ハイドロスタッフ®

プラスチック製 雨水貯留浸透システム

HYDRO-STUFF System

貯水槽の大幅 な拡充を実現！

最大10段上層：RF層/ 下層 ：N層● 構成規則による狭 い土地への活用や大型貯留槽へ

適用可能

最大10段●全層：N層●地表構造物の自由度が大幅にアップ

全て強化ユニットN

標準ユニットRF

強化ユニットN

4.8 埋設深度：最大4.8ｍ 2.6 土被り：最大2.6 ｍ

強化ユニットNを活用した場合の適用範囲です。水平土圧に対する性能は業界トップクラスです。

標準ユニットRFと強化ユニットNを使い分ける事 で、貯留槽上部の有効利用を図ります。

強化タイプ

ハイブリッド

積 層

● 強化ユニットNによって、6段から10段までの水槽を構築することができます。● 新開発のRFBタイプを採用する事で、低コスト化を図ることが可能です。● 地上部の利用用途や現地条件を考慮した、最適な組み合わせをご提案いたします。

高強度

2

貯水槽の大幅 な拡充を実現！

最大4段●全層：RF層●戸建て住宅から駐車場まで活用可能

最大10段上層：RF層/ 下層 ：N層● 構成規則による狭 い土地への活用や大型貯留槽へ

適用可能

標準ユニットRF

標準ユニットRF

床面：新ユニットRFB

強化ユニットN

土被り：最大2.6 ｍ 4.0 槽高：最大4.0ｍ（10段）

標準ユニットRFと強化ユニットNを使い分ける事 で、貯留槽上部の有効利用を図ります。

ハイブリッドタイプと強化タイプにおける適用範囲です。狭い土地に必要な貯留槽容量を確保することが可能になります。

強化ユニットNの鉛直荷重

70％UP※

水平荷重

RFBタイプ

【主要ユニット 構成識別】

低コスト

HS-720NA

30％UP※

※対標準ユニット比

本体ハーフ本体N底部 本体N脚有 本体フル 本体クォーターA 本体クォーターB

HS-720NS HS-720NA HS-720RF HS-720H HS-720QA HS-720QB

3

雨水貯留浸透システム

ハイドロスタッフ 4つのポイント

流入管

流出接続管

オリフィス

排水管

オーバーフロー管

スクリーン

流入槽 基礎シート

ハイドロスタッフ

パーティションユニット

（HS-DS）

流入接続管

点検口

Point1堆砂抑制システム※1

①土砂を局所的に沈留させる。②人が中に入り掃除ができる。③堆砂抑制効果90％以上。※2

堆砂抑制システムとは、パーティションにより流入する土砂の拡散を防止するシステムです。パーティション内は清掃が可能なため長期にわたり貯留槽機能を維持できます。※1 このシステムは、オプションです。

※2 堆砂抑制効果の数値は、建設技術審査証明取得時の立会試験時のデータであって保証値ではありません。

「堆砂抑制システム」の考え方貯留槽内に流入する雨水は、直前の流入槽の管理では流入槽で取りきれない粒径の小さな砂は除去できないのが一般的。本システムは、貯留槽内に侵入する流入槽で取りきれない粒径の小さな砂を一カ所に集め、槽内の清掃ができるように、開発されたシステムです。

パーティション

流入接続管 流入接続管

流入槽 流入槽

流入砂

土砂はパーティション内に留まる

貯留槽全体に拡散する

流入砂

作業員が貯留槽内に入って清掃が可能です。※必ず作業要領書に従い、換気などを行ってください。

流入接続管

透水性保護シート遮水シート

点検孔

天板（t＝30mm）パーティション

堆砂抑制システムの現場調査（施工から1年3 ヶ月後の状況）

堆砂抑制システム内部約10cmの土砂堆積

流出接続管付近　点検孔部ほぼ土砂堆積なし

流入接続管

堆砂抑制パーティション立ち上げ部

4

Point2

Point4

優れた耐震性能。大型貯留槽にも対応。

技術評価認定

最大条件：土被り0.5m（普通土）144ｍ（200ヶ）×144ｍ（200ヶ）×3.960ｍ（10段）×空隙率95%≒78,000トン

ハイドロスタッフは、継手レス＆千鳥配置で貯留槽を組み立てていくため、せん断特性に優れており、レベル２相当の地震を想定した許容貯留槽幅※は、業界トップクラスを誇ります。※ 「プラスチック製雨水地下貯留浸透技術マニュアル」 耐震性能試験に準拠して算出

