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1 ARES Standard/Commander 2018 ネットワーク版 インストールガイド 2018 3 30 株式会社グレバートジャパン

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ARES Standard/Commander 2018

ネットワーク版

インストールガイド

2018 年 3 月 30 日

株式会社グレバートジャパン

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目次

1. ネットワークライセンスの目的 ............................................................................. 5

2. サーバー要件 ......................................................................................................... 5

サーバーの動作環境 .................................................................................................. 5

注意事項 .................................................................................................................... 5

3. 新規セットアップ手順 ........................................................................................... 6

Network License Manager のインストール ............................................................. 7

ライセンス ファイルの取得 ...................................................................................... 9

ライセンス サーバーのホスト ID を確認する ....................................................... 9

Graebert アカウントがあるかどうかを確認する(カスタマー ポータル) ........ 10

(アカウントがない場合)カスタマー ポータルでアカウントを作成する .......... 12

カスタマー ポータルにログインしライセンス ファイルを取得する .................. 15

ライセンス ファイルのインポート および サービスの開始 .................................. 21

ポートの開放 ........................................................................................................... 25

4. アップグレードセットアップ手順 .......................................................................... 36

ライセンス ファイルの取得 .................................................................................... 36

旧ライセンスの削除 および ライセンス ファイルのインポート ........................... 40

5. クライアントへの ARES のインストール .............................................................. 44

動作環境 .................................................................................................................. 44

推奨動作環境 ....................................................................................................... 44

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必要動作環境 ....................................................................................................... 44

ARES のインストール手順 ..................................................................................... 45

ライセンス サーバーの指定 .................................................................................... 47

6. オプション設定.................................................................................................... 51

タイムアウト ........................................................................................................... 51

機能1 .................................................................................................................. 51

機能2 .................................................................................................................. 52

設定方法 .............................................................................................................. 52

ブラックリスト、ホワイトリスト ........................................................................... 55

設定方法 .............................................................................................................. 55

Group の作成および設定 ..................................................................................... 60

グループごとの最大使用ライセンス数の設定(Maximum) .............................. 66

7. ライセンス借用 ...................................................................................................... 71

ライセンスの借用手順 ............................................................................................ 71

期日前の返却手順.................................................................................................... 74

ライセンス借用の状況を確認する方法 .................................................................... 76

8. FAQ ........................................................................................................................ 78

ARES を使用中にライセンス サーバーとのネットワークが切断された場合どうなり

ますか? .................................................................................................................. 78

1台のクライアントで ARES を複数起動したとき使用されるライセンスはどうなり

ますか? .................................................................................................................. 79

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ネットワークライセンスがすべて使用されている状態で ARES を起動したときどの

ようになりますか? ................................................................................................ 79

サーバーのログ ファイルの書き出し ......................................................................... 81

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1. ネットワークライセンスの目的

ARES は、ネットワークライセンスを利用することによって、よりフレキシブルな利

用環境を構築することができます。サーバーにネットワークライセンスマネージャ

(NLM)をセットアップした後、利用者は、サーバーへアクセスできる環境であれ

ば、NLM よりライセンスを取得して ARES を起動することができます。スタンドア

ロンライセンスとネットワークライセンスの最も大きな違いは、ネットワークライセ

ンスで運用する場合、クライアントへ ARES をインストールする台数の制限はなく、

同時利用数によってライセンスが管理されることです。同時に利用可能なライセンス

数は、購入されたライセンス数となります。

2. サーバー要件

サーバーの動作環境

Windows 10、Windows 8.1、Windows 7 SP1

Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012

Windows Server 2008 R2、Windows Server 2008

Windows Server 2003 R2、Windows Server 2003

注意事項

クライアントにおいてライセンスを取得するサーバーを指定するとき、サーバーの IP

アドレス または ホスト名を指定します。

IP アドレスで指定する場合は、固定 IP アドレスにしておく必要があります。

(DHCP などでサーバーの IP アドレスが変わってしまうと、クライアントでサーバ

ーを見つけられないためライセンスが取得できなくなります。)

