152
平成 平成 平成 平成24年 第3回都農町議会 回都農町議会 回都農町議会 回都農町議会 定例 定例 定例 定例会 会 議 録 平成24年9月7日~20日 於:都農町役場内 議会議場 宮崎県児湯郡都農町議会

i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

  • Upload
    others

  • View
    6

  • Download
    0

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

平成平成平成平成22224444年年年年

第第第第3333回都農町議会回都農町議会回都農町議会回都農町議会 定例定例定例定例会会会会

会会会会 議議議議 録録録録

平成24年9月7日~20日

於:都農町役場内 議会議場

宮崎県児湯郡都農町議会

Page 2: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

目目目目 次次次次 ページ 会期及会期及会期及会期及びびびび審議日程審議日程審議日程審議日程 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 1 付議事件及付議事件及付議事件及付議事件及びびびび会議会議会議会議のののの結果結果結果結果 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------ 2 開開開開 会会会会 9月7日(金) ・会議録署名議員の指名 ------------------------------ 6 ・議会運営委員会委員長報告 -------------------------- 6 ・会期の決定 ---------------------------------------- 6 ・議案15件・報告3件(提案理由の説明) ------------ 7 ・決算審査結果及び財政健全化、 経営健全化審査結果の報告 ------------------------ 11 9月10日(月) ・一般質問 1番 永友明人議員 ------------------------------ 21 2番 長友正直議員 ------------------------------ 34 3番 三輪博文議員 ------------------------------ 45 4番 黒木政次議員 ------------------------------ 56 5番 三輪隆之議員 ------------------------------ 63 6番 疋田 格議員 ------------------------------ 77 9月11日(火) ・議案第48号(質疑) ---------------------------- 92 ・議案第49号(質疑) -------------------------- 103 ・議案第50号~53号(質疑) ------------------ 106 ・議案第54号(質疑) -------------------------- 109 ・議案第55号~56号(質疑) ------------------ 123 ・議案第57号~62号(質疑) ------------------ 124 ・議案第61号~62号(採決) ------------------ 125 ・委員会付託 ------------------------------------ 126 9月20日(木) ・議会運営委員会委員長報告 ---------------------- 130 ・委員長報告 総務産業建設常任委員会委員長 ------ 131 文教厚生常任委員会委員長 ---------- 134 ・議案第48号~60号(討論・採決) ------------ 141

Page 3: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

・議案2件(提案理由の説明) -------------------- 144 ・議案第63号~64号(質疑) ------------------ 144 ・議案第63号~64号(討論・採決) ------------ 146 ・議員発議第3号(趣旨説明・討論・採決) -------- 146 ・議員発議第4号(趣旨説明・討論・採決) -------- 147 ・議員の派遣について ---------------------------- 148 ・議会運営委員会所掌事務の継続調査 -------------- 149 閉閉閉閉 会会会会

Page 4: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

会期 9月7日~20日(14日間)目  次 曜

第2日 土第3日 日第4日 月 討論・採決(人事案件2件)委員会付託(議案13件)委員会第6日 水第7日 木第8日 金第9日 土第10日 日第11日 月第12日 火第13日 水 討論・採決閉 会

会議名 摘       要月  日第1日 9月7日 金 本会議

開 会会議録署名議員の指名会期の決定議案上程提案理由の説明決算審査結果及び財政健全化・経営健全化審査結果の報告9月8日 休 会9月9日 休 会9月10日 本会議 一般質問(6名)第5日 9月11日 火 議案に対する質疑

9月12日 委員会 委員会本会議委員会9月13日 委員会 委員会9月14日 委員会 委員会9月15日 休 会

9月19日 委員会 委員会9月16日 休 会9月17日 休 会

第14日 9月20日 木 本会議 委員長報告9月18日 委員会 委員会

Page 5: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

町長提出議案

議案第54号

議案第48号

議案第49号

議案第50号

原案可決

原案可決

原案可決

原案可決

宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

原案認定

原案認定

平成23年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決

算認定について

平成23年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定

について

原案可決

議案第60号

議案第59号 平成24年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算

(第1号)

(平成24年都農町条例第17号)

原案可決

平成24年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)

補正予算 (第1号)

議案第58号

平成24年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補

正予算(第1号)

議案第57号

議案第55号 原案可決

(第1号)

平成24年度都農町水道事業会計補正予算(第2号)議案第56号

(平成24年都農町条例第16号)

平成24年度都農町一般会計補正予算(第3号)

平成24年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算

議案第52号

議案第51号 都農町税条例の一部を改正する条例

平成23年度都農町水道事業会計決算認定について 原案認定

原案可決

都農町消防基金条例の一部を改正する条例

付議事件名及付議事件名及付議事件名及付議事件名及びびびび会議会議会議会議のののの結果結果結果結果

議案番号 件  名 結 果

議案第53号 都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例 原案可決

(平成24年都農町条例第15号)

原案可決

2

Page 6: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

原案可決

議案第61号 監査委員の選任について 原案同意

-報告第 6 号

議案第64号

議員提出議案

専決処分の報告について

議員発議第3号 原案可決

議案第62号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 原案同意

地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕

組み」の構築を求める意見書(案)

議案第63号 平成24年度都農町一般会計補正予算(第4号) 原案可決

議員発議第4号 原案可決二次医療圏設定変更に関する意見書(案)

報告第 5 号 専決処分の報告について -

報告第 4 号 平成23年度健全化判断比率及び資金不足比率について -

工事請負契約の締結について

3

Page 7: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

平成平成平成平成 年年年年 第第第第 3333 回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会 第第第第 1111 日日日日    会議録会議録会議録会議録平成平成平成平成24242424年年年年9999月月月月7777日日日日((((金金金金))))出席議員(1番)三輪 隆之 (2番)松尾 隆文 (3番)長友 正直(4番)稲山 勝一 (5番)永友 明人 (6番)黒木 政次(7番)河野 文明 (8番)疋田  格 (9番)三輪 博文(10番)多田  久 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名住民課長(松岡雄三) 病院事務長(門川明広)副町長(河野吉孝) 福祉課長(酒井雅彦) 水道課長(花房洋一郎)教育長(河野秀夫) 税務課長(河野久宗) 教育総務課長(茂田由紀夫) 総務課長(黒木 寿) 建設課長(黒木修二) 社会教育課長(小泉隆宏)総合政策課長(河野博文) 愛寿園長(黒木直治) 出納室長(黒木宣好)産業振興課長 健康管理センター事務長(小島美都夫)兼 農業委員会事務局長(荒川秀樹)代表監査委員 古吉信生職務のため議場に出席した者の職氏名議会事務局長(土工 勉)  書記(山田秀二郎)1 号       平成24年9月7日(金) 午前9時 開会第 1 会議録署名議員の指名について第 2 会期の決定について第 3 ~本日の会議に付した事件会議録署名議員の指名について会期の決定について日程第

(平成24年都農町条例第15号)日程第

24242424

町長(河野正和)

議事日程第

日程第54日程第7日程第

議案第48号議案第49号議案第50号日程第 1日程第 23

議案第51号

20 議案第48号~62号、報告第4~6号

都農町税条例の一部を改正する条例6 議案第52号

平成23年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定平成23年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定につい都農町消防基金条例の一部を改正する条例についてて平成23年度都農町水道事業会計決算認定について

4444

Page 8: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

報告第 6 号

算(第1号)監査委員の選任について専決処分の報告について

平成24年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について専決処分の報告について

平成24年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)(第1号)

101112議案第55号議案第56号

18日程第 17

日程第日程第

19日程第 15日程第

9日程第

日程第 20日程第日程第 報告第 5 号

議案第53号平成24年度都農町水道事業会計補正予算(第2号)(第1号)都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例平成24年度都農町一般会計補正予算(第3号)議案第54号

14 議案第59号議案第62号

13 議案第58号

(平成24年都農町条例第17号)8

議案第60号報告第 4 号

議案第57号

(平成24年都農町条例第16号)平成24年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算

平成24年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算平成23年度健全化判断比率及び資金不足比率について固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第 16 議案第61号

日程第日程第日程第

5555

Page 9: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

6

(午前9時 開会)

○議長(多田 久) おはようございます。ただ今から、平成 24年第3回都農町議会定例会を開会します。定足数に達していますので、これから本日の会議を開きます。ここで暑い方は上着をとってください。本日の議事日程は、お手元に配布したとおりであります。 日程第日程第日程第日程第1111 会議録署名議員会議録署名議員会議録署名議員会議録署名議員のののの指名指名指名指名 ○議長(多田 久) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。本定例会の会議録署名議員は、会議規則第 119 条の規定により、三輪隆之議員、松尾隆文議員を指名します。ここで、議会運営委員会の報告を議会運営委員会委員長に求めます。議会運営委員会委員長 議会運営委員会委員長報告議会運営委員会委員長報告議会運営委員会委員長報告議会運営委員会委員長報告 ○議会運営委員長(黒木政次) 議会運営委員会報告をいたします。平成 24 年第3回都農町議会定例会が開催されるにあたり、去る9月3日午前9時から議会運営委員会を開催しましたので報告いたします。本定例会に付議された案件は、決算認定3件、条例3件、予算6件、人事2件、その他1件、報告3件の計 18 件であります。町長から付議されました議案 18件について、総務課長、総合政策課長から、その概要の説明を受け調査を行いました結果、上程議案については委員全員の意見の一致を見ました。人事案件2件については、質疑の後、委員会付託を行わず、討論を省略し、直ちに採決を行います。会期日程案、議事日程については、別紙でお手元に配布されているとおりであります。本定例会が円滑に運営されますよう議員各位のご協力をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(多田 久) 以上で、議会運営委員会委員長の報告は終わりました。 日程第日程第日程第日程第2222 会期会期会期会期のののの決定決定決定決定 ○議長(多田 久) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。お諮りします。本定例会の会期は、本日9月7日から9月 20 日までの 14日間としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、本定例会の会期は、本日、9月7日から9月 20 日までの 14日間と決定いたしました。

Page 10: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

7

日程第日程第日程第日程第3333 議案第議案第議案第議案第 48484848 号号号号~~~~日程第日程第日程第日程第 20202020 号号号号 報告報告報告報告第第第第6666号号号号((((議案上程議案上程議案上程議案上程)))) ○議長(多田 久) 日程第3 議案第 48号 平成 23 年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定について 日程第4 議案第 49 号 平成 23年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定について 日程第5 議案第 50号 平成 23 年度都農町水道事業会計決算認定について 日程第6 議案第 51 号 都農町税条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 15号) 日程第7 議案第 52 号 都農町消防基金条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 16号) 日程第8 議案第 53 号 都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例(平成 24年都農町条例第 17 号) 日程第9 議案第 54 号 平成 24 年度都農町一般会計補正予算(第3号) 日程第 10 議案第 55 号 平成 24 年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算(第1号) 日程第 11 議案第56号 平成24年度都農町水道事業会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第57号 平成 24 年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算(第1号) 日程第 13 議案第 58 号 平成 24 年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号) 日程第14 議案第59号 平成24年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号) 日程第 15 議案第 60 号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について 日程第16 議案第61号 監査委員の選任について 日程第17 議案第62号 固定資産評価審査委員会委員の選任について 日程第 18 報告第4号 平成 23 年度健全化判断比率及び資金不足比率について 日程第 19 報告第5号 専決処分の報告について 日程第20 報告第6号 専決処分の報告について 以上、議案第 48 号から議案第 62 号までの議案 15 件及び報告第4号から報告第6号までの報告3件を一括して議題とします。提案理由の説明を求めます。町長 ○町長(河野正和) おはようございます。議員の皆様方には、ご健勝で全員お揃いを頂きまして誠にありがとうございます。心から感謝を申し上げます。それでは提案理由提案理由提案理由提案理由の説明を申し上げます。 議案書の1ページ、議案第議案第議案第議案第 44448888 号号号号 平成平成平成平成 22223333 年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及びびびび特別会計特別会計特別会計特別会計のののの歳入歳歳入歳歳入歳歳入歳出決算認定出決算認定出決算認定出決算認定についてについてについてについてであります。本議案は、地方自治法第 233 条第3項の規定により、平成 23 年度都農町一般会計、都農町国民健康保険特別会計、都農町簡易水道事業特別会計、都農町東都農地区簡易水道事業特別会計、都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)、都農町介護保険特別会計(介護サービス事業)及び都農町後期高齢者医療特別会計の歳入歳出決算を、別紙監査委員の意見を付けて、議会の認定に付すものであります。 つづいて議案書の2ページ、議案第議案第議案第議案第 44449999 号号号号 平成平成平成平成 22223333 年度都農町国民健康保険病院事業年度都農町国民健康保険病院事業年度都農町国民健康保険病院事業年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定会計決算認定会計決算認定会計決算認定についてについてについてについてであります。本議案は、地方公営企業法第 30 条第4項の規定により、平成 23 年度都農町国民健康保険病院事業会計決算を別紙監査委員の意見を付けて、議会の認定に付するものであります。 つづいて議案書の3ページ、議案第議案第議案第議案第 50505050 号号号号 平成平成平成平成 23232323 年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定

Page 11: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

8

についてについてについてについてであります。本議案は、地方公営企業法第30条第4項の規定により、平成23年度都農町水道事業会計決算を別紙監査委員の意見を付けて、議会の認定に付すものであります。 つづいて議案書の4ページ、議案第議案第議案第議案第 51515151 号号号号 都農町税条例都農町税条例都農町税条例都農町税条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正するするするする条例条例条例条例((((平平平平成成成成 24242424 年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第 15151515 号号号号))))についてであります。本議案は、平成 20 年度税制改正により、地域に密着した民間公益活動の促進や寄附文化の醸成を図る観点から、条例で指定した公益法人等に対してなされた寄附金に係る住民税税額控除が創設されたことにより改正するもので、改正内容は、所得税法において寄附金控除の対象とされている寄附金のうち、宮崎県内に事務所又は事業所を有する法人等に対する寄附金について、平成25 年度課税分から対象とするものであります。なお、寄附金控除の仕組みにつきましては、寄附を受けた公益法人等は、寄附者には受領証明書等を交付し、対象市町村には受け入れた寄附者名簿を送付し、また、宮崎県にあっては県指定法人のリストを市町村へ送付することになっております。 つづきまして議案書の6ページ、議案第議案第議案第議案第 52525252 号号号号 都農町消防基金条例都農町消防基金条例都農町消防基金条例都農町消防基金条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正すすすするるるる条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第 16161616 号号号号))))についてであります。本議案は、地震・津波、台風や大雨などの多種多様な災害に備える為、都農町消防基金条例の一部を改正するものであります。今回の改正により、消防・防災施設の一体的な整備が可能となります。消防や防災・減災対策には、多額の費用が必要となることから使途を明確にしつつ、基金を活用して、災害に強い町づくりを進めてまいります。 つづきまして議案書の8ページ、議案第議案第議案第議案第 53535353 号号号号 都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例のののの一部一部一部一部をををを改改改改正正正正するするするする条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第 17171717 号号号号))))についてであります。本議案は、本町内に企業を立地する者に対して奨励措置を講ずることにより、本町産業の振興と雇用の増大を図ることを目的に制定しました「都農町企業立地促進条例」に、企業がより魅力を感じるような奨励制度を追加することによって、さらなる企業立地の促進を図るための一部改正であります。 つづいて別冊の議案第議案第議案第議案第 54545454 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算((((第第第第3333号号号号))))についてであります。今回の補正は、総務費、民生費、衛生費、農林水産業費、商工費、消防費、教育費を中心に、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億 5,520万 9,000 円を追加し、歳入歳出の予算額を歳入歳出それぞれ 52億 6,543万 9,000 円といたすものであります。 第1表「歳入歳出予算補正」の歳出について、主なものをご説明いたします。 総務費では、名貫工業団地調整池周りのフェンス設置のための工事請負費に 334 万2,000 円と、駅利用者の利便性を図るための駐車場用地購入のための地域交通対策費に1,562万 8,000 円を計上いたしました。 民生費では、社会福祉費で権限移譲に伴う利用者の増や報酬単価改定により不足が予想される障害福祉サービス事業に 8,655万 7,000 円を計上いたしました。 衛生費では、保健衛生費で、国保病院事業会計繰出金に 3,100万円と、上水道費で轟地区の水道施設整備のための補助金 250万円を計上いたしました。 農林水産業費では、農業費で、口蹄疫等復興支援事業の補助金として、1,609 万円を

Page 12: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

9

計上いたしました。 商工費では、商工振興費でプレミアム商品券を発行するための補助金として 2,000万円と、観光費で、みやざきから東日本へ感謝を届ける市町村支援事業に 310万円を計上いたしました。 土木費では、横断暗渠・舗装などの老朽化している箇所の補修等を行う町道補完事業に 700万円を計上いたしました。 消防費では、防災費に防災無線戸別受信機購入に 2,000万円と下浜地区の避難路整備の測量設計と用地購入のための費用に 300万円を計上いたしました。 教育費では、小学校費で、都農小学校の家庭科室の施設改修を行うための費用 500万円と中学校費で校舎耐震補強の実施設計のための費用に 500万円を計上いたしました。 また、これらの財源といたしましては、地方交付税、国庫支出金、県支出金、繰入金等を計上しております。 次に、第2表「債務負担行為補正」につきましては、愛寿園のカーテンリースの追加でございます。 次に、第3表「地方債補正」につきましては、臨時財政対策債発行可能額の決定による変更と、災害復旧事業であります。 つづいて別冊の議案第議案第議案第議案第55555555号号号号 平成平成平成平成24242424年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算((((第第第第1111号号号号))))についてであります。今回の補正は、給与費の過不足の調整及び地方交付税に病院関係分として算入され、一般会計から病院会計へ繰り出される、一般会計繰入金を 3,100万円増額するものであります。 収益的収入の入院収益の減は全体の財源調整を行うためのものであります。 第2条は、「収益的収入及び支出」の予定額を減額するもので、収入及び支出の予定額をそれぞれ421万 6,000円減額し、合計を8億 4,845万 3,000円とするものであります。 第3条は、当初予算第7条で定めた経費の金額のうち、職員給与費の限度額を 323万6,000 円減額し、4億 5,386万 1,000 円に改めるものであります。 つづいて別冊の議案第議案第議案第議案第 56565656 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算((((第第第第2222号号号号))))についてであります。今回の補正は、人事異動により総係費の増額及び朝草浄水場の施設更新工事のための予算計上であります。 第2条は「収益的収入及び支出」の予定額のうち支出を増額するもので、支出予定額を 563万円増額し、1億 2,557万 2,000 円とするものであります。 第3条は、朝草浄水場の薬注施設を更新するため今回予算計上するもので、資本的支出の総額に 560万円を追加し、総額を1億 4,052万 3,000 円に改めるものであります。 これらの財源といたしまして、「資本的収入及び支出」に対して不足する額 560万円は、過年度分損益勘定留保資金を充てるものであります。 つづいて別冊の議案第議案第議案第議案第57575757号号号号 平成平成平成平成24242424年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算正予算正予算正予算((((第第第第1111号号号号))))についてであります。今回の補正は、給水施設(電気盤取替、薬注ポンプ更新等)の修繕料を補正するものであります。 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ 620万円を追加し、歳入歳出予算の総額を

Page 13: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

10

歳入歳出それぞれ 6,731万 2,000 円とするもので、これらの財源といたしましては、繰入金を計上いたしております。 つづいて別冊の議案第議案第議案第議案第 58585858 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町介護保険特別会計年度都農町介護保険特別会計年度都農町介護保険特別会計年度都農町介護保険特別会計((((保険事業勘定保険事業勘定保険事業勘定保険事業勘定))))補正予算補正予算補正予算補正予算((((第第第第1111号号号号))))についてであります。今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 1,261万 5,000 円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 10億 294万円とするものであります。 第1表 「歳入歳出予算補正」 について、ご説明申し上げます。 まず、歳出の第7款諸支出金の第1項償還金及び還付加算金の増額104万4,000円は、平成 23 年度の保険給付費及び地域支援事業費の実績に伴い、国及び県に対し返還を行うものであります。 第3項繰出金 1,155万 1,000 円の増額は、第1項と同じく保険給付費・地域支援事業費及び総務費の実績に伴うものであり、一般会計繰入金の超過分を一般会計に繰り出すものであります。 次に、歳入についてご説明申し上げます。第5款支払基金交付金 276万 2,000 円及び第6款県支出金 47万 5,000 円につきましては、平成 23 年度の保険給付費の実績に伴い追加交付されるものであります。 第9款繰入金の第3項 72,000 円につきましては、川南・都農介護認定審査会特別会計の決算に伴う返還金であります。 第 10款繰越金 930万 6,000 円は、決算に伴う余剰金の一部を計上いたしております。 つづいて別冊の議案第議案第議案第議案第 59595959 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算((((第第第第1111号号号号))))についてであります。今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 192万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億 2,378万 8,000 円といたすものであります。 第1表「歳入歳出予算補正」について、ご説明申し上げます。 まず、歳出の「後期高齢者医療広域連合納付金」6万 1,000 円につきましては、平成24 年4月以降に納付された平成 23 年度分の保険料を広域連合に納付するためのものであります。 次に、「諸支出金」185万 9,000 円につきましては、事務費繰入金の不用額等を一般会計へ繰り戻すためのものであります。これらの財源としまして、歳入に「繰越金」192万円を計上いたしております。 つづいて議案書の 10ページ、議案第議案第議案第議案第 60606060 号号号号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約のののの変変変変更更更更についてについてについてについてであります。本議案は、住民基本台帳法(昭和 42 年法律第 81号)の一部改正に伴い、同規約中にあります「及び外国人登録原票」という文言を削除する必要が生じたため、地方自治法第 291 条の 11 の規定により議会の議決を求めるものであります。 つづいて議案書の 13ページ、議案第議案第議案第議案第 61616161 号号号号 監査委員監査委員監査委員監査委員のののの選任選任選任選任についてについてについてについてであります。本議案は、現監査委員であります古吉信生氏の委員としての任期が、9月 30 日をもって満了となりますことから、引き続き委員として選任したいので、地方自治法第 196 条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。なお、略歴につきましては、資

Page 14: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

11

料のとおりでございます。 つづいて議案書の 15ページ、議案第議案第議案第議案第 62626262 号号号号 固定資産評価審査委員会委員固定資産評価審査委員会委員固定資産評価審査委員会委員固定資産評価審査委員会委員のののの選任選任選任選任につにつにつについていていていてであります。本議案は、現固定資産評価審査委員であります黒木正浩氏の委員としての任期が、9月 28 日をもって満了となりますことから、引き続き委員として選任したいので、地方税法第 423 条第3項の規定により、議会の同意を求めるものであります。なお、略歴につきましては、資料のとおりでございます。 つづいて議案書の 17ページ、報告第報告第報告第報告第4444号号号号 平成平成平成平成 23232323 年度健全化判断比率及年度健全化判断比率及年度健全化判断比率及年度健全化判断比率及びびびび資金不足資金不足資金不足資金不足比率比率比率比率についてについてについてについてであります。本報告は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第 22条第1項の規定に基づき、平成 23 年度の決算に係る健全化判断比率(実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率)及び、公営企業における資金不足比率について、監査委員の意見を付けて議会に報告いたすものであります。 本町の平成 23 年度の決算においては各比率いずれも基準以下となっているところであり、今後とも連結決算をベースに財政の健全化に努めてまいります。以上、本町の健全化判断比率算定の基礎となる事項を記載した書類を監査委員の審査に付し、その審査意見書を付けてご報告をいたします。 つづきまして議案書の19ページ、報告第報告第報告第報告第5555号号号号 専決処分専決処分専決処分専決処分のののの報告報告報告報告についてについてについてについてであります。本報告は、平成 24 年3月 30 日に発生した和解と損害賠償の額の決定について行った専決処分を、地方自治法第 180 条第1項の規定により、報告するものであります。 つづいて議案書の 21 ページ、、、、報告第報告第報告第報告第6666号号号号 専決専決専決専決処分処分処分処分のののの報告報告報告報告についてについてについてについてであります。本報告は、平成 24 年7月5日に発生した和解と損害賠償の額の決定について行った専決処分を、地方自治法第 180 条第1項の規定により、報告するものであります。 以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしくご審議をいただきご決定いただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(多田 久) 以上で、提案理由の説明は終わりました。ここで暫時休憩します。 (午前9時27分 休憩) (午前9時35分 開議) ○議長(多田 久) 休憩前に引き続き会議を開きます。ここで、代表監査委員に決算審査結果及び財政健全化・経営健全化審査結果の報告を求めます。代表監査委員 ○代表監査委員(古吉信生) それでは、決算審査意見書についてご報告いたします。

Page 15: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

12

最初に2冊ありますが薄い方の冊子、企業会計の方からお願いいたします。平成 23年度都農町公営企業会計決算審査意見書でございます。ずっとめくって頂まして、2ページよりお願いいたします。 2ページの一番上、Ⅰ 都農町国民健康保険病院事業会計、表の1が収益的収入及び支出、これが消費税込みでございます。表の平成 23 年度の決算額を見て頂きますと差引きが出ております。そのちょうど下、文章の方を読み上げますので表とあわせてご覧を頂きたいと思います。平成 23 年度差引決算額 4,444万 3,173 円は、仮払消費税中資本的税金 107万 7,390 円があるので、差引くと算式がありまして、よって当年度純利益は、4,336万 5,783 円となるということでございます。なお、仮払消費税中資本的税金額 107万 7,390 円は、建設改良費 2,262万 5,190 円かけることの 105分の5でございます。 次が表の2、資本的収入及び支出で消費税込みでございます。ここも同じように平成23 年度の決算額を見て頂きまして、差引額△を見て頂きますとその説明を添えています。下の文章ですが、資本的収入額が資本的支出額に不足する額 831万 2,276 円について、当年度分損益勘定留保資金 820万 9,195 円、それから消費税及び地方消費税資本的収支調整額 10万 3,081 円で補填をした。なお、消費税資本的収支調整額 10万 3,081 円(還付相当分)は、仮払消費税中資本的税金1,07万7,390円引く控除対象外消費税97万4,309円である。それから、ちょっと終わったら説明申し上げますが次の2ページの2をお願いします。下の方の2、表の3、事業総収益、こちらは消費税抜きでございます。めくって頂きまして3ページの上、表の4が事業総費用、消費税抜きでございます。この表の3と4の差引が下に算式で示しております。事業総収益8億 7,070万 3,361 円引く事業総費用8億 2,733万 7,578 円は当年度純利益 4,336万 5,783 円で、この当年度純利益をちょっと覚えていて頂いて、2ページに戻って頂きたいと思います。2ページの表の1の下の文章の2行目真ん中でございます。よって、当年度純利益は、4,336 万 5,783円となるということでこの消費税を抜く前の作業の表1に一致するということで検算があっているということでございます。それから消費税はそれぞれ最終消費者が支払うもので、その途中はもらったものと払ったものが差額を多ければ払う、少なければ戻してもらう、還付ですね、その資本支出がどうしても△になるのは資本支出、建物、不動産の購入など金額が張りますのでどうしてもそっちの消費税が多くなります。それを還付してもらってそれぞれ穴埋めをしていきます。その方法が町立病院の場合は、消費税の計算がちょっとややこしくてそれを説明しますとまだ2、3枚要しますので省かさせて頂きます。 それから次、3ページの表の5、医業収益と医業費用の内訳。左側が医業収益で7億3,820万 5,925 円、それから右側が医業費用8億 460万 6,249 円で、この医業収益と医業費用の差額が医業損失 6,640万 324 円ということでございます。表の3と4は事業総収益でありましたが、ここは医業だけの収益の比較で医業収益が△6,640 万 324 円ということでございますが、下に説明も添えてございますが、ここの医業収益と医業費用がほぼとんとんに差し引きゼロに限りなく近づくような計画を持っていただきたい。ここは、そうなるには随分時間がかかります。

Page 16: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

13

それから3の一番下、3.職員給与費対医業収入比率について、それから4ページの一番上にいきまして、(2)職員給与比率、それから下に、表の6、準人件費的な委託料、委託料を人件費とみなしてそれぞれ3種類、収益に対する人件費の割合を計算したものです。それぞれ、後でご確認を頂きたいと思います。 4ページの中ほど、4.交付税算入額及び繰入金について、①が普通交付税 8,910 万9,000 円、②が特別交付税 6,700万 1,000 円、内訳を添えてございますが、下の文章の2行、下から2行目、従って、交付税算入額は①+②=1億 5,611万円となる。現実に入金された額は、その一番下、本年度一般会計繰入金額は1億 5,600万円であった。ほぼ全額入金頂いたということでございます。 めくって頂きまして、5ページの一番上に、5.健全運営についてということでありますが、各知恵を、いろんな数値を出してございます。説明は省かさせて頂きます。後でご確認を頂きたいと思います。 次、めくって頂きまして、7ページに、上から8.9.10.11.とありますが、11.をご覧頂きたいと思います。医療事故について、医療事故(大腸カメラ中の腸管穿孔事故、穴が開いたそうです。平成 24 年3月 12 日示談成立)が発生。損害賠償保険金 95万 1,639 円で対応したということで、傷害保険をかけておりますのでその範囲で済んだ、95万 1,639 円でした。 それから、最後のむすびでございます。上から4行目、なっているの次、また、入院施設基準の引上げ(看護配置を 13対1から 10対1)が平成 23 年9月1日に実施でき、さらに一時借入金はゼロとなった。その結果、当期純利益は 4,336万 5,783 円となり、繰越未処理欠損金3億 996万 1,904円は、平成23年度末未処理欠損金2億 6,659万 6,121円となった。国保病院の経営状況は、別にマスタープランでの目標もあり急速に改善されている。一方、療養病床・診療体制などで、医師の定年・薬剤師不足等町民の要望もあり、マスタープランと合い伴って早期に準備が迫られている。ここで、町民の要望もありというのは、薬局、薬の支給に待たされるという要望が出ております。それから平成 20 年頃、看護の配置基準ですが 15対1でありましたものが 15対1、13対1、10対1と急速に改善されております。事務部門と看護師、それぞれ意見交流、話し合いがよく行なわれているものと思います。以上が町立病院でございます。 次、となりの8ページをお願いします。Ⅱ.都農町水道事業会計でございます。表の1が収益的収入及び支出、消費税込みでございます。 それからその次の表、表の2が資本的収入及び支出、消費税込みでございます。 それから8ページの下の2.経営状況について、(1)営業利益について、営業収益1億 4,549万 7,884 円から右側、営業費用1億 3,258万 6,362 円、それを差し引きますと次の9ページをご覧頂きたいと思います。上の方に算式を示しておりますが、従って当期純利益は 1,218万 5,810 円(表1に一致)となっております。もう一度8ページに戻って頂きまして、表1の文章の一番下の終わりの方、当年度純利益は 1,218万 5,810 円となるということで消費税込みと消費税を抜いた後、別の方法での検算があっているということでございます。それから、ここのこういう方法については、町立病院と水道の

Page 17: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

14

この会計の資本、支出をうめる考え方、ルール、方法は、全く水道の場合も病院と同じでございます。 それから、9ページの上の表3業務量でございます。この業務量の表の一番上、年度末給水人口、平成 23 年度 8,246 人となっております。それから表の一番下、給水原価144 円 77銭、給水人口の減少及び給水原価の上昇が見られる。こういう状況でございます。それから、中ほどが3.企業債、次が4.保存工事、主なものを載せてございます。 それから、10ページにいきまして、10ページの一番上、5.修繕費について、それから中ほどの6.水道料金の未収金について、次、11ページ、一番上の7.繰越未処理欠損金についてということでこれも説明は省かさせて頂きます。後でご確認を頂きたいと思います。 それから、8.むすび、ここは文章の3行目をお願いします。3行目のまた、5.修繕費で述べたように修理箇所の増加傾向が続き、結果として給水原価の増となっている。参考に平成 22 年度給水原価 116.79 円に対し、平成 23 年度は 144.77 円であった。保全・管理に困難が待ち受けるが、経済性と公共の福祉増進への努力を期待する。 以上が企業会計でございます。 今度は、一般会計と特別会計でございます。厚い方の冊子をお願いします。平成 23年度都農町一般会計・特別会計決算審査意見書並びに都農町財政健全化・経営健全化審査意見書でございます。これもずっと目次過ぎまでめくって頂きまして、2ページを開けて頂きたいと思います。2ページの一番上、平成 23 年度一般・特別会計歳入歳出決算(総括表)でございます。一般会計と特別会計6事業でございます。中ほどの決算額、収入済額、支出済額、あえてすみと読ませて頂きます。その合計、一番下を見て頂きますと収入済額が 80億 5,235万 6,000 円、それから支出済額が 77億 5,462万 8,000 円でございます。その差し引きが一番下の合計の右側2億 9,772万 8,000 円となっております。 めくって頂きまして、次3ページの一番上、(表1)年度別財政状況表でございます。これは説明を省略いたします。4ページ、(表2)歳入財源分析で、ここでは真ん中から上が自主財源でございます。平成 23 年度の小計 14億 1,853万 3,974 円で、26.7%の構成比でございます。それから中ほどから下が依存財源で小計が 38億 9,503万 7,027 円で73.3%を占めしております。地方交付税、依存財源の中ほどにございます地方交付税を見て頂きますと、25億 302万 1,000 円、47.1%を占めております。 それからさらに次めくって頂きまして5ページ、5ページの(表3)性質別歳出状況で、まず義務的経費、投資的経費、その他の経費、3つに分けて大まかに分けてございますが、義務的経費が、平成 23 年度構成比 48. 5%、人件費、扶助費、公債費でございます。それから、投資的経費が 11%の構成比、普通建設事業費、災害復旧事業費でございます。それから、その他の経費が 40. 5%、物件費、維持補修費、補助費等、積立金、投資・出資・貸付金、繰出金でございます。下に説明を添えてますが別の各所で評価するところがございますので、今回ここは省きます。 それから次の6ページをお願いいたします。6ページから(表4)款別歳入状況でご

Page 18: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

15

ざいます。款別の歳入は町税から町債まで、ここをめくって頂きますと7ページ一番上に第1款町税がございますが、ここも収入の全科目載せてございます。主なところだけ説明をさせて頂きます。7ページの一番上、(表5)平成 23年度町税収納額でございます。それから(表6)平成 22 年度町税収納額、それから(表7)対照表で平成 23年度と平成 22年度の差額でもって表示しております。それから、この表の下に文章がありますが読み上げますのでご覧を頂きたいと思います。平成 23 年度町税の収納について平成22 年度と対比すると、収入済額では町民税が 102.5%で 719万 457 円の増額、固定資産税が 101.8%で 666万 5,844 円の増額、軽自動車税が 101.3%で 39万 9,200 円の増額、町たばこ税が 120.3%で、1,252万 2,559 円の増額である。次の括弧の参考がたばこの本数でございます。平成 23 年度 1,652万 4,100 本でございます。それから、平成 22年度は 1,680万 6,140 本でございます。また、一方の特徴として、収入未済額は 102.2%で240万 9,256円の増額となっている。平成24年度もより徴収困難な状況だと思われるが、不納欠損額は増加傾向にあり、正常化するまで少々費用対効果の原則を無視してでも回収向上に努められるべきであると考える。(不納欠損額:平成 23 年度 1,475万 754 円 平成 22 年度 1,305万 514 円 平成 21 年度 1,179万 2,019 円)でございます。 8ページ以下、主なものを申し上げますが、ずっとめくって頂きまして、11、12、13、14、ほぼとばしてしまいますが申し訳ございません。後でご確認を頂きたいと思います。14ページの一番上、(21)第 20款町債で歳入は終わりでございます。 次ぎ 15ページをお願いします。15ページが(表 18)款別執行状況表でございます。ここから歳出でございますが 16ページの一番上、(2)第1款議会費、以下、それぞれこちらの歳出についても、すべて記載、主なものについて、下に注釈やらいろいろ書いておりますのでここもご覧を頂きたいと思います。 ずっとめくって頂きまして、19ページをお願いします。19ページの一番下④健康増進事業費では、委託料 698万 5,656 円を支出している。特定健康診査及びがん検診で、各種疾病検診・各種がん検診を実施している。一人当り医療費について都農町は県平均に対し大変低い数値を示しており、福祉・病院・健康管理センターの各施策、協力した業務のあり方、努力は効果を上げており評価できる点は多大である。受診件数(一人当り)、一件当り日数等も県平均に対し低い数値(データはいずれも6年間、平成 18~23 年)であり、各種スポーツ、各自の健康管理を考慮すると、都農町民が県平均よりも元気、健康であるとも評価できる。 それから、主な点だけ申し上げます。20ページ、21ページ、22ページ、23ページをお願いします。23ページの中ほどに、(表 37)住宅費がございます。住宅費の説明の文章の①の4行目をご覧頂きたいと思います。中ほどの①の4行目、委託料で長期滞納者督促費用5万 9,630 円の支出があるが、これも徴収の一方法であり、不納欠損処理担当部署の努力を要するということで成果を示して頂きたい。 それから、23 ページの下、(9)第8款消防費、これはちょっといいことなので申し上げたいと思いますが全国大会出場で消防小型ポンプ操法の部で東4、4年に一回のチャンスを勝ち取って全国大会に行きます。

Page 19: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

16

それから、24ページが教育費、教育総務費、小学校費、中学校費となっております。 それからずっとめくって頂きまして 25 ページお願いします。25 ページのちょうど表の真ん中の②、②に公民館費というのがあります。②公民館費支出済額 429万 648 円の主なものは、公民館アスベスト調査委託業務(年2回)22万 500 円となっている。建築物にもよるが、アスベストを含んだ耐用年数が来る建物はこれからであり造作には要注意である。アスベストを含んだ建物が、期限が、耐用年数がくるというのは、富士山の絵で、図で示しますとようやく5合目付近に来た状態でこれからどんどん発生してくるということでございます。作るにしろ壊すにしろアスベストに注意頂きたいと思います。 めくって頂きまして、(14)第 13款予備費…が歳出でございます。 以上の歳入と歳出について、数値を出しておりますので、27ページをご覧頂きたいと思います。27 ページの一番上、財政諸指標について、①実質収支額について、平成 23年度は 2.9%(3~5%が望ましい)、平成 22 年度は 3.9%。ここはこの程度の数字については特に問題ありません。②公債費比率について、平成 23 年度 14.1%、平成 22 年度13.7%、平成 21 年度 17.0%となっています。ここはすべて単年度で計算をしております。それから次の③経常収支比率について、財政構造の弾力性を判断する指標。人件費・扶助費・公債費等の経常経費の一般財源総額に対する比率で、75~80%が妥当値のため、それ以上は人件費・扶助費・公債費が高すぎるという事になる。下の左側、ア.歳出に占める割合は平成 23 年度 48.4%、右側のイ.経常収支比率、平成 23年度 85.4%となっております。なかなか大変な作業でございますが、この平成 23 年度 85.4%を 80%以下になるような計画を立てて頂きたいと思います。改善されつつあるが、弾力性でみると残り使える予算は少ない。従って今一歩改善の余地がある。④財政力指数について、ここの一番下の行をお願いします。平成 23年度 0.26(平成 22 年度 0.27)、自主財源獲得に努める要あり。0.26、0.27、少し小さ過ぎます。 28ページ、むすびでございますがちょっとほかのことはおきまして、むすびの文章の4行目、次に不納欠損処理状況であるが、不納処理までの間、回収努力が見られない。(対応する費用支出が無い)。不納欠損処理の状況で一般会計、平成 23年度不納欠損額1,542万 1,054 円、右側が一般・特別・公営企業会計、全部足したものですが平成 23 年度は不納欠損額 3,580万 5,215 円でございます。滞納者の類型に応じた整理を実施していただきたい。地方税法は、納付されない理由(原因)は何かという観点から制度を用意している。納付出来るのに納付しない滞納者―差押型、強制徴収でございます。期限まで一括納付出来ない滞納者、2つありまして停止型、全く納付できない。滞納処分執行停止。それから猶予型、一度に全部は無理(分割・徴収猶予・換価の猶予)などでございます。各課持ちより、類別分類し対策を協議し実行することを強く希望する。一人で何口も持っておられる方もおられます。個人ごとの内容性等整備し協議を進めて頂きたい。それから不納欠損の欠損処理される金額のほとんどは強制徴収できる公的債権でございます。公法上の債権、即、強制徴収ができるものです。家賃とか病院の料金とか使用料とかああいったものは即、強制執行はできません。裁判所に債務名義の確定をもらってから、やっかいな仕事をやってからでないとできないということになります。そ

