27
■ サービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 □ M-MDS を使用する場合 1. M-MDS をダイアグノシス・コネクタ 2 に する。 2. サー ス・コードを確 する。 サー ス・コードが される 、該 する サー ス・コード って、 する。( :サー ス・コード一 [RF-CDT]) 3. して、PCM されているサー ス・コードを する。( [RF-CDT]) ダイアグノシス・コネクタ1 ダイアグノシス・コネクタ2 abnjjw00000044 □ M-MDS を使用しない場合 注意 故障の原因となるため、ダイアグノシス・コネクタ 1 の短絡位置を間違えないこと。 1. ジャンパ・ワイヤを して、ダイアグノシス・コ ネクタ 1 TEN をボデー・アースする。 2. エンジン・スイッチを ON にする。 ダイアグノシス・コネクタ1 ダイアグノシス・コネクタ2 abnjjw00000044 GND DLC TEN B+ IGジャンパ・ワイボデー・アース abnjjw00002338 3. コン ネーション・メータ エンジン からサー ス・コードを る。

サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

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Page 1: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

サービス・コード点検 [RF-CDT]id010250002450

M-MDS を使用する場合1. M-MDS をダイアグノシス・コネクタ 2に接続する。2. サービス・コードを確認する。

• サービス・コードが表示される場合、該当するサービス・コード別点検に従って、不具合箇所を修復する。(参照:サービス・コード一覧表[RF-CDT])

3. 故障修復後は、修復後の作業を参照して、PCM 内に記憶されているサービス・コードを消去する。(参照:修復後の作業 [RF-CDT])

ダイアグノシス・コネクタ1

ダイアグノシス・コネクタ2

abnjjw00000044

M-MDS を使用しない場合

注意• 故障の原因となるため、ダイアグノシス・コネクタ 1の短絡位置を間違えないこと。

1. ジャンパ・ワイヤを使用して、ダイアグノシス・コネクタ 1の TEN 端子をボデー・アースする。

2. エンジン・スイッチを ON にする。

ダイアグノシス・コネクタ1

ダイアグノシス・コネクタ2

abnjjw00000044

GND

DLC

TEN

B+

IG—

ジャンパ・ワイヤ

ボデー・アース

abnjjw00002338

3. コンビネーション・メータ内のエンジン警告灯の点滅からサービス・コードを読取る。

Page 2: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

A:1.2秒B:1.6秒C:0.4秒D:0.4秒E:4秒F:8秒

点灯 (ON)

消灯 (OFF)

FEDCBA

例:サービス・コード 0430の場合

0 4 3 0

1サイクル

1ブロック

abnjjw00002559

参考• 重複故障時は、サービス・コードの若い順から表示する。• エンジンスイッチ ON 後、約 3秒間点灯し、その後約 2秒間消灯して、表示を始める。

4. サービス・コードが表示される場合、該当するサービス・コード別点検に従って、不具合箇所を修復する。(参照:サービス・コード一覧表 [RF-CDT])

5. 故障修復後は、PCM 内に記憶されているサービス・コードを消去する。(参照:修復後の作業 [RF-CDT])6. ジャンパ・ワイヤを切離す。

Page 3: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

⦆サービス・コード一覧表⦆[RF-CDT]id010250002950

サービス・コード

診断系統エンジン警告灯 DC*1 PC*2 FFD*3

メモリ機能

診断系統

P0016 クランクシャフト/カムシャフト・ポジション・センサ相関異常 点灯 2 (参照:サービス・コード

P0016[RF-CDT])

P0088 燃料装置系統:燃圧値が高すぎる − − − − (参照:サービス・コードP0088[RF-CDT])

P0093 燃料装置系統:燃料漏れ 点灯 1 − (参照:サービス・コードP0093[RF-CDT])

P0097 吸気温センサ⦆No.2 信号系統:PCMへの入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0097[RF-CDT])

P0098 吸気温センサ⦆No.2 信号系統:PCMへの入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0098[RF-CDT])

P0102 エアフロ・センサ信号系統:PCMへの入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0102[RF-CDT])

P0103 エアフロ・センサ信号系統:PCMへの入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0103[RF-CDT])

P0107 吸気圧センサ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0107[RF-CDT])

P0108 吸気圧センサ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0108[RF-CDT])

P0112 吸気温センサ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0112[RF-CDT])

P0113 吸気温センサ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0113[RF-CDT])

P0117 冷却水温センサ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0117[RF-CDT])

P0118 冷却水温センサ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0118[RF-CDT])

P0122アクセル・ペダル・ポジション・センサ⦆No.1 信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0122[RF-CDT])

P0123アクセル・ペダル・ポジション・センサ⦆No.1 信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0123[RF-CDT])

P0182 燃温センサ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0182[RF-CDT])

P0183 燃温センサ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0183[RF-CDT])

P0191 燃圧センサ信号系統 点灯 2 (参照:サービス・コードP0191[RF-CDT])

P0192 燃圧センサ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0192[RF-CDT])

P0193 燃圧センサ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0193[RF-CDT])