ホスト名で指定する場合は、クライアントからそのホスト名が認識できるように名前

解決されている必要があります。

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3. 新規セットアップ手順

セットアップは以下のような流れになります。

※ ARES Standard 2017 から ARES Standard 2018 へアップグレードする場合は、

「アップグレードセットアップ手順」を御覧ください。

<サーバー側での作業>

1. Network License Manager のインストール

2. ライセンス ファイルの取得

3. ライセンス ファイルのインポート および サービスの開始

4. ポートの開放

<クライアント側での作業>

5. ARES のインストール

6. ライセンス サーバーの指定

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Network License Managerのインストール

以下の手順でサーバーに Network License Manager をインストールします。

1. Network License Manager のインストーラー(例:

VM_Graebert_Network_License_Manager_2017_SP*_****.*.*.****.***_****_x8

6.msi)を実行します。(* にはバージョンに関連した数値が入ります。)

2. 「I accept the terms in the License Agreement」にチェックを入れ [Next] ボタ

ンをクリックします。(同意していただけない(「I accept the terms in the

License Agreement」にチェックを入れない)場合はインストールを行うことは

できません。)

3. [Next] ボタンをクリックします。

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4. [Finish] ボタンをクリックしてインストールを完了します。

デスクトップに「Graebert Network License Manager」というアイコンが作成さ

れます。

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ライセンス ファイルの取得

ライセンスファイルを取得する流れは以下のようになります。

1. ライセンス サーバーのホスト ID を確認する

2. Graebert アカウントがあるかどうかを確認する(カスタマー ポータル)

3. (アカウントがない場合)カスタマー ポータルでアカウントを作成する

4. カスタマー ポータルにログインしライセンス ファイルを取得する

ライセンス サーバーのホスト IDを確認する

1. ライセンス サーバーのデスクトップにある「Graebert Network License

Manager」をダブルクリックして起動します。

2. [License] – [Request License] を選択します。

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3. [HostID:] の右隣にホスト ID が表示されます。

Graebertアカウントがあるかどうかを確認する(カスタマー ポータル)

既にアカウントをお持ちの場合はこの作業は必要ありません。

アカウントがあるかどうかわからない あるいは アカウントを持っているがパスワー

ドがわからない場合は、以下の手順を行ってください。

1. 任意のブラウザで https://customer-portal.graebert.com/login を表示します。

2. [パスワードをリセット] をクリックします。

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3. 電子メールアドレスを入力して [送信] をクリックします。

4. 既にアカウントがある場合は「パスワード リセット情報をあなたが指定した電子

メールアドレスに送信しました。」と表示されます。

「Graebert アカウントのパスワードをリセットしました」という件名の電子メー

ルが届きますので、電子メールにあるリンクをクリックしてパスワードを設定し

ます。

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アカウントがない場合は、「アカウントが見つかりません」と表示されます。

この後にある手順に従いアカウントの作成を行います。

(アカウントがない場合)カスタマー ポータルでアカウントを作成する

1. 任意のブラウザで https://customer-portal.graebert.com/login を表示し [アカウ

ントを作成] をクリックします。

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2. 必要事項を入力し、[アカウントを作成] をクリックします。

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以下の画面となります。

「Graebert アカウント 作成」という件名の電子メールが登録した電子メールア

ドレスに届きますので、そこにあるリンクをクリックしてアカウントを有効にし

ます。

以下のように「アカウントが正しくアクティベートされました」と表示されるこ

とを確認します。

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カスタマー ポータルにログインしライセンス ファイルを取得する

1. 任意のブラウザで https://customer-portal.graebert.com/login を表示します。

2. 電子メールとパスワードを入力し [ログイン] をクリックします。

3. 「組織」をクリックします。

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4. [新しい組織を作成] をクリックします。

5. 必要事項をすべて入力し [新しい組織を作成] をクリックします。

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6. 「組織が作成されました」と表示されたことを確認して [製品] をクリックしま

す。(※ [製品] は 2 ヶ所あります。[組織] を選択したときに表示される [製品]

のほうを選択してください。)

7. 許諾キーを入力し [許諾キーを検証] をクリックします。

8. [製品をリストに追加] をクリックします。

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9. [ARES Standard] または [ARES Commander] をクリックします。

10. [ネットワークライセンスをアクティベーション] をクリックします。

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11. ライセンス サーバーのホスト ID を入力し [アクティベーション] をクリックし