継手を使わない千鳥配置構造のため、地震時に発生するせん断変形に強い

各種試験を実施（写真は交番載荷試験）

Point3 貯留槽内部を目視可能。ハイドロスタッフは、柱構造を採用しております。そのため、貯留槽内部の空間が、大きく取れます。雨水の流入開口が大きいため、流入管からの大量の水の流れ込みに対して、流入阻害率が小さく飲み込みが良くなっています。

貯留槽内部の構造

1段の高さ（組入厚さ含む）

393mm

公益社団法人雨水貯留浸透技術協会雨水技評　第19号－4

自　2018年12月20日至　2023年12月19日

▶技術評価認定公益財団法人日本下水道新技術機構審査証明　第1416号

自　2015年3月10日至　2020年3月31日

▶建設技術審査証明

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ハイドロスタッフシステムとは、ポリプロピレン製ユニットとシート類を組み合わせて、雨水を地下に貯留または浸透させ雨水利用や雨水流出抑制施設を構築するシステムです。

システム概要

ハイドロスタッフ部材構成

ハイドロスタッフの特長

❶ 空隙率大 空隙率 95％以上

❷ 短工期 100トンなら1日で組立完了

❸ 高強度 T-25荷重まで対応

❹ メンテナンス 槽内堆砂抑制効果 90％以上 堆砂抑制システム（オプション）

❺ 大型貯留槽 7万8千トンまで可能 （10層 土被り0.5m条件）

❻ 優れた耐震性能 レベル2の地震に対応

❼ 設計自由度大 形状自由／

貯留槽 423mm（1段）から対応

品名ハイドロスタッフ本体

ユニット（嵌合高さ：393mm）

品番 HS-720RF HS-720RFB HS-720NS HS-720NA HS-720H HS-720QA/QB参考寸法（mm) 720×720×390 720×720×390 720×720×390 720×720×390 360×720×390 360×360×390

参考質量（kg) 3.2 kg 3.2 kg 4.4 kg 4.4 kg 2.3 ㎏ QA：1.5 kg QB：0.8 kg

写真

品名ハイドロスタッフ副資材

壁材 天板品番 HS-720RFK HS-KST/KSTH HS-TF

参考寸法（mm) 720×392×60 715×715×30 715×355×30 720×720×45

参考質量（kg) 1.4 ㎏ KST：2.2 ㎏ KSTH：1.1 ㎏ 6.2 ㎏

写真

品名 点検孔／堆砂抑制部材 堆砂抑制部材ユニット（嵌合高さ：393mm） 底板 補強芯 パーティション

品番 HS-720FS HS-720TQA/TQB HS-ST HS-HC HS-DS参考寸法（mm) 720×720×390 720×720×390 1220×1220×1.5 φ89 752×355×53参考質量（kg) 4.6 kg TQA：3.1 kg TQB：3.8 kg 17.7 ㎏ 段数による 3.2 ㎏