P0200 フューエル・インジェクタ確認信号系統 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0200⦆[RF-CDT])

P0201 フューエル・インジェクタ回路断線/短絡:シリンダ⦆No.1 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0201⦆[RF-CDT])

P0202 フューエル・インジェクタ回路断線/短絡:シリンダ⦆No.2 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0202⦆[RF-CDT])

P0203 フューエル・インジェクタ回路断線/短絡:シリンダ⦆No.3 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0203⦆[RF-CDT])

P0204 フューエル・インジェクタ回路断線/短絡:シリンダ⦆No.4 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0204⦆[RF-CDT])

P0222アクセル・ペダル・ポジション・センサ⦆No.2 信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0222[RF-CDT])

P0223アクセル・ペダル・ポジション・センサ⦆No.2 信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0223[RF-CDT])

Page 4: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

サービス・コード

診断系統エンジン警告灯 DC*1 PC*2 FFD*3

メモリ機能

診断系統

P0225 アイドル・スイッチ回路異常 点灯 2 (参照:サービス・コードP0225[RF-CDT])

P0301*4 シリンダ⦆No.1⦆失火検出 点灯 1 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0301*5 シリンダ⦆No.1⦆失火検出 − 2 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0302*4 シリンダ⦆No.2⦆失火検出 点灯 1 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0302*5 シリンダ⦆No.2⦆失火検出 − 2 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0303*4 シリンダ⦆No.3⦆失火検出 点灯 1 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0303*5 シリンダ⦆No.3⦆失火検出 − 2 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0304*4 シリンダ⦆No.4⦆失火検出 点灯 1 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0304*5 シリンダ⦆No.4⦆失火検出 − 2 − (参照:サービス・コードP0301、P0302、P0303、P0304⦆[RF-CDT])

P0336 クランクシャフト・ポジション・センサ信号系統特性異常 点灯 2 (参照:サービス・コード

P0336[RF-CDT])

P0337クランクシャフト・ポジション・センサ信号系統:PCM への入力信号がない

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0337[RF-CDT])

P0341 カムシャフト・ポジション・センサ信号系統特性異常 点灯 2 (参照:サービス・コード

P0341[RF-CDT])

P0342カムシャフト・ポジション・センサ信号系統:PCM の入力信号がない

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0342[RF-CDT])

P0401 EGR 流量不足 点灯 2 (参照:サービス・コードP0401⦆[RF-CDT])

P0472 排気圧センサ⦆(絶対圧)⦆信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0472[RF-CDT])

P0473 排気圧センサ⦆(絶対圧)⦆信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0473[RF-CDT])

P0489EGR ソレノイド・バルブ⦆(バキューム)⦆信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP0489[RF-CDT])

P0490EGR ソレノイド・バルブ⦆(バキューム)⦆信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP0490[RF-CDT])

P0500 車速信号系統 点灯 2 (参照:サービス・コードP0500[RF-CDT])

P0512 エンジン・スイッチ信号系統:PCMへの入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0512[RF-CDT])

P0545 排気温センサ⦆No.1 信号系統:PCMへの入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0545[RF-CDT])

P0546 排気温センサ⦆No.1 信号系統:PCMへの入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0546[RF-CDT])

P0548 排気温センサ⦆No.2 信号系統:PCMへの入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0548[RF-CDT])

P0549 排気温センサ⦆No.2 信号系統:PCMへの入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P0549[RF-CDT])

P0562 バッテリ電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コードP0562[RF-CDT])

Page 5: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

サービス・コード

診断系統エンジン警告灯 DC*1 PC*2 FFD*3

メモリ機能

診断系統

P0563 バッテリ電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コードP0563[RF-CDT])

P0601EEPROM 異常検出(PCM 内メモリの記憶値が破壊されている)

点灯 1 − − (参照:サービス・コードP0601[RF-CDT])

P0606 PCM 異常 点灯 1 − − (参照:サービス・コードP0606[RF-CDT])

P0627 サクション・コントロール・バルブ回路短絡 点灯 1 − − (参照:サービス・コード

P0627[RF-CDT])

P0628サクション・コントロール・バルブ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0628[RF-CDT])

P0629サクション・コントロール・バルブ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる

点灯 1 − (参照:サービス・コードP0629[RF-CDT])

P0704 クラッチ・スイッチ信号系統 点灯 2 (参照:サービス・コードP0704[RF-CDT])

P0850 ニュートラル・スイッチ信号系統 点灯 2 (参照:サービス・コードP0850[RF-CDT])

P1190 補正抵抗信号系統 点灯 2 (参照:サービス・コードP1190[RF-CDT])

P1200 燃料噴射量学習未完了(噴射量学習が完了できていない) 点灯 1 − − (参照:サービス・コード

P1200⦆[RF-CDT])

P1211 燃圧値が要求より低いまたは高い 点灯 2 (参照:サービス・コードP1211⦆[RF-CDT])

P1391 グロー・プラグ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる − − − − (参照:サービス・コード

P1391[RF-CDT])

