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CONTENTS 1 FOCUS 3 トップメッセージ 5 中期経営計画「G-87 クローズアップ・クリタ 8 20073月期業績(連結)のご報告 12 20073月期業績(単体)のご報告 13 会社情報/株式情報 栗田工業株式会社 証券コード 6370 クリタ株主通信 2006.4.1 2007.3.31

クリタ株主通信’06/03期 ’07/03 期 ’08/03期(計画) 装置事業中のサービス事業内訳 852 987 (+135) 98 131 124 499 145 144 160 538 465 95 57 104 722 精密洗浄

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CONTENTS1 FOCUS3 トップメッセージ

5 中期経営計画「G-8」7 クローズアップ・クリタ

8 2007年3月期業績(連結)のご報告12 2007年3月期業績(単体)のご報告13 会社情報/株式情報

栗田工業株式会社証券コード 6370

クリタ株主通信2006.4.1 ~ 2007.3.31

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1

FOCUS

企業理念

“水”を究め、自然と人間が調和した豊かな環境を創造する。

企業ビジョン

水と環境の先進的マネジメント企業

工場やオフィスビル

におけるボイラや冷却塔

など、さまざまな施設に必

要な水処理薬品を提供し、

お客様の課題解決に貢

献しています。

さまざまな産業で用

いられる水をつくり、また、

使われた水を適切に処理

し、産業の発展と環境保

全に貢献しています。

表紙:クリタの水処理薬品は、製紙工場での生産性向上に貢献しています。

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2

受注高

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

総資産

自己資本

1株当たり当期純利益(円)

1株当たり純資産(円)

自己資本比率(%)

総資産経常利益率(%)

自己資本当期純利益率(%)

当 期(2006.4.1~2007.3.31または2007.3.31現在)

前 期(2005.4.1~2006.3.31または2006.3.31現在)

192,529

197,146

24,276

25,226

14,207

235,137

156,772

110.42

1,218.42

66.7

11.3

9.4

183,910

173,683

17,311

18,425

10,519

212,774

145,366

81.76

1,129.74

68.3

9.1

7.5

連結業績ハイライト(単位:百万円)

5,476

8,4449,383

10,519

14,207

’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3

40.67

64.5771.76

81.76

110.42

’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3

939.78999.63

1,058.901,129.74

1,218.42

’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3

当期純利益(単位:百万円)

1株当たり当期純利益(単位:円)

1株当たり純資産(単位:円)

