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PowerAct Pro Slave Agent
インストールマニュアル
オムロン無停電電源装置(UPS)専用ソフトウェア
Windows Server 2008R2 / Windows 7 編
ご使用上の注意
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 1
ご使用上の注意
ご使用用途について
一般オフィスやサーバールームで使われるコンピューターに使用することを目的に設計、製造されています。きわめて高い
信頼性や安全性が要求される以下のような用途には絶対に使用しないでください。
1. 医療機器など、人命に直接関わる用途
2. 人身の損傷に至る可能性のある用途
例:航空機、船舶、電車、エレベーターなどの運行、運転、制御に直接関わる用途
3. 主要な電算機システム、幹線通信機器、公共の交通システムなどへの用途
4. これらに準ずる機器への用途
ソフトウェア使用許諾契約書について
本ソフトウェアをコンピューターにインストールした場合は、以下のソフトウェア使用許諾契約書(以下、本契約)の内容
にご同意いただいたものとします。ご同意いただけない場合は、本ソフトウェアをコンピューターにインストールしないで
ください。
ソフトウェア使用許諾契約書
オムロン株式会社(以下、オムロン)がお客様にソフトウェア商品(以下 本ソフトウェア)を使用許諾する条件を定めた
ものです。必ず本ソフトウェアをご使用になる前に、以下の注意事項をよくお読みください。
1. 本契約にいう「本ソフトウェア」とは、本パッケージに含まれるコンピュータープログラムおよびそれに関連する技術
資料などのすべてを含みます。本ソフトウェアにかかわる著作権その他の知的財産権はオムロンまたはオムロンに使用
許諾をしている第三者に帰属し、本契約によりお客様に移転することはありません。お客様がそれらの権利を侵害した
場合、前述のオムロンまたはオムロンに使用許諾をしている第三者に対する責任は、お客様が負うものとします。
2. オムロンは、お客様が無停電電源装置(UPS)を管理する目的のみで本ソフトウェアを使用する非独占権利を承諾します。
3. お客様はオムロンの事前同意なしに第 3 者へライセンス譲渡および貸与を行うことはできません。
4. お客様は本ソフトウェアのバックアップ目的のためのみに本ソフトウェアを複製することができます。お客様は本ソフ
トウェアの改変ならびに逆コンパイル、逆アセンブリー、リバースエンジニアリング、その他それに類する行為を行う
ことはできません。
5. お客様は、本ソフトウェアの内容について本契約期間中およびその終了後も機密として保存し、第三者へ開示しないも
のとします。
6. お客様が商品を購入後 90 日以内に本ソフトウェアの欠陥を発見し返却した場合、オムロンは無償で交換いたします。
7. 上記の本ソフトウェアの交換は、オムロンのソフトウェア保証責任のすべてを定めるものであり、オムロンは本ソフト
ウェアの欠陥により発生した、お客様の直接的、間接的あるいは波及効果による損害に対しては一切の責任を負いません。
ご使用上の注意
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 2
本ソフトウェアの改変ならびに逆コンパイル、逆アセンブリー、リバースエンジニアリング、その他のそれに類する行為により、
特許権(実用新案権に基づく権利も含む。以下同じ)または著作権を侵害するものとしてオムロンに使用を許諾している第三者
および当該第三者以外からお客様が請求された場合には、オムロンは責任を負いません。
8. オムロンがお客様の損害について責任を負ういかなる場合においても、オムロンの責任はお客様が商品購入代金として
支払った金額を超えることはありません。
9. お客様が本契約に違反した場合、オムロンはお客様に通知することにより本ソフトウェアの使用許諾を終了させること
ができます。その場合、お客様は本ソフトウェアおよびそのすべての複製物をオムロンに返却しなければなりません。
10. 本契約は日本国の法律の下で解釈され、かつ日本国の法律により制御されるものとします。
運用に関するお願い
1. 本ソフトウェアおよび本書の内容の全部または一部を無断で流用することは固くお断りいたします。
2. 本ソフトウェアおよび本書の内容については将来、予告なしに変更する場合があります。
3. 本ソフトウェアおよび本書の内容については万全を期しておりますが、万一誤りやお気づきの点がございましたら、
当社までご連絡くださるようお願いいたします。
4. 本書に記載した画面などは、実際のものとは一部異なる場合があります。
Google Chrome は、Google の商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。
Microsoft、Internet Explorer、Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
Mozilla、Firefox は、Mozilla Foundation の登録商標です。
その他、本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
© OMRON Corporation. 2016 All Rights Reserved.
