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Hybrid Cloud Storage
Microsoft Azure StorSimple製品概要
2015 年 7 月 29 日日本マイクロソフト株式会社
アジェンダ
• ストレージ環境の課題
• Microsoftが提供するユニークなソリューション
• StorSimpleソリューションで得られるメリット
• 適切なアプリケーションとワークロード
• StorSimple HCS プラットフォーム
• StorSimple事例
• ASAP+(エーサッププラス)プログラム
• まとめ
ストレージ環境の課題
今日のストレージ = それは複雑で高コスト
高コストなストレージ、さらに増え続ける
IT機器
複雑なデータ保護とリカバリの
仕組み
ひっ迫するITリソース
データ量の爆発的な増大 – 年平均成長率40%*
*出典: EMC Digital Universe with Research and Analysis by IDC, 2014
Microsoftが提供するユニークなソリューション
物理及び仮想サーバのアプリケーション
StorSimple ハイブリッドクラウドストレージ
カスタマーデータセンター
エンタプライズSANストレージ
インライン重複除去、圧縮、
および自動階層化
クラウドスナップショットで自動化したオフサイトへのデータ
保護
非常に効果的で、ロケーションに制約を受けないディザスタリカ
バリ
統合されたデータ及びストレージ管理
StorSimple仮想アプライアンス経由でAzure上でバックアップデー
タにアクセス
アプリケーションへの修正なしにStorSimpleはAzureストレージリソースをWindows、Linux および VMwareサーバに数分で提供
SVA
StorSimple
Manager
StorSimpleソリューションで得られるメリット
プライマリストレージ
アーカイブストレージ
ディスクベースバックアップ
リモートレプリケーション
テープバックアップとDR
今日のストレージ Microsoft Azure StorSimple
データ増加を管理
低いストレージコスト
データ保護とリカバリをシンプルに
ビジネスの俊敏性を加速
ストレージのコストを40-60%に削減
StorSimple
StorSimple導入による利点アクセス
StorSimpleは安価なクラウド単価でエンタプライズクラスのストレージ
非構造化データが年成長率が40%
ワーキングデータセットは一定量が
SSD/HDDに
ハイブリッドストレージのディスクリソースはワーキングセットのパフォーマンスのた
めに
IO頻度の低いデータはクラウドへ
SSD HDD Cloud
経過時間
StorSimpleに適切なアプリケーションとワークロード
* Microsoft Azure StorSimple 8000シリーズからの提案
Cloud
Apps*
仮想マシン SharePointファイル共有
アーカイブ SQL Server*
Azureワークロード
オンプレミスワークロード
DR* Dev/
Test*
シンプルなオフサイトでのデータ保護
Microsoft Azure
プロダクションデータ プロダクションデータ
クラウドスナップショット
データセンター -1 データセンター -2
定期的にプロダクションデータをVSS連携してクラウドスナップショットを取得
ロケーションの制約を受けずにクラウドスナップショットからリカバリ
StorSimple 仮想アプライアンス
効果的なディザスタリカバリを実現
災害時にオフサイトからストレージのリカバリに要する時間
復旧時間
プライマリデータ
1 TB 5 TB 20 TB 50 TB 100 TB
15分
1時間
1日
7日
30日
90日
定期的なクラウドへのバックアップ100 Mbps WAN回線
テープバックアップ
StorSimpleのクラウドスナップショット50 Mbps WAN回線
DRの際のストレージ利用可能状況はボリュームサイズによる
迅速なリカバリはDRテストの確認を行える
ビジネスを優先するITの俊敏性要求は増える
プライマリおよびやコンプラインス上、
長期保存が必要なデータのストレージリ
ソースの枯渇を常に心配してプランニン
グするようなことはもはや不要
オンデマンドストレージ
データ保護のために遠隔地ごとの管理や
オンサイトで出向いての管理はもはや不
要。全てのサイトのデータを定期的に一
元的にバックアップすることが可能
統合管理
新規及び特別なプロジェクトのためにオ
ンプレミスの機器をセットアップしたり
管理することはもはや不要。必要な企業
データはクラウド上でアクセス可能
オンデマンドでのインフラ
Rand Morimoto,
代表取締役社長
“StorSimple8000シリーズ
はデータ保護とディザス
タリカバリを驚くほどシ
ンプルにします。新しい
StorSimple Managerは物
理及び仮想アプライアン
スをひとつのコンソール