ます。

12. 「ライセンスファイルをダウンロード」をクリックします。

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すると、ライセンスファイル(license.netlic)がダウンロードフォルダにダウン

ロードされます。

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ライセンス ファイルのインポート および サービスの開始

ライセンス ファイルを入手したら以下の手順で Network License Manager にインポ

ートし、ライセンス サーバーのサービスを開始します。

1. [Graebert Network License Manager] アイコンをダブルクリックして

[Graebert Network License Manager] ウィンドウを開きます。

2. [License] – [Import License] を選択します。

3. ライセンス ファイルを選択し [開く] ボタンをクリックします。

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4. [OK] ボタンをクリックします。

5. リストにライセンスが追加されたことを確認します。

6. [Edit]-[Options] を選択します。

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7. 「Timeout for idle client computer」にタイムアウトとして設定したい数値を指

定し [OK] ボタンをクリックします。

※ 単位は秒、最小値は 900、推奨値は 3600

※ タイムアウトの詳細は後述の「オプション設定」の「タイムアウト」をご覧く

ださい。

8. [OK] ボタンをクリックします。

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9. [Service] – [Register] を選択します。(このとき Graebert-NLM というサービス

が作成されます。)

10. [Service] – [Start] を選択しサービスを開始します。

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ポートの開放

クライアントでネットワーク ライセンスを使用するためには、サーバーやルーター等

の設定で Network License Manager が使用するポートを開放するする必要がありま

す。

サーバーのファイア ウォールの設定で rlm.exe に対してすべての TCP ポートを開

放することにより、ポートは開放されます。

以下にサーバーが Windows 7 の場合のファイア ウォールの設定の手順の例を示しま

す。

1. スタートボタンをクリックし [コントロールパネル] をクリックします。

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2. [システムとセキュリティ] をクリックします。

3. [Windows ファイアウォール] をクリックします。

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4. [詳細設定] をクリックします。

5. [受信の規則] をクリックします。

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6. [新しい規則] をクリックします。

7. [次へ] ボタンをクリックします。

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8. [参照] ボタンをクリックします。

9. 以下のフォルダにある rlm.exe を選択して [開く] ボタンをクリックします。

32 ビット OS:C:¥Program Files¥Graebert GmbH¥Network License Manager¥BIN

64 ビット OS:C:¥Program Files (x86)¥Graebert GmbH¥Network License Manager¥BIN

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10. [次へ] ボタンをクリックします。

11. [次へ] ボタンをクリックします。

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12. [次へ] ボタンをクリックします。

13. 任意の名前を入力し [完了] ボタンをクリックします。

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また、ルーター等の場合のように開放するポート番号を指定する必要がある場合は以

下の2つのポートを開放してください。

① TCP ポート 2700

② %ALLUSERSPROFILE%¥Ares NLM¥log フォルダにある dlogcmdline.log

の「graebert on port」 という文字の後に書かれている TCP ポート番号

例)

01/15 18:44 (rlm) RLM License Server Version 11.1BL2

Copyright (C) 2006-2014, Reprise Software, Inc. All rights reserved.

01/15 18:44 (rlm) License server started on NLMSERVER

01/15 18:44 (rlm) Server architecture: x86_w3

01/15 18:44 (rlm) License files:

01/15 18:44 (rlm) C:¥ProgramData¥Ares NLM¥n0.lic

01/15 18:44 (rlm)

01/15 18:44 (rlm) Web server starting on port 5054

01/15 18:44 (rlm) Using TCP/IP port 2700

01/15 18:44 (rlm) ... adding UDP/IP port 5053

01/15 18:44 (rlm) Starting ISV server graebert on port 50000

01/15 18:44 (rlm) New thread created to watch ISV graebert

※ この TCP ポート番号は Network License Manager のサービスを起動するごとに変

わります。

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前述の②のポート番号を特定のポート番号に固定したい場合は、以下の手順を行

います。

※ 指定する TCP ポートは他で使用されていない番号にしてください。

1. [Edit] – [Options] を選択します。

2. [Automatic ISV Server Port] のチェックを外し、使用するポート番号を

入力し [OK] ボタンをクリックします。

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3. [OK] ボタンをクリックします。

4. [Service] – [Restart] を選択し、サービスを再起動します。

※ サービスを起動していない場合は [Start] を選択します。

%ALLUSERSPROFILE%¥Ares NLM¥log フ ォ ル ダ に あ る

dlogcmdline.log の「graebert on port」 という文字の後に書かれている

TCP ポート番号を確認し指定したポート番号になっていることを確認し

ます。

例)

01/15 18:44 (rlm) RLM License Server Version 11.1BL2

Copyright (C) 2006-2014, Reprise Software, Inc. All rights reserved.