本書の読み方
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 3
本書の読み方
本書の構成
本書は、次の内容で構成されています。
はじめに 本ソフトウェアの特徴と、全体のシステム構成について説明しています。
インストール 本ソフトウェアのインストールの前提条件とインストール方法を説明しています。
表記上の注意
本書では、次の表記が使用されています。
守っていただきたい事項、操作上の注意を要する事項を記載しています。この記載をよくお読みになり、
必ず指示に従ってください。
役立つ情報や、ヒントとなる情報を記載しています。また、関連する情報が記載されているページや他の
マニュアルを紹介しています。
本ソフト
ウェア
オムロン PowerAct Pro Slave Agent のことです。
[ ] 画面に表示される項目で、操作対象のもの(クリックできるボタン類)は[ ]で記載しています。
「 」 上記以外の画面に表示される項目や、リンク先については「 」で記載しています。
目次
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 4
目次
ご使用上の注意 ......................................................................................................................... 1
本書の読み方 ............................................................................................................................. 3
目次 ........................................................................................................................................... 4
1 はじめに .............................................................................................................................. 5
1-1 機能と特徴 ...................................................................................................................................... 5
1-2 機器の接続と運用 ........................................................................................................................... 6
1-2-1 コンピュータを 2 台以上接続してスレーブエージェントを利用 ......................................... 6
1-2-2 仮想 OS でのシステム構成例 ................................................................................................. 7
1-3 インストールの手順と動作確認 ..................................................................................................... 7
2 インストールの準備 ............................................................................................................ 8
2-1 インストールに関するご注意 ......................................................................................................... 8
2-2 動作環境 .......................................................................................................................................... 8
3 本ソフトウェアのインストール ........................................................................................... 9
4 ファイアウォールの設定変更 ............................................................................................ 19
1 はじめに 1-1 機能と特徴
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 5
1 はじめに
1-1 機能と特徴
無停電電源装置(以下、UPS)は、停電などの電源異常から接続機器を守る装置です。しかし、UPS は内蔵バッ
テリの容量により、限られた時間しかシステムに電源を供給することはできません。
このため、自動シャットダウンソフトウェアを利用して一定の時間内にシステムを正常終了させ、ハードディス
クの破壊やシステムファイルの破損などの障害を防ぎます。
