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【昭和31年2月6日第3種郵便物認可】 2020年(令和2年)4月20日(月曜日) (3) 50 使使使使調世界需要 新規案件も足踏み 今年はマイナス成長 18 360 950 4月CPL 不織布生産 20 貿調貿18 30 調20 20 19 56 18 18 11 ^ 158 44 30 40 50 16 ^ 60 60 30 56 ^ 10 使17 使^ ^ ^ 調^ 使^ 95 ^ 10 調60 40 15 25 80 48 ××19 22 15 22 18 02 18 調10 使25 30 19 50 18 32 31 19 30 22 17 14 21 25 20 10 17 使新製品「TACPa ck Premiu m」 医薬品向け輸送容器 31 国 内 α^ α

今年はマイナス成長 - 株式会社石油化学新聞社...PPSB供給拡大 ^ 帝人フロンティアは、 ガウンの生産・供給に向者をサポートする医療用術用ガウンなど医療従事制を最大限に活用して手ローバルに調達できる体し、素材から製品までグ目指す。関係省庁と連携さらに1千万着の供給を

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Page 1: 今年はマイナス成長 - 株式会社石油化学新聞社...PPSB供給拡大 ^ 帝人フロンティアは、 ガウンの生産・供給に向者をサポートする医療用術用ガウンなど医療従事制を最大限に活用して手ローバルに調達できる体し、素材から製品までグ目指す。関係省庁と連携さらに1千万着の供給を

【昭和31年2月6日第3種郵便物認可】石 油 化 学 新 聞2020年(令和2年)4月20日(月曜日)(3)

