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gretl の使い方 2015.04.21 gretl のインストール 1. gretl HP( http://gretl.sourceforge.net/ )へアクセス 2. 左側の「gretl for windows」をクリックし、latest release 32bit 若しくは 64bit をダウンロード 3. Explorer を使い、ファイルを保存したディレクトリーの中身を確認し、ファイルをダブルクリックしてインス トール(とりあえず言語を日本語としてインストール) 4. インストールが済むと、ディスクトップに gretl のアイコンが表示されるので、ダブルクリックして gretl が起 動することを確認する。

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gretlの使い方

2015.04.21

gretlのインストール

1. gretlの HP( http://gretl.sourceforge.net/ )へアクセス

2. 左側の「gretl for windows」をクリックし、latest releaseの 32bit 若しくは 64bitをダウンロード

3. Explorer を使い、ファイルを保存したディレクトリーの中身を確認し、ファイルをダブルクリックしてインス

トール(とりあえず言語を日本語としてインストール)

4. インストールが済むと、ディスクトップに gretl のアイコンが表示されるので、ダブルクリックして gretl が起

動することを確認する。

gretlの使い方

1. gretlのウインドウが開いたら、「ファイル>データを開く>サンプルファイル」と進み、gretlデータファイルか

ら engelを選択する。(他のデータセットも読み込んでみよう)

2. データファイルengelに収録されているデータの変数名(const、foodexp、income)およびその説明が表示される。

変数名をクリックすると、収録されているデータが表示される。データ数(オブザベーション数)は 235。

3. データの基本統計量を計算し、表示させる。表示>要約統計量と進む。データセットの中から、基本統計量が必

要なデータを選び、青い矢印をクリックし、右側のボックスに入れ、OKをクリックすると、基本統計量が表示

される。

残念ながら、表示される基本統計量は「文字化け」している。いずれ修正されると期待するが、フリーソフトな

ので仕方が無い。英語表示に設定を変更する。

4. ツール>設定>一般と進み、言語設定を Englishへ変更する。gretlを再起動しないと設定が有効にならないので

注意しよう。

5. View>Summary statisticsとして,基本統計量の必要な変数を選択して OKをクリックする。(データウインドウ

の下の散布図のアイコンをクリックしても良い。今度は、文字化けなしに結果が表示される。

6. データの散布図を描いてみよう。View>Graph specific vars>X-Y scatterと進む。Y軸(Y-axis)に表示するデー

タ名、X軸(X-axis)に表示するデータ名を指定し OKをクリック。

7. 所得の箱ひげ図(Boxplot)を表示してみよう。データセットの変数名 incomeをクリックしデータを表示させ、箱

ひげ図のアイコンをクリックする。

8. 最後に、回帰分析を行ってみよう。Model>Ordinary Least Squareと進む。食料消費額(foodexp)を被説明変数

(Dependent variables)、所得(income)を説明変数(Regressors)とする。定数項を含む回帰式を推計したいときに

は、Regressorに constを含める。

9. 推計結果は下記の通り。