で管理できます”
Zac Saunderson,
ネットワークエンジニア
“StorSimple仮想アプライ
アンスはストレージソ
リューションの革命です。
もはやネットワーク回線
越しにデータのコピーは
必要ないです。データ保
護のプロセスはより流動
的で柔軟で経済的です”
StorSimple事例
Cynthia Weaver,
ITバイスプレジデント
“爆発的に伸びるデータに
対応するためにコスト効
果の高い新しいテクノロ
ジーを適用する必要があ
りました。StorSimpleと
Azureのハイブリッドクラ
ウドストレージは私たち
が求めていたそのものず
ばりでした”
Wes Owen,
シニアITパフォーマンスマネージャー
“StorSimpleの導入により
増大するストレージ及び
アーカイブコストをパ
フォーマンスのロスなし
に90%も軽減することが
でき、これは我々の期待
以上で驚愕しています”
比較 –従来型 vs ハイブリッドクラウドストレージ
機能 従来型のストレージ製品従来型
ストレージのコストMicrosoft Azure StorSimple1
のコスト
プライマリおよびアーカイブストレージ
ストレージと関連する必要なソフトウェア ¥9,000,000 ¥02
バックアップとディザスタリカバリ
バックアップサーバとバックアップソフトウェア ¥3,000,000
¥02
重複除去ライセンスとディスクバックアップ ¥12,000,000
オフサイトにおけるテープストレージ ¥3,000,000
お客様の初期投資コスト ¥27,000,000 ¥0
保守サポートコスト ¥13,000,000 ¥1,950,000
クラウドストレージのコスト ¥0 ¥18,000,000
3年間のトータルコスト ¥40,000,000 ¥19,950,000
お客様に対するメリット なし
• テープ及びその管理を削減• テスト可能で遠隔地でのDR導入• クラウドをセカンダリDCとして利用• 電気代・場所代・空調費用の軽減• ITの生産性の向上
40–60%の削減
1ベースにしたのはStorSimple 8100で、ASAP+ 60を利用した場合で3年間のトータルコスト (EAはLevel-Aで考慮)。1.5倍のデータ減量が重複除去と圧縮によりされたと仮定2 StorSimple8100ハイブリッドクラウドストレージのリストプライスは$100,000です。重複除去、圧縮、データプロテクション、ディザスタリカバリのソフトウェア混み.
プライマリデータが60TBと想定した場合の比較
まとめ
ハイブリッドクラウドストレージは以下のメリットをもたらします
詳しくはこちらより: microsoft.com/storsimple
従来のエンタプライズストレージと比較して40-60%をTCO
削減を実現します1
2データ保護の自動化を実現するプライマリストレージと非常に効果的なディザスタリカバリ
3 インフラ管理の路線方向からイノベーションへ
その他
2014年8月にリリースしたパフォーマンスアップした2つのモデル
• 高速な10GbのiSCSIネットワーク
• ワークロードの拡充
これまでにない2つのサービスおよび機能
• Azureポータルに統合したGUI
• Azure VMから企業データにアクセス
Microsoft Azure
StorSimple Manager
Microsoft AzureStorSimple仮想アプライアンス
(SVA)
StorSimple 8100 StorSimple 8600
StorSimple 8000 シリーズの機能
StorSimple 8000 シリーズ: 適切な利用シーン
物理または仮想サーバのアプリケーション
StorSimple ハイブリッドクラウドストレージ
カスタマーデータセンター
StorSimple 8100ローカル15TB - 40TB
クラウド含めて200TB
StorSimple 8600ローカル40TB – 100TB
クラウド含めて500TB
統合されたストレージとデーの管理
Azure上にバックアップされた企業データを
活用
StorSimple 8100、StorSimple 8600、Microsoft Azure StorSimple ManagerMicrosoft Azure StorSimple仮想アプライアンス(SVA)
Microsoft Azure
StorSimple Manager
Microsoft Azure
StorSimple Virtual
Appliance
仮想サーバ上のアプリケーション
Azure データセンター
Hybrid Cloud Storage
Microsoft Azure StorSimple 8000 シリーズ
テクニカルプレゼンテーション
• ストレージ環境の課題
• ストレージの課題をStorSimpleで解決
• StorSimple 8000 シリーズ
- 概要
- クラウドへの統合、階層化、重複除去、圧縮、暗号化
- Microsoft Azure 管理ポータルのStorSimple Manager