P1392 グロー・プラグ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる − − − − (参照:サービス・コード

P1392[RF-CDT])

P1584 吸気シャッタ・バルブ・アクチュエータ異常検出 点灯 2 (参照:サービス・コード

P1584[RF-CDT])

P1675 フューエル・インジェクタ・コード未登録 点灯 1 (参照:サービス・コード

P1675[RF-CDT])

P1676 フューエル・インジェクタ・コード誤登録 点灯 1 (参照:サービス・コード

P1676[RF-CDT])

P167B 燃料噴射量学習未実行(噴射量学習が開始できていない) 点灯 1 − − (参照:サービス・コード

P167B⦆[RF-CDT])

P2009可変スワール・コントロール(VSC)⦆ソレノイド・バルブ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP2009[RF-CDT])

P2010可変スワール・コントロール(VSC)⦆ソレノイド・バルブ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP2010[RF-CDT])

P2032 排気温センサ⦆No.3 信号系統:PCMへの入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2032[RF-CDT])

P2033 排気温センサ⦆No.3 信号系統:PCMへの入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2033[RF-CDT])

P2135 アクセル・ペダル・ポジション・センサ⦆No.1/No.2 相関異常 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2135[RF-CDT])

P2136アクセル・ペダル・ポジション・センサ⦆No.1/アイドル・スイッチ相関異常

点灯 1 − (参照:サービス・コードP2136[RF-CDT])

P2141EGR ソレノイド・バルブ⦆(ベント)信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP2141[RF-CDT])

P2142EGR ソレノイド・バルブ⦆(ベント)信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP2142[RF-CDT])

P2144EGR コントロール・ソレノイド・バルブ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP2144[RF-CDT])

Page 6: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

サービス・コード

診断系統エンジン警告灯 DC*1 PC*2 FFD*3

メモリ機能

診断系統

P2145EGR コントロール・ソレノイド・バルブ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる

点灯 2 (参照:サービス・コードP2145[RF-CDT])

P2146 フューエル・インジェクタ⦆No.1/No.4 系統回路断線/短絡 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2146⦆[RF-CDT])

P2149 フューエル・インジェクタ No.2/No.3 系統回路断線/短絡 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2149⦆[RF-CDT])

P2228 大気圧センサ信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2228[RF-CDT])

P2229 大気圧センサ信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2229[RF-CDT])

P2428 DPF 過昇温異常(DPF が溶損・白色化した可能性がある)

点滅(DPFランプ) 1 − − (参照:サービス・コード

P2428⦆[RF-CDT])

P2454 排気圧センサ⦆(差圧)⦆信号系統:PCM への入力電圧が低すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2454[RF-CDT])

P2455 排気圧センサ⦆(差圧)⦆信号系統:PCM への入力電圧が高すぎる 点灯 1 − (参照:サービス・コード

P2455[RF-CDT])

U0107

CAN 通信系統⦆(スロットル・アクチュエータ・コントロール・モジュール⦆(吸気シャッタ・バルブ・アクチュエータ内蔵)⦆からの信号が来ない)

点灯 1 − (参照:サービス・コードU0107[RF-CDT])

*1⦆:⦆DC⦆(ドライブ・サイクル)*2⦆:⦆PC⦆(ペンディング・コード)*3⦆:⦆FFD⦆(フリーズ・フレーム・データ)*4⦆:⦆PCM タイプ D以外*5⦆:⦆PCM タイプ D

Page 7: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

制御装置系統[RF-CDT]id014051105851

9

87

5

4

3

10

19

18

17

15 16

14

1311

12

20

6

1

2

21

bej0140n001

1 PCM (大気圧センサ内蔵)(参照:PCM 取外し/取付け[RF-CDT])(参照:PCM 点検[RF-CDT])

2 クラッチ・スイッチ(参照:クラッチ・スイッチ点検[RF-CDT])

3 アイドル・スイッチ(参照:アイドル・スイッチ点検[RF-CDT])

4 アクセル・ペダル・ポジション・センサ(参照:アクセル・ペダル・ポジション・センサ点検[RF-CDT])

5 エアフロ・センサ/吸気温センサ(参照:エアフロ・センサ/吸気温センサ点検[RF-CDT])

6 吸気温センサ No.2(参照:吸気温センサ No.2 点検[RF-CDT])

7 冷却水温センサ(参照:冷却水温センサ取外し/取付け[RF-CDT])(参照:冷却水温センサ点検[RF-CDT])

8 燃温センサ(参照:燃温センサ点検[RF-CDT])

9 吸気圧センサ(参照:吸気圧センサ点検[RF-CDT])

10 燃圧センサ(参照:燃圧センサ点検[RF-CDT])

11 カムシャフト・ポジション (CMP) センサ(参照:カムシャフト・ポジション(CMP)センサ取外し/取付け[RF-CDT])(参照:カムシャフト・ポジション(CMP)センサ点検[RF-CDT])

Page 8: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

12 クランクシャフト・ポジション (CKP) センサ(参照:クランクシャフト・ポジション(CKP)センサ取外し/取付け[RF-CDT])(参照:クランクシャフト・ポジション(CKP)センサ点検[RF-CDT])

