HR Café 2019 人事のこれから5 年後の人事を考える 日本の強みの現場の改善力。高品質な商品を確実に効率よく提供し、競争優位性の源泉と してきたコントロール思想の強い日本のマネジメント。組織の集団論理を重視するあまり、 「企業は人なり」とのスローガンをあげながらも、働く人たちの個々の個性や人間性、仕 事における自律に関心を向ける必要性を感じてきませんでした。 (「個性を活かす人材マネジメント」 実践女子大学理事・人間社会学部長 谷内 篤博氏) 世界経済の大きな変化のなか、日本の賃金は1998年から下落し、日本の名目GDP26と停滞したままで、存在感を世界に示せない状態にあります。 新しいアイデアが新たなビジネスを生みだす現代では、働く人のひとり一人のユニークな 能力のパフォーマンスを最大化させる最高の場を提供し、個性を活かしてより豊かに生き ることを社会全体で支援することが、個々の自意識を高め、企業、そして日本経済に良い 影響を生み出すことに進化していく必要があるのではないでしょうか。 これからの雇用システムも、時代の変化とともに、私たちの選択と行動の総和が社会を変 えてきたことから、 HRcafe2019のテーマは「人事のこれから5年後の人事を考える」  何が変わり、何が変わらなかったか。そして私たちはどこへ行くのか ユニークな経験豊かな講師と参加者の方々の経験や考えを交えながら、次の行動につな がるように進めていきます。 6/18 (火) 19:00-21:00 欧州のリーディングカンパニーの成功事例から、 日本の産業における人材力強化に向けた働き方を考える NewsPicks編集部副編集長 佐藤 留美さん 国際教養大学 客員教授 山内 麻理さん 学習院大学名誉教授 今野 浩一郎さん 大規模なソフトウェアパッケージは、マイクロソフトやオラクルなどのアメリカ企業が 独壇場であるなか、ドイツSAPERPは市場で際立つ存在にあります。この商品が生ま れるドイツの教育、国の諸制度を概観し、日本のソフトウェア産業からなぜ世界標準と なる商品が開発されないのでしょうか。日本が人生100年時代を迎えるにあたり、これ からの学び方、働き方、人事としての支援のあり方を考えるためのヒントとして、経済産 業省主催の研究会「我が国産業における人材力強化に向けた研究会 必要な人材像と キャリア構築支援に向けた検討ワーキンググループ」の政策提言をした経緯もご紹介し つつ、皆様とともに考えていきます。 10/9 (水) 19:00-21:00 人とビジネスの成功へのチャレンジ 企業文化の変革 のアプローチを考える 日本電気(株)シニアエグゼクティブ カルチャー変革本部長 兼 人材組織開発部長 佐藤 千佳さん 株式会社 セールスフォース・ドットコム 常務執行役員 人事本部長 鈴木 雅則さん ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス 取締役 人事総務本部長 島田 由香さん 人事の役割は、専門知識・スキルの習得と発揮のみならず、経営・ビジネスの現場から 信頼のおけるビジネスパートナーであることが期待されています。 「人事」領域だけにとど まらず、「人」領域全ての課題解決がターゲットとなり、経営と現場に向き合い、結果に責 任をもつ覚悟が重要となるのではないでしょうか。個人の力をどのように引き出し、奮起 させていくのか、人事責任者としての強い意欲や喜び、難しさなど、企業文化の変革の 仕掛け方について、皆様と共に考えていきます。 7/26 (金) 19:00-21:00 グローバルビジネスの展開に必要なコンプライアンス・ リスクマネジメントのあり方を考える 慶應義塾大学商学部 准教授 梅津光弘さん 株式会社スクウェア・エニックス 執行役員 奥野 恒人さん Wismettac フーズ株式会社 執行役員 人事部 部長 馬場 竜介さん 国を跨いだビジネス、新たなサービスの提供が求められるなか、お客様のニーズを深く 理解し、必要となる世界中の専門家を揃えてサービスを提供するためには、諸外国の ルールや価値観、信頼を勝ち得なければ、ビジネスの成功は期待することはできません。 日本の最強のコンテンツのゲーム、日本食がグローバルでビジネスを展開するために必 要なコンプライアンス、リスク、信頼関係の構築について皆様とともに考えていきます。 11/5 (火) 19:00-21:00 コミュニケーションとしての英語 英語で日本人が当たり 前にコミュニケーションすることを考える 東進ハイスクール、東進ビジネススクール英語講師  安河内 哲也さん フリーランス通訳者・エグゼクティブコーチ 田中 慶子さん アーモンド株式会社 代表取締役 松田 亜有子さん 真面目。