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エフセキュア株式会社 エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ワークステーション 利用者ガイド

エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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エフセキュア株式会社

エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ワークステーション

利用者ガイド

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改版履歴

履歴 リビジョン リリース日

初版 1.0.0 2012/06/08

バージョンアップに伴う大幅改定 2.0.0 2015/09/18

PSB Workstation 12.00 リリースに伴う大幅改定 3.0.0 2016/03/24

●免責事項

本書は、本書記述時点の情報を基に記述されており、特に断りのない限り、本書内の記述

は、本書記載時の製品のバージョンを基にしております。例の中で使用されている会社、名

前およびデータは、別途記載のない限り架空のものとなります。

エフセキュア株式会社(以下、弊社)は、本書の情報の正確さに万全を期していますが、

本書に記載されている情報の誤り、脱落、または、本書の情報に基づいた運用の結果につい

て、弊社は、如何なる責任も負わないものとします。本書に記載されている仕様は、予告な

く変更する場合があります。

●商標

F-Secure および三角形の記号はエフセキュア株式会社の登録商標です。また、弊社の製

品名および記号/ロゴは、いずれも弊社の商標です。本書に記載されている全ての製品名は、

該当各社の商標または登録商標です。弊社では、自社に属さない商標および商標名に関する、

いかなる所有上の利益も放棄します。

●複製の禁止

本書の著作権は弊社が保有しており、弊社による許諾無く、本書の一部であっても複製す

ることはできません。また、譲渡もできません。

●お問い合わせ

弊社は常に資料の改善に取り組んでいます。そのため、本書に関するご質問、ご意見、ご

要望等ございましたら、是非 [email protected] までご連絡ください。

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はじめに ............................................................................................................ 4

1.1 適用 ........................................................................................................................... 4

1.2 製品の構成と機能概要 .............................................................................................. 4

1.3 製品の動作要件 ......................................................................................................... 4

1.4 初めてお使い頂く時に .............................................................................................. 5

インストールとアンインストール..................................................................... 6

2.1 新規インストール ..................................................................................................... 6

2.2 他社アンチウイルス製品からの移行方法 .............................................................. 11

2.3 アンインストール ................................................................................................... 11

使い方について ............................................................................................... 15

3.1 「メイン画面」の表示方法 .................................................................................... 15

3.2 「メイン画面」の紹介 ............................................................................................ 17

ステータス ................................................................................................... 18

タスク .......................................................................................................... 18

統計情報 ....................................................................................................... 19

スキャン ....................................................................................................... 20

アップデート ............................................................................................... 21

設定 .............................................................................................................. 22

3.3 設定画面の紹介 ....................................................................................................... 22

3.4 「コンピュータ」の設定の表示 ............................................................................. 23

「ウイルスとスパイウェアスキャン」設定 ................................................ 25

「ディープガード」設定 ............................................................................. 26

「スケジュールスキャン」設定 .................................................................. 27

「マニュアルスキャン」設定 ...................................................................... 28

「ソフトウェアアップデーター」設定 ....................................................... 30

3.5 「ネットワーク」の設定の表示 ............................................................................. 31

「ファイアウォール」設定.......................................................................... 32

「アプリケーション通信制御」設定 ........................................................... 42

「ネットワークからの侵入防止」設定 ....................................................... 45

「ログとパケットキャプチャ」設定 ........................................................... 46

3.6 「インターネット」の設定の表示 ......................................................................... 47

「ブラウザ保護」設定 ................................................................................. 48

「メールフィルタ」設定 ............................................................................. 49

3.7 「その他の設定」の表示 ........................................................................................ 53

「自動更新」設定 ........................................................................................ 54

「接続仕様」設定 ........................................................................................ 55

「ダウンロード」設定 ................................................................................. 56

「ライセンス」設定 .................................................................................... 57

「個人情報保護」設定 ................................................................................. 58

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はじめに

1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス ビジネス(以下、PSB)ワークス

テーションの利用者を対象に、インストール方法や使い方について解説しています。サービスポータ

ルを利用される管理者は、サービスポータル管理者ガイドを参照下さい。

1.2 製品の構成と機能概要 PSB ワークステーションは、次のコンポーネントから構成されます。

表 1-1 コンポーネントの構成

コンポーネント 機能

(1) ウイルスと

スパイウェア防御

リアルタイムスキャン、マニュアルスキャン、スケジュールスキ

ャンを実施するアンチマルウェアの基本機能です。送受信メール

(POP3、IMAP4、SMTP)をスキャンする機能も含みます。

(2) メールフィルタ スパムメールをメールボックスから排除する機能です。

(3) インターネット防御 パーソナルファイアウォール、アプリケーション通信制御、侵入

検知機能によってネットワークからの不正アクセス許可されてい

ないアプリケーションの実行を阻止する機能です。

(4) ブラウザ保護 検索サイトの結果をオンラインデータベースで確認することで、

リンク先のサイトに悪意のあるスクリプトなどが仕込まれていな

いかを確認することができます。特定のブラウザに対する脆弱性

防御機能である、脆弱性シールドも含まれます。

(5) 自動更新エージェント 1 日1、2 回更新されるパターンファイルを 1 時間に 1 回自動的

に参照・更新するツールです。

インストールでは全て導入されます。インストール時に導入するコンポーネントを選択することは

できません。ただし、導入後に設定にて各機能を無効化することは可能です。

1.3 製品の動作要件 PSB ワークステーションは、次の環境で動作します。

■対応 OS :

Windows Vista, 7, 8/8.1, 10 (全て 32bit/64bit 対応)

■ハードウェア

CPU : Pentium 4 2GHz 以上

メモリ : 1GB 以上( 2GB 以上推奨 )

ハードディスク : 500MB 以上の空き容量( 800MB 以上推奨 )

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1.4 初めてお使い頂く時に PSB ワークステーションの上記各種機能は、初期値では、通常のオフィス環境で使用されることを

