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プレスリリース 関係者各位 2020 年 4 ⽉ 1 ⽇ V1.3 株式会社 DX パートナーズ 中堅・中⼩企業のデジタル変⾰ (DX) をオープンイノベーションで⽀援。 DX に挑戦するチャレンジャー企業とその DX を⽀援するサポーター企業を繋ぐ、 九州発・⽇本初 #1 の「DX ビジネスプラットフォーム」事業会社、 株式会社 DX パートナーズが 4 ⽉ 1 ⽇、事業を開始します。 株式会社 DX パートナーズ(代表:村上和彰 本社:福岡市 以下、当社) #2 は本⽇、 会社登記を完了、中堅・中⼩企業の 「デジタル変⾰(DX)」 をオープンイノベーションの ⼿法で⽀援する事業を開始いたしました。 これまで⼤企業でも成功が難しかった DX。その成功確率を⾼め、かつ、裾野を広げる にはどうしたらいいか? 当社の提供する「DX ビジネスプラットフォーム」は、その1つの答えとなるもので す。DX に挑戦するチャレンジャー企業とその DX を⽀援するサポーター企業を⼈材⾯、 ノウハウ⾯、リソース⾯で繋ぎ、オープンイノベーションの⼿法、および、当社独⾃開 発の 「DX レシピ」 に基づいて、⼤企業に限らず幅広く中堅・中⼩企業の DX を成功に導 きます。 新型コロナウイルス感染拡⼤が私たちの⽣活や⾏動、企業活動、経済に⼤きな影響を 及ぼしているいま、オープンイノベーションの精神で技術と叡智を集約し、個々の企業 の DX を達成していきたいと考えています。 「デジタル変⾰(DX: Digital Transformation 以下、DX)」とは経済産業省が 2018 年 12 ⽉に発表した「DX 推進ガイドライン」に依ると、「企業がビジネス環境の激しい変化に 対応し、データとデジタル技術を活して、 顧客や社会のーズを基に、 製品やサービス、 ビジネスデルを変⾰するとともに、業そのものや、組織、プロス、企業化・⾵⼟ を変⾰し、競争上のを確すること」とれています。当社ではこの定義をより具 化して、以下のように定義します。 事業を営む企業や団体が、スピード感のるイノベーティブ組織に変⾰すること。 プロス、⼈材、および、組織の3 領域での変⾰をう。 l プロス: デジタル技術とデータをに、 (a) 意思決定プロス、(b) ビジネスプ ス、そして、(c) イノベーションプロスの 3 種類のプロスを従来ナロ

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プレスリリース 関係者各位

2020 年 4 ⽉ 1 ⽇ V1.3 株式会社 DX パートナーズ

中堅・中⼩企業のデジタル変⾰ (DX) をオープンイノベーションで⽀援。

DX に挑戦するチャレンジャー企業とその DX を⽀援するサポーター企業を繋ぐ、 九州発・⽇本初#1の「DX ビジネスプラットフォーム」事業会社、

株式会社 DX パートナーズが 4 ⽉ 1 ⽇、事業を開始します。

株式会社 DX パートナーズ(代表:村上和彰 本社:福岡市 以下、当社)#2は本⽇、会社登記を完了、中堅・中⼩企業の「デジタル変⾰(DX)」をオープンイノベーションの⼿法で⽀援する事業を開始いたしました。

これまで⼤企業でも成功が難しかった DX。その成功確率を⾼め、かつ、裾野を広げるにはどうしたらいいか?

