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Cisco Plus Japan 2011
クラウド・オートメーション その参 自動化を実践する!
シスコシステムズ合同会社 執行役員 情報システム担当
廣崎 淳一
Cisco Plus Japan 2011
シスコデータセンターの状況
• 世界で95のDCおよび マシンルーム • 23カ国に配置 • のべ面積31,000平米 • 従業員数71,000人 • 2MW以上のグリーン 由来電源
Cisco Plus Japan 2011
IT部門が抱える課題
企業の成長
エクスペリエンス
生産性向上
要求から実装のサイクルタイム
再現性
柔軟性
スケーラビリティ
スピード
予算 ビジネスへの
インパクト
技術革新、
企業の成長や
生産性向上への
貢献に対する プレッシャー
Cisco Plus Japan 2011
“IT As a Service” 組織への変革
• Proactive
• Front office
• Lead business
needs
• Efficient process
• Integrated
approach
アドバイザー
• Reactive
• Back office
• Follow business
needs
• Inefficient
process
• Siloed approach
御用聞き
スピード
生産性向上
企業の成長
再現性
エクスペリエンス
要求→実装サイクル
柔軟性
スケーラビリティ
Cisco Plus Japan 2011 Cisco Plus Japan 2011
シスコデータセンター概要
Cisco Plus Japan 2011
シスコのデータセンター戦略
キャパシティ
DCの建設および効果的な利用
要求の最適化
可能な領域での統合化
成長の源泉
新たな成長市場との関わりと、ビジネスモデル
グローバル化の促進
ユーザーエクスペリエンス
変革
情報システムをビジネスのように運用する
サービス提供者モデル
サービス指向アーキテクチャ
成長の源泉
キャパシティ
変革
耐障害性
耐障害性
DCティアのレベルアップ
複数サイトアーキテクチャ
高リスク地域からの退避
Cisco Plus Japan 2011
グローバルDC配置とキャパシティ
Cisco Plus Japan 2011
分散化
グローバルDC戦略 距離と遅延や提供サービスの重要度に応じて、 分散仮想DCのバリエーションが発生する
リージョナル
グローバル
メトロ
バリエーション III: メトロ仮想 DC (MVDC) 都市圏内のペア化されたDCとリモートDRサイトにてサービス提供
Target: agile and resilient hosting for latency sensitive
and dependency-sensitive services
Clients: Business transactional services
バリエーション II: リージョナル仮想 DC (RVDC) 極内の単一DCよりサービスを提供
Target: latency tolerant services w/o dependencies;
Clients: CA, Diversity at low cost
バリエーションI:グローバル仮想 DC (GVDC)
2つ以上の大陸に分散配置し、サービスを提供 Target: services with tight user experience or regional requirements
Clients: Diversified businesses, CA, CDO, content,
communication and collaboration
例:
WebEx, Ironport, TAC, Clearcase,
Active Directory,
Cisco.com Content
Varying
distance/latency
例:
FTP.cisco.com, GDCP Migration,
Acquisition integration,
DC/site consolidations
例:
Cisco Commerce Workplace (CCW),
Enterprise Resource Planning (ERP)
Cisco Plus Japan 2011
シスコのグローバルWANバックボーン
OC3 / STM1
OC12 / STM4
OC48 / STM16
欧州 北米 アジア太平洋
New York
LAX
Sau Paulo
Orlando Bahrain
中南米 中東
Tokyo
Singapore
Bangalore
Sydney
Amsterdam
London Brussels
Shanghai San Jose
RTP
Hong Kong
10GigE
Cisco Plus Japan 2011
グローバルDC移行プログラム 移行対象アプリケーション
ビジネス及び クライアント
エクスペリエンス
ビジネス アプリケーション
プラットフォームアプリケーションサービス
基盤サービス
Sales, Mkt, Mfg, Engr, IT Workforce
Business Services ERP, CRM, Records Mgmt
Client Services Web Conferencing eMail, vMail
SOA-based
Pricing
Quoting
Configuration
SOA-based
Location Services
Presence
Calendaring
Database Messaging Services AuthC /AuthZ App Servers Directories
OS Services
IPAM Services
File / Block Services
Data Services
Network Services
Storage Servers Network
全1540業務アプリケーションのうち: 2010会計年度:30%のアプリケーションを移行 2011会計年度:54%のアプリケーションを移行 2012会計年度:5%のアプリケーションを移行 残る18%のアプリケーションについては利用を停止する