- StorSimple 仮想アプライアンス (SVA)
- データプロテクションとディザスタリカバリ
• 利用シーンとワークロード
アジェンダ
ストレージ環境の課題
*出典: EMC Digital Universe with Research and Analysis by IDC, 2014
今日のストレージ = それは複雑で高コスト
高コストなストレージ増え続ける
IT機器
複雑なデータ保護とリカバリの仕組み
ひっ迫するITリソース
データ量が爆発的に増大 –年平均成長率40%*
ストレージの悩みはStorSimpleで解決
プライマリストレージ
アーカイブストレージ
ディスクベースバックアップ
リモートレプリケーション
テープバックアップとDR
今日のストレージ Microsoft Azure StorSimple
データ増加の管理
低いストレージコスト
データ保護とリカバリがシンプル
ビジネスの俊敏性を加速
ストレージのコストを40-60%に削減
StorSimple
StorSimple導入による利点アクセス
StorSimpleは安価なクラウド単価でエンタプライズクラスのストレージ
非構造化データが年成長率が40%
ワーキングデータセットは一定量が
SSD/HDDに
ローカルのディスク資源はワーキングセットのパフォーマンス
のために
IO頻度の低いデータはクラウドへ
SSD HDD Cloud
経過時間
StorSimple 8000 シリーズ概要
StorSimpleの真の価値
物理及び仮想サーバのアプリケーション
StorSimple
カスタマーデータセンター
エンタプライズSANストレージ
インライン重複除去、圧縮、
および自動階層化
クラウドスナップショットで自動化したオフサイトへのデータ
保護
非常に効果的で、ロケーションに制約を受けないディザスタリカ
バリ
アプリケーションへの修正なしにStorSimpleはAzureストレージリソースをWindows、Linux および VMwareサーバに数分で提供
StorSimple 8000シリーズとは?
Microsoft Azure StorSimpleのダイアグラム
オンプレミスデータセンター
StorSimple 仮想
アプライアンス
プライマリバケット
Administrator
クラウドデータセンター
サーバー
StorSimple Snapshot Managerプラグイン
8000シリーズハイブリッドクラウドストレージ
StorSimple Manager
セカンダリバケット
8000シリーズ
モデル
モデル型番 SS 81001 SS 86001
最大容量(クラウド含む) 200TB 500TB
ローカル容量 15TB 40TB
実効ローカル容量2 15-45TB 40-120TB
SSD実効容量 800GB 2TB
最大ボリュームサイズ 64TB(複数ボリューム作成可能)
ネットワークインタフェイスおよびプロトコル
10Gbps x2および1Gbps x4
iSCSIプロトコル
筐体サイズ 2U x1 2U x2
エンタプライズクラスに必須の冗長性
ソフト機能 耐障害性 How is works?
コントローラフェイルオーバー
コントローラ障害に対する保護
アクティブ-パッシブのデュアルコントローラです。アクティブコントローラで障害が起きた場合、パッシブ側が自動でアクティブになります。NVRAM上のデータは
NTB(non-transparent bridging)経由でミラーされています
記憶域スペース
一つ以上のディスクドライブに障害が起きた場合
障害ディスクを記憶域プールから外し、正常なディスクを挿入します
I/O無停止のソフトウェアアップグレード (NDU)
IOの停止なしにストレージOSを稼働させたままアップグレードができます
コントローラごとにソフトウェアのダウンロードおよびアップデートがされます。常に一方のコントローラが動作しておりIO処理の継続をしデータを保存します
2重化電源
デュアルコントローラ
ネットワークインタフェイス
ネットワーク構成物理または仮想
サーバ
VLAN1 VLAN2
CONTROLLER 1 CONTROLLER 2
NIC
D5
NIC
D5
NIC
D0
NIC
D0
NIC
D1
NIC
D4
NIC
D4NIC
D1
NIC NIC
WAN (コーポレート)
8000シリーズ
iSCSIはストレージ専用ネットワークとして設計します。iSCSIトラフィックをルーティングさせることは推奨されません。
AzureにアクセスするためにHTTPS
ポート(443)を使用できるようにファイアウォールの設定をします
外部のDNSを使用する場合、DNSに使用するポートをオープンします
外部のSMTPを使用して通知する場合、25番ポートをオープンします
ローカル冗長および地理冗長ストレージ
プライマリロケーション
セカンダリロケーション
自動階層化
Low しきい値
Highしきい値
時間
データ量がHigh Watermarkを超えます
古いデータが次の階層に洩れ出ます
最初は全く階層化されていません
新しいデータがフリースペースにWrite