 マスク5枚とポリプロ

ピレン製フィルターシー

ト50枚のセットで税・配

送料込み1980円。限

定2千セットを準備し、

今後も自社工場の稼働状

況に合わせて継続的に生

産・販売する。

 100%国内生産で、

国内の最新機材を使用し

て生産する。耐久

性と伸縮性に優

れ、高いフィット

感と着け心地を実

現。手洗いにより

繰り返し使用でき

る。

ストエイド)ウイルス・

スウィーパータオル」を

発売する。まずは衛生資

材が不足している九州地

区の介護施設や公共施設

などに提供する。

 インストラクションに

従って袋を押すと、殺菌

やウイルスの不活化に効

果を示す次亜ソーが別の

室に封入された圧出タオ

ルに浸出し、手拭きや手

すり、備品などの簡易的

な拭き掃除に使える。次

亜ソーを安定した状態で

パッケージしているので

使いたい時に袋を押して

薬液を圧縮タオル側にス

ライドすることで、いつ

でも衛生的に効果を発揮

する。薬液は200に

希釈され、現場での調合

は不要。持ち運びしやす

いパッケージデザインと

なっている。

 同製品は特定非営利活

動法人ジャパン・プラッ

トフォームが中心となり

エンプラ 世界需要 新規案件も足踏み

今年はマイナス成長

宇部興産

18年ぶり低水準

360㌦安の950㌦

4月CPL

ABS、3月国内出荷

8ヵ月連続マイナス

三井化学

MBとPPSB

マスク向け強化

不織布生産

積水化学

事業化へ共同新社

可燃ごみ

エタノールに

新型コロナ対策を支援

 スーパーエンプラを含

むエンプラの20年世界需

要は、ほぼ全製品でマイ

ナス成長が避けられない

状況だ。新型コロナウイ

ルスの感染拡大が世界の

商流全体に影響を及ぼし

当面の大幅な需要減は必

至。米中貿易摩擦の影響

が広がった昨年は既存用

途の停滞を車両分野のC

ASE(コネクテッド、

自動運転、シェアリン

グ、電動化)関連など新

規案件が下支えした。こ

れに加え今年は5G(第

5世代移動通信システ

ム)関連需要も期待され

たが、最終製品の消費ま

でに至る商流全体の混乱

が急ブレーキをかけた。

 拡大基調を続けていた

エンプラの需要は米中貿

易摩擦の影響などにより

18年秋ごろから停滞し、

特に電気・電子分野は牽

引役であるスマートフォ

ン向けの生産台数減少も

ア契約価格(ACP)も

335㌦と330㌦下落

したが、CPLの採算性

の指標となるスプレッド

(値差)は615㌦と30

㌦縮小し、極めて低い水

準となった。

 要因は、新型コロナウ

イルス感染拡大の影響に

よる最大市場の中国需要

低迷。在庫がだぶついた

ことで、CPLの中国国

内の3月平均設備稼働率

は6割半ば、ナイロンチ

ップの稼働率は5割半ば

にとどまった。

中国石油化工(シノペ

ック)の中国国内CPL

契約価格も3月が前月比

1900元安の9200

元(1053㌦見合)で

決着し、4月仮価格が8

00元安の8400元

(969㌦見合)で提示

されている。ナイロンチ

ップの中国国内価格も3

月初めの1550㌦から

月末に1350㌦まで下

落した。

 ただ、足元は主要産油

国の協調減産決定で原油

価格の先高観が強まり、

ベンゼンのスポット価格

が反発しているため、5

月のCPLの契約価格も

上昇に転じる公算が大き

い。また、採算が悪化し

た中国本土や台湾のCP

Lメーカーが設備の定期

修理や減産に乗り出した

ことで需給は改善に向か

い、スプレッドも拡大す

る見通しだ。台湾では唯

一のCPLメーカー、C

PDCが3月から頭份工

