山本（患者）

クレアチニン６．７からの保存期～患者の自立・患者交流の大切さﾃｰﾗｰﾒｲﾄﾞ療法～

はじめに

この発表は平成２６年（2014年）7月に

腎臓病発覚（ｸﾚｱﾁﾆﾝ6.7mgdL）し、保存期療法

（超）低タンパク療法を実践した自己の体験談

・経緯です。※一部低タンパク学会にて発表した内容です。

私見や極端な事例を多く含みますのであくまで

一例としてご覧ください。※参考の場合は主治医等に確認下さい。

※スライドメインで発表致します。見にくかったり

早かったりしますがご容赦下さい。

【プロフィール G5A3 38歳 男性】

（生年月日） 1979年7月14日（３８歳）（主 訴） 高血圧・たんぱく尿（家 族 歴） 特になし（既 往 歴） 特になし（現 病 歴）

2014年（35歳）： 7月1日 近医受診高血圧指摘、7月23日 地元病院専門医病院紹介

Ｃｒ6.7mg/dl末期腎不全Ｇ5Ａ3指摘即シャント術・透析導入を指導された

（身体所見）HT 178ｃｍ BW 70kg BMI:22㎏/㎡ IBW：69.7kg

血圧 180/120mmHg 尿たんぱく3.56g/day

Cr 7.09mg/dl e-GFR 8 ml/min/1.73.

※初回指導2014年7月 地元病院

・たんぱく質60g/IBW(0.86g) ・カリウム1500mg

・エネルギー30kcal/IBW（2200kcal）・リン500mg

平成２６年８月末

透析半年宣告！↓

ところで透析って何？※透析の言葉すらわからない突然の宣告。

①積極的保存期療法病院

②食事療法（低タンパク）実践指導

③患者・サポーター実践者の情報収集対策実践

・腎臓病は治りません。

・次回、シャント造作・透析・腎移植

の説明します

なすすべなし？？？

2歳の子供と2か月後に第2子が・・・

どうしよう・・・( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

●2014年9月 実践をよく知る先輩患者（ｻﾎﾟｰﾀｰ）を学ぶ

●2014年9月 低たんぱく料理教室参加

●2014年9月 セカンドオピニオン受診

・たんぱく質30g/IBW(0.45g) ・カリウム1500mg

・エネルギー35kcal/IBW（2450kcal） ・リン500mg

□ ２４時間保冷蓄尿 ＋ 採血の実施。

□ 処方薬の見直し → リン・尿酸管理

□ ピロリ菌の除去（2015年1月Cr6.8mg/dl時）

□ （超）低タンパク療法開始 → 実践は？

□ 蓄尿＋採血結果を元に食事の検証指導

□ 先輩患者の創意工夫を自分流にアレンジ

２

３

１

３つの対策・実践

個々に合わせた栄養処方 病歴・医師による

食事制限内容を

伝え指導して頂く。

主食・主菜・副菜等

の具体的な摂取方法

ｱﾐﾉ酸ｽｺｱ・動タ比

2014.9 低タンパク療法

開始※参考図面：臨床栄養あいち

食事療法の経過・進化

・たんぱく、ｶﾘｳﾑ・ﾘﾝ少ない食品のチョイスが食事療法ではない。高い食材でも

栄養価も重視し、様々な旬の食材を満遍なく摂取を心掛ける（目標30品目）。

肉（牛・豚・鶏）・魚（白身・青魚）・大豆も バランス良く。

質の高い食品（動タ比・ｱﾐﾉ酸ｽｺｱ100）創意・工夫で限りなく普通の食事を!!!