当社の提供する「DX ビジネスプラットフォーム」は、その1つの答えとなるものです。DX に挑戦するチャレンジャー企業とその DX を⽀援するサポーター企業を⼈材⾯、ノウハウ⾯、リソース⾯で繋ぎ、オープンイノベーションの⼿法、および、当社独⾃開発の「DX レシピ」に基づいて、⼤企業に限らず幅広く中堅・中⼩企業の DX を成功に導きます。

新型コロナウイルス感染拡⼤が私たちの⽣活や⾏動、企業活動、経済に⼤きな影響を及ぼしているいま、オープンイノベーションの精神で技術と叡智を集約し、個々の企業の DX を達成していきたいと考えています。

「デジタル変⾰(DX: Digital Transformation 以下、DX)」とは経済産業省が 2018 年

12 ⽉に発表した「DX 推進ガイドライン」に依ると、「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活⽤して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変⾰するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業⽂化・⾵⼟を変⾰し、競争上の優位性を確⽴すること」とされています。当社ではこの定義をより具体化して、以下のように定義します。

事業を営む企業や団体が、スピード感のあるイノベーティブな組織に変⾰すること。プロセス、⼈材、および、組織の 3領域での変⾰を伴う。 l プロセス: デジタル技術とデータを核に、 (a) 意思決定プロセス、(b) ビジネスプ

ロセス、そして、(c) イノベーションプロセスの 3種類のプロセスを従来のアナロ

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グプロセスから新しいデジタルプロセスに変⾰し、既存の顧客価値・従業員価値を⾼めるとともに新規の顧客価値・従業員価値を持続的に創造すること(図 1参照)。

l ⼈材: 上記の担い⼿となる⼈材を開発・育成すること。 l 組織: 上記が可能となるよう組織を変⾰すること。

図1:プロセスのデジタル変⾰ (DX)

2020 年代、デジタル時代における企業活動の標準形として、この DX の導⼊・実践の必要性が広く叫ばれています。しかしながら、我が国、⽇本企業における取り組み、とりわけ中堅・中⼩企業における取り組みは遅々として進まない状況にあります。その原因にはデジタル⼈材不⾜、DX のノウハウ⽋如、DX実践のためのリソース調達の難しさ、等々ありますが、端的には「個々の企業が単独で DX に挑戦することへのハードルの⾼さ」に尽きると考えます。

「単独での DX 挑戦」ではなく「協働での DX 挑戦」、いわゆる「オープン DX」、これが

デジタル時代、オープンイノベーション時代における企業の成⻑戦略のあるべき姿だと考えます。そのためには、オープン DX が持続して可能な環境、すなわち「DX ビジネスエコシステム」の構築が必須です(図2参照)。当社は、この DX ビジネスエコシステムの構築を⽬的に、そして「⽇本企業の持続的成⻑を可能とする『DX ビジネスエコシステム』」をビジョン (理想の姿) に定めて設⽴するものです。

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図2:オープン DX と DX ビジネスエコシステム

当然ながらエコシステムの構築は当社1社のみの努⼒で達成できるものではありません。

この DX ビジネスエコシステムには、DX に初挑戦する、あるいは、定常的に実践中の「DXチャレンジャー」企業、および、これら「DX チャレンジャー」企業を 360 度全⽅位で⽀援する「DX サポーター」企業の少なくとも2種類のプレイヤーが必要となります。優良なDX サポーター企業を DX ビジネスエコシステムに多数呼び込み、そして、この DX ビジネスエコシステムの中で多くの DX チャレンジャー企業が DX に挑戦して成功、持続的な成⻑を享受する、そのための「DX ビジネスプラットフォーム」を開発して提供する、これが当社の事業⽬的です。

当社の DX ビジネスプラットフォームでは、以下のオープン DX サービスを随時提供し

て参ります。 l DXブートキャンプ: DX チャレンジャー企業、DX サポーター企業を問わず、社員を

DX ⼈材(DX に挑戦するための必要最低限のスキルを備えた⼈材)に変換するための教育プログラム。2020 年 4 ⽉ 1 ⽇よりサービス開始。

l DX ラボ:DX チャレンジャー企業と DX サポーター企業がオープンイノベーションの⼿法で協働、協創しながら DX を実践する場。リーンスタートアップ#3による起業⼿法に従って当社が開発した「DX レシピ」に沿って、スピーディかつ⾼い成功率でDX が実践可能。2020 年 4 ⽉ 1 ⽇よりサービス開始。