Low watermarkレベルに戻ります
データ
データ
データ
データ
StorSimpleの仮想Volumeの構造
データ
メタデータ
マップ
データが自動階層化され、
メタデータマップはアップデート
データチャンクは
いずれかのTierに格納
SSD
SAS
自動階層化のデータの流れ
SSD
ファイルサーバなど
SAS
リニアデータ
重複除去済データ
重複除去済且つ圧縮済データ
重複除去済、圧縮済、暗号化済データ
約85%程度になると次の階層に自動で移動
アクセス頻度の少ないデータが次のTierに
最初に移動
重複除去
SSD HDD
64KBチャンク
重複除去アルゴリズム
0xaab123 0xccc123
0xabc123 0xaaa123 0xbbb123 0xccc123
0xaac123 0xbbc123 0xbcc123 0xabb123
既に生成されたハッシュキーのレコード
0xaab123 0xccc123
0xabc123
圧縮
HDD
0xaab123 0xccc123 圧縮データ
既に重複除去済みのデータに対して圧縮します
ヒューリスティックスベースの圧縮によりデータが圧縮できない場合のCPUオーバーヘッドを軽減
デフォルトのアルゴリズムは標準のDEFLATE
(loss less 圧縮)
重複除去済みデータ
暗号化
暗号化前のデータチャンク
暗号化済みデータチャンク
重複除去済みおよび圧縮済みのデータに対して暗号化
暗号化キーは入力された値(パスフレーズ)をベース生成
暗号化アルゴリズムは
AES-256(w/CBC)
セキュリティキーはお客様により管理されStorSimple内にセキュアに保存される
圧縮データ
セキュアなデータの取り扱い
User IDとパスワードを用いてアカウント認証
オンプレミスデータセンター Azureデータセンター
2 x 512 bit keys
アカウントアクセス
データアクセス
Data In-flight(暗号化された転送網)
Data At-rest(暗号化されたデータ)Microsoft Azure
管理ポータル
IT 管理者(お客様)
StorSimple AES-256 bit 暗号化
AES-256 bit 暗号化
Microsoft Azure StorSimple ManagerMicrosoft Azure管理ポータルにて複数のStorSimpleを統合管理
StorSimpleを統合管理Azure StorSimple Manager
Registration Key(登録キー) Service Data Encryption Key(サービス登録キー) が必要
(最初にデバイスが登録される際に、デバイス上で、サービスデータ暗号化キーが生成されます。
ストレージアカウントとボリュームコンテナー
ボリュームコンテナーでボリュームを分散
ストレージアカウントその1
VCその1 VCその2
暗号化キー1 暗号化キー2
ストレージアカウントその2
VCその3
暗号化キー3
ボリュームとデータプロテクションポリシー
Microsoft Azure StorSimple Virtual ApplianceAzure上の仮想マシンを活用してオンプレミスのプロダクションデータセットをAzure上にて利用するデータモビリティを実現
StorSimple仮想アプライアンス(SVA)でITに俊敏性を
StorSimple仮想アプライアンスはディザスタリカバリ、オンデマンドの開発とテスト、クラウドアプリケーションの利用を目的としてプロダクションデータのモビリティ先として動作します
StorSimple Manager上からディザスタリカバリやクローンを目的としたプロダクションデータのレプリケーションデータセットをAzure上に作成します。これら操作のワークフローはGUIより確認できます。また、これによりクラウドアプリケーション、開発およびテストに使用できるデータを準備できます
StorSimple仮想アプライアンス(SVA)
仮想マシン
StorSimple 8000 シリーズ: StorSimple仮想アプライアンス
モデル 1100
最大容量 30TB
ストレージ Azure BLOB
ネットワークAzure上の仮想ネットワーク経由で
仮想マシンにボリューム提供* MPIOサポート無し
Data Protection and Disaster Recovery長期保存の必要なバックアップデータをAzure上で保持し、ロケーションに制約を受けずにセカンダリサイトのStorSimpleまたは仮想アプライアンスにてバックアップデータをリカバリ
ローカル及びクラウドスナップショット
SSD
SAS
ローカルスナップショット
クラウドスナップショット
データプロテクションの実装例バックアップ
の種類スナップショットの
種類頻度 保持期間
短期バックアップ
ローカル及び
クラウド
日時 ~1週
中期的バックアップ
クラウド 週次 ~4週
長期的バックアップ
クラウド 月次 ~52週
ローカルスナップショット
即座にかつI短期的バックアップイメージのリカバリ
