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HTML5 向け Citrix Workspace アプ Citrix Product Documentation | docs.citrix.com August 23, 2019

HTML5 CitrixWorkspace‘けcitrix... · ©1999-2019CitrixSystems,Inc.Allrightsreserved. 5 HTML5 向け CitrixWorkspace アプリ • ⽇本語の IME ( InputMethodEditor )を使⽤するとき、スペースバーを押す、またはスペースバーを押し

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

Citrix Product Documentation | docs.citrix.com August 23, 2019

HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

Contents

このリリースについて 3

インストールの前提条件 10

インストール 11

はじめに 21

構成 22

SDKおよび API 35

© 1999-2019 Citrix Systems, Inc. All rights reserved. 2

HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

このリリースについて

August 23, 2019

1908の新機能

HDX SDK for HTML5を使⽤したHTML5向け Citrix Workspaceアプリ⾃動更新のサポート

このリリースから、Citrix HDX SDK for HTML5によりsetPath APIが拡張され、コンテンツ配信ネットワーク(CDN)から配信される HTML5向け Citrix Workspaceアプリの最新ビルドを使⽤します。この機能強化により、HTML5向け Citrix Workspaceアプリが最新バージョンでシームレスに実⾏されます。HDX SDK for HTML5の既存ユーザーの場合、CDNから配信される最新バージョンを使⽤するように、顧客コードのcitrix.receiver.setPathを変更します。新規ユーザーの場合、デフォルトで、setPath APIによりこのオプションが提供されます。詳しくは、「HDX SDK for HTML5」を参照してください。

1907の新機能

リモートセッションとローカルデバイス間のコピー/貼り付けのサポート

以前のバージョンでは、セッションとクライアントデバイス間でコピー/貼り付け操作を実⾏するには、ツールバーを使⽤する必要がありました。このリリース以降、Ctrl CおよびCtrl V(Windowsまたは Chromeオペレーティングシステム)、CMD CおよびCMD V(Macオペレーティングシステム)のホットキーを使⽤して、コピー/貼り付けを実⾏することができます。詳しくは、「強化されたクリップボード機能」を参照してください。

1906の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1905の新機能

リモートセッションおよびローカルデバイス間のコピー/貼り付けをサポート -試験段階の機能

以前のバージョンでは、セッションとクライアントデバイス間でコピー/貼り付け操作を実⾏するには、ツールバーを使⽤する必要がありました。このリリース以降、試験段階の機能としてCtrl CおよびCtrl Vのホットキーを使⽤して、コピー/貼り付けを実⾏することができます。

1904の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

1902.1の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1902の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1901の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1811.3の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1811.2の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1811の新機能

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1809.1の新機能

Safariブラウザーを使⽤したファイルダウンロードのサポート

HTML5向け Citrix Workspaceアプリでは、Safariブラウザーを使⽤してMacBook上でファイルをダウンロードできます。

⾼遅延接続におけるグラフィックのネットワークスループットの向上

データの送受信に使⽤される ICA出⼒バッファのデフォルトの数を引き上げました。この変更により、⾼遅延接続でもネットワークのスループット性能が向上します。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

1809の新機能

かっこを使⽤したアプリケーションおよびデスクトップタイトルのサポート

HTML5向け Citrix Workspaceアプリは、かっこで挟まれたアプリケーションおよびデスクトップタイトルの表⽰(VDA(1)や VDA(2)など)をサポートしています。詳しくは、「導⼊」を参照してください。

解決された問題

1908で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1907で解決された問題

• Citrix PDFプリンターを選択して空の PDFファイルを印刷しようとすると、「PDFファイルを取得しています」というメッセージがいつまでも表⽰されます。この問題は、XenAppおよび XenDesktop 7.15 LTSRCU2がインストールされている Chromeおよび Firefoxブラウザーで発⽣します。セッションを再起動するまで、さらに印刷しようとしても失敗します。[RFHTMCRM-2667]

1906で解決された問題

• デスクトップアプリスイッチャーが無効になっているため、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使⽤してアプリケーションセッションを起動します。次に、[ツールバー]>[アプリの切り替え]>[タスクバーを表⽰]に移動してデスクトップアプリスイッチャーを有効にし、アプリを最⼤化および最⼩化します。デスクトップアプリスイッチャーアイコンをクリックしてアプリにフォーカスを移動すると、デスクトップアプリスイッチャーは⾮表⽰になります。[RFHTMCRM-2767]

• Firefoxブラウザーで起動した HTML5セッションでバックスラッシュを⼊⼒しようとして失敗することがあります。[RFHTMCRM-2777]

• Citrix PDFプリンターを選択して PDFファイルを印刷しようとすると、「PDFファイルを取得しています」というメッセージがいつまでも表⽰されます。Citrix Gatewayがログオフした状態でセッション内でファイルを印刷すると、Chromeおよび Firefoxブラウザーで問題が発⽣します。[RFHTMCRM-2789]

1905で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

1904で解決された問題

• HTML5 HDX SDKを使⽤して固定サイズのセッションを開始してから、解像度を autoresize: trueに変更してブラウザーに合わせてサイズが⾃動変更されるように設定した場合、セッションのサイズが変更されないことがあります。[RFHTMCRM-2571]

• この修正により、HTML5向け Citrix Workspaceアプリでオランダ語がサポートされるようになりました。[RFHTMCRM-2663]

• モバイルデバイス上のWebブラウザーで HTML5向け Citrix Workspaceアプリを開き、画⾯解像度のダイアログボックスを使って解像度をモバイルデバイスの画⾯サイズより⼤きい固定値に変更すると、セッションがパンしないことがあります。[RFHTMCRM-2712]

• ⽇本語の IME(Input Method Editor)を使⽤するとき、スペースバーを押す、またはスペースバーを押しながら Shiftキーを押しても、⼊⼒したスペースが表⽰されません。この問題は、Internet Explorer 11または Firefoxブラウザーを使⽤すると発⽣します。[LD1343]

1902.1で解決された問題

• Chromeおよび Firefoxブラウザーで、Citrix PDFプリンターを使⽤してドキュメントの印刷ができないことがあります。この問題は、HTML5 HDX SDK を使⽤してセッションが開始された場合に発⽣します。[RFHTMCRM-2630]

1902で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1901で解決された問題

• ツールバーの[マルチモニター]をクリックしても、マルチモニターモードが機能しないことがあります。この問題は、HTML5 HDX SDKを使⽤してセッションが開始された場合に発⽣します。[RFHTMCRM-2575]

• Chromeブラウザーを使⽤している場合、特定のタイムゾーンでタイムゾーンリダイレクトが動作しないことがあります。この問題は、夏時間の実施時にセッションのタイムゾーンがエンドポイントのタイムゾーンと⼀致しない場合に発⽣します。[LD0289]