想定した設定値に従い動作を開始します。サービスポータルからの設定を受信すると、サービスポー

タルで設定された設定値に従い動作を開始します。

特に使い始めは「ファイアウォール」と「アプリケーション通信制御」の標準設定により、動作に

影響を及ぼすことがあります。その場合は、各機能を「有効にする」のチェックマークを外し、正し

い設定後に有効化して下さい。

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インストールとアンインストール 本章では、PSB ワークステーションを導入する PC 上でインストールプログラムを実行してインストー

ル(=ローカルインストール)する手順について説明します。

既存アンチウイルス製品の有無により手順が変わります。下記該当項目を参照し、インストール作業を

進めて下さい。

2.1 新規インストール 導入 PC に始めてアンチウイルス製品を導入する場合や、既に以前使用していたアンチウイルス製

品を正規手順にて削除している場合が該当します。

新規のインストール方法については、

【事前確認事項】

① 他社製アンチウイルス製品 事前アンインストール徹底のお願い

初めて エフセキュア 製品を導入される方は、他社製アンチウイルス製品が含まれていないか

を再度確認下さい。

② インストール先の指定

デフォルトのインストール先は、C:¥Program Files(x86)¥F-Secure フォルダ下です。

C ドライブの空き容量確保目的やドライブ使い分けポリシー等の特別な事情がある場合、

ウィザードの対話型インストールのフォルダの指定にてインストール先を指示します。

【手順】

① インストールプログラムの入手と実行

サービスポータル画面からインストールプログラムをダウンロードするか、指定されたサイト

からインストールプログラムを入手してください。

インストールプログラム入手後、導入 PC 上でインストールプログラムをダブルクリックで実

行します。

② 言語の選択

「F-Secure PSB Workstation Security セットアップにようこそ」画面を表示します。

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インストール言語: 「日本語」の選択を確認し、「次へ」ボタンをクリックします。

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③ 使用許諾契約

使用許諾契約が表示がされるので、内容を確認し、「同意する」ボタンをクリックします。

④ ライセンスキーの入力

入力欄に指定されたライセンスキーコードを入力し、「次へ」ボタンをクリックします。キーコ

ードは、大文字/小文字の区別なく入力できます。

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⑤ インストール方法の選択

インストール方法の選択画面が表示されますので、通常のインストールで問題がない場合は

「自動インストール」を選択してください。

インストールディレクトリや初期設定を変更する場合は「対話型インストール」を選択してく

ださい。選択後、「次へ」ボタンをクリックします。

⑥ インストール処理の開始

インストールが開始されるので、処理完了までしばらく待ちます。

Page 10: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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⑦ インストールの完了とブラウザ再起動の確認

インストール完了後に、ブラウザ再起動の確認画面を表示します。実行中の Web ブラウザが

あれば終了をしてください。終了後、「次へ」ボタンをクリックします。

これで、インストール作業は完了です。

【注意】 インターネット経由でポータルサーバに接続できない場合は『ライセンスキーコード

の認証』を確認する画面が表示されます。表示された場合は、インターネットの接続を確認して、

「認証をもう一度試す」を選択して、「次へ」ボタンを押します。

⑧ コンピュータの再起動の確認

「⑦」の処理終了後、しばらくの間データの更新処理が行われた後、コンピュータの再起動の

確認画面が表示されます。この後、再起動を行ったところで、インストール作業は完了です。

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2.2 他社アンチウイルス製品からの移行方法 既に、他社製アンチウイルス製品をご利用の場合、必ず既存他社製品をアンインストールし、その

後、PSB ワークステーションをインストールしてください。もし、他社製品をアンインストールせず

に PSB ワークステーションをインストールした場合、インストールが不完全な状態で終了し、誤動作

や動作が重くなるなどの原因となる可能性があります。

PSB ワークステーションでは、主要な他社製品に対して、自動検知と削除の機能(「サイドグレー

ド」と言います)を用意していますが、あくまでアンインストールをし忘れた場合などの救済手段で

あり、サイドグレードにより完全に削除されることを保証するものではありません。

動作上競合する他社品を検出した場合 手順上、⑥ インストール処理の開始 の次に競合するアンチウイルス製品をチェックし、うまく登

録情報と合致した場合にのみ、インストールの工程の一部として削除作業を挿入します。

2.3 アンインストール PSB ワークステーションをアンインストールする場合は、「プログラムのアンインストールまたは

変更」でコンポーネントを削除します。

① プログラムのアンインストールまたは変更 の起動

プログラム(アプリケーション)の追加と削除の起動を起動します。

「スタート」右クリック→「コントロールパネル」→「プログラムのアンインストール」また

は「プログラムと機能」を選択します。

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② コンポーネントのアンインストール

「プログラムのアンインストールまたは変更」の欄内に、下記コンポーネントを表示していま

す。「F-Secure PSB Workstation Security」コンポーネントを選択し、「アンインストールと変更」

をクリックしアンインストールを開始します。

③ アンインストールの開始

アンインストールウィザードが表示されます。「すべて削除」を選択して「開始」ボタンをクリ

ックします。

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処理完了までしばらく待ちます。

④ アンインストール完了の確認

アンインストールの完了を確認し、実行中のアプリケーションがあれば終了させた後、「今すぐ

再起動する(推奨)」を選択し、「完了」ボタンをクリックします。

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レジストリの値などもきれいに消去する場合は、弊社ウェブサイトで公開している「強制アン

インストールツール」をご利用いただくことで、レジストリの登録情報に加え上記ディレクトリ

も自動で削除されます。

以上の操作で、PSB ワークステーションのアンインストールは終了です。

Page 15: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

使い方について 「PSB ワークステーション」「メイン画面」を通じて、使用状況や設定内容の確認、及び設定変更を行

うことが出来ます。

ただし、設定についてはサービスポータルからの設定が優先されますので、ご利用の環境では一部設定

が行えない場合もございます。

3.1 「メイン画面」の表示方法

「メイン画面」を表示するための操作として 以下の方法があります。

(1) タスクトレイから開く

(2) 「検索」から開く(Windows8 , Windows8.1 の場合)

(3) 「Web と Windows を検索」から開く(Windows10 の場合)