13 補正抵抗(参照:補正抵抗点検[RF-CDT])

14 IDM(参照:インジェクタ・ドライバ・モジュール(IDM)点検[RF-CDT])

15 排気温センサ No.1(参照:排気温センサ点検[RF-CDT])

16 排気温センサ No.2(参照:排気温センサ点検[RF-CDT])

17 排気温センサ No.3(参照:排気温センサ点検[RF-CDT])

18 排気圧センサ (差圧)(参照:排気圧センサ点検[RF-CDT])

19 排気圧センサ (絶対圧)(参照:排気圧センサ点検[RF-CDT])

20 暖機スイッチ(参照:暖機スイッチ点検[RF-CDT])

21 DPF スイッチ(参照:DPF スイッチ取外し/取付け[RF-CDT])(参照:DPF スイッチ点検[RF-CDT])

Page 9: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

⦆インジェクタ交換後の走行距離のプログラム⦆[RF-CDT]id014051115000

注意• PCM と併せてインジェクタ(1―4本)を同時交換する場合は、「インジェクタ交換後の走行距離のプログラム」を絶対に実施しない。

1. M-MDS をダイアグノシス・コネクタ 2に接続する。2. 車両識別後、M-MDS の初期画面から以下を選択する。IDS(ノート PC)使用の場合:「モジュールプログラミング」PDS(Pocket⦆PC)使用の場合:「プログラミング」、「モジュールプログラミング」

3.「プログラム変更可能パラメータ」を選択する。4.「インジェクタ交換後の走行距離」を選択し、「読み取り」または「プログラム」を実施する。

ダイアグノシス・コネクタ2

ダイアグノシス・コネクタ1

abnjjw00000086

Page 10: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

PCM メモリ消去[RF-CDT]id014051114151

参考• DPF 内に堆積している実際の PM 堆積量と PCM が認識している PM 堆積量の誤差を解消するため、PCM またはキャタリスト・コンバータを交換した場合、およびサービス・コード (P0102, P0103, P0472, P0473,P0548, P0549, P0601, P2454, P2455) 表示時はサービス・コード別点検を実施した後に必ず実施する。

• PCM のメモリ消去は、エンジン停止状態で実施する。

1. 修復後の作業を参照して、PCM に記憶されているサービス・コードを消去する。2. ジャンパ・ワイヤを使用して、ダイアグノシス・コネクタ 1の TEN 端子をボデー・アースする。

ダイアグノシス・コネクタ1

ジャンパ・ワイヤ TEN端子

cej140zw3201

3. エンジン・スイッチを ON にする。

参考• 手順 4を実施すると、コンビネーション・メータ内の DPF インジケータ・ライトが 2、3回点滅する。

• コンビネーション・メータ内の DPF インジケータ・ライトが点滅しない場合は、エンジン・スイッチを OFF にし、再度手順 3から実施する。

DPFインジケータ・ライト

cej140zw3002

4. 図に示すように、DPF スイッチを以下の手順で操作する。(1) DPF スイッチを 1―2 秒間押す。(2) DPF スイッチを離す。(3) 1―2 秒後に再度 DPF スイッチを 3―5 秒間押す。

(4) DPF スイッチを離す。(5) DPF インジケータ・ライトの点滅を確認する。

5. DPF インジケータ・ライト点滅後、5 秒以内にエンジン・スイッチを OFF にし、 10 秒以上放置する。

6. TEN 端子のボデー・アースを解除する。

DPFスイッチ

DPF スイッチ 押す 離す 離す押す

1―2 秒 1―2 秒 3―5 秒

cej140zw3202

Page 11: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

燃料噴射量学習 [RF-CDT]id014051114251

参考• 性能維持のため、定期的 (1 年毎 ) に燃料噴射学習 ( 補正 ) を実施する。• PCM、サプライ・ポンプ、コモン・レール、フューエル・インジェクタまたはキャタリスト・コンバータを交換した場合、およびサービス・コード (P0102, P0103, P0472, P0473, P0548, P0549, P0601, P2454, P2455) 表示時は必ず実施する。

• 燃料噴射量学習は以下の条件では作動しない。— 標高 約 1,800 m 以上

— 吸入空気温 0 以下

M-MDS を使用する場合1. バッテリの充電量が正常であることを確認する。2. エンジンを暖機する。(エンジン冷却水温度 65―95 、燃温 30―60 )3. シフト・レバーをニュートラル (MT 車 )、またはセレクト・レバーを Pレンジ (AT 車 ) にする。4. ブロワ・スイッチを OFF にする。5. 全ての電気負荷を OFF にする。6. ステアリング・ホイールを直進状態にする。7. アクセル・ペダルを全閉にする。8. M-MDS をダイアグノシス・コネクタ 2 に接続する。

