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バックアップとは、お客様のデータをコンピューター本体とは別の場所に保管しておくことです。
もしもトラブル等で機械が利用できなくなったとしても、別の機械等にデータを復元して利用することが可能と
なります。常に最新のバックアップを保管していれば、データを復元して利用する際に、再入力いただくデータも
少なくてすみます。
バックアップ作業には2種類あります。
データバックアップ : データのみを保存します。(通常のバックアップ)
システムバックアップ : コンピューター全ての情報を保存します。(月に1度のバックアップ)
バックアップ
① メインメニューをF12終了で終了します。
(複数端末ご使用の場合は、全ての端末の NEXT を終了します)
② デスクトップにある「データ管理」アイコンをダブルクリックします。
③ ユーザーアカウント制御画面が表示されますので、「許可」(または「はい」)を選択します。
④ 「NEXTのプログラムをすべて終了して、データ管理プログラムを実行してください。」というメッセージが出ます。
OKを選択します。
⑤ 次に「ユーザー認証」画面が表示されますので、ユーザーID・パスワードを入れてOKを選択します。
(ここでは例で「薬剤師 A」を選択しています。)
バックアップとは?
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⑥ 「データ管理」画面が表示されます。ここから設定をおこないます。
◆データバックアップ
毎日のバックアップはこちらの作業をおこなってください。
① 保存先に「F:\」などの文字が入っていることを確認します。
② 「暗号化タイプ選択」にて「通常暗号化(パスワードあり)」にチェックをつけます。パスワードを設定する必要がござ
いますので、下記をご参照ください。
③ F8開始を選択します。「処理を開始します。よろしいですか?」と表示されますので、はいを選択してください。バッ
クアップが始まります。
◇ パスワード設定方法◇
上記メッセージの後、パスワード入力画面が表示
されます。「パスワード」と「確認入力」に同じパスワードを入力
しOKを選択してください。
◆パスワードは毎回入力が必要です。毎回変更しても
問題ありませんが、データを復旧する際にはパスワードが必要と
なりますので必ず管理していただきますようお願いいたします。
リマインドワードとは? 万が一パスワードを忘れた場合に、パスワードのヒントとなる文言を
入れておくための項目です。(必須ではありません)
バックアップ終了後の動作
データバックアップの設定
システムバックアップの設定
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④ 「バックアップ処理が完了しました」のメッセージが表示されましたら終了です。
OKを押してメッセージを閉じてください。
⑤ Esc終了を押してバックアップ画面を閉じます。
◆複数台の端末をご利用の場合のバックアップ処理
2 台以上の端末をご使用いただいている場合、サーバー機、または親機が障害により起動しなくなると、他の端末も全
てNEXTの起動ができない状態となります。
全端末が起動できなくなると業務に支障が出てしまうため、障害発生時には、一時的にクライアント機(子機)をサー
バー機として起動できるように、バックアップ時に子機(以下、スタンバイ端末といいます)にもバックアップデータを保管
する処理が行われます。(あらかじめ設定が必要です)
スタンバイ端末の設定がされている場合のバックアップは以下のように表示されます。
バックアップには時間がかかりますので、業務終了時に行ってください。
①サーバー機(親機)で通常のバックアップ処理を行います。
このとき、スタンバイ端末として設定されている子機は、Windows画面の状態にしておきます。
※「処理完了後動作」欄にチェックを入れ、「Windows を終了する」または「Windows を再起動する」を選択し、
F8開始を選択し、バックアップを実行してください。
○メモ○
「バックアップファイル保存先をご確認ください。」とエラーが出た場合は、外付けのハードディスクドライブの電源
スイッチの入れなおしを行ってください。
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②サーバー機でバックアップが終了しますと、スタンバイ端末に「スタンバイ端末シャットダウン待機中」画面が表示され
ます。サーバーデータのコピーが開始されるまでこのままお待ちください。(所要時間:約 1分)
③スタンバイ端末に「スタンバイ端末用データ取得中」画面が表示され、サーバーデータのコピー処理が実行されます。
(所要時間:約 15分)
