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スマートモビリティに関する取り組みについて
2018年6⽉14⽇パナソニック 株式会社
渉外本部 渉外部 市川泰史
資料展開TF2-6
発表内容
(1)展開戦略TFの検討に向けて(2)課題例(3)技術動向例(4)当社の取り組み(5)まとめ
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・展開戦略TFではスマートモビリティに係る社会課題の解決、新規ビジネスの創出、地域活性化について検討予定(展開TF1-4 P2)
・上記検討では、社会課題、技術動向、将来像についての整理が重要 (下図参照)・本発表では上記検討の参考として、スマートモビリティに関する当社の取り組みを紹介
(1) 展開戦略TFの検討に向けて
【出展】総務省 ICT分野における技術戦略検討会(第8回)資料8-1︓P3 (⽔⾊の吹き出しは市川が追加)2
・国の課題⼈⼝減少、⾼齢化等
・横須賀市の課題⼈⼝減少、⾼齢化⾕⼾地域 等
・⾃動運転(レベル2〜5)・Connected Car・MaaS(Mobility as a Service)・CASE(Connected, Autonomous, Shared, Electric) 等
・⾼齢者・障がい者がスマートに⽣活できる社会 等(展開TF1-2 P2)
・⽇本は⼈⼝減少・⾼齢化などの「静かなる有事」が進⾏し、2030年までに解決すべき課題は多数あり・横須賀市は⼈⼝減少・⾼齢化が課題。また、⾕⼾地域など移動が困難な居住区域で⾼齢化が進むことにより、コミュニティの維持が困難になっている
(2) 課題例
【出展】総務省 未来をつかむTECH戦略(別紙1)︓P6
■横須賀市の課題
・⾕⼾地域リアス式海岸のように⾕が⼊り組んでいる地域
■国の課題
【出展】展開TF 参考資料1-3︓P19、P20
・社会構造の変化
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・⼈⼝減少・⾼齢化
・⽇本は「世界⼀のITSを構築・維持し、⽇本・世界に貢献する」ことを⽬標に平成26年6⽉以降、「官⺠ITS構想・ロードマップ」を策定/改定
(3) 技術動向例
【出展】官⺠ITS構想・ロードマップ2017︓P634
・より良いモビリティサービス(⼈・モノの移動)の実現に向け、3つの価値(安全、簡単、効率的)と3つの⼿段(サービス、乗り物、インフラ)の観点で研究開発・実証実験に取り組み中
(4) 当社の取り組み ①全体概要
【出展】ITS世界会議2017モントリオール パナソニックプレスリリース
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・歩⾞間通信︓760MHz帯の歩⾞間直接通信により、⼈、⾃転⾞、⾞等への危険通知を実現・ミリ波活⽤︓60GHz帯通信による⾼精細な映像伝送、79GHz帯レーダによる⾼感度な物体検出を実現
(4) 当社の取り組み ②研究開発
■歩⾞間通信 ■ミリ波活⽤
【出展】ITS世界会議2017モントリオール パナソニックプレスリリース【出展】ITS世界会議2017モントリオール パナソニックプレスリリース6
・WHILL NEXT︓⽻⽥空港において、ロボット電動⾞いすの⾃律⾛⾏を活⽤した実証実験を実施・⾃動運転EVコミューター︓「永平寺参ろーど」において、⾃動運転EVコミューターの実証実験を実施
(4) 当社の取り組み ③実証実験
■ WHILL NEXT ■⾃動運転EVコミューター
【出展】パナソニックプレスリリース 2017年8⽉パナソニック技報 2018年5⽉号
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・空港などの屋内⼤規模空問での活⽤を想定し、⾃動停⽌機能・⾃律移動機能を備えたロボティック電動⾞いすWHILL NEXTを開発・⽻⽥空港において、要素技術として有効に機能することを確認
⾃動停⽌機能検証
【出展】パナソニックプレスリリース 2017年11⽉パナソニック アニュアルレポート 2017︓P59
・福井県、永平寺町と共同で「永平寺参ろーど」を活⽤した⾃動運転⾞両⾛⾏の実証実験を実施
・歩⾏⽀援ロボット︓⾼齢者の安⼼歩⾏をサポートするロボットの実証実験を実施・IoT宅配ボックス︓Fujisawa SST協議会とNTTドコモがIoT宅配ボックスサービスの実証実験を実施
(4) 当社の取り組み ④その他
■歩⾏⽀援ロボット ■ IoT宅配ボックス
8【出展】パナソニック いきいきライフデザインマガジン 第8回 【出展】パナソニックプレスリリース 2018年3⽉
・Fujisawa SST協議会(代表幹事︓パナソニック)とNTTドコモが、神奈川県藤沢市のFujisawa SST(Fujisawaサスティナブル・スマートタウン)において、IoTを活⽤した宅配ボックス向けサービスの実証検証を開始・本サービスは、⼾建て向け宅配ボックスにセルラーIoT通信ユニットを取り付け、サービスアプリと組み合わせることで、宅配ボックスから宅配事業者への集荷依頼を可能とした⽇本初のサービス
(5) まとめ
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【出展】展開TF 参考資料1-3︓P19
・本発表では、スマートモビリティに関する当社の取り組みを紹介した・今後、社会課題、技術動向、将来像等について、国や⾃治体等の事例を考慮の上、横須賀市の課題に集中して、取り組み内容、⽬標時期等を具体化していくことが重要
No 横須賀市の課題(想定) 取り組み内容(例)1 ⾞道と歩道の明確な区切りのない
狭隘な道路が多い歩⾞間通信により、⾼齢者や⼦供の道路への⾶び出し等を通知し、安全な移動を⽀援
2 急な坂道やトンネル等、死⾓が多い インフラレーダにより、⾞載センサーの情報を補間し、死⾓をカバー
3 急な坂道や階段等が多く、⾼齢者や障がい者等、交通弱者の移動が困難
電動⾞椅⼦、⾃動運転EVコミューター、歩⾏⽀援ロボット等により、移動を⽀援
4 急な坂道や階段等が多く、宅配便等の配達/集荷が困難
⾃動運転EVコミューターや、IoT宅配ボックス等により、宅配業務を⽀援
■課題と取り組み内容の例(イメージ)