60g0.55g/kg/日

2000kcal

29kcal/kg/日

カリウム 1500mgリン 500mg

□ 食塩摂取量 6g

□ 野菜(茹でこぼし) 300g

□

たんぱく摂取量

エネルギー

～当初基準～

□

□

改良

　　　～新基準～

30g　※動ﾀ比６５％　※ｱﾐﾉ酸ｽｺｱ1000.43g/kg/日

2450kcal35kcal/kg/日

1500mg500mg

6g

淡色200g・緑黄色100g・いも類４０ｇ

海藻類３ｇ(乾燥時)・くだもの１００ｇ

茹でこぼし、水さらしなし！

決意表明

鐵の意志として、

病院（医師・看護師）に書面にて提出

『シャント』は造設せずに保存期全う

子供の運動会は保存期で参加する

病気への思いを

病院（医師・看護師）と共有！共闘！

患者主体の交流会で体験談発表

共有・共闘!!! 患者交流会

好きな料理を自分で栄養計算、チョイス

実践力を養うバイキング

基本の『計量・計算・調理・実食』

仲間と楽しく調理実習

～調理実習とバイキング～

●調理実習の風景

●患者主体の交流会

●バイキングの風景

※画像提供：臨床栄養あいち

●食事療法便利ツール

●腎臓病対応 食事管理ソフト

『かん腎かなめ』※出浦先生推薦

●PC・スマホアプリ

『カロリーＳlism』通称：スリスム

●『食品成分データベース』※文部科学省

●食と健康の総合サポート

『イートスマート』

各数値の把握

患者本人による日々の鍛錬とサポーターとの関係

●患者本人も最低週１、献立・計算・計量・調理する

●自分で作ることで味覚・感覚・視覚（目分量）を養う

●サポーターの分も作り一緒に食べて評価

●日々の鍛錬で外食もできサポーターの負担軽減

スーパーの寿司を使った豪華・即席海鮮丼

・ﾏｸﾞﾛ タ2.81g・ｲｶ タ0.98g・ｴﾋﾞ タ1.32g・ﾀｺ タ0.95g・ｱﾅｺﾞ タ1.16g・ﾏﾀﾞｲ タ1.50g・ﾀﾏｺﾞ タ2.61g・甘ｴﾋﾞ タ1.39g

小計 タ12.72g ※ﾈﾀ8品目・米 タ0.66g・寿司素 タ0.66g

合計 タ14.04g ※総合計※ｼｿﾂﾏは刺身の使用。海苔は新規追加。

③余ったシャリに刺身をのせる

◆寿司と刺身を購入◆※低タご飯は用意

②寿司ネタをすべて計量低タンパクご飯にのせるだけ

④一人前・寿司の完成（家族用）

④豪華！ﾀﾝﾊﾟｸ１４ｇ海鮮丼の完成

※ｽｰﾊﾟｰの寿司は保存料使用の場合が多いので月一程度に。出来れば刺身ｺｰﾅｰの寿司が望ましい※ｽｰﾊﾟｰの寿司はネタが小さいので沢山の種類の魚が食べれる。

寿司と刺身と低たんぱくご飯で

自分＆家族ご飯の完成！

５分で作る８品目・ﾀﾝﾊﾟｸ１４ｇ・廃棄ロス『０』

時短・イベント冠婚葬祭時にも簡単便利!!!

◆超低タンパク療法開始半年間の数値

H26.7 H26.8 H26.9 H26.10 H26.11 H26.12

尿素窒素 mg/dL 44.8 52.3 27.5 22.4 21.8 27.5

ﾀﾝﾊﾟｸ総摂取 g/日 46.6 29.9 29.2 24.3 27.7 29.9

クレアチニン mg/dL 6.78 6.99 7.09 6.96 6.61 6.51

ﾀﾝﾊﾟｸ摂取量 g/kg/日 0.67 0.43 0.42 0.35 0.40 0.43

尿ﾀﾝﾊﾟｸ g/日 3.56 0.75 0.93 0.53 0.73 0.63

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

0.00

1.00

2.00

3.00

4.00

5.00

6.00

7.00

8.00

尿素

窒素

mg/

dL・

ﾀﾝﾊ

ﾟｸ総

摂取

量g/

日

クレ

アチ

ニン

mg/

dL・

ﾀﾝﾊ

ﾟｸ摂

取量

g/kg

/日・尿

ﾀﾝﾊ

ﾟｸg/

日

～検査結果 H26.7～H28.5

尿素窒素 mg/dL ﾀﾝﾊﾟｸ総摂取 g/日 クレアチニン mg/dL ﾀﾝﾊﾟｸ摂取量 g/kg/日 尿ﾀﾝﾊﾟｸ g/日

尿素窒素 ﾀﾝﾊﾟｸ摂取量

クレアチニン

食事療法開始前・８月

～外食するための事前準備～

高ｶﾛﾘｰ・低たんぱく前後食メニュー作成

●たんぱく０ｇ

●５００～７００kcal

●たんぱく５ｇ以下

●５００～７００kcal

外食は『計画的事前準備』をして挑む!!!

