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GUARDIANWALL AWS 対応 導入の手引き

GUARDIANWALL AWS対応 導入の手引き...GUARDIANWALL AWS 対応 2.1 AWS マネジメントコンソールへログイン AWSマネジメントコンソールにログインする手順をご紹介します。

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GUARDIANWALL

AWS対応 導入の手引き

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*Internet Explorer、Windowsは、米国 Microsoft Corporationの、米国、日本およびその他の国における

登録商標または商標です。

*記載されている会社名及び商品名は、それぞれ各社の登録商標または商標です。本データ内の文章・画像・

図版の原著作権についてはそれぞれの著者に帰属します。

Copyright©2016 Canon IT Solutions Inc.

本マニュアルの一部あるいは全部について、キヤノンITソリューションズ株式会社の事前の承認なく、複製、

転載することを禁止します。

http://www.canon-its.co.jp/

GUARDIANWALL AWS対応

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1. はじめに........................................................................................................................ 1 1.1 対応バージョン ......................................................................................................... 1 1.2 全体の流れ .............................................................................................................. 2

2. AWS環境セットアップ 手順 ............................................................................................. 3 2.1 AWSマネジメントコンソールへログイン........................................................................ 6 2.2 Virtual Private Cloud作成 .......................................................................................... 8 2.3 Route53設定 ......................................................................................................... 30 2.4 S3作成 ................................................................................................................. 39 2.5 内部メールサーバー作成 ........................................................................................... 53

3. 管理/検査 複数台構成 手順 ............................................................................................. 77 3.1 管理サーバーセットアップ ........................................................................................ 77 3.2 検査サーバーセットアップ ....................................................................................... 110 3.3 管理サーバーと検査サーバーの関連付け ...................................................................... 136

付録 ............................................................................................................................... 139 1. イメージバックアップ .................................................................................................. 139

1.1 イメージ作成 ......................................................................................................... 139 1.2 イメージからインスタンス作成 .................................................................................. 143 1.3 ElasticIP付け替え .................................................................................................. 151 1.4 GUARDIANWALLの IP変更 ..................................................................................... 154

目次

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FortiMailスタートアップガイド

| はじめに

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導入の手引き

1. はじめに 本資料はAmazon Web Services(以降、AWS)にGUARDIANWALLをご導入いただくにあたり、AWSへ

の導入から初期設定までをご紹介しています。GUARDIANWALL管理/検査 複数台構成で導入する際の手順書

になります。(2015年10月9日時点)

また、GUARDIANWALLの機能につきましては製品付属のマニュアルを参照してください。

1.1 対応バージョン

本資料で対応しているGUARDIANのバージョンは以下の通りとなります。

· GUARDIANWALL Version 8.0.00/8.1.00

· GUARDIANSUITE Version 5.0.00/5.1.00/5.2.00

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はじめに |

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GUARDIANWALL AWS対応

1.2 全体の流れ

AWSでGUARDIANWALLをご利用いただくまでの全体的な流れは以下の通りとなります。

既存の AWS環境を使用する場合は、

「AWS環境セットアップ」の各手順は省略してください。

AWSにログイン

AWS環境セットアップ

Virtual Private Cloud作成

Route53設定

S3作成

導入終了

内部メールサーバー作成

GUARDIANWALLセットアップ

管理サーバーセットアップ

検査サーバーセットアップ

管理サーバーと検査サーバーの関連付け

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2. AWS環境セットアップ 手順 ここでは、AWS環境セットアップの手順を記載します。本書では、以下の構成例、サイジング条件をもと

に手順を記載します。お客様の環境へ適宜変更し設定を行ってください。

■AWS環境構成 例

【AWS構成内容】

項目 内容 備考

Region 日本

AMI EC2インスタンス起動イメージを保管する 障害復旧用に各 EC2インスタンス用の

イメージを格納

S3 データバックアップを保管する

Route53 MXレコード用 DNS

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

[セキュリティグループ]

・Inbound

タイプ プロトコル ポート番号 送信元

SSH(22) TCP 22 0.0.0/0

SMTP(25) TCP 25 パブリック IP

HTTP*(8080) TCP 8080 0.0.0.0/0

カスタム UDP

ルール

UDP 123 0.0.0.0/0

すべての

ICMP

ICMP すべて 0.0.0.0/0

すべてのトラ

フィック

すべて すべて プライベート IP

・outbound

タイプ プロトコル ポート番号 送信元

すべてのトラ

フィック

すべて すべて 0.0.0.0/0

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

■サイジング条件

項目 内容 備考

メール流量 1万通/日

メール平均サイズ 100kb/通

アーカイブ保存日数 31日

【ハードウェア条件】

サーバー 内容 値

内部メール

サーバー

CPU 1

メモリ 2GB

スワップ 3GB

ディスクサイズ 30GB

追加ボリュームディスクサイズ 3GB(スワップ領域に割り当てる)

GUARDIANWALL

管理サーバー

CPU 1

メモリ 2GB

スワップ 3GB

ディスクサイズ 30GB

追加ボリュームディスクサイズ 50GB(スワップ領域、アーカイブ

領域、メールログ領域に

割り当てる)

GUARDIANWALL

検査サーバー

CPU 1

メモリ 2GB

スワップ 3GB

ディスクサイズ 30GB

追加ボリュームディスクサイズ 20GB(スワップ領域、アーカイブ

領域に割り当てる)

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

2.1 AWSマネジメントコンソールへログイン

AWSマネジメントコンソールにログインする手順をご紹介します。

AWSアカウントでログインします。

事前に AWSアカウントを準備しておく必要があります。

1. ブラウザを起動し、AWSマネジメントコンソールの

URL(https://XXXXX.signin.aws.amazon.com/console)を入力してログイン画面を表示します。

※ アカウント作成時の「Direct Signin Link」を指定します。

2. 「アカウント」「ユーザー名」「パスワード」を入力して「サインイン」をクリックします。

※画面引用元:AWSマネジメントコンソール

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

3. AWSマネジメントコンソール画面が表示されることを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

2.2 Virtual Private Cloud作成

2.2.1 Virtual Private Cloud作成 Virtual Private Cloud(以降、VPC)を作成する手順をご紹介します。AWSの中でプライベートなネット

ワークを構築します。

1. AWSマネジメントコンソールから「VPC」をクリックします。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2. 「VPC」をクリックします。

3. 「VPCの作成」をクリックします。

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4. VPCを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

ネームタグ VPCの名称を設定します。 sample_vpc

CIDRブロック CIDRを設定します。 10.0.0.0/16

テナンシー ハードウェアを専有「する/しない」を設定します。

「デフォルト:しない、ハードウェア専有:する」

デフォルト:しない

5. VPCが作成されることを確認します。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2.2.2 サブネット作成 サブネットを作成する手順をご紹介します。VPCの IPアドレスの範囲を設定します。

1. AWSマネジメントコンソールから「VPC」をクリックします。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

2. 「サブネット」をクリックします。

3. 「サブネットの作成」をクリックします。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

4. サブネットを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

ネームタグ サブネットの名称を設定します。 sample_subnet

VPC 「2.2.1 Virtual Private Cloud作成」で作成した VPCを

選択します。

sample_vpc

アベイラビリティー

ゾーン

アベイラビリティーゾーンを設定します。

「アジアパシフィック(東京、ap-northeast-1)」を選択

ap-northeast-1

CIDRブロック CIDRを設定します。 10.0.10.0/24

5. サブネットが作成されることを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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2.2.3 インターネットゲートウェイ作成 インターネットゲートウェイを作成する手順をご紹介します。インターネットと接続するためのゲートウェ

イを設定します。

1. AWSマネジメントコンソールから「VPC」をクリックします。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2. 「インターネットゲートウェイ」をクリックします。

3. 「インターネットゲートウェイの作成」をクリックします。

4. インターネットゲートウェイを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

ネームタグ インターネットゲートウェイの名称を設定します。 sample_gw

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

5. インターネットゲートウェイが作成されることを確認します。

6. インターネットゲートウェイを VPCと紐付けます。

インターネットゲートウェイを選択し、「VPCにアタッチ」をクリックします。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

