12
Flow cytometry Automated fluorescence microscopy Cell viability analysis Automated liquid handling Centrifugation Chemistries Plate readers Spectrophotometry Microarray technology Software informatics Lab-developed protocols Research protocols Automated liquid handling General purpose centrifugation High performance centrifugation Ultracentrifugation HPLC Capillary electrophoresis Microarray technology Identify Evaluate Validate Isolate Prepare Analyze 多機能ジーンエクスプレッサー GENOMELAB TM GeXP 主な仕様 寸法:610(W)× 613(D)× 690(H)mm 610(W)× 613(D)× 940(H)mm(ドアオープン時) 電源:100〜240V AC、5A、50/60Hz 重量:70.3kg その他の仕様 ◦ 96サンプル連続泳動 ◦ 非毒性リニアポリアクリルアミド(LPA)ゲル使用 汎用(発現定量・フラグメント・シークエンス)キャピラリーアレイ ◦ 長寿命半導体レーザ使用(Class Ⅰ レーザハザード) ◦ 4色蛍光検出 ◦ 96ウエルマイクロプレートフォーマット(サンプル / バッファ) ◦ 8サンプル同時泳動 ◦ ゲル残量モニタ・ゲル自動充填 ◦ 全自動サンプルヒートディネーチャ ◦ Windows®XP オペレーションシステム 1台でシークエンス解析・フラグメント解析・遺伝子発現解析すべて のアプリケーションに対応 遺伝子発現定量解析 ◦ 複数遺伝子の発現を同時定量 ◦ マルチプレックスを簡単に構築 ◦ イージープライマーデザインソフトウエア搭載 ◦ ヒト・ラット・マウスなどさまざまな動物種や植物に対応 シークエンス解析 ◦ 4色蛍光検出シークエンス ◦ 700ベース / サンプル、約100分、98%精度 フラグメント解析 ◦ 高い再現性 ◦ ジェノタイピング ◦ 分解能:1ベース(400ベース) 2ベース(600ベース) ◦ 自動アリル同定 ◦ ドミナントスコアリング A34825 09.02(S) Beckman Coulter、Beckman CoulterロゴおよびGenomeLabは、Beckman Coulter, Inc.の商標です。 他の会社名、製品名およびサービス名は、それぞれの所有する商標です。

GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

  • Upload
    others

  • View
    0

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

◦ Flow cytometry◦ Automated fluorescence microscopy◦ Cell viability analysis

◦ Automated liquid handling◦ Centrifugation◦ Chemistries◦ Plate readers◦ Spectrophotometry

◦Microarray technology◦ Software informatics

◦ Lab-developed protocols◦ Research protocols

◦ Automated liquid handling◦ General purpose centrifugation◦High performance centrifugation◦ Ultracentrifugation◦HPLC

◦ Capillary electrophoresis◦Microarray technology

Identify

Evaluate

Validate

Isolate

Prepare

Analyze

多機能ジーンエクスプレッサー

GenomeLabtm GeXP

主な仕様

寸法:610(W)× 613(D)× 690(H)mm610(W)× 613(D)× 940(H)mm(ドアオープン時)

電源:100〜240V AC、5A、50/60Hz重量:70.3kg

その他の仕様

◦ 96サンプル連続泳動◦ 非毒性リニアポリアクリルアミド(LPA)ゲル使用◦ 汎用(発現定量・フラグメント・シークエンス)キャピラリーアレイ◦ 長寿命半導体レーザ使用(Class Ⅰ レーザハザード)◦ 4色蛍光検出◦ 96ウエルマイクロプレートフォーマット(サンプル / バッファ)◦ 8サンプル同時泳動◦ ゲル残量モニタ・ゲル自動充填◦ 全自動サンプルヒートディネーチャ◦ Windows®XP オペレーションシステム◦ 1台でシークエンス解析・フラグメント解析・遺伝子発現解析すべて

のアプリケーションに対応

遺伝子発現定量解析

◦ 複数遺伝子の発現を同時定量◦ マルチプレックスを簡単に構築◦ イージープライマーデザインソフトウエア搭載◦ ヒト・ラット・マウスなどさまざまな動物種や植物に対応