ほうれん草１５ｇ 水菜２０ｇ コスレタス２０ｇ

白菜４０ｇ レタス３５ｇ もやし５０ｇ しめじ４０ｇ

えのき３０ｇ

緑黄色

豚ロース１皿４枚４０ｇ 豚バラ１皿５枚４０ｇ

・ほうれん草 ７０ｍｇ・水菜 ２５ｍｇ・コスレタス ２５ｍｇ

・白菜 ２２ｍｇ・レタス ２０ｍｇ・もやし ７ｍｇ

・えのき ３５ｍｇ・しめじ １０ｍｇ

淡色

きのこ各野菜１０ｇの

カリウム含有量

●各野菜１０ｇのカリウム含有量

●各１皿のたんぱく量・ロース１皿 た６．８ｇ・バラ １皿 た５．６ｇ

↓ ↓ ↓●各１枚のたんぱく量・ロース１枚 た１．７ｇ・バラ １枚 た１．１ｇ

豚ロース・バラ１人前

食べる前に計量します

各種野菜１人前

◆外食の計量・分析一例◆

※外食は食塩が多いので注意。

※豚ﾊﾞﾗは高ｶﾛﾘｰ・ﾀﾝﾊﾟｸ少な目ですが必須アミノ酸とﾘﾌﾟﾄﾌｧﾝが少なく

ｱﾐﾉ酸ｽｺｱが低く(ﾛｽ多く)、飽和脂肪酸を多く含むので摂取は控えめに。

①事前にメニューを入手して予測計算をしておく↓

②予測の基に注文し、最初は計量計算して栄養数値を把握（計量器持参）↓

③良質なたんぱく質（ｱﾐﾉ酸ｽｺｱ100）の食材をチョイス↓

⑥外食後は摂取食事の計算確認、後日『蓄尿＋採血』で検査検証

④エネルギー不足は注意！でんぷん製品・低ﾀﾝﾊﾟｸ米等でカロリー確保↓

⑤たまにの外食は『１日』で計算。前後日は食事療法しっかりする↓

～外食日の一日の食事例～外食前後食で ｴﾈﾙｷﾞｰ1400kcal・たんぱく4.5gの外食・豚しゃぶｴﾈﾙｷﾞｰ1100kcal・たんぱく23g一例

◆朝食◆でんぷんホットケーキ・タンパク ０ｇ・ｴﾈﾙｷﾞｰ ７００kcal・カリウム ７０ｍｇ・リン ３８ｍｇ

◆昼食◆でんぷん細うどんうずら卵のサラダ・タンパク ４．５ｇ・ｴﾈﾙｷﾞｰ ７００kcal・カリウム ２６３ｍｇ・リン １１１ｍｇ

◆夕食（豚しゃぶ）◆・タンパク ２３ｇ・ｴﾈﾙｷﾞｰ １１３０kcal・カリウム １２３４ｍｇ・リン ３４０ｍｇ

１６段重❤

◆外食・前後食

◆朝昼夕食合計◆・エネルギー ２５２４kcal ・タンパク ２７．５９ｇ・３０品目 ※動タ６７％・カリウム １４６５ｍｇ・リン ５００ｍｇ

◆外食・豚しゃぶ◆外食前後２食で・ｴﾈﾙｷﾞｰ1400kcal・たんぱく4.5gの・高ｴﾈﾙｷﾞｰ・低たんぱく外食時用に事前固定メニューを作成

◆外食時

・ｴﾈﾙｷﾞｰ1130kcal

・たんぱく２３gでがっつり外食を堪能!!!

