2015年6月発売洗濯機No.A331

(技術資料編)

電気洗濯乾燥機

サービスガイドBW-D11XWV

この資料に掲載されている価格は消費税抜きです。

目　　次

1�.2�.3�.4�.5�.6�.7�.8�.9�.

各部のなまえ・付属品･･･････････････仕様･･･････････････････････････････安全上のご注意･････････････････････動作の概要･････････････････････････専門家の皆様へ･････････････････････故障診断とその処置について･････････分解要領･･･････････････････････････外形寸法図と配管図･････････････････配線図･････････････････････････････

2469284085117119

●本資料中の部品は、機能上、安全上重要な部品です。指定の部品をご使用ください。なお マークが記載された部品は、安全上特に重要な部品です。

●製品のサービス時は、手袋をして作業を行ってください。(万一のけが防止のためです)

注　意

-3-

4.動作の概要

BW-D11XWV

-2-

BW-D11XWV

1 . 各部のなまえ・付属品

形　式 本　体　色

BW-D11XWVN(シャンパン)S(シルバー)

本体希望小売価格

オープン価格

柔軟剤投入口洗剤ケース→(P.22､75)

洗濯・脱水槽

操作パネル→(P.10)

乾燥フィルター→(P.65)

アース線→(据付説明書 P.13)

電源コード

電源プラグ

排水ホース掛け(穴)(お湯取ホース掛け 取付兼用穴)→(P.26) (両側にあります)

ふたロック→(P.13)水準器→(据付説明書 P.7)

調節脚→(据付説明書 P.7)(前右側の脚の高さを調節できます)

排水ホース→(据付説明書 P.9)

異物トラップ→(P.68)

アンダートレイ→(据付説明書 P.12)

内ふた

内ふた取っ手

風呂水吸水口→(P.26､72) 給水口→(P.71)

糸くずボックス(別売り部品)→(P.95)

電源ボタン

注水口

ふた

ふた取っ手

糸くずフィルター(2か所)→(P.64)

洗剤・液体漂白剤投入口

洗濯・脱水槽を回すと液体の音がしますが、これは脱水時のバランスを取るために、バランスリングの中に入っている液体の音です。洗濯・脱水槽に水が残っている訳ではありません。

ビートウィングX(かくはん翼)

バランスリング

付属品

給水ホース(約0.8m)

→(据付説明書 P.16)

（1本）

ワンタッチつぎて→(据付説明書 P.15)

（1個）

お湯取ホース(約4m)

（吸水ホース）→(据付説明書 P.17)

（1本）

クリーンフィルター→(P.72)

（1個）

スイコミノズル→(P.67)

（1個）

アンダートレイ→(据付説明書 P.12)

（1個）

洗濯・脱水槽の結露水が床面をぬらすのを防ぎます

お湯取ホース掛け→(P.26)

ホースピース・Lパイプ・接着剤→(据付説明書 P.9)

（1個） （各1個）

お湯取ホースを片づけるときに使用します

排水ホースの長さを調整する場合や、排水ホースと排水口・排水トラップなど

に接続する場合に使用します

脚キャップ（高さ調整用）→(据付説明書 P.7)

（4個）

4mm8mm

本体を水平に据え付けるときに使用します

乾燥フィルター差し込み口のお手入れのときに使用します

風呂水を使うときに使用します

水栓(蛇口)との接続に使用します

文中のページ表示は取扱説明書のページを示しています。

-4-

BW-D11XWV

2 . 仕 様

123

4

56789

10

11

12

13

14

本体色定格電圧・周波数消費電力(50/60Hz)

消費電力量

洗濯容量洗濯〜乾燥容量/乾燥容量質量(kg)eco水センサーシステムコース

予約表示

お湯取機能

洗濯機能

乾燥機能

清潔機能(自動おそうじ)

項　　目

400W

120Wh

11kg

約65kg

つけおき(6kg)−

ナイアガラすすぎ(6kg)

標準(11kg)すすぎ1回(11kg)つけおき(11kg)

−ナイアガラすすぎ(11kg)

−ため洗い(11kg)毛布(5kg)

−

−−

｢標準｣｢ナイアガラすすぎ｣コース(洗濯/洗濯〜乾燥:5kg以下)｢標準｣｢ナイアガラすすぎ｣コース(洗濯/洗濯〜乾燥:2kg以下)｢標準｣｢すすぎ1回｣｢つけおき｣｢ナイアガラすすぎ｣｢ため洗い｣

｢おいそぎ｣コース(洗濯:11kg以下/洗濯〜乾燥:6kg以下)

900r/m、温脱水時：1,100r/m

530W

140Wh

10kg

約66kg

−念入り(6kg)

−

標準(10kg)すすぎ1回(10kg)

−念入り(10kg)

−ソフト(4.5kg)ため洗い(10kg)毛布(4.7kg)

念入り(6kg)

○○−−

−

950r/m、温脱水時：1,100r/m

シャンパン(N)、シルバー(S)100V、50-60Hz

1,180W

1,790Wh

6kg

○(洗濯/洗濯〜乾燥の各標準コースのみ)標準(6kg)すすぎ1回(6kg)

ため洗い(6kg)毛布(2.8kg)おいそぎ(3kg)

ドライ(1.5kg)おいそぎ(5kg)槽洗浄(11時間、3時間)標準(6kg)

ドライ(0.4kg)消臭・除菌(1kg)花粉(2kg)槽乾燥

5〜24時間3〜24時間

洗濯｢ドライ/槽洗浄｣、乾燥｢全コース｣洗い/すすぎ1/すすぎ2

○(出荷時設定なし)ナイアガラビート洗浄

○○

700/900/1100弱め/ふつう/しっかり

速乾ビート乾燥○

工場出荷時設定なし洗濯｢毛布/ドライ｣､洗乾｢毛布｣､乾燥｢全コース｣､槽洗浄コース

洗濯｢毛布/ドライ｣､洗乾｢毛布｣､乾燥｢全コース｣

BW-D11XWV BW-D10XTV

洗濯乾燥

洗濯〜乾燥

洗濯

乾燥

洗濯〜乾燥洗濯

※予約不可コース設定可能な行程

清水すすぎ洗浄方式

ホット高洗浄センサーホット高洗浄

温水ミスト｢60分｣温水ミスト｢120分｣

温め自動(3秒押し)

循環ポンプほぐし脱水

脱水/乾き具合

高速脱水乾燥方式

水冷除湿方式設定

設定不可コース(槽洗浄)設定不可コース(槽乾燥)

洗濯(標準コース)洗濯〜乾燥(標準コース)

-5-

BW-D11XWV

2.仕様

15

16

1718

192021222324

252627282930313233343536

便利機能

目安時間

標準水位使用水量

外形寸法(mm)ボディ幅(mm)設置可能な防水パンサイズ(内寸奥行)排水ホースの長さ(左出し/右出し)異臭トラップ洗濯・脱水槽

待機時消費電力ゼロ電源オートオフ自動投入機構(柔軟剤)お知らせブザー(オフ機能付き)点字表示手造りコースビートウィング(抗菌)循環シャワーインバータ糸くずフィルター乾燥フィルター別売り部品

BW-D10XTVBW-D11XWV項　　目同梱なし(Web upのみ)

約40分

50L93L

超大型糸くずフィルター(槽内2か所)

NET-KD11XWV(SSパーツ：NET-KD11XWV 001)

○

約38分

46L86L

大型糸くずフィルター(槽内2か所)

NET-KD9SV(SSパーツ：NET-KD9SV 001)

○4段：ため洗い・毛布、2段：ドライ

○○

約153分

94L650×645×1,040

610540mm以上73/73cm

○○(ビートボールSUS槽)

A 430mmB 390mmC 520mm

○○○○

個別配布○(お気に入り)

○(ビートウィングX)○(ナイアガラ循環シャワー)

○

○MO-F93

NET-D10XTV(SSパーツ：NET-D10XTV 001)BW-D10XTV 001(N)BW-D10XTV 003(S)

BW-D9PV 031NW-7P5 045(約7m)NW-7P5 046(約5m)

JOK-1HO-BD2

HO-P5、HO-P10UP-D2

WLB-6(内面フラットホース)

幅×奥行×高さ

お洗濯キャップ糸くずフィルター

異物トラップ

乾燥フィルター

延長用排水ホース

お湯取ホース

Ag除菌お湯取ユニット

直下排水キット

全自動専用設置台糸くずボックス

A

CB

DVD取説メロディアラーム

切替水位音階設定音残時間表示

洗濯(標準コース)洗濯〜乾燥(標準コース)

洗濯(標準コース)洗濯〜乾燥(標準コース)

-6-

BW-D11XWV

3 . 安全上のご注意

安全のためお守りください

1. 修理作業の前に、この「安全のためにお守りください」に記載した事項をよく読んでください。2. ここに示した事項は下記の「 警告」、「 注意」に区分していますが、「 注意」の欄に

記載した事項でも、状況によっては重大な結果に結びつく可能性があり、いずれも安全に関する重要な内容を記載していますのでお守りください。

警告 取り扱い方または作業を誤った場合、修理作業者やその商品の使用者が死亡、または重傷などを負うことが想定される場合を示しています。

注意 取り扱い方または作業を誤った場合、修理作業者やその商品の使用者が傷害を負うことが想定されるか、または物的損害の発生が想定される場合を示しています。

注意(警告含む)の行為を表します。

特定の条件において、感電の可能性がある場合に表示します。

電源プラグをコンセントから抜くよう指示するときに表示します。

アースを接続するよう指示するときに表示します。

禁止の行為を表します。

使用者に対し指示に基づく行為を表します。

3. 商品の修理・点検を行うときは、事故防止と作業後の安全確保のため、お守り頂く内容を次の図記号で区分し、説明しています。

図 記 号 タイトル 意　　　　　　　　味

注　　　　意

感 電 注 意

電 源 を 抜 く

アースの接続

禁　　　　止

強　　　　制

-7-

BW-D11XWV

3.安全上のご注意

修理作業時の安全のためお守りいただく事項

●分解組み立てを行うときは、コンセントから電源プラグを抜く。

●通電中は充電部に触れない。

●作業中に誤って充電部に触れますと、感電し死亡やけがの原因になります。

●故障点検を行う場合には充電部に触れないように十分注意してください。

●部品交換の際には、コンセントから電源プラグを抜いてください。

●無理な姿勢で重量物の運搬、移動を行わない。

●修理に使用する工具は適切な工具を使用する。

●ぎっくり腰や重量物の落下などによるけがの原因になります。

●不適切な工具を使用しますとけがの原因になります。

●修理時は、サービスマン以外は近づけない。

●修理を行うときは、思わぬ危険を 伴 う こ と も あ り ま す の で 、周囲に十分注意してください。

●商品の分解組立時には手袋などの保護具を着用する。

●金属部品の端面のバリなどによるけがの原因になります。

●洗濯乾燥機の運転中に、下から手などを入れない。

●回転部があり、けがの原因になります。

警告

注意

-8-

BW-D11XWV

3.安全上のご注意

●電源プラグは根元まで確実に差し込む。

●電源プラグは、ほこりの付着やがたつきがないか確認する。

●感電、火災の原因になります。

●ほこりは完全に除去してください。

●電源コードは、破損したり、加工しない。

●延長コードの使用、タコ足配線をしない。

●電源コードに重量物をのせたり、加熱したり、引っ張ったりしない。

●感電、火災の原因になります。

●電源コードの破損の原因になり、感電、漏電、火災の原因になります。

●製品は改造しない。 ●感電、異常発熱、火災の原因になります。

●洗濯乾燥機を据え付ける際には、電源コードが洗濯乾燥機背面などに、挟まれていないか確認する。

●電源コードの破損の原因になり、感電、漏電、火災の原因になります。

●洗濯乾燥機を倒す場合は、製品の背面を下向きにし、静かに倒す。

●洗濯乾燥機内部の部品が破損して、部品の故障、水漏れの原因になります。

●外箱の傷付き(外観不良)にもつながります。

●アースを確実に取る。 ●アースの状態を点検し、不完全な場合は手直ししてください。アースが不完全な場合は、感電の原因になります。

●修理に使用する部品は、該当機種のサービス部品表に記載されている部品を使用する。

●当該部品を使用しませんと、再故障の原因になります。

●注意喚起マーク の表示されている指定部品は、安全上特に重要な部品です。

●試運転の前に水栓を開いて、給水ホースの接続部分の水漏れがないか確認する。

●ホースの固定ねじや接続部分に緩みがあると、水漏れの原因になります。

修理後の商品の安全確保のためお守りいただく事項

●修理完了後、絶縁抵抗が10MΩ以上あることを確認する。

●修理時に電源コードや電源プラグ、リード線や接続端子部および電源コード、電源プラグなどの汚れや劣化の有無を確認する。

●メガーを使用して確認してください。●10MΩ未満の場合は、感電や火

災の原因になりますので、電気部品およびリード線を点検して、故障部品を交換してください。

●傷のあるものや、劣化したものは感電や火災の原因になりますので、交換してください。

警告

注意

-9-

BW-D11XWV

4.1　動作プログラム4.1.1　基本動作について● 電源ボタンについて

電源ボタンを押してから約1秒電源が入らないことがあります。マイコンが起動してリレー接点をONする時間がかかります。

(1)　動作の開始「スタート/一時停止」ボタンを押すと動作を開始します。「お湯取」ボタンでお湯取を設定すると、「洗い」「すすぎ」時に風呂水を利用できます。

(2)　洗剤量および水位の決定「スタート/一時停止」ボタンを押すと、クラッチ切換動作後約30秒間かくはん翼が反転し、洗濯量を計測します。（洗剤量センシング）そのあと、洗濯量に応じた洗剤量の目安を約15秒間表示します。

（洗濯の「標準」「すすぎ1回」「おいそぎ」「つけおき」「ナイアガラすすぎ」「ため洗い」コース、洗乾の「標準」「すすぎ1回」「おいそぎ」「つけおき」｢ナイアガラすすぎ｣「ため洗い」コース時)(｢毛布｣｢ドライ｣は表示のみ)

(3)　残時間表示水圧が低い場合や排水が悪い場合は、初期残時間が補正されます。そのため、取扱説明書に記載されている残時間表示よりも、長くなる場合があります。

(4)　洗い、すすぎおよび脱水の設定と節水ビート洗浄洗剤量センシング終了後、洗剤ケースに給水したあと槽を回転させ、洗剤溶かしを行います。洗剤溶かし終了後、槽を回転しながら約150秒間給水します。ビートウィングを約20秒間反転させ、布量センシングを行います。洗濯の「標準」｢すすぎ1回｣「おいそぎ」「つけおき」「ナイアガラすすぎ」「ため洗い」コース、洗乾の「標準」｢すすぎ1回｣｢おいそぎ｣「つけおき」｢ナイアガラすすぎ｣「ため洗い」コースでは布量センシングにより洗い、すすぎおよび脱水の内容を決定します。上記以外のコースでは、洗い、すすぎおよび脱水の内容は手動設定または固定となります(洗乾コースは洗い、すすぎ、脱水行程を削除することはできません)。その後、設定水位まで給水を行い、本洗い行程となります。本洗い行程では、循環ポンプによる洗濯液の循環とビートウィングによるかくはん、ビートウィングによるほぐし動作(かくはんのみ)を交互に行います。補給水は、かくはんとほぐし動作の間に一定時間ごとに行います。

4 . 動作の概要

(5)　動作中・全自動コース行程進行表示は、動作している行程の表示だけを点滅させ、行程進行ごとに消灯します。・行程の変更は、洗い行程終了までの間、一時停止すると変更することができます。

(ただし、コース、すすぎの設定によっては変更できない場合があります)・運転開始後、全自動コースを変更する場合は、電源ボタンを一度「切」にしてから行ってください。

(「スタート/一時停止」ボタンを押して一時停止し、ほかの全自動コースを設定することはできません)(6)　動作の終了

設定されたプログラムをすべて終了したあと、終了メロディ(ブザー)で報知し電源をオートオフします。

約150秒間メイン給水弁とソフナー給水弁より給水します。(お湯取り設定時は回転給水時間は120秒長くなります)

約30秒間ビートウィングを反転させ洗剤量をセンシングします。

　 ↓洗剤量を約15秒間表示後、残時間表示に切り替わります。

約20秒間ビートウィングを反転させ布量をセンシングします。

　 ↓洗い､すすぎ､脱水内容を表示します。

循環ポンプを動作させながら､ビートウィングを反転させます。

本洗い水位まで給水します。

本洗い水位まで給水します。

本洗いとほぐし動作は交互に数回行います。回数は洗い時間により決まります。補給水は、一定時間ごとに行います。

ビートウィングを反転させます。

※行程 布量

センシング 本洗い給　水前洗い 補給水回転給水(プレ給水)

洗剤量センシング

循環ポンプで洗剤液を衣類にしみ込ませたあと、温水を吹きかけながら、かくはんします。一定のタイミングで数秒間ミストを吹きかけます。動作詳細はP.17参照。

温風

ほぐし動作

本洗い行程

※温水ミスト設定時は、eco水センサーシステムの設定はできません。

洗剤溶かし給水→洗剤溶かし

洗剤ケースに給水し、洗剤溶かし水位まで水位が達したら、槽を回転し、洗剤を溶かします。

温水ナイアガラビート洗浄(温水ミスト)

センシング行程

動作内容

高濃度の状態でビートウィングを反転させます。(標準､ナイアガラすすぎのみ)

-10-

4.動作の概要

BW-D11XWV

4.1.2　洗濯/洗乾コースの動作内容

図1　洗濯「標準」コースの動作内容

洗濯　標準コース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 終了行程洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

2

3

4

5

6

7

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

前洗い

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

バランス

(分)

6

6

6

6

6

6

6

6

2

2

2

2

2

2

2

2

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

8

すすぎ2給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

60秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

ビ

ト2.0[1.5]

ー

1.0

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）［　］内は、eco水センサーシステム有効時

3.4

3.2

12[8]

1.7[1.0]

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

回転シャワーすすぎ(秒)

脱水

(分)

すすぎ1自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

図2　洗濯「すすぎ1回」コースの動作内容

洗濯　すすぎ１回コース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 終了行程洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

2

3

4

5

6

7

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

バランス

(分)

6

6

6

6

6

6

6

6

2

2

2

2

2

2

2

2

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

8 (12分)

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

(12分)�[9分]

4.0

3.5

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

50秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

ビ

ト0.6

すすぎ1

1.0

ー

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

〜

〜

-11-

4.動作の概要

BW-D11XWV

図4　洗濯「つけおき」コースの動作内容

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

図3　洗濯「おいそぎ」コースの動作内容

洗濯　おいそぎコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 終了行程洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

2

3

4

5

6

7

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

バランス

(分)

3

3

3

3

3

3

3

3

2

2

2

2

2

2

2

2

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

8 (3分)

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

4.0

3.6

1.4

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

ほぐし1

10秒

ほぐし2

10秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

〜

ビ

ト1.2

すすぎ1

1.0

0.3

ー

洗濯　つけおきコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い行程洗剤量セ　ンシング

30秒

2

3

4

5

6

7

洗剤溶かし

不定

給水

不定

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

本洗い7

(分)

ほぐし7

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

… …

本洗い9

(分)

ほぐし9

(分)

本洗い10

(分)

ほぐし10

(分)

バランス

(分)

8

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

終了

6

6

6

6

6

6

6

6

2

2

2

2

2

2

2

2

脱水自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

すすぎ2給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

60秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

ため0.5

1.0

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

回転シャワーすすぎ(秒)

脱水

(分)

すすぎ1

3.4

3.212 1.7〜

-12-

4.動作の概要

BW-D11XWV

図6　洗濯「ため洗い」コースの動作内容

洗濯　ため洗いコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い行程洗剤量セ　ンシング

30秒

2

3

4

5

6

7

洗剤溶かし

不定

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

バランス

(分)

8

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

終了

6

6

6

6

6

6

6

6

2

2

2

2

2

2

2

2

脱水自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

すすぎ2給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

60秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

ため0.5

1.0

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

回転シャワーすすぎ(秒)

脱水

(分)

すすぎ1

図5　洗濯「ナイアガラすすぎ」コースの動作内容

洗濯　ナイアガラすすぎコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

終了行程

2

3

4

5

6

7

6

6

6

6

6

6

6

68

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）　●すすぎ2の動作はすすぎ1同様(ただし、※3は排水)

2

2

2

2

2

2

2

2

脱水自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

すすぎ1給水

不定

シャワー

(秒)

ほぐし1

(分)

ほぐし2

(分)

かくはん

(分)

バランス

(分)

0.5 1.01.0 1.040 2.8 40 2.2

排水

不定

完全排水

シャワー

(秒)

脱水

(分)

脱水

(分)

3.6

3.8

脱水

(分)

〜

3.4

3.212 1.7〜

洗い洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

給水

不定

前洗い

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

バランス(分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

※3

-13-

4.動作の概要

BW-D11XWV

図9　洗乾「標準」コースの動作内容

洗乾　標準コース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 終了乾燥行程洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

2

3

4

5

6

7

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

前洗い

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

バランス

(分)