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3

トップメッセージ

2007年3月期の業績について当期における連結業績は、受注高が前年同期比4.7%増の192,529百万円、

売上高が同13.5%増の197,146百万円となりました。利益につきましては、

営業利益が前年同期比40.2%増の24,276百万円、経常利益も同36.9%増の

25,226百万円と大幅な増益となり、当期純利益は、同35.1%増の14,207百

万円と連結ベースでは過去最高となりました。

当期は、電子産業分野、素材産業分野における堅調な設備投資、お客様の工

場の高操業度といった良好な市場環境のもとで、水処理薬品事業、水処理装

置事業の両セグメントともに増収増益となりました。当期は特に、水処理装置

事業が業績を顕著に伸ばしました。

株主配当金につきましては、株主の皆様の日頃のご支援に報いるため、中間

と期末を合わせ、年間で6円の増配となる28円とさせていただきました。

当期の取組みと成果

当社グループは、2006年4月、「成長と革新」を基本テーマとした中期経営

計画「G-8(Growth 2008)」をスタートさせました。その初年度に当たる当

期は、お客様の設備投資動向に左右されにくい事業体質の構築と、グループ全

体の持続的な成長を目指して、G-8計画の施策の柱である「サービス事業への

シフトの加速」と「グローバルビジネスの拡大」に取り組んでまいりました。

サービス事業へのシフトの取組みにおいては、超純水供給事業や精密洗浄

事業がお客様のアウトソーシングに対するニーズを的確につかみ、積極的な投

株主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申しあげます。

2007年3月期(2006年4月1日~2007年3月31日)のご報告にあたり、日頃のご高配に心より厚く御礼申しあげます。

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4

資を行い、順調に事業を拡大しました。また、国内景気の回復に伴う土地取引

の活発化を背景に、土壌浄化事業が業容を拡大したほか、メンテナンス・サー

ビス事業も当期の業績に貢献しました。

グローバルビジネス拡大の取組みにおいても、積極的な事業展開により、ア

ジア、米国、欧州、ブラジルといった各地域・国において収益が拡大した結果、

連結海外売上高比率が前期の12.5%から15.0%に高まりました。

G-8計画の2年目となる2008年3月期も、この施策の実行を加速し、更なる

グループの成長を目指してまいります。

株主の皆様へ

当社は、し尿処理施設建設工事に関して独占禁止法に違反したことから、当

期において刑事罰や行政処分を受けました。このようなことを二度と起こさ

ぬよう、国・地方公共団体が発注するすべての建設工事事業から撤退いたしま

した。当社グループは、コンプライアンスを経営基盤に関わる最重要課題と位

置付け、今後もコンプライアンスの取組みを強化してまいります。

株主の皆様には、ご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫び申

しあげますとともに、引き続き当社グループに変わらぬご支援を賜りますよう、

お願い申しあげます。

代表取締役社長

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中期経営計画「G-8」

中期経営計画「G-8」および2008年3月期の経営計画

当社グループは、2006年4月に「成長と革新」を基本テーマとした中期経営計画「G-8(Growth 2008)」をスタートさせました。

基本テーマ

基本方針

>> 成長と革新

重点施策 >> 2008年3月期

>>新たな価値を創造し(“not just water, Creativity.”)、グループの成長を加速する。

“not just water, Creativity.”とはお客様から求められる「水」を単に提供するだけではなく、当社グルー

プの「Creativity=創造力」から生まれる「新たな価値」を付加して提供していくということを表しています。

5

1.サービス事業へのシフトの加速

当社グループの事業全体を、より付加価値の高いサービス事業に

シフトすることにより収益力の向上を目指します。特に、メンテナン

ス・サービスをはじめとした装置事業におけるサービス事業の拡大

を加速します。

近年、本業に経営資源を集中したいお客様の水処理や設備メンテ

ナンスに関わる業務のアウトソーシング・ニーズが高まっており、当

社グループもこれに応え、超純水供給事業や精密洗浄事業といった

分野への投資を積極的に行っていきます。また、土壌浄化の分野で

は、景気回復を背景とした土地取引の活発化に伴う市場拡大が期待

2008年3月期連結業績目標(単位:億円)

受注高

売上高

営業利益

経常利益

当期純利益

対前年度比

+9.6%

+5.0%

+13.3%

+11.0%

+10.5%

2,110

2,070

275

280

157

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されることから、汚染の調査・浄化から土地活用方法の立案までを

事業領域とする当社グループの総合力を発揮した積極的な事業展

開により、事業規模の拡大を図ります。

2.グローバルビジネスの拡大

海外での事業規模拡大に向けて、中国をはじめアジアや中東など、

今後の伸びが期待できる地域において人員増強や流通網の整備を

進めます。また、国内で展開している水処理薬品・装置の製造・販売

からメンテナンスまで一貫したサービスを提供するビジネスモデル

を海外でも展開するとともに、環境負荷低減や生産性向上を切り口

とした提案営業を推進し、事業領域の拡大を目指します。

3.経営・事業基盤の強化

経営の根幹を支えるコンプライアンス活動を強化する取組みを継

続するとともに、事業の基盤である商品・技術・サービスにおける品

質向上と社員の品質に対する意識強化に取り組みます。

コンプライアンス活動の強化については、これまでに社内規定の

制定、法令違反の早期発見と是正を目的としたコンプライアンス相

談窓口の設置、内部統制システムの整備・強化など、活動の基盤と

なる制度・体制を整備してきました。今後は、日常の業務を通じた活

動方針の周知徹底と法令知識の習得を図るとともに、実務に則した

コンプライアンスガイドラインの制定と履行などの再発防止に向け

た取組みを徹底していきます。

’06/03期 ’07/03期 ’08/03期(計画)

海外事業別売上高

206213

150

68

21889

102

295315 (+20)

水処理薬品

水処理装置

(単位:億円)

6

’06/03期 ’07/03期 ’08/03期(計画)

装置事業中のサービス事業内訳

852

987 (+135)