Page 20: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

17

れは占める割合はわずかでございます。当たり前のことを申し上げますが、憲法第3章は国民の権利義務が載っておりまして、10 条から 40 条に国民の権利義務があります。30 条は納税の義務であります。この納税義務の文章は誰が見ても分かる簡単明瞭な文章が書いてございます。不納処理については以上です。 下の文章のまた2行目に戻って頂きまして、節電についてのところからお願いします。節電について①個々の点灯による努力・②月毎の出力最大kwの引下げ努力をお願いしたい。最後に、都農町の医療費が低い実態を考える時、総合的に各課連携した業務体制及び必然的に協力しながら実施した結果、その効果が出て来たと判断できる。各種行事に参加してみると良く理解できる。従って町主催の行事内容の向上に努める事は最高の成果を得ることとなる。現在、道の駅、にぎわい拠点づくりがあります。全員協力で成果を出して頂きたいと思います。 以上が一般会計でございます。 めくって頂きまして、29ページから6事業、特別会計でございます。29ページの一番上、Ⅱ国民健康保険特別会計でございます。ここも表解説文書を添えてございますのでご覧を頂きたいと思いますが、31ページの4.被保険者国民健康保険税収納状況で(表3)が一般被保険者国民健康保険税でそのずっと下の(表4)退職被保険者等国民健康保険税でこの2つはページを戻って頂きまして、29ページの(表1)款別歳入状況一番上の欄にあります国民健康保険税、この国民健康保険税の明細が(表3)と(表4)でございます。後でご覧を頂きたいと思います。 32ページの中ほどのむすび。医療給付費現年課税分収納額は、2億 2,800万 2,037 円で調定収納率は 93.6%を達成した。一方、不納欠損額は 1,850万 2,588 円と増加を続けている。平成 24 年度も国民健康保険税の徴収環境の困難さは続くと思われるが、回収成果を示すべきと判断する。 その次がⅢ簡易水道事業特別会計。めくって頂きまして、33ページ、それぞれ説明を添えていますのでとばしますがご覧を頂きたいと思います。34 ページの上から2番目、6.むすび、給水人口の減に伴い、使用料も減少している。修繕料については、漏水修理9万 3,135 円・止水栓取替2万 8,371 円で軽微ではあったが、今後はこういった事態を予期した水道事業の健全運営を図ることを期待する。 次が 34ページの中ほどⅣ東都農地区簡易水道事業特別会計でございます。これも省略させて頂きますが 36ページの一番上に(表4)企業債償還を書いておりますが、一番上の平成 23年度が終わっておりますので以後、計画により利用して頂きたいと思います。 それから 36ページの中ほどⅤ介護保険特別会計(保険事業勘定)でございます。めくって頂きまして、ここは、38ページの一番上の5.むすびの一番下の終わりの方。毎年不納処理額がほぼ同額計上されており改善できるのではないか。成果を出して頂きたい。 それから 38ページⅥ介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)でございます。ここもめくって頂きまして、39ページの上から二番目。3.むすび、サービス収入は居介支援サービス計画費で 614 件(新規加算 27 件)となっている。居宅介護支援サービスでございます。

Page 21: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

18

それから 39ページの上の方、Ⅶ後期高齢者医療特別会計。それから 40ページが保険料についてで、ここは表の説明の下を読み上げます。後期高齢者医療保険料の特別徴収現年度分は 100%、普通徴収現年度分も 98.9%で大変良い徴収状況であるが不納処理額は、平成 22 年度 16万 3,100 円・平成 21年度 0円である。本制度は平成 20 年 4月発足であり、徴収努力を、ここは申し訳ありません、徴収すべき案件であったと判断すると、過去戻れませんので、案件であったと過去のように書いて頂きたいと思います。 次が4.むすび、後期高齢者被保険者数 1,969 人/人口 11,308 人割合は 17.4%で増加傾向、(平成 20 年度発足時は、被保険者数 1,868 人/人口 11,918 人で 15.7%)高齢化の状況にある。広域連合納付金も平成 23 年度支出済額 9,715万 8,196 円と増加傾向である。健康管理センターの目標と同じで個々の生活習慣を改善・自己管理し、国保の医療費を下げる、介護予防につながる活動をといった方法が結局は早道になるのではないかと考えます。 以上が、特別会計6事業でございます。 最後になりましたが健全化指数について、41 ページをお願いします。この 41 ページの真ん中に表がございますが①、②は一切問題ありません。③実質公債費比率については、下の文章の個別意見の③実質公債費比率について、平成 23 年度の実質公債費比率は14.7%となっており、早期健全化基準の 25.0%を大きく下回っている。また、地方債発行における許可基準の 18.0%を、平成 22 年度 17.0%に続き 14.7%と下回り改善した。ここは3ヵ年平均でございます。一般会計のところでの比率は単年度ごとの収支でございますが、ここは3年分平均でございます。④将来負担比率について、平成 23 年度の将来負担比率は 53.7%となっており、早期健全化基準 350.0%を下回っていて問題なしと認められる。42 ページの上、(3)是正改善を要する事項、早期健全化基準を(2)①~④とも健全な数値を示しているが、町税等の収入未済額の徴収には、各課で連携し成果を出し、不納欠損処理額を減らす努力を要する。 次は、42ページのあと2つ、企業会計でございます。Ⅸ経営健全化審査意見書で、最初が国民健康保険病院で表がございます。20年度に 4.0 があって以来、もう健全になっております。表の下の(2)個別意見、財務の短期流動性を示しており、実質資金不足はなく改善されている。(3)是正改善を要する事項、医業収益に対する費用の平均化。これは、ちょっと言ってる意味が分かり難くて申し訳ありませんが、医業収益と医業費用をほぼ同額にゼロに近づくように目標を立てて頂きたいということでございます。 42 ページの水道事業会計経営健全化審査意見書で、めくって頂きまして 43 ページここは一切ありません。(2)個別意見、財務の短期流動性を示しており、資金不足はなく良好な状態であると認められる。(3)是正改善を要する事項、特記事項なしでございます。大変省略、省いて申し訳ありません。後でゆっくりご確認を頂きたいと思います。以上で、説明を終わります。 ○議長(多田 久) ご苦労様でした。以上で、代表監査委員の決算審査結果及び財政健全化・経営健全化審査結果の報告は終わりました。

Page 22: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

19

これで、本日の日程は、全部終了しました。ここで上着を着用してください。本日は、これにて散会します。 (午前10時26分 散会)

Page 23: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

平成平成平成平成 年年年年 第第第第 3333 回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会 第第第第 2222 日日日日    会議録会議録会議録会議録平成平成平成平成24242424年年年年9999月月月月10101010日日日日((((月月月月))))出席議員(1番)三輪 隆之 (2番)松尾 隆文 (3番)長友 正直(4番)稲山 勝一 (5番)永友 明人 (6番)黒木 政次(7番)河野 文明 (8番)疋田  格 (9番)三輪 博文(10番)多田  久 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名住民課長(松岡雄三) 病院事務長(門川明広)副町長(河野吉孝) 福祉課長(酒井雅彦) 水道課長(花房洋一郎)教育長(河野秀夫) 税務課長(河野久宗) 教育総務課長(茂田由紀夫) 総務課長(黒木 寿) 建設課長(黒木修二) 社会教育課長(小泉隆宏)総合政策課長(河野博文) 愛寿園長(黒木直治) 出納室長(黒木宣好)産業振興課長 健康管理センター事務長(小島美都夫)兼 農業委員会事務局長(荒川秀樹)職務のため議場に出席した者の職氏名議会事務局長(土工 勉)  書記(山田秀二郎)2 号       平成24年9月10日(月) 午前9時 開会第 1 一般質問本日の会議に付した事件 1番  永友明人議員2番  長友正直議員3番  三輪博文議員4番  黒木政次議員5番  三輪隆之議員6番  疋田 格議員一般質問日程第 1

24242424

町長(河野正和)

議事日程第

20202020

Page 24: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

21

(午前9時 開会) ○議長(多田 久) おはようございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。ここで暑い方は上着を取ってください。本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。 日程第日程第日程第日程第 1111 一般質問一般質問一般質問一般質問 1111番番番番 永友明人議員永友明人議員永友明人議員永友明人議員 ○議長(多田 久) 日程第1 一般質問を行います。 質問の通告がありましたので、順番に発言を許します。 1番 永友明人議員 ○永友明人議員 おはようございます。では、通告に従いまして、一般質問を行います。 ここに来て、ようやく我が町を明るく元気にさせてくれるうれしい出来事がございました。去る8月25日の宮崎県操法大会において、都農町消防団東分団第4部が小型ポンプ操法の部で優勝という輝かしい成績をおさめ、10月7日、東京都で行われる全国大会出場が決定しています。また、去る8月27日の第10回全共宮崎県代表牛決定検査会では、明田の永友淨さんのただふく6の2が、種牛の部3区、17から20カ月において見事に難関を突破して、宮崎県代表として10月25日から長崎市で行われる全国和牛能力共進会出場が決定したことは、口蹄疫、鳥インフルエンザと強い印象を残した中で、災い転じて福となすという言葉があるとおり、我が町へ明るい展望を開いていただいたと思っております。 出場される皆さんの懸命な努力にエールを送り、それを取り巻く関係者の皆さんに感謝と敬意を表し、全国大会でのさらなるご健闘を祈ります。また、行政におかれましては、しっかりとご支援を賜りますようよろしくお願いしたいと思います。 それでは、まず初めに、生活と福祉向上に関連した取り組み等について質問いたします。 厚生労働省の試算によると、過去最多の更新が続く生活保護費が、平成24年度の3兆7,000億円から平成25年度には40%増の5兆2,000億円に増大することが明らかとなっています。10年前には2兆2,000億円だったのが、ほぼ右肩上がりに増え続けており、歯どめがかからない状況になっております。これは医療費が大きく伸びることが要因と見られ、それを抑制するため、国は今年度から医療機関や薬局などと連携し、より安価な後発医薬品、ジェネリック医薬品の丁寧な説明を通じて使用を促す(仮称)医療扶助相

Page 25: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

22

談・指導員等を福祉事務所に配置するなど、対策をすることとしています。いずれにせよ、受給者に対する技術支援の策の拡充と制度の見直しは求められております。 都農町の生活保護の動向として、平成22年度の事務報告では、平成23年3月31日現在で高齢者世帯44世帯、前年度対比16世帯増、母子世帯6世帯、前年度対比1世帯増、障害世帯14世帯、前年度比1世帯増、傷病世帯15世帯、前年度対比13世帯の減、その他世帯17世帯、前年度対比1世帯の増となっており、合計96世帯の155名であります。ちなみに本年度は95世帯の153名となっております。 また、人口1,000人当たりの生活保護率は13.44パーミル、前年度対比1.2パーミル増。平成19年度全国値は12.1パーミルであります。申請及び廃止状況は、新規申請23件、前年度対比7件の減、うち再申請2件、前年度対比2件の減、廃止は10件、前年度対比7件の減であります。全体的に都農町では増となっているが、主な原因についてお聞かせ願いたいと思います。 以上、これからの質問は一問一答式により自席にて行います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) おはようございます。 それでは、永友明人議員の御質問にお答えをいたします。 生活保護世帯が増となっている要因ということについてのお尋ねであったかと思います。 一般的には、先ほどおっしゃったように2008年のリーマンショック以来、我が国の経済情勢というのは大変厳しゅうございまして、同時に雇用情勢もそれと比例して大変厳しい状況にあるということでございます。また、本町におきましては、それに加えまして、平成22年の口蹄疫の発生が間接的に大きな影響をもたらしているということから、先ほど永友明人議員がおっしゃったような状況にあるということでございます。 私、去年の町長選挙前からずっと申し上げてきましたが、本町の住民1人当たりの所得、県内最下位であるということ、その要因については、もうずっと申し上げてきましたが、働く場がないということ、そして金を稼ぐ場がないということを申し上げてきました。それが如実にいろいろなところで数字としてあらわれてきていると。この生活保護世帯の増ということについても、それに尽きるのではないかなというふうに考えているところでございます。 非常に抽象的な表現になりますが、今申し上げたようなことに尽きるのではないかというふうに考えておるところでありますが、一方では、それを解決するために企業誘致あるいは町内の事業者の皆様方に働く場をつくっていただきたいと事業の拡大をお願いしているところでございまして、その意見交換の中でお伺いするのは、求人をしても応募がないとう声もお聞きしているところでございます。いわゆる仕事を選んでいるのではないかと、あるいはミスマッチというようなこともよく言われますが、そういうこともあるということ。

Page 26: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

23

そういうことをお聞きして、私もいろいろな方、いわゆる仕事を探しておられる方とも意見交換をしますが、その方たちがおっしゃるのは、ハローワークに行かないと情報が得られない、あるいは役場の玄関にそのハローワークの情報紙を並べておるわけですが、それだけではなかなか住民の皆さんに情報が伝わらないということをお聞きしております。いわゆるPR不足ですね。我々行政の広報紙を使ってでもそのような活動をしなければならないのかなというふうに考えているところでございます。 ちなみに、先ほどの生活保護の世帯数とか出ましたが、一方で、先ほど言いましたように住民1人当たりの所得が県内最低だという話もしましたが、平成22年の国勢調査によれば、完全失業率は都農町は県内ワースト2位ということでございまして、もう申し上げるまでもなく、働く場がないということに尽きるのではないかなというふうに考えております。ただ、生活保護の要因別といいますか、中身を見ておりますと、若い人たちだけではなく高齢化世帯も多いということから、その働く場というところにつきましては、あるいは所得をふやすというそういう政策につきましては、若年層だけではなく高齢世帯についても配慮する必要があるのかなというふうに考えているところでございまして、まさしく永友明人議員がおっしゃっているようなところが最も重要な政策の一つであるというふうに考えているところでございます。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 はい。よくわかりました。 生活保護制度の趣旨と生活保護を受けるための要件及びその必要な内容を簡潔に伺いたいと思います。また、県、国の給付負担はどうなっているのかということもあわせてお願いします。 それと、今後における町の財政負担はどうなるのかということについて、ちょっと3つの点をお願いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 生活保護の要件等につきましては、極めて実務的なことでございますので、担当課長をしてお答えをさせていただきたいと思います。 ○議長(多田 久) 福祉課長 ○福祉課長(酒井雅彦) お答えいたします。 まず、趣旨等につきましては、先ほど議員がおっしゃられたことが主でございますが、高齢、病気などによって収入が少なくなり、手持ちの資産を処分してもどうもやりくりができないと、その差額をこの生活保護で埋めていきましょうと、できれば最終的にはもとの生活に戻るように指導していくというところが趣旨でございます。

Page 27: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

24

それと、要件につきましては、さまざまな要件がございますが、主なところだけ申し上げますと、まず自己の資金の活用をする、続きまして能力の活用、働けるかどうか、働けないから申請するんでしょうが、働く意欲があるかどうかの活用ということですね。それと扶養義務者等、親、息子、親戚等で助けられるところはないか、そして他の制度活用、保護以外の制度活動、これは雇用保険、年金、各種手当等がございます。それをすべて積算、勘案して、この人の最低生活費、基本的には1人6万程度と言われておりますが、それに足らない部分をこの生活保護費で賄いましょうというところが基本的な要件でございます。 あと、種類と内容につきましては、これは言葉だけでちょっと並べさせていただきますが、生活に関する費用、これは俗に言う生活費ですね、食費、光熱費等でございます。それと住宅の家賃等ですね、それと教育に係る費用と介護の方がいらっしゃれば、もしくは自分が介護を受けていればサービスに必要な費用、それと先ほど言われました医療、医療につきましては、直接本人にお渡しするのではなく、生活保護の方は医療券というのを県の方から発行します。それで医療費にかかった費用は県が直接お支払いすることとなっておりますので、最初から医療費については支給するものではございません。あとは出産、失業、生業、就職につくための支援、あと葬祭費、普通の費用でございます。こういう費用を積算して、先ほど言いました資産の活用等の収入を差し引いた額を支払うという状況でございます。 これにつきましては、これは福祉事務所発行なんですが、県の発行、国と一緒のものだと思います。この生活保護のしおりというのがございます。今日ご用意しようかと思ったのですが、ちょっと県のほうの発行でしたので、すみません、もしご入り用であればうちのほうに来ていただければいつでもお渡しできるように県の方と話しいたしましたのでよろしくお願いいたします。 以上のところが主な内容でございます。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 あとの県の負担の負担割合はどうなっているかということと、県と国の負担割合。それと今後の財政状況、どうなっていくのかということ、ちょっと、生活保護に対する、2点をお願いします。 ○議長(多田 久) 福祉課長 ○福祉課長(酒井雅彦) 負担は、福祉事務所がするということで、町村は福祉事務所が持てませんので、基本、うちでいえば県がすべて負担です。多分その費用はすべて国から出ていると聞いております。町の負担は基本的にはありません。はい。これからもその制度は、もしかすると福祉事務所がどうかなるかという制度は別といたしまして、基本的にはその制度は今のところ変えられるような法律はできておりませんので、この

Page 28: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

25

まま続くのではないかと個人的には考えております。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 はい。わかりました。今日見られるように、経済状況が冷え込んできて働き場を失った人たちが増えてきているために、町の自主財源となる税収にも影響を及ぼしている。これは滞納者を含めて、負担の希薄化等につながっていると思います。働きたくても働き場がない人たちのために、企業誘致や地場産業のてこ入れが急務であると思っております。これから自主財源を確保、増量確保するためにも、その対策について本腰を入れていく必要があるんじゃないかと思っているところでございます。 そこで、町内企業、特に地場産業の雇用の現状を把握していただいて、町独自の求職者就業支援制度、これ住民サポート事業等設けたらどうかと思うわけでございます。これは私が常々言っておりますとおり、誘致企業の専門員を含めて、就業あっせんなどを統一した窓口をつくってみてはどうかと思うわけでございますけれども、その点はいかが考えておられますか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 全国レベルで見ると、雇用をつくり出していくということ、そしてそのつくり出した雇用と住民の皆様をどうやってマッチングさせていくかということにつきまして、雇用促進協議会なるものが設立されているようでございます。このようなものを設立する必要があるということを私も感じているところでございます。永友明人議員がおっしゃっていることと全く同感でございます。 つい先週、十数年ぶりの企業誘致の工場の起工式がありました。続いて、第2弾が現在協議中でございます。あわせて第3弾も、恐らく9月中におおむね決まるんではないかという、非常に本町にとっては明るい状況になっているということから。常々永友明人議員がおっしゃっておられる企業誘致の専門官、これにつきまして、そういうようなポストを設ける時期に来ているのかなというふうに考えているところでございます。 ただ、これ私考えておりますのは、本町の職員を任命するというだけではなくて、やっぱり外部から県のOBとか、そういう方を招聘するということも考えられるのではないかということで、県に既に相談をしているということでございます。平成25年度には少なくともそのような体制を整えたい。1に雇用、2に雇用、これが本町の重要な課題であるということから、今そういうようなことを準備中だということでございます。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 これはちょっと若干誘致とは重複するところでありますけれども、直接的には関係ありませんけれども、立地候補地、農業振興地域がそれで問題となってい

Page 29: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

26

るようですけれども、主要となっているケースの場合は、今後やっぱり農業振興地域農用地の見直し等をまたしていく必要があるんじゃないかと思っておりますので、この点もぜひご検討いただきたいと思います。 次に、最近の民生委員の動きを見ると、今や社会保障が伸びている中で、幼児からお年寄りまで、幅広く多岐にわたりお世話しておられるようであります。思えば、少子化対策や子育てがしやすい環境づくりにも大きな役目を担っておられる自立した日常生活の相談を受ける第一線でご活躍を願っていることはご存じのとおりであります。民生委員は、民生委員法に基づきまして、社会奉仕の精神を持って、常に住民の立場に立って相談に応じ、必要な援助を行い、社会福祉の増進に努めることを任務として市町村に配置されている奉仕者であると民生委員法でうたわれているようです。 これは国の制度事業でありますから、国の方への働きかけが必要なことは十分ご承知しているところでございますけれども、いまどきに家庭を犠牲にしてまでも奉仕活動に専念しなければならないということについて、いささか疑問があるところでございます。なるべく報酬のもとに行動することが今求められている社会福祉活動であるように思うところでございます。これらを考えあわせた民生委員の処遇改善に向けた取り組みについて、国、県に働きかけをお願いしたいが、無理な話なのか、見解をお伺いします。 また、民生委員法では、第1条は今先ほど申し上げましたけれども、第2条にこういうことがうたってあります。民生委員は、常に人格、識見の向上とその職務を行う上に必要な知識及び技術の習得に努めなければならない。こういうふうにうたって、なかなか強要したようなことをいっておる法律ですけれども。それから、第10条に「民生委員には給与を支給しないものとし」となっております。その関係もあるんですが、その他14条には民生委員の職務とうたってありますけれども、その点をちょっとどういうふうに思っておられるか、ちょっと見解をお伺いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 民生委員、児童委員の皆様方の任務というものはもう大変なものでございますが、一方では、明人議員がおっしゃったように給与が支給されない特別職の地方公務員でございまして、今どき、都農弁で言うとそんげな制度があるとかなと驚きでいっぱいでございます。ただ現在、県と町の負担によりまして、ささやかな金額でありますが、年額で、個別活動費として会長が、これは金額もう言いません、ささやかな金額を個別活動費として支給していると。また、各種会合、研修等については旅費が支給されているということでございますが、1人当たりの年間活動日数等を見ておりますと、大変なものでございます。これは制度の改正について、やっぱり永友明人議員がおっしゃっているような要望を今後とも強力にしていかなければならない。私も、機会あるごとに県、国に対してはこれまでもそのようなことを申し上げてきたところでございますが、今後はさらに強力にそのような活動を続けていきたいというふうに考えております。

Page 30: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

27

○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 ぜひお願いしたいと思います。上位機関の働きかけについてはくれぐれもよろしくお願いしたいと思います。せめて10条の前文の給与は支給しないという、削除について機会があるごとに働きかけをお願いしたいと思っているところでございます。 次に、地域防災の施策の充実と消防団員の処遇改善について、平成25年は自治体消防制度65周年に当たるということです。我が国の消防は、ほとんど全国すべて常備消防と義勇消防、消防団の2本立てであります。現在の消防制度以外では、消防団の前身である消防組は明治27年に全国的に統一された姿でスタートされました。それから数えると再来年は120年目を迎えようとしています。我が都農町の消防についての歴史を見ますと、昭和14年に消防組が解散して、それから同時に警防団という組織に改められまして、それが昭和22年度まで続きまして、それから都農町消防団が結成されておるようでございます。団の部数が17部644名から構成されて成り立っているというようでございます。地域から始まった消防の原点に立ち、その発展を振り返りながら地域防災の施策の充実と消防団員の処遇改善について、まず伺います。 消防団は、消火、救助などをみずからの活動として、地域のリーダーとして重要な存在であることはもうご存じのとおりでございます。地域防災のかなめとなるべき消防団のこのような活動が十分に行われるためには、消防団員の確保、教育訓練の充実など、いろいろな施策が必要であろうと思います。基礎となる消防団のポンプ車の老朽化や装備など、活動環境の整備は大きな災害発生時の喫緊の課題とも言えます。 平成23年度の消防委員会で機庫点検を行いましたけれども、機庫老朽化等の数々を指摘したところであります。緊急かつ集中的に進める必要があるのではないかということを思っておるところでございます。まずは、この点についてお伺いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 昨年の3・11以降、消防団という組織の役割というものがますます重要になっているところであります。防火活動に加えて、有事の際の活動も大いに期待されているところでございます。私どもも、それ以前から日向灘沖地震、そういうものも想定されておったことから、消防団の再編あるいは機器の整備等については力を入れてきたところでございまして、近年、その機器整備等につきましては予算の充実を図ってきたということは議員ご案内のとおりであるということでございます。また、それらの財源として消防基金なるものを条例を制定し、財源の確保を図ってきたということでございます。同時に、中長期の整備計画をつくりまして、それに基づきまして計画的に今整備を進めているということでございます。同時に、常備消防、消防組合と、消防団のやはり役割分担、こういうものをもう一回きちんと整理する必要があるというふうに考えております。

Page 31: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

28

我々、都農町消防団の再編だけでは語れない部分が出てきているのではないかなということから、私が消防組合の代表を務めさせていただいたときにそのような提案をさせていただき、一部着手したところでありますが、任期が2年しかございませんで、これが残念ながらそこまでいっていないですが、今後とも副管理者として、今申し上げた常備消防と消防団の役割分担、再編等についても念頭に置きながら、明人議員がおっしゃったような機械整備、団の再編等について力を注いでいきたいというふうに考えております。 同時に、処遇、これはやっぱり非常に重要になってくるんではないかと思っております。よそのまちと比較して恥かしいものというだけではなく、先ほど申し上げたような役割分担がもっと明確になればその処遇については場合によっては大幅に改善すべきというようなことになるのではないかというようなことも想定に入れているところでございます。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 消防団員は、非常勤の特別地方公務員と位置づけられておりまして、その数は全国的に年々減少していると言われています。かつては地元商店街、商店などの自営業者、農業、漁業、林業など、地元で働く人が多く、火災が発生したときにはすぐ駆けつけられる体制にありました。しかし、地元で働く人の割合が減少しつつ、地域によっては消防団員の高齢化が進んでいます。ちなみに23年4月1日現在の都農町消防団の平均年齢は35.7歳であります。郡内でも一番年のいった部類に入るかと思っておるところでございます。 消防団は、火災などの消火活動だけではなく、日ごろより機械器具の点検、出初め式、消防操法大会に向けた訓練、夜警、捜索、台風時の特別警戒等々、さまざまな活動を実施しております。本業のある中で、時間を割いて、充実しているとはいえない待遇にもかかわらず活動に従事するのは強い使命感と地元を愛する気持ちと人とのつながりを大切にしておられるからでございます。これから想定されている連動型地震による津波、倒壊家屋からの救出や火災の延焼など、広域災害に備えた団員の確保と期待される活動にこたえるための計画的な研修制度や訓練を実施し、火災だけではなく、広く災害に対応するための環境を整備することについて、今後どういうプロセスのもとに進められようとしているのか、また消防団員の報酬、手当は各町によって異なりますけれども、公務による殉職の保障など、健康診断の無料化、または税の減免等、福祉対策を含む処遇改善について苦慮しているものがあるかどうか、その点を見解をお聞きしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 消防団員の教育訓練等につきましては、担当課長をしてご説明を

Page 32: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

29

させていただきます。 ○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) それでは、団員の教育訓練でございますが、現在実施しておるものとしましては、宮崎県の消防学校において団員に必要な基礎教育訓練、団長研修、幹部の研修及び市町村の要請に応じて移動消防学校、こういうものを実施して受講してもらっておるところであります。また、東児湯消防組合において新入団員の教育訓練、こういうものを実施しております。これと、あわせて今後は、議員もおっしゃいましたが、消防団員一人一人が災害の現場において、まずは自分の身の危険を守る、自分の生命を守るということが一番大事になってくると思います。そこ辺の観点から、消防団危険予知訓練研修、こういったものも実施していきたいというふうに考えております。それから、自衛隊とか危機管理専門員による研修、これも実施していきたいと考えております。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 明人議員がおっしゃった消防団員であるということに対するインセンティブ、今は具体的なものをやっているということはございません。ただ、我々の議論の中では、その処遇改善の一つとして、明人議員がおっしゃったようなことを今後やっていく必要があるのではないかということについては、議論として、話題として上がっているということは申し上げますが、ただこういうふうにやるということについてはこれからということでございます。 また、昨年の3・11であれだけ消防団員の皆さん、殉職されて、この災害の保障制度については今後やっぱり充実していく方向でということで国の方も議論を進めておられるようでございますので、そこについても、我々としては国に対して十分な制度設計をするようにということで強力に申し上げていきたいというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 ぜひご検討方お願いしたいと考えております。 この処遇の改善についても、郡内でも一番低いわけですね、報酬にしても出動手当にしても、低いわけです。最低です。ですから、そこら辺の見直しも今後図っていただきたいと思うわけでございます。 それと、消防団員の災害保険は1人4,000円掛けておられますね。これは275名プラス機能団員が80名おられますから355名の4,000円出ていますけれども、これは補償というのはどのくらいなものですか。

Page 33: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

30

○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) 補償ですが、まず不幸にして公務で亡くなられた場合、この福祉共催制度から支給されるものについては、遺族援護金として100万円、それとして弔慰金として1,100万円、それから保育援護金として加入の未就学被扶養者1人当たり25万という内容となっております。公務外で亡くなられたとき、これは遺族援護金として100万円が支給されるようになっております。それから、また重度障害になられたとき、それから障害になられたとき、重度障害についてはもう死亡に準じた額となっておるようでございます。障害については、級に応じて6万から50万の間の給付になっているようでございます。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 今後、特に少子化等によって団員は減少傾向にあるのは否めないことなので、処遇については一つ一つ改善してほしいと思っているところでございます。 次に、東九州自動車道建設に伴う利害関係者の補償措置についてでありますけれども、これは高速道路建設によって生じている農業用水取り入れ口の工事後の土砂の堆積除去は誰がいかにして行うのか、明確ではないために地元水利組合では頭を悩ましているところでございます。用水の取り入れ口は機械の出入りさえできないので、すべてが人力作業となるということになります。そういったことで、農業後継者がいなく、高齢化し、作業困難が強いられています。工事中における大雨時には、請け負っている業者が連絡するとすぐに駆けつけて除去してくれるという手法をとっておりますけれども、今後、工事後の3年後、5年後は対応についてはいかに考えているのか、お聞きしたいと思っております。ネクスコ、県、町の3者で協議しておく必要があるのではないかということです。 これに関係して申し上げますと、協定書が締結してあるはずだと思いますけれども、その内容についてお示しをしてほしいと思っております。こういうことが載っておらなければ、ぜひこういった事柄も協議の場に乗せていただくようにお願いしたいと思います。 それから、河川の水質悪化、大雨による黄色く、いかにもあの濁った川のようになっておりますけれども、消毒機、作物への影響が心配されているところでありますけれども、その汚染対策についてもしかりで、ハウス農家等から今までに苦情や相談事はなかったか、お聞きしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) まず、原則は原因者が負担をするということでございますので、工事中については当然ネクスコが負担をするということでございます。また、完成後、

Page 34: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

31

移管を受けた後もその原因が何であるかということによって、先ほど申し上げた原因者負担ということになってくるのだろうと思います。ただ、言葉で言うと簡単でございますが、どこに原因があるのかということに対しては、大変難しいことが今後いろんな事象が発生するということが予想されております。 そこで、明人議員がおっしゃったような移管後の管理協定については協定書を取り交わすということが大原則であろうというふうに考えております。もう明人議員がおっしゃったとおり、そのような協定を取り交わして初めて移管が受けられるものというふうに考えておるところでございます。当然、その協定の中には地元の皆様方も入っていただくということは考えているところでございます。 後段の水質の悪化について相談がきていないかということにつきましては、実務的なことでございますので担当課長をして答えさせます。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 水質の悪化による消毒機材、作物への影響につきましては、議員おっしゃったとおり、工事による河川の汚濁等によって水に土とか砂が混じるというのが考えられます。その場合、消毒機材、動力噴霧器、そういうものの目詰まり、故障等も少なからずあるし、作物への影響も少なからずあるのではないかと考えております。そういう中で、そういう濁った水等については、今後、自治会長会とか農産組合長会、そういう会合を通じて注意喚起を行っていきたいと思っております。また、それ以外の方についても、当然河川とか用水、そういうものを使われる方もいらっしゃいますので、あわせて町の週報等でそういう注意喚起を行っていきたいと思っております。 以上です。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 ぜひお願いしたいと思います。 開発パイロット事業が終息して、大方、川の汚れがようやくとれてきたと思った矢先のことで、昭和の時代は、こういった開パの時代は用水路組合も比較的まだ多く、労力もあったようですけれども、今組合員が減少して高齢化しております。これまでと違う苦労が重なって用水路組合は頭を悩ましているところでございます。何とか方策を打ってほしいと思うところでございます。 それから、次に、財政出動に伴う投資的経費の今後における見通しについてお尋ねしますが、中部土地区画整理事業やにぎわい拠点整備事業などによって、今のところでは投資的経費も上向いているようでございます。誘致企業が少ない我が町は、雇用問題が重要視されております。25年度で高速道路関係が終息を迎えるわけでございますけれども、直接的工事あるいは関連等の工事が終了した暁には、今まで懸案となっている公共施設の新設ですとか改良ですとか、いろいろな交通安全施設ですとか防災施設でありま

Page 35: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

32

すとか、これからの公共施設の維持管理でありますとか、農業用施設の整備改修等でありますとか、これらを含めて、実施していくための投資的経費の見通しについて伺います。 公共施設の改築等について、今後の災害に備えた一時避難所として計画的に整備する必要もあるのではないかと思いますので、それもあわせて伺います。よろしくお願いします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 公共事業につきましては、いろいろな意見がございまして、無駄遣いの象徴として、何か一時期、国民からたたかれた時期もございますが、我が地域においては、まだまだコンクリートから人へというような政策では語り切れないいろいろな社会資本の整備が残されていると。また、この公共事業というのは、永友明人議員がおっしゃったように雇用の受け皿でもあるという認識を持っているところでございます。とはいいますものの、やっぱり財政的に公共投資、幾らできるのかというその判断を見誤ってはいけないというふうに考えているところでございまして、今財政シミュレーションなるものをつくり、その財政規律の中で公共投資をさせていただいているところであります。 その財政シミュレーションでは、平成24年度、今年度がピークでございます。25年度が約6億程度、26年度以降は3億程度に落ちてくるのではないか。ちなみに平成24年度が15億程度、これは繰り越しも含めてでございますが、そういう状況だということでございますけれども、これも明人議員がおっしゃったように、今後、財政シミュレーションの中でいつやるのかということは決定していきますが、出てくる大きな公共事業としては病院の建てかえを含む保健、医療、福祉の連携充実強化、病院の建てかえと同時に周辺にハードとソフトを集中させると、これが出てくると。そして水道事業の更新、これが出てくると。加えて、橋梁のかけかえ、防災減災事業と土地改良施設が十分古くなっております、先ほど明人議員がおっしゃっておりましたが、そういうものが今の財政シミュレーションにプラスされてくるということから、先ほど3億程度というふうに申し上げましたが、プラス2億から3億程度の毎年投資的経費が必要になってくるのではないかなということで考えているところでございます。 これも何度も申し上げますが、財政規律の中でやっていかなければならないということ、もう一つ、やっぱり財源、ご案内のように現在、この公共事業、特に箱物等につきましては、土地改良事業につきましては、国の支援がもう極端に低くなっております。もうないに等しいということでございますので、そういうところの財源をどうやって確保するかということも含めて財政シミュレーション、平成25年度の当初予算の編成時に向こう3年間のシミュレーションをローリングさせていきますので、その中で決定していきたいと。毎度申し上げますが、この財政シミュレーションにつきましては、ローリングをかけた後、当初予算と同時に皆様方にお示しをしたいというふうに考えておりま

Page 36: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

33

す。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 今回の補正予算の中でも、財政的な厳しさはわかりますけれども、それにも増して住民が一番この苦しさを味わっているようでございます。懸案となっているものを優先的に計画的な予算配分に努めてほしいと思うところでございます。 それと、国は今地方がみずから決めたことを支援する地域主権を目指すためのひもつき補助金にかわる一括交付金の配分について検討しておるようですけれども、今後どうなっていくのか、そこら辺のところもあわせてお願いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 一括交付金につきましては、現在のところ、宮崎県では県だけですね。市町村に対してはこの制度は適用されていないということでございますが、中身を見てみますと、一括交付金になって補助金の時代と比べて地方に交付される金額が減っているのではないか、そういうような統計的な数字も出ているようでございますので、我々全国町村会としては、この一括交付金につきましては反対だという方針でございます。従来の補助時代の総額が確保されるということが約束されれば、先ほど明人議員がおっしゃったように地方の裁量によっていろいろな事業ができるということから、この制度については受け入れたいというふうに考えておりますが、額が減っているということでございますので、現段階では、全国町村会としては反対という意向でございます。今後とも、その方向は変わらないというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 最後でありますけれども、町内各所を見聞していくと、維持管理が疎かになっている、これ数多く見受けられます。特に小災害の申請漏れと、中には、今やればかける経費も安く済むところもあるようですけれども、その対応策についてはどう考えているか、これは建設課長でもよろしいですが、よろしくお願いします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 明人議員が建設課長をご指名でございますので、建設課長をして。 ○議長(多田 久) 建設課長 ○建設課長(黒木修二) 大変維持管理については、日ごろからうちの作業員と全員で

Page 37: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

34

かかっているところですけれども、草刈り、剪定等につきましては、時期的には一斉に発育してちょっと手が回らない点もございますけれども、年間を通じて作業員を配置しているところもあって、全体的には管理しているものと考えております。 ハード面につきましても、維持管理、要望箇所等についても年次的に計画を立てて実施していくというふうに我々も考えております。また、国、県の補助事業に採択できるものは積極的に活用して計画的に実施していきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 今後とも、積極的な予算の獲得に向かって努力していってほしいと思うところでございます。 以上で、私の質問を終わります。 ○議長(多田 久) これで、永友明人議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 (午前 9時56分 休憩) (午前10時 5分 開議) ○議長(多田 久) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 2222番番番番 長友正直議員長友正直議員長友正直議員長友正直議員 ○議長(多田 久) 2番 長友正直議員 ○長友正直議員 通告に従い、ただいまから一般質問を行います。 まず、去年3月11日に発生しました東日本大震災において、30万人の方が避難生活をされ、現在も10万人以上の方々が避難生活をされておりますが、その中において、先日、政府のほうは瓦れきの処理を地方に負担をさせないと、県も国にそって不燃物処理を受け入れることはしないという公表をされましたが、平成22年当町で発生いたしました口蹄疫のときは日本全国からの支援をいただいて、その意にこたえたいと思う我々の気持ちが反映されなかったことは非常に残念に思うところであります。そのことについて町

Page 38: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

35

長はどう思っておるか知りませんが、非常に残念に思うのは私だけでしょうか。 まず、本町からも岩手県に職員を1名派遣しておりますが、その中にあって、これから本町ができることは何があるのか、そのことについてまずお伺いをいたしたいと思います。 あとは自席で質問をしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) それでは、長友正直議員のご質問にお答えをしたいと思います。 前段の大変残念ということについては、答弁はする必要がございましょうか。 はい。思いは一緒であるということは、河野文明議員が前、ご質問されたときに申し上げたとおりでございまして、口蹄疫のときに全国からお世話になったと、その恩返しをするときは今なんだということについては、私も知事も同じ思いなんだということについては申し上げたとおりでございます。 我々は何ができるかということにつきまして、先ほど長友正直議員がおっしゃられたように、現在、宮城県山元町に日高技師を派遣しているということでございます。私も実際山元町にお伺いをし、齋藤町長とお話をさせていただきましたが、今は一番、職員派遣をお願いしたいと。これから復興・復旧が本格化してくる中で、それを実行していく職員が足りないということから、強く職員派遣について要請をされているところでございます。今後とも引き続き職員派遣について、これはオール宮崎でやっていこうということで我々は考えているところでございます。 ただ、先日、郷土の宮日新聞にも詳しく書いてありましたが、我々も行革の真っただ中で職員を大幅に減らしてきた、その関係で、今以上の職員が派遣できるのかということについては大変厳しい現実があるということでございます。とはいいますものの、先ほど冒頭に申し上げましたように、我が地域は口蹄疫であれだけお世話になったということですから、少なくとも西都児湯からはローテションできっちりやっぱり職員を派遣するということをやっていこうということで、郡町村会で提案をさせていただいたということでございます。 あわせて、オール宮崎でもう少し派遣を、職員を増やそうということで、県町村会にもその旨、私は役員でございますので、理事会に議題として諮っていただこうということで提案をさせていただいたということでございます。当面、この職員派遣というところに重きを置いて支援をしていきたいというふうに考えております。 また、先ほど言いましたように口蹄疫でお世話になったと、それを踏まえて3.11の被災地にご恩返しをしようということで、みやざき感謝プロジェクトというのをオール宮崎で実施をさせていただいております。今年度は、都農から山元町に感謝と元気を届ける事業ということで予算措置をさせていただいているということでございます。こういうようなことを引き続きやっていこうということを考えております。 以上でございます。