プラットフォームサービスの95%の機能を新しいDC、 およびUCS上で実現 業務アプリケーションの移行計画に連動して、プラットフォームの 移行を実行中で、これを機にアーキテクチャの改新を実施
インフラサービスの99%の機能を新しいDC、 およびUCS上で実現 全ての基盤サービス機能が移行され、まさに”ネットワークが プラットフォーム”を実現
Cisco Plus Japan 2011
旧プラットフォームからCisco UCSへの移行
全世界で6,000台以上のUCSブレードを展開済み
X86 仮想マシン (VM)
X86 ベアメタル (BM)
レガシー UNIX (Non-x86)
• VM間での移行を実施
• 2011年1月に完了
• 6,500以上のVMがUCSにて稼働
•ハードウエアの償却にあわせて仮想化および統合化プラットフォームへ移行
• 2011年中に完了予定
• Oracle EBSを含む複数の移行を完了
•移行計画: ビッグ・リトルエンディアン、 ファイルシステムの変換
•コスト削減効果の期待大
UCSがシスコ社内のサーバー環境の新たな標準となった
Cisco Plus Japan 2011
グローバルでのUCS導入状況
全世界で6,000台を超えるUCSブレードを導入済み
*Count covers all lifecycles and all stages of blade commissioning. Data as of August, 2011
データ
センター
UCS
ブレード数
ALLN 320
GPK 56
AMS 276
BGL 453
CAX 256
IRV 72
LWR 35
MTV 66
RCDN 2304
RTP 662
SJC 1433
SVL 122
Cisco Plus Japan 2011
データセンター運用モデル
利用オプション: 自社, リース , マネージド or コロケーション
Infrastructure as a Service (サーバー, ネットワーク, ストレージ)
シスコIT部門及び、DC利用者代表による統治
Data Center as a Service (スペース, ラック, 電源, 冷却)
コーポレート 業務アプリ
サービス利用者
統一された全社レベルのプロセス (ERP, 課金, ID管理, セキュリティ及びデータ)
コラボレーション プラットフォーム
顧客 プラットフォーム
R&D セキュリティ プラットフォーム
IT管理 事業部門管理
Cisco Plus Japan 2011 Cisco Plus Japan 2011
社内クラウド展開
Cisco Plus Japan 2011
クラウドを利用したサービスやソリューションの適用範囲が急速に拡大中
クラウドインフラストラクチャー より早く、柔軟にサービスを提供
Cisco
Services
IronPort
Cisco
IT
Cisco
Development
Office
Consumer
Software as a Service
アプリケーション、コラボレーション等
WebEx, Salesforce.com, オンデマンド
Platform as a Service
ミドルウェア, ディレクトリ等
Google Apps, WebEx Connect
Infrastructure as a Service
サーバー,ストレージ, ネットワーク
Amazon EC2, Savvis, Terremark
Data Centre as a Service
DC施設, 電源, 冷却
NDCS, CDO, WebEX, IronPort
Cisco Plus Japan 2011
• ワークフローシステム
• 外部向けオファー
• プライベート・パブリック
のハイブリッドモデル
CITEISを実現するメインコンポーネント
CITEISを実現するために必要なコンポーネント
• UCS
• Nexus 7000
• ACE
• GSS
• MDS
• NAS Storage
• SAN Storage
• Catalyst 6500
• Nexus 1000v
• Global UCS Manager
• Virtual Security Gateway (VSG)
• Service Catalog
• EMAN
• VMware ESX
• Windows Server
• Linux
• Provisioning
• Entitlement
• Lifecycle management
• Capacity and asset management
• Discovery and audit
ハードウェア ソフトウェア プロセス
CITEISの拡張要素
Cisco IT Elastic Infrastructure Services CITEIS – シスコITが提供する柔軟なインフラストラクチャサービス
Cisco Plus Japan 2011
CITEIS: 社内クラウド適応領域
インフラサービス • Cisco Security
Agent
• DNS / WINS
• Active Directory
• Anti-Virus
• Connected Backup
• Credant
• Kicker
• Citrix
Compute Storage Network
ダラスDC #1
Compute Storage Network
ダラスDC #2
Compute Storage Network
アムステルダム
Compute Storage Network
分散DC
モビリティサービス • Blackberry
Enterprise
• Mobile Mail
プラットフォーム
サービス • Cisco Connection
(CCIX)
• Cisco Enterprise Portal
ITサービス • Remedy – Issue Mgt
• Softracker
• eCommunities
ビジネスサービス
・Cisco Smart Care
• Cisco Service Validation
• Cisco Connected
• Workplace (CCW)
• IWE Quad
• HRMS
• EIAM (Identity Mgt)