7. VPCにアタッチします。

以下を設定し、「アタッチ」をクリックします。

項目 説明 設定例

VPC 「2.2.1 Virtual Private Cloud作成」で作成した VPCを

選択します。

sample_vpc

8. インターネットゲートウェイが VPCと紐付されたことを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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2.2.4 ルートテーブル作成 ルートテーブルを作成する手順をご紹介します。サブネットをルートテーブルに関連付ける設定をします。

1. AWSマネジメントコンソールから「VPC」をクリックします。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2. 「ルートテーブル」をクリックします。

3. 「ルートテーブルの作成」をクリックします。

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4. ルートテーブルを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

ネームタグ ルートテーブルの名称を設定します。 sample_routetable

VPC 「2.2.1 Virtual Private Cloud作成」で作成した VPCを

選択します。

(省略)sample_vpc

5. ルートテーブルが作成されることを確認します。

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導入の手引き

6. ルートテーブルを選択し、「ルート」タブをクリックします。

7. 「編集」をクリックします。

8. 「別ルートの追加」をクリックします。

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9. ルートテーブルとインターネットゲートウェイを紐付けます。

以下を設定し、「保存」をクリックします。

項目 説明 設定例

送信先 送信先の IPを設定します。 0.0.0.0/0

ターゲット インターネットゲートウェイを選択します。 sample_vpc

10. ルートテーブルとインターネットゲートウェイが紐付けされることを確認します。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

11. メインテーブルとして設定します。

「メインテーブルとして設定」をクリックします。

12. 「設定」をクリックします。

13. メインテーブルとして設定されたことを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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2.2.5 セキュリティグループ作成 セキュリティグループを作成する手順をご紹介します。インスタンスの仮想ファイアウォールとしての設定

をします。

1. AWSマネジメントコンソールから「VPC」をクリックします。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2. 「セキュリティグループ」をクリックします。

3. 「セキュリティグループの作成」をクリックします。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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4. セキュリティグループを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

ネームタグ セキュリティグループの名称を設定します。 sample_group

グループ名 グループの名称を設定します。 sample_group

説明 セキュリティグループの説明を設定します。 sample_vpc

security group

VPC 「2.2.1 Virtual Private Cloud作成」で作成した VPCを

選択します。

sample_vpc

5. セキュリティグループが作成されたことを確認します。

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導入の手引き

6. セキュリティグループを選択し、「インバウンドルール」タブをクリックします。

7. 「編集」をクリックします。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

8. 「別のルールの追加」をクリックし、インバウンドルールを作成します。

以下を設定し、「保存」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ ルールタイプを選択します。 以下参照

プロトコル プロトコルを設定します。 以下参照

ポート範囲 ポート範囲を設定します。 以下参照

送信元 送信元の IPを設定します。 以下参照

[設定例]

タイプ プロトコル ポート範囲 送信元

SSH(22) TCP(6) 22 0.0.0.0/0

SMTP(25) TCP(6) 25 XX.XX.XX.XX/XX

(パブリック IP範囲を設

定)

カスタム TCPルール TCP(6) 8080 0.0.0.0/0

カスタム UDPルール UDP(6) 123 0.0.0.0/0

すべての ICMP ICMP(1) すべて 0.0.0.0/0

すべてのトラフィック すべて すべて XX.XX.XX.XX/XX

「2.2.2 サブネット作成」

で設定した IPを設定

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

9. インバウンドルールが作成されたことを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

2.3 Route53設定

2.3.1 Hosted Zones作成 Route53で Hosted Zonesを作成する手順をご紹介します。DNSサービスの設定をします。

1. AWSマネジメントコンソールから「Route 53」をクリックします。

2. 「Hosted Zones」をクリックします。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

3. 「Create Hosted Zone」をクリックします。

4. ドメインを作成します。

以下を設定し、「Create」をクリックします。

項目 説明 設定例

Domain Name ドメインを設定します。 sample.com

Comment コメントを設定します。 任意

Type パブリック/プライベートを設定します。 Public Hosted Zone

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

5. Hosted Zoneが作成されたことを確認します。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2.3.2 Record Set作成 Route53で Record Setを作成する手順をご紹介します。Aレコードと MXレコードを登録します。

1. AWSマネジメントコンソールから「Route 53」をクリックします。

2. 「Hosted Zones」をクリックします。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

3. 「ドメイン」をクリックします。

4. 「Create Record Set」をクリックします。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

5. Aレコードを登録します。

以下を設定し、「Create」をクリックします。

項目 説明 設定例

Name サブドメインを設定します。

※ルートドメインの場合は何も入力しません。

mail

Type レコードを設定します。 A-IPv4 address

Alias Aliasを設定します。 No

TTL(Seconds) TTLを設定します。 300

Value 内部メールサーバーの IPを設定します。 内部メールサーバー

のパブリック IP

Routing Policy DNSルーティングのポリシーを設定します。 Simple

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

6. Aレコードが登録されたことを確認します。

7. 再度「Create Record Set」をクリックします。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

8. MXレコードを登録します。

以下を設定し、「Create」をクリックします。

項目 説明 設定例

Name サブドメインを設定します。

※ルートドメインの場合は何も入力しません。

mail

Type レコードを設定します。 MX – Mail exchange

Alias Aliasを設定します。 No

TTL(Seconds) TTLを設定します。 300

Value 内部メールサーバーの FQDNを設定します。 mail.sample.com

Routing Policy DNSルーティングのポリシーを設定します。 Simple

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

9. MXレコードが登録されたことを確認します。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

2.4 S3作成

2.4.1 S3作成 S3を作成する手順をご紹介します。ストレージサービスの設定をします。

1. AWSマネジメントコンソールから「S3」をクリックします。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

2. 「バケットを作成」をクリックします。

3. バケットを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

バケット名 バケット名を設定します。 guardian-backup

リージョン リージョンを設定します。 Tokyo

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

4. バケットが作成されたことを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

2.4.2 IAMグループ作成 IAMグループを作成する手順をご紹介します。S3用の IAMグループを作成します。

1. AWSマネジメントコンソールから「Identity and Access Management」をクリックします。

2. 「グループ」をクリックします。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

3. 「グループ名」を設定します。

以下を設定し、「次のステップ」をクリックします。

項目 説明 設定例

グループ名 グループ名を設定します。 sample_s3

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

4. 「AmazonS3FullAccess」を選択し、「次のステップ」をクリックします。

5. 「グループの作成」をクリックします。

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

6. グループが作成されたことを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

2.4.3 IAMユーザー作成 IAMユーザーを作成する手順をご紹介します。S3用の IAMユーザーを作成します。

1. AWSマネジメントコンソールから「Identity and Access Management」をクリックします。

2. 「ユーザー」をクリックします。

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FortiMailスタートアップガイド

| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

3. 「新規ユーザーの作成」をクリックします。

4. ユーザーを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

ユーザー名 ユーザー名を設定します。 sample_s3user

ユーザーごとにアク

セスキーを生成

ユーザーごとにアクセスキーを生成の設定をします。 ■

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AWS環境セットアップ 手順 |

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GUARDIANWALL AWS対応

5. 「認証情報のダウンロード」をクリックします。

6. ユーザーセキュリティ認証情報を保存します。

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FortiMailスタートアップガイド

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導入の手引き

7. 「閉じる」をクリックします。

8. ユーザーが作成されたことを確認します。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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2.4.4 IAMグループにユーザーを追加 IAMグループにユーザーを追加する手順をご紹介します。S3用の IAMグループに IAMユーザーを追加し

ます。

1. AWSマネジメントコンソールから「Identity and Access Management」をクリックします。

2. 「グループ」をクリックします。

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FortiMailスタートアップガイド

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導入の手引き

3. グループを選択し、「グループのアクション > グループにユーザーを追加」をクリックします。

4. ユーザーを選択し、「ユーザーの追加」をクリックします。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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5. グループをクリックし、ユーザーが追加されたことを確認します。

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FortiMailスタートアップガイド

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導入の手引き

2.5 内部メールサーバー作成

内部メールサーバーを作成する手順をご紹介します。AWS上で使用するメールサーバーを作成します。

2.5.1 EC2作成 EC2を作成する手順をご紹介します。メールサーバー用の仮想サーバーを作成します。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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AWS環境セットアップ 手順 |