9. M-MDS のエンジン点検機能に従って、燃料噴射量学習を行う。

10.燃料噴射量学習終了後、エンジン・スイッチをOFF にし、10 秒以上放置する。

参考• 燃料噴射量学習実行中グロー・インジケータ・ライトが点滅するが、異常ではない。

• サービス・コード「P167B」、「P1200」が表示される場合は、他のサービス・コードが表示されないことを確認し、再度手順 1より燃料噴射量学習を行う。

11.サービス・コード点検に従って、サービス・コードが表示されないことを確認する。M-MDS を使用しない場合1. エンジンを暖機する。(エンジン冷却水温度 65―95 、燃温 30―60 )2. シフト・レバーをニュートラル (MT 車 )、またはセレクト・レバーを Pレンジ (AT 車 ) にする。3. ブロワ・スイッチを OFF にする。4. 全ての電気負荷を OFF にする。5. ステアリング・ホイールを直進状態にする。6. アクセル・ペダルを全閉にする。7. エンジン・スイッチを OFF にする。

ダイアグノシス・コネクタ2abnjjw00000065

Page 12: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

8. ジャンパ・ワイヤを使用して、ダイアグノシス・コネクタ 1の TEN 端子をボデー・アースする。

9. エンジンをアイドル状態にする。

参考• エンジン警告灯が点滅する場合は、サービス・コード別点検に従い、不具合箇所を修復する。

• エンジン警告灯が点滅し、グロー・インジケータ・ライトが点灯または点滅する場合は、「P167B」、「P1200」以外のサービス・コードがないことを確認して、そのまま燃料噴射量学習を実施する。

10.図に示すように、暖機スイッチを以下の手順で操作する。1. 暖機スイッチを押す。2. 1―2 秒後に暖機スイッチを押す。3. 1―2 秒後に再度暖機スイッチを押す。

4. 3―5 秒後に暖機スイッチを押す。

参考• エンジン警告灯とグロー・インジケータ・ライトが点滅・点灯している状態から手順10 を行った場合は、エンジン警告灯が消灯し、グロー・インジケータ・ライトのみが点滅していることを確認する。

11.グロー・インジケータ・ライトが点滅を開始していることを確認する。

参考• グロー・インジケータ・ライトが点灯または点滅した状態でエンジン警告灯が点滅した場合は、再度手順 1から実施する。

• 手順 11 から 5 分以上経過してもグロー・インジケータ・ライトが消灯しない場合は、再度手順 1から実施する。

12.手順 11 から約 3~ 5 分後、燃料噴射量学習が正常に終了すると、グロー・インジケータ・ライトが消灯し、DPF インジケータ・ライトが 4、5回点滅する。(燃料噴射量学習の所要時間はエンジンの状態や環境条件により前後する。)

13.グロー・インジケータ・ライトが消灯した後、エンジン・スイッチを OFF にし、10 秒以上放置する。

ダイアグノシス・コネクタ1

ジャンパ・ワイヤ TEN端子

abnjjw00000066

暖機スイッチ

暖機 スイッチ 押す 押す 押す押す

1―2 秒 1―2 秒 3―5 秒

点灯

暖機スイッチインジケータ

消灯

abnjjw00000067

DPFインジケータ・ライト

abnjjw00000068

Page 13: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

14. TEN 端子のボデー・アースを解除する。

End Of Sie

Page 14: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

⦆エアフロ・センサ/吸気温センサ点検⦆[RF-CDT]id014051107551

⦆目視点検1. エアフロ・センサの以下を確認する。

• 損傷、クラック• センサ端子の錆• センサ端子の曲がり― 不具合がある場合は、エアフロ・センサ/吸気温センサを交換する。⦆(参照:吸気装置系統取外し/取付け[RF-CDT])

⦆電圧点検⦆(エアフロ・センサ)1. コネクタを接続した状態で、エアフロ・センサ/吸気温センサを取外す。(参照:吸気装置系統取外し/取付け[RF-CDT])

2. エンジン・スイッチを ON の位置にする。3. エアフロ・センサ/吸気温センサのエアフロ・センサ部に風を徐々に近づけたとき、エアフロ・センサ出力電圧⦆(M-MDS モニタ項目:⦆MAF)⦆が変化することを確認する。• 関連ハーネスに異常がないにも関わらず、確認できない場合は、エアフロ・センサ/吸気温センサを交換する。⦆(参照:吸気装置系統取外し/取付け[RF-CDT])

⦆抵抗点検⦆(吸気温センサ)1. バッテリ⦆(−)⦆ケーブルを切離す。2. エアフロ・センサ/吸気温センサ・コネクタを切離す。3. エアフロ・センサ/吸気温センサ・コネクタ⦆E―D端子間の抵抗値を確認する。• 標準値外の場合は、エアフロ・センサ/吸気温センサを交換する。⦆(参照:吸気装置系統取外し/取付け[RF-CDT])

• 標準値内であるにもかかわらず、モニタ項目の作動状態⦆(参考値)⦆が標準値外の場合は、関連ハーネスを点検する。

標準値外気温⦆(°C) 抵抗値⦆(kΩ)