1

1

1

1

1

1

1

1

2

2

2

2

2

2

2

28

すすぎ2給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

(秒)

かくはん

(分)

バランス

(分)

0.5

ビ

ト2.0[1.3]

ー

1.0

3.5

3.2

3.4

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

回転シャワーすすぎ(秒)

脱水

(分)

1.7[1.0]

12[8]

すすぎ1

※1��｢自動おそうじ｣設定時　※2�｢自動おそうじ｣設定時（シャワーあり）［　］内は、eco水センサーシステム有効時

自動おそうじ

排水

脱水

※2(分)※1

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

(12分)�[9分]

洗濯ドライコース

動�作

時間(分)

洗い すすぎ2 脱水 終了行　程洗剤溶かし

不定

給水

不定

槽回転

(分)

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

槽回転

(分)

排水

不定

脱水

(分)

給水

不定

排水 脱水

(分)

すすぎ1槽回転

(分)

図8　洗濯「ドライ」コースの動作内容

図7　洗濯「毛布」コースの動作内容

3.5洗濯毛布

コース

動�作

時間(分)

洗い すすぎ2 脱水 終了行　程給水

不定

洗剤溶かし

不定

槽回転

(分)

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

槽回転

(分)

排水

不定

脱水

(分)

給水

不定

排水 脱水

(分)

3.5

すすぎ1

15

20

25

注水2

槽回転

(分)

注水2

1.0 1.06（回転2.5分→休止2分→回転2分）

9（回転2.5分→休止2分→回転2分→休止2.5分）ため2

ため2

ため2

ため2 2.4(600rpm)

2.4(600rpm)

〜

50

50

50

60

60

60

60

60

6

-14-

4.動作の概要

BW-D11XWV

図10　洗乾「すすぎ1回」コースの動作内容

洗乾　すすぎ１回コース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 終了乾燥行程洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

2

3

4

5

6

7

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

バランス

(分)

1

1

1

1

1

1

1

1

2

2

2

2

2

2

2

2

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

8 (12分)

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

自動おそうじ

排水

脱水

※2(分)※1

4.0

3.5

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

50秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

すすぎ1

1.0

ビ

ト0.6

ー

図11　洗乾「おいそぎ」コースの動作内容

洗乾　おいそぎコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 乾燥終了行程洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

2

3

4

5

6

7

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

バランス

(分)

1

1

1

1

1

1

1

1��

2

2

2

2

2

2

2

2

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

(3分)

8 (3分)

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

4.0

3.6

1.4

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

50秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

〜

ビ

ト1.2

すすぎ1

1.0

0.3

ー

〜

-15-

4.動作の概要

BW-D11XWV

図12　洗乾「つけおき」コースの動作内容

洗乾　つけおきコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 乾燥 終了行程洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

2

3

4

5

6

7

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

給水

不定

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

‥‥

本洗い9

(分)

ほぐし9

(分)

本洗い10(分)

ほぐし10(分)

バランス(分)

8

1

1

1

1

1

1

1

1��

2

2

2

2

2

2

2

2

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

(60分)12分＋48分つけおき

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

自動おそうじ

排水

脱水

※2(分)※1

図13　洗乾「ナイアガラすすぎ」コースの動作内容

※1�｢自動おそうじ｣設定時　※2�｢自動おそうじ｣設定時（シャワーあり）●すすぎ2の動作はすすぎ1同様(ただし、※3は排水)

洗乾　ナイアガラすすぎコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

乾燥終了行程

2

3

4

5

6

7

1

1

1

1

1

1

1

18

2

2

2

2

2

2

2

2

脱水自動おそうじ

排水

脱水

(分)※1※2

洗い洗剤量セ　ンシング

30秒

洗剤溶かし

不定

回転給水

150秒

布量センシング

20秒

給水

不定

前洗い

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

バランス(分)

(12分)

(12分)�

(12分)

(12分)

(12分)�

(12分)�

(12分)�

(12分)�

すすぎ2給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

60秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

ため0.5

1.0

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

回転シャワーすすぎ(秒)

脱水

(分)

すすぎ1

3.4

3.212 1.7〜

すすぎ1給水

不定

シャワー

(秒)

ほぐし1

(分)

ほぐし2

(分)

かくはん

(分)

バランス

(分)

0.5 1.01.0 1.040 2.8 40 2.2

排水

不定

完全排水

3.6

3.8

脱水

(分)

シャワー

(秒)

脱水

(分)

脱水

(分)

〜

※3

-16-

4.動作の概要

BW-D11XWV

図14　洗乾「ため洗い」コースの動作内容

洗乾　ため洗いコース

←�

多　　　　　　　　布量ランク　　　　　　　　少→

1

動作

時間(分)

洗い 脱水 乾燥終了行程洗剤量セ　ンシング

30秒

2

3

4

5

6

7

布量センシング

20秒

給水

不定

バランス

(分)

1

ため0.5

すすぎ1

8

1

1

1

1

1

1

1

洗剤溶かし

不定

回転給水

150秒

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

(12分)

1.0

※1「自動おそうじ」設定時　※2「自動おそうじ」設定時（シャワーあり）

自動おそうじ

排水

脱水

※2(分)※1

2

2

2

2

2

2

2

2

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

回転シャワーすすぎ(秒)

脱水

(分)

すすぎ2給水

不定

ほぐし1

60秒

ほぐし2

60秒

かくはん

(分)

バランス

(分)

本洗い1

(分)

ほぐし1

(分)

本洗い2

(分)

ほぐし2

(分)

本洗い3

(分)

ほぐし3

(分)

本洗い4

(分)

ほぐし4

(分)

本洗い5

(分)

ほぐし5

(分)

本洗い6

(分)

ほぐし6

(分)

3.4

3.212 1.7〜

図15　洗乾「毛布」コースの動作内容

3.5洗乾毛布

コース

動�作

時間(分)

洗い すすぎ2 脱水 乾燥終了行　程給水

不定

洗剤溶かし

不定

槽回転

(分)

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

槽回転

(分)

排水

不定

脱水

(分)

給水

不定

排水 脱水

(分)

3.5

すすぎ1

15

20

25

注水2

槽回転

(分)

注水2 1

-17-

4.動作の概要

BW-D11XWV

図17　「槽洗浄3時間」コースの動作内容

3.7槽洗浄3時間コース

動�作

時間(分)

洗い すすぎ2 脱水 乾燥行　程給水

不定

かくはん

(分)

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

かくはん

(分)

バランス

(分)

排水

不定

脱水

(分)

給水

不定

排水 脱水

(分)

3.5

すすぎ1洗剤溶かし

不定

終了

かくはん15分＋つけおき105分 2 1

かくはん

(分)

バランス

(分)

2 1

図16　「槽洗浄11時間」コースの動作内容

3.7槽洗浄11時間コース

動�作

時間(分)

洗い すすぎ2 脱水 乾燥行　程給水

不定

かくはん

(分)

排水

不定

完全排水

脱水

(分)

給水

不定

かくはん

(分)

バランス

(分)

排水

不定

脱水

(分)

給水

不定

排水 脱水

(分)

(分)

(分)

3.5

すすぎ1洗剤溶かし

不定

終了

かくはん15分＋つけおき600分 2 1

かくはん

(分)

バランス

(分)

2 1 1 30

1 30

4.1.3　温水ミストの動作内容

※1　温水ミスト洗浄は、動作時間に記載の回数繰り返します。※2　温度によってヒータ弱または停止する場合があります。

設定できるコース・温水ミスト｢温め自動｣：｢毛布｣｢ドライ｣｢槽洗浄｣コース以外・温水ミスト｢60分｣｢120分｣：｢標準｣｢ナイアガラすすぎ｣コース

コース サーミスタ 予洗い 排水 温水ミスト洗浄※1 送風 給水 温水循環洗浄

120分8℃超

10分 あり50分(10分×5回)

1分

ホット専用Rt水位

約59分

− −

動作時間

モータ 10分ON OFF ON ON OFF ON

動作制御

8℃以下 60分(10分＋15分×2回＋10分×2回) 約59分

60分8℃超

10分 あり30分(10分×3回)

温め自動8℃以下

（またはサーミスタLが13℃以下）

5分 あり 10分

約19分8℃以下 40分(10分＋15分×2回) 約19分

循環ポンプ（2,100rpm）

20秒OFF→10秒ON→3分OFF→10秒ON

→以降OFFOFF OFF OFF OFF 20秒OFF→

10秒ON

温水ミスト OFF OFF OFF (10秒ON×2回)計4回 60秒ON OFF OFF

排水 閉 閉→開→閉 閉(ただし､水量によっては排水する場合があります) 閉 閉 閉

ヒータ OFF OFF ヒータ強※2（ただし、温め自動は弱） OFF OFF OFF

送風ファン（3,000rpm） OFF OFF ON ON OFF OFF

-18-

4.動作の概要

BW-D11XWV

(5)�ため洗いコース／つけおきコース

1〜8 完全 3.5分 2秒排水

2分かくはん脱水 休止

すすぎ1布量 ランク

残水 3.5分 2秒排水

2分かくはん脱水 休止

すすぎ2(6)�毛布コース

すすぎ1は、下記のような動作となります（回転シャワーすすぎ）。排水して脱水します　　洗濯・脱水槽をゆっくり回転しながら給水します(12秒)脱水します

13

2

4.1.4　洗濯、洗乾コースのすすぎ行程の水流(動作内容)

12345678

布量ランク

5.0分

3.5分(洗乾コース時)

不定

給水 かくはんすすぎ2

(1)�標準コース

12345678

完全排水 2.2分

3.8分

3.9分

3.8分

3.6分

回転給水40秒

排水

2.8分

2.9分

2.8分

回転給水40秒

脱水 かくはん脱水 かくはん 脱水すすぎ1布量

ランク

2秒 60秒 不定

休止 回転給水 給水すすぎ2

(4)�ナイアガラすすぎコース

完全排水

3.4分

3.2分

排水

回転給水12秒

かくはん脱水

1.7分

脱水

2秒

休止すすぎ1

すすぎ1は、下記のような動作となります（回転シャワーすすぎ）。排水して脱水します　　洗濯・脱水槽をゆっくり回転しながら給水します�(12秒�※eco水センサー有効時：8秒)脱水します

13

2

12345678

布量ランク

(2)�すすぎ1回�コース

40秒

60秒

回転給水

完全排水 3.5分

3.6分

3.5分

4.0分 2秒

排水

40秒

60秒不定

回転給水 給水脱水 休止 かくはんすすぎ1

12345678

布量ランク

(3)�おいそぎ�コース

完全排水

3.6分

4.0分

1.4分

2秒

排水

40秒

60秒2.5分

回転給水 かくはん脱水 休止すすぎ1

12345678

布量ランク

3.5分不定

給水 かくはんすすぎ2

完全排水

3.4分

3.2分

排水

回転給水12秒

かくはん脱水

1.7分

脱水

2秒

休止すすぎ1

60秒

回転給水

3.5分

かくはん 排水 脱水

残水 2.2分

3.8分

3.9分

3.8分

3.6分

回転給水40秒

2.8分

2.9分

2.8分

回転給水40秒�

脱水 かくはんかくはん 脱水

2秒 60秒 不定

休止 回転給水 給水

3.5分

かくはん

-19-

4.動作の概要

BW-D11XWV

1〜8 完全 0.8分 2秒排水

2分*かくはん脱水 休止

すすぎ1布量 ランク

残水 0.8分 2秒排水

2分*かくはん脱水 休止

すすぎ2(7)�ドライコース

＊かくはん1分、休止1分

1〜8 完全 3.7分 2秒排水

3分かくはん脱水 休止

すすぎ1布量 ランク

残水 3.5分 2秒排水

3分かくはん脱水 休止

すすぎ2(8)�槽洗浄コース

-20-

4.動作の概要

BW-D11XWV

4.1.5　洗濯・脱水槽の動作内容

　　洗　い すすぎ

洗剤溶かし給水

洗剤溶かし

洗剤投入口に給水しながら洗剤を入れ、洗濯・脱水槽を回転させて洗剤を溶かします

洗剤散布

ポンプで洗濯液を洗濯物にしみ込ませます

温風

ビート洗浄

ビート水位で洗剤液を循環させながらかくはんします

ビートすすぎ

ビート水位で洗剤液を循環させながらかくはんし、洗剤分を押し出します

設定水位まで給水

排水して脱水します

ためすすぎ

ビート水位よりも高い水位(少～高水位)に水をため、洗剤液を循環させながらかくはんし、洗剤分を押し出します

設定水位まで給水排水して脱水します

回転シャワーすすぎ(自動設定のみ)

洗濯・脱水槽をゆっくり回転しながら給水します

排水して脱水します

脱水します

注水ビートすすぎ

ビート水位で注水しながらかくはんし、洗剤分を押し出します

排水・注水しながら水を入れ替えすすぎます

最終のすすぎのみポンプを運転します

設定水位まで給水

排水して脱水します

ドライ洗濯・脱水槽が回転

［循環ポンプが動作します］(注水すすぎまたはためすすぎ)

毛布

槽回転(低速)

洗濯・脱水槽が回転(注水すすぎまたはためすすぎ)

・｢注水すすぎ｣は｢注水　ビートすすぎ｣より水　位が高くなりますが　動きは同一です。

ため洗い

槽洗浄

ビート水位よりも高い水位(少～高水位)に水をため、洗剤液を循環させながらかくはんします

清水すすぎ

洗濯・脱水槽をゆっくり回転しながら給水・排水します

かくはん(約15分)

休止

給水

11時間：約600分　3時間：約105分( )

すすぎ・脱水は｢標準｣コースと同じ

　

ドライかくはん翼を回転せずに洗濯・脱水槽を回す槽回転(循環ポンプが動作します)

槽回転(約2分) 　休止(約2分)を繰り返す(約9分間)

毛布かくはん翼を回転せずに洗濯・脱水槽を回す槽回転

槽回転のみ(約25分間)

槽回転(低速) 　休止を繰り返す

温水ミスト(｢標準｣｢ナイアガラすすぎ｣

コースのみ)

温風を吹きかけながら、かくはんします温水ミスト　60分：約60分温水ミスト 120分：約120分温め自動：約16分(｢60分｣｢120分｣設定時は、ミスト給水されます)

ナイアガラすすぎ

排水して脱水します

洗濯・脱水槽をゆっくり回転しながら給水します

脱水します

ビート水位よりも高い水位(少～高水位)に水をため、洗剤液を循環させながらかくはんし、洗剤分を押し出します

設定水位まで給水

　　　

2回

2回

-21-

4.動作の概要

BW-D11XWV

乾　燥脱　水　

洗濯物をほぐしてから終了します

排水して脱水します

・少量の洗濯物(1kg以下)の場合は、ほぐし動作を行ってもほぐれない場合があります。・洗濯物の量が多い(6kg以上)の場合、ほぐし動作を行いません。・洗濯物の片寄りが起こると、自動で片寄りを修正する動作を行うため、運転時間が長くなり、水を多めに使用します。・｢自動おそうじ｣設定時の動作は、通常の脱水動作と異なります。

毛布

送風

低速回転

温風

低速回転

かくはん

低速回転

　　　

　

高速回転

温風

槽乾燥

洗　乾温風

高速回転

かくはん

かくはん

低速回転

連続かくはん

送風

低速回転

かくはん

乾燥温風

低速回転

かくはん

連続かくはん

送風

低速回転

かくはん

低速回転

花粉送風

かくはん(ヒーターオフ)

送風

低速回転(ヒーターオフ)

消臭除菌温風

低速回転

　

　

ドライ温風

低速回転

送風

低速回転

　

自動おそうじ〈洗浄〉

設定水位まで排水します

水をためたまま、洗濯・脱水槽が回転します

排水してから脱水します

脱水したのち、洗濯物をほぐして終了します

洗濯・脱水槽を高速で回転させ､途中で回転数を下げた状態でシャワーを流します（脱水中の洗濯物にかかることはありません）

自動おそうじ〈乾燥〉脱水終了後､ふたを開け衣類を取り出します。(スタートボタン が点滅します)

30分後に自動で停止します。

高速回転

温風

ふたを閉め、　　　 を押す

-22-

4.動作の概要

BW-D11XWV

4.1.6　手動設定時の動作内容・コース設定後、洗い、すすぎ、脱水のボタンを押すと、洗い時間、すすぎ回数、すすぎ方式、脱水時間を

個別に設定することができます。(ただし、下表のコースを除く)

図18　手動設定時の動作内容

洗い

すすぎ１回目

すすぎ２回目

すすぎ３回目

脱水

行程

洗剤量センシング洗剤溶かし温水ミスト回転給水布量センシング前洗い

給水本洗い1ほぐし1本洗い2ほぐし2本洗い3ほぐし3本洗い4ほぐし4本洗い5ほぐし5本洗い6ほぐし6排水脱水休止給水かくはん排水脱水休止給水かくはん排水脱水休止給水かくはん排水脱水

動作

設定コース 洗いのみ

25分 15分 1回設定〈ため/注水〉

2回設定〈ため/注水〉

3回設定〈ため/注水〉

すすぎのみ 脱水のみ

9分〜1分12分 6分

30秒

約120/60/16分不定

2分20秒

不定2.0分3.5分0.5分3.0分1.0分2.5分1.0分2.5分1.0分2.5分1.0分2.5分

2.0分2.0分0.5分1.0分1.0分1.0分1.0分1.0分1.0分1.0分1.0分1.0分

2.0分1.5分0.5分0.5分1.0分0.5分1.0分0.5分1.0分0.5分1.0分0.5分

2.0分1.0分0.5分0.5分−−−−−−−−

3分(おいそぎコースのみ)

1.0分0分1.5−−−−−−−−−

9分

2.0分1.0分0.5分0.5分1.0分0.5分1.0分0.5分−−−−

完全排水3.7分2秒不定

3.5分

3.7分2秒不定

3.5分

3.7分2秒不定

3.5分

完全排水 完全排水

残水排水3.5分2秒不定

3.5分

残水排水3.5分2秒不定

3.5分残水排水3.5分2秒不定

3.5分不定

9分〜1分

設定コースドライ

つけおき洗濯

洗濯/洗乾

洗い すすぎ 脱水○ ○ ×× ○ ○

ナイアガラすすぎ洗濯/洗乾 ○ × ○○：変更可×：変更不可

手動設定が制限されるコース

20分

2.0分2.5分0.5分2.0分1.0分2.0分1.0分2.0分1.0分1.5分1.0分1.5分

実　施：1分未実施：0分(ただし､対象コース｢標準｣｢ナイアガラすすぎ｣のみ)

-23-

4.動作の概要

BW-D11XWV

4.1.8　運転開始後の設定変更について

予約洗い

すすぎ脱水乾燥

お湯取各コース

スタート／一時停止温水ミスト

自動おそうじお気に入り

eco水センサー

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎

ボタン イニシャル時運　　転　　中

予　約 洗　い すすぎ 脱　水×(内容確認可)

×××××××××××

×○○○×△×◎××××

×××××△×◎××××

×××××

○◎×◎××××

乾　燥×××××××◎××××

・かくはん 槽反転かくはん 槽回転(脱水)では、クラッチの切換動作が約4秒入ります。・スタートしたあとは、コースの切り換えはできません。一度、電源を切ってから行ってください。・「洗い」「すすぎ」「脱水」は洗い中のみ変更可能です。「スタート／一時停止」ボタンを押して、運転を一時

停止させてから変更してください。(コースによってはできません)・温水ミスト動作中は、一時停止しても行程の変更はできません。

◎：変更可○：一時停止して変更可△：給水中一時停止して変更可×：変更不可

4.1.7　最終脱水運転中の給水動作について最終脱水中に給水弁を開く動作は次の条件になります。自動おそうじ設定時

行程中(中回転域)に給水弁が開きます。動作時間は2分間で、給水量は約3L/分×2分＝約6L/回。対象コース

・洗濯：標準、すすぎ1回、おいそぎ、つけおき、ナイアガラすすぎ、ため洗い・洗乾：標準、すすぎ1回、おいそぎ、つけおき、ナイアガラすすぎ、ため洗い・乾燥：なし

※洗濯コースで脱水のみ、脱水1分または脱水なし設定のときは除外されます。※手動で温風脱水を設定したときは除外されます。※供給される水道水量は、水圧などの条件によって異なります。

4.1.9　すすぎ時のリターンサイクルについて

3.5分

布量ランク 時間

1〜8

＊下記コースではリターンサイクルは実施しない。洗濯コース：毛布コース/ドライコース洗乾コース：毛布コース

20秒

ほぐし1

20秒

ほぐし2

2分50秒

かくはん

-24-

4.動作の概要

BW-D11XWV

-25-

4.動作の概要

BW-D11XWV

乾燥行程 終了行程 自動おそうじ(乾燥)

