ハーモニック この広報誌「ハーモニック」は、ハーモニー高崎ケアセン ター(高崎市心身障害者デイサービスセンターおよび高崎心 身障害者会館)と高崎身体障害者体育センターの利用者や関 係者の方々に、私たちの活動に関する情報やスタッフの思い や考えなどを盛り込んだ情報を提供する目的で、季刊誌とし て発行しています。 なるべく多くの方々に読んでいただくために、各施設の出 入り口付近や事務所窓口においてありますので、ご自由にお 持ち帰りになってお読みいただければ幸いです。また私たち の施設や活動をご存じない方々にもご紹介下さい。 第 16 号 平成 30 年 1 月号 発行 ハーモニー高崎ケアセンター 発行責任者 総合施設長 花岡 卓二 〒 370-0035 高崎市柴崎町 1746-1 tel 027-346-8109 風邪予防について窓口からの発信です。ご意見、お待ちしております 2017 年の 10 月に入った頃からインフルエンザ感染の兆しが見えていました。 今シーズンにおいても予防ワクチンが不足していると言われています。ワクチン接種が受けられない状況も考えて、 出来る対策をこれからも習慣としていただければと思います。とはいえ感染予防の基本は感染源を避けてマスク着 用、手洗い、うがいを実施していただく事です。 手洗いの実施と習慣に関しては、皆さんがご存じの手順が良いと思います。 ①手の甲 ②指の間 ③手の内側や指先 ④親指 ⑤手首 ⑥手の全体を使って泡立てながら洗う ⑦流水で石鹸のアワを洗い流す ⑧清潔なタオルや紙タオルで水気を拭取る などが自然に身に付くと良いですね。 ここで、一工夫をしましょう。①をさらに、ひと手間加えて洗います。手の甲を洗いながら交互に片側をグーに する(もう一方の手を開いて当てる)ことだけですが・・・・、もしかして気が付きましたか!!指関節のシワの 部分が伸びます。もう一方の手をパーにして覆うようにすると、更に洗い易くなると思います。 二つ目の工夫です。③の手の内側を泡立てて洗ったところで、手を交互に猫の手にして石鹸のアワ部分をかき込み、 爪の部分に石鹸を馴染ませてから、反対の手の平を土台に使って猫の手でグルグルかき回すように洗います。 次は、④の親指を握るようにして洗う方法です。皆さんが普段実施している要領で、親指、人差し指、中指、薬指、 小指の順で洗うのが、≪あぁ ~##~ いいですね。≫この洗い方。 付け加えますと、外から帰ったら手洗いをし、ウイルスや菌に触れた顔を洗う必要性もあります。次にうがいを します。風邪をひきそうだったら体温を上げて( めやすは、心拍数が120回/分にならないように、汗をかき過 ぎない軽めのジョギングを20分程度おこない体温を上昇させる。 )予防します。清潔なマスクの着用も重要です。 一度使ったマスクは再使用しないことでしたね。新しいマスクを携帯して交換できるようにしておきましょう。 寒い思いをしている時に、身体を横にして入眠すると体温が下ると同時に免疫機能も低下してしまい、かえって 風邪が身体にはびこり易くなります。鼻やのどに害を及ぼす風邪の侵入に対し、体温上昇させてやっつける方法に 効果があるという事が注目されています。 ハーモニー高崎ケアセンターでは、各階や玄関にアルコール手指消毒の設置および洗面所の手指消毒、手洗い用 せっけん等を常備して感染予防に努めています。 風邪の予防対策のご意見がありましたらお聞かせください。よろしくお願いします。 施設管理から 平成三十年を迎えて 新しい年を迎えて、皆様はいかがお過ごしでしょうか。この原稿を書いている時点で、インフ ルエンザ(A型とB型ともに)が大流行しています。このハーモニックが発行される頃には流行 が収まっていてくれるように願っています。 また今日の時点では今季2度の積雪があり、デイサービスセンター利用者の方々にはご迷惑を おかけしました。私は金沢大学の学生の頃に、今でも「三八 ( さんぱち ) 豪雪」として語り継が れている、まさしく未曾有の豪雪を経験していますので大雪にはあまり驚かないのですが、後期 高齢者となった今では雪かきが大変です。 