を提供
Volume Data
Volume Metadata
Snapshot 1
Snapshot 2
Snapshot 3
データチャンクへの参照
クラウドスナップショット
メタデータは全てクラウドに複製される
更新の起きたブロックのみクラウドへコピー
SSD
SAS
StorSimple Snapshot Manager
ホストにインストールするツールでMMCにスナップインします。StorSimpleデバイスと通信
します
アプリケーションの静止点を取得してスナップショットを取得
バックアップポリシーの管理
ボリュームをリストアしてNFTS
ボリューム(フォルダ/ドライブ)
としてマウント
ディザスタリカバリ
• シンリストアにより高速なリカバリを実現します、アプリケーションに必要な最小限のデータのサブセットをダウンロードします。ボリュームサイズに依存しません
• 任意のロケーションにリカバリ: セカンダリデータセンタまたはAzure上のStorSimple仮想アプライアンスにリカバリ
• ボリュームコンテナーごとフェイルオーバーします。リカバリに要する時間は物理アプライアンス、仮想アプライアンスでも代わりありません
リカバリをセカンダリデータセンタまたは仮想アプライアンスに
ファイルサーバ物理アプライアンス
(Appliance1)
データセンター 1
ファイルサーバ
Azure ストレージ
仮想アプライアンス (Appliance3)
ファイルサーバ物理アプライアンス
(Appliance2)
データセンター 2
StorSimpleManager1
Azure BLOBストレージに保存されているクラウドスナップショットのデータを用いてAppliance2(物理)またはAppliance3(仮想)に
データをリカバリ
Use Cases and WorkloadsStorSimple 8000シリーズはオンプレミスで利用していたワークロードをAzure上で利用することを可能にします
StorSimpleに適切なアプリケーションとワークロード
* Microsoft Azure StorSimple 8000シリーズからの提案
Cloud
Apps*
仮想マシン SharePointファイル共有
アーカイブ SQL Server*
Azureワークロード
オンプレミスワークロード
DR* Dev/
Test*
ファイル共有とアーカイブ
Before
Applications
(Tier 2, & Tier 3
data) オンプレミスに設置 オンデマンでストレージ利用
Applications
プライマリストレージ
ディスクベースの
バックアップストレージ
テープ装置アーカイブストレージ
After
SharePoint
Before
AfterSharePoint Farm
オンプレミスに設置 オンデマンドでのストレージ利用
SharePoint Farm
プライマリストレージ
ディスクベースの
バックアップストレージ
テープ装置
アーカイブストレージ
オフサイト施設
BLOB data
SharePoint metadata
(SQL)
仮想マシン、散在する使用頻度の少ない仮想マシン
Before
After
Hyper-V/
VMware VMs
プライマリストレージ
ディスクベースの
バックアップストレージ
テープ装置とメディアの管理
アーカイブストレージ
Tier 2/Tier 3アプリケーションデータを使用する
仮想マシン
オンプレミスに設置 オンデマンドでのストレージ利用
Tier-2およびTier-3アプリケーションとしてのSQL
Before
アプリケーション
(Tier 2, & Tier 3)
オンプレミスに設置
StorSimple仮想アプライアンス
とクラウドバックアップ、DR
アプリケーション
プライマリストレージ
ディスクベースの
バックアップストレージ
テープ装置アーカイブストレージ
After
付録 設置設定について
StorSimple ManagerにStorSimpleデバイスを追加
Azureポータルのストレージタブに表れます
XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXX
Azure上に仮想ネットワークを作成
Azure管理ポータル上で仮想ネットワークを作成し、必要に応じてStorSimple仮想アプライアンス(SVA)から利用できるようにして
おきます
事例
マツダノースアメリカンオペレーションズ(MNAO www.mazdausa.com)は、業務アプリケーションの DR 対策を改善するため、 MicrosoftAzure ベースのハイブリッドクラウドストレージを活用し、信頼性・リアルタイムデータ保護・数分以内のデータリストアを実現すると同時に、エンジニアのバックアップ負荷を取り除くことで、95%以上のデータ保護コストを削減した。