01/15 18:44 (rlm) License server started on NLMSERVER

01/15 18:44 (rlm) Server architecture: x86_w3

01/15 18:44 (rlm) License files:

01/15 18:44 (rlm) C:¥ProgramData¥Ares NLM¥n0.lic

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01/15 18:44 (rlm)

01/15 18:44 (rlm) Web server starting on port 5054

01/15 18:44 (rlm) Using TCP/IP port 2700

01/15 18:44 (rlm) ... adding UDP/IP port 5053

01/15 18:44 (rlm) Starting ISV server graebert on port 50000

01/15 18:44 (rlm) New thread created to watch ISV graebert

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4. アップグレードセットアップ手

ARES Standard 2017 から ARES Standard 2018 へアップグレードする場合は、以下

の手順を行います。

※ ARES Standard 2018 の Network License Manager は ARES Standard 2017 のも

のと同じです。そのため、Network License Manager のアンインストールやイン

ストールを行う必要はありません。

ライセンス ファイルの取得

1. 任意のブラウザで https://customer-portal.graebert.com/login を表示します。

2. 電子メールとパスワードを入力し [ログイン] をクリックします。

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3. 「組織」をクリックします。

4. 「製品」をクリックします。(※ [製品] は 2 ヶ所あります。[組織] を選択した

ときに表示される [製品] のほうを選択してください。)

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5. ARES Standard をクリックします。

6. 「再アクティベーション Flex-License」をクリックします。

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7. 「アクティベーション」をクリックします。

8. 「ライセンスファイルをダウンロード」をクリックします。

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すると、ライセンスファイル(license.netlic)がダウンロードフォルダにダウン

ロードされます。

旧ライセンスの削除 および ライセンス ファイルのインポート

ARES Standard 2018 のライセンス ファイルを入手したら、以下の手順で ARES

Standard 2017 のライセンスの削除し、ARES Standard 2018 のライセンス ファイ

ルをインポートします。

※ 必ず ARES Standard 2017 のライセンスを削除してください。削除しないとライ

センス違反となる可能性があります。

※ ARES Standard 2018 のライセンス ファイルで ARES Standard 2017 もライセ

ンスを取得できます。

1. 「Graebert Network License Manager」アイコンをダブルクリックして

Graebert Network License Manager を起動します。

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2. [Service] – [Stop] を選択してサービスを停止します。

3. ARES Standard 2017 のライセンスを右クリックして「Delete License」を選択

します。

4. [Yes] ボタンをクリックします。

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5. [License] – [Import License] を選択します。

6. ライセンス ファイルを選択し [開く] ボタンをクリックします。

7. [OK] ボタンをクリックします。

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8. リストにライセンスが追加されたことを確認します。

9. [Service] – [Start] を選択してサービスを開始します。

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5. クライアントへの ARESのイン

ストール

動作環境

推奨動作環境

OS Windows 10 / 8.1 / 7 SP1 (64bit)

CPU Intel Core i5 もしくは AMD Athlon/Phenom™ x4

以上

ハードディスクの空き容量 1GB 以上

メモリ 8GB 以上

グラフィックス OpenGL3.2 をサポートした 3D グラフィックスカー

ドまたはそれ以上

True Color(32 ビット)

モニタ・ディスプレイ Full HD モニター

マウス ホイールマウス

必要動作環境

OS Windows 10 / 8.1 / 7 SP1(64bit/32bit)

CPU Intel Core 2 Duo もしくは AMD Athlon™ x2

Dual-Core 以上

ハードディスクの空き容量 1GB 以上

メモリ 4GB 以上

グラフィックス OpenGL2.0 をサポートした 3D グラフィックスカー

ドまたはそれ以上

True Color(32 ビット)