輪を大切にする。強いコミットメントといった日本人の圧倒的な強み。これを英語 で伝えて実行。となると、苦手とする日本人は多いのではないでしょうか。必修科目として 英語を勉強してきたにもかかわらず、なぜ、日本人はこれほどに英語が弱いと言われてし まうのでしょうか。英語でビジネスをし、圧倒的な成果を上げているプロフェッショナルか ら、英語を学んだ経験からその原因や日本の教育やシステムのあり方など、皆さんから の質問をいただきながら、インタラクティブに進めながら、皆様とともに考えてまいります。 8/29 (木) 19:00-21:00 創造性とイノベーション 組織で企画を通し、圧倒的な 成果を出すことを考える 立命館アジア太平洋大学(APU) 学長 出口治明さん ソフトバンク株式会社 人事本部 副本部長 源田 泰之さん 経済産業省 製造産業局 金属課金属技術室 係長 大羽 真由さん ひとつのアイデアが新たなビジネスを生みだす現代。ワクワクするアイデアは、どこから でも出てもよいのであり、誰もがリーダーシップ、イニシアティブをとれることを組織で実 現できる風土づくりが必要となっています。このアイデアを深りさげ、最大限に活きる場 の組み合わせの確率を支援する組織のあり方から、アイデアを企画にまで掘り下げ、周 囲を巻き込み、圧倒的な成果を出すためのアプローチなど、大学、企業の具体的な事例 を交えながら、皆様とともに考えていきます。 11/6 (水) 19:00-21:00 さまざまな文化的背景を持つ者との協働 異文化コミュ ニケーションのあり方を考える 国際教養大学 客員教授 山内 麻理さん フリーランス通訳者・エグゼクティブコーチ 田中 慶子さん FWD富士生命保険(株) 執行役員 兼 CHRO 古川 明日香さん 多様な価値観を持つ人が集う組織をリードするためのコミュニケーションは、自分の思 いが相手に正確に伝わり、相手が具体的な行動となることで完結します。グローバル化 の進展が進み、多様性が当たり前となるなか、相手の文化、価値観を理解し、効果的なコ ミュニケーションをするために前提としておくことやそのあり方について、その道のコミュ ニケーションのプロフェッショナルとともに考えていきます。 9/18 (水) 19:00-21:00 日本でグローバルリーダーが育つ場とは 会社と社会で 人が育つ場をつくることを考える 株式会社メルカリ 執行役員CHRO 木下 達夫さん グーグル合同会社 人事部長 谷本 美穂さん 株式会社 資生堂 人事部 人材・組織開発室 室長 牛島 仁さん 多国籍企業の経営者の候補の人材プールに日本人が入らない―この理由のひとつは、 世界に通用するレベルで成果を出し、多様な人材を巻き込み、責任をとる場や機会が 日本に圧倒的に少ないからではないでしょうか。多様な人材のなかで自分を知り、多国 籍企業の人事責任者として多くのグローバルリーダーを見てきた経験の共有から、人が 育つ場のあり方について、皆様ととともに考えていきます。 12/20 (金) 19:00-21:00 「第22回世界CEO意識調査」 PwC Japan グループ発表)から 企業価値を高めるためのこれからの人事のあり方を考える PwC コンサルティング合同会社 マネージャー 土橋 隼人さん 実践女子大学 理事・人間社会学部長 谷内 篤博さん Wismettac フーズ株式会社 執行役員 人事部 部長馬場 竜介さん 新しいアイデアが新たなビジネスを生みだす現代では、働く人のひとり一人のユニーク な能力のパフォーマンスを最大化させる最高の場を提供し、個性を活かし、より豊かに生 きることが、個人、企業、社会全体での実現を支援する人事のあり方が問われています。 世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の開催に合わせ、 PwC Japanグループが 2019121 日にダボス(スイス)で発表した「第22回世界CEO意識調査」から、世界全 体から日本企業が置かれている状況や今後の課題を参照しつつ、これからの人事のあ り方について皆様と共に考えていきます。 会費 Windows女子部、日本人材マネジメント協会の会員:無料 非会員: 3,000円/1講座 定員 50名(先着順で上限100名まで受付いたします) 申し込み https://colab3hrcafe2019.peatix.com/ よりお申し込みください。 場所 都内を予定(参加者の方に別途ご連絡いたします) 主催: HRcafe研究会(日本人材マネジメント協会所属) 協賛: Windows女子部、グローバル人事研究会(日本人材マネジメント協会所属) design: sayaka nakagawa

