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スマートプレートとは・・・スマートプレートとは・・・概要概要
・現行ナンバープレートの情報及び自動車登録ファイルに記載されている車両の諸元情報をナンバープレート上のICチップに記録したもの
・ITSの普及を図る上で不可欠な個車情報に関する自動車インフラとして整備
・調査検討委員会を2000年より設置・走行中の情報を認識する技術の実証実験を実施中・自然環境に対する耐久性の研究・セキュリティ対策に係る技術・運用検討
活用事例
目 的送受信アンテナ
情報管理システム
無線通信
・自動車登録情報の電子情報化
・車両の諸元データ
・その他民間利用データなど
・路側アンテナ機器にてデータ認識
・重要施設における業務車両 出入管理
・イベント等関係車両の出入管理
・物流・旅客流の最適化
・公共交通機関・運行の支援
・検査場における効率化
・低公害車等への優遇
情報読み取り機器
無線モジュール
スマートプレートとは ・・・目的と活用事例 スマートプレートとは ・・・目的と活用事例
○共通基盤インフラとして位置付け-スマートプレートによって技術的に実現可能性の
あるシステム-システムがもたらす社会的な意義の提示-スマートプレートに記録させる情報内容の検討-スマートプレートを使用したシステムの規模の推定
スマートプレート導入検討の概要スマートプレート導入検討の概要
○実験の実施(DSRC5.8GHz電波を使用)-平成12年~14年度に実証実験を実施・テストコースでの実験・発行管理の実証実験・東京都駐車場公社でのフィールド試験・苫小牧フェリーターミナルでのフィールド試験
-平成15年度における実証実験・成田空港でのフィールド試験・名古屋市長者町でのフィールド試験
○運用体制の検討-スマートプレートの管理方法-セキュリティ確保(プライバシー保護、不正使用防止)-拡張性
○周辺環境の整備-費用負担のあり方-利用のための体制-広報活動
○技術仕様の検討-実証実験評価項目の選定-技術検討(電源、電波モジュール、アンテナ取り付け方法、
専用ICチップ)-基礎実験(電界強度、通信エリア、外部からの影響、耐久性、
車両スピードの変化 等)-複数の車両による実験(車種による電波への影響、走行状
況 等)-実際の運用をテストするフィールド実験-セキュリティ技術の検討(耐タンパ性能、暗号、認証、等)
現在検討中の仕様現在検討中の仕様
周波数 5.8GHz帯 ASK変調 1周波数固定
通信速度 1Mbps
電源 内蔵電池(5年間×50回/日通信)
アンテナ部外形寸法 30mm×30mm以下(ナンバープレート内の専有面積) データ容量 2000Byte以下
公的エリア:1400Byte 民間エリア:600Byte
アクセス制限セキュリティ階層を持つ
停止時 Readand Write
走行時 Read Only
走行時認識データ 100Byte以下 *180Km/h 走行
スマートプレート識別情報 アプリケーションID等
車両識別子 車両分類(大型・小型等) 低公害・燃料種別等
Ipv6識別子
自動車登録番号 ナンバープレート表記事項
車両の諸元 車両重量・長さ・幅・高さ
テストコースにおける実証実験
①停止状態での電波の特性
②雨や雪、温度等の環境の影響
③走行状態(1台)での電波の特性
④車種による違い
⑤複数台走行の場合の動作確認
⑥電源についての検討 等
フィールド試験
①東京都駐車場公社
②苫小牧港フェリー埠頭
③名古屋市長者町共同荷捌き場
④成田空港駐車場
スマートプレートの実証実験概要スマートプレートの実証実験概要
Wake-up回路
成田空港駐車場フィールド試験で使用するスマートプレート
スマートプレートのスマートプレートのテストコースにおける実証実験のテストコースにおける実証実験の結果結果
電波暗室での基礎試験 環境通信試験(雪付着)