写真

※ 利水用途の場合は、遮水シートは、2重を標準タイプとします。

点検・清掃用人孔

透水性保護シート

オーバーフロー管

堆砂抑制システムパーティション

放流管渠へ

流入槽

フィルタ

浸透

点検・清掃用人孔

透水性保護（または遮水）シート

オーバーフロー管

オリフィスます

放流管渠へオリフィス

流入槽

透水性保護シート遮水シート透水性保護シート

フィルタ

堆砂抑制システムパーティション

貯留

TQA TQB

QAQB

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他の工法との比較（社内調査による）

ハイドロスタッフ 他樹脂工法 一般の砕石工法 一般の現場打ちコンクリート工法

用途（タイプ） ○ 貯留、浸透が選択可能 ○ 貯留、浸透が選択可能 △ 浸透 △ 貯留

空隙率 ○ 95％ △ 90％以上 × 30％～ 40％ △ 70％～ 80％

必要面積（体積） ○ 小 ○ 小 × 大（樹脂製の約3倍） ○ 小～中

貯留槽形状 ○ 自在配置 ○ 自在配置 ○ 自在配置 △ 直方体が多い

製品重量 ○ 超軽量 ○ 超軽量 × 重量 × 超重量

軟弱地盤への影響 ○ ユニット自体が軽い ○ ユニット自体が軽い × 砕石の自重 × 基礎杭など必要

材料の品質管理 ○ 管理品を現場に納入 ○ 管理品を現場に納入 △ 砕石工場での管理 × 現場での管理

メンテナンス ○ 堆砂抑制システム* △ 手前の流入槽での管理 × 清掃不可、再入替 ○ 洗浄可

施工性 ○ 施工が簡単 ○ 施工が簡単 △ 重機が必要 × 大（鉄筋、型枠など）

施工（養生）期間 ○ 超短工期、養生が不要 ○ 超短工期、養生が不要 ○ 短工期、養生が不要 × 施工、養生に時間

資材搬入 ○ 小型車両での搬入可能 ○ 小型車両での搬入可能 △ 大型車両で搬入 △ 大型車両で搬入

残土処分 ○ 残土処分量小 ○ 残土処分量小 × 残土処分量大 ○ 残土処分量小

耐震強度 ○ 大（レベル2に対応） ○ 大（レベル2に対応） ○ 大 △ 補強の必要性あり

※ 堆砂抑制システムを選択しない場合、手前の流入槽での管理となります。堆砂抑制システムを選択の場合、貯留槽内の点検清掃は堆砂抑制システム部のみとなります。

��Q

�ハイドロスタッフは、駐車場の下に設置可能ですか？

A. 可能です。ハイドロスタッフは、T-8荷重までは土被り30cm、T-25荷重※

までは土被り50cmで対応可能。駐車場の下に設置できます。ただし、車道下部は、プラスチック製雨水地下貯留浸透施設技術マニュアルの適用範囲外となっております。

��Q

�ハイドロスタッフは、地震に強いですか？ A. 強いです。

ハイドロスタッフはユニットを千鳥配置で嵌合させるため、優れたせん断特性による高い耐震性を有しています。その結果、交番載荷試験ならびにレベル2地震動を想定した動的解析により、業界トップクラスの許容貯留槽幅が得られており、大型貯留槽を形成する事が可能となります。

��Q

�ハイドロスタッフを構成するユニットとユニットは、どのように接続するのですか？

A. 千鳥配置接続です。ハイドロスタッフの組立には継手などの接続部材を使用しません。千鳥状に配置することでユニット同士を連結し組み立てます。このため、施工性やせん断特性に優れ、構造的に安定した貯留槽となります。

��Q

�ハイドロスタッフの維持管理は、どのようにして行うのですか？

A. 槽内への砂拡散、堆積を抑制する　　　　　　堆砂抑制システム（オプション）があります。

堆砂抑制システムは、点検孔から堆積した砂を清掃することが可能なため、貯留槽の維持管理が容易で、長期にわたり貯留可能量を維持することができます。また、作業員が点検孔から貯留槽内部に入ることができ、内部の目視確認ができます。

��Q

�ハイドロスタッフの側面の構造は、どうなっているのですか？

A. ハイドロスタッフは、側面に壁材を使用します。壁材により、側面シートを側方土圧による変形や伸びから守ることができます。さらに、貯留槽側面が凹凸になってしまうのを防ぎます。貯留槽側面が凹凸だと、空隙率が減少し、貯留量が少なくなってしまう可能性があります。

※ 『道路橋示方書・同解説（I共通編）』 日本道路協会、1978年 - 2002年の中で、T荷重は、車両総重量25t（250kN）の大型トラックにおける後輪荷重をモデル化したものであり、前後輪の荷重比率を1：4とし、後輪は軸重で200kN、輪荷重で100kNと規定しています。

