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メモリ階層の深化に対応するメモリアクセス解析ツール
[2]松原 裕貴, 佐藤 幸紀, メモリトレース解析によるアクセスパターンのモデル化. 並列/分散/協調処理に関するサマー・ワークショップ(SWoPP2013北九州)
北陸先端科学技術大学院大学 / JST CREST 松原 裕貴, 佐藤 幸紀
Exana:LCCT+M
実駆動型アプリケーション解析ツール Exana[1]
メモリアクセストレース W8@4007ce 7fffa9876810 W8@4007d2 7fffa9876808 W8@4007dc 7fffa9876788 R8@400638 602540 W8@40063e 7fffa9876780 R8@400618 602528
実行バイナリ
HPCアプリで生じる大量かつ複雑なメモリアクセストレースから、メモリアクセスパターンモデルを用いてメモリアクセス命令毎のアクセスパターンの検出および解析を行うツールの開発
研究概要
メモリアクセスに関する最適化の支援を行う (キャッシュブロッキング、プリフェッチ等)
メモリアクセスパターンの検知[2] メモリアクセス命令毎に4つの基底パターンまたは複合パターンの検出と分類分けを行う
Fix / Seq
基底パターン: ①Fix ②Seq ③Str ④SeqStr
Fix / Seq d_offset *i
repeat
複合パターン:1つのメモリアクセス命令が複数の基底パターンを含む場合
例:Fix R4@001=REP5Seq[4x5] 例:SeqStr R4@002=Str[4x3](+8+[4x3])*4
R4@003={ 基底パターン +p_offset+ 基底パターン +p_offset+ 基底パターン }
アクセスパターンの再帰的検出
[1] Yukinori Sato, Yasushi Inoguchi, Tadao Nakamura, Whole Program Data Dependence Profiling to Unveil Parallel Regions in the Dynamic Execution, 2012 IEEE International Symposium on Workload Characterization,pp.69-80,2012/11/5
メモリ アクセス トレース
複合パターン内の基底パターンをID変換し、基底パターンと同様のアクセスパターンモデルを用いて再帰的にアクセスパターンの検出を行う
ID変換とアクセスパターンの検出を再帰的に行う
Memory instruction name:R4@401991 Source:jacobi stack_himenoBMTxps.c:269 Symbol: a, Section: .bss, ---Pattern model count--- [4x12,(_12_,4x12)*6]: 4781/4781 ---Offset count--- 12: 4781/9561 192: 4098/9561 -4008: 682/9561 R4@401991 ---Level 2 ID pattern model--- REP_683:[[ID6],(+192+[ID6])*6] SE_Dist:4008 R4@401991 ---Level 2 Including ID Info--- [ID6]: [[ID5],(+12+[ID5])*6] SE_Dist:408 R4@401991 ---Level 1 Including ID Info--- [ID5]: 4x12 SE_Dist:1
1つのメモリアクセス命令の解析結果の例
…
…
スライド番号 1