ブロックチェーン miyabi のご紹介 - 株式会 …...出典：William Mougayar「The Business Blockchain」 2008 年 10 月ビットコイン論文の公開サトシ・ナカモトという人物が「ビットコイン」と

ブロックチェーン miyabi のご紹介

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは

ブロックチェーンの特徴

ブロックチェーンの種類

miyabi

miyabiとは

miyabiのソリューション

　コインソリューション

　本人確認（KYC）ソリューション

　電子契約ソリューション

　トレーサビリティソリューション

　知的財産権ソリューション

　オープンデータソリューション

活用事例

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ブロックチェーンとは

ブロックチェーンは、2008 年にビットコインの中核技術として開発されました。分散台帳技術にビザンチン耐性を備えた高セキュリティの新型データベースです。合意形成アルゴリズムとハッシュチェーンという 2 つの技術要素が、それまでの分散データベースとの違いを特徴づけています。

分散台帳

分散台帳とはデータが必ずしも単一サーバーではなく、複数のサーバーで協調して管理された台帳のことです。台帳の内容がサーバー間で同期されることから、1つのサーバーが破損しても、システム全体ではデータが失われることはありません。このように、分散台帳では、単一障害点が構造的に排除されるので、高い可用性を実現可能です。

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合意形成アルゴリズム

合意形成アルゴリズム（コンセンサス・アルゴリズム）は、サーバー間でデータを正しく同期するためのルールです。合意形成の方法は様々な種類がありますが、ルールを定めることによって、円滑に参加者の合意形成を行い、取引の不正や改ざんを排除することができます。

ハッシュチェーン

分散台帳に記載された内容を改ざんから保護するための技術です。ブロックと呼ばれるデータの単位から構成されており、ブロック同士はまるで鎖 (チェーン) のように一本に繋がった構造をとっています。

ビザンチン耐性

ビザンチン耐性を備えたブロックチェーンの場合、ビザンチンノードが一定数以下であれば、システム全体が正常に動き続けます。従来のシステムではビザンチン耐性はありませんでした。故障したサーバーがあれば、システム全体がダウンしてしまいます。それを防ぐために三重系統化などの対策をしますが、ハッキングに対する耐性は完璧ではありません。

出典：William Mougayar「The Business Blockchain」

2008 年 10 月ビットコイン論文の公開

サトシ・ナカモトという人物が「ビットコイン」と「ブロックチェーン」に関する論文を公開。

2016 年 12 月miyabi 誕生

bitFlyer が独自のブロックチェーン「miyabi」を発表。

2009 年 1 月最初のブロック生成

ビットコインにおける最初のトランザクションが発生。「ジェネシスブロック」と呼ばれる最初のブロックが生成される。

2016 年以降ブロックチェーン技術の実証開始

ブロックチェーンの PoC や技術検証が徐に々開始。金融分野から始まり、非金融分野へも広がる。

2011 年 10 月アルトコインの誕生

ライトコイン誕生。その後、ビットコイン以外の仮想通貨であるアルトコインが次と々誕生する。

2014 年 2 月イーサリアム・プロジェクトの開始

スマートコントラクトを実行するプラットフォーム、イーサリアムのクライアントがリリース。

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様な々仮想通貨の誕生

PoCを通じて仮想通貨の基幹技術に注目が集まる

ビットコインの誕生

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ブロックチェーンに記載されたデータは、ブロックチェーンの連続したブロックに格納されます。そのブロックには依存関係があるので、過去の一部を改ざんした場合、それ以降のトランザクションも整合性がある形で改ざんする必要があるため、高い耐改ざん性をもちます。

現段階では国内における事例は限定的ですが、グローバルでは既に多くの分野で実用化が進められています。

*1 出典「平成27年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備」経済産業省 (平成28年4月28日)*2 出典「Forecast: Blockchain Business Value, Worldwide, 2017-2030」Gartner (平成29年3月2日)

ブロックチェーンへのデータの追記は、常に書き込み者の認証が行われその正当性が検証されます。したがって、いかなる書き込みも参加者全ての牽制を受け、結果として高い透明性をもったデータ管理を実現できます。