◆外食日は１日単位

栄養計算

◆外食日の１日分食事分析◆

～PFC比率～①Pたんぱく質 ６％ ※８～１０％②F脂質 ２２％ ※２０～２５％③C炭水化物 ７２％ ※６５～７０％～脂質割合（SMP比）～脂肪酸比率飽和3.5：一価4.5：多価2.0

(目標3：4：3)※・飽和脂肪酸4.1%(目標4.5～7%)

・エネルギー 2524 kcal 36kcal/kg/日・タンパク摂取 28 g 0.4g/kg/日・カリウム 1465 mg 1500mg・リン 500 mg 500mg・緑黄色 110 g 100g・淡色 200 g 200g・いも類 30 g 30g・きのこ類 20 g 20g・海藻類 22 g 20g(乾燥は3g)

・くだもの 60 g 100g

可食部g エネルギー タンパク カリウム リン

～朝食～ 220 697 0.12 70 48～昼食～ 320 690 4.56 263 111～外食～・低タおにぎり 330 517 0.66 3.3 21.5・豚ロース 50 126 8.55 150 80・豚バラ 50 193 7.1 125 70・まぐろ 8 7 1.73 32 19.2・豆腐 20 11 0.98 30 16.2・はるさめ 50 171 0.05 5.5 18.5・やまいも 10 12 0.45 59 7.2・長ねぎ 100 28 0.5 180 26・ゆず 5 3 0.06 7 0.5・ほうれん草 20 4 0.44 138 9.4・コスレタス 20 3 0.24 50 7.8・水菜 10 2 0.22 48 6.4・きゅうり 20 2 0.2 40 7.2・レタス 10 1 0.06 20 2.2・白菜 10 1 0.08 125 3.3・大根 10 1 0.05 23 1.8・もやし 20 2 0.34 13.8 5・しめじ 10 1 0.27 38 10・えのき 10 2 0.27 34 11・さつまいも 20 32 0.28 108 11・だしわりぽんず 20 10 0.38 4.5 6.3

一日合計 1342 2524 27.59 1465 500

V剤補給 基準値ビタミンB1 ０．８７ｍｇ 2.37 1.4ビタミンB２ ０．５３ｍｇ 2.23 1.6ビタミンB６ ０．７８ｍｇ 10.78 1.4ビタミンB12 ２．１６ｍｇ 5.16 2.4葉酸 ２９３µｇ 1293 240ビタミンC ８２ｇ 142 100ビタミンD 1.18µｇ 5.5ビタミンE 3.3ｍｇ 3.3 6.5葉酸 ２９３µｇ 293 240鉄 3.38ｍｇ 7.5亜鉛 3.80ｍｇ 10飽和脂肪酸 １２ｇ一価不飽和脂肪酸 １９．８ｇ多価不飽和脂肪酸 ４．８ｇコレステロール １１３ｍｇ

※ビタミン剤『ネフビタンKD』１錠摂取

• どれだけ計量しても食材の部位・季節によって違う誤差はある

• 市販品など栄養成分表示があっても消費者庁は法律で表示の

『±２０％』の誤差を認めている！→ 必ずしも表示が正しいとは限らない！

大切なのは『計量・計算』したうえで

『蓄尿・採血』とセットで検査結果検証。

外食は検査５日前～前日にすべし！※自論

◆外食も計算データ化することで以後安心して外食ができます。

一度計量・計算すればデータは一生有効！ →

外食を計量計算

数値をデータ化

ﾀﾝﾊﾟｸ『良質』

ｱﾐﾉ酸ｽｺｱを意識

高ｶﾛﾘｰ・低ﾀﾝﾊﾟｸ

前後食ﾒﾆｭｰ作成検証された外食

ＱＯＬの向上!!!