場の年産20万㌧設備の定

修に入ったほか、4月か

ら小港工場の20万㌧設備

を休止した。

欠という認識の下、共同

会社の運営を通じパート

ナーづくりを経て事業化

を目指すとともに、社会

課題の解決に寄与する究

極の資源循環社会システ

ムの創生に貢献していき

たい考えだ。

 日本ABS樹脂工業会

がまとめたABS樹脂の

3月国内出荷は前年同月

比2%減の1万9148

㌧と8カ月連続で前年実

績を下回った。用途別は

車両用が2%減の823

1㌧、電気器具用が19%

減の1982㌧、一般機

器用が7%減の1837

㌧、建材住宅部品用が5

%減の1820㌧と軒並

み不振だった。雑貨用は

4%増の4583㌧、そ

の他は56%増の696㌧

とプラスを確保した。

 輸出は18%減の773

9㌧と18カ月連続減。出

荷合計は8%減の2万6

888㌧と11カ月連続で

マイナスとなった。

^

 経済産業省がまとめた

エチレン用輸入ナフサ

8%安の4万158円

エチレン用輸入ナフサの

3月通関実績によると、

輸入単価は前月比8・1

%(3521円)安の1

㌔㍑4万158円となっ

た。ドル建ては44㌦30㌣

安の1㌧537㌦40㌣。

輸入数量は8%増の18

6万6108㌔㍑(12

9万1128㌧)、輸入

金額は微増の6億938

8万2577㌦だった。

為替は1円50銭円安の1

㌦108円。

16年に設立された災害支

援イノベーション共創イ

ニシアチブ「モア・イン

パクト」から生まれたコ

ンセプト商品。ツー・イ

ン・ワンの2室分離袋は

三井・ダウポリケミカル

のロック&ピール樹脂を

採用している。

^

 東洋紡は新型コロナウ

イルスの抽出と検出・測

定にかかる時間を最短

60分以内に短縮できる検

出キットを開発し、感染

症治療薬やワクチンなど

の研究機関向けに発売し

た。治療薬などの早期開

発に貢献する。税別価格

は100回分で9万円。

コロナ検出キット

所要60分内に短縮

PCR法による従来の

検出キットは、ウイルス

から遺伝子を抽出する工

程(約30分~2時間)と

遺伝子を増幅・検出する

工程(約2時間)で合計

2時間半以上かかるのが

一般的。東洋紡の検出キ

ットは、遺伝子抽出工程

を最短2分、増幅工程を

最短56分に短縮し、治療

薬などの開発で大量のサ

ンプルを扱う研究機関の

手間を軽減させる。

^

 デンカはエボラウイル

ス迅速診断キットの国内

製造販売承認を申請し

た。国際的に認められた

日本の薬事承認を得るこ

エボラ診断キット

アフリカ向け展開

とで、アフリカ諸国の医

療システムへの正式採用

につなげる。承認後はW

HO緊急承認プログラム

の承認取得を目指す。

同診断キットは北海道

大学の田礼人教授(人

獣共通感染症リサーチセ

ンター)と共同で開発し

た。診断結果を約10分で

判定でき、特別な器具や

装置が不要。医療施設が

十分に整っていない地域

でも使用できる。

 デンカはコンゴ民主共

和国に17年から複数回に

わたりJICAを通じ同

診断キットの試作品を無

償提供してきた。同国の

医学生物研究所で診断キ

ットを使用した臨床試験

を実施し、優れた有用性

が確認された。

^

 三井化学ファインは次

亜塩素酸ソーダと圧縮タ

オルをツー・イン・ワン

(2室分離袋)のパッケ

ージにした衛生タオル

「FASTAID(ファ

三井化学ファイン

次亜ソー一体

衛生タオル

^

 東レはマスク用不織布

の国内供給を拡大する。

海外のポリプロピレン長

繊維不織布(PPSB)