ブロックチェーン上において、取引に連動したプログラムを作成することにより、取引をはじめとする様々な処理に連動した二次的な決済や契約手続きの履行などを行うことができます。

ブロックチェーンの特徴

ブロックチェーン技術の応用

データの改ざん耐性透明性の高いデータの書き込み

自動的な取引の執行

仮想通貨・ポイントプラットフォーム

- 地域通貨- 電子クーポン- ポイントサービス

サプライチェーン- 小売り- 貴金属管理- 美術品等真贋認証

ドキュメント管理- 土地登記- 電子カルテ- 各種登録（出生、婚姻、転居）

シェアリングエコノミー- デジタルコンテンツ- チケットサービス- C2Cオークション

取引管理- 遺言- IoT- 電力サービス

1兆円

13兆円 67

20兆円

32兆円

国内市場

兆円*1

1兆円

2030年時点におけるブロックチェーンが影響を及ぼす業界の市場規模予測*1

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300グローバル市場

兆円*2

67兆円


プライベート/コンソーシアム・ブロックチェーン

ブロックチェーンネットワークに管理者が存在し、意思決定を行います。プライベート/コンソーシアム・ブロックチェーンでは、参加者の合意形成がとりやすく、取引承認のスピードが改善されるなど、多くのメリットが考えられます。このため、エンタープライズ向けブロックチェーンとして様な々企業で活用されています。

パブリック・ブロックチェーン

ブロックチェーンネットワークに管理者が存在せず、自由にネットワークに参加し、取引台帳の記録と承認ができます。ネットワークが分散されているため、参加者が増えれば増えるほど取引記録の改ざんが困難になります。

ブロックチェーンの種類

管理者なし複数企業 / 団体単独

合意形成の方法マイニング

（PoW / PoSなど）投票 / 信頼性自己承認

代表例仮想通貨

サプライチェーン取引管理

シェアリングエコノミー海外送金など

ネットワークへの参加自由許可制

特定者間承認許可制単独

トランザクションの閲覧制限

制限なし（ハッシュ化可能）

制限可能

プラットフォーム例Bitcoin

Ethereum

miyabiHyperledger fabric

Enterprise Ethereum Alliance

Public Consortium Private

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miyabiとは

miyabi は、bitFlyer Blockchain が開発したオリジナルブロックチェーンです。ブロックチェーン本来の強みを享受しつつ、パブリック・ブロックチェーンが抱える課題を解決し、更なる進化を図りました。

圧倒的な処理スピード

独自の合意形成アルゴリズムで、取引承認にかかる時間の大幅な低減（1～4秒程度で設定可能）と業界最高水準のスループット（4,000 件/秒）を実現しています。

ファイナリティの確保

パブリック・ブロックチェーンにおいては、その合意形成アルゴリズムの性質上、過去の任意の取引が無効化されるリスクが僅かながら存在します。miyabi では、異なる合意形成アルゴリズムを用いることで、一度承認された取引が恒久的に確定されます。

カスタマイズの柔軟性

柔軟性の高いスマートコントラクトを加えることで、様々な業務にカスタマイズして対応できるように開発されています。

※各ソリューション導入における法令上の義務等については事前によくご確認願います。

取引安全性の確保

独自開発した miyabi の実行エンジン「理（ことわり）」が堅牢なセキュリティを確保し、スマートコントラクトにバグがあったとしても、 miyabi のアセット保護機能で被害の拡大を防ぎます。

マスターカード


miyabiの優位性

仮想通貨交換業の開発・運用経験

日本最大のビットコイン取引量を誇る仮想通貨交換所*1 やウォレットサービスの開発・運営を通じて、ブロックチェーンの仕組みや管理に関する業界最先端のノウハウ、経験を蓄積してきました。

世界屈指の性能と実績アーキテクチャ概要

コンセンサスアルゴリズム

ネットワーク参加

ファイナリティ

スマートコントラクト

処理性能（スループット）

ブロック確定性能（レイテンシ）

ハイブリッド/コンソーシアム/プライベート型

BFK2

許可型 (アプリケーションノードは自由、コンセンサスノードは許可制)