モニタ・ディスプレイ 解像度 1280x768 ピクセルのディスプレイ

マウス ホイールマウス

※ Windows ターミナルサーバーはサポートされていません。

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ARESのインストール手順

以下の手順でクライアントに ARES Standard/Commander をインストールします。

1. ARES のインストーラー(例:ARES_****_x86.exe、ARES_****_x64.exe )を

実行します。(* にはバージョンに関連した数値等が入ります。)

2. 使用許諾契約書の内容を確認し、同意いただける場合は「使用許諾契約書に同意

します」にチェックを入れ [次へ] ボタンをクリックします。(※ 同意いただけ

ない場合はインストールすることができません。)

3. [次へ] ボタンをクリックします。

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4. インストールが開始されます。

5. [完了] ボタンをクリックしてインストールを完了します。

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ライセンス サーバーの指定

ARES を起動して以下の手順を行い、ライセンス サーバーを指定します。

※ この操作は一度だけ行えば、次回 ARES を起動したときは自動的に指定したライ

センス サーバーからライセンスを取得します。

※ 既に ARES Standard 2017 でライセンス サーバーを指定している場合、同じラ

イセンス サーバーにライセンスを取得しに行きますので、新たに設定を行う必要

はありません。

1. ARES を起動します。

2. 表示されたウィンドウの右上にある歯車のボタンをクリックします。

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3. 「IP アドレス」としてライセンス サーバーの IP アドレス(例:192.168.1.1)ま

たは ホスト名(名前解決されている必要があります)を入力し [追加] ボタンを

クリックします。

※ ライセンス サーバーの IP アドレスは、ライセンスサーバーのコマンドプロ

ンプトで確認できます。

以下にライセンス サーバーが Windows 7 の場合の IP アドレスの確認手順の

例を示します。

1) スタートボタンをクリックし [すべてのプログラム] をクリックします。

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2) [アクセサリ] の [コマンド プロンプト] を選択します。

3) ipconfig と入力して [Enter] キーを押します。

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4) 表示された内容の「IPv4 アドレス」の値が IP アドレスになります。

(以下の例では 10.211.55.4)

4. サーバーの IP アドレス(または ホスト名)がリストに追加されたことを確認し

て[OK] ボタンをクリックします。

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※ 再度 [追加] をクリックして複数のライセンス サーバーを指定することもで

きます。複数指定した場合は、最初のライセンス サーバーにライセンスが余

っていればそのライセンスを使用し、なければ次のライセンス サーバーを見

に行きライセンスが余っていればそのライセンスを取得します。

5. ウィンドウの右上に「フレックス」と表示されていればネットワークライセンス

を取得できています。ウィンドウに右上にある [×] をクリックしてウィンドウを

閉じます。

6. オプション設定

タイムアウト

Graebert Network License Manager のオプションで、タイムアウトの設定を行うこ

とができます。

タイムアウトの設定を行うと、以下の2つの機能が有効になります。

機能1

ARES を起動してネットワーク ライセンスを取得後、ライセンス サーバーとのネッ

トワークが切断された状態で ARES を終了してもライセンスはサーバーに戻されませ

ん。

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タイムアウトの設定を行うことにより、設定した時間を過ぎてもクライアントとの通

信が行われない場合、ライセンスがサーバーに戻されます。

機能2

ARES を起動していても会議などで席を外して使用していない状態が設定した時間を

過ぎた場合、ライセンスがサーバーに戻されます。

設定方法

1. [Edit] – [Options] を選択します。

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2. [Timeout for idle client computer] の値としてタイムアウトの時間を指定し

[OK]ボタンをクリックします。

※ 単位は「秒」になります。(3600 秒=1 時間)

※ タ イ ム ア ウ ト の 最 小 値 ( 900 ) よ り 小 さ い 値 を 入 力 す る

と %ALLUSERSPROFILE%¥Ares NLM¥log フォルダにある graebert.dlog

に以下のような記述が追加され、最小値の設定として動作します。

03/23 11:55 (graebert) Setting TIMEOUT for all products to 200 secs.

03/23 11:55 (graebert) TIMEOUT value (200) less than minimum (900), minimum used.

