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平成24年10月 平成24年10月 平成24年10月 平成24年10月 コミュニティバス「もくせい号」 に関する意見交換会

コミュニティバス「もくせい号」 に関する意見交換 …...住民移動実態アンケート調査結果 •検討委員会では、今後のコミュニティバス「もくせい

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Page 1: コミュニティバス「もくせい号」 に関する意見交換 …...住民移動実態アンケート調査結果 •検討委員会では、今後のコミュニティバス「もくせい

平成24年10月平成24年10月平成24年10月平成24年10月

コミュニティバス「もくせい号」

に関する意見交換会

Page 2: コミュニティバス「もくせい号」 に関する意見交換 …...住民移動実態アンケート調査結果 •検討委員会では、今後のコミュニティバス「もくせい

とき・ところとき・ところとき・ところとき・ところ① 10月24日(水) 午後 7時から 菅谷台集会所

② 10月25日(木) 午後 7時から 寒川総合体育館会議室

③ 10月26日(金) 午後 7時から 北部公民館会議室

④ 10月28日(日) 午前10時から 倉見大村地域集会所⑤ 10月28日(日) 午後 2時から 南部公民館視聴覚室

内容内容内容内容① コミュニティバス「もくせい号」の現状について

② 「住民移動実態アンケート調査」の結果について

③ 地域交通のあり方について(意見交換)

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運行経過と検討背景

• 平成14年、道路運送法改正後7路線が廃止

• 平成15年1月、第1期試験運転開始

• 平成15年10月、第2期試験運転開始

• 平成18年7月、第3期試験運転開始

• 平成21年10月、本運行開始

• 平成23年4月、「事業仕分け」でコミュニティ

バス運行事業を仕分け※「事業仕分け」とは、事業本来の必要性などについて、外部の評価者が公開の場で議論し評価する手法。

• 平成24年5月、コミュニティバスのあり方等検

討委員会を設置し、今後のあり方の検討開始

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コミュニティバス運行事業仕分け結果

仕分け結果に対する町の方針

今後、目的や対象者を整理した上で再度見直しの検討を始めます。

検討にあたっては、バス車両による運行に限らずあらゆる交通手段の

可能性や受益者負担の公平性、並びに福祉施策や、他の公共交通との

連携など総合的な検討を行い、その方針を決定します。

「コミュニティバスのあり方等検討委員会」を設置し、現行「コミュニティバスのあり方等検討委員会」を設置し、現行「コミュニティバスのあり方等検討委員会」を設置し、現行「コミュニティバスのあり方等検討委員会」を設置し、現行

運行の検証整理と今後のあり方について、調査検討を開始運行の検証整理と今後のあり方について、調査検討を開始運行の検証整理と今後のあり方について、調査検討を開始運行の検証整理と今後のあり方について、調査検討を開始

•他の事業で代替えできるのでは•現行の方法が適当であるかは疑問。他の方法も含め再検討すべき

•要望はするが乗らない人が多い•対象者を把握し具体的な対策を考えるべき

•受益者負担の公平性について検討が必要 など

仕分け人

不 要

町 民

判定人

要改善

•南ルートは路線バスがあるので不要

•事業者撤退による事業ならば料金を安くする必要はない

•福祉施策に移行すべき•目的意識、ニーズの把握が欠けている

•運行理念の再確認をすべきなど

Page 5: コミュニティバス「もくせい号」 に関する意見交換 …...住民移動実態アンケート調査結果 •検討委員会では、今後のコミュニティバス「もくせい

現在の運行内容(平成(平成(平成(平成23

232323年年年年6666月から)月から)月から)月から)

• 1日11便 7時45分発から17時発

• バス停27箇所

北ルート

• 1日11便 7時45分発から17時発

• バス停25箇所

東ルート

• 1日5便 9時40分発から14時35分発

• バス停25箇所

南ルート

【運行内容】

�運行日:月曜日から金曜日

(年末年始除く)