(1) タスクトレイから開く

①画面右下の「隠れているインジケータを表示します」ボタンをクリックします。

②タスクトレイの「青い F マーク」のアイコンをクリックすることで設定画面を表示することが

できます。

1

2

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(2) 検索から開く(Windows8, Windows8.1 の場合)

①「Windows ボタン」を右クリックします。

②「検索」を選択します。

③ 表示された検索窓に「FSecure」と入力します。

④ 表示される「F-Secure PSB Workstation Security」をクリックすると展開します。

(3) Web と Windows を検索から開く(Windows10 の場合)

① 虫メガネアイコンの「Web と Windows を検索」をクリックします。

② 表示された検索窓に「FSecure」と入力します。

③ 表示される「F-Secure PSB Workstation Security を開く」をクリックすると展開します。

3

2 1

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これらの操作を行うことで、「メイン画面」が表示されます。

3.2 「メイン画面」の紹介 「メイン画面」は「ステータス」、「タスク」、「統計情報」の 3 つのサービスおよび「スキャン」、

「更新」、「設定」の 3 つの操作に対応して表示ページが分かれています。それぞれのサービスおよび

操作は以下のような役割を持ちます。

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ステータス PSB ワークステーションの状況を表示します。ウイルス保護やインターネット防御が無効の場

合や、パターンファイルの更新がされていない場合、ステータス内容が変化します。

タスク

PSB ワークステーションの操作を行います。

タスクは、「ファイアウォールのポートを開く」、「ライセンス状況」、「ファイルまたはプログラ

ムを復元」、「プログラムの通信を許可」の操作から構成されています。

Page 19: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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サービス名 内容

ファイアウォール

のポートを開く

ファイアウォールの特定のポートを開放することができます。開放するポ

ート番号を入力してください。

ライセンス状況 ご利用のライセンスの状況を確認することができます。

ファイルまたはプ

ログラムを復元

ウイルスとスパイウェア防御によって隔離保存されたファイルまたはプロ

グラムを元の場所に復元します。

プログラムの通信

を許可

アプリケーション通信制御によってブロックされたプログラムを個別に通

信を許可することができます。

統計情報

PSB ワークステーションの統計情報の表示を行います。

統計情報は更新を最後に確認した日時、最新のソフトウェア アップデート スキャン、最新の

ソフトウェア アップデート、ウイルスとスパイウェアスキャン、メールスキャン、プログラム、

インストールされていないセキュリティアップデートの各統計情報から構成されています。

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サービス名 内容

更新を最後に確認した日時 前回の更新がいつ行われたかを表示します。

最新のソフトウェア アッ

プデート スキャン

ソフトウェア アップデーターが最後にコンピュータをスキャン

した日時が表示されます。

最新のソフトウェア アッ

プデート

最新のソフトウェア アップデートが行われた場合はその日時が

表示されます。

ウイルスとスパイウェア

スキャン

本製品がスキャンしたファイル総数と、駆除したファイルの総

数を表示します。

メールスキャン 安全な添付ファイル総数と、駆除した添付ファイルの総数を表

示します。

プログラム アプリケーション通信制御により許可されたプログラムの総数

と、ブロックされたプログラムの総数が表示されます。

インストールされていない

セキュリティアップデート

コンピュータにインストールされていないアップデート パッチ

の総数が表示されます。

スキャン

コンピュータまたは他のデバイスに対してウイルスとスパイウェアのスキャンを実行します。

スキャンアイコンは、2 分割されており、アイコン上部の虫眼鏡部分をクリックすることでコン

ピュータのスキャンを行うことができます。

アイコン下部の下矢印をクリックするとスキャンの種類を「ウイルス/スパイウェアのスキャ

ン」、「完全スキャン」、「スキャンするオブジェクトの選択…」、「ルートキットスキャン」、「スキ

ャンの設定…」、「前回のスキャンレポートを開く」を選択することができます。

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項目名 内容

ウイルス/スパイウ

ェアのスキャン

コンピュータの一部に対してウイルス、スパイウェア、リスクウェアを

スキャンします。完全スキャンより短時間で完了します。インストール

されているプログラム ファイルなどが主に格納されているフォルダにの

みスキャンを実行します。このスキャンは、コンピュータの安全性をす

ぐに確認したい場合に適切です。

完全スキャン コンピュータ全体 (外付けハード ドライブ含む) に対してウイルス、ス

パイウェア、リスクウェアをスキャンします。コンピュータにマルウェ

アやリスクウェアが存在しないことを確認したい場合。マルウェアスキ

ャンとハードディスクスキャンを両方行なうため最も長く時間がかかり

ます。

スキャンするオブ

ジェクトの選択

特定のファイル、フォルダ、またはドライブに対してウイルス、スパイ

ウェア、リスクウェアをスキャンします。コンピュータ上の特定の場所

にマルウェアの存在が疑われる場合。たとえば、その場所で不審な活動

が見られる場合や、ピア ツー ピア ファイル共有ネットワークなどの有

害の可能性のあるソースからダウンロードしたファイルがある場合な

ど。スキャン時間は対象のファイル サイズによります。たとえば、数フ

ァイルしかないフォルダを対象にした場合、スキャンは早く終わりま

す。

スキャンの設定 マニュアルスキャンの設定を変更する画面を開きます。

アップデート ポータルサーバにインターネット経由でアクセスを行い、最新のパターンファイルとソフトウ

ェアのアップデートが適用されているか確認します。更新がある場合は、差分をダウンロードし

て適用します。

Page 22: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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設定

PSB ワークステーションの「設定」画面を表示します。各設定項目については「3.3 設定画面

の紹介」を参照してください。

3.3 設定画面の紹介 ここまで、一般的な PSB ワークステーションの画面についてご紹介いたしました。ここからは、

PSB ワークステーションの「設定」画面ついてご紹介します。

Page 23: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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なお、各設定はポータルから配布されるセキュリティプロフィールによって優先されるため、個別

に設定できない場合があります。この場合は管理者の方か、サービスを提供しているサービスプロバ

イダに連絡してください。

3.4 「コンピュータ」の設定の表示 「コンピュータ」の詳細設定画面は、まず「メイン画面」の「設定」ボタンを押します。

「設定」画面の左側ツリー「コンピュータ」を展開することで表示されます。

「コンピュータ」を展開すると以下の画面が表示されます。

Page 24: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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「コンピュータ」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ウイルスとスパイウェ