シークエンス解析

◦ 4色蛍光検出シークエンス◦ 700ベース / サンプル、約100分、98%精度

フラグメント解析

◦ 高い再現性◦ ジェノタイピング◦ 分解能:1ベース(400ベース)

2ベース(600ベース)◦ 自動アリル同定◦ ドミナントスコアリング

A3482509.02(S)

Beckman Coulter、Beckman CoulterロゴおよびGenomeLabは、Beckman Coulter, Inc.の商標です。他の会社名、製品名およびサービス名は、それぞれの所有する商標です。

Page 2: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

GENOMELABTM GeXP多機能ジーンエクスプレッサー

遺伝子発現定量解析からフラグメント解析・シークエンス解析まで

シンプル&ベストソリューション

Page 3: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

マルチプレックス遺伝子発現定量解析からフラグメント解析・シークエンス解析まで

多機能ジーンエクスプレッサーGenomeLabTM GeXP

ヘテロザイゴート検出アルゴリズムを搭載、IUBコード表示

がん研究で注目されているメチル化異常を検出

遺伝子配列情報が少ない植物などの遺伝子多型を検出

ゴールドスタンダードの一塩基伸長法を用いて最大10SNPsを判定

骨髄移植後のキメラ状態もモニタリング

Multiplex Gene Expression

遺伝子発現定量解析

Sequencing

シークエンス解析

Fragment Analysis

フラグメント解析

De Novo &ConfirmatorySequencing

Methylation

Heterozygote

STR

Polymorphism

AFLPFingerprinting

SNPs

1反応で複数の遺伝子発現定量ができ、スループットの向上が期待され、1遺伝子にかかる試薬コストが低減できます。新しいハイスループット・ローコストのマルチプレックス遺伝子発現定量解析システムです。

新規遺伝子の配列決定や配列確認のためのシークエンスを行います。

サンガー法を応用したケミストリーで遺伝子配列を決定

遺伝子の多型解析(LOH、MLPA、CNVなど)

遺伝子の多型解析に最適。高い精度・再現性を実現します。

GenomeLab GeXPは、10年以上にわたり継続的に進歩を遂げてきた、ベックマン・コールターのキャピラリー電気泳動テクノロジーを使った多機能ジーンエクスプレッサーです。マルチプレックス遺伝子発現定量解析から基本的なフラグメント解析・シークエンス解析まで、さまざまな研究ニーズにお応えします。オールインワンコンセプトはシンプルな機器操作を実現し、異なるアプリケーションサンプルの連続泳動を可能にしました。

Page 4: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

マルチプレックス遺伝子発現定量解析からフラグメント解析・シークエンス解析まで

多機能ジーンエクスプレッサーGenomeLabTM GeXP

ヘテロザイゴート検出アルゴリズムを搭載、IUBコード表示

がん研究で注目されているメチル化異常を検出

遺伝子配列情報が少ない植物などの遺伝子多型を検出

ゴールドスタンダードの一塩基伸長法を用いて最大10SNPsを判定

骨髄移植後のキメラ状態もモニタリング

Multiplex Gene Expression

遺伝子発現定量解析

Sequencing

シークエンス解析

Fragment Analysis

フラグメント解析

De Novo &ConfirmatorySequencing

Methylation

Heterozygote

STR

Polymorphism

AFLPFingerprinting

SNPs

1反応で複数の遺伝子発現定量ができ、スループットの向上が期待され、1遺伝子にかかる試薬コストが低減できます。新しいハイスループット・ローコストのマルチプレックス遺伝子発現定量解析システムです。

新規遺伝子の配列決定や配列確認のためのシークエンスを行います。

サンガー法を応用したケミストリーで遺伝子配列を決定

遺伝子の多型解析(LOH、MLPA、CNVなど)

遺伝子の多型解析に最適。高い精度・再現性を実現します。

GenomeLab GeXPは、10年以上にわたり継続的に進歩を遂げてきた、ベックマン・コールターのキャピラリー電気泳動テクノロジーを使った多機能ジーンエクスプレッサーです。マルチプレックス遺伝子発現定量解析から基本的なフラグメント解析・シークエンス解析まで、さまざまな研究ニーズにお応えします。オールインワンコンセプトはシンプルな機器操作を実現し、異なるアプリケーションサンプルの連続泳動を可能にしました。

