協力依頼し、了解の得られた者に調査票を送付し、回収したものを国立教育政策研究所教育課程研究センターへ転送していただいた。(4)回収数α県:小学校教員 3人β県:�小学校教員 7 人、中学校

    教員 8人

    2 調査結果の概要

    (1)対応の中心は授業関連 教員の対応の多くを占めるのは授業に関連したものであった。ただ、対応内容や工夫・配慮点を詳しく見ると、その中には教科指導に相当するものと生活指導に相当するものの双方が含まれていることがわかった。すなわち、前者に含まれるものとして教材の工夫や授業の遅れを取り戻すための個別指導など、後者に含まれるものとして他の児童生徒とのトラブルを解決や良好な人間関係を構築するための個別指導などに分けることができる。(2)教員単独の対応が多い 「対応内容」「工夫・配慮点」を合わせて見ると、本人や保護者に教員が単独で対応している様子が窺える。自分が受け持っている児童生徒なので当然の部分もあるが、裏返すと他の教職員や支援員、医療機関等の関係機関と十分連携できていない可能性も垣間見える。(3)小中の相違①学級担任制と教科担任制の相違 単純に 1人平均の対応時間を算

    出すると小学校は年間 381.4 時間、中学校は 57.9 時間であった。これだけ対応時間に差が生じた主な理由としては、学級担任制の小学校教員の対応が当該児童に対する学校全体の対応とおおむね重なると見られる一方、教科担任制の中学校教員については、学級担任及び自分が担当する教科における対応しか把握できないことにあると考えられる。②対応時間数の推移 小学校では 1学期より 2学期の方が増加しているのに対し、中学校では逆の傾向になっている。 一般的には当該児童生徒が学校生活に慣れない年度当初により多くの対応が必要ではないかと考えられるが、小学校の場合は夏季休業の影響があるかもしれない(例えば、休業期間中に学校生活を送る上で習慣付けてきたことを忘れるなど)。③対応内容、工夫・留意点 小学校では「人間関係作り」に工夫・配慮する教員が多いのに対し、中学校では「保護者との連携」「本人とのコミュニケーション」に工夫・配慮する教員が多い。

    おわりに

     今回の調査は限られた数の教員に必要最低限と考えられる質問しかしていないため、実態把握も限定的なものとならざるを得なかった。今後統計的手法に基づく本格的な実態調査が実施されることを期待したい。

    文部科学省初等中等教育局国際教育課長(前国立教育政策研究所教育課程研究センター長)

    /神代 浩

  • 9国立教育政策研究所広報 第 175 号

    【業務日誌】(平成 25年 1/23 ~ 3/31)2/4 ~ 2/7 平成 24 年度国立教育政策研究所教育課程研究センター関係指定事業研究協議会(平成 23・24 年度指定関係、平成 24 年度及び平成 24・25 年度指定関係)<文部科学省・都内会場>2/15 平成 24 年度魅力ある学校づくり調査研究事業第2回連絡協議会 <文部科学省3階講堂>3/2 平成 24 年度教育研究公開シンポジウム「いじめについて、わかっていること、できること。」in KANSAI < KBS ホール(京都市)>3/27 評議員会<所内第一特別会議室>

    【今後の主な主催事業】(平成 25年 4月~ 8月)4/25 平成 25 年度魅力ある学校づくり調査研究事業第1回連絡協議会 <文部科学省3階講堂>5/21 ~ 5/24 平成 25 年度公民館職員専門講座 <社会教育実践研究センター>6/6 ~ 6/7 全国教育研究所連盟総会・研究発表大会 <ホテルセンチュリー 21 広島>6/6 ~ 6/7 平成 25 年度全国生涯学習センター等研究交流会 <社会教育実践研究センター>6/7 平成 25 年度生徒指導研究推進協議会 <文部科学省 3 階講堂>6/13 ~ 6/14 平成 25 年度全国キャリア教育・進路指導担当者等研究協議会 <国立オリンピック記念青少年総合センター>6/17 ~ 6/28 平成 25 年度図書館司書専門講座 <社会教育実践研究センター>7/24 ~ 8/28 平成 25 年度社会教育主事講習〔A〕<社会教育実践研究センター・一部他の施設で実施予定>