ア スキャン

パターンファイルによるリアルタイムスキャンの設定を行います。

ディープガード ファイルプログラムの動作を分析して、未知のウイルス、ワームな

どのマルウェアをブロックする機能であるディープガードの設定を

行います。

スケジュールスキャン 定期的にマニュアルスキャンを実行させるスケジュールスキャンの

設定を行います。ここで設定されたスケジュールスキャンは

Windows タスクに追加されます。

マニュアルスキャン パターンファイルによるマニュアルスキャンの設定を行います。

ソフトウェアアップデ

ーター

ソフトウェア更新に関する設定を行います。

Page 25: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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「ウイルスとスパイウェアスキャン」設定

「ウイルスとスパイウェアスキャン」の設定は、下図コンピュータの「ウイルスとスパイウェ

アスキャン」を選択することで表示されます。

「ウイルスとスパイウェアスキャン」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

リアルタイムスキャンを

有効にする

チェックを入れるとスパイウェアや不審なファイルがシステムに侵

入するのを阻止できるようになります。デフォルトは有効です。

Web トラフィック

からのウイルスを

スキャン/削除

ブラウザで受け渡される情報をスキャン対象とし、ウイルス スキャ

ンを実行することでコンピュータをウイルスから保護できます。

追跡 Cookie をブロ

ックする

ウェブサイトや他のユーザが Web サイトのアクセス履歴を追跡でき

ないように設定できます。

メールをスキャンしてウ

イルスを取り除く

POP3/IMAP4/ SMTP のトラフィックのリアルタイムスキャンを行い

ます。メールボックスにマルウェアがコピーされるのを防ぎます。

処理

ウイルスまたはスパイ

ウェア検出時に:

ウイルスまたはスパイウェア検出時の処理を選択します。初期設定

では「不明の場合に確認する」になっており、ウイルス スパイウェ

アの種類によって自動的に駆除/削除/検疫が行われます。

ウイルスとスパイウェア

の履歴を表示

検知したウイルスまたはスパイウェアの履歴を確認することができ

ます。

隔離保存フォルダを開く 検疫されたファイルの一覧を確認することができます。また、一覧

から削除及び元の場所への復元を行えます。

Page 26: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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項目名 内容

除外したオブジェクトを

表示

「アプリケーション」タブでは特定のアプリケーション、ファイル

またはディレクトリ/特定の拡張子を持つファイルをスキャンの対象

から除外したものの一覧が表示されます。「オブジェクト」、「ファイ

ルの種類」タブではチェックボックスにチェックを入れることで、

除外したい項目の追加が行えます。

「ディープガード」設定

ディープガードはファイルやプログラムの動作を分析して、未知のウイルス、ワーム、および

コンピュータに問題を引き起こす可能性のあるスパイウェアをブロックします。

ディープガードの設定は、下図コンピュータの「ディープガード」を選択することで表示され

ます。

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「ディープガード」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ディープガードを有効にする 未知のウイルスとワームその他の有害な試みがないかを継続的

に監視し、システムの変更を試みる各プログラムをチェックす

る機能です。有効/無効について設定できます。

高度なモニタリングを

有効にする

ブラウザのハイジャック、エフセキュア製品の停止などの不正

な動作を防ぐことができる機能の有効/無効について設定できま

す。

有効の場合、実行中のプログラムを一時的に変更することがあ

る為、特定のプログラム(オンラインゲームなど)が起動しなくな

ることがあります。

処理

危険なアプリケーションを

検出したときの処理:

未知のウイルスとワームその他の有害なコード検出時の処理を

選択します。初期設定では自動処理になっており、自動的にブ

ロックが行われます。

監視しているアプリケーショ

ンを表示

ディープガードによって検査されたプログラムの一覧を表示す

ることができます。

「スケジュールスキャン」設定

コンピュータにスパイウェアがないかどうか定期的に (日単位、週単位、月単位など) スキャ

ンします。スケジュールスキャンの設定は、下図コンピュータの「スケジュールスキャン」を選

択することで表示されます。

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「スケジュールスキャン」の設定の内容は以下のとおりです。

「マニュアルスキャン」設定

コンピュータにスパイウェアが侵入している疑いがある場合など、必要に応じて手動でコンピ

ュータにスキャンを実行できます。

マニュアルスキャンの詳細設定は、下図コンピュータの「マニュアルスキャン」を選択するこ

とで表示されます。

項目名 内容

スケジュールスキ

ャンを有効にする

チェックを入れると定義したスケジュールスキャンが有効になります。

スキャンの実行 スケジュールスキャンを実行するタイミングを定義します。

日単位 スケジュールスキャンの動作を以下の「開始時刻」ごとに定義します。

週単位 スケジュールスキャンの動作を曜日ごとに定義します。

月単位 スケジュールスキャンの動作を日付ごとに定義します。(最大 3 つま

で)

開始時刻 スケジュールスキャンを開始する時刻を定義します。「週単位」、「月単

位」で定義した場合もここで定義された時間にスケジュールスキャンが

実施されます。

開始時刻 スケジュールスキャンが実行される時間を定義します。(30 分単位)

指定アイド

ル時間が経

過した場合

リストボックスで指定した時間中コンピュータがアイドル状態の場合

に、スケジュールスキャンが実施されます。

前回のスキャンレ

ポートを表示

前回行ったマニュアルスキャンの「スキャンレポート」を表示します。

ブラウザにより閲覧が可能です。

Page 29: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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「マニュアルスキャン」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

スキャンオプション コンピュータ全体、あるいは特定のドライブやフォルダをスキャンで

きます。また、特定のマルウェアをスキャンすることも可能です。

指定ファイルの

みスキャン

感染している可能性が高いファイル形式 (実行可能ファイル (exe) な

ど) のみスキャンするようにします。このオプションを有効にする

と、スキャン時間が速くなります。

圧縮ファイルを

スキャン

チェックを入れると圧縮ファイル(zip,arj,lzh 等)の中にあるファイル

とフォルダをスキャンします。

ヒューリスティ

ックスを使用す

チェックを入れると、最新/未知のマルウェアに対する検出機能を向上

します。ただしスキャンが完了するまでの時間が長くなり、不審なフ

ァイルの誤検知も多くなります。

処理

ウイルスまたはス

パイウェアの検出

時に:

マニュアルスキャンでウイルス検知が発生した場合の処理方法を指定

します。

表示画面で操作

を確認

マルウェア検知が発生すると「駆除ウィザード」が表示されます。ユ

ーザは駆除ウィザードに従って処理を選択します。

ファイルを駆除

する

検知したファイルに対し、ウイルスを感染しているファイルから取り

除き、ファイルの使用が安全になります。駆除できない場合は、名前

(拡張子)変更処理を行います。

Page 30: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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項目名 内容

ファイルを隔離

保存する

検知したファイルに対し、感染しているファイルを隔離保存フォルダ

に移動し、害を及ぼせないようにします。検疫されたファイルは隔離

保存されます。

ファイルを削除

する

検知したファイルに対し、自動的に削除処理を行います。削除したフ

ァイルは復旧できなくなります。

レポートのみ 検知したファイルの処理を行わず(検知ファイルの操作はできなくな

ります)、スキャン結果のみをレポートします。

前回のスキャンレポ

ートを表示

前回行ったマニュアルスキャンの「スキャンレポート」を表示しま

す。ブラウザにより閲覧が可能です。

ウイルスとスパイウ

ェアの履歴を表示

検知したウイルスまたはスパイウェアの履歴を確認することができま

す。

隔離保存フォルダを

開く

検疫されたファイルの一覧を確認することができます。また、一覧か

ら削除及び元の場所への復元を行えます。

除外したオブジェク

トを表示

「アプリケーション」タブでは特定のアプリケーション、ファイルま

たはディレクトリ/特定の拡張子を持つファイルをスキャンの対象から

除外したものの一覧が表示されます。「オブジェクト」、「ファイルの種

類」タブではチェックボックスにチェックを入れることで、除外した

い項目の追加が行えます。

「ソフトウェアアップデーター」設定 オペレーティングシステムとサードパーティ製のアプリケーションが最新の状態であること

を確認します。ソフトウェアアップデーターの詳細設定は、下図コンピュータの「ソフトウェア

アップデーター」を選択することで表示されます。

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「ソフトウェアアップデーター」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ソフトウェアアップデーター

を有効にする

チェックを入れると、オペレーティングシステムとサード

パーティのソフトウェアを常に最新の状態にできます。

アップデートの

インストール時に通知

チェックを入れるとアップデートのインストールがされた際

に通知が行われるようになります。

3.5 「ネットワーク」の設定の表示 「設定」画面、左側ツリーの「ネットワーク」を展開することで以下の画面が表示されます。

「ネットワーク」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ファイアウォール ファイアウォールの有効/無効およびルールの設定を行います。

アプリケーション通信

制御

ネットワークに接続するプログラムを監視するアプリケーション通

信制御機能の有効/無効および設定を行います。

ネットワークからの侵

入防止

ネットワークからの侵入を防止する IPS 機能の有効/無効および設定

を行います。

ログとパケットキャプ

チャ

通信のログを取得できるパケットキャプチャの設定を行います。

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「ファイアウォール」設定 ファイアウォールは安全なインターネットのデータを PC へ通し、危険なデータをブロックす

ることで PC を保護します。

ファイアウォールの設定は、下図「ネットワーク」の「ファイアウォール」を選択することで

表示されます。

「ファイアウォール」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ファイアウォールを

有効にする

チェックを入れるとファイアウォールが有効になります。

デフォルトは有効です。

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ファイアウォール「ルール」タブの設定

ファイアウォールの「ルール」タブには現在選択されているネットワークのセキュリティレベ

ルで定義されているファイアウォールルールが表示されます。

「使用中のファイアウォールプロフィール」について

コンピュータの保護レベルを指定します。

基本的にあらかじめ定義されているファイアウォール プロフィールで安全です。外出先の

ノート PC からワイヤレス LAN 接続を開く場合など、状況に応じてプロフィールを変更する必

要があります。

あらかじめ定義されているファイアウォールルールがいくつかあり、保護レベルが非常に高

いものから非常にゆるいものがあります。

「詳細」ボタンについて

リストされているルールを選択し、「詳細」ボタンをクリックするとそのルールのプロパティ

が確認できます。

「追加」ボタンについて

「追加」ボタンをクリックするとあらかじめ定義されたルールに追加して新規のルールを作

成することができます。

ルールの追加は「ファイアウォールのルールウィザード」で設定することができます。

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「削除」ボタンについて

リストされているルールを選択し、「削除」ボタンをクリックすると選択したルールが削除さ

れます。ただし、削除できるのは、ユーザが定義したルールのみです。

「ファイアウォールのルールウィザード」による新規ルール追加手順

ここでは外向き DNS(UDP)トラフィックを許可するルール追加の手順を例示します。

(1)新規ルールの追加ステップ 1/5

① 「名前」欄に識別し易いコメントを記入 例:DNSisallowedforallIPs

② 「タイプ」は「許可」を選択

⇒「次へ」ボタンをクリック

1

2

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(2)新規ルールの追加ステップ 2/5

2-1) 外部ネットワークを全て対象とする場合

① 設定をしたい「任意の IP アドレス」、「任意の IPv4 アドレス」、「任意の IPv6 アドレス」、

のいずれかを選択します。

⇒「次へ」ボタンをクリック

2-2) 特定外部ネットワークとの通信をフィルタリングする場合

① 特定アドレスを指定するために「カスタム設定」にチェックを入れる

② 「IP アドレス/範囲」を入力するために「編集」ボタンをクリック

1

1

2

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外部アドレスを追加します。指定方を選択してから必要な項目を入力します。入力後「リ

ストに追加」ボタンをクリックし「アドレスリスト」に追加します。

(3)新規ルールの追加ステップ 3/5

① サービス欄から「DNS/DomainNameSystem(UDP)」を選択

(チェックマークを入れることで、「PC マーク」、「地球マーク」を表示します)