日々の食事管理

をしっかりする。

蓄尿+採血との

検査結果検証

外食は蓄尿検査

５日以内にする

外食ﾒﾆｭｰを事前

入手し計算する

献立・計量・計算

は日課にする

整えた状態、

己をよく知る

外食計画が適正

かどうか確認

計算把握も食事

療法ﾏｽﾀｰへの道

計量計算の習慣

日々食事管理も

良質な食事と

ｶﾛﾘｰ確保を

一日単位で食事

内容を確認

外食を考察し

食事を見直す

合理化！

～外食～ ８つのまとめ

●低タンパク療法・・・少ないタンパクで効率よく摂取

ｱﾐﾉ酸ｽｺｱ、動タンパク比率６５％栄養筋肉（必須アミノ酸・

●エネルギー不足・・・治療用食品（でんぷん製品等）活用

３大ｴﾈﾙｷﾞｰ比率（たんぱく質・炭水化物・脂質・）脂質割合SMP

保存期３経過、元気パワーアップ

患者視点からの考察

少ないタンパクで効率よく摂取ｱﾐﾉ酸ｽｺｱ、動タンパク比率６５％栄養筋肉（必須アミノ酸・BCAA） ＋淡色緑黄色野菜・海藻類（アルカリ性）

治療用食品（でんぷん製品等）活用３大ｴﾈﾙｷﾞｰ比率（たんぱく質・炭水化物・脂質・）を知る※脂質も量＋質を考える。脂質割合SMP比率（飽和脂肪酸３：一価不飽和脂肪酸：３多価不飽和脂肪酸）

・エネルギー 2450 kcal 36kcal/kg/日

・タンパク摂取 30 g 0.43g/kg/日

・カリウム 1500 mg

・リン 500 mg

・食塩 6 g 100g

※動タンパク６５％・アミノ酸スコア１００を多く

　～摂取規準～

・緑黄色野菜 100 g 茹でこぼしなし

　淡色野菜 200 g 水さらししない

・いも類 30 g 0.43g/kg/日

・きのこ類 20

・海藻類（乾燥） 3 g

・くだもの 100 g 100g

　～食品摂取規準～　　３０品目

※いも・きのこ・海藻等カリウム高い　が、

　 検査結果検証により摂取も考える。

栄養成分がよかったりアルカリ性食品。

①Pたんぱく質 ８～１０ ％

②F脂質 ２０～２５ ％

③C炭水化物 ６５～７０ ％

・飽和脂肪酸 30 ％ 豚バラ 脂

・一価不飽和脂肪酸 40 ％ オメガ６　ゴマ油

・多価不飽和脂肪酸 30 ％ オメガ３　エゴマ油

　～ｴﾈﾙｷﾞｰ割合（PFC比率）～

～脂質割合（SMP比）

ﾃｰﾗｰﾒｲﾄﾞ療法、自分の食事基準

・週２のレジスタンス運動　（ボルグ指数１３位）

・有酸素運動

・ストレッチ

・目標心拍数　運動強度

　～運動基準～

～脂質割合（SMP比）

□高血圧の改善 180/120(mmHg)

□尿たんぱくの減少 3.56ｇ/日

□尿素窒素の改善 55mgdL

□アルブミンの改善 3.4ｇ/dL

□ﾘﾝ尿排出量の改善 400ｍｇ/日

□ヘマトクリットの改善 31％

□クレアチニンの改善 7.3mgdL

食事療法＋薬物療法の効果改善

125/75（mmHg）

0.3～0.5ｇ/日

22～32mgdL

平均4.2g/dL

250mｇ/日

36％

4.2mgdL

改善

何より体と心も元気になった。ワクワク !!!