3. [OK] ボタンをクリックします。

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4. [Service] – [Restart] ボタンをクリックしてサービスを再起動します。

5. %ALLUSERSPROFILE%¥Ares NLM¥log フォルダにある graebert.dlog をメモ

帳で開いてタイムアウトが設定されていることを確認します。

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ブラックリスト、ホワイトリスト

ブラックリスト、ホワイトリストの設定を行うことにより、ライセンスを発行するク

ライアントを限定することができます。

設定方法

1. [Edit] – [Options] を選択します。

2. [Restrictions] タブをクリックします。

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3. [+] ボタンをクリックします。

4. Operation のポップアップ リストから Include または Exclude を選択します。

Include

その行で設定されたホスト、ユーザーなどに対してのみライセンスを発行するこ

とを意味します。

Exclude

その行で設定されたホスト、ユーザーなどに対してのみライセンスを発行しない

ことを意味します。

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5. Type のポップアップ リストから希望ものを選択します。(Host Groups、

Username Groups、Internet Groups を選択する場合は、事前に Groups を作成

しておく必要があります。「Group の作成および設定」参照)

Host

クライアントのホスト名(コンピューター名)を意味し、値は Value の欄に記入

します。(大文字小文字の区別はありません。)

例:

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Username

クライアントの Windows のログイン名を意味し、値は Value の欄に記入しま

す。

例:

Internet

クライアントの IP アドレスを意味し、値は Value の欄に記入します。

例:

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6. [OK] ボタンをクリックします。

7. [OK] ボタンをクリックします。

8. [Service] – [Restart] ボタンをクリックしてサービスを再起動します。

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Groupの作成および設定

Host、Username、Internet に対してそれぞれのグループを作成することができま

す。

例えば、ある部署に所属する人たちに ライセンスを発行する/発行しない という設

定を行うときに、その部署のグループを作成しておくと管理がしやすくなります。

グループの設定は、Host(ホスト名(コンピューター名))、Username(Windows

のログイン名)、Internet(IP アドレス)ごとの設定を行うことができます。

グループの作成 および 設定方法の例を以下に示します。

1. [Edit] – [Options] を選択します。

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2. [Groups] タブをクリックします。

3. [Username Groups]、[Host Groups]、[Internet Groups] の何れかを選択した状

態で [+] ボタンをクリックします。

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4. 「Name」に任意のグループ名、「List of names」にグループに含めたいユーザ

ー名(ホスト名、IP アドレス)を入力し [OK] ボタンをクリックします。

※ 複数指定するときは [Enter] キーを押して次の行に記入していきます。

5. [OK] ボタンをクリックします。

6. [OK] ボタンをクリックします。

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7. [Edit] – [Options] を選択します。

8. [Restrictions] タブを選択します。

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9. [+] ボタンをクリックします。

10. Operation のポップアップ リストから Include または Exclude を選択します。

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11. Type のポップアップ リストから Username Groups(または Host Groups、

Internet Groups)を選択します。

12. Value のリストから設定したいグループ名を選択し [OK] ボタンをクリックしま

す。

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13. [OK] ボタンをクリックします。

14. [Service] – [Restart] ボタンをクリックしてサービスを再起動します。

グループごとの最大使用ライセンス数の設定(Maximum)

Host Groups、User Groups、Internet Groups ごとに使用できる最大ライセンス数を

設定することができます。

※ 事前に Group(グループ)を設定しておく必要があります。

Maximum の設定方法の例を以下に示します。

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1. [Edit] – [Options] を選択します。

2. [Restrictions] タブをクリックします。

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3. [+] ボタンをクリックします。

4. Operation のポップアップ リストから Maximum を選択します。

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5. Type のポップアップ リストから設定したいグループを選択します。

6. Value としてそのグループに割り当てたい最大使用ライセンス数を指定し [OK]

ボタンをクリックします。

7. [OK] ボタンをクリックします。

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8. [Service] – [Restart] ボタンをクリックしてサービスを再起動します。

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7. ライセンス借用

クライアントがライセンス サーバーと接続された状態で、ライセンスを借用すること

ができます。借用を行ったあとは、ライセンス サーバーと接続されていない状態でも

ARES を完全版として起動することができます。

借用の期日になると、クライアントがライセンス サーバーに接続されていなくても自

動的にライセンス サーバーにライセンスが返却されます。

また、クライアントをライセンス サーバーに接続して、借用しているライセンスを期

日前に返却することもできます。

ライセンスの借用手順

以下の手順でライセンスを借用することができます。

1. クライアントで ARES を起動します。

2. 画面右上にある [アカウント] をクリックします。

※ コマンド ウィンドウに BORROWLICENSE と入力してコマンドを実行する

こともできます。

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3. 表示されたウィンドウの右下にある日付(借用期限)の右にある をクリック