Q&A よくある質問

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ハイドロスタッフの性能

鉛直方向荷重

水平方向荷重

ハイドロスタッフ基本データ

ハイドロスタッフを鉛直に積み重ねた状態で圧縮試験と長期クリープ試験を実施する。

鉛直方向 圧縮試験風景

水平方向 圧縮試験風景

鉛直方向 長期試験風景

水平方向 長期試験風景

ハイドロスタッフを水平に重ねた状態で圧縮試験と長期クリープ試験を実施する。

項目 ハイドロスタッフ 備考

仕様空隙率

95％以上 RFBタイプ、標準タイプ94％以上 強化タイプ

メンテナンス 槽内清掃が可能 堆砂抑制システムの場合貯留槽内目視点検 槽内目視点検が可能

項目 RFBタイプ 標準タイプ 強化タイプ

適用範囲

最小土被り（ｍ）T-8荷重 まで 0.3 0.3 0.3

T-25荷重 まで 0.5 0.5 0.5

最大土被り（ｍ）単位体積重量

18kN/m3相当時2.0 2.4 2.6

最大埋設深度（ｍ）

単位体積重量18kN/m3相当時地表載荷荷重10kN/m3時

3.6 4.8 4.8

最大槽高さ（ｍ）1層当り

393mm×ｎ層 + 30mm4段 10段 10段

1.602 3.960 3.960

※ 設置条件に応じてハイブリッド積層となります。

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ハイドロスタッフ照査項目および照査の許容値

耐震性能試験

照査項目とは、貯留構造体の安全を確保するために、必ず満足しなければならない以下の項目をいいます。

① 強度の照査　② 長期性能の照査　③ 耐震性能の照査各項目の数値がハイドロスタッフの許容値以下になることを照査します。

交番載荷試験 6層 交番載荷試験 8層 適用可能幅との関係

交番載荷試験による許容せん断変形角と動的解析による貯留槽の変形角との比較により、設置可能幅を推定する。

2.6

144.0

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

0 20 40 60 80 100 120 140 160

6層 7層 8層 9層 10層

土被り(ｍ)

槽幅(ｍ)

槽幅(ｍ)

照査項目 ユニット構成部の許容値 備考

① 強度

鉛直方向荷重

RF-RF層 120.0 kN/㎡ RFBタイプ、標準タイプの場合N-RF層 140.0 kN/㎡ 標準タイプ（ハイブリッド積層）の場合N-N層 160.0 kN/㎡ 強化タイプの場合

水平方向荷重

RF-RF層 70.0 kN/㎡ RFBタイプの場合N-RF層 90.0 kN/㎡ 標準タイプの場合N-N層 120.0 kN/㎡ 標準タイプ（ハイブリッド積層）、強化タイプの場合

②長期性能

鉛直方向荷重

RF-RF層 36.0 kN/㎡鉛直方向の50年相当変位量 ー 10時間後の変形量が許容変位量以内

N-RF層 43.2 kN/㎡N-N層 46.8 kN/㎡

水平方向荷重

RF-RF層 29.4 kN/㎡水平方向の50年相当変位量 ー 10時間後の変形量が許容変位量以内

N-RF層 38.7 kN/㎡N-N層 43.7 kN/㎡

③ 耐震性能設置

可能幅

RFBタイプ 標準タイプ 備考段数 土被り（ｍ） 最大幅（ｍ） 土被り（ｍ） 最大幅（ｍ）

土被り0.3 ～ 0.5ｍはT-2荷重・T-4荷重・T-8荷重に限る

土被り0.5ｍ～はT-25荷重まで対応

1段 0.3 ～ 2.0 42.7 ～ 144.0ｍ 0.3 ～ 2.6 21.4 ～ 144.0ｍ2段 0.3 ～ 2.0 42.7 ～ 144.0ｍ 0.3 ～ 2.6 21.4 ～ 144.0ｍ3段 0.3 ～ 2.0 34.3 ～ 144.0ｍ 0.3 ～ 2.6 21.4 ～ 144.0ｍ4段 0.3 ～ 2.0 34.3 ～ 144.0ｍ 0.3 ～ 2.6 21.4 ～ 144.0ｍ5段 ー ー 0.3 ～ 2.6 21.4 ～ 144.0ｍ6段 ー ー 0.3 ～ 2.4 21.4 ～ 144.0ｍ7段 ー ー 0.3 ～ 2.0 45.6 ～ 144.0ｍ8段 ー ー 0.3 ～ 1.6 39.0 ～ 144.0ｍ9段 ー ー 0.3 ～ 1.2 73.4 ～ 144.0ｍ10段 ー ー 0.3 ～ 0.8 115.2 ～ 144.0ｍ