1811.3で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

1811.2で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1811で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1809.1で解決された問題

このリリースは、さまざまな問題に対応しているため、パフォーマンスや安定性が総合的に向上しています。

1809で解決された問題

• Linux VDA 1808に接続されている公開アプリケーションから全画⾯モードで YouTubeビデオを開始すると、HTML5に次のエラーメッセージが表⽰されることがあります。⼀般的なエラーです。この問題を解決するには、このエラーをヘルプデスクに報告してください。 [RFHTMCRM-2407]

• Citrix Receiver for HTML5を使⽤して iPadでMicrosoft Internet Explorerを開き、ソフトキーボードを開こうとすると、Webページが拡⼤表⽰されます。ただし、ソフトキーボードを閉じた後、⼿動でWebページを縮⼩表⽰する必要があります。[LC9838]

1808で解決された問題

バージョン 18.8.1.4043

• パスに LongCmdLineパラメータが指定されている場合、VDAへの不正な LongCommandLineパスが形成されることがあります。[RFHTMCRM-2413]

バージョン 1808

• SmartControlPolicyを有効にすると、HTML5向け Citrix Workspaceアプリが NetScaler Gateway12.0以降のバージョンで Linux VDAに接続できないことがあります。[RFHTMCRM-2349]

既知の問題

1908での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

1907での既知の問題

[基本設定]ダイアログボックスで[コピーの確認ダイアログを無効にする]オプションを選択すると、英語以外の⾔語環境で、[解像度を表⽰する]ボタンが[基本設定]ダイアログボックスと重なって表⽰されることがあります。[RFHTMCRM-2918]

1906での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1905での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1904での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1902.1での既知の問題

• オーディオが VDA 上で再⽣中の場合、セッションを開始すると、セッション内の任意の場所をクリックするまで、すでに再⽣中のオーディオが聞こえなくなる場合があります。この問題は、HTML5 HDXSDKを使⽤してセッションが開始された場合に発⽣します。HTML5Clientは、別の場所から発⽣します。[RFHTMCRM-2659]

1902での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1901での既知の問題

• Chromeおよび Firefoxブラウザーで、Citrix PDFプリンターを使⽤してドキュメントの印刷ができないことがあります。この問題は、HTML5 HDX SDKを使⽤してセッションが開始された場合に発⽣します。

回避策として、configuration.jsファイルで supportedBrowsersの値を「false」に設定します。

1 ’pdfPrinting’ : {23 ’directPrint’ : {4

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

5 ’supportedBrowsers’:true6 ’IE’:

false

7 }89 }

この回避策を使って PDFを印刷しようとすると、[続⾏]ダイアログが表⽰され、印刷を確認するメッセージが表⽰されます。[RFHTMCRM-2592]

1811.3の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1811.2の既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1811での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1809.1での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1809での既知の問題

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

1808での既知の問題

バージョン 18.8.1.4043

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

バージョン 1808

このリリースで確認されている新しい問題はありません。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

インストールの前提条件

July 10, 2019

システム要件と互換性

このトピックでは、HTML5向け Citrix Workspaceアプリでサポートされるシトリックス製品のバージョンと、ユーザーが仮想デスクトップとアプリケーションにアクセスするための要件について説明します。すべてのコンピューターが、インストールされているオペレーティングシステムの最⼩ハードウェア要件を満たしていることを前提としています。

要件

HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使ってデスクトップおよびアプリケーションにアクセスするには、Webブラウザーおよびオペレーティングシステムを実⾏するデバイスが必要です。

Webブラウザー

• Apple Safari 7以降• Google Chrome 50以降• Microsoft Edge• Microsoft Internet Explorer 11• Mozilla Firefox 35以降

オペレーティングシステム

• Windows 10• Windows Phone 10• Windows 8.1• Windows 8 Proおよび Enterprise(32ビット版および 64ビット版)• Windows 7 Service Pack 1(32ビット版および 64ビット版)• Windows Server 2008 R2• Windows Server 2012 R2• Windows Server 2016• Mac OS X 10.8以降• iOS(最新バージョン)• Android(最新バージョン)

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

サポートに関するマトリックス

HTML5向け Citrix Workspaceアプリは StoreFrontの次のバージョンを介したデスクトップおよびアプリケーションへのアクセスをサポートします。ストアには、Citrix Workspace for Webサイトを介してアクセスする必要があります。以下をお勧めします:

• StoreFront 2.5以降• HTML5向け Citrix Workspaceアプリは StoreFront 2.5以降のすべてのバージョンからアップグレードできます。

ユーザーが Citrix Gateway を介して接続する場合、StoreFront によってサポートされるすべてのバージョンの Citrix Virtual Apps and Desktops が配信するデスクトップやアプリケーションへ HTML5 向け CitrixWorkspaceアプリを使ってアクセスできます。

Citrix Gatewayなしで StoreFrontを介して直接接続する場合、次の製品バージョンにより配信されるデスクトップやアプリケーションへ HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使ってアクセスできます:

• XenDesktop 7.6以降• XenApp 6.5(Hotfix Rollup Pack 3 以降)および Group Policy Management 1.7 更新プログラムも、XenApp 6.5サーバーにインストールする必要があります

接続

実稼働環境では、Citrix Workspace for Web サイトとユーザーのデバイス間の通信を Citrix Gateway およびHTTPSで保護することをお勧めします。HTML5向け Citrix Workspaceアプリが展開される環境においては、キーサイズが 1024ビット以上の SSL証明書を使⽤することをお勧めします。HTML5向け Citrix Workspaceアプリを次のバージョンの Citrix Gatewayと組み合わせると、ユーザーはパブリックネットワークからデスクトップおよびアプリケーションにアクセスできます。

• NetScaler Gateway 10.5以降

HTML5向け Citrix Workspaceアプリは、HDX Insight分析を使って CloudBridge Insight Centerで表⽰するのに加えて、圧縮およびプリンター圧縮を無効にする CloudBridgeをサポートするようになりました。

• CloudBridge 7.4以降

注:

SSLを有効にした VDAおよび HTML5向け Citrix Workspaceアプリへの接続に問題がある場合、「VDA上の TLS設定」で指定された暗号の組み合わせを構成します。

インストール

August 23, 2019

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

StoreFront

HTML5向け Citrix Workspaceアプリユーザーに提供するデスクトップやアプリケーションの StoreFrontストアに対して、Citrix Workspace for Webサイト上の HTML5向け Citrix Workspaceアプリを有効にします。

重要:

複数サーバーの StoreFront展開環境では、同時に複数のサーバー上でサーバーグループの構成を変更しないでください。展開内のほかのサーバー上で Citrix StoreFront管理コンソールを同時に実⾏していないことを確認してください。変更が完了したら、構成の変更をサーバーグループに反映させて、展開内のほかのサーバーを更新します。

1. StoreFrontストアを作成していない場合は、環境にStoreFrontを展開して、HTML5向けCitrixWorkspaceアプリユーザーに提供するデスクトップとアプリケーションを集約するストアを作成します。

新しいストアを作成すると、Citrix Workspace for Webサイトが⾃動的に作成されます。StoreFrontストアの作成について詳しくは、「ストアの作成または削除」を参照してください。

2. Citrix StoreFront管理コンソールで、次の⼿順を実⾏します:

• Windowsの[スタート]画⾯または[アプリ]画⾯で、[Citrix StoreFront]タイルをクリックします。

• 左ペインで[ストア]を選択し、[操作]ペインで[Receiver for Webサイトの管理] >[構成]の順にクリックします。

•[Citrix Receiver/Workspaceアプリの展開]を選択します。

3. いずれかのオプションを選択して、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを有効にします。

• ローカルにインストールされた Citrix Workspaceを使ってサイトからデスクトップやアプリケーションにアクセスするには、[ローカルの Citrix Receiver/Workspaceアプリが使⽤できない場合、HTML5向けの Citrix Receiver/Workspaceアプリを使⽤する]を選択します。CitrixWorkspaceをインストール済みの場合、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使ってサイトからリソースにアクセスすることはできません。HTML5向け Citrix WorkspaceアプリをインストールしていないWindowsおよびMac OS Xのユーザーがサイトにログオンするたびに、Citrix Workspaceアプリをインストールすることを求めるメッセージが表⽰されます。Citrix Workspaceをインストールできない場合に、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使⽤できます。

[ローカルの Citrix Receiver/Workspaceアプリが使⽤できない場合、Receiver for HTML5を使⽤する]を選択すると、[Citrix Receiverの変更]オプションが表⽰されます。このオプションを使⽤すると、起動するアプリケーションまたはデスクトップに基づいて、簡易バージョンまたはネイティブバージョンに動的に変更できます。[プロファイル]オプションにも[Citrix Receiverの変更]オプションが表⽰されます。

• HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使って Citrix Virtual Apps and Desktopsからアプリケーションまたはデスクトップにアクセスするには、[常に Receiver for HTML5を使⽤]を選択します。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

WebSocket

1. グループポリシー管理コンソールまたは Citrix Studioに移動して、[ポリシー]を選択してポリシーを構成します。

2. 中央ペインの[ポリシー]で既存のポリシーを変更するか、ポリシーを作成します。

3. 既存のポリシーを編集するには、右ペインの[操作]で[ポリシーの編集]を選択します。

4.[Unfilteredの編集]ウィンドウが開きます。「websoc」と⼊⼒して Enterキーを押します。フィルター後の⼀覧に、3つのWebSockets関連のポリシー設定が表⽰されます。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

5. 各ポリシーで[選択]をクリックし、[許可]と表⽰された設定を選択し、[OK]をクリックします。

6. デフォルト値をそのまま使⽤し、[OK]を選択し、[次へ]をクリックします。

7. ポリシー名を⼊⼒するか、デフォルト値をそのまま使⽤します。[ポリシーの有効化]がオンになっていることを確認して、[完了]をクリックします。

注:

既存のデフォルト(Unfiltered)ポリシーを変更すると、ユーザーおよびマシンオブジェクトにポリシ

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

ーを割り当てるオプションが使⽤できません。そのため、既存のデフォルト以外のポリシーを変更するか、ポリシーを作成することをお勧めします。

8. Citrix Studioでポリシーを作成するには、[操作]で[ポリシー]を選択し、[ポリシーの作成]をクリックします。[ポリシーの作成]ウィンドウが開きます。

9. 検索ボックスに「websoc」と⼊⼒して Enterキーを押します。検索結果に、3つのWebSockets関連のポリシー設定が表⽰されます。

10. 各ポリシーで[選択]をクリックして、[次へ]をクリックします。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

11. デリバリーグループに基づいて権限を割り当てます。[デリバリーグループ]を選択して、[割り当て]をクリックします。

12.[ポリシーの割り当て]ウィンドウが表⽰されます。⼀覧から適切なデリバリーグループを選択して、[OK]をクリックします。

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13. 適切なデリバリーグループの種類を選択して、[割り当て]をクリックします。⼀覧からデリバリーグループを選択できます。

14.[組織単位(OU)]を選択した場合、お使いの Active Directory環境から特定の OUを選択できます。

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15.[概要]ウィンドウで、ポリシー設定を確認して[完了]をクリックします。

16. Citrix Virtual Appsまたは Citrix Virtual Apps and Desktops上でWebSocket接続を許可した時に使⽤されたポートを変更した場合、次の⼿順に従って Citrix Workspace for WebサイトのWebSocketポートを変更します。

a) テキストエディターを使って Citrix Workspace for Webサイトのweb.configファイルを開きます。このファイルは通常、C:\inetpub\wwwroot\Citrix\storenameWebディレクトリにあります。ここで、storenameはストアの作成時に指定した名前です。

b) ファイル内で次の要素を検索します。

<html5 ... preferences=””... />

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

c) preferences属性の値をwsPort:portnumber;に設定します。ここで portnumber は、ポリシーで構成したポートです。

WebブラウザーによりデスクトップとアプリケーションにアクセスしてHTML5を検証するには

1. URL(http://<XDControllerIPaddressorFQDN>/Citrix/StoreWeb)で、デリバリーグループの権限(ユーザー/グループ)に基づくドメイン資格情報を使⽤して StoreFrontにログオンします。[ローカルの Citrix Receiver/Workspaceアプリが使⽤できない場合、Receiver for HTML5を使⽤する]を選択すると、以下のページが表⽰されます。HTML5にアクセスするには、簡易バージョンを使⽤してください。

次の 2つのオプションが使⽤できます:

• Citrix Receiverのプラグイン• Receiver for HTML5

2.[ログオン]をクリックします。

3. 正しいユーザー名とパスワードを⼊⼒します。

4. アクセス可能なすべてのアプリとデスクトップが列挙されたページが表⽰されます。HTML5ブラウザーを使ってデスクトップやアプリケーションを起動できます。デスクトップとアプリケーションは新しいタブで起動されます。

ログページに移動して Citrix Receiver for HTML5ログを表⽰するには

1. Citrix Receiver for Webサイトにログオンします。

• HTML5 向け Citrix Workspace アプリ 1908 以降の場合、新しいタブを開いて、siteurl/-Clients/HTML5Client/src/SessionWindow.html#engineType=log に移動します。ここで、<siteurl> は Receiver for Web サ イ ト の URL(http://server.domain/Citrix/StoreWeb)です。