② ①で選択した行の「方向」欄を何度かクリックし、矢印マークを「双方向」、「外向き」、

「内向き」を切替え指定します。PC マークから地球マークへ向かう矢印「⇒」が外向き

です。

⇒「次へ」ボタンをクリック

2

2

1

1

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(4)新規ルールの追加ステップ 4/5

① 警告のタイプとして、「警告を表示しない」を選択する。

⇒「次へ」ボタンをクリック

通常拒否指定の場合は、「ログ」か「ログとポップアップ」を選択しますが、この場合は「警

告のテキスト」が編集可能となりますので、必要に応じて欄内テキストを編集します。

(5)新規ルールの追加ステップ 5/5

① 設定内容を確認し、

⇒「完了」ボタンをクリック

1

1

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(6)「ファイアウォール」設定画面に戻り、追加内容を確認します。

ユーザによる追加ルールに対しては、対象の行を選択して「詳細」ボタンをクリックする

ことでその設定内容を同様な流れで変更することも可能です。

2

1

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ファイアウォール「サービス」タブの設定

ファイアウォールの「サービス」タブには現在定義されている TCP/UDP/ICMP のサービスが

表示されます。

「詳細」ボタンについて

リストされているサービスを選択し、「詳細」ボタンをクリックすると選択したサービスのプ

ロパティが表示されます。

あらかじめ定義されているサービスについては「サービスの詳細」から設定を変更すること

はできません。

「追加」ボタンについて

「追加」ボタンをクリックするとあらかじめ定義されたサービスに追加して新規のサービス

を作成することができます。

サービスの追加は「新規サービスの追加」で設定することができます。

「削除」ボタンについて

リストされているサービスを選択し、「削除」ボタンをクリックすると選択したサービスが削

除されます。ただし、削除できるのは、ユーザが定義したサービスのみです。

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ファイアウォール「アクティビティ」タブについて

ファイアウォールの「アクティビティ」タブでは現在アクティブなファイアウォールルールを

表示します。特定のポートで現在応答しているアプリケーションを表示します。

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ファイアウォール「設定」タブの設定

「ファイアウォール」の「設定」タブの設定項目は以下のとおりです。

項目名 内容

ファイアウォールの設定 PC に対しての不審なトラフィックを定義します。

次の値より短い IP

フラグメントを削除

チェックを入れると右側のボックスに記載したサイズ以下のフラグ

メントが送られた場合に削除します。

IPv6 トラフィック IPv6 通信の処理を選択できます。「ブロック」にすると IPv6 の通信

をすべて遮断します。「標準セキュリティ」にすると IPv6 の通信を

許可するかブロックするか判断します。

信頼済みのネットワーク

アダプタ

信頼できるネットワークアダプタを指定します。リストボックスを

クリックするとその PC で動作するネットワークアダプタが表示され

ます。

IP アドレス 「信頼済みのネットワークアダプタ」を指定した場合、そのネット

ワークアダプタに設定されている IP アドレスが表示されます。

警告ログを表示 このボタンをクリックするとこれまでに検知した警告のログが表示

されます。

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「アプリケーション通信制御」設定

「アプリケーション通信制御」の詳細設定は、下図ネットワークの「アプリケーション制御」

を選択することで表示されます。

「アプリケーション通信制御」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

アプリケーション通

信制御を有効にする

チェックを入れるとアプリケーション制御が有効になります。

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アプリケーション通信制御「アプリケーション」タブの設定

アプリケーション通信制御の「アプリケーション」タブではアプリケーション通信制御によっ

て検知されているネットワークアプリケーションの許可/拒否状態を確認することができます。

「詳細」ボタンについて

リストされているネットワークアプリケーションを選択し、「詳細」ボタンをクリックすると

選択したネットワークアプリケーションのプロパティが表示されます。

あらかじめ定義されているネットワークアプリケーションについては「アプリケーションの

プロパティ」から設定を変更することはできません。

「追加」ボタンについて

「追加」ボタンをクリックするとあらかじめ定義されたネットワークアプリケーションに追

加してまだ検知されていないネットワークアプリケーションを登録することができます。

ネットワークアプリケーションの追加は「アプリケーション」から設定することができます。

「削除」ボタンについて

リストされているネットワークアプリケーションを選択し、「削除」ボタンをクリックすると

選択したネットワークアプリケーションが削除されます。ただし、削除できるのは、ユーザが

定義したネットワークアプリケーションのみです。

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アプリケーション通信制御「設定」タブの設定 アプリケーション制御の「設定」タブではアプリケーション制御の挙動について設定を行うこ