かくはん

クラッチ洗濯側かん合

低速回転

かん合検知

クラッチ脱水側かん合

かくはん

クラッチ洗濯側かん合

低速回転

かん合検知

クラッチ脱水側かん合

かくはん

クラッチ洗濯側かん合

高速回転

電源リレー溶着検知

ふんわりガード

終了メロディー

排水弁・閉

ふたロック解除

排水

クリーニング

自動槽乾燥（ふた閉）

自動槽乾燥（ふた開）

スタート待ち（ふた開）

ふた開待ち

仕上げ行程 槽クリーニング

節約すすぎ

給水

バランスかくはん

かくはん

補給水

ほぐし

すすぎ

脱水

すすぎ2回目行程脱水

クラッチ洗濯側かん合

給水

給水

低速回転

給水

ほぐし動作(

洗濯コースのみ)

排水

自動おそうじ

脱水

切替弁水抜き

槽洗浄給水

脱水

かん合検知

クラッチ脱水側かん合

排水

排水 おそうじ 脱水

最終脱水

脱水行程

4.1.10　洗乾｢標準｣コース（お湯取：洗いのみ、温水ミスト：あり、自動おそうじ：あり）動作チャート

脱水

かん合検知

クラッチ脱水側かん合

排水

中分類 コース選択 洗剤量検知 洗剤溶かし

大分類 運転準備 洗い行程 節約すすぎ

小分類

電源SW(マイクロSW)スイッチ基板(表示)ふたロックSW(フタ開SW)安全SW検知ふたロックSW(モータ)水位センサー給水弁

モータ

クラッチ

メイン洗剤溶かしソフナー冷却水

電導度センサー風呂水ポンプ循環ポンプ異物トラップ検出SWメインモータ冷却ファンサーミスタ(F)送風ファンモータ

回転センサー(ホールセンサー)PTCヒータ温度センサー(H)温度センサー(M)温度センサー(L)水センサー振動センサーソフナー切替弁排水弁開閉

C01C02C03C04C06C07 C08C09C14C15C16C17C18C19C20 C21C22C23F00F01F02F03F04F05F06F08F09F10F12F13F17F19F21F23F25F28F29

給水エラー排水エラーふた開エラーアンバランスエラー乾燥異常・目詰り検知マイコン間の通信エラー ※ふたロック異常(ロックせず)ふたロック異常(ロック解除せず) ※振動センサエラー ※乾燥フィルターエラー異物トラップエラー異物トラップ目詰まり洗剤の発泡異常容量オーバーエラーメインモータ過負荷IPMフオルト出力(除脱水) ※モータブレーキ異常※過電流異常※異常振動水位センサー異常ヒータ断線異常サーミスタ異常(ヒータ)サーミスタ異常(ツギテ)サーミスタ異常(排水バルブ) ※排水モータ異常クラッチかん合異常送風ファン異常風呂水ポンプ異常電源リレー溶着クラッチモータ異常循環ポンプ異常冷却ファンロック異常IPMフオルト出力(脱水)過電圧異常 ※メインモータロック異常リアクトル未接続異常サーミスタF異常〔(P)キバン〕

スタート

コース選択

電源入

ふたロック

ふた開閉検知

洗剤量表示

洗剤量センシング

ならし

洗剤溶かし

かん合検知

クラッチ脱水側かん合

溶かし給水

バランスかくはん

ほぐし

かくはん

ほぐし

かくはん

ほぐし

かくはん

ほぐし

かくはん

ほぐし

かくはん

ほぐし

補給水(

風呂水)

かくはん

給水

負　荷　部　品

お　知　ら　せ　表　示

本洗い 中間脱水

洗濯側中立脱水側

かくはん 排水温水ミスト

布量センシング

クラッチ洗濯側かん合

給水(

風呂水)

洗剤散布

給水(

風呂水)

洗剤散布

給水(

風呂水)

洗剤散布

回転給水(プレ給水)

洗剤散布

※ 表示なし、メモリーのみ

-26-

4.動

作の

概要

BW-D

11XWV

4.1.11　乾燥運転動作の内容

コース 初期行程 定時間およびセンサ行程 終了報知 ふんわりガード洗乾標準ヒータ強運転 任意(注1)

任意(注1)

120分*1

停止残時間

10分

槽クリーニング

布多：3分布中：3分

−

仕上げ時間−

15分

・湿布センシングなし布多 ⇒40'［15'(950*2r/min)→10'(950*2r/min)］布中 ⇒40'［15'(950r/min)→10'(950r/min)］布少 ⇒30'［15'(450 or 950r/min)→10'(35r/min)］

つけおきヒータ強運転

ため洗いヒータ強運転

毛布ヒータ弱運転 任意(注1) 8分

・湿布センシングなし16'［16'(850r/min)］

仕上げ行程

送風4分延長5分

送風5分延長3分

20分

−

13分

−異常送風

−

標準コースと同一

標準コースと同一

標準コースと同一

任意(注1) 標準コースと同一

*1　工場出荷時｢ふんわりガード｣は設定されていません。*2　1,100r/minの場合あり。

すすぎ1回ナイアガラすすぎおいそぎヒータ強運転

標準コースと同一 標準コースと同一任意(注1)

(注1)　衣類の種類や量によって時間が変わります。

-27-

4.動

作の

概要

BW-D

11XWV

コース 初期行程 定時間およびセンサ行程 仕上げ行程 終了報知 ふんわりガード乾燥標準ヒータ強運転

停止残時間 仕上げ時間

15分

・湿布センシング実施布多 ⇒40'［15'(35r/min)→10'(35r/min)］布中 ⇒40'［15'(35r/min)→10'(35r/min)］布少 ⇒30'［15'(35r/min)→10'(35r/min)］

10分 6分ドライヒータ弱⇔オフ運転

送風3分延長3分

−送風10分

槽クリーニング

−

− −10'[850r/min]ヒータ弱

97分運転

槽乾燥

異常送風

120分*2

−

−

洗乾　標準コースと同一

10'[850r/min]ヒータ強

送風1分 10分−10分花粉ヒータオフ 1分 − −

送風3分 10分−32分運転消臭除菌ヒータ強弱運転 3分 − 15分

−

−

・湿布センシング実施

*2　工場出荷時｢ふんわりガード｣は設定されていません。(注1)　衣類の種類や量によって時間が変わります。

-28-

BW-D11XWV

5 . 専門家の皆様へ5 . 1　サービス用スイッチについて

・電源｢切｣の状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま、同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押します。約3秒後に「ピー」とブザー音が鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されると、下記の操作が有効になり、サービス動作が確認できます。

・2個同時押しの場合、押したときに「ピッ」とブザー音が鳴らないように、2個同時にタイミングよく押します。

LED全表示

機種表示

お知らせ表示

店頭デモ動作

No.1

2

3

4

5

項　　　目 操���作���ボ���タ���ン 動　　　作水位センサー初期設定 水位センサーを初期設定する。(5.2参照)

全表示を点灯する。また風呂水ポンプモータとソフナー用給水弁を動作させる。お気に入りボタン押下で、2秒間機種表示テストを実施する。

機種No.を表示する。

ボタンを押している間のみ一番新しい異常内容のお知らせ表示No.を表示する。(詳細はP.32〜37参照)洗剤溶かし用給水弁がオンする。

店頭デモ用表示を実行する。(5.1.2参照)

洗　い ＋ 洗　濯

すすぎ ＋ 自動おそうじ

すすぎ ＋ スタート

脱　水 ＋ 洗　濯

乾 燥 ＋ 予　約時間(3秒以上押下)

データフラッシュの呼び出し6 ＋洗　い スタート

(3秒以上押下)データフラッシュの内容を表示する。(5.4参照)

ふたロック解除7 ＋乾燥 コース 自動おそうじ(3秒以上押下)

ふたロックを解除し、ヒータ、ファン、モータが5分間オン。その後ファンのみ10分間オン。

送風モード8 ＋ 脱　水乾燥 コース(3秒以上押下)

［　］を残時間表示部に表示し、ファンのみ動作する。30分後にオートオフ。

メイン給水弁オン洗剤溶かし用給水弁オンソフナ給水弁オンソフナ給水切替弁オン冷却水用給水弁オン�ミスト切替弁オン

9 洗　い ＋ 自動おそうじ洗いボタン押下ごとに、メイン給水弁→洗剤溶かし用給水弁→ソフナ給水弁→ソフナ給水切替弁→冷却水用給水弁→ミスト切替弁が動作する。

洗剤溶かし用給水弁オン10 脱　水 ＋ 洗　濯 洗剤溶かし用給水弁が開く。

自動おそうじ給水11 すすぎ ＋ 自動おそうじ ソフナー用給水弁が開いて､自動おそうじノズルから給水を行います。(No.2と同一ボタン)

冷却水用給水弁オン12 ＋ スタート乾 燥 時間(3秒以上押下)

冷却水用給水弁のみ開く。(3秒後にメモリーコースの内容がクリアされます)

ソフナー給水切替弁開閉(ソフナー用給水弁オン)16 ＋ ＋乾燥

コース自動おそうじ乾燥

時間開：乾燥 コース閉：

(3秒以上押下)自動おそうじ給水とソフナ給水の切り替えを行う。

サーミスタM温度表示13 すすぎ(No.19の状態で動作可能)

(3秒以上押下) 乾燥運転中、サーミスタMの検知温度を表示する。(表示は押している間有効)

サーミスタL温度表示14 脱　水(No.19の状態で動作可能)

(3秒以上押下) 乾燥運転中、サーミスタLの検知温度を表示する。(表示は押している間有効)

振動センサ出力表示15 乾 燥 ＋ 洗　濯時間(3秒以上押下)

3軸振動センサ(左右､上下､前後)の値を残時間表示部に表示する。左右：｢洗い｣、上下：｢すすぎ｣、前後：表示されたままの状態

運転状態表示19 ＋洗　い(運転中3秒以上押下)

乾 燥 時間 運転状態表示に移行時、サーミスタHの検知温度を表示する。

試運転表示17＋スタート 電源入/切

(スタートを押したまま同時に3秒以上押下)

試運転を行う。(表示部に｢777｣を表示する)※タッチスイッチのため、お客様が意図せずサービス機能を

操作してしまうのを避けるために、機械スイッチの操作を行ってからとしています。

基準水位周波数表示20 洗　乾(No.19の状態で動作可能) 基準水位周波数を表示する。(表示は押している間有効)

計測水位周波数表示21 乾　燥(No.19の状態で動作可能) 計測水位周波数を表示する。(表示は押している間有効)

洗乾コース行程スキップ18 洗乾コースの洗い行程、すすぎ行程をスキップし、最終脱水

行程の最初に移行する。（｢毛布｣以外）脱　水洗剤投入待ち中

＋ 洗　乾(3秒以上連続押し)

-29-

5.専門家の皆様へ

BW-D11XWV

A ビートウォッシュデモ：「洗い」ボタンを押すと設定されます。(表示：「dA」)スタート→ビート洗浄(1分かくはん→4分休止、循環ポンプON)→30分後自動停止(スタートで継続可能)一時停止、再スタートで水流を切り替え可能

B 循環ポンプテスト：「洗濯」ボタンを押すと設定されます。(表示：「dC」)スタート→循環ポンプ連続運転（正転2600rpm一定）

C 乾燥デモ：「乾燥(コース)」ボタンを押すと設定されます。(表示：「dd」)スタート→温風回転30秒とフラッピングを交互に1時間繰り返す(スタートで継続可能)

D 水流運転：「乾燥(時間)」ボタンを押すと設定されます。(表示：「dH」)スタート→水流運転(1分かくはん→4分休止、循環ポンプOFF)→30分後自動停止一時停止、再スタートで水流を切り替え可能

E eco水センサーデモ：｢水位｣ボタンを押すと設定されます。(表示：「dF」)スタート→　��残時間表示部にeco水センサー相対値

洗い→水硬度算出・メモリ(押下時は表示なし)すすぎ→すすぎ回数表示

次の操作で、店頭デモ運転ができます。

＜操作手順＞(1)　電源｢切｣の状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま、同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押す

約3秒後に｢ピー｣とブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されると、下記の操作が有効になります。(2)　「乾燥(時間)」ボタンと「予約」ボタンを同時に連続3秒押す

デモモードに入ります。(表示：「d0」)電源OFFでデモモードは解除されます。

5.1.2　店頭デモ

5.1.1　機種表示

123

BW-D11XWV

機　種7セグ：｢b@6｣7セグ：｢＊0 0｣｢あと約｣点灯｢予約ボタン｣点灯

表示 表示の意味メインソフトVer.(@：｢0｣〜｢F｣)表示ソフトVer.(＊/＃：｢0｣〜｢F｣)電源周波数：50Hz電源周波数：60Hz

・No.3の操作を行った場合、機種とソフトVerを残時間表示部に表示します。

b：洗濯容量11kg

1秒毎の交互表示となります。

-30-

5.専門家の皆様へ

BW-D11XWV

5 . 2　水位センサーの初期設定についてコントロールキバンまたは水位センサー交換時は、交換後に下記の初期設定操作が必要になります。

この操作は水位センサーを正しく作動させるために必要であり、初期設定を行わないと「給水が止まらない」、「水位が高い（低い）」、「脱水できない」などの現象が起こるおそれがありますので実施してください。

＜操作手順＞(1)　洗濯・脱水槽内に水が残っていないことを確認する

残っている場合は脱水を行い、水を抜いてください。(2)　電源｢切｣状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押す

ブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されたことを確認してください。(3)　｢洗い｣と｢洗濯｣ボタンを同時に押す

電源が切れることを確認してください。

以上で初期設定は終了です。初期設定終了後は、洗濯｢毛布｣コースを運転し、給水が止まらないなどの異常がないことを確認してください。

-31-

5.専門家の皆様へ

BW-D11XWV

5 . 3　水流強め/弱めセンシング設定洗濯物の質により水流が自動設定されますが、その水流が強いまたは弱いと感じたときは、下記の操作によ

り布質センシングの結果に対して水流を強めおよび弱めにシフトすることができます。この操作は一度設定するとメモリーされますので、電源を切っても消えません。

＜操作手順＞(1)　電源｢切｣状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押す

ブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されたことを確認してください。(2)　｢洗い｣と｢スタート/一時停止｣の2つのボタンを同時に3秒間、ブザーが鳴るまで押し続ける

この状態では今までの洗濯回数を液晶表示します。(3)　｢予約｣ボタンを押す

この状態では今までのお知らせ表示発生回数を液晶表示します。(4)　強めに設定するときは｢温水ミスト｣ボタン、弱めに設定するときは｢スタート/一時停止｣ボタンを押す

液晶に下表が表示され、すぐにオートオフします。(5)　(1)〜(4)の繰り返し操作により順次水流を強めおよび弱めに設定できる

シフト回数 液晶表示 水流ランク(CW)

0(初期)1234567

−01020304050600

1〜81〜71〜61〜51〜41〜31〜21〜8

＊7回繰り返すと初期設定に戻ります。※設定変更時には水飛散しないことを充分に確認してください。

強め設定の場合

シフト回数 液晶表示 水流ランク(CW)

0(初期)1234567

−-1-2-3-4-5-600

1〜82〜83〜84〜85〜86〜87〜81〜8

弱め設定の場合

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5.専門家の皆様へ

BW-D11XWV

［1］データフラッシュ●データフラッシュとは電気的にデータの書き込み・消去が可能なメモリで、この洗濯機の場合、以下の情報

データを記憶し、コンセントから電源プラグを抜いても情報は消えません。

●洗濯回数、お知らせ表示発生数は、最大9,999回まで記憶します。お知らせ表示発生コースとそのときのお知らせ表示コードは同時に記憶され、もっとも新しい発生お知らせ表示(最後のお知らせ表示)から数えて最大32個分記憶します。

●また、上記�　のコースデータを工場出荷時に戻す｢メモリ内容初期化｣や、データフラッシュ全体を初期化する機能も備えています。

電源｢切｣状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押すブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されたことを確認してください。

メモリコース内容初期化：「乾燥」時間と「スタート」を同時に3秒間押し続ける。データフラッシュ初期化：「乾燥」時間と「自動おそうじ」を同時に3秒間押し続ける。

動作概要および具体的な操作方法について説明しますので、アフターサービスにご利用ください。

123456

789101112131415

6

5 . 4　メモリー機能について

洗濯回数：行程終了時に洗濯回数をカウントする。お知らせ表示発生数：お知らせ表示発生数をカウントするお知らせ表示発生コース：お知らせ表示発生時の設定コースお知らせ表示コード：発生お知らせ表示コードお知らせ表示発生行程｢お気に入り｣設定データ：水位、洗い、すすぎ、脱水、乾燥、脱水/乾き具合、お湯取り、自動おそうじ

(洗浄・乾燥)、温水ミスト、予約時間、運転コース給水所要時間：給水に所要した時間水流シフトデータ：水流強めセンシングの設定データ風呂水設定終了予告音取消メロディー(ブザー)音の切り替え乾燥回数：乾燥行程終了時に乾燥回数をカウントする目詰まり回数：目詰まり回数をカウントする洗乾回数：洗乾行程終了時に洗乾回数をカウントするメモリ可能コース：洗濯コース(標準、すすぎ1回、おいそぎ、つけおき、ナイアガラすすぎ、ため洗い)お湯取メモリ設定お湯取運転回数清水すすぎ設定ほぐし設定温風脱水設定脱水／乾き具合設定ふんわりガード設定ほこりクリーニング設定eco水センサーシステムの設定自動おそうじ設定自動おそうじ回数槽洗浄回数試運転実施設定

16171819202122232425262728

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5.専門家の皆様へ

BW-D11XWV

［2］キー入力による動作の概要データフラッシュ機能は、表1に示す操作キー入力により動作します。この操作キーは、機能動作の状態を図1のように変化させます。

電源｢切｣状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押すブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されたことを確認してください。

表1　操作キー

図1　機能動作の変化

記号ABC

受け付けボタン「洗い」と「スタート」を同時に3秒間押し続ける「洗濯」「予約」

受け付け音長音(ピィー)短音(ピッ)短音(ピッ)

機　能洗濯回数を表示する回数表示、お知らせ表示切り替え表示送り

D 「乾燥」コース 短音(ピッ) ＜乾燥表示＞切り替え

イニシャル状態

お湯取回数 洗濯回数

お知らせ表示発生数

試運転実行表示

＜最後のお知らせ表示＞お知らせ表示発生コースお知らせ表示コードお知らせ表示発生行程

＜1回前のお知らせ表示＞お知らせ表示発生コースお知らせ表示コードお知らせ表示発生行程

＜32個前のお知らせ表示＞お知らせ表示発生コースお知らせ表示コードお知らせ表示発生行程

＜回数表示＞ ＜お知らせ表示＞

乾燥回数

目詰まり回数

＜乾燥表示＞

Aキー

Fキー

Fキー

Bキー

Bキー(洗濯)

Cキー

Cキー(予約) Cキー

Cキー(予約)

Cキー(予約)

電源オン

Cキー Cキー

DキーDキー

Bキー

E 「洗乾」 短音(ピッ) 洗乾回数を表示するF 「自動おそうじ」 短音(ピッ) 自動おそうじ(洗浄)回数を表示するT 「水位」 短音(ピッ) 試運転の実行有無を表示する

洗乾回数

Eキー(洗乾)

Eキー

〈乾燥〉コース

振動センサ動作回数

Eキー

Eキー（乾燥）

自動おそうじ回数（洗浄）

CキーCキー

Tキー Tキー

槽洗浄回数Fキー

Fキー

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5.専門家の皆様へ

BW-D11XWV

［3］操作方法次のようにすれば、洗濯回数、乾燥回数、目詰まり発生数、お知らせ表示発生数、お知らせ表示発生コース、お知らせ表示コードなどを残時間表示部に表示することができます。電源｢切｣状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押すブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されたことを確認してください。

(1)洗濯回数、乾燥回数の呼び出しかた洗濯回数の呼び出しかた

・「洗い」と「スタート」同時3秒押し

消灯1秒間

消灯1秒間

2秒間点灯 2秒間点灯

｢.｣は洗濯回数を表します

184回(10進数です)

(2)お知らせ表示、目詰まりの呼び出しかたお知らせ表示発生数の呼び出しかた

・上記(1)-　�の操作後、「予約」ボタンを押す。洗濯回数と同じ形式で表示します。

消灯1秒間

消灯1秒間

13回(10進数です)

1

1

乾燥回数の呼び出しかた・上記　�の操作後、「乾燥(コース)」ボタンを押す。

洗濯回数と同じ形式で表示します。(「乾燥」ボタンLED点灯)

21

1

洗乾回数の呼び出しかた・上記　�の操作後、「洗乾」ボタンを押す。

洗濯回数と同じ形式で表示します。(「洗乾」ボタンLED点灯)

31

例.

例.

-35-

5.専門家の皆様へ

BW-D11XWV

お知らせ表示発生コース、お知らせ表示コード、お知らせ表示発生行程コードの呼び出しかた・上記(1)-　�または(2)-　�の操作後、「洗濯」ボタンを押すと表示します。・「予約」ボタンを押すと、ひとつ前のお知らせ表示を表示します。※0F、FF表示の場合はお知らせ表示来歴なしを表します。例.