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2. 「インスタンスの作成」をクリックします。

3. Amazonマシンイメージを選択します。

以下を選択し、「選択」をクリックします。

項目 説明 設定例

AMI 搭載する OSを設定します。 Amazon

Linux(64bit)

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

4. インスタンスタイプを選択します。

以下を選択し、「次の手順:インスタンスの詳細の設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ インスタンスタイプを設定します。 t2.small

(CPU:1,

メモリ:2GB)

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GUARDIANWALL AWS対応

5. インスタンスの詳細を設定します。

以下を設定し、「次の手順:ストレージの追加」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス数 インスタンス数の設定をします。 デフォルト:1

購入のオプション スポットインスタンスのリクエストオプションの設定を

します。

デフォルト:チェック

なし

ネットワーク ネットワークの設定をします。 sample_vpc

サブネット サブネットの設定をします。 sample_subnet

自動割り当てパブリ

ック IP

自動割り当てパブリック IPの設定をします。 デフォルト:サブネッ

ト設定を使用(無効)

IAMロール IAMロールの設定をします。 デフォルト:なし

シャットダウン動作 シャットダウン動作の設定をします。 デフォルト:停止

削除保護の有効化 削除保護の有効化の設定をします。 デフォルト:チェック

なし

モニタリング モニタリングの設定をします。 デフォルト:チェック

なし

テナンシー テナンシーの設定をします。 デフォルト:共有テナ

ンシー(マルチテナン

ト ハードウェア)

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| AWS環境セットアップ 手順

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導入の手引き

6. ストレージの追加を設定します。

以下を設定し、「次の手順:インスタンスのタグ付け」をクリックします。

項目 説明 設定例

サイズ ストレージのサイズを設定します。 30GiB

ボリュームタイプ ストレージのボリュームタイプを設定します。 汎用(SSD)

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GUARDIANWALL AWS対応

7. インスタンスのタグ付けの設定をします。

以下を設定し、「次の手順:セキュリティグループの設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

キー キーを設定します。 デフォルト:Name

値 タグ付けする値を設定します。 sample_mta

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導入の手引き

8. セキュリティグループの設定をします。

以下を設定し、「確認と作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

セキュリティグルー

プの割り当て

セキュリティグループを選択します。 既存のセキュリティ

グループを選択する

セキュリティグルー

既存のセキュリティグループを選択します。 sample_group

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9. 「作成」をクリックします。

10. プルダウンから「新しいキーペアの作成」を選択します。

以下を設定し、「キーペアのダウンロード」をクリックします。

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導入の手引き

11. 成したキーペアを保存します。

12. 「インスタンスの作成」をクリックします。

13. インスタンスが作成されたことを確認します。

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2.5.2 ElasticIP設定 インスタンスに ElasticIPを設定する手順をご紹介します。インスタンスに静的 IPアドレスを設定します。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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導入の手引き

2. 「Elastic IP」をクリックします。

3. 「新しいアドレスの割り当て」をクリックします。

4. 「関連付ける」をクリックします。

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5. 「閉じる」をクリックします。

6. 新しいアドレスが割り当てられたことを確認します。

7. 割り当てられた ElasticIPを選択し、「アクション > アドレスの関連付け」をクリックします。

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導入の手引き

8. インスタンスに ElasticIPを関連付けます。

以下を設定し、「関連付ける」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス インスタンスを設定します。 sample_mta

プライベート IPアド

レス

プライベート IPアドレスを設定します。 デフォル

ト:10.0.10.205*

9. インスタンスに ElasticIPが関連付けされたことを確認します。

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GUARDIANWALL AWS対応

2.5.3 ボリューム追加 ボリュームを追加する手順をご紹介します。インスタンスにボリュームを追加します。

導入時にはスワップ領域が存在しませんので

スワップ領域を作成します。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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導入の手引き

2. 「ボリューム」をクリックします。

3. 「ボリュームの作成」をクリックします。

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4. ボリュームを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ ボリュームタイプの設定をします。 汎用(SSD)

サイズ(GiB) サイズの設定をします。 3

IOPS IOPSの設定をします デフォルト

アベイラビリティー

ゾーン

アベイラビリティーゾーンの設定をします。

「アジアパシフィック(東京、ap-northeast-1)」を選択

ap-northeast-1

スナップショット スナップショットの設定をします。 デフォルト

暗号化 暗号化の設定をします。 デフォルト

5. ボリュームが作成されたことを確認します。

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導入の手引き

6. インスタンスとボリュームを紐付けます。

ボリュームを選択し、「アクション > ボリュームのアタッチ」をクリックします。

7. ボリュームをアタッチします。

以下を設定し、「アタッチ」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス インスタンスの設定をします。 sample_mta

デバイス デバイスの設定をします。 デフォルト

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8. ボリュームがアタッチされたことを確認します。

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導入の手引き

2.5.4 ボリュームフォーマット ボリュームをフォーマットする手順をご紹介します。ボリュームをフォーマットします。

1. SSHから内部メールサーバーに接続します。

内部メールサーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。ec2-userでログインします。 ec2-user

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 追加されたボリュームのフォーマットを行います。

$ sudo fdisk /dev/xvdf

3. 追加されたボリュームを割り当てるパーティションを作成するため、「n」を入力します。

Command (m for help) : n

4. 作成するパーティションの種類として「primary」を選択します。「p」を入力し、パーティションを作成

します。

Partition type: p primary (0 primary, 0 extended, 4 free) e extended Select (default p): p

5. パーティションとして設定するパーティション番号を指定します。「1」を入力します。

Partition number (1-4, default 1): 1

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6. パーティションに割り当てる最初のセクターを指定します。デフォルト値を使用するため「Enter」キー

を押下します。

First sector (3072-4194303, default 3072): Using default value 3072

7. パーティションに割り当てる最後のセクターを指定します。追加した 3GB全てを割り当てるため、デフ

ォルト値を使用します。「Enter」キーを押下します。

Last sector, +sectors or +size{K,M,G} (3072-4194303, default 4194303): Using default value 4194303 Partition 1 of type Linux and of size 3 GiB is set

8. パーティションタイプを変更するため、「t」を入力します。

Command (m for help): t

9. パーティションタイプを変更するパーティション番号を指定します。「1」を指定します。

Selected partition 1

10. パーティションタイプを「Linux LVM」に変更します。「Linux LVM」の IDの「8e」を入力します。

Hex code (type L to list all codes): 8e Changed type of partition 'Linux' to 'Linux LVM'

11. 今までの設定を保存するため、「w」を入力します。

Command (m for help): w The partition table has been altered! Calling ioctl() to re-read partition table. Syncing disks.

12. OSを再起動して設定を反映させます。

$ sudo shutdown –r now

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導入の手引き

2.5.5 LVMへのボリューム割当て フォーマットしたボリュームを LVMへ割り当てる手順をご紹介します。スワップ領域に割り当てます。

1. SSHから内部メールサーバーに接続します。

内部メールサーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。ec2-userでログインします。 ec2-user

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 新たに追加された「xvdf1」を「Physical volume」として追加します。「sudo pvcreate /dev/xvdf1」

コマンドを入力し、「successfully created」と表示されることを確認します。

$ sudo pvcreate /dev/xvdf1 Physical volume "/dev/sdf1" successfully created

3. 「VolGroup01」グループを作成します。「sudo vgcreate VolGroup01 /dev/xvdf1」コマンドを入力し、

「successfully created」と表示されることを確認します。

$ sudo vgcreate VolGroup01 /dev/xvdf1 Volume group "VolGroup01" successfully created

4. スワップ領域「LvData-swap」を作成し、全て割り当てます。「sudo lvcreate -n LvData-swap -l

100%FREE VolGroup01」コマンドを入力し、「created」と表示されることを確認します。

$ sudo lvcreate -n LvData-swap -l 100%FREE VolGroup01 Logical volume "LvData-swap" created.