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HR Café 2019

人事のこれから―5年後の人事を考える日本の強みの現場の改善力。高品質な商品を確実に効率よく提供し、競争優位性の源泉としてきたコントロール思想の強い日本のマネジメント。組織の集団論理を重視するあまり、「企業は人なり」とのスローガンをあげながらも、働く人たちの個々の個性や人間性、仕事における自律に関心を向ける必要性を感じてきませんでした。(「個性を活かす人材マネジメント」 実践女子大学理事・人間社会学部長 谷内 篤博氏)

世界経済の大きな変化のなか、日本の賃金は1998年から下落し、日本の名目GDPは26位と停滞したままで、存在感を世界に示せない状態にあります。

新しいアイデアが新たなビジネスを生みだす現代では、働く人のひとり一人のユニークな能力のパフォーマンスを最大化させる最高の場を提供し、個性を活かしてより豊かに生きることを社会全体で支援することが、個々の自意識を高め、企業、そして日本経済に良い影響を生み出すことに進化していく必要があるのではないでしょうか。

これからの雇用システムも、時代の変化とともに、私たちの選択と行動の総和が社会を変えてきたことから、HRcafe2019のテーマは「人事のこれから―5年後の人事を考える」 ―何が変わり、何が変わらなかったか。そして私たちはどこへ行くのか―

ユニークな経験豊かな講師と参加者の方々の経験や考えを交えながら、次の行動につながるように進めていきます。

6/18 (火)19:00-21:00

欧州のリーディングカンパニーの成功事例から、日本の産業における人材力強化に向けた働き方を考えるNewsPicks編集部副編集長 佐藤 留美さん国際教養大学 客員教授 山内 麻理さん学習院大学名誉教授 今野 浩一郎さん

大規模なソフトウェアパッケージは、マイクロソフトやオラクルなどのアメリカ企業が 独壇場であるなか、ドイツSAPのERPは市場で際立つ存在にあります。この商品が生まれるドイツの教育、国の諸制度を概観し、日本のソフトウェア産業からなぜ世界標準となる商品が開発されないのでしょうか。日本が人生100年時代を迎えるにあたり、これからの学び方、働き方、人事としての支援のあり方を考えるためのヒントとして、経済産業省主催の研究会「我が国産業における人材力強化に向けた研究会 必要な人材像とキャリア構築支援に向けた検討ワーキンググループ」の政策提言をした経緯もご紹介しつつ、皆様とともに考えていきます。

10/9 (水)19:00-21:00

人とビジネスの成功へのチャレンジ ー企業文化の変革のアプローチを考える日本電気(株)シニアエグゼクティブ カルチャー変革本部長 兼 人材組織開発部長 佐藤 千佳さん株式会社 セールスフォース・ドットコム 常務執行役員 人事本部長 鈴木 雅則さんユニリーバ・ジャパン・ホールディングス 取締役 人事総務本部長 島田 由香さん

人事の役割は、専門知識・スキルの習得と発揮のみならず、経営・ビジネスの現場から信頼のおけるビジネスパートナーであることが期待されています。「人事」領域だけにとどまらず、「人」領域全ての課題解決がターゲットとなり、経営と現場に向き合い、結果に責任をもつ覚悟が重要となるのではないでしょうか。個人の力をどのように引き出し、奮起させていくのか、人事責任者としての強い意欲や喜び、難しさなど、企業文化の変革の仕掛け方について、皆様と共に考えていきます。