• HTML5 向け Citrix Workspace アプリ 1907 以前の場合、新しいタブを開いて、siteurl/-Clients/HTML5Client/src/ViewLog.htmlに移動します。ここで、<siteurl>は Receiver for Webサイトの URL(http://server.domain/Citrix/StoreWeb)です。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

Citrix Virtual Apps and Desktopsへの直接接続

HTML5向け Citrix WorkspaceアプリはWebSocketプロトコルを使って仮想デスクトップやホストされるアプリケーションにアクセスします。デフォルトでは、WebSocket接続は Citrix Virtual Apps and Desktopsにより禁⽌されています。Citrix Gatewayを介した接続なしでローカルネットワークからデスクトップやアプリケーションにユーザーがアクセスできるようにするには、Citrix Virtual Apps and DesktopsでWebSocket接続を許可する必要があります。

WebSocket接続は Citrix Gatewayでもデフォルトで無効になっています。Citrix Gatewayを介してデスクトップやアプリケーションにアクセスするリモートユーザーをサポートするには、WebSocket接続を有効にした HTTPプロファイルを作成して、それを Citrix Gateway仮想サーバーにバインドするかグローバルに適⽤する必要があります。HTTPプロファイルの作成については、「HTTP構成」を参照してください。

警告:

レジストリエディターの使⽤を誤ると、深刻な問題が発⽣する可能性があり、Windowsの再インストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤⽤による障害に対して、シトリックスでは⼀切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使⽤ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

注:

ユーザーデバイスと Citrix Virtual Apps and Desktops や Citrix Virtual Apps サーバー間の通信をSecureICA で暗号化している場合は、HTML5 向け Citrix Workspace アプリで基本レベル以外の暗号化はサポートされません。

Citrix Provisioning Services

Citrix Provisioning Servicesを使ってプロビジョニングされた(⾮固定の)マシンを展開するには、HTML5向けCitrix Workspaceアプリの接続を有効にするマシンカタログと配信グループを作成します。構成したWebSocketポリシーをマシンカタログに適⽤してください。

WebSocketポリシーを適⽤するにはマシンを再起動する必要があります。MCS(別個の IDディスク)を使って展開した永続書き込みキャッシュファイルおよびマシンを使⽤するように構成した Citrix Provisioning Servicesベースのマシンの場合、マシンの再起動時にポリシーは維持されます。ただし、⼀時書き込みキャッシュファイルを使⽤するように構成された Citrix Provisioning Servicesベースのマシンカタログの場合、これらのポリシーを vDiskに適⽤する必要があるか、またはターゲットデバイスにこれらのポリシーを実装できません。

ポリシーが vDiskに適⽤されるよう、次の⼿順を実⾏してください。

1. Citrix Provisioningコンソールを使って、マシンカタログおよびデリバリーグループの⼀部であるターゲットデバイスをシャットダウンします。ターゲットデバイスのアクセスの種類を[実稼働]から[保守]に変更します。

詳しくは、「ターゲットデバイス」を参照してください。マシンカタログの⼀部であるターゲットデバイスを使⽤する必要があります。デリバリーグループまたはポリシーは適⽤されません。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

2. vDiskの新しいバージョンを作成し、[アクセス]を[保守]に設定します。詳しくは、「vDiskイメージの⼿動更新」を参照してください。

3. 保守ターゲットデバイスを起動し、ブートメニューから保守 vDiskバージョンを選択します。次のキーがレジストリに追加されるか確認します。

a) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Citrix\ICAPolicies\AcceptWebSocketsConnectionsb) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Citrix\WebSocketsPortc) HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Citrix\WSTrustedOriginServerList

4. ターゲットデバイスをシャットダウンし、ターゲットデバイスのアクセスの種類を[実稼働]に戻して、新しい vDiskのバージョンを実稼働にします。次に、ターゲットデバイスを起動して、現在既存の vDiskから実⾏しているそのほかのターゲットデバイスを再起動します。

vDiskのバージョン化を使⽤しない場合、vDiskを使⽤するすべてのターゲットデバイスをシャットダウンし、vDiskをプライベートイメージモードにし、次にターゲットデバイスでイメージを更新して、基本 vDiskイメージにポリシーを適⽤できます。

アップグレード

新しい Citrix Workspaceアプリにアップグレードするには、次のいずれかの⼿順を実⾏します:

• シトリックスのダウンロードページから Citrix Workspace アプリをダウンロードしてインストールし、Citrix Receiverから Citrix Workspaceアプリにアップグレードします。

• お使いの OSのアプリストアを使⽤して Citrix Workspaceアプリをアップグレードします。• WindowsおよびmacOSでは、Citrix Receiverの更新プログラムを使⽤して Citrix Receiverから CitrixWorkspaceアプリに⾃動更新します。

Citrix Receiver for HTML5のドキュメントについては、「Citrix Receiver」を参照してください。

はじめに

July 10, 2019

セットアップ

HTML5向けCitrixWorkspaceアプリは、CitrixWorkspace forWebサイトに統合されます。HTML5向けCitrixWorkspaceアプリで仮想デスクトップやホストされているアプリケーションにアクセスするには、サポートされるオペレーティングシステム上で動作する互換性があるWebブラウザーで Citrix Workspace for Webサイトを開きます。

HTML5向け Citrix Workspaceアプリでのユーザーエクスペリエンスは以下のとおりです:

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

• 管理者が HTML5向け Citrix Workspaceアプリの常時使⽤を構成していないサイトでは、Windowsおよび Mac OS Xデバイス上に Citrix Workspaceがインストールされているかどうかが判別されます。CitrixWorkspaceが検出されない場合は、対応するプラットフォームの Citrix Workspaceをダウンロードしてインストールするように促すメッセージが表⽰されます。Citrix Workspace をインストールできないユーザーについては、Citrix Workspace for Webサイトにログオンするたびにこれが実⾏されます。CitrixWorkspaceがローカルにインストール済みのユーザーは、それを使⽤してサイトのリソースにアクセスします。HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使⽤するオプションはありません。管理者が HTML5向けCitrix Workspaceアプリの常時使⽤を構成したサイトでは、Citrix Workspaceがローカルにインストール済みかどうかに関係なく、ユーザーは HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使⽤してサイトのリソースにアクセスする必要があります。

• HTML5向け Citrix Workspaceアプリでデスクトップやアプリケーションにアクセスすると、ユーザーのWebブラウザー設定に応じて新しいタブまたはウィンドウが開き、そこでそのリソースが起動します。CitrixWorkspace for Webサイトと同じタブでリソースが常に起動するように HTML5向け Citrix Workspaceアプリを構成することもできます。