98

131

124

499

145

144

160

538465

95

57

104

722 精密洗浄

超純水供給

土壌浄化

メンテナンスほか

(単位:億円)

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クローズアップ・クリタ

このコーナーでは、クリタグループの個々の事業に焦点をあててご紹介

します。今回は、紙パルプ工場向け水処理薬品事業について、事業内容と

今後の展開を担当者に聞きました。

ケミカル事業本部 第一部門紙パプロセス部

星野 太志

Q. 初めに、紙パルプ工場で水処理薬品がどのように使われているのか教えてください。

A.紙の製造工程では、まず原材料である木材や古紙から繊維を取り出して紙の元となるパルプを作り、そのパルプを水に溶かして汚れな

どを取り除いた後、水分を抜いて乾燥させながら薄いシート状にして

いきます。水処理薬品は、パルプを溶かした水の中の菌やカビ、汚れを

取り除いて製品の品質を高めたり、水分を抜けやすくして処理速度を上

げることで生産性を高めたりすることに使われています。

近年では、環境への配慮から製造工程で使用した水を再利用してい

るほか、原料に古紙の割合が増えているため、菌やカビ、汚れが発生し

やすくなっています。それに伴って、紙に染みができたり、製造途中で

紙が切れたりする可能性も高まっています。そこで、品質と生産性を高

める水処理薬品へのニーズはますます強まってきました。

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Q. 紙パルプ工場向けの薬品事業におけるクリタの強みは何でしょうか?

A.当社の強みは、高い技術力と商品開発力、グループとしての対応力です。品質と生産性の向上はお客様にとって永遠のテーマであり、常に

新たな課題が生まれ、お客様はそれを解決していかなければなりませ

ん。当社には製造工程向けだけでなく、ボイラ・冷却水処理や排水処理

の分野で永年培ってきた水処理技術があり、これらのノウハウを生かし、

営業・技術・開発部門が一体となってさまざまな課題に応える商品を開

発してお客様に提供しています。また、水処理薬品の効果の測定には化

学分析が必要ですが、当社グループには分析会社もあり、分析結果を

いち早く報告できます。これらが相まってお客様に高い評価を得てい

るのです。

Q. 今後の事業展開について教えてください。

A.今後は、薬品の提供に留まらず、幅広い商品や技術の組み合わ

せによって、生産量1t

あたりのコストや水、

エネルギーの使用量を削減する

など、お客様の工場全体にとって最適な水

処理を実現するプランを提案していきます。

こうした、当社でなくてはできないサービス

を展開することによって、お客様からのさら

なる信頼獲得に努めてまいります。

クリタは、最適な水処理の実現によって

品質と生産性の向上に貢献します。“”

8

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2007年3月期業績(連結)のご報告

受注高

水処理薬品事業

水処理装置事業

売上高

水処理薬品事業

水処理装置事業

営業利益

水処理薬品事業

水処理装置事業

消去又は全社

192,529 56,560

135,969 197,146 56,667

140,479 24,276 8,806

15,471 △ 1

セグメント別業績概要 (単位:百万円)事業概況

183,910 53,903

130,007 173,683 54,549

119,133 17,311 7,961 9,349

0

2007.3 2006.3当期の市場環境は、電子産業分野において液晶・プラズマテ

レビなどの好調な需要を背景に国内の設備投資が堅調でした。

一方、海外においては、台湾・韓国のお客様の一部に大型設備

投資の減速感が見られましたが、一般産業分野は、鉄鋼、石油、

化学などの素材産業を中心に操業度、設備投資ともに概ね好調

でした。

<水処理薬品事業>

国内においては鉄鋼、石油精製・石油化学、紙・パルプ産業向

けのプロセス薬品や、水処理管理の一括請負契約の売上高が伸

長しました。また、海外においては、アジアを中心にグループ会

社の売上高が拡大しました。

<水処理装置事業>

電子産業分野においては、超純水製造システムが受注高・売

上高ともに増加したほか、超純水供給事業、精密洗浄事業、メン

テナンスといったサービス事業も伸長しました。また、一般産

業分野においては、土地取引の活発化に伴い土壌浄化事業が受

注高・売上高ともに伸長しました。全ての建設工事案件から撤

退した官公需分野においては、受注が大幅に減少しました。

受注高(単位:億円) 売上高(単位:億円) 営業利益(単位:億円)