20 2.21―2.6960 0.493―0.667

ABCDE

abnjjw00000070

Page 15: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

冷却水温センサ取外し/取付け[RF-CDT]id014051111651

警告• エンジン停止直後に作業を行うと火傷のおそれがあるため、作業はエンジン冷間状態で行う。

1. バッテリ (-) ケーブルを切離す。2. エンジン冷却水を抜取る。 (参照:冷却水交換[RF-CDT])3. コモン・レールを取外す。 (参照:サプライ・ポンプ取外し/取付け[RF-CDT])4. 図に示す手順で取外す。

1 冷却水温センサ2 ガスケット

5. ガスケットを交換する。6. 取外しと逆の手順で取付ける。

冷却水温センサ締付けトルク15.7―23.5 N•m

1

2 R

bej0140w105

Page 16: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

冷却水温センサ点検[RF-CDT]id014051111751

参考• PCM 端子電圧一覧表、データ・モニタ機能 (以下モニタ機能と記す) でのモニタ項目点検の指示に基づき下記の点検を行う。

抵抗点検1. 冷却水温センサを取外す。 (参照:冷却水温センサ取外し/取付け[RF-CDT])2. 冷却水温センサのセンサ部を水につけ、水温を徐々に上げたときの冷却水温センサ A―B端子間の抵抗値をサーキット・テスタを使用して測定する。• 標準値外の場合、冷却水温センサを交換する。 (参照:冷却水温センサ取外し/取付け[RF-CDT])

• 標準値内であるにもかかわらず、モニタ項目の作動状態 (参考値) が標準値外の場合は、関連ハーネスを点検する。

冷却水温センサ抵抗冷却水温 (°C) 抵抗 (kΩ)

20 2.36―2.6480 0.31―0.32

C

AB

bej0140w212

Page 17: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

アクセル・ペダル・ポジション・センサ点検[RF-CDT]id014051116251

参考• 不具合現象別故障診断、および PCM 端子電圧一覧表の指示に基づき下記の点検を行う。

1. アクセル・ペダル・コンポーネント各部のガタ、緩みを目視点検する。2. アクセル・ペダル・ポジション・センサが、アクセル・ペダルに正常な状態で取付けられていることを確認する。

3. PCM 1V 端子 (センサ電源) と、PCM 1W 端子 (センサ・アース) 間の電圧値が、4.75―5.25 V であることを確認する。

参考• センサ電源の電圧値が正常でない場合、PCM 1O 端子の電圧値にずれが生じる恐れがある。

アクセル・ペダル・ポジション・センサ PCM

アクセル・ペダル・ポジション・センサ ハーネス側コネクタ

PCMハーネス側コネクタ

A

B

D 1V

1O

1W

2A

2B

2C

2D

2E

2F

2G

2J

2M

2P

2V

2H

2K

2N

2Q

2T

2W

2Y

2Z

2I

2O

2R

2U

2X

1A

1B

1C

1D

1E

1G

1H

1J

1K

1L

1M

1N

1O

1S

1T

1U

1V

1W

1X

1Q

1R

1F

2AA

2AB

2AC

2AD

ABCD

C 2H

bej0140w811

4. アクセル・ペダルの状態に応じて、PCM 1O 端子 (アクセル・ペダル・ポジション検出信号) と、PCM 1W 端子間の電圧値が標準値内であることを確認する。• 標準値外の場合、アクセル・ペダル・ポジション・センサを交換する。

標準値アクセル・ペダル状態 出力電圧値アクセル・ペダル開放 約 0.6 V

アクセル・ペダルを徐々に踏込む リニアに上昇アクセル・ペダル踏込み 約 3.4 V

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カムシャフト・ポジション(CMP)センサ取外し/取付け[RF-CDT]id014051110451

注意• カムシャフト・ポジション・センサを交換する際、センサに鉄粉等の異物を付着させない。異物が付着したまま組付けた場合、磁束の乱れによりセンサ出力信号が異常となり、エンジン制御に悪影響を及ぼす。

1. バッテリ (-) ケーブルを切離す。2. 図に示す手順で取外す。

1 カムシャフト・ポジション・センサ取付けボルト2 カムシャフト・ポジション・センサ3 O リング

3. O リングが損傷していないことを確認する。• 不具合がある場合は、カムシャフト・ポジション・センサを交換する。

4. O リングとシリンダ・ヘッド・カバーに、清浄なオイルを少量塗布する。

5. 取外しと逆の手順で取付ける。

カムシャフト・ポジション・センサ締付けトルク7.8―10.8 N•m

OIL

12

3 R

bej0140w103

Page 19: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

カムシャフト・ポジション(CMP)センサ点検[RF-CDT]id014051110551

参考• PCM 端子電圧一覧表、データ・モニタ機能 (以下モニタ機能と記す) でのモニタ項目点検の指示に基づき下記を点検する。

目視点検1. カムシャフト・ポジション・センサを取外す。 (参照:カムシャフト・ポジション(CMP)センサ取外し/取付け[RF-CDT])

