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デジタルトランスフォーメーションを実現する
ストレージ選びの考え方
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デジタル社会の実態ーデータを持つ企業の台頭
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デジタル社会の到来により、スマートデバイスが普及し、多くの人がリアルタイムでオンラインの情報に接触する機会が増え、企業もデジタルを介して情報を収集する機会が急激に増加しています。現代のようなデジタル社会では、データが企業の成長戦略にとって、最も貴重な資源であると言われています。データの蓄積・管理・活用が企業のインフラ戦略の重要な要素であると理解して、急速に増え続けるデータに対応することができる企業は、他社に比べ確実に競争優位性を持つことができます。2006年と2016年の最も時価総額の高い企業を比較すると、2006年には上位を占めていた大手石油会社がランキングから姿を消し、�大量のデータを扱う企業がその地位を奪っていることが分かります。保有するデータをいかに管理し、活用できるかが、ビジネスプレイヤーが早い速度で交代する現在を企業が生き抜く必須条件となりつつあるといっても過言ではありません。
出典: Yahoo! Finance,Forbes, Statista
世界の時価総額上位企業比較(2006年、2017年)
ExxonMobil
General Electric
Microsoft
Citigroup
BP
Apple
2006 2017
Alphabet
Microsoft
Amazon
Tencent
Royal Dutch Shell
Tech
Oil/Energy
Financial Service
Conglomerate
$362.5billion
$348.5billion
$279.0billion
$230.9billion
$225.9billion
$203.5billion
$889.0billion
$718.8billion
$645.9billion
$549.1billion
$529.9billion
Facebook $528.5billion
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敏捷性がもたらす変革の牽引力
変化の激しい企業環境を確実に予測することはできません。すぐにトライし、失敗したとしても、その早期失敗を生かして成功に導けるような俊敏性が企業成長の武器となります。
未来の完全予測はできません。いかに俊敏性を持って変化に対応できるかが企業の成長を支えるための必須条件となります。
デジタル化の流れもまた、止めることはできません。これからの企業には、デジタルテクノロジーを駆使して、顧客に価値を提供し続けるための3つの仕組みが必要です。
変革をもたらす俊敏性に必要な3つの要素
これまでになかったデジタルエクスペリエンスを
提供して成長するための革新的なアイデア
革新的なアイデアを即座にビジネス適用するための
ソフトウェアとサービス展開するためのDevOpsチーム
サービスの結果を展開および結果の
分析・評価ができる俊敏なインフラストラクチャー
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俊敏なインフラストラクチャーに求められる要件とCIOの課題
従来のレガシー ITは、これまでのベストプラクティスの集積であり、ビジネス部門のユニークなニーズに対応して構築されており、相互互換性を失っています。俊敏なインフラストラクチャーを実現するために、クラウドの導入が進み、ITがインフラストラクチャーを提供する方法も変化してきました。既存のITインフラストラクチャの現状を維持しながら、新しい期待に応える事がCIOにとって大きな課題です。そして、ビジネスの急速なデジタル化によって、企業が保存すべきデータが爆発的に増え、ITインフラストラクチャ―の中で、ストレージの存在感が大きくなってきました。従来のストレージ専用製品では、コスト面や運用面で対応しきれなくなったなってきてたのも大きな課題です。その課題を克服するためには、適切なストレージのアーキテクチャーと管理手法を選択し、クラウドと仮想化環境におけるボトルネックにならないように、ITインフラストラクチャーとしてのトータルな俊敏性を確保することが欠かせません。
CEOのプライオリティ CIO のプライオリティ
シンプル化
コスト削減ユーザー体験の向上
企業競争力イノベーション
ビジネスの俊敏性
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出典: IDC, 2017
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適切なストレージソリューションを選択するためには、ワークロードの重要性と特性を理解する必要があります。− One Size Doesnʼt Fit All −
企業は、4つの異なるガイドラインを検討して、組織の適切なストレージプラットフォームを決定できます。
■High strategic business value/High business priority: 第1象限: DB、CRM、ERP、意思決定サポートなど提供するビジネス価値が高く、優先度も高いこの象限に位置する分野では、瞬時のレスポンス、激しく変化する情報の分析を実現するため、オールフラッシュアレイ(オールフラッシュストレージ)またはソフトウェアによるストレージ管理に再設計する必要があります。
■High strategic business value/Low business priority: 第2象限:財務分析、サプライチェーン、データ分析など主要ビジネスアプリケーションの多くはここに位置付けられ、データは安全に保存されている必要があります。エンドユーザーが瞬時のレスポンスを必要としない場合は、優先度を変更してハイエンドストレージまたはハイブリッドアレイとするのがよいでしょう。
■Low strategic business value/High business priority: 第3象限:ファイル印刷、給与計算、HRアプリケーションなど主に従来のアプリケーションであり、第1または第2象限のシステムに留まるほどクリティカルなものではありません。企業がデータにアクセスする必要性は徐々に低下するため、この象限のデータは仮想ストレージや一般的なストレージが適しています。
■Low strategic business value/Low business priority: 第4象限:電子メール、ソーシャル、Webなど重要性は低いものの、バックアップが必要な場合はパブリッククラウドにリダイレクトする必要があります。
High
Low BUSINESS VALUE
Web
CRM
ERPDecisionSupport
HRApps
PayrollAP/AR Database
Engineering
CollaborationSocialBiz
FilePrint
FinancialAnalytics
SupplyChain
DataAnalytics
Highly Virtualized/Commodity Storage
All Flash Arrays/SW Enabled
Public Cloud Traditional HE/Hybrid Arrays
PRIO
RIT
Y
High
Low Strategic Value,High Priority
=RETAINHigh Strategic Value,High Priority
=RE-ENGINEER
Low Strategic Value,Low Priority
=REDIRECTHigh Strategic Value,Low Priority
=RE-PRIORITIZE
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データの効率的管理のために
データを持つことと効果的に管理することは別の問題として捉えなければなりません。企業内のレガシー ITは、非常に貴重なデータを守っています。そのため、多くの場合、新しいサービスを既存データと結びつけることは困難であり、企業が抱える課題となっています。
また、IoTのセンサーデータやログデータ、ドキュメントアーカイブなど企業が分析のために保存し続けるデータが爆発的に増え、従来型のストレージ専用製品では運用面やコスト面で対応しきれなくなりました。
データを持つ ≠ データを管理する
現在のITの世界において情報量は爆発的に増加し、今や予測困難です。このような状態に対して、必要な時に簡単に拡張できることが求められるとともに、リソースを無駄なく利用できる効率性、手ごろな価格で購入できる経済性が必要です。
複雑化する運用コストを解決するためには、繰り返し発生するインフラ調達と設定、管理の手間の効率化も欠かせません。
従来のシステムに格納されているデータもあります。データの保存場所に関係なくデータにアクセスできることが求められます。オンプレミスおよびクラウドストレージ間でファイルとオブジェクトデータを同期させるのは必要要件となります。アクセスできることが求められます。オンプレミスおよびクラウドストレージ間でファイルとオブジェクトデアクセスできることが求められます。オンプレミスおよびクラウドストレージ間でファイルとオブジェクトデアクセス
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ビジネスインパクトを与えるデジタルトランスフォーメーションを支えるにはSDS(Software Defined Storage)
データ量の爆発的な増加は、従来の保存方法でかけられる IT 予算を上回るペースとなりました。ストレージ対してはこれまでにないアプローチが求められ、ストレージの仮想化が有力な選択肢として注目を浴びています。
サーバーやストレージコントローラーといったハードウェアや高速なSSDが比較的安価に安定供給されるようになり、カスタムハードウェアを取り除いたコモディティコンポーネントとソフトウェアで提供できるようになりました。
SDSは、分散している記憶装置をソフトウェアで管理して全体を大きな記憶装置として定義、使用効率を高めます。
ソフトウェアベースのプラットフォームに移行することで、パブリッククラウドとの統合という運用上のメリットが得られるようになります。
コストを下げ、従来のデータ資産を生かしながら、新たなビジネス価値を生み出す俊敏性を持つことができます。
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LenovoのSDS 製品
Lenovoは、2017年4月にLenovo Datacenter Group(DCG)を設立し、独自のパートナーシップを通じてさまざまなソフトウェア定義ソリューションを提供することを目指しています。
レノボのSDS製品には、アプライアンスモデルとリファレンスアーキテクチャモデルの2種類があります。リファレンスアーキテクチャモデルは、パートナーソフトウェアを実行するために、検証済みの構成と設定などのベストプラクティスをまとめたものです。アプライアンスモデルは、レノボとそのパートナーがアイデアから製造まで深く関わり、製品を市場に投入する際に、構築・調整されたモデルです。
Lenovo ThinkAgile DX8200C powered by Cloudian◯ 効率性に優れた低価格の大容量ストレージを提供◯ ギガバイトあたりわずかな月額コストで、Amazon S3 準拠の フル機能を備えたストレージを容易にオンプレミス構築可能
Lenovo ThinkAgile DX8200D powered by DataCore◯ ブロックストレージを設計して、操作を簡素化しつつ パフォーマンスを向上させる
Lenovo ThinkAgile DX8200N powered by NexentaStor◯ ユニファイド(ファイルおよびブロック)ストレージの 導入を簡素化・加速
Capability
Data type
Performance
Latency
Capacity
Access to open APls
Hybrid cloud
Total cost of acquisition (TCA)
Total cost of ownership (TCO)
Scaling type
DX8200C
Structured & unstructured
Low performance
High latency
Very high capacity,into 10s PB
100% S3 Compatible
Yes
Very low
Very low
Scale out
DX8200D
Structu red, blockdata
Very high performance
Very low latency
from 20TB to 100sTB (block)
Open Stack support
No (no backup to cloud)
Low
Low
Scale out
DX8200N
Structured &unstructured, butmostly used forstruct ured
Low performance
High latency
High capacity, up to5PB in 1 cluster
Open Stack support
Yes
Very low
Very low
Scale up
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Lenovo、Lenovo ロゴ、System x、ThinkServer、ThinkAgile、および XClarity は、Lenovo Corporationの商標です。Intel、インテル、Intel ロゴ、Ultrabook、Celeron、Celeron Inside、Core Inside、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Intel Inside、
Intel Inside ロゴ、Intel vPro、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、vPro Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Intel Optane は、アメリカ合衆国および / またはその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。
従来型ストレージの課題であったコストと運用のスピードを、
一挙に解決するSDSでビジネスの成長をいち早く実現