Page 39: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

36

○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 それでは、町職の派遣、これも継続的にやることが必要だと思いますが、瓦れきの処理、それからそれによって復興するまでに10年はかかると見込まれております。この10年、我々も継続的に支援ができるように、行政の方も継続的に支援をお願いしたいと思います。 それでは次に、宿泊施設の必要性についてでありますが、現在町内で行われておりますイベントなど、先日も先般行われました山崎まさよしのコンサート、今月の16日も泉谷しげるさんが来られまして口蹄疫復興のためのまた野外イベントを行う予定ですが、その際において、前回も県外・町外の方がいっぱいおられたと思うんですが、それで、宿泊施設がなくてそのまま帰っていくとか、なぜ宿泊施設がないのかという意見などは行政に対して入っていないのか、そこら辺を伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 宿泊施設については、旅館・民宿はございます。ただ、若い人たちが、残念ながら旅館・民宿について敬遠しがちだということから、いわゆるビジネスホテルとか、そういう近代的な宿泊施設について誘致してほしいという声は多々いただいているところでございます。 また、県が現在、スポーツランド構想を進めておりますが、県からも、現在、春あるいは秋のスポーツ合宿、これは宮崎市を中心に誘致をされておりますが、これが飽和状態ということから、都農町についてもその受け皿になってほしいと、こういう宿泊も含めてですね、そういうふうなことを、もうどのぐらいになるでしょうか、10年ぐらい前からそのような要請を受けているということでございます。長友正直議員がおっしゃっていること、十分理解しているつもりでございます。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 町長のお答えにありましたが、町内の旅館業者、ここら辺があるので、まずは地元の業者に負担、この人たちにデメリットが出ないような施行も必要だと思うのですが、これに対しての支援策についてはどう考えておられるのか伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 支援策といいますか、要するに、道の駅の事業のときからずっと申し上げておりますが、都農町に町外・県外から一人でも多くの人に来ていただいて、

Page 40: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

37

一分でも一秒でも一日でも長くおっていただくようなシステムをつくり上げると、これが一番の支援ではないかなというふうに考えておるところでございます。そうすることによって、都農町に宿泊したいという、そういうお客様をつくり出していこうと、そういう雰囲気をつくり出していこうという、これが一番だと思います。 そして、私、町内の旅館を経営されている皆様方のところは回らせていただき、どういうふうに考えておられるのか、いわゆる我々のそのシステムの中に一緒に入ってほしいと、早い話が旅館の建てかえ、あるいは共同経営、そういうものが町内の人でできないかというご相談もさせていただいたところでございます。現在のところ、我々のシステムにみずから出資・投資をしてやろうという意思表示をされた方はいらっしゃらないんですが、まずはそれをやっていこうと。町外から確実にお客様が来られると、宿泊客が確実におられるということが明確になって、それから次の策を打っていこうかなと思っているところでございまして、まずは道の駅を中心とする、外貨を稼ぐ、入り込み客数をふやす、そういう政策を当面は頑張っていく、それが一番の支援になるというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 であれば、駅の近くに旅館がありますよね、あとの民宿は10号線沿いにあります。10号線沿いは当然通行量は多いですから、道の駅は、今度つくりますよね。道の駅をつくって、そこに来るには、やっぱり都農駅ですよね、都農駅で人を落として、それからこっちに連れてくれば、また、集客能力も必要であろうと思うし、また、都農町を観光させる別の場所、ワイナリーもありますので周辺の整備もある。じゃ、ほかのところにもその観光のスポットなるものをまた準備すれば、その可能性も出てくるのかなと思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 長友正直議員がおっしゃったように、JRですね、これは非常に重要だと思っております。そういうことから、駅舎を含めて今整備を進めさせていただいているところでございます。 やっぱり観光商品をつくりたいと、観光業者とですね。JRとは既にそのような協議に入っておりますし、先日も県内最大手の観光業者と意見交換をさせていただき、今後は観光協会を中心として、今、長友正直議員がおっしゃったようなルートづくり、それをやっていこうということで、第1回目の顔合わせをしたところでございます。 車で来ていただくと、自家用車で、これも大事なんですが、やっぱり公共交通機関等を使って来ていただくこと、あるいは観光業者のバスツアー、そういうものを使って来ていただく、そういうところを二本立てで頑張っていかなければならないと思っているところであります。

Page 41: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

38

○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 安心しました。これは継続して、よろしくお願いしたいと思います。 では次に、ホテルを充実するために外部からビジネスホテルを誘致すると、こういう構想もないのでしょうか。あるんであれば、そこら辺のプランをお伺いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) できれば、まずは町内の人たちに力を貸してほしいと思っております。それがかなわない場合に外部から誘致をしてこようということで考えております。ということで、私、職員時代から、この宿泊施設の充実については職員として携わってきた経緯がございまして、いろいろな民間業者の方と接触をしました。現在もしておるところでありまして、前もどなたかの質問にお答えしたんですが、出資をしてもいいと、あるいは経営をしてもいい、お金を出してもいい、投資をしてもいいという方が複数、現在いらっしゃいます。ということでございますので、道の駅のオープンの後は、確実に宿泊客が確保できるような施策ですね、今、最低月一回のイベントを開催するとかいう具体的な目標を掲げていろいろな準備をさせていただいているところでございますので、これらがずっと進んでいきましたら、そのようなハードとソフトも合わせて町内の方々にもう一回説明をさせていただき、それがかなわない場合は次に町外からということで進めていきたい。いずれにしても最終目標は、長友正直議員がおっしゃっているようなところを目標にしたいと、近代的な宿泊施設ですね、こういうものをつくりたいと。つくりたいじゃないですね、誘致したい。町はそういうことにはお金、出しませんので、民の力をかりたいと思っております。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 ですね。やっぱり住民の中の業者を大事にして、その人にやる気があればそれを支援して宿泊施設をつくっていくのが筋だと思いますが、やはり宿泊施設をつくるとなればある程度の人員を収容するような施設が必要となると思うので、そこら辺は行政の方の判断で進めていただきたいと思います。 それでは次に、ワーキングホリデーについて伺いたいと思います。 現在、西米良がワーキングホリデーという制度を利用しておられると聞きましたが、このワーキングホリデーとはどういうことなのか、町としてどういうふうな考えを持っておられるか伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長

Page 42: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

39

○町長(河野正和) 西米良が代表的な事業を進めておられますが、休日休暇を利用して訪れて、そこで、観光もですけれども、現地で仕事のお手伝いをすると、そして幾ばくかの報酬をいただきながら休暇を楽しむ、そういうふうな制度であります。そういうことを、西米良村だけではなく県内では複数のところがやっておられるということでございます。というようなことでよろしゅうございましょうか。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 その制度であれば、本町は第一次産業が基盤でありますから、別に宿泊施設も要らずに、研修制度みたいに民泊をさせて、住居を準備すれば、仕事のお手伝いをしてもらって、幾ばくかの給料も支給して、それで、県内なら県内、地元なんかを観光してもらえる可能性もあるということですね。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) ワーキングホリデーと、グリーンツーリズムというもう一つ表現がありますが、県内で随分前からそういうふうなネットワークをつくりましょうということは取り組みとしてなされているようでありますし、文部科学省も、いわゆる体験型の……ちょっと専門的な表現は忘れましたけれども、修学旅行みたいなものですよね、そういうものを推奨もしておりますし、宮崎県は豊かな自然と豊かな食材、これが売りでございますから、1つの町・村だけではなくて、宮崎県内をそうやってネットワーク化して、組織化して、もっと魅力ある制度にするということについては私も大いに賛成でありますし、これは職員時代からずっと私もそういうことをやってきたところであります。町内の農家の皆さんの家に泊まる、いわゆる農家民宿ができないか、あるいは先ほどのスポーツ合宿も含めて地区の集会所、ここを改造して、そこで宿泊できないか、そういったこともやってきたところでございますが、理論としてはわかると、興味はあると、ただし、声をかけると、じゃ私がやりますと手を挙げられる方は現在までいらっしゃらなかったということでございますので、今後は、先ほども申し上げましたように町を挙げて入り込み客数をふやすと、そして外貨を稼ぐという政策を進めていくということでございますので、ワーキングホリデーあるいはグリーンツーリズムというものについては、今後ともできれば町内の皆様のお力をかりて進めていきたいなというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 これを完全なものにしていただくように、尽力をしていただきたいと思います。

Page 43: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

40

次に、道の駅の設計についてお伺いをしたいと思います。 町内の自然に見合った落ちつきのある施設づくりについて伺いたいと思います。 まず建築材料でありますが、昨年私が一般質問したときに言ったことでありますが、そのときに対して、設計料が高くなると、鉄骨にすれば建築費が半分で済むと、木材を使えば倍になると。しかしながら、私たちは日向駅を視察に行ったんでありますが、あの日向駅は木材の量といったらすごいものがあります。その材料は地元から手配をして、加工だけしてもらって、それで使ったと。やっぱり日本人というのは、コンクリート張りの建物の中で安心するかといったら、そうではないと思います。やはり木材を使っている建物の中では落ちつくし、そういうところに日本人というものは寄り集まってくると思うのでありますが、このことについてどう思われるかお伺いしたい。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 道の駅に地元の木材を使うということについては大変すばらしい理論であると、すばらしい物の考え方であると思っております。ただ、残念ながら現実的には、先ほど長友正直議員もおっしゃったように建築費が若干割高になるということから、今回は主たる軸組みのところについては鉄骨造ということで進めさせていただいているところでございます。ただ、外観、イメージ等につきましては、都農神社の歴史的価値を生かした門前市のような雰囲気となるようなことに努めているところでございます。ただ、そのほかの公共施設等につきまして木材を利用するということにつきましては、最大限そのようなことを進めていきたいというふうに考えております。ただ、我々は最小の経費で最大の効果を上げなければならないということもございまして、まして道の駅はあれだけ多くの皆様方からいろいろな意見をちょうだいしたような状況でございましたので、道の駅に割高なものを使うというところについて私もそこまでの勇気がなかったというのが実情でございますが、趣旨については十分理解できるところでございますし、また、これは木材を建築材で使うということだけではなく、いろいろなところで、例えばエネルギーに回すとか、そういうところで木材の有効活用あるいは林業の活性化、そういうものを図っていきたいというふうに考えております。思いは一緒でございます。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 コスト高と言われますが、具体的に数字としてどれぐらいその差額が発生するのか、それと強度的にどう違うのか。それよりも何よりも、道の駅の建設費は高くなるかもしれませんが、これは外部の業者に出すお金ではないと思います。これは地元の業者に回すわけですから、地元の人間に還元されるわけですよね。材料代は地元業者にいって、そこの家族を養って、それがまた町税として返ってくるわけですから、これは循環ですよね。そんなに、道の駅に反対する人たちの、不評というか、そういう

Page 44: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

41

反感は、私としてはないように思うのですが、どうでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 思いは一緒でございますが、当時の判断として、町長として先ほど申し上げたようなことを総合的に判断をして、今回は主たる構造材として鉄骨を使わせていただいたということでございます。思いは一緒だということでございます。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 であれば、私が今質問したような具体的なその数字の差は言う必要はないということでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 担当課長をして答弁をさせます。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 米松集成材を使用した場合、2,000 万。杉の集成材を使用した場合は 2,600万ぐらいは上がるだろうと試算をしております。 以上です。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 わかりました。私の感覚としては、2,600 万という数字はそんなに割高だとは思いません。 町長がお答えになりました、木材自体をエネルギーに回して、ほかの活用の方法もあるということですが、本来木材というのは建築材として使うわけですから、中の部分は建築材で使って、周りの捨てる部分だったら安く済むと思うんですね。木材自体をすべてエネルギーに回したら、当然、ほかのエネルギーの代替にするにしてもコスト高になると思うのですが。やっぱり木材は木材として建築材として使うのがまず大事だと思います。どうでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) ちょっと本題から少しずつずれつつありますが、そうはいいましても、今、木を伐採して主たる部分を建築材として市場に出すわけですが、これが、だ

Page 45: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

42

ぶついているという言い方は正しいかどうかわかりませんけれども、ということから価格が下がっているわけですよね。もちろん外材との価格競争もあるんですが。そういうことによって山から木が出てこないということは、山が更新されないんですよね。建築材としての林業のあり方もですけれども、山というのはもう一つ、公益的機能を発揮するという大きな役割があります。これは、材としては単価が低いので切らない、出さないということになってくると、山が更新されないと。それはイコール公益的機能が低下するということになります。やっぱり山は定期的に伐採をして、切り出して、また植林もして手を入れていく、そういう人間の手をかけることによって公益的機能は最高のものを維持していくという、そういう部分も大いに重要であるということから、今、エネルギーに回してもいいんじゃないかということを申し上げたところでございます。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 それなら理解できます。であれば、政府の方も今度、一般住宅に対して木材を使うような政策をとるというように言っていますので、本町としても一般住宅に対して町内の木材を使うような政策をお願いしたいと思います。 それでは次に、道の駅の周辺整備についてでありますが、河川の利用法ですね。今度道の駅ができますが、その脇の都農川、その川の中にヨシノウという雑草がいっぱい出ていますが、これを刈りた方が景観上はいいのですが、地理的なことを考えて、あそこで蛍が発生したら、それがまた集客要因になるのではないでしょうか。そうするに当たって、あそこの河川の水の浄化ですね、そこら辺の政策といいますか、きれいにするための考えとして、どういう考え方を持っていらっしゃるのかお伺いしたい。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) これは過去に黒木政次議員がご質問になられました。そのときにもお答えしましたが、この都農川と上町川、これの水質をよくしなければならないということから県にはご相談をしているところでございますが、現在、今の段階で、具体的にこういうふうにするというようなことについて、まだ決まっているわけではないということでございます。長友議員がおっしゃっていることは十分理解できるところでありますし、道の駅の1つの売りにしたいというふうに考えており、ハードもソフトもきちっとやらなければならないと思います。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 具体的には、政策を打つ、その青写真というのはまだできていないということでありましょうか。

Page 46: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

43

○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 用地取得に時間を要しましたので、道の駅の用地の中のことで今まで精いっぱいだったということでございました。いよいよ、手続が終わりまして、工事を進めるばかりとなっておりますので、いよいよ、長友議員がおっしゃっているような、周辺をどうするかというところに議論をシフトしていかなければならないと思っているところであります。例えば都農川の下流の方には水親公園があります。あれと一体となるような水親公園に近いようなものができないかとか、そういうようなことは県には過去に要望をしたところでございますが、ただ、先ほど言いましたように、まだそこまでいっていない、結論を見ていないということでございます。 また、あそこには土地改良施設があります。いわゆる井堰ですね。これについてもやっぱりきちっと整備をして、それも景観上マッチしたものになるようにできるといいかなということで、国と県にはご相談をしているということでございます。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 町長が言ったように、自然とマッチした施設ができるようにお願いします。 それでは次に、同じ敷地内の施設でありますが、道の駅、それから─トイレは当然できますが、余白地ですね、河川敷の。そこに木陰がないと日当たりが強過ぎて休む場所もないと。その中に休憩所、または鹿児島あたりには足湯なるものがつくってあるんですが、余白地にそういう施設はつくることはできないのかお伺いしたい。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 協議に参加しております担当課長をして答弁させます。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) その件につきましては、今現在、モニュメントとか遊具とか、あとドッグランですか、さまざまな要望があります。そこ辺も、全体の計画と予算を考慮しながら進めていきたいというふうに考えています。その中でどれを一番優先するべきか、そこ辺がちょっとありますので、今後検討の余地があると思っております。 以上です。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 検討ということは、可能性としては低いんでありましょうか、高いん

Page 47: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

44

でありましょうか。その中で要望が 10 あるとしたら、予算的なものがどのぐらいだったらいけるのか、そこら辺の具体的な数字は出せないものでしょうか。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 一応考えていることを、どれを先にやるか。子供を優先すれば遊具を先につくろうかとか、お年寄りを考えれば足湯をつくりましょうかと、そこ辺が順位が出てくるのかなというふうには考えています。予算というのも、一応、本体と周辺のことの執行残とかそういうのも出てきますので、今一概にどれぐらいの金額が使えるかというのについてはまだわからない状況であります。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 いや、設計としてはできると思うので、それに追加できるかできないかということだと思うんですよね。ですからこれ、追加ができる可能性があるということですよね。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) モニュメント、遊具、ドッグラン、足湯等については、恐らく今の予算では執行できないというふうに考えております。それで、今申し上げたようなこと以外でもいろいろな要望をいただいているところでございまして、県・国にはまた事業を引っ張ってきて、なるべく町の負担を減らしながら、近いうちにそういうものを整備していきたいというふうに考えているところでございます。長友正直議員がおっしゃっているようなことをやっぱりやらなければ、魅力あるものにはならないと思っております。まだそこまでいっていないと、どれをいつやるかということは、今本体で精いっぱいだということについては、こういう言いわけをしてはいけませんが、そこはご理解いただきたいと思います。やらなければならないと思っております。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 私たちも採決した以上は、この道の駅は必ず成功させなきゃいけないと思うので、道の駅にどれだけの人間を呼び集めることができるかということをやっぱり考えますので、呼び集めるためにはその呼び集める要因、これが大事だと思うので、集まる年層ですかね、そこら辺把握して、それでそういう施設をつくっていただきたいと思います。 以上をもちまして、私の一般質問を終わります。

Page 48: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

45

○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) すみません、1つだけ大事なことを忘れておりました。 今、長友正直議員がおっしゃったことは非常に重要なことでございますが、ただ、先ほど申し上げたようなものを全部あの道の駅の中につくらにゃいかんのかと、つくるのかということについては、これはやっぱり慎重に判断しなければならないと思います。もう遊園地になってしまうといけませんので。あの施設が神社と一体化したものだということを、それをやっぱり忘れちゃいかんと。モニュメント、遊具、ドッグラン、いろんなものは、じゃそこにつくれなければ違うところにつくろうかという、いわゆる全体のプロモーション、町としてですね、そういうものを整理する必要があると思っております。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 私もそこまでは望んでおりません。ただ、あそこの道の駅に寄ってくる人たちが、子供たちがいればトイレ休憩させた後にちょっとリラックスさせる、それぐらいの施設があったらいいかなと思っているので、そこまで遊具が必要だとは私も思っておりません。 以上です。 ○議長(多田 久) これで長友正直議員の一般質問を終わります。 このまま会議を続行します。 3333番番番番 三輪博文議員三輪博文議員三輪博文議員三輪博文議員 ○議長(多田 久) 3番 三輪博文議員 ○三輪博文議員 おはようございます。ただいまより、通告に従いまして行政に対する一般質問を行います。 前回6月の松尾議員の質問に対しまして、町長は、町内でエネルギーをつくり出したいというのが私の夢だという答弁がございました。また、町長のメガソーラーをはじめとする政策や答弁を聞いておりますと、クリーンエネルギー、再生可能エネルギーに対しまして大変精力的な発言が多いと思われます。正和町長におかれましては脱原発派ととらえておりますが、よろしいでございましょうか。 そういうことを踏まえまして、我が都農町には海があり、山があり、滝があり、名貫川、都農川、心見川と清流、急流が流れる風光明媚な地形を有しております。また、スイートピーの産地でありますように、冬場の日照量は全国でもトップクラスであります。都農町は再生可能エネルギーをつくり出すには最適な環境だととらえております。

Page 49: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

46

また、平成24年7月1日より、電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法に基づく再生可能エネルギーの固定価格買取制度というのが開始されました。同制度は、電気事業者に、再生可能エネルギーで発電された電気を国が定める価格、期間で買い取ることを義務づけるものでございます。再生可能エネルギーの売電買い取り価格は太陽光の場合42円等と、かなり高い設定で20年間保証されることになりました。 このような条件を踏まえまして、町としては事業主体としてこの再生可能エネルギー創出を進める気はないのか。また、それぞれのエネルギーについても、見通しにつきまして町長の考えを聞きたいと思っております。 以上で壇上からの質問は終わりまして、あとは自席にて一問一答方式で質問いたします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) それでは、三輪博文議員のご質問にお答えをしたいと思います。 まず、脱原発派かということについては、そんな難しいことは考えておりません。町内にある豊かな資源を中心とした、資源ですね、町内にあるものを生かしてエネルギーをつくり出したい、それが町のイメージアップにつながり、そして我々の生活あるいは生産活動、こういうもののコストダウンにつながっていく、それが最終的には企業誘致とか、そういうところで大きな力を発揮するのではないかというふうなことを考えているということでございます。 私、太陽光発電を、あのリニアの実験線の跡地に誘致をしました。これを都農町のシンボリックな事業にしたいと。これをシンボリックな事業にして、民間の事業者を呼び込みたいというふうに考えておるところであります。 それぞれのエネルギーにつきましては、太陽光につきましては、町が実施主体として事業を進めていくということについては今のところ考えていないということでございます。太陽光発電につきましては雇用が発生しないということから、町が事業実施主体としてやるべき事業ではないと今のところ判断をしているところでございます。 水力発電につきましては、これも実は過去に国の、あるいは県の力をかりて適地調査をしたことがありますが、意外と適地がないんです。小水力も含めてですよ。意外に場所がないということでございますが、ただ、水力発電につきましては街灯、あるいは山間部の有害鳥獣駆除とかそういうところで、電牧柵ですね、そういうところで使えないか。あるいは太陽光と水力をセットにした街灯とか、そういうものが可能ではないかなということで考えているところでございますが、大規模な発電というところについては否定的だということでございます。 最も有力なのが、先ほど長友正直議員のご質問にもお答えしましたが、木質バイオ発電ではないかというふうに考えておるところであります。ただ、これも町が事業実施主体としてやるべきものではないというふうに考えておりますが、そのような事業を民間

Page 50: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

47

事業者が町内で展開するということになれば、エネルギー政策だけではなく、先ほども申し上げましたが林業再生、山林の公益的機能の維持・更新のためにも、このようなものを進めていきたいというふうに考えております。 また、本町は海岸に面しております。潮力ですね、波の力を使った発電も国内ではやっておられるところがあるようでありますから、ここ辺についても過去に、正直なところ素人考えでありますが、若干勉強させていただいたところでありますが、ちょっと外洋に面しているのが厳しいかなというところでございます。 再生可能エネルギーにつきましては、先ほどおっしゃったように、買い取り単価が我々が想像していたよりもかなり高く設定をされました。ですから、事業としての採算性についてはかなり明るい見通しが出てきたということから、今後前向きにやっていかにゃいかんということでございますが、それぞれのエネルギーについては今申し上げたようなざっくりとした大きな考え方を持っているということでございます。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 太陽光発電の方は、パネルの劣化とか、先ほど町長の方からおっしゃられた雇用の創出にはつながらないという点で、ちょっと厳しいものがあるということでございますが、メガソーラー以外での増設というのは全く考えていらっしゃらないということでよろしいんでしょうか。メガソーラー以外での増設というのは考えてはいらっしゃらないんですか。町がやる方向としては。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 発電事業を町が主導してやるということについては、誘致も含めて太陽光については考えていないということであります。大規模発電については考えていない、太陽光については。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 町が実施主体でなくても、民間事業者の取り組み、または支援とか、そういうので誘致をする可能性はあるということでございますね。 それと、民間の事業者等の参入、あるいは太陽光発電の問い合わせというのが多数来ているような話を聞いておりますけれども、今の現状として、お答えができる範囲でよろしいですのでお願いいたします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 町が働きかけたわけではありませんが、相手様から─町内で、

Page 51: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

48

現在4つの事業者様が太陽光発電事業を計画されているということで、相談を受けているということでございます。ただ、そういうような企業様の活動については、積極的に支援をしていきたいというふうに考えているところでございます。 本町は山と海が近うございまして、平地が少ないんですね。太陽光発電というのは物すごい面積を必要とします。ですから、今後我々が企業誘致を進めていく中で、そういう大きな面積を前もってとられると今後の誘致活動にも大きく影響するということも含めて、我々から積極的にはやっていないけれども、向こうからの相談には乗っているということでございます。ただ、この4つの事業者様以外にも、いろいろなうわさをお聞きしているところでございます。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 町長が言われるように膨大な面積が必要となる。それとあと送電線、鉄塔ですね、ああいう絡みも出てくるんだと思いますが、今、4つの事業者様の方からという話がありましたけれども、確定的にはなっていないんでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 計画書が出ておりますので、あるいは用地取得も終わっておるところもございますので、この4つの事業者様については、ほぼ確定ではないかというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 続きまして潮力発電、私もこれ一生懸命勉強してみましたけれども、なかなか文献もまだ今のところ少ない。でも、他県では民間の事業者さんが調査・研究をしていることは聞いてはおりますけれども、町長としては、都農町での、先ほどはまだ勉強中というような話でございましたけれども、潮力発電について何かありましたらお伺いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 潮力発電については、本町では非常に厳しいのかなというふうに考えているところでございます。外洋に面しておりますので。例えばこれまでも、磯とか魚場の回復を図るためにいろいろなものを海底に投入してきましたけれども、台風で一晩で何トンという構造物が一遍に持っていかれるような状況ですから、非常に厳しいのかなと思っておるところであります。

Page 52: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

49

○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 よくわかりました。 続きまして風力発電、あと、ちょっと一緒に水力発電のこともお尋ねしたいと思っております。 風力発電につきましては、他県では、大型の羽根のものは地鳴り等とか、また何らかの影響によりまして片頭痛とか体調不良を訴える地域住民の皆さんが多いということで、何か最近余り人気がないみたいですけれども、現在では小型のものを大量に設置しているところが見受けられますけれども、都農でも都農ワイナリー近辺、あのあたりだとある程度の風当たりがよいところでありますけれども、そういう風力発電の設置とかは考えていないのかと、もう一つ続けまして、水力発電ですね。以前、町長の方で、農業用水路を利用しての発電はという質問に対して、維持費がかなりかかるのではないかという答えがありましたけれども、先ほど申しましたように名貫川、都農川の急流あたりで送電塔が近くにあったりとか、先ほど、前に県の方と一生懸命検討してみたけれども適当な場所が見当たらなかったという返答がございましたけれども、それと、名貫川の取水地あたりにもそういうのは設けられないかというふうには考えていらっしゃらないか、お伺いいたします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) まず、風力発電につきましては、前にも答弁いたしましたけれども、都城高専の川崎先生、モンゴルで発電をやられましたよね、川崎先生のところに何遍も、勉強させていただきました。あるいは九大の、ちょっと先生の名前を忘れましたけれども、今、中国で直径が1メーター50ぐらいのやつで検証されておりますが、そういうものができないかということで勉強させていただきましたが、まだそれを導入するかどうかということについては決定をしていないということでございます。低周波とか、そういうところの健康被害、そういうものについてまだ決定的な解決策が見つかっていないというふうに私としては認識をしているということでございます。 ただ、太陽光と風力を組み合わせて、それぞれは小さいんですが、それを組み合わせることによってある程度の出力ができるということはわかっておりますので、こういうものを街灯とかそういうものに使えないかということは、今後も検討をしていきたいというふうに考えております。そんなところでよろしゅうございましょうか。 ああ、それと名貫川とか都農川、そういうような河川で水力発電をやるというのは現段階では非常に厳しいと思います。水路と言われる程度のものでなければちょっと厳しいのかな。むしろそっちのほうが、今は技術的には革新が進んでいるというふうに認識をしております。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員

Page 53: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

50

○三輪博文議員 はい、よくわかりました。また、太陽光、水力を使っての検討はしていくということでございますんで、しっかり検討していただきたいと思っております。 次に、火力発電についてですが、木質バイオマスペレットのことでちょっとお伺いします。 化石燃料の代替として、以前に私が一般質問で西の郡の民間のペレット工場について、ペレット工場の建設計画があるということで質問したところ、町長は、町内の企業であるから積極的に支援をしたいという答弁ではございましたが、その後の状況についてお伺いいたします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 現在も、その企業様、県・国と、引き続き話をさせていただいているところでございますし、私も、町内でハウスの暖房機の主たる燃料として使えないかということで、8月に先進県である高知県に視察研修に行かせていただいたところでありますし、町内では、その事業者様だけではなく、農家も含めて木質ペレットの研究会が立ち上げられまして、その実用に向けての協議が着々と進んでいるようでございます。 あわせて、主たる取引先が火力発電所の混焼材としてそれを使ってほしいということで主たる部分は考えておりますので、今申し上げましたが東京に本社のある電力会社様に引き続き、プラントができたときには取引をお願いしたいということでお願いに行っているところでございます。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 町内から生まれる企業ということでございますので、誘致企業も大変ではございますが、まず町内の企業もしっかりと応援をしていただいて、町内の企業に優しい、そういう町政の方をよろしくお願いいたしたいと思います。 また、木質ペレット型の加温機に対する支援事業が出ていますけれども、燃料も町内でつくり出せるのが一番いい方向づけだと思っておりますし、また、それによってつくった作物、環境に優しい農産物、安心・安全ですね、そういう点で農作物の販売面に関してでも、安心・安全の上に環境に優しい、そういう付加価値がつけられて、ある程度の高値で購買ができるんじゃないかと思っておりますけれども、その点についてどうお考えでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 三輪博文議員がおっしゃっていることと全く同じことを考えてい

Page 54: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

51

るところでございます。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 先ほどちょっと正直議員の方からも出ましたけれども、現在の町内の森林の状況を見ますと、本当、伐期を過ぎた大径木が大変目立っております。また、先日の新聞では、木材の価格がわずかばかりは上昇したと書いてあったが、大変苦しい状態は依然として続いているんじゃないかと思っております。また、近年の住宅状況、住宅建設に当たっての木の利用というのは、ほとんど今は小径木、伐期過ぎた大径したのじゃなくて、小径木の利用が多いというのと、また、先ほど出ました日向駅でも見られるように、板と板に接着剤をつけての合板による強度の強いものが最近好まれているということで、木材に関してはちょっと余り先行きの明るいような状況じゃないということでございますけれども、町内の森林にも材料として─もちろん製材のほうは製材でしっかりやってもらいまして、間伐材とか、あるいは枝とか、そういうのを利用することによりまして、また、間伐材の回収、あと枝葉の回収ということで、ちょっと停滞をしております林業という点で新たな雇用が生まれるのではないかな、そのように考えてこの木質バイオマスのペレットに関しては大賛成でありますけれども、そのような雇用の点からを町長にお伺いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 林業再生、そしてエネルギー政策ということだけではなくて、冒頭に申し上げましたように、そこからいかにして雇用を目指すかというところが最も重要なことだと思っております。そういう意味では、木質バイオマス発電、あるいはペレット化によるエネルギー転換、これはもう雇用というところでは大きな力を発揮すると思っておりますので、ここ辺に力を注ぎたいなと思っているところでございますので、全く同じ考えを持っております。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 ペレットの工場での雇用も増えますし、また山に入っていただいて、林業まではいかなくても、回収なりのまた雇用というのも増えますので、ぜひしっかりと検討していただきたいと考えております。 以上で再生可能エネルギーについては一応終わりますけれども、次に未利用エネルギーについて、こちらの方をちょっとお尋ねいたします。 未利用エネルギーについてですけれども、農業用の廃プラあたりを重点的にお聞きしたいと思っております。 まず最初に、今の農業用廃プラについて、現在の処理の状況、システム等をお伺いし

Page 55: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

52

たいと思っております。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 実務的なことでございますので、担当課長をして答弁させます。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) お答えします。現在、農業用廃プラ、塩ビ、ポリ、マルチフィルム等の処理につきましては、川南町と都農町ということで、2町で原則月2回、第1、第3水曜日に回収を行っております。23年度の回収実績については、塩ビの方が10万9,276キロ、ポリとマルチフィルム合わせまして14万1,232キロを回収しております。塩ビの処理料についてはキロ当たり6.552円、ポリについては26.25円であります。合計いたしまして年間約440万程度の処理量ということで、ポリについては企業の方にお願いして、回収したものについてはリサイクルということでチップ化されてプラスチック製品等になるというふうに聞いております。 以上です。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 農ビ関係について6.55円と、あとポリにつきましてはキロで26.25円ということで、これ農家の方が負担しているわけでございますが、農ビ関係についてはこれはデポジット制度、家電でいえばリサイクル料を先に払うというような形で、先に農家が負担しているというとらえ方でよろしいんですね。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 今議員おっしゃったとおり、処理につきましてはデポジット制度といいまして、処理料金を先払いするということで、または直接現金で支払いして処理するという形の二通りがあります。 以上です。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 それでは、ポリに関しましてはキロ26.25円を農家側が負担しているということでございますけれども、ポリでも展帳張りのポリもありますし、マルチフィルム、あと、かん水チューブ、あるいは肥料の肥袋ですね、肥料袋等がありますけれども、それもやっぱり一緒に26.25円の負担でやられているということでございましょう

Page 56: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

53

か。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 今言いましたポリとマルチフィルム等については一括してポリという形で処理しておりますので、金額については先ほど言いました26.25円。ただ、マルチフィルム等については、現在畑の方で分解する形のやつが、若干高いんですけれども、そういうものを使用されておられますので、それ以外のものについてはポリと一緒に処理しております。 以上です。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 そこを踏まえて、前回の6月の議会で松尾議員の方から廃プラを使った、油化ですね、油に戻すことの─油化の生成ですね、の質問がありましたが、町長の方としては水面下で勉強中で、まだちょっと答弁することができないというようなニュアンスのことをおっしゃられましたけれども、その後の進展をちょっとお伺いしたいと思いますけれども。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 前回、松尾議員からお尋ねがございましたので、実際、北九州の方に私も実験用のプラントですが見に行かせていただきました。技術としては、理論としては既に確立されているというふうな判断をしたところでございますが、これが実用化できるのかということについては、まだ若干の検討時間が必要なのかなと思っているところでございます。その程度しか今のところ言えないかなと。ただ、エネルギー政策としては非常におもしろいなと思っておるところであります。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 今、プラスチックのリサイクルの手法としてマテリアルリサイクル、廃プラを溶かして、もう一度、廃プラスチック原料やプラスチック製品に再生する方法、例えばコンテナ、ベンチ、あと土木建築資材とかシートなどに使われております。 また、ケミカルリサイクルというのがあります。これ、私が今質問している最中でございますが、廃プラスチックを科学的に分解するなどして化学原料に再生する方法。モノマーとか原料化、高炉還元剤、ガス化、今取り上げている油化をこのケミカルリサイクル手法でやっております。 あともう一つはサーマルリサイクル、廃プラを焼却して熱エネルギーを回収したり固

Page 57: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

54

形燃料にするような手法で、できるものとしては固形燃料、あるいはセメント原燃料化、あと廃棄物発電、熱利用焼却などがありますが、この中で、言いましたケミカルリサイクル、このケミカルリサイクルというのが、廃プラスチックの油化技術ということで特殊な触媒を利用して廃プラから重油、軽油等をつくり出すというよりか、廃プラをもとの形、油に戻しているというような技術だと思います。これが今、先ほど町長の方おっしゃられましたけれども、何か北九州のほうに実証センターがあるらしくて、民間の業者さんでしょうかね、北九州市立大のほうと共同研究をされておられるということを伺っておりまして、もう大分……1カ月までならんかな、1カ月前ぐらいの農業新聞の方におきましても、福岡県の柳川市、あそこで何か国の補助100%の補助事業を利用して、柳川市の地元の産廃業者が設立しております。農業新聞によりますと、今後の活躍を大いに期待したいというような記事が載っておりましたが、そういう地元の業者にやらせるというか、委託するとかいう方向では考えていらっしゃらないかお伺いしたい。お願いします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 正直なところ、できれば民間事業者にやっていただきたいというのが本音でございます。北九州エコタウンというのがあるんですが、ここは行政と民間事業者と大学が一緒になってそういう先進的なエコに対する技術を実証実験しているという1つの町、タウンになっているんですが、そこでもやっぱり民間が主導してやっているということでございますので、できれば民間事業者様に検証していただいて、先ほど言いましたように、町内で廃棄物がエネルギーに変えられればいいがなというふうに考えているところであります。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 それが実現できるとしたら、油化に還元していただけるとなりますと、それをまた農家の皆さん方に重油としての還元もできる。先ほどありました道の駅でも、給湯システム当たりでも、燃料として利用できると考えられます。またあと、もし有事の際の停電時に発電機の燃料等にも利用できるのではと考えておりますけれども、その点に関してはいかがお考えでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 私が勉強した範囲では、重油換算での油化というのはちょっと厳しいのかなと。軽油相当のエネルギーとしては十分回収できるというふうに考えております。できれば農家の皆さんの生産コストの低減、あるいは今おっしゃったように有事の際の発電のエネルギーとして使わせていただきたいなと、そういうことができるとい

Page 58: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

55

いがなと思っているところで、全く同じことを考えております。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 農家の方に還元されたりとか、あと給湯システムあたりで利用していただくのが本当にいい方向だと思いますので、またぜひ町長の方も一生懸命動いていただいて、民間の業者さんでも産廃の方でも構いませんが、そういうシステムづくりを立ち上げていただきたいと思っております。 最後になりますけれども、最後のまとめとして、町長の、環境、自然環境保護を含めてですね、それとこのエネルギー対策の競合を、競合をといいますか、互いに手を取り合ってというような形で、環境とエネルギー対策がですね、そういう町長の考えをちょっと最後としてお伺いしたいと思っております。お願いします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 世はまさに環境とエネルギーの時代であります。これ、我々都農町だけではなく世界的に、この環境とエネルギーをどうしていくかということが重要な課題になっております。私も就任以来、都農町の豊かな自然を守りながら、そしてそれを活用してエネルギーをつくり出していこうということをずっとやってきたところでございますので、今後ともこの施策を進めていきたいというふうに考えております。 あわせて、先ほど申し上げましたように、環境とエネルギーが手をつないでできた政策・事業から雇用が生まれるというところがやっぱり大事なんだろうと思います。そういうところを優先的に進めていきたいというふうに考えておりますし、また、いかにして民間事業者様の力をおかりするかというところが大きな課題ではないかなと思っているところでございます。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 雇用も大事ですね。それとまた都農町としてのイメージアップ、それとまたパッケージとしての都農町を売り込んでいくということで、本当に大変いい事業だと思っておりますので、また町長の方もしっかり都農町を売り込んでいただけたらなと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 あと時間の方はまだ14分ぐらい私の質問時間が残っておりますが、この14分間は次の黒木政次議員の方に1分当たり42円で売電いたしまして、私の質問は終わりにします。 ○議長(多田 久) これで三輪博文議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。

Page 59: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

56

(午前11時19分 休憩) (午前11時30分 開議) ○議長(多田 久) 休憩前に引き続き会議を開きます。 4444番番番番 黒木政次議員黒木政次議員黒木政次議員黒木政次議員 ○議長(多田 久) 4番 黒木政次議員 ○黒木政次議員 通告に従い、行政に対する一般質問を行います。 都農駅前周辺の環境美化について。 若山牧水は坪谷の出身ですが、長女スエさんが南新町に嫁いだことから都農町をよく訪れたそうです。牧水にとって都農町はゆかりの深い土地であったことを記念し、町は昭和 36 年4月に歌碑を建立しております。石材は荒崎地区のものであり、筆跡は牧水の直筆と書いてあります。駅前地区は区長みずから道路の雑草抜きなどをしておられ、道路沿いに雑草等を見かけることはありません。前年度事業で駅周辺の整備は終わっておりますが、駅の前に建立してある牧水の歌碑周辺は石がごろごろし、雑草が生え、環境を損なっていると思います。町として、今後の対応をどうするのか伺いたいと思います。昼まで時間がありませんので、簡単明瞭にお願いします。 以上、壇上からの質問を終わります。あとは自席で行います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) それでは、黒木政次議員のご質問にお答えをいたします。 簡単明瞭に。歌碑の周辺につきましては、今年度中に全面芝張りを考えているところでございます。 以上です。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 今、芝張りとおっしゃったですかね。芝をすると後は手入れが草抜きばかりでいいと思いますが、あの周辺に花などを植えて四季折々の花が楽しめるということにすれば、町内外から見えた方も、こらすばらしい駅じゃというふうな環境になる