してカレンダーを表示し、借用期限を指定します。

4. [借用] ボタンをクリックします。

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5. 「フレックス(オフライン)」という表示になったことを確認します。

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期日前の返却手順

以下の手順で借用したライセンスを期日前に返却することができます。

1. ライセンス サーバーに接続した状態で ARES を起動します。

2. 画面右上にある [アカウント] をクリックします。

コマンド ウィンドウに BORROWLICENSE と入力してコマンドを実行すること

もできます。

3. [返却] ボタンをクリックします。

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4. 「フレックス」という表示になったことを確認します。

※ このとき、ライセンス サーバーに接続されていないと「エラー -18: 内部エ

ラー : テクニカル サポートに問い合わせてください。」というメッセージが

表示され、ライセンスを返却することができません。

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ライセンス借用の状況を確認する方法

1. Network License Manager が動作しているサーバーで Internet Explore などのブ

ラウザを起動します。

2. URL として http://localhost:5054/ を入力します。

※ サーバーにおいて TCP ポート 5054 が開放されている場合は、クライアント

で http://<サーバーの IP アドレス>:5054/ と入力しても同じ画面となりま

す。

3. 表示された画面で[Status]をクリックします。

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4. Server Status の[graebert]をクリックします。

5. [Usage]をクリックします。

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6. In (hold) time に日時(借用期限)が記載されているものがライセンス借用されて

いるものになります。

8. FAQ

ARESを使用中にライセンス サーバーとのネットワークが切断さ

れた場合どうなりますか?

ARES を起動後、ライセンス サーバーとのネットワークが切断された場合、デモモー

ドとして動作します。デモモードに切り替わったあと最初に保存や印刷を行おうとす

ると以下のメッセージが表示されます。

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※ 保存を行ったときにこのメッセージが表示された場合、現在アクティブな図面は

この時点で 1 回の SAVE コマンドが実行され図面が保存されているため、この後

保存を行うことができなくなります。その他の現在開いているがアクティブでな

い図面に関しては、図面あたり 1 回 SAVE コマンドを実行することができます。

※ 一度も保存したことがない新規図面の場合 SAVE コマンドを実行すると [名前を

つけて保存] ダイアログが表示されます。そのときキャンセルした場合も一度

SAVE が実行されたと認識されるため、キャンセルせずに必ず保存を行ってくだ

さい。

※ その後再度ライセンス サーバーとのネットワークが接続され、ライセンスを取得

できた場合は完全版として動作するため、保存や印刷を行うことができます。

1台のクライアントで ARESを複数起動したとき使用されるライ

センスはどうなりますか?

同じバージョンの ARES を1台のクライアントで複数起動しても、使用されるライセ

ンスはひとつです。

ネットワークライセンスがすべて使用されている状態で ARESを

起動したときどのようになりますか?

ネットワークライセンスがすべて使用されている状態で ARES を起動すると、以下の

ように「エラー -22: 内部エラー(全てのライセンスが使われています).テクニカル

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サポートに問い合わせてください。」というメッセージがされます。

また、%ALLUSERSPROFILE%¥Ares NLM¥log フォルダにある report.log に以下

のような記述が記載されます。(-22 がすべてのライセンスが使用されているという

ことを意味しています。)

DENY gde_1747 13.00 username hostname "" 1 -22 1 01/08 10:05:21.0000

この状態で使用することができますが、デモモードでの動作となるため、図面の保存

や印刷などを行うことはできません。

ただし、デモモードとして起動したあとでも、図面の保存や印刷を行おうとしたとき

にサーバーにライセンスが余っていればそのライセンスを取得して完全版となるた

め、図面の保存や印刷を行うことができるようになります。

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サーバーのログ ファイルの書き出

以下の手順でサーバーのログ ファイルを.zip ファイルとして書き出すことができま

す。

1. [File] – [Export Log Files] を選択します。

2. 任意のファイル名を入力し [保存] ボタンをクリックします。