’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3

1,284

465

475

521539

566

8201,022

1,1921,300

1,360

1,497

1,7131,839

1,925

水処理薬品事業水処理装置事業 ’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3

1,971

1,416

471 474506

545

567

945 994 1,1031,191 1,405

1,4681,609

1,737

’03/3 ’04/3 ’05/3 ’06/3 ’07/3

123

6566

7480

88

57 68 8593

155

135

160173

243

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10

解 説

(資産の部)流動資産固定資産有形固定資産無形固定資産投資その他の資産資産合計(負債の部)流動負債固定負債負債合計少数株主持分(資本の部)資本金資本剰余金利益剰余金土地再評価差額金その他有価証券評価差額金為替換算調整勘定自己株式資本合計(純資産の部)株主資本資本金資本剰余金利益剰余金自己株式評価・換算差額等少数株主持分純資産合計負債・純資産合計(負債・少数株主持分・資本合計)

137,00498,133 67,288 2,607

28,237 235,137

65,49611,440 76,937

————————

153,519 13,450 11,426

133,446△ 4,803

3,252 1,427

158,200 235,137

—※純資産の部の新設:連結貸借対照表は2006年5月1日の会社法施行に伴い、「資本の部」が廃止され「純資産の部」が新設されました。

連結貸借対照表(要旨) (単位:百万円)

125,23187,542 53,991 2,863

30,687 212,774

54,87711,233 66,111 1,295

13,450 11,426

122,350 △ 7403,873△ 200 △ 4,793145,366

—————————

212,774

2007.3 2006.3

�売上高:水処理薬品事業、水処理装置事業ともに増収とな

り、前年同期比13.5%の伸びとなりました。

�営業利益:増収に加え、水処理装置事業において利益率の

高いサービス事業が伸長したことにより、営業利益は前年

同期比40.2%増となりました。また、営業利益率も前年同期の10.0%から12.3%へ向上しました。

�経常利益:営業外損益の主なものは、金融収支は515百万円の黒字、持分法による投資利益は172百万円でした。経常利益は前年同期比36.9%の大幅な増加となりました。

�当期純利益:特別損失として独占禁止法違反に対する課徴

金および罰金488百万円を計上しました。当期純利益は前年同期比35.1%の大幅な増加となりました。

2005.4~2006.3

1 売上高

売上原価

売上総利益

販売費・一般管理費

2 営業利益

営業外損益

3 経常利益

特別損益

税金等調整前当期純利益

法人税・住民税・事業税

法人税等調整額

少数株主利益

4 当期純利益

2006.4~2007.3

連結損益計算書(要旨) (単位:百万円)

197,146 100.0%

137,819 69.959,326 30.135,050 17.824,276 12.3

949 0.525,226 12.8△ 634 △ 0.3

24,591 12.511,131 5.6△ 1,061 △ 0.5

314 0.214,207 7.2

173,683 100.0%

122,630 70.651,052 29.433,741 19.417,311 10.0

1,114 0.618,425 10.6△ 225 △ 0.118,200 10.5

7,395 4.2100 0.1184 0.1

10,519 6.1

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11

解 説

�前期同期比での主な増加要因は、税金等調整前当期純利

益の増加と超純水供給事業の拡大に伴う減価償却費の増

加です。

�支出の主なものは超純水供給事業向け超純水製造装置

などの固定資産の取得に係るものです。

�支出の主なものは配当金の支払いです。

株主資本 評価・換算差額等

資本金資本剰余金

利益剰余金

自己株式株主資本合計

その他有価証券評価差額金

土地再評価差額金

為替換算調整勘定

評価・換算差額等合計

少数株主持分

純資産合計

連結 株主資本等変動計算書(当期 2006.4~2007.3) (単位:百万円)

前期末残高

当期中の変動額

剰余金の配当

役員賞与

従業員奨励福利基金への拠出

当期純利益

自己株式の取得

株主資本以外の項目の当期中の変動額(純額)