Page 60: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

57

と思うんですが、後で町長のその話を聞きたいと考えております。 先ほど正直議員が質問でも言いましたけれども、日向で議員研修がありまして日向の方の駅に行きました。まあすばらしい駅になっていて大変驚いたわけですが、駅舎の方は木材を使った高架づくりで、駅前辺には芝生がありまして、手押しポンプが設置され、押すと水が出てきて、若い親子、カップルが数組、ポンプから出てくる水と戯れていたということでございました。手押しポンプというのも懐かしさを感じましたが、なかなか心を和ませる、なかなかいい感じでありました。都農駅周辺があのようになったらいいなと思った次第です。 駅前にある歌碑には、「ふるさとの尾鈴の山のかなしさよ秋もかすみのたなびきてをり」と短歌が刻まれているのは町長以下だれでも知っているとおりでありますが、文字が小さくて消えかかっておるわけですね。駅は都農の玄関口であると私は考えております。駅舎を出たら、すぐ短歌が目に飛び込んでくるように文字を大きくするか、文字の色を濃くするかしたらどうかなと考えるところであります。歌碑が大きい割には文字が小さいというように私は感じます。駅おりたら、ぱっと「尾鈴のやまのかなしさよ」というのが目に入るというような感じになったらいいと思います。文字はですね、直筆と書いてあるわけですけれども、それを拡大してもいいんじゃないかと思っております。町長はどう考えておられるか、その辺のところをちょっと伺います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) それは、あの石全体からやり直したらということも含めてということでしょうか。(「いえいえ、そんなことではない、字だけ」と呼ぶ者あり)字だけ。 趣旨については十分理解できるところでございます。検討させていただきたいと思います。おっしゃっていることはよくわかります。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 あの歌碑全体を取り崩してやるとなるとまた大変な金がかかりますので、そのようなことを言っておるわけじゃないんですが、文字が、直筆とありますので、それを直すというのはまた大変じゃないかと思いますので、今、黒でたしか塗ってあると思うんですよ。あれを濃くすれば、ぱっと目に映るかなと思うわけですね。ゴテというか、あれの割にはちょっと文字が小さくて見えにくいという感じがしますので、オリンピックの金色にしいとは言いませんけれども、黒なりに文字をぱっと見えるようにしていただきたいという考えがあります。それは検討するということでございますので、そのようにお願いしまして。 駅から尾鈴山を見ると何とも言いがたいすばらしさを感じます。ところが、駅に行ってみるとわかりますが、残念なことに電線がずっと張りめぐらされている、景観を損なっているという感じを受けるわけですよね。九電と協議をして、駅から北新町まで地中

Page 61: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

58

に配線を埋めるとかできないかと私は考えておるわけですよね。これをやると工事費に莫大な金がかかると思うんですよ。国・県の補助がつかないとこれもできないと考えます。しかし、これがかなえば、駅から見える尾鈴の山並みの景観というのは都農町の観光に必ずや役立つと思うわけですよ。都農駅をおりて、うわあ、すばらしいものじゃこりゃ、というようなあれを感じると思います。都農は「山と滝とくだもののまち」というキャッチフレーズを使っております。都農に来て、おっ尾鈴が、一望に見えると。イチョウ並木の上から見えるというのはほかにはないと考えます。町長はどう考えとるか、ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) イチョウ並木も含めて、今おっしゃったようなことを何とかしたいなということから、平成21年に電線の埋設化の試算をしたことがあります。約5億8,000万かかるということでございました。県道の舗道ということでありますので、できれば県にこの事業をやっていただきたいということで、平成21年に都農町は景観行政団体になったところでございます。ですから、そのときに県にはこの事業化についてお願いをしたところでございますが、県もなかなか財政的に厳しいということから実現していないということでございますが、今後とも県にその事業について実現に向けてお願いをしていこうと思っているところでございます。一日も早く実現したいなと思っております。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 先ほど町長が言われたとおり5億ぐらいかかるとなると、道の駅をつくるというような感じになりますので大変だろうと思いますが、町長の手腕を期待してぜひともやっていただきたいと、こう考えております。 ところで、駅周辺の工事が終わってから、すぐ信号機が設置されると考えておったわけですよね。それが一向に信号機がつかないというように思っておりますが、公安委員会か安全協会か警察の方にお願いして、信号機をなるべく早く設置していただきたいと考えます。川南の浪掛の交差点にできてるくらいですよね、信号機が。あっここそ信号機は要らんですわ。それができちょっとに、何でそこの前がでけんとかなと不思議でたまらんとですよね。できれば駅前と、猪股うに……まあ名前を出していいのかわかりませんけれども、あっこの交差点ですね、あそこのところにもしていただきたいと。あっこの駅前の交差点のところは、下浜、福原尾地区の方が下から車で上の方に上がってこられるわけですよ。それと通学する児童、学生、住民の方々は、見通しが悪くて大変危険にさらされていると思います。それと、ここは交通事故が本当に頻繁にあってるわけですよね。衝突事故とか、追突事故もそうですけれども。あそこに一刻も早く信号機をお願いしたいと考えております。駅とあそこが近いので、信号機をつけると渋滞はしな

Page 62: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

59

いかという心配もございますが、今ごろは同時に作動する信号機ならいいかなと考えているところでございまして、一度に2カ所できなければ、私の考えでは事故の多い猪股うにのところを早くしていただきたい、このように考えておりますが、町長の考えを伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 政次議員がおっしゃった2カ所と、それと明田の方もあります。この3カ所が非常に危険という認識を持っております。そして県道が10号線とつながれば、さらに交通量がふえるというふうに考えておりますし、私も実際に通りましたが非常にやっぱりスピードを出されます。危険だなと思っております。今後とも強力に県、公安委員会等に向けて要請活動を行っていきたいと思っておりますし、議員の皆様方にも地域の皆様方にも一緒になってそういう活動をやっていただきますようにお願いしたいと思っております。認識としては全く同じことを考えております。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 町長、これは認識じゃなくてやってもらわんと困るとよな。そういうことで強力にお願いしまして、次に、尾鈴キャンプ場の主な施設で、森林館と山小屋、バンガローがありますが、その利用状況はどうなっているかですね。家族、女性客とか研修で見えられると思うんですよ、その利用状況を、今年を含めて過去3カ年にさかのぼってどのくらいの利用状況になっているか、右肩上がりなのか、それとも下下がりなのかをちょっと伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 実務的なことでありますので、担当課長をして答弁させます。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) お答えいたします。 バンガローについては洋室の5名用が3棟あります。それと和室の5名用が1棟、それと洋室の8名用が1棟、計5棟ありまして、平成22年度につきましては、人数というよりも件数ですが、37件。それと、23年度については47件、24年度については現在までで25件ということです。 それと、森林館につきましては22年度につくりましたので、23年度が13件、24年度が現在までで10件と、山小屋が─全体的に22年度については口蹄疫の影響等で少なくなっておりますが、山小屋は22年が4件、23年が12件、24年度が5件です。

Page 63: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

60

それと、山のイベントを3回ほど主催─いいですかね、以上であります。それと先ほど言いましたとおり、22年度については口蹄疫の影響で少なくなっておりますし、今年については長雨とか雨等で現在のところ利用客については少なくなっております。 以上です。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 バンガローについては昨年度は47件で今年が25件とさっき答えられましたが、長雨もあったでしょうが、半分ですよね、利用状況が。なぜ25件に減ったか、雨以外で考えることがほかに何かありましたら、課長、ちょっとお願いします。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 今回、長雨等で、あそこは県道になっておりますので、キャンプ場に行くまでの、崩れた工事の関係で時間規制というものがありました。そういう関係もありまして、今年については、長雨だけでなく、そういう工事の関係でも影響しているのかなと思っております。 以上です。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 キャンプ場開きで山小屋とかバンガローを見ましたが、バンガローは特に老朽化が激しくて、町内外から来ていただく家族や女性客、それにまたは研修等で来ていただく方々に利用しやすく清潔な施設を提供するためにも、建てかえかリフォームをする必要があると思うんですよ。 今年度の夏休み、リーダー研修があそこで子供たちのがありましたが、山小屋、バンガローの中はカビ臭くて入室を嫌がる児童がいたそうです。清掃をし、床にシート等を敷かないと寝られない状態だったと聞いております。また、ダニ等の虫刺され等で大変だったとも聞いておりますが、これは外の方かもしれませんので中とは限りません。 キャンプ場のこの施設は夏場だけの利用になると思いますが、時期的に使用しないときは担当者が毎月二、三回行って窓を開けるとか、ちょっと掃除をするとかしたらいいんじゃないかと考えます。家は人が住まんとすぐ老朽化をして駄目になります。これはもう周知の事実でありますので、そういうことをして、リフォームか建てかえをできないとあれば、そんくらいのことはしていいんじゃないかと考えます。現代社会は至れり尽くせりの時代じゃないかと思いますが、そのようなことをして、リフォームか建てかえをできないか。金のいることばかりで申しわけありませんけれども、そのところを町長、ちょっと聞かせてください。

Page 64: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

61

○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) バンガローにつきましては現在5棟ありますが、5棟すべてを建てかえ、リフォームするかということについては十分協議しなければなりませんが、老朽化が激しいということについてはもう認めざるを得ません。建てかえについて、やっていきたいと、進めていきたいというふうに考えます。いつになるかということについては、永友明人議員のご質問にお答えしたように、今後進めていく財政シミュレーションのローリングの中で明示していきたいというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 道の駅で金が要るのはわかりますけれども、ぼちぼち、都農弁でいえばぼちぼちですね、町長が任期中にでも、1戸か2戸かでもいいじゃないですか、やるという、そんげな心構えを持ってやらんと、都農の観光が廃れていくというふうに考えます。 来春に、にぎわい拠点道の駅がオープンします。尾鈴キャンプ場もにぎわい拠点構想に入っているわけですが、このキャンプ場利用者に道の駅に来てもらうとか、道の駅に立ち寄ったお客さんに尾鈴の魅力を発信するとか、またキャンプ場に来ていただくためにも、尾鈴キャンプ場のさらなる利便性を図る必要があると思うわけですよ。そのためには、先ほどちょっと課長が言いましたけれども、尾鈴キャンプ場までの県道の整備、これを早期にするという必要性があると思います。人手をかけていない自然豊かな施設として、尾鈴キャンプ場のさらなる利便性の向上を、強化して県に働きかける必要があると考えておりますが、町長、いかがですか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 全く同じようなことを考えておりますし、過去も現在も県に対して道路の整備についてお願いをしているところでございます。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 先ほど、今年は大雨でがけ崩れとかそんなのがあったと伺っておりますので、今後、尾鈴山とか尾鈴の山並み、尾鈴キャンプ場は都農町の最大の観光資源です。その資源の実現に向けて、にぎわい拠点道の駅を核として、都農の観光をぜひとも成功していただきたいと、成功させた上で豊かで住みよい都農町を実現していただきたいと、かように考えておりますが、にぎわい拠点からの発信というのを町長は再三おっしゃっておられますが、そのなかにも、道の整備とか、それを本当に強力にしていかんとこの都農の観光はいかんと思いますので、その議論をよろしくお願いしたいと考えま

Page 65: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

62

す。町長、働きかけだけじゃ駄目やと、本当にやらんと。そこ辺のところ、いま一度聞かせていただきたい。道路、道路。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 尾鈴山、尾鈴キャンプ場の魅力は言うまでもないんですが、登山とかああいうのの専門誌、専門家にお聞きすると、一番魅力の1つは幹線道路から近いと、車で30分で行けると、あの標高でそういうような山はなかなかないということから、尾鈴山、尾鈴キャンプ場が全国の愛好家に人気があるということをお聞きしたことがあります。ということは、おっしゃっているようにそのアクセス道路、これについて整備していかなければならないということは言うまでもないということでございますので、今後とも強力に県・国に対して予算要望活動、もちろん事業実施主体は県でありますが、県と一緒になって進めていきたいと、一日も早くできるようにということで努力したいと思います。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 僕は、都農の観光をするために、尾鈴を使うために、まちっと銭のかかることを考えとっとですわ。昔トロッコがあったのを町長はご存じかな。前はそこの駅からずっとあったんですが、今は高校の前、あっこを通って、僕ら小さいころにあのトロッコに乗ってよう遊んだものです。立野から尾鈴までトロッコをつくると。そうするとあそこに人が何百人かは来ると思うんですよ。これは金が大分いっですよ、そんげな構想は町長は持ちょられんかちょっと聞きたい。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) トロッコの活用については過去にも随分いろいろな提言をいただきました。立野から尾鈴までというのはちょいと厳しゅうございます。ただ、尾鈴のキャンプ場内、そういうところではトロッコを、おっしゃったように観光という側面から何か使えないかなということについては私としても大いに賛成でございます。できるところからやっていこうと思います。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 今、ちいと大きなことを言いましたけれども、そのような考えがあれば、あの周辺だけですね、そこでも100メーターぐらいでもいいじゃないですか。そんなのを利用して人を呼ぶという考えを持って、今後は都農の観光が本当に、都農行こや都農行こやというぐらいにしていただきたいと考えております。町長は今後まだ何年か

Page 66: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

63

されると思いますので、その間にそんな観光をしていただきたいと、かように考えております。町長の手腕に期待して、背はちっちゃいけん肝は太いどというようなことを考えてやってください。 以上で質問を終わります。 ○議長(多田 久) これで黒木政次議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 (午前11時53分 休憩) (午後 1時30分 開議) ○議長(多田 久) 休憩前に引き続き会議を開きます。 5555番番番番 三輪隆之議員三輪隆之議員三輪隆之議員三輪隆之議員 ○議長(多田 久) 5番 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 お疲れさまです。午後一番、ちょっと眠いと思いますが、よろしくお願いいたします。 通告に従いまして、行政に対する一般質問を行います。 まず、SNS、ソーシャルネットワーキングサービスについて質問いたします。 現在の情報化社会において、どのように情報を伝えるかは大変大きな課題となっております。町内限定なのか、県内外まで視野に入れた情報発信をするのかで大きく変わってきますが、そのどちらにも対応できるツールがソーシャルメディアネットワークを使った情報発信であります。SNSにはツイッターやミクシィなどありますが、私は匿名性の低いフェイスブックを使った取り組みができないかと考えております。 一般にネットは匿名性が高く、素姓を明かさずに書き込みができますが、フェイスブックは原則、実名、顔写真つきですので、ほかのSNSとは違い、名前を名乗っての投稿になりますので、行政が取り組むサービスには一番向いているのではないかと思います。既にフェイスブックを利用した情報発信をされている市町村も多くあり、自治体の情報発信や自治体が運営するネットショップも生まれ、6次産業化で誕生した商品や特産品の販売に力を入れているところもあるようです。 都農町の現在の情報発信ツールは、主に広報誌、週報など紙媒体を使用したものですが、ネットを利用した既存のホームページにフェイスブックが持つ双方向サービスを追

Page 67: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

64

加することで、情報の送受信がさらにできるようになるのではないでしょうか。伝えることの大切さと難しさ、紙媒体やネットを利用した広い世代に伝える取り組みが、町内のコミュニティー構築、町外への情報発信に大きな役割を担うのではないでしょうか。 実例を1つ挙げますと、先日、9月1日に都農ワイナリーで希望と太陽のロックフェスが開催されました。少ない時間での準備、集客、実行委員の皆さんには大変なご苦労があったと思うのですが、最終的には県内外から約 1,000 人ほどのお客様にお越しいただき、大いににぎわいました。あの短期間にこれだけの動員ができた今回の集客方法の一つにフェイスブック活用があります。広告宣伝費がかけられないイベントをどう宣伝するか、そこで利用したのがフェイスブックの告知とシェアです。 フェイスブックの友人が 50 人いる方のシェアを例に挙げて説明しますと、まず、あるイベント情報を知った人が自分の登録してある友人にシェアします。すると 50 人の友人登録されている全員にそのイベント情報が伝わり、そしてその 50 人の友人の中で賛同していただける方がさらに友人にシェアしていきます。この方法で 50、80、100 と広がっていきます。 この情報発信は無料で行えます。東日本大震災では、このシェア機能が情報伝達に大きく役立ったと言われています。ここに企業が目をつけ、自社の宣伝にフェイスブックを利用する企業が増えてきています。 これまでの広報紙などを利用した町内向けの情報発信と、町外に向けたSNSを利用した情報発信への取り組みがこれからの都農町には必要であり、その専門職のような職員の育成も必要ではないかと思います。このようなサポートに地域おこし協力隊などの総務省事業を活用し、職員のサポートに充てるなども一つの方法ではないかと思います。 現在の都農町の広報紙は大変すばらしいと私は思っています。紙媒体にしかできないこと、ネットにしかできないこと、それぞれの特性をうまく操作し、さらに激化するであろう市町村競争に勝つことがこれからの町の活性化につながるのではないかと思います。SNSを利用した取り組みや今後の情報発信への取り組みなど、町長の現在のお考えを伺いたい。 あとは自席から質問いたします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) それでは、三輪隆之議員のご質問にお答えしたいと思います。 余り要らんことしゃべるなと、時間がかかり過ぎるというおしかりをいただきましたので、もう単刀直入に短く申し上げたいと思います。 川南町がフェイスブック、自治体でやっておられますが、私も大いに興味を持っております。担当課にその検証作業を指示したところでございます。双方向サービスというところで大きな魅力を感じております。 また、先ほどおっしゃられたように、いざというときの情報収集、我々からの情報提供だけではなく、住民の皆さんからの情報収集という手段からもこのフェイスブック、

Page 68: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

65

一刻も早く検証作業を終えたいと思っております。前向きに考えているところでございます。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 フェイスブック、現在、都農の、私が知っている限りでは、団体でいうと若い者の集まりでつくった若風会というのがありまして、それの取り組み、情報発信、入会している同士の情報交換なども、もう既にフェイスブックを活用しております。勉強会などを開いて、意外に難しいのではないかと思われている方が多いんですが、勉強会などをされると、今までの多分ツイッターとか、そういうのに比べると非常に簡単でありまして、欲しい情報のホームページにアクセスして、「いいね!」というところをクリックすると、あとはもう自動で情報が送られてくるという非常にシンプルなシステムになっております。 1つ、私が特に進めたいところは、QRコードというのを今、パソコンで簡単につくることができます。そのQRコードというのを町の広報紙なり、いろんな紙媒体、マラソン大会とか、そういういろんなイベントに来られたときに印刷をしておきます。それをバーコードリーダーつきのカメラで読み取ることで簡単にアクセスすることができます。そういうことで、一々アドレスなどを入れずに簡単にアクセスできるという非常に便利な特性を持っておりますので、私も名刺に都農ワイナリーのQRコードを自分でつくって入れております。これは説明するときにわざと都農ワイナリーにアクセスしていただくようにしているんですけども、こういうふうな簡単な入り口というのをつくれるというのも特徴であると思います。 こういうのを、フェイスブックを活用して町の広報紙なり、今、町がいろんなところに配信している紙媒体など、そういうものを使ったものに同時に利用していただきたいなと思うんですが、それも含めて、やはり専門である程度やっていただける、広報紙などの専門職員もそうだと思うんですが、そういう専門家というか、専門職とまではいかないんですが、そういうのに特に力を入れて取り組んでいただける職員の育成というのは町長はどうお考えでしょうか。お尋ねします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) これから町の持っている情報を皆さんにお伝えするというだけじゃなく、やっぱり広く都農町が今後、町外の人を町内に呼び込もうということをやるわけですから、そのツールとしてこういうようなものを使うということについては大きな意義を感じておりますので、このフェイスブックに限らず、双方向でのやりとり、やっぱり必要だと思っております。専門的なとまではいかなくても、そういうような知識を身につけた職員がやっぱり複数いなければならないと思っておりますので、それは前向きに職員教育を含めて研修をやらなければならないと思っております。

Page 69: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

66

○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 よろしくお願いします。 次に移りたいと思いますが、すみません、同じフェイスブックの活用方法で、今度は防災・防犯に対してのことでちょっと質問いたします。 今年の3月から、フェイスブックを利用した災害伝言板サービスというのを日本が世界で初めて、最初に開始されております。これは、先ほど「いいね!」というのを押すと簡単に情報発信できると言いましたが、同じような機能で自分が無事かどうかというのを人に伝えるボタンというのがありまして、それを押すことで友人すべてが瞬時に、友達 50 人いれば 50 人のうち何人が無事なのかというのを一瞬で把握できるようになっています。こういうサービスが今すごく注目されているんですが、東日本大震災でもこういうのというのは、そのときはなかったんですが、情報インフラとしてこのSNSというのが非常に活躍しまして、今、被災地ではまちおこしの材料としても使われております。特に陸前高田市が力を入れております。 先日、NHKでも特集されていたんですが、被災地で携帯端末などを非常に持っている自治体の方は非常に支援が早く、いろんなところからの支援を受けられたと。ただ年々、過疎地域とか、端末を利用する人口が少ないところは、非常にそういう救援が遅れて取り残されてしまったという、災害情報格差が起きたということを特集されておりました。 それで、被災地では、今、携帯端末などの勉強会や端末を配ったりとかの支給などをして、それを使って地域のコミュニティーも一緒にやっているんですが、災害に備えるということで、今、SNSとかの整備を非常に力を入れてやられているそうです。 この端末の一番いいところは、携帯電話やiPadとかもそうなんですが、バッテリー駆動になっておりまして、実際、携帯電話、メールなどはほとんど災害発生時には役に立たなかったんですが、この携帯端末などを使ったSNSに関しては非常に活躍したと、つながったということで、非常に注目されております。 これを防災・防犯の面でも非常に利用している取り組みも広がっておりまして、一番私が注目しているのは防犯面ですね。行方不明者が出たときに写真を添付などして、簡単に全員にぱっと情報を伝えることができます。こういうのを使って、今、実際自治体でも、家族の理解を得た上でですが、行方不明者、認知症の捜索などを、町内や市内の住民の方に一斉送信して町全体で捜索に当たったりとか、警察が困って私にもよく電話があるんですが、迷い犬、ああいうものの写真を撮って一斉送信したりとか、そういう取り組みをされている市町村も増えております。 消防団員に対しての火災情報についてなんですが、現在、TSネットというので総務課より情報発信がされていると思うんですが、これはメールを役場に行って登録して、それで始めてメールが送られてくるというシステムなんですけども、フェイスブックの場合は、先ほど説明したQRコードなど、そういうのを活用して携帯で読み込んでいただ

Page 70: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

67

いて、仮に都農町防災フェイスブックなら都農町防災フェイスブックというところにアクセスして「いいね!」というボタンを1個押してもらうことで、その都農町防災フェイスブックからの情報がすべて更新されるたびに送られてくるようになります。こういうのをうまく使うと、火災発生時とかいろんな災害発生時の情報伝達をスムーズに、写真なら写真つきで簡単に行えると思うんですが、こういう取り組みというのは、消防、防犯を含めてできないでしょうか。それをお尋ねします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 担当課長をして答弁させます。 ○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) 三輪隆之議員がおっしゃられたように、非常に活用の幅があると認識しておるところです。実際、議員からもありましたが、東日本大震災あたりでも、電話がつながらなくてもネットとかが機能して、そういう情報の共有等ができた事例もあるということでございます。 おっしゃるように、活用の事例としては、災害が発生したときに付近の住民からの情報の発信、そういったものとか、さっき言われたように、行方不明者が出たときにその特徴だけを、写真をもって役場から消防団員等にコピーしたものを渡してという、現段階はそういうやり方をやっておりますが、確かに言われるような手法を活用すると、今まで以上にスピーディーにこちらからの情報も発信できる、また相手からもいただけるということで、これは実施に向けてはやはり非常に関心があるところです。前向きにやはり検討して、実施に向けて動く時期等ももう来ているのではないかと。 実際においていろんな団体、ほかの町では行っておるということでありますので、確かにこれをやるときには、いろいろなメリットもありますがデメリットもあるというふうにお聞きしております。そういうところを押さえながら、今後検討を進めるべきであるというふうに感じておるところです。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 ネットで一番心配なのは、デマとかいろんな間違った情報が流れるというデメリットも多くあると思います。実際、東日本大震災のときはほとんど活躍したのがツイッターなんですけども、ツイッターの場合は本当に匿名性が非常に高くて、中には、ちょっとあえてわざと間違った情報などを流して混乱させるという不届きな人もいらっしゃったようですが、フェイスブックの場合は、ほかのSNSに比べると実質実名ということと、この都農という狭いコミュニティーの中でのことなので、大概名前と顔写真が必須になりますので、逆にいくと顔写真が入っていないというのは余り信用し

Page 71: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

68

ないということをユーザーがもうほとんど認識しておりますので、都農の三輪隆之という私の名前と、ただ顔がアニメのキャラクターの顔だったり動物の写真だったりすると、多くの人は私が何を言おうとほとんど信用してくれないと、そういうシステムになっております。 だから行方不明者が現れたときとかも、結局、それを見た人がいろんなコメントというのを送ってくれるんですね。誰々のおばあちゃんをどこで見た、私はどこで見たという情報が瞬時に集まると。それを、ただ投稿者自体が見たらわかるんですよね、何々地区の何とかさんがこういうことを言っているというのが全部管理できますので。そういうのを総合してどこに探しに行くかとか、そういう場合にも使えると思います。だから非常に、私はデメリットもあると思いますが、それを補うだけのメリットもあると思っています。 特に若い人はフェイスブックというのを非常に利用していまして、先日もある私の知っている若い男の子が一生懸命何か畑の写真を見ているんですね。畑の趣味がある子なのかなと思っていたら、君は畑の写真眺めて楽しいのと聞いたら、これは違うんですと。川南町でやっている農地バンクの写真で、川南町さんが、何か農業委員会さんが農地バンクというフェイスブックのページをつくっていて、農地の情報をリアルにずっと流しているらしいんですよ。その子も何か新しい農地を探しているということで、たまたまそれを見ていたらしいんですが、若い子って結構ネットからの情報というのを非常に当てにして、それに頼り過ぎるのも危険だと思うんですが、そういう便利な、いかに見てもらうか、いかに知ってもらうか、いかに伝えるか、これをやはり私たちも勉強していかなくちゃいけないなと思っておりますので、これも一つの方向としてぜひご検討いただければと思います。 以上でソーシャルネットワーキングサービスの質問を終わりまして、次にいきたいと思います。 次に、国道 10号線の雑草処理に対する町としての取り組みについて伺います。 国道 10 号線など国直轄の道路の清掃が、今、年に1回に削減され、路肩など草が茂り、高いところでは1メーターを超す草が生い茂っている。歩行者などにも不便をかけているようですが、国道 10 号線は都農の中心を走る道路でもあり、町のイメージ低下を防ぐためにも、町独自の清掃やボランティアでの清掃など何か対処するべきではないかと思いますが、町長のお考えをお伺いしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 現在の民主党政権になって特に国土交通省の予算は大変厳しいものがありまして、維持管理等については三輪隆之議員がおっしゃったとおりでございまして、本当に見苦しいだけではなく、歩行者等も非常に危険な場面に遭遇することがあるんじゃないかと思っております。再三、国にはいろんなことを申し上げているところでございますが、なかなか厳しいと。

Page 72: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

69

我々も8月に新学期を迎えるに当たり、特に 10 号線と県道、いわゆる我々が所管していない部分について、国・県がやらないのであれば、もう我々がやりますよということを申し上げなさいということで協議をさせたところでございますが、なかなかいいですよという返事は向こうからもらえないというのはご理解いただきたいということでございます。 このままでいいのかということについては、もうこのままであってはいけないと思っております。前々から、自民党時代から、国県道、我々都農町がお金を国・県からいただいて、一括して町道と一緒に維持管理するという手法はできないのかということを言ったこともあります。そのようなことも含めて、今後は解決策を見出していきたいというふうに考えております。 詳細なやりとりについて、国・県からこういう回答があったというようなことが必要であれば、担当課長をして答弁させたいと思います。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 よろしくお願いします。 ○議長(多田 久) 建設課長 ○建設課長(黒木修二) 先ほども、国交省については年1回で、県においては主要道路のみ2回の清掃を実施しているというふうに聞いておりまして、また除草剤の提供についても、ちょっと国・県ともまだ控えたいということで回答いただいております。 以上です。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 わかりました。 過去のことをちょっとお尋ねしたいんですが、今まで国道 10 号線とかに対して、町と町のボランティアなどで清掃作業というのを実施したことは過去にあるんでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 空き缶とかごみ拾い程度のものは民間のボランティア団体がやられたことがあると思います。今もやっておられると思います。私も職員時代にそういうような活動を住民の皆さんとやったことはあります。除草作業とか、そういうのはないと思います。やっぱりきちっとしたルールをつくってやらないと、事故とか、そういうときの対応ができませんので、それはちょっと時間がかかるのかなと思っております。 いずれにしても、今のままではいけないというふうに考えております。

Page 73: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

70

○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 わかりました。 次、関連なんですが、残土についてお尋ねします。 私も実験で、通学路の町道にちょうど草が生い茂っていたものですから、盆前に、どのくらい大変なのかというのをちょっと実験してみたくて 200 メーターほど清掃作業をやってみたんですが、意外に多かったのが道路と歩道の間にたまった残土ですね、あそこに根を張っていると。草を抜くと横一列に根がぼうっと浮き上がるんですね。非常にたくましいなと思ったんですが、200 メーターほどやって軽トラ1台分ぐらいの雑草が出たんですが、そのとき非常に困ったのがその残土でして、そのまま結局捨てて、そこに置いとくしかないもんですからそのまま放置しているんですが、まあまあ数日するともう新しい生命がそこから芽生えてくるという。町内のいろんなところを回るんですが、やはり残土処理ができていないところはほとんど草が生えておりまして、逆に残土がないところはもうほとんど草が生えていないという状態、これは国道 10 号線も一緒なんですけども。 ただこの残土処理というのが非常に難しくて、近くに畑があるからそこの畑に勝手にポイッと捨てるわけにもいかないんですね、これが非常に。地区の清掃などをやっていても、日曜日に地区清掃作業をやったんですが、やはり残土として土が残っているところに草が生い茂っておりまして、簡単に抜けるんですけども、抜いた後にその土を結局またそこに戻さなくてはいけないと。で、また草が生える。 だからこの処理というのを何かうまくやれる方法なり、町でどこかで引き受ける機関を持っていたりするのかということと、あと、以前はよく、それこそ予算があったときに、私たちは子供のときあれを見るのが楽しくてしようがなかったんですが、側溝清掃車というんですかね、ブラシがついていて道の土を取っていくという側溝清掃車、もうあれを見るのが大好きだったんですけど、今、一向に見ないんですね。だからあれを、実際にここら辺だと日向の業者さんがやっていらっしゃって、1日大体 12 万円ぐらいかかると、ちょっと費用もかかるなと思ったんですが、そういう町道なり、残土の処理というのを、今、町はどのように考えているのかというのをお尋ねします。 ○議長(多田 久) 建設課長 ○建設課長(黒木修二) 現在、その残土について、一部、各地区から申し出があればうちの方が取りに行って処分しているというところがございますけども、ただ持ち込みについては、今の駅前の貯木場関係に仮置きといおうか、そういうことで対応はできるのかなというふうには考えています。 ○議長(多田 久) ちょっと側溝処理機はどうとかの。

Page 74: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

71

○建設課長(黒木修二) 清掃車については、我々が委託をした経緯もなくて、国交省さんあたりでいわゆるえびのあたりのときにちょっと出動したというふうには聞いていますけども、最近、10号線も見たことが我々もないような状況です。 以上です。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 地区清掃なり、ボランティアで清掃作業して残土が出た場合に1カ所に集めていて、清掃作業は日曜日にやりますけど、月曜日に役場、建設課さんの方に、ここに1カ所に集めておきましたので処理をお願いしますなどを連絡すれば、逆に引き取ってはいただけるということですか。 ○議長(多田 久) 建設課長 ○建設課長(黒木修二) 日曜日に作業をされて、月曜日になろうかなと思いますけども、事前にちょっと言ってもらわないと、うちの方の作業もその次の日にすぐ対応できるかというのは難しいのかなと思いますけども、事前の連絡があれば対応可能だというふうに考えます。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 わかりました。 では、次の質問に移りたいと思います。 次、役場や学校などの太陽光設置、一般住宅への助成についてお尋ねします。 役場、学校、避難所などに対する太陽光設置について、今、防災専門職員を招いた現在の計画などを伺いたいと思うんですが、まず役場庁舎に対する太陽光設置ですが、環境問題、防災対策として太陽光設置は必要であり、自然エネルギーへの関心が高まる現在において、役場庁舎の太陽光設置は大きな意味があると考えております。 災害発生時にも自立運転による電源の確保など、重要な役割を担うのではないかと思いますが、役場というのは防災司令塔としての役目を備えておりますので、ぜひ確保していただきたいなと思っているのですが、今、多分、グリーンニューディール基金の申請をされていると思います。私が個人で確認したところだと、現在、9億円の予算規模に対して 16 億円ほどの申請があると聞いております。11 月に外部評価委員会が開かれ、どこを助成するかという話が大体決まるという話も聞いておりますが、もしこの選考に漏れた場合、町単独でも設置をする考えがあるのか、そこをお尋ねします。 ○議長(多田 久) 町長

Page 75: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

72

○町長(河野正和) グリーンニューディール基金には、もともと道の駅、町体育館、病院、学校等についての要望も行ったところでありますが、国から県に対する内示の額が非常に少なかったことから、庁舎だけの要望に絞ったところでございます。 ただ、今申し上げた施設並びに今後進めていく防災・減災事業で指定する避難所あるいは重要な公共施設等につきましては、電源を確保するという意味から、このグリーンニューディール基金だけではなく、さまざまな国・県の事業に対して要望活動を行っていきたいというふうに考えているところでございます。まとめれば非常に大きな金額になりますので、できる限り国・県の補助事業を使いたいというふうに考えているところであります。 今回の税と社会保障の一体改革の中で消費税の税率がアップすることが決まりましたが、その中の使い道の一つとして防災・減災事業というのが、公共事業に回すのかという批判もありますが、そういうような部分については対象になるというふうなことをお聞きしておりますので、そういうところに向けてまた要望活動を強化していきたいというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 太陽光というのは、蓄電システムは非常にお金がかかるので、なかなか役場に蓄電までというのはちょっと難しいと思うんですが、災害時、防災司令塔となる役場、特に防災無線など、消防無線など、そういうものの電源確保というのはもう非常に震災時は重要な役目になると思います。実際、被災地でもソーラー型の充電器などがあって、それにプラス消防無線などの配置をしていて、この消防無線が非常に役に立ったという現地の人の声も聞いておりますので、特に役場、ここに関しては、電源確保という意味でも太陽光設置をぜひお願いしたいと思います。 次に、学校施設に対する太陽光設置についてお伺いします。 学校太陽光設置ですが、文科省のエコスクール、太陽光設置2分の1助成というのがあると思うんですが、これに対して、学校への太陽光設置で環境への学び、そういうのも注目されておると思います。学校は、被災地の避難場所としても電力の確保は大きな意味があると考えております。被災地でも自立運転する太陽光システム設置、夜間の電力確保、また蓄電池を併置することによる夜間の電力確保、蓄電池も2分の1助成が出るようですが、ちょっと高額なため、現在、全国で 104 校の設置のみだそうですが、学校施設を避難所としてと教育の面、両方で見たときの学校施設に対する太陽光設置などの考えはあるのかお尋ねします。 ○議長(多田 久) 教育総務課長 ○教育総務課長(茂田由紀夫) 今現在、具体的にはございません。先ほどお話があっ

Page 76: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

73

たグリーンニューディールの関係で非常に補助率がよかったものですから、学校の中では中学校と東小を優先順位の高い施設として、これは防災面ということで、川で分断されたときを想定して出したところであります。太陽光発電を設置するのには、屋根の形状とか、いろいろ条件もありますので、今後、今、中学校をいろいろやっておりますけれども、何とか中学校には設置したいなというふうに考えております。 ただ、今後、やはり町全体としての防災の整備がなされていきますし、できますれば学校は学業の場であってほしいわけで、いつまでも避難所でというのもありませんので、やはり有事の際に学校がまず機能するような仕組みを考えたいと思います。 ただ、その施設を設置するだけではなかなか環境教育という面で子供たちに伝わりませんので、やはりもっとこれからの世代が新エネルギーに対する知識を得るべく、もっと工夫した形も検討していきたいというふうに思っております。 中学校の中校舎の設計を、今回、補正予算で上げておりますが、その中に理科室がありますので、そこら辺もちょっと、直接的には関係ありませんけれども、やはりそういう学習につながるような面でも関連をつけながら、あとは町全体としての防災面と関連づけ、優先順位をいただきながら考えていきたいというふうに思っております。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 三輪隆之議員は太陽光というところに物すごく的を絞って電力確保の話をされとるんですが、もう一つ、三輪博文議員のご質問でありました廃プラを触媒を使って油化すると、そのエネルギーを使って発電するということも、実は今回、北九州に行ったときに研修をさせていただいたところであります。太陽光発電はやっぱり蓄電というところではまだまだ技術的には厳しいものがありますし、天候にも大きく左右されるというところから、確実に電源確保するというところでは、太陽光発電ももちろん必要なんですが、もっと違うやり方があるんじゃないかということを頭に置きながら、実を言うと私はいろいろなことを考えていると。 その一つが、廃プラを軽油相当のエネルギーに戻して、それを使って既存の発電機を使って発電するというようなことも現実的ではないかなというようなことも考えておりますし、また木質バイオ発電、これはやっぱりかなり大規模な発電量が予定されますので、これを都農町全域でいざというときの電源として使わせていただくような契約が九電とできないかということも含めて、企業誘致、そういうものを考えていきたいと。確実にというところにもっと重きを置くべきじゃないかなとも思っておりますので、太陽光発電、全くだめだということではなくて、いろいろなものをやっぱり組み合わせる必要があるのかなというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 太陽光発電に関しては、現在、昔は日が照っていないと発電しないと

Page 77: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

74

いう、非常にそういう商品が多かったんですが、最近は結構曇りでも発電すると。やっぱり太陽光って、皆さん、一般の方は誤解されている部分が結構ありまして、日差しが強くて夏の暑い日ほど発電するという方が多いんですが、逆で、温度が高過ぎると発電をしないという、逆に発電率が下がるという特徴があります。 最近、太陽光に関してもやはり非常に性能も上がっておりまして、曇りでもそれなりに発電をするという特徴と、あとやはり、お金の話ではないんですが、10 キロワット以上の産業用太陽光になると 40 年や 20 年買い取りという、非常に魅力があるというか、私は魅力を感じているんですが、そういうのに対しての、脱原発とかまでは私は言いませんが、クリーンエネルギーというのにやはり子供に関心を持ってもらいたいというのと、よく太陽光を設置した学校では、子供が帰ってきて、今日どのくらい発電したよと、そういう話を親子でするらしいんですね。その規模の電気をつけて大体どの程度の発電をして、どのくらいの家庭の電気を賄えると、そういうことを学ぶことで電気というものに対しての考え方というのが子供自体も変わってくるという話を聞いていますので、学習の面だけというとちょっと弱いところもあるんですが、そういう意味で学校に設置するというのも一ついいのではないかなと私は思っております。 次に移ります。一般住宅への太陽光設置の補助金に移ります。 現在、一般住宅への太陽光補助金は、多分県内にもほとんどありません。今後の助成予定を伺いたいのと、あとその助成金の財源になる取り組みとして、先ほど中学校、役場、いろんな施設という話をしたんですが、逆にそういう役場施設の屋根貸し事業というのはできないのかというふうに思っております。 実際、他県では、体育館、役場、公民館などの屋根を企業に貸し付けをしまして、その企業からの貸付金というのを事業収益として上げている自治体があります。特に名古屋圏とかに関しては、25 施設公募かけてすべてもう設置が決まっており、実際、役場、体育館、学校などの屋根に民間企業が太陽光を設置し、毎年その利用料というのを業者が行政に納めるという取り組みをされているところがあります。この行政が生み出したお金というのを一般の町民の太陽光設置の補助金に使うなど、そう簡単にいく話ではないというのはわかっているんですが、そういう取り組みというのは都農町ではできないでしょうか、そこら辺をお尋ねします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) まず、基本的に、太陽光発電の一般住宅等に対する助成措置については、今のところ考えていないということでございます。県による助成、国による助成があるわけですね、今のシステムとして。我々都農町民も国民であり、県民であるということから、そういうような国・県の助成があるということ。そして太陽光発電について普及させるために、いろいろそういうような誘導するための施策として国・県の補助金が導入されているということでありますが、既にそういうような時期から次のステージに行っているのかなということから、今のところ、さらに国・県プラス町単独でと