7/26 (金)19:00-21:00

グローバルビジネスの展開に必要なコンプライアンス・リスクマネジメントのあり方を考える慶應義塾大学商学部 准教授 梅津光弘さん株式会社スクウェア・エニックス 執行役員 奥野 恒人さんWismettacフーズ株式会社 執行役員 人事部 部長 馬場 竜介さん

国を跨いだビジネス、新たなサービスの提供が求められるなか、お客様のニーズを深く理解し、必要となる世界中の専門家を揃えてサービスを提供するためには、諸外国のルールや価値観、信頼を勝ち得なければ、ビジネスの成功は期待することはできません。日本の最強のコンテンツのゲーム、日本食がグローバルでビジネスを展開するために必要なコンプライアンス、リスク、信頼関係の構築について皆様とともに考えていきます。

11/5 (火)19:00-21:00

コミュニケーションとしての英語 ー英語で日本人が当たり前にコミュニケーションすることを考える東進ハイスクール、東進ビジネススクール英語講師  安河内 哲也さんフリーランス通訳者・エグゼクティブコーチ 田中 慶子さんアーモンド株式会社 代表取締役 松田 亜有子さん

真面目。輪を大切にする。強いコミットメントといった日本人の圧倒的な強み。これを英語で伝えて実行。となると、苦手とする日本人は多いのではないでしょうか。必修科目として英語を勉強してきたにもかかわらず、なぜ、日本人はこれほどに英語が弱いと言われてしまうのでしょうか。英語でビジネスをし、圧倒的な成果を上げているプロフェッショナルから、英語を学んだ経験からその原因や日本の教育やシステムのあり方など、皆さんからの質問をいただきながら、インタラクティブに進めながら、皆様とともに考えてまいります。

8/29 (木)19:00-21:00

創造性とイノベーション ー組織で企画を通し、圧倒的な成果を出すことを考える立命館アジア太平洋大学(APU) 学長 出口治明さん ソフトバンク株式会社 人事本部 副本部長 源田 泰之さん 経済産業省 製造産業局 金属課金属技術室 係長 大羽 真由さん

ひとつのアイデアが新たなビジネスを生みだす現代。ワクワクするアイデアは、どこからでも出てもよいのであり、誰もがリーダーシップ、イニシアティブをとれることを組織で実現できる風土づくりが必要となっています。このアイデアを深りさげ、最大限に活きる場の組み合わせの確率を支援する組織のあり方から、アイデアを企画にまで掘り下げ、周囲を巻き込み、圧倒的な成果を出すためのアプローチなど、大学、企業の具体的な事例を交えながら、皆様とともに考えていきます。

11/6 (水)19:00-21:00

さまざまな文化的背景を持つ者との協働 ー異文化コミュニケーションのあり方を考える国際教養大学 客員教授 山内 麻理さんフリーランス通訳者・エグゼクティブコーチ 田中 慶子さんFWD富士生命保険(株) 執行役員 兼 CHRO 古川 明日香さん

多様な価値観を持つ人が集う組織をリードするためのコミュニケーションは、自分の思いが相手に正確に伝わり、相手が具体的な行動となることで完結します。グローバル化の進展が進み、多様性が当たり前となるなか、相手の文化、価値観を理解し、効果的なコミュニケーションをするために前提としておくことやそのあり方について、その道のコミュニケーションのプロフェッショナルとともに考えていきます。

9/18 (水)19:00-21:00

日本でグローバルリーダーが育つ場とは ー会社と社会で人が育つ場をつくることを考える株式会社メルカリ 執行役員CHRO 木下 達夫さんグーグル合同会社 人事部長 谷本 美穂さん株式会社 資生堂 人事部 人材・組織開発室 室長 牛島 仁さん

多国籍企業の経営者の候補の人材プールに日本人が入らない―この理由のひとつは、世界に通用するレベルで成果を出し、多様な人材を巻き込み、責任をとる場や機会が 日本に圧倒的に少ないからではないでしょうか。多様な人材のなかで自分を知り、多国籍企業の人事責任者として多くのグローバルリーダーを見てきた経験の共有から、人が育つ場のあり方について、皆様ととともに考えていきます。

12/20 (金)19:00-21:00

「第22回世界CEO意識調査」(PwC Japanグループ発表)から企業価値を高めるためのこれからの人事のあり方を考えるPwCコンサルティング合同会社 マネージャー 土橋 隼人さん実践女子大学 理事・人間社会学部長 谷内 篤博さんWismettacフーズ株式会社 執行役員 人事部 部長馬場 竜介さん