• ユーザーが追加のアプリケーションを起動すると、新しいセッションを作成する前に既存のセッション内でアプリケーションを開始できるかどうかがHTML5向け Citrix Workspaceアプリによりチェックされます。これにより、ユーザーは単⼀の接続で複数のアプリケーションにアクセスできるようになり、利⽤可能なリソースをより効率的に使⽤できます。

• HTML5向け Citrix Workspaceアプリは、かっこで挟まれたアプリケーションおよびデスクトップタイトルの表⽰(VDA(1)や VDA(2)など)をサポートしています。この機能を有効にするには、[Receiver forWebと同じタブでアプリケーションを起動する]を選択します。詳しくは、「構成」を参照してください。

構成

July 29, 2019

Content Collaborationサービスの統合

このリリースでは、Citrix Content Collaborationサービスが Citrix Workspaceアプリに統合されました。CitrixContent Collaborationを使⽤すると、ドキュメントを簡単かつセキュアに交換したり、メールで⼤容量のドキュメントを送信したり、サードパーティへのドキュメント転送をセキュアに処理したり、コラボレーションスペースにアクセスすることができます。また、Webベースのインターフェイス、モバイルクライアント、デスクトップアプリ、Microsoft Outlookや Gmailとの統合など、さまざまな⽅法で作業できます。

Citrix Content Collaboration機能には、Citrix Workspaceアプリの[ファイル]タブからアクセスできます。[ファイル]タブは、Citrix Cloudコンソールのワークスペース構成で Content Collaborationサービスが有効になっている場合にのみ表⽰されます。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

注:オペレーティングシステムでセキュリティオプションが設定されているため、Citrix WorkspaceアプリでのCitrix Content Collaborationの統合は、Windows Server 2012およびWindows Server 2016ではサポートされていません。

次の図は、新しい Citrix Workspaceアプリの[ファイル]タブの例です:

制限事項:

• Citrix Workspaceアプリをリセットしても、Citrix Content Collaborationはログオフされません。• Citrix Workspaceアプリでストアを切り替えても、Citrix Content Collaborationはログオフされません。

Citrix Virtual Apps and DesktopsでホストされているリソースにユーザーがWebブラウザーでアクセスできるようにするには、StoreFrontストアを作成し、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを有効にする必要があります。また、必要に応じて、Citrix Gateway、Citrix Virtual Apps、および Citrix Virtual Apps and DesktopsでWebSocket接続を有効にする必要があります。さらに、デスクトップやアプリケーションを提供しているマシン上にオプションのコンポーネントをインストールして、ユーザーエクスペリエンスを強化できます。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

マルチモニター表⽰

マルチモニター表⽰では、接続しているデスクトップまたはアプリケーションセッションのセカンダリウィンドウを作成し、作成したウィンドウをセカンダリモニターにドラッグすることができます。

デスクトップとアプリケーションの両⽅のセッションで、マルチモニター表⽰を使⽤できます。

マルチモニターモードに切り替えるには、ツールバーの[マルチモニター]をクリックします。これにより、解像度1024x768のセカンダリウィンドウが作成されます。また、サーバーの情報をデュアルモニターに更新します。セカンダリウィンドウをドラッグしてサイズを変更したり、⼀⽅または両⽅のモニターで全画⾯モードにすることもできます。ウィンドウのサイズを変更するたびに、サーバー上でセカンダリウィンドウの解像度が更新されます。マルチモニターモードを終了するには、セカンダリウィンドウを閉じます。

Citrix Workspaceは、セカンダリモニターの解像度の詳細を認識しませんが、マルチモニターモードでは、⽬的の解像度に合わせて柔軟にサイズを変更できます。

セッションにフォーカスするには、ツールバーの[マルチモニター]をクリックします。

この機能はデフォルトで有効になっています。

この機能を無効にするには、configuration.jsファイルを編集し、multiMonitorプロパティの値を falseに設定します。

1 ’ui’ : {23       ’toolbar’ : {45           ’multiMonitor’ : true6   }7 ,

Citrix Virtual Desktopsをデュアルモニターで使⽤する:

1. ツールバーで[マルチモニター]をクリックします。

2. 拡張ウィンドウが作成されます。このウィンドウを拡張モニターにドラッグします。

画⾯が両⽅のモニターに拡張されます。

制限事項:

• この機能は、Internet Explorerと Edge以外のデスクトップブラウザーでサポートされています。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

• Macでは、セカンダリウィンドウが Chromeの新しいタブとして開きます。このセカンダリウィンドウをセカンダリモニターに直接ドラッグしてサイズを変更すると、Chromeタスクバーにエントリが表⽰される⼀⽅で、ウィンドウが⾮表⽰になることがあります。

回避策:ウィンドウを⼀度プライマリモニターにドラッグしてから、セカンダリモニターに戻します。

カスタムカーソル

HTML5向け Citrix Workspaceアプリは、Microsoft Internet Explorer(IE)でカスタムカーソルをサポートするようになりました。この機能強化により、ブラウザー間で⼀貫した操作環境を実現します。この機能は、デフォルトで有効になっています

configuration.jsを使⽤してMicrosoft IEまたは Edgeでカスタムカーソルを無効にするには

configuration.js ファイルは、HTML5Client フォルダーにあります。以下の⼿順でこのファイルを編集して、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを構成します:

configuration.jsファイルを開き、uiの下の ‘handleMouseCursorUsingDivForIE’の値を falseに設定します。

‘ui’: {‘handleMouseCursorUsingDivForIE’ : false}

カスタマーエクスペリエンス向上プログラム

注:

• CEIPを無効にすると、インストールされたHTML5向け Citrix Workspaceアプリのバージョンを含む最⼩限の情報が、毎週アップロードされます。この最⼩限の情報は、お客様が使⽤されているさまざまなバージョンの分布状況を把握する上で、⼤変に貴重です。

• HTML5向け Citrix Workspaceアプリをパブリックセッションモードで起動すると、CEIPデータは収集されません。

CEIPが、ユーザーを識別できる情報を顧客環境から収集することはありません。次のような情報が収集されます:

• システム情報には、オペレーティングシステムのバージョン、インストールされた Citrix Workspaceアプリのバージョン、⾔語、ブラウザーのバージョンなどの詳細が含まれます。

• 使⽤状況の追跡には、過去 1週間のアプリケーションの起動に関する統計、モニターの解像度、グラフィックモード、デコーダー、レンダラーなどの詳細が含まれます。

• 品質に影響を与える要素には、接続および起動の失敗や、セッション接続時間に関する統計の詳細が含まれます。

• 構成の追跡には、機能が有効か無効かをチェックするデータポイント追跡の詳細が含まれます。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

configuration.jsを使⽤して CEIPを無効にするには

HTML5向け Citrix Workspaceアプリでは、configuration.jsファイルは HTML5Clientフォルダーにあります。このファイルを編集して HTML5向け Citrix Workspaceアプリを構成します。