Page 5: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

革新的なプライマーストラテジーが、複数遺伝子の発現定量を同時解析することを可能にしました。コスト・時間の問題で最低限に抑えていた遺伝子数を、研究興味のある最大限の遺伝子数に拡充することができます。マルチプレックスでデータを取得するので、所要時間を大幅に短縮します。133 ジェノタイプで151 遺伝子を発現定量解析する場合、一般的な定量 PCR で要する時間が 618 日の試算に対し、GeXP ではわずか 11 日で取得したという実績もあります。

キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジーで、複数遺伝子の発現を同時に定量■ 1反応で最大 30 遺伝子の発現定量解析を一度に行います■ マルチプレックス遺伝子発現定量解析でハイスループット・ローコストを実現しました■ キャピラリー電気泳動システムを使用するので、高い遺伝子特異性が得られます■ 必要なトータル RNA 量はわずか 5 〜 20ng なので、RNA 抽出に要する時間も最小限に  抑えられます

イージーユース・イージーメンテナンス■ Ready-to-Use の試薬キット■ 全アプリケーションに共通の One Gel・One Capillary・One System

解析ソフト「eXpress Profiler」で、マルチプレックス発現定量解析を構築■ eXpress Designer : マルチプレックスプライマーをデザインします■ eXpress Analysis : 遺伝子発現定量解析を行います■ eXpress Map    : サンプル間の発現定量解析結果を視覚化します

Multiplex Gene Expression遺伝子発現定量解析

Page 6: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

■ キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用しています。配列特異的なプライマーで逆転写反応を行うため、特異的かつハイセンシティビティの cDNA が合成されます。ユニバーサル配列が組み込まれた PCR テンプレートはたった1 組のユニバーサルプライマーで均一に増幅されるため、プライマーによる発現のバイアスが起こりません。

Multiplex Gene Expression

ターゲット遺伝子配列とユニバーサルな配列の両方を持ったキメラプライマー ターゲット遺伝子

配列特異的な部分‖

特異性の高いcDNAを作ります

ユニバーサル配列部分‖

発現量に影響を与えずにターゲット遺伝子を増幅します

3’ 5’

ターゲット遺伝子の特異的なcDNA作製

キメラプライマーで増幅

1組のユニバーサルプライマーで均一に増幅

mRNAAAAAA

リバースキメラプライマー 5’

個々の遺伝子の発現量比は固定されます。

テンプレート量の少ないPCR初期(~2cycle)では、キメラプライマーの配列特異的な部分でPCRが行われます。ユニバーサル配列をテンプレートに組み込みます。

テンプレートにユニバーサル配列が組み込まれると、キメラプライマーからユニバーサルプライマーを使った反応に移行します。

フォワードキメラプライマー

リバースキメラプライマー

蛍光標識フォワードユニバーサルプライマー

リバースユニバーサルプライマー

PCR反応

1

2

逆転写反応

遺伝子の組み合わせが自由 自在なプライマーデザインツール

「eXpress Designer」で マルチプレックスプライマーセットを構築

Page 7: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

Multiplex Gene Expression遺伝子発現定量解析

サイズの異なるターゲット遺伝子の PCR 産物をキャピラリー電気泳動で分離eXpress Designerでは、それぞれの遺伝子の PCR サイズが異なるように、プライマーが設計されます。

PCR産物の分離 ・ 検出

蛍光標識された PCR 産物はサイズによって分離・検出されます。

個々の遺伝子は、フラグメントサイズで同定され、そのピークの高さは遺伝子の発現量を反映します。フラグメントサイズの検出により、PCR 産物の遺伝子特異性がより確かなものとなります。

● ジーンファミリーなど、相同性の高い遺伝子でも確実に目的とする遺伝子を発現定量します。

● アルタネイティブスプライシングで生じるさまざまなバリアントの発現も、同時に定量できます。

特異性の高い遺伝子発現定量

ベックマン・コールター独自のキメラプライマーストラテジーが、1反応 で最大 30 遺伝子の同時定量解析を可能にしました。高い検出感度に より、最小限の RNA 量で最大限の発現定量解析結果をすぐに得る ことができます。ハイスループット・ローコストを実現します。