あり

あり

4,000 件/秒

1 ～ 4 秒程度※デフォルト値 4 秒（変更可能)

ブロックチェーン関連の特許

基礎研究を通して、ブロックチェーンに関わる技術への理解を昇華させ、複数の特許を取得してきました。取得数は国内トップクラスです*2。

*1 : Bitcoin日本語情報サイト調べ。2016年11月-2018年11月国内取引所の総月間出来高（現物／差金決済／先物取引を含む）*2: 出所 (PatentSQUARE　特許の請求項に「ブロックチェーン」の用語を含み、サトシナカモト論文が公開された2008年10月31日前のものは対象外として検索。2020年4月30時点)

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2020 年4 月現在

10件

6件

1位2020年4月時点国内特許取得件数

ブロックチェーンへの深い理解

日本電信電話

アリババ・グループ

富士通

室蘭工業大学

9件

5件

KDDI

PwC

miyabiのソリューション

miyabi では多数のソリューションを用意しており、お客様のご要望を早期に実現可能です。


コインソリューショントークン/コイン/ポイントの発行から送金・決済の仕組み

miyabi のコインソリューションを使って、従業員や顧客向けに独自のトークン/コイン/ポイントの発行、送金や決済への利用の仕組みを比較的、早期かつ安価に導入することができます。

コインソリューションの実装イメージ

想定利用ケース

▎ 企業内コイン/福利厚生用ポイント

▎ 法人間でのリアルタイム決済

▎ 店舗や EC サイトで利用可能な顧客向け特典ポイント等

チャージバック

チャージ

送金

決済

利用者

利用者

店舗

トークン/コイン/ポイント

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本人確認（KYC）ソリューション複数企業横断で利用可能な本人確認（KYC）基盤

顧客の本人確認を一元的に行う認証局を利用できる本人確認（KYC）ネットワークに参加することにより、顧客の利便性や事務効率の向上が期待できます。

本人確認（KYC）ソリューションの実装イメージ

▎ 不動産仲介業における売買/賃貸契約時の本人確認

▎ 金融機関における口座開設時の本人確認

認証局 1

認証局 2

個人サービス事業者

認証・登録

本人証明書

認証済署名


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電子契約ソリューション社内決裁や契約（法人・個人）を署名ベースで電子化

社内稟議や契約締結等の業務について、文書改ざんを防ぎながら、ペーパーレス化・事務効率化を実現します。

電子契約ソリューションの実装イメージ

▎ 業務委託契約等の法人間契約、不動産賃貸契約等の契約締結に係る業務

契約書共有B2B契約

契約書共有B2C契約

企業 A

署名が揃うとスマートコントラクトが

自動で契約執行

企業 B

個人


担当者

利用者

担当者承認者

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トレーサビリティソリューションサプライチェーンにおける原材料・製造過程等の証明

原材料調達から販売までの取引をプロセスに関連付けて記録し、商品の品質証明や監査証跡として活用することができます。

トレーサビリティソリューションの実装イメージ

原材料調達

産地等情報工場等追記販売店追記

製造販売

原材料業者製造業者販売業者

▎ 食品メーカー等における、品質や安全性証明（QR コード等で消費者による閲覧を可能とする）

▎ 紛争鉱物等の規制対応における原材料の原産国等の報告書の妥当性証明等


監査人

消費者

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知的財産権ソリューション知的財産権の権利関係を証明、透明化

コンテンツビジネスの知的財産権における権利関係を、透明性を確保した形で管理することができます。

知的財産権ソリューションの実装イメージ

▎番組やゲームの制作に使用する映像や音楽等や広告や記事に使用する写真等の著作権管理


著作権（原作）著作権（翻案権）

原作者制作会社

利用者

販売業者

原作者

利用許諾

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オープンデータソリューションIoT 等のビックデータ収集・活用プラットフォーム