約700 ディーラは、MNAO のシステムを活用してインベントリ管理・マーケティング・部品オーダ・セールス・ファイナンス・カスタマーサービス等の業務を行うため、MNAO のシステムとデータの可用性は極めて重要でした。当時 MNAO ではディスクベースの仮想テープにデータをバックアップし、さらに物理テープにコピーし、DR 対策のためにオフサイトにテープを輸送しており、現状、本番システムが故障するなどデータリストを要する場合、24時間以上を復旧に要した。 2012年から Tier1 システムの約50サーバのデータ複製用にホスティングプロバイダのコロケーションサイトを用意し、3~4時間以内に殆どのクリティカルアプリケーションを復旧可能とした。しかしながら、企業内の全データをこの方法で複製するには非常に高価であったため、本番サーバ上で稼働していた約250の Tire2・3アプリケーションは依然、DR 対策がなされておらず、毎週100 本のテープを輸送するために、毎週約10時間費やすなど、エンジニアをより価値のある活動に割り当てる必要があった。
MNAO は震災発生後にオンサイトにデータをリストアする効率良いソリューションを必要とし、StorSimple を選択した。MNAO は2つのStorSimple を1日でメインデータセンタとコロケーションサイトに設置し、従来のデータバックアッププロセスを置き換えた。メインのデーターセンタに災害が発生した場合でも、コロケーションサイトにあるセカンドの StorSimple によりデータ保護を継続できるため、結果として、テープストレージより非常に高速に DR が可能となり、StorSimple のデータ重複除去と圧縮技術を活用することで、ストレージスペースの大幅な縮小も実現した。
事例詳細(英文) https://customers.microsoft.com/Pages/CustomerStory.aspx?recid=10939製品カタログ http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Solution_Overview_MSC.pdf製品紹介資料 http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Presentation_Customers_2015_0212.pptx
• 業種: 自動車製造・販売• 成果: データ保護コスト圧縮、Tire2・3業務の DR 化• 利用シナリオ: Tire2・3業務のバックアップ、DR 対策
バイオ医薬品メーカである インフィニティファーマスーティカルズ社 (www.infi.com)は、既存の IT ストレージ基盤を増強し続けることなく、増え続ける膨大なデータを蓄積するため StorSimple 8000 のクラウドハイブリッドストレージを活用した。 これにより、運用管理の負荷を最小化し、2014年には、ストレージコストを US$65,000 削減し、さらに毎週のデータ保護業務から解放され、スケーラブルな長期ストレージソリューションを実現した。
インフィニティファーマスーティカルズ社は、調査・臨床研究・日々のビジネスオペレーションによって、莫大なデータが作り出されていた。これまでのプライマリ ストレージは、データセンター内の SAN を利用し、また、いくらかのデータは、ローカルのファイルサーバーに保存していた。 企業のデータ保護要求に答え続けることへの 5人の IT 管理者の最大の課題は、毎週、膨大なデータをテープにバックアップし、キャパシティを満たすためにストレージ基盤を常に増強し続ける必要があることでした。 なぜなら、この作業は大変な時間的コストを強いるものであり、IT 管理者は、企業のあらゆる IT 業務をこなす必要がありました。
さらに、もし企業が既に Microsoft Azure を使っているのであれば、StorSimple を追加することは、非常に容易です。また StorSimple のバーチャルストレージアプライアンスもデータの ディザスタリカバリー対策として画期的なソリューションであり、データを流動的かつフレキシブルにデータリカバリすることが可能です。インフィニティ社は、自社のファイルサーバーのデータ全てをStorSimpleに移行している。
事例詳細(英文)https://customers.microsoft.com/Pages/CustomerStory.aspx?recid=2458製品カタログ http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Solution_Overview_MSC.pdf製品紹介資料 http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Presentation_Customers_2015_0212.pptx
• 業種: 製薬• 成果: コスト削減、容易かつ迅速な管理、大規模なキャパシティ• 利用シナリオ: バックアップ、アーカイブ