�運 行:片方向

�運 賃:100円(乗継可能)

�起終点:寒川駅

【運行車両】

�車両:小型低床バス

�乗車定員:34名 車いす1台

�座席数:15席

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ルート

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利用状況(平成23年度実績)

全体 北 東 南

1.運行経費

32,655,00032,655,00032,655,00032,655,000円

円円円 13,304,00013,304,00013,304,00013,304,000円

円円円 13,304,00013,304,00013,304,00013,304,000円

円円円 6,047,000

6,047,0006,047,0006,047,000円

円円円

2.年間利用者

56,17956,17956,17956,179人

人人人 25,053

25,05325,05325,053人

人人人 27,644

27,64427,64427,644人

人人人 3,482

3,4823,4823,482人

人人人

3.1日平均利用

者数(①全体、

②平日、③祝

日)

①①①①217.7217.7217.7217.7人

人人人

②②②②227.3227.3227.3227.3人

人人人

③③③③140.0140.0140.0140.0人

人人人

①①①①97.197.197.197.1人人人人

②②②②101.3101.3101.3101.3人

人人人

③③③③58.658.658.658.6人人人人

①①①①107.1107.1107.1107.1人

人人人

②②②②112.0112.0112.0112.0人

人人人

③③③③71.871.871.871.8人人人人

①①①①13.513.513.513.5人人人人

②②②②14.014.014.014.0人人人人

③③③③9.69.69.69.6人人人人

4.1便あたりの

利用者数

8.18.18.18.1人人人人 8.8

8.88.88.8人人人人 9.7

9.79.79.7人人人人 2.7

2.72.72.7人人人人

5.運賃等収入

額(収入率)

5,264,7005,264,7005,264,7005,264,700円

円円円

((((16.116.116.116.1%)%)%)%)

2,261,3002,261,3002,261,3002,261,300円

円円円

((((17.017.017.017.0%)%)%)%)

2,656,5002,656,5002,656,5002,656,500円

円円円

((((20.020.020.020.0%)%)%)%)

346,900346,900346,900346,900円

円円円

((((5.75.75.75.7%)%)%)%)

7.公費負担額

(公費負担率)

27,390,30027,390,30027,390,30027,390,300円

円円円

((((83.983.983.983.9%)%)%)%)

11,042,70011,042,70011,042,70011,042,700円

円円円

((((83.083.083.083.0%)%)%)%)

10,647,50010,647,50010,647,50010,647,500円

円円円

((((80.080.080.080.0%)%)%)%)

5,700,1005,700,1005,700,1005,700,100円

円円円

((((94.394.394.394.3%)%)%)%)

8.1人の移動に

かかる経費

581581581581円円円円 531

531531531円円円円 481

481481481円円円円 1,737

1,7371,7371,737円

円円円

9.1人の移動にか

かる公費負担額

488488488488円円円円 441

441441441円円円円 385

385385385円円円円 1,637

1,6371,6371,637円

円円円

※運行経費は全体経費から運行便数の案分により算出

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近隣市の利用者数(平成23年度実績)

ルートルートルートルート

便数便数便数便数

////日日日日

利用者利用者利用者利用者

////便便便便

利用者利用者利用者利用者

////日日日日

①北

11 8.8 97.1

②東

11 9.7 107.1

③南

5 2.7 13.5

①中海岸南湖循環市立

病院線

26 25.0 650.5

②北部循環市立病院線

20 5.7 113.9

③鶴嶺循環市立病院線

20 8.3 165.9

④東部循環市立病院線

18 9.2 165.4

①北部

12 24.3 291.9

②南部

11 53.6 589.4

相模原

①橋本~相模川自然の

23 10.2 234.2

ルートルートルートルート

便数便数便数便数

////日日日日

利用者利用者利用者利用者

////便便便便

利用者利用者利用者利用者

////日日日日

①市役所~かしわ台駅

~市役所

10 16.6 165.6

②市役所~相模大塚駅

7 20.8 145.6

③市役所~上土棚団地

~市役所

9 11.6 104.8

④市役所~上土棚北

(中原公園)~市役所

5 4.8 23.9

⑤市役所~高座屋内温

水プール

5 7.1 35.3

①国分

20 10.9 218.7

②上今泉

18 12.7 228.0

③大谷・杉久保

18 8.8 158.8

④本郷

16 3.0 48.1

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近隣市の運行経費等(平成23年度実績)

