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5-1 本市を取り巻く環境の変化 地震被害想定 安心・安全 市では、平成21年度と平成24年度に被害想定調査を行い、両調査で被害が大きい数値を採用すると、建物 被害が約90,000棟、死者約1,000人強と想定している。

安心・安全 - Kawasaki · 安心・安全 平成25年度の介護保険給付費は、約673億円である。平成19年の約450億円と比較すると約1.5倍であり、

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Page 1: 安心・安全 - Kawasaki · 安心・安全 平成25年度の介護保険給付費は、約673億円である。平成19年の約450億円と比較すると約1.5倍であり、

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5-1 本市を取り巻く環境の変化

地震被害想定

安心・安全

市では、平成21年度と平成24年度に被害想定調査を行い、両調査で被害が大きい数値を採用すると、建物被害が約90,000棟、死者約1,000人強と想定している。

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5-2 本市を取り巻く環境の変化

津波浸水予測

安心・安全

神奈川県の津波浸水予測に基づく被害想定は、市内では、建物半壊が約10,000 棟、死者が約5,800人と想定されている。

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5-3 本市を取り巻く環境の変化

国土強靭化基本計画の策定

大規模自然災害に備えた国土の強靭化、防災・減災と迅速な復旧・復興のために、国土強靭化基本法に基づいて、国土強靭化基本計画が策定がされた。

本市においても、国土強靭化地域計画の策定に向けた取り組みを推進している。

安心・安全

出典:内閣官房HP

資料3-3

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5-4 本市を取り巻く環境の変化

介護費用の増加

安心・安全

平成25年度の介護保険給付費は、約673億円である。平成19年の約450億円と比較すると約1.5倍であり、同期間の高齢者人口の伸び(約1.2倍)よりも高い。

出典:川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョン

介護保険給付費の推移

1

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5-5 本市を取り巻く環境の変化

要介護認定者の増加

安心・安全

要介護認定者数は増加傾向にあり、平成21年から平成26年までの5年間で約3割の増加しており、これは同期間における高齢者の増加率(約18%)よりも高い。

要介護認定者の推移(2号被保険者含む)※

出典:川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョン ※各年10月1日時点

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5-6 本市を取り巻く環境の変化

特別養護老人ホームの申込状況

安心・安全

要介護度別の内訳をみると、(国が、特別養護老人ホームへの入居を原則要介護3以上とする方針を示す中)

要介護2以下の割合は34.4%であり、南部から北部にかけて徐々に高くなる傾向がみられる。

要介護度別の特別養護老人ホーム申込者数の内訳※(平成26年10月1日時点)

出典:川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョン ※要介護認定を受けていない「申請中」等を除いている

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5-7 本市を取り巻く環境の変化

身体活動と健康長寿の関係

安心・安全

身体活動を増加させることにより、健康寿命の延長や医療費の軽減されるという報告がある。

出典:健康・医療・福祉のまちづくりの推進ガイドライン

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5-8 本市を取り巻く環境の変化

歩きやすい地域と身体活動の関係

安心・安全

歩きやすい地域は、歩きにくい地域に比べ、1日に30分以上の身体活動を行なっている人が全体の住民の 18%から38%と約20 ポイント多い。

出典:健康・医療・福祉のまちづくりの推進ガイドライン(技術的助言)参考資料

Frank らによる研究(2005 年※1)による調査によると、歩きやすさのレベルが低い地域では、一日に30 分以上の身体活動を行っている住民は、

全体の約18%だったが、調査対象地のうち最も歩きやすいとされた地域では、37.5%という結果がでている。 【サンプル数:357 人の成人(20~70 歳)】

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5-9 本市を取り巻く環境の変化

身体障害者・児数の増加

安心・安全

身体障害者・児数の平成20年度から平成25年度までの5年間での増加率は、約15.0%増加している。

身体障害者・児数の推移(各年度末時点)

出典:川崎市地域包括ケアシステム推進ビジョン

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5-10 本市を取り巻く環境の変化

世帯構成と住宅のミスマッチの状況

家族構成人数が多い子育て世帯が狭い住戸に、単身若しくは夫婦世帯の高齢者が広い住戸に住む、いわゆるミスマッチが生じている。

子育て環境

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5-11 本市を取り巻く環境の変化

エコまち法、省エネ法の制定

地球温暖化については、疑う余地のない事実としており、気温の上昇に伴い、深刻さを増す地球温暖化問題への対応が求められている。

国では、エコまち法(都市の低炭素化の促進に関する法律)、省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)の制定している。