消灯1秒間

最後のお知らせ表示を表す

最新のお知らせ表示が｢洗濯標準｣コースの｢排水異常のお知らせ表示｣で｢発生行程が洗い時｣であることを示しています。

「予約」ボタン押す

消灯1秒間

消灯1秒間

お知らせ表示発生コース お知らせ表示コード お知らせ表示発生行程コード

211

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BW-D11XWV

表2　お知らせ表示発生コース

コースコード コース名010305060708090B0C

おいそぎ標　準

すすぎ1回槽洗浄毛布

ため洗いドライ

つけおきナイアガラすすぎ

コースコード コース名10111213161819

標　準おいそぎ

ナイアガラすすぎ毛　布

ため洗いすすぎ1回つけおき

コースコード コース名20262A2b2C

標　準ドライ槽乾燥花粉

消臭除菌

洗濯コース 洗乾コース 乾燥コース

※お知らせ表示オートオフ時間　・C表示：約12時間でオートオフ　・F表示：約1時間でオートオフ※C15、C16などはメモリしない

表3　お知らせ表示コード表　　示 異常内容

C01 給水異常C02 排水異常

C04 アンバランス異常(安全SW作動)C06−

乾燥時間オーバー異常マイコン間の通信異常

C08 ふたロックせずC08 ふたロック解除せず

｢乾燥フィルター｣点滅 乾燥フィルタ目詰まり

− 振動センサ異常C15

｢乾燥フィルター｣点滅 乾燥フィルタ異常(未装着)

C16｢異物トラップ｣点灯 異物トラップ異常(未装着)

C17｢異物トラップ｣点灯 洗濯または洗乾を30回運転

C18 洗剤の発泡異常(脱水時)

C20 モータブレーキ異常C20 モータ過電流異常

C03 ふた開異常

メモリ表示

C06C07C08C09C14

C19 容量オーバー異常C20 パルセータロック異常C20C20 IPM異常(フォルト信号、脱水以外)C21C20 電源電圧不足異常C21

C22C23

− 表示マイコン間通信異常C97

表　　示 異常内容

F01 水位センサ異常F00 異常振動発生

F02 ヒータ断線異常

F04 サーミスタM異常(ツギテ)−F06

サーミスタL異常(排水バルブ)排水モータ異常

− ヒータリレー異常

F09 送風ファンモータ異常

F12 電源リレー溶着異常F10 風呂水ポンプ異常

F19 冷却ファンロック異常F17 循環ポンプ異常

F25 メインモータロック異常F29 IPM温度上昇異常(サーミスタF)

F03 サーミスタH異常(ヒータ)

メモリ表示

F05

F07F08 クラッチかん合異常

F13 クラッチモータ異常

F21 IPM異常(フォルト信号、脱水時)

− 初期化漏れA01

− 過電圧異常(メインモータ)F23

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BW-D11XWV

5.5　乾燥運転停止(オートオフ)ついて・洗乾コースで新品浴用タオルを使用した場合、排水部にほこりが詰まることにより、温度保護回路が作動し、

運転が自動停止する場合があります。(BW-D10SV同等)・乾燥フィルターが目詰まりをしたまま乾燥運転を継続すると、運転が自動停止する場合があります。

5.6　「C17」(異物トラップ目詰まり)表示について・洗濯または洗乾コースを30回運転すると、運転終了時に表示されます。・糸くずフィルターを外し、お手入れしたあとに元通り取り付けてください。

電源が入っている状態で糸くずフィルターを開閉すると、お知らせ表示が解除されます。・表示中に電源｢入/切｣または｢一時停止｣ボタンを押すと、お知らせ表示が解除されます。

5.7　運転内容切り替え方法について(ボタン3秒押し)・下記動作の切り替え方法については、取扱説明書にも記載されています。

項　目 運転内容切り替え運転スタート音・終了音終了予告音お湯取設定の記憶機能清水すすぎほぐし脱水温風脱水ふんわりガードほこりクリーニング

メロディ(ブザー)音あり／なし

する／しないあり／なしあり／なしあり／なしあり／なしあり／なし

工場出荷時メロディ音あり記憶しない設定なし設定あり設定なし設定なし(ふんわりガードはしません)設定なし(ほこりクリーニングはしません)

お知らせ表示来歴・上記　��の状態で、さらに「予約」ボタンを押すと、現お知らせ表示の1つ前に発生したお知らせ表示内容を

次々に表示します。(最大32個まで)表示切り換え

・「洗濯」ボタンを押すと、上記(1)「洗濯回数の表示」に戻ります。目詰まり発生数の呼び出しかた

・上記(1)-　�の操作後、「予約」ボタンを押します。お知らせ表示発生数と同じ形式で表示します。(乾燥行程LED点灯)

(3)お知らせ表示発生数およびお知らせ表示来歴の初期化について・上記(1)-　�の操作後、「すすぎ」ボタンを押します。

お知らせ表示発生数、お知らせ表示来歴のみを初期化することができます。(4)イニシャル状態への戻しかた

・電源を切る。(5)データフラッシュの初期化

「お気に入り」ボタンを3秒以上押すことで、「お気に入り」コースのメモリ内容を初期化し、メモリ内容を工場出荷時の状態に戻すことができます。(取扱説明書P.46にも記載されています)

「乾燥(時間)」と「自動おそうじ」ボタンを同時3秒押しすることで、データフラッシュメモリー全体を初期化し、お知らせ表示内容やメモリしている内容すべてを工場出荷時の状態に戻せます。

4

3

5

1

2

2

1

2

表4　お知らせ表示発生行程コード

000102030405060708090A0b0C0d0E0F

イニシャルセンシング−洗い−すすぎ1すすぎ2すすぎ3−−リターンサイクル脱水−ほぐし清水すすぎ終了

101112131415

イニシャル初期設定センサ行程定時間仕上げ終了

洗濯行程 乾燥行程

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BW-D11XWV

5.8　水の硬度チェック方法水の硬度を硬水・中軟水・軟水の3段階で表示します。(1)電源｢切｣状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押す

ブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されたことを確認してください。(※水栓が開いていることを確認してください)

(2)「乾燥(時間)」と「予約」ボタンを3秒間、押し続ける(3)「すすぎ」ボタンを押す(4)「スタート」ボタンを押す

7セグの左側の数字が・「3」：硬水（101ppm〜）・「2」：中軟水（31〜100ppm）・「1」：軟水（〜30ppm）※水温などの条件により、前後する場合があります。

5.10　清水すすぎ有無切り替え設定(工場出荷時は｢清水すすぎなし｣)「お湯取」ボタンを3秒押しすることで、清水すすぎをするかしないかを切り替えることができます。(1)電源「入/切」ボタンを押し、電源を入れる(2)「洗濯」コースで洗い、すすぎ、脱水なし(表示を消灯)にする(3)「お湯取」ボタンを3秒間、ブザー音が鳴るまで押し続ける

5.9　お湯取メモリ有無切り替え設定(工場出荷時は｢記憶しない｣)��　「お湯取」ボタンを3秒押しすることで、お湯取設定の内容を記憶するかしないかを切り替えることができます。(1)電源「入/切」ボタンを押し、電源を入れる(2)「お湯取」ボタンを3秒間、ブザー音が鳴るまで押し続ける

(最初に「お湯取」ボタン受付のブザー音が鳴りますが、そのまま押し続けてください)

切り替え設定後、お湯取を設定してスタートし、電源を「入/切」して、お湯取設定を確認してください。※次回電源を入れたときも、お湯取設定になっています。

｢ピッ｣音でお知らせします設定を記憶する※

｢ピー｣音でお知らせします

設定を記憶しない(工場出荷時)

設定なし(工場出荷時)(清水すすぎは行いません)

設定あり

｢ピー｣音でお知らせします

｢ピッ｣音でお知らせします

5.11　温め自動有無切り替え設定(工場出荷時は｢設定なし｣)「温水ミスト」ボタンを3秒押しすることで、温め自動の設定を切り替えることができます。(1)電源「入/切」ボタンを押し、電源を入れる(2)「洗濯」または「洗乾」を選ぶ(3)「温水ミスト」ボタンを3秒間、ブザー音が鳴るまで押し続ける

｢温め自動｣設定あり

｢ピッ｣音でお知らせします

(点灯)

｢温め自動｣設定なし(工場出荷時)

｢ピー｣音でお知らせします

(消灯)

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BW-D11XWV

5.11　試運転モード設定・電源｢切｣状態で、｢スタート｣ボタンを押したまま電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押すことで、試運転モードに

移行します。(動作中は、残時間表示部に「777」表示)(1)　動作詳細

(2)　動作状態表示

一時停止中は｢一時停止中｣点滅

行程洗剤量センシングa) センシング水流出力(25秒)b)センシング結果表示(5秒)給水a) メイン弁ON�(5秒/弁)b)溶洗剤弁ON�(5秒/弁)c) 水冷除湿弁ON�(5秒/弁) ミスト切替弁OFFd)シャワー弁ON�(5秒/弁) ミスト切替弁ONe) ソフナ弁ON�(10秒/弁) ソフナ切替弁OFFf) ソフナ弁ON ソフナ切替弁ONg)メイン弁ON�(Rt水位まで給水し、さらに60秒間給水)給水異常：給水開始�a)から2分経過してもRt水位に未到達。

給水異常の再スタート時は、a)から開始する。洗い水流A2(かくはん) 左右2回、循環ポンプ(2600r/min)排水Rt水位まで脱水ドライコース脱水A(〜330r/min)乾燥送風ファン(〜4750r/min)水流R10(槽回転：140r/min)

90秒

30秒

30秒

排水・脱水120秒

なし

あり

あり

あり(ふたロックあり)

動作時間 ふた検知

↓

↓

↓

↓

↓

1

2

3

4

5

6

(3)　試運転実施「有／無」の確認電源｢切｣状態で｢お気に入り｣ボタンを押したまま同時に電源｢入/切｣ボタンを3秒以上押すブザーが鳴り、残時間表示部に｢888｣が表示されたことを確認してください。｢洗い｣と｢スタート／一時停止｣を同時に押す｢水位｣を押す・表示｢01｣：有・表示｢00｣：無

1

23

動作状態｢スタート｣ボタン押下待ち洗剤量センシング給水

洗い排水脱水乾燥

表示スタートLED｢あと約｣｢洗剤｣｢杯｣水位　ビート水位　少水位　低水位　中水位　高水位　高､中､低､少､ビート水位　高､中､低､少､ビート洗い　88脱水　8脱水　8乾燥　88

残時間表示部｢777｣｢---｣｢0.3｣

｢777｣

(点灯)(点灯)(点灯)(点灯)(点灯)(点灯)(点灯)(点灯)(点滅)(点灯)(点灯)(点滅)(点灯)

30秒 なし

水流出力結果表示a) メイン弁ONb)溶洗剤弁ONc) 水冷除湿弁ONd)ミスト切替弁�ONe) ソフナ弁�ONf) ソフナ切替弁�ONg)メイン弁ON

-40-

BW-D11XWV

6 . 故障診断とその処置について

※注意●コントローラクミやモータを交換する際、電源を入れて通電したあとは、電源プラグを抜き10分間以上待っ

てください。その間に、基板のコンデンサにたまった電荷が放電されます。●本体内通電時(電源｢入｣時)、DC140〜280Vになっている部分があり、感電すると大変危険です。

コントローラクミ上では、ヒューズやチョークコイル、電解コンデンサ上面金属部など、充電部が露出しています。点検時は、これらの部分に触り感電することがないよう、十分に注意してください。

●通電状態でコネクタの抜き差しを行うと、サージ電圧が発生し、コントローラクミが破壊してしまう場合があります。コネクタの抜き差しの際は、電源プラグを抜き10分間以上待ってください。

●感電のおそれあり作業をする場合、電源プラグを抜き、電源プラグを抜いてから10分間待つ。作業が終了したら、リード線をかみ込まないように注意し、キバンカバーを取り付けたあと、組み立てる。

警　告

放電の手順

1.�電源プラグを抜く。2.�電源プラグを抜いた後、10分間以上放置する。

電源を入れて通電した後は、コントローラクミの電解コンデンサ(820μF×4個)の両端には直流約DC140〜280Vが充電されています。基板の交換や点検を行う前に放電してください。

12

コントローラクミの0V(GND)、5VDCラインには、コンセントから見てAC100Vの電圧がかかっています。また、コントローラクミのモータ駆動電圧ラインはDC140〜280Vの高圧がかかりますのでご注意ください。

基板

オシロスコープ

キャビネットに手や金属部を絶対に接触させないでください。 危険

アースは設置しないで

!!

オシロスコープなどを用いてチェックするときは、オシロスコープをアースしないでください。また、オシロスコープには、上図のような電圧がかかりますのでご注意ください。

A点−�B点間の電圧：DC140〜240V

-41-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

【本章の構成】6.1 電源が入らない、LEDが点灯しないとき　………左記症状の場合6.2 お知らせ表示コード6.2.1 お知らせ表示コード対故障箇所早見表　………… あらかじめ、お知らせ表示コードが分かっている場合6.2.2 お知らせ表示コード別故障診断手順　…………… あらかじめ、お知らせ表示コードが分かっている場合6.3 現象別故障診断　…………………………………… お知らせ表示コードは分からないが、現象(症状)が分

かっている場合(5.4に従い、お知らせ表示コードの履歴を調査し、故障解析の参考としてください)

※故障原因を切り分けしやすくするために、各種現象別にお知らせ表示コードを設定しています。この結果、従来製品に対し、お知らせ表示コード数が増えています。

※各種の故障診断手順に、ハーネス(コネクタ)接続の確認を入れていますが、ハーネスの接続不良の確率は、補修作業前と後で異なります。補修後に異常が出た場合、まずはその異常に関係するハーネス接続をご確認ください。

※上記のような故障モードなどで、ふたロックが解除できない場合は、下記の手順により手動で強制的にロックを解除することができます。

故障診断の手順

解除フタを外す（分解要領参照）

トップカバーから出ているヒモを横に引きながらふたを開ける(ヒモはふたロックSWにつながっています)

トップカバー

ヒモ

FU4：12Aヒューズ

FU3：12Aヒューズ

FU2：3.15AヒューズFU1：20Aヒューズ

【補足】故障診断において、電圧、導通チェックのために、テスタを当てる各ヒューズの搭載場所は下記の通りです。

-42-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

電源ボタンを押す

チェック方法とチェックポイント

＊結線図、回路ブロック図、ハーネス配置図を参照してください。

推定原因・処置

ブザー音が鳴りますか？ NG(鳴らない)

LEDが点灯せず、ブザー音が鳴った直後、

電源が切れる。

NG(左記症状)

NG(左記症状)

NG(電源が切れる)

NG(点灯せず)

OK(点灯する)

6.1 電源が入らない、LEDが点灯しないとき

スイッチング電源の起動回路が充電され、スイッチング電源が立ち上がる。→メインマイコンが起動します。

コントローラクミ

電源リレー1、2がオンする。ヒョウジキバン、コントローラクミと、通信が始まります。

電源は正常に立ち上がっています。お知らせ表示コード、もしくは現象(症状)別に故障解析を進めてください。

コントローラクミ

コントローラクミ

LEDが点灯しますか？

ヒョウジキバン

コントローラクミの故障→コントローラクミを交換1

コントローラクミ〜ヒョウジキバン間のハーネスの断線

→各コネクタの接続を確認ヒョウジキバンの故障

→ヒョウジキバンを交換コントローラクミの故障(通信回路)

→コントローラクミを交換

コントローラクミの故障→コントローラクミを交換

ヒョウジキバンの故障→ヒョウジキバンの交換

1

2

サーマルプロテクタが作動または断線、またはコネクタCN2の抜け

→コネクタの接続を修正してください。ヒータの過温度保護作動

→20分間待って、再度電源を入れてください。サーミスタ(H)の短絡

→コントローラクミ上のCN11を外してください。コントローラクミの故障(電源リレー2の故障)

→コントローラクミを交換

1

2

3

4

OK(鳴る)

OK(非該当)

OK(非該当)

OK(電源が切れない)

LEDは点灯するが、キーを受け付けない

電源ボタンを離すと電源が切れる。

1

2

3

電源が供給されていない→電源プラグを抜いて、コンセン

トの電圧を測定してください。AC90V以上なら正常です。コードブクミ、フェライトコアハーネスのコネクタ外れなど

→各コネクタの接続を確認コントローラクミの故障、電源ボタンの故障、断線

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2

3

1

-43-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

チェック方法とチェックポイント

以下のチェックは、電源プラグをコンセントより抜いて、実施ください。

推定原因・処置

電源ボタンを押した状態で、右図のようにコネクタ端子

(金属部)間をテスタで測る。

NG(導通なし)

・電源が入らず、LEDも点灯しない。・電源電圧はAC90V以上である。・コードブクミ、フェライトコアハーネスのコネクタも接続されている場合

20AヒューズFU1が溶断している場合、負荷もしくは回路部品が短絡破壊しています。以下の手順で短絡部を発見し、コントローラクミとともに交換してください。

SW側のコネクタを上から見る

電源ボタンの故障です。→Tハーネス1を交換1

コントローラクミ上のヒューズ抵抗が溶断しています。

→コントローラクミを交換

1

メインマイコン、スイッチング電源などの故障が考えられます。

→コントローラクミを交換

1

リレー、半導体で駆動される部品が短絡破壊しています。

→結線図に従い、各負荷の抵抗値をテスタで測定してください。極端に抵抗値が小さいものは、交換してください。

＊ただし、このケースはあまり多くはないと考えられます。(ほとんどは、導通なし)

1

OK(導通あり)

PJ3と3.15AヒューズFU2間をテスタで測る。

NG(導通なし)

OK(導通あり)

20AヒューズFU1の両端をテスタで測る。

OK(導通あり)

NG(導通なし)

PJ5と3.15AヒューズFU2間をテスタで測る。

NG(導通あり)

OK(導通なし)

外枠右側の上方のビニール袋に入った結束部より､電源ボタンの(Tハーネス1)コネクタを外す。

コントローラクミを調査します。分解要領に従い、基板を引き出し、キバンカバーを外してください。

Ω青

黒

スイッチング電源など、コントローラクミ上の回路部品の故障

→コントローラクミを交換

1

-44-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

＊コントローラクミの回路部品が短絡破壊している場合、メインモータ、パルセータがロックしている可能性があります。コントローラクミを交換したあと、電源を入れた状態で、(スタートボタンを押す前に)パルセータを手で回し、ロックの有無を確認ください。ロックしている場合は、分解要領に従いパルセータを取り外し、異物がある場合は異物を取り除いてください。異物が無い(軸がロックしている)場合は、クドウブクミを交換してください。

-45-

6.故

障診

断と

その

処置

につ

いて

BW-D

11XWV

6.2

.1　

お知

らせ

表示

コー

ド対

故障

箇所

早見

表

お知らせ表示ーコード

・水位センサ・ヒータ・サーミスタ(H)・サーミスタ(M)・サーミスタ(L)・風呂水ポンプ・メインモータ(クドウブクミ)－スライドバン、クラッチ

・コントローラクミ

・排水弁・クラッチモータ・送風ファン・冷却ファン

・循環ポンプ

発振しない・初期化漏れ断線断線・ショート断線・ショート断線・ショートポンプモータロックスライドバン切替え不良ロックモータ断線モータショートその他負荷信号出力せずリレー溶着異常ヒータリレー異常その他部品異常断線・ショート、機械的ロック断線・ショート、機械的ロック断線・ショート、機械的ロック断線・ショート、機械的ロックインバータ部品(IPM)の故障、ほか機械的ロック

◯◯◯◯

◯

◯

◯◯

◯ ◯ ◯

故障部位 故障モード

◯

◯

◯

◯

◯

◯

◯

◯

◯◯

◯ ◯

◯

◯

◯ ◯

◯

◯

◯

◯

◯

◯

◯◯

・コントローラクミ

F01F00 F02 F03 F04 F05 F06 F08 F09 F10 F12 F13 F17 F19 F21 F23 F25 F29 A01

・内部部品 異常振動 ◯

・排水弁、ホース・メイン給水弁・ふたロックスイッチ・ふた・ふた開閉検知スイッチ・安全スイッチ・冷却水弁・風呂水ホース

・メインモータ(クドウブクミ)・乾燥フィルタ・フィルタスイッチ・異物トラップ・異物トラップスイッチ・循環水経路・振動センサ

負荷信号出力せず、断線排水阻害断線ふたロックせず、ロック解除せず歪み、ズレ断線アンバランス検知断線亀裂、穴あき、フィルタ詰まり負荷信号出力せず、断線

歪み、リブ破損断線歪み、リブ破損断線目詰まり断線、ショート、故障

C01 C09C07 C14◯ ◯

◯ ◯◯ ◯

◯

◯

◯◯

◯

◯

◯ ◯ ◯

◯ ◯◯ ◯

◯ ◯

◯ ◯ ◯ ◯◯

◯ ◯

◯◯◯◯◯

◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯ ◯

C06 C15故障部位 故障モード C03 C04 C08C02 C16 C17 C18 C19 C20 C21 C22 C23 C97

◯

◯

◯

・コントローラクミ

・コントローラクミ

※断線の場合、電気部品だけでなく、ハーネスの断線、コネクタ外れの可能性もあります。※修理を行った場合、まずはハーネスの断線、コネクタ外れを確認ください。※｢C07｣、｢C09｣、｢C14｣、｢C21｣、｢C22｣、｢C23｣、｢C97｣、｢F05｣、｢F23｣のお知らせ表示コードは、通常表示しません。

