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作成・発行 NPO 法人 北海道エコビレッジ推進プロジェクト ■エコカレッジ:余市町登町 1863 ■office:札幌市中央区宮ヶ丘 2 丁目 1-1-303 Hokkaido Eco-village Promotion Project VOL.42 JUN. コロナの先を見据えて 桜の花が開花し、不安に陥る人びとの心を癒していま す。 このたびはコロナ禍に対してご支援をお願いしたとこ ろ、たくさんの方からカンパや応援メッセージを頂戴 しました。大変なのは私たちだけではないのに、本当に ありがたいことと感謝しています。 今回の出来事では、多くの皆さんが不安やイライラと 闘っていらっしゃると察します。私たちも、楽しみにし ていた出会いがなくなり、収入の道を失い、一時は本当 に暗い気持ちになりましたが、最近は、これは多くのこ とを学んだり考えたりする機会を与えられたのではな いかとポジティブに考えるようになりました。 そもそも、克服すべき課題はコロナだけではありませ ん。大量消費、大量廃棄の経済により、地球は悲鳴をあ げているのです。人びとが無理やり暮らしを矯正させ られているこの時こそ、これまでの社会の歪みを是正 したり、地域が団結して新しいことに挑戦するチャン スでしょう。 宿泊営業や大勢集まる集会は当面自粛の予定ですが、 この先恐れられている食糧難に備える意味でも、自ら の自立経済を目指す意味でも、今年はいつもより生産 に力を入れていきます。エコビレッジの仲間が大切に 育てた野菜や果物、加工品を札幌で販売するマルシェ 事業も始める予定です。 この困難をみんなで乗り越えて、サスティナブルな未 来を創っていきましょう。 みなさまの健康と、1 日も早くこの騒動が終息すること をお祈りしつつ。 2020 年 5 月 NPO 法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト理事長 坂本純科 2020 年度 会員、対コロナカンパ 引き続き募集中です 入会のお申込み・お問合せは下記まで 【余市エコビレッジ余市郡余市町登町 1863 *JR 余市駅からバスで 10 分 (赤井川線でモンガク下車)、 徒歩 3 分 【Tel/Fax】 0135‐22‐6666 【E メールアドレス】 [email protected] 【Web ホームページ】 http://ecovillage.greenwebs.net/ 正会員 年会費一口 10,000 円 (総会の議決権あり) サポート会員 年会費一口 5,000 円 ・ゆうちょ銀行から 【記号】 19070 【番号】38886511 【口座名義】 トクヒ)ホッカイドウエコビレッジスイシンプロジェクト ・ゆうちょ口座のない方は振替用紙を使うと手数料が お安くなります。 【口座番号】 02700-9-85080 【口座名義】 北海道エコビレッジプロジェクト ・北洋銀行から 【口座番号】宮の森支店 普通 4031861 【口座名義】 トクヒ)ホッカイドウエコビレッジスイシンプロジェクト ・クレジットカード 活動を応援してください! 私たちの活動は会員さんの会費・寄付によって支えられています。 2 万円以上の寄付を頂いた方には、ワインぶどう収穫ご招待やエ コビレッジ宿泊チケットなどをプレゼントいたします。 右記の QR コードから Syncable (シンカブル)というウェブサイトに飛 び、必要事項をご記入いただいた上、 お手続きをお願いいたします。

コロナの先を見据えて - greenwebsecovillage.greenwebs.net/pdf/newsletter_42_jap.pdf作成・発行 NPO 法人 北海道エコビレッジ推進プロジェクト エコカレッジ:余市町登町1863

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    NPO法人 北海道エコビレッジ推進プロジェクト ■エコカレッジ:余市町登町 1863

    ■office:札幌市中央区宮ヶ丘 2丁目 1-1-303

    Hokkaido Eco-village Promotion Project

    VOL.42 JUN.

    コロナの先を見据えて

    桜の花が開花し、不安に陥る人びとの心を癒していま

    す。

    このたびはコロナ禍に対してご支援をお願いしたとこ

    ろ、たくさんの方からカンパや応援メッセージを頂戴

    しました。大変なのは私たちだけではないのに、本当に

    ありがたいことと感謝しています。

    今回の出来事では、多くの皆さんが不安やイライラと

    闘っていらっしゃると察します。私たちも、楽しみにし

    ていた出会いがなくなり、収入の道を失い、一時は本当

    に暗い気持ちになりましたが、最近は、これは多くのこ

    とを学んだり考えたりする機会を与えられたのではな

    いかとポジティブに考えるようになりました。

    そもそも、克服すべき課題はコロナだけではありませ

    ん。大量消費、大量廃棄の経済により、地球は悲鳴をあ

    げているのです。人びとが無理やり暮らしを矯正させ

    られているこの時こそ、これまでの社会の歪みを是正

    したり、地域が団結して新しいことに挑戦するチャン

    スでしょう。

    宿泊営業や大勢集まる集会は当面自粛の予定ですが、

    この先恐れられている食糧難に備える意味でも、自ら

    の自立経済を目指す意味でも、今年はいつもより生産

    に力を入れていきます。エコビレッジの仲間が大切に

    育てた野菜や果物、加工品を札幌で販売するマルシェ

    事業も始める予定です。

    この困難をみんなで乗り越えて、サスティナブルな未

    来を創っていきましょう。

    みなさまの健康と、1 日も早くこの騒動が終息すること

    をお祈りしつつ。

    2020 年 5 月

    NPO 法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト理事長

    坂本純科

    2020年度 会員、対コロナカンパ

    引き続き募集中です

    入会のお申込み・お問合せは下記まで

    【余市エコビレッジ】

    余市郡余市町登町 1863

    *JR余市駅からバスで 10分

    (赤井川線でモンガク下車)、

    徒歩 3分

    【Tel/Fax】 0135‐22‐6666

    【Eメールアドレス】 [email protected]