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GUARDIANWALL AWS対応

5. スワップ領域を作成します。「mkswap /dev/VolGroup01/LvData-swap -f」コマンドを入力し、「Setting

up swapspace」と表示されることを確認します。

# mkswap /dev/VolGroup01/LvData-swap -f Setting up swapspace version 1, size = 3145724 KiB no label, UUID=f6f1c744-61d4-4642-b4fe-7321549ba5fd

6. スワップ領域を有効にします。「swapon /dev/VolGroup01/LvData-swap」コマンドを入力します。

# swapon /dev/VolGroup01/LvData-swap

7. スワップ領域が有効になっていることを確認します。「swapon –s」コマンドを入力し、スワップ領域が

表示されることを確認します。

# swapon –s Filename Type Size Used Priority /dev/dm-0 partition 3145724 0 -1

8. スワップ領域を自動的にマウントされるように設定します。

# vi /etc/fstab 以下を最下行に追加します。 /dev/VolGroup01/LvData-swap swap swap defaults 0 0

9. OSを再起動して設定を反映させます。以下のコマンドを入力します。

# shutdown –r now

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導入の手引き

2.5.6 EC2初期セットアップ EC2初期セットアップ手順をご紹介します。パスワード設定、タイムゾーンの変更をします。

内部メールサーバーとしての各設定は

初期セットアップ手順終了後にお客様の環境に合わせ設定を行ってください。

1. SSHから内部メールサーバーに接続します。

内部メールサーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。ec2-userでログインします。 ec2-user

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 初期時 ec2-userにパスワードが設定されていないため、設定を行います。

「sudo passwd ec2-user」コマンドを入力します。

$ sudo passwd ec2-user

3. パスワードを2回問い合わせてきますので、設定したいパスワードを入力します。

New password: Retype new password:

4. 初期時 rootにもパスワードが設定されていないため、設定を行います。

「sudo passwd root」コマンドを入力します。

$ sudo passwd root

5. パスワードを2回問い合わせてきますので、設定したいパスワードを入力します。

New password: Retype new password:

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GUARDIANWALL AWS対応

6. 導入時はタイムゾーン設定が日本時間になっていませんので、タイムゾーンを変更します。

$ sudo cp -p /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

以下も変更します。

$ sudo vi /etc/sysconfig/clock 以下内容で設定します。 ZONE="Asia/Tokyo"

7. パッケージを更新します。

$ sudo yum update

8. OSを再起動して設定を反映させます。

$ sudo shutdown –r now

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| 管理/検査 複数台構成 手順

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導入の手引き

3. 管理/検査 複数台構成 手順

3.1 管理サーバーセットアップ

GUARDIANWALL管理サーバーをセットアップする手順をご紹介します。AWS上で使用する

GUARDIANWALL管理サーバーをセットアップします。

3.1.1 EC2作成 EC2を作成する手順をご紹介します。GUARDIANWALL管理サーバー用の仮想サーバーを作成します。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

2. 「インスタンスの作成」をクリックします。

3. 「AWS Marketplace」をクリックします。

4. 検索で「centos」と入力します。

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| 管理/検査 複数台構成 手順

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導入の手引き

5. Amazonマシンイメージを選択します。

以下を選択し、「選択」をクリックします。

項目 説明 設定例

AMI 搭載する OSを設定します。 CentOS 6(x86_64)

– with Updates

HVM

6. インスタンスタイプを選択します。

以下を選択し、「次の手順:インスタンスの詳細の設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ インスタンスタイプを設定します。 t2.small

(CPU:1,

メモリ:2GB)

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GUARDIANWALL AWS対応

7. インスタンスの詳細を設定します。

以下を設定し、「次の手順:ストレージの追加」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス数 インスタンス数の設定をします。 デフォルト:1

購入のオプション スポットインスタンスのリクエストオプションの設定を

します。

デフォルト:チェック

なし

ネットワーク ネットワークの設定をします。 sample_vpc

サブネット サブネットの設定をします。 sample_subnet

自動割り当てパブリ

ック IP

自動割り当てパブリック IPの設定をします。 デフォルト:サブネッ

ト設定を使用(無効)

IAMロール IAMロールの設定をします。 デフォルト:なし

シャットダウン動作 シャットダウン動作の設定をします。 デフォルト:停止

削除保護の有効化 削除保護の有効化の設定をします。 デフォルト:チェック

なし

モニタリング モニタリングの設定をします。 デフォルト:チェック

なし

テナンシー テナンシーの設定をします。 デフォルト:共有テナ

ンシー(マルチテナン

ト ハードウェア)

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| 管理/検査 複数台構成 手順

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導入の手引き

8. ストレージの追加を設定します。

以下を設定し、「次の手順:インスタンスのタグ付け」をクリックします。

項目 説明 設定例

サイズ ストレージのサイズを設定します。 30GiB

ボリュームタイプ ストレージのボリュームタイプを設定します。 汎用(SSD)

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GUARDIANWALL AWS対応

9. インスタンスのタグ付けの設定をします。

以下を設定し、「次の手順:セキュリティグループの設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

キー キーを設定します。 デフォルト:Name

値 タグ付けする値を設定します。 sample_guardiansuite

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| 管理/検査 複数台構成 手順

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導入の手引き

10. セキュリティグループの設定をします。

以下を設定し、「確認と作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

セキュリティグルー

プの割り当て

セキュリティグループを選択します。 既存のセキュリティ

グループを選択する

セキュリティグルー

既存のセキュリティグループを選択します。 sample_group

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GUARDIANWALL AWS対応

11. 「作成」をクリックします。

12. プルダウンから「既存のキーペア」を選択し、作成したキーペアを選択します。

「選択したプライベートキーファイルへアクセス権があり、このファイルなしではインスタンスにログイ

ンできないことを認識しています。」にチェックします。

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| 管理/検査 複数台構成 手順

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導入の手引き

13. 「インスタンスの作成」をクリックします。

14. インスタンスが作成されたことを確認します。

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GUARDIANWALL AWS対応

3.1.2 ElasticIP設定 インスタンスに ElasticIPを設定する手順をご紹介します。インスタンスに静的 IPアドレスを設定します。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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導入の手引き

2. 「Elastic IP」をクリックします。

3. 「新しいアドレスの割り当て」をクリックします。

4. 「関連付ける」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

5. 「閉じる」をクリックします。

6. 新しいアドレスが割り当てられたことを確認します。

7. 割り当てられた ElasticIPを選択し、「アクション > アドレスの関連付け」をクリックします。

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導入の手引き

8. インスタンスに ElasticIPを関連付けます。

以下を設定し、「関連付ける」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス インスタンスを設定します。 sample_guardiansuite

プライベート IPア

ドレス

プライベート IPアドレスを設定します。 デフォル

ト:10.0.10.221*

9. インスタンスに ElasticIPが関連付けされたことを確認します。

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GUARDIANWALL AWS対応

3.1.3 ボリューム追加 ボリュームを追加する手順をご紹介します。インスタンスにボリュームを追加します。

導入時にはスワップ領域が存在しません。

GUARDIANWALL使用するためにはスワップ領域の作成は必須になります。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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導入の手引き

2. 「ボリューム」をクリックします。

3. 「ボリュームの作成」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

4. ボリュームを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ ボリュームタイプの設定をします。 汎用(SSD)

サイズ(GiB) サイズの設定をします。 50

IOPS IOPSの設定をします デフォルト

アベイラビリティー

ゾーン

アベイラビリティーゾーンの設定をします。

「アジアパシフィック(東京、ap-northeast-1)」を選択

ap-northeast-1

スナップショット スナップショットの設定をします。 デフォルト

暗号化 暗号化の設定をします。 デフォルト

5. ボリュームが作成されたことを確認します。

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導入の手引き

6. インスタンスとボリュームを紐付けます。

ボリュームを選択し、「アクション > ボリュームのアタッチ」をクリックします。

7. ボリュームをアタッチします。

以下を設定し、「アタッチ」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス インスタンスの設定をします。 sample_guardiansuite

デバイス デバイスの設定をします。 デフォルト

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8. ボリュームがアタッチされたことを確認します。

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導入の手引き

3.1.4 ボリュームフォーマット ボリュームをフォーマットする手順をご紹介します。ボリュームをフォーマットします。

1. SSHから管理サーバーサーバーに接続します。

管理サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 追加されたボリュームのフォーマットを行います。

# fdisk /dev/xvdf

3. 追加されたボリュームを割り当てるパーティションを作成するため、「n」を入力します。

Command (m for help) : n

4. 作成するパーティションの種類として「primary」を選択します。「p」を入力し、パーティションを作成

します。

Command action e extended p primary partition (1-4) p

5. パーティションとして設定するパーティション番号を指定します。「1」を入力します。

Partition number (1-4): 1

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6. パーティションに割り当てる最初のセクターを指定します。デフォルト値を使用するため「Enter」キー

を押下します。

First cylinder (1-10443, default 1): Using default value 1

7. パーティションに割り当てる最後のセクターを指定します。追加した分全てを割り当てるため、デフォル

ト値を使用します。「Enter」キーを押下します。

Last cylinder, +cylinders or +size{K,M,G} (1-10443, default 10443): Using default value 10443

8. パーティションタイプを変更するため、「t」を入力します。

Command (m for help): t

9. パーティションタイプを変更するパーティション番号を指定します。「1」を指定します。

Selected partition 1

10. パーティションタイプを「Linux LVM」に変更します。「Linux LVM」の IDの「8e」を入力します。

Hex code (type L to list codes): 8e Changed system type of partition 1 to 8e (Linux LVM)

11. 今までの設定を保存するため、「w」を入力します。

Command (m for help): w The partition table has been altered! Calling ioctl() to re-read partition table. Syncing disks.