PowerAct Pro とは、冗長電源対応や出力コンセント制御対応などの機能も搭載した電源管理ソリューションで
す。
PowerAct Pro には、次の特徴があります。
スケジュール運転 日時や毎週/毎月といった条件を指定し、UPS の停止、起動や UPS の自己診断を
行うことができます。
連携シャットダウン ネットワーク上の複数のサーバやクライアントを連携してシャットダウンさせる
ことができます。
出力コンセント制御 出力コンセント制御機能を搭載したUPSと本ソフトウェアを組み合わせることに
より、UPS の起動時にコンセント出力の開始やシャットダウン時のコンセント出
力の停止を遅延させることができます。
アプリケーションの自動保存 入力電源異常(停電など)が発生した場合に、作成中や編集中のファイルを自動
保存し、アプリケーションソフトや OS を終了させます。
マルチ OS 対応 Windows/Linux/Macintosh/Unix の 4 種の OS に対応しています。
GUI グラフィカルな画面で各種の設定ができます。
仮想化サーバ対応 Hyper-V/VMware に対応し、複数の Guest OS を制御することができます。Guest
OS へのインストールは不要です。
スクリプトシャットダウン ソフトウェアをインストールできないアプライアンスサーバなども、スクリプト
を使って OS のシャットダウンができます。
ping 監視・モバイル端末監視 SNMP を使わずに、ネットワーク上の端末の稼働状況監視やモバイル端末からの
コンセント制御(リブート)ができます。
SNMPv3 対応 SNMPv3 に対応し、セキュアな環境でネットワーク上の電源管理ができます。
CO2 監視機能 接続端末の消費電力から、CO2 排出量を手軽に測定できます。スケジュール運転
機能と併用すれば、夜間・休日は、機器の稼働を停止させることで CO2 や電気料
金の削減ができます。
1 はじめに 1-2 機器の接続と運用
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 6
1-2 機器の接続と運用
PowerAct Pro には、UPS に専用ケーブル(RS232C/USB)で直接接続されているコンピュータ向けの「マスター
エージェント」とネットワークを経由して接続されているコンピュータ向けの「スレーブエージェント」(本ソ
フトウェア)が存在します。
本ソフトウェアはマスターエージェントと連携してコンピュータをシャットダウンします。
1-2-1 コンピュータを 2 台以上接続してスレーブエージェントを利用
■ UPS に専用ケーブル(RS232C/USB)で直接接続されているコンピュータには「PowerAct Pro マスターエー
ジェント」をインストールします。
■ それ以外のコンピュータには「PowerAct Pro スレーブエージェント」をインストールします。
コンピュータにスレーブエージェントをインストールせずにマスターエージェントからスクリプトを発行してコン
ピュータを自動シャットダウンすることもできます。スクリプトの設定方法につきましてはマスターエージェントの
取扱説明書を参照してください。
1 はじめに 1-3 インストールの手順と動作確認
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 7
1-2-2 仮想 OS でのシステム構成例
Hyper-V による仮想環境で使用する場合は、ホスト側に PowerAct Pro をインストールします。
ゲスト OS 側にはインストールは不要です。ゲスト OS は自動的にシャットダウンされます。再起動時は、シャッ
トダウン前の状態で、各ゲスト OS が起動します。
・ マスターエージェント/スレーブエージェントともにインストール可能です。
・ マスターエージェントをインストールする場合は、RS232C または USB で接続してください。
・ スレーブエージェントをインストールする場合は、別途マスターエージェントが必要です。
1-3 インストールの手順と動作確認
次の手順で本ソフトウェアをインストールし、動作を確認します。
インストーラーの起動
↓
インストール
↓
ファイアウォールの設定変更
2 インストールの準備 2-1 インストールに関するご注意
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 8
2 インストールの準備
2-1 インストールに関するご注意
インストールを開始する前に、次の事項をご確認ください。
<製品>
・本ソフトウェアは、オムロン製 UPS およびオムロン製 OEM 供給品の UPS 以外では使用できません。
<環境>
・Administrator 権限があるユーザ名で OS にログインしてください。
・お使いの環境で OS が正常に終了できることを確認してください。
・他の自動シャットダウンソフトウェアを使用している場合は、必ずそのソフトウェアをアンインストールし、
OS を再起動してください。各ソフトウェアのアンインストール方法は、それぞれの取扱説明書を参照してく
ださい。
2-2 動作環境
対応コンピュータ DOS/V 機、Apple 製 Macintosh およびその互換機ではご使用になれません。
対応 OS と対応プラッ
トフォーム
Microsoft Windows Server 2008※1
Microsoft Windows Storage Server 2008
Microsoft Windows Server 2008R2
Microsoft Windows Storage Server 2008R2
Microsoft Windows 7
x86、AMD64、EM64T
WWW ブラウザ Microsoft Internet Explorer 10.0/9.0/8.0/7.0※2/6.0
HTTP サーバ Apache HTTP Server 2.2.8 Internet Information Services(Windows OS 標準)