2. カムシャフト・ポジション・センサに鉄片等が付着していないことを確認する。3. カムシャフト・ポジション・センサを取付ける。 (参照:カムシャフト・ポジション(CMP)センサ取外し/取付け[RF-CDT])

エア・ギャップ点検1. バッテリ (-) ケーブルを切離す。2. ギヤ・カバーを取外す。3. カムシャフト・ポジション・センサとパルス・ホイールとのすきま A が標準値であることを確認する。• 標準値外の場合、カムシャフト・ポジション・センサを交換する。

すきま A 標準値1.0―2.0 mm

すきま A

センサ・ホイール

カムシャフト・ポジション・センサ

bej0140w102

抵抗点検1. バッテリ (-) ケーブルを切離す。2. カムシャフト・ポジション・センサ・コネクタを切離す。3. カムシャフト・ポジション・センサ 2 端子間の抵抗値を測定する。• 標準値外の場合、カムシャフト・ポジション・センサを交換する。

標準値0.95―1.25 kΩ [20 ]

AB

bej0140w216

Page 20: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

クランクシャフト・ポジション(CKP)センサ取外し/取付け[RF-CDT]id014051109751

注意• クランクシャフト・ポジション・センサを交換する際、センサに鉄粉等の異物を付着させない。異物が付着したまま組付けた場合、磁束の乱れによりセンサ出力信号が異常となり、エンジン制御に悪影響を及ぼす。

1. バッテリ (-) ケーブルを切離す。2. クランクシャフト・プーリを取外す。 (参照:タイミング・ベルト取外し/取付け[RF-CDT])3. タイミング・ベルト・カバー (ロア) を取外す。(参照:タイミング・ベルト取外し/取付け[RF-CDT])4. 図に示す手順で取外す。

1 クランクシャフト・ポジション・センサ取付けボルト

2 クランクシャフト・ポジション・センサ

5. 取外しと逆の手順で取付ける。

クランクシャフト・ポジション・センサ締付けトルク7.8―10.8 N•m

1 2

bej0140w101

Page 21: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

クランクシャフト・ポジション(CKP)センサ点検[RF-CDT]id014051109851

参考• PCM 端子電圧一覧表、データ・モニタ機能 (以下モニタ機能と記す) でのモニタ項目点検の指示に基づき下記を点検する。

注意• クランクシャフト・ポジション・センサを交換する際、センサに鉄粉等の異物を付着させない。異物が付着したまま組付けた場合、磁束の乱れによりセンサ出力信号が異常となり、エンジン制御に悪影響を及ぼす。

目視点検1. クランクシャフト・ポジション・センサを取外す。 (参照:クランクシャフト・ポジション(CKP)センサ取外し/取付け[RF-CDT])

2. クランクシャフト・ポジション・センサに鉄片等が付着していないことを確認する。3. クランクシャフト・ポジション・センサを取付ける。 (参照:クランクシャフト・ポジション(CKP)センサ取外し/取付け[RF-CDT])

エア・ギャップ点検1. バッテリ (-) ケーブルを切離す。2. クランクシャフト・プーリを取外す。(参照:タイミング・ベルト取外し/取付け[RF-CDT])3. タイミング・ベルト・カバー (ロア) を取外す。(参照:タイミング・ベルト取外し/取付け[RF-CDT])4. クランクシャフト・ポジション・センサとパルス・ホイールとのクリアランスが標準値であることを確認する。• 標準値外の場合、クランクシャフト・ポジション・センサを交換する。

クリアランス標準値1.5―2.5 mm

クリアランス

センサ・ホイール

クランクシャフト・ ポジション・センサ

bej0140w104

抵抗点検1. バッテリ (-) ケーブルを切離す。2. クランクシャフト・ポジション・センサ・コネクタを切離す。

Page 22: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

3. クランクシャフト・ポジション・センサ A―B 端子間の抵抗値を測定する。• 標準値外の場合、クランクシャフト・ポジション・センサを交換する。

標準値1.85―2.45 kΩ [20 ]

ABC

bej0140w217

Page 23: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

補正抵抗点検[RF-CDT]id014051106051

抵抗点検1. 補正抵抗を取外す。2. 補正抵抗の識別番号を確認する。3. 以下の表に示す補正抵抗の識別番号別抵抗値を確認する。

参考• フューエル・インジェクタと補正抵抗の識別番号は一致するように組合わせる。

フューエル・インジェクタ

識別番号補正抵抗

bej0140w106

4. 補正抵抗 A―C 端子間の抵抗値を測定する。• 標準値外の場合、補正抵抗を交換する。

標準値フューエル・インジェクタ識別番号

補正抵抗

識別番号 抵抗値 (Ω)

1 1 30.92 2 41.23 3 53.64 4 68.15 5 84.56 6 1057 7 1308 8 1589 9 19610 10 24311 11 30112 12 36513 13 44214 14 54915 15 66516 16 82517 17 102018 18 124019 19 154020 20 192021 21 237022 22 301023 23 402024 24 576025 25 9530

