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© Konica Minolta, Inc.
コニカミノルタジャパン
2020.6
コニカミノルタジャパン株式会社
センシング事業部 営業部
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コニカミノルタは
物体色・光源色 両方の
測定器ラインナップを
有する企業です。
1
アカデミックモデルとして新しく開発した
分光測色計
を初公開 致します!
NEW
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まずは、弊社の豊富な製品ラインナップを簡単にご紹介致します。
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コニカミノルタの色と光の計測機器は
色々な業界のサンプル評価で活躍中です。
© Konica Minolta, Inc.■主な評価項目:色・光沢・角度特性・外観品質特性・写像性・反射ヘイズ 4
物体色測定器
物体色におけるモノの「見え」と「質感」評価に必要とされる光学特性の主な評価項目です。
© Konica Minolta, Inc.■主な評価項目:照度・輝度・色温度・演色性・輝度ムラ・欠陥・視野角・配光特性 5
光源色測定器
光源色における光 の「見え」と
「質感」評価に必要とされる光学特性の主な評価項目です。
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新製品のご紹介
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アカデミックモデルとして新しく開発した分光測色計
分光測色計NEW
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新製品ご紹介の前にまずは、3分間セミナーです。
測色計の原理おさらい
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色彩色差計CRシリーズ
カラーリーダ―
CR10シリーズ
分光測色計CMシリーズ
色差計(三刺激値タイプ)と分光タイプ の違いをご存じですか?
三刺激値タイプ 分光タイプ
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色差計は3つのセンサーそれに対して
測色計は複数の分光センサーで測定サンプルの「分光反射率」が
簡単に素早く取得できます!
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(例) タイルピンクのタイルを測定しています。分光反射率グラフでは、このタイルが全波長域の成分を含んでいることがわかります。さらに、600 nm以上(橙〜赤系)の波長成分の反射率が一段と高いこともわかります。
(例) 繊維グリーンの繊維部分を測定しています。分光反射率は全体に低くなっていますが520 nm付近がピークです。450 nm以下と600 nm以上で低くなっており、青系および赤系の波長成分が吸収されていることがわかります。
分光測色計を使えば、色の数値化だけでなく、分光反射率グラフで
色を見ることができます
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拡散照明8°受光タイプ
照明受光光学系の種類をご存じですか?
単方向照明タイプ 拡散照明タイプ
拡散照明0°受光タイプ
45°照明0°受光タイプ
測定器の持つ“照明光源”と“受光センサー”の構造しくみがJISなどの規格で定められています。
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単方向照明タイプ 拡散照明タイプ
色を測定するためには、試料に光を照射し、試料から反射してきた光を測らねばなりません。その為に、測色計には、光を発する光源、反射してきた光を電気信号へ変換するセンサーが内蔵されています。光を試料にあてる方法やセンサーで光を受ける方法には様々な種類があり、その方法によって測定値が大きく異なります。「ひとつの方向から光を当てるのか?」「多くの方向から当てるのか?」「正反射光を含めて受光するのか?除いて受光するのか?」など、多くの測定方法があります。測定する試料の種類や形状、測定する目的や用途に応じて使い分ける必要があります。
お勧めの照明受光方式は?
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お勧めは、一般の照明環境に近い拡散照明タイプです
一般的に試料の色を見る場合、拡散照明光の下で評価します。(一般的な目視評価の環境光は屋内照明下や屋外などです。)拡散照明タイプの測色計はその環境下に近似させるために、積分球※と呼ばれる内壁が白い球面を用いています。この積分球を用いて試料を拡散照明し、正反射光トラップで正反射光を取り込む(SCI方式)と「素材そのもの色」、正反射光を取り除く(SCE方式)と「見た目の色に近い色」の測定値が得られます。※積分球は光をほぼ完全に拡散反射する硫酸バリウムなどの白い塗料で内面を塗布した球です。
拡散照明タイプ
拡散照明8°受光タイプ
近似
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拡散照明タイプ
拡散照明8°受光タイプ
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高光沢の漆黒ピアノブラックの見た目の評価は、正反射光成分を除く見た目の色評価のSCE方式で評価!