    【Webホームページ】 http://ecovillage.greenwebs.net/

    ◆正会員 年会費一口 10,000円 (総会の議決権あり)

    ◆サポート会員 年会費一口 5,000円

    ・ゆうちょ銀行から

    【記号】 19070 【番号】38886511

    【口座名義】

    トクヒ)ホッカイドウエコビレッジスイシンプロジェクト

    ・ゆうちょ口座のない方は振替用紙を使うと手数料が

    お安くなります。

    【口座番号】 02700-9-85080

    【口座名義】 北海道エコビレッジプロジェクト

    ・北洋銀行から

    【口座番号】宮の森支店 普通 4031861

    【口座名義】

    トクヒ)ホッカイドウエコビレッジスイシンプロジェクト

    ・クレジットカード

    活動を応援してください! 私たちの活動は会員さんの会費・寄付によって支えられています。

    2 万円以上の寄付を頂いた方には、ワインぶどう収穫ご招待やエ

    コビレッジ宿泊チケットなどをプレゼントいたします。

    右記のQRコードから Syncable

    (シンカブル)というウェブサイトに飛

    び、必要事項をご記入いただいた上、

    お手続きをお願いいたします。

  • お母さん羊を購入するため、

    引き続き羊オーナーさんを募集しています

    今年も羊がエコビレッジにやって来ました。

    羊飼いは爪切り・毛刈りの修行、そして初の試みとな

    る越冬・繁殖に備え、積雪にも耐えられる羊小屋を建

    設中です。

    繁殖のため、お母さん羊の購入を目標にあと 5 名程、

    オーナーさんを募集しています。

    羊オーナー制度について エコビレッジでは、2018 年から羊オーナー制度を立

    ち上げ、応援していただく「オーナー」さんに羊飼い

    の学びを共有し、返礼品としてお肉を届けています。

    食べるということは命をいただくこと。

    食べ物を大切に尊敬しながら食べること、自分の食

    べるものがどのように育てられ、だれに育てられた

    のか、自分自身でたくさん考えながら、オーナーさん

    にももう一度考えてもらう機会を提供しています。

    羊と羊飼いを応援したいという人はどうぞよろしく

    お願いします!

    毛刈り修行中の羊飼い

    E-mail

    [email protected](担当者直通)

    Facebook

    https://www.facebook.com/alittleshepherdp

    roject.yoichi/

    4 月 12 日の枝上げ作業と共に、今年のワイン

    ぶどう作業が始まりました。新しく植えたツヴァイ

    ゲルトレーベ、ヤマソーヴィニヨンは新芽が芽吹き

    始めています。暖かくなるこれからの季節は、雑草

    との戦いが始まります。9 月下旬の収穫を目指し、会

    員の皆さんと一緒に作業を進めていきます。

    一緒にワインの栽培・醸造を学んでみませんか? クラブメンバーは、月に1~2回程度、「登醸造」さ

    んの指導を受けながら、有機 JAS 認定のある自然系

    農薬のみを使用する栽培方法や、搾汁や瓶詰めに電

    気を使わず人力で行う昔ながらの方法など、エコビ

    レッジに合った管理を一緒に学ぶことができます。

    メンバーの方には、成果本数に応じて出来上がった

    ワインをプレゼント!

    昨年は天候に恵まれて、前年度の 2.5 倍の収量を記

    録しました。

    気になる方は本紙記載のエコビレッジ連絡先までお

    気軽にお問合せください。

    ワインぶどう育っています

    ワインぶどうジュース

    販売のお知らせ

    春のワークキャンプ(2020.4.29~5.6)

    ワインブドウ棚の杭打ちや羊放牧フェンスの設置、畑

    起こしからジャガイモの植え付けまで、春の農作業を

    手伝っていただき、山菜を採って春の味覚を満喫しま

    した。

    春の野草観察会(2020.5.2)

    手稲さと川探検隊の鈴木玲さんを講師に迎え、春の野

    草を観察しました。エコビレッジの森林内を散策しな

    がら、13 名の参加者とエゾエンゴサクやニリンソウ、

    エンレイソウなど、色とりどりの春の妖精達を見るこ

    とができました。

    春の活動報告

    新スタッフ紹介

    齋藤 ともよ

    エコビレの宿泊担当をしています。

    (コロナ後の)エコビレと余市をめ

    ぐるツアーを企画中。特技はアコー

    ディオンです。

    大黒山から吹きおろし、モンガク

    谷を吹き抜ける風と、太陽が育む

    エコビレッジのワインぶどう。

    ワインぶどうならではの、しっか

    りとした味わいと酸味が特徴で

    す。

    商品の購入は HP、Facebook で 詳細をご確認の上ご注文ください。

    無添加・無加糖・ストレート

    みんなで育てたワインぶどうで、

    今年もぶどうジュースを作りました。

    小林 薫

    食品メーカーで商品開発をしてい

    ました。退職後アジア学院に進学、

    卒業し 4 月にエコビレに来ました。

    いつかヤギを飼いたいです。

    (この事業は、「ほっくー基金

    北海道生物多様性保全助成制

    度」の支援を受け、実施しまし

    た。)

    「電化製品を排除するのでは

    なく、バランスの取れたエコが

    大切ということに気がつけた」

    と参加者の人たちが学びをシ

    ェアしてくれました。

    小さな羊飼いプロジェクト