運行経費①運行経費①運行経費①運行経費①

運賃収入②運賃収入②運賃収入②運賃収入②

収入率(②収入率(②収入率(②収入率(②/

///①)①)①)①)

その他収入③その他収入③その他収入③その他収入③

収入率(③収入率(③収入率(③収入率(③/

///①)①)①)①)

(国庫補助等)(国庫補助等)(国庫補助等)(国庫補助等)

公費負担額④公費負担額④公費負担額④公費負担額④

公費負担率公費負担率公費負担率公費負担率

(④(④(④(④////①)①)①)①)

寒川町 32,655,000円

5,192,700円

15.9%

72,000円

0.2%

27,390,300円

83.9%

茅ヶ崎市

167,801,089円

63,034,462円

37.6%

7,770,000円

4.6%

96,996,627円

57.8%

大和市

72,335,000円

31,829,079円

44.0%

950,000円

1.3%

39,555,921円

54.7%

相模原市 33,343,976円

15,176,639円

45.5%

907,065円

2.7%

17,260,272円

51.8%

綾瀬市 98,169,750円

20,850,509円

21.2%

1,643,000円

1.7%

75,676,241円

77.1%

海老名市 83,292,300円

36,936,070円

44.3%

17,441,000円

20.9%

28,915,230円

34.7%

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近隣市の取り組み①

• 地域主体で交通手段を検討するグループに対して、取り組みがスムーズに進むよう、

運行に至るまでの事業の立ち上げに対して支援を行う制度

• 地域組織を形成し、市の支援を受けながら運行計画を策定し、実証運行を実施。

• 支援内容は、職員派遣、専門家派遣、実証運行等に必要な経費負担など。

• 本格運行は自立運営(採算が見込まれる場合)が前提。(協賛金・自治会負担金等

も含め)

住民主体の運行に向けた支援(横浜市)

地域交通サポート事業

• 「みんなでバスを利用するので、バスを運行したい」と考える地域に対して導入に

関する仕組み(手引き)を策定。

• 地域組織を形成し、地域は住民意向把握、運行計画策定協力、運行と利用促進を担

う。

• 支援内容は、需要調査の実施、運行計画検討、初期費用負担、運行補助金負担。

• 運行継続条件:1便当たり10人以上かつ収支率50%以上(コミュニティバスの場合)

住民主体の運行に向けた支援(相模原市)

コミュニティバスの導入手引き

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近隣市の取り組み②

• 市のコミュニティバスが通れない地域において、住民自らが作り出した交通手段で、

自家用車による無償の運送サービス。1,500世帯の地域住民が主体

• 運転手、添乗員はボランティアで運営。

• 車両(ワゴン車)は市が負担、ガソリンなど運行経費は各世帯の負担金や寄付金、

協賛金で賄う。

• ボランティアにより運行経費が抑えられる一方で、タクシー事業との競合、運転手

が高齢者で安全面への不安、事業者同等の保険加入ができないなどの課題もある。

住民による自主運行(大和市)

住民が事業化した交通手段「のりあい」

• 市内の交通空白、不便地域、不採算バス路線の対応策として、地形や道路事

情に応じた交通手段を提供。

• 路線固定型乗合タクシー(交通手段導入の必要性の高い2地区)

• デマンド型乗合タクシー(地形道路事情等を配慮し路線固定よりも要望に応

じて運行することが実効性が高い区域)