生産拠点から国内への供

給量を5月に倍増させ

る。滋賀事業場ではスパ

ンボンドの試験設備を量

産対応化し、マスク用の

供給体制を構築する。

東レはPPスパンボン

ドのアジアトップメーカ

ー。韓国、インドネシア

と中国2カ所、インドに

生産拠点を有する。主力

は紙おむつ用だが、品種

の切り替えでマスク用を

増産し、国内の大手マス

東レ、国内向け

PPSB供給拡大

^

 帝人フロンティアは、

医療用ガウンを医療現場

向けに供給する。4~6

月に約900万着を供給

する予定で、7月以降は

さらに1千万着の供給を

目指す。関係省庁と連携

し、素材から製品までグ

ローバルに調達できる体

制を最大限に活用して手

術用ガウンなど医療従事

者をサポートする医療用

ガウンの生産・供給に向

帝人フロンティア

医療用ガウン供給

け、国内外のグループを

挙げて取り組む。国内の

協力工場にもこの輪を広

げ、国内縫製の需要喚起

も期待する。

^

 P&Gジャパンは滋賀

工場で6月上旬からマス

クの生産を開始する。ス

キンケアブランド「SK

―Ⅱ」の生産拠点の一部

を改造し、従業員を動員

して製造に臨む。生産す

P&Gジャパン

社員用マスク生産

外部に無償提供も

るマスクは同社製品群の

生産・供給を堅持するこ

とを主目的に、社員の健

康と安全を守るために使

用する。また、行政など

と協議のうえ、国内でマ

スクを必要とする組織に

も無償で提供する構え。

現時点では一般販売は予

定していない。

^

 住友化学は医療現場で

N95マスクなどが不足し

ている事態を受け、緊急

用に備蓄していた2万枚

を日本経済団体連合会を

通じて寄付する。今後も

住友化学

医療用マスク寄付

感染拡大の早期終息に向

け、行政や業界団体と連

携し最大限の支援策を検

討していく。

ガウン用フィルムも

 住友化学は医療従事者

向けガウンが不足してい

る事態に対応し、他用途

へ供給するグループのポ

リエチレンフィルムから

同用途に適したフィルム

を緊急・優先的に提供す

る。農業用のハウスフィ

ルムやマルチフィルムを

展開するサンテーラをは

じめ、グループ会社が加

工して日本政府の指定を

受けたガウン縫製企業に

供給する。

^

 ブリヂストンは国内グ

ループ会社の従業員向け

にウレタンを活用した簡

易マスクの生産を開始し

た。同社は過去に業務用

マスクの製造を手がけて

おり、当時のノウハウを

もとにウレタン製品の生

産ラインを活用して生産

体制を構築。週10万枚の

生産を計画している。自

給体制を整えることで市

場調達量を減らし、国内

マスク不足の緩和に寄与

する。

ブリヂストン

従業員に簡易マスク

 カネカと子会社の玉

井化成(小樽市)は、

医薬品などの定温輸送

パッケージ「TACP

ack」の新製品とし

て定温保持時間を従来

品の約2倍に延ばした

「TACPack P

remium」を開発

した。玉井化成が今月

発売する。医薬品輸送

時の温度管理の厳格化

に伴うニーズの高まり

に対応する。

 新製品はシリカ粉体

系真空断熱材を用いた

断熱容器と、両社が共

同開発した潜熱蓄熱材

「パッサーモ」を組み

合わせた定温輸送パッ

ケージ。荷室内温度は

「マイナス60度C以

下」「マイナス40度C

以下」「1~5度C」

「2~8度C」「15~

25度C」の5種類。う

ち2~8度Cの製品は

夏場の輸送環境下での

定温保持時間が80時間

強(従来品は約48時

間)に及ぶ。

外寸は465×46

5×高さ430㍉㍍、

荷室容積は19~22㍑、

重量は15~22㌔㌘。

18年に国内で医薬品

の適正な流通基準(G

DP)のガイドライン

が制定され、医薬品輸

送時の温度管理が厳格

化された。しかし従来

の発泡ポリスチレン系

断熱容器を用いた製品

は夏場の冷蔵温度帯の

保持時間に限度があり

長時間輸送に対応でき

ない課題があった。

 宇部興産はナイロン原

料、カプロラクタム(C

PL)のアジア大口需要

家向け4月契約価格(1

㌧当たり)を前月比36

0㌦安の950㌦で決着

した。値下がりは2カ月

連続。1千㌦割れは02年

以来約18年ぶりの低水準

だ。原料ベンゼン価格の

急落に加え、新型コロナ

ウイルスの感染拡大によ

る需要減が響いた。

 4月のベンゼンのアジ

 三井化学は新型コロナ

ウイルス感染拡大に伴う

マスク需給のひっ迫に対

応するため、マスク用不

織布の供給体制を強化す

る方向で検討に入った。

メルトブローン(MB)

不織布の4号機の設置に

加え、ポリプロピレンス

パンボンド(PPSB)

不織布は紙おむつ用生産

ラインの転用を計画して

いる。橋本修社長による

と、さまざまな分野で仮

需が発生しており、マス

ク用不織布もその一つ。

 MB不織布は自動車資

材や農業資材、フィルタ

ー向けも需要が堅調に推

移している。今後も成長

が続くとみて子会社のサ

ンレックス工業(四日市

市)内に3号機を設置。

1月に稼働したばかりだ

が、3系列ともフル稼働

に移行している。

 PPSB不織布の主力

用途は紙おむつ。同社は

アジア大手メーカーで、

日本、中国、タイの3カ

国に計4カ所の生産拠点

を有し、総生産能力は年

10万3千㌧。

 紙おむつ用は、中国の

電子商取引制度の改正に

伴う日本の紙おむつ輸出

低迷の影響が続く。ただ

「紙おむつも品薄感が高

まり、稼働が一気に上が

っている」(橋本社長)。

情報は錯綜しているが、

押し上げ要因の一つが中

国の紙おむつ工場が紙お

むつの生産ラインを使っ

てマスクや医療用ガウン

を生産し始めたこと。そ

れに伴い発生した紙おむ

つ生産の目減り分を日本

からの輸入によってカバ

ーする動きが広がり、P

PSB不織布の需要が国

内でにわかに高まってい

るとみられる。

 花王は国内で25年まで

に、世界全体で30年まで

に購入電力の100%再

生可能エネルギー化を目

指しており、19年末時点

で国内の再エネ比率が50

%(18年末時点32%)、

世界全体で31%(19%)