• Business Objects
• Informatica
• Demantra (Demand
• Planning)
• Sabrix (taxes)
• NetForensics
Cisco Plus Japan 2011
CITEIS Gen2 の主な機能 Enables Service Provider & Client Success
• クライアントサービスポータル
• プリペイド&オンデマンド サービス
• カスタマイズされたイメージ およびアプライアンス
• サポートサービス
• 高再現性ソリューション
• 利用状況の測定と課金
•セキュリティとセグメント化
• IaaS向けAPI
Cisco Plus Japan 2011
CITEIS Gen2 の運用および利用イメージ
Policies &
Governance テナントの承認および
管理
標準オプションの
策定とリリース
ITインフラチーム
Management
サービスカタログ上のクライアント別カスタマイズオファ
ー/イメージ
契約済クライアント向けセルフサービス
Developers
Self-Service IT Storefront 利用状況の管理
チャージバック/
ショーバック
19
Security
Ops
DR
Network Storage
リソース
アロケーション
オーケストレーション
自動アロケーション
ライフサイクル管理
利用状況の報告
Cisco Plus Japan 2011
CITEISサービス提供ワークフロー
VMware vCenter VMware
vSphere(ESXi)
Virtual
DC 1
Virtual
DC 2
NAS Storage
vCloud Director
課金
システム
利用者(シスコ社員)
契約済
リソース
管理ポータル
. . . Cisco UCS
クラウド ポータル インフラ
サービス
オファリング vLan S
erv
ices
vLan S
erv
ices
テナントVDC
エクスプレス
VDC
APIs
TEO
VMware
Chargeback
構成管理DB
ケース
管理
VMware
vSphere(ESXi)
VMware
vSphere(ESXi)
発行
イメージ管理 & PaaS
Service Assurance
課金
Opportunity Corner
イメージ管理 IPAM
GRC IDM
Cisco Plus Japan 2011
CITEISロードマップ
VMの自動プロビジョニング
UCSプラットフォームの自動構成
サービスカタログ化
利用量計測と、可視化
DMZ機能のオファー
マルチテナント化
セルフサービスパイロット
監視機能の充実化
Image storefront を用いたPaaS実現
拡張スケーリング
サービスアシュアランス
統合変更管理
ポリシー管理
複数サービスレベルか
ネットワークおよびサーバーのロードバランス自動プロビジョニング
クラスターレベルでの所要量管理
VMのスワップ
newScale self-serviceの導入
Tidal EOを用いたオーケストレーション
IaaS APIサポート
マルチテナントのメニューの拡充
利用料測定と課金
自動化コンプライアンス対応
第1世代
変更要求ポータル VM, SLB, DMZ and Tiering
セルフサービス/ PaaS実装
セルフサービスモデル+拡張クラウド
今日
バースト対応 – パートナークラウドの利用
Change transparency
ワークロードベースの動的リソース配分
クラウドストレージ – NAS
ポリシー管理
導入予定 導入済み
CITEIS 第2世代 さらなる拡張 革新
Cisco Plus Japan 2011
CITEIS Gen2 仮想DCオファリング
テナントのニーズに応じてCITEISの仮想DCを
カスタマイズ
テナントオーナーが必要な”ピース”を選択し、ITサービス基盤上に仮想DCを構築する
柔軟なCITEISの仮想DC
仮想インフラは要領の追加だけでなく、削除も簡単に行う事が可能
サービスカタログの積極的な利用
仮想
リソース
• 仮想CPU (GHz)
• 仮想メモリ
• セグメントVLAN
ストレージ
サポート
オプション
• 社内ITマネージド
• セルフサービス
サービス
タイプ
• 内部利用
• DMZ
テナント
仮想DC
Cisco Plus Japan 2011
CITEIS 仮想データセンター(VDC) テナント自身がカスタマイズ可能
CITEIS プライベートクラウド
テナント管理
内部 VDC
Large IT 管理
内部 VDC
Jumbo
Medium Medium
テナントA テナントB テナントX
120 VM
Capacity
360 VM
Capacity
テナント管理
内部VDC
Mini Medium
Mini
45 VM
Capacity
Value Adds
Value Adds
Value Adds
テナント自身がサービスとサポートのニーズに応じてVDCを定義・構築する
現行の利用状況をもとにテナント自身が必要に応じてリソースの追加をすることができる
IT管理
DMZ VDC
Small 25 VM
Capacity Value Adds
Cisco Plus Japan 2011
CITEIS TCO及び要求から実装のサイクルタイム クラウドで俊敏性とコストメリットの双方を実現
$0
$500
$1,000
$1,500
$2,000
$2,500
$3,000
$3,500
$4,000
Legacy (rackmount); allphysical
Legacy; mediumvirtualization (54%)
Current state; 46/54%Legacy/UCS; 75%
Virtualized
Target state; 100%UCS/Cloud; 80%
virtualization
物理サーバーTCO
仮想サーバーTCO
サーバー TCO
($/Qtr/OSインスタンス)
要求→実装 時間
6 - 8 週間 (オンデマンド)
2 - 3 週間 (マニュアル )
15 分 / VM (2-9日 E2E)
15 分 (セルフサービス) -
仮想化 > Cisco UCS > クラウド