④スタンバイ端末でコピー処理(③の処理)が終了すると、サーバー機はシャットダウンされます。
⑤スタンバイ端末でのコピー処理(③の処理)が終了すると、スタンバイ端末には、「スタンバイ端末リストア処理中」
画面が表示され、復元処理が開始されます。(所要時間:15分)
⑥スタンバイ端末で復元処理が終了すると、スタンバイ端末は自動でシャットダウンされます。
※スタンバイ端末でコピー処理が実行されている間、サーバー機には下記画面が表示されています。
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◆データバックアップ+データベースの最適化
日々のバックアップ+データを整理しパフォーマンスを向上させる働きをします。
月に1回程度、実行していただくことをお勧めします。
① 「データ管理」画面(バックアップ画面)を開きます。
② バックアップ対象の、「データベースを最適化する」にチェックを入れ、F8開始を押します。
③ 「バックアップ処理が完了しました」のメッセージが表示されましたら終了です。
OKを押してメッセージを閉じて下さい。
○メモ○
通常のバックアップよりも時間がかかるため、処理完了後動作にて「Windowsを終了する」にチェックを入れていた
だくと便利です。
一度チェックを入れてバックアップを実行する
と、次回、バックアップ画面を開いたときにも
チェックがついたまま表示されます。
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◆システムバックアップ
データバックアップと比較して時間はかかりますが、データバックアップだけでは回復できないようなトラブルが発生した
場合、システムバックアップにより効率的に復元作業を進めることができます。「月1回 レセプト作業終了後」 など
定期的に作業をおこなってください。
① 「データ管理」画面(バックアップ画面)で、「システムバックアップを行う」にチェックをつけてください。
さらに画面右下、「処理完了後動作」にチェックをつけ、「Windows を終了する」にチェックをつけます。
② F8開始を押して下さい。「処理を開始します。よろしいですか?」と表示されますので、はいを選択します。
バックアップが始まります。
※「Windows を終了する」にチェックを入れた場合は、下記作業は必要ありません。
③ 「バックアップ処理が完了しました」のメッセージが表示されましたら終了です。
OKを押してメッセージを閉じて下さい。
④ Esc終了を押してバックアップ画面を閉じます。
「*ドライブのシステムバックアップを
削除します。よろしいですか?」という
メッセージが表示された場合は、
「はい」を選択してください。
※システムバックアップは1つの保存先に
1回分しか保存できません。
そのため、2回目以降は前回のシステムバックアップファイルを削除して今回分を保存します。
このチェックをつけることにより
バックアップ終了後自動的にコンピュー
タの電源を落とします。
毎月1回 行ってください。データベースの最適化とまとめて行っても結構です。
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◆ バックアップファイルの自動削除 設定
バックアップの都度、新しいバックアップファイルが作成されるため、バックアップ先の容量不足を防ぐためにバックアップフ
ァイルを古いものから順に自動的に削除することが可能です。
削除はバックアップ処理時に行われます。
● バックアップファイルの自動削除
「する」 ・・・ 「各保存先バックアップ保存数」の入力が可能になります。
バックアップファイルが保存数を超えると古いデータから順に削除され、指定された保存件数を維持します。
● バックアップファイルの手動削除
手動削除は、バックアップファイルの自動削除を「しない」に設定してる場合など、任意のタイミングでファイルの削
除を行うときに使用します。
① F3 削除ボタンを押すと「バックアップファイル削除」画面が開きます。
② 削除欄に ● が付いた状態で F8 削除をクリックすると「選択されているファイルを削除します。削除を開
始してよろしいですか?」というメッセージが出ますので、はい を選択します。
③ 選択していたファイルが消えたら作業完了です。Esc閉じるを選択してください。
○メモ○
バックアップ中に右のようなエラーが出た際は
容量不足になりますので、「バックアップファイルの削除」を
おこなってください。
削除したいファイルを選択し、Enter あるいはダブルクリッ
クすると画面左の削除欄に ● が付きます。
複数のファイルを選択可能です。
F3削除ボタン
手動削除時に使用
推奨保存件数 ・固定保存時「60」 ・交互保存時「30」
● 自動削除設定 / 確認方法
保存先設定 ボタンを押すと、
「バックアップファイル保存先」画面が
開きます。