2
共演 シャオ・ロン (琵琶) Shao Rong(Pipa) 岩井のぞみ (ピアノ) Nozomi Iwai(piano) シャオ・ロン 岩井のぞみ タン・ドゥン:琵琶と弦楽四重奏のための協奏曲 (1999) Tan Dun: Concerto for Pipa and String Quartet (1999) ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調 M.Ravel: String Quartet E Major * * * シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品 44 R.Schumann: Piano Quintet e flat Major op.44 201710 2 19 開演( 18 30 開場) トッパンホール 主催:アーツ・プラン 全指定席 一般 5,000 学生 1,000 アーツ・プランゴールド券3,000(60才以上の方アーツプランのみで販売、詳細は裏面で。 アーツ・プラン 03-3355-8227 (平日:9-18時、土:9-15時、日祝:休)/東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650 トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222/チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード 329-002] チケット 前 売 *都合により出演者、曲目等が変更になる場合があります。予めご了承の程お願い申し上げます。 ©Bernard Benant ビュッシー 弦楽四重奏団 Le Quatuor Debussy

ビュッシー弦楽四重奏団 - 岩井のぞみiwainozomi.lolipop.jp/pdf/concert20171002jp.pdf共演 シャオ・ロン(琵琶) Shao Rong(Pipa) 岩井のぞみ(ピアノ)

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: ビュッシー弦楽四重奏団 - 岩井のぞみiwainozomi.lolipop.jp/pdf/concert20171002jp.pdf共演 シャオ・ロン(琵琶) Shao Rong(Pipa) 岩井のぞみ(ピアノ)

共演シャオ・ロン(琵琶)

Shao Rong(Pipa)

岩井のぞみ(ピアノ) Nozomi Iwai(piano)

シャオ・ロン 岩井のぞみ

タン・ドゥン:琵琶と弦楽四重奏のための協奏曲(1999)Tan Dun: Concerto for Pipa and String Quartet (1999)

ラヴェル:弦楽四重奏曲 ヘ長調M.Ravel: String Quartet E Major

* * * シューマン:ピアノ五重奏曲 変ホ長調 作品44

R.Schumann: Piano Quintet e �at Major op.44

2017年10月2日(月) 19時開演(18時30分開場)

トッパンホール

主催:アーツ・プラン

全指定席 一般 5,000円/学生 1,000円/アーツ・プランゴールド券3,000円 (60才以上の方、 アーツプランのみで販売、詳細は裏面で。 )アーツ・プラン 03-3355-8227 (平日:9-18時、土:9-15時、日祝:休)/東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650トッパンホールチケットセンター 03-5840-2222/チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード 329-002]

チケット前 売

*都合により出演者、曲目等が変更になる場合があります。予めご了承の程お願い申し上げます。

©Bernard Benant

ドビュッシー弦楽四重奏団L e Q u a t u o r D e b u s s y

Page 2: ビュッシー弦楽四重奏団 - 岩井のぞみiwainozomi.lolipop.jp/pdf/concert20171002jp.pdf共演 シャオ・ロン(琵琶) Shao Rong(Pipa) 岩井のぞみ(ピアノ)

60才以上の方対象です。アーツ・プラン社のみで電話予約を受け付けます。一般券の空席状況を逐次見極め、アーツ・プラン社の判断でよい席と思われる席から順次受け付けますが、同時に販売可能数を制限する場合もあります。また、座席番号指定のご希望には沿いかねますので、予めご了承ください。アーツ・プランゴールド券の販売は公演日の10日前までとし、アーツ・プランゴールド券としての会場での当日販売はありません。チケット代金はお手元にお送りする郵便振替用紙にてお支払い願います。

アーツ・プランゴールド券について

岩井のぞみ(ピアノ) 4歳からピアノを始め、桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部を2009年に卒業後、研究科に在籍し渡米。 これまでに1997年PIARAピアノコンクール全国大会にて最優秀賞、2005年ロゼピアノコンクール第1位、2006年大阪国際音楽コンクールピアノ部門第2位、2010年MTNAコンクールテキサス地区大会にてhonorable mentionを受賞。また、TCUで行われたコンチェルトコンクールを征し2011年にTCUシンフォニーオーケストラと競演。同年イタリアで開催されたINTERNATIONAL MUSIC COMPETITIONでもhonorable mentionを、ルイジアナ州で開催されたTHE WIDEMAN INTERNATIONAL PIANO COMPETITIONでは特別賞を受賞。2013年にはポーランドで開催された第3回バルティック国際ピアノコンクールにて第3位、2015年 イタリアで行われたチッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクールでは最優秀ベートーヴェン協奏曲演奏者に送られる特別賞を、また、2016年ドイツで開催されたシューベルト国際ピアノコンクールでも審査委員特別賞を受賞。 2012年、セッション録音によるCD「岩井のぞみピアノリサイタル」をハーモニーよりリリース。 2014年にはハイレゾライブ録音によるアルバム「Nozomi Iwai Piano Recital 2014」をRME Premium Recordingよりリリース。これまでに植田克己、丸山 滋、上野久子、Tamas Ungarの各氏に師事。TCU SCHOOL OF MUSICのARTIST DIPLOMA PROGRAMを経て同大学の大学院を卒業し、2017年秋より英国のギルドホール音楽院に在籍予定。(註:文中のTCUはTexas Christian Universityの略)