地球環境配慮

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5-12 本市を取り巻く環境の変化

駅密度

本市では、5事業者、15路線、54駅で運行を行っており、駅密度は、政令指定都市中3番目の0.37駅/km2であり、おおよそ半径900mの円内に1駅ある換算となる。

都市の効率性

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5-13 本市を取り巻く環境の変化

人口密度

本市の人口密度は、東京都区部、大阪市に次いで高い。

都市の効率性

住民基本台帳に基づく 人口密度(平成26年3月末現在)

川崎殿町・大師河原 川崎駅

小杉駅

新百合ヶ丘駅

登戸・向ヶ丘遊園駅

溝口駅

宮前平・鷺沼駅

新川崎駅・鹿島田駅

浜川崎駅

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5-14 本市を取り巻く環境の変化

人口減少地区の顕著化

市全体の人口は増加傾向にあるが、地区(町丁目)ごとの人口動態に差が生じている。 鉄道が交差するターミナル駅周辺(川崎駅、武蔵小杉駅、新百合ヶ丘駅)等を中心に人口が増加しているが、川崎区内や北部エリアでは人口が減少している地区が顕著化している。

都市の効率性

住民基本台帳人口の変化 (平成21年9月末~平成26年9月末)

川崎殿町・大師河原

浜川崎駅

川崎駅

新川崎駅 鹿島田駅

小杉駅

溝口駅

登戸駅 向ヶ丘遊園駅

宮前平駅 鷺沼駅

新百合ヶ丘駅

人口増加地区

人口減少地区

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5-15 本市を取り巻く環境の変化

緑の減少

昭和30年代後半から、活発な宅地開発の進行等により、田畑や山林などの市域の緑は減少している。

緑・水環境

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5-16 本市を取り巻く環境の変化

緑地保全制度の活用

多摩丘陵と多摩川崖線などのみどりの軸を保全していくために様々な緑地保全施策を活用しながら貴重な樹林地等の保全を進めている。

平成25年度末までに、特別緑地保全地区を121.8ha、緑の保全地域を26.9ha指定するなど、計229haを保全している。

緑・水環境

4

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5-17 本市を取り巻く環境の変化

農地の減少

都市化の進展に伴い市内農業の縮小傾向が続いています。平成2年度と平成22年度の都市計画基礎調査の比較では、田・畑の面積は435ha減少(42.4%)しています。

緑・水環境

単位:ha土地利用 H2 H7 H12 H17 H22農地 1,039 921 759 686 629山林 1,066 953 768 683 628河川、水面、水路 548 562 597 546 533荒地、海浜、河川敷 365 404 402 407 410合計 3,017 2,839 2,526 2,323 2,200農地 100.0% 88.7% 73.1% 66.1% 60.5%山林 100.0% 89.4% 72.0% 64.1% 58.9%河川、水面、水路 100.0% 102.5% 109.1% 99.7% 97.3%荒地、海浜、河川敷 100.0% 110.7% 110.3% 111.7% 112.5%合計 100.0% 94.1% 83.7% 77.0% 72.9%

面積

増減率(H2との比較)

土地利用における農地(田畑)の推移

48

853

697635

30 2073 25

572

955

593660

1,028

901

728

0

200

400

600

800

1,000

1,200

H2 H7 H12 H17 H22

(ha)

田 畑 合計

●農地面積及び増減率の推移

土地利用 H2 H7 H12 H17 H22

面積 田 73 48 30 25 20

畑 955 853 697 635 572

合計 1,028 901 728 660 593

増減率 (H2との比較)

田 100.0% 66.3% 41.6% 34.3% 27.9%

畑 100.0% 89.3% 73.0% 66.5% 59.9%

合計 100.0% 87.7% 70.8% 64.2% 57.6%

平成 2年の農地面積 : 1,028ha 平成22年の農地面積 : 593ha

減少した農地面積 435ha (42.4%減) (H2→H22比較)

平成22年度都市計画基礎調査より

H2 H7 H12 H17 H22

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現況:93H42:97(現況比1.05倍)

H62:91(現況比0.98倍)

