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施設管理 82 ■ 監視通報装置 既存の制御盤へ組み込み、 設備を大幅に改修することな くクラウド管理に移行。約2時 間で組込完了 ■ マンホールポンプ制御盤 タブレット・スマートフォンで遠隔操作・設定。扉の不正な開閉や点検 時の設定ミスをブザーを鳴らして警報送信。大容量バッテリーにより停 電時でも最大72時間監視バックアップ。既存の筐体を使う中板交換ユ ニットは、約2時間で組込完了 ■ パッケージ水神 盤面スッキリコンパクト。タッチパネル ガイドで設定・操作も安心。タブレット・ス マートフォンを使って現場と庁舎で同じ 画面を見ながら連携 ■ 消融雪施設管理制御システム インターネット管理で過重な業務を開放。設置場所の降雪状況をカ メラ監視で把握。グループ制御で節水・節電にも効果を発揮 ■ゲート監視管理システム 大雨による河川の増水時、一斉通 報により、関係機関に確実に情報を 配信するとともに、施設に近づけな い場合でも、遠隔から開閉操作を行 えるリモート機能を装備 ラインナップ ユーザーとともに開発、全国7500施設で稼働中 クラウド統合水管理システム「やくも水神」は、九州・沖 縄サミットで森喜朗首相が発表したe-Japan構想を受け、 2000年9月から全国展開を始めました。この間、社会イ ンフラは、整備から維持管理に時代が移り、続く大規模災 害、広域合併から、少人数で安全に広域管理ができるシ ステムの導入が課題となっています。「やくも水神」はこうし た課題に応え、中央監視装置をはるかに上回る機能をタ ブレットやスマートフォンで実現、災害に強く、劇的なコス ト削減ができるシステムとして、自治体、研究者とともにつ くり、333自治体7500施設(2014年4月末現在)で導入い ただいています。 2003年、松江から世界に広がるコンピュータ言語 Rubyを用い、より安定性のあるプログラムを構築。2010 年に開かれたNRI未来創発フォーラム2010「変革への突 破力」で、野村総合研究所の神尾文彦第三研究室長の発 表「社会インフラの再設計が成長の鍵を握る」において、 東京2600人、名古屋1500人の前で、「やくも水神」が発 表。2013年、国土交通省「下水道ICT活用検討会」におい て、「やくも水神」を採用いただいている兵庫県多可町、長 崎市がICT成功事例として紹介されました。 概 要 施設監視制御装置 ■本   社 TEL URL クラウド統合水管理システム 広域化する水関連施設の理想管理をやくも水神ネットワークで実現 小松電機産業株式会社 〒690-0046 松江市乃木福富町735-188 050-3161-2490 FAX 050-3161-3846 http://www.komatsuelec.co.jp/ ■ 費用を抑えて設備を更新 ・ 既存の筐体を使用し中板ユニットを組み込み ・ 監視通報一体、短時間施工で工期を短縮 ・ クラウド管理に特別なソフトやサーバは不要 ■ セキュリティ対策、人為的ミスを防止 ・ 扉の不正な開閉を検出し、ブザーを鳴 らすとともに警報を送信、発生時刻も 記録 ・ 手動のまま、又はブレーカーがOFFの まま扉を閉じるとブザーで警告 ・ 人為的ミスが原因で起こるトラブルを 未然に防止 ■ 上流ポンプ停止機能 ・ 満水時、上流ポンプの送水を一時停止 マンホールポンプ制御盤  中板交換ユニット リアルタイム監視をスタート 2013年から現地計測データを、専用線を超える最短3 秒間隔で自動的に監視画面へ反映させることができる「リ アルタイム監視サービス」を開始。あわせてマンホールポン プ制御盤など既存の水関連施設を利用でき、タブレット やスマートフォンで管理する「環境放射線モニタリングシ ステム」を開発しました。 広域クロスオーバー管理を提唱 当社は「やくも水神」を用いて、組織や自治体を超えた 連携が実現できる「広域クロスオーバー管理」を提唱して います。ユーザーの発案によって開発したシステムはネット ワークを通じて共有、地域間の競争と協力を矛盾なく一 致させ、社会の進化を加速させます。 XPシリーズ MAシリーズ PAシリーズ