注:

• configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。• Chrome向け Citrix Workspaceアプリをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この⽅法を使⽤することをお勧めします。

• configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。

HTML5 向け Citrix Workspace アプリのバージョン 1905 以前では、configuration.js ファイルの ceip でenabled属性を falseに設定します。

1 ’ceip’:{23 ’enabled’:false,4 }

HTML5向け Citrix Workspaceアプリのバージョン 1906以降では、configuration.jsファイルの analyticsでenabled属性を falseに設定します。

1 ’analytics’:{23 ’enabled’:false,4 }

グラフィカルユーザーインターフェイスを使⽤して CEIPを無効にするには

注:

管理者か configuration.jsファイルで有効にした場合のみ、ユーザーはグラフィカルユーザーインターフェイスを使⽤して CEIP設定を変更できます。

1. HTML5向け Citrix Workspaceアプリの起動2. ツールバーで[基本設定]をクリックします。3.[匿名の使⽤統計情報を送信して Citrix Workspaceの機能向上に協⼒する]をオフにします。

注:

変更を保存するには、セッションを再起動します。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

選択的なH.264

configuration.jsファイルを使⽤して選択的なH.264を構成する

注:

• configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。• HTML5向け Citrix Workspaceアプリをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この⽅法を使⽤することをお勧めします。

• configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。

デフォルトでは、selectiveH264は trueに設定されています。

configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。このファイルを編集して、次のように selectiveH264を falseに変更します。

PDF印刷

PDF印刷を設定するには

Citrix PDF ユニバーサルプリンタードライバーによりユーザーは、ホストされているアプリケーションまたはXenAppおよび XenDesktopバージョン 7.6で配信された仮想デスクトップ上で実⾏中のアプリケーションで開かれているドキュメントを印刷できます。ユーザーが[CitrixPDFプリンター]オプションを選択すると、ドライバーがファイルを PDFに変換して、これをローカルデバイスに転送します。その後、PDFを新しいブラウザータブで表⽰したり、ローカルに接続されたプリンターで印刷したりできます。

ホストされているアプリケーションまたは XenDesktop 7.6および XenApp 7.6で配信された仮想デスクトップ上で実⾏中のアプリケーションで開かれているドキュメントを印刷できるようにするには、次の⼿順に従います。

1. Citrix PDF Printing Feature Packをダウロードして、HTML5向け Citrix Workspaceアプリユーザーにデスクトップまたはアプリケーションを提供する各マシンに Citrix PDFユニバーサルプリンタードライバーをインストールします。プリンタードライバーをインストール後、マシンを再起動します。

2. Citrix Studioの左側のペインで[ポリシー]ノードを選択し、新しいポリシーを作成するか、既存のポリシーを編集します。Citrix Virtual Apps and Desktopsポリシーの構成について詳しくは、「ポリシー」を参照してください。

3. ポリシーの[PDFユニバーサルプリンターの⾃動作成]設定を[有効]にします。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

強化された PDF印刷機能

以前のリリースでは、PDFを印刷しようとすると、[続⾏]ダイアログが表⽰され、印刷を確認するメッセージが表⽰されました。

このリリースでは、Citrix Workspaceセッション内に[印刷]ウィンドウが表⽰され、[印刷]ウィンドウから直接⽂書を印刷することができます。

この機能強化は Chromeおよび Firefoxで完全にサポートされ、デフォルトで有効になっています。この機能をChromeおよび Firefoxで無効にするには、configuration.jsファイルで supportedBrowsersの値を falseに設定します。configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。

この機能強化は Internet Explorer 11で部分的にサポートされ、デフォルトでは無効になっています。InternetExplorerでこの機能を有効にするには、configuraton.jsファイルで IEの値を trueに設定します。configura-tion.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。

1 ’pdfPrinting’ : {23              ’directPrint’ : {4567 ’supportedBrowsers’:true,8910                                       ’IE’:false11                                   }1213                                 }

制限事項:

• Internet Explorerでは、印刷された PDFの内容が縮⼩され、ページに適合しません。• Internet Explorerでは、⼤きなファイルまたは多数のページを含むファイルを印刷すると、ブラウザーが応答を停⽌するか、印刷操作が断続的に失敗することがあります。

• この機能強化は、HTML5 HDX SDKを使⽤して起動されたセッションではサポートされません。

印刷の[続⾏]ダイアログを⾮表⽰にするには

強化された印刷機能が無効になっている場合、印刷の[続⾏]ダイアログを⾮表⽰にして PDFを印刷できます。

デフォルトでは、「hide」オブジェクトの「printDialog」プロパティが falseに設定されています。

configuration.jsファイルは、C:\program Files\Citrix<actual path>\HTML5Clientにあります。

ダイアログを⾮表⽰にするには、「hide」オブジェクトの「printDialog」プロパティを trueに設定します。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

注:

• configuration.jsファイルに変更を加える前に、バックアップを作成することをお勧めします。• HTML5向け Citrix Workspaceアプリをユーザー向けに再パッケージする場合のみ、この⽅法を使⽤することをお勧めします。

• configuration.jsファイルを編集するには、管理者レベルの資格情報が必要です。ファイルを編集した後、アプリを再パッケージして変更を保存してください。

1 {2345   ’ui’ : {6789     ”hide”:{10111213        ’printDialog’: true141516     }17181920   }21222324 }

セッション画⾯の保持

セッション画⾯の保持機能を有効にすると、データを損失することなく、サーバー上のセッションがアクティブのまま保持されます。ネットワークが中断されると、セッション画⾯が停⽌するため、ユーザーにもネットワークが切断されていることがわかります。このとき、セッションウィンドウが閉じたりエラーメッセージが表⽰されたりする代わりに画⾯表⽰が保持され、バックグラウンドで再接続が試⾏されます。ネットワーク接続が回復すると、⾃動的にセッションでの作業を再開できるようになります。また、セッションに再接続するときに再認証⽤のログオン画⾯が表⽰されないため、ユーザーは即座に作業を再開できます。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

注:

HTML5向け Citrix Workspaceアプリのユーザーは、サーバー側の設定を上書きできません。

セッション画⾯の保持機能とともに、TLS(Transport Layer Security)を使⽤できます。

注:

TLSは、ユーザーデバイスと Citrix Gateway間で送信されるデータのみを暗号化します。

セッション画⾯の保持の構成について詳しくは、Citrix Virtual Apps and Desktopsドキュメントの「セッション画⾯の保持のポリシー設定」を参照してください。