    【人事異動】(平成 25年 1/4 ~ 4/1)[3/1] 転出 研究企画開発部 総括研究官 北 風 幸 一[3/17] 辞職 生徒指導・進路指導研究センター 企画課長 大 瀬 勝 寿[3/20] 併任 研究企画開発部 総括研究官 大 野 彰 子[3/31] 定年退職 教育政策・評価研究部長 葉 養 正 明

    初等中等教育研究部長 工 藤 文 三高等教育研究部長 塚 原 修 一教育課程研究センター 基礎研究部長 角 屋 重 樹教育研究情報センター 総括研究官 小 松 幸 廣

    退職等 教育課程研究センター 総合研究官 猿 田 祐 嗣生徒指導・進路指導研究センター 総括研究官 藤 田 晃 之教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 佐 瀬 宣 次教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 白 旗 和 也教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 林  誠 一教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官(研修生) 磯 貝 明 宏教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官(研修生) 下 反 達 二教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官(研修生) 陣 内  剛

    [4/1] 転出 教育課程研究センター 研究開発部長 宮 内 健 二文教施設研究センター 総括研究官 小 林 正 浩教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 杉 田  洋教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 清 原 洋 一総務部庶務課長 出 塩  進教育課程研究センター研究開発部 研究開発課長 大 内 克 紀

    転入 教育課程研究センター研究開発部長 谷 合 俊 一研究企画開発部 総括研究官 岸 本 織 江教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 長 田  徹生徒指導・進路指導研究センター 企画課長 人 見 達 也

    採用 教育政策・評価研究部長 渡 邊 恵 子初等中等教育研究部長 大 杉 昭 英教育課程研究センター 基礎研究部長 今 関 豊 一生徒指導・進路指導研究センター長 頼 本 維 樹高等教育研究部 総括研究官 濱 中 義 隆文教施設研究センター 総括研究官 西  博 文教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 高 田 彬 成総務部庶務課長 関 口 三 郎教育課程研究センター研究開発部 研究開発課長 沓 澤  進国際研究・協力部主任研究官 卯 月 由 佳

    昇任 高等教育研究部長 川 島 啓 二教育課程研究センター総合研究官 銀 島  文

    併任 生徒指導・進路指導研究センター 総括研究官 長 田  徹教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 杉 田  洋教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 清 原 洋 一教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 後 藤 顕 一教育課程研究センター研究開発部 教育課程調査官 城 戸  茂

    併任解除 生徒指導・進路指導研究センター長 勝 野 頼 彦研究企画開発部 総括研究官 加 藤 弘 樹

    命 教育課程研究センター基礎研究部 副部長 銀 島  文企画普及室専門職 卯 月 由 佳

    事業報告

    業務日誌、今後の主な主催事業、人事異動

  • 10

    N a t i o n a l I n s t i t u t e f o r E d u c a t i o n a l P o l i c y R e s e a r c h N E W S

    国立教育政策研究所広報 第 175 号発行者:国立教育政策研究所 〒 100-8951 東京都千代田区霞が関 3-2-2 TEL:03 − 6733 − 6833(代表) URL:http://www.nier.go.jp/発行月:2013 年 4 月 ISSN 1346-7735

    国立教育政策研究所 平成 25年度実施予定の行事等一覧月 日時 名称 場所 部・センター等名

    4 月 4/25(木) 平成 25 年度魅力ある学校づくり調査研究事業第 1 回連絡協議会文部科学省 3F 講堂、東海大学校友会館 生徒指導・進路指導研究センター