Page 8: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

■ eXpress Profiler でマルチプレックス発現定量解析を構築

24 遺伝子で実験を行った代表的な結果

GeXP には、発現解析用のソフトウエア「eXpress Profiler」が搭載されています。eXpress Profiler には、マルチプレックスプライマーを自由に組み合わせてデザインできる eXpress Designer や、遺伝子発現定量解析を簡単に行う eXpress Analysis、遺伝子発現の状況を見やすいカラーコードマップで表示させる eXpress Map の 3 つのソフトウエアが含まれています。これらのソフトウエアが、マルチプレックスパネルの構築、複数遺伝子の発現定量解析を可能にします。

eXpress Analysis で遺伝子発現量を解析フラグメントのサイズデータとターゲット遺伝子をリンクさせ、ハウスキーピング遺伝子に対してノーマライズしたデータを表示します。リプリケートウエルの結果をまとめ、発現量の平均値、S.Dなどを計算します。

GEQ Value(Gene Expression Quantitation Value): シグナル強度と使用した RNA 量との相関から計算される値RA (Relative Accuracy)=(RNA amount-Absolute(RNA amount-GEQ value))/RNA amount x 100

HuBC Control RNA(ng) 6.5 9.8 14.6 21.9 32.9 49.4 74 111 167 250

GEQ Value 6.5 9.8 15.0 20.4 36.2 49.8 67.8 118.3 162.7 250.6

RA(%) 99.8 99.9 97.2 93.3 89.9 99.3 91.6 93.4 97.4 99.8

Average RA(%) 96.2

Y=0.9980XR2=0.9979

0.5fold

1000.0

100.0

10.0

1.0

GEQ

HuBC Control RNA(ng)

0.5 倍の発現比も確実に検出0.5 倍濃度差の RNA サンプルを作製し、実験を行った結果、実際に使用した RNA 量と実験結果から計算された RNA 量は高い相関を示しました。

Multiplex Gene Expression

Page 9: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

■ Ready-to-Use のキット

Glitazon 処置した初代培養肝細胞の遺伝子発現 Glitazon 用量による Nqo1 発現量の変化

■ イージーユース・イージーメンテナンス

実験結果一度に複数遺伝子の発現レベルの結果を得ることができます。また、用量依存的に起こる発現 レベルの変動もモニタできます。

ラット初代肝細胞培養の調製

薬物での処置

total RNAの調製

XP-PCR実験

eXpress Profilerでの解析

Multiplex Gene Expression遺伝子発現定量解析

GeXP は、ユーザフレンドリーをコンセプトに使いやすさを重視して設計されています。多種多様なアプリケーションに1つのゲル、1つのキャピラリー、1つのシステムで対応し、使い勝手はとてもシンプルです。また、短時間に複数遺伝子の発現定量結果を提供するキットが、ハイスループット・ローコストを実現します。また、煩雑なメンテナンスが一切不要な構造が、安定した連続泳動を可能にしました。

遺伝子の発現定量の検討にすぐにお使いいただける試薬キットです。自由にデザインできるスタートキットとオプティマイズされたプライマーミックスがセットになったキットを使うだけで、簡単に発現結果を得ることができます。また、一度に複数の 遺伝子の発現を定量するので、1遺伝子当たりにかかるコストが安くなります。

ラット Multitox キット使用の実験

Page 10: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

One Gel One Capillary One System

■ イージーユース・イージーメンテナンス

長寿命の半導体レーザ採用長期間交換が不要で、アルゴンイオンレーザに比べ維持費がかかりません。1 万時間以上使用実績のあるレーザが、現在も稼動中です。大容量の電源を必要としないので、100V の環境で設置できます。

自動ヒートディネーチャサンプルは 96 ウエルプレートでセットされ、泳動直前に自動でレーン ごとにヒートディネーチャされます。96 ウエルプレートフォーマットに 最も効率的な 8 本キャピラリータイプで、異なるアプリケーション サンプルも連続泳動することができます。

ゲルを自動充填ゲルはカートリッジに入っているので、着脱が簡単です。カートリッジ先端の気泡抜きも自動で行い、キャピラリーにゲルを充填します。ゲル残量は常にモニタリングされているので、ゲルの残量不足によって泳動が中断されることはありません。