に拡大した。

 同社は温室効果ガス排

出量の削減を積極的に進

めている。世界全拠点の

温室効果ガス排出量を30

年までに22%削減(17年

比)する目標を掲げ、自

家消費用太陽光発電設備

の導入、購入電力の再エ

ネ化を進めている。既に

国内4工場(愛媛、川

崎、豊橋、富士)と欧州

の全9工場(英国1、ス

ペイン6、ドイツ2工

場)、米国1工場(シン

シナティ)の計14工場で

購入電力の再エネ比率1

00%を達成している。

 積水化学工業と官民フ

ァンドのINCJは、微

生物触媒を活用し可燃ご

みをエタノールに変換す

るBRエタノール技術の

事業化に向け、共同会社

「積水バイオリファイナ

リー」を設立した。岩手

県久慈市に実証プラント

を新設、21年度末に稼働

し実証事業を行う。並行

して自治体やごみ処理関

連企業、プラントメーカ

ー、BRエタノールを利

用する企業を対象にパー

トナーを募り25年度を目

標にBRエタノール技術

の本格事業化を目指す。

 実証プラントは日量20

㌧程度の可燃ごみを原料

にエタノールを生産す

る。可燃ごみの数量は、

標準規模のごみ処理施設

が処理する10分の1程度

という。得られたエタノ

ールはBRエタノール技

術に関心を寄せる企業に

供給し、製品化・事業化

の検証をしてもらう。

 日本で排出される可燃

ごみは年間約6千万㌧で

そのエネルギー量は約2

00兆㌔㌍に相当する。

これは日本でプラスチッ

クの生産に用いられる化

石資源のエネルギー量

(約150兆㌔㌍)を上

回る。ただ可燃ごみの再

利用は一部にとどまり、

多くは焼却・埋め立て処

分されているのが現状。

 こうしたなか17年、積

水化学は米ベンチャーの

ランザテック社と共同で

ごみ処理施設に収集され

た可燃ごみを一切分別す

ることなくガス化し、こ

のガスを微生物により熱

・圧力を用いずエタノー

ルに変換する生産技術を

確立。大量に存在しなが

ら工業利用が困難だった

可燃ごみを化石資源にか

わる資源として使いこな

せる革新的な技術として

注目されている。

 BRエタノール技術の

事業化には廃棄物関連の

行政を所管する自治体や

民間企業との連携が不可

あって低迷した。これを

下支えしてきたのが車両

分野。エンプラ需要で同

分野の比率は年々上昇し

ており、日系メーカーで

は主要エンプラの多くが

5割前後に達し、同分野

の比率が低いポリカーボ

ネート(PC)や液晶ポ

リマー(LCP)なども

上昇傾向だ。軽量化や電

装・電動化の進展が高機

能樹脂エンプラの需要を

押し上げている。

 CASEをキーワード

とした自動車産業の変革

はスタートしたばかり。

これから本格化するもの

が大半で、需要減につな

がる変革もあるが、それ

以上の新規需要をエンプ

ラは創出すると見込まれ

る。5G関連も本格化す

ればLCPなどで需要増

が見込まれる。ただ足元

の混乱からCASEや5

G関連などの実用化は遅

れが避けられず、商流全

体で関連する経営資源投

入も世界的に遅れそう。

エンプラの需要増にも結

びつかない。

 混乱が終息すれば各国

政府が積極的な景気刺激

策を打ち出すとみられる

が、現状は先行き不透

明。近年にない大きな混

乱を迎えており、終息後

には世界の経済活動が心

理的な要因などもあって

大きく変わることも予想

される。垂直的な回復に

つなげるためにも、需要

構造の変化などを注視し

ていく必要がある。

定温保持2倍に延長

カネカと

玉井化成

新製品「TACPack Premium」

医薬品向け輸送容器

花王、世界で31%に拡大

再エネ電力5割に

国 内

「ポリマーボディーの洗

えるマスクα」

^

 イノアックコーポレー

ションは、ポリウレタン

製マスク「ポリマーボデ

ィーの洗えるマスクα」

を関連会社イノアックリ

ビングのオンラインショ

ップで発売した。

イノアック

洗えるPUマスク

クメーカーを中心に供給

量を5月に月約6千万枚

分へ倍増させる。滋賀で

では5月以降、約2千万

枚分を供給する。

 医療関係従事者向け防

護服についても国内外を

含めた生産・供給体制を

早期に確立し、国内への

供給を検討している。