東京区部

横浜市

(万トリップ/日)

現況:59H42:65(現況比1.11倍)

H62:61(現況比1.04倍)

-1-

5-18 本市を取り巻く環境の変化

拠点間連携の必要性の高まり

市域を越えて広域的に展開する市民行動圏の傾向は、鉄道路線を中心に形成され、東京区部や横浜との結びつきが強く、将来においても交通量はほぼ変わらない。

拠点、地域環境

川崎市の内外・外内交通量の推移

出典:国土交通省 東京都市圏パーソントリップ調査」第5回調査(平成20年)より作成

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5-19 本市を取り巻く環境の変化

臨海部の拠点形成

羽田空港の対岸に位置する「KING SKYFRONT」(約40ha)を中核として、革新的医薬品・医療機器の開 発・製造と健康関連産業の創出が進められている。

拠点、地域環境

19

・再生医療による脊椎損傷やアルツハイ

マー治療などの先端医療の実現を目指す

<第1段階整備>・・・①

NOGマウス/ヒト化マウス コモンマーモセット

「nature」 2009.5.28号

実中研 再生医療・ 新薬開発センター 平成23年7月運営開始

川崎生命科学・環境研究 センター(LiSE) 平成25年3月運営開始

(仮称)ものづくりナノ医療 イノベーションセンター 平成26年度 竣工予定 平成27年4月運用開始予定

ジョンソン・エンド・ ジョンソン㈱ 東京サイエンスセンター 平成26年度8月 運営開始

神奈川県ライフイノベーションセンター(仮称) 平成28年度 運営開始予定

国立医薬品食品衛生研究所 平成28年度 竣工予定

クリエートメディック(株)

平成28年度 竣工予定

落札:大和ハウス工業(株)

平成26年6月30日譲渡契約締結

落札:富士フイルムRIファーマ㈱ 平成26年8月18日 土地譲渡契約締結

落札:サイバーダイン㈱ 平成26年10月8日 土地譲渡契約締結

(公社)日本アイソトープ協会

平成28年度 竣工予定

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5-20 本市を取り巻く環境の変化

国レベルの広域的な基盤整備(リニア、羽田、港湾等)の動向

首都圏では、2027年(平成39年)に予定される中央リニア新幹線の開業、首都圏空港機能の強化、京浜三港の連携、国家戦略特区の取り組み等が進められており、グローバル化が進展する中で、川崎市はその地理的優位性を活かしていくことが期待されます。

拠点、地域環境

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5-21 本市を取り巻く環境の変化

踏切による地域分断の状況

拠点、地域環境

踏切は列車通過時に道路を遮断し、列車の本数が多い路線の場合、地域間の人や車の円滑な交通を阻害します。特に遮断時間と交通量が共に多いボトルネック踏切は、こうした地域の分断を大きくしています。

近年の取組によりボトルネック踏切が解消した箇所

立体交差化による除去されるボトルネック踏切箇所

<参考>ボトルネック踏切 ●自動車ボトルネック踏切

1日あたりの踏切自動車交通遮断量が5万台時以上の踏切

●歩行者ボトルネック踏切

1日あたりの踏切自動車交通遮断量と踏切歩行者交通遮断量の和が5万台時以上かつ1日あたりの踏切歩行者等交通遮断量が2万台人時以上になる踏切

※「国土交通省道路局踏切の現状と対策(H19.4.20)によるボトルネック踏切の定義」より

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5-22 本市を取り巻く環境の変化

鉄道に沿った行動圏の状況

市内各区とも、鉄道沿線を中心にして通勤圏が形成され、東京都内へは港区、千代田区など都心部まで広がっているが、総量は減少傾向にある。

私事目的交通からみた身近な生活圏域は、市内各区とも自区内を中心としているが、鉄道に沿った隣接地域にも広がっている。

拠点、地域環境

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5-23 本市を取り巻く環境の変化

社会参加高齢者の増加

グループ活動に参加したい高齢者は約7割であり、増加傾向にある。

今後の参加意向について、「参加したい」(「参加したい」、「参加したいが、事情があって参加できない」と回答した人の計)と考える人は70.3%となっており、過去の調査と比較して増加している。