当期中の変動額合計

当期末残高

単体・連結財務諸表の詳細は当社ホームページで

ご覧ください。

URL: http://www.kurita.jp/

2005.4~2006.3

1 営業活動によるキャッシュ・フロー

2 投資活動によるキャッシュ・フロー

フリー・キャッシュ・フロー

3 財務活動によるキャッシュ・フロー

現金および現金同等物に係る換算差額

現金および現金同等物の増減額

現金および現金同等物の期首残高

新規連結子会社の現金および現金同等物の期首残高

現金および現金同等物の期末残高

27,070 △ 16,453

10,617△ 3,458

280 7,438

29,871

132

37,442

2006.4~2007.3

連結 キャッシュ・フロー計算書(要旨) (単位:百万円)

13,450 11,426 122,350 △4,793 142,434 3,873 △740 △200 2,932 1,295 146,662

△3,088 △3,088 △3,088

△8 △8 △8

△15 △15 △15

14,207 14,207 14,207

△10 △10 △10

△210 — 530 320 132 452

— — 11,095 △10 11,085 △210 — 530 320 132 11,538

13,450 11,426 133,446 △4,803 153,519 3,662 △740 330 3,252 1,427 158,200

※株主資本等変動計算書の新設:2006年5月1日の会社法の施行に伴い、「連結剰余金計算書」に代えて、「連結株主資本等変動計算書」が新設されました。

13,856 △ 12,318

1,538△ 2,516

173 △ 804

30,365

310

29,871

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12

2007年3月期業績(単体)のご報告

(資産の部)

流動資産

固定資産

資産合計

(負債の部)

流動負債

固定負債

負債合計

(資本の部)

資本金

資本剰余金

利益剰余金

土地再評価差額金

その他有価証券評価差額金

自己株式

資本合計

負債・資本合計

(純資産の部)

株主資本

資本金

資本剰余金

利益剰余金

自己株式

評価・換算差額等

純資産合計

負債・純資産合計

106,382 94,149

200,531

54,5929,707

64,299

————————

133,372 13,450 11,426

113,299 △ 4,803

2,858 136,231200,531

貸借対照表(要旨) (単位:百万円)

100,714 83,575

184,290

46,3209,439

55,760

13,450 11,426

105,391 △ 7403,795

△ 4,793128,529 184,290

————————

2007.3 2006.3 2005.4~2006.3

売上高

売上原価

売上総利益

販売費・一般管理費

営業利益

営業外損益

経常利益

特別損益

税引前当期純利益

法人税・住民税・事業税

法人税等調整額

当期純利益

前期繰越利益

土地再評価差額金取崩額

中間配当額

当期未処分利益

2006.4~2007.3

損益計算書(要旨) (単位:百万円)

134,759 100.0%

96,545 71.638,214 28.422,968 17.115,246 11.33,269 2.4

18,515 13.7△ 695 0.5

17,820 13.27,739 5.7△ 914 △ 0.7

10,996 8.2————

123,403 100.0%

90,191 73.133,212 26.923,255 18.8

9,956 8.12,953 2.4

12,910 10.5△ 143 1.112,767 10.4

4,981 4.1△ 209 △ 0.27,995 6.51,166△ 7241,4147,022

※純資産の部の新設:貸借対照表は2006年5月1日の会社法施行に伴い、「資本の部」が廃止され「純資産の部」が新設されました。

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会社情報 株式情報

13

会社概要(2007年3月31日現在)

商号

本社所在地

設立年月日

資本金

従業員数

ホームページアドレス

お問合わせ先

栗田工業株式会社(Kurita Water Industries Ltd.)

東京都新宿区西新宿三丁目4番7号

1949年7月13日

134億5,075万円

1,519名(連結3,992名)

http://www.kurita.co.jp/

経営企画室企画部広報課TEL.03-3347-3250

株式の状況(2007年3月31日現在)

所有者別株式分布状況

会社が発行する株式の総数

発行済株式総数

株主数

大株主

531,000,000株

132,800,256株

18,440名

取締役および監査役(2007年6月28日現在)