12. OSを再起動して設定を反映させます。

# shutdown –r now

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導入の手引き

3.1.5 LVMへのボリューム割当て ボリュームをフォーマットする手順をご紹介します。スワップ領域、アーカイブ領域、メールログ領域に割

り当てます。

1. SSHから管理サーバーサーバーに接続します。

管理サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 本手順では以下のボリューム名、パーティションを作成します。

項目 説明 備考

ボリュームグループ名 VolGroup01

論理ボリューム名 1 LvData-swap スワップ領域用

論理ボリューム名 2 LvData-archive アーカイブ領域用

論理ボリューム名 3 LvData-logs メールログ領域用

パーティション /gs/data/store アーカイブ領域用

/gs/data/logs メールログ領域用

3. LVMに必要なパッケージを導入します。

# yum install lvm2

4. 新たに追加された「xvdf1」を「Physical volume」として追加します。「sudo pvcreate /dev/xvdf1」

コマンドを入力し、「successfully created」と表示されることを確認します。

# pvcreate /dev/xvdf1 Physical volume "/dev/sdf1" successfully created

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5. 「VolGroup01」グループを作成します。「sudo vgcreate VolGroup01 /dev/xvdf1」コマンドを入力し、

「successfully created」と表示されることを確認します。

# vgcreate VolGroup01 /dev/xvdf1 Volume group "VolGroup01" successfully created

6. スワップ領域「LvData-swap」を作成し、3GB割り当てます。「lvcreate -n LvData-swap -L 3072

VolGroup01」コマンドを入力し、「created」と表示されることを確認します。

# lvcreate -n LvData-swap -L 3072 VolGroup01 Logical volume "LvData-swap" created

7. スワップ領域を作成します。「mkswap /dev/VolGroup01/LvData-swap -f」コマンドを入力し、「Setting

up swapspace」と表示されることを確認します。

# mkswap /dev/VolGroup01/LvData-swap -f Setting up swapspace version 1, size = 3145724 KiB no label, UUID=d0413522-28ab-488a-a216-bf61377fd01c

8. スワップ領域を有効にします。「swapon /dev/VolGroup01/LvData-swap」コマンドを入力します。

# swapon /dev/VolGroup01/LvData-swap

9. スワップ領域が有効になっていることを確認します。「swapon –s」コマンドを入力し、スワップ領域が

表示されることを確認します。

# swapon –s Filename Type Size Used Priority /dev/dm-0 partition 3145724 0 -1

10. アーカイブ領域「LvData-archive」を作成し、37GB割り当てます。「lvcreate -n LvData-archive -L 37888

VolGroup01」コマンドを入力し、「created」と表示されることを確認します。

# lvcreate -n LvData-archive -L 37888 VolGroup01

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導入の手引き

11. ファイルシステムを作成します。「mkfs -t ext4 /dev/VolGroup01/LvData-archive」コマンドを入力し、

「override」と表示されることを確認します。

# mkfs -t ext4 /dev/VolGroup01/LvData-archive mke2fs 1.41.12 (17-May-2010) : Use tune2fs -c or -i to override.

12. アーカイブ領域のディレクトリを作成します。

# mkdir –p /gs/data/store

13. アーカイブ領域をマウントします。

# mount –o rw –t ext4 /dev/VolGroup01/LvData-archive /gs/data/store

14. メールログ領域「LvData-logs」を作成し、残り全て割り当てます。「lvcreate -n LvData-logs -l

100%FREE VolGroup01」コマンドを入力し、「created」と表示されることを確認します。

# lvcreate -n LvData-logs –l 100%FREE VolGroup01 Logical volume "LvData-logs" created.

15. ファイルシステムを作成します。「mkfs -t ext4 /dev//dev/VolGroup01/LvData-logs」コマンドを入力

し、「override」と表示されることを確認します。

# mkfs -t ext4 /dev//dev/VolGroup01/LvData-logs mke2fs 1.41.12 (17-May-2010) : Use tune2fs -c or -i to override.

16. メールログ領域のディレクトリを作成します。

# mkdir –p /gs/data/logs

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17. メールログ領域をマウントします。

# mount –o rw –t ext4 /dev/VolGroup01/LvData-logs /gs/data/logs

18. スワップ領域,アーカイブ領域,メールログ領域を自動的にマウントされるように設定します。

# vi /etc/fstab 以下を最下行に追加します。 /dev/VolGroup01/LvData-swap swap swap defaults 0 0 /dev/VolGroup01/LvData-archive /gs/data/store ext4 defaults 1 1 /dev/VolGroup01/LvData-logs /gs/data/logs ext4 defaults 1 1

19. OSを再起動して設定を反映させます。以下のコマンドを入力します。

# shutdown –r now

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導入の手引き

3.1.6 EC2初期セットアップ EC2初期セットアップ手順をご紹介します。パスワード設定、タイムゾーンの変更をします。

1. SSHから管理サーバーに接続します。

管理サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 導入時 rootにパスワードが設定されていないため、設定を行います。

以下コマンドを入力します。

# passwd root

3. パスワードを2回問い合わせてきますので、設定したいパスワードを入力します。

New password: Retype new password:

4. 導入時タイムゾーン設定が日本時間になっていませんので、タイムゾーンを変更します。

# cp -p /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

以下も変更します。

$ sudo vi /etc/sysconfig/clock 以下内容で設定します。 ZONE="Asia/Tokyo"

5. 時刻同期させるために、ntpパッケージを導入します。

# yum install ntp

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6. ntpdの自動起動の設定を行います。

# chkconfig ntpd on

7. 内部メールサーバーに時刻同期するための設定を行います。

内部メールサーバーのプライベート IPアドレスを設定します。

# vi /etc/fstab 以下のように設定します。 #server 0.centos.pool.ntp.org iburst #server 1.centos.pool.ntp.org iburst #server 2.centos.pool.ntp.org iburst #server 3.centos.pool.ntp.org iburst server XXX.XXX.XXX.XXX

8. ntpdを起動します。

# /etc/init.d/ntpd start

9. 内部メールサーバーに時刻同期していることを確認します。

# ntpq -p

10. パッケージを更新します。

# yum update

11. OSを再起動して設定を反映させます。以下のコマンドを入力します。

# shutdown –r now

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導入の手引き

3.1.7 s3fs導入 s3fsを導入する手順をご紹介します。S3をEC2でマウントするための設定をします。

1. SSHから管理サーバーに接続します。

管理サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. s3fsに必要な以下パッケージをインストールします。「Complete!」と表示されることを確認します。

# yum -y install gcc-c++ fuse fuse-devel libcurl-devel libxm libxslt-devel openssl-devel Complete!

# yum install wget Complete!

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GUARDIANWALL AWS対応

3. 以下手順で fuseをインストールします。

# cd /usr/local/src/ # wget http://downloads.sourceforge.net/project/fuse/fuse-2.X/2.9.3/fuse-29..9.3.tar.gz “fuse-2.9.3.tar.gz” saved # tar xvfz fuse-2.9.3.tar.gz # cd fuse-2.9.3 # ./configfigure ure --prefix=/usr checking build system type... x86_64-unknown-linux-gnu : config.status: executing libtool commands # make Making all in include : make[1]: Leaving directory `/usr/local/src/fuse-2.9.3' # make install Making install in include : make[1]: Leaving directory `/usr/local/src/fuse-2.9.3'