玄関ホールに椅子3脚分の安心スペース【くつろぎ空間】が用意できました 前回のハーモニックでは、館内玄関スペースに癒しの空間があることをご紹介しました。来館していただいた方々 の目に留まったことだと思います。 今回、高崎デイサービスセンターを利用されている方達にご意見をいただき、玄関ホールの環境に変化と工夫を くわえました。その結果、2017 年の 11 月の晩秋より 1 階ホールの西側に椅子 3 脚分の【くつろぎ 空間】を設け ることが出来ました。 くつろぎ空間に準備されている椅子に座りますと、背後の壁に幅1m を超える油絵が控えています。斜め右方向 には会館窓口事務所前の掲示物スペースがリニューアルしてあり、反対のデイサービス職員室側には AED がひとき わ目立って設置されています。ぜひ AED の設置場所に関しては確認をしておいてください。 くつろぎ空間から見て正面を見渡すと、玄関から入る陽光や照明が照らされて前方が末広がりに感じられます。 くつろぎの場所でコーヒーなどを飲みながら語らいを楽しむのもしかり、本などを手にするのもよろしいかと思い ます。 明るく素敵な空間のIttokigaが待ち構えていますので、来館時にはくつろぎ空間を一度ご覧になってく ださい。さらに、窓口事務所の入り口前の掲示物にも興味を持っていただければ、と思います。よろしくお願い致 します。 ハーモニー高崎ケアセンター 総合施設長  花岡 卓二 さて私ども「(社福)榛桐会」が、高崎市大八木町 168-1(浜川運動公園の隣接地) に在宅支援センターを建てる予定で ある事は以前にお話ししましたが、このセンターが「浜川こどもとおとなサポートセンター」として、本年6月1日に開業 することとなりましたので紹介いたします。 別表のように、このセンターでは6つの事業を行いますが、このうちの2事業は「はんな・さわらび療育園」から移転し て行う事業で、別途に現在の「はんな・さわらび療育園」内に新たな通所支援事業所(定員5名)を開きます。 定員、対象となる障害などについては表の中ではごく大まかに触れているだけですし、また利用していただける方々の地 域に関しましては事業ごとに若干異なる場合がありますので、これらの点について細かいことをお知りになりたい方は、「は んな・さわらび療育園」(電話:027-374-9221)の「浜川こどもとおとなサポートセンター/準備室」にお問い合わせく ださい。 なお、本体とも言うべき「はんな・さわらび療育園」がこの地に移転するのは、5年後程度を目途としております。 末筆となりましたが、今年1年が皆様にとって穏やかで幸多い年になりますようにお祈りいたします。 (ハーモニー高崎ケアセンター総合施設長 花岡卓二) 事 業 所 名 施 設 名 多機能型通所支援事業所:STELLA[ステラ] はんな・さわらび療育園通所支援センターが移転 *児童発達支援センター *放課後等デイサービス *生活介護 3事業の合計定員 15名。重症心身障害児者が主な対象 相談支援事業所:さわらび療育園相談支援センター 移転 はんな・さわらび療育園通所支援センターが移転 居宅介護事業所:AQUA[アクア] 新規 対象者は障害区分1以上の障害者およびこれに相当する心身の状態にある障害児 訪問看護事業所:LUNA[ルナ] *訪問リハビリテーション 障害児者歯科診療所:HAREMA[ハレマ] 新規 対象障害は、重症心身障害、知的障害、身体障害、発達障害、精神障害等 地域支援事業:「スペース・喜ッズ」 *食育レストラン:「晴れのひ」 *発達障害児の学習支援教室:「うららか」 多機能型通所支援事業所:通所支援事業所 *児童発達支援事業 *放課後等デイサービス *生活介護事業 対象者は、障害児・者 および 高齢者 移転 新規 新規 新規 はんな・さわらび療育園内に新設。定員5名。対象者は療育園への短期入所時に通所経由で利用を希望さ れる方等。本体部門(はんな・さわらび療育園)が大八木町に移転するまで運営。 ①「晴れのひ」の対象は当地周辺地域の方々。 ②「うららか」の対象は通常学級等で発達障害、またはその疑いにより学習困難を抱えている小中学生