6.78 6.99 7.09

6.96

6.61 6.51 6.57

6.89

7.34

6.76

6.42

6.80 6.68

7.43

7.11

6.81

7.35

6.92 6.90

5.96

6.56

5.56

5.03 4.83

4.49 4.56 4.56

4.89

4.57

5.00

4.41 4.63

4.47 4.35

4.61 4.41

4.16 4.22 44.8

52.3

27.5

22.4 21.8

27.5

22.6 21.9 21.0

26.1 24.9 23.0

21.3 24.2

25.7 27.5 27.4

30.3 31.2 30.2 31.6

33.9 32.4 33.2

22.3 23.1 21.2

27.2 25.1

28.5

32.8 34.7

36.4 35.7 34.7

31.0 28.0 28.5

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

80.0

90.0

0.00

1.00

2.00

3.00

4.00

5.00

6.00

7.00

8.00

クレアチニン mg/dL アルブミン g/dL 尿素窒素 mg/dL

２年経過

7.0 7.0

4.0 4.0

25.0

・尿素窒素（緑）

25.0

Cr4.16

Cr7.43超低ﾀﾝﾊﾟｸ療法開始

・検査結果推移 H26.7～H29.8（3年間）

・クレアチニン（青） ・アルブミン（橙）

週１外食１年経過

週２外食

３年経過

ステージに応じた療法が必要。

（特に末期は末期なりの療法）

食事療法も薬物療法もステージ

及び個々にあった療法が大切

テーラーメイド療法の必要性

「医師」「管理栄養士」「患者」三者一体「薬物＋食事」療法 → 蓄尿採血にて検証

医師・管理栄養士の知恵を引出も

患者努力次第

自分の努力が左右？→自己力UP（受身ダメ）

よき医師（病院）管理栄養士に出会う

出会えないこともある。又、診療は５分程度が多い患者本人

医師（病院）

ｻﾎﾟｰﾀｰ

家族

患者

仲間

管理

栄養士

知的な一流の患者になる？

患者自身の自立それをそれを支える医療機関・栄養士

食事療法献立・計算・計量・調理・実食・検査結果検証

食を制するものは腎臓制す803

協力：大幸砂田橋クリニック 臨床栄養あいち 患者（ｻﾎﾟｰﾀｰ）仲間

BUN と腎機能

8 9 9 9 8 9 8 9 8 9 1012 13 12 13 14

44.8

52.3

27.5

21.8 22.6

26.1

21.3

25.727.4

31.2 33.9 33.2

22.321.2

25.1

32.8

0

10

20

30

40

50

60

-10 -5 0 5 10 15 20 25 30

初診後月数

eGFR 数値表示

Ccr

BUN

Ccr reg

2014

7月 8月 9月 10月11月12月

2015

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月

2016

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月11月12月

2017

1月

Ccr 12.9 11.0 11.0 9.1 12.8 11.3 12.0 10.6 9.5 10.8 11.7 8.9 11.2 12.1 10.3 9.2 8.5 10.9 9.5 9.8 10.7 11.8 10.7 11.1 12.7 14.6 13.4 12.9 12.4 11.9 12.6

e-GFR 8 8 8 8 9 9 9 9 9 9 8 9 8 8 8 8 9 8 9 9 10 12 12 12 13 13 13 12 13 12 14

Cr 6.78 6.99 7.09 6.96 6.61 6.51 6.57 6.89 7.34 6.76 6.42 6.80 6.68 7.43 7.11 6.81 7.35 6.92 6.90 5.96 6.56 5.56 5.03 4.83 4.49 4.56 4.56 4.89 4.57 5.00 4.41

BUN 44.8 52.3 27.5 22.4 21.8 27.5 22.6 21.9 21.0 26.1 24.9 23.0 21.3 24.2 25.7 27.5 27.4 30.3 31.2 30.2 31.6 33.9 32.4 33.2 22.3 23.1 21.2 27.2 25.1 28.5 32.8

UA 6.1 4 5.3 4.8 4.5 4.3 4.9 4.5 4.6 4.7 4.0 4.9 6.1 6.1 5.8 5.9 5.7 5.4 5.6 6.2 5.8 5.9 6.0 6.7 6.3 7.2 6.2 5.7 5.8

Alb 3.7 3.7 3.8 3.9 3.9 4.1 4.1 4.3 4.1 4.3 4.0 4.2 4.4 4.3 4.3 4.3 4.2 4.2 4.1 4.0 4.3 4.5 4.2 4.2 4.2 4.4 4.2 4.0 4.4

0.0

15.0

30.0

Ccr

e-GFR

G5

G４

（ml/min）

初回栄養指導日2015年1月15日

Ccr e-GFR

Y.Y. 男性 G5A2

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

200

-10 -5 0 5 10 15 20 25 30

初回指導後月数

血圧

収縮期血圧 拡張期血圧 2 ( ) 2 ( )

Alb g/dｌ

3.7 3.8 3.94.1 4.1

4.3

4.0

4.4 4.3 4.2 4.0

4.3 4.2 4.0

4.4

0

1

2

3

4

5

6

-10 -5 0 5 10 15 20 25

初診後月数

Hb Ht

0

5

10

15

20

25

30

35

40

-10 -5 0 5 10 15 20 25 30 35

Ｈｂ Ｈｔ

73.0

64.2

65.3

66.6

67.4

66.766.2

64.8 64.7

63.0

64.0

65.0

66.0

67.0

68.0

69.0

70.0

71.0

72.0

73.0

74.0

-10 -5 0 5 10 15 20 25 30

初回指導後月数

体重 kg

体重 2 ( )