とができます。

「設定」タブの設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

アプリケーション通信制御

を有効にする

アプリケーション通信制御のポップアップを有効または無効にで

きます。チェックを外すと、すべてのアプリケーションが自動で

インターネットに接続できるようになります。

許可されたアプリケーショ

ンのリストに追加

新しいネットワークアプリケーションを検知した場合にそのアプ

リケーションの通信を許可し、リストに追加します。

新しいプログラムに対して

ポップアップを表示

新しいネットワークアプリケーションを検知した場合にポップア

ップを表示します。

既知のプログラムに

対して確認しない

チェックを入れて有効にすると、すでに許可されているアプリケ

ーションについてはポップアップを表示しなくなります。

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「ネットワークからの侵入防止」設定

侵入防止の詳細設定は、下図「ネットワーク」の「ネットワークからの侵入防止」を選択する

ことで表示されます。

「ネットワークからの侵入防止」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ネットワークからの侵入

防止機能を有効にする

チェックを入れると侵入防止が有効になります。

不審な通信に対する処理 不審な侵入があった場合の PSB ワークステーションの動作を定義し

ます。

その通信をブロック

してログ

侵入をブロックして警告ログに出力します。

ログ 侵入をブロックせずに警告ログに出力します。

警告をポップアップ

で表示する

チェックを入れると侵入の可能性がある場合に警告を表示します。

警告ログを表示 ボタンをクリックすると警告ログを確認することができます。

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「ログとパケットキャプチャ」設定

PSB ワークステーションでは、該当 PC に関する通信の状態をキャプチャしてログ出力するこ

とが可能です。ロギングの詳細設定は、下図「ネットワーク」の「ログとパケットキャプチャ」

を選択することで表示されます。

「ログとパケットキャプチャ」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

パケットキャプチャ 通信のキャプチャに関する設定を行います。

キャプチャする時間 通信をキャプチャする時間を定義します。

パケットログの最大

サイズ

出力されるログの最大ファイルサイズを定義します。

詳細 ロギングを開始し、作成されたファイルを上のリストから選択して

「詳細」ボタンをクリックするとログの出力状況が確認できます。

キャプチャを開始 「ロギング時間」「ログファイルの最大サイズ」の設定にしたがって

パケットキャプチャを開始します。

ログの保存先 作成されたログファイルの保存先を指定します。「参照」ボタンから

ログファイルの保存先を任意のディレクトリに変更することが可能

です。

アクションログを表示 インターネット防御の動作状況をログで確認できます。

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3.6 「インターネット」の設定の表示 「設定」画面、左側ツリーの「インターネット」を展開することで以下の画面が表示されます。

「インターネット」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ブラウザ保護 検索エンジンで表示される Web サイトの安全性に関する評価を表示

する機能です。危険性のある Web サイト (マルウェアなどが埋め込

まれているサイトなど) のアクセスを防ぐことによって、最新およ

び未知の脅威に対する保護を提供します。また、危険性のある Web

サイトにアクセスすることを阻止します。

メールフィルタ フィルタリング レベルを選択することで、受信トレイに受信される

スパム制御の設定を行うことができます。

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「ブラウザ保護」設定

PSB ワークステーションでは、ブラウザで検索サイトの結果をオンラインデータベースで確認

することで、リンク先のサイトに悪意のあるスクリプトなどが仕込まれていないかを確認するこ

とが可能です。ブラウザ保護の設定は、下図「インターネット」の「ブラウザ保護」を選択する

ことで表示されます。

「ブラウザ保護」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

ブラウザ保護を有効にす

チェックを入れると、「危険」として評価されている Web サイト

のアクセスはブロックされます。デフォルトは有効です。

アクセスをブロックする 設定条件の場合に、ウェブページへのアクセスをブロックしま

す。

ウェブサイトにその

他の危険性がある場

訪問先のサイトにウイルス以外の脅威(バッファオーバーフロー

の脆弱性など)がしかけられている場合にアクセスをブロックし

ます。ブロックされている Web ページにアクセスすると、ブラウ

ザ保護のブロック ページが表示されるようになります

信頼済みのサイト 信頼済みのサイトを閲覧、追加、削除ができます。追加されたサ

イトはブラウザ保護機能でブロックされなくなります。

ブラウザ保護による

ウェブサイトの評価結果

を表示する

検索サイトの結果に対しアイコンを表示させることで、訪問先の

ウェブサイトに攻撃がしかけられているか訪問前に判断できる機

能です。ブラウザのアドオンとして動作します。

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項目名 内容

検索エンジンの結果 検索サイトの結果に対してリンク先のアドレスに攻撃がしかけら

れているかをアイコンで表示させるかの設定になります。

「メールフィルタ」設定

PSB ワークステーションでは、受診したメールのスパム判定を行うことが可能です。

メールフィルタの設定は、下図「インターネット」の「メールフィルタ」を選択することで表

示されます。

「メールフィルタ」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

メールフィルタを有効

にする

スパム制御機能を有効/無効の選択を行うことが可能です。

スパム/フィッシングフ

ィルタモード

スパムフィルタのレベルを設定します。

厳しめ スパムを多く受信している状態で、スパムを 1 つでも多くブロック

したい場合はこのレベルを選択します。

中程度 デフォルトの設定です。スパムをあまり受信しておらず、正規のメ

ールがスパムとして誤って認識されない場合、このレベルを選択し

ます。

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項目名 内容

Outlook と統合 Outlook のスパム/フィッシング用フォルダの自動メッセージ消去に

ついて設定を行うことが可能です。

次の日数が経過し

た時点でジャンク

フォルダを消去

スパムと判定されてスパム/フィッシングフォルダに振り分けられた

メッセージを自動消去する設定になります。有効にした場合、設定

の日数が経過すると、スパム/フィッシングフォルダ内の該当メッセ

ージを削除します。

確認のポップア

ップを表示する

有効にするとスパム/フィッシングフォルダ内のメールを削除する前

に確認ダイアログを表示します。

送信者を許可 メールアドレスまたはドメイン単位で許可リスト(ホワイトリス

ト)を作成することが可能です。作成方法は「3.6.3 送信者を許可」

で説明します。

送信者をブロック メールアドレスまたはドメイン単位でブロックリスト(ブラックリ

スト)を作成することが可能です。作成方法は「3.6.4 送信者をブロ

ック」で説明します。

プロトコルを表示する メールプログラムが標準外のポートを使用している場合、このボタ

ンをクリックするとスパム制御が可能なプロトコル(POP3)のポ

ート番号を変更することができます。

メールフィルタ「送信者を許可」設定

「メールフィルタ」ではユーザ独自のホワイトリストを作成することが可能です。

ホワイトリストは他の検査よりも優先されるため、ホワイトリストで追加したアドレスはスパ

ム/フィッシングとして検知されません。

「送信者を許可」の詳細設定は、下図「送信者を許可」を選択することで表示されます。

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「送信者を許可」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