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ハーモニック この広報誌「ハーモニック」は、ハーモニー高崎ケアセンター(高崎市心身障害者デイサービスセンターおよび高崎心身障害者会館)と高崎身体障害者体育センターの利用者や関係者の方々に、私たちの活動に関する情報やスタッフの思いや考えなどを盛り込んだ情報を提供する目的で、季刊誌として発行しています。 なるべく多くの方々に読んでいただくために、各施設の出入り口付近や事務所窓口においてありますので、ご自由にお持ち帰りになってお読みいただければ幸いです。また私たちの施設や活動をご存じない方々にもご紹介下さい。

第 16 号平成 30 年 1 月号

発行 ハーモニー高崎ケアセンター発行責任者 総合施設長 花岡 卓二〒 370-0035高崎市柴崎町 1746-1tel 027-346-8109

風邪予防について窓口からの発信です。ご意見、お待ちしております

 2017 年の 10 月に入った頃からインフルエンザ感染の兆しが見えていました。今シーズンにおいても予防ワクチンが不足していると言われています。ワクチン接種が受けられない状況も考えて、出来る対策をこれからも習慣としていただければと思います。とはいえ感染予防の基本は感染源を避けてマスク着用、手洗い、うがいを実施していただく事です。 手洗いの実施と習慣に関しては、皆さんがご存じの手順が良いと思います。①手の甲 ②指の間 ③手の内側や指先 ④親指 ⑤手首 ⑥手の全体を使って泡立てながら洗う⑦流水で石鹸のアワを洗い流す ⑧清潔なタオルや紙タオルで水気を拭取る などが自然に身に付くと良いですね。 ここで、一工夫をしましょう。①をさらに、ひと手間加えて洗います。手の甲を洗いながら交互に片側をグーにする(もう一方の手を開いて当てる)ことだけですが・・・・、もしかして気が付きましたか!!指関節のシワの部分が伸びます。もう一方の手をパーにして覆うようにすると、更に洗い易くなると思います。 二つ目の工夫です。③の手の内側を泡立てて洗ったところで、手を交互に猫の手にして石鹸のアワ部分をかき込み、爪の部分に石鹸を馴染ませてから、反対の手の平を土台に使って猫の手でグルグルかき回すように洗います。 次は、④の親指を握るようにして洗う方法です。皆さんが普段実施している要領で、親指、人差し指、中指、薬指、小指の順で洗うのが、≪あぁ ~##~ いいですね。≫この洗い方。 付け加えますと、外から帰ったら手洗いをし、ウイルスや菌に触れた顔を洗う必要性もあります。次にうがいをします。風邪をひきそうだったら体温を上げて( めやすは、心拍数が120回/分にならないように、汗をかき過ぎない軽めのジョギングを20分程度おこない体温を上昇させる。 )予防します。清潔なマスクの着用も重要です。一度使ったマスクは再使用しないことでしたね。新しいマスクを携帯して交換できるようにしておきましょう。 寒い思いをしている時に、身体を横にして入眠すると体温が下ると同時に免疫機能も低下してしまい、かえって風邪が身体にはびこり易くなります。鼻やのどに害を及ぼす風邪の侵入に対し、体温上昇させてやっつける方法に効果があるという事が注目されています。 ハーモニー高崎ケアセンターでは、各階や玄関にアルコール手指消毒の設置および洗面所の手指消毒、手洗い用せっけん等を常備して感染予防に努めています。 風邪の予防対策のご意見がありましたらお聞かせください。よろしくお願いします。

施設管理から

平成三十年を迎えて

 新しい年を迎えて、皆様はいかがお過ごしでしょうか。この原稿を書いている時点で、インフルエンザ(A型とB型ともに)が大流行しています。このハーモニックが発行される頃には流行が収まっていてくれるように願っています。 また今日の時点では今季2度の積雪があり、デイサービスセンター利用者の方々にはご迷惑をおかけしました。私は金沢大学の学生の頃に、今でも「三八 ( さんぱち ) 豪雪」として語り継がれている、まさしく未曾有の豪雪を経験していますので大雪にはあまり驚かないのですが、後期高齢者となった今では雪かきが大変です。