全データの発信元が証明される汎用データ基盤は、デジタルマーケティングや IoT 分析等、様な々活用方法が見込まれます。

オープンデータソリューションの実装イメージ


汎用データ基盤

利用者

センサー(IoT)機器

データ分析担当等

モバイル・ウェアラブル

収集取得・分析

収集

収集

▎ デジタルマーケティングにおけるセグメント情報分析

▎ 健康状態等に基づく保険サービスの開発

▎ 製造業等の受発注・生産ラインの最適化

購買情報行動情報機器情報

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miyabi は既に多様な業界で活用されており、日本を代表する企業様のサービスや業務にも利用されています。一部の実績をご紹介いたします。

活用事例

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プロダクション

保険会社保険事務

従来、保険申込書類の確認業務での全国の営業拠点と事務センター間におけるコミュニケーションはFAX等の紙によるやり取りが中心であったため、書類確認等に一定の時間を要していた。そのコミュニケーションに miyabi を活用し、業務効率化と迅速な保険証券発行を実現。miyabi を活用することで情報漏洩や紛失リスクも低下、従来の強固なセキュリティ体制の構築が不要となったため、コスト削減にも繋がった。

製造業社内コイン

miyabi を利用しデジタル通貨を運用。送金・決済・チャージ/現金化を miyabi で実現した。企業間取引、シェアリングサービス、リース、資産の証券化などでのデジタル通貨活用を目指した取り組みであり、将来的に大きな枠組みでのビジネス展開を検討している。

積水ハウス賃貸不動産管理

「ブロックチェーン技術で不動産情報を管理する」、日本初のプロジェクト。賃貸不動産情報を miyabi で管理。物件情報を軸に、オーナー情報、契約情報、入居者情報、支払い実績などのアクティビティ情報などが紐付けられており、物件の維持管理に関する修繕履歴なども今後追加予定。今後は、コンソーシアムによる不動産業界全体での活用や、他業種とも連携した業界横断型の活用を見据えている。

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通信会社インセンティブポイント

BtoB サービスとして、営業員・販売員向けの成果報酬としてのインセンティブ配布の仕組み検討

マスメディアテレビコイン

番組とタイアップし、コイン・クーポンを配布するとともにマーケティングデータを収集

総合商社賃貸不動産プラットフォーム

不動産賃貸における本人確認、重説・賃貸契約締結、蓄積データの活用等に係る基盤の構想

不動産会社KYC

本人確認を通して電子署名の証明書を発行する、認証局機能の構築

カード会社プリペイドカード決済

期限付きプリペイドカードの発行・チャージ・店舗決済等をブロックチェーンで実現

ブロックチェーン研究会国内振込

国内における銀行間振込業務(ペイメント領域)にブロックチェーンを適用

保険会社反社情報管理

反社情報の管理をブロックチェーンを用いて実現。他社を巻き込みエコシステム形成を目指す

ネット銀行デジタル通貨による金融基盤

コインによる BtoB の送金・決済基盤を構築し、債権譲渡等の契約管理・リスク管理を実現

旅行会社ブロックチェーンデータ管理

サービス毎に散在した個人情報や施設情報の管理負荷を軽減するアーキテクチャを検討

信託銀行不動産売買契約

信託銀行での契約書作成、買主・売主間での契約締結の一連の流れをブロックチェーンで実現

全国銀行協会実証実験プラットフォーム

全国銀行協会の会員行が実証実験で利用するための汎用的なブロックチェーン基盤を提供

PoC


〒107-6237 東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウン・タワー 37F

https://blockchain.bitflyer.com

株式会社 bitFlyer Blockchain

・本資料はブロックチェーンの概要と当社のブロックチェーン事業の紹介を行うことを目的としており、当社グループの仮想通貨交換業における勧誘を目的としたものではありません。・"ブロックチェーン"及び"Blockchain"は株式会社 bitFlyer Blockhainの登録商標です。

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ブロックチェーン miyabi のご紹介 - 株式会 …...出典：William Mougayar「The Business Blockchain」 2008 年 10 月ビットコイン論文の公開サトシ・ナカモトという人物が「ビットコイン」と