• 上地区乗合自動車(バス路線の路線退出対応)

交通不便地域の新たな移動手段(秦野市)交通不便地域の新たな移動手段(秦野市)

路線固定型乗合タクシー・デマンド型乗合タクシー

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近隣市の取り組み③

• 将来にわたって運行継続するためには、利用者の拡大を図り、公的負担等の削減が

必要として、コミュニティバスの運行継続の判断基準となる評価基準を策定。

• 基準となる平均乗車人員を10人、1年間の利用者前年度比8%の増と設定。

• 基準年と比べ「4割以上の増加」または「市の負担3割」の削減が達成できなけれ

ば、運行の見直しを行うとしている。(廃止又は地域主体の運行)

• 目標の達成に向けて、市民会議によるコミュニティバス通信を発行。

継続運行の判断基準(綾瀬市)

コミュニティバス評価基準

• 市では、事業推進のため「情報の共有化」を図り、運行の実施状況等を随時公開。

• 市のホームページで運行の「コスト表示」を随時公開。

• 公開項目は、委託契約額、利用者数、収入運賃、公費負担額等。

情報提供による利用促進(海老名市)

コミュニティバス運行のコスト表示

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住民移動実態アンケート調査結果• 検討委員会では、今後のコミュニティバス「もくせい

号」のあり方等の検討に先立ち、効率的でより望ましい

手法を導き出すため基礎資料となる住民移動実態アン

ケート調査を実施しました。

• アンケートについては、幅広いご意見を把握する意図か

ら、次の方々に調査を実施しました。

住民全般住民全般住民全般住民全般 不便地域

不便地域不便地域不便地域 コミバス利用者

コミバス利用者コミバス利用者コミバス利用者 高齢者

高齢者高齢者高齢者

発送・配布

部数①

2,000世帯 350世帯 204人 250人

受領総数② 630世帯 107世帯 92人 175人

回収率②/① 31.5% 30.6% 45.1% 70.0%

回答者数 1,365人 232人 92人 175人

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•住民全般は全地区から回答があり、概ね10%。•高齢者は、宮山地区を除く全地区から回収•不便地域は倉見地区が9割を占める。(不便地域の対象は倉見地区と、小動地区を対象に設定し調査)

回答者属性(住所)

7%

1%

7%

11%

4%

19%

9%

1%

4%

11%

2%

6%

11%

25%

28%

6%

11%

5%

10%

13%

7%

9%

5%

12%

14%

12%

6%

0%

11%

92%

23%

1%

3%

3%

3%

7%

住民全般(1,365)

不便地域(232)

コミバス利用者

(141)

高齢者(175)

Page 15: コミュニティバス「もくせい号」 に関する意見交換 …...住民移動実態アンケート調査結果 •検討委員会では、今後のコミュニティバス「もくせい

回答者属性(年齢)

•住民全般及び不便地域は各年代層から回答を得ておりそれぞれ約10%前後。•65歳以上の高齢者は、住民全般及び不便地域では約30%、コミュニティバス利用者では56%と高齢者の回答が多い。(町の高齢化率21.1%)

•なお、回答者の性別は住民全般で約7割が女性。

2%

3%

1%

0%

8%

5%

4%

0%

6%

6%

3%

0%

10%

12%

4%

0%

13%

16%

6%

0%

16%

12%

11%

0%

13%

14%

15%

3%

12%

15%

13%

15%

10%

9%

21%

26%

9%

6%

22%

55%

0%

2%

1%

1%

住民全般(1,365)

不便地域(232)

コミバス利用者

(141)

高齢者(175)

60~64歳

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回答者属性(自動車・バイクの運転状況)