(メモリ表示のみです)

6.2

　お

知ら

せ表

示コ

ード

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6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C01｣表示発生時の故障診断手順

表示C01

お知らせ内容給水異常

動作本表示し、停止する。

内容給水できない。(45分で満水にならず、また10分後規定水位にならず)

点検するところ

以下項目を確認してください。・水栓は開いているか・断水していないか・給水口のフィルターにごみが

たまっていないか・水道や給水ホースが凍結して

いないか

処　置

水栓を開いてください。たまったごみを取り除いてください。

はい

いいえ

給水弁に異常はないか給水弁のコネクタ(CN8)が抜けていないか断線していないか

給水弁を交換してください。コネクタ(CN8)接続を修正してください。

はい

いいえ

基準水位周波数と計測水位周波数(サービス用スイッチNo.20､21(P.28))が同じ値を示していないか�

水位センサーの初期化を行ってください。はい

いいえ

給水されるが、計測水位周波数が変化しない・変化に時間がかかる

・水位センサーのチューブ外れ・水位センサーのチューブ内に水が浸入・水位センサーのチューブ折れ�を確認してください。

はい

コントローラクミを交換してください。

NG

6 .2.2　お知らせ表示コード別故障診断手順

-47-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C03｣表示発生時の故障診断手順

表示

C03

お知らせ内容

ふたが開いている

動作

本表示し、停止する。

内容

ふたが開いている。ふたロックスイッチ故障。

点検するところ

ふたが正しく閉まっているかふたとトップカバーの間に物が挟まっていないか

処　置

ふたを正しく閉めてください。はい

いいえふたロックスイッチが故障していないか ふたロックスイッチを交換してください。はい

コントローラクミを交換してください。

いいえ

いいえ

ふたロックのコネクタ(CN5)が抜けていないか断線していないか

コネクタ(CN5)接続を修正してください。はい

｢C02｣表示発生時の故障診断手順

表示C02

お知らせ内容排水および配管異常

動作運転中に本表示し、停止する。

内容排水弁動作不良。配管内詰まり発生による排水不良。(10分以上排水されない)

点検するところ

排水弁のコネクタが抜けていないか排水弁の配線が断線していないか排水弁のシール部に異物がないか排水弁の動作に異常がある

処　置

コネクタ接続を修正してください。シール部の異物を除去してください。排水弁を交換してください。

はい

いいえ

排水ホース内に詰まりがないか排水口(排水トラップ含む)に詰まりがないか排水ホースがつぶれていないか

ホース内を掃除してください。排水口(排水トラップ)を掃除してください。排水ホースのつぶれを直してください。

はい

いいえ排水弁のコネクタ(CN4)が抜けていないか断線していないか

コネクタ(CN4)接続を修正してください。はい

いいえ

基準水位周波数と計測水位周波数(サービス用スイッチNo.20､21(P.28))が同じ値を示していないか

水位センサーの初期化を行ってください。はい

いいえ

排水はされているが、計測水位周波数が変化しない

・水位センサーのチューブ外れ・水位センサーのチューブ内に水が浸入・水位センサーのチューブ折れ�を確認してください。

はい

-48-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C04｣表示発生時の故障診断手順

表示

C04

お知らせ内容

脱水異常(アンバランス検知)

動作

運転中に本表示し、停止する。

内容

洗濯物の片寄りによるアンバランス検知。

点検するところ

以下項目を確認してください。・洗濯物が片寄っていないか・洗濯物の量が多くないか・厚手の洗濯物を1枚で洗ってい

ないか

処　置

洗濯物の片寄り修正、または洗濯物の量を減らしてください。(取扱説明書､使いかた動画参照)

はい

いいえ

アンバランススイッチのアンバランス検知レバーの変形チェック アンバランススイッチを交換してください。NG

据付状態を確認してください。・水準器の気泡チェック

(中央に位置しているか)・脚部のがたつきチェック

正しく据え付けしてください。NG

据付不具合なし

振動センサの故障(断線、固定、ゆるみなど) 振動センサを交換してください。NG

変形なし

アンバランススイッチのレバーを何度か操作して端子間の導通チェック アンバランススイッチを交換してください。NG(導通なし)

OK(導通あり)

-49-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C06｣表示発生時の故障診断手順

表示

C06

お知らせ内容

自動運転(最大4〜6時間)で乾燥できない

動作

乾燥行程終了後、12時間本表示をする。電源を入れると本表示をする。

内容

乾燥フィルターをお手入れしても「C06」表示、「乾燥フィルター」点滅が消えない。(乾燥開始後、約9分以内にサーミスタHが94℃以上、乾燥運転中にサーミスタHが115℃以上)

点検するところ

1��洗濯物は脱水しましたか。2��洗濯物はからんでいませんか。3��水栓は開いていますか。

(乾燥中も冷却用の水を使用します)

4��水道、給水ホースが凍っていませんか。

5��断水していませんか。6��給水口の網にごみがたまって

いませんか。7��排水ホースは正常ですか。8��給湯接続していませんか。9��排水口に糸くずなどがたまっ

ていませんか。

処　置

異常を取り除いてください。

電源を入れて、再度乾燥運転してください。

※乾燥フィルターを取り付けたあと、電源を入れスタートボタンを押すと消灯します。

はい

乾燥フィルターが目詰まりしていませんか。

乾燥フィルターをお手入れしてください。はい

いいえ

-50-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C07｣、｢C97｣表示発生時の故障診断手順

表示C07

C97

お知らせ内容

製品内部の通信状態が悪い

動作

本表示は発生後、即オートオフしてメモリー表示のみされる。

内容メインマイコンと表示マイコンの通信ができないとき。(断線、回路故障など)表示マイコンとメインマイコンの通信は可能だが、不調なとき。(ノイズなど)

点検するところ

電源を入れると「切」SW以外のキー操作を受け付けずお知らせ表示もされない。

処　置

コントローラクミを交換してください。メモリー表示にて「C07」を確認

メモリー表示にて「C97」を確認ふたロックが作動したとき、お知らせ表示→コントローラクミ〜ヒョウジキバン間の通

信の不調です。

いずれの場合も、外枠右側の結束を解き、ハーネスをまとめ直したり、メインモータ線とほかのハーネスとの固定を解いて様子を見てください。

-51-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C08｣、｢C09｣表示発生時の故障診断手順

表示C08

お知らせ内容ふたロックできない。

動作本表示し、停止。

内容運転中、ふたがロックできない。

C09 ふたロックが解除しない。

｢C09｣の通常表示は｢C08｣。(メモリー表示のみ｢C09｣を表示する)

一時停止や、洗濯終了してもふたロックが解除されない。

点検するところ

ふたの変形や歪み、ズレ

処　置

ふたを交換してください。NG

OK

トップカバーとロックレバーとの当たり

当たりの原因を修正してください。NG

当たりなし

ふたロックスイッチの動作チェック(トップカバーから外す)

ふたロックスイッチを交換してください。NG

ふたロック動作はふたを閉じ、全ての運転コースで、下記操作を行うと確認できます。(1)「脱水のみ」を選択し、スタートするとふたがロックされ、運転を開始します。(2)洗濯/脱水運転中に一時停止すると、脱水槽が止まってからふたロックは解除されます。(3)乾燥中に一時停止をすると、ヒータを停止し送風運転を行います。槽内の温度が下がるまでふた

ロックは解除されません。

(1)ふたロックスイッチのモータに通電があり、動作音が出て｢C08｣・｢C09｣表示する場合。

点検するところ

ふたロックモータの抵抗チェック

処　置

ふたロックスイッチを交換してください。NG

OK(約2kΩ)

コントローラクミから出力チェック・0.2〜1.0s：ロック時・0.5〜1.0s：解除時

コントローラクミを交換してください。NG

OK

コネクタ、リード線をチェック 不具合個所を修正してください。NG

(2)ふたロックスイッチのモータに通電がなく、動作音が出ず｢C08｣・｢C09｣表示する場合。

アンバランススイッチのレバーを何度か操作して端子間の導通チェック アンバランススイッチを交換してください。NG(導通なし)

OK(導通あり)

アンバランススイッチのレバーを何度か操作して端子間の導通チェック アンバランススイッチを交換してください。NG(導通なし)

OK(導通あり)

-52-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C14｣表示発生時の故障診断手順

表示

C14

お知らせ内容

振動センサ異常

動作

メモリー表示のみされる

内容

・振動センサからの出力異常・振動センサの出力の変化が少ない

点検するところ 処　置

振動センサを交換してください。直らない場合は、コントローラクミを交換してください。

コントローラクミ上のコネクタ(CN15)の接続を点検してください。

コネクタ接続を修正してください。NG

OK

コントローラクミを交換してください。

コントローラクミ上のコネクタ(CN11)の接続を点検してください。

コネクタ接続を修正してください。NG

OK

｢C15｣表示発生時の故障診断手順

表示C15

お知らせ内容乾燥フィルタースイッチがオフしている。

動作スタートボタン受付しない。または乾燥行程スタートしない。

内容乾燥フィルターを取り付けても乾燥フィルタースイッチがオンしない。

点検するところ

乾燥フィルター正面の平面部を｢カチッ｣と音がするまで押しているか乾燥フィルターの上側にあるつめが折れていないか(正常なら端面より約10mm)

乾燥フィルタースイッチの断線やショート

処　置

乾燥フィルターを交換してください。トップカバー側が変形している場合は、トップカバーを交換してください。

乾燥フィルタースイッチを交換してください。

NG

OK

OK

NG

2

1

-53-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C16｣表示発生時の故障診断手順

表示

C16

お知らせ内容

異物トラップ検知スイッチがオフしている。

動作

電源を入れると本表示をする。

内容

異物トラップを取り付けていない。または、異物トラップ検知スイッチがオンしない。

点検するところ

異物トラップのリブが破損しているか

処　置

異物トラップを交換してください。破損

正常

異物トラップが装着されているか。突き当たるまで右に回しているか

異物トラップを取り付け、突き当たるまで右に回してください。

NG

OK

コネクタCN7接続を確認

スイッチを押して導通チェック

コネクタ接続を修正してください。NG

OK

NG異物トラップ検知スイッチを交換してください。

｢C17｣表示発生時の故障診断手順

表示

C17

お知らせ内容

糸くずフィルタが目詰まりしている

動作

電源を入れると本表示をする。

内容

洗濯コース、または洗乾コースを30回運転した。

点検するところ 処　置 動作確認作業

糸くずフィルタは目詰まりしていませんか。

（｢洗濯｣または｢洗乾｣を30回運転するたびに表示されます。そのため、糸くずのたまり具合が少ないときでも表示します）

糸くずフィルタを掃除する。 確認運転

糸くずフィルタが消灯していることを確認する。

-54-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C18｣表示発生時の故障診断手順

表示

C18

お知らせ内容

脱水中に発泡し、脱水ができない。

動作

運転途中で本表示をする。

内容

脱水中に発泡し、モータの電流が規定値を越えたとき。

点検するところ

槽内が発泡していますか。

処　置

一時停止し、再スタートしてください。消えない場合は、(a)一度電源を切り、再度電源を入れ、洗剤を

入れないで洗濯運転を実施してください。(b)もしくは、脱水のみの運転を実施し、排

水弁が開いたところで電源を切ってください。手動でふたロックを解除し、ふたを開けて、ホースなどで水を掛けて泡を消してください。

※そのまま放置しても、時間が経てば、泡は消えます。

NG(発泡あり)

OK(発泡なし)

洗剤を入れすぎていませんか。取扱説明書に記載の使用禁止洗剤を使用していませんか。(ほとんどがこのケースです)

次回運転時より、洗剤を少し減らしてください。→左下に進む。

NG(入れすぎ)

OK(適量、少ない)

槽内より洗濯物を全て取り除いて脱水運転を実施してください。

NG(表示あり)

OK(表示なし)

クドウブクミ、コントローラクミを交換してください。

・排水口が詰まっていませんか。排水口のお手入れをしてください。

・排水ホースの高さが10cm以上になっていませんか。排水ホースを直してください。

※｢C19｣については、取扱説明書に従い、対応してください。※｢C20｣、｢C21｣、｢C23｣については、故障解析をしやすくするために、その他のお知らせ表示とともに｢F29｣の

後ろに記載しています。

洗濯物が多すぎた、もしくは発泡が消えたものと思われます。今までどおりお使いください。表示が頻繁に出るようでしたら、クドウブクミ、コントローラクミを交換してください。

21

NG

-55-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C22｣表示発生時の故障診断手順

表示

C22

お知らせ内容

モータブレーキ異常

動作｢C22｣の通常表示は｢C20｣。(メモリー表示のみ｢C22｣を表示する)

内容

脱水終了時にメインモータのブレーキ動作を開始し、4分経過しても完了しない。

→一時停止して、再スタートをしてください。頻繁に出るとき、表示が消えないときはコントローラクミを交換してください。

｢C20｣表示発生時の故障診断手順

表示

C20(C21)

お知らせ内容

電源電圧不足異常

動作スタートボタンを押すと本表示をする。

内容電源電圧が約AC85V以下まで低下しています。(回路保護のため、低電圧では動作しないようになっています)

点検するところ

コンセントの電圧(電源電圧)を測定してください。タコ足配線や、電源コードの延長をしていませんか。

処　置

電源電圧が約AC85V以下製品の保証範囲外です。→設置場所を変えてください。（ブレーカに

近い場所）または、ご使用されています電力会社にご相談ください(供給電圧のUP)。

タコ足配線、電源コードの延長本製品は、ブレーカより専用配線を引いていただく必要があります。タコ足配線、電源コ−ドの延長は、危険ですのでお止めください。

2

1

-56-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢C20｣、｢C21｣、｢C23｣、｢F21｣、｢F25｣表示発生時の故障診断手順

表示F25

お知らせ内容メインモータロック異常

表示タイミング

運転途中で本表示をする。

｢C21｣の通常表示は｢C20｣。(メモリー表示のみ｢C21｣を表示する)運転途中で本表示をする。｢C23｣の通常表示は｢C20｣。(メモリー表示のみ｢C23｣を表示する)

内容メインモータを起動するも、メインモータが回らない。

C20 パルセータロック異常 パルセータが正常に回らない。

C21 IPMフォルト信号(脱水以外)

IPMより、フォルト信号が出力されたとき(洗濯、すすぎほか、脱水以外)

F21 IPMフォルト信号(脱水時)

IPMより、フォルト信号が出力されたとき(脱水中)

C23 モータ過電流異常 モータ電流が、規定値を超えたとき

メモリー表示のみされる

F23 モータ過電圧異常 モータ電圧が、規定値を超えたとき

点検するところ

洗濯物を減らしてください。布絡みを解いてください。その後、一時停止ボタンを押して再スタートしてください。

処　置

故障ではありません。そのままお使いください。

OK(お知らせ表示が消える)

NG(再びお知らせ表示が出る)

電源を入れて10秒間待ってください。パルセータ、バスケットは軽く回りますか。

ゼンメンパネルを開けて、メインモータ正面のコネクタ(茶・灰・青線)を外してください。

パルセータ、バスケットは軽く回りますか。

再度コネクタを取り付け、回転が重くなるようでしたら、IPMのショート破壊です。→コントローラクミを交換してください。

洗濯物の咬み込みがある場合は、洗濯物を取り除いてください。咬み込みが無い場合は、パルセータ、バスケットを取り外して、異物を取り除いてください。異物の挟まりなどが無ければ、クドウブクミを交換してください。

2

3

1

OK(異常なし)

NG(回りづらい)

OK(異常なし)

ゼンメンパネルを開けて、メインモータ正面のコネクタ(茶・灰・青線)を外してください。

次ページへ

これらは、全てメインモータに関係する異常であり、故障診断の手順が重複する部分が多いため、まとめて記載します。

※フォルト信号は、コントローラクミ上の16V電源の電圧が低いとき、およびメインモータの電流が規定値を超えた場合、IPMより出力されます。

NG(回りづらい)

-57-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

点検するところ

この状態でスタートボタンを押してください。｢C21｣、｢C23｣が出ますか。

処　置

IPMのショート破壊です。→コントローラクミを交換してください。

(次の導通チェックをしなくても、IPMの故障箇所によっては検出可能です)

NG(｢C21｣、｢C23｣が出る)

NG(導通あり)

コントローラクミを取り出し、基板カバーを外し、基板上のコネクタCN33を外してください。

リアクトル線の金属部〜CN33の端子部(3本)の導通をおのおのチェックしてください。またはCN30の7#とCN33の端子部(3本)の導通をおのおのチェックしてください。

IPMのショート破壊です。→コントローラクミを交換してください。

モータの磁力低下、コントローラクミのIPM以外の部品の破壊などが考えられます。→クドウブクミとコントローラクミをセット

で交換してください。

NG

OK(導通なし、かつ約0V)

OK(｢F26｣が出る)

前ページより

クドウブクミを交換してください。スタート直後に｢F25｣が出ると、ホールICの断線です。

-58-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F00｣表示発生時の故障診断手順

表示

F00

お知らせ内容

異常振動発生

動作

脱水中に表示をする。

内容

脱水回転330r/min以上のときに安全スイッチレバーに2回接触した場合。

点検するところ

脱水中に異常振動が発生した場合、そのまま運転を継続すると、外槽やジャバラホースなどが破損し、水漏れなどの二次被害に至る可能性があります。外槽やジャバラホースなどを確認し、破損・亀裂などにより水漏れがないか、点検してください。

処　置

破損している部品がある場合は、部品を交換してください。異常振動が発生する原因の一つとして、防水性の衣類を脱水した可能性があります。防水性の衣類は水を通さないため、排水をしても衣類の中に水が溜まっており、そのまま脱水をすると、溜まった水が急激に移動し、回転バランスが崩れて異常振動が発生します。防水性衣類を洗濯していないか確認してください。

｢F01｣表示発生時の故障診断手順

表示

F01

お知らせ内容水位センサ故障

動作電源を入れると、本表示をする。

内容水位センサが発振していない。または、許容範囲(48.00〜50.00kHz)を超える場合。マイコンが発振周波数を読み取れない。

点検するところ

ほとんどの場合は、水位センサ自体の故障や、ハーネス・コネクタCN13が原因です。

処　置

コネクタ接続を修正してください。直らない場合は、水位センサーを交換してください。(基板の要因はほとんどありません)

-59-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F03｣表示発生時の故障診断手順

表示F03

お知らせ内容温風ユニット内の温度センサ(サーミスタH)故障

動作

電源を入れると、本表示をする。

内容温風ユニット内のサーミスタ(H)がオープンまたはショート状態が1秒継続した場合。

点検するところ

ほとんどの場合は、サーミスタ(H)自体の故障や、ハーネス・コネクタCN11が原因です。特にハーネス接続を点検してください。

処　置

コネクタ接続を修正してください。直らない場合は、サーミスタ(H)を交換してください。

交換後の確認作業

5.1〈サービス用スイッチについて〉を参照してください。

｢F02｣表示発生時の故障診断手順

表示F02

お知らせ内容ヒータ断線異常

動作乾燥運転時に、本体表示し停止する。

内容ヒータ電気経路の断線、ヒータの故障

点検するところ

ハーネスのコネクタPJ6、PJ7接続とヒータユニット内丸型端子の接続を確認

処　置

コネクタ接続を修正してください。NG

OK

コントローラクミの12AヒューズFU3、FU4の各両端を導通確認 コントローラクミを交換してください。

NG(いずれか溶断)

OK(溶断なし)

ハーネスの導通チェック チュウケイブクミまたはリード線(カンソー)を交換してください。

NG

OK

ヒータユニットとコントローラクミを交換してください。

-60-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F06｣表示発生時の故障診断手順

表示F06

お知らせ内容排水バルブ故障

動作排水バルブ開閉時に本表示をする。

内容排水バルブから出力(全閉信号)が出ていない。排水バルブが動いていない。

点検するところ

ゼンメンパネルを外してください。排水バルブはPPベース上左端の前から約150mmの位置にあります。電源を入れ、スタート→電源を一度切り、脱水のみでスタートしてください。排水バルブは動いて(回って)いますか。→小さく「カチッ」と切片の音が聞こえます。