モビリティサポート

⾃動ソフトキーボードポップアップを有効にするには

この機能を有効にするには、編集可能な領域をクリックした時にソフトウェアキーボードが表⽰されるように、⾃動キーボードポリシーを構成します:

1. DDCで Citrix Studioを開きます。2.[ポリシー]を選択します。3.[ポリシーの作成]をクリックします。4.[キーボードの⾃動表⽰]を検索し、[許可]を選択します。

ファイル転送

デフォルトでは、ユーザーは次のことを実⾏できます:

• ローカルのダウンロードフォルダーまたは接続された周辺機器からファイルをアップロードし、Citrix VirtualApps and Desktopsセッションからのデータにシームレスにアクセスできます。

• Citrix Virtual Apps and Desktopsセッションからユーザーデバイスのフォルダーや周辺機器にファイルをダウンロードできます。

管理者は、Citrix Studioのポリシーを介して、ファイルの転送、アップロード、またはダウンロードを選択的に有効または無効にできます。

HTML5向け Citrix Workspaceアプリでは、Safariブラウザーを使⽤してMacBook上でファイルをダウンロードできます。

要件

• 以下を含む XenAppおよび XenDesktop 7.6以降:– サーバーOSVDA(Windows2008R2またはWindows2012R2)上のHotfix ICATS760WX64022.msp

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

– クライアント OS VDA(Windows 7またはWindows 8.1)上の Hotfix ICAWS760WX86022.mspまたは ICAWS760WX64022.msp

• ファイル転送ポリシーを変更するには:Citrix Studioを実⾏中のマシン上のグループポリシー管理(GPM)Hotfix GPMx240WX64002.msiまたは GPMx240WX86002.msi

制限事項:

• ユーザーが⼀度にアップロードまたはダウンロードできるのは、最⼤ 10ファイルまでです。• 最⼤ファイルサイズ:

– アップロード:2147483647バイト(2GB)– ダウンロード:262144000バイト(250MB)

ファイル転送のポリシー

デフォルトでは、ファイル転送は有効になっています。Citrix Studioを使って、ユーザー設定の ICA\ファイルリダイレクトにあるこれらのポリシーを変更します。ファイル転送のポリシーを使⽤する場合は、次のことについて考慮します:

• デスクトップとクライアント間におけるファイル転送の許可。Citrix Virtual Apps and Desktopsセッションとユーザーデバイス間でのユーザーによるファイル転送を許可または拒否します。

• デスクトップへのファイルのアップロード。ユーザーデバイスから Citrix Virtual Apps and Desktopsセッションへのユーザーによるファイルのアップロードを許可または拒否します。

• デスクトップからのファイルのダウンロード。Citrix Virtual Apps and Desktopsセッションからユーザーデバイスへのユーザーによるファイルのダウンロードを許可または拒否します。

クリップボード

この機能が導⼊される前は、Citrix Workspaceではローカルアプリケーションからそのほかのアプリケーション(Microsoft Excelなど)への形式を選択して貼り付け機能を使った HTML形式テキストのコピーや貼り付けがサポートされていませんでした。そのため、ターゲットのアプリ(この上記の例ではMicrosoft Excel)には HTML形式の特性が含まれませんでした。

HTML5向け Citrix Workspaceアプリは、クライアントとセッション間でプレーンテキストに加えて、HTML形式をサポートします。これは、Officeアプリやブラウザーで有⽤です。強化されたクリップボードは ChromeおよびSafariブラウザー上でのみサポートされます。HTMLコンテンツをコピーしてその形式を維持できます。Chromeでリンクをコピーすると、<img>タグが HTML形式で追加され、テキストに加えて画像も効率的にコピーできます。この機能によりプレーンテキスト以外もコピーできますが、すべてのアプリケーションで機能するわけではありません。

クリップボードをサポートするには、次のレジストリエントリを VDAに追加します:

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Citrix\wfshell\VirtualClipboard\AdditionalFormats\HTML Format

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

“Name”=”HTML Format”

この機能の導⼊によって解決された問題について詳しくは、Knowledge CenterのCTX086028を参照してください。

警告:

レジストリエディターの使⽤を誤ると、深刻な問題が発⽣する可能性があり、Windowsのインストールが必要になる場合もあります。レジストリエディターの誤⽤による障害に対して、シトリックスでは⼀切責任を負いません。レジストリエディターは、お客様の責任と判断の範囲でご使⽤ください。また、レジストリファイルのバックアップを作成してから、レジストリを編集してください。

強化されたクリップボード機能

Windows、Mac、または ChromeOS上でブラウザーベースのHTML5向け Citrix Workspaceアプリを使⽤して仮想デスクトップがホストする複数のアプリケーションまたはデスクトップを起動するとき、セッションとクライアントデバイス間でテキストのコピー/貼り付けが必要な場合があります。この機能により、Ctrl CおよびCtrl V(Windowsまたは Chromeオペレーティングシステム)、およびCMD CおよびCMD V(Macオペレーティングシステム)のホットキーを使⽤して、コピー/貼り付けを実⾏することができます。

この機能はデフォルトで有効になっています。

Firefoxおよび Edgeブラウザーの場合、Ctrl Cキーを押してから[確認]をクリックしてリモートセッションからローカルデバイスにテキストをコピーします。

ツールバーの[基本設定]で[コピーの確認ダイアログを無効にする]チェックボックスをオンにして、コピーの確認ダイアログを無効にします。オプションを再度有効にするには、チェックボックスをオフにします。

強化されたクリップボード機能を無効にするには

こ の 機 能 を 無 効 に す る に は、HTML5Client フ ォ ル ダ ー (C:\Program Files\Citrix\Receiver Store-Front\HTML5Client)の configuration.jsファイルを編集して、directClipboardの値を falseに設定します。

制限事項:

• コピー/貼り付けができるのはプレーンテキストだけで、画像やファイルはできません。• ⼤容量データをサポートしません。• Ctrlキーが押された状態で固定されることがあります。この問題は、右Ctrlキーを⻑く押し続けてからCを押してテキストをコピーすると発⽣します。回避⽅法としては、右 Ctrlキーを複数回クリックします。

• Google Chromeおよび Safariブラウザーでは、セカンダリモニターからテキストをコピーするときに 1回多くクリックする必要があります(コピーの確認ダイアログ)。Edgeおよび Firefoxブラウザーの場合、シングルモニターとセカンダリモニターの両⽅からテキストをコピーするときに 1回多くクリックする必要があります。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

• Ctrl cまたはCMD C+Ctrl VまたはCMD Vキーの組み合わせを使⽤して、コピー/貼り付けを実⾏できます。[編集]メニューまたは右クリックメニューのオプションを使ってテキストをコピーする場合、確認ダイアログでもう⼀度クリックが求められることがあります。