RAM 128MB 以上(256MB 以上推奨)
ハードディスク容量 100MB 以上
インターフェース RS232C、USB
ネットワークカード 10Mbps 以上
プロトコル TCP/IP
※1 Hyper-V を用いた仮想 OS 環境でもご使用いただけます。仮想 OS のホスト側に本ソフトウェアをインストールして
ください(ゲスト OS にインストールする必要はありません)。
※2 Internet Explorer 7.0 の場合、本ソフトウェアのモニタ画面を開いた時にフィッシング詐欺警告のアイコンが表示され
ることがありますが、問題はありません。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 9
3 本ソフトウェアのインストール
1 UPS 付属 CD-ROM をサーバのドライブに挿入します。
2 [メディアからのプログラムのインストール/実行]をクリックします。
上記メッセージが表示されない場合は、直接 Setup.exe を実行してください。
Setup.exe は CD-ROM の software フォルダに格納されています。
(例)CD-ROM ドライブが D ドライブの場合
D:¥software¥PowerAct_Pro¥Windows¥Slave¥VerXX¥Program¥Setup.exe
3 [OMRON_Autorun.exe の実行]をクリックします。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 10
4 [既に登録済み/後で登録する]をクリックします。
5 「PowerAct Pro (Windows 版) Slave Agent」の[インストール]ボタンをクリックします。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 11
6 進行中の画面が表示されます。
7 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 12
8 「使用許諾契約」の内容をよくお読みになり、「使用許諾契約の全条項に同意します(A)」を選択して、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
使用許諾契約に同意いただけない場合は本ソフトウェアを使用できません。
[キャンセル]ボタンをクリックして、インストールを中止します。
9 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
本ソフトウェアを書き込み禁止のフォルダやネットワークドライブにインストールしないでください。
必ずローカルコンピュータのリードライト可能なハードディスクにインストールしてください。
本画面では本ソフトウェアのインストール先の変更が可能です。本ソフトウェアのインストール先を変更する場合は
[参照(R)]ボタンをクリックしてインストール先を指定してから、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 13
10 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
11 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 14
12 進行中の画面が表示されます。
13 既に存在するスレーブエージェントと同じ環境設定内容を使用する場合は、
そのスレーブエージェントがインストールされているコンピュータの IP アドレスを入力して
[OK]ボタンをクリックします。
新たに環境設定をする場合は[Cancel]ボタンをクリックします。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 15
14 マスターエージェントの選択およびシャットダウンパラメータを設定します。
マスターエージェントとして PowerAct Pro を使用する場合
マスターエージェントの選択
①マスターエージェントとして PowerAct Pro を選択します。
②マスターエージェントの IP アドレスを検索します。
③該当するマスターエージェントの IP アドレスを選択します。
④[設定]ボタンをクリックします。
シャットダウンパラメータの設定
⑤シャットダウンに必要な時間を選択します。
⑥「シャットダウン」で終了するか「休止状態」で終了するかを選択します。
⑦[設定]ボタンをクリックします。
設定の終了
⑧[ログオフ]ボタンをクリックします。
その他は必要に応じて設定します。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 16
マスターエージェントとして SC20G/SC20G2 を使用する場合
マスターエージェントの選択
①マスターエージェントとして C20G/SC20G2 を選択します。
②マスターエージェントの IP アドレスを検索します。
③該当するマスターエージェントの IP アドレスを選択します。
④[設定]ボタンをクリックします。
シャットダウンパラメータの設定
⑤スレーブエージェントをインストールするコンピュータ名を確認します。
⑥「シャットダウン」で終了するか「休止状態」で終了するかを選択します。
⑦[設定]ボタンをクリックします。
設定の終了
⑧[ログオフ]ボタンをクリックします。
その他は必要に応じて設定します。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 17
インストール完了後にタスクトレイに表示される PowerAct Pro の常駐アイコンの右クリックによる「環境設定」
からでも設定することはできます。
3 本ソフトウェアのインストール