※ 強化タイプの最大槽幅については、別途算定を行います。詳細につきましてはお問い合わせください。

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ハイドロスタッフの適用範囲鉛直方向荷重 水平方向荷重

常時 適用範囲土質 粘性土

①RF-RF層

②N-RF層

③N-N層

単位体積重量

（kN/m3）18.0

埋設深さ(ｍ)長期性能照査荷重

（kN/ｍ2)1.0 6.61

① RF-RF層29.4 kN/m2

1.5 9.912.0 13.212.1 13.872.2 14.532.3 15.192.4 15.852.5 16.522.6 17.182.7 17.842.8 18.502.9 19.163.0 19.823.1 20.483.2 21.143.3 21.803.4 22.463.5 23.123.6 23.783.7 24.443.8 25.10

3.9 25.764.0 36.00

② N-RF層　38.7 kN/m2

4.1 39.904.2 37.80

4.3 38.704.4 39.60

　　　③ N-N層　　　43.7 kN/m2

4.5 40.504.6 41.404.7 42.30

4.8 43.20

土被り(ｍ)

鉛直土圧（kN/m2）

鉛直荷重合計（kN/m2） 長期性能

照査荷重（kN/m2）

適用範囲

①RF-RF層

②N-RF層

③N-N層

T-25以下

T-8以下

0.3 5.4 123.6 50.6 5.40.4 7.2 101.7 43.4 7.20.5 9.0 87.8 39.1 9.00.6 10.8 78.3 36.6 10.8

①RF-RF層 長期36.0kN/m2

0.7 12.6 71.7 35.2 12.60.8 14.4 66.9 34.5 14.40.9 16.2 63.5 34.3 16.21.0 18.0 61.0 34.4 18.01.1 19.8 59.2 34.9 19.81.2 21.6 58.0 35.5 21.61.3 23.4 57.2 36.3 23.41.4 25.2 56.7 40.3 25.21.5 27.0 56.5 41.1 27.01.6 28.8 56.6 42.1 28.81.7 30.6 56.9 43.2 30.61.8 32.4 57.3 44.3 32.41.9 34.2 63.7 45.5 34.2

2.0 36.0 64.1 46.8 36.02.1 37.8 64.7 48.1 37.8

② N-RF層長期43.2 kN/m2

2.2 39.6 65.3 49.4 39.62.3 41.4 66.0 50.8 41.4

2.4 43.2 66.8 52.2 43.22.5 45.0 67.7 53.7 45.0 ③Ｎ-Ｎ層

長期46.8 kN/m22.6 46.8 68.7 55.2 46.82.7 48.6 69.8 56.7 48.6

適用範囲外2.8 50.4 70.8 58.2 50.42.9 52.2 71.9 59.7 52.53.0 54.0 73.1 61.3 54.0

最大埋設深さ　

4

・

0ｍ未満

最大土被り　

2・

0ｍ以内

クーロン主働土圧

静止土圧

最大埋設深さ　

4

・

3ｍ以内

最大土被り　

2

・

4ｍ以内

最大埋設深さ　

4

・

8ｍ以内

最大土被り　

2

・

6ｍ以内

※粘性土の場合の適用範囲

※粘性土の場合の適用範囲

確認項目 FEM解析図（例）

鉛直方向（N-N層）

応力大

小

水平方向（N-N層）

応力大

小荷重方向

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１. 変形、着火する恐れがありますので火気に近づけないでください。２. 劣化の原因となりますので有機溶剤、化学薬品、油などに触れさせ

ないでください。３. 長期保管する場合には、直射日光を避けて保管してください。４. 製品の投げ出しは絶対に行わないでください。５. そのほか製品に変形や破損が起こりうる衝撃は絶対に与えないでく