4. 「.bash_profile」をバックアップします。

# cp -p /root/.bash_profile /root/.bash_profile_def

5. 「.bash_profile」に以下設定を追加します。

# echo "export PKG_CONFIG_PATH=/usr/lib/pkgconfig:/usr/lib64/pkgconfig" >> /root/.bash_profile

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導入の手引き

6. 変更内容を反映します。

# source /root/.bash_profile

7. 設定が追加されていることを確認します。

# diff /root/.bash_profile /root/.bash_profile_def

8. 作業ディレクトリを作成し、作成したディレクトリに移動します。

# cd /root # mkdir work # cd work

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GUARDIANWALL AWS対応

9. 以下手順で s3fsをインストールします。

# wget https://github.com/s3fs-fuse/s3fs-fuse/archive/v1.78.tar.gz “v1.78.tar.gz” saved # tar xvzf v1.78.tar.gz # cd s3fs-fuse-1.78/ # ./autogen.sh configure.ac:25: installing `./config.guess' : src/Makefile.am: installing `./depcomp' # cd /work/s3fs-fuse-1.78/ # ./configure --prefix=/usr checking build system type... x86_64-unknown-linux-gnu : config.status: executing depfiles commands # make Making all in src : make[1]: Leaving directory `/work/s3fs-fuse-1.78' # make install Making install in src : make[1]: Leaving directory `/work/s3fs-fuse-1.78' # whereis s3fs s3fs: /usr/bin/s3fs /usr/share/man/man1/s3fs.1

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導入の手引き

10. 以下手順で S3にマウントします。

# mkdir –p /mnt/s3 # echo "[S3 アカウントの Access Key]:[S3 アカウントの Secret Access Key] " >> /etc/passwd-s3fs # chmod 640 /etc/passwd-s3fs # s3fs guardian-backup /mnt/s3 fuse: warning: library too old, some operations may not not work # ldconfig # modprobe fuse # s3fs guardian-backup /mnt/s3 # df –h Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on : s3fs 256T 0 256T 0% /mnt/s3

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GUARDIANWALL AWS対応

11. 自動マウントを設定します。

# vi /etc/init.d/s3mount 以下のように設定します。 #!/bin/sh # chkconfig: 2345 99 10 # description: test shell case "$1" in start) ldconfig modprobe fuse s3fs guardian-backup /mnt/backup -o allow_other ;; stop) umount /mnt/backup ;; *) break ;; esac

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導入の手引き

3.1.8 GUARDIANWALLインストール GUARDIANWALL管理サーバーをインストールする手順をご紹介します。AWS上にGUARDIANWALL管理

サーバーをインストールします。

GUARDIANWALLのマニュアル

(管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~)

通りにインストールを行ってください。

1. GUARDIANWALLインストール前の準備をします。

『管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~』の「1 準備」を参照し、

作業を行ってください。

2. GUARDIANWALLをインストールします。

『管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~』の「2 インストール」を参

照し、作業を行ってください。

3. GUARDIANWALLの動作確認をします。

『管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~』の「3 動作確認」を参照し、

作業を行ってください。

4. ライセンスの登録をします。

『管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~』の「4 ライセンス登録」を

参照し、作業を行ってください。

5. パスワードの設定をします。

『管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~』の「5 パスワード設定」を

参照し、作業を行ってください。

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GUARDIANWALL AWS対応

3.2 検査サーバーセットアップ

GUARDIANWALL検査サーバーをセットアップする手順をご紹介します。AWS上で使用する

GUARDIANWALL検査サーバーをセットアップします。

3.2.1 EC2作成 EC2を作成する手順をご紹介します。GUARDIANWALL検査サーバー用の仮想サーバーを作成します。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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導入の手引き

2. 「インスタンスの作成」をクリックします。

3. 「AWS Marketplace」をクリックします。

4. 検索で「centos」と入力します。

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GUARDIANWALL AWS対応

5. Amazonマシンイメージを選択します。

以下を選択し、「選択」をクリックします。

項目 説明 設定例

AMI 搭載する OSを設定します。 CentOS 6(x86_64)

– with Updates

HVM

6. インスタンスタイプを選択します。

以下を選択し、「次の手順:インスタンスの詳細の設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ インスタンスタイプを設定します。 t2.small

(CPU:1,

メモリ:2GB)

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導入の手引き

7. インスタンスの詳細を設定します。

以下を設定し、「次の手順:ストレージの追加」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス数 インスタンス数の設定をします。 デフォルト:1

購入のオプション スポットインスタンスのリクエストオプションの設定を

します。

デフォルト:チェック

なし

ネットワーク ネットワークの設定をします。 sample_vpc

サブネット サブネットの設定をします。 sample_subnet

自動割り当てパブリ

ック IP

自動割り当てパブリック IPの設定をします。 デフォルト:サブネッ

ト設定を使用(無効)

IAMロール IAMロールの設定をします。 デフォルト:なし

シャットダウン動作 シャットダウン動作の設定をします。 デフォルト:停止

削除保護の有効化 削除保護の有効化の設定をします。 デフォルト:チェック

なし

モニタリング モニタリングの設定をします。 デフォルト:チェック

なし

テナンシー テナンシーの設定をします。 デフォルト:共有テナ

ンシー(マルチテナン

ト ハードウェア)

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GUARDIANWALL AWS対応

8. ストレージの追加を設定します。

以下を設定し、「次の手順:インスタンスのタグ付け」をクリックします。

項目 説明 設定例

サイズ ストレージのサイズを設定します。 30GiB

ボリュームタイプ ストレージのボリュームタイプを設定します。 汎用(SSD)

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導入の手引き

9. インスタンスのタグ付けの設定をします。

以下を設定し、「次の手順:セキュリティグループの設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

キー キーを設定します。 デフォルト:Name

値 タグ付けする値を設定します。 sample_guardianwall

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10. セキュリティグループの設定をします。

以下を設定し、「確認と作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

セキュリティグルー

プの割り当て

セキュリティグループを選択します。 既存のセキュリティ

グループを選択する

セキュリティグルー

既存のセキュリティグループを選択します。 sample_group

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導入の手引き

11. 「作成」をクリックします。

12. プルダウンから「既存のキーペア」を選択し、作成したキーペアを選択します。

「選択したプライベートキーファイルへアクセス権があり、このファイルなしではインスタンスにログイ

ンできないことを認識しています。」にチェックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

13. 「インスタンスの作成」をクリックします。

14. インスタンスが作成されたことを確認します。

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導入の手引き

3.2.2 ElasticIP設定 インスタンスに ElasticIPを設定する手順をご紹介します。インスタンスに静的 IPアドレスを設定します。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

2. 「Elastic IP」をクリックします。

3. 「新しいアドレスの割り当て」をクリックします。

4. 「関連付ける」をクリックします。

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導入の手引き

5. 「閉じる」をクリックします。

6. 新しいアドレスが割り当てられたことを確認します。

7. 割り当てられた ElasticIPを選択し、「アクション > アドレスの関連付け」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

8. インスタンスに ElasticIPを関連付けます。

以下を設定し、「関連付ける」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス インスタンスを設定します。 sample_guardianwall

プライベート IPアド

レス

プライベート IPアドレスを設定します。 デフォル

ト:10.0.10.36*

9. インスタンスに ElasticIPが関連付けされたことを確認します。

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導入の手引き

3.2.3 ボリューム追加 ボリュームを追加する手順をご紹介します。インスタンスにボリュームを追加します。

導入時にはスワップ領域が存在しません。

GUARDIANWALL使用するためにはスワップ領域の作成は必須になります。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

2. 「ボリューム」をクリックします。

3. 「ボリュームの作成」をクリックします。

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導入の手引き

4. ボリュームを作成します。

以下を設定し、「作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ ボリュームタイプの設定をします。 汎用(SSD)

