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■当資料は、大和証券投資信託委託株式会社により作成された販売用資料です。当ファンドの取得をご希望の場合には「投資信託説明書(交付目論見書)」を販売会社よりお渡しいたしますので、必ず内容をご確認ください。■当資料は、各種の信頼できると考えられる情報源から作成しておりますが、その正確性・完全性が保証されているものではありません。■当資料の中で記載されている内容、数値、図表、意見等は当資料作成時点のものであり、今後予告なく変更されることがあります。■当資料中における運用実績等は参考とする目的で過去の実績および結果を示したものであり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。■当ファンドは、公社債など値動きのある証券(外貨建資産には為替リスクもあります)に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証されているものではありません。■信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。投資に関する最終決定はお客さまご自身の判断でなさるようお願い申し上げます。■分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。■投資信託は、預金や保険契約とは異なり、預金保険・保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。■証券会社以外でご購入いただいた投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。��
当資料のお取扱いにおけるご注意�
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
単位型株式投資信託/バランス型�単位型株式投資信託/バランス型�
2008年8月�
投資家の皆さまへ��※お申込みの際は、必ず「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。��
当ファンドは、公社債など値動きのある証券(外貨建資産には為替リスクもあります)に投資しますので、基準価額は大きく変動します。したがって、投資元本が保証されているものではなく、これを割込むことがあります。委託会社の指図に基づく行為により信託財産に生じた利益および損失は、すべて受益者に帰属します。� 投資家の皆さまにおかれましては、当ファンドの内容・リスクを充分ご理解のうえ、お申込みくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。� 基準価額の主な変動要因については、次のとおりです。�
価額変動リスク�
①公社債の価格変動(価格変動リスク・信用リスク)�
②外国証券への投資に伴なうリスク�イ.為替リスク�外貨建資産の円換算価値は、資産自体の価格変動のほか、当該外貨の円に対する為替レートの変動の影響を受けます。為替レートは、各国の金利動向、政治・経済情勢、為替市場の需給その他の要因により大幅に変動することがあります。組入外貨建資産について、当該外貨の為替レートが円高方向に進んだ場合には、基準価額が下落する要因となり、投資元本を割込むことがあります。�当ファンドにおいて、保有外貨建資産については、為替変動
リスクを回避するための為替ヘッジは原則として行ないません。そのため、基準価額は為替レートの変動の影響を直接受けます。�
※詳しくは「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。�
固定利付債券および割引債券の価格は、一般に名目金利が低下した場合には上昇し、名目金利が上昇した場合には下落します(値動きの幅は、残存期間、発行体、公社債の種類等により異なります)。�変動金利債券は、市場の金利変動に応じて利率が調整され
る債券です。このような特徴があるため、金利低下局面では有利な金利を続けて得ることができなくなります。�物価連動債券は、物価変動などにより、元本や利払い額が変
動するリスクがあります。物価が下落した場合や金利が上昇した場合には、一般的に物価連動債券の価格が下落し、ファンドの基準価額が値下がりする要因となります。�上記のほか、公社債への投資にあたっては、発行体において
利払いや償還金の支払いが遅延したり、支払いが滞るリスクが生じる可能性があります。新興国の債券は、先進国の債券と比較して価格変動が大きく、デフォルト(債務不履行および支払
い遅延)が生じるリスクがより高いものになると考えられます。組入公社債の価格が下落した場合には、基準価額が下落する要因となり、投資元本を割込むことがあります。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�1
ファンドのリスクについて� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
②外国証券への投資に伴なうリスク�ロ.カントリー・リスク�投資対象国・地域において、政治・経済情勢の変化等により市場に混乱が生じた場合、または取引に対して新たな規制が設けられた場合には、基準価額が予想外に下落したり、方針に沿った運用が困難となることがあります。新興国への投資には、先進国と比べて大きなカントリー・リスクが伴ないます。�新興国の経済状況は、先進国経済に比較してぜい弱である可能性があります。そのため、当該国のインフレ、国際収支、外貨準備高等の悪化、また、政治不安や社会不安あるいは他国との外交関係の悪化などが市場に及ぼす影響は、先進国以上に大きいものになることが予想されます。さらに、政府当局による海外からの投資規制など数々の規制が緊急に導入されたり、あるいは政策の変更等により証券市場が著しい悪影響を被る可能性もあります。�新興国においては、先進国と比較して、証券の決済、保管等にかかる制度やインフラストラクチャーが未発達であったり、証券の売買を行なう当該国の仲介業者等の固有の事由等により、決済の遅延、不能等が発生する可能性も想定されます。そのような場合、ファンドの基準価額に悪影響が生じる可能性があります。�実質的な投資対象である証券が上場または取引されている新興国の税制は先進国と異なる面がある場合があります。また、税制が変更されたり、あるいは新たな税制が適用されることにより、基準価額が影響を受ける可能性があります。�
③その他�イ.解約申込みがあった場合には、解約資金を手当てするため組入証券を売却しなければならないことがあります。その際、市場規模や市場動向によっては市場実勢を押下げ、当初期待される価格で売却できないこともあります。この場合、基準価額が下落する要因となります。�
ロ.ファンド資産をコール・ローン、譲渡性預金証書等の短期金融資産で運用する場合、債務不履行により損失が発生することがあります(信用リスク)。この場合、基準価額が下落する要因となります。�
換金性が制限される場合�通常と異なる状況において、ご換金に制限を設けることがあ
ります。�金融商品取引所等における取引の停止、外国為替取引の停止
その他やむを得ない事情(投資対象国における非常事態(金融危機、デフォルト、重大な政策変更および規制の導入、自然災害、クーデター、重大な政治体制の変更、戦争等)による市場の閉鎖または流動性の極端な減少ならびに資金の受渡しに関する障害等)が発生した場合には、ご換金の申込みの受付を中止することがあります。ご換金の申込みの受付が中止された場合には、受益者は当該受付中止以前に行なった当日のご換金の申込みを撤回できます。ただし、受益者がそのご換金の申込みを撤回しない場合には、当該受付中止を解除した後の最初の基準価額の計算日にご換金の申込みを受付けたものとして取扱います。�
※詳しくは「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�2
ファンドのリスクについて� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
当ファンドのご購入時や運用期間中には以下の費用がかかります。�
◆お買付時の申込手数料�申込金額に右記の手数料率を乗じて得た額とします。申込金額:お買付価額(1万口=1万円)×申込口数�
◆換金(解約)手数料�ありません。�
◆信託財産留保額�ありません。�
◆信託報酬�信託報酬の総額は、ファンドの計算期間を通じて毎日、ファンドの純資産総額に年1.407%(税込)の率を乗じて得た額とします。�
◆その他の費用�監査報酬、有価証券等の売買にかかる手数料、資産を外国で保管する場合の費用等をご負担いただきます。�なお、ブラジル国内債券投資については、非居住者に対して金融取引税(1.5%)が課されます。�(その他の費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。)
※当該手数料等の合計額については、保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。�※詳しくは「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。�
申込手数料率�
お買付時の申込金額� 手数料率(税込)�
5,000万円未満�
5,000万円以上5億円未満�
5億円以上10億円未満�
10億円以上�
3.150%�
1.575%�
1.050%�
0.525%
※償還乗換え等の場合には、償還金等の額の範囲内で取得する口数について上記の手数料を無料とさせていただきます。�
直接ご負担いただく費用�
保有期間中に間接的にご負担いただく費用�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�3
お客さまにご負担いただく費用� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
フ ァ ン ド 名 称 �形 態 �募 集 期 間 �信 託 期 間 ��お 買 付 単 位 ��お 買 付 価 額 �ご 換 金 価 額 �ご 換 金 �����設 定 日 �募 集 上 限 額 �決 算 日 ��分 配 方 針 �����ご換金時の受渡日�委 託 会 社 �受 託 会 社 �販 売 会 社 �
………�………�………�………��………��………�………�………�����………�………�………��………�����………�………�………�………�
ダイワ・ブラジル債券ファンド2008-08�単位型株式投資信託/バランス型�平成20年8月4日~平成20年8月20日�平成20年8月21日~平成23年9月12日�※ファンドの残存口数が30億口を下回った場合等には、信託期間の途中で信託を終了させることがあります。 �10万円以上1円単位(※)または10万口以上1口単位�※申込手数料および申込手数料にかかる消費税等相当額を含めて10万円以上1円単位でお申込みいただけます。�1万口当り1万円�申込受付日の翌営業日の基準価額 �原則としていつでもお申込みいただけます。�ご換金のお申込みの受付は、午後3時(年末年始など半休日においては、午前11時)までとさせていただきます。�この時刻を過ぎてのお申込みは、翌営業日の取扱いとなります。�※サンパウロ証券取引所、ニューヨークの銀行またはロンドンの銀行のいずれかの休業日と同じ日付の日には、�販売会社の営業日であってもご換金のお申込みの受付は行ないません。�平成20年8月21日�1,000億円を上限とします。 �毎年3月、9月の各12日(休業日の場合、翌営業日)�第1計算期間は平成20年8月21日から平成21年3月12日(休業日の場合、翌営業日)までとします。�分配対象額は、元本超過額または経費控除後の配当等収益のうちいずれか多い額とします。�原則として、経費控除後の利息等収益を中心に分配金額を決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、�分配を行なわないことがあります。�「分配金支払いコース」のみの取扱いとなっています。�税金を差引いた後、原則として決算日から起算して5営業日までにお支払いします。�申込受付日から起算して5営業日目�大和証券投資信託委託株式会社�住友信託銀行株式会社�大和証券株式会社�
●�●�●�●��●��●�●�●�����●�●�●��●�����●�●�●�●�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�4
お申込みメモ� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
目 次� ブラジルは地理的には太平洋を挟んで日本とは反対に位置する国ですが、100年前からの日本人移民が大地に根付き、私たち日本人にとって最も親密な国のひとつとなっています。そのブラジルには、南米大陸の約半分を占める広大な大地、地球の酸素の1/3を産出するといわれるアマゾンの熱帯雨林、そこに生息する多彩な生き物、大豆やトウモロコシ、サトウキビといった食料資源、鉄鉱石やエネルギー資源など、さまざまな顔があります。また、世界的な競争力を持つ航空機産業や、世界屈指の深海油田の開発力なども、新しいブラジルの顔といえるのではないでしょうか。� そんなさまざまな顔をもつブラジルですが、過去には対外債務問題やハイパーインフレなどの問題をかかえ、安定的な経済成長とはかけ離れた道をたどってきました。しかし現在では物価は安定し、建国以来初めて純債権国に転換するなど、ブラジルは歴史的な転換点を迎えています。成長基盤が整ったブラジルは今後持続的な経済成長が期待できると考えています。�� このように新しいステージに入ったブラジルが発行するレアル建て国債への投資には�①魅力的な金利水準、②信用力の改善、③通貨価値の上昇期待の�3つの魅力があると考えています。� � 「ダイワ・ブラジル債券ファンド2008-08」は、レアル建てブラジル国債に投資する、信託期間約3年の単位型投資信託です。レアル建てブラジル国債に個人で投資することは、困難となっていますが、投資魅力のあるレアル建て国債への投資機会をご提供するため、当ファンドを設定するにいたりました。当ファンドでは、ブラジルで有数の民間運用機関である「イタウ・アセットマネジメント」の助言を受け、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保を目指して運用を行ないます。�
ファンドのリスクについて�
お客さまにご負担いただく費用�
お申込みメモ�
はじめに�
ブラジルの概要�
ブラジルの歴史�
著しく改善したブラジル経済①~インフレの収束~�
著しく改善したブラジル経済②~純債権国に転換~�
持続的な経済成長のステージへ �
ブラジル債券3つの魅力�
①魅力的な金利水準�
②信用力の改善 �
③通貨価値上昇期待�
当ファンドの特色�
特色①ブラジル・レアル建て国債に投資�
参考ポートフォリオについて�
特色②イタウ・アセットマネジメントについて�
特色③分配金について�
ブラジルの税制について�
(ご参考)日本人ブラジル移住100周年/ルーラ大統領�
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・・・�2008年8月�
大和証券投資信託委託株式会社 公社債運用部�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�5
はじめに� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
国 名�
面 積�
人 口�
首 都�
言 語�
名目GDP�
実質GDP成長率�
通 貨�
主要貿易品目��(2007年)�
�
ブラジル連邦共和国�
851.2万平方キロメートル(日本の約22.5倍)�
約1億8,390万人(2007年)�
ブラジリア�
ポルトガル語�
1兆3,136億米ドル(2007年、IMF)�
5.4%(2007年)�
レアル(1レアル=約66円)(2008年6月末)�
輸出:工業製品(52%)(乗用車、航空機、自動車部品等)、�一次産品(32%)(鉄鉱石、原油、コーヒー、大豆、鶏肉等)�
輸入:原材料および中間財(49%)、資本財(21%)、��燃料および潤滑油(17%)、消費財(13%)�
輸出:EU(25%)、ラテンアメリカ(23%)、アメリカ(16%)、�アジア(16%)、アフリカ(5%)�
輸入:アジア(25%)、EU(22%)、ラテンアメリカ(17%)、�アメリカ(16%)、アフリカ(9%)�
主要貿易相手先��(2007年)�
ブラジルの国旗にある、緑は林業と農業、黄色は鉱業を表わしています。�27個の星は26州と首都ブラジリアを表わしています。�中央の文字の意味は<秩序と進歩>です。�
(出所)外務省等、各種資料より大和投資信託作成�
リオデジャネイロ�
ブラジルを代表する大都市です。カーニバルや旧首都であったことが有名です。�
サンパウロ�
ブラジル最大の都市であり、市街地には高層ビルが立ち並ぶ大都会です。�
ブラジリア�
ブラジルの首都であり、国会議事堂、行政庁舎、最高裁判所、各国大使館等がならぶ都市です。�
※上図はあくまでイメージ図であり、その正確性を保証するものではありません。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�6
ブラジルの概要� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ブラジル�
ブラジリア�
サンパウロ�
リオデジャネイロ�
ルーラ政権発足~現在�(2003年~2008年)�
インフレの沈静化~大統領選挙�(1996年~2002年)�
1970年代��
1982年��
1987年��
1994年�
●��●��●��●�
2度のオイルショック、世界的な金利の上昇により対外債務が膨張�
多くの中南米の国が対外債務支払いの遅延に陥る�
政府が外国民間銀行への債務の利払いを一時停止�
経済安定化プログラム�「レアルプラン」実施��
1996年�
1997年�
1998年�
1999年���
2002年�
●�●�●�●���●�
インフレ率が20%を割り込む�
アジア通貨危機が発生�
ロシア通貨危機が発生�
ブラジル危機をきっかけとして変動為替相場制に移行、�インフレターゲット導入�
政権交代不安からブラジル通貨の大幅下落�
2003年��
2005年�
2007年��
2008年4月��
2008年5月�
●��●�●��●��●�
ルーラ政権発足。前政権からの緊縮財政路線を継承�
IMFからの債務を前倒しで完済�
ルーラ政権第2期へ�「成長促進プログラム」を発表�
S&Pがブラジルを投資適格に引き上げ�
フィッチがブラジルを投資適格に引き上げ�
※レアルプランとは新通貨「レアル」導入を柱とする経済安定化プログラムで、通貨を当初、1レアル=1ドルとした緩やかなドルペッグ制を採用しました。�
失われた10年~新通貨レアル導入�(1980年~1994年)�
ハイパーインフレ、対外債務問題などブラジル経済は「ストップ・アンド・ゴー」と揶揄されるような、安定的な成長とはかけ離れた道のりをたどってきました。しかしながら1994年の「レアルプラン」の実施や2003年以降の輸出の拡大により経済は安定してきました。ブラジルは豊富な天然資源、内需の拡大、高度な工業力により「持続的な経済成長」のステージに移行したものと考えられます。�
対外�債務問題�
1960年代後半から70年代前半にかけてブラジルは「奇跡のブラジル」と呼ばれる高度成長を実現しますが、70年代の2度の石油危機の影響をうけ、ブラジルの対外債務は雪だるま式に膨れ上がりました。そして1982年にブラジルを含む多くの中南米の国が対外債務支払いの遅延に陥りました。さらに1986年には、ハイパーインフレ対策として物価・為替・賃金を凍結させる政策を実施しましたが失敗し、外貨準備も底をつき、1987年に再び対外債務支払いの遅延に陥りました。それ以降、対外債務問題はハイパーインフレとともにブラジルに付きまとうトレードマークとなっていました。しかし2003年以降の好調な輸出を背景に対外債務問題は解消されたと考えられます。��
ハイパー�インフレ�
ハイパーインフレとはインフレ率が一定期間にきわめて高い率となった状態をいいます。例えばコーヒー1杯を飲むためにトランクいっぱい詰め込んだ紙幣を持ち歩かなければならなかったり、企業は事業活動計画が立てられないなど、経済活動に支障をきたします。�ブラジルでは1980年代以降、インフレが加速し、ハイパーインフレが発生しましたが、1994年の「レアルプラン」の実施によりハイパーインフレの抑制に成功しました。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�7
ブラジルの歴史� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成��
(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成�
※ブラジル中央銀行は政策金利としてSELIC(国債を担保とした銀行間取引にかかる翌日物金利)を採用しています。�
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99/12 00/12 01/12 02/12 03/12 04/12 05/12 06/12 07/12
(%)� (1999年12月末~2008年6月末)月次データ� (1999年12月末~2008年6月末)日次データ��
99/12 00/12 01/12 02/12 03/12 04/12 05/12 06/12 07/12
(%)�2002年の政権交代不安から、ブラジル通貨が下落、その影響もありインフレ率が高まりました。�
インフレ率が上昇したことにより、中央銀行は政策金利を引き上げました。�
インフレ率(前年同月比)の推移� ブラジル政策金利の推移�
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慢性的な高インフレが続き、1993年ごろに2000%以上にのぼったインフレ率は2008年6月には6.06%に落ち着いています。�またIBGE(ブラジル地理統計院)は2006年のインフレ率をみて「インフレ文化の終わりを示すもの」とコメントしています。�
慢性的な高インフレは1994年の「レアルプラン」の導入により収束しました。インフレの収束により、ブラジルの国民の購買力は高まり、また企業も、インフレ対策の膨大なコストから開放され、ブラジル経済は安定軌道に乗りました。�
安定してきたブラジルのインフレ率� ブラジル中央銀行の慎重な金融政策�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�8
著しく改善したブラジル経済①~インフレの収束~� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
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1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
※対外純債務とは、民間部門、政府部門の「対外債務-対外債権」�(出所)ブラジル中央銀行のデータより大和投資信託作成�
(1998年~2007年)� (1998年~2007年)��
経常収支�
貿易収支�
赤字�
黒字�
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007-400
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600(%)� (億ドル)�
(出所)ブラジル中央銀行のデータより大和投資信託作成�
純債権国に転換�
対外債務問題はブラジル経済のアキレス腱でした。しかし、2003年ごろからの好調な輸出を背景に対外債務問題は大きく改善し、2007年には純債権国に転換しています。�
対外純債務(対GDP比)の推移� 経常収支および貿易収支の推移�
●対外純債務の減少に伴なって、債務不履行に陥る可能性も � 低下していくと考えられます。�
●2003年以降、大幅な貿易黒字を記録しています。�
2003年ごろから、中国がブラジルの鉄鉱石や大豆を大量に買付けたことが一因となり、輸出が大きく増加しました。貿易収支の大幅黒字、レアル高による外貨借入などの返済加速、ブラジル中央銀行のドル買い介入による外貨準備高の増加等により、対外純債務は解消されました。直近では債務国から債権国へと転じています。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�9
著しく改善したブラジル経済②~純債権国に転換~� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
大豆生産量の国別比率� 鉄鉱石生産量の国別比率�
※データは2006年の数値。�(出所)FAO(国連食糧農業機関)の� データより大和投資信託作成�
※データは2006年の数値。�(出所)IISI(国際鉄鋼協会) � 「Steel Statistical Yearbook 2007」の� データより大和投資信託作成�
米国�39.6%�
その他�7.8%�
インド�3.7%�中国�
7.0%�
アルゼンチン�18.3%�
ロシア�7.0%�
その他�23.2%�
インド�11.1%�
中国�18.6%�
オーストラリア�18.6%�
ブラジル�23.6%�
ブラジル�21.5%�
個人消費と最低賃金の推移�
輸出品目構成(2007年)�
※データは1997年12月末~2007年12月末。個人消費は1995年を100として指数化。最低賃金は実数値。�
(出所)ブルームバーグのデータ より大和投資信託作成�
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01997 1999 2001 2003 2005 2007
最低賃金(右軸)�個人消費(左軸)�
(レアル)�
(出所)ブラジル中央銀行のデータより大和投資信託作成�
一次産品�32%�
半製品�14%�
その他 2%�工業製品�52%�ブラジルは持続的な�
経済成長のステージへ�
物価の安定�物価の安定�
対外債務の縮小�対外債務の縮小�
整う成長基盤�
豊富な食料�鉱物資源�豊富な食料�鉱物資源�
内需の拡大�内需の拡大�
高度な工業力�高度な工業力�
ブラジル経済成長の源�
ブラジルは、鉄鉱石など、一次産品の輸出国としてのイメージが強いものの、実際は工業製品が全輸出の過半を占めています。工業製品の中でも乗用車に次いで航空機が代表的な輸出品となっており、航空機メーカーのエンブラエル社は世界有数の航空機メーカーです。�
豊富な食料・鉱物資源�
内需の拡大�
高度な工業力�
物価の安定、対外債務問題の解消など、成長基盤が整った�ブラジルは豊富な食料・鉱物資源や内需の拡大、高度な工業力を背景に、今後、大国への道を歩んでいくと考えられます。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�10
持続的な経済成長のステージへ� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
(出所)国際決済銀行(BIS) Quarterly Review: June � 2008のデータより大和投資信託作成�
レアル建てブラジル債券�3つの魅力�
②信用力の改善�②信用力の改善�
●対外債務の縮小による信用力の改善�
●物価の安定による信用力の改善�
③通貨価値上昇期待�③通貨価値上昇期待�
●経済成長による現地通貨価値の上昇�
●資金流入の拡大期待�
�
①魅力的な金利水準�①魅力的な金利水準�
●経済成長を背景とした旺盛な資金需要�
●中央銀行のインフレ抑制政策による金利高�
現地通貨建て国債市場の規模(国別)�
日 本�
アメリカ�
イタリア�
フランス�
ドイツ�
中 国�
イギリス�
カナダ�
ブラジル�
スペイン�
71,451�
65,906�
17,724�
14,051�
13,930�
11,367�
9,030�
7,327�
6,941�
4,956
国 名�国債市場規模�(億ドル)�
(2007年末)�
ブラジル国債市場はイギリスやカナダに次ぐ市場規模となっており、9番目に大きい市場となっています。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�11
ブラジル債券3つの魅力� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
※上図の国の金利においては、現状知り得る現地での源泉税等のコストを算出し、控除した数値を表示しています。実際の投資に際しては、諸条件に応じて源泉税等のコストが異なります。�※ユーロ圏はドイツ2年国債のデータを使用。�※ニュージーランドは3年国債のデータを使用。�※海外の債券には為替リスクがあります。�(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成�
ブラジルでは、インフレを抑えるために中央銀行は政策金利を高めに設定しています。�
ブラジル中央銀行総裁は、「ハイパーインフレを経験していることが、現在でも金利が高いことの一因となっている」と発言しています。�
2008年5月に中央銀行総裁は「インフレに向けた措置を緩めるつもりはない」と発言しています。インフレの抑制を優先した金融政策を実施していくことが予想されます。�
ブラジルの高金利政策�
ブラジル�
インド�
ロシア�
中国�
オーストラリア�
ニュージーランド�
イギリス�
ユーロ圏�
カナダ�
アメリカ�
日本�
�
0
2
4
6
8
10
12
14
16(%)�
13.1
7.4
5.5
3.8
6.86.4
5.24.6
3.22.6
0.8
(2008年6月末)�
ブラジル国債と主要国の国債利回り比較�(主に残存期間2年程度の国債利回りを使用)�
ブラジルの金利は他の主要国と比較して高い水準となっています。�
(注)上図はBRICs諸国と主要先進国の国債利回りを比較しています。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�12
①魅力的な金利水準� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
A-BBB+BBBBBB-BB+BBBB-B+BB-CCC+
98/12 99/12 00/12 01/12 02/12 03/12 04/12 05/12 06/12 07/12
投資適格�
外貨建格付け�自国通貨建格付け�
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
(1998年12月末~2008年6月末)� (1998年末~2007年末)�
※長期債格付け(S&P)を使用。�(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成�
(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成�
60�
56�
52�
48�
44�
40
7�6�5�4�3�2�1�0
(黒字、%)�(%)�
※公的純債務とは公的部門(中央政府、中央銀行、地方政府、国営企業)の負債から資産を差し引いたものです。プライマリーバランスとは、基礎的財政収支のことで国債の発行や利払い費を除いた財政収支のことをいいます。�
(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成�
公的純債務(対GDP比、左軸)�
プライマリーバランス(対GDP比、右軸)�
(1998年12月末~2008年5月末)�
98/12 00/12 02/12 04/12 06/120
500
1,000
1,500
2,000
2,500(億ドル)�
投資適格への格上げ�
S&P格付けの推移�
財政は改善の傾向�
公的部門財政収支の推移�
大幅に増加する外貨準備�
外貨準備高の推移�
財政面の改善、外貨準備の増加などが評価され、ブラジルの格付けは向上してきています。また、信用力が改善すると一般的には債券利回りは低下し、価格は上昇します。�
機関投資家は投資適格債のみを投資対象としていることが多く、ブラジルが投資適格入りしたことにより、ブラジル国債への投資が加速すると考えられます。�また、格付けの向上は国債の利払い費を低下させ、財政収支は改善し、さらなる格上げが期待できます。�
信用力の改善による影響�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�13
②信用力の改善� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ファンダメンタルズの改善や経済成長に伴ない、2003年以降ブラジル・レアルは上昇傾向にあります。�今後も経済成長を見込んだ資本流入などから主要通貨に対しての好パフォーマンスが期待されます。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�14
③通貨価値上昇期待�
(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成�
�
(出所)IMFのデータより大和投資信託作成�
�
(出所)ブラジル中央銀行のデータより大和投資信託作成 �
�
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
堅調に推移する為替レート��
加速する海外からの資本流入��
安定的に成長するブラジル経済��
変動為替相場制へ移行��
政権交代不安による通貨安��
(1レアル=円)��
(1ドル=レアル)��
為替レートの推移��
実質GDP成長率の推移��
海外からの直接投資流入額の推移��
(1997年12月末~2008年6月末)��
(1998年~2007年)��160�
140�
120�
100�
80�
60�
40�
20�
0
0�
0.5�
1�
1.5�
2�
2.5�
3�
3.5�
497/12 99/12 01/12 03/12 05/12 07/12
レアル高�
レアル安�
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
(1998年~2007年)��
(億ドル)�
1998 1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007
0
1
2
3
4
5
6
7
0
1
2
3
4
5
6
7(%)�
0
100
200
150
50
300250
350
400
対ドル(上下逆、右軸)�
対円(左軸)�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�15
当ファンドの特色�
ブラジル・レアル建てのブラジル国債に投資します。��金利や物価の動向、経済情勢や市場環境、信託期間等を勘案してポートフォリオを構築します。��
イタウ・アセットマネジメントより助言を受けます。��イタウ・アセットマネジメントはイタウ銀行の運用部門です。��
当ファンドは信託期間約3年の単位型株式投資信託です。��
毎年3月、9月の各12日(休業日の場合、翌営業日)に決算を行ないます。��3月、9月の各12日(休業日の場合、翌営業日)に決算を行ない、収益分配方針に基づいて収益の�分配を行ないます。��(注)第1計算期間は、平成21年3月12日(休業日の場合、翌営業日)までとします。�
�
※為替変動リスクを回避するための為替ヘッジは原則として行ないません。�
�
設定日直後、大量の解約が発生したとき、市況の急激な変化が予想されるとき、償還の準備に入ったとき等ならびに信託財産の規模によっては、上記の運用が行なわれないことがあります。�
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ブラジル・レアル建てブラジル国債に投資します。金利や物価の動向、経済情勢や市場環境、信託期間等を勘案して債券の種類別組入比率を決定します。�
固定利付債��
年2回決まった利払いがある債券です。��
変動金利債���政策金利の日々の実績に連動して元本(償還金額)が増加します。�
利金は支払われず、満期まで元本が増加する債券です。��
物価連動債��
元本と利金が、インフレ指数に連動して調整される債券です。�利付債で年2回の利払いがあります。�
�
割引債���償還までの間に利払いがなく、発行価格が額面価格より�
割り引かれた形で発行される債券です。��
※2008年7月時点のブラジル債券の特徴をまとめたものであり、今後変更にな ることがあります。�
※上記のグラフは過去のデータを基に大和投資信託が作成したもの であり、将来の成果を示唆・保証するものではありません。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�16
特色①ブラジル・レアル建て国債に投資� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
投資対象債券��
レアル建てブラジル国債発行残高の推移��
8,000�
7,000�
6,000�
5,000�
4,000�
3,000�
2,000�
1,000�
094/03 96/03 98/03 00/03 02/03 04/03 06/03
(1994年3月末~2007年12月末)�(億ドル)�
(出所)国際決済銀行(BIS) Quarterly Review: June 2008のデータより� 大和投資信託作成��
ブラジル国債指数の推移��
350�
300�
250�
200�
150�
100�
50
(2001年12月末~2008年6月末)�
※2001年12月末を100として指数化�
IMA指数・・・ブラジル金融市場協会(ANDIMA)が発表している�ブラジル・レアル建て国債指数。��(出所)ブルームバーグのデータより大和投資信託作成��
ブラジル国債指数はIMA総合指数を使用。��
01/12 02/12 03/12 04/12 05/12 06/12 07/12
種 類� 比 率� クーポン� 残存年数� 利回り� 直 利�
固定利付債�
変動金利債�
物価連動債�
割 引 債 �
90.1%�
3.3%�
3.3%�
3.3%
10%�
0%�
6%�
0%�
3.14�
2.93�
2.85�
1.48
15.02%�
12.07%�
13.58%�
14.94%
11.31%�
0%�
6.31%�
0%
100% 9.21% 3.07 14.88% 10.48%
ブラジル・レアル� 100.0%
割引債��3.3%
固定利付債��90.1%
物価連動債��3.3%
�
種類別構成比率�
�
通貨別比率�
�
�
変動金利債��3.3%
※上記の種類別構成比率、通貨別比率は、2008年7月8日時点の参考ポートフォリオであり、今後変更する可能性があります。 またイメージ図であり実際の通貨配分とは異なります。�
参考ポートフォリオ��
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�17
参考ポートフォリオについて� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
イタウ銀行について��
イタウ・アセットマネジメントについて�
1945年設立�ラテンアメリカ地域における最大手行の一つ�顧客数:約2,200万人 拠点数:約3,500支店�海外にも積極的に展開�
●�
●�
●�
●�
●�
●�
�
�
イタウ・アセットマネジメントはイタウ銀行の運用部門�運用資産1,010億ドル以上のブラジル最大級の民間資産運用機関� �
(2008年4月時点)��
(2008年4月時点)��
イタウ銀行の海外における拠点��
イタウ・セキュリティズ(ニューヨーク)�イタウ銀行 ニューヨーク支店�イタウ銀行 マイアミ支店��
北 米�
イタウ銀行 (ブラジル)�イタウ銀行BBA (ブラジル)�イタウ銀行 チリ�イタウ銀行 ブエンアイレ (アルゼンチン)�イタウ銀行 ウルグアイ�ケイマン・イタウ銀行�イタウ銀行 ケイマン支店�イタウ銀行BBA ナッソー支店��
ラテンアメリカ�
●�
●�
●�
�
イタウ・ヨーロッパ ロンドン支店�イタウ・ヨーロッパ ルクセンブルク支店�イタウ・ヨーロッパ銀行(ポルトガル)��
ヨーロッパ��●�
●�
●�
�
イタウ銀行 東京支店�イタウ・アジア証券駐日事務所�イタウ・アジア・セキュリティズ�イタウBBA 上海駐在員事務所��
アジア��●�
●�
●�
●�
●�
●�
●�
●�
●�
●�
●�
●�
�
�
ベスト債券運用機関 受賞��ブラジルで最も権威のある格付け機関である「オースティン・レーティング社」による表彰。�2007年の債券運用の実績をもとに、イタウ・アセットマネジメントが2008年に表彰されました。�
(出所)イタウ・アセットマネジメントのデータより大和投資信託作成��
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�18
特色②イタウ・アセットマネジメントについて� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ブラジル国債の投資にあたっては、イタウ・アセットマネジメントからの助言を受けます。�
�
・上図はイメージ図であり、将来の分配金の支払いおよびその金額について示唆、保証するものではありません。�
・分配金額は、収益分配方針に基づいて委託会社が決定します。あらかじめ一定の額の分配をお約束するものではありません。分配金が支払われない場合もあります。�
・ファンドの基準価額は変動します。投資元本、利回りが保証されているものではありません。�
・分配金は、原則として決算日から起算して5営業日までにお支払いいたします。�
・償還金は、原則として信託終了日から5営業日までにお支払いいたします。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�19
特色③分配金について� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
■毎年3月、9月の各12日(休業日の場合、翌営業日)に決算を行ない、収益分配方針に基づいて収益の分配を行ないます。�
�
■分配対象額は、元本超過額または経費控除後の配当等収益のうちいずれか多い額とします。�
■原則として、経費控除後の利息等収益を中心に分配金額を決定します。ただし、分配対象額が少額の場合には、分配を 行なわないことがあります。�
収益分配方針�
収益分配のイメージ�
平成20年�
8月21日�
平成21年� 平成22年� 平成23年�
9月12日�設定日� 3月� 9月�
分配� 分配�
3月� 9月�
分配� 分配�
3月� 償還日�
分配� 償還金�
(注)第1計算期間は、平成21年3月12日(休業日の場合、翌営業日)までとします。�
�
※上記税制は、当ファンド設定後、約1.5%程度(当初1万口につき約150円) 、基準価額を下落させる要因となります。�
※2008年7月現在のものであり、今後、税制および税率の変更がなされる可能性があります。��
対象取引� 課税内容�
ブラジル国内の取引所の株式およびデリバティブの�購入に必要な為替取引(円→レアル)�
ブラジル国内の債券・確定収益デリバティブを含む上記以外の�投資商品の購入に必要な為替取引(円→レアル)�
0%
0%
0%
0%
1.5%��
株式配当金等に係る為替取引�
債券利金等に係る為替取引�
全ての投資商品の購入および�売却に必要な為替取引�
ブラジル国内投資商品の売却に必要な為替取引(レアル→円)�
ブラジル国内株式の配当を円に換金する為替取引(レアル→円)�
ブラジル国内債券の利金を円に換金する為替取引(レアル→円)�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�20
ブラジルの税制について� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
2008年3月17日より、金融取引税の改正が行なわれ、ブラジル国外の投資家がブラジルの債券に新たに投資する際に発生する為替取引(レアル買い)について、課税されることになりました。この税率は取引代金に対して1.5%となっています。�
ブラジル移民メモ��
日本人のブラジルの移住の歴史は、1908年(明治41年)、神戸港
から出発した「笠戸丸」からはじまります。ブラジルに渡った戦前の移
住者の多くはコロノ(契約労働者)と呼ばれる家族単位の労働者とし
てコーヒー農園に送り込まれました。そのほとんどは、数年間働いて
お金をためて故郷に錦を飾りたいという出稼ぎ移民でしたが、慣れな
い南米の土地、劣悪な労働環境、疫病などに苦しめられ、命を落とす
人も多くいたといいます。�
そんな中でも、日系人たちは持ち前のまじめさと創意工夫で、農産
物の品種改良や機械化などに取組み、ブラジル農業の発展に多大な
貢献をしてきました。いつしかブラジルで日系人は、「ジャポネス・ガ
ランチード(信頼できる日本人)」と呼ばれるようになりました。�
現在、ブラジルの日系人は140万人ともいわれています。その8割
以上が都市に住み、ほとんどが中産階級となっているだけでなく、先
人が100年の歴史で築いた日系人に対する信頼のもと、政治や経済、
医学、芸術など幅広い分野で活躍しています。�
ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ��
生年月日�
�
政 治�
�
訪日歴�
�
横 顔�
�
�
1945年10月6日生�
�●2003年1月から発足したルーラ大統領の政権、労 働者党(PT)は年金、税制改革、貧困対策を重視。�
●2007年1月、第2次ルーラ政権発足。� 経済成長率の上昇を最大の課題としている。 �
1975年 労働組合関係で訪日。�2005年 日本政府の招待で訪日。�2008年 洞爺湖サミット参加のため訪日。�
●長年、労働組合の指導者として活動した経験から、対話と交渉を重視する政治姿勢。反対者も少なくない国内経済・社会改革の推進に際し、各州知事等の地方有力者等との間で、こまめに調整を重ねている。 �
●幼少時、貧しいブラジル北東部から同国最大の経済都市サンパウロに一家で移住。貧困格差の解消等社会問題への取組みをライフワークとするようになった。過去3回大統領選に出馬し、いずれも敗れた経緯はあるが、持ち前の我慢強さを失わず、政権を獲得。ブラジル社会の庶民・中間層からの幅広い支持と、改革に向けた期待が寄せられている。 �
●ブラジルの多くの市民と同様、休日に仲間を率いて街角でサッカーに興じる等の横顔ものぞかせる人物である。 �
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�21
(ご参考)日本人ブラジル移住100周年/ルーラ大統領� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ブラジル社会で確固たる地位を確立した日系人�~100年の歴史で築いた信頼~�
�
2期目に入ったルーラ大統領��
(出所)外務省、写真はブラジル政府より�
�
日本とブラジルの関係は、その地理的な距離にもかかわらず非常に深いものとなっています。2008年は日本人ブラジル移住100周年にあたり、両国政府はこれを「日本ブラジル交流年(日伯交流年)」として祝うことで合意しました。�
※表紙の「当資料のお取扱いにおけるご注意」をご確認ください。�22
メモ� ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08
ダイワ・ブラジル債券ファンド�2008-08