拠点、地域環境

高齢者のグループ活動への参加意向

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5-24 本市を取り巻く環境の変化

空家率

住宅ストック(住宅整備数)は、68.6万戸と増加している。 空家率は、他都市と比べ低く10%程度だが、本市における空家数は増加傾向にある。

区別の空家率は、川崎・幸・中原・麻生区では低下しており、高津・宮前・多摩区が増加の傾向にある。

拠点、地域環境

区別空家率

547,700

496,860

378,760 427,910

(2008年) (2008年)

6

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5-25 本市を取り巻く環境の変化

区ごとに異なる人口の動向

区別の将来人口推計では、区ごとに人口のピーク時期が異なっており、中原区や高津区など、2035年まで人口増加の傾向が続く区がある一方、多摩区では2015年にも人口減少が始まると見込まれている。

拠点、地域環境

【総人口と各区別人口の見通し】 単位:万人

2010年 2015年 2020年 2025年 2030年 2035年 2040年 2045年 2050年 2055年

全市 142.6 147.1 150.4 151.6 152.2 151.7 149.2 146.1 142.3 137.6

川崎区 21.7 22.0 22.5 22.6 22.5 22.4 22.0 21.6 21.2 20.8

幸区 15.4 16.1 16.3 16.6 16.7 16.6 16.3 15.9 15.5 15.1

中原区 23.4 24.9 26.5 26.9 27.2 27.4 27.2 26.8 26.2 25.3

高津区 21.7 22.7 23.2 23.6 23.9 24.1 24.0 23.7 23.4 22.8

宮前区 21.9 22.5 22.7 22.8 22.9 22.7 22.3 21.7 21.0 20.3

多摩区 21.4 21.4 21.4 21.2 21.0 20.7 20.2 19.5 18.7 17.9

麻生区 17.0 17.6 17.8 17.9 18.0 17.8 17.3 16.8 16.2 15.5

人口ピーク時期

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5-26 本市を取り巻く環境の変化

新駅による拠点間移動時間の短縮

横須賀線新駅の設置、南武線の快速運行、東急線の副都心線等との相互直通運行により、交通結節機能が大幅に強化されている。

拠点、地域環境

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5-27 本市を取り巻く環境の変化

交通政策に関する国の取組み(交通政策基本計画の策定)

拠点、地域環境

国土交通省HP「「交通政策基本計画」の策定について」より

交通政策基本法(平成25年法律第92号)に基づき、平成27年2月に交通政策基本計画が閣議決定された。

基本的方針において、「国民生活に資する使いやすい交通の実現」、「国際・地域間の旅客交通・物流ネットワークの構築」、「持続可能で安心安全な交通に向けた基盤づくり」を掲げている。

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5-28 本市を取り巻く環境の変化

高齢者のトリップ数の増加

高齢になるほど、バスを利用する傾向が高い。 平成10年から平成20年の10年間で、高齢者のトリップ数は、約1.7倍に増加しており、私事目的については3ポイント割合が増加している。

拠点、地域環境

図 高齢者別代表交通手段分担率(徒歩を除く)

鉄道

50%

25%

28%

24%

22%

20%

14%

バス

4%

15%

8%

17%

24%

25%

23%

自動車 二輪車 自転車

3,510

500

215

137

82

49

17

0% 20% 40% 60% 80% 100%

(65歳未満)

(65歳以上)

65~69歳

70~74歳

75~79歳

80~84歳

85歳以上

トリップエンド

数(千)

バスの利用割合が高まる

出典:国土交通省 東京都市圏パーソントリップ調査」第5回調査(平成20年)より作成 7

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5-29 本市を取り巻く環境の変化

町内会・自治会の団体数と加入の推移

大型集合住宅の建設と集合住宅単独の自治会の設立に伴い、町内会・自治会の団体数は増加しているが、加入率は年々低下し、平成25年4月現在では65.5%となっている。

市民協働

出典:第3回川崎市地域福祉実態調査概要版(平成25年)

町内会・自治会の団体数と加入の推移

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5-30 本市を取り巻く環境の変化

NPO法人数の増加

NPO法人数の増加に見られる通り、市民団体と行政との協働の役割が拡大している。

市民協働

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5-31 本市を取り巻く環境の変化

地域資源の活用

空き店舗を活用したカフェを拠点としたコミュニティの構築や住情報提供等の取組みを、多摩区の西三田団地では進めている。

市民協働

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