Page 78: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

75

いうのは考えていないということであります。 ただ、全国で三輪議員がおっしゃっているような屋根貸し事業、こういうのがなされているということについては情報を得ておるわけでありますが、ここら辺については、今後、少し検討させていただきたいなと思うところであります。 それともう一つ、私が、これは個人的にと言っていいのかどうかわかりませんが、いわゆる太陽光発電によって買い取り単価が上がる部分について、それを設置していない人たちが負担しなければならないというこの制度についてがそもそもおかしいというふうに、私、考えておりまして、そこら辺の抜本的なところをやり直さないといけないのではないかということを国・県には、あるいは九電様には申し上げているところでございます。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 確かに課題はいっぱいあると思います。ただ、一般の町民、一般の事業者にとっては、今、太陽光というのは社運をかけてやっているところもありまして、資源とまでは言わないんですが、そういう取り組みが少しでも進めば、そういう産業界自体、太陽光の一番大きなところであったシャープも今かなり苦戦しておりまして、そういう全体の経済の底上げにもつながればなという考えの一つであります。 では次、最後の質問に移ります。 本町の地震・津波の対策の進行状況について少しお尋ねします。 南海トラフ地震発生予想が発表され、宮崎県は4番目に被害が高いとの結果が出ておりますが、これに対して、特に沿岸部の自主防災組織の強化、避難道の整備、ソーラーなどを使用した避難灯の整備など、早急な対策が必要だと思いますが、災害対策の職員さんを招いて、現時点で何か進展などあるのか、そこら辺を少しお尋ねします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) ちょっとさわりだけ私の方で話をさせていただき、あとは担当課長をして説明をさせたいと思います。 防災の専門官を招聘いたしました。さきの南海トラフの地震の被害予想第2弾が発表されたことを受けて、いよいよ我々も具体的なものをという思いでおったんですが、どうも国からの情報は情報不足でございまして、国からの情報をもとに県がさらに分析を進めて詳細なものをつくると、それがなされないと、我々、最終的な減災・防災計画が決定できないということでございます。 ただ、そうはいいましても、できるところからやろうということでいろんなことをやっておりますが、先週、沿岸の自治会の自治会長様をお呼びして、現在、先ほど申し上げた第2弾の国が発表したものの内容についてはこういうことですということで、その専門官を中心にご説明させていただいたところでございます。

Page 79: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

76

そのほかの取り組みにつきましては、担当課長をして答弁をさせます。 ○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) それでは、具体の取り組みですが、まずお断りなんですが、現在、まだ研修中ということで、都農町に毎日来ておられるわけではありません。そういう状況でありますので、こちらに来られたときにこちらの業務ということでございます。 その研修という中でございますが、今までには、8月 23 日に下浜地区で、特に上浜の方たちに多く参加いただいたんですが、避難路を早く整備してほしいという住民からの強い要望がございました。どういう方法が一番効率的かということ、浜からの要望は上がってきているんですが、そこの現地を見て、そしてその後、児童館においてこちらの説明と地元の意向を聞く、そういうような場を設けました。その場にも防災の専門員、研修中ですが、参加いただいたということであります。 それから、8月 29 日に内閣府が発表いたしましたが、これについての発表が非常に一般住民にはわかりにくい内容であったものを咀嚼して、わかりやすい形につくり直したもの、それで説明会を行っております。内容はほぼ同じものを、先日、議員の皆さんにもさせていただきましたが、そういったものはしておるところです。 具体に、じゃ、どういうことということで、今、まだ間もないわけなんですが、先ほど町長が申しましたが、県も今回の内閣府の公表結果をそのままシミュレーションして再計算すれば県の被害想定が出るということで当初は作業を進めておったところですが、ここらあたりが大きく変わってきたということで、県が再計算する新たな浸水区域とか、こういう計算がいつまでに示されるかと、こういうものが、当初ですと 24 年度中にはそれを発表するということだったんですが、その時期も、ちょっと先日の説明会の場では、スケジュール的なものを見直さなければならないというので出されませんでした。県は、それが出て、そして地域防災計画を見直すという大きな流れです。 我々町におきましても、国なり県のそういう結果をもとに地域防災計画を見直すということになっていこうと思います。そういう中において、専門的な知識を持たれる防災専門員、今の段階で虫食いに行うということは、非常に全体的な計画ができる前に……。全体的な計画ができて、そこで事業を実施していくということに大きくはなろうかと思います。ただ、それまで何もせずに待っておくのかというわけにはいきませんので、早急にやらなくてはならないことについて、先ほど言いましたが、避難路をどうするとか、そこら辺のことを、現在はそういうことを中心に行っておるところです。 ○議長(多田 久) 三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 道路整備、避難路整備、大がかりな作業に関してはそうだと思います。ただ、主要避難道の一部とかにやはり、蓄電式でもいいんですが、何カ所か誘導灯を設

Page 80: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

77

置するとか、大きなお金がかからなくてもある程度できるところ、そういうところを少しされるだけでも住民の方の不安というのはかなり和らぐのではないかと思います。ただ、計画的にそれを後でどかさなくちゃいけないとか、そういう場所には設置はできないと思うんですが、主要道路とか、私も友人の多くが淡路震災で、私はもともと三宮に勤務する予定で、ちょっと予定が変わってこっちに帰ってきて、私の友人もかなり被害に遭っていますが、本当に、枕元に何を置いておこうがもう探す暇もない、何があるのかもわからない、暗闇の中でどう逃げるのか、そのときに、結局もうどっちが上なのか下なのかもわからない状態で命からがら逃げたという話を聞いております。 やはりそういうときに、光、その明かりというのが心も落ち着かせてくれると思いますし、逃げるための目印にもなると思うんですね。だからそういう命の明かり、その整備だけでも、それは一度に多くなんていうのは望みませんが、やはり部分的にでもできるところからぜひ始めていただきたいなと思います。 では、以上で私の一般質問を終わります。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 下浜地区の避難路の夜間の光を確保する対策につきましては、その一部をもう既に予算化しているところであります。先ほど総務課長がご説明をしたように、下浜地区とも踏み込んだ議論が進んでまいりましたので、どこに設置するかということを一刻も早く決めて整備したいと思っておりますし、下浜地区だけではなく、沿岸部に住んでおられる人たち全体を対象として、三輪隆之議員がおっしゃったようなところをまずはやっていきたいというふうに考えております。もうまさしく同じようなことを考えているということでございます。 ○議長(多田 久) これで三輪隆之議員の一般質問を終わります。 ここで暫時休憩します。 (午後2時24分 休憩) (午後2時34分 開議) ○議長(多田 久) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 6666番番番番 疋田疋田疋田疋田 格議員格議員格議員格議員

Page 81: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

78

○議長(多田 久) 6番 疋田 格議員 ○疋田 格議員 通告に従い、行政に対する一般質問を行います。 都農ワイナリー観光振興対策についてであります。 第5次長期総合計画による都農ワイナリーの観光振興体制の位置づけは、尾鈴県立自然公園、一之宮都農神社などを含む観光ルートとしての集客拠点とするものであり、都農町の観光の大きな財産であります。 近年は、ワイン人気の低迷と深刻な地域経済の不況下において、施設を訪れる観光客もまばらであり、平成 25 年度全線開通予定の東九州自動車道と施設の連携も重要な課題となっています。また、平成 25 年4月開設予定のにぎわい拠点からの集客を目指すとされていますが、現状ではとても観光客を受け入れる態勢にあるとは思えません。 都農ワイナリーは、豊かな自然を観光資源に大いに活用した魅力ある観光地づくりを通じて、地域住民の誇りと生きがいの形成、さらには地域経済の活性化にも観光振興の重要性を増しています。現状も踏まえ、今後のワイナリーの環境整備も含め、維持管理をどのように行うのか伺います。 以上、演台からの質問を終わり、あとは自席で行います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) それでは、疋田議員のご質問にお答えをしたいと思います。 環境整備、維持管理体制につきまして、環境整備というのをどこまで想定しておっしゃっているのかちょっとわかりづらい部分もあるんですが、維持管理体制ということにつきましては、これまでもいろいろなご質問、ご指摘をいただきました。平成 23 年度まで2年間、国の雇用対策を使いまして草刈り等の維持管理の体制を整えたところでございますが、24 年度、その事業が切れたところでございまして、新たにそれに近いような事業を導入しようということで、今、県と協議をしているところでございます。これによって草刈り等の環境整備については充実させていきたいというふうに考えております。 環境整備がハード整備、あるいはソフト面の整備ということになりますと、若干話が大きくなるんですが、正直なところ、我々といいますか、今までのワイナリー、都農ワイン、あるいは牧内の丘、あの丘だけではなかなか環境整備をどうするという切り札には、そういうものを見出すということはなかなか厳しいものがあるというふうに考えております。それで今回整備する道の駅を中心とするいわゆる外からお客様をお呼びする事業、こういうものと連携して、ハード、ソフトの整備を今後進めていきたいというふうに考えているところでございます。 また、今後はワイナリーのいわゆる醸造所以外の遊休地につきましては、やっぱりもったいないと。現在、町民の皆様方に時々花を植えていただいたりということをしてお

Page 82: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

79

りますが、私はワイナリーというのはもっと民の力を呼び込むことによっていろいろなことができるというふうに考えておりまして、道の駅の事業も含めまして、このワイナリーの丘を民の力でもっとすばらしいものにしたいというふうに考えているところでございまして、現在、民間とそのような話も水面下でさせていただいているというところでございます。 アバウトな話になりましたが、以上のようなことでございます。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 今回の一般質問でありますが、平成 21 年9月に同じような一般質問をしておるわけでありますが、今回、にぎわい拠点から都農ワイナリーの位置づけということで、先ほどもありましたように、尾鈴のキャンプ場とか言われましたが、道の駅からだったら、まずは一之宮に行ってもらうと。次にお薦めというのは、やっぱり景観と近さからですね、ワイナリーまで5分足らずで行けると思いますが、そういうところをお薦めになると思います。ということは、やっぱりあのワイナリーの位置づけというのは、このにぎわい拠点、道の駅では一番強力な助っ人というか、売りじゃないかなと思われます。 現状において、にぎわい拠点からワイナリーまで約5分、鳥居前からずっと、広いですね、あそこ。宮野尾地区ですね。あそこから愛寿園。今、それとやっと拡幅工事が始まりました。これはワイナリーのあれじゃなくて、何か聞くところによると牧内地区からの強い要望だとは聞いておりますが、そこを抜けて長い坂道を上がっていくわけなんですが、坂の途中に最初に見える市街地、そういうものをだいご味としてようやくワイナリーの正面入り口に着くわけなんですけど、現状でありますと、不動滝前に行ったとき、いよいよワイナリーに上がるという感覚に私はなりますが、それから入り口までずっと坂道を上がりますが、今の現状はちゃんと整備されているかなと思いますが、これも最近整備されたばかりで、それまでは本当にこの上にそういう施設があるのかなという感じでありました。正面入り口に入って都農ワインの看板がありますが、これも樹木の葉がかぶさって、本当に観光客を受け入れる態勢かなというのも考えているところであります。 開設された当初は、正面入り口、芝桜なんかも手入れされていて、何となくワイナリーに来てすばらしいなという感じがありましたが、9月1日に、先ほどもありましたが、イベントがありました。議会でもその成果は報告を受けましたが、このイベントを聞いてから、いつごろから準備を始めるのかなと待っていましたら、1週間ぐらい前から始められましたが、天候の不順もあって、完璧というか、思うとおりは進まなかったと思うんです。そういうところから見ますと、この1週間以前の環境は、本当にお客様に来てもらう体制ができていたかなともう私はいつも感じます。 5月のゴールデンウイーク、そのときも足を運びました。お盆の連休前も足を運びましたが、とてもそういう都農町のワイナリーとしてお客様を受け入れる態勢ではなかっ

Page 83: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

80

たと思いますが、現在、この管理というのは産業振興課か建設課、どちらがメーンになって管理を行っているんでしょうか。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) ワイナリーの維持管理につきましては、町とワイナリーとで指定管理を結んでおりまして、指定管理の部分につきましては、ワイナリーの方で維持管理をしてもらっております。その他の部分については、現在、建設課の方で臨時職員を雇用して、町全体的な管理の中で、ワイナリーの管理についても建設課の方で行ってもらっております。 以上です。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 前回したときは、建設課長が日程なり計画、スケジュールを立ててやっていますよと言われていたんですが、この緊急雇用創出事業、2年間あったということで、前年度が3名、そういうので大分ワイナリーも整備されてきたかなと思っていたんですけど、ここになってまた前のもくあみというか、前の環境にまた戻りつつあるなというのが正直な気持ちであります。 ワイナリー周辺整備事業というのがありまして、ワイナリー周辺町有地、県生活環境保全林を一体とした維持管理というのは、9月決算でありますので、前年度で 50 万5,000 円ほど決算、使っておられますが、このほとんどはふれあい広場のトイレ管理と周辺施設の保険料ですね、火災保険料になっていますが、この名目から、周辺整備事業の中で一切そういう予算というのがついていないような気がしますが、今後、この周辺整備に対しては、私は予算組み、せめて、今、建設課、臨時が行って草刈りがメーンでありますが、そういうのじゃなくて、ぜひ予算をつけてもらって、1人ぐらい専門的な造園関係に詳しい方を置いてもらうと、年間通じての管理のあり方、1年を通じての状況、景観をつくるためにそういうものが任せられる、この方たちは草を刈るだけじゃないんですね。やっぱり樹木の手入れとか剪定、そういうのを、景観づくり、ワイナリー、牧内の丘、そういうものをトータル的に見ていくような、そういう人を置かれたらいいんじゃないかと思われますが、町長はどう思われますか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 先ほど申し上げましたように、国の雇用対策事業が平成 23 年度で切れたということから、平成 24 年度以降、草刈りだけではなく、今、疋田議員がおっしゃったようなことも含めて、いわゆるあそこのワイナリーを使ってどういういうふうに集客するか、あるいはどういうふうにイベントを開いていくか、そういうことも含

Page 84: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

81

めての事業をさせていただきたいということで、これは県とただいま協議中であるということでございます。近々結論が出るのではないかなというふうに考えているところでございます。 これはちなみに、町が一度お金を受けて委託へ、1人ではなくてそのような組織に、草刈りから先ほど言いましたプロモーションまで委託をするというような事業をお願いしているということでございます。今後はその事業を1年でも長く補助事業として採択をしていただきたいと。これも未来永劫続くわけではありませんので、その後、観光協会を含めたいわゆるまちおこし屋、そういうところと連携しながら疋田議員がおっしゃったようなことを解決していきたいと。その導入部分として、今、県と協議中だということでございます。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 3年前に一般質問したとき町長は、ビジターセンター、生活環境保全林の有効活用を合わせて、ワイナリーを含めた牧内全体のプロモーション、ここに深くかかわっていただけるビジネスパートナーを探しているということでしたけど、今、現状を見ますと、これは今のところ見つからなかったということでよろしいですかね。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 先ほど壇上でお答えしたとおりでございます。ハード整備も含めてビジネスパートナー、そのときから民間人と協議をさせていただいているということでございます。どの時点でそういうことを具体的に、公式に議論をしていくかということについては、慎重に見きわめなければならないということでございますが、今後もその方針に変わりはないということでございます。民間人については、複数協議をさせて、協議といいますか、お話をさせていただいているということでございます。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 先ほどの一般質問の中にもありましたが、平成 21 年、景観行政団体ということで手を挙げられました。良好な環境は、観光その他の地域間の交流の促進に大きな役割を担うと。5条におきまして、良好な景観の形成は、現にある良好な景観を保全することのみならず、新たに良好な景観を創出することを含むものであるということをうたってありますが、現状の景観を保つことによって、よりよい環境を創出すると思われます。ぜひ都農の象徴としてある都農ワイナリー、やっぱりお金もかけない、人もかけないじゃちょっとおかしいですから、お金をかける、人も手を入れる、で、ワイナリーとしていつでもお客さんに来てもらう状態にしてもらう、それが理想じゃないかと思います。

Page 85: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

82

今、県の方とも協議しているということですが、仮に、先ほども言ったように、管理人を置くとか、そういう考えはありませんでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 決して変な意味ではございませんが、冷静にお聞きいただきたいんですが、皆様方は、あれもやったらどげんか、これもやったらどげんかと要望されるわけでございますが、それを全部受けて町が全部やるということについては、いささか、これはワイナリーだけじゃないですよ。道路整備から、防災・減災事業から、いろいろなことを皆さん要望されます。それを全部一遍にやってしまうと町は破綻してしまいます。我々はいろいろな工夫をしなければならないということでございまして、なるべく民間の力をお借りしようと。そうすることによって我々の財源も節約することができますし、職員の負担も減ってくるということでございます。 何度も申し上げますが、ワイナリーの丘、牧内全体を含めて、今以上のことを町はできるのかということについては、なかなか厳しいということから、草刈りとか、そういう維持管理も含めて民間の力をお借りして、あそこを再整備したいというふうに考えているところであります。そういうようなことを今、協議させていただいているということでございます。当然、疋田議員がおっしゃったような専属のあそこを管理する人も、その中で雇用といいますか、そういう部門ができてこなければならないというふうに考えております。なるべく早くこういうような議論を進めたいというふうに考えております。 どうぞ議員の皆様方におかれましても、やれ、やれ、これやれ、あれやれと、何もせんじゃないか。ただ、やると言うたときには必ずどこかで反対という声が出てきますので、議員の皆様方におかれましても、何とぞ抽象的なことではなく、こういうやり方あるが、ああいうやり方もあるよねという具体的なご提案をいただけるとありがたいかなと。我々役場だけではなかなか厳しい部分があるということで、そこら辺もあわせてお願いしたいというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 今言われました具体的に、やっぱり専門的な立場の方を置いた方が、将来的にもここを管理する上でいいんじゃないかと思って提案したわけでありまして、あれもせえ、これもせえという、決してそういうのではありません。 この前、作業班の方ともお話ししたんですが、やっぱり人数が減っていますので大変と、できるところまでしかできんよねと話をしたんですけど、やっぱりどこまでできるかより、ワイナリーをどこまでの状況にいつも保っていくかというのが、いつ行ってもきれいに芝を刈っている、そういう状況はもう望めませんが、ある程度この基準まではというのをやっぱり示していただかないと、ばーっと草が伸びて階段もわからない、そ

Page 86: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

83

ういうことに、都農にはワイナリーがあるから行ってくださいとかも言えませんので、ある程度ワイナリーを誇れるような環境状態にしていただきたいということで、今やっております。そういうところをわかっていただきたいということです。よろしいですか。(「ワカリマシタ」と呼ぶ者あり) もう次にいきます。 次に、平成 18 年度に行われました生活環境保全林整備事業は、地域住民の生活周辺における健康・休養機能を高度に発揮し、活力ある森林に生育することにより潤いのある森林空間を創出し、人と森林が身近に触れ合う場や、市民環境教育や生涯学習に意欲を有する人々の野外学習活動など、森林を活用したさまざまな体験活動の場として提供するもので、県が整備を行いました。 現在、5年たちますが、その効果と現状はどうなっているかということと、また今後の取り組みについて、どういうことを考えているかをお伺いいたします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 生活環境保全林の目的等については、今、疋田議員がおっしゃったとおりでございます。その効果については、なかなか言葉であらわすのは難しゅうございますが、ある程度の町民の皆様方に身近な環境で森林に親しんでいただくということについては、一定の効果があるというふうに考えております。 ただ残念ながら、疋田議員が冒頭にワイナリーの環境整備の話をされましたが、それと同様に、国の雇用対策を使うまでは環境整備が十分でなかったということから、十分に活用していただいているとは言えない状況であったということは言えると思っております。ワイナリーの環境整備も含めて、この生活環境保全林、今後ともその環境整備を進めなければ町民の皆さんには使っていただけないということは、もう言うまでもないところでございます。これは大いに反省しなければならないと思っております。 また、生活環境林を利用してウォーキング、あるいはノルディックウォーキング等、住民の皆さん、県民の皆様方の健康増進に資するような事業展開をしていこうということで、過去に年に一、二度大会を開催させていただいたところでございます。今後ともそのようなものを、年に一、二度といわず、数度実施をしていきたいというふうに考えているところでもございます。 担当各課で具体的にこのような使い方をしているというようなことがございましたら、今、私が申し上げたようなこと以外のことがございましたら、補足説明をお願いしたいと思います。 ○議長(多田 久) ありませんか。産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 生活環境保全林につきましては、それぞれ森等の整備がありまして、ワイナリーの下の多目的広場等については、遊具等を設置して家族連れと

Page 87: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

84

か子供さんの遊ぶ場、それとふれあいの森、下の方については、町内の有志団体によります花植え等、環境の整備に協力をしていただいているところであります。 以上です。 ○議長(多田 久) ちょっとここで執行の方にお伝えします。今、質問をしております疋田議員はちょっと体調に思わしくないところがあって、特に声の方が十分でありませんので、しっかり聞き取っていただきたいというふうに思っております。疋田 格議員 ○疋田 格議員 それで、ここの中で郷土の森とか昆虫の森、学びの森とかありますが、教育委員会の方では、こういう施設等をどのように生かしていけたらと思っておられますか。 ○議長(多田 久) 教育長 ○教育長(河野秀夫) 牧内のすぐ近くには中学校の学校林もあります。5年ほど前に、その整備にあわせてPTAとか保護者等が整備したところであります。その後、具体的な整備とかというものは実際できていない、学習指導要領の見直しとか、ゆとりからの脱却とかということで、なかなか授業時間の確保が難しいということで、学校が主体になった取り組み、例えば1年生とか2年生が現場に行って学習、実際、環境林として活用をしたというようなところはまだできておりませんが、今後、やっぱり環境、それからエネルギーというのは、これから児童・生徒に一番重要な身につける知識として考えております。そういうような視点からも、牧内の環境保全林の活用については前向きに、できるだけ児童・生徒も身近に接するような形で取り組んでいきたいというふうには考えております。 以上です。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 これ、県の事業なんですが、竣工式のとき県の関係者は、管理、県が年に2回、10 年間、1,000 万の予算で、県内の植採地3ヘクタールの下刈りを行うということで予算化されておりますが、県も十分な管理はできないので、町の方に管理の方をよろしくお願いしますと言われたのを今も覚えておりますが、この事業、平成 17 年から 18 年、予算が2億 4,591 万 9,000 円で行っております。ここに冊子がありますが、そのときの状況の写真と現状を比べると、もうこれ、想像もつかないぐらいの現状であります。先ほどもありましたが、手が回らないと、それだけで済ませていいのかという面もあります。 今話を聞くと、今後の予定もついていない、利用もなされていないということになれ

Page 88: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

85

ば、とりあえず、都農町のワイナリーの大きなイベントしてワインまつりがありますが、現在はワイナリーのオープンステージを中心に行っておりますが、ワイナリーを広く使うという趣旨からも、ワインまつりでこの森、整備された 11 ヘクタールの広さ、管理車道が 614メートル、管理歩道が 1,079 メートルもありますが、こういうところを利用してスタンプラリーとかを行って、少しずつ町民の方に親しんでもらうというやり方もあるんじゃないかなと思います。 昆虫の森から郷土の森を抜けて、その辺にポイントを置いて、それからずっと下がってもらって、あの展望台に上がって鐘を鳴らしていただく。そこにまたポイントを設けまして、そこからずっと、管理車道から学びの森に入っていただいて、そういうところでもポイントを設けて、ずっとあとはワイナリーのグリーンカフェ、ああいうところからまた戻ってくる、そういうふうなポイントラリーをやって、今、商工会青年部でビンゴゲームとかやっていますが、ああいうカードを渡すとか、軽微なお菓子を与えるとかして、広く簡単なところから入っていって、ワイナリー、この生活環境保全林、こういうのがあったのかと、そういう周知をするのでもいいと思います。 それと多目的広場ですが、23 年の 12 月議会で一般質問をされましたが、町長答弁、駐車場でもあり、オートキャンプ場でもありますという答弁されましたが、そこで外貨を稼ぐためにもオートキャンプ場としての機能を使える施設整備を考えているようなことを言われましたが、ここも 10 区画ほどの駐車スペースとその奥に大きなスペースがありますので、ワインまつりのとき、最近よくはやっているのが移動販売車ですね。最近でもちょっとピザ屋のあれもやっていましたが、ちょっと前なら肉巻きおにぎりというんですか、ああいうのもありますが、10 区画のスペースの中でそういうものを呼んで入れていただけば、ふだん行けない町民も行ってそういうことを楽しむこともできるし、大きく使うこともできると思うんですね。だからそういう感じでこの多目的広場も、やっぱりワインまつりのときにそういう有効利用をしていただきたいと思います。 それと、その下にランドマークがありますよね。ワインボトルとワイングラス、あれ、たしか予算が 900 万ぐらいだったと思いますが、2種類のツツジを使って春と秋、色が変わるので、そういうのをやっていますが、今まで大きな効果を上げられた、見たことがありません。そういう観点から、今、冬になると自治体間でイルミネーションをやっていますので、冬にそのワインボトルとワイングラスをイルミネーションしてワイナリーの存在感を上げるとか、今、ビジターセンターになないろ屋さんが入っていますかね、ああいうところと提携して冬のイルミネーションとかをやられたらいいのかなと思われますが、そういうこともまた少しずつやっていかれたらいいと思われますが、どうでしょうかね、町長。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 疋田議員、久しぶりに前向きな具体的な提案をいただきまして、何でも反対かと思ったら、ありがとうございます。そのような提案をお待ち申し上げて

Page 89: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

86

おりました。今、疋田議員からご提案があったことについては、もう一々ごもっともと納得をしたところでございます。産業の皆さん、今年度中にすべて、今、疋田議員から提案があった分については実施するようにしてください。町長命令として職務命令をここで出したいと思います。 大変すばらしいご提案だったと思います。ありがとうございます。できればお金の工面の方もひとつ工夫をしていただいて、ここはこういうふうにお金を持ってきたらというふうなところを、ぜひ次回からはもうワンランク上の提案をしていただけるとありがたいかなと思っております。ありがとうございます。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 それで、また今年度のワインまつり、それとイルミネーション、これは民間の方も町を盛り上げようとやっておられますので、今は自治体間で競争のようにやっていますので、やっぱり都農のワイナリー、そういうところでイメージというか、ポイントを上げたらいいかと思います。 次のにぎわい拠点からワイナリーへの人の流れ込み、呼び込むための施策が何かあればお伺いいたします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) このにぎわい拠点からワイナリーへ人の流れを呼び込む施策につきましては、後ほど担当課長をして、今、議論は始まったばかりでございますので、午前中にも申し上げましたように、道の駅の用地取得が遅れた関係でハード整備に全エネルギーを注いできたということで、そこら辺が少し遅れております。道の駅の幹部候補職員も採用されたようでございますので、今から急ピッチでそのことを進めなければならないと思います。 1つだけここで重要なことを申し上げたいんですが、これはワイナリーだけではなく、やっぱりにぎわい拠点からどうやって都農町の至るところに人を移動させるかということが非常に重要だと思います。にぎわい拠点に来ていただいて何もかも事が済んでしまったら、これは経済波及効果というのが余り期待できないわけですね。それと、ほかのところをつぶしてしまうと競合施設になってしまうので、それはやっぱり避けなければならない。にぎわい拠点からいかにしてワイナリー、観光農園、いろんなところに人に行っていただけるようなシステムをつくっていくかということを主眼に、今回のにぎわい拠点の整備事業は進めていくということでございます。 担当課長。 ○町長(河野正和) 産業振興課長

Page 90: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

87

○産業振興課長(荒川秀樹) 午前中の長友正直議員の答弁で町長が言われたとおり、現在、4月から3月まで月1イベントということでイベントの充実をしたいということで、当然、そのイベントをすることによって町内外からお客さんに来ていただくということになります。今、町長言われたとおり、今整備しておりますにぎわい拠点の中ですべて何もかも終わってしまうと、当然、にぎわい拠点からワイナリーへ行かないということもありますので、今回、国土交通省がつくります情報発信施設等で、今、協議の中で、1つの協議内容としては、中に発信するためのテレビ、DVD等でワイナリーの魅力とか、そういうものを紹介し、物産館の中ですべてワインを売ってしまうとさっき言ったような形になりますので、主なワインについて試飲コーナーを設けて、これを購入される方についてはワイナリーに行ってくださいとか、1つの例としてそういうやり方があるのかなと思います。 それと当然、今言われたように、今回、にぎわい拠点については会社の運営ということになりますので、町内外から観光バスとか、そういう方たちが道の駅にお寄りになりますので、そういう営業活動、それとあわせて町の観光地、ワイナリーとか尾鈴、そういうところもあわせてPR、魅力等を営業していかなければならないと思っております。 それと常日ごろ町長が言われる町の観光パックルート等の整備を進めて、そういうルートづくりをすることによって、集客、誘客を進めなければならないと思っております。 また、冒頭、疋田議員が言われた東九州自動車道の都農インターも年内に開通する見込みでありますので、当然、九州の主要なるサービスエリアとかパーキングエリア、そういうところに宣伝用のポスター、チラシ、観光パンフレットを配布して宣伝をしなければならないというふうに考えております。 また、若干お金はかかりますけれども、テレビとかラジオ、そういうマスコミ等のPRは効果が大でありますので、そういうものを活用して、常に情報発信を行わなければならないと思っております。 それとあわせて、先ほどのイベントについても、今年度、観光協会の事業の中に、今までのイベント以外に新たにトーヨータイヤのテストコース等を使った新たなイベント等を計画しまして、あわせてそういう魅力ある観光地づくりというものも含めて集客していきたいと思っています。 それと、先ほど町長言われたように、町挙げての6次産業化とか観光を進める中で、設立されましたまちづくり屋、それと観光協会、それと町が連携して、今後そういう施策を進めなければならないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 ちょっとワイン販売のことを聞こうと思ったんですけど、道の駅ではワイン販売は行わなくて、飲食だけで済ませて、上に上がって買ってもらうというシステムということですか。

Page 91: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

88

○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 単純に言うとそういうことなんですが、もう少し踏み込んで言うと、要するに道の駅が酒類の小売店になっちゃいかんわけですね。ワイナリーから道の駅の小売店に卸して、そこで小売りをやってしまってはいかんわけですね。そういう意味で、道の駅ではワインを売らないということを申し上げております。 例えば、まだ決着しておりませんが、ワイナリーが直接あそこに支店を置いて販売するとか、そういうことはだめということではありません。要するに、道の駅が酒類の小売店になって卸していただいて売るというような、そんなことは考えていないということであります。いかにワイナリーに行っていただいて買っていただくかと。そのためのいろんな工夫の中でワインを売るということが出てくれば、それはやろうかなと思っております。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 今、宮崎県が花旅みやざき 2012 というのをやっておりますが、ワイナリーに上がると、都農ワインにはそういうたぐいのポスターもあったと思うんですよね。ないですかね。(「あります」と呼ぶ者あり)ありますよね。ということは、多分、都農ワイン自体はそういうのには参戦はしていないわけですか。この花旅みやざき2012 年には、都農ワイナリーというのは入っていないのか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 看板はあります。ただ年度によって、サテライト会場として参加するときもありますし、参加しないときもあると。県単のそういう事業をいただいて、ワイナリーと牧内も含めて植栽するときにはサテライト会場として参加すると、それ以外のときには基本的には参加していないということでございます。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 今回、高鍋町が口蹄疫復興対策運用型ファンド事業で、花守山整備事業ということで、高鍋大師周辺に年間としての花の緩衝地帯をつくろうということでやっておりますが、ぜひ、できたら町長、うちも高鍋町さんに対抗するように、やっぱりこの花旅というのは、いつも好きな季節に、─四季がありますからね、日本というのは─そのときに咲く花を楽しみませんかという趣旨でありますので、やはりそういうことを、1年を通して足を運んでもらうためにそういう取り組みも必要かなと思いますので、一応そういうのも考えていただけたらと思います。

Page 92: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

89

○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) ありがとうございます。それはもう、毎月1イベントというのを今、担当課長が話をしましたけど、年間通してやっぱりおっしゃったような花を楽しめるような町にしたいと、もうそれは私も同じ思いでございますので、そういうことを進めていきたいと思います。これも担当課長、年度内にまとめてください。以上です。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 あと、それとふれあい広場にある遊具なんですけど、あれは低学年、幼児向きでありますが、もう大分古くなっております。かわりばえもしませんので、できたら大人、子供、親一緒に楽しめるような遊具の新設というのも考えていただけるとありがたいなと思っております。これで私の一般質問を終わります。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 遊具についてはいろいろ、おっしゃったように、子供だけじゃなく親が一緒に行って遊べるようなところをつくってほしいということで、今回のにぎわい拠点整備の議論の中で、特に子供さんを持っている親からそういう要望、出ております。それをどこにするのかということも、このにぎわい拠点の議論の中で整理させていただきたいということを申し上げてきました。 ただ、分散すると非常にみみっちいものになるんですよね。できれば1カ所に集約して、おおっという、そういうようなものができるといいがなと思っておりますし、一つは、やっぱりまちの近くにそういうものを整備してほしいという意見が多いと思うんですね。ワイナリー、ちょっと遠いと。そして今、遊具が整備されているところが一段低くなっていますので、変質者があらわれたりとか、そういうところが心配だという声もありますので、その場所の件も含めて、今回、そこら辺は整理したいなと思っております。ありがとうございます。 ○議長(多田 久) これで、疋田 格議員の一般質問は終わります。 これで一般質問をすべて終了します。ここで上着を着用してください。 以上で、本日の日程は全部終了しました。 本日はこれで散会します。 (午後3時21分 散会)

Page 93: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

平成平成平成平成 年年年年 第第第第 3333 回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会 第第第第 3333 日日日日    会議録会議録会議録会議録平成平成平成平成24242424年年年年9999月月月月11111111日日日日((((火火火火))))出席議員(1番)三輪 隆之 (2番)松尾 隆文 (3番)長友 正直(4番)稲山 勝一 (5番)永友 明人 (6番)黒木 政次(7番)河野 文明 (8番)疋田  格 (9番)三輪 博文(10番)多田  久 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名住民課長(松岡雄三) 病院事務長(門川明広)副町長(河野吉孝) 福祉課長(酒井雅彦) 水道課長(花房洋一郎)教育長(河野秀夫) 税務課長(河野久宗) 教育総務課長(茂田由紀夫) 総務課長(黒木 寿) 建設課長(黒木修二) 社会教育課長(小泉隆宏)総合政策課長(河野博文) 愛寿園長(黒木直治) 出納室長(黒木宣好)産業振興課長 健康管理センター事務長(小島美都夫)兼 農業委員会事務局長(荒川秀樹)代表監査委員 古吉信生職務のため議場に出席した者の職氏名議会事務局長(土工 勉)  書記(山田秀二郎)3 号       平成24年9月11日(火) 午前9時3分 開会第 1 ~本日の会議に付した事件

日程第 6 議案第53号 都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例(平成24年都農町条例第17号)日程第 7 議案第54号 平成24年度都農町一般会計補正予算(第3号)(平成24年都農町条例第15号)日程第 5 議案第52号 都農町消防基金条例の一部を改正する条例(平成24年都農町条例第16号)

て日程第 3 議案第50号 平成23年度都農町水道事業会計決算認定について日程第 4 議案第51号 都農町税条例の一部を改正する条例について日程第 2 議案第49号 平成23年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定につい日程第

24242424

町長(河野正和)

議事日程第1 議案第48号 平成23年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定18 議案第48号~62号、報告第4号~6号

90909090

Page 94: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

日程第 17 報告第 5 号 専決処分の報告について報告第 4 号 平成23年度健全化判断比率及び資金不足比率について日程第 18 報告第 6 号 専決処分の報告について日程第 15 議案第62号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第 16

議案第60号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について日程第 14 議案第61号 監査委員の選任について日程第 13算(第1号)日程第 12 議案第59号 平成24年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

日程第 10 議案第57号 平成24年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)日程第 11 議案第58号 平成24年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予日程第 8 議案第55号 平成24年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算(第1号)日程第 9 議案第56号 平成24年度都農町水道事業会計補正予算(第2号)

91919191

Page 95: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

92

(午前 9時 3分 開議) ○議長(多田 久) おはようございます。 定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。ここで暑い方は上着をとってください。本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 質疑質疑質疑質疑 ○議長(多田 久) ただいまから上程議案に対する質疑を行います。 ここで、議案質疑につきましては、議会改革の一環として6月の第2回定例会から、これは模擬的、試験的にでありますが、1人当たり1議案につき3回までと。追加質疑としてから1人1回ずつ、3人までの質疑ができるように試行しておりますので、執行部の方々、よろしくご理解のほどお願いします。 日程第日程第日程第日程第1111 議案第議案第議案第議案第 48484848 号号号号 平成平成平成平成 23232323 年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及びびびび特別会計特別会計特別会計特別会計のののの歳入歳出決算認定歳入歳出決算認定歳入歳出決算認定歳入歳出決算認定にににに ついてついてついてついて ○議長(多田 久) 日程第1 議案第 48 号 平成 23 年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定についてを議題とします。各会計ごとに質疑を行います。最初に一般会計から行います。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。松尾隆文議員 ○松尾隆文議員 執行部の皆さん、改めましておはようございます。あいさつは人を幸せにする魔法の言葉。元気いっぱい、心のこもったあいさつで明るい都農町をつくっていきましょう。 では、決算について、監査委員の意見書の中から質疑を行います。都農町議会会議規則第 55 条に、先ほど議長が申されたように質疑は同一の議案に対して3回を超えることができないというふうになっていますので、私よりすぐりの質問を3問だけ用意してきましたので、これについて一問一答方式で伺いたいと思います。再質問をすると3回以上になりますので、答弁される方は思っていることをすべて吐き出してもらいたいなというふうに思っています。 質問に移りますけれども、まず、経常収支比率についてです。監査委員の意見書の5ページの下の方で「経常収支比率 80%以下を目指すことが財政的には最大改革となる」、また、27 ページでは「人件費・扶助費・公債費が高過ぎる」という指摘がしてあります。一般質問をしなかったのでちょっと、会議規則 54 条には質疑に当たっては自己の意見を述べることはできないというふうに書いてありますけれども、少しだけち

Page 96: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

93

ょっと意見を述べさせてください。 人件費・扶助費・公債費、いわゆるこの義務的経費を削るのには少し限界があるのかなというふうに思っています。経常収支比率を下げるのには、義務的経費を削らなくても税収を多くすればいいんじゃないかと。そのための外貨を稼ぐにぎわい拠点構想であったり、町長が一生懸命やられている企業誘致であるのかなというふうに自分は理解しているんですけれども、監査委員からのこの指摘をどうとらえておられるのか、また、何か対策なり施策を考えておられるのか、お伺いします。 5ページの表を見てみると、対前年度比比較で三角形ばかり、かなり削減に努力されているなという印象は持っておるんですが、いかがでしょうか。お伺いします。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) おっしゃっているとおり、経常的な義務的経費をこれ以上削減するということについてはもう限界に来ているのかなというふうに個人的には感じているところでございます。分子がこれ以上小さくならないということであれば、分母を大きくするしかもうないわけですね、算数的に考えると。そうすれば、もうおのずとおっしゃったように、地方交付税または町税、これを大きくすると、これに尽きると思っております。ですから、税収を増やそうということで、松尾議員がおっしゃったような政策を強力に進めているというところでございますが、一方で、町税が収入増になりますと、いわゆる課税客体が増えると一方では地方交付税が減額されるという我が国の悲しいシステムがございまして、一気に分母を大きくするということにはなかなか厳しいものがあるということでございます。 例えて言うと、町税が、課税客体が1億円増えたとするならば、地方交付税が 7,500万減額をされる。我々の努力によって町税が1億円増えても実質そのような財政指標に反映されるのは 2,500 万だということでございまして、いろいろな施策を打ってもこの80%を下回るということについては物すごく遠い道のりだなというふうに考えているところでございます。もう一言でいうと、そのようなことを実現させるためには企業誘致とかそういう産業を強くする、もうそれにかかっているのではないかと、松尾議員がご指摘されたとおりであると思っております。 ○議長(多田 久) 松尾隆文議員 ○松尾隆文議員 ありがとうございました。次に、不納欠損額についてです。7ページの下の方で「不納欠損額については、正常化するまで少々費用対効果の原則を無視してでも回収向上に努められるべきである」、また、28 ページにおいては「不納処理までの間、回収の努力が見られない」と。なおかつ、括弧つきで「対応する費用支出がない」というふうに指摘がしてありますが、現実的に費用対効果を無視して回収することが得策なのか、また、本当に回収の努力をしていないのかを税務課長にお伺いします。