ださい。６. 温水など高温度の水を貯留槽内に流入させないでください。

製品についての注意１. 土被り厚および埋設深さの検討は、所定の設計マニュアルに従って

実施、またはご相談ください。２. 本製品の設置は、地下水面より上を原則とします。地下水位の上昇

が予測される場所に設置する場合には、所定の設計マニュアルに従って浮力に対する安定性などを検討してください。

３. 隣地境界などの擁壁、建物については、相互に影響がないように十分な離隔を確保してください。

４. 貯留槽上部の荷重条件により、適切な地盤改良および舗装の設計を行ってください。

設計上の注意

ハイドロスタッフの設計の手引き

❶ 配置可能範囲の決定

❷ 平面形状の決定

❸ 土被り

❹ 貯留槽高の決定

❺ 貯留容量の確認

❻ 流入土砂および きょう雑物対策

❼ 設計浸透量の算定

❽ 貯留構造体の照査と確認

❶ 計画貯留量

❷ 施工可能用地

❸ 計画流入高と計画排水高

❹ 排水先の条件

❺ 土質および地下水位

❶ ボーリング

❷ サンプリング

❸ サウンディング

❹ 物理試験

❺ 力学試験

❻ 原位置試験

基本条件の確認

計画諸元や設置条件の確認

貯留槽の設計

堆砂抑制システム

シートの設計

基礎の設計

50cm以上

4.8m以内

鉛直方向設計荷重に対する照査 死荷重

活荷重

クリープ変形に対する照査 死荷重

水平方向設計荷重に対する照査 常時土圧

地震時土圧に対する照査 地震時土圧

ハイドロスタッフの性能の照査

付帯施設の設計

流入施設

排水施設

維持管理施設

最大土被り2.6ｍまで対応可

総重量25トントラックの走行可

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ハイドロスタッフの施工（流出抑制遮水シートタイプの場合）

❶ 施工前

❺ 保護シート（2重目）施工＊透水タイプは、1重のみとなります。

❾ 流出接続管/管周工

❷ 掘削/基礎工事

❻ ユニット組立

❿ シート収め/組立完了

❸ 保護シート（1重目）施工＊透水タイプは、1重のみとなります。

❼ ユニット組立

⓫ 埋め戻し

基礎について1. 基礎の形状および寸法および仕様は図面に基づき作成願います。 なお、基礎寸法は貯留槽寸法（ユニット寸法×720mm）に1.01を乗じた

寸法に作成するようお願いします。 また、作業スペースとして貯留槽周りに500mmを確保してください。2. 基礎表面の転圧は平滑に仕上げてください。凹凸があるとハイドロス

タッフが組み立てられません。 基礎面の不陸は15mm以内（測定は1mピッチで行うことが望ましい）を

目安に仕上げてください。

施工について1. 製品の荷降ろし運搬の際には荷崩れなどに十分注意して作業してくだ

さい。 特に、パレット上に縦に積まれているユニット本体を横向きに倒して荷

降しを行う際は、製品に衝撃が加わらないよう、複数人で注意し、安全に作業を行ってください。（壁材などその他部材も同様です）

2. 施工中に製品に乗る際は、転落や転倒に十分ご注意ください。　　

3. ユニット本体の加工は強度低下を招きますので、決して行わないでください。

4. 施工中に掘削底面に降雨や地下水が溜まると、貯留槽が浮き崩れる可能性があります。

施工中に掘削底面に水が溜まる際は、周囲に釜場を設けるなどして、埋め戻しが完了するまで常時ポンプで排水してください。

5. 貯留槽側部の埋め戻しは、偏荷重を防止するために、まず貯留槽上部に埋め戻し土を仮置きして、水平方向の動きを制限し、所定厚さ（仕上がり厚さ20 ～ 30cmを目安とする）に基づき層による分割を行い、十分な締め固めを行いながら実施してください。埋め戻し土に含まれる石などの衝撃によりシートの破損や貯留槽の変形・破損を生じないように、慎重に投入してください。

6. 貯留槽上部の埋め戻しは、所定厚さ（仕上がり厚30cm程度、まきだし厚は40cmを目安）ごとに何層かに分けて、十分に締め固めを行いながら実施してください。なお、貯留槽上における直接的な作業となるため、施設の破損や変形を起こさないように慎重に埋め戻し・締め固め作業を行ってください。