テクストロン社(www.textron.com )は、StorSimple を活用し 年間 US$2.5億 のストレージコストの削減し、さらに迅速でコスト効率の高いストレージの拡張性が図られるとした。また従来の72時間を要したディザスタリカバリを数分で実現できるソリューションを得た。 テクストロン社のIT コストの内、大きな割合をストレージが締め、テクストロン社のストレージ容量は年間30%以上の割合で増加していた。
テクストロン社は、 製品選定にあたり、マイクロソフト と AWS のソリューションに検討を絞り込んだ後、最終的にマイクロソフトのハイブリッドクラウドストレージである StorSimple を選択した。StorSimple は、バックアップ・アーカイブ・ディザスタリカバリなど、ハイブリッドクラウドストレージソリューションを提供するための Microsoft Azure との相互接続性を持ち、StorSimple のシンプルを評価した。一方、 AWSのソリューションは、こうした機能とStorSimple がもたらすエンタープライズストレージとしての性能を持ちませんでした。
テクストロン社は、4 台の StorSimple と、US$300,000 程の Microsoft Azure を購入し、全ての非構造化データのプライマリストレージとして利用しており、2014年末には、テクストロン社は、Microsoft Azure に約 300 TB のデータを持つことになるだろう。データストレージをStorSimple と Microsoft Azure に移行することにより、テクストロン社は、80%ものストレージコストの削減(年間 US$2.5億)でき、自社のストレージコストの削減ゴールを簡単にクリアすることができた。
事例詳細(英文)https://customers.microsoft.com/Pages/CustomerStory.aspx?recid=10469製品カタログ http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Solution_Overview_MSC.pdf製品紹介資料 http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Presentation_Customers_2015_0212.pptx
• 業種: 複合産業会社• 成果: コスト削減、高速なデータリカバリ、ストレージのスケーラビリティ• 利用シナリオ: 非構造化データのプライマリストレージ、DR 対策
Rand Morimoto,
代表取締役社長
“StorSimple8000シリーズ
はデータ保護とディザス
タリカバリを驚くほどシ
ンプルにします。新しい
StorSimple Managerは物
理及び仮想アプライアン
スをひとつのコンソール
で管理できます”
Zac Saunderson,
ネットワークエンジニア
“StorSimple仮想アプライ
アンスはストレージソ
リューションの革命です。
もはやネットワーク回線
越しにデータのコピーは
必要ないです。データ保
護のプロセスはより流動
的で柔軟で経済的です”
StorSimple事例
Cynthia Weaver,
ITバイスプレジデント
“爆発的に伸びるデータに
対応するためにコスト効
果の高い新しいテクノロ
ジーを適用する必要があ
りました。StorSimpleと
Azureのハイブリッドクラ
ウドストレージは私たち
が求めていたそのものず
ばりでした”
Wes Owen,
シニアITパフォーマンスマネージャー
“StorSimpleの導入により
増大するストレージ及び
アーカイブコストをパ
フォーマンスのロスなし
に90%も軽減することが
でき、これは我々の期待
以上で驚愕しています”
製品カタログ http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Solution_Overview_MSC.pdf製品紹介資料 http://storsimplejp.blob.core.windows.net/8000/StorSimple_Presentation_Customers_2015_0212.pptx
保守について
68
保守内容について サポートの種類
StorSimpleハードウェアのサポート(次ページ以降で詳細をご説明いたします。)
GOLDサポート PLATINUMサポート
Azure単体のサポート
DEVELOPER STANDARD PROFESSIONA DIRECT
PREMIER SUPPORT(別途ご提案・お見積りが必要です)
http://www.microsoft.com/ja-jp/services/premier.aspx
Premier サポートは、Office365、Microsoft Azure 等のオンラインサービス
を含む、マイクロソフトのビジネス製品を対象に、お客様のシステムと製品ライフサイクルに沿った中長期的な IT 運用支援サービスを提供します。
¥2,958/月 ¥30,600/月 ¥102,000/月
http://azure.microsoft.com/ja-jp/support/plans/
サービスの充足度(高)
サービスの種類
今回ご提供サポート