•住民全般及び不便地域において、「自動車・バイクを運転する」と回答した人は6割から7割を占める。

•コミュニティバス利用者及び高齢者では「免許を持っていないため運転しない」と回答した人の占める割合が高くなっている。

•高齢者の中で「運転を止められている」と回答した人は5%。

63%

74%

26%

34%

26%

18%

50%

43%

3%

2%

12%

2%

1%

0%

1%

5%

5%

3%

9%

3%

1%

1%

1%

3%

1%

2%

1%

10%

住民全般(1,365)

不便地域(232)

コミバス利用者

(141)

高齢者(175)

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日常的な移動実態(外出目的)

•住民全般及び不便地域では、通勤通学が約50%と最も多く、次いで買い物が約30%を占める。

•コミバス利用者及び高齢者では、通勤通学の割合が小さく、買物が最も多く約50~60%を占める。また通院の割合が13%ある。•調査では2番目に出かける目的についても質問しており、買物が比較的多く、習い事、レジャー等趣味目的の外出が増える。

52%

48%

15%

4%

30%

33%

53%

60%

4%

3%

13%

13%

2%

1%4%

3%

1%0%

0%

0%

1%

0%

4%

3%

3%

3%

4%

6%

3%

3%

4%

2%

4%

7%

3%

9%

住民全般(1,365)

不便地域(232)

コミバス利用者(141)

高齢者(175)

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日常的な移動実態(移動手段)

•アンケートでは、最もでかける外出における移動手段を質問しています(最大3つ)

•住民全般や不便地域では自動車や自転車の割合が高い。

•コミバス利用者は、コミュニティバスの割合が33%と高いことに加え、公共交通全般の利用

割合が高い。

•高齢者は、自転車の割合が最も高いとともに、多様な移動手段を利用している傾向が見られ

る。

25%

26%

17%

30%

5%

5%

3%

2%

28%

36%

6%

13%

10%

14%

10%

10%

5%

1%

5%

7%

3%

2%

33%

12%

16%

8%

11%

10%

3%

3%

8%

6%

1%

1%

4%

2%

0%0%

0%

0%

0%

0%

0%0%

0%

1%0%

0%

4%

3%

1%

6%

0%

1%

1%

1%

住民全般(2,017)

不便地域(338)

コミバス利用者(297)

高齢者(281)

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運賃値上げ時の利用意向(利用者)

•路線バスと同じ水準である170円から220円に値上げをした場合の利用意向は、北ルートで72%が「利用する」と回答し、8%の方が「利用しない」と回答。

•東ルートでは、57%が「利用する」と回答し、23%が「利用しない」と回答。•南ルートでは、43%が「利用する」と回答し、29%が「利用しない」と回答。

43%

57%

72%

29%

23%

8%

29%

20%

21%

南ルート(7)

東ルート

(90)

北ルート

(39)

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路線廃止された場合の行動(利用者)

•もし、利用している路線が廃止されたら場合の行動の変化についての設問に対し、北ルート、東ルートでは、2~5%の方が「外出しない」と回答し、他の手段が

なければ、移動をあきらめてしまう人が存在する。

•南ルートについては、100%の方が「他の手段に変更する」と回答。

100%

76%

59%

0%

2%

5%

0%

22%

36%

南ルート(8)

東ルート(88)

北ルート(39)

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バスを使っていない理由(非利用者)

•バスより他の手段が便利、バスを使う必要がないと回答した人は9割を占め、この方々はバスへの転換が難しいと考える。

•バスを使いたいが利用できないからと回答している約8%はバスへの転換の可能性があり、潜在需要と考えられる。

46%

51%

48%

44%

36%

37%

8%

9%

9%

2%

4%

6%

住民全般

(1,150)

不便地域(186)

高齢者(89)