新しいアイデアが新たなビジネスを生みだす現代では、働く人のひとり一人のユニークな能力のパフォーマンスを最大化させる最高の場を提供し、個性を活かし、より豊かに生きることが、個人、企業、社会全体での実現を支援する人事のあり方が問われています。世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の開催に合わせ、PwC Japanグループが2019年1月21日にダボス(スイス)で発表した「第22回世界CEO意識調査」から、世界全体から日本企業が置かれている状況や今後の課題を参照しつつ、これからの人事のあり方について皆様と共に考えていきます。

会費 Windows女子部、日本人材マネジメント協会の会員:無料 非会員:3,000円/1講座

定員 50名(先着順で上限100名まで受付いたします)

申し込み https://colab3hrcafe2019.peatix.com/ よりお申し込みください。

場所 都内を予定(参加者の方に別途ご連絡いたします)

主催: HRcafe研究会(日本人材マネジメント協会所属)

協賛: Windows女子部、グローバル人事研究会(日本人材マネジメント協会所属)

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NewsPicks編集部 副編集長 佐藤 留美さん

青山学院大学文学部卒業後、人材関連会社勤務などを経て、2005年編集企画会社ブックシェルフ設立。「週刊東洋経済」「PRESIDENT (プレジデント)」「日経WOMAN」「プレジデントウーマン」などに人事、人材、労働、キャリア関連の記事を多数執筆。『凄母』(東洋経済新報社)、『資格を取ると貧乏になります』(新潮新書)。「仕事2.0_人生100年時代の変身力」 (NewsPicks Book)など、著書多数。2014年7月からNewsPicks編集部に参画、2015年1月副編集長に就任。

学習院大学 名誉教授 今野 浩一郎さん

1971年3月東京工業大学理工学部工学科卒業、73年東京工業大学大学院理工学研究科(経営工学専攻)修士課程修了。73年神奈川大学工学部工業経営学科助手、80年東京学芸大学教育学部講師、82年同助教授。92年学習院大学経済学部経営学科教授。2017年学習院大学 名誉教授、学習院さくらアカデミー長。 主な著書に、『正社員消滅時代の人事改革』(日本経済新聞出版社)、『高齢社員の人事管理』(中央経済社)など多数。

株式会社スクウェア・エニックス 執行役員 奥野 恒人さん

1988年東京大学経済学部卒業後、住友電気工業株式会社に就職。その後、日本オラクル株式会社の人事企画部長、Amazon Japanの人事部長、日本コロムビア株式会社 人事総務本部長などを経て現職。

立命館アジア太平洋大学(APU)学長 出口治明さん

1948年(昭和23)三重県生まれ。京都大学法学部卒業。日本生命保険相互会社に入社、ロンドン現地法人社長、国際業務部長を歴任。ライフネット生命保険株式会社を開業、代表取締役社長及び会長を経て、18年(平成30)から立命館アジア太平洋大学学長に就任。17年(平成29)第33回「企業広報賞」選考委員会特別賞(一般財団法人 経済広報センター)を受賞。主著『教養が身につく最強の読書』『0から学ぶ「日本史」講義 古代篇』『働く君に伝えたい「お金」の教養』『人生を面白くする 本物の教養』『世界史の10人』『仕事に効く 教養としての「世界史」』『直球勝負の会社―日本初! ベンチャー生保の起業物語』。

株式会社 資生堂 人事部 人材・組織開発室 室長 牛島 仁さん

コロンビア大学国際教育開発学修士号を取得後、米国金融グループであるAIG本社の人事リーダーシッププログラム生として入社。日本支社人事部にて採用・評価制度・海外人事等を担当。コンピテンシーを活用した人事評価制度やキャリア開発制度を構築し、人事課長として各種制度の運用・定着に従事。その後、DHLジャパン株式会社に人材・組織開発の責任者として入社し、人材開発スキームの設計構築やタレントマネジメントに従事。2010年よりドイツ本社のコーポーレート人事に転籍し、シニアエクゼクティブオフィサーの人材開発シニアスペシャリストとしてドイツのボンにて勤務。2014年よりGEクロトンビルにて日本およびアジア太平洋地域のリーダーシップトレーニングの展開に加え、日本独自のニーズに対応したローカルプログラムを統括し、カルチャー変革を推進する役割を担った。2019年より現職。