l DX リソースマーケットプレイス:DX サポーター企業が有する多様な DX リソース

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(たとえば、コンサルティング、アジャイル開発、各種デジタルツール、AI モデル開発、データ分析、各種のデータないし AI モデルにアクセスするための API (アプリケーションプログラミングインタフェース)、各種インフラ、⼈材育成、⼈材斡旋、等)を供給し、DX チャレンジャー企業が必要とする DX リソースをインターネット上でワンストップで調達可能な「市場」。DX サポーター企業に対しては、多数の DXチャレンジャー企業との接点 (タッチポイント) を獲得できる機会を提供。2020 年10 ⽉ 1 ⽇よりサービス開始予定。

DX チャレンジャー企業は上記のオープン DX サービスを利⽤することで、以下の3ス

テップで確実に成⻑していくことが可能となります(図3参照)。 1. ステップ 1 「DX未体験の DX ノービス企業」:社内に DX ⼈材がいない、DX未体験の状況の企業。まず、DXブートキャンプで DX ⼈材を育成して次のステップ2に進む。

2. ステップ2 「DX 挑戦中の DX チャレンジャー企業」:DX サポーター企業と DX ラボを編成、DX レシピに沿って DX を実践中の企業。DX の成功体験を1つ、2つと積み上げていき、次の最終ステップ3へと進む。

3. ステップ3 「DX ⾃⾛中の DX チャレンジャー企業」:DX ラボを卒業し、⾃前で⾃律的に DX を実践している企業。DX に終わりはないので、社内に DX組織を設けて持続的に DX を実践。必要に応じて、DX リソースマーケットプレイスから DX リソースを DX サポーター企業から調達する。さらには、⾃社⾃⾝の DX の成果物を DXリソースとして DX リソースマーケットプレイスに供給。

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図3:DX チャレンジャー企業のカスタマージャーニー

初年度 (2020 年 4 ⽉〜2021 年 3 ⽉) の事業規模としては、九州域の中堅・中⼩企業を

中⼼に 20 社以上の DX チャレンジャー企業、ならびに、30 社以上の DX サポーター企業の獲得を計画しています。さらに、3 年後の 2022 年度には、全国規模で DX チャレンジャー企業、ならびに、DX サポーター企業をいずれも 200 社以上獲得することを⽬標としています。

以上まとめますと、当社は、「⽇本企業の持続的成⻑を可能とする『DX ビジネスエコシ

ステム』」をビジョンに、そのビジョン実現に向けて「DX サポーター」企業および中堅・中⼩規模の「DX チャレンジャー」企業のための「DX ビジネスプラットフォーム」を九州発・⽇本初#1で構築・提供することを事業⽬的として設⽴するものです。

以上

株式会社 DX パートナーズ 〒810-0041 福岡市中央区⼤名 2-6-11 FGN内 [4 ⽉ 10 ⽇より]

電話: 090-2396-5678 代表: 村上和彰

メールアドレス: [email protected]

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#1: 当社の調査範囲内でのデータ。 #2: 当社は、国⽴⼤学法⼈九州⼤学、公益財団法⼈九州先端科学技術研究所、株式会社チーム AIBOD(代表:松尾久⼈ 本社:福岡市)、株式会社あしたの学び Lab(代表:松尾久⼈ 本社:福岡市)を前⾝として設⽴したものです。 #3: 「リーンスタートアップ」とは、起業家エリック・リース⽒が著書「リーン・スタートアップ」(⽇経 BP社、)の中で提唱した起業⼿法。新たなアイデアやコンセプトをまずMVP (Minimum Viable Product、必要最⼩限の機能を備えた製品)として形にして、その「構築−計測−学習」のサイクルを素早く何度も繰り返しながら、プロダクトやサービスが市場に受け⼊れられる成功率を⾼めて⾏く。