Page 97: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

94

○議長(多田 久) 税務課長 ○税務課長(河野久宗) まず、お答えいたします前に、今回の監査委員の意見の中で税務課に対しまして厳しいご意見がございました。これにつきましては真摯に重く受けとめまして、今後徴収事務に当たってまいりたいと思います。 松尾議員のご質問ですけれども、まず最後の、2番目の方から回答いたしますけれども、部分的に回収努力が見られないとありますけれども、これにつきましては、全体の中で申し上げますと、どういった努力をしているのかということを申し上げますと、まず即効性の高い預金調査とか生命保険の調査等をやっております。預金調査につきましては 101 名、生命保険につきましては 61 名というような調査を行ったわけですけれども、実際結果を見てみますと、なかなか滞納者、預金の残高がないと。101 名やってほとんどないということでありました。結果的にはですね。生命保険、これも 61 名行いましたけれども、これもなかなか思ったほど成果が上がらなかったということでありました。 したがって、ここの意見にありますように回収努力が見られないということにつきましては、監査委員との審査のヒアリングの中でも具体的な監査委員からのそういったやりとりはなかったものですから憶測で申し上げますけれども、これについては恐らく旅費を指しておられるなと思います。先ほどおっしゃられた費用対効果につきましては、実際最近はそういった県外研修とか、そういったところに実際赴いておりません。 以上です。 ○議長(多田 久) 松尾隆文議員 ○松尾隆文議員 最後に、3問目の最後ですが、25 ページの中ほどに…… ○議長(多田 久) 松尾議員、質問する場合には議案書ですね。これは監査委員の報告書ですから、この報告書に基づいての質問よりも、議案書についてどのところがというようなことで質問していただければというふうに思っておりますが。 ○松尾隆文議員 議案書についてですか。意見書じゃなくて。 ○議長(多田 久) これは、今監査委員の報告書に基づいて質問されていますね。それは、議案質疑ですから、この議案書についてそのどこのところというようなところで…… ○松尾隆文議員 わかりました。それでは、報告書の 25 ページのアスベストについてちょっと質問したかったんですけれども、議案書には出ていないというところで割愛し

Page 98: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

95

たいというふうに思います。 以上で私の質疑を終わります。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。稲山勝一議員 ○稲山勝一議員 松尾議員の内容とほとんど似ているんですが、48 号議案につきまして、13 ページ、町民税、固定資産税の不納欠損金、同じく 13 ページ、軽自動車税滞納分、それと 19 ページ、福祉、不納欠損金 11 万 9,600 円、それと 21 ページ、建設課、住宅使用料 55 万 700 円。トータルしますと不納欠損金が 1,542 万 1,054 円ということで、22 年度からすると 140 万 6,344 円、21 年度からすると 160 万 7,579 円ということで、年々不納欠損金が増加しております。これについて、やはり各ほかの市町村に聞いてみますとそう増えていない状況であるということで、やはり本町においてはこの不納欠損金が大きな欠損額になるというふうに考えております。 先ほど町長の答弁の中に、増税を含めてやらなければいけないという部分もありますということもおっしゃられたと思うんですが、そうしたときに交付税がカットされるよということもございました。その中で、やはりこういった不納欠損金、これが上がってくること自体を減少、ゼロに近い数字にすることも一つの税収になるのかなというふうに考えていますが、町長のこれに対する考えと、今後の対応策をどういうふうにされるのかということでお聞きしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) お答えする前に、増税という言葉は適切ではないと思いますので、訂正をお願いしたいと思います。税収を増やすと、課税客体を増やすということですから、増税というのは税率を上げるとかそういう意味ですので、お間違えのないように。 不納欠損金がある、そして増えるということについては、もうご指摘のとおりいいことではないと。監査委員の指摘、そして議員の皆様方からのご指摘に対しては、もう重く真摯に受けとめて、真摯に対応しなければならないと思っております。 私も実務者でありましたので、じゃ不納欠損金というのがなぜ発生するのかということにつきまして簡単に申し上げますと、皆様方が単純に考えられると、先ほど税務課長が答弁しましたように預金とかそういうものが、差し押さえるものがないのか、あるいは財産の処分ができないのか、そういうふうに考えられると思います。預金とかいわゆる換価、現金ですね。それにすぐ換えられるもの、預金、生命保険等については先ほど申し上げたとおりですが、じゃそれがない場合に資産、これを差し押さえてあとは競売にかけるという手法がありますが、これも、先ほど税務課長は答弁しませんでしたが、実際中身を見てみますと、債権の順位を考えたときに競売にかけても回収できないというものがこの中はもうほとんどであるということでございます。 実質、そのような状況にあると、エネルギーをかけてもこちらの実入りがないという

Page 99: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

96

ことから、この不納欠損というものが出てくるということは、そういう現状だということはご理解いただきたいと思うところであります。なぜそういうことになるのかということについては、もうずっと申し上げてきましたが、やはり所得が低いということに尽きるのではないかなと思っております。ですから、今金もうけだ、金もうけだといって住民の皆様方に働く場を提供してお金を稼いでいただこうと。そういうようなところしか、今この不納欠損に対する対策はないのかなと思っているところであります。 悪質なのかそうでないのかというところについての見きわめは大変厳しいものがありますが、押しなべてそうやって調査をし、回収できるのかということについては真摯にやっているつもりでございますので、今後ともそういうようなことを確実に行っていく、もうそれしかないのかなと思っているところでございます。 ○議長(多田 久) 稲山勝一議員 ○稲山勝一議員 つまり、結局そういったことで不納欠損が増えてくるということになってくると、やはり来年も同じような回答が出てくるのかなということで、やはり町長から、みずから各課長にぴしゃっと指示していただいて、少しでも、1円でもふやす、全部に近い数字にするということでよろしくお願いしておきます。 以上です。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 稲山議員ご指摘のとおりでございます。我々も内部で横断的に、こういう収入を預かっている税務課、建設課、あるいは保育料を預かっている福祉課、そういうところと連携して、その家庭、個人が今どういう状況にあるのかということをやっぱり正確に把握しなさいと、しようという横断的な会議、打ち合わせはやっているところでございます。ご指摘のとおりだと思っております。真摯に受けとめたいと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。疋田 格議員 ○疋田 格議員 82 ページ、3ページの水産費の中の水産業振興費、節の 19、負担金、補助及び交付金であります。6月補正におきまして、口蹄疫の被害で水産業も影響を受けているということで、がんばろう基金より 755 万を予算要求して取りました。このとき水産業にも多大な影響を受けているということで、口蹄疫防疫時の石灰配布の影響は否定できないという説明でありましたが、今回何名の組合員の方にどれほどの補助金が送られたのか、トータルで幾らになったのかということと、当時水産試験場にもちょっと来てもらって見解というか、調べてもらうということを言われましたが、そういう説明も受けましたが、県はどういう結論づけをしたのかということをお聞きいたします。

Page 100: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

97

○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) お答えいたします。口蹄疫の復興支援事業補助金につきましては、議員が今言われたとおり口蹄疫の影響が否定できないということで、がんばろう基金の方から 755 万円、それと一般財源の方から 260 万円ということで、関係する漁業者に対して支出をしております。人数等については、ちょっと資料、覚えておりませんので、また後ほど報告したいと思います。申しわけありません。 ○議長(多田 久) 暫時、そのまま休憩します。 (午前9時23分 休憩) (午前9時24分 開議) ○議長(多田 久) それでは、休憩前に引き続き会議を再開します。産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 先ほど言いましたとおり、がんばろう基金につきましては、基金の方から 755万円、それと一般会計から 260万円、支出済額合計 1,015万円ということで支出を行っております。漁業者に対しての支出した人数等については、後ほどまた報告したいと思います。申しわけありません。(発言する者あり) ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 口蹄疫の、海岸線等の、水産試験場等の調査をしていただいたんですが、結論としては、口蹄疫とか、液ですね、消毒液。こういうものについては、それが先ほど言ったように影響がないということについては、そういう形での絶対的なものはないということでは聞いております。ただ、その後に磯が白く白焼けをしたんですが、それについてはサンゴ礁ですね、岩につく。そういうもの等が死んで白くなったのではないかということで報告は受けております。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 申し上げます。県の見解につきましては、口蹄疫の消毒資材の影

Page 101: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

98

響がないとは言えないと、科学的な見地としてないとは言えないという回答をいただいております。これはそのまま申し上げます。 ○議長(多田 久) 疋田格議員 ○疋田 格議員 組合員全員に支給はされなかったわけなんですが、一律で支給されましたが、今回の予算要求書を見ると水揚げに対しての前年度2年分と平均したその差額で要求されておりますが、当然支給するんであれば組合員の水揚げに対して、それに対しての支給、一律じゃなくて個人差が出ても当たり前かなと思います。現在はやっておりませんが掃海艇の漁業補償の場合も、その年の 11 月の水揚げに対しての補償になりますので、今回本当に一律でよかったかなというのもちょっと疑問に思います。 それと今回の額。これはこれで十分だったのかということと、また今後もこういう支給があるのかということを伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 我々の真意を申し上げますと、口蹄疫の影響についてはすべての産業であったということから、すべての産業に対してさまざまな角度から支援をしようということをやったということでございます。漁業に対しましては、積算基礎が前年度の水揚げと比較してどうだったかということについての見地から、その差額の分を漁業振興費として補助したということでございます。我々の真意は、決して漁業者1人当たりに対して補償しようというような真意ではございません。漁業全体に対して、口蹄疫からの復興に対して支援をしたということでございます。 わかりやすく言うと、商工会がそうであります。商工振興費。すべての人たちに影響があったということでありますが、そういう人たちに対して、1件1件に対して補助をしたということではございませんので。例えば、プレミアム商品券とかそういうたぐいのもので商工会はやったということであります。我々としては、漁業振興費につきましてもそのような使い方をしてほしかったというのが本音でございます。ただ、我々が交付した後の使い方については組合に任せましょうということを申し上げてきた。 今後につきましては、それはまた水揚げとかそういうものを見ながら対応していきたいと、柔軟に対応していきたいというふうに考えております。また、口蹄疫からの復興とかそういうことだけではなく、やっぱり漁業がもう既に5年後、10 年後を考えたときに、もう産業自体がなくなるという危機に瀕しておりますので、さまざまな角度から支援をしていきたいというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 疋田 格議員 ○疋田 格議員 今回の支給が7月の末だったわけなんですけれども、今回9月に町長

Page 102: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

99

選がありましたので、この時期の支給というので、当初選挙時期に住民からこの件に対して物すごく問題視されました。そのことについて、町長の見解をちょっと伺いたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 私、いっときたりとも自分のことを優先して町政を考えたことはございません。執行したこともございません。たまたま町長選挙の前であったと。支給するタイミングについては一日も早くということが大原則でありますので、そのような住民の皆様の声があったということについては聞いておりますが、私は一点の曇りもなく執行させていただいたということを明言したいと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)特例を設けたいと思いますが、されたい方ございませんか。河野文明議員。 ○河野文明議員 今監査ですから私は控えておりますが、課長さんたち、決算の審議をやっているわけですから、これに対する返答というのはちゃんとできるようにしていただきたい。そういうちょっとした意見です。 ○議長(多田 久) じゃ、ほかにございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。 引き続き、都農町国民健康保険特別会計事業勘定を行います。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。黒木政次議員 ○黒木政次議員 先ほど一般会計の方でも私申し上げようと思ったんですけれども、ほかの方が申し上げましたので言いませんが、この国保保険事業でも同じことがうかがえます。平成 23 年度の不納欠損金が 1,850万、昨年度が 1,400万と 21年が 1,200万で合計の、これは3年間で 4,500 万ぐらいになると思うんですが、収入未済額でいいますと1億 400 万になっています。この件についても、国保の方ではどのようにしておられるか。 これは 140 ページの方に出ておるわけですが、140 ページの節の方の、1番から6番までございますが、その中で一番大きいのが医療給付費の滞納繰越分ですね。これが1,480 万あります。この不納欠損金というのは、5年を経過し、6年目に不納になってなくなると。消えていくお金ですよね。これは5年間頑張って納めなければいいというふうな解釈をしていいと思うんですが、これを見ると正直者がばかを見るということにはなりませんかね。こんなことではこの都農町の財政が、今度病院を建設するという話も出ておりますが、このように不納欠損金が病院だけでも 1,800 万も出て、病院を建てるとかそんなことをする、これもおかしいんじゃないかと考えるところであります。

Page 103: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

100

この一般企業会計とこの病院会計ですか、これを足しましても 3,400 万ぐらいの不納欠損金が出てきております。この辺のところを課長、課長というのはかわるわけですけれども、その課長さんたちはこのことについてどのような考えを持ってしておられるのか。先ほど貯金残高がないとかいろいろ言われましたが、保険がない、財産はあると思うんですけれども、それに対して、地方税法の方で強制執行とかいろいろあるわけですが、そんな、強制執行とかそんなことをしたことがあるのか、伺います。 ○議長(多田 久) 税務課長 ○税務課長(河野久宗) 幾つかご質問ございましたけれども、まず不納欠損の方からお答えいたしますけれども、これも、一般、普通町税も保険税も取り扱いは同じなわけですけれども、なぜ不納欠損が今年は増えたのかということについてご説明申し上げますと、昨年はご存じのように、滞納処分につきましては執行停止と、おっしゃった5年による、時効による消滅と2パターンありまして、23 年度につきましては執行停止の中の即日消滅、即落とすという行為を多くさせていただきました。その内容につきましては、本人が死亡しているというパターンと、競売事件でもうその事件が解決しているもの、この2パターンを落とさせていただきました。 去年は、22 年度は落としていなかった関係で、22 年度は金額的に申し上げますと 26万ほど。23 年度は、町税につきましては 255 万 3,000 円、保険税につきましては 281万 3,500 円。トータルで、昨年度、23 年度は即日消滅が 536 万 6,800 円となったということで、不納欠損が増えた原因は、今言いましたように即日消滅を多く取り入れたことによって不納欠損額が増えたということであります。 最後おっしゃいました、差し押さえ等はやっておるのかということですけれども、以前差し押さえはやっております。しかし、先ほど町長おっしゃったように、差し押さえをする場合はその債権の順位が1番となっていないと、もう2番、3番となって、うちが差し押さえしても、いわゆる競売事件になっても配当がないというようなことで、ある意味税法上では不法な無益な差し押さえ、これはやってはいかんというような決まりもございます。 そして、中ほどでおっしゃいました、納めん方がいいんじゃないかというふうな意見がございましたけれども、去年、単に5年で時効消滅にならしてはならんということで、時効の中断というアクションを起こしております。23 年度はそういった時効の中断をさせるがために、トータルで 261 万 3,000 円の時効の中断をさせております。したがって、見方によっては、収入未済額が増えるということは、その中には時効の中断によるものと、差し押さえ、今も不動産差し押さえをやっておりますけれども、そういったものが加味されております。 例えば、国保税の中で1億 400 万ほどの収入未済額がございますけれども、その中には 230 万円ほどの競売事件による、交付要求による、いわゆる塩漬けになった部分、不動産の塩漬けになった部分が 207 万 5,000 円あると。それは、先ほど申しました、いい

Page 104: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

101

意味での時効中断 173万 1,000 円がこの中に入っているということであります。だから、必ずしも不納欠損がいいのか悪いのかということにつきましては、ちょっと難しいのかなと。 あわせて、これもご存じかと思いますけれども、固定資産があれば収入がなくてもかかるわけですね、固定資産税が。あわせて、この保険税。保険税というものは、社会保険でない以上はすべて国民健康保険に加入するわけですね。収入がなくても国民健康保険に入ると。入らなければならないというふうになっております。したがって、あわせて、固定資産があればご存じのように資産割というのが課税されます。資産割は資産税額の、一般が 36%ですかね。したがって、10 万円の固定資産税があれば3万 6,000 円の資産割が課税されると。じゃ、全く収入がなくてもそういった、当然均等割、平等割は7割軽減がされますけれども、資産割は丸々36%なりがかかってくるということであります。したがって、そういった滞納者に対しての、弱者滞納者に対しての救済というのもちょっと表現がおかしいんですけれども、そのためにも執行停止処分があるということであります。 以上です。 ○議長(多田 久) 副町長 ○副町長(河野吉孝) 黒木議員が言われました、納めんほうがいいんじゃないかとかいう表現であったかと思いますけれども、納付いただけない方につきましては資格証明書。これは、通常3割の負担で済んでおりますけれども、医療機関にかかった場合は10 割負担をお願いすると。あわせて、特殊な事情があります場合には短期の保険証を給付いたしておりますから、そこにおきますと3割負担から 10 割負担になるというようなペナルティーもございます。 そして、昨今のこの税の、これは相対的に言えるんですけれども、私が見る限りでは債権者の清算行為、いわゆる財産処分ですね。これによって課税なされる部分が大きいと私は認識しております。財産処分いたしまして、当然そこには処分金が発生いたしますけれども、それはすべて債権者の方に入っていくと。債務者におきましてはゼロですけれども、税としては課税するという、こういう流れがございます。これはリーマンショック以降顕著にあらわれている事例でございます。職員、一生懸命取り組んでおりますけれども、議員の方々が言われる意見を真摯に受けとめ、一丸となって取り組んでいきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 副町長が今おっしゃったことは重々わかっております。納めんでいいというのではなくて、正直者がばかを見ると言っただけでありまして、140 ページのこ

Page 105: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

102

の、私は総務の方ですので、こっちはわかりませんのでお答えください。医療給付費滞納繰越分のこの不納欠損額、1,400 万ありますが、それと収入未済額ですかね。この1,400 万というのは何名─これ多分、これは健康保険料ですよね。何名分で 1,400 万にもなるのか。多分これは5年分だと思いますけれども、のあれが落ちていると思うんですよね。会社なのか。個人で 1,400 万にならんと思います。多分会社だろうと思うんですが、その辺のところちょっとお聞かせください。 ○議長(多田 久) 税務課長 ○税務課長(河野久宗) 不納欠損の件数につきましては、これはもう国民健康保険ですので個人です。被保険者、個人です。件数は、要は執行停止の分が 28 名、消滅時効の分が 161 名、合計 189 名であります。 以上です。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 滞納分は、これは何ですかね。集金という言葉が適当かどうかわかりませんけれども、そこに行って何円かでも、100 円か 200 円のちょっとで集金に行くという姿勢を今までしていたのかどうか、お伺いします。 ○議長(多田 久) 税務課長 ○税務課長(河野久宗) まず、お答えいたします前に、これは保険税ですので保険料ではございません。その徴収につきましては、もちろん職員もですけれども、徴収嘱託員という者がおりまして、徴収嘱託員にほぼ大体お願いしているということであります。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。(「関連ですけれども」と呼ぶ者あり)黒木政次議員 ○黒木政次議員 企業明細書を見ますと病院の方で借入金が、平成5年の3月 25 日に政府資金で1億 2,690万円…… ○議長(多田 久) 何ページですか。 ○黒木政次議員 これは監査委員の報告書の方に…… ○議長(多田 久) ちょっと、この議案書に基づいて質問……

Page 106: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

103

○黒木政次議員 議案書には出てきていないからこっちで言わなわからんでしょうが。借入金は。病院よ。 ○議長(多田 久) 病院の場合は病院の方でお願いします。ほかにありませんか。ございませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。 引き続き、都農町簡易水道事業特別会計を行います。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。 引き続き、都農町東都農地区簡易水道事業特別会計を行います。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。 次に、都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)を行います。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。 次に、都農町介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)を行います。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。 次に、都農町後期高齢者医療特別会計を行います。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。 以上で、一般会計及び特別会計の質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第2222 議案第議案第議案第議案第 49494949 号号号号 平成平成平成平成 23232323 年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定についてについてについてについて ○議長(多田 久) 日程第2 議案第 49号 平成 23 年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定についてを議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。永友明人議員 ○永友明人議員 これは地域医療に関することですが、地域医療を守る観点から、公立病院改革の取り組みとして、公立病院改革プランに基づく経営改革の実施状況と今後の方向性について、総務省から改革プランの策定要請があったと承知しております。それは、経営の効率化、再編・ネットワーク化、経営形態の見直しの3つの視点に立ったプランを策定し、これに基づき計画的かつ一体的に経営改革を推進するよう要請がされていると思います。 策定後は速やかに住民に対して公表するよう促しているけれども、当病院ではどのようにして公表されているのか。実施状況をおおむね年1回以上点検・評価して公表することとしておりますけれども、23 年度の実施状況は公表されておるのかどうかをお尋ねします。 ○議長(多田 久) 国保病院事務長 ○国保病院事務長(門川明広) お答えいたします。病院改革プランの見直し・公表に

Page 107: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

104

ついては、年1回ホームページで行っている状況です。 以上です。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 この改革プランというのは監事会で、病院運営監事会で審議がされているようですけれども、その中で、25 年3月 31 日をめどとして指定管理者制度の検討をされておると聞いております。これはこの監事会だけでなくて、病院運営協議会等もあるようですけれども、それらには付議されておられないのかどうかをお答えください。 ○議長(多田 久) 国保病院事務長 ○国保病院事務長(門川明広) 今のお答えですけれども、まだそこまでの協議には入っていない状況になっております。 以上です。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。黒木政次議員 ○黒木政次議員 先ほど言いかけたんですけれども、病院の企業債で、平成5年3月25 日に政府資金で1億 2,690 万円、年利は 4.4 で、償還額が 7,280 万 3,206 円あるんですけれども、この償還期限日が 35 年の3月末になっておるわけですね。それと同じく、6年の3月に 1,270万円ほど、これは 3.65 ですけれども未償還が 700万ほど。 今後、この病院建設を考えるときに、もっと安い金利で借り入れして、まだこの2つは 11 年と 12 年に、12 年まで残っているのは、12 年間償還する期間が残っているわけですけれども、この利息を計算すると、この2件だけで現時点で 400 万円ぐらい払うことになると思います。元金が少なくても少々減っていきますけれども、この利息を払うことが何かもったいないような気がするわけですね。それで、繰り上げ償還をして、この2つの政府資金を償還するという、安い金利を借りて償還するとかそういうことはできないのか、伺います。 ○議長(多田 久) 国保病院事務長 ○国保病院事務長(門川明広) お答えいたします。実際、高い金利でお金を借りているわけなんですけれども、今議員がおっしゃられたように繰り上げ償還というのは検討すべきことかもしれませんけれども、実際国の国債ということで、国の国債のところが要は融通措置が繰り上げ償還できないという国の見解がございますので、したいのはやまやまですけれどもできないという状況にあります。 以上です。

Page 108: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

105

○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 申し上げますけれども、一般会計も企業会計も一緒なんですが、借りかえというか、基本的に証書で約束していますから借りかえ、繰り上げ償還はできないんですが、特に公営企業の場合は、経営が苦しい団体につきましては一定の基準を設けて、財政指標なんですが、それより悪い財政指標を示している団体については国の方針によって借りかえを認めますということで、ここ数年そのようなことが全国の自治体でやられたということでございますが、すみません、ちょっと詳細、その内容を覚えていないんですが、この平成4年度と平成5年度の 4.4 と 3.65 の分が残っているということは、その国の一定の基準に、借りかえの基準に満たなかったということからこれが認められていないということだろうと思っております。 国は意外と公立の病院については親切に、経営改善のための手法、いろいろなことをやってくれています。過去にも町立病院、もっと高い金利で一般会計も一緒ですが借り入れておったものを、国のそういうような救済策によってこれまでもいろいろと借りかえをしているということでございますが、残っているということは、そのような基準に合致しなかったということでございます。我々から政府資金の方に借りかえをお願いしますと言ってできる話ではないということはご理解いただきたいと。市中銀行は自由にできるんですが、そういうことだということでございます。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 私も漁業組合におったとき、政府資金の漁業近代化資金とか沿岸構造改善資金、これは政府資金になるんですけれども、繰り上げ償還できていたんですよ。それが、この病院とかこんなのができないというのがちょっと納得できなかったからその質問をしただけであって、できなければそれは仕方ないということでありますので、もしできるなら繰り上げ償還して、安い金利で支払っていったほうがいいんじゃないかなと思った次第です。 以上です。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。町長 ○町長(河野正和) すみません。私ちょっと先ほど間違ったことを申し上げました。市中銀行ができると申し上げましたが、市中銀行も、これ約束事でございますので、向こう様の了解がないとできないということはご理解いただきたいと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。

Page 109: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

106

日程第日程第日程第日程第3333 議案第議案第議案第議案第 50505050 号号号号 平成平成平成平成 23232323 年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定についてについてについてについて ○議長(多田 久) 日程第3 議案第 50 号 平成 23 年度都農町水道事業会計決算認定についてを議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第4444 議案第議案第議案第議案第 55551111 号号号号 都農町税条例都農町税条例都農町税条例都農町税条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正するするするする条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第 15151515 号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第4 議案第 51 号 都農町税条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 15 号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第5555 議案第議案第議案第議案第 55552222 号号号号 都農町消防基金条例都農町消防基金条例都農町消防基金条例都農町消防基金条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正するするするする条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農町条年都農町条年都農町条年都農町条 例第例第例第例第 16161616 号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第5 議案第 52 号 都農町消防基金条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 16 号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第6666 議案第議案第議案第議案第 53535353 号号号号 都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正するするするする条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農年都農年都農年都農 町条例第町条例第町条例第町条例第 17171717 号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第6 議案第 53 号 都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 17 号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。三輪博文議員 ○三輪博文議員 この条例の中にはもちろん町内の業者も入っていると思いますけれども、町外の業者と町内の業者では条件が変わる部分が多々あるとは思いますが、町内の業者に対してのこれ以外の優遇措置、あるいは便利な面でどのような考え方があるかないかをお聞きしたいと思います。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) お答えします。まず、今までの条例改正前にあっては、

Page 110: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

107

土地もある、工場もあると。町外から来られる場合は、土地を求め、工場をつくり、周辺整備をして事業を行うという場合に、地元の業者というのが不利な感じだったんですね。もう奨励措置をもらえるのが従業員の雇用の数だけということで、今回改正を提案した次第です。 ○議長(多田 久) 三輪博文議員 ○三輪博文議員 この企業立地促進条例ですけれども、町側も誘致企業側も、これはどちらもウイン・ウインでなければならないと思っております。町側も、例えば町側の方も条件づけをしていく。例えば都農高校と連携を図るためでも、県立都農高校の新卒者を企業側に採用してもらうというような、そのような条件を記載するようなことはできないのでしょうか。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 一応それを文面で、協定書という形ではやっておりませんが、一応お願いはしております。できるだけ地元雇用をお願いしたいとか、奨励措置も地元の人が多ければ多く受けられますので、企業側としても都農町の町民を多く雇用すると考えられます。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。永友明人議員 ○永友明人議員 これはケース・バイ・ケースのときであろうと考えておりますけれども、今が本腰ですね。企業誘致に取りかかる、取り組むべき時期に来ていると思うわけでございます。前条3項、4項といいますと、それぞれ今までなかった企業誘致の態勢をとっていただいたと考えております。 そういったことでありますので、同じようなレベルの3項、4項に倣っての仕様は考えられるのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。3項、4項、前条。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 土地取得と周辺整備ということですか。そこら辺をしてしまうとかなり有利になり過ぎるのではないかということで、一応いろんなパターンをつくって、同じぐらいのレベルの補助率になるような形で一応今回は考えました。そういうことで、今まで対象外であった部分が対象になるかわりに、そういう3項、4項については対象にならないというふうに考えて改正した次第です。 ○議長(多田 久) 永友明人議員

Page 111: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

108

○永友明人議員 私の言っているのは、3項、4項の 50%、5,000 万に匹敵するようなことにはならないのかということです。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 今回の改正は、今までの制度を使わなくて、いわゆるもうぶっ込みで、今明人議員がおっしゃったようなものをすべて込み込みで補助しましょうと。今までよりも随分使いやすいですよと。特に小規模な事業所様を対象としているんですが、それが全部入っているんだと。ただし、補助率が今までは2分の1でありましたが、30%になります。それで、上限を 5,000万にしたということであります。 明人議員がおっしゃっているのは、込み込みの補助率2分の1にできんかということでよろしいんでしょうか。我々も随分内容で議論したんですが、やっぱり今の財政状況を鑑みたときに、やっぱりほかの事業と考えたときにちょっと厳しいのかなということで、当初は補助率 30%で上限 3,000 万ということでしておりました。ということは、事業規模1億円ですね。これを標準としておったんですが、今複数件相談があっているんですが、その方たちとやっぱり議論する中で、やっぱり事業費というのが小規模事業所であろうとやっぱり1億超えてくるんですね。ですから、上限を 5,000 万にしようと。5,000 万で補助率が 30%ということにすると事業費が2億という数字が見えてくるということから、2億を標準にしようということで今回は改正をしたところでございます。 今後、またそういう相談があった企業様といろいろ相談をさせていただき、そして議員の皆様といろいろ議論を重ねて、そういうような要望が多いということであればまた今後柔軟に対応していきたいと思っております。やってみないとわからんというところもありますし、我々の懐ぐあいをやっぱり最優先させていただいたということでございますので、今回はこれで提案させていただき、今後は柔軟に対応していこうというふうに考えております。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 ここで暫時休憩します。 (午前10時 4分 休憩) (午前10時16分 開議)

Page 112: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

109

○議長(多田 久) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第日程第日程第日程第7777 議案第議案第議案第議案第 54545454 号号号号 平成平成平成平成 22224444 年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算((((第第第第3333号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第7 議案第 54 号 平成 24 年度都農町一般会計補正予算(第3号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。松尾隆文議員 ○松尾隆文議員 38 ページ、商工費ですけれども、観光費の中に広告料として 57 万8,000 円、要求書 40 ページを見ると宮日新聞紙面特集企画というふうに出ているわけですけれども、これについて具体的な内容を教えてください。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 今回の宮日の広告につきましては、こういう宮日の広告が、ここの1面等で今回広告をするということで、一応宮日さん等と協議を行って、この予算上程している金額で見積もり等をいただいているところであります。(発言する者あり)これについては、今回川南町と都農町で特集ということで、口蹄疫からの復興ということで、紙面に都農町、川南町の情報発信をしていくということになります。 以上です。 ○議長(多田 久) 松尾隆文議員 ○松尾隆文議員 わかりました。最後にもう1問ですけれども、要求書の 46 ページ、教育費の中に中学校費として砂利砂ほか 10 万円ということで出ておるわけですけれども、この第5次都農町長期総合計画─すみません、脱線するかもしれませんけれどもよろしくお願いします。総合計画の中の 100 ページに、持っておられないので読み上げますけれども、計画というところに、都農中学校の運動場の水はけの改良などについて検討するという、平成 19 年度ですから5年前に出された計画があるわけですけれども、この5年間の検討結果がこの砂利砂になったのかという認識でよろしいんでしょうか、町長。 ○議長(多田 久) 教育総務課長 ○教育総務課長(茂田由紀夫) お答えします。今回の砂利は、春先から中体連の夏の大会に向けて、もしくはその結果を受けた県大会において、野球部もしくは女子ソフト、サッカー等の活動とあわせて、やはり雨が多かったということで、そちらに補充したた

Page 113: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

110

めに今後に不足を生じるという補正であります。第一グラウンドにつきましては、ちょうど校舎側の東側の階段、野球場のライト側付近の方に向けて低いものですから、やはり雨が降るとそちらに流れる、もしくは地盤が黒土のままなので、水はけがよくないがゆえにやはり水が流れてしまって土がなくなってしまうということで、やはり関連するこういう予算は必要になってきますが、長期総合計画における考え方としては、もう少し抜本的なグラウンド整備をやりたいという要望を持っておりますので、今回の予算とは関連はないというふうにご理解をいただきたいと思っています。 ○議長(多田 久) 松尾隆文議員 ○松尾隆文議員 5年前に策定された基本計画がまだ十分になされていないという認識でいいんですね。ちょっと脱線しますけれども、昨年の5月2日に地方自治法の一部を改正する法律というのが公布されまして、基本構想については法的策定義務、または議会による議決の義務はなくなったというところでありますけれども、今後町として基本計画については策定するつもりでおられるのかお聞きして、質問を終わりたいと思います。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) ただいま見直しを行っております。 以上です。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 一言つけ加えさせていただくならば、今松尾議員が思っておられるような長期総合計画、ビジョンですね。意味がないという言い方はいけないんですけれども、私は余りにも抽象的な部分が多過ぎると思っております。過去に五ヶ瀬町がつくった長期総合計画を見ましたが、住民の皆さんと職員が直接具体的なものを挙げて、何年度までにこういうことをやるというのをつくりましたあれを見ておりますが、そういう具体的なビジョンにしたいと思っております。ですから、そのような抽象的なものは次回はないんではないかなと、もっと具体的なものをと思っております。(「議長、4回目ですけど、いいですか」と呼ぶ者あり) ○議長(多田 久) 特別、許します。 ○松尾隆文議員 基本計画、総合計画について、今まで「田園交響都市つの」とかいうのが書いてあって、私もこんなのできるのかなというふうに思っているんですが、もっと具体的に予算も絡めて、できる、できない、何が一番大切なのかというところを考え

Page 114: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

111

ながら進めてもらうのが一番いいのかなというふうに思っています。その中で議会としても絡んでいきたいというか、かかわるところはかかわっていくのが議会としての責務かなというふうに感じているところではあります。 以上です。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 田園交響都市という、前町長がつくられたフレーズでありますが、私はそのような精神論のところについても非常に重要だと思います。心が響き合うという意味ですよね。やっぱり、いわゆる意思疎通が十分図られているということですから、そういうのはそういう部分として私は必要だと思っておりますので、そこはご理解をいただきたいと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。長友正直議員 ○長友正直議員 5款の農林水産業費、35 ページの鳥獣防止総合対策事業補助金なんですが、昨年までは電柵のバッテリーですか、これを2基助成で、本年度が4基と。先日、農業委員会との意見交換会の中でも出たんですが、開パですね。ここもやはり有害鳥獣、イノシシ、シカ、これの多発により、作物を植えても下の部分はもうえさになってしまって、もう収量もおぼつかないと。その中で耕作放棄地も出て、現在耕作が維持できないという部分が多々あると。我々が住んでいる山間の方でも、コシヒカリでさえ電柵を張らないと収量ができない状態にあるんですが、その中にあって、年間4基ぐらいではとてもじゃないけれども網羅できないと思うんですが、これをもっと増額できるようなことは考えておられないのか。それから、県の助成とかをもっと受けられないのか、そこら辺をお伺いしたいんですが。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 議員おっしゃられたとおり、有害鳥獣については町内どこを問わず深刻な問題であるというふうに思っております。その中で、言われたとおり電牧等の支援については、県の補助等を活用して、できるだけ導入を図りたいというふうに思っています。それとプラス、昨年から県の方もこの有害鳥獣駆除対策については力を入れておりまして、現在課の方でそれぞれ獣とか鳥別に計画、町全体もありますし地区、そういうところで計画を立てた上で、来年度以降合致するところについてはそういう県の補助事業を持ってきて充実していきたいと思っております。 今回この補助については、イノシシ、シカだけではなく現在アナグマ等もふえてきておりまして、概要書にも書いておりますとおり、今回上げておりますのはアナグマ用の箱わな購入ということで書いておりますので、議員言われたように今後も有害鳥獣の駆

Page 115: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

112

除については、こういう電牧、わな、プラスあと駆除班ですね。そこらあたりの支援も充実してやっていきたいというふうに思っています。 以上です。 ○議長(多田 久) 長友正直議員 ○長友正直議員 課長が言った駆除班なんですが、この駆除班の助成ですね。この助成のあり方にも少し考える余地があると思うんですが、駆除班の人に聞いた話では、駆除するのに少数でやっているわけじゃないと。もう 10 人なりそれ以上の人間で追い詰めて捕獲するんですが、1頭とって助成が、シカ1頭に対して 8,000 円と。それではとてもじゃないが経費も出ないということで、猟銃の弾なり、それと狩猟するその人たちにとっては狩猟犬、狩り犬、これはもう必需品ですよね。狩り犬で追い詰めてとどめを刺すと。だから、狩り犬を飼育するその経費とかかかるから、単に1頭幾らかなんていう助成じゃなくて、その環境をつくる部分にやっぱり力を入れていかんと、これから後継者ですよね。現在狩猟班の人たちも高齢化で、もう 60 歳という年齢の方が若い方なんで、我々に猟銃の資格を取ってやってくれと言われてもですよ。我々は免許を取れないと思うので、現在狩猟してくれるこの人たちを大事にして、その人たちが後継者を育ててくれるような環境をつくるのも一つの策じゃないかと思うんですが。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 今言われたとおり、今回の補正にも一斉駆除の弾代とか、そこらあたりの計上をしておりますし、今言われた内容については、昨年から有害駆除対策協議会、猟友会の会長さん等入っていただいて、その中でいろいろ猟友会の要望、そこらあたりをお聞きして、対応できるものからやっていきたいというふうに考えております。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 今長友正直議員がおっしゃったことは、私も県町村会の役員をさせていただいておりますので、もう県・国への政策提言の中のトップバッターとして今おっしゃった項目を挙げております。県・国に対して、今後ともそのような機会をとらえて強力にこの予算の拡充についてお願いをしていきたいと思っております。(「よろしくお願いします」と呼ぶ者あり) ○議長(多田 久) ほかにありませんか。永友明人議員 ○永友明人議員 まず、歳入の地方交付税についてお尋ねしますけれども、本県の地方

Page 116: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

113

交付税の9月補正分が 311 億円、311 億円が先送りとなるようです。それはもうご存じのとおり最近の新聞紙上で報道されておりますけれども、その影響はないのかどうか。また、影響があったとするとなると、事業の着手がおくれ、やれない事業もあると思っております。そういった事業の把握をしているのかどうかをまずお尋ねしたいと思いますけれども。 それと、24 ページ、25 ページ、3款の民生費、社会福祉総務費の中の需用費 60 万円、これは老人ホーム関係ですけれども、60 万円がどうのこうのじゃありませんけれども、これは 24 年の4月1日付で養護老人ホーム愛寿園を福祉避難所に指定したとあります。こういったことで、世話する要員についてどこまで考えておられるのかどうか。世話する要員ですね。そして、シミュレーションは十分してあるのかどうか。東北での事業を見るとそうたやすいものではないと思うわけでございますけれども、しっかりと対応できるものを準備しておられるのかどうかをお尋ねしたいと思います。 それと、28 ページ、29 ページ、4款の衛生費、1項の保健衛生総務費の中の 28 節の繰出金 3,100 万、これは町立病院への繰り出し金となっておりますけれども、当初に1億 2,500万円が、今回 3,100万円が、トータルの1億 5,600万円となっております。ここに交付税措置の算入根拠が示されておりますけれども、予算要求書の中で算出根拠が示されておりますけれども、果たしてこの満額の受け入れがあるのかどうか、そのあかしとなるべきものがあれば示してほしいと思うわけでございます。これは今後において、先ほども出ましたとおり今後の町立病院の建設問題にも参考にしたいと考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 それと、40 ページから 41 ページ、7款の土木費でございます。2項の公園管理費、工事請負費に、公園管理費の中で公園の遊具について説明書きがあります。事業の目的に、老朽化しているものは撤去、修繕の可能となるものは修繕して継続利用を図るとありますけれども、ほとんどが将来において消え失せてしまうような気がするわけですけれども、何らかの方法で更新はできないものかどうか、お尋ねしたいと思います。 それと、48 ページ、49 ページ、9款の教育費の中の1目の保健体育総務費の中に 19節負担金補助及び交付金、九州全国大会出場補助金とありますけれども、だれがどういった形で参加されるのか、詳細を説明していただきたいと思います。 以上です。 ○議長(多田 久) 福祉課長 ○福祉課長(酒井雅彦) 今ご質問いただきました2つ目でございます。25 ページの社会福祉総務費の消耗品についてお答えいたします。 今明人議員がおっしゃられたように、4月1日に愛寿園を福祉避難所に指定いたしました。これは通常、何かあった場合に通常の避難所、近くの公民館とかそういうところに、役場もそうですが、一時避難をしていただきます。その中でお体が不自由な方とか障害がある方とかそういう方をこの愛寿園の方に移して、専門的な介護を含めた避難所