サイズ(GiB) サイズの設定をします。 20

IOPS IOPSの設定をします デフォルト

アベイラビリティー

ゾーン

アベイラビリティーゾーンの設定をします。

「アジアパシフィック(東京、ap-northeast-1)」を選択

ap-northeast-1

スナップショット スナップショットの設定をします。 デフォルト

暗号化 暗号化の設定をします。 デフォルト

5. ボリュームが作成されたことを確認します。

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6. インスタンスとボリュームを紐付けます。

ボリュームを選択し、「アクション > ボリュームのアタッチ」をクリックします。

7. ボリュームをアタッチします。

以下を設定し、「アタッチ」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス インスタンスの設定をします。 sample_guardianwall

デバイス デバイスの設定をします。 デフォルト

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導入の手引き

8. ボリュームがアタッチされたことを確認します。

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3.2.4 ボリュームフォーマット ボリュームをフォーマットする手順をご紹介します。ボリュームをフォーマットします。

1. SSHから検査サーバーに接続します。

検査サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 追加されたボリュームのフォーマットを行います。

# fdisk /dev/xvdf

3. 追加されたボリュームを割り当てるパーティションを作成するため、「n」を入力します。

Command (m for help) : n

4. 作成するパーティションの種類として「primary」を選択します。「p」を入力し、パーティションを作成

します。

Command action e extended p primary partition (1-4) p

5. パーティションとして設定するパーティション番号を指定します。「1」を入力します。

Partition number (1-4): 1

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導入の手引き

6. パーティションに割り当てる最初のセクターを指定します。デフォルト値を使用するため「Enter」キー

を押下します。

First cylinder (1-10443, default 1): Using default value 1

7. パーティションに割り当てる最後のセクターを指定します。追加した分全てを割り当てるため、デフォル

ト値を使用します。「Enter」キーを押下します。

Last cylinder, +cylinders or +size{K,M,G} (1-10443, default 10443): Using default value 10443

8. パーティションタイプを変更するため、「t」を入力します。

Command (m for help): t

9. パーティションタイプを変更するパーティション番号を指定します。「1」を指定します。

Selected partition 1

10. パーティションタイプを「Linux LVM」に変更します。「Linux LVM」の IDの「8e」を入力します。

Hex code (type L to list codes): 8e Changed system type of partition 1 to 8e (Linux LVM)

11. 今までの設定を保存するため、「w」を入力します。

Command (m for help): w The partition table has been altered! Calling ioctl() to re-read partition table. Syncing disks.

12. OSを再起動して設定を反映させます。

# shutdown –r now

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3.2.5 LVMへのボリューム割当て ボリュームをフォーマットする手順をご紹介します。スワップ領域、アーカイブ領域、メールログ領域に割

り当てます。

1. SSHから管理サーバーサーバーに接続します。

管理サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 本手順では以下のボリューム名、パーティションを作成します。

項目 説明 備考

ボリュームグループ名 VolGroup01

論理ボリューム名 1 LvData-swap スワップ領域用

論理ボリューム名 2 LvData-archive アーカイブ領域用

パーティション /gs/data/store アーカイブ領域用

3. LVMに必要なパッケージを導入します。

# yum install lvm2

4. 新たに追加された「xvdf1」を「Physical volume」として追加します。「sudo pvcreate /dev/xvdf1」

コマンドを入力し、「successfully created」と表示されることを確認します。

# pvcreate /dev/xvdf1 Physical volume "/dev/sdf1" successfully created

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導入の手引き

5. 「VolGroup01」グループを作成します。「sudo vgcreate VolGroup01 /dev/xvdf1」コマンドを入力し、

「successfully created」と表示されることを確認します。

# vgcreate VolGroup01 /dev/xvdf1 Volume group "VolGroup01" successfully created

6. スワップ領域「LvData-swap」を作成し、3GB割り当てます。「lvcreate -n LvData-swap -L 3072

VolGroup01」コマンドを入力し、「created」と表示されることを確認します。

# lvcreate -n LvData-swap -L 3072 VolGroup01 Logical volume "LvData-swap" created

7. スワップ領域を作成します。「mkswap /dev/VolGroup01/LvData-swap -f」コマンドを入力し、「Setting

up swapspace」と表示されることを確認します。

# mkswap /dev/VolGroup01/LvData-swap -f Setting up swapspace version 1, size = 3145724 KiB no label, UUID=d0413522-28ab-488a-a216-bf61377fd01c

8. スワップ領域を有効にします。「swapon /dev/VolGroup01/LvData-swap」コマンドを入力します。

# swapon /dev/VolGroup01/LvData-swap

9. スワップ領域が有効になっていることを確認します。「swapon –s」コマンドを入力し、スワップ領域が

表示されることを確認します。

# swapon –s Filename Type Size Used Priority /dev/dm-0 partition 3145724 0 -1

10. アーカイブ領域「LvData-archive」を作成し、残り全て割り当てます。「lvcreate -n LvData-archive -l

100%FREE VolGroup01」コマンドを入力し、「created」と表示されることを確認します。

# lvcreate -n LvData-archive -l 100%FREE VolGroup01 Logical volume "LvData-archive" created.

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11. ファイルシステムを作成します。「mkfs -t ext4 /dev/VolGroup01/LvData-archive」コマンドを入力し、

「override」と表示されることを確認します。

# mkfs -t ext4 /dev/VolGroup01/LvData-archive mke2fs 1.41.12 (17-May-2010) : Use tune2fs -c or -i to override.

12. アーカイブ領域のディレクトリを作成します。

# mkdir –p /gs/data/store

13. アーカイブ領域をマウントします。

# mount –o rw –t ext4 /dev/VolGroup01/LvData-archive /gs/data/store

14. スワップ領域,アーカイブ領域を自動的にマウントされるように設定します。

# vi /etc/fstab 以下を最下行に追加します。 /dev/VolGroup01/LvData-swap swap swap defaults 0 0 /dev/VolGroup01/LvData-archive /gs/data/store ext4 defaults 1 1

15. OSを再起動して設定を反映させます。以下のコマンドを入力します。

# shutdown –r now

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導入の手引き

3.2.6 EC2初期セットアップ EC2初期セットアップ手順をご紹介します。パスワード設定、タイムゾーンの変更をします。

1. SSHから検査サーバーに接続します。

管理サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 導入時 rootにパスワードが設定されていないため、設定を行います。

以下コマンドを入力します。

# passwd root

3. パスワードを2回問い合わせてきますので、設定したいパスワードを入力します。

New password: Retype new password:

4. 導入時タイムゾーン設定が日本時間になっていませんので、タイムゾーンを変更します。

# cp -p /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

以下も変更します。

# vi /etc/sysconfig/clock 以下内容で設定します。 ZONE="Asia/Tokyo"

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GUARDIANWALL AWS対応

5. 時刻同期させるために、ntpパッケージを導入します。

# yum install ntp

6. ntpdの自動起動の設定を行います。

# chkconfig ntpd on

7. 内部メールサーバーに時刻同期するための設定を行います。

内部メールサーバーのプライベート IPアドレスを設定します。

# vi /etc/ntp.conf 以下のように設定します。 #server 0.centos.pool.ntp.org iburst #server 1.centos.pool.ntp.org iburst #server 2.centos.pool.ntp.org iburst #server 3.centos.pool.ntp.org iburst server XXX.XXX.XXX.XXX

8. ntpdを起動します。

# /etc/init.d/ntpd start

9. 内部メールサーバーに時刻同期していることを確認します。

# ntpq -p

10. パッケージを更新します。

# yum update

11. OSを再起動して設定を反映させます。以下のコマンドを入力します。

# shutdown –r now

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導入の手引き

3.2.7 GUARDIANWALLインストール GUARDIANWALL検査サーバーをインストールする手順をご紹介します。AWS上にGUARDIANWALL検査

サーバーをインストールします。

GUARDIANWALLのマニュアル

(検査サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL導入事前準備~)

(管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~)

通りにインストールを行ってください。

1. GUARDIANWALLインストール前の準備をします。

『検査サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL導入事前準備~』の「1 インストールプラン」、「2 デ

ータ保存用ディスク領域」、「3-3 Red Hat Enterprise Linux 6への導入準備(管理サーバー/検査サーバ

ー)」、「4 MTA設定」を参照し、作業を行ってください。

2. GUARDIANWALLをインストールします。

『管理サーバー導入の手引き~GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN共通~』の「2 インストール」を参