経済産業省 製造産業局 金属課金属技術室 係長 大羽 真由さん

立命館アジア太平洋大学アジア大平洋学部卒業。大手信託銀行、中国語語学留学を経て、2013年より現職。世界金融危機(2007年~)、中国のGDPが世界第2位(2011年)となったことを契機に中国語習得を決意、銀行を退職し北京に留学。中国の急速な経済成長の現状を目の当たりにし、日本経済への危機意識を抱く。日本経済への貢献を目指し、公務員試験を経て入省。環境・省エネルギー分野を中心に日本製品の海外展開等に従事。2019年3月に長男を出産し、現在育児休暇中。2019年9月からMBA進学を予定している。

ソフトバンク株式会社 人事本部 副本部長 源田 泰之さん

1998年入社。営業を経験後、2008年より現職。新卒及び中途採用全体の責任者。採用では地方創生インターンなどユニークな制度を構築。幅広い分野で活躍する若手人材と、企業の枠を超え、国内外問わず交流を持つ。グループ社員向けの研修機関であるソフトバンクユニバーシティおよび後継者育成機関のソフトバンクアカデミア、新規事業提案制度(SBイノベンチャー)の責任者でもあり、ソフトバンクユニバーシティでは、経営理念の実現に向けて社員への研修を企画し、社内認定講師制度などのユニークな人材育成の制度を運用。2016年より設立した公益財団法人 孫正義育英財団の事務局長も兼任。教育機関でのキャリア講義や人材育成の講演実績など多数。

慶應義塾大学 商学部 准教授 梅津 光弘さん

1980年慶應義塾大学文学部卒業。その後米国シカゴロヨラ大学大学院博士課程卒業 Ph.D.(哲学)取得。アメリカ在住12年の間にイリノイ大学,シカゴロヨラ大学,ノースウエスタン大学等で教鞭をとるかたわら,シカゴを中心にアメリカ企業への経営倫理コンサルテーションを行う。現在は慶應義塾大学商学部准教授、慶應義塾大学大学院商学研究科准教授、慶應義塾大学大学院経営管理研究科兼任教授,慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科兼任教授、中央大学ビジネススクール訪問教授、日本経営倫理学会会長、企業と社会フォーラム理事、日本公益学会理事、技術倫理協議会専門委員、三愛石油株式会社社外取締役、三菱UFJホールディングスおよび中外製薬CSRアドヴァイザーと、多岐にわたる学術機関や組織・団体にて企業倫理の専門家としての役割を担っている。

株式会社メルカリ 執行役員CHRO 木下 達夫さん

P&Gジャパン人事部に入社し採用・HRBPを経験。01年日本GEに入社、北米・タイ勤務後、プラスチックス事業部でブラックベルト・HRBP、07年に金融部門の人事部長、 アジア組織人材開発責任者を務めた。11年に8ヶ月間のサバティカル休職取得。12年よりGEジャパン人事部長。15年にマレーシアに赴任してアジア太平洋地域の組織 人材開発、事業部人事責任者を務めた。18年12月に株式 会社メルカリに入社し現職(執行役員CHRO)就任。

日本電気(株) シニアエグゼクティブ カルチャー変革本部長 兼 人材組織開発部長 佐藤 千佳さん

1982年住友電気工業(株)入社、東京人事・総務部に勤務。その後米国在住を経て、帰国後外資系ベンチャー企業。1996~2011年GEにて、組織開発、採用、HRビジネスパートナーおよび企業買収・統合業務等を担当し、HRリーダー職を経験。2011年7月~2016年8月日本マイクロソフト(株)執行役人事部長、2016年9月~2018年4月ノキアにて日本およびノースアジア地域の人事責任者。2018年4月に日本電気(株)に入社、カルチャー変革本部の設立とともにそのヘッドポジションに就任し、NECグループの人事制度や働き方マインドセットなどを大きく変革しながらカルチャーを変えることにチャレンジ中。2019年4月より、人事機能の再編に伴い、人材組織開発部長を兼務し現在に至る。一貫して、経営戦略としての人事施策をリードし企業風土改革を行う。長年のラグビーファンで、2019年ラグビーワールドカップは13試合を観戦。