許可された

送信者

ホワイトリストとして追加したドメイン/メールアドレスの一覧です。

この一覧に登録されているユーザからのメールはスパム/フィッシングと

して認識されません。

編集 リストされているドメイン/メールアドレスを選択し、「詳細」ボタンをク

リックすると選択したドメイン/メールアドレスのプロパティが表示され

ます。

追加 新規にドメイン/メールアドレスを追加します。

削除 リストされているサービスを選択し、「削除」ボタンをクリックすると選

択したサービスが削除されます。

Outlook または

Windows Mail か

ら連絡先をイン

ポート

インポートボタンを押すと、Outlook またはWindows Mail のアドレス帳

から自動的に連絡先をインポートします。

送信者/ドメイン

の追加・編集

メールアドレスを 1 件毎に入力します。

アドレス 対象のメールアドレスを入力します。

ワイルドカード「*@example.co.jp」の形式でドメイン全体の指定が可能

です。

説明 任意でメールアドレスに対する説明文を入力できます。

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メールフィルタ「送信者をブロック」設定

「メールフィルタ」ではユーザ独自のブラックリストを作成することが可能です。

リストに登録したメールアドレスおよびドメインはすべてスパムまたはフィッシングとして

認識され、スパム/フィッシング フォルダに移動されます。

送信者をブロックの詳細設定は、下図「送信者をブロック」を選択することで表示されます。

「送信者をブロック」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

拒否された

送信者

ブラックリストとして追加したドメイン/メールアドレスの一覧です。

この一覧に登録されているユーザからのメールはスパム/フィッシングとして

認識されます。

編集 リストされているドメイン/メールアドレスを選択し、「詳細」ボタンをクリ

ックすると選択したドメイン/メールアドレスのプロパティが表示されます。

追加 新規にドメイン/メールアドレスを追加します。

削除 リストされているサービスを選択し、「削除」ボタンをクリックすると選択

したサービスが削除されます。

送信者/ドメイン

の追加・編集

メールアドレスを 1 件毎に入力します。

アドレス 対象のメールアドレスを入力します。

ワイルドカード「*@example.co.jp」の形式でドメイン全体の指定が可能で

す。

説明 任意でメールアドレスに対する説明文を入力できます。

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3.7 「その他の設定」の表示 「設定」画面、左側ツリーの「その他の設定」を展開することで以下の画面が表示されます。

「その他の設定」の設定内容は以下のとおりです。

項目名 内容

自動更新 コンピュータの保護ファイルの自動更新の設定を行います。また、適用され

ているパターンファイルのバージョンを確認することができます。

接続仕様 パターンファイル更新に使用するプロキシなどのネットワークの設定を行う

ことができます。

ダウンロード ダウンロード済みのパターンファイルの一覧を表示します。

ライセンス ご利用中のライセンスキーコードの期限を確認できます。また、キーコード

の変更を行うことができます。ライセンス期限が切れた場合、すべての機能

が無効化されます。

個人情報保護 ディープガードネットワークへの情報収集ポリシーの確認と設定を行うこと

ができます。

Page 54: エフセキュア プロテクションサービス ビジネス ......はじめに 1.1 適用 この利用者ガイドでは、エフセキュア プロテクションサービス

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「自動更新」設定

自動更新の設定は、下図「その他の設定」の「自動更新」を選択することで表示されます。

「自動更新」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

自動更新を有効にする 自動更新の有効/無効を選択できます。自動更新を無効にした場

合、パターンファイルの更新/修正プログラムの受信は行われなく

なります。

更新をダウンロー

ドする前に確認

有効にすると更新がサービスポータルにあった場合に、ダウンロー

ドを行う前に確認を行います。

詳細 パターンファイルの入手先更新状況を確認します。

今すぐ更新 「今すぐ更新」をクリックすると時間に関係なくサービスポータル

に接続を行います。通常は、1 時間に 1 回パターンファイル更新サ

ーバへ接続します。

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「接続仕様」設定

接続仕様の設定は、下図「その他の設定」の「接続仕様」を選択することで表示されます。

「接続仕様」の設定の内容は以下のとおりです。

項目名 内容

インターネット接続 サーバがインターネットに接続する方法を設定することができま

す。通常、デフォルトの設定を変更する必要はありません。

常に接続済みと想定 インターネットに常時接続している場合に選択します。

接続を検出 ネットワークに接続されている場合にのみ更新を確認する場合に

選択します。

トラフィックを検出 ネットワーク トラフィックが検出された場合にのみ更新を確認

する場合に選択します。

HTTP プロキシ コンピュータがプロキシ サーバを使用してインターネットに接

続するか選択します。

HTTP プロキシを使

用しない

自動更新エージェントが動作する際に HTTP プロキシを使用しま

せん。コンピュータがインターネットに直接接続している場合、

に選択します。

HTTP プロキシを手

動で設定する

この項目を選択し、「設定」ボタンをクリックすると HTTP プロ

キシサーバの設定を手動で行えます。

ブラウザの HTTP プ

ロキシを使用する

ブラウザで指定されているプロキシ設定を使用してネットワーク

に接続します。

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「ダウンロード」設定 ダウンロードの設定は、下図「その他の設定」の「ダウンロード」を選択することで表示され

ます。

「ダウンロード」画面では、現在使用されている各サービスのパターンファイルの適用状況と

詳細を確認することができます。

項目名 内容

ログファイルを表示する 自動更新エージェントのダウンロードのログを確認することがで

きます。

インストール リストされているファイルを選択し、「インストール」ボタンを

クリックすると選択したパッケージのインストールが行われま

す。通常は自動でインストールされます。

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「ライセンス」設定 ライセンスの設定は、下図「その他の設定」の「ライセンス」を選択することで表示されます。

「ライセンス」画面では、現在使用されているライセンスの状況と詳細を確認することができ

ます。

項目名 内容

キーコードを変更する ライセンスキーの変更を行うことができます。本製品の有効

期限の延長や、インストール内容の変更ができます。

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「個人情報保護」設定 個人情報保護の設定は、下図「その他の設定」の「個人情報保護」を選択することで表示され

ます。

「個人情報保護」画面では、ディープガードネットワークでの個人情報の取り扱いの情報とデ

ィープガードネットワークへの参加/不参加の設定が行えます。

項目名 内容

個人情報について ヘルプウィンドウにてディープガードネットワークで提供される個

人情報の取扱いについてご確認いただけます。

はい、ディープガード

ネットワークに参加し

ます

チェックを入れると悪質なプログラムと Web サイトに関する情報

が転送されます。ご提供いただいた情報は暗号化された状態で転送

されます。データをお送りいただくことで、ディープガード ネッ

トワークの精度を改善することができます。

以上