照し、作業を行ってください。

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GUARDIANWALL AWS対応

3.3 管理サーバーと検査サーバーの関連付け

GUARDIANWALLのインストールが完了すると管理画面からGUARDIANWALLを利用することができるよ

うになります。始めに管理サーバーから検査サーバーを管理するため関連付けを行ってください。

1. Webブラウザより「http:// /GUARDIANWALL管理サーバーの IPアドレス:8080/login」で管理画面へ

接続します。以下の情報を入力し、「ログイン」をクリックします。

以下のアカウント、パスワードは管理画面用にデフォルトで設定されています。

rootアカウントとパスワードはご利用いただけませんのでご注意ください。

項目 値

管理クラス 情報管理者

アカウント admin

パスワード mgadm99

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導入の手引き

2. 「共通」-「検査サーバー管理」-「個別設定」をクリックします。個別設定の画面に移行後、「サーバー追

加」をクリックします。

3. 検査サーバーの IPアドレス等を設定し、「追加」をクリックします。

項目 説明 設定例

ID 検査サーバーを管理するための番号です。任意の値を

設定することができます。

1

IPアドレス 検査サーバーの IPアドレスを設定します。

※プライベート IPアドレスを設定します。

10.0.10.1

種別 検査サーバーの種類を選択します。本製品では「メー

ル」のみ選択できます。

メール

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GUARDIANWALL AWS対応

4. サーバープロセスの再起動が通知されるので、「OK」をクリックします。

5. 画面上部に「検査サーバー1を追加しました」と表示されること、検査サーバーが登録されたことをそれ

ぞれ確認します。

6. 「共通」-「検査サーバー管理」-「状況確認」をクリックします。登録した検査サーバーのプロセス動作

状況が「稼働中」になっていることを確認します。

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導入の手引き

付録 AWSを使う際に利用するその他の項目を記載します。

1. イメージバックアップ EC2の起動イメージをバックアップする手順をご紹介します。作成したインスタンスをバックアップします。

本手順では、GUARDIANWALL管理サーバーのバックアップをする手順をご紹介します。

検査サーバーのバックアップをする際は読み替えて行ってください。

1.1 イメージ作成

インスタンスをからイメージを作成する手順をご紹介します。作成したインスタンスのイメージを作成しま

す。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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イメージバックアップ |

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GUARDIANWALL AWS対応

2. 「インスタンス」をクリックします。

3. インスタンスを選択し、「アクション > イメージ > イメージの作成」をクリックします。

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| イメージバックアップ

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導入の手引き

4. AMIイメージを作成します。

以下を設定し、「イメージの作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

イメージ名 イメージの名称を設定します。 sample_guardiansuite_ami

デバイス デバイスの設定をします。 デフォルト

5. 「閉じる」をクリックします。

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イメージバックアップ |

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GUARDIANWALL AWS対応

6. 「AMI」をクリックします。

7. イメージが作成されたことを確認します。

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導入の手引き

1.2 イメージからインスタンス作成

AMIイメージからインスタンスを作成する手順をご紹介します。AMIイメージからインスタンスを作成しま

す。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

2. 「AMI」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

3. AMIを選択し、「作成」をクリックします。

4. インスタンスタイプを選択します。

以下を選択し、「次の手順:インスタンスの詳細の設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

タイプ インスタンスタイプを設定します。 t2.small

(CPU:1,

メモリ:2GB)

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導入の手引き

5. インスタンスの詳細を設定します。

以下を設定し、「次の手順:ストレージの追加」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス数 インスタンス数の設定をします。 デフォルト:1

購入のオプション スポットインスタンスのリクエストオプションの設定を

します。

デフォルト:チェック

なし

ネットワーク ネットワークの設定をします。 sample_vpc

サブネット サブネットの設定をします。 sample_subnet

自動割り当てパブリ

ック IP

自動割り当てパブリック IPの設定をします。 デフォルト:サブネッ

ト設定を使用(無効)

IAMロール IAMロールの設定をします。 デフォルト:なし

シャットダウン動作 シャットダウン動作の設定をします。 デフォルト:停止

削除保護の有効化 削除保護の有効化の設定をします。 デフォルト:チェック

なし

モニタリング モニタリングの設定をします。 デフォルト:チェック

なし

テナンシー テナンシーの設定をします。 デフォルト:共有テナ

ンシー(マルチテナン

ト ハードウェア)

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GUARDIANWALL AWS対応

6. ストレージの追加を設定します。

以下を設定し、「次の手順:インスタンスのタグ付け」をクリックします。

[ボリューム 1]

項目 説明 設定例

サイズ ストレージのサイズを設定します。 30GiB

ボリュームタイプ ストレージのボリュームタイプを設定します。 汎用(SSD)

[ボリューム 2]

項目 説明 設定例

タイプ タイプを設定します。デフォルト:EBS EBS

デバイス デバイスを設定します。 /dev/sdf

サイズ ストレージのサイズを設定します。 50GB

ボリュームタイプ ストレージのボリュームタイプを設定します。 汎用(SSD)

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導入の手引き

7. インスタンスのタグ付けの設定をします。

以下を設定し、「次の手順:セキュリティグループの設定」をクリックします。

項目 説明 設定例

キー キーを設定します。 デフォルト:Name

値 タグ付けする値を設定します。 sample_guardiansuite_ami

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GUARDIANWALL AWS対応

8. セキュリティグループの設定をします。

以下を設定し、「確認と作成」をクリックします。

項目 説明 設定例

セキュリティグルー

プの割り当て

セキュリティグループを選択します。 既存のセキュリティ

グループを選択する

セキュリティグルー

既存のセキュリティグループを選択します。 sample_group

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導入の手引き

9. 「作成」をクリックします。

10. プルダウンから「既存のキーペア」を選択し、作成したキーペアを選択します。

「選択したプライベートキーファイルへアクセス権があり、このファイルなしではインスタンスにログイ

ンできないことを認識しています。」にチェックします。

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11. 「インスタンスの作成」をクリックします。

12. インスタンスが作成されたことを確認します。

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導入の手引き

1.3 ElasticIP付け替え

ElasticIPを付け替えする手順をご紹介します。インスタンスとAMIイメージから作成したインスタンスの

ElasticIPを付け替えします。

1. AWSマネジメントコンソールから「EC2」をクリックします。

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GUARDIANWALL AWS対応

2. 「Elastic IP」をクリックします。

3. Elastic IP」を選択し、「アクション > アドレスの関連付け」をクリックします。

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導入の手引き

4. インスタンスに ElasticIPを再関連付けます。

以下を設定し、「関連付ける」をクリックします。

項目 説明 設定例

インスタンス インスタンスを設定します。 sample_guardiansuite_ami

プライベート IPア

ドレス

プライベート IPアドレスを設定します。 10.0.10.32*

再関連付け 再関連付けします。 ■

5. インスタンスに ElasticIPが関連付けされたことを確認します。

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GUARDIANWALL AWS対応

1.4 GUARDIANWALLの IP変更

GUARDIANWALLのIPを変更する手順をご紹介します。AMIイメージから作成したインスタンスの

GUARDIANWALLのIPを変更します。

1. SSHから管理サーバーサーバーに接続します。

管理サーバーに以下のユーザーID、秘密鍵を使用してログインします。

項目 説明 設定例

ユーザーID ログインアカウントです。rootでログインします。 root

パスワード ログインパスワードを設定します。 なし

秘密鍵 インスタンス作成時に作成したキーペアを使用しま

す。

sample-key.pem

2. 以下のファイルの IPを変更します。

設定する IPアドレスは、

プライベート IPアドレスを設定します。

[管理サーバー]

/opt/Guardian/Admin/etc/admin/server/[ID]/server.conf

[検査サーバー]

/opt/Guardian/Admin/etc/cserv/server/mail/server.conf

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導入の手引き

3. 各 GUARDIANサービスを再起動します。

[管理サーバー]

# /etc/init.d/Guardian.admin stop # /etc/init.d/Guardian.admin start

[管理サーバー]

# /etc/init.d/Guardian.mail stop # /etc/init.d/Guardian.mail start

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GUARDIANWALL AWS対応 導入の手引き

2016年 02月 第三版

本書についてキヤノン ITソリューションズ株式会社より書面による

許諾を受けることなく、いかなる方法・理由においても無断で複写、

複製することは禁じられています。

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