玄関ホールに椅子3脚分の安心スペース【くつろぎ空間】が用意できました

 前回のハーモニックでは、館内玄関スペースに癒しの空間があることをご紹介しました。来館していただいた方々の目に留まったことだと思います。 今回、高崎デイサービスセンターを利用されている方達にご意見をいただき、玄関ホールの環境に変化と工夫をくわえました。その結果、2017 年の 11 月の晩秋より 1 階ホールの西側に椅子 3 脚分の【くつろぎ 空間】を設けることが出来ました。 くつろぎ空間に準備されている椅子に座りますと、背後の壁に幅1m を超える油絵が控えています。斜め右方向には会館窓口事務所前の掲示物スペースがリニューアルしてあり、反対のデイサービス職員室側には AED がひときわ目立って設置されています。ぜひ AED の設置場所に関しては確認をしておいてください。 くつろぎ空間から見て正面を見渡すと、玄関から入る陽光や照明が照らされて前方が末広がりに感じられます。くつろぎの場所でコーヒーなどを飲みながら語らいを楽しむのもしかり、本などを手にするのもよろしいかと思います。 明るく素敵な空間のIttokigaが待ち構えていますので、来館時にはくつろぎ空間を一度ご覧になってください。さらに、窓口事務所の入り口前の掲示物にも興味を持っていただければ、と思います。よろしくお願い致します。

ハーモニー高崎ケアセンター総合施設長 花岡 卓二

 さて私ども「(社福)榛桐会」が、高崎市大八木町 168-1(浜川運動公園の隣接地) に在宅支援センターを建てる予定である事は以前にお話ししましたが、このセンターが「浜川こどもとおとなサポートセンター」として、本年6月1日に開業することとなりましたので紹介いたします。 別表のように、このセンターでは6つの事業を行いますが、このうちの2事業は「はんな・さわらび療育園」から移転して行う事業で、別途に現在の「はんな・さわらび療育園」内に新たな通所支援事業所(定員5名)を開きます。 定員、対象となる障害などについては表の中ではごく大まかに触れているだけですし、また利用していただける方々の地域に関しましては事業ごとに若干異なる場合がありますので、これらの点について細かいことをお知りになりたい方は、「はんな・さわらび療育園」(電話:027-374-9221)の「浜川こどもとおとなサポートセンター/準備室」にお問い合わせください。 なお、本体とも言うべき「はんな・さわらび療育園」がこの地に移転するのは、5年後程度を目途としております。 末筆となりましたが、今年1年が皆様にとって穏やかで幸多い年になりますようにお祈りいたします。

(ハーモニー高崎ケアセンター総合施設長 花岡卓二)

事 業 所 名 と 施 設 名

 多機能型通所支援事業所:STELLA[ステラ]  はんな・さわらび療育園通所支援センターが移転

  *児童発達支援センター *放課後等デイサービス *生活介護  3事業の合計定員 15名。重症心身障害児者が主な対象

 相談支援事業所:さわらび療育園相談支援センター 移転  はんな・さわらび療育園通所支援センターが移転

 居宅介護事業所:AQUA[アクア] 新規  対象者は障害区分1以上の障害者およびこれに相当する心身の状態にある障害児

 訪問看護事業所:LUNA[ルナ]

  *訪問リハビリテーション

 障害児者歯科診療所:HAREMA[ハレマ]   新規  対象障害は、重症心身障害、知的障害、身体障害、発達障害、精神障害等

 地域支援事業:「スペース・喜ッズ」

  *食育レストラン:「晴れのひ」  

  *発達障害児の学習支援教室:「うららか」

 多機能型通所支援事業所:通所支援事業所   

  *児童発達支援事業 *放課後等デイサービス *生活介護事業

浜 川 こ ど も と お と な の サ ポ ー ト セ ン タ ー

 対象者は、障害児・者 および 高齢者

備  考

移転

新規

新規

新規 はんな・さわらび療育園内に新設。定員5名。対象者は療育園への短期入所時に通所経由で利用を希望される方等。本体部門(はんな・さわらび療育園)が大八木町に移転するまで運営。

 ①「晴れのひ」の対象は当地周辺地域の方々。 ②「うららか」の対象は通常学級等で発達障害、またはその疑いにより学習困難を抱えている小中学生

移 転 後 の は ん な ・ さ わ ら び 療 育 園 内 通 所 に つ い て

センター職員の声です!