Multiplex Gene Expression

遺伝子発現定量・フラグメント・シークエンス解析など、多種多様なアプリケーションに、1つのゲル、1つのキャピラリー、1つのシステムで、シンプルに対応します。複数の異なるアプリケーションサンプルの連続泳動も問題ありません。

■ One Gel・One Capillary・One System

安定した連続泳動のために、本体のデイリーメンテナンスが不要な設計です。安心してお使いいただけます。

■ イージーメンテナンス

Page 11: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

Fragument Analysisフラグメント解析

遺伝子の多型解析に多用されるフラグメント解析。高い精度・再現性でサイズを決定するフラグメント解析は遺伝子の多型を解析するうえで最適です。ゴールドスタンダードの一塩基伸長法を使って SNPs の判定を行うこともできます。

■ STR(マイクロサテライト)解析幅広く使用されている、有用なゲノムマーカーの1つです。繰り返し配列の回数がサンプル間で異なるので遺伝子多型の情報となり、その解析結果をジェノタイプサマリとしてレポートすることができます。哺乳類や植物の多型解析は もちろん、2つの DNA ソースが混在しているマイクロキメラ状態の検出・定量にも最適な方法です。

■ SNPs 解析ゴールドスタンダードの一塩基伸長法(Single Primer Extension)で SNPs を検出します。SNPs 解析のために開発されたアルゴリズムは、さまざまな組み合わせのSNPs を的確に同定します。16 分間の泳動で複数のSNPs サイトを同時に検出することも可能なので、より多くの SNPs を短時間で検出することができます。

■ AFLP 解析配列情報が未知な遺伝子の多型を調べるのに有用な 方法です。多数のフラグメントが検出されるAFLPフィンガープリントでは、サンプル間の差異を発見することは大変な作業となりますが、GeXP ではドミナントスコアリング機能があり、サンプル間のフラグメントの有無を簡単に検出します。

複数の STR を一度に解析解析にかかる時間を大幅に削減

アリルを一発同定解析を簡単にするローカスタグを作製、ピークにローカス名・アリル名をつける

ジェノタイプサマリのレポートサンプルごとに同定したアリルをレポート

最大10SNPs を同時に判定 

■ その他のアプリケーションT-RFLP、LOH、MLPA、TiLLing、MSI、CNV など

AFLP フラグメントの有無をバイナリ表示 (1/0 表示 ) で分かりやすくアウトプット。 系統樹作製の基本情報を提供します

SNPstart キット

Page 12: GenomeLab GeXP - Beckman...キメラプライマーを使った独自のプライマーストラテジー 配列特異的な部分とユニバーサルな部分を持つキメラプライマーを使った、ユニークなケミストリーを使用していま

�0

■ クイックスタートシークエンス反応に必要なすべての試薬が入ったマスターミックスを使って、簡単にシークエンス解析できます。

■ 解析アルゴリズムにトリミング機能搭載クオリティベースのトリミングでは精度の低い配列情報を、シークエンスベースのトリミングではベクター配列をトリムアウトし、 高精度な結果を抽出します。

Sequencingシークエンス解析

遺伝子解析研究で最も基本的なシークエンス解析。GeXPは、教科書に載っているサンガー法を応用したケミストリーで遺伝子配列を決定します。また、蛍光波長域にバックグラウンドがないので、テンプレートの状態を把握でき、次の研究ステップへのスクリーニング過程としても活用できます。

■ 優れた試薬による正確なシークエンスリードベックマン・コールターで採用している DTCS(Dye Terminater Cycle Sequencing)試薬では、他のシステムで読めなかった配列でもシークエンス結果を得ることができました。また、難読とされる繰り返し塩基配列も、きれいにシークエンスを読むことができます。

Source: Biotechniques, 28:630: 630-634 (April 2000)

Other System

GeXP

missing read

Tリピートが入った塩基配列

繰り返し塩基配列

解析パラメータ シークエンスベースのトリミング結果

シークエンスデータの精度を定量的に評価する Phred に基づいた解析アルゴリズム。より精確な配列情報を提供します

ベクター部分の配列は、アンダーラインで表示されます