処　置

排水バルブを交換してください。

コントローラクミ上のコネクタ(CN4)の接続を点検してください。

コントローラクミ内のコネクタ接続を修正してください。直らない場合は、コントローラクミを交換してください。

｢F05｣表示発生時の故障診断手順

表示F05

お知らせ内容ハイスイバルブに固定されている温度センサ（サーミスタL）故障

動作メモリー表示のみされる

内容

ハイスイバルブに固定されているサーミスタ(L)がオープンまたはショート状態が1秒継続した場合。

点検するところ

サーミスタ(L)自体の故障や、マイコンの故障です。サーミスタ(L)のハイスイバルブに対する固定状態も点検してください。

処　置

サーミスタ(L)・マイクロスイッチクミを交換してください。

｢F04｣表示発生時の故障診断手順

表示F04

お知らせ内容ジャバラツギテに固定されている温度センサ（サーミスタM）故障

動作乾燥運転時に表示する。

内容ジャバラツギテに固定されているサーミスタ(M)がオープンまたはショート状態が1秒継続した場合。

点検するところ

ほとんどの場合は、サーミスタ(M)自体の故障や、ハーネス・コネクタCN10が原因です。特にハーネス接続を点検してください。また、サーミスタ(M)のジャバラツギテに対する固定状態も点検してください。

処　置

コネクタ接続を修正してください。直らない場合は、サーミスタ(M)を交換してください。

OK(回る、切片音もある)

NG

交換後の確認作業

5.1〈サービス用スイッチについて〉を参照してください。

交換後の確認作業

5.1〈サービス用スイッチについて〉を参照してください。

-61-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F08｣表示発生時の故障診断手順

表示

F08

お知らせ内容

クラッチ嵌合異常

動作

脱水への切り換わり時に報知音が鳴り、停止する。

内容

クラッチは脱水行程時は脱水側に嵌合されます。脱水行程の開始時、下記のように嵌合動作、判定を行います。クラッチを脱水側に切り換えたあと、メインモータをゆっくりと回す。規定回転数に到達したあと、メインモータへの通電を停止し、その後の減速の度合いを見て嵌合を判定します。減速度少：嵌合OK→脱水のため加速開始。減速度大：嵌合NG→再びメインモータへの通電

を開始、　の先頭へ戻る。上記動作を25回繰り返しても嵌合OKとならない場合、｢F08｣とする。

点検するところ

脱水軸の回転状態脱水中に一時停止し、電源OFF後にバスケットが手で回るか

モータの回転状態洗濯モードでかくはん翼が回るか

外槽とバスケット間、またはパルセータ部に異物の噛み込みはないか

モータコイルの抵抗値チェック正常(約4.0Ω)

処　置

｢F08｣(クラッチ嵌合状態)のチェックは、下記のタイミングで行い、表示されますので、故障診断時ご注意ください。脱水開始時：脱水運転開始1分後→ クラッチ嵌合チェック

異物を取り除いてください。

クドウブクミを交換してください。

回らない 異物あり

異物なし

クドウブクミを交換してください。

コントローラクミを交換してください。

異常

正常

正常

回らない

回らない

コントローラクミを交換してください。

正常

クラッチは脱水側に切り替わっています

クラッチは洗濯側に切り替わっています

2

3

1

2

＜補足＞クラッチが洗濯側の場合はパルセータ単独で回るので、排水された状態では慣性は小さくなります(軽く回ります)。脱水側に切り換えるとバスケットも一緒に回るので、上記に対し慣性は大きくなります(回りづらいが止りづらい)。モータが一定回転数に達したあと通電を停止した場合、各部の摩擦によりモータは減速していきますが、クラッチが脱水側に切り換わっている場合は慣性が大きくなるため、減速の度合いが小さくなることから上記のような判定方法を採用しています。

-62-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F09｣表示発生時の故障診断手順

表示

F09

お知らせ内容

送風ファン異常

動作

送風ファン運転時に報知音が鳴り停止する。

内容

送風ファンが断線、ショートしたとき。送風ファンモータの電流値が規定範囲外のとき。

点検するところ

送風ファンは回転しますか(乾燥運転実施)

処　置

OK

送風ファンモータの抵抗値チェック(約1Ω)

送風ファンモータを交換してください。NG

OK

ファンが変形していませんか

OK

送風ファンを交換してください。NG

NGファンケーシング内にごみ、異物がたまっていませんか

ごみ、異物を除去してください。

コントローラクミ、送風ファンモータを交換してください。

NG

コネクタ接続を確認(ハーネス、基板上CN20)

OK

OK

循環ポンプは動きますか(「ため洗い」以外で洗濯運転)

NG

NG

コントローラクミを交換してください。

コントローラクミ内のコネクタ接続を修正してください。

-63-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F12｣表示発生時の故障診断手順お知らせ内容表示

コントローラクミ異常(リレー溶着不良)

動　　作

電源オフ時に表示する。

内容

電源リレーの接点が、ショート(溶着)したとき。

商用電源の周波数、ゼロクロス検知のための周波数信号を監視しており、その信号で電源用リレーの接点開閉も検知しています。電源をオフしても電源リレーの接点が溶着などにより閉じている場合、この信号が引き続き入力されるためにお知らせ表示を報知します。

F12

点検するところ

コントローラクミの故障が原因です。

処　置

コントローラクミを交換してください。

｢F10｣表示発生時の故障診断手順

表示

F10

お知らせ内容

風呂水ポンプ故障

動作

本表示をし、給水弁に切り換わる。

内容

ポンプモータがロックし、回転できない。(ポンプモータ回転時の電流値を監視しています)

点検するところ

ポンプ内部が凍結していませんか

処　置

解凍してください。または氷が解けるまで待ってください。

凍結あり

凍結なし

ポンプ自体の故障です。 風呂水ポンプを交換してください。

-64-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F13｣表示発生時の故障診断手順

表示

F13

お知らせ内容

クラッチレバーモータ故障

動作

電源を入れ、約5分後に本表示をする。

内容

クラッチモータから切片出力が出ていない。

点検するところ

ゼンメンパネルを開けてください。メインモータの右横にクラッチモータが見えます。クラッチモータからメインモータへ伸びる

「レバー」を見ながら、電源を入れてください。

処　置

中立(中間)位置から下端まで下がったあと、上端まで移動し、再び中立位置まで戻りますか。また、下端、上端位置で「カチッ」という切片音が聞こえますか。

レバーが動かないクラッチモータに電圧が印加されていない、またはクラッチモータの故障です。クラッチモータへの電圧の印加を確認(橙・黒と白色の2本線間)し、・電圧が印加されていなければキバンハー

ネス、コントローラクミの出力を確認し、修正または交換してください。

・電圧が印加されていれば、クラッチレバーモータを交換してください。

レバーは動くが切片音無しクラッチモータの異常です。→クラッチレバーモータを交換してください。(レバーは動き)切片音もある切片信号を検出していません。ハーネスの断線(切片信号線4本)、またはコントローラクミの故障です。→ハーネスの断線を修正してください。

直らない場合は、コントローラクミを交換してください。

2

3

1

-65-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F17｣表示発生時の故障診断手順

表示

F17

お知らせ内容

循環ポンプ異常

動作

洗いまたはすすぎ中に本表示をする。

内容

循環ポンプの電気経路が断線している。循環ポンプが目詰まりなどでロックしている。

点検するところ

ハーネスのコネクタCN2�1接続確認

処　置

コントローラクミ内のコネクタ接続を修正してください。

NG

OK

OK

乾燥運転をしてください。送風ファンは正常に回りますか

駆動回路の故障です。コントローラクミを交換してください。

NG

OK

異物トラップにごみが詰まっていませんか

NG

OK

循環ポンプを取り外し、ランナ部へのごみ詰まりを確認してください。

ランナ部のごみを除去してください。また、ケーシング内のごみも除去してください。

異物トラップを掃除してください。

NG

OK

ハーネスの導通チェック

循環ポンプまたはコントローラクミの故障です。

ハーネスを交換してください。NG

循環ポンプの抵抗値をチェックしてください。約1.7Ωですか

循環ポンプを交換してください。NG(断線)

OK

循環ポンプおよびコントローラクミを交換してください。

-66-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F19｣表示発生時の故障診断手順

表示

F19

お知らせ内容

冷却ファン異常

動作

運転中、本表示をする。

内容

冷却ファンを動作させたとき、一定時間経っても、回転信号が返って来ない。

点検するところ

製品内部の水を完全に排水したあと、本体下部のアンダートレイを取り外し、製品を後方に傾けてください。コントローラクミの中央部(PPベース右前方部の隅)に、冷却ファンが見えます。

処　置

冷却ファンを手で回すと軽く回りますか。また、電源を入れたあと、メインモータ回転時に冷却ファンは回りますか。

手で回して動きづらい埃、異物が詰まっています。→コントローラクミを取り外し、基板カバー

を開けて、埃、異物をきれいに取り除いてください。(埃により風路が塞がれている場合、「F29」(IPM温度上昇異常)も出やすくなります)

手で軽く回るが、電源を入れても回らない冷却ファンに電圧が印加されていないものと思われます。コントローラクミ上のコネクタCN32の接続を確認し、抜けていれば修正してください。正常であればコネクタCN32の黒〜赤線の電圧を測定してください(電源が入っているとき)。・電圧が印加されていなければ、コントロー

ラクミを交換してください。・電圧が印加されている場合は、ハーネス

の接続を確認し、問題なければ冷却ファンを交換してください。

電源を入れると冷却ファンが回る冷却ファンから回転信号が出力されていないか、コントローラクミ側で受信出来ない、回転信号線(白線)の断線です。コントローラクミの白〜黒線間の電圧を測定してください。回転している場合、0Vとなります。・0Vの場合は、コントローラクミの受信不

良です。→コントローラクミを交換してください。

・5Vの場合、ハーネスの断線、または冷却ファンの故障です。→ハーネス、冷却ファンを交換してください。

2

3

1

※本体を支持しながらの確認は困難ですので、PPベース前方に工具箱などを敷き、その下に鏡を、少し右に傾けて挿し込むと確認しやすいでしょう。

※冷却ファンは、空気を基板内部へ吸い込みます。したがって、ファンの下に手をあてても風は確認出来ません。(基板カバーの別の穴から風が出ます)

※「F21」「F25」は、その他メインモータ関係の異常とともに記載しています。

-67-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

｢F29｣表示発生時の故障診断手順

表示

F29

お知らせ内容

IPM温度上昇異常

動作

運転途中で本表示をする。

内容

IPMの温度を検出している、サーミスタの温度が規定値を超えたとき。

点検するところ

「F19」の故障診断手順に従い、冷却ファンの埃、異物の詰まり具合を確認してください。また、回転することも確認してください。

処　置

埃、異物詰まり→コントローラクミを取り出し、基板カバー

を外して、埃、異物を除去してください。メインモータは回るが、冷却ファンは回らない→冷却ファンを交換してください。

2

1NG

OK

洗濯物が多すぎませんか。パルセータに異物が挟まっていませんか。または、周囲温度が高くないですか。

洗濯物の量を、少し減らしてください。異物を取り除いてください。高温(40℃以上)になる場合は、窓を開けるなどして、周囲温度を下げてください。

コントローラクミと冷却ファンを交換してください。

コントローラクミ、冷却ファンを交換しても直らない場合は、クドウブクミを交換してください。

23

1NG

OK

NG

｢A01｣表示発生時の故障診断手順

表示

A01

お知らせ内容

初期化漏れ

動作

EEPROMのエラー情報にメモリする。

内容

水位センサー初期化未実施で運転を開始すると、EEPROMのお知らせ履歴にメモリーする。

点検するところ

EEPROMのエラー情報を確認

処　置

水位センサーの初期化を行ってください。NG

-68-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

電源ボタンを押す

スタートボタンを押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

約1分半後に下記チェックを実施�＊コントローラクミCN8(シロ)1#と3#および1#と5#間の電圧が正常か?

異常(常時DC15V以上もしくは10V以下)

正常(弁動作開始3秒間：DC20V以上その後：DC10〜15V)

1 メイン給水弁および洗剤溶かし用給水弁のリセプタクル外れ

→差し込むメイン給水弁または洗

剤溶かし用給水弁不良→交換

2

コントローラクミ不良　　→交換

※コントローラクミ交換時は、下記手順に従い、メイン給水弁と洗剤溶かし用給水弁をチェックしてください。給水弁が故障のままコントローラクミを交換すると、運転後、再故障の原因となります。また交換後は、P.30に従い初期設定を行ってください。

水栓を開く

ハーネス側コネクタのCN8(シロ)1#と5#間の抵抗チェック

正常(約38〜47Ω)

正常(約38〜47Ω)

プラグを抜いて、10分間以上待つ

メイン給水弁不良→交換

Ｖ

ＣＮ８

CN8-1クロ

CN8-5CN8-3

チェックポイント1

Ω

ＣＮ８

CN8-1クロ

CN8-5CN8-3

チェックポイント2

(�)

※洗濯槽内に水がないことを確認してください。

※P26に従い、「洗い」＋「自動おそうじ」、「脱水」＋「洗濯」の同時押しでもおのおのの弁を動作させることができます。

ハーネス側コネクタのCN8(シロ)1#と3#間の抵抗チェック

コントローラクミCN8(シロ)のコネクタを外す

洗剤溶かし用給水弁不良→交換

異常(38Ω以下または47Ω以上)異常(38Ω以下または47Ω以上)

メイン給水弁および洗剤溶かし用給水弁は正常です。もう一度現象を確認してください。

［�1�］給水しない

水道水

※下記チェックの前に、水栓が開いていること、および断水していないこと、乾燥フィルターが正しく取り付けられていることを確認してください。

6.3　現象別故障診断

-69-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

電源ボタンを押す

電源ボタンを押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�2�］給水が止まらない

水道水

メイン給水弁不良→交換

水栓を開ける

給水するか?

給水するか?

洗濯｢標準｣コースに設定

スタートボタンを押す

給水が始まり設定水位に達すると、給水が止まるか?

排水ホースから水が出ているか?

PSチューブに水が入っていないか?

しない

する

止まらない

止まる

いない

いる

いない

いる

しない

する

正常です。もう一度、故障現象を確認してください。

排水弁のトラブルです。「［6］排水が止まらない」の項で診断してください。

PSチューブ穴あき→チューブ交換

PSチューブのつぶれをチェックしてください

(�)

P.30の初期設定を行ってください。

※水位センサーやコントローラクミを修理・交換した直後で初期設定動作を行わなかった場合にも、こうした現象が発生することがあります。P.30に従い初期設定を行ってください。

コントローラクミ不良→交換

※給水動作は、水位を監視しながら実施します。排水ホースから水が漏れている場合、設定水位に達しないため、給水を継続します。(給水状態によって、給水開始後10分、または45分に｢C01｣を表示します)

-70-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�3�］風呂水吸水しない

電源ボタンを押す

お湯取ホースを接続し、浴槽に入れる(先端は確実に水没させる)給水ホースを給水弁に接続し水栓をあける

風呂水ポンプハウジング外れ→差し込む＊接続リード線の色は

チェックポイント6参照

風呂水ポンプ故障→交換

コントローラクミのCN9(シロ)1#と3#間の電圧DC20V以上か?

20V以上

20V以下

1

2

コントローラクミ交換時は下記手順に従い、風呂水ポンプをチェックしてください。風呂水ポンプが故障のままコントローラクミを交換すると運転後再故障の原因となります。またP.30に従い初期設定を行ってください。

「お湯取」を設定して｢スタート｣ボタンを押す

次頁へ

ＣＮ９(シロ)

CN9-3シロ CN9-1

アカ

Ｖ- +

チェックポイント3

1

2

このポンプは水道水から自動的に呼び水を供給します。風呂水ポンプ洗濯の場合も、給水ホースを接続し水栓を開いてください。※浴槽の水面から吸水口までの高さ

が1.2mを超えると、吸水できなくなる場合があります。

｢F10｣表示の故障解析へポンプ運転後1〜2秒後に�｢F10｣表示になるか

ならない

なる給水弁が動作し、自動呼び水動作後

風呂水ポンプの運転音はするか?

する

しない

P.30の初期設定を行ってください。

コントローラクミ不良→交換

※コントローラクミ交換時は、電源プラグを抜いて10分間以上待ってから交換してください。(通電したままか、放電が不十分なまま、コントローラクミ上のコネクタの抜き差しは行わないでください。感電したり各コントローラクミを破壊するおそれがあります)

風呂水ポンプ動作せず※まず、風呂水ホースの先端が十分つかる程度のお湯の量かどうかを

確認してください(15cm以上)。少しでも空気を吸ってしまうと、水をくみ上げることができません。(取扱説明書を確認ください)

-71-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

前ページから［�3�］風呂水吸水しない

ポンプ運転12分後に給水弁に切り替わるか?

呼び水を充分に入れてスタート

ならない 風呂水ポンプ、コントローラは正常です。もう一度確認してください。

フィルター掃除クリーンフィルターの詰まりはないか?

ない

ある

ホース手直しまたはホース交換

お湯取ホースにつぶ�れ、折れはないか?

ない

ある

お湯取ホースL形つぎ てと風呂水吸水口から の空気漏れはないか?ホースの途中に亀裂がないか?

ある ホース交換

ない

2

※直らない場合は、風呂水ポンプ、お湯取ホースを交換してください。(風呂水ポンプは、製品で規定する寿命は十分満足しますが、基本的には消耗部品です。また、お湯取ホースの亀裂や空気漏れは発見しづらい場合があります)

※風呂水ポンプはDCモータを使用しています。アカが　�、クロが です。＋

正しく接続する

アカ -+クロ

コネクタ

チェックポイント4

風呂水ポンプ端子接続は正しいか?

正しい

間違い

−

なる

1

風呂水ポンプ、コントローラクミは正常です。もう一度確認してください。

-72-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

電源ボタンを押す

｢スタート｣ボタンを押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�4�］風呂水吸水が止まらない

風呂水吸水するか?

スタート後12分以内に吸水が止まるか?

しない

止まらない

する

止まる 正常です。もう一度、現象を確認してください。

「［2］給水が止まらない」の項で診断してください

P.30の初期設定を行ってください。

コントローラクミ不良→交換

-73-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

コントローラクミのCN4(シロ)1#-�3#間の電圧測定※

｢スタート｣ボタンを押す

脱水を設定

故障診断手順表

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�5�］排水しない

コントローラクミの排水バルブの出力チェック

チェックポイント5

ＣＮ４

ＶCN4-1アカ

CN4-3チャ

(ふた｢閉｣)

＊AC100Vが4秒間出力される。水の有無は関係ない。

※コントローラクミ交換時は排水バルブの抵抗値をチェックしてください。排水バルブが故障のままコントローラクミを交換すると、運転後、再故障の原因となります。またP.30に従い初期設定を行ってください。

排水バルブのチェック方法

排水バルブ抵抗値接点接続部チェック

正常(約2kΩ)

異常(1kΩ以下または3kΩ以上) 排水バルブ不良→交換

チェックポイント6

＊左上図参照

コントローラクミCN4のコネクタを外す

コネクタの1#�-3#間の抵抗を測定する

脱水を設定

｢スタート｣ボタンを押す

しない

｢スタート｣ボタンをON-OFFすると、排水バルブが開閉するか?(ゼンメンパネルを開けて本体左下を確認白い円筒部がくるくる回る)

排水バルブ不良→交換

異物の詰まり→除去または交換

＊外槽排水口、排水パイプ内での異物詰まりが考ええられます。

P.30の初期設定を行ってください。

電圧が出力されるか？

お知らせ表示を出力するか？

しない

する

する

コントローラクミ不良→交換

しない

6.2.2項を参照

排水バルブは正常です。

抵抗値

ＣＮ４

CN4-1アカ

CN4-3チャ

電源ボタンを押す

する

-74-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�6�］排水が止まらない

排水行程以外にバルブより水漏れ

※コントローラクミ交換時は排水バルブの抵抗値をチェックしてください。排水バルブが故障のままコントローラクミを交換すると、運転後、再故障の原因となります。またP.30に従い初期設定を行ってください。

()

コントローラクミの排水バルブの出力チェック 電源ボタンを押す

しない

｢スタート｣ボタンON-OFFすると、排水バルブが開閉

するか?(ゼンメンパネルを開けて本体左下を確認)

排水バルブ不良→交換

異物の詰まり→除去または交換

＊排水バルブケース内での異物詰まりが考えられます。

P.30の初期設定を行ってください。

お知らせ表示を出力するか？

する

する

コントローラクミ不良→交換

しない6.2.2項を参照

する電圧が出力されるか？

しない

コントローラクミのCN4(シロ)1#-�3#間の電圧測定※

｢スタート｣ボタンを押す

脱水を設定

チェックポイント7

ＣＮ４

ＶCN4-1アカ

CN4-3チャ

(ふた｢閉｣)

＊AC100Vが4秒間出力される。水の有無は関係ない。

※排水バルブの出力チェックはコントローラクミ上で行ってください。

排水バルブのチェック方法

排水バルブ抵抗値接点接続部チェック

正常(約2kΩ)

異常(1kΩ以下または3kΩ以上) 排水バルブ不良→交換

チェックポイント8

＊左上図参照

コントローラクミCN4のコネクタを外す

コネクタの1#�-3#間の抵抗を測定する

排水バルブは正常です。

抵抗値

ＣＮ４

CN4-1アカ

CN4-3チャ

脱水を設定

｢スタート｣ボタンを押す

-75-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�7�］電源は入るが

脱水力が弱い

モ

タが回らない

または異音が出る

スム

ズに回らない

、

モータの磁力低下、コントローラクミのIPM以外の部品の破壊などが考えられます→クドウクミとコントロー

ラクミをセットで交換してください

。

、

、

。

ー

ー

該当する症状なし

脱水は不十分

十分脱水された

脱水が弱い場合

故障ではありませんそのままお使いください

該当する症状あり 故障診断手順に従い、故障部品を交換してください

該当する症状あり

該当する症状なし

故障診断手順に従い、故障部品を交換してください

脱水時間を長くする十分脱水されたか?