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48%

32%

50%

56%

59%

55%

41%

20%

12%

11%

33%

47%

18%

30%

28%

28%

15%

21%

5%

8%

18%

13%

10%

13%

4%

5%

8%

12%

4%

7%

24%

12%

2%

6%

6%

8%

8%

9%

12%

13%

7%

13%

14%

5%

5%

14%

8%

5%

5%

5%

14%

6%

0%

6%

4%

11%

9%

17%

3%

6%

4%

8%

13%

16%

27%

31%

13%

5%

0%

4%

8%

11%

53%

24%

14%

10%

52%

14%

5%

22%

2%

4%

12%

17%

15%

13%

26%

33%

16%

30%

28%

19%

17%

26%

22%

17%

5-2 バスが近くを通っていない

5-3 バスは近くを通っているが最寄りバス停が遠い

5-4 町内の目的地まで行くバス路線がない

5-5 町外の目的地まで行くバス路線がない

5-6 バスの本数が少ない

5-7 利用したい時間帯(早朝、夜など)に運行していない

5-8 鉄道への乗り継ぎが悪い

5-9 バスへの乗り継ぎが悪い

5-10 運賃が高い

5-11 定期券・回数券がない

5-12 パスモやスイカが使えない

5-13 土日に運行していない

5-14 身体的理由からバス利用が困難

5-15 コミュニティバス路線の検索システムがない

5-16 バスの運行状況がリアルタイムにわからない

5-17 バス路線やバス停、運行時刻を知らない

コミュニティバスサービスのコミュニティバスサービスのコミュニティバスサービスのコミュニティバスサービスの満足度

満足度満足度満足度【

【【【住民全般住民全般住民全般住民全般8

888%%%%のののの内内内内

訳訳訳訳】】】】

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運行維持への税金投入

12% 44% 20% 13% 11%住民全般

(1,365)

•運行維持への税金投入については、「税金の負担軽減に努めた上で、税金を投入してもよい」と回答した人は44%、20%の方は、「税金を投入する

べきではない」と回答。

Page 24: コミュニティバス「もくせい号」 に関する意見交換 …...住民移動実態アンケート調査結果 •検討委員会では、今後のコミュニティバス「もくせい

サービス改善のための税金投入

8% 49% 20% 12% 11%住民全般

(1,365)

•サービス(ルート、運行本数、時間帯、運行する曜日など)のサービス改善のための税金投入については、「税金の負担軽減に努めた上で、税金を

投入してもよい」と回答した人は49%、20%の方は、「税金を投入するべ

きではない」と回答。

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制度継続のための住民の役割

12% 5% 37% 16% 4% 13% 13%住民全般

(1,365)

•制度継続のための住民の役割については、「住民が利用に努める(目標利用者に達しない場合は廃止する)」と回答した人が37%と最も多く、「住民の一部負

担や協賛金」と回答した人は17%、一方「住民が取り組む必要はない(行政や事

業者が利用促進策を行うべき)」と回答した人は16%。

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意見交換テーマ

テーマ1 日常の移動でどんなことが問題となっていますか。

•日常の移動については、通勤通学、買物、通院、習い事、レジャーな日常の移動については、通勤通学、買物、通院、習い事、レジャーな日常の移動については、通勤通学、買物、通院、習い事、レジャーな日常の移動については、通勤通学、買物、通院、習い事、レジャーな

どが目的として考えられますが、これらの日常の移動において、皆さどが目的として考えられますが、これらの日常の移動において、皆さどが目的として考えられますが、これらの日常の移動において、皆さどが目的として考えられますが、これらの日常の移動において、皆さ

んが感じていること、課題となっていることはありますか。んが感じていること、課題となっていることはありますか。んが感じていること、課題となっていることはありますか。んが感じていること、課題となっていることはありますか。