PwCコンサルティング合同会社 マネージャー 土橋 隼人さん

会計系コンサルティングファーム2社を経て現職。10年以上組織・人事領域のコンサルティングに従事。人材マネジメント戦略策定、 人事制度改革、コーポレートガバナンス改革、組織・人事デューデリジェンス、組織・人事統合支援、働き方改革支援などに携わる。 近年は、エンプロイー・エクスペリエンスやピープル・アナリティクス領域に注力している。日本人材マネジメント協会(JSHRM)執行役員。

ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス 取締役 人事総務本部長 島田 由香さん

1996年慶応義塾大学卒業後、株式会社パソナ入社。2002年米国ニューヨーク州コロンビア大学大学院にて組織心理学修士取得、日本GEにて人事マネジャーを経験。2008年ユニリーバ入社後、R&D、マーケティング、営業部門のHRパートナー、リーダーシップ開発マネジャー、HRダイレクターを経て2013年4月取締役人事本部長就任。その後2014年4月取締役人事総務本部長就任、現在に至る。学生時代からモチベーションに関心を持ち、キャリアは一貫して人・組織にかかわる。高校一年生の息子を持つ一児の母親。米国NLP協会マスタープラクティショナー、マインドフルネスNLP®トレーナー。

Wismettacフーズ株式会社 執行役員 人事部 部長 馬場 竜介さん

慶應義塾大学卒。日本オラクル、コロムビアミュージックエンタテインメント(現・日本コロムビア)、PwC日本法人および米国法人にて様 な々人事リーダー職に従事の後、2019年4月より現職。2017年2月米国人材マネジメント協会(SHRM)認定シニアプロフェッショナル(SHRM-SCP)資格取得。日本人材マネジメント協会(JSHRM) 執行役員。

株式会社 セールスフォース・ドットコム 常務執行役員 人事本部長 鈴木 雅則さん

(米)コーネル大学院 人材マネジメント・組織行動学修士。GEとグーグルで採用・リーダーシップ開発業務などに携わる。QVCでグローバル人材開発の責任者やHRディレクターアジアを務めた。BMW 人事部ディレクターを経て2019年2月より現職。

FWD富士生命保険(株) 執行役員 兼 CHRO 古川 明日香さん

約20年にわたり人材・組織マネジメントの分野に身をおき、国内外企業の改革プロジェクトを数多く手がけています。米系コンサルティング会社での経験を積んだ後に、欧州・米国企業において各社固有の人事・組織課題に向き合い変革を実践してきました。2013年に当社に入社し、現在は人事の責任者として、企業文化の変革に取り組んでいます。

実践女子大学 理事・人間社会学部長 谷内 篤博さん

早稲田大学法学部卒業、筑波大学大学院教育研究科修士課程(カウンセリング専攻)修了。専門は人的資源管理(HRM)、組織行動。上場企業2社での人事部(管理職)、住友ビジネスコンサルティング(現、日本総合研究所)、三和総合研究所(現、三菱UFJコンサルティング)を経て、文京女子大学(現、文京学院大学)経営学部に奉職。その後、実践女子大学人間社会学部に移り、現在に至る。シンクタンク時代は、上場企業を中心とする主に人事制度の設計、人材開発体系の構築のコンサルティング業務に従事。現在、日経産業新聞「HRマネジメントを考える」コーナ(水曜日)に定期的にコラム執筆。

アーモンド株式会社 代表取締役 松田 亜有子さん

アーモンド株式会社代表取締役。元東京フィルハーモニー交響楽団広報渉外部部長。活水女子大学音楽学部ピアノ・オルガン学科を首席で卒業後、長岡市芸術文化振興財団にて企画・広報に従事。その後、東京フィルを経て、日本郵政株式会社のCSR担当として具体的活動の企画立案・実現に取り組む。株式会社経営共創基盤(IGPI)に参画後は、大手事業会社のCSR活動推進や、IGPIが出資支援した事業会社の成長支援に尽力した。2013年に東京フィルに戻り、「創立100周年記念ワールドツアー」「日韓国交正常化50周年記念公演」「日中国交正常化45周年記念公演」など、各公演の広報渉外統括責任者として世界各地への広報や、主催者・協賛者との交渉を務める。2018年に独立し、国内外の音楽家を巻き込んだクラシック音楽イベントの企画・渉外などを手がけるアーモンド株式会社を設立し、現任。