ツールバー

ツールバーの拡張機能は、デフォルトで有効になります。

ツールバーを⾮表⽰にするには:

1. 管理者としてログイン中に、C:\ProgramFiles\Citrix<actual path>\HTML5Clientにある configu-ration.jsファイルにアクセスします。actual pathは実際のパスです。

2. configuration.jsファイルで「menubar key」を検索します。3. configuration.jsファイルで、“menubar”:falseを設定します。

個別のアイコンを⾮表⽰にして、ツールバーに表⽰されないようにすることもできます。たとえば、ツールバーの[ctrl+alt+del]ボタンを⾮表⽰にするには、次の⼿順に従います:

1. 管理者としてログイン中に、C:\ProgramFiles\Citrix<actual path>\HTML5Clientにある configu-ration.jsファイルにアクセスします。actual pathは実際のパスです。

2. configuration.jsファイルで「lock」を検索します。3. configuration.jsファイルで、lock:falseを設定します。

セッション共有

このセッション共有機能を使⽤するには、アプリケーションが同じマシン上でホストされており、ウィンドウのサイズ、⾊深度、暗号化などのパラメーター設定が同じシームレスウィンドウモードで構成されている必要があります。ホストされているアプリケーションを使⽤できる場合は、デフォルトでセッション共有が有効になっています。

アプリケーションをホストするマシン上に App Switcherがインストールされている場合は、ウィンドウ下部にタスクバーが表⽰されます。タスクバーには、セッションで現在実⾏中のアプリケーションがすべて表⽰され、ユーザーはアプリケーション間を切り替えることができます。ユーザーはタスクバーを⾃動的に⾮表⽰にしたり、アイコンのサイズを⼩さくしてタスクバーの領域を最⼩化したりできます。

Webブラウザーのタブには、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを操作するためのフリーツールバーが表⽰されます(下図)。クリップボードボタンを使⽤すると、ユーザーデバイス上のローカルクリップボードとWebブラウザー内に表⽰されているデスクトップやアプリケーションとの間で Unicodeプレーンテキストをコピーしたり貼り付けたりできます。ユーザーは標準的なWindowsショートカットキーを使⽤して、同じセッション内および異なるセッションのアプリケーション間で、⽂字、表、画像などのデータをコピーできます。また、ツールバーのボタンを使⽤すると、デスクトップやアプリケーションに Ctrl+Alt+Delキーを送信できます。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

ホストされるアプリケーションまたは仮想デスクトップで実⾏中のアプリケーションで開いているドキュメントを印刷する場合、そのドキュメントを PDFで出⼒するオプションを実⾏できます。この場合、PDFをローカルデバイス上に転送して、そこで表⽰したりローカルプリンターで印刷したりできます。ユーザーが PDFを閉じると、ファイルがデバイスから削除されます。

ホストされているアプリケーションで開かれているドキュメント内のリンクをクリックするユーザーは、セッション内でホストされているブラウザーアプリケーションで URLを開くのか、またはローカルデバイスのブラウザーを使⽤するのかを選択できます。

HTML5ログ

HTML5向け Citrix Workspaceアプリは、ユーザーデバイスが⽣成したログにタイムスタンプを付けます。

問題のトラブルシューティングに役⽴てるため、HTML5向け Citrix Workspaceアプリセッションログを表⽰できます。

ログページでは、以下の機能が使⽤できます:

• ログを有効にする:ログを有効にして HMTL5ログを表⽰します。• ログを無効にする:ログを無効にしてセッションのログを停⽌します。• ログを表⽰する:セッションで⽣成されたログを表⽰します。• ログを消去する:セッションで⽣成されたログファイルを削除します。• ログファイルをダウンロードする:希望する場所にログファイルをダウンロードします。

ログページに移動してHTML5向け Citrix Workspaceアプリログを表⽰するには

1. Citrix Workspace for Webサイトにログオンします。2. 別のブラウザータブまたはウィンドウで、<siteurl>/Clients/HTML5Client/src/ViewLog.htmlにアクセスします。ここで、<siteurl>は Citrix Workspace for WebサイトのURLで、通常は<http://server.domain/Citrix/StoreWeb>です。

3. ログインページで[ログの開始]をクリックします。

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HTML5向け Citrix Workspaceアプリ

4. Citrix Workspace for Webサイトで、HTML5向け Citrix Workspaceアプリを使ってデスクトップまたはアプリケーションにアクセスします。

HTML5向け Citrix Workspaceアプリセッションで⽣成されたログファイルは、ログページに表⽰されます。また、ログファイルをダウンロードしてより詳細に分析することもできます。

ツールバーを使⽤してHTML5向け Citrix Workspaceアプリログを表⽰するには

1. Citrix Workspace for Webにログオンします。2. Citrix Workspace for Webで、デスクトップまたはアプリケーションにアクセスします。3. セッションツールバーで[ログ]をクリックします。4.[ログの開始]をクリックします。

SDKおよび API

August 23, 2019

HDX SDK

HTML5向け Citrix Workspaceアプリでは、Webサイトを介してシトリックスがホストするアプリおよびデスクトップの配信⽅式をカスタマイズでき、これにより HDXおよび SDKセッションのサポートが強化されています。この機能は、エンタープライズポータルに豊富なアプリエクスペリエンスを構築する場合に特に有⽤です。つまり、Webサイトからシトリックスがホストするアプリやデスクトップを起動する⼀⽅でWebサーバー上では HTML5向けCitrix Workspaceアプリをホストして、ユーザーにサービスとして豊富なアプリエクスペリエンスを提供できます。

HTML5向け Citrix WorkspaceアプリのHDX SDKドキュメントについては、HDX SDK for HTML5を参照してください。

HDX SDKの例については、Citrixダウンロードページを参照してください。

HDX SDK for HTML5を使⽤したHTML5向け Citrix Workspaceアプリ⾃動更新のサポート

Citrix HDX SDK for HTML5 によりsetPath API が拡張され、CDN から配信される HTML5 向け CitrixWorkspace アプリの最新ビルドを使⽤します。この機能強化により、HTML5 向け Citrix Workspace アプリが最新バージョンでシームレスに実⾏されます。HDX SDK for HTML5の既存ユーザーの場合、CDNから配信される最新バージョンを使⽤するように、顧客コードのcitrix.receiver.setPathを変更します。新規ユーザーの場合、デフォルトで、setPath APIによりこのオプションが提供されます。

CDNがデフォルトとして提供され、CDNに問題がある場合は、ホストされた場所がフォールバックパスとして提供されます。詳しくは、「HDX SDK for HTML5」を参照してください。

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Citrix Product Documentation | docs.citrix.com August 23, 2019