今年も残すところ、あと少し…

ハロウィン

 12/11 ~ 12/16 の一週間をハーモニー高崎ではクリスマス週間とし、毎日色々なボランティアの方々にお手伝いいただき、クリスマスを盛り上げていたきました。 いつも利用者様には上毛三山が一望できる食堂でお食事を召し上がっていただきますが、今年は 2 階のホールをクリスマス仕様にし、クリスマスムードを味わいながらお食事を召し上がっていただきました。少し照明を落としたホールにキャンドルの灯火。そして聴こえてくるクリスマスソング。エレベーターを降りた利用者様は口を揃えて「うわぁ~♡すごぉ~い」と感動されていました。 食事を召し上がりながら、「高級レストランで食べてる気分だね」と、いつも美味しくいただく食事が、さらに美味しく感じていただけたようで、イベント担当の私達も、すごく私も幸せな気持になりました。 今後も、様々なイベントが待っています。一緒に楽しみましょうね。

(介護福祉士 羽鳥美代子)

 夜ごとの虫の音に深まりゆく秋を感じる今日この頃となりました。 今月は台風が多く、その影響で天候が不順なため、雨も続き利用者様達となかなかお散歩へ出掛けられませんでしたが、天候に恵まれた時は利用者様達とお散歩に出掛けました。 秋空の中とても心地良い爽やかな風が吹き、利用者様達との散歩の途中、目に入る草花や野菜の話し等をしながらとても気持ちの良いひと時を過ごしました。 今月のメイン行事と言えば 10 月 31 日のハロウィンです。世間では渋谷のスクランブル交差点に若者達が仮装して集まって大はしゃぎ、DJ ポリスが出動していましたね。 さて、高崎デイサービスセンターのハロウィンでは利用者様には簡単な仮装をしていただき、「お菓子すくい」のゲームを楽しみました。3種類の道具を利用者様に選んでいただき、お菓子や駄菓子をどれだけ多くすくえるかを 1 人2回ずつ行っていただきました。利用者様はみんな工夫しながら真剣に行なわれていました。

 皆さん沢山お菓子のお土産を手に、笑顔で帰宅されました。(介護福祉士 山口郁美)

“ほっ”とひと息

 平成 29 年 10 月 2 日、ハーモニー高崎1F フロアに「世界にひとつだけの自動販売機」がやって来ました。その名は『夢の貯金箱』と言って日本財団から寄贈されたものです。もともと他の自動販売機より低コストな上に、1 本購入すると 10円が夢の貯金箱に寄付されるシステムで、好みの飲み物を飲みつつ、社会貢献できる仕組みになっています。 なぜ世界でひとつだけと申しますと、事前に高崎デイサービスセンターの利用者様達に思い思いの絵を描いていただき、それがモチーフとなっているからです。 出来上がりがあまりにも素敵で、スマートフォンで写真を撮られる方だけでなく、3F ご利用のお子様にも好評です。販売する飲み物の種類も約 20 種類程あり、おしるこやコーンポタージュなど選ぶのに一瞬悩むようです。(・・・私だけかな?) デイサービスの昼食が終わり休憩時間になると、数名の利用者様が輪になり、ティータイムを楽しんでいらっしゃいます。女子会ならぬ男子会です。どんな話で盛り上がっているのでしょうか。持参したお小遣いでジュースを購入され、おやつの時まで楽しみにされている利用者様もいらっしゃれば、帰宅時の車中で飲むために購入する職員もちらほら。 一番先に売り切れランプが付いたのがブラックコーヒーで、圧倒的に人気 No1 のようです。自動販売機のメーカーの伊藤園様が直ぐに対応して下さり、その後ブラックコーヒーの枠を増やしたり、大きなお金を入れた際には連続で購入できるようになっています。

書き初め

 新しい年を迎え、気持ちも新たにとは誰もが思うこと。今年一年、皆様はどんな目標を持って過ごしていくのでしょうか。 高崎デイサービスセンターでは「書き初め」が恒例になっており、利用者様と一緒に職員も行いました。利用者様によっては利用日が異なっているため、今年は一週間続けての書き初め大会となりました。日頃行っている麻雀やカラオケの合間を縫って、慣れない筆を手に、皆様悪戦苦闘。下書きを念入りにしてから本番に臨む方、そんな面倒なことはしていられないとぶっつけ本番で臨む方、様々な方がいらっしゃいました。 今年の干支はご存じのように戌(余談ですが私も年男です)ですので、戌や犬を題材にしたり、初心に返って一年の目標をテーマに書いたりと内容も千差万別です。 皆様の年頭の想いが叶い、幸せな日々が続くことを願って止みません。

(看護師 原田充)

 今回の内容は、利用者様の紹介というより自動販売機の紹介になってしまいましたが、自動販売機そのものも然り、“ ほっ ” とひと息ついて楽しそうに雑談している利用者様や職員など皆様の表情を伺っていたら、ほっこり気分になったので書かせていただきました。

(保育士 猶原明美)