フリーランス通訳・エクゼクティブコーチ・英語コーチ 田中 慶子さん

愛知県出身。日本の高校を卒業後、劇団研究員、NPO活動を経てマサチューセッツ州のマウント・ホリョーク大学を卒業。帰国後は衛星放送、外資系通信社、NPO勤務の後、フリーランスの同時通訳者に。天皇皇后両陛下、ダボス会議創設者のクラウス・シュワブ会長、ダライ・ラマ、総理大臣、デビッド・ベッカムなどの通訳を経験。コロンビア大学にてコーチングの資格を取得し、現在は通訳の経験をもとに、ポジティブ心理学なども取り入れたコミュニケーションのアドバイスをするエグゼクティブ・コーチとしても活動中。 2018年春、自分が英語を学んだ経緯や、通訳トレーニング、コーチングセオリーを活用した英語学習メソッド構築のため慶應大学大学院システムデザインマネジメント研究科に入学。最近の著書として「不登校の女子高生が日本トップクラスの同時通訳者に なれた理由」※(2016)KADOKAWAがある。※ 「正しい英語」が「伝わる英語」ではない! 高校では不登校、卒業してからはフリーターだった著者が、日本でトップクラスといわれる同時 通訳者になれた理由とは?「学んだ英語」を「使える英語」にする方法も満載!笑って泣ける感動の実話

国際教養大学 客員教授 山内 麻理さん

大学卒業後、主に外資系金融機関に勤務、2005年~2011年は、UBS証券ウェルスマネジメント部門、商品開発責任者・マネージング・ディレクターを務める。2000年には、取締役副社長として業務系ソフトウェア企業の株式公開(東京証券取引所)に参画。勤務の傍ら、人事や経営の研究活動に従事。主要著訳書に 『欧州の教育制度と高等教育修了者の働き方』白桃書房(2019年5月予定、共編)、『雇用システムの多様化と国際的収斂―グローバル化への変容プロセス』慶應義塾大学出版会(2013年)労働関係図書優秀賞受賞、日本労務学会学術賞受賞、「SAPの成功:ドイツ制度環境からの一考察」『SECジャーナル』(2018)、『コーチングアクロスカルチャーズ―国籍・業種・価値観の違いを超えて結果を出すための7つの枠組み』プレジデント(2015年 、監訳)など。これまで、日米欧の多国籍企業に勤務、イギリス、アメリカ、シンガポール、ベルギー、ペルー、メキシコ、イタリア、フランスに居住。

グーグル合同会社 人事部長 谷本 美穂さん

慶應義塾大学卒業後、人材サービス会社を経て2000年GEに入社。GE金融部門の担当人事、日本GE本社部門の採用リーダーや組織開発マネージャーなどを歴任し、18年間に渡りグローバルリーダーシップと組織開発に携わる。2011年より米国GEグローバル本社の人事部門に異動、世界50か国から選抜された次世代グローバルリーダー開発を担当。2016年よりGEジャパン株式会社執行役員人事部長、デジタルカルチャーへの変革を推進する。 2018年より現職、グーグル合同会社人事部長。米国NLPプロフェッショナルコーチ。

東進ハイスクール 講師 一般財団法人実用英語推進機構代表理事 安河内 哲也さん

1967年 日本の福岡県北九州市生まれ、遠賀郡岡垣町育ち。上智大学外国語学部英語学科卒。東進ハイスクール・東進ビジネスクールのネットワーク、各種教育関連機関での講演活動を通じて実用英語教育の普及活動をしている。また、文部科学省の審議会において委員を務めた。言語活動型英語授業を促進するために、大学入試や高校入試へのさらなる4技能試験の導入にむけて活動中。話せる英語、使える英語を教えることを重視している。子供から大人まで、誰にでもわかるよう難しい用語を使わずに、英語を楽しく教えることで定評がある。予備校や中学・高校での講演の他、大学での特別講義や、大手メーカーや金融機関でのグローバル化研修、教育委員会主催の教員研修事業の講師も務めている。

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