①停止状態での電波の特性
・車両のボンネットやバンパーによる電波の反射、減衰などの
影響を確認
②雨や雪、温度等の環境の影響
・着氷、氷結、雪、泥などの影響により電波の減衰を確認
③走行状態(1台)での電波の特性
・車両の速度を変化させても、電波特性に影響はないことを確認
④車種による違い
・大型車両の後方ナンバープレート位置では、通信不可能な
車種が存在する
⑤複数台並んで走った場合の動作確認
・近接した車間距離では、通信エリアが50%程度減少する
・同一および隣接レーンの車両による反射波の影響を確認
⑥電源についての検討
・ナンバープレート位置の温度環境は外気温度同等
・低温環境下で、動作電圧を確保できない場合がある
個車識別が必要な場合、通信エリアを絞り込んだアンテナ設計が必要である
低温環境で動作可能な電池の開発回路の低消費電力化ICチップの動作電圧レベルの改善電池の容量UP 等の改善が必要である
車両設置による影響・雪などの影響を考慮した受信電力の設計マージンなどを取り決める必要がある
アンテナ
車間:200cm
複数台車両での通信試験
スマートプレートのフィールドスマートプレートのフィールド試験試験東京都駐車場公社におけるスマートプレート利用東京都駐車場公社におけるスマートプレート利用
スマートプレート情報の取得
入場情報日時・割引対象車両
出口精算 (車種判別割引)
(定期車両認識)
実験概要
・規模 1カ所 車両100台
・定期契約車両の自動認識 ・東京都保有車両の自動認識 ・駐車料金割引対象車両 ・低公害車に対する割引
・アプリケーション事例としての有効性精査
・スマートプレート装着車データの精査
・通信データ内容の精査
入庫情報品川599さ4249 低公害車品川591を1234 品川588お9876 定期契約車 :
定期契約車はゲートを自動オープン
スマートプレート情報
品川599 さ 4249
超-低排出ガス
平成12年度基準 排出ガス75%低減
ゲートの 自動オープン
出口料金所写真
フェリー乗船口
シャーシ後方の スマートプレートを認識
SP
乗船シャーシ駐車場入口
アンテナ
実験概要
・規模 アンテナ3カ所 車両 30台
・フェリー搭載シャーシの№・仕様を 自動認識し、乗船・下船リストの 自動化を実施
・アプリケーション事例としての有効性精査
・路側アンテナ・電波モジュール設置環境評価
スマートプレートのフィールドスマートプレートのフィールド試験試験次世代シャーシ管理への応用~苫小牧港フェリー埠頭~次世代シャーシ管理への応用~苫小牧港フェリー埠頭~
埠頭入口アンテナ
スマートプレート情報の取得
+タイムスタンプ入力
室蘭100え2636長さ 13m幅 250cm 高さ376cm重量28000Kg+入場時刻 Jan.24 13:15
室蘭100え2636通過情報
フェリー乗船情報
HP公開
スマートプレートのフィールド試験スマートプレートのフィールド試験名古屋市長者町共同荷捌き場管理システム名古屋市長者町共同荷捌き場管理システム
実験概要
・規模 アンテナ4カ所 50台
・携帯電話で駐車スペースを予約した車両をスマートプレートで識別
・スマートプレートによるゲートの自動操作
・荷捌きシステムの有効性評価
ゲートシステム
電光掲示板(SP情報表示)
SP通信により、電光掲示板表示&駐車場ゲート開閉
駐車場ゲート
路側機
スマートプレート
スマートプレートのフィールド試験スマートプレートのフィールド試験((成田空港駐車場における車両識別システム成田空港駐車場における車両識別システム))
進入路
ゲート
側面に設置上部に設置
側面に設置
守衛所アンテナ設置箇所実験ポイント
実験概要
・規模 アンテナ6カ所 スマートプレート100枚
・地下駐車場の通路を走行する自動車を検知
・電池内蔵式のスマートプレートの試験
・スマートプレートを自動車の前後に装着して、読み取り性能を評価
・アンテナの設置方法による違いを評価