クラウド統合水管理システム・ クラウド管理に特別なソフトやサーバは不要 セキュリティ対策、人為的ミスを防止 ・ 扉の不正な開閉を検出し、ブザーを鳴

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Page 1: クラウド統合水管理システム・ クラウド管理に特別なソフトやサーバは不要 セキュリティ対策、人為的ミスを防止 ・ 扉の不正な開閉を検出し、ブザーを鳴

施設管理

82

■ 監視通報装置 既存の制御盤へ組み込み、設備を大幅に改修することなくクラウド管理に移行。約2時間で組込完了

■ マンホールポンプ制御盤 タブレット・スマートフォンで遠隔操作・設定。扉の不正な開閉や点検時の設定ミスをブザーを鳴らして警報送信。大容量バッテリーにより停電時でも最大72時間監視バックアップ。既存の筐体を使う中板交換ユニットは、約2時間で組込完了

■ パッケージ水神 盤面スッキリコンパクト。タッチパネルガイドで設定・操作も安心。タブレット・スマートフォンを使って現場と庁舎で同じ画面を見ながら連携

■ 消融雪施設管理制御システム インターネット管理で過重な業務を開放。設置場所の降雪状況をカメラ監視で把握。グループ制御で節水・節電にも効果を発揮

■ゲート監視管理システム 大雨による河川の増水時、一斉通報により、関係機関に確実に情報を配信するとともに、施設に近づけない場合でも、遠隔から開閉操作を行えるリモート機能を装備

 ラインナップ

ユーザーとともに開発、全国7500施設で稼働中 クラウド統合水管理システム「やくも水神」は、九州・沖縄サミットで森喜朗首相が発表したe-Japan構想を受け、2000年9月から全国展開を始めました。この間、 社会インフラは、整備から維持管理に時代が移り、続く大規模災害、広域合併から、少人数で安全に広域管理ができるシステムの導入が課題となっています。「やくも水神」はこうした課題に応え、中央監視装置をはるかに上回る機能をタブレットやスマートフォンで実現、災害に強く、劇的なコスト削減ができるシステムとして、 自治体、研究者とともにつくり、333自治体7500施設(2014年4月末現在)で導入いただいています。 2003年、松江から世界に広がるコンピュータ言語Rubyを用い、より安定性のあるプログラムを構築。2010年に開かれたNRI未来創発フォーラム2010「変革への突破力」で、野村総合研究所の神尾文彦第三研究室長の発表「社会インフラの再設計が成長の鍵を握る」において、東京2600人、名古屋1500人の前で、「やくも水神」が発表。2013年、国土交通省「下水道ICT活用検討会」において、「やくも水神」を採用いただいている兵庫県多可町、長崎市がICT成功事例として紹介されました。

概 要

施設監視制御装置

■本   社住 所T E LU R L

    クラウド統合水管理システム      』広域化する水関連施設の理想管理をやくも水神ネットワークで実現

小松電機産業株式会社〒690-0046 松江市乃木福富町735-188050-3161-2490 F A X 050-3161-3846http://www.komatsuelec.co.jp/

■ 費用を抑えて設備を更新・ 既存の筐体を使用し中板ユニットを組み込み・ 監視通報一体、短時間施工で工期を短縮・ クラウド管理に特別なソフトやサーバは不要

■ セキュリティ対策、人為的ミスを防止・ 扉の不正な開閉を検出し、ブザーを鳴らすとともに警報を送信、発生時刻も記録

・ 手動のまま、又はブレーカーがOFFのまま扉を閉じるとブザーで警告

・ 人為的ミスが原因で起こるトラブルを未然に防止

■ 上流ポンプ停止機能・ 満水時、上流ポンプの送水を一時停止

マンホールポンプ制御盤 中板交換ユニット

リアルタイム監視をスタート 2013年から現地計測データを、専用線を超える最短3秒間隔で自動的に監視画面へ反映させることができる「リアルタイム監視サービス」を開始。あわせてマンホールポンプ制御盤など既存の水関連施設を利用でき、タブレットやスマートフォンで管理する「環境放射線モニタリングシステム」を開発しました。広域クロスオーバー管理を提唱 当社は「やくも水神」を用いて、組織や自治体を超えた連携が実現できる「広域クロスオーバー管理」を提唱しています。ユーザーの発案によって開発したシステムはネットワークを通じて共有、地域間の競争と協力を矛盾なく一致させ、社会の進化を加速させます。

XPシリーズ MAシリーズ PAシリーズ