Page 117: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

114

を行うということにしております。 それで、定員を今のところ 20 名ということにしております。これは、そのときの人数によってパーテーションを切りかえしたりとかしてある程度の増員は考えておりますが、一応定員 20 ということで今開設しております。内容につきましては、毛布、簡易トイレ、パーテーション、それと非常食を、これが少ないか多いかというのは別といたしまして、20 名が3日過ごせる非常食を準備しております。その間に追加の食事が要ればその間に用意するということで、あくまでもそのときの非常時に対応するということで開設をしております。 以上です。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 2ページの地方交付税の先送りはないのかという話ですが、今回は、県はそういう措置があるみたいですが、市町村に対してはないと。今後、県があったということで、今後そういうことも可能性として考えられますので、事業費を把握した上で計画的な支出に努めていきたいと思っております。 ○議長(多田 久) 健康管理センター事務長 ○健康管理センター事務長(小島美都夫) 補正予算書 28 ページ、29 ページの国保病院事業会計繰出金 3,100 万円についてでありますが、平成 23 年度においても1億5,600 万ということで、本年度も同様に1億 5,600 万ということで概要書に資料が添付してございますが、ちなみに、21 年度につきましては1億 2,800 万、平成 22 年度の実績で1億 5,460 万、平成 23 年度は1億 5,600 万ということで、若干の繰出金、交付税の増額が示されているようであります。 以上です。 ○議長(多田 久) 建設課長 ○建設課長(黒木修二) 40 ページ、41 ページの公園管理費についてお答えいたします。公園管理費につきましては、公園遊具の修繕として 120 万円を計上しておりますけれども、これは2年に1度点検を実施しておりまして、今年度点検を実施した結果、現在、ちょっと一部いわゆる補修をしないと危ないと、現在の規格に合わない製品もあって、その点を回収もしくは撤去を考えて計上しております。 公園についてはほとんどがワイナリーの、遊具についてはワイナリーと藤見公園にある品物がほとんどでございます。 以上です。

Page 118: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

115

○議長(多田 久) 社会教育課長 ○社会教育課長(小泉隆宏) 補正予算書 48 ページ、49 ページの九州全国大会出場補助金についてお答えいたします。これにつきましては、当初予算として 20 万を計上しておったところですけれども、24 年度、今現在5件の申請がありまして、もう 22 万1,000 円の支出をしております。予備費をいただいてですね。その関係で、今後見込まれる分といたしまして 10万円を計上させていただいたところです。 以上であります。 ○議長(多田 久) 永友明人議員 ○永友明人議員 公園の管理の遊具の点検は2年に1回行っていると言いますけれども、このスタイルでいくと、もう遊具がなくなってしまうような状況があるわけですね。ですから、今後は更新の必要性も考えてやっていただきたいということです。そこら辺のところをよろしくお願いしたいと思います。 それから、この老人ホーム愛寿園の災害時の緊急避難地としての対応ですね。対応をいかにしておられるかということです。ですから、今までのとおりではいかんわけですね。やっぱり十分にシミュレーションなんかをして、今後訓練に訓練を重ねて対応してほしいということです。 以上です。 ○議長(多田 久) 福祉課長 ○福祉課長(酒井雅彦) 今のことを、愛寿園といたしましても日ごろいろいろな防災訓練を行っております。その中の一つ、もしくはそれと特別な日を設けて、こちらからあちらに、都農町役場に来ていらっしゃる方をあちらに輸送するところから始めるような訓練を今後行っていきたいと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。黒木政次議員 ○黒木政次議員 予算書の 37 ページ、これの商工費ですが、節の負担金補助及び交付金の中で商工会の運営補助金が 200 万ほど組まれておりますが、この概要書によりますと、「都農町商工会は商工会法に基づいて設立された経済団体で、商工業の発展を目的として地域振興事業に積極的に取り組み、あわせて社会一般の福祉の増進に資する事業を推進する」と書いてあるだけで補助金 200 万。この意味がちょっとわかりませんので、説明願います。 ○議長(多田 久) 産業振興課長

Page 119: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

116

○産業振興課長(荒川秀樹) お答えいたします。今回の商工会運営補助金につきましては、商工会がにぎわい拠点地域振興策ということで、現在商工会を中心にして事業を展開しておりますが、その中で、商工会の方で専門的な職員を雇用して事業展開している中で、事業費等の不足が生じるということで、今回追加で 200 万円の補助金を予算計上したところであります。(発言する者あり)ああ、具体的に。すみません。内容としては、専門的な職員等の賃金、それと会議を開きますので、そこの会議に来られた方の報償費を計上しております。 以上です。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 ちょっと意味不明ですので、後の委員会で詳しく聞きますので、資料はちゃんとそろえて説明を願います。今まで課長やらの答弁を聞いていると、後で説明しますとかそういうことがないように、ちゃんとこの本会議で質問されたことは本会議で答えるというように、ちゃんと資料をそろえて今後はしてください。よろしくお願いします。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。河野文明議員 ○河野文明議員 まず、18 ページの歳入です。町債の臨時財政対策債、減額 1,336 万3,000円の理由をお願いいたします。 それから、20 ページ、一般管理費ですが、この中に特別旅費が出ております。町長費用 85 万 6,000 円、議員 36 万 2,000 円、職員県外旅費が 78 万 2,000 円。わかるだけの内訳がありましたらお願いいたします。 それから、高鍋高校 90周年の広告料 10万 5,000円という数字が出ております。先ほども別の広告料が出ておりましたけれども、どんな広告になるのか、ご説明をお願いします。 それから、矢研会設立 50 周年補助金といって 50 万出ております。これは例年補助金が出ていたのか、お伺いします。 そして、22 ページ、総務費です。用地購入費 1,114 万 1,000 円、これの数字の根拠というのをお願いいたします。 それから、32 ページ、農林水産費。この中の中山間地域直接支払事業の返還金ということで 26 万 6,000円出ております。この理由をお願いいたします。 それから、目指せ6次化宮崎未来農業創出事業補助金 58 万 9,000 円。これ理由はわかるんですが、町内の農業法人の数はどのぐらいあるんでしょうか。 それと、38 ページ、商工費の中の観光費、みやざきから東日本へ感謝を届ける市町村支援事業、この具体的内容、どういうことになるのかご説明をお願いします。

Page 120: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

117

以上です。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) まず、歳入の……すみません、臨時対策のマイナスにつきましては、額の確定によるものであります。 それから、22 ページの用地購入費につきましては、都農駅の北側の土地を購入して駐車場として使うための用地であります。面積が 1,431.79 平米ございます。1,431.79平米と。価格については、区画整理の方の担当に相談しまして価格は設定しております。 以上です。 ○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) それでは、21 ページ、総務費の質問についてお答えいたします。まず、特別旅費 200 万についてでございますが、町長出張 85 万 6,000 円につきましては、これは企業誘致等で町長が出張される分等に充当するものでございます。それから、議員の関係で 36 万 2,000円。これは、東京矢研会が今年 50周年を設立後お迎えになられるということで、そちらの記念行事が予定されているところでございます。これに議員の方からの出席も話がございましたので、ここで予算化したところでございます。それから、職員の県外旅費としまして 78 万 2,000 円。これは、自主研修で枠を設けておりまして、現在、職員の希望が今年度は特に研修が多く出てきておりまして不足を来すということで、今回補正をするものでございます。 次に、広告料でございますが、これは高鍋高等学校の 90 周年記念の広告をいたすものでございます。管内の東児湯5町、今回の 90 周年に当たって広告をするということで合意を見まして、それで各町今回上げたところでございます。 それから、東京矢研会 50 周年の補助金でございますが、これは今回初めて組むものでございます。 以上です。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 臨時財政対策債、決定に伴うものですけれども、本当に短い答弁でしたが、これは国が積算をして我々に通知するものであります。実を言うと、我々もこの積算の過程はわからないところでありまして、一言で言うと財政力の低い、財政状況の厳しいところには手厚く、余裕のあるところには薄くという国の方針のもとに臨時財政対策債、いわゆる地方交付税が不足する分を借り入れの方で賄っておいてくださいという制度であります。したがいまして、決定額が減ったということは、従前に比べて、財政的には国が見た限り都農町少しよくなりましたねということであろうというふうに

Page 121: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

118

考えております。 もし必要であるということであれば、国に問い合わせをして、複雑な算式でありますが入手したいと思います。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 予算書の 32 ページ、33 ページの3の農業振興費の中山間地域等直接支払事業補助金等返還金 26 万 6,000 円につきましては、国の会計検査院のご指摘によりまして、23 年度に県とこの中山間地域等直接支払事業を実施しております轟地区と木和田地区の現地巡回をいたしました。その中で交付要件を満たさない農地が発覚し、それに基づきまして、今回その交付要件を満たさない農地の補助金について、国・県の補助金について返還を行うものであります。 次に、そのページの一番下ですね。目指せ6次化宮崎未来農業創出事業につきまして、現在町内の農業生産法人については7法人であります。 それと、予算書の 38 ページ、39 ページの3、観光費、みやざきから東日本へ感謝を届ける市町村支援事業につきましては、宮城県山元町に、今都農町観光協会等で推進しておりますおりがみ陶芸、このおりがみ陶芸を山元町の社会福祉協議会と連携をいたしまして、現在仮設住宅等で居住をされております高齢者等が福祉事業等でサロンとかそういうところに通われて、そういうところを対象にしておりがみ陶芸を折っていただいて、それをこちらの方へ持ってきて、それを焼いて、町内の児童が応援メッセージ等を書いてまた一人一人送り返すというのを2回ほど計画しております。それと、本年 11月 22 日から 24 日にかけまして、山元町ふれあい産業祭が開催されます。その中で、昨年も口蹄疫からの復興、震災の支援ということで町内のトマト鍋等を向こうで振る舞っておりますが、本年度につきましてもトマト鍋の販売、それと町内の農産物の販売をいたしまして、その益金を山元町に寄附という形を考えております。 以上であります。 ○議長(多田 久) 河野文明議員 ○河野文明議員 特別旅費の方ですけれども、全協の中でたまたま消防の全国大会に行くということで報告がなされました。ということは、この担当、消防委員会の人数ほどで組んであるんでしょうか。 それと、矢研会の記念行事ということで、50 周年ということであるようでございますが、どういう記念行事をされるのか、わかる程度でよろしいですがお願いいたします。 それから、農業水産費の中の、説明書の中にもちょっと入っていたんですけれども、会計検査院からの指摘があってちょっと返還金になったとかということになっておりますが、今後この中山間地域の直接支払事業というのはなくなるんでしょうか。それから、なくなったときにはどのような対応をされていくのかなと思っております。

Page 122: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

119

以上、ちょっとお聞きします。 ○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) まず、旅費についてですが、補正予算の要求した時点におきましてはまだ全国大会の出場が決定しておりませんでした。ですから、これにつきましては、消防の全国大会に参加する分ということについては含んでいないところでございますが、ただ、矢研会があって翌日が消防の全国大会という日程になっております。そこで、議会事務局の方ともその執行に当たっては協議をさせていただきながら、議員の方の派遣をお願いするということで考えております。(発言する者あり) 失礼しました。これ、派遣と書いてありますが、議員派遣、大変申しわけありません。これは派遣ということは、ちょっと説明の中で、総務費に組んで派遣というのはちょっと適切でない表現でございます。すみません。議員活動の一環としてということではとらえていなく、記念の大会、50 周年という節目の年ということで出席をいただくということで予算組みはさせていただいておるところでございます。 それから、50 周年の補助ですね。これにつきましては、はっきり申しまして今までは出席される方にいろんなものを準備していただいておりました。例えば、米の、ちょっとこれ2キロぐらいのものを百何十袋とかを準備するとか、ワインを景品で出すとかいろいろなことで、いわゆるもう身銭でやっていたというのが今までです。これを、今回 50 周年ということで、今までよりもちょっと、例年の総会よりも記念行事として大きくやりたいということを事務局の方からお話があっているところなんですが、この際もうやはりそういうことではなくて、補助金を出すことによってそういう、例えば、向こうからの要望としては、参加者に抽せんをして記念品を、ふるさとのものを配ると喜ぶのでそれを準備してほしいというようなことがあっております。今までもそういうことで準備をしておったことに、今回補助をもって充てるということで考えております。 ○議長(多田 久) 産業振興課長 ○産業振興課長(荒川秀樹) 中山間地域等直接支払事業につきましては、3年ごとに事業が見直しをされますが、これについては今後、あくまでも地区からの要望によってこの事業に取り組むということになっております。先ほども言いましたとおり、鼓地区、木和田地区については当然農地等も狭いということで、この事業を活用して農地等の有効活用を行っております。 今後、この事業が継続されるかどうかについてはまだはっきりはしておりませんが、今後継続されるということになれば、地元等と協議を行って取り組むかどうかというのを決めていきたいというふうに思っております。 ○議長(多田 久) 町長

Page 123: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

120

○町長(河野正和) 補足しますが、矢研会の補助金ですけれども、今総務課長がご説明したこととあわせて、先日矢研会の役員の方がお見えになって、これも今まで我々もお願いしておったんですが、もっと都農町と矢研会が連携をして、企業誘致ですとか医師の確保、あるいは今後進めていく観光事業、そういうところで矢研会の方にいろいろなお手伝いをしていただこうと、そういうシステムをつくり上げていこうと、この 50周年を機にそういうことをやっていこうということで話がついたところでございます。その走りということで、50万を計上したと。 じゃ、今後 50 万、その補助金をやっていくのかということについては、やっぱり景品等については従来のやり方に戻すけれども、やっぱり向こうの活動費ですね。我々に情報提供していただく、そういうところの活動費はやっぱり我々が補助金として、今後彼らにやっぱりいろいろお願いするに当たりそういう制度にすべきじゃないかということで、今回思い切って補助金という制度でやったということでございます。 それと、中山間の事業につきましては、民主党が新しくつくった戸別所得補償制度の走りの制度でございます。ヨーロッパではもうこういうような事業がなされていると。条件不利地域に対して、国が職業確保の観点から戸別にその生産不利な部分について補償しましょうという、いわゆる走りの制度でありますので、我々もこの制度は残してほしいということでお願いをしております。将来は今の戸別所得補償制度とドッキングして、さらに充実するのかどうかわかりませんけれども、ヨーロッパのような、そのような制度にしていただきたいということを今後も申し上げていきたいと思っております。 ○議長(多田 久) 河野文明議員 ○河野文明議員 私も矢研会参加の経験があるんですけれども、非常に都会で成功された方々、それから故郷を離れて故郷を思う気持ちの方々、そういう方に接したことがございます。たまたまこの 50 周年という契機に当たり、できれば皆さん、議員少のうございますので全員が行けて、そしてその雰囲気を感じられたらと思うところでございまして、非常にそこら辺が 50 周年という数字のときにできんものかなと思うところでございます。イベントが何か別に組んであるのかなと思ったんですけれども、景品等々も非常に故郷のものを持っていくと非常に喜ばれると思うところはあります。 中山間の事業なんですが、実はこれ、私も監査をしながらふと思ったことがございます。毎年補助金だけを出して、その結果、そしてそれをいかに次の年に生かしていくかという反省のもとにまたこの予算を組んでいくというところが見えないということで、ちょっと担当を呼んで話したことがあるわけです。そこら辺がちょっと会計検査院にひっかかったんじゃないかなというような雰囲気がしてならなかったものですから、あえて質問をしているわけですが、都農町の場合もそういう場所がございます。今後これがなくなってしまうということになると非常に寂しいことになりますし、また、返金しなければいけないということになると来年は本当にあるのかなと、継続されるのかなとい

Page 124: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

121

う懸念がございます。そこら辺を一つ思いながら、次年度の都農町の考え方をお聞きしたいと思います。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 先ほど申し上げましたように、自民党時代から、いわゆる我が国の農業というのは諸外国と比べてやっぱり生産性が高いんですがコストがかかり過ぎるというところで、国際競争力をつけていただこうというところで、そのコストがかかる分について国が支援しましょうと。そうすることによって、例えば麦ですとか大豆という食料自給率の低いものについて、諸外国に頼らなくても自国で賄えるようにしましょうということで今やっているわけですね。 そのためには、やはり農地を確保する必要があると。優良農地だけでは足りない。今、条件不利な、先ほども申し上げたような地域についても、やはりお年寄り、特に高齢者の皆さんが多いわけですが、そういう人たちにもやっぱり頑張っていただかなければいかんということから条件不利地域のその政策とそのコストの分を見るという政策について、今やっと両輪で出てきたということであります。我々も今後農業を守っていくためには、そのような制度を維持しなければ、これはもう国際競争には勝てません。ですから、本町としても今後遊休農地の解消も含めて、いわゆるそういう生産基盤を整えていくという制度の一つとして所得補償制度、あるいは生産コストの部分を見ていくという制度について、国・県にお願いしながらやると同時に、我々もやっぱり踏み込んで、もっとそういうところでお手伝いをしなければならない、こういう大きな方針であるということをご理解いただきたいと思います。 それと、先ほど矢研会の話が出ました。私も多くの皆さんに、議員の皆さんに出席してほしいと思っております。それで、矢研会で半分、近畿の町人会で半分ということで、今回、今年度は全員出席していただければというふうに考えているところであります。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。疋田格議員 ○疋田 格議員 関連ですけれども、特別旅費の町長出張旅費が 85 万 6,000 円ということで、企業誘致関係だということでありますが、現在決まっている出張予定とかがあったらちょっとお聞かせください。(発言する者あり)誘致企業関係で、誘致企業関係じゃなくてもいいんですけれども、今後身近なところで出張予定が決まっていたら…… ○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) 先ほど企業誘致等と言いましたが、年末にあります全国町村長の大会への参加、こうしたものもこの中に含まれております。決定しておるものについては、今のところはっきりしておるのは年末の分でございます。

Page 125: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

122

○議長(多田 久) 疋田格議員 ○疋田 格議員 町長スケジュール、日程ですね。ウェブ21に掲載されておりますが、私も何回か見せてもらったんですけれども、県外出張とかアバウトに書いてあります。今回の議会の中でも木質ペレットで高知県に行かれたというお話がありましたので、そういうところで、県外出張のときにはどこにどういう目的で行くかということをちゃんと明示された方がいい、詳細にですね。会議出張の場合は午前中どこに行くんだよ、あそこに行くんだよとか、そういう、これは総務のあれになりますが、そういうふうに、できれば詳細に掲載された方が動きがよく見えるんじゃないかなと思って、そういう提案ですか、今後そういうふうにしていただきたいなという意見ですね。 ○議長(多田 久) 意見として受けとめてください。(発言する者あり)じゃ、町長 ○町長(河野正和) 町長は政治活動でやっぱり公表できない部分もあります。中には漏らしてはいけない情報を漏らす議員様もおられますし、やっぱり言ってはいけないことを、これは秘密にお願いしたいと、そういうことはやっぱり十分考えなければならないと思います。できる限り私も内容を書くようにしますが、秘密にする部分については秘密にさせていただきたい。ただ、出退は、自分が役場におるのかどこにおるのかということについては、それははっきりしなければならない。中身については私も考えながら入力をしておりますので、そこはご理解をいただきたいと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。三輪隆之議員 ○三輪隆之議員 すみません、短目に1つだけ。43 ページの防災費なんですが、防災ラジオを今回 1,000 台購入されますが、高齢者、障害者への配布というのは今回、前回から今回でもうカバー率 100%になったのか。あと、今回 1,000 台購入、配布先に消防団団員、部長とかそういうものの配布予定はあるのか。 実際、冬場は特に今ペアガラス住宅とかが多くて、私が部長をしているときも部員が来ないと。火災発生が近所であったときに。電話もなかなか寝床に置いていないと。理由を聞いたら、防音がすぐれた家に住んでいるために全く聞こえないと。近所であった火災にも気づかなかったという例が非常に多くて、今回消防団なり、あと私たち議員もそうなんですが、防災無線が流れたときにやはり聞こえないことが私たちも多くて、住民の方からよくお電話をいただくんですが、私たちも何が流れているのかわからないものですから、ちょっと私も把握していませんという回答をするとやはりそのためにおしかりを受けるものですから、そういう配布、今後の配布予定とか、そのカバー率などをお聞かせください。

Page 126: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

123

○議長(多田 久) 総務課長 ○総務課長(黒木 寿) 情報収集弱者と言われる方について、交付金を活用しまして460 台、これは配布させていただきましたが、福祉課からいろいろ情報をいただいたんですが、その方たちにはすべて行き渡り、あと民生委員さんとかいろいろ希望があっていたものですから、そこらあたりまで配布することができたので、総務課としては、現時点においてはもう配布はできているのではないかというふうに考えております。 今回の配布ですが、町長が3年間で全戸に配布というようなことを申し上げておるわけなんですが、今年がその2年目ということで 1,000 台、今回予定しておりますのは南海トラフの巨大地震、それと日向灘地震による津波、ここを、政府の発表等があったわけなんですが、ここら辺を受けて、まずは今回は、今総務課として考えておりますのは、沿岸の自治区ですね。寺迫から山末、心見、黒丸、ずっと、新田、分子村まで、ここらの地域をもう部分部分でなくもう地域ごとに配布することで、1,000 軒ちょっとあるわけなんですが、もう既に配布しておるところが 460台の中にあると思われます。 それと、この世帯数は住民票の世帯数、ここらあたりで持ってきておりますので、若干実数とは異なるところがあるのではないかというふうには考えておるところですが、これは実際自治会長といろいろ連携をとりながらの配布に最終的にはなりますが、その時点で余り、余りといいますか余剰が出てきたときにはさっき言われました、本当に議員の方、消防団の方、来年にはすべてに配布するということを考えておるんですが、そこらあたりも検討しながらの配布にしていきたいというふうに考えております。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第8888 議案第議案第議案第議案第 55555555 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度年度年度年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算都農町国民健康保険病院事業会計補正予算都農町国民健康保険病院事業会計補正予算都農町国民健康保険病院事業会計補正予算((((第第第第1111号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第8 議案第 55 号 平成 24 年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算(第1号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第9999 議案第議案第議案第議案第 55556666 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算((((第第第第2222号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第9 議案第 56号 平成 24 年度都農町水道事業会計補正予算(第2号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第 10101010 議案第議案第議案第議案第 55557777 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算

Page 127: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

124

((((第第第第1111号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第 10 議案第 57 号 平成 24 年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第 11111111 議案第議案第議案第議案第 55558888 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町介護保険特別会計年度都農町介護保険特別会計年度都農町介護保険特別会計年度都農町介護保険特別会計((((保険事業勘定保険事業勘定保険事業勘定保険事業勘定))))補正予算補正予算補正予算補正予算 ((((第第第第1111号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第 11 議案第 58 号 平成 24 年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第 11112222 議案第議案第議案第議案第 55559999 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算((((第第第第1111号号号号)))) ○議長(多田 久) 日程第 12 議案第 59 号 平成 24 年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第 11113333 議案第議案第議案第議案第 66660000 号号号号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約のののの変更変更変更変更についてについてについてについて ○議長(多田 久) 日程第 13 議案第 60 号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第 11114444 議案第議案第議案第議案第 66661111 号号号号 監査委員監査委員監査委員監査委員のののの選任選任選任選任についてについてについてについて ○議長(多田 久) 日程第 14 議案第 61 号 監査委員の選任についてを議題とします。本案は代表監査委員の人事案件でありますので、代表監査委員の退席を求めます。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。 日程第日程第日程第日程第 11115555 議案第議案第議案第議案第 66662222 号号号号 固定資産評価審査委員会委員固定資産評価審査委員会委員固定資産評価審査委員会委員固定資産評価審査委員会委員のののの選任選任選任選任についてについてについてについて ○議長(多田 久) 日程第 15 議案第 62 号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終わります。

Page 128: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

125

以上で上程されました議案 15 件の質疑を終結します。 採決採決採決採決((((議案第議案第議案第議案第 61616161 号号号号、、、、議案第議案第議案第議案第 62626262 号号号号)))) ○議長(多田 久) お諮りします。ただ今上程されています議案第 61 号、議案第 62号の人事案件の2件については、委員会付託および討論を省略して、ただちに採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、議案第 61 号、議案第 62 号の2件については、委員会付託および討論を省略して、ただちに採決することに決定しました。これから、議案第 61 号 監査委員の選任についてを採決します。採決の方法は、無記名投票で行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。 ここで、投票の準備をしますので、そのまま暫時休憩します。 (午前11時24分 休憩) (午前11時25分 開議) ○議長(多田 久) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。議場の出入り口を閉めます。ただ今の出席議員は、9名です。次に立会人を指名します。会議規則第 32条第2項の規定により、黒木政次議員、河野文明議員を指名します。投票用紙を配布します。投票用紙の配布漏れは、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「配布漏れなし」と認めます。投票箱を点検します。「異常なし」と認めます。念のため申し上げます。本案に賛成の方は、「賛成」に丸を、反対の方は、「反対」に丸を記載して投票願います。重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第 84条の規定により反対とみなします。 ただいまから、投票を行います。立会人から投票願います。後は、1番議員から順番に投票願います。投票漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「投票漏れなし」と認めます。これで投票を終わります。 これから開票を行います。立会人の立会いをお願いします。投票の結果を報告します。投票総数9票、有効投票数9票、無効投票数0票、有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり、全員賛成であります。したがって、議案第 61 号 監査委員の選任については、原案のとおり同意することに決定しました。 次に議案第 62 号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを採決します。採決の方法は、無記名投票で行いたいと思いますが、ご異議ありませんか。(「なし」と呼

Page 129: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

126

ぶ者あり)「異議なし」と認めます。ただ今の出席議員は、9名です。次に立会人を指名します。会議規則第 32 条第2項の規定により、疋田 格議員、三輪博文議員を指名します。投票用紙を配布します。投票用紙の配布漏れは、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「配布漏れなし」と認めます。投票箱を点検します。「異常なし」と認めます。念のため申し上げます。本案に賛成の方は、「賛成」に丸を、反対の方は、「反対」に丸を記載して投票願います。重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第 84 条の規定により反対とみなします。 ただいまから、投票を行います。立会人から投票願います。後は、1番議員から順番に投票願います。投票漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「投票漏れなし」と認めます。これで投票を終わります。 これから開票を行います。立会人の立会いをお願いします。投票の結果を報告します。投票総数9票、有効投票数9票、無効投票数0票、有効投票のうち賛成9票、反対0票。 以上のとおり、全員賛成であります。したがって、議案第 62 号 固定資産評価審査委員会委員の選任については、原案のとおり同意することに決定しました。ここで議場の出入り口を開きます。 そのまま、暫時休憩します。代表監査委員の復席を求めます。 (午前11時38分 休憩) (午前11時39分 開議) ○議長(多田 久) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 代表監査委員の選任が原案のとおり、同意されましたのでここで、代表監査委員にあいさつをしていただきます。 ○代表監査委員(古吉信生) 一言ごあいさつ申し上げます。選任をいただきましてありがとうございます。健全に持続的に成長続ける、発展する都農町の監査をさせていただくことについては大変な責任を感じております。おいていかれないように自己研鑽にがんばって努めたいと思います。それから監査にあたって、監査する態度については公正不偏の態度で臨みたいと思います。以上よろしくお願いいたします。 委員会付委員会付委員会付委員会付託託託託 ○議長(多田 久) これから委員会付託に入りますが、報告第4号から報告第6号に

Page 130: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

127

ついては、委員会付託は行いません。お諮りします。委員会付託にあたっては、所管常任委員会へ議案を一括付託し、議案朗読は省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、委員会に付託するにあたっては、所管常任委員会へ議案を一括付託し、議案朗読は省略することに決定しました。 それでは、ただ今から各常任委員会へ付託を行います。議案第 48 号所掌分、議案第50 号、議案第 51号、議案第 52 号、議案第 53 号、議案第 54 号所掌分、議案第 56号、議案第 57号、以上議案8件は、総務産業建設常任委員会へ付託します。 次に、議案第 48 号所掌分、議案第 49号、議案第 54 号所掌分、議案第 55 号、議案第58 号、議案第 59 号、議案第 60 号、以上、議案7件は、文教厚生常任委員会へ付託します。お諮りします。ただいまの朗読のとおり、各常任委員会へ付託することにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、ただ今の議案朗読のとおり、各常任委員会へ付託することに決定しました。 以上で、本日の日程は、全部終了しました。ここで、上着を着用してください。 本日は、これにて散会します。 (午前11時43分 散会)

Page 131: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

平成平成平成平成 年年年年 第第第第 3333 回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会回都農町議会定例会 第第第第 4444 日日日日    会議録会議録会議録会議録平成平成平成平成24242424年年年年9999月月月月20202020日日日日((((木木木木))))出席議員(1番)三輪 隆之 (2番)松尾 隆文 (3番)長友 正直(4番)稲山 勝一 (5番)永友 明人 (6番)黒木 政次(7番)河野 文明 (8番)疋田  格 (9番)三輪 博文(10番)多田  久 地方自治法第121条により説明のため出席した者の職氏名住民課長(松岡雄三) 病院事務長(門川明広)副町長(河野吉孝) 福祉課長(酒井雅彦) 水道課長(花房洋一郎)教育長(河野秀夫) 税務課長(河野久宗) 教育総務課長(茂田由紀夫) 総務課長(黒木 寿) 建設課長(黒木修二) 社会教育課長(小泉隆宏)総合政策課長(河野博文) 愛寿園長(黒木直治) 出納室長(黒木宣好)産業振興課長 健康管理センター事務長(小島美都夫)兼 農業委員会事務局長(荒川秀樹)職務のため議場に出席した者の職氏名議会事務局長(土工 勉)  書記(山田秀二郎)4 号       平成24年9月20日(木) 午前9時2分 開会第 1第 2第 3第 4第 5第 6第 7第 8本日の会議に付した事件議案第52号 都農町消防基金条例の一部を改正する条例(平成24年都農町条例第16号)議案第51号 都農町税条例の一部を改正する条例(平成24年都農町条例第15号)

日程第 1 議案第48号 平成23年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定について議案第50号 平成23年度都農町水道事業会計決算認定について議員発議第4号閉会中の議会運営委員会所掌事務の継続調査の件議員派遣について議案第63号議案第64号議員発議第3号

24242424

町長(河野正和)

議事日程第 議案第48号、50号~54号、56号、57号議案第48号、49号、54号、55号、58号~60号

128128128128

Page 132: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

議案第59号 平成24年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算議案第60号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

て(第1号)日程第 2 議案第48号 平成23年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定議案第57号 平成24年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算

議案第49号 平成23年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定につい

議案第53号 都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例(平成24年都農町条例第17号)について

議案第56号 平成24年度都農町水道事業会計補正予算(第2号)議案第54号 平成24年度都農町一般会計補正予算(第3号)

議案第54号 平成24年度都農町一般会計補正予算(第3号)

議員発議第4号 二次医療圏設定変更に関する意見書(案)議員派遣について平成24年度都農町一般会計補正予算(第4号)

議案第55号

議案第63号算(第1号)

日程第 5 議員発議第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」日程第 6日程第 4 議案第64号 工事請負契約の締結について日程第 8

の構築を求める意見書(案)日程第 7 閉会中の議会運営委員会所掌事務の継続調査の件

(第1号)平成24年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算

日程第 3議案第58号 平成24年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予(第1号)

129129129129

Page 133: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

130

(午前9時2分 開議) ○議長(多田 久) おはようございます。定足数に達していますので、ただちに本日の会議を開きます。ここで、暑い方は上着をとってください。ここで産業振興課長より発言の申し出がありましたのでこれを許します。 ○産業振興課長(荒川秀樹) おはようございます。平成 23 年度都農町一般会計歳入歳出決算書に対する9月 11 日の疋田議員の質問についてお答えをいたします。 決算書の5農林水産業費、3水産業費、2水産業振興費、19 負担金補助及び交付金の 13 口蹄疫復興支援事業補助金 1,015 万円に対する質問でありまして、これについて予算の内訳といたしましては、水産高の減少に対する補助が 755 万円、燃油高騰への補助が 260 万円であります。当該補助金 1,015 万円については、口蹄疫により影響のあった漁業者に対し迷惑をお掛けしたという趣旨と補償という意味もあり、また燃油高騰による漁業者の負担軽減を図るためのもので漁協に対して一括して補助を行なったもので、その配分方法や配分金額等については漁協理事会で協議され決定して配賦されたもので、詳細については漁協に聞いていただきたいと思っております。 以上です。 議会運営委員会委員長報告議会運営委員会委員長報告議会運営委員会委員長報告議会運営委員会委員長報告 ○議長(多田 久) ここで、議会運営委員会の報告を議会運営委員会委員長に求めます。議会運営委員会委員長 ○議会運営委員長(黒木政次) 改めておはようございます。それでは本定例に追加議案が提出されましたので、9月 18 日午後4時 20 分から、議会運営委員会を開催しましたので報告いたします。町長から付議された追加議案は予算1件、その他、工事請負契約の締結について1件の計2件であります。総務課長、総合政策課長からその概要の説明を受け調査を行いました結果、追加議案に2件について、委員全員の意見の一致を見たところであります。また議員発議による意見書(案)2件を提出いたします。追加議案2件及び意見書(案)2件については、質疑の後、委員会付託は行わず、ただちに討論、採決を行います。議事日程につきましては、別紙でお手元に配布されているとおりであります。本定例会が円滑に運営されますよう議員各位のご協力をお願い申し上げ、議会運営委員会の報告といたします。 ○議長(多田 久) 以上で、議会運営委員会委員長の報告は終わりました。ただいま議会運営委員会委員長の報告のとおり議事日程を追加して議事を進めます。本日の議事

Page 134: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

131

日程は、お手元に配布したとおりであります。それでは、ただいまから各常任委員会委員長報告を行います。お諮りします。委員長報告にあたっては、所管常任委員会の議案を一括して報告し、議案朗読については省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、所管常任委員会議案を一括報告し、議案朗読は省略することに決定しました。 日程第日程第日程第日程第1111 総務産業建設常任委員会委員長報告総務産業建設常任委員会委員長報告総務産業建設常任委員会委員長報告総務産業建設常任委員会委員長報告 ○議長(多田 久) 日程第1 議案第 48 号所掌分、議案第 50 号、議案第 51 号、議案第 52 号、議案第 53 号、議案第 54 号所掌分、議案第 56 号、議案第 57 号、以上、議案8件についてを議題とします。総務産業建設常任委員会委員長の報告を求めます。総務産業建設常任委員会委員長 ○総務産業建設常任委員会委員長(永友明人) ただいまから、総務産業建設常任委員会委員長報告を行います。平成 24 年第3回都農町議会定例会本議会において、去る9月 11 日、当委員会に付託された議案は、議案第 48 号の所掌分、議案第 50 号、議案第51号、議案第 52号、議案第 53号、議案第 54 号の所掌分、議案第 56号、議案第 57号の議案8件です。議案審議は、9月 11 日より9月 18 日において当委員会室で審査及び現地における調査を関係職員の出席を求めて、慎重かつ適切に行いました。その審査と調査の経過と結果について報告いたします。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 48484848 号号号号 平成平成平成平成 22223333 年度都農町一般会計年度都農町一般会計年度都農町一般会計年度都農町一般会計及及及及びびびび特別会計特別会計特別会計特別会計のののの歳入歳出決算認定歳入歳出決算認定歳入歳出決算認定歳入歳出決算認定についてについてについてについては都農町一般会計の所掌分及び都農町簡易水道事業特別会計・都農町東都農地区簡易水道事業特別会計、それぞれ歳入歳出ともに目的に沿って適正に執行されていました。 財政運営面が適正であったか否かの総合判断では、実質収支比率 2.9%・公債費比率14.1%・経常収支比率 85.4%、これは臨時財政対策債を含む率です。と各指標は財政健全化への途上にあることに留意したい。なお、歳入については、平成 22 年度決算審査時にも指摘したところでありますが町税・住宅使用料・水道使用料の平成 23 年度収納状況からも収入未済額や不納欠損額が多く、改善が図られていないことについてはより一層の努力を求める意見が強かった。なお、徴収については国税に比べて地域住民との係わり合いが深いため滞納処分などに踏み込みにくい現状があるが、近年、茨城県や三重県などで相次いでいる滞納整理のための一部事務組合の設立が考えられるので改善策には創意工夫を凝らし多様な手法を用いて税収確保に取り組んでほしい。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 50505050 号号号号 平成平成平成平成 23232323 年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定年度都農町水道事業会計決算認定についてについてについてについて、水道事業企業会計により適正な運営がなされているが、これも使用料の収納状況から、滞納者への毅然たる態度で対応すると共に創意工夫のある改善策を求める。なお、監査委員の指摘にもあるとおり施設の老朽化に伴い修繕箇所の痕跡はたえないものとなっているので、異常を予期した機敏な対応が出来る態勢を整える必要がある。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 51515151 号号号号 都農町税条例都農町税条例都農町税条例都農町税条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正するするするする条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第 15151515 号号号号))))、

Page 135: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

132

これは地方公共団体が条例で指定した寄付金については、町県民税の寄付金税額控除の対象とする制度が創設されたために条例の一部を改正するものであります。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 52525252 号号号号 都農町消防基金条例都農町消防基金条例都農町消防基金条例都農町消防基金条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正するするするする条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第年都農町条例第16161616 号号号号))))、これは、消防、防災施設を一体的に整備することを目的として基金条例の一部を改正するものであります。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 53535353 号号号号 都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例都農町企業立地促進条例のののの一部一部一部一部をををを改正改正改正改正するするするする条例条例条例条例((((平成平成平成平成 24242424 年都農年都農年都農年都農町条例町条例町条例町条例第第第第 17171717 号号号号))))、これは企業誘致と地場産業の育成という観点に立った定めであり、更に実効性の高い誘致・育成活動が促進されることを期待する。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 54545454 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算((((第第第第3333号号号号))))、今回の補正予算で歳入歳出の主なものは、歳入では地方交付税、県補助金、基金繰入金等の財源であります。 歳出で、2款総務費は東京矢研会 50 回記念事業補助金、都農駅駐車場の所要不足と送迎による交通の渋滞緩和を図るため民有地を買収して整備を行うものである。一方東都農駅にはトイレがなく利用者に不便を与えており早急な整備が望まれました。 5款農林水産業費は、木質ペレットで生産コストの削減を試みるため実証を協力して貰う農家に対し負担軽減を図る。また、鳥獣による作物の被害が深刻であるため被害にあいにくい新品目作付補助や高菜を本町の露地作物の一つの目玉とするための露地作物振興対策事業補助金を促しているほか、農業振興地域の見直しに係る基礎調査、口蹄疫復興の家畜導入対策として新たな支援事業、台風や大雨による災害に対応した農業用施設維持補修事業、篠別府受益地にかかる用水路の県単独土地改良事業、作業道路の改良等の地域活動に対する森林整備地域活動支援推進事業、都農漁港南防波堤等改良事業など事業の効果が図れる農林漁業に強いまちづくりを期待する。 6款商工費は、都農町歳末大売出し事業、プレミアム商品券発行事業など町内の商店振興と購買意欲を高めるために助成を行う。 7款土木費は、維持費として町道延長 342kmの適正な維持管理に努めるための事業に当てる。なお、これまでには整備を一刻も早く要望している住民にとって、身近な生活関連に対するインフラ整備の予算が欠乏しており先送りとなっている単独事業など福祉向上に努めるべく緊急性の高いものを優先して取り組んでほしいとの指摘もあった。また、公園内の遊具施設の老朽化に対しては危険性の高いものや現在の規格に合わないものは撤去、修繕の可能なものは修繕し利用するとあるが再整備または更新を行わないとなると子供たちの遊具は無くなっていくとの心配もあることから施設整備の必要性が指摘された。 8款消防費は、消防機器の更新や新たな施設に対応しうる機具の整備を行うための措置である。また、消防委員会機庫点検時の設備に付随する施設への指摘事項は積極的な取り組みがあって然りと思うところであり、早急な対応策が講じられるよう申し添えられた。なお、防災費として防災無線からの全国瞬時情報システム(J アラート)等の防災や行政連絡などの情報が受信できる情報伝達手段強化のため年次的に防災ラジオの導入を行う。今年度は、1,000 台を購入して沿岸地域を優先して配布する。また、下浜地区住民が緊急避難路として利用、整備を図るための測量及び用地取得を行う。