<アンケート結果>

�日常の移動実態として、最もよく出かける外出目的は、「通勤通学」及び

「買い物」の割合が高く、コミュニティバス利用者や高齢者に特定してみると

「買い物」が5割から6割、通院が13%を占めています。

�移動手段としては、寒川町全般で自動車(28%)や自転車(25%)の割合が

多くなっています。

�コミュニティバス利用者は、コミュニティバスを主な移動手段とする割合が

約3割で、路線バスや鉄道などの公共交通全般の利用割合が高くなっていま

す。

�高齢者は、自転車の利用割合が最も高い(30%)とともに、自分で運転、家

族送迎、コミュニティバス、鉄道といった多様な移動手段を活用しています。

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意見交換テーマ

テーマ2

移動手段を維持するために税金を投入することにつ

いてどう思われますか。

•コミュニティバス「もコミュニティバス「もコミュニティバス「もコミュニティバス「もくせい号

くせい号くせい号くせい号」の運行には、全体で

」の運行には、全体で」の運行には、全体で」の運行には、全体で3,266

3,2663,2663,266万円の経

万円の経万円の経万円の経

費がかかっています。そのうち運賃等収入は費がかかっています。そのうち運賃等収入は費がかかっています。そのうち運賃等収入は費がかかっています。そのうち運賃等収入は526

526526526万円で約万円で約万円で約万円で約16

161616%、税金%、税金%、税金%、税金

の投入額(公費負担率)はの投入額(公費負担率)はの投入額(公費負担率)はの投入額(公費負担率)は2,739

2,7392,7392,739万円で約

万円で約万円で約万円で約84

848484%となっています。この%となっています。この%となっています。この%となっています。この

税金投入額を人口(成人)で割りますと、税金投入額を人口(成人)で割りますと、税金投入額を人口(成人)で割りますと、税金投入額を人口(成人)で割りますと、1

111人あたり人あたり人あたり人あたり712

712712712円の負担をし円の負担をし円の負担をし円の負担をし

ていただいていることになります。制度維持のため税金を投入するこていただいていることになります。制度維持のため税金を投入するこていただいていることになります。制度維持のため税金を投入するこていただいていることになります。制度維持のため税金を投入するこ

とについてどのように思われますか。とについてどのように思われますか。とについてどのように思われますか。とについてどのように思われますか。

<アンケート結果>

「税金投入してもよい」は12%、「税金負担軽減に努めた上で、税金投入して

もよい」は44%、「税金投入はするべきではない」は20%の回答がありまし

た。

<参考>一人の移動のために投入している税金(公費負担額÷乗車人数)

○寒川町 約488円 ○相模原市 約202円 ○大和市 約123円

○海老名市 約121円 ○茅ヶ崎市 約242円 ○綾瀬市 約442円

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意見交換テーマ

テーマ3

サービス充実のため税金を投入することについて

どう思われますか。

•ルート、運行便数、運行曜日などを改善し、利便性の向上を図るたルート、運行便数、運行曜日などを改善し、利便性の向上を図るたルート、運行便数、運行曜日などを改善し、利便性の向上を図るたルート、運行便数、運行曜日などを改善し、利便性の向上を図るた

めには、さらなる経費が必要となります。そのサービス充実のためめには、さらなる経費が必要となります。そのサービス充実のためめには、さらなる経費が必要となります。そのサービス充実のためめには、さらなる経費が必要となります。そのサービス充実のため

に税金を投入することについてどのように思われますか。に税金を投入することについてどのように思われますか。に税金を投入することについてどのように思われますか。に税金を投入することについてどのように思われますか。

<アンケート結果>

「税金投入してもよい」は8%、「税金負担軽減に努めた上で、税金投入し

てもよい」は49%、「税金投入はするべきではない」は20%の回答がありま

した。

<参考>成人1人あたりの負担額(公費負担額÷成人人口)

○寒川町 約712円 ○相模原市 約30円 ○大和市 約208円

○海老名市 約280円 ○茅ヶ崎市 約508円 ○綾瀬市 約1,099円

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意見交換テーマ

テーマ4 運賃についてどう思われますか。

•現在、寒川町南部地域では在来バスが運行されており、その運賃は現在、寒川町南部地域では在来バスが運行されており、その運賃は現在、寒川町南部地域では在来バスが運行されており、その運賃は現在、寒川町南部地域では在来バスが運行されており、その運賃は