Page 24: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

A

B

C

D

a6e40702057

Page 25: サービス・コード点検 [RF-CDT]kiroku.bufsiz.jp/kiroku/syuurisyo2/MAZUDA/BONGO-RF-CDT.pdfサービス・コード点検 [RF-CDT] id010250002450 M-MDSを使用する場合 1.M-MDSをダイアグノシス・コネクタ2に接続する。2.サービス・コードを確認する。•サービス・コードが表示される場合、該当する

アイドル・スイッチ点検[RF-CDT]id014051116751

参考• 不具合現象別故障診断、および PCM 端子電圧一覧表の指示に基づき下記の点検を行う。

1. アクセル・ペダル・ポジション・センサを点検し、異常がないことを確認する。2. アクセル•ペダル•コンポーネント各部のガタ、緩みを目視点検する。3. アイドル・スイッチがアクセル•ペダルに正常な状態で取付けられていることを確認する。4. PCM 1V 端子 (センサ電源) と、PCM 1W 端子 (センサ・アース) 間の電圧値が、4.75 V―5.25 V であることを確認する。

参考• センサ電源の電圧値が正常でない場合、PCM 1O 端子の電圧値にずれが生じる恐れがある。

アクセル・ペダル・ポジション・センサPCM

アクセル・ペダル・ポジション・センサ ハーネス側コネクタ

PCMハーネス側コネクタ

A

B

D 1V

1O

1W

2A

2B

2C

2D

2E

2F

2G

2J

2M

2P

2V

2H

2K

2N

2Q

2T

2W

2Y

2Z

2I

2O

2R

2U

2X

1A

1B

1C

1D

1E

1G

1H

1J

1K

1L

1M

1N

1O

1S

1T

1U

1V

1W

1X

1Q

1R

1F

2AA

2AB

2AC

2AD

ABCD

C 2H

アイドル・スイッチ

A

B

2V

アイドル・スイッチ ハーネス側コネクタ

AB

bej0140w810

5. アクセル・ペダル全閉状態で、PCM 2V 端子 (アイドル信号) の電圧値が 1.0 V 以下であることを確認する。6. アクセル•ペダルを徐々に踏込み、PCM 2V 端子の電圧値が VB に切替わる位置で保持する。

7. PCM 1O 端子 (アクセル・ポジション検出信号) と、PCM 1W 端子間の電圧値が標準値内であることを確認する。• 標準値外の場合、アイドル•スイッチを交換する。

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標準値0.9―1.3 V (基準値: 1.1 V)

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エンジン整備数値 [RF-CDT]id015031117231

項目 整備数値

バルブ・クリアランス標準値 [冷間時] IN:0.09―0.21 mmEX:0.29―0.41 mm

圧縮圧力標準値:3,500 kPa [250 rpm]限度値:3,100 kPa [250 rpm]気筒間差:196.1 kPa 以内

シリンダ・ヘッド・ボルト首下長さ限度値 161.0 mmフロント・オイル・シール打込み量 (オイル・ポンプ・ボデー端面から) 0―0.5 mm

リヤ・オイル・シール打込み量 (リヤ・カバー端面から) 0―0.5 mm

アイドル回転数標準値 無負荷時:725―825 rpmA/C スイッチ ON 時:725―825 rpm

アイドル・アップ回転数(rpm)DPF 手動再生時:約 1,750

DPF 手動再生後最大 10 分間:1,000―1,750黒煙濃度規制値 法定範囲内オイル・プレッシャ (参考値) [油温  80] 350 kPa 以上 [3,000 rpm]

エンジン・オイル量 (参考値)オイル交換時油量:3.8 L

オイル+オイル・フィルタ交換時油量:4.0 L全油量:4.7 L

全冷却水量(参考値) 9.0 Lラジエータ・キャップ開弁圧 73.6―103.0 kPaサーモスタット開き始め温度 80―84サーモスタット全開温度 95サーモスタット全開リフト量 8.5 mm 以上バッテリ電解液比重 1.22―1.29 [20 ]

バッテリ負荷電流55D23L (48):180 A80D26L (55):195 A95D31L (64):250 A

バッテリ暗電流 20 mA 以下

バッテリ充電電流55D23L (48):4.5―5.5 A80D26L (55):5.5―6.5 A95D31L (64):6.5―8.0 A

バッテリ急速充電電流 (30 分)55D23L (48):30 A80D26L (55):35 A95D31L (64):40 A

オルタネータ電圧 [エンジン・スイッチ ON 時]B 端子:VB

L 端子:約 1.0 VS 端子:VB

オルタネータ電圧 [アイドル時、20]B 端子:14.1―14.7 VL 端子:13.0―14.0 VS 端子:14.1―14.7 V

スタータ無負荷特性テスト電圧 約 11 Vスタータ無負荷特性テスト電流 130 A 以下

エンジン・オイル

指定オイル銘柄 純正モータ・オイル ディーゼルエクストラ DL-1 または DL-1 規格油SAE 粘度 5W-30

オルタネータ電流 (参考値)

エンジン回転数(rpm)B 端子電流(A)

(下限値は 0 A を超えていること)1,000 0―702,000 0―80