Page 136: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

133

10 款災害復旧費は、6月 26 日の大雨で路肩が崩壊した木和田5号線道路復旧に係るものであるが、交通安全上からも迅速な復旧に努められるよう意見があった。また、制度事業に乗れない小災害等について何らかの手法をとって復旧に努められるよう指摘があった。 現地調査では、尾鈴キャンプ場のバンガロー、水道施設等の老朽化した施設の見直しのほか、特に下浜地区の緊急避難路の整備が急務である。東北大震災の現地調査から学んだこと、できるところから早急な取り組みの必要性を感じた。 第3表の地方債補正は、臨時財政対策債が地方交付税の一部を占める額の確定による減額と災害復旧事業の査定決定による必要限度額を定めるものであります。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 56565656 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算年度都農町水道事業会計補正予算((((第第第第2222号号号号))))、これは、収益的収支に4月の人事異動等で発生した人件費等の差額と資本的支出に朝草浄水場薬注施設の更新を図るために過年度分損益勘定留保資金をあてるものであります。なお、施設の老朽化に対しては水の安定供給が図れるよう経営の安定、効率化に努めてほしい。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 57575757 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算((((第第第第1111号号号号))))、これは、給水施設費が主で電気基盤の取替、薬注タンクの更新ほかであり必要財源は基金から繰入を行うものです。 以上議案8件で審議採決の結果、全議案とも適正と認め全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。これで委員長報告を終わりますが欠落した部分につきましては当委員会委員の皆様の補足をお願いいたします。 ○議長(多田 久) ここで、総務産業建設常任委員会委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。疋田 格議員 ○疋田 格議員 それでは議案第 54 号 一般会計補正予算(第3号)についてでありますが、総務費の中に特別旅費 200 万円がありますがこれ質疑でも行われましたが、質疑の町長答弁で文教ですかね、文教は町人会に行ってもらうということで答弁されました。その後、予算要求書の 200 万という大枠は変わりませんが、その詳細の中で職員県外旅費を減額し、その分を議員派遣の方に回されました。そういうことに対して途中で変更があったことに対して委員会ではどういう議論というか、そういうことに対して意見がなされたのかということと、この時期、そこの中に東京矢研会の大会 50 回目、総会の記念に出席することで予算がついておりますが、そういうことであれば文教の方も一泊二日で議員全員参加して、今回非常に都農町でも名誉がある、消防として全国大会に出場することになりましたので、それもたまたま矢研会の翌日でありますのでそういうことがあれば矢研会に出席して、次の日、全国消防操法大会を応援して帰ったらいいんじゃないかというそういう意見とかは委員会ではなかったかなということをちょっとお伺いいたします。 ○議長(多田 久) ちょっと、疋田議員、これは議員派遣ではなくて、議員参加-

Page 137: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

134

(「いいや、派遣という言葉使っていませんよ」と呼ぶ者あり)いま派遣って使いました。 ○疋田 格議員 あっ、使いました、すみません。議員の旅費についてですね。 ○永友明人議員 お答えいたします。こういった事例は、例にないところでございます。でありまして、所期の目的を達成するように委員を務めて行きたいというような結論でありました。 ○議長(多田 久) よろしいですか。ほかにありませんか。ありませんね。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。以上で、総務産業建設常任委員会委員長の報告は終わりました。 日程第日程第日程第日程第2222 文教厚生常任委員会委員長報告文教厚生常任委員会委員長報告文教厚生常任委員会委員長報告文教厚生常任委員会委員長報告 ○議長(多田 久) 日程第2 議案第 48 号所掌分、議案第 49 号、議案第 54 号所掌分、議案第 55号、議案第 58号、議案第 59号、議案第 60号、以上議案7件についてを議題とします。文教厚生常任委員会委員長の報告を求めます。文教厚生常任委員会委員長 ○文教厚生常任委員会委員長(疋田 格) ただいまから、文教厚生常任委員会委員長報告を行います。平成 24 年第3回都農町議会定例会におきまして、去る9月 11 日当委員会に付託されました議案7件について担当職員の出席を求め議案の審査を行いました。その経緯と結果は次の通りです。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 44448888 号号号号 平成平成平成平成 22223333 年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及年度都農町一般会計及びびびび特別会計歳入歳出決算認定特別会計歳入歳出決算認定特別会計歳入歳出決算認定特別会計歳入歳出決算認定についてについてについてについてであります。当委員会所掌分の主なものは、福祉課所掌、社会福祉費の配食サービス事業は、調理が困難な高齢者に対し、定期的に居宅に訪問し栄養のバランスのとれた食事を提供するとともに、当該利用者の安否確認を行うもので、社会福祉協議会に委託し週3回の夕食の配達を行なっていましたが、平成 23 年度より要綱改正を行い、見守料のみの委託料で委託契約を民間業者と行い、週6回の昼食・夕食の配達を行うことで利便性を増すとともに安否確認にも効果を上げています。民生委員児童委員補助金は、立場としては民生委員法並び児童福祉法に規定され、厚生労働大臣から委嘱を受けている地方公務員の特別職という位置づけでありますが無報酬という委嘱型ボランティアという形をとっています。民生委員児童委員活動を推進する位置づけで活動費という費用が民生委員児童委員個人に支給されます。これは民生委員活動費として一人 58,200 円を県が負担するものですが、年間ではこれを相当に上回る出費を個人負担しています。一般的にみても割に合わないと思われますが、それだけ民生委員児童委員活動に従事されている方々は誇りを持っていると言えます。現在、町内 44 地区を民生委員児童委員 24 名、

Page 138: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

135

主任児童委員2名が担当し生活上の相談、支援を行っていますが民生委員協議会では活動の範囲等の問題で委員2名の増を検討しています。児童福祉費の保育料収入未済額は125 万 2,850 円でありますが、子ども手当からの特別徴収を行うなど、8月 31 日現在の未済額は 597,000 円と大きく改善されています。また、平成 20 年5月に開設した南小学校放課後児童クラブに続き都農小学校も児童数・開設日数等の要件を満たし放課後児童健全育成事業補助対象となりました。新事業では、尾鈴保育園におきまして障害児保育対策事業1名を行っております。 住民課所掌では歳入において、湯の本墓地造成工事 24 区画を整備したことにより墓地使用料が計上されました。なお、9月 10 日現在の墓地使用待機者は 14 名となっております。清掃費の緊急雇用創出事業における環境パトロールでは、ゴミ袋 1,082 枚、20t相当の不法投棄ごみを収集するなど環境美化に大きな効果をあげています。このことを環境保全協会からは事業の継続を要望されているということであります。上水道費では立野地区水道施設整備事業により深層地下水を活用した安全な水の確保を単年度で行っております。 老人ホーム愛寿園所掌では、電話機の不具合があったために平成 23 年より7年の電話リースを行い、コードレスの子機を支援員に携帯させるなど処遇の改善を図って効果を上げております。 健康管理センター所掌の予防費・子宮頸がん予防接種では延べ 473 人が接種を行っております。一方、健康増進事業費・子宮がん検診では受診者 367 人、受診率 11.3%と低く、今後は子宮頸がん予防接種者増に伴い更なる受診率の減が懸念されます。また、口蹄疫被害から2年を向かえ、前年度畜産農家 193 戸を訪問し、心のケアを行いましたが平成 23 年度においても戸別訪問を継続的に行い、心のケア、相談支援に努め健康増進事業の一環としての役割を果たしております。 教育総務課所掌の教育委員会費、善行児童生徒表彰は前年度に続き該当者がいませんが、教育長の「ほめて伸ばす」という基本概念から、生徒会や部活・スポーツ少年団、各種ボランティアへの参加、活動等でお手本となる児童生徒の表彰を毎年行って頂きたいものだと思います。教育総務費、小学校費では南小学校中校舎、北校舎の雨漏り修繕を行っております。需用費では、南小学校で行っている棒踊り衣装の修理困難なものにおいて消耗品で充当を行っております。また、都南橋通学路の危険性が問われ平成 24 年2月より分子村児童登校支援を行っていますが、地域周辺を含めて安全性の確保に課題が残っております。中学校費では東日本大震災を教訓に、災害時などの緊急時に早く確実に生徒に情報を伝えるために、職員室に放送マイクを設置するなど、校内放送設備の修繕を行っております。また、フェンス工事も行っております。学校給食費におきましては、高鍋保健所の指導を受け、調理員専用トイレを洋式へ改修工事を行っています。 社会教育課所掌では、諸収入において図書館弁償金5件分が取り上げられ、利用状況及び管理状況の説明を受けました。9月 13 日現在の延滞者数は 211 名、延滞冊数は461 冊、督促状発送は 191 枚となっています。延滞者には早期の対応で早期回収に努めていただきたいものと思います。社会教育総務費の都農駅ロータリー石碑及び歌碑移設

Page 139: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

136

工事は駅前広場改良工事に伴うものでありますが、若山牧水の歌碑におきましては、設置の状況が悪く歌碑自体が活かされず、町民からの不評も多く、町の玄関口として相応しいものとは思えません。今一度、協議を行うべきではないでしょうか。高鍋神楽保存会負担金に関しまして、篠別府地区の棒踊り、寺迫地区の奴踊りの質疑がなされました。奴踊りにつきましては、現状把握がなされてなく、廃れつつある伝統芸能であることから伝統者の支援、育成などを行う保存会の必要性が問われました。生きる力を育む平和教育推進事業補助金は前年度口蹄疫被害で糸満市交流事業に参加できなかった児童を対象に、殺処分された牛・豚、戦争犠牲者の命の尊さや生きる力を育むことの大切さを糸満市で学習するための補助金でありますが、その一部には口蹄疫被害に遭われた法人からの指定寄付金も入っております。また、少年サッカーにおいても糸満市ひめゆりカップに参加するなど姉妹都市としての交流を深めています。図書館費では住民生活に光をそそぐ交付金事業で繰越明許となっていた図書館間仕切設置工事及び照明設置工事を行っています。図書購入においても、口蹄疫被害にあわれた法人会からの指定寄付の一部を使い命に関する書籍を中心に図書館の充実を図っております。 以上でありますが委員会付託意見といたしまして不納欠損におきましては、毎年増加傾向にありますので、更なる回収努力を行い結果を示して頂きたいものと思います。 平成 23 年度都農町国民健康病院特別会計、歳入では保険税収入は増額となり、特別調整交付金の算定に係る調定収納率は 93.57%と前年度比 1.35%増となった。また、不納欠損も増となっております。医療費においては前年度を下回り、国民健康保険被保険者一人当たりの医療費は、退職者医療分を含めても3年連続県内で一番低い結果となっています。医療費等は安定していますが、高齢者支援金及び介護給付金は伸びています。保険税額においては、県平均より下回っており、東児湯5町の中で一番低いものとなっています。また、基金保有額は1億 8,891 万 4,000 円でありますが、医療費等が安定している状況もあり、必要額を確保出来ていると判断でき、健全な財政運営を行っているものと思われます。今後、町民の方々の理解や意識を高め、長寿社会づくり事業や各種健診など健康増進事業に取り組んで頂きたいものです。 平成 23 年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)、歳入の増となった主なものは介護給付費負担金、介護給付費交付金、介護給付費一般会計繰入金です。なお、介護給付費準備基金繰入金は減となりました。歳出の増となった主なものは保険給付費で、歳出総額の 95.1%を占める保険給付費のうち、介護保険サービスに係る給付費が 90.9%となっています。これを介護度で区別すると介護サービス、要介護1~5が 96.8%、介護予防サ-ビス要支援1・2が 3.2%となっております。サービス種類で区別しますと、居宅サービスが 62.6%、施設サービスが 37.3%となっております。平成 12 年より実施された介護保険事業ですが、第1号被保険者の増加により給付費も右肩上がりで、事業運営に苦慮していますが、本年度は第4期事業計画最終年度でありましたが介護給付費準備基金の年度末現在高 5,514 万 6,000 円と健全な運営が出来たのでないかと思っています。平成 24 年度より第5期事業計画に入り保険料が改正されましたが、収入未済額の回収には課題が残ります。

Page 140: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

137

平成 23 年度都農町介護保険特別会計(介護サービス事業勘定)、歳入の主なものは、居宅支援サービス計画費収入で策定件数は 618 件うち新規加算 27 件で前年度を 136 件上回っています。この数字からも被保険者の増が読み取れます。歳出では、平成 23 年度より介護予防支援業務県外委託を行っています。 平成 23 年度都農町後期高齢者医療特別会計、歳入の保険料は、被保険者数の増加により前年度に比べて増額となっています。収納率は、現年度普通徴収分が 98.9%で前年度を 0.2%上回っています。歳出の後期高齢者医療広域連合納付金は、保険料負担金及び保険基盤安定費負担金であります。健康診査は受診者 302 名、受診率 15.60%と前年度の 178名を大きく上回り、受診率増の努力が現れています。被保険者数は 1,931人、16.70%で増加傾向にあります。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 49494949 号号号号 平成平成平成平成 23232323 年度都農町国民健康保険病年度都農町国民健康保険病年度都農町国民健康保険病年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定院事業会計決算認定院事業会計決算認定院事業会計決算認定についてについてについてについて、患者数を前年度と比較すると、外来患者数は小児科診療で 591 人増加したことにより、全体で 165 人 0.5%の増加となっております。入院患者数は 1,345 人 8.9%減少しましたが、入院施設基準の引き上げで看護配置を 13 対1から 10 対1により、入院収益は 217 万1,902 円増加しました。 収益は、医業収益 2.6%、医業外収益 2.5%の増、介護保険収益 26.6%の減となり、また、医業費用 6.0%、医業外費用 3.6%、特別損失が 489.3%の増となり、4,336 万5,783 円の黒字決算となりました。また、医業損失は 6,640 万 324 円であり、交付税算入額は1億 5,600 万円でありました。なお、年度末現金残額は 5,113 万 5,392 円となっております。純利益を生じたことにより、一時借入金 1,000 万円を返還し、一般会計からの一時借入金はゼロとなっております。 施設の老朽化が進む中、地域医療の観点から患者様のニーズに応え、地域住民が安全で安心できる医療の提供を目指すには、まちづくり構想での健康、医療、福祉の連携が優先ではなかったのではないかと思われます。また、本年度現病院施設の建て替えに向けての「新病院建設基本計画(マスタープラン)」を策定したが、実施年度は未定であります。 以上審査の結果、2議案全会一致認定するものと決しました。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 54545454 号号号号 平平平平成成成成 22224444 年度都農年度都農年度都農年度都農町一般会計補正予算町一般会計補正予算町一般会計補正予算町一般会計補正予算((((第第第第3333号号号号))))、当委員会の所掌分の主なものは、福祉課所掌の社会福祉費、消耗品費は地域福祉計画支援事業の福祉避難所指定推進事業におきまして養護老人ホーム愛寿園を福祉避難所に指定し毛布等の備品を購入するもので、受け入れ定員を 20 名とするものです。本年度は県内 16 市町村が指定を行う見込みで、本町は児湯郡で初ということで評価いたします。昨年の東日本大震災の津波避難で、福原尾避難所において数名の災害時要援護者がいましたが社会福祉避難所がなかったため公的措置が出来なかったという前例があります。 障害者虐待防止対策支援事業は障害者虐待防止法により市町村に虐待防止センターの設置が義務付けられたことにより、障害者相談支援専門員を雇用するものです。専門員は家庭訪問等で家族関係の修復や家族の不安解消に向けた支援を行い、相談窓口では障害福祉サービス等に利用申請手続きに関する総合的な相談を行います。

Page 141: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

138

愛寿園所掌ではカーテンリースの平成 29 年度までの債務負担行為補正とそれに伴い発生する本年度分の不足分を補正するものです。 健康管理センター所掌、保健衛生総務費の地域自殺対策事業は自殺対策の広報活動の一つとして、心の健康づくりの講演会を著名人によって行うものでありますが講師の選択におきましては、毎回苦慮させておりますが目的にあった事業効果の求められる人選を望みます。 住民課所掌の環境衛生費、湯の本墓地環境整備事業は排水路整備・参道補修並びに墓地4区画の造成を行い墓地利用者の利便性を図るものでありますが、同時に安全性にも考慮して頂きたいものと考えます。また、墓地周辺での路上駐車が地域住民より問題にされていますので利用者のモラルまたは駐車スペースの確保などについての対応が必要でないかと考えます。 教育総務課所掌の小学校管理費は、都農小学校、南小学校の雨漏り修繕でありますが現地視察におきまして学校側より新たな指摘箇所もあり早めの対応を求めます。南小学校の校門イチョウ並木の5本の樹木伐採は、近隣者との落葉問題からではありますが、伐採は景観を大きく変えるため、他に解決法がなかったのかと残念な気がいたしました。都農小学校家庭科室改修工事は、施設の老朽化及び配置等から学習効率の改善も踏まえて来年度実施される県の研修大会にあわせ改修を行うものです。中学校設備費の中校舎耐震補強実施設計は来年度実施される工事分であります。なお、現在、行っている北校舎耐震補強工事の仮設校舎での生徒たちの学校生活は快適だということで安心しております。学校給食費、工事請負費の共同調理場物資検収室並びに事務所の改修工事は衛生上の不備により高鍋保健所の指導を受けて行うものでありますが、将来的には増築も考えなければならないということでありました。 社会教育課、保健体育施設備品購入費は陸上競技場トラック洗浄用高圧洗浄機備品を購入し、トラックの洗浄を管理人及び施設利用者等で行うものであります。平成8年開設以来、専門業者によるトラックの清掃は行われていないということでトラックの清掃は計画的に行い、施設管理並びに利用率の増に貢献して頂きたいものです。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 55555555 号号号号 平成平成平成平成 22224444 年度都年度都年度都年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算農町国民健康保険病院事業会計補正予算農町国民健康保険病院事業会計補正予算農町国民健康保険病院事業会計補正予算((((第第第第1111号号号号))))、給与費の見直しによる過不足の調整及び前年度地方交付税算入額同額(見込み額)の残額分を一般会計より繰り入れるものであります。収益的収支の入院収益の減は全体の財源調整を行うものであります。また、第3条は職員給与費の限度額を4億 5,386 万 1,000 円に改めるものです。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 58585858 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町介護保険特年度都農町介護保険特年度都農町介護保険特年度都農町介護保険特別会計別会計別会計別会計((((保険事業勘定保険事業勘定保険事業勘定保険事業勘定))))補正予算補正予算補正予算補正予算((((第第第第1111号号号号))))並びに※※※※議案第議案第議案第議案第 95959595 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算((((第第第第1111号号号号))))は平成 22年度事業費の精算等によるものです。 ※※※※議案第議案第議案第議案第 60606060 号号号号 宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約宮崎県後期高齢者医療広域連合規約のののの変更変更変更変更についてについてについてについて、住民基本台帳法の一部を改正する法律により、外国人住民の利便の増進及び市町村等の行政の合理化を目的として、外国人住民を住民基本台帳法の適用対象に加えることにより、広域連合規約第 17 条における市町村の負担金において別表第2備考1.2.に記載された「高齢者

Page 142: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

139

人口割及び人口割についての住民基本台帳及び外国人登録原票に基づく」の「及び外国人登録原票」を削除するもので、経過措置として平成 26 年度以降の適応となります。 以上、5議案適正と認め全会一致原案のとおり可決するものと決しました。これで委員長報告は終わりますが、欠落した部分につきましては当委員会委員の補足をお願い致します。 議案 59号を 95号と読み間違いましたので 59号に訂正いたします。 ○議長(多田 久) ここで、文教厚生常任委員会委員長の報告に対する質疑を行います。質疑ありませんか。永友明人議員 ○永友明人議員 一般会計の補正予算についてでありますけれども、この中に都農町国保病院への繰出金 3,100 万が計上されておりますけれども、当初に予算額として1億2,500 万、それから今回補正として新たに 3,100 万、締めて1億 5,600 万の予算計上になっています。要求額に対して満額繰出しとなっておりますけれども、他の事業からするとアンバランスではないかと考えるわけでございます。地方交付税のうち特別交付税の決定交付は 12 月と3月になっているようですけれども、財源に乏しいわが町では委員会での指摘はなかったのか、財源の先食いとなっているようでございますけれども、私の理解不足なのかどうか、指摘があったのであれば関係を聞かせてほしいと思います。 ○文教厚生常任委員会委員長(疋田 格) 永友明人議員の質問に対してお答えいたします。当委員会では、この繰入金に対しての質問はありませんでした。それと、今言われた特別交付税、12 月、3月でありますが、であるならば当初において、1億 2,500万組まれたことについても同じわけであります。普通交付税で 8,600 ぐらいでしたかね、前年度は、それからいくと当初においても特別交付税を先食いというか、そういう表現がそれで相応しいか分かりませんが当初にも特別交付税の算入をいたしております。それと今回、議案第 55 号に平成 24 年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算が上がっておりますが、この中にも当然出てくることでありますが病院会計におきましては、まず支出を組むということでありまして、支出を組んだ上に収入になるわけなんですが支出を組んで当然そこで対応できるには、前年度と同じ交付税をそこで入れておいたのではないかなと私は思いますがこういう答弁でよろしいでしょうか。委員会におきましてはこういう質問はなされなかったことと、先食いと言われましたが当初でも1億2,500 万の中には特別交付税の算入がされているということであります。 以上です。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。黒木政次議員 ○黒木政次議員 議案の第 49 号についてですが、病院のこの決算書を見ますと、当年度の純利益が 4,336 万 5,783 円、前年度繰越が欠損金が3億 996 万 1,904円、未処理欠

Page 143: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

140

損金、当年度のこれが2億 6,659 万 6,121 円となっております。そこで未処理欠損金がこの病院のを見ますと医療給付費滞納繰越分が不納欠損金で 1,488 万 3,139 円、収納未済額が 5,531 万 9,339 円、その他を足しますと不納欠損額が 1,850 万 2,588 円と収納未済額が1億 478 万 9,050 円になっておるわけですが、この件に関しまして、この不納欠損金未収額、これに関しまして文教厚生委員会としてどのような対応を審議されたか、行政に対して、それを伺いたい。 ○文教厚生常任委員会委員長(疋田 格) 黒木政次議員の質疑にお答えいたします。多分、当委員会の審査の中ではそういうことは上がりませんでした。 ○議長(多田 久) よろしいですか。黒木政次議員 ○黒木政次議員 この病院建設が計画されているか、今からされるでしょうけど、その中にあって、この不納欠損額が全然審議されなかったんですかね。 ○文教厚生常任委員会委員長(疋田 格) 不納欠損額は審議はされませんでしたが、26 年度ですかね、バランスシートに会計がなるんですね。そこにおいて職員の退職給付に対する、そういうのを納めるのがあるんですがそういうのも今度は計上されてきますので、今後は 26 年度以降は欠損金というのはどんどん多くなってきますという説明は受けました。 ○議長(多田 久) 黒木政次議員 ○黒木政次議員 このように毎年毎年、1,800 万程度、これは病院会計だけではなくて他の一般会計の方にも言えるんですけど、両方足すとなんぼですかね、4,000 万ぐらいですかね、そのぐらいの不納欠損金が出るわけですよね。これを一般の企業で言ったらとうに破綻しているわけですよ。その辺を甘味してちょっと行政の方にも強く言って、今後はしていきたいなと考えておりますので、委員長としても大変でしょうけどその辺のところをよろしくお願いします。 ○文教厚生常任委員会委員長(疋田 格) それでは、先ほど決算報告にありましたとおり、医業損失は 6,640 万 32 円ということが一番大きなところです。企業ですから、病院事業ですから医業収益を上げるのが一番の目的なので、現在、医業損失が 6,640 万324 円あるということで、それがあるのになんで黒字が出るかということはさっき明人議員からご指摘がありました交付税措置が1億 5,600 万はあるから黒字になっているんですよというのが本質であります。そういう回答でしか…。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。長友正直議員

Page 144: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

141

○長友正直議員 委員長にお伺いしたいんですが、報告の中で特別欠損金という言葉が出てきたんですが、この内訳とそのどういう原因でそういうことが発生したのか、そういうことはお聞きになられたのか、お伺いしたい。 ○文教厚生常任委員会委員長(疋田 格) 特別欠損金に対しては、ちゃんと審議しております。いま、ここに資料をちょっと持ち合わせておりませんが、そこまで詳細に答弁できません。 ○長友正直議員 具体的ではなくてもいいんですが、抽象的でもいいんですがだいたいどういうことなのかぐらいは教えていただきたいなと思います。 ○議長(多田 久) 正直議員、審査の内容を聞いてください。議案の内容についてはですね…。 ○長友正直議員 分かりました。すみません。 ○文教厚生常任委員会委員長(疋田 格) 特別欠損金の説明は受けて、そういうやり取りはありました。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。ありませんね。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで、文教厚生常任委員会委員長の報告は終わりました。 以上で、各常任委員会「委員長」の報告を終結します。 討論討論討論討論・・・・採決採決採決採決 ○議長(多田 久) お諮りします。ただいまの各常任委員会「委員長」の報告は、議案 13 件については、委員長報告が全会一致原案認定・可決でありますが、討論・採決につきましては議案第 48号1件、次に議案第 49号、議案第 50号の2件、議案第 51号、議案第 52 号、議案第 53 号の3件、議案第 54 号、議案第 55 号、議案第 56 号、議案第57 号、議案第 58 号、議案第 59 号の6件、議案第 60 号の1件、以上のとおり討論・採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、議案 13 件については、ただいまの朗読のとおり、討論・採決することに決定しました。これから討論・採決を行います。 議案第 48 号 平成 23 年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定について を議題とします。本案に対する討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。これから採決します。議案第 48 号 平成23 年度都農町一般会計及び特別会計の歳入歳出決算認定について各常任委員会委員長

Page 145: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

142

の報告は全会一致原案可決であります。各常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成8人、反対1人、賛成多数であります。したがって、議案第 48号については、各常任委員会委員長報告のとおり認定されました。 次に議案第 49 号 平成 23 年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定について、議案第 50 号 平成 23 年度都農町水道事業会計決算認定について、以上2件を議題とします。本案に対する討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。これから採決します。議案第 49 号 平成 23 年度都農町国民健康保険病院事業会計決算認定について、議案第 50 号 平成 23 年度都農町水道事業会計決算認定について、以上2件について、各常任委員会委員長の報告は全会一致原案可決であります。各常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議案第 49 号、議案第 50号については、各常任委員会委員長報告のとおり認定されました。 次に議案第 51 号 都農町税条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 15号)、議案第 52 号 都農町消防基金条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 16号)、議案第 53号 都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例(平成 24年都農町条例第 17 号)の以上3件を議題とします。本案に対する討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。これから採決します。議案第 51 号 都農町税条例の一部を改正する条例(平成 24年都農町条例第15 号)、議案第 52 号 都農町消防基金条例の一部を改正する条例(平成 24 年都農町条例第 16号)、議案第 53号 都農町企業立地促進条例の一部を改正する条例(平成 24年都農町条例第 17 号)、以上3件について、総務産業建設常任委員会委員長の報告は全会一致原案可決であります。総務産業建設常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議案第 51 号、議案第 52 号、議案第 53 号については、総務産業建設常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に議案第 54 号 平成 24年度都農町一般会計補正予算(第3号)、議案第 55号 平成 24 年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算(第1号)、議案第 56 号 平成 24年度都農町水道事業会計補正予算(第2号)、議案第 57 号 平成 24 年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第 58 号 平成 24 年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)、議案第 59 号 平成 24 年度都農町後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の以上6件を議題とします。本案に対する討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。これから採決します。 議案第 54 号 平成 24 年度都農町一般会計補正予算(第3号)、議案第 55 号 平成24 年度都農町国民健康保険病院事業会計補正予算(第1号)、議案第 56 号 平成 24 年度都農町水道事業会計補正予算(第2号)、議案第 57 号 平成 24 年度都農町東都農地区簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第 58 号 平成 24 年度都農町介護保険特別会計(保険事業勘定)補正予算(第1号)、議案第 59 号 平成 24 年度都農町後

Page 146: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

143

期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、以上6件について、各常任委員会委員長の報告は全会一致原案可決であります。各常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議案第 54 号、議案第 55号、議案第 56号、議案第 57号、議案第 58号、議案第 59号については、各常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 次に議案第 60 号 平成 24 年度宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてを議題とします。本案に対する討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。これから採決します。議案第 60 号 平成 24年度宮崎県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、文教厚生常任委員会委員長の報告は全会一致原案可決であります。文教厚生常任委員会委員長報告のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議案第 60 号については、文教厚生常任委員会委員長報告のとおり可決されました。 ここで暫時休憩します。 (午前10時18分 休憩) (午前10時30分 開議) ○議長(多田 久) 休憩前に引き続き会議を開きます。ここで議長が読み間違いをしておりましたので、議案第 60 号の朗読のときに頭の方に平成 24 年度といったそうであります。これを取り消し、訂正致します。ここで疋田 格議員から発言の申し出がありましたので発言を許します。疋田 格議員 ○疋田 格議員 先ほどの委員長報告の中で、議案第 48 号におきまして特別会計のところを平成 23 年度都農町国民健康保険特別会計の中に病院が入っていたそうですので、それを取り消して平成 23 年度都農町国民健康保険特別会計と致します。それと議案第58 号並びに議案第 59 号の説明で、以下は平成 22 年度事業費の精算等であるということでありましたが 23 年度であります。訂正致します。 ○議長(多田 久) (「議長」と呼ぶ者あり)緊急動議ですか。(「いやいや、訂正」と呼ぶ者あり)訂正ですか。黒木政次議員の方から発言の申し出がありますので、これを許します。黒木政次議員

Page 147: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

144

○黒木政次議員 先ほどの委員長の質問の中で、病院の不納欠損額と未済額のことを言いましたけど、これは国民保険税のことでしたので訂正致します。 日程第日程第日程第日程第3333 議案第議案第議案第議案第 63636363 号号号号~~~~日程第日程第日程第日程第4444 議案第議案第議案第議案第 64646464 号号号号 ○議長(多田 久) 日程第3 議案第 63 号 平成 24 年度都農町一般会計補正予算(第4号)、日程第4 議案第 64 号 工事請負契約の締結についてを議題とします。 提案理由の説明を求めます。町長 ○町長(河野正和) それでは提案理由の説明を申し上げます。 別冊の議案第議案第議案第議案第 63636363 号号号号 平成平成平成平成 24242424 年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算年度都農町一般会計補正予算((((第第第第4444号号号号))))についてであります。今回の補正は、去る8月 25 日に行われました宮崎県消防操法大会で東分団第4部が見事優勝を勝ち取り、県代表として 10 月に東京都で行われます全国消防操法大会に出場することになったことから、大会出場のための費用 732 万 7,000 円と、8月 27日に行われました全国和牛能力共進会宮崎県代表牛決定検査会で永友淨氏所有牛が県代表に選ばれ、10 月に長崎県で行われます全国共進会に出場することになったことから出場補助金として 100 万円を補正するものであります。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ 832 万 7,000 円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ 52 億7,376 万 6,000 円といたすものでございます。この財源として、地方交付税・繰入金・諸収入を計上いたしております。 続いて議案書の1ページ、議案第議案第議案第議案第 64646464 号号号号 工事請負契約工事請負契約工事請負契約工事請負契約のののの締結締結締結締結についてについてについてについてであります。本議案は地方自治法(昭和 22 年法律第 67 号)第 96 条第1項第5号の規定に基づき平成 24 年度にぎわい拠点歩道橋新設工事の請負契約を締結するにあたり、議会の議決を求めるものであります。契約につきましては指名競争入札に付し、金額を 8,452 万5,000 円とし、契約の相手方は宮崎県児湯郡都農町大字川北 16813 番地2、株式会社五幸建設都農支店支店長 河野和徳氏であります。工事内容につきましては、歩道橋の上部、下部工事及び取付道路工事並びに排水路の付替え工事であります。 以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしくご審議をいただきご決定いただきますようにお願い申し上げます。 ○議長(多田 久) 以上で、提案理由の説明は、終わりました。 質疑質疑質疑質疑 ○議長(多田 久) これか上程議案にら対する質疑を行います。 議案第 63 号 平成 24 年度都農町一般会計補正予算(第4号)を議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終ります。

Page 148: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

145

議案第 64 号 工事請負契約の締結についてを議題とします。本案に対する質疑を行います。質疑は、ありませんか。河野文明議員 ○河野文明議員 この工事請負費に対しては予算額はいくらだったんでしょうか。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 8,465 万 7,000 円であります。 ○議長(多田 久) 河野文明議員 ○河野文明議員 入札率は何パーセントになりますかね。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 99.8パーセントです。 ○議長(多田 久) 河野文明議員 ○河野文明議員 公共事業の入札率がよく審議されるところですが、非常に高い入札率というようなことで…感じるわけですがこの入札に対して町長はどうお考えでしょうか。 ○議長(多田 久) 町長 ○町長(河野正和) 申し訳ございません。あまりにも抽象的でどのようにお考えかと言われても結果でございますので申し上げようがございません。一般的に最近の土木工事といいますのは我々が用いている積算システムと同様のものを民間人は使っているということでございまして、非常に高い精度で我々の設計額と同じような金額になるというふうなことはお聞きしているところでございます。それ以上のことについては、もう少し詳しくどのようにというふうにお聞きいただければお答えできるかと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。疋田 格議員 ○疋田 格議員 それでは質問いたします。当初の計画は歩道でしたよね、車が通らない。その時の計算、予定価格というかあれは 4,400 万、以後に、緊急の場合があるからということで車道対応にするということになりました。その時、私の記憶はいつもあれなんですけど、6,000 万ぐらいになるのかなというそういうニュアンスでありました。今回いきなり工事請負契約の議案が出されたわけなんですけど、積算して予定価格が出

Page 149: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

146

ているわけなんですけれども、予定価格が出た時点に入札が事後あるわけなんですがあらかじめこれくらいになりましたとか、そういう説明が議会の方にあってもよかったんじゃないかなと思います。なぜかというと工事費用を下げるようにという付帯意見も出されておりますので、いきなりこうなりましたと出されるよりか、当初考えていたよりかちょっと高くなってこういうふうになりました。そういう議会に対しての説明があってよかったんではと思われますがそういうところはいかかでしょうか。 ○議長(多田 久) 総合政策課長 ○総合政策課長(河野博文) 入札を控えているということで金額を報告しなかったという理由であります。今後、大まかに報告をさせていただきたいと思います。 ○議長(多田 久) ほかにありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで質疑を終ります。お諮りします。ただいま上程されております議案第63 号、議案第 64 号については委員会付託を行わず、議案ごとにただちに討論・採決したいと思いますが、ご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、議案第 63 号、議案第 64 号については、委員会付託を省略して、議案ごとにただちに討論・採決することに決定しました。 討論討論討論討論・・・・採決採決採決採決 ○議長(多田 久) 議案第 63号 平成 24 年度都農町一般会計補正予算(第4号)についてを議題とします。これから討論・採決します。本案に対する討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。 これから採決します。議案第 63 号 平成 24 年度都農町一般会計補正予算(第4号)について、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議案第 63 号は、原案のとおり可決されました。 議案第 64 号 工事請負契約の締結についてを議題とします。本案に対する討論を行います。討論は、ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。 これから採決します。議案第 64 号 工事請負契約の締結について原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議案第 64 号は、原案のとおり可決されました。 日程第日程第日程第日程第5555 議員発議第議員発議第議員発議第議員発議第3333号号号号 地球温暖化対策地球温暖化対策地球温暖化対策地球温暖化対策にににに関関関関するするするする「「「「地方財源地方財源地方財源地方財源をををを確保確保確保確保・・・・充実充実充実充実するするするする仕組仕組仕組仕組みみみみ」」」」のののの構築構築構築構築をををを求求求求めるめるめるめる意見書意見書意見書意見書((((案案案案))))

Page 150: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

147

○議長(多田 久) 日程第5 議員発議第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書(案)を議題とします。提出者は、永友明人議員です。賛成者は、疋田 格議員、三輪隆之議員です。ここで提出者は前に出てきてください。本案の趣旨説明は事務局長をもって行います。 ○議会事務局長(土工 勉) それでは、説明をいたします。地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書(案)についてであります。 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、「森林の公益的機能」など環境への国民の関心と期待は大きくなっています。 このような中、「森林吸収源対策などの地球温暖化対策に関する地方の財源確保」については、「平成25年度実施に向けた成案を得るべく更に検討を進める」とされています。 しかしながら、これら市町村では、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取組むための恒久的・安定的な財源が大幅に不足しております。 このためよって、地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」を早急に構築するように国に求めるものであります。 以上です。 ○議長(多田 久) 以上で趣旨説明は終わりました。これから、本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで、質疑を終わります。以上で本案に対する質疑を終結します。お諮りします。ただいま上程しています、議員発議第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書(案)については、委員会付託を省略して、ただちに討論、採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、議員発議第3号については、委員会付託を省略して、ただちに討論、採決することに決定しました。 これから討論を行います。本案に対する討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。 これから採決します。議員発議第3号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書(案)について、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議員発議第3号については、原案のとおり可決されました。 日程第日程第日程第日程第6666 議員発議第議員発議第議員発議第議員発議第4444号号号号 二次医療圏設定変更二次医療圏設定変更二次医療圏設定変更二次医療圏設定変更にににに関関関関するするするする意見書意見書意見書意見書((((案案案案)))) ○議長(多田 久) 日程第6 議員発議第4号 二次医療圏設定変更に関する意見書(案)を議題とします。提出者は、疋田 格議員です。賛成者は、永友明人議員、稲山

Page 151: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

148

勝一議員です。提出者は前に出てきてください。本案の趣旨説明は事務局長をもって行います。 ○議会事務局長(土工 勉) 二次医療圏設定変更に関する意見書(案)についての趣旨説明を行います。これは厚生労働省が今年3月に各都道府県に新たな医療計画を策定するよう通達を出したことにより、人口規模が 20 万人未満でかつ一般病床の流出患者割合が 20%以上の二次医療圏については見直しを図るというものであります。 西都児湯地域では、よりいっそうの医療充実を図ろうとしているところであり、西都児湯医療圏が隣接する医療圏と統合されると医療施設が都市部に集中し、病院までの距離など患者さんにとって負担が増大するとともに、患者さんの流出や人口の減少にもつながると思われます。このため、県に二次医療圏の設定変更を行わないように求めるものであります。詳細は、配布しておりますものをご覧ください。 ○議長(多田 久) 以上で趣旨説明は終わりました。これから、本案に対する質疑を行います。質疑ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「質疑なし」と認めます。これで、質疑を終わります。以上で本案に対する質疑を終結します。お諮りします。ただいま上程しています、議員発議第4号 二次医療圏設定変更に関する意見書(案)については、委員会付託を省略して、ただちに討論、採決したいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、議員発議第4号については、委員会付託を省略して、ただちに討論、採決することに決定しました。 これから討論を行います。本案に対する討論はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「討論なし」と認めます。これで討論を終ります。以上で本案に対する討論を終結します。 これから採決します。議員発議第4号 二次医療圏設定変更に関する意見書(案)について、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。賛成9人、反対0人、全員賛成であります。したがって、議員発議第4号は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。ただいま可決されました意見書2件の取り扱いについては、議長に一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、議員発議の意見書2件の取り扱いについては、議長に一任することに決定しました。 日程第日程第日程第日程第7777 議員議員議員議員のののの派遣派遣派遣派遣についてについてについてについて ○議長(多田 久) 日程第7 議員の派遣についてを議題とします。議員を派遣する場合は、地方自治法第 100 条第 13 項及び会議規則第 121 条の規定により、議会の議決が必要であります。お諮りします。別紙で配布されています議員派遣のとおり決定する

Page 152: i j.doc) - Tsuno8; 5JI 8 o ß< ) _ÝÎ " % ¼¯ V% Å # 4R+ 1 I ! "¼ $½ ()*ÑÒCzÎqr - ø `O 4 -n 3 4s+ 1n ' 45JI | ( 3 o 4Å JM JMJM JM ,-.NOP,-.NOP /Q /Q RR RRST ST

149

ことにご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、別紙のとおり議員を派遣することに決定しました。 日程第日程第日程第日程第8888 閉会中閉会中閉会中閉会中のののの議会運営委員会所掌事務議会運営委員会所掌事務議会運営委員会所掌事務議会運営委員会所掌事務のののの継続調査継続調査継続調査継続調査のののの件件件件 ○議長(多田 久) 日程第8 閉会中の議会運営委員会所掌事務の継続調査の件を議題とします。議会運営委員長から会議規則第 75 条の規定によりお手元に配付しました「本会議の会期日等及び議会運営に関する事項」について、閉会中の継続調査の申し出がありました。お諮りします。議会運営委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに、ご異議ありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり)「異議なし」と認めます。したがって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。 以上で、本日の日程は、全部終了しました。ここで、上着を着用してください。 これで平成 24年第3回都農町議会定例会を閉会します。 (午前10時53分 閉会)