「C20｣、｢F21｣、｢F23｣、｢F25｣表示の故障診断を参照し、・メインモータの断線・コントローラクミ破壊・パルセータ、バスケット

の異物かみ込みについて確認する

モータが回らない、異音が出る、スムーズに回らない場合

「F13」表示の故障診断を参照し、クラッチモータ、クラッチレバーの動作を確認する

1

2

2

1

-76-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

｢脱水｣を設定して｢スタート｣ボタンを押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�8�］脱水運転しない

洗濯時かくはん翼は回る

モータの回転音がするか?

出ない出る(｢C08｣表示)

(1)

()

お知らせ表示が出るか?

出る(｢F13｣表示)

しない

(ふた「閉」)

再度ふたを閉じる

消える

消えない

ふたロックのレバーが動作するか？

異常

正常

ふたロックを交換してください

ふたロックのハーネスが正しく接続されて

いるか？

異常

正常

正しく接続し、再度スタートする

ふた開検知回路故障→コントローラクミ交換

｢C03｣表示が消えるか？

出る(｢F08｣表示)

故障ではありませんそのままお使いください

する

A

A

出る(｢C03｣表示)

P.30の初期設定を行ってください。

＊［�8�］の(2)に従い、故障診断してください

｢F13｣、｢F08｣、｢C08｣の故障診断を参照してください。

-77-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

※コントローラクミ交換時はふたロックスイッチをチェックしてください。ふたロックスイッチが故障のままコントローラクミを交換すると、運転後、再不良の原因となります。またP.30に従い初期設定を行ってください。

抵抗値

チェックポイント9

異常(約3kΩ以上、または約1kΩ以下) ふたロック不良→交換

正常(約2kΩ)

ふたロックスイッチ抵抗値チェック

ふたロックスイッチハウジングを外す

端子間の抵抗値測定

プラグを抜く

ふたロックは正常です。

ふたロックスイッチのチェック方法

［�8�］脱水運転しない

洗濯時かくはん翼は回る

(2)

()

-78-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

［�9�］洗濯時かくはん翼が回らない（バスケットは回る）

故障診断手順表

電源ボタンを押し、スタート

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

止まる

止まらない

故障ではありませんそのままお使いください

かくはん翼が回転するか？

回転する

回転しない

給水は設定水位で止まるか?

ギヤユニットの不良（ギヤロックなど）　　　　　　　　　　　　　クドウブクミ交換

かくはん翼とバスケットの当り異物かみ込み　　　　　　　　　　　かくはん翼交換

＊［�7�］の�　�「モータが回らない」に従い、故障診断してください

＊「［�2�］給水が止まらない」参照

2

-79-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

ＰＪ７ハイ

ＰＪ６キイロ

ＰＪ５クロ

Ω

Ωクロキイロハイ

ヒータ側

基板側

PJ5-PJ6PJ5-PJ7間の抵抗測定

故障診断手順表

電源ボタンを押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�10�］

「F02」「F09」の故障診断を参照してください

PTCヒータの電流チェック

「F02」「F09」表示にならない

「F02」「F09」表示になる

チェックポイント10

センシング動作後、送風せず、「F02」「F09」表示になるか？

正常(5〜20A)

コントローラクミを外して、コントローラクミ内のPJ5、PJ6、PJ7からなる中継コネクタを外し、PTCヒータの抵抗値チェック

「乾燥」を設定して｢スタート｣ボタンを押す

異常

正常(数Ω〜100Ω)

90V以上(出力正常)

コネクタ、ハ−ネスを正しく接続してください

コントローラクミ異常→コントローラクミ交換

抵抗値∞の場合

コントローラクミのPJ5、�PJ6、PJ7の中継コネクタ部のハイ-クロ間、キイロ-クロ�間の電圧はAC90V以上か？

PTCヒータ異常→PTCヒータ交換

90V以下(出力異常)

中継ハーネスのコネクタ部の接続を確認してください

中継コネクタを元どおり接続し、乾燥運転スタート

正常

もう一度、動作を確認してください。

もう一度、動作を確認してください。

異常

※チェックの前に乾燥フィルターを取り出し、目詰まりが無いことを確認してください。

温風が出ない（風が暖かくない）

-80-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�11�］風が出ない

キバンハーネス、中継ハーネス、コネクタ接続部チェック

運転開始時、コントローラクミのCN32(シロ)の1#-4#間の電圧チェック

正常

センシング動作後、送風せず、「F02」「F09」表示になるか？

「F02」「F09」表示にならない

「乾燥」を設定して｢スタート｣ボタンを押す

「F02」「F09」表示になる

電源ボタンを押す

「F02」「F09」の故障診断を参照してください

異常 コネクタ、ハ−ネスを正しく接続してください

異常(常時15V以上もしくは10V以下)

正常(運転開始5秒間：DC20V以上、その後：DC10〜15V)

コントローラクミ異常→コントローラクミ交換

ファンモータ異常→ファンモータ交換

コントローラクミ異常→コントローラクミ交換

異常

正常

ファンモータの巻線抵抗をチェック中継コネクタ部アカ(桃)、チャ、ダイダイ線の各端子間または、CN20を外してハーネス側の1#、3#、5#各端子間を測定する0.3Ω以下：ショート10Ω以上：断線など

※チェックの前に乾燥フィルターを取り出し、目詰まりが無いことを確認してください。

ＣＮ３２

ＶCN32-4シロ

CN32-1アカ

チェックポイント11

-81-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

電源「切」状態で、「お気に入り」ボタンを押したまま同時に電源「入/切」ボタンを3秒以上押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�12�］乾燥時間が長い

開かない冷却水バルブが開くか？(MGVの動作音するか)

サーミスタ(M)、(L)異常→｢F04｣表示：サーミスタ(M)交換→｢F05｣表示：サーミスタ(L)交換

「乾燥」ボタン(時間設定用)と｢スタート｣ボタンを同時に押す(ボタンを同時に押している間､冷却水弁が開きます。また、温水ミスト側から水が出ます)

38Ω以下

ふくらみあり水もれあり 冷却水系統のホース、ノズル、

その他に異物の詰まり�→除去

※乾燥フィルターの目詰まり、乾燥ダクト内のほこり詰まりを確認してください。また、水栓を開けているか確認してください。乾燥フィルター目詰まり、布量が多くない場合は、冷却水系統の異常と温度検出系統の異常が考えられます。

＜冷却水系統のチェック＞

異常

異常

47Ω以上

コネクタ、ハ−ネスを正しく接続してください

冷却水バルブ異常→交換

コントローラクミ異常→コントローラクミ交換

正常

正常(約38〜47Ω)

開く

ふくらみなし水もれなし

流れる

冷却水バルブ異常→交換

冷却ホースにふくらみがないか？または、水もれしていないか？

フィルターの目詰まり、または洗濯物の量が規定より多い可能性があります。取扱説明書に従い、乾燥フィルター部の目詰まり具合を確認ください。目詰まりがあれば、ホコリを取り除いて、再度動作を確認ください。また、取扱説明書に従い、洗濯物の重さを確認ください。定格を超えている場合は、規定量まで減らして、再度動作を確認ください。その他、取扱説明書の｢お困りのときは｣の乾燥の部分もご覧ください。

P.30の初期設定を行ってください。

コントローラクミ異常→コントローラクミ交換P.30の初期設定を行ってください。

ＣＮ８(シロ)

ΩCN8-6アオ

CN8-1クロ

チェックポイント12

キバンハーネス、コネクタの接続部チェック

異常流れない コネクタ、ハ−ネスを

正しく接続してくださいキバンハーネス、コネクタの接続部チェック

冷却水バルブの抵抗値チェック

コントローラクミのCN8の1#�-�6#間の抵抗値チェック

異常

異常

切替弁異常→交換

正常

正常(約26±10％Ω)

切替弁異常→交換

切替弁の抵抗値チェック

コントローラクミのCN8の1#�-�2#間の抵抗値チェック

ミスト切替弁オン(サービス用スイッチNo.9 (P.28))

温水ミスト側に水が流れていないか？

-82-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

電源ボタンを押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�13�］乾燥していない

「［�11�］風が出ない」を参照し、故障診断をしてください

「乾燥」を設定して｢スタート｣ボタンを押す

風が出るか?(音で確認)

出る

出ない

サーミスタ(M)異常→交換

冷却水系統に異常はないか?

「［�12�］乾燥時間が長い」を参照し、故障診断をしてください

サーミスタ(M)、(L)抵抗値チェック

異常

正常

切替弁に異常はないか?

異常

正常

異常

正常(1KΩ〜2MΩ)

サーミスタ(L)異常→交換

異常

正常(1KΩ〜2MΩ)

異常 コネクタ、ハ−ネスを正しく接続してください

正常コントローラクミ異常→コントローラクミ交換

温風が出るか?「［�10�］温風が出ない」を参照し、故障診断をしてください

出ない

出る

※チェックの前に取扱説明書の「お困りのときは」の乾燥の部分をご覧ください。同じ様な要因も考えられます。

コントローラクミCN10(シロ)の1#(アカ)と3#(アカ)間

の抵抗値チェック

コントローラクミCN7(シロ)の3#(アカ)と4#(アカ)間

の抵抗値チェック

キバンハーネス、ワイヤハーネス、コネクタ接続チェック

-83-

6.故障診断とその処置について

BW-D11XWV

故障診断手順表

電源「切」状態で、「お気に入り」ボタンを押したまま同時に電源

「入/切」ボタンを3秒以上押す

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�14�］水が循環しない(

ソーカバーから水が出ない)

「乾燥」(時間設定)ボタンと「予約」ボタンを同時に押す

左側面前に位置する循環ポンプの動作音があるか?

「F17」の故障診断に従い、故障部位を判定してください

水位が洗濯槽の半分以上か?

なし

ある

半分以下

半分以上

「洗濯」ボタンを押す

｢スタート｣ボタンを押す

電源を切って再度電源ボタンを押す

P.28参照

「槽洗浄」コースで注水終了後一時停止し、ふたを開ける

水位センサー不良→水位センサー交換

＊水位センサー交換後、P.30の初期設定を行ってください。

循環ポンプ、水位センサーは正常です

※洗い中に糸くずフィルターまたは異物トラップの目詰まりを検知した場合は、循環ポンプを動かさない洗いやすすぎ動作になります。

故障診断手順表

水栓を開く

故障現象 チェック方法とチェックポイント 推定原因・処置

［�15�］水硬度センサーが働かない

電源ボタンを押す

｢乾燥(時間)｣と｢乾燥(コース)｣3秒押し

｢洗い｣を押している間、3桁の7セグ表示の左側の数字はいくつが

表示されるか？

故障ではありません。「1」「2」表示　例［0_2］

※槽内に水がたまるまで待ってから操作してください。しない

「0」「3」が表示

基板内または中継部のコネクタ抜けはないか？

お気に入りの�1�2�3�が点灯したか？

コネクタを正しく接続してください。

ある

ない

した

ハーネスの断線はないか？

デンドウドハーネスまたはチュウケイブクミ故障

→交換

コントローラクミ異常→コントローラクミ交換

ある

ない

※故障診断の前に下記を確認してください。(取扱説明書参照)設定が解除されていませんか？設定／解除は「水位」ボタン長押しでできます。槽内にあらかじめ水が入った状態(約3L以上)で運転を開始した場合は解除されます。洗濯行程の途中で洗い時間などを変更した場合は解除されます。｢温水ミスト｣を設定した場合には解除されます。

１

2

34

BW-D11XWV

6.故障診断とその処置について

-84-

サービス時、製品の分解・組み立てなどを行う際には、手袋を着用すること。万一のけが防止のためです。ご注意

・修理する際は、電源コードを抜いてから10分間待って、作業を始めてください。(パネル内には充電部の端子が露出している箇所がありますので、感電に注意してください)

・本体を移動したり、倒して作業する場合は、アンダートレイやPPベースの水受け部、内部配管などから水があふれる場合があります。本体を移動する際は、傾けないでください。

・本体を傾ける場合は、脱水運転を実施したあと、異物トラップを取り外し、本体を前方へ傾けて残水を完全に排除してください。また、部品を取り外す際は、念のため部品内部に水が残っていないことを確認してください。

・本体を倒して作業する場合は、静かに後ろに倒してください。(その他の向きへ倒すと、内部部品が破損して、水漏れの原因となります)本体を後ろに倒すと、ガラスフタが勢いよく開き、けがをするおそれや部品が破損することがあります。本体を後ろに倒す場合は、ガラスフタが開かないようにテープで固定するようにしてください。

・ジュンカンポンプクミなどを取り外す場合は、短い＋ドライバー(全長75mm以下)が必要となりますので、準備してください。

・ワイヤーハーネス、キバンハーネスやホース、チューブ類のバインド線、ナイロンバンド、ビニタイ、クリップ、接着などを外したときには元どおりに戻し、しっかりと固定してください。(元どおりにしないと断線や異音、水漏れの原因となります)

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

7 . 分解要領

ゼンメンパネルカバー

異物トラップカバーを開いて、両側の固定部を押しながら、ゼンメンパネルカバーを前側に引き、外します。

※固定ツメが外れにくい場合は、破損のおそれがありますので、無理に外さないでください。その場合、固定ツメの根元を押しながら下へずらして取り外してください。

1ゼンメンパネルカバー

固定部

異物トラップカバー

(1)フタ、トップカバーの外しかた

固定ツメ

押し下げる

【重要】銘板(図1-1)およびサブ銘板(図1-2)が貼り付けてある部品（ソトバコ、トップカバーなど）を交換する場合は、貼られている銘板およびサブ銘板をはがし、交換した新しい部品に貼り直してください。

図1-1 銘板 図1-2 サブ銘板

BW-D11XWV

-85-

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ゼンメンパネルを下にスライドさせて、前方に外します。

※組み立て時に、ゼンメンパネルのツメでソトワクを傷つけないよう注意してください。

3ゼンメンパネル

トップカバー

センザイフタヒンジを矢印方向にスライドさせてセンザイフタをトップカバーから外します。

4センザイフタ センザイフタヒンジ

ゼンメンパネル

＋ドライバー前面パネルを固定しているネジ(3か所)を外します。

※カキコミフタのネジを外す必要はありません。

2固定ネジ

カキコミフタ

−ドライバーネジカクシピースを−ドライバーで外します。

※各部品を傷つけないように、ドライバー先端を保護してください。

5ネジカクシピース

＋ドライバーソーサパネル左側のネジを外し(1か所)、パネルを矢印方向にスライドさせ、持ち上げます。

6ソーサパネル

BW-D11XWV

7.分解要領

-86-

ネジ

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

＋ドライバートップカバーを固定しているネジ(6か所)を外します。

9

カンソーフィルターを本体手前に引き出し外します。

8カンソーフィルター

＋ドライバーソーサパネル裏側のコネクタおよびマイクロSWサポートを固定しているネジ(1か所)を外し、本体からソーサパネルを外します。

7ネジ

※図のように本体背後からトップカバーを持ち上げ、ブローホース(2本)をホースオサエウエ(2か所)から外すと、トップカバー後方を開けることができます。これによりソーサパネルを再度取り付けて操作することでホゴカバー部の部品の通電状態が見られます。(感電に注意してください)

※トップカバーは棒や板などで支えてください。

※トップカバーを持ち上げるときや、組み込みの際に、ホースがソトワクのエッジで傷つかないように、ソトワクの端面にガムテープなどを貼り付けて作業してください。

ホースオサエウエ

BW-D11XWV

7.分解要領

-87-

コネクタ

マイクロSWサポート

ガムテープなどを貼る

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具外槽安全レバー

※安全レバーが外槽などに引っかからないように注意してください。安全レバー折損や安全スイッチ誤作動により、運転動作確認できないなどの問題に至ります。

トップカバー前面の右から出ているハーネスをバンドおよび外枠のクランプから取り外し、コネクタを外します。

10

ツメの位置

センザイボックス

ニッパー

−ドライバーセンザイソフナケースを真上に引き上げて外します。トップカバーを上に持ち上げ、下方向から−ドライバーでセンザイボックスのツメ(4か所)を外します。

以上の作業でトップカバーが外せます。

※組み立てる前に、トップカバー裏面のパッキンの欠品、かみ込みに注意してください。水漏れの原因になります。

11

パッキン

BW-D11XWV

7.分解要領

-88-

センザイソフナケース

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具ヒンジカクシ(左右各1か所)

フタ

−ドライバー

＋ドライバー

以下、(1)　���〜　��の作業はフタブクミを外す場合のみ行ってください。

フタ左右のヒンジカクシを−ドライバーで上にスライドさせて外します。

※各部品を傷つけないように、ドライバー先端を保護してください。

ヒンジを固定しているネジ(左右各2か所)を外し、フタブクミを真上に引き上げると外すことができます。

12

13

−ドライバーネジ(左右各2か所)

12 13

BW-D11XWV

7.分解要領

-89-

−ドライバーネジキャップ(4か所)を外します。

※フタブクミを傷つけないように、フィラメンテープなどでドライバー先端を保護してください。

1

(2)フタダンパーの外しかた

フタダンパー

＋ドライバーフタヒンジカクシを固定しているネジ(4か所)を外し、フタヒンジカクシを外します。

2

ネジキャップ

ネジ

＋ドライバーフタダンパーを固定しているネジ(左右各2か所)を外し、フタダンパーを外してください。

3

ネジ

フタヒンジカクシ

-90-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ファンユニットトレイクミ

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：トップカバー

(3)ファンユニットトレイクミの外しかた

1 11

ファンユニットトレイ右側のケッセンカバーを外し(テープ1か所)、中のコネクタ(4個)を外します。

1テープ ケッセンカバー

ファンユニットトレイ下部のジャバラホースを固定しているクリップ(4か所)を外します。

※ラジオペンチを使う場合はジャバラホースの破損に注意して作業してください。

2 ラジオペンチジャバラホース

循環ホースを固定しているクリップを外し、ホースを外します。

3

循環ホース クリップ

-91-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ファンユニットトレイとソトワクを固定しているネジ(3か所)を外します。

4 ＋ドライバー

ファンユニットトレイと温風ユニットを固定しているネジ(3か所)を外します。

5 ＋ドライバー

ファンユニットトレイを前方向にずらします。6

ネジ

ネジ

-92-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

給水ユニット

ダクトとツギテを固定しているネジ(3か所)を外します。

7 ＋ドライバーネジ

水位センサに取り付けられたクリップを外し、チューブを抜きます。

8クリップ

ラジオペンチ

センザイボックス下側のジャバラホースを固定しているクリップ(1か所)を外し、ジャバラホースを外します。

9センザイボックス

センザイボックスに取り付けられたブローホース(2本)および循環ホースをホースオサエから外します。

以上の作業でファンユニットトレイクミが外せます。

※組み立て時には、ハーネス、コネクタ、ケッセンカバー、テーピング、ホース、クリップ類を元どおりに戻して、しっかり固定してください。

10

センザイボックス クリップ

循環ホース

ブローホースホースオサエ

-93-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

切替弁に付いているコネクタを外します。コネクタ

(4)切替弁、給水弁、風呂水ポンプの外しかた

1

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：トップカバー1 11

給水弁を固定しているネジ(1か所)を外し、給水弁に付いているコネクタを外します。

※切替弁・給水弁を外す際、水が漏れることがありますのでご注意ください。

2給水弁

切替弁

＋ドライバー

ソフナーホースのクリップを外し、切替弁から外します。切替弁を矢印の方向に引き、外します。

3

ネジ

切替弁

コネクタ

ソフナーホースクリップ

切替弁

-94-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

風呂水ポンプに付いているクリップ、ホースを外し、風呂水ポンプを外します。

7 ラジオペンチ−ドライバー

風呂水ポンプ

風呂水ポンプを固定しているポンプオサエを外し、風呂水ポンプのコネクタを外します。

5

風呂水ツギテを外します。

※風呂水ツギテのツメを割らないように注意してください。

6

ポンプオサエ

風呂水ツギテ

クリップ

風呂水ポンプ

コネクタ

給水弁

給水ユニットを押さえながら給水弁を矢印の方向に引き、外します。

4

給水ユニット 給水弁

-95-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

給水ユニット

キュースイジャバラを固定しているクリップを外し、キュースイジャバラを外します。継ぎ手を固定しているツメを−ドライバーで外します。

1 −ドライバー

前項に続き、下記を実施して、各部品を取り外してください。

・(3)　���〜　��：温風ユニットクミ、ファンユニットトレイ

クリップ ジャバラ ツメ

1 7

(5)給水ユニットの外しかた

ミスト切換え弁を固定しているツメを外し、矢印の方向に給水ユニットおよびミスト切換え弁を引き上げて外します。

2

-96-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

＋ドライバー温風ユニットクミ

ネジ

コネクタ(2か所)