正反射光成分がほとんどの金属鏡面はSCI方式で評価!
樹脂板(光沢面やシボ面)などの素材そのものの色はSCI方式、見た目の色はSCE方式で評価!
お勧めは、SCI/SCE方式が1台で両方測定できる照明受光光学系が拡散照明8°受光の分光測色計です。
SCI SCE正反射光を含む 正反射光を含まない
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・・・
拡散照明タイプ
拡散照明8°受光タイプ
分光反射率が測定できて SCI/SCEが同時測定できる
分光測色計は、新製品の CM-26d シリーズ、CM-700 シリーズです。
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100万円を切る価格のご要望に
お応えしました!
この新製品CM-26dシリーズに、初めて100万円を切る特別価格でアカデミックモデルとして新しく開発した分光測色計が登場しました!
984,500円(税込)
NEW
※価格は2020年6月1日現在です。
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こちらがCM-23dの仕様になります!
NEW
※記載の内容、仕様及び外観は都合により予告なしに変更する場合があります。
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CM-26dG CM-26d CM-25d CM-23d
測定径 Φ8mm/Φ3mm Φ8mm/Φ3mm Φ8mm Φ8mm
波長範囲 360-740nm 360-740nm 400-700nm 400-700nm
繰返し性 0.02 0.02 0.04 0.08
器差 0.12 0.12 0.20 0.40
UVコントロール UV100/0/調整 UV100/0/調整 UV100 UV100
光沢測定 60度光沢8度光沢
(インデックス)8度光沢
(インデックス)なし
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※繰返し性 色彩値:標準偏差ΔE*ab 0.0●以内(白色校正後、白色校正板を5秒間隔で30回測定したとき)
※器差 BCRAシリーズⅡタイル12色の平均値ΔE*ab 0.●●以内(MAV-SCI、コニカミノルタマスターボディ基準、当社測定条件による)
CM-26シリーズの仕様比較 NEW
上位機種との比較です。アカデミックな研究用途
でのご使用にも十分な性能を備えています!
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CM-5 CM-23d
測定径 Φ30mm/Φ8mm/Φ3mm Φ8mm
波長範囲 400-700nm 400-700nm
繰返し性 0.04 0.08
器差 0.15 0.40
UVコントロール UV100 UV100
透過測定 あり なし
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※繰返し性 CM-23d:標準偏差ΔE*ab 0.08以内(白色校正後、白色校正板を 5秒間隔で30回測定したとき)CM-5 :標準偏差△E*ab 0.04以内(白色校正後、白色校正板を10秒間隔で30回測定したとき)
※器差 CM-23d: BCRAシリーズⅡタイル12色の平均値ΔE*ab 0.40以内(測定径Φ8mm-SCIの場合)CM-5 : BCRAシリーズⅡタイル12色の平均値ΔE*ab 0.15以内(測定径Φ30mm-SCIの場合)
(コニカミノルタマスターボディ基準、当社測定条件による)
CM-23dと据置タイプCM-5の仕様比較 NEW
因みに据置タイプの
分光測色計CM-5と比べても
ほぼ同等の精度を備えています!
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分光測色計は色とその他の現象との相関性を調べるのにも使用されています。
食品加工
高意匠金属
研磨状態による正反射光/拡散光の変化
こんな研究用途にも
被服等の異なる照明光源下における色評価
デザイン
バイオ繊維
複合材料の熱劣化時の色変化と強度特性
異なる調理過程における栄養素と外観の相関
塗料建材
農林水産
カロテノイド量と測色値の関係
光触媒による防汚性の測色値評価
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この機会に!色に関わる研究に
分光測色計CM-23dをぜひご活用下さい!
色々なサンプルが測れます!
粉体
お肌
壁材
液体反射
印刷
農産物
曲面
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ご清聴ありがとうございました
ご清聴ありがとうございました。
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お問合せはこちらまで
どうぞよろしくお願いいたします。