今回ご推奨サポート
69
■ハードウェアに関して
• GOLDサポート
• マイクロソフトStorSimpleサポート:1年間分
• ハードウェア保守(先出しセンドバック):1年間分
• 保守パーツはSeagate社の東京デポから発送となります。ただしLogや状態の解析後、ハードウェアの故障と判断されてから発送手続きに入ります。
• 代替ユニットの到着は発送手続きが開始されてから約1週間以内です(ただし時期や状況により前後する場合があります)
• 保守パーツ発送元:基本的にはSeagate社の東京倉庫からになります。 交換後の故障パーツ返却先:US
※メーカーの事情により発送元、返却場所は変更になる場合もありますのでご了承ください
• Microsoftのサポート:日本語対応:日本時間の平日9:00-18:00 英語対応:24時間365日(英語対応希望と明記してサポート申請)
• 不具合発生時のハードウェア、ソフトウェアの切り分けや障害復旧手順のお手伝いをします
• メールにて受付となります。そのあと必要に応じてお電話でのサポートになる場合があります。
• PLATINUMサポート
• GOLDサポートと同内容の保守メニュー
• 保守スペアパーツをお客様先に予め納品:コントローラx1、SSDx1、SAS HDDx1、電源ユニットx1、バッテリーx1
※お客様メリット:常に手元に保守部材があり、トラブル時での部品到着遅延が避けられます。
• 保守要員の確保:H/W、S/Wの切り分け後、H/W障害と認定後、Seagate社と連絡をとり保守要員の派遣を手配します
※対象地域:日本全国 ※Seagate社へ手配指示がされてから4時間以内に訪問目標
保守内容について StorSimpleサポート
■ソフトウエアおよびファームウェアに関して・最新パッチの適用権利を含みます。保守期間内であればバグ修正を含みます。
・最新ソフトウェア(および ファームウェア)を、充てることは通常はお客様の作業となります。但し障害対応時にソフトウェア/ファームウェアのアップデートが必要となればSSサポートチームが、リモートから対応します。
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■障害発生時のオペレーション
●サービスリクエストの作成方法
• http://support.microsoft.com/gp/storsimpleにアクセス
または
• Azureポータルの「Microsoftサポートに問い合わせる」
●流れ
• コールバック方式でインシデント作成
エンドユーザ様、パートナーであるSIer様どちらでも問題ありません。
インシデント作成の際には本文にStorSimpleの本体のシリアル番号を通知します。
• マイクロソフトカスタマーサポートがS/WかH/Wかの切り分けを行います。
H/Wの場合、保守パーツリプレースに関するリモート支援を行います。(専任業者)
Platinumサポートご加入の場合には、H/W、S/Wの切り分け後、H/W障害と認定された際には、Seagate社と連絡をとり保守要員の派遣を手配します
※対象地域:日本全国 ※Seagate社へ手配指示がされてから4時間以内に訪問目標
保守内容について StorSimpleサポート
アセンテック株式会社
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StorSimple保守契約手配SIer
ユーザー様
※StorSimpleは開発はマイクロソフト、製造/販売はSeagate社からの提供になります。
Seagate
技術的な問い合わせ
技術的な問い合わせ
StorSimple保守契約更新手配
保守内容について StorSimpleサポート
StorSimpleの技術的な問い合わせと保守フロー
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Azureポータルから「Microsoftサポートから問い合わせる」を選択または
http://support.microsoft.com/gp/storsimple
StorSimple
ユーザー様Sier様
①障害発生時
Microsoftサポートサイトに連絡
②S/W、H/W障害の切り分け実施
・機種名、シリアル番号、障害内容を連絡
・状況確認(LED、GUI・シリアルアクセス)必要ログ採取と提出依頼
③H/W障害の場合
・パーツ交換に関するリモート支援・パーツ送付手配■Platinumサポートご加入の場合・保守部材交換作業員が現地訪問:ベストエフォートで翌日訪問※24時間365日4時間駆けつけ目標が可能な地域:日本全国
・交換作業実施・ユーザ様先にある保守部材利用・故障ユニット持ち帰りあるいはお客様よりご返送
④S/W障害の場合
・追加ログ、情報採取の依頼・StorSimple機器のリモート操作による障害復旧、解析実施
【障害時の主なオペレーション】・サポート受付・実施・ログ解析実施・設定変更の依頼・ナレッジベースの解析・開発部隊との連携・障害機器発送手続き等
保守パーツ一式