代表取締役社長

代表取締役専務

専務取締役

常務取締役

常務取締役

常務取締役

取締役

取締役

取締役

取締役

取締役

取締役

取締役

監査役

監査役

監査役

監査役

藤野  宏

石田 拓郎

森内 和文

出口 智章

小川  満

佐伯 哲男

梶井  馨

中井 稔之

石上 良一

甲斐 哲郎

竹田 慈明

飯岡 光一

杉本 繁慈

石坂  徹

葛生 知明

栗田 政彦

由良 数馬

(注)1. 取締役のうち、杉本繁慈氏は会社法第2条第15号に定める社外取締役です。2. 監査役のうち、葛生知明、由良数馬の両氏は、会社法第2条第16号に定める社外監査役です。

伊藤忠商事(株)

日本生命保険(相)

日本マスタートラスト信託銀行(株)(信託口)

東京海上日動火災保険(株)

栗田工業(株)

日本トラステイ・サービス信託銀行(株)(信託口)

ピクテ アンド シー ヨーロツパ エスエー

(株)三菱東京UFJ銀行

ザ バンク オブ ニユーヨーク トリーテイージヤスデツク アカウント

指定単受託者三井アセツト信託銀行(株)1口

10,268

7,284

5,802

4,311

4,131

3,713

3,117

2,936

2,140

1,883

7.73

5.48

4.36

3.24

3.11

2.79

2.34

2.21

1.61

1.41

当社への出資状況

持株数(千株) 出資比率(%)

金融機関39,935,620株30.1%個人

13,762,356株10.3%

証券会社1,442,715株1.1%

その他国内法人18,943,399株14.3%

自己株式4,131,802株3.1%

外国人54,584,364株41.1%

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14

株価および出来高の推移

株主優待制度のご紹介

2004 2005 2006 2007

0

100,000

200,000

300,000

株価(円)

出来高(百株)

6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5

3,500

3,000

2,500

2,000

1,500

1,000

500

0

株主の皆様のご支援にお応えするとともに、当社グループの商品をご利用いただき、

事業内容への理解を一層深めていただけるよう、「株主優待制度」を実施しています。

■対象株主様毎年3月31日現在、当社株式を100株以上所有していただいている株主様を対象といたします。

■優待内容以下の通り、ご所有株式数に応じて当社関連会社商品のミネラルウォーター「水のクリタのうまい水」を贈呈いたします。

•当社株式 100株以上 1,000株未満ご所有の株主様 . . . . 1セット(18リットル)•当社株式 1,000株以上 10,000株未満ご所有の株主様 . . . 2セット(36リットル)•当社株式 10,000株以上 ご所有の株主様 . . . . . . . . . . . . . . 6セット(108リットル)

■優待ご案内時期毎年6月初旬に株主優待のご案内書と申込書をご送付いたします。

■優待品お届け時期申込書にお届け先をご記入のうえ返送していただき、受付順にてお届けいたします。

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◆ 事業年度 毎年4月1日~翌年3月31日

◆ 定時株主総会 6月

◆ 利益配当金受領株主確定日 3月31日

◆ 中間配当金受領株主確定日 9月30日(中間配当を行う場合)

◆ 基準日 3月31日そのほか臨時に必要があるときには、あらかじめ公告いたします。

◆ 公告掲載新聞 日本経済新聞

◆ 株主名簿管理人 中央三井信託銀行株式会社東京都港区芝三丁目33番1号

◆ 同事務取扱所 中央三井信託銀行株式会社証券代行部(証券代行事務センター)〒168-0063東京都杉並区和泉二丁目8番4号TEL. 0120-78-2031(フリーダイヤル)(受付時間:平日9:00~17:00)

◆ 同取次所 中央三井信託銀行株式会社/全国各支店日本証券代行株式会社/本店および全国各支店

◆ 諸手続き 住所変更、名義書換請求、単元未満株式買取請求、配当金振込指定等に必要な各種手続用紙のご請求は、中央三井信託銀行のフリーダイヤル、またはホームページで24時間受付けています。

【フリーダイヤル】

0120-87-2031(自動音声案内)

【ホームページアドレス】

http://www.chuomitsui.co.jp/person/p_06.htmlなお、保管振替制度を利用されている株主様は、お取引証券会社を通じてお申出ください。

配当金はお早めにお受取りください今回お届けした郵便振替支払通知書による配当金のお受取り期間は平成19年7月31日(火)までとなっております。郵便振替支払通知書をお持ちになってお近くの郵便局で、お早めにお受取りください。