(5)温風ユニットクミの外しかた

給水弁をファンユニットトレイに固定しているネジ(1か所)、給水弁の右側のコネクタ(2か所)、水位センサのコネクタ(2か所)を外します。

2

ネジ(6か所)

ファンユニットトレイを右側にたわませながら温風ユニットを持ち上げ、スライドさせながら外します。

4

＋ドライバー温風ユニットを裏返し、ネジ(7か所)を外してファンカバーフタを外します。

※ツメ(1か所)を割らないように注意してください。

5

1

＋ドライバー

ネジ

ネジ

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：トップカバー・(2) 〜　��：ファンユニットトレイクミ

温風ユニットをファンユニットトレイクミに固定しているネジ(6か所)を外します。

1 111 3

コネクタ(2か所)

ミスト継ぎ手を固定しているネジ(2か所)を外し、ミストホースを温風ユニットから外します。

※取り外しの際には、Oリングの欠品に注意してください。

3 ＋ドライバー

ネジ(2か所)

-97-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ＰＴＣヒータ

サーミスタ(

Ｈ)

・前項に引き続き、作業を実施してください。

(6)PTCヒータ、サーミスタ(H)の外しかた

＋ドライバーPTCヒータのネジ(2か所)を外し、PTCヒータを外します。

1

サーミスタをゆっくりヒータ側に引き抜きます。

※強く引くと、サーミスタが断線するおそれがあります。

2

ハネサーミスタ

PTCヒータヒータネット

ネジ(2か所)

温風ユニットからサーミスタのゴムを抜き、サーミスタ(H)を取り出します。

3

フィルターケース

(7)フィルターケースの外しかた

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：トップカバー・(2) 〜　��：ファンユニットトレイクミ

1 111 9

-98-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

サーミスタ(

M)

＋ドライバー

−ドライバー

本体正面から見て左側面にあるメンテフタのネジ(1か所)を外します。

ネジ固定部真下にある溝に−ドライバーを挿入し前方に引き、下側からはがすようにメンテフタを外します。

1

※メンテフタには、左図のように8か所のツメがありますので、破損しないよう注意してください。

(8)サーミスタ(M)、サーミスタ(L)、マイクロスイッチクミの外しかた

ツメ(○部8か所)

＋ドライバー

長い＋ドライバー

2センサオサエ

ツギテに取り付けられているセンサオサエのネジ(2か所)を外します。

ツギテ

メンテフタ

ネジ(3か所)フィルターケースを固定しているネジ(3か所)を外し、フィルターケースを外します。

1

ネジ

-99-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

3

サーミスタ(M)

センサオサエよりサーミスタ(M)を取り外します。

4 コントローラクミ(メイン)を取り出し、サーミスタ(M)のコネクタを外します。また、テーピング、ワイヤーサドルなどで固定されている箇所はそれぞれ外します。

5

6ワイヤーサドル

センターベース上に固定のワイヤーサドル(3か所)と、ナイロンクランプ(2か所)を外します。ワイヤーサドルが固い場合は、−ドライバーを使用してください

以上の作業でサーミスタ(M)が外せます。

ナイロンクランプ

＋ドライバー

−ドライバー

洗濯機本体を後方に倒します。このとき、傷防止のため床に柔らかいシートなどを敷き、洗濯機背面が床に接するように倒します。背面のダクトなどが破損する危険性があるため、ゆっくりと倒してください。

(　　　　　　　　　　　　　　　　　��)

洗濯機本体を後方に倒します。このとき、傷防止のため床に柔らかいシートなどを敷き、洗濯機背面が床に接するように倒します。

背面のダクトなどが破損する危険性があるため、ゆっくりと倒してください。

※本体を後ろに倒すと、ガラスフタが勢いよく開き、けがをするおそれや部品が破損することがあります。本体を後ろに倒す場合は、ガラスフタが開かないようにテープで固定するようにしてください。

1サーミスタ(

L)

・マイクロスイッチクミ

・(16)　���〜　���を実施し、コントローラクミを外してください。

1 5

-100-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

短い＋ドライバー

ハイスイバルブケースのナイブハイスイホース接続部根元に取り付いている、センサオサエのネジ(1か所)を外します。

2

センサオサエ

5 コントローラクミ(メイン)を取り出し、サーミスタ(L)・マイクロスイッチクミのコネクタを外します。

また、テーピング、ワイヤーサドルなどで固定されている箇所はそれぞれ外します。

以上の作業でサーミスタ(L)・マイクロスイッチクミが外せます。

ハイスイバルブケースよりセンサオサエを引き抜き、サーミスタ(L)を取り外します。

3

サーミスタ(L)

異物トラップ上部にあるマイクロスイッチカバーのネジ(1か所)を外し、マイクロスイッチを取り外します。

4 ＋ドライバー

ネジ(1か所)

下記を実施して、各部品を外してください。

・(16)　���〜　���：コントローラクミ1 5

ネジハイスイバルブケース

ナイブハイスイホース

-101-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ソーカバー

＋ドライバー

(9)ソーカバー、ハネ、バスケットの外しかた

ハネ

−ドライバー2

ハネ

ハネキャップハネの溝に−ドライバーを入れ、押し込みながら上に持ち上げ、ハネキャップを外します。

ハネを固定するナットを外し、ワッシャ、バネザを外し、ハネを持ち上げシャフトから外します。

3

ハネを持ち上げ、バスケットから取り出します。

※ハネをバスケットから取り出す際は、ビートスロープ部を上にして持ち上げるとバスケットから取り出すことができます。

4

テーパ付ワッシャを外します。5

ボックスレンチ(14mm)

テーパ付ワッシャ

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：トップカバー・(3)　���〜　��：ファンユニットトレイクミ・(7) ：フィルターケース

1 111 91

1 ソーカバーをソトソーに固定するネジ(10か所)、アースセンを固定しているネジ(1か所)を外します。

ビートスロープ

-102-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

バスケット

トクナハズシアダプタトクナハズシ

専用のトクナハズシアダプタをトクナにセットし、反時計方向に回します。トクナ、ナミワ、L型ワッシャを外してバスケットを持ち上げ外します。

以上の作業でバスケットが取り外せます。

※組み立て時には、ジャバラホース、クリップ、ネジ、ワッシャなどを元どおりにして、しっかり固定してください。

※テーパ付ワッシャをシャフトに挿入する場合、ワッシャのテーパ面を底面として挿入してください。また、ワッシャのテーパ面が、シャフトのテーパ面と接していることを確認してください。

6トクナハズシ

トクナハズシアダプタ

トクナ ナミワ L型ワッシャ

テーパ付ワッシャ

テーパ面

シャフト

テーパ面

〈ご注意〉テーパ付ワッシャを取り付け忘れると、故障の原因になります。必ず確認してください。

-103-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

(10)クドウブクミの外しかた

洗濯機本体を後方に倒します。このとき、傷防止のため床に柔らかいシートなどを敷き、洗濯機背面が床に接するように倒します。背面のダクトなどが破損する危険性があるため、ゆっくりと倒してください。

※本体を後ろに倒すと、ガラスフタが勢いよく開き、けがをするおそれや部品が破損することがあります。本体を後ろに倒す場合は、ガラスフタが開かないようにテープで固定するようにしてください。

1

クドウブクミ

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：ゼンメンパネル・(8) 〜　��：サーミスタＭ・(9) 〜　��：(バスケットを)固定しているトクナ

ナミワ、Ｌ型ワッシャ・(16) 〜　��：コントローラクミ

1 31 6

81

51

メインモータのコネクタを外します。次に、固定されているハーネスを外して束ねているテープを外します。※1：組み立て時、テーピングを忘れないように注意

してください。※2：ハーネス束を平らに配置し、フィラメンテープ

で固定してください。(センターベースと外槽に貼り付け)

2メインモータのコネクタ

＋ドライバーニッパー

ボックスレンチ(10mm)または＋ドライバー

外槽および外枠に固定されているハーネスおよびテープを外し、コントローラクミからワイヤーハーネスのコネクタを外します。

3

クドウブを固定しているネジ(15か所)を外して、クドウブを引き出すようにして外します。

以上の作業でクドウブクミが取り外せます。

4ネジ(○部15か所)

※2A

-104-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

※クドウブを引き出す際に、カクワを外槽の中に落とさないように注意して外してください。

カクワ

※組み立て時にクドウブのシャフトをソトソーに挿入する場合、位置合わせの切り欠きがありますので、位置を合わせて挿入してください。

※カクワが入っていることを確認してください。また、コネクタ、ハーネスは元どおりにしてしっかり取り付けてください。

位置合わせの切り欠き

カクワ

-105-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

(11)ジュンカンポンプ�ランナ部の掃除のしかた

図に示すハーネスを束ねているバンドを外します。1

図に示すジュンカンポンプブクミ部の固定ネジ(2か所)と、ポンプブクミとケーシングを固定しているネジを外します。

※奥のネジが外しづらい場合は、短い＋ドライバーを使用してください。

2

＋ドライバー

ニッパー

＋ドライバー短い＋ドライバー

ジュンカンポンプ(

ランナ部)

ネジ

ジュンカンポンプブクミ部を少し上に持ち上げ、ポンプを手前方向に回して外します。

※無理に持ち上げないでください。破損の原因になります。

※残水に注意してください。異物トラップを外し、水が無いことを確認したあと、取り外してください。

3

ジュンカンポンプから出るハーネスのコネクタをコントローラクミから外します。

以上の作業でジュンカンポンプが外せます。

※組み立て時には、パッキンを忘れずに取り付け、確実に締まったことを確認し、ハーネス、ネジを元どおりにして、しっかり固定してください。

4Pケーシング内

ジュンカンポンプ 異物トラップ

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：ゼンメンパネル・(16) 〜　��：コントローラクミ

1 351

バンド

-106-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ジュンカンポンプブクミ

ニッパー

＋ドライバー

4 ジュンカンホースを固定しているクリップを外し、ホースを外します。

(12)ジュンカンポンプブクミの外しかた

ジュンカンホース

クリップ

図に示すハーネスを束ねているバンドを外します。1

＋ドライバージュンカンポンプブクミの固定ネジ(2か所)を外します。

2

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：ゼンメンパネル・(16) 〜　��：コントローラクミ

1 351

バンド

＋ドライバー泡消しホースを固定しているクリップを外し、ホースを外します。

3

ネジ

泡消しホース

クリップ

-107-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ジュンカンポンプブクミの左側を持ち上げながら手前に引き出すようにして外します。

6

前項に引き続き、作業を実施ください。

ジュンカンポンプブクミの下に排水バルブクミがあります。ネジ2か所、ナイブハイスイホース、OFホース、ガイブハイスイホース、DTホースとそれぞれのクリップを外します。コントローラクミから排水バルブクミのハーネスを外します。

1

2

排水バルブクミ

※ナイブハイスイホース、OFホース、ガイブハイスイホース、DTホースは−ドライバーで接着部を剥がすときに変形してしまうため、組み換えの際には排水バルブクミのサービスパーツに同梱されている新品に交換してください。

ガイブハイスイホースOFホース

DTホースナイブハイスイホース

＋ドライバー−ドライバー

ネジ2か所

(13)排水バルブクミの外しかた

DTホース−ドライバーDTホースのクリップを外して−ドライバーを差し

込み、接着剤を剥がしながらDTホースを外します。5

クリップ

-108-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

(14)ソトソーブクミの外しかた

左側面下側のメンテフタを固定するネジ(1か所)を外し、ネジ固定部真上にある溝に−ドライバーを挿入し前方に引き、上側からはがすようにメンテフタを外します。

※外枠のエッジで手を切らないように注意してください。

1 ＋ドライバー−ドライバー

メンテフタ

メンテフタ

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：トップカバー・(3)　���〜　��：ファンユニットトレイクミ・(7) ：フィルターケース・(16) 〜　��：コントローラクミ

1 111 91

51

排水バルブ側(本体前側)のナイブハイスイホース接続部のクリップを外し、−ドライバーで接着剤を剥がしながらホースを外します。

3

ソトソーブクミ

ナイブハイスイホース

ジャバラホースを固定するホースオサエを矢印の方向に回してジャバラホースを外します。

※ツギテ部のツメを折らないように注意してください。

2ツギテホースオサエ

ツメ ナイブハイスイホース

※メンテフタには、左図のように8か所のツメがありますので、破損しないよう注意してください。

ツメ(○部8か所)

−ドライバー

-109-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

ソトソー底部に取り付けられたモータ関係のハーネスのコネクタをコントローラクミから外します。

4

補強金具

＋ドライバー

＋ドライバー

ホースオサエ(ウエ)を固定しているネジ(2か所)を外し、ホースオサエ(ウエ)を外します。

5

本体後ろ側のコーナープレートのネジ(左右2か所)を外し、補強金具を外します。

6

ソトソーブクミを外します。取り出すときに、外枠にハーネスなどが引っ掛からないように注意してください。

※組み立て時には、クリップ、接着剤、ネジ、ホースクランプを元どおりにして、しっかり固定してください。

7

モータ関係のハーネスホースオサエ(ウエ)

-110-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

(15)ダクトクミの外しかた

OFホースを外します。1OFホース

ダクトクミ

(16)コントローラクミの外しかた

コントローラクミを固定するネジ(1か所)と、異物トラップ上側クリップ止めネジ(1か所)を外します。

1

本体背面からダクトブクミを固定するネジ(4か所)を外します。その後ダクトクミを上にスライドさせて前方向に押し出し、ツメ(2か所)を外します。

以上の作業でダクトクミを外せます。

2

＋ドライバー

＋ドライバー

＋ドライバー

コントローラクミ

ツメ

ネジ

クリップ止めネジ

バンド(2か所)とワイヤーサドルからハーネスを外し、リアクトルのハーネスをPPベースから外し、コントローラクミを引き出します。

※バンドを切るときに、ハーネスを切らないよう注意してください。

2ワイヤーサドル

バンド

-111-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

PPベース側のツメ

コントローラクミ側の溝(穴)

※組み立て時、コントローラクミ側面の溝(穴)にPPベース側のツメを入れて固定します。確実に固定されたことを確認してください。

＋ドライバー

＋ドライバー

冷却ファン

コントローラクミのネジ(2か所)とツメを外して、キバンカバーを外します。

3

ネジ2本を外して冷却ファンを外し、リード線およびコネクタを外します。

以上の作業で冷却ファンを外せます。(冷却ファンを外さない場合、　　��は不要です)

4

3 4

ネジ

ネジ

ツメ

-112-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

コントローラクミに接続されたハーネスのコネクタをすべて外します。

5

＋ドライバーソウサパネルを固定しているネジ(4か所)を外し、ソウサパネルを外します。

1

(17)ソウサパネルの外しかた

ネジ

※コントローラクミをソーサパネルに取り付ける際は、ツメが4か所ある側からはめ、バネ式の電極センサがソーサパネルのネジボスに接触しないように組み付けてください。

ツメ

バネ式電極センサ

ソウサパネル

-113-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

＋ドライバー

トップカバーを裏返して、ホゴカバーマエを固定しているネジ(4か所)を外します。

1

(18)フタロックスイッチの外しかた

ホゴカバーマエ

＋ドライバーフタロックSWを固定しているネジ(2か所)を外します。

2フタロックスイッチ

ネジ

ネジ

下記を実施して、各部品を外してください。

・(1)　���〜　��：トップカバー1 11

＋ドライバー−ドライバー

1 ネジを外し、ネジ固定部溝に−ドライバーを差し込みダクトマドを外します。

※−ドライバーで本体外枠を傷付けないようにドライバー先端を保護してください。

(19)ダクトマド、クリーニングフタの外しかた

ダクトマド

本作業は、ダクト内部にたまったほこりを取り除くためのクリーニング作業時に行ってください。クリーニングの際は、付属のスイコミノズルを掃除機に取り付けて、ダクト内部へ挿入して、ほこりを吸い取ってください。※スイコミノズルをダクト内部へ強く挿入すると、

ダクトまたはダクト内部にある部品を破損するおそれがありますので、注意してください。

ネジ

-114-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

＋ドライバー2 ダクトに付いているクリーニングフタのネジを外し、クリーニングフタを外します。

※クリーニングフタに取り付いている黒いパッキンをなくさないように注意してください。

−ドライバー

−ドライバー

3 後面向かって右側の穴を−ドライバーで開けます。

※−ドライバーで本体外枠を傷付けないようにドライバー先端を保護してください。

クリーニングフタ

泡消しホース部

ネジ

何らかの原因でフタがロックされたまま動かなくなった場合には、電源プラグを抜いたあと、下記の手順によりフタロックを強制的に外してください。

カイジョフタを外します。

※トップカバーを傷つけないように、ドライバー先端を保護してください。

1フタロックスイッチ

(20)フタロックスイッチの強制解除方法

パッキン

カイジョフタ

-115-

7.分解要領

BW-D11XWV

部品名 写　　真 分　解　方　法 必要工具

３Ｄ振動センサ

＋ドライバーニッパー

外槽および外枠に固定されているハーネスおよびテープを外し、コントローラクミ(メイン)から振動センサハーネスのコネクタを外します。

※A部ハーネス分解後の再固定時は、ガラステープを巻き付けたあとに固定してください。

1

外槽に固定しているナイロンバンド2か所とネジ2か所を外して振動センサを取り出します。

【取り付け時の注意】振動センサの向きは外槽にあるナイロンクランプ取付用穴の方向にハーネスが出るよう取り付けてください。

2

(21)�3D振動センサの外しかた

ネジ

ナイロンバンド

製品上側

A

カイジョフタの先端で、トップカバーの中のフタロックスイッチ強制解除用ヒモを引っ張りながらフタを開けます。ヒモを引いたままフタを開けるようにしてください。

〈ご注意〉フタロックスイッチの強制解除後は、ヒモを元どおりにトップカバーに固定してください。このとき、ヒモは少したるませた状態で固定してください。突っ張っていると、ロックレバーが動作できず｢C08｣表示または｢C09｣表示になります。

2

ヒモ

-116-

7.分解要領

BW-D11XWV

［本体左］

［本体右］

外槽を本体から取り外し、外槽を下から見た状態

メインモータコネクタ

振動センサハーネス※振動センサーは外槽側面にあります。

クラッチモータ

［本体背面］

［本体前面］

B

A

［本体左］

［本体右］

外槽を本体から取り外し、本体を上から見た状態

リアクトル・リアクトルケース

［本体前面］

［本体背面］

B

A

イッスイパイプ

循環ポンプ

泡消しホース※ダクト上部に

接続

異物トラップ

・パーツ編の構造説明図(分解図)だけでは分かりづらい部分について補足します。(PPベース周りと外槽下部の主な部品配置図)

-117-

BW-D

11XWV

8 . 外形

寸法

図と

配管

図

8 . 1

　外

形寸

法図

8.外

形寸

法図

と配

管図

-118-

BW-D

11XWV

8 . 2

　配

管図

-119-

BW-D

11XWV

9 . 1

　回

路ブ

ロッ

ク図

9 . 配線

図

9.配

線図

-120-

BW-D

11XWV

9 . 2

　結

線図

9.配線図

-121-

BW-D11XWV

9 . 3　ハーネス配置図

異物トラップ周辺部

外槽下部

トップカバー部

ファンユニットトレイ部

クラッチモータ

風呂水ポンプ

ＰＴＣヒータ

振動センサ

水位センサ

Tﾊｰﾈｽ1(120：BW-D11XWV 012)

循環ポンプ

ファンモータ

異物トラップ検知ＳＷ

コネクタ

ｺ-ﾄﾞﾌﾞｸﾐ(178：BW-D10XTV 058)

排水弁

乾燥フィルター検知SW

センターベースｿﾄﾜｸ

白/黒

キバン(メイン)

ﾁｭｳｹｲﾊｰﾈｽ(190：BW-D11XWV 025)

ｿﾄﾊﾞｺ

フェライトコア

ソフナー切替弁

温度TH Ｈ

Tﾊｰﾈｽﾁｭｳｹｲﾊｰﾈｽ(191：BW-D11XWV 026)

電導度センサ

黄/灰/黒

温度TH Ｍ

ﾃﾞﾝﾄﾞｳﾄﾞﾊｰﾈｽ(42：BW-D10XTV 016)

ｻｰﾐｽﾀ(L)(151：BW-D10XTV 047)

ｸﾗｯﾁﾓｰﾀｰﾊｰﾈｽ(113：BW-D10XTV 028)

サーマルプロテクタ

リアクトル

ホールＩＣ

メインモータ

ﾜｲﾔｰﾊｰﾈｽ(192：BW-D10XTV 064)

フタロックモーター

フタロック検知

アンバランスＳＷ

電源ＳＷ「切」電源ＳＷ「入」

フタ開閉検知

スイッチキバン

ＭＧＶ

ミスト弁ﾐｽﾄﾍﾞﾝﾊｰﾈｽ

ﾌｨﾙﾀｽｲｯﾁBW-D11XWV 005

(　)内の数字は、サービス部品一覧表の番号と補修品番号を示しています。

温度TH Ｌ