視力を失ってしまったからこそ音楽の神髄が見える領域へ・・・・・・・・私は、岩井のぞみの師として、彼女が紡ぎだす音楽とその理解の奥深さの中に、彼女自身が非常に多くのことを吸収してきた姿を見て取りました。彼女の本能的感情と理論的な解釈は常に音楽の高いレベルで融合しています。いったい一人の人間がこんなに多くの能力を有することが本当に可能なのかと問う人もいるでしょう。しかしそれは、彼女が視力を失ってしまったが故に、視力以外の感覚を激しく駆使し、音楽の神髄に手が届くまでに理解を深めていったからこそ到達できた領域なのだと思います。私にとって彼女を生徒として受け持ったことは大変幸福な、また慎ましやかな経験となりました。彼女の習得力には驚かされるばかりです。演奏は魅力的で一瞬にして夢を見ているかのような気持ちにさせてくれますし、その非常に真摯で純粋な音色は他の誰にも真似ができません。唯々圧倒されるばかりです。・・・

ターマス・ウンガー(テキサス クリスチャン大学ピアノ科教授)

シャオ・ロン(琵琶) 国立北京中央音楽院卒。人間国宝級の劉徳海に師事。上海芸術祭で優秀芸術賞を受賞。東京芸術大学に留学。日本文化庁発遣によりアメリカ諸都市及び国連にて世界で唯一現存する正倉院宝物五弦琵琶(復元)で演奏(NHKでも放送)。日本フィルハーモニー交響楽団によるタン・ドゥン作曲のオペラ『マルコ・ポーロ』公演のソリストとして出演。2009年と2010年世界PENフォーラムで中国ノーベル賞作家莫言の『秋の水』と『牛』の作曲・演奏を担当。2009年タン・ドゥン作曲『琵琶協奏曲』ミュンヘンフィルハーモニー交響楽団と共演、2010年ヤナーチェク弦楽四重奏と共演、2011年ジョルジュ・エネスク国際音楽祭でエネスクフィルハーモニーと共演、2012年JFC50th「Asian Music Festival 2012」に出演。2013年チェコ・フィルハーモニー弦楽四重奏団と共演。2014年タン・ドゥン新シルクロード『音楽地図交響曲』五弦琵琶で初演。2015年NHK世界遺産ドリームツアー五弦琵琶で出演。蘭、蘭Ⅱ、王朝音楽のみやび(五弦琵琶)、ASIAN MUSE、緑、藤壺(NHK出版)。DVD千年幻音、中国琵琶入門等、多数の作品をリリース。

ドビュッシー弦楽四重奏団 Le Quatuor Debussy

■第一ヴァイオリン クリストフ・コレット(Christophe Collette)

■第二ヴァイオリン マルク・ヴィエーユフォン (Marc Vieillefon)

■ヴィオラ ヴァンサン・ドウプレク (Vincent Deprecq)

■チェロ セドリック・コンション (Cedric Conchon)

 ドビュッシー弦楽四重奏団 1990 年、フランスの「コンセルヴァトワール・ド・リヨン(リヨン国立高等音楽・舞踏学校) 」に学ぶ若い音楽家により結成され、刺激に満ちた演奏や数々の賞を獲得したレコーディングにより、現在国際的な名声を得ている。4人はニューヨークから日本にいたるまで、世界の主要なコンサートホールを舞台に、幅広い演奏活動を行なっている。カルテットの名を広めるのにもっとも貢献したのは、そのフランス音楽への傾倒である。4 人の手になるラヴェル、ドビュッシー、フォーレらの四重奏は、とくに高い評価を受けている。さらに彼らは、ラロ、ルクー、ミヨー、後期ロマン派のエルマン・ボナールといった同胞たちの作品を手がけることで、新たな聴衆を開拓しつづけている。 エヴイアン国際弦楽四重奏コンクールで優勝し、ヨーロッパ、アジア、北アメリカの各地で、年間 80 回ほどのコンサートを開いている。また傑出したコンサートホール(アムステルダムのコンセルトヘボウ、マドリード国立音楽堂、ジュネーブのグラン・テアトル、ベルリンのコンツェルトハウス、パリのシャトレ座やルーブル美術館)にたびたび招かれ、ヨーロッパでもとりわけ名高い音楽祭の数々に出演している。 著名な演奏家と室内楽の共演のみならず、近年大きな注目を集めているモダンダンスのグループ「カンパニー・カフイグ(演出・振付はムラッド・メルズキ) 」を巻きこみ、野心的なコラボレーションも実現させている。これはコンサートにおいて、踊るダンサーの傍らで各自の楽器を演奏するもので、演奏を演出の一部に組み込んだ新しいプロジェクトである。 演奏録音は幅広いジャンルにおよび、デッカ・レコードからリリースされたモーツァルトの『レクイエム』は、とくに画期的な音源である。これは、1802年にピー

ター・リヒテンタールが編曲した版をもとにしている(この仕事については、ドキュメンタリー映画も製作されている) 。アリオン・レーベルからは、「フランス音楽コレクション」と銘打たれたシリーズ(ボナール、ラヴェル、フォーレ、ウイトコフスキー、ルクーなど)に加え、ショスターコヴイチの四重奏曲全集や、そのほかさまざまな楽曲がリリースされている。 室内楽のレパートリーのなかでも、ブラームスやウェーバーのクラリネット五重奏曲を収めたCDはきわめて高く評価されている。この録音には、クラリネット奏者のジャンーフランソワ・ヴェルテイエが参加している。 さらに4人は、ピアニストのフランソワ・シャプランとともに、モーツァルトのピアノ協奏曲の多くを手がけており、そのCDはリスナーから歓呼をもって迎えられている。ほかに、ウェーベルンの弦楽四重奏曲全集(ハルモニア・ムンデイよりリリース) 、『ル・モンド・ドウ・ラ・ムジーク』誌の「ショック賞」を得ている。 フランスのリヨンが彼等の活動の拠点で、南仏で開かれる弦楽フェスティバル「レ・コルド・オン・バラド」と、同地の「弦楽アカデミー」の創設し、毎年の夏、そこで演奏や指導を行っている。

©Bernard Benant