    5 月 5/21(火)~ 5/24(金) 平成 25 年度公民館職員専門講座 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    6 月

    未定(6 ~7 月頃で予定) 平成 24 年度終了プロジェクト研究成果報告会 所内第一特別会議室又は文部科学省内(調整中) 研究企画開発部

    6/6(木)~ 6/7(金) 〔平成 25 年度全教連総会・研究発表大会〕 〔ホテルセンチュリー 21 広島(広島県広島市)〕 〔全国教育研究所連盟〕

    6/7(金) 平成 25 年度生徒指導研究推進協議会 文部科学省 3F 講堂 生徒指導・進路指導研究センター

    6/6(木)~ 6/7(金) 平成 25 年度全国生涯学習センター等研究交流会 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    6/13(木)~ 6/14(金) 平成 25 年度全国キャリア教育・進路指導担当者等研究協議会国立オリンピック記念青少年総合センター 生徒指導・進路指導研究センター

    6/17(月)~ 6/28(金) 平成 25 年度図書館司書専門講座 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    7 月 7/24(水)~ 8/28(水) 平成 25 年度社会教育主事講習[A] 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    8 月

    未定 評議員会 所内第一特別会議室 企画普及室

    未定(8 月下旬~ 9 月上旬頃で予定)

    全国学力・学習状況調査の調査結果の活用による指導改善に向けた説明会 関東及び関西の 2 か所を予定 教育課程研究センター

    9 月9/3(火)~ 9/6(金) 平成 25 年度新任図書館長研修 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    9/30(月)~ 10/4(金) 平成 25 年度メディア教育指導者講座 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    10 月

    10/9(水)~ 10/11(金) 平成 25 年度博物館長研修 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    10/24(木)~ 25(金) 〔平成 25 年度全教連研究協議会〕 〔山梨県総合教育センター(山梨県笛吹市)〕 〔全国教育研究所連盟〕

    10/24(木)~ 25(金) 平成 25 年度魅力ある学校づくり調査研究事業ブロック協議会(東部地区)ホテルレイクビュー水戸

    (茨城県水戸市) 生徒指導・進路指導研究センター

    10/31(木)~ 11/1(金) 平成 25 年度魅力ある学校づくり調査研究事業ブロック協議会(西部地区)あなぶきホール

    (香川県高松市) 生徒指導・進路指導研究センター

    11月11/7(木)~ 11/8(金) 平成 25 年度魅力ある学校づくり調査研究事業ブロック協議会(中部地区)

    ホテルアウィーナ大阪(大阪府大阪市) 生徒指導・進路指導研究センター

    11/13(水)~ 11/15(金) 平成 25 年度社会教育主事専門講座 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    12 月 12/4(水)~ 12/6(金) 平成 25 年度博物館学芸員専門講座 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    1月 1/22(水)~ 2/28(金) 平成 25 年度社会教育主事講習[B] 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    2 月

    2 月上旬で予定平成 25 年度国立教育政策研究所教育課程研究センター関係指定事業研究協議会(平成 24・25 年度指定関係、平成 25 年度及び平成 25・26 年度指定関係)

    文部科学省、航空会館 教育課程研究センター

    2/14(金) 平成 25 年度魅力ある学校づくり調査研究事業第 2 回連絡協議会 文部科学省 3F 講堂 生徒指導・進路指導研究センター

    3 月3/6(木)~ 3/7(金) 平成 25 年度地域教育力を高めるボランティアセミナー 社会教育実践研究センター 社会教育実践研究センター

    未定 評議員会 所内第一特別会議室 企画普及室

    開催月未定

    未定 文教施設研究講演会 ※ テーマについては未定 未定 文教施設研究センター

    未定 教育研究公開シンポジウム ※ テーマについては調整中 文部科学省講堂(予定) 研究企画開発部

    未定 教育改革国際シンポジウム ※ テーマについては調整中 文部科学省講堂(予定) 研究企画開発部