埋め戻し時の施工機械は、クローラ式バックホー（バケット容量0.45m3）

施工上の注意

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❸ 保護シート（1重目）施工＊透水タイプは、1重のみとなります。

❼ ユニット組立

⓫ 埋め戻し

納入荷姿

点検孔（堆砂抑制）周り

埋め戻し

❹ 遮水シート施工＊透水タイプは不要です。

❽ ユニット組立完成

⓬ 完成後

などで慎重に行ってください。 設計土被り（0.5m）を確保していなかったり、十分な転圧ができていない

状態では、貯留槽上部に車輌を乗せないでください。また、締め固め時の施工機械は、プレートコンパクタやランマなどを使用してください。

振動ローラは使用しないでください。7. 埋め戻し後は、貯留槽に悪影響を与えるような集中荷重（アウトリガーな

ど）、偏荷重（高盛土、重量物資材の仮置きなど）が、かからないようにしてください。

8. 貯留槽上でのダンプアップは絶対にしないでください。9. 非浸透性の地盤に貯留槽を設置した後、降雨などにより貯留槽周りの水位

が上昇する場合がありますので、その場合は貯留槽周りに排水管を設置するなどして貯留槽周りの水位が上昇しないような対策を施してください。

10. 貯留槽上部でクレーン作業、シートパイル（鋼製矢板）・H鋼杭などの引き抜き作業は、絶対に行わないでください。貯留槽が壊れる可能性があります。

その他、本注意に加え、（公財）日本下水道新技術機構、（公社）雨水貯留浸透技術協会編「プラスチック製雨水地下貯留浸透施設技術マニュアル」に基づき、安全に施工をしてください。

13

設計支援も積極的にご協力します。

ハイドロスピードマスター

図面（dxf）、構造計算書（照査項目） 数量計算書が一度に出力可能

❶ 既存の PC に Microsoft “EXCEL（32 ビット版）” が入っていれば、ソフトは運用可能

❷ 図面、構造計算、数量計算書が一度に出力可能

❸ 見積に必要な、シート類の数なども出力可能

❹ 平面形状はコの字、ロの字、ピストル型など自由自在

❺ 点検孔、堆砂抑制システムも入力可能（図面にも反映されます）※　詳細設計図などは、別途ご依頼ください。

ハイドロスピードマスターとは、ハイドロスタッフ仕様にカスタマイズした図面作成ソフトです。 設計検討時にお声がけ頂ければ、サービスとしてご提供いたします。

特 長

INPUT

OUTPUT

構造計算書（照査項目）

数量計算書図面（dxf形式）

必要事項の入力と貯留槽平面形状を

ドラッグするだけで見積用画面が出力可能！ これは

楽だ！

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施 工 事 例

様々な用途に利用可能ハイドロスタッフには、ショッピングセンター、宅地造成、公園、病院、物流倉庫、学校グラウンドなど様々な用途でご使用頂いております。下記は施工の一例です。

分類 場所 管轄 工事件名 開発面積 貯留量 堆砂抑制システム

住宅 千葉県 民間 柏市内集合住宅新築工事 0.30 ha 158m3 なし

公園 千葉県 公共 船橋市内宅地造成工事 1.11 ha 1,387m3 あり

病院 栃木県 民間 栃木県内病院新築工事 2.04 ha 1,526m3 あり

ショッピングセンター 埼玉県 民間 幸手市内商業施設新築工事 1.10 ha 1,361m3 あり

工場 埼玉県 民間 狭山市内工場新築工事 4.05 ha 1,674m3 あり

物流倉庫 新潟県 民間 新潟県内物流センター新築工事 2.30 ha 1,467m3 あり

物流倉庫 千葉県 民間 千葉県内物流センター新築工事 3.69 ha 5,334m3 あり

▼ 住宅柏市内集合住宅新築工事

▼ 公園船橋市内宅地造成工事

▼ 病院栃木県内病院新築工事

▼ ショッピングセンター幸手市内商業施設新築工事

▼ 工場狭山市内工場新築工事

▼ 物流倉庫新潟県内物流センター新築工事

▼ 物流倉庫千葉県内物流センター新築工事

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・このカタログの内容は、お断りなく変更することがありますのでご了承ください。・このカタログに記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。

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