20歳の体重 64㎏

0

20

40

60

80

100

120

140

160

180

0

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

-10 -5 0 5 10 15 20 25 30

初回指導後月数

Ca(補正後) IP ＰＴＨインタクト

無機リン(血清)

Ca(補正後)

ｲﾝﾀｸﾄPTH

蓄尿結果

2014

7月

2014

8月

2014

9月

2014

10月

2014

11月

2014

12月

2015

1月

2015

2月

2015

3月

2015

4月

尿量 ml/day 2020 1500 2070 2130 1580 1350 1950 2050 2000 2200

尿たんぱく

定量

mg/day 3560 750 930 530 730 630 820 720 580 590

摂取

たんぱく量

g/day46.6

(0.67)

29.9

(0.43)

29.2

(0.42)

24.3

(0.35)

27.7

(0.4)

29.9

(0.43)

28.5

(0.41)

26.4

(0.38)

23.6

(0.34)

27.7

(0.4)

摂取

塩分量g/day 8.39 7.8 8.27 7.63 9.79 9.06 7.49 7.71

Ccr ml/min 15.9 13.9 11 9.1 12.8 11.3 12 10.6 9.5 10.8

蓄尿結果

2015

5月

2015

6月

2015

7月

2015

8月

2015

9月

2015

10月

2015

11月

2015

12月

2016

1月

2016

2月

尿量 ml/day 2100 2250 2400 2100 2050 2500 2500 2050 2200 2050

尿たんぱく

定量

mg/day 630 500 770 690 490 430 480 530 510 530

摂取

たんぱく量

g/day28.5

(0.41)

24.3

(0.35)

27.1

(0.39)

29.2

(0.42)

27.1

(0.39)

27.7

(0.4)

27.7

(0.4)

31.3

(0.45)

30.6

(0.44)

27.7

(0.4)

摂取

塩分量g/day 8.96 7.69 9.99 9.34 8.46 8.67 8.82 9.06 9.00 6.77

Ccr ml/min 11.7 8.9 11.2 12.1 10.3 9.2 8.5 10.9 9.5 9.8

蓄尿結果

2016

3月

2016

4月

2016

5月

2016

6月

2016

7月

2016

8月

2016

9月

2016

10月

2016

11月

2016

12月

尿量 ml/day 2450 2600 2450 2500 2350 2400 2400 2100 2300 2400

尿たんぱく

定量

mg/day 320 490 390 380 470 820 0.60 0.46 0.46 0.47

摂取

たんぱく量

g/day30.6

(0.44)

33.4

(0.48)

32.0

(0.46)

32.0

(0.46)

27.7

(0.40)

30.6

(0.44)

27.7

(0.40)

29.9

(0.43)

29.9

(0.43)

32.0

(0.46)

摂取

塩分量g/day 7.26 7.84 6.82 7.05 7.21 8.29 7.02 7.24 7.14 7.80

Ccr ml/min 10.7 11.8 10.7 11.1 12.7 14.6 13.4 12.9 12.4 11.9

蓄尿結果

2017

1月

尿量 ml/day 2400

尿たんぱく

定量

mg/day 610

摂取

たんぱく量

g/day33.4

(0.61)

摂取

塩分量g/day 7.54

Ccr ml/min 12.6

製剤名 20147月 9月

20151月 8月 10月

20163月

アジルバ20㎎ ARB（降圧薬） → → → → →

ACE阻害薬

α遮断薬

ｱﾑﾛｼﾞﾋﾟﾝ5㎎Ca拮抗薬 → → → → →

アロシトール100㎎

尿酸排泄剤 → →

ｳﾘｱﾃﾞｯｸ錠40㎎ 尿酸排泄剤 アロシトールから変更

→

→

炭酸水素ナトリウム

重曹 ３．３ｇ

→ホスレノール250㎎

リン吸着薬 朝昼夕各１

→朝昼夕各１

→朝昼夕各１

→朝1昼2夕3

→ｻﾜｼﾘﾝｶﾌﾟｾﾙ250ｍｇ

ピロリ菌除去 →

クラリス錠200㎎

ピロリ菌除去 →

《薬剤処方の推移》