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 18
15 [完了]ボタンをクリックして、デスクトップ画面に戻ります。
「オムロン UPS 自動シャットダウンソフトウェアメニュー」画面が開いている場合は、これを閉じてください。
16 CD-ROM をドライブから取出します。
以上でスレーブエージェントのインストールは終了です。
続いて、P19「4 ファイアウォールの設定変更」に進みます。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 19
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro を利用して2台以上のコンピュータをシャットダウン動作(連携シャットダウン)させる場合は、
[Windows ファイアウォール] の設定変更を行う必要があります。
この操作は PowerAct Pro マスターエージェントをインストールしたコンピュータと PowerAct Pro スレーブエー
ジェントをインストールしたコンピュータとの両方に設定する必要があります。
マスターエージェントとして SC20G/SC20G2 を使用してコンピュータをシャットダウンさせる場合は本設定変更は
不要です。
1 [スタート]ボタン→[コントロールパネル]をクリックします。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 20
2 [Windows ファイアウォール]を選択します。
3 [詳細設定]を選択します。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 21
4 [受信の規則]を選択します。
5 [新しい規則]を選択します。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 22
6 [ポート(O)]を選択し、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
7 [TCP(T)]を選択し、[特定のローカルポート(S)]に「4112」と入力して
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 23
8 [接続を許可する(A)]を選択し、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
9 該当する環境をチェックし、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 24
10 [名前]欄に「任意の名前」(例 PAPro TCP4112)を入力し、[完了(F)]ボタンをクリックします。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 25
11 同様にして、5 項[新しい規則]の選択から始め、[UDP(D)]の[特定のローカルポート(S)]に「4114」
を入力し、「任意の名前」(例 PAPro UDP4114)を登録します。
12 同様にして、[UDP(D)]の[特定のローカルポート(S)]に「4117」を入力し、「任意の名前」(例 PAPro UDP4117)
を登録します。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 26
13 [受信の規則]欄に入力した名前(例 PAPro TCP4112 と PAPro UDP4114、PAPro UDP4117)が表示されてい
ることを確認します。
14 [ファイル(F)]→[終了]でファイアウォールの設定画面を閉じます。
4 ファイアウォールの設定変更
PowerAct Pro Slave Agent インストールマニュアル
(Windows Server 2008R2/Windows 7 用) 27
15 タイトルバーを右クリックし、「閉じる」でファイアウォールの設定を終了します。
以上で PowerAct Pro スレーブエージェントのインストールを終了します。
電子機器統轄事業部 UPS事業部〒108-0075 東京都港区港南 2-3-13 品川フロントビル 7FTEL: 03-6718-3630最新情報はホームページをご覧ください。 http://www.omron.co.jp/ese/ups/
【オムロン電子機器カスタマサポートセンタ】
0120-77-4717[電話受付時間]月曜日~金曜日(祝祭日、当社の休日を除く)
9:00~ 17:30(12:00~ 13:00を除く)
TEL: 03-5781-3930FAX: 03-6718-3632メールアドレス : [email protected]
●本誌に記載のない条件や環境での使用、および原子力制御・鉄道・航空・車両・燃焼装置・医療機器・娯楽機械・安全機器、その他人名や財産に大きな影響が予測されるなど、特に安全性が要求される用途に使用される際には、当社の意図した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合を除き、当社は当社商品に対して一切保証をいたしません。●本製品の内、外国為替及び外国貿易法に定める輸出許可、承認対象貨物(又は技術)に該当するものを輸出(又は非居住者に提供)する場合は同法に基づく輸出許可、承認(又は役務取引許可)が必要です。
オムロン商品のご用命はオムロン商品のご用命は
〇C OMRON Corporation 2016. All Rights Reserved.お断りなく仕様などを変更することがありますのでご了承ください。
2016年4月現在
本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されております。本書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
K1L-D-16019B