170円から220円(距離に応じて変化)です。「も170円から220円(距離に応じて変化)です。「も170円から220円(距離に応じて変化)です。「も170円から220円(距離に応じて変化)です。「もくせい号

くせい号くせい号くせい号」

」」」

の運賃100円についてどのように思いますか。の運賃100円についてどのように思いますか。の運賃100円についてどのように思いますか。の運賃100円についてどのように思いますか。

<アンケート結果>

運賃が値上げされた場合でも、北ルートで72%、東ルートで57%、南

ルートで43%、全体で60%の方が「利用する」と回答しています。

<参考データ>近隣市のコミュニティバスの運賃

○寒川町 100円 ○相模原市 170円から250円(距離)

○大和市 100円 ○海老名市 150円・250円

○茅ヶ崎市 150円・200円 ○綾瀬市 150円

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意見交換テーマ

テーマ5

もしコミュニティバスがなくなってしまったらどう

しますか。

•アンケートでは、「他の手段に変更する」と回答した人は、北ルーアンケートでは、「他の手段に変更する」と回答した人は、北ルーアンケートでは、「他の手段に変更する」と回答した人は、北ルーアンケートでは、「他の手段に変更する」と回答した人は、北ルー

トでトでトでトで59595959%、東ルートで%、東ルートで%、東ルートで%、東ルートで76

767676%、南ルートで%、南ルートで%、南ルートで%、南ルートで100

100100100%でした。「外出をしな%でした。「外出をしな%でした。「外出をしな%でした。「外出をしな

い」と回答した人は北ルートでい」と回答した人は北ルートでい」と回答した人は北ルートでい」と回答した人は北ルートで5

555%、東ルートで2%でした。もしコ%、東ルートで2%でした。もしコ%、東ルートで2%でした。もしコ%、東ルートで2%でした。もしコ

ミュニティバスがなくなってしまったら皆さんはどうしますか。ミュニティバスがなくなってしまったら皆さんはどうしますか。ミュニティバスがなくなってしまったら皆さんはどうしますか。ミュニティバスがなくなってしまったら皆さんはどうしますか。

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意見交換テーマ

テーマ6

地域公共交通の維持確保のため、地域のみなさん

ができることは何だと思われますか。

•地域公共交通を育成するために地域公共交通を育成するために地域公共交通を育成するために地域公共交通を育成するために

は、住民、交通事業者、行政などは、住民、交通事業者、行政などは、住民、交通事業者、行政などは、住民、交通事業者、行政など

がそれぞれできることを分担しながそれぞれできることを分担しながそれぞれできることを分担しながそれぞれできることを分担しな

がら、公共交通を持続させていくがら、公共交通を持続させていくがら、公共交通を持続させていくがら、公共交通を持続させていく

ことが大切です。「地域のみなさことが大切です。「地域のみなさことが大切です。「地域のみなさことが大切です。「地域のみなさ

んができること」と「それぞれのんができること」と「それぞれのんができること」と「それぞれのんができること」と「それぞれの

役割分担」についてご意見をお聞役割分担」についてご意見をお聞役割分担」についてご意見をお聞役割分担」についてご意見をお聞

かせください。かせください。かせください。かせください。

<アンケート結果>

「住民が利用に努める(目標利用人数に達

しない場合は廃止する)」が37%、「住民

が取り組む必要はない(行政や事業者が利

用促進を行うべき)」が16%、「住民によ

る運行経費の一部負担」が12%、「住民か

ら協賛金を集め運行経費に充てる」は5%

でした。

住民

• 公共交通の積極的利用

• 真に必要な交通に向け

た議論、参画、協力

行政

• 地域公共交通の維

持確保に向けた調

整、進行、支援等

事業者

• 安全性の確